JP7050723B2 - 車両用サイドエアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ファーサイドエアバッグを対象として、回転の抑制とバッグ面の支持が可能であって、車両中央側へ移動する乗員を適切に受け止めて十分な乗員保護性能を確保することができる車両用サイドエアバッグ装置に関する。
ドアから遠隔な車両中央側で乗員を保護するに際して採用可能な車両用サイドエアバッグ装置として、特許文献1及び2が知られている。特許文献1の「エアバッグモジュール装備シート」は、エアバッグの展開方向を案内する案内部材と、シートのフレームの取付部材による取付がワンタッチででき、取付作業性の高いエアバッグモジュール装備シートを提供することを課題とし、エアバッグモジュールを装備したシートである。サイドフレームと、サイドフレームに取付けられたエアバッグモジュールと、エアバッグの展開方向を案内する案内部材と、案内部材をサイドフレームに係止する取付部材を備える。案内部材と取付部材の接続部は、サイドフレームのシート幅方向の外側面に対向して配置され、取付部材は、サイドフレームに係止される係止部を備え、係止部は、サイドフレームよりシート幅方向内側に配置される。取付部材のシート幅方向外側には、取付部材の少なくとも一部に対向して、エアバッグモジュールが配置されている。
特許文献2の「サイドエアバッグ装置」は、インフレータのレイアウトの自由度が確保でき、エアバッグクッションの膨張展開の迅速化も可能なサイドエアバッグ装置を課題とし、クッションと、ガスを供給するインフレータと、座席に内蔵されている構造物(回転軸)とを備える。インフレータは、クッション内にガス噴出孔、他端側にコネクタ、所定箇所にスタッドボルトを有する。クッションは、袋状のチャンバ、チャンバから延びインフレータの一端側が挿し込まれる延長部、インフレータの他端側の近傍に保持される所定のタブ、を有する。回転軸はチャンバ、延長部、インフレータおよびタブによって囲まれる空間部分に通されるように設置されていて、クッションはスタッドボルトによって座席に取り付けられる。
特開2015-51700号公報 国際公開第2017/068941号パンフレット
ドアから遠隔な車両中央側aで展開膨張するセンター側のファーサイドエアバッグbは、図15及び図16に示すように、内部に収容されるインフレータcを介して、取付基部fがシートdに固定され、インフレータcから噴出されるインフレータガスにより、取付基部fからシートdの側方を通って車両前方へ向かって展開膨張される。
このファーサイドエアバッグbは、ドアに近接して展開膨張されるニアサイドエアバッグのバッグ面がドア等の車両構成部品によって支持されるのとは異なり、バッグ面が支持される車両構成部品が存在しない。
サイドエアバッグbの支持箇所はシートdに設定される。支持箇所は、図16に示すように、インフレータcを介してシートdに固定されるサイドエアバッグbの取付基部fと、シートdの高さ方向に沿って取付基部fの上方であるサイドエアバッグbの上側部分gの2箇所に設定される。サイドエアバッグbの上側部分gを、取付基部fからできるだけ距離Dを空けてシートdに固定するようにすれば、乗員eの上体の移動を効果的に抑制することができる。
しかしながら、サイドエアバッグbを、シートdの上下2箇所で支持するようにし、サイドエアバッグbの上側部分gのシートdへの固定を強固に設定すると、サイドエアバッグbは、2つの支持箇所を通る上下方向軸Rを介して、シートdに支持されることとなってしまう。
