JP5135177B2 - シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ジ(2−エチルヘキシル)エステルおよびその製造方法、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ジ(2−エチルヘキシル)エステルを含有する可塑剤 - Google Patents

シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ジ(2−エチルヘキシル)エステルおよびその製造方法、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ジ(2−エチルヘキシル)エステルを含有する可塑剤 Download PDF

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Description

本発明は選択されたシクロヘキサン−1,3−および1,4−ジカルボン酸エステル、プラスチック中での可塑剤としてのその使用ならびにマクロ孔を有する触媒の存在下に相応するイソフタル酸−またはテレフタル酸エステル1種またはそれ以上と水素含有ガスとを接触させて相応するイソフタル酸−およびテレフタル酸エステルを水素化することによるその製造に関する。
従来、プラスチック、例えばPVC中の可塑剤として非常に頻繁に、例えばFR−A2397131に記載されているようなフタル酸エステル、例えばフタル酸のジブチル−、ジオクチル−またはジイソノニルエステルが使用されていた。しかしこれらは近年、健康上、懸念がないわけではないとされ、例えば子供用玩具を製造するためのプラスチック中でのその使用はますます厳しくなり、かつ数カ国ではすでに禁止されている。その間、動物実験でフタレートは、マウスおよびラットの長期研究で生じた肝臓腫瘍に原因的な関連があるペルオキシソーム増殖をもたらしうることが判明した。
可塑剤としての数種のシクロヘキサン−1,2−ジカルボン酸エステルの使用も同様に、従来技術から公知である。例えばプラスチック中での可塑剤としてのシクロヘキサンジカルボン酸ジメチルまたは−ジエチルエステル(DE−A2823165)ならびにシクロヘキサン−1,2−ジカルボン酸ジ(2−エチルヘキシル)エステル(DE−A1263296)の使用が記載されている。
PCT/EP98/08346はことに、プラスチック中での可塑剤としてのシクロヘキサン−ポリカルボン酸エステルの使用ならびに選択された新規のシクロヘキサン−1,2−ジカルボンサンエステルに関している。新規のシクロヘキサン−1,3−および−1,4−ジカルボン酸誘導体はPCT/EP98/08346中には開示されていない。更にシクロヘキサンポリカルボン酸およびその誘導体の毒物学的特性に関してPCT/EP98/08346は触れていない。
本発明の第一の課題は従って、新規のシクロヘキサン−1,3−および−1,4−ジカルボン酸誘導体、殊にはプラスチック中での可塑剤としての使用に好適なものならびにプラスチック中での可塑剤としてのその使用を提供することにある。
更に本発明の課題は、単にその物理学的および物質的特性の故にプラスチック中で可塑剤として使用するために好適であるだけでなく、更にそのプラスチック中での可塑剤としての使用に関連してその毒物学的特性の故にも好適と評価される、プラスチック中で可塑剤として使用するための新規のシクロヘキサン−1,3−および−1,4−ジカルボンサン誘導体を提供することである。
本発明の更なる課題は、著しい副反応を伴うことなく非常に高い選択率および空時収率でこれらの化合物を得ることができる本発明によるシクロヘキサン−1,3−および−1,4−ジカルボン酸誘導体の製法にある。
US5286898およびUS5319129ではジメチルテレフタレートを、Ni、Ptおよび/またはRuを備えている担持されたPd触媒を用いて、温度≧140℃および圧力50〜170バールで水素化して、相応するヘキサヒドロジメチルテレフタレートにする。DE−A2823165では芳香族カルボン酸エステルを、担持されたNi−、Ru−、Rh−および/またはPd触媒を用いて70〜250℃および30〜200バールで水素化して、相応する環式脂肪族カルボン酸エステルにする。US3027398には、担持されたRu触媒を用いて110〜140℃および35〜105バールでジメチルテレフタレートを水素化することが記載されている。
EP−A0603825は担持されたパラジウム触媒の使用下にテレフタル酸を水素化することによる1,4−シクロヘキサンジカルボン酸の製法に関していて、その際、担体として酸化アルミニウム、二酸化ケイ素または活性炭を使用する。ここに記載されている方法はことに、第1の工程で得られる1,4−シクロヘキサンジカルボン酸含有溶液を蒸気に接触させて、この溶液中に含有されている不純物を抽出することにより特徴付けられている。しかしこの方法は酸にのみ適用することができる。それというのも誘導体、例えばエステル、無水物等に適用すると、加水分解の危険が生じるためである。マクロ孔を有する担体を使用することは、この出願中では触れられていない。
前記の出願PCT/EP98/08346は、マクロ孔を有する触媒の存在下にベンゼンポリカルボン酸1種または複数種あるいはその誘導体1種または複数種と水素含有ガスとを接触させることによる、ベンゼンポリカルボン酸またはその誘導体、例えばエステルおよび/または無水物の水素化法を開示している。
FR−A2397131 DE−A2823165 DE−A1263296 PCT/EP98/08346 US5286898 US5319129 DE−A2823165 US3027398 EP−A0603825
