JP2008201297A - 車両用サイドエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】胸部バッグと腰部バッグとを一体に備えた大型のサイドエアバッグを搭載した場合に、車両用ドアと乗員の側部との隙間が狭い場合にも適切にサイドエアバッグを膨張展開させる。
【解決手段】サイドエアバッグ18は乗員の腰部を保護するバッグ下部18Aと乗員の胸部を保護するバッグ上部18Bとを一体に備えている。サイドエアバッグ18の前端上部側18Cにはストラップ52の一端部52Aが固定され、前端下端部18Dにはストラップ52の他端部52Bが固定されている。さらに、ストラップ52の中間部52Cは連結ロッド26、34及びリクライニングロッド36に巻き掛けられている。従って、サイドエアバッグ18がシート前方側へ膨張展開すると、その際の展開力F1がストラップ52によってサイドエアバッグ18の下端部をシート下方側へ引き込む引き込み力F2に変換される。
【選択図】図4

Description

本発明は、乗員の腰部及び胸部を保護可能なシート付けの車両用サイドエアバッグ装置に関する。
下記特許文献1には、大型のサイドエアバッグの高さ方向中間部に分割シームを設け、胸部チャンバと腰部チャンバとを形成し、更に胸部チャンバの内圧を腰部チャンバの内圧よりも低くした車両用サイドエアバッグ装置が開示されている。
特開2000−177527号公報
しかしながら、上記先行技術に開示された構成による場合、胸部チャンバと腰部チャンバが一体化された大型のサイドエアバッグを用いているので、サイドエアバッグの容量が大きくなり、その分、サイドエアバッグを膨張展開させるのに時間がかかる。従って、上記先行技術は、この点において改良の余地がある。
また、サイドドアのドアトリムと乗員の腰部との隙間は狭いため、膨張展開に時間がかかるサイドエアバッグでは、その狭い隙間にサイドエアバッグを迅速に膨張展開させることが難しくなる。
本発明は上記事実を考慮し、胸部バッグと腰部バッグとを一体に備えた大型のサイドエアバッグを搭載した場合に、車両用ドアと乗員の側部との隙間が狭い場合にも適切にサイドエアバッグを膨張展開させることができる車両用サイドエアバッグ装置を得ることが目的である。
請求項1の発明に係る車両用サイドエアバッグ装置は、車両用シートのシートバックのドア側サイド部内に折り畳み状態で格納され、側面衝突時又は側面衝突予知時に車両用シートの所定位置に設けられたガス発生手段によって発生したガスによって車両用ドアと乗員の腰部及び胸部との間に膨張展開される単一バッグ構成のサイドエアバッグと、このサイドエアバッグのシート前方側への展開力によってサイドエアバッグの下部をシート下方側へ引き込む引き込み手段と、を有することを特徴とする。
請求項2の発明に係る車両用サイドエアバッグ装置は、請求項1記載の発明において、前記引き込み手段は、サイドエアバッグの展開方向側の端部に一端部が固定され、かつ当該サイドエアバッグの下部側に他端部が固定された長尺状の展開力伝達部材と、車両用シートのシートフレームを利用して設けられると共に展開力伝達部材が巻き掛けられ、展開力伝達部材の一端部のシート前方側への引張力を展開力伝達部材の他端部のシート下方側への引き込み力に変換する展開力変換部材と、を含んで構成されている、ことを特徴とする。
請求項1記載の本発明によれば、側面衝突時又は側面衝突予知時になると、車両用シートの所定位置に設けられたガス発生手段によってガスが発生し、当該ガスによって車両用ドアと乗員の腰部及び胸部との間にサイドエアバッグが膨張展開される。これにより、乗員の腰部及び胸部が保護される。
ここで、本発明では、乗員の腰部及び胸部を保護するサイドエアバッグが単一バッグ構成とされているため、サイドエアバッグは大型のものとなる。このため、通常であればインフレータのガスによってサイドエアバッグが膨張展開されるまでに時間がかかり、高速での衝突の場合、適切にサイドエアバッグを膨張展開させることが難しいが、本発明では、引き込み手段を設けたので、サイドエアバッグがシート前方側へ膨張展開する際の展開力によってサイドエアバッグの下部がシート下方側へ引き込まれる。従って、車両用ドアと乗員の特に腰部との隙間が狭い場合でも、サイドエアバッグはこの狭い隙間に引き込まれて膨張展開される。