このため、側突などの衝突によって乗員eの上体が車両中央側へ移動すると、その移動力Fによって、図15及び図16に示すように、車両上方から見下ろすと、ファーサイドエアバッグbは、上下方向軸Rを中心に車両幅方向に回転し、具体的には、サイドエアバッグbが、乗員eの頭部の移動から逃げるように退く動きをしてしまい、乗員保護性能を十分に発揮させることができないという課題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、ファーサイドエアバッグを対象として、回転の抑制とバッグ面の支持が可能であって、車両中央側へ移動する乗員を適切に受け止めて十分な乗員保護性能を確保することができる車両用サイドエアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる車両用サイドエアバッグ装置は、サイドエアバッグの内部にインフレータを収容し、シートのシートバックのシートバックフレームに向けて、該サイドエアバッグの取付基部と該インフレータとを順に重ねて、当該インフレータで該取付基部を該シートバックフレームに固定することで当該サイドエアバッグを設置し、収納形態の該サイドエアバッグが、ドアから遠隔な車両中央側で、該インフレータから噴出されるインフレータガスにより、該取付基部から該シートの側方を通って車両前方へ向かって展開膨張される車両用サイドエアバッグ装置であって、上記シートの上下高さ方向に沿って長い板状に形成され、上記シートバックフレームと上記サイドエアバッグとの間に設けられ、下部が上記シートバックフレームに固定されて固定端とされ、上部が上記取付基部上方で自由端とされ、車両幅方向に作用する力によって板面が該シートの幅方向へ向けて曲げ変形可能な曲げ変形部材と、収納形態から展開膨張される上記サイドエアバッグと上記曲げ変形部材の上記上部とを連結する連結構造とを備えたことを特徴とする。
前記連結構造は、収納形態の前記サイドエアバッグから突設されているタブを、前記曲げ変形部材の前記上部に締結手段で締結する構造であることが望ましい。もしくは、前記連結構造は、収納形態の前記サイドエアバッグに設けられているテザーを、前記曲げ変形部材の前記上部に形成した孔部に掛け止めする構造であることが好ましい。また、あるいは、前記連結構造は、収納形態の前記サイドエアバッグに設けられているループ部に、前記曲げ変形部材の前記上部が挿し入れられる構造であることが望ましい。
本発明にかかる車両用サイドエアバッグ装置は、サイドエアバッグの内部にインフレータを収容し、シートのシートバックのシートバックフレームに向けて、該サイドエアバッグの取付基部と該インフレータとを順に重ねて、当該インフレータで該取付基部を該シートバックフレームに固定することで当該サイドエアバッグを設置し、収納形態の該サイドエアバッグが、ドアから遠隔な車両中央側で、該インフレータから噴出されるインフレータガスにより、該取付基部から該シートの側方を通って車両前方へ向かって展開膨張される車両用サイドエアバッグ装置であって、上記シートの上下高さ方向に沿って長い板状に形成され、上記シートバックフレームと上記サイドエアバッグとの間に設けられ、下部が上記シートバックフレームに固定されて固定端とされ、上部が上記シートバックフレームに固定されて固定端とされ、固定された該上部及び該下部の間の板面が車両幅方向に作用する力によって上記シートの幅方向へ向けて曲げ変形可能な曲げ変形部材と、収納形態から展開膨張される上記サイドエアバッグと上記曲げ変形部材の上記上部とを連結する連結構造とを備えたことを特徴とする
前記曲げ変形部材の前記下部は、前記シートバックフレームに向けて、当該下部と前記サイドエアバッグの前記取付基部と前記インフレータとを順に重ねて、当該インフレータで該取付基部を該シートバックフレームに固定することで、該取付基部と一体に上記シートバックフレームに固定され、上記曲げ変形部材は、上記下部が、上記インフレータと重なり合う面積を広くするように、該曲げ変形部材の他の部分よりも幅広く設定されていることが望ましい。
前記曲げ変形部材には、前記連結構造により、収納形態の前記サイドエアバッグが連結され、該サイドエアバッグは、上記曲げ変形部材が前記シートバック側に固定されることによって、当該シートバック側に設置されることが好ましい。
本発明にかかる車両用サイドエアバッグ装置にあっては、ファーサイドエアバッグを対象として、回転の抑制作用とバッグ面の支持作用とが得られ、車両中央側へ移動する乗員を適切に受け止めて十分な乗員保護性能を確保することができる。
