JP3638829B2 - 自動車のシート支持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、自動車の車体のフロアパネル上に配設されるシートの支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車には、従来、実開平4‐108433号公報で示されたものがある。
【0003】
上記公報のものによれば、車体が、左右側壁と、これら左右側壁の各下端部の間に配設されると共にこれら各側壁の各下端部に支持されるフロアパネルとを備え、このフロアパネル上にシートが配設されている。
【0004】
また、上記シートは、上記フロアパネルの上方に配設されて着座者が腰掛け可能とされるシートクッションと、このシートクッションを上記フロアパネルに支持させるレッグとを備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記シートのレッグは上下に長いものであり、また、このレッグは、通常、前後方向の外力に対する強度よりも車体の幅方向の外力に対する強度が低くなりがちである。
【0006】
このため、特に、自動車の車体側面にその外側方から何らかの物体が衝突する側突時には、この衝突による衝撃力が上記シートのレッグに作用して、このレッグが変形し易くなるおそれがある。
【0007】
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、自動車の側突時に、シートのレッグが容易には変形しないようにして、シート上に着座者が強固に支持されるようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の自動車のシート支持装置は、次の如くである。
【0009】
請求項1の発明は、車体1が、左右側壁2,2と、これら左右側壁2,2の各下端部の間に配設されると共にこれら各側壁2,2の各下端部に支持されるフロアパネル3とを備え、このフロアパネル3上にシート14を配設し、このシート14が、上記フロアパネル3の上方に配設されて着座者が腰掛け可能とされるシートクッション15と、このシートクッション15を上記フロアパネル3に支持させるレッグ17とを備えた自動車において、
【0010】
上記フロアパネル3とレッグ17との間に車体1の幅方向に延びる支持部材36を介設し、この支持部材36を介し上記レッグ17をフロアパネル3上に支持させ
【0011】
体1の側面視で、上記支持部材36を箱形の閉断面構造とし
【0012】
上記フロアパネル3に対し上記支持部材36を固着させると共に、この支持部材36に対し上記レッグ17の下端部を固着させ、これら両固着部を車体1の幅方向で互いにほぼ同じところに位置させ、車体1の幅方向で、上記シート14を一側壁2に隣り合うよう配設し、上記支持部材36の上記一側壁2側の端部をこの一側壁2に結合させ、この結合部を車体1の幅方向で上記両固着部から偏位させると共に、車体1の幅方向で上記両固着部から結合部に至る上記支持部材36の中途部に、上下に延びるビード42を成形したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
【0014】
図2において、符号1は自動車の板金製車体で、矢印Frはこの自動車の前方を示している。なお、下記する左右とは、上記前方に向っての車体1の幅方向(以下、単に「幅方向」という)をいうものとする。
【0015】
上記車体1は、左右側壁2,2と、これら左右側壁2,2の各下端部の間に配設されると共にこれら各側壁2の下端部に支持されるフロアパネル3とを備えている。この場合、各側壁2の下端部にフロアパネル3の「幅方向」の端部がスポット溶接Sにより結合させられて支持されている。また、上記各側壁2,2とフロアパネル3とで囲まれた車体1内部の空間が車室4とされている。
【0016】
上記各側壁2は、上記「幅方向」で対面し互いに結合させられたアウタパネル6とインナパネル7とを備えている。また、上記フロアパネル3は、その左右各側部を構成する一般部9,9と、上記フロアパネル3の「幅方向」における中途部であるほぼ中央部を構成して上方に向って膨出し前後に延びるトンネル部10とを備えている。上記各一般部9とトンネル部10は互いに一体成形され、上記トンネル部10はその断面形状が倒立ほぼU字状とされて強度と剛性とが高められている。なお、上記車体1は、その「幅方向」のほぼ中央を通る垂直な中央仮想平面11を基準としてほぼ左右対称形とされている。
【0017】
上記自動車は上記車室4に設けられるシート装置13を備え、このシート装置13は上記フロアパネル3上に配設されてこのフロアパネル3に支持される「幅方向」で複数のシート14,14を備え、これらシート14,14は上記「幅方向」で上記トンネル部10の各外側方に配設されている。
【0018】