請求項2記載の本発明によれば、サイドエアバッグがシート前方側へ膨張展開すると、長尺状の展開力伝達部材の一端部がサイドエアバッグの展開方向側であるシート前方側へ引っ張られる。展開力伝達部材の中間部は車両用シートのシートフレームを利用して設けられた展開力変換部材に巻き掛けられているので、展開力伝達部材の一端部が引っ張られる方向へ展開力伝達部材の中間部が順次繰出されることにより、展開力が展開力伝達部材の他端部に伝達されて、当該他端部をシート下方側へ引き込む引き込み力に変換される。このように本発明の引き込み手段は構成が簡素であり、かつ機械的に作動する。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る車両用サイドエアバッグ装置は、胸部バッグと腰部バッグとを一体に備えた大型のサイドエアバッグを搭載した場合に、車両用ドアと乗員の側部との隙間が狭い場合にも適切にサイドエアバッグを膨張展開させることができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る車両用サイドエアバッグ装置は、引き込み手段の構成が簡素化されるので車両用シートへの搭載性を向上させることができると共に、機械的に作動するので作動に対する信頼性を向上させることができるという優れた効果を有する。
以下、図1〜図5を用いて、本発明に係る車両用サイドエアバッグ装置の実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。
図1には、本実施形態に係る車両用サイドエアバッグ装置が作動してサイドエアバッグが膨張展開した状態の斜視図が示されている。また、図2には、当該車両用サイドエアバッグ装置の非作動状態を側方から見た側面図が示されている。さらに、図3には、当該車両用サイドエアバッグ装置が作動した状態を車両後方側から見た背面図が示されている。
これらの図に示されるように、車両用シート10は、乗員が着座するシートクッション12と、このシートクッション12の後端部に傾倒可能に支持されて乗員の背もたれとして利用されるシートバック14と、このシートバック14の上端部に上下動可能に支持されて乗員の頭部を支持するヘッドレスト16と、を含んで構成されている。さらに、シートバック14は、シート幅方向中央部に配置され乗員の背中を直接支持する中央部14Aと、この中央部14Aの車両幅方向外側の端部に一体的に設けられたドア側サイド部14Bと、中央部14Aの車両幅方向内側の端部に一体的に設けられたトンネル側(内側)サイド部14Cとを備えている。なお、ドア側サイド部14B及びトンネル側サイド部14Cは、いずれも車両前方側へ隆起した形状になっている。
上述した車両用シート10には、側面衝突時にサイドエアバッグ18をサイドドア19(図3参照)の内側面に沿って膨張展開させる車両用サイドエアバッグ装置20が内設されている。なお、サイドドア19は、図3に示されるように、ドアアウタパネル38及びドアインナパネル40によって構成されたドア本体42と、ドア本体42に沿って昇降するドアガラス44と、ドアインナパネル40の車室内側の面に内張りされた車両用内装材であるドアトリム46とによって構成されている。
図1及び図2に示されるように、車両用サイドエアバッグ装置20は、側面衝突時に作動してガスを噴出するガス発生手段としてのインフレータ22と、このインフレータ22から発生したガスによって膨張展開されるサイドエアバッグ18と、を含んで構成されている。インフレータ22は略円柱形状に形成されており、シートバック14の高さ方向を長手方向として縦置き式に配置されている。また、インフレータ22の軸方向の一端部(例えば、上端部)には、ガス噴出口が形成されたガス噴出部が設けられており、このガス噴出口からサイドエアバッグ18内へガスが供給されるようになっている。