本発明に係る車両用サイドエアバッグ装置が適用されるシート周辺のサイドエアバッグの展開膨張状態を説明する説明図である。 本発明に係る車両用サイドエアバッグ装置の好適な一実施形態を説明する説明図である。 図2に示した車両用サイドエアバッグ装置に適用される連結構造の一例を示す分解斜視図である。 図3に示した曲げ変形部材の他の例を示す斜視図である。 図3に示した曲げ変形部材の取付構造の他の例を示す斜視図である。 図5に示した曲げ変形部材の曲げ変形状態を説明する説明図である。 図2に示した連結構造の他の例を説明する説明図である。 図7に示した連結構造に類似する他の例を説明する説明図である。 図8に示した連結構造のサイドエアバッグへの連結位置の一例を説明する説明図である。 図8に示した連結構造のサイドエアバッグへの連結位置の他の例を説明する説明図である。 図2に示した連結構造のさらに他の例を説明する説明図である。 図11に示した連結構造の曲げ変形部材への掛け止め状態を説明する斜視図である。 図11に示した連結構造に用いるテザーの他端の様子を示す斜視図である。 図13に示したテザーの他端が曲げ変形部材に掛け止めされた様子を説明する説明図である。 発明が解決しようとする課題を説明する、シート周辺を車両上方から見下ろした図である。 図15に示したシート周辺を車両前方から見た図である。
以下に、本発明にかかる車両用サイドエアバッグ装置の好適な実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態に係る車両用サイドエアバッグ装置1のサイドエアバッグ2は、図1に展開膨張状態で示されているように、車両幅方向(シート3の左右幅方向)について、ドア4側に近接するニアサイドではなく、ドア4から遠隔な車両の中央側5(例えば、センターコンソール側)で展開膨張される。
これにより、側突などの衝突時に、車両の中央側5へ倒れ込むなどして移動する乗員を、サイドエアバッグ2で受け止め、保護する。
図1(A)は、シート3及びその周辺を車両前方から見た図、図1(B)は、シート3周辺を車両中央側から車両幅方向に見た図、図1(C)は、シート3及びその周辺を車両上方から見下ろした図である。
サイドエアバッグ2自体の構成は、従来周知であって、例えば、2枚のパネル6,6を車両幅方向に重ね合わせ、それらの外周縁部を縫製等により接合することで、袋体として形成される。
サイドエアバッグ2は、巻き取りもしくは折り畳みにより、コンパクトな収納形態とされ、シート3のシートバック3a等の内部に収納される。
サイドエアバッグ2の内部には、サイドエアバッグ2を展開膨張させるインフレータガスを噴出するインフレータ7が収容される。インフレータ7は、シート3のシートバック3a側に、例えばシートバック3aの骨組みであるシートバックフレーム8に取付固定される。
シートバックフレーム8に固定されるインフレータ7の収容位置が、サイドエアバッグ2のシートバック3a側への取付基部2aとなる。
サイドエアバッグ2は、インフレータ7のシートバックフレーム8への取付固定により、取付基部2aが、インフレータ7を介して、シートバック3a側に固定される。
取付基部2aがシートバック3a側に固定されることで、サイドエアバッグ2は、シート3に対して設置される。
サイドエアバッグ2は、展開膨張したとき、取付基部2aよりも車両前方で膨らむ本体部2bを有する。サイドエアバッグ2は、取付基部2aから本体部2bにわたり、単一の袋体として形成される。
サイドエアバッグ2は、展開膨張したとき、取付基部2aで、シート3により支持される。図1(B)中、Xはシートバックのリクライニング中心である。
収納形態のサイドエアバッグ2は、取付基部2aがシート3に固定支持されることで、シートバック3a側に設置され、サイドエアバッグ2の本体部2bは、インフレータガスがインフレータ7から噴出されると、内部に充満するインフレータガスにより、取付基部2a側からシート3の側方を通って、車両前方へ向かって展開膨張される。