従って本発明の課題は、新規化合物であるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ジ(2−エチルヘキシル)エステルおよびその製造方法、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ジ(2−エチルヘキシル)エステルを含有する、プラスチック用の可塑剤を提供することである。
相応して本発明は、選択されたシクロヘキサン−1,3−および−1,4−ジカルボン酸エステル、ことにプラスチック中で可塑剤として使用するために好適なもの;プラスチック中の可塑剤としてのその使用;ならびにマクロ孔を有する触媒の存在下に相応するイソフタル酸−またはテレフタル酸エステル1種または複数種と水素含有ガスとを接触させることにより、相応するイソフタル酸−およびテレフタル酸エステルまたはそれら2種またはそれ以上からなる混合物を水素化してこれらの選択されたシクロヘキサン−1,3−および−1,4−ジカルボン酸エステルを製造することに関する。
殊に本発明は次のシクロヘキサン−1,3−または−1,4−ジカルボン酸エステルに関する(第1および2表参照):
ケミカルアブストラクツ登録番号(以下ではCAS登録番号)1528−64−9のジイソブチルイソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ジイソブチルエステル;
CAS登録番号4654−16−4のジペンチルイソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ジ−ペンチルエステル;
CAS登録番号75151−01−8のビス(1−メチルブチル)イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ビス(1−メチルブチル)エステル;
CAS登録番号4654−17−5のジヘプチルイソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸ジヘプチルエステル;
CAS登録番号71850−11−8のジイソオクチルイソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ジ−イソオクチルエステル;
CAS登録番号4654−19−7のジノニルイソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ジ−ノニルエステル;
CAS登録番号52284−35−2のジイソデシルイソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ジ−イソデシルエステル;
CAS登録番号18699−46−2のジウンデシルイソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ジ−ウンデシルエステル;
CAS登録番号18699−47−3のジドデシルイソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ジドデシルエステル;
CAS登録番号75150−99−1のビス(1−メチルプロピル)イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ビス(1−メチルプロピル)エステル;
CAS登録番号117769−95−6のビス(1,1−ジメチルプロピル)イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ビス(1,1−ジメチルプロピル)エステル;
CAS登録番号75151−03−0のビス(2−メチルブチル)イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボンサン−ビス(2−メチルブチル)エステル;
CAS登録番号1528−63−8のビス(3−メチルブチル)イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ビス(3−メチルブチル)エステル;
CAS登録番号166391−29−3のビス(1−エチル−2−メチルプロピル)イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ビス(1−エチル−2−メチルプロピル)エステル;
CAS登録番号166391−28−2のビス(1−エチルブチル)イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ビス(1−エチルブチル)エステル;
CAS登録番号166391−27−1のビス(1,2,2−トリメチルプロピル)イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ビス(1,2,2−トリメチルプロピル)エステル;
CAS登録番号166391−25−9のビス(2−エチルブチル)イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ビス(2−エチルブチル)エステル;
CAS登録番号159375−22−1のビス(4−メチルペンチル)イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ビス(4−メチルペンチル)エステル;
CAS登録番号166391−26−0のビス(1,3−ジメチルブチル)イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ビス(1,3−ジメチルブチル)エステル;
CAS登録番号123095−15−8のビス(1,1−ジエチルプロピル)イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ビス(1,1−ジエチルプロピル)エステル;
CAS登録番号145530−74−1のビス(1−エチル−1−メチルプロピル)イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ビス(1−エチル−1−メチルプロピル