JP2012140044A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドエアバッグを早期に展開させることができる車両用シートを得る。
【解決手段】本車両用シートでは、シートバック14のシートバックパッド18は、サイドエアバッグ30の膨張圧を受けて展開する外側展開部18A及び内側展開部18Bの一部が、ダイラタント特性を有する材料からなるダイラタント部材44、46によって構成されている。このため、サイドエアバッグ30が膨張する際には、サイドエアバッグ30からの衝撃力によってダイラタント部材44、46が瞬時に硬化する。これにより、外側展開部18A及び内側展開部18B並びにこれらを被覆するシート表皮20の変形が抑制されるので、当該変形によってシート表皮20の縫製部22へのバッグ膨張圧の伝達が遅れることを回避できる。その結果、縫製部22を早期に開裂させてシートバックパッド18を早期に展開(拡開)させることが可能になる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用シートに係り、特にサイドエアバッグ装置を搭載した車両用シートに関する。
下記特許文献1に示された車両側部のエネルギ吸収構造では、シートバックのサイド部には、表皮材(シート表皮)によって被覆されたパッド(シートバックパッド)が配設されている。このシートバックパッドは、パッド本体とインサート部材とからなり、両者の間には破断用境界部が設定されている。この破断用境界部は、サイド部に内設されたエアバッグユニットの前方側に配置されており、エアバッグが膨張した際には、シートバックパッドが破断用境界部において拡開破断すると共に、シート表皮の縫目(縫製部)が開裂し、エアバッグがサイド部の前方側へ展開する。
上述のエネルギ吸収構造では、インサート部材の硬度がパッド本体の硬度よりも高く設定されている。このため、インサート部材がパッド本体と同化し難くなっており、シートバックパッドが破断用境界部において容易に拡開破断するようになっている。これにより、エアバッグの展開安定性を向上させるようにしている。
特許第3722562号公報
しかしながら、上述のエネルギ吸収構造では、エアバッグの膨張圧によってシートバックパッドが潰れること、及びシートバックパッドとシート表皮がシートバックの上下方向から見て円形断面形状に変形すること等により、適正時間内ではあるがシート表皮の縫製部の開裂が遅れることが考えられる。このため、サイドエアバッグの展開を早期化する点で改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、サイドエアバッグを早期に展開させることができる車両用シートを得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係る車両用シートは、シートバックのクッション材を構成すると共に、前記シートバックにおける車両幅方向外側のサイド部内に空洞部を形成したシートバックパッドと、前記シートバックパッドを被覆すると共に、前記サイド部の前端側に配置された部位に縫製部が設けられたシート表皮と、前記空洞部内に配設され、インフレータから発生したガスによって膨張すると共に、前記サイド部の前部側において前記シートバックパッドを車両幅方向外側の外側展開部と当該外側展開部よりも車両幅方向内側の内側展開部とに展開させつつ前記縫製部を開裂させて車両前方側へ展開するサイドエアバッグと、を備え、前記外側展開部及び前記内側展開部の少なくとも一部がダイラタント特性を有する材料からなるダイラタント部材によって構成されている。
請求項1に記載の車両用シートでは、シートバックの車両幅方向外側のサイド部内には、シートバックパッドによって形成された空洞部が設けられている。この空洞部内に配設されたインフレータが作動すると、当該空洞部内に配設されたサイドエアバッグが膨張し、シートバックパッドにサイドエアバッグの膨張圧が加えられる。これにより、シートバックパッドがサイド部の前部側において外側展開部と内側展開部とに展開(拡開)すると共にシート表皮の縫製部が開裂し、サイドエアバッグが車両前方側へ展開する。
ここで、上述のシートバックパッドは、外側展開部及び内側展開部の少なくとも一部がダイラタント特性を有する材料からなるダイラタント部材によって構成されている。このため、上述の如くサイドエアバッグが膨張する際には、サイドエアバッグからの衝撃力によってダイラタント部材が瞬時に硬化する。これにより、上記少なくとも一部及びこれを被覆するシート表皮の変形が抑制されるので、当該変形によってシート表皮の縫製部へのバッグ膨張圧の伝達が遅れることを回避できる。その結果、シート表皮の縫製部を早期に開裂させてシートバックパッドを早期に拡開させることが可能になるので、サイドエアバッグを早期に展開させることが可能になる。なお、請求項1に記載の空洞部には、開断面形状のものが含まれる。