本実施形態の車両用サイドエアバッグ装置1では、図1に示すように、展開膨張したサイドエアバッグ2の本体部2bの位置乃至は姿勢をコントロールする曲げ変形部材9と、サイドエアバッグ2と当該曲げ変形部材9とを連結し、この連結状態を、サイドエアバッグ2が収納形態のときから展開膨張を完了した後も、保持する連結構造10とが備えられる。
曲げ変形部材9は、アルミなどの金属製薄板材や合成樹脂製板材であって、シート3の上下高さ方向(シートバック3aの上下高さ方向)に沿って長い板状に形成される。
曲げ変形部材9は、下部9aだけがシートバック3a側となるシートバックフレーム8に固定される。曲げ変形部材9の上部9bは、シート3に対して、自由端とされる。従って、曲げ変形部材9は、下部9aが固定端とされ、一端支持によってシートバックフレーム8に設けられる。
曲げ変形部材9の上部9bは、インフレータ7のシートバックフレーム8への取付によって、当該インフレータ7を介してシートバックフレーム8に固定されたサイドエアバッグ2の取付基部2aの上方となるように位置づけられる。
曲げ変形部材9は、長さ方向がシート3の上下高さ方向に向けられ、幅方向がシート3の前後方向に向けられる。
曲げ変形部材9は、厚さ方向が車両幅方向に向けられ、これにより、曲げ変形する板面9cが車両の幅方向に面するように設けられる。従って、曲げ変形部材9は、車両の幅方向に作用する力Fを受けると、板面9cがシート3の左右幅方向へ向けて曲げ変形可能となっている(図2(B)中、矢印B参照)。
曲げ変形部材9の曲げ作用について詳述する。図2は、曲げ変形部材9によるサイドエアバッグ2の挙動を説明する説明図であって、図2(A)は、サイドエアバッグ2を車両前方から見た図、図2(B)は、サイドエアバッグ2を含むシート3周辺を車両上方から見下ろした図である。
図2に示すように、曲げ変形部材9は、所定の大きさの力Fが作用するまでは、曲げ変形せず、所定の大きさを超える力Fが作用すると、曲げ変形Bが生じる。
曲げ変形部材9の曲げ変形Bは、弾性域から塑性域にわたって生じるようにしてよい。すなわち、曲げ変形部材9は、作用する力Fの大きさで、弾性変形されるだけでなく、塑性変形されてもよい。
この変形により、曲げ変形部材9は、車両の幅方向に作用する力Fに対し、相応のエネルギ吸収作用を発揮する。
また、曲げ変形部材9は、連結構造10を介してサイドエアバッグ2と連結され、曲げ変形Bされることで、曲げ変形量に応じ、サイドエアバッグ2との連結位置を、取付基部2aの固定位置に対し、車両の幅方向に移動させる。
そして、サイドエアバッグ2の一方の支持箇所となる曲げ変形部材9の連結位置が、他方の支持箇所である取付基部2aの固定位置から移動して位置ずれされることにより、上述したようにサイドエアバッグ2の上部をシート3に対し強固に固定したときに想定される回転軸R周りにサイドエアバッグ2全体が回転する挙動を抑制することが可能となっている。
すなわち、サイドエアバッグ2をシートバック3a側に支持する取付基部2a(インフレータ7)位置と、当該サイドエアバッグ2に連結されて支持する曲げ変形部材9の上部9b位置との2つの支持箇所は、車両の幅方向にずらされて、斜めに傾いた位置関係となり、サイドエアバッグ2の少なくとも車両幅方向への回転について、当該回転が抑制される。
また、サイドエアバッグ2を回転させる力、すなわち乗員の上体が車両中央側5へ移動する移動力Fも、曲げ変形部材9を曲げる作用に費やされて吸収され、サイドエアバッグ2を回転させる力自体が低下される。
さらに、曲げ変形部材9は、曲げを生じつつ、サイドエアバッグ2の車両中央側5への倒れに抗して、シートバック3a側からバッグ面(パネル面6)を支持する。
このような作用が得られるように曲げ変形部材9の上部9bとサイドエアバッグ2を連結する連結構造10としては、基本的には、展開膨張される以前の収納形態から展開膨張完了状態にわたり、サイドエアバッグ2と曲げ変形部材9の上部9b(自由端)とを、伸縮性が無いかあるいはそれに乏しい構成でつなげばよく、例えば布製の紐材などで連結すればよい。