また、サイドエアバッグ18は、シートバック14のドア側サイド部14B内に折り畳み状態で格納されており、乗員の腰部を保護するためのバッグ下部18Aと乗員の胸部を保護するためのバッグ上部18Bとを一体に備えた大型のサイドエアバッグとして構成されている。つまり、サイドエアバッグ18は、腰部チャンバ(バッグ)と胸部チャンバ(バッグ)とが別個独立に形成されているのではなく、単一のバッグで構成されている。なお、サイドエアバッグ18は、膨張展開するに際しては、シートバック14の表皮を開裂させてシート前方側へ膨張展開されるようになっている。
また、車両用シート10のシートクッション12内には、車両前後方向を長手方向とする左右一対のシートクッションフレーム24が平行に配設されている。左右一対のシートクッションフレーム24の長手方向中間部間には、シート幅方向を軸方向とする補強用の連結ロッド26が架け渡されている。連結ロッド26の軸方向両端部にはシートクッションフレーム24の外側から支軸27が被嵌されており、連結ロッド26は支軸27回りに回転自在に軸支されている。
一方、シートバック14内には、下端部側が開放された正面視でコ字状のシートバックフレーム28が配設されている。シートバックフレーム28は、ドア側サイド部14B及びトンネル側サイド部14Cに沿って平行に配置された左右一対のサイドフレーム30と、これらのサイドフレーム30の上端部同士を繋ぐアッパフレーム32と、によって構成されている。アッパフレーム32は、正面視でシート下方側が開放されたコ字状に形成されている。なお、このシートバックフレーム28は、プレス成形によって形成された一対のサイドフレーム30の上端部にパイプ材をコ字状に屈曲させたアッパフレーム32の下端部をそれぞれ溶接することにより構成されているが、これに限らず、一枚の板材からシートバックフレームの平面展開形状を打ち抜いて、カーリング加工によって順次上端部をパイプ状に形成し、サイドフレーム30に相当する両側部を側面視でシート下方へ向かうにつれて裾広がりとなる板状に形成する手法等によってシートバックフレームを製作してもよい。
上述したシートバックフレーム28の左右一対のサイドフレーム30の上部間には、シート幅方向を軸方向とする補強用の連結ロッド34が架け渡されている。連結ロッド34の軸方向両端部にはサイドフレーム30の外側から支軸35が被嵌されており、連結ロッド34は支軸35回りに回転自在に軸支されている。また、シートクッションフレーム24の後端部とシートバックフレーム28におけるサイドフレーム30の下端部とは、リクライニングロッド36によって相対回転可能(即ち、シートクッション12に対してシートバック14が傾倒可能)に連結されている。なお、リクライニングロッド36は、連結ロッド26、34とは異なり、支軸回りに回転自在には構成されていない。
上述したサイドエアバッグ18の展開方向側の端部である前端上部側18Cには、長尺状のストラップ52の一端部52Aが縫製により固定されている。ストラップ52の他端部52Bは、サイドエアバッグ18の前端下端部18Dに縫製により固定されている。さらに、ストラップ52の中間部52Cは、シートバックフレーム28側の連結ロッド34、リクライニングロッド36、及びシートクッションフレーム24側の連結ロッド26に順次巻き掛けられている。
なお、上記構成において、ストラップ52が本発明における「引き込み手段及び展開力伝達部材」に相当し、連結ロッド26、34、支軸27、36、リクライニングロッド36が本発明における「引き込み手段及び展開力変換部材」に相当する。
(本実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