請求項2に記載の発明に係る車両用シートは、請求項1に記載の車両用シートにおいて、前記インフレータは、前記サイドエアバッグ内の後端部に配設され、ダイラタント部材の後端は、前記シートバックの上下方向から見た前記インフレータの中心よりも車両後方側に配置されている。
請求項2に記載の車両用シートでは、インフレータがサイドエアバッグ内の後端部に配設されている。このため、サイドエアバッグは、インフレータよりも車両前方側へ膨張するが、ダイラタント部材の後端は、シートバックの上下方向から見たインフレータの中心よりも車両後方側に配置されている。これにより、サイドエアバッグがダイラタント部材の後端とインフレータとの間へ膨張する(入り込む)ことを防止できる。
請求項3に記載の発明に係る車両用シートは、請求項1又は請求項2に記載の車両用シートにおいて、一端側が前記縫製部に縫合されると共に他端側が前記シートバックのフレームに係止され、前記サイドエアバッグの膨張圧を受けて伸張することにより前記膨張圧を前記縫製部に伝達する力布を備え、前記ダイラタント部材は、前記サイドエアバッグと前記力布との間に配置されている。
請求項3に記載の車両用シートでは、一端側がシート表皮の縫製部に縫合され、他端側がシートバックフレームに係止された力布が、サイドエアバッグの膨張圧を受けて伸張することにより、縫製部にバッグ膨張圧が伝達される。しかも、ダイラタント部材は、サイドエアバッグと力布との間に配置されている。このため、サイドエアバッグが膨張する際には、サイドエアバッグからの衝撃力によってダイラタント部材が瞬時に硬化することにより、力布を迅速に伸張させることができる。つまり、ダイラタント部材の代わりに通常のパッド材が配設されている場合には、パッド材の変形により力布の伸張が遅れることになるが、本発明では力布の迅速な伸張によって縫製部に早期にバッグ膨張圧を伝達することができる。これにより、縫製部の開裂を一層早めることができる。
請求項4に記載の発明に係る車両用シートは、請求項1又は請求項2に記載の車両用シートにおいて、一端側が前記縫製部に縫合されると共に他端側が前記シートバックのフレームに係止され、前記サイドエアバッグの膨張圧を受けて伸張することにより前記膨張圧を前記縫製部に伝達する力布を備え、前記ダイラタント部材は、前記シート表皮と前記力布との間に配置されている。
請求項4に記載の車両用シートでは、一端側がシート表皮の縫製部に縫合され、他端側がシートバックフレームに係止された力布が、サイドエアバッグの膨張圧を受けて伸張することにより、縫製部にバッグ膨張圧が伝達される。しかも、ダイラタント部材は、シート表皮と力布との間に配置されている。このため、サイドエアバッグが膨張する際には、サイドエアバッグからの衝撃力が力布を介してダイラタント部材に加えられることにより、ダイラタント部材が瞬時に硬化し、力布及びシート表皮の変形が抑制される。これにより、シート表皮の縫製部に早期にバッグ膨張圧を伝達することができるので、縫製部の開裂を一層早めることができる。
請求項5に記載の発明に係る車両用シートは、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両用シートにおいて、前記ダイラタント部材は、前記外側展開部の少なくとも一部を構成すると共に、前記シートバックのフレームに対して車両幅方向外側にオーバーラップして配置された侵入抑制部を有する。
請求項5に記載の車両用シートでは、車両の側面衝突時に車体側部(サイドドアなど)がシートバックのサイド部に衝突すると、その衝撃力によって、外側展開部の少なくとも一部を構成するダイラタント部材が瞬時に硬化する。このダイラタント部材は、シートバックのフレームに対して車両幅方向外側にオーバーラップして配置された侵入抑制部を有している。このため、シートバックのフレームと車体側部との間に、硬化した侵入抑制部が介在することにより、車両幅方向内側(乗員側)への車体側部の侵入が抑制される。これにより、サイドエアバッグの展開スペースを十分に確保することができる。
以上説明したように、本発明に係る車両用シートでは、サイドエアバッグを早期に展開させることができる。