サイドエアバッグ2は、曲げ変形部材9の上部9bが連結される位置を含む取付基部2aの周辺の容量は小さく、これに対して、本体部2bの容量は大きく、従って、インフレータガスにより、本体部2bは、広がる展開挙動から厚く膨張される一方、取付基部2a及びその周辺は、インフレータガスで膨らみが生じる程度である。従って、サイドエアバッグ2が収納形態から展開膨張しても、サイドエアバッグ2とこれに連結される曲げ変形部材9との連結構造10に不具合が生じることはない。
曲げ変形部材9のシートバック3aへの取付は、基本的に、独自に行えばよい。すなわち、インフレータ7を介してシートバック3a側に取付固定されるサイドエアバッグ2の取付基部2a(インフレータ7)の上方位置で、曲げ変形部材9の下部9aをシートバック3aのシートバックフレーム8に、従来周知の締結手段等で固定すればよい。
他方、図1及び図2では、曲げ変形部材9の下部9aは、インフレータ7の設置位置(取付基部2a位置)まで下方へ拡張されている。
この曲げ変形部材9の下部9aには、インフレータ7の取付ボルト7aが挿通され、この取付ボルト7aをシートバックフレーム8にナット11等で締結することで、取付基部2a、ひいてはサイドエアバッグ2と一体に曲げ変形部材9がシートバック3a側に固定される。
このようにすることで、曲げ変形部材9の取付を、独自に行う場合よりも、簡便化することができる。
また、曲げ変形部材9には、連結構造10により、収納形態のサイドエアバッグ2が連結され、サイドエアバッグ2は、曲げ変形部材9がシートバック3a側に固定されることによって、シートバック3a側に設置されるようにしてもよい。
この構成は、サイドエアバッグ2をシートバック3aに収納する以前に、曲げ変形部材9を予め収納形態のサイドエアバッグ2に連結しておき、これにより曲げ変形部材9付きのサイドエアバッグ2というエアバッグモジュールに構成することを意味している。
エアバッグモジュールとした場合、曲げ変形部材9は、シートバック3a側に対し、上述したように、独自に取付を行っても、あるいは、インフレータ7を介してサイドエアバッグ2と一体に取付を行っても、いずれであってもよい。
図3~図14には、上記連結構造10の各種例が示されている。
図3では、インフレータ7の取付ボルト7aに合わせてシートバックフレーム8に形成されたボルト穴12位置に、曲げ変形部材9の下部9aにも挿通孔13が形成され、挿通孔13及びボルト穴12に挿通された取付ボルト7aにナット11を締結することで、曲げ変形部材9がシートバック3a側に固定されるようになっている。
曲げ変形部材9の上部9bには、連結ボルト14が設けられると共に、サイドエアバッグ2には、孔15a付きのタブ15が設けられ、タブ15の孔15aに連結ボルト14を通してナット16で締結することにより、連結構造10が得られるように構成されている。
収納形態のサイドエアバッグ2と曲げ変形部材9との連結を確保するために、タブ15は、当該収納形態のサイドエアバッグ2から突出させて設けられる。
また、図示例の曲げ変形部材9には、曲げ剛性を調整するために、上下方向に沿ってビード17が形成されている。
図4の例では、曲げ変形部材9の下部9aの面積が広く設定されている(図中、二点鎖線よりも広げられた様子で示す)。
これにより、サイドエアバッグ2の取付基部2aをシートフレーム3a側に支持させるインフレータ7(図中、仮想線でインフレータ7の大きさを示す。)と重なり合う面積を広く確保して、曲げ変形部材9の曲げ抵抗力を増強するようになっている。
図5及び図6には、曲げ変形部材9のシートバック3a側への取付固定態様の他の例が示されている。
この例では、曲げ変形部材9は、上部9bが自由端とされることに代えて、シートバッグ3a側のシートバックフレーム8に固定されて固定端とされる。
具体的には、シートバックフレーム8にブラケット18が設けられ、このブラケット18に対し、曲げ変形部材9の上部9bに設けた固定ボルト19がナット20で締結されて固定される。
この例では、固定された上部9b及び下部9aで両端支持された曲げ変形部材9の板面9cが、車両幅方向に作用する力によって当該上部9b及び下部9aの間でシート3の幅方向へ向けて曲げ変形可能され、これにより、曲げ変形部材9で得られる一方の支持位置の移動と曲げ変形とで、サイドエアバッグ2の回転作用を抑制するようになっている。