上記各シート14はその前方から着座者が着座可能とされるものであり、上記シート14は、上記フロアパネル3の一般部9の上方に配設されてその前方から着座者が腰掛け可能とされるシートクッション15と、このシートクッション15の下方で上下方向に延びこのシートクッション15を上記フロアパネル3に支持させるそれぞれ左右一対の前、後レッグ16,17と、上記シートクッション15の後端部から上方に向けて突設されてこのシートクッション15に腰掛けた着座者が背もたれ可能とされるシートバック18と、上下方向で上記シートクッション15と各レッグ16,17の上端部との間に介設されて上記シートクッション15をシートバック18と共に上記フロアパネル3と各レッグ16,17に対し前後に移動自在かつ所望の任意位置で係脱自在に係止させるスライドレール手段19とを備えている。
【0019】
上記各シート14に着座した着座者を各シート14上に拘束可能とするシートベルト装置21が設けられている。このシートベルト装置21は、上記「幅方向」で互いに対向する各シート14のシートクッション15の内側部15aの後端部にそれぞれ取り付けられるシートベルトアンカー22と、上記シート14の車体1の外側方がわから延出しその延出端部が上記シートベルトアンカー22に係脱自在に係止されて着座者を拘束可能とするシートベルト23とを備えている。
【0020】
上記シートクッション15は、その下部を構成してシートフレームとしての機能を有する板金製のシートパン25と、このシートパン25に内嵌されてこのシートパン25に支持されるシートクッション本体26とを備え、このシートクッション本体26の厚さを大きくさせて弾性的な座り心地を向上させるため、上記シートパン25の底部25aは球面状となるよう下方に向って膨出させられている。
【0021】
上記各シート14のレッグ16,17のうち、上記シートクッション15の内側部15aを支持する前、後レッグ16,17は、それぞれその下端部が締結具28によりトンネル部10の各側部に強固に固着されて上記フロアパネル3に支持され、一方、上記「幅方向」で上記内側部15aとは反対側の上記シートクッション15の外側部15bを支持する前、後レッグ16,17は、それぞれその下端部が締結具29によりフロアパネル3の各一般部9の外側端部に固着されて上記フロアパネル3に支持されている。
【0022】
上記スライドレール手段19は、上記各レッグ16,17の各上端部に支持されて前後方向に延びる左右一対の固定レール30,30と、これら各固定レール30,30にそれぞれ前後に移動自在となるよう支承されて所望の任意位置で係脱自在に係止される可動レール31とを備え、これら各可動レール31にそれぞれブラケット32が突設され、このブラケット32の突出端部に上記シートパン25の各側端部が締結具34により締結されて支持されている。
【0023】
上記シートクッション15の外側部15bを支持する各シート14のレッグ16,17のうち、後側のレッグ17とフロアパネル3との間に板金製の支持部材36が介設され、この支持部材36を介し上記レッグ17がフロアパネル3上に支持されている。
【0024】
上記支持部材36は、上記レッグ17の下方でフロアパネル3上に固着具であるスポット溶接Sにより固着される基部材37と、上記レッグ17と基部材37との間に介設されて締結具である固着具38により上記基部材37に固着される支持部材本体40とを備えている。上記支持部材本体40は車体1の側面視(図2,5)で、倒立ほぼU字形状なし、前後に対面して上下方向に延びる前面板40aと後面板40b、および、これら両板40a,40bの各上端縁を一体的に結合させる上面板40cとを備え、上記支持部材本体40の上面板40cに上記レッグ17の下端部が上記締結具29により固着させられている。
【0025】
上記支持部材36は、その前後の幅寸法よりも「幅方向」に、より長く延びている。また、上記車体1の側面視(図2,5)で、上記支持部材36は基部材37と支持部材本体40との協同によって箱形の閉断面構造とされている。
【0026】
上記「幅方向」で、上記支持部材36の支持部材本体40における側壁2側の端部は上記シート14のシートクッション15の外側部15bよりも外側方に延出させられており、上記支持部材本体40の端部は上記側壁2のインナパネル7に締結具41により固着されている。これにより、上記レッグ17の下端部は、車体1の側壁2とフロアパネル3とに跨って結合され、レッグ17が十分に補強されている。
【0027】
また、上記支持部材本体40の前面板40aと後面板40bには、それぞれ「幅方向」で複数のビード42が成形され、これら各ビード42はそれぞれ上下に長く延びる形状とされている。
【0028】
上記「幅方向」で互いに隣り合うシート14,14同士を結合させる第1結合部材43が設けられている。この第1結合部材43は、上記トンネル部10の上方に離れた位置で、左右各シート14のシートクッション15の内側部15aを支持するレッグ16,17のうち、後側の左右レッグ17,17の間に配設される板金製の結合部材本体44と、この結合部材本体44の各端部を上記レッグ17に締結により結合させる締結具45とを備えている。この場合、上記第1結合部材43の各端部は、上記スライドレール手段19の上下方向における近傍で上記各レッグ17の上部に結合させられている。
【0029】