本発明の第1実施形態に係る車両用シートの構成を示す斜視図である。 図1の2−2線に沿った切断面を示す拡大横断面図である。 従来例を説明するための図2に対応する横断面図であり、(A)はサイドエアバッグが膨張する前の状態を示す図であり、(B)はサイドエアバッグの膨張途中の状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用シートの部分的な構成を示す図2と同様の横断面図である。 本発明の第3実施形態に係る車両用シートの部分的な構成を示す図2と同様の横断面図である。 本発明の第4実施形態に係る車両用シートの部分的な構成を示す図2と同様の横断面図である。 本発明の第5実施形態に係る車両用シートの部分的な構成を示す図2と同様の横断面図である。 本発明の第6実施形態に係る車両用シートの部分的な構成を示す図2と同様の横断面図である。 本発明の第7実施形態に係る車両用シートの部分的な構成を示す図2と同様の横断面図である。 本発明の第8実施形態に係る車両用シートの部分的な構成を示す図2と同様の横断面図である。 本発明の第9実施形態に係る車両用シートの部分的な構成を示す図2と同様の横断面図である。 本発明の第10実施形態に係る車両用シートの部分的な構成を示す図2と同様の横断面図である。 本発明の第10実施形態の比較例(従来例)を示す図2と同様の横断面図である。 本発明の第11実施形態に係る車両用シートの部分的な構成を示す図2と同様の横断面図である。 本発明の第12実施形態に係る車両用シートの部分的な構成を示す図2と同様の横断面図である。 本発明の第13実施形態に係る車両用シートの部分的な構成を示す図2と同様の横断面図である。
<第1の実施形態>
以下、図1〜図3を用いて、本発明の第1実施形態に係る車両用シート10について説明する。なお、各図中に適宜示される矢印FRは車両前方側を示し、矢印UPは車両上方側を示し、矢印INは車両幅方向内側を示している。また、本第1実施形態では、車両用シート10の前方向、上方向、幅方向は、車両の前方向、上方向、幅方向と一致している。
本第1実施形態に係る車両用シート10は、自動車のフロントシートであり、図1に示されるように、乗員が着座するシートクッション12と、このシートクッション12の後端部に傾倒可能に支持されて乗員の背もたれとして利用されるシートバック14と、を含んで構成されている。
シートバック14は、シート幅方向中央部に配置され、乗員の背中を直接支持するシートバック本体部14Aと、このシートバック本体部14Aの車幅方向外側の端部に一体的に設けられたドア側サイド部14B(車両幅方向外側のサイド部)と、シートバック本体部14Aの車幅方向内側の端部に一体的に設けられたトンネル側サイド部14Cとを備えている。なお、ドア側サイド部14B及びトンネル側サイド部14Cは、何れも車両前方側へ隆起した形状になっており、所謂サイドサポートとして機能する。
図2に示されるように、ドア側サイド部14Bの略中央には、パイプ材によって形成されてシートバック14のフレーム16(以下、シートバックフレーム16という)を構成するフレームサイド部16Aがシートバック14の上下方向に沿って配設されている。なお、シートバックフレーム16は、シートバック14の前方側から見て下方が開放された略逆U字状に構成されており、その内の両サイドにフレームサイド部16Aが配置されている。これらのフレームサイド部16Aの間には、複数のワイヤフレーム17が掛け渡されている。
上述のシートバックフレーム16には、シートバックパッド18が取り付けられている。このシートバックパッド18は、シートバック14のクッション材を構成しており、シート表皮20によって被覆されている。このシート表皮20には、ドア側サイド部14Bの前端部に配置された部位に、車両上下方向に延びる縫製部22が設けられている。また、シートバックパッド18は、ドア側サイド部14B内に空洞部24を形成しており、当該空洞部24内には、サイドエアバッグ装置を構成するサイドエアバッグモジュール26が配設されている。
サイドエアバッグモジュール26は、ガス発生手段としてのインフレータ28、及びインフレータ28から噴出されたガスによって車両前方側へ膨張展開するサイドエアバッグ30を備えている。サイドエアバッグ30は、布や樹脂シート等のシート状の材料によって袋状に縫製されたものであり、折り畳まれた状態で空洞部24内に配設されている。このサイドエアバッグ30は、容易に破断するラップ材32によって包まれることにより折り畳まれた状態に保持されている。
一方、インフレータ28は、円柱状に形成されており、サイドエアバッグ30の内部に収容されている。このインフレータ28は、軸線方向がシートバック14の上下方向に沿う状態でサイドエアバッグ30内の後端部に配置されている。インフレータ28の外周部からは、車両幅方向外側へ向けて上下一対のスタッドボルト34が突出している。これらのスタッドボルト34は、サイドエアバッグ30及びフレームサイド部16Aに溶接されたブラケット36を貫通しており、これらのスタッドボルト34にはナット38が螺合している。これにより、インフレータ28がブラケット36に締結固定されると共に、当該ブラケット36を介してフレームサイド部16Aに支持されている。