図7~図10に示す例は、曲げ変形部材9の挿し入れ操作によるワンタッチの取付構造である。
挿し入れ操作のためのループ部21がサイドエアバッグ2に設けられる。ループ部21は、帯状材をサイドエアバッグ2に縫製等の接合手段で接合して設けられる。
ループ部21は、図7では、サイドエアバッグ2の外周縁部から突出させて設けられ、図8では、サイドエアバッグ2のパネル面6に沿わせて設けられている。
曲げ変形部材9の上部9bは、ループ部21に係止されるように屈曲形成され、この屈曲により、曲げ変形部材9は、ループ部21からの抜け出しが防がれ、サイドエアバッグ2との連結が保持される。
図9及び図10には、サイドエアバッグ2のパネル面6に設けたループ部21への曲げ変形部材9の挿し入れ状態が示されている。
図9では、サイドエアバッグ2の本体部2bに設定された非膨張部2cの車両前後方向後方で、当該非膨張部2cに隣接する高い位置で連結が行われ、図10では、図9の場合よりも低い位置で連結が行われている。このように連結位置を調節することで、曲げ変形部材9の曲げ変形量が調整される。
図11及び図12に示す例は、収納形態のサイドエアバッグ2に設けられているテザー22を、曲げ変形部材9の上部9bに形成した孔部23に掛け止めする連結構造である。
サイドエアバッグ2の外周縁部から外向きにタブ24が突設され、このタブ24には、所定長さのテザー22の一端22aが縫製等の接合手段によって設けられる。
テザー22の他端22bは、曲げ変形部材9の上部9bの孔部23に挿通され、折り返しが縫製等により接合されて、ループ形態で孔部23に掛け止めされる。これにより、連結構造10が構成される。
図13及び図14は、曲げ変形部材9の孔部23にテザー22を掛け止めする構成の他の例を示している。
図13は、孔部23に係止されるテザー22の他端22bに形成される係止部25の一例を示す斜視図である。図14(A)及び(B)は、図13に示したテザー22の係止部25を孔部23に掛け止めした様子を説明する説明図である。
図13に示すように、テザー22の他端22bには、T字形状の係止部25が形成される。この係止部25は、テザー22の他端22bを多重に折り返して折り返し部22cを形成し、一端22aへ向かうテザー22の両側それぞれで、折り返し部22cを縫製等により接合することで形成される。
そして、図14(A)に示すように、T字形状の係止部25を、孔部23へ、サイドエアバッグ2側からシートバック3a側へ向けて差し込んで挿入し、折り返し部22cを孔部23に掛け止めさせる。
図14(B)の場合には、T字状の係止部25を、曲げ変形部材9周りにシートバック3a側へ回り込ませ、シートバック3a側からサイドエアバッグ2側へ差し込んで挿入し、折り返し部22cを孔部23に掛け止めさせる。
これにより、サイドエアバッグ2に一端22aが接合されたテザー22の他端22bが簡単な取り付け作業で孔部23に掛け止めされる。
次に、本実施形態に係る車両用サイドエアバッグ装置1の作用について説明する。
サイドエアバッグ2をシート3に収納して設置する際、曲げ変形部材9の上部9bと収納形態のサイドエアバッグ2とが連結構造10により連結された状態とされる。
この連結は、上述したように、エアバッグモジュールに構成した場合には収納以前に連結が完了できており、そうでない場合には、設置時に連結が行われる。
また、曲げ変形部材9とサイドエアバッグ2の取付基部2aとを、インフレータ7を介して一体にシートバックフレーム8に取り付ける場合には、当該取付によって曲げ変形部材9及びサイドエアバッグ2を同時にシートバック3a側に固定することができる。
曲げ変形部材9とサイドエアバッグ2のシートバック3a側への取付を、個別に行ってもよいことはもちろんである。
図1及び図2に示すように、インフレータ7が作動してインフレータガスが噴出されると、サイドエアバッグ2は、取付基部2aでシート3側に支持された状態で、本体部2bが取付基部2a側から車両前方へ向かって展開膨張する。