上記各シート14におけるシートクッション15の下側である下方近傍で、上記「幅方向」に延びてシート14の左右各側端部同士を結合させる第2結合部材46が設けられている。この第2結合部材46は、前記スライドレール手段19の各ブラケット32をシートパン25に締結させる締結具34によって上記シートパン25に共締めされる左右一対のブラケット47,47と、これらブラケット47,47に溶接により支持されて「幅方向」に延びる円形パイプ製の結合部材本体48とを備え、つまり、上記第2結合部材46は、シートクッション15のシートパン25の左右各側端部を互いに結合させて、このシートパン25を補強している。
【0030】
上記の場合、支持部材36と、第1、第2結合部材43,46は、車体1の前後方向、かつ、上下方向でそれぞれ互いにほぼ同じところに位置させられている。また、上記支持部材36と、第1、第2結合部材43,46は、車体1の前後方向で、前記シートベルトアンカー22と共にシート14のシートクッション15の後部近傍に位置させられている。
【0031】
上記構成によれば、フロアパネル3とレッグ17との間に車体1の「幅方向」に延びる支持部材36を介設し、この支持部材36を介し上記レッグ17をフロアパネル3上に支持させてある。
【0032】
このため、フロアパネル3に対するシートクッション15の上面の高さを所定高さに保つとすれば、上記したようにフロアパネル3とレッグ17との間に支持部材36を介設した分、上記レッグ17の長さを短くさせることができる。
【0033】
しかも、この場合、支持部材36は車体1の「幅方向」に延びていて、この「幅方向」での外力に対する強度は大きいものである。
【0034】
よって、上記したようにレッグ17は、短くされてその強度と剛性が大きくなると共に、上記した強度の大きい支持部材36によりフロアパネル3に強固に支持されることから、自動車の側突時の衝撃力がシート14のレッグ17に上記「幅方向」で作用するとき、このレッグ17が容易に変形するということは確実に防止されて、シート14上に着座者が強固に支持される。
【0035】
また、前記したように、車体1の側面視で、上記支持部材36を箱形の閉断面構造としてある。
【0036】
このため、上記支持部材36には「幅方向」の外力に対し全体的により十分に大きい強度と剛性とが確保され、よって、その分、上記レッグ17は支持部材36によりフロアパネル3に対しより強固に支持されて、上記衝撃力によるレッグ17の変形はより確実に防止される。
【0037】
また、前記したように、「幅方向」で、上記シート14を一側壁2に隣り合うよう配設し、上記支持部材36の上記一側壁2側の端部をこの一側壁2に結合させてある。
【0038】
このため、上記支持部材36は、互いにほぼ直交するよう配置された側壁2とフロアパネル3とに跨って固着されることから、上記「幅方向」の外力に対する上記支持部材36の強度と剛性は更に十分に大きくされ、よって、その分、上記レッグ17は上記支持部材36により側壁2とフロアパネル3に対し更に強固に支持されて、上記衝撃力によるレッグ17の変形は更に確実に防止される。
【0039】
また、前記したように、支持部材本体40には、上下に長く延びるビード42が車体1の「幅方向」で複数成形されており、このため、上記支持部材36の支持部材本体40は上下方向の外力にも十分に大きい強度と剛性とを保持することとなり、よって、上記レッグ17は上記支持部材36によってフロアパネル3上に強固に支持される。
【0040】
また、前記したように、支持部材36の支持部材本体40における「幅方向」の一端部は基部材37、スポット溶接S、および固着具38によりフロアパネル3に固着されると共に上記レッグ17を支持しており、一方、上記支持部材36の支持部材本体40における他端部は「幅方向」で側壁2側に長く延びて締結具41により側壁2に固着されている。しかも、前記したように支持部材本体40には、上下に長く延びるビード42が「幅方向」で複数成形されている。
【0041】
このため、自動車の側突時には、上記支持部材36の車体1の「幅方向」の中途部が、上記ビード42の存在とも相俟って、容易に塑性変形し、これにより、衝突時の衝撃力に基づくエネルギーが吸収され、この衝撃力が緩和される。
【0042】
よって、上記レッグ17に作用する衝撃力が緩和される分、このレッグ17の変形が更に確実に防止される。
【0043】
また、前記したように、上記第1結合部材43が上記隣り合うシート14,14の各レッグ17,17同士を結合している。
【0044】
このため、シート14において、着座者側から大きい負荷が与えられるレッグ17が上記第1結合部材43によって、それぞれより確実に補強され、もって、着座者はシート14上に更に強固に支持される。
【0045】
また、上記各シート14はその前方から着座可能なものであり、一方、上記支持部材36と第1結合部材43は、シート14の側面視でそのシートクッション15の後部の下方に位置させられているため、上記支持部材36と第1結合部材43がシート14に対する着座者の着座動作などの邪魔になるということはより確実に防止される。
【0046】
また、前記したように、各シート14におけるシートクッション15の下側で、上記シート14の左右各側部同士を結合させる第2結合部材46を設けてある。
【0047】
このため、自動車の側突時の衝撃力が上記シート14に与えられたとき、このシート14のシートクッション15等が「幅方向」で縮小するよう変形するということは上記第2結合部材46によって、より確実に防止され、シート14に対する着座者への衝撃力の影響が少なくて済む。