このインフレータ28は、図示しないエアバッグECUに接続されており、図示しないエアバッグセンサによる検知信号に基づいてエアバッグECUがサイドエアバッグ装置を作動させるか否かを判定し、エアバッグECUがエアバッグ作動と判定すると所定電流がインフレータ28に通電される構成になっている。インフレータ28が通電されると、インフレータ28の内部に充填されたガス発生剤が燃焼してサイドエアバッグ30内に大量のガスが噴出される。これにより、サイドエアバッグ30がシートバックパッド18の空洞部24内で膨張する。
ここで、本実施形態では、シートバックパッド18は、ウレタンフォームからなるパッド本体部40と、ダイラタント特性を有する材料からなる左右一対のダイラタント部材44、46とによって構成されている。
パッド本体部40は、シートバックパッド18の大部分を構成しており、シートバック本体部14A、ドア側サイド部14B、及びトンネル側サイド部14Cに設けられている。また、このパッド本体部40は、ドア側サイド部14Bの車両幅方向外側部分を構成するパッド外側部40Aと、このパッド外側部40Aの前部からシートバック本体部14A側へ延出され、ドア側サイド部14Bの前部および車両幅方向内側部分を構成するパッド内側部40Bとを備えている。
一方、ダイラタント部材44、46は、例えば、英国のd3oTMlab社が製造する「d3oTM」からなり、本実施形態ではパッド本体部40と一体発泡成形されたものである。なお、「d3oTM」は、衝撃が加わっていないときや衝撃が弱いときは柔軟であるが、強い衝撃が加えられると瞬時に硬化すると共に、優れたエネルギ吸収性能を発揮する材料である。
車両幅方向外側のダイラタント部材44は、パッド外側部40Aに対して車両幅方向内側に配置されており、パッド外側部40Aの内壁面に沿って車両前後方向に延在している。このダイラタント部材44は、フレームサイド部16Aの前端付近に後端が配置されており、サイドエアバッグモジュール26よりも車両前方側に配置された前端側が車両幅方向内側へ向けて湾曲している。
一方、車両幅方向内側のダイラタント部材46は、パッド内側部40Bに対して車両幅方向外側に配置されており、パッド内側部40Bの内壁面に沿って略車両前後方向に延在している。このダイラタント部材46は、シートバック14の上下方向から見たインフレータ28の中心Cよりも車両後方側に後端が配置されており、サイドエアバッグモジュール26よりも車両前方側に配置された前端側が車両幅方向外側へ向けて湾曲している。
これらのダイラタント部材44、46は、インフレータの中心Cと縫製部22とを結ぶ線分上または当該線分の近傍において、前端部を互いに付き合わせており、シートバック14の上下方向から見て車両後方側が開口したU字状に配置されている。つまり、これらのダイラタント部材44、46は、サイドエアバッグモジュール26に対して車両前方側、車両幅方向外側、及び車両幅方向内側から直接対向しており、シートバックパッド18においてサイドエアバッグ30の膨張圧を受ける部位を構成している。
なお、以下の説明では、シートバックパッド18において、ダイラタント部材44及びパッド外側部40Aによって構成される部位を「外側展開部18A」といい、ダイラタント部材46及びパッド内側部40Bによって構成される部位を「内側展開部18B」という。外側展開部18Aは、上記線分に対して車両幅方向外側に配置されており、内側展開部18Bは、上記線分に対して車両幅方向内側に配置されている。
次に、本第1実施形態の作用及び効果について説明する。
上記構成の車両用シート10では、自動車が側面衝突や横転等をすると、エアバッグセンサによる検知信号に基づいてエアバッグECUがサイドエアバッグ装置を作動させるか否かを判定する。この判定が肯定されると、シートバック14のドア側サイド部14Bにおける空洞部24内に配設されたインフレータ28に所定電流が通電される。これにより、インフレータ28が作動すると、サイドエアバッグ30内に大量のガスが噴出され、サイドエアバッグ30が空洞部24内で膨張する。
サイドエアバッグ30の膨張圧は、外側展開部18A(ダイラタント部材44及びパッド外側部40A)と、内側展開部18B(ダイラタント部材46及びパッド内側部40B)を介してシート表皮20の縫製部22に作用する。これにより、シート表皮20の縫製部22が開裂すると共に、パッド外側部40Aとパッド内側部40Bとが分断される。その結果、シートバックパッド18がドア側サイド部14Bの前部側において外側展開部18Aと内側展開部18Bとに展開(拡開)し、サイドエアバッグ30が車両前方側へ展開する。