側面衝突時になると、図示しないエアバッグセンサによって側面衝突状態が検知され、その信号がエアバッグECUに入力される。エアバッグECUでは、車両用サイドエアバッグ装置20を作動させるべきか否かを入力信号に基づいて判断し、「サイドエアバッグ作動」と判断すると、インフレータ22に所定の電流が通電される。これにより、インフレータ22が作動してガスが発生し、サイドエアバッグ18内へガスが流入される。その結果、サイドエアバッグ18はシート前方側へ膨張展開され、サイドドア19のドアトリム46の下部側(アームレスト50側)と乗員の腰部との隙間48(図3参照)にバッグ下部18Aが介在されることにより、乗員の腰部が保護される。同時に、サイドエアバッグ18のバッグ上部18Bがサイドドア19のドアトリム46の上部側と乗員の胸部側面との間に介在されることにより、乗員の胸部が保護される。
ここで、本実施形態では、サイドエアバッグ18の前端上部側18C及び前端下端部18Dにストラップ52の両端部(一端部52A及び他端部52B)を固定し、中間部52Cをシートバックフレーム28側の連結ロッド34、リクライニングロッド36、シートクッションフレーム24側の連結ロッド26に巻き掛けているので、サイドエアバッグ18は以下の展開挙動を示す。
すなわち、図4に示されるように、サイドエアバッグ18はインフレータ22からガスが供給されると、シート前方側へ膨張展開する。このときの展開力F1により、ストラップ52の一端部52Aがシート前方側へ引っ張られる。それに伴い、ストラップ52の中間部52Cがシートバックフレーム28側の連結ロッド34、リクライニングロッド36、シートクッションフレーム24側の連結ロッド26に巻き掛けられた側面視でコ字状の軌道に沿って移動していく(繰り出される)。このため、ストラップ52の他端部52Bがシート下方側へ引込まれる。このときの引き込み力F2によって、サイドエアバッグ18のバッグ下部18Aが二点鎖線図示位置まで引き込まれる。これにより、サイドドア19のドアトリム46の下部(アームレスト50付近)と乗員の腰部との隙間48が狭くても、バッグ下部18Aは確実に当該隙間48にて膨張展開される。
よって、本実施形態によれば、胸部バッグ(バッグ上部18B)と腰部バッグ(バッグ下部18A)とを一体に備えた大型のサイドエアバッグ18を搭載した場合に、サイドドア19と乗員の側部との隙間48が狭い場合にも適切にサイドエアバッグ18を膨張展開させることができる。
また、本実施形態では、長尺状のストラップ52と車両用シート10内に設けられている補強用の連結ロッド26、34及びリクライニングロッド36を用いてサイドエアバッグ18のシート前方側への展開力F1をシート下方側への引き込み力F2に変換する構成を採ったので、構成が非常に簡素である。特に、展開力変換手段として既存の部材である連結ロッド26、34及びリクライニングロッド36を用いているので、連結ロッド26、34を回転自在に軸支するための支軸27、35以外は新たな部品を設置する必要がない。従って、車両用シート10への搭載性を向上させることができる。同時に、この機構によれば、サイドエアバッグ18のバッグ下部18Aの引き込み動作を機械的に行わせることができるので、作動に対する信頼性を向上させることができる。
〔上記実施形態の補足説明〕
上述した本実施形態では、展開力変換手段として既存の部材である連結ロッド26、34及びリクライニングロッド36を用いたが、これに限らず、専用のプーリやローラ等の転動体を設置してもよい。例えば、図5(A)、(B)に示される例では、連結ロッド26、34の替わりに、シートバックフレーム28及びシートクッションフレーム24のドア側の側部に、段付きボルト60とナット62で構成された支軸64回りに転動自在に軸支されたプーリ66をそれぞれ設定している。この場合、連結ロッドは固定式でよい。
なお、この場合、車両用サイドエアバッグ装置20の非作動時にはサイドエアバッグ18が折り畳み状態でシートバック14のドア側サイド部14B内に格納されているため、ストラップ52にはテンションがかからず弛みが生じて、プーリ66から外れる可能性がある。そこで、車両用サイドエアバッグ装置20の非作動時におけるストラップ52の余長部分を蛇腹折りする等して重ね合わせ、当該重ね合わせ部を、サイドエアバッグ18の膨張展開時にストラップ52に作用する張力によって破断可能なテープを巻き付ける等して仮固定しておくとよい。また、図5(A)に示される例では、リクライニングロッド36についてはそのまま利用しているが、リクライニングロッド36の近傍に同様構成のプーリを別途設けてもよい。