乗員が車両の中央側5へ倒れ込むなどして移動してくると、サイドエアバッグ2には、車両中央側5へ向かう移動力Fが作用する。車両中央側5へ向かう移動力Fがサイドエアバッグ2に加わると、当該移動力Fが曲げ変形部材9に作用し、曲げが発生する。
曲げ変形部材9は、曲げが生じることにより、上述したように、2つの支持箇所に関し、取付基部2a位置に対して、取付基部2a上方でサイドエアバッグ2に連結された当該曲げ変形部材9の上部9b位置を移動させることができる。
また、曲げ変形部材9において、曲げにより、エネルギ吸収作用を発揮することができる。
さらに、曲げ変形部材9は、曲げを生じつつ、サイドエアバッグ2の倒れに抗し、サイドエアバッグ2のパネル面6(バッグ面)を支持することができる。
これにより、車両中央側5へ向かう移動力Fで生じるサイドエアバッグ2の回転を抑制することができる。
従って、曲げ変形部材9を設け、この曲げ変形部材9とサイドエアバッグ2とを連結構造10で連結したことにより、サイドエアバッグ2の回転作用を抑制することができて、車両中央側5へ移動する乗員をサイドエアバッグ2で適切に受け止めて、十分な乗員保護性能を確保することができる。
連結構造10は、収納形態のサイドエアバッグ2から突設されているタブ15を、曲げ変形部材9の上部9bに連結ボルト14とナット16の締結手段で締結する構造であるので、サイドエアバッグ2に曲げ変形部材9を簡単かつ確実な作業で連結することができる。
連結構造10は、収納形態のサイドエアバッグ2に設けられているテザー22を、曲げ変形部材9の上部9bに形成した孔部23に掛け止めする構造であるので、これによってもサイドエアバッグ2に曲げ変形部材9を簡単かつ確実な作業で連結することができる。
連結構造10は、収納形態のサイドエアバッグ2に設けられているループ部21に、曲げ変形部材9の上部9bが挿し入れられる構造であるので、挿し入れるだけのワンタッチ操作で連結を行うことができる。
曲げ変形部材9は、上部9bが自由端とされることに代えて、シートバッグ3a側に固定されて固定端とされ、固定された上部9b及び下部9aの間の板面9cが車両幅方向に作用する力Fによってシート3の幅方向へ向けて曲げ変形可能であるので、一端支持に比べ堅牢性の高い両端支持による連結を確保することができる。
曲げ変形部材9の下部9aは、インフレータ7を介して、取付基部2aと一体にシートバック3a側に固定されるので、一度の取付作業で曲げ変形部材9とサイドエアバッグ2のシートバック3a側への設置を完了することができ、取付作業性を向上することができる。
曲げ変形部材9には、連結構造10により、収納形態のサイドエアバッグ9が連結され、サイドエアバッグ2は、曲げ変形部材9がシートバック3a側に固定されることによって、シートバック3a側に設置されるとの構成により、曲げ変形部材9付きのサイドエアバッグ2というエアバッグモジュールを構成することができる。
これにより、サイドエアバッグ2の製造段階で曲げ変形部材9を高品質で精度良く組み込んで生産することができると共に、車両搭載時のサイドエアバッグ2の取付作業性を向上することができる。
以上に述べた車両用サイドエアバッグ装置1は、本発明の好ましい例であって、これ以外の実施形態例も、各種の方法で実施または遂行できる。特に、本願明細書中に限定される主旨の記載がない限り、この発明は、添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさおよび構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書中に用いられた表現および用語は、説明を目的としたもので、特に限定される主旨の記載がない限り、それに限定されるものではない。
1 車両用サイドエアバッグ装置
2 サイドエアバッグ
2a サイドエアバッグの取付基部
3 シート
3a シートバック
4 ドア
5 車両中央側
7 インフレータ
9 曲げ変形部材
9a 曲げ変形部材の下部
9b 曲げ変形部材の上部
9c 曲げ変形部材の板面
10 連結構造
14 連結ボルト