【0048】
なお、以上は図示の例によるが、上記構成に加え、もしくは、これに代えて、上記前側の左右レッグ16,16に上記支持部材36と、第1、第2結合部材43,46を適用して、これら36,43,46を車体1の前後方向で、シート14におけるシートクッション15の前部近傍に位置させてもよい。
【0049】
【発明の効果】
本発明による効果は、次の如くである。
【0050】
請求項1の発明は、車体が、左右側壁と、これら左右側壁の各下端部の間に配設されると共にこれら各側壁の各下端部に支持されるフロアパネルとを備え、このフロアパネル上にシートを配設し、このシートが、上記フロアパネルの上方に配設されて着座者が腰掛け可能とされるシートクッションと、このシートクッションを上記フロアパネルに支持させるレッグとを備えた自動車において、
【0051】
上記フロアパネルとレッグとの間に車体の「幅方向」に延びる支持部材を介設し、この支持部材を介し上記レッグをフロアパネル上に支持させてある。
【0052】
このため、フロアパネルに対するシートクッションの上面の高さを所定高さに保つとすれば、上記したようにフロアパネルとレッグとの間に支持部材を介設した分、上記レッグの長さを短くさせることができる。
【0053】
しかも、この場合、支持部材は車体の「幅方向」に延びていて、この「幅方向」での外力に対する強度は大きいものである。
【0054】
よって、上記したようにレッグは、短くされてその強度と剛性が大きくなると共に、上記した強度の大きい支持部材によりフロアパネルに強固に支持されることから、自動車の側突時の衝撃力がシートのレッグに上記「幅方向」で作用するとき、このレッグが容易に変形するということは確実に防止されて、シート上に着座者が強固に支持される。
【0055】
また、車体の側面視で、上記支持部材を箱形の閉断面構造としてある。
【0056】
このため、上記支持部材には車体の「幅方向」の外力に対し全体的により十分に大きい強度と剛性とが確保され、よって、その分、上記レッグは支持部材によりフロアパネルに対しより強固に支持されて、上記衝撃力によるレッグの変形はより確実に防止される。
【0057】
また、上記フロアパネルに対し上記支持部材を固着させると共に、この支持部材に対し上記レッグの下端部を固着させ、これら両固着部を車体の「幅方向」で互いにほぼ同じところに位置させ、車体の「幅方向」で、上記シートを一側壁に隣り合うよう配設し、上記支持部材の上記一側壁側の端部をこの一側壁に結合させ、この結合部を車体の幅方向で上記両固着部から偏位させると共に、車体の幅方向で上記両固着部から結合部に至る上記支持部材の中途部に、上下に延びるビードを成形してある。
【0058】
このため、上記支持部材は、互いにほぼ直交するよう配置された側壁とフロアパネルとに跨って固着されることから、上記「幅方向」の外力に対する上記支持部材の強度と剛性は更に十分に大きくされ、よって、その分、上記レッグは上記支持部材により側壁とフロアパネルに対し更に強固に支持されて、上記衝撃力によるレッグの変形は更に確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート装置の背面図である。
【図2】シート装置の側面図である。
【図3】シート装置の平面図である。
【図4】図1の部分拡大図である。
【図5】図1の5‐5線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 車体
2 側壁
3 フロアパネル
4 車室
13 シート装置
14 シート
15 シートクッション
15a 内側部
15b 外側部
16,17 レッグ
18 シートバック
19 スライドレール手段
36 支持部材
37 基部材
38 固着具
40 支持部材本体
40a 前面板
40b 後面板
40c 上面板
41 締結具
42 ビード

Claims (1)

  1. 車体が、左右側壁と、これら左右側壁の各下端部の間に配設されると共にこれら各側壁の各下端部に支持されるフロアパネルとを備え、このフロアパネル上にシートを配設し、このシートが、上記フロアパネルの上方に配設されて着座者が腰掛け可能とされるシートクッションと、このシートクッションを上記フロアパネルに支持させるレッグとを備えた自動車において、
    上記フロアパネルとレッグとの間に車体の幅方向に延びる支持部材を介設し、この支持部材を介し上記レッグをフロアパネル上に支持させ
    体の側面視で、上記支持部材を箱形の閉断面構造とし
    上記フロアパネルに対し上記支持部材を固着させると共に、この支持部材に対し上記レッグの下端部を固着させ、これら両固着部を車体の幅方向で互いにほぼ同じところに位置させ、車体の幅方向で、上記シートを一側壁に隣り合うよう配設し、上記支持部材の上記一側壁側の端部をこの一側壁に結合させ、この結合部を車体の幅方向で上記両固着部から偏位させると共に、車体の幅方向で上記両固着部から結合部に至る上記支持部材の中途部に、上下に延びるビードを成形した自動車のシート支持装置。
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