また、上述した本実施形態では、連結ロッド26、34の軸方向両端部に支軸27、35をそれぞれ差込み、支軸27、35回りに連結ロッド26、34を回転自在に支持する構成を採ったが、必ずしも連結ロッド26、34を回転自在にする必要はなく、固定式のままでもよい。この場合、ストラップ52の中間部52Cが移動する際に連結ロッド26、34の外周面を摺動することになるが、サイドエアバッグ18の膨張展開力は非常に高いので、その際の摺動抵抗はさほど問題にはならない。
さらに、本実施形態では、側面衝突時にインフレータ22が作動するように構成されていたが、これに限らず、プリクラッシュセンサ等の側面衝突予知手段を用いて側面衝突することを予知した時点でインフレータ22を作動させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、ストラップ52を用いたが、これに限らず、長尺状の部材であればよく、紐等であってもよい。
さらに、本実施形態では、シートバック14のドア側サイド部14B内に車両用サイドエアバッグ装置20を内設したが、これに限らず、ドア側サイド部14B内に加え、トンネル側サイド部14C(反ドア側サイド部)内にも車両用サイドエアバッグ装置20を内設するようにしてもよい。例えば、コンソールボックスの高さが通常のものよりも高い場合には、コンソールボックスの側壁部と乗員の腰部及び胸部との隙間が狭くなることが考えられるので、本発明が奏功する。
本実施形態に係る車両用サイドエアバッグ装置が作動してサイドエアバッグが膨張展開した状態を示す斜視図である。 図1に示される車両用サイドエアバッグ装置の非作動状態を車両側方から見て示す側面図である。 本実施形態に係る車両用サイドエアバッグ装置が作動した状態をサイドドアとの関係で示す背面図である。 図1に示されるサイドエアバッグの展開挙動を示す図2に対応する側面図である。 ロッドに替えてプーリにストラップを巻き掛けた変形例を示す図4に対応する側面図である。
符号の説明
10 車両用シート
14 シートバック
14B ドア側サイド部
18 サイドエアバッグ
18A バッグ下部
19 サイドドア(車両用ドア)
20 車両用サイドエアバッグ装置
22 インフレータ(ガス発生手段)
26 連結ロッド(引き込み手段、展開力変換部材)
27 支軸(引き込み手段、展開力変換部材)
34 連結ロッド(引き込み手段、展開力変換部材)
35 支軸(引き込み手段、展開力変換部材)
36 リクライニングロッド(引き込み手段、展開力変換部材)
52 ストラップ(引き込み手段、展開力伝達部材)
64 支軸(引き込み手段、展開力変換部材)
66 プーリ(引き込み手段、展開力変換部材)

Claims (2)

  1. 車両用シートのシートバックのドア側サイド部内に折り畳み状態で格納され、側面衝突時又は側面衝突予知時に車両用シートの所定位置に設けられたガス発生手段によって発生したガスによって車両用ドアと乗員の腰部及び胸部との間に膨張展開される単一バッグ構成のサイドエアバッグと、
    このサイドエアバッグのシート前方側への展開力によってサイドエアバッグの下部をシート下方側へ引き込む引き込み手段と、
    を有することを特徴とする車両用サイドエアバッグ装置。
  2. 前記引き込み手段は、
    サイドエアバッグの展開方向側の端部に一端部が固定され、かつ当該サイドエアバッグの下部側に他端部が固定された長尺状の展開力伝達部材と、
    車両用シートのシートフレームを利用して設けられると共に展開力伝達部材が巻き掛けられ、展開力伝達部材の一端部のシート前方側への引張力を展開力伝達部材の他端部のシート下方側への引き込み力に変換する展開力変換部材と、
    を含んで構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用サイドエアバッグ装置。
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