15 タブ
16 ナット
21 ループ部
22 テザー
23 孔部
F 車両幅方向に作用する力

Claims (7)

  1. サイドエアバッグの内部にインフレータを収容し、シートのシートバックのシートバックフレームに向けて、該サイドエアバッグの取付基部と該インフレータとを順に重ねて、当該インフレータで該取付基部を該シートバックフレームに固定することで当該サイドエアバッグを設置し、収納形態の該サイドエアバッグが、ドアから遠隔な車両中央側で、該インフレータから噴出されるインフレータガスにより、該取付基部から該シートの側方を通って車両前方へ向かって展開膨張される車両用サイドエアバッグ装置であって、
    上記シートの上下高さ方向に沿って長い板状に形成され、上記シートバックフレームと上記サイドエアバッグとの間に設けられ、下部が上記シートバックフレームに固定されて固定端とされ、上部が上記取付基部上方で自由端とされ、車両幅方向に作用する力によって板面が該シートの幅方向へ向けて曲げ変形可能な曲げ変形部材と、
    収納形態から展開膨張される上記サイドエアバッグと上記曲げ変形部材の上記上部とを連結する連結構造とを備えたことを特徴とする車両用サイドエアバッグ装置。
  2. 前記連結構造は、収納形態の前記サイドエアバッグから突設されているタブを、前記曲げ変形部材の前記上部に締結手段で締結する構造であることを特徴とする請求項1に記載の車両用サイドエアバッグ装置。
  3. 前記連結構造は、収納形態の前記サイドエアバッグに設けられているテザーを、前記曲げ変形部材の前記上部に形成した孔部に掛け止めする構造であることを特徴とする請求項1に記載の車両用サイドエアバッグ装置。
  4. 前記連結構造は、収納形態の前記サイドエアバッグに設けられているループ部に、前記曲げ変形部材の前記上部が挿し入れられる構造であることを特徴とする請求項1に記載の車両用サイドエアバッグ装置。
  5. サイドエアバッグの内部にインフレータを収容し、シートのシートバックのシートバックフレームに向けて、該サイドエアバッグの取付基部と該インフレータとを順に重ねて、当該インフレータで該取付基部を該シートバックフレームに固定することで当該サイドエアバッグを設置し、収納形態の該サイドエアバッグが、ドアから遠隔な車両中央側で、該インフレータから噴出されるインフレータガスにより、該取付基部から該シートの側方を通って車両前方へ向かって展開膨張される車両用サイドエアバッグ装置であって、
    上記シートの上下高さ方向に沿って長い板状に形成され、上記シートバックフレームと上記サイドエアバッグとの間に設けられ、下部が上記シートバックフレームに固定されて固定端とされ、上部が上記シートバックフレームに固定されて固定端とされ、固定された該上部及び該下部の間の板面が車両幅方向に作用する力によって上記シートの幅方向へ向けて曲げ変形可能な曲げ変形部材と、
    収納形態から展開膨張される上記サイドエアバッグと上記曲げ変形部材の上記上部とを連結する連結構造とを備えたことを特徴とする車両用サイドエアバッグ装置。
  6. 前記曲げ変形部材の前記下部は、前記シートバックフレームに向けて、当該下部と前記サイドエアバッグの前記取付基部と前記インフレータとを順に重ねて、当該インフレータで該取付基部を該シートバックフレームに固定することで、該取付基部と一体に上記シートバックフレームに固定され、上記曲げ変形部材は、上記下部が、上記インフレータと重なり合う面積を広くするように、該曲げ変形部材の他の部分よりも幅広く設定されていることを特徴とする請求項1~5いずれかの項に記載の車両用サイドエアバッグ装置。
  7. 前記曲げ変形部材には、前記連結構造により、収納形態の前記サイドエアバッグが連結され、該サイドエアバッグは、上記曲げ変形部材が前記シートバック側に固定されることによって、当該シートバック側に設置されることを特徴とする請求項1~6いずれかの項に記載の車両用サイドエアバッグ装置。
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