しかも、上述の如くサイドエアバッグ30が膨張する際には、サイドエアバッグ30からの衝撃力によってダイラタント部材44、46が瞬時に硬化する。これにより、外側展開部18A及び内側展開部18B並びにこれを被覆するシート表皮20の変形が抑制されるので、当該変形によって縫製部22へのバッグ膨張圧の伝達が遅れることを回避できる。その結果、縫製部22が早期に開裂されてシートバックパッド18が早期に拡開するので、従来よりもサイドエアバッグ30を早期に展開させることができる。
これに対し、図3(A)に示される従来例のように、外側展開部18A及び内側展開部18Bがパッド本体部40と同一(又は同様)のウレタンフォームのみによって構成されている場合、サイドエアバッグ30の膨張時には、ドア側サイド部14Bが、図3(B)に示されるような形状に変形することになる。この場合、以下の(1)〜(3)の理由により、縫製部22の開裂が遅くなり、その結果としてサイドエアバッグ30の展開が遅れてしまう。
(1)シート表皮20が伸びる。
(2)外側展開部18A及び内側展開部18B(ウレタンフォーム)が潰れる。
(3)外側展開部18A及び内側展開部18Bとシート表皮20が、シートバック14の上下方向から見て円形断面形状に変形する。
上記のうち(1)については、所謂力布を追加することにより解消することができる。また、(2)については、背景技術の欄で説明した構造のように、外側展開部18Aの材料として硬質なウレタンフォーム等を用いることにより、ある程度は解消することができるが、完全に解消することはできない。
この点、本実施形態では、外側展開部18A及び内側展開部18Bの一部を構成するダイラタント部材44、46が、サイドエアバッグ30からの衝撃力によって瞬時に硬化することにより、上記(1)〜(3)の問題を全て解消することができる。しかも、ダイラタント部材44、46は、通常時には軟質であるため、シートバック16の座り心地が悪化することがなく好適である。
また、本実施形態では、インフレータ28がサイドエアバッグ30内の後端部に配設されているため、サイドエアバッグ30は、インフレータ28よりも車両前方側へ膨張するが、ダイラタント部材46の後端は、シートバック14の上下方向から見たインフレータ28の中心Cよりも車両後方側に配置されている。これにより、サイドエアバッグ30がダイラタント部材46の後端とインフレータ28との間へ膨張する(入り込む)ことを防止できる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、前記第1実施形態と基本的に同様の構成・作用については、前記第1実施形態と同符号を付与し、その説明を省略する。
<第2の実施形態>
図4には、本発明の第2実施形態に係る車両用シートの部分的な構成が図2と同様の横断面図にて示されている。この実施形態は、前記第1実施形態と基本的に同様の構成とされている。但し、この実施形態では、外側展開部18A及び内側展開部18Bの全部が、ダイラタント部材44、46によって構成されている。この実施形態では、サイドエアバッグ30からの衝撃力によってダイラタント部材44、46が硬化することにより、外側展開部18A及び内側展開部18B並びにこれらを被覆するシート表皮20の変形を略完全に防止することができるため、縫製部22を一層迅速に開裂させることができる。
<第3の実施形態>
図5には、本発明の第3実施形態に係る車両用シートの部分的な構成が図2と同様の横断面図にて示されている。この実施形態は、前記第1実施形態と基本的に同様の構成とされている。但し、この実施形態では、前記第1実施形態に係るダイラタント部材46が省略されており、内側展開部18Bがパッド本体部40と同一のウレタンフォームのみによって構成されている。
この実施形態では、内側展開部18Bがサイドエアバッグ30の膨張圧によって変形することを抑制できないため、サイドエアバッグ30の展開早期化効果は減少するが、ドア側サイド部14Bがサイドドア等に押されて乗員側に侵入してきた際には、ウレタンフォームからなる内側展開部18Bが乗員に干渉することになる。この場合、当該内側展開部18Bが低荷重で変形することにより、乗員に加わる荷重を低減することができる。なお、本実施形態は、車体の強度が高い等の理由でサイドエアバッグの展開時間に猶予がある車両に対して特に有効である。
<第4の実施形態>
図6には、本発明の第4実施形態に係る車両用シートの部分的な構成が図2と同様の横断面図にて示されている。この実施形態は、前記第3実施形態と基本的に同様の構成とされている。但し、この実施形態では、外側展開部18Aの全部がダイラタント部材44によって構成されている。この実施形態においても前記第3実施形態と同様の効果を奏する。しかも、サイドエアバッグ30からの衝撃力によってダイラタント部材44が硬化することにより、外側展開部18A及びこれを被覆するシート表皮20の変形を略完全に防止することができる。
<第5の実施形態>
図7には、本発明の第5実施形態に係る車両用シートの部分的な構成が図2と同様の横断面図にて示されている。この実施形態は、前記第4実施形態と基本的に同様の構成とされている。但し、この実施形態では、フレームサイド部16Aが板金材料によって形成されており、空洞部24の内壁にはフェルト50が配設されている。また、この実施形態では、外側展開部18Aを構成するダイラタント部材44とシート表皮20との間に力布52が配設されている。この力布52は、一端部が縫製部22に縫合されると共に他端部がフレームサイド部16Aに係止されており、ダイラタント部材44は、サイドエアバッグ30(サイドエアバッグモジュール26)と力布52との間に配置されている。この力布52は、サイドエアバッグ30の膨張圧を受けて伸張することにより当該膨張圧を縫製部22に伝達する(集中させる)ものである。
この実施形態では、サイドエアバッグ30が膨張する際には、サイドエアバッグ30からの衝撃力によってダイラタント部材44が瞬時に硬化することにより、力布52を迅速に伸張させることができる。つまり、ダイラタント部材44の代わりに通常のパッド材(ウレタンフォームなど)が配設されている場合には、当該パッド材の変形により力布52の伸張が遅れることになるが、本発明では力布52の迅速な伸張によって縫製部22に早期にバッグ膨張圧を伝達することができる。これにより、縫製部22の開裂を一層早めることができる。
<第6の実施形態>
図8には、本発明の第6実施形態に係る車両用シートの部分的な構成が図2と同様の横断面図にて示されている。この実施形態は、前記第5施形態と基本的に同様の構成とされており、外側展開部18Aを構成するダイラタント部材44とシート表皮20との間に力布52が配設されている。なお、図8において、54は、力布52を支持するための支持ブラケットである。この実施形態においても前記第5実施形態と基本的に同様の作用効果を奏する。
<第7の実施形態>
図9には、本発明の第7実施形態に係る車両用シートの部分的な構成が図2と同様の横断面図にて示されている。この実施形態は、前記第1実施形態と基本的に同様の構成とされている。但し、この実施形態では、フレームサイド部16Aが板金材料によって形成されており、エアバッグモジュール26は、エアバッグケース56を備えている。また、この実施形態では、折り畳み状態のサイドエアバッグ30の後部が、インフレータ28に対して車両幅方向外側に配置されており、ダイラタント部材44の後端部は、サイドエアバッグ30の後端よりも車両後方側に延長されている。さらに、この実施形態では、パッド外側部40Aとダイラタント部材44との間には、力布58が配置されており、パッド内側部40Bとダイラタント部材46との間には、力布60が配置されている。力布58は、一端部が縫製部22に縫合されると共に、他端部がフレームサイド部16Aに締結固定された金具62に係止されている。また、力布60は、一端部が縫製部22に縫合されると共に、他端部がフレームサイド部16Aに締結固定された金具64に係止されている。これらの力布58、60は、サイドエアバッグ30の膨張圧を受けて伸張することにより当該膨張圧を縫製部22に伝達するものである。
この実施形態では、サイドエアバッグ30が膨張する際には、サイドエアバッグ30からの衝撃力によってダイラタント部材44、46が瞬時に硬化することにより、力布58、60を迅速に伸張させることができる。これにより、縫製部22の開裂を一層早めることができる。
<第8の実施形態>
図10には、本発明の第8実施形態に係る車両用シートの部分的な構成が図2と同様の横断面図にて示されている。この実施形態は、前記第5実施形態及び前記第6実施形態と基本的に同様の構成とされている。但し、この実施形態では、パッド内側部40Bとエアバッグモジュール26との間には、力布66が配置されている。この力布66は、一端部が縫製部22に縫合されると共に、他端部がフレームサイド部16Aに係止されており、サイドエアバッグ30の膨張圧を受けて伸張することにより当該膨張圧を縫製部22に伝達するものである。なお、図10において、68はエアバッグケースであり、70は不織布である。この実施形態では、前記第5実施形態及び第6実施形態と基本的に同様の作用効果を奏する。しかも、力布66が追加されているため、縫製部22の開裂を一層早めることができる。
<第9の実施形態>
図11には、本発明の第9実施形態に係る車両用シートの部分的な構成が図2と同様の横断面図にて示されている。この実施形態は、前記第1実施形態と基本的に同様の構成とされている。但し、この実施形態では、ダイラタント部材44とエアバッグモジュール26との間には、力布72が配置されており、ダイラタント部材46とエアバッグモジュール26との間には、力布74が配置されている。これらの力布72、74は、各一端部が縫製部22に縫合されている。また、力布72は、他端側がフレームサイド部16Aに巻き掛けられており、力布72の他端部と力布74の他端部が縫合されている。これにより、力布72、74の他端側が直接又は間接的にフレームサイド部16Aに係止(支持)されている。これらの力布72、74は、サイドエアバッグ30の膨張圧を受けて伸張することにより当該膨張圧を縫製部22に伝達するものである。
この実施形態では、サイドエアバッグ30が膨張する際には、サイドエアバッグ30からの衝撃力が力布72、74を介してダイラタント部材44、46に加えられることにより、ダイラタント部材44、46が瞬時に硬化し、力布72、74及びシート表皮20の変形が抑制される。これにより、シート表皮20の縫製部22に早期にバッグ膨張圧を伝達することができるので、縫製部22の開裂を一層早めることができる。
<第10の実施形態>
図12には、本発明の第10実施形態に係る車両用シートの部分的な構成が図2と同様の横断面図にて示されている。この実施形態は、前記第4実施形態と基本的に同様の構成とされている。但し、この実施形態では、ダイラタント部材44は、後端部が車両後方側に延長されており、フレームサイド部16Aに対して車両幅方向外側にオーバーラップして配置された侵入抑制部44Aを備えている。
この実施形態では、車両の側面衝突時に、車体側部76(サイドドアやピラーなど)がシートバック14のドア側サイド部14Bに衝突すると、その衝撃力によりダイラタント部材44が瞬時に硬化する。このダイラタント部材44は、フレームサイド部16Aに対して車両幅方向外側にオーバーラップして配置された侵入抑制部44Aを備えているため、フレームサイド部16Aと車体側部76との間に、硬化した侵入抑制部44Aが介在することにより、車両幅方向内側(乗員側)への車体側部76の侵入が抑制される。これにより、車体側部76によって乗員が直接押されることを抑制できると共に、サイドエアバッグ30の展開スペースを十分に確保することができる。
つまり、図13に示されるように、侵入抑制部44A(ダイラタント部材44)が省略されている場合、パッド外側部40Aが車体側部76からの荷重によって容易に潰されてしまう。このため、車体側部76が衝突の初期に車両幅方向内側へ大きく侵入してくることにより、車体側部76によって乗員が直接押されたり、サイドエアバッグ30の展開スペースが狭められてしまうが、本実施形態ではこれを回避することができる。
なお、前記第5実施形態に係る車両用シート(図7参照)においても、ダイラタント44の一部がフレームサイド部16Aに対して車両幅方向外側にオーバーラップして配置されているため、本第10実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
<第11の実施形態>
図14には、本発明の第11実施形態に係る車両用シートの部分的な構成が図2と同様の横断面図にて示されている。この実施形態は、前記第6実施形態と基本的に同様の構成とされているが、この実施形態では、ダイラタント部材44が、フレームサイド部16Aに対して車両幅方向外側にオーバーラップして配置された侵入抑制部44Aを備えている。したがって、この実施形態においても前記第10実施形態と基本的に同様の作用効果を得ることができる。
<第12の実施形態>
図15には、本発明の第12実施形態に係る車両用シートの部分的な構成が図2と同様の横断面図にて示されている。この実施形態は、前記第7実施形態と基本的に同様の構成とされているが、この実施形態では、ダイラタント部材44が、フレームサイド部16Aに対して車両幅方向外側にオーバーラップして配置された侵入抑制部44Aを備えている。さらに、この実施形態では、前述した「d3oTM」によって形成され、ダイラタント部材44、インフレータ28及びフレームサイド部16Aに対して車両幅方向外側にオーバーラップして配置されたダイラタント部材78を備えている。したがって、この実施形態においても前記第10実施形態と基本的に同様の作用効果を得ることができる。
<第13の実施形態>
図16には、本発明の第13実施形態に係る車両用シートの部分的な構成が図2と同様の横断面図にて示されている。この実施形態は、前記第7実施形態と基本的に同様の構成とされているが、この実施形態では、前述した「d3oTM」によって形成され、インフレータ28及びフレームサイド部16Aに対して車両幅方向外側にオーバーラップして配置されたダイラタント部材80を備えている。したがって、この実施形態においても前記第10実施形態と基本的に同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記各実施形態では、ダイラタント部材(44、46、78、80)が、外側展開部18A及び内側展開部18Bの両方、又は外側展開部18Aだけに設けられた構成にしたが、請求項1〜請求項4に係る発明はこれに限らず、ダイラタント部材が内側展開部18Bだけに設けられた構成にしてもよい。また、上記各実施形態おいて、ダイラタント部材(44、46、78、80)とサイドエアバッグモジュール26との間にパッド本体部40を構成するウレタンフォーム等が介在された構成にしてもよい。
また、上記各実施形態では、ダイラタント部材(44、46、78、80)がパッド本体部40と一体発砲成形された構成にしたが、請求項1〜請求項5に係る発明はこれに限らず、ダイラタント部材がパッド本体部40とは別に成形されて、パッド本体部40に取り付けられる(接着等される)構成にしてもよい。
なお、上記各実施形態では、本発明が自動車のフロントシートに対して適用された場合にすいて説明したが、これに限らず、本発明は自動車等の車両のリヤシートに対しても適用することができる。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記各実施形態に限定されないことはいうでもない。
10 車両用シート
14 シートバック
16 フレーム
18 シートバックパッド
18A 外側展開部
18B 内側展開部
20 シート表皮
22 縫製部
24 空洞部
28 インフレータ
30 サイドエアバッグ
46 ダイラタント部材
52 力布
60 力布
66 力布
74 力布
78 ダイラタント部材
80 ダイラタント部材

Claims (5)

  1. シートバックのクッション材を構成すると共に、前記シートバックにおける車両幅方向外側のサイド部内に空洞部を形成したシートバックパッドと、
    前記シートバックパッドを被覆すると共に、前記サイド部の前端側に配置された部位に縫製部が設けられたシート表皮と、
    前記空洞部内に配設され、インフレータから発生したガスによって膨張すると共に、前記サイド部の前部側において前記シートバックパッドを車両幅方向外側の外側展開部と当該外側展開部よりも車両幅方向内側の内側展開部とに展開させつつ前記縫製部を開裂させて車両前方側へ展開するサイドエアバッグと、
    を備え、
    前記外側展開部及び前記内側展開部の少なくとも一部がダイラタント特性を有する材料からなるダイラタント部材によって構成されている車両用シート。
  2. 前記インフレータは、前記サイドエアバッグ内の後端部に配設され、ダイラタント部材の後端は、前記シートバックの上下方向から見た前記インフレータの中心よりも車両後方側に配置されている請求項1に記載の車両用シート。
  3. 一端側が前記縫製部に縫合されると共に他端側が前記シートバックのフレームに係止され、前記サイドエアバッグの膨張圧を受けて伸張することにより前記膨張圧を前記縫製部に伝達する力布を備え、前記ダイラタント部材は、前記サイドエアバッグと前記力布との間に配置されている請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
  4. 一端側が前記縫製部に縫合されると共に他端側が前記シートバックのフレームに係止され、前記サイドエアバッグの膨張圧を受けて伸張することにより前記膨張圧を前記縫製部に伝達する力布を備え、前記ダイラタント部材は、前記シート表皮と前記力布との間に配置されている請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
  5. 前記ダイラタント部材は、前記外側展開部の少なくとも一部を構成すると共に、前記シートバックのフレームに対して車両幅方向外側にオーバーラップして配置された侵入抑制部を有する請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両用シート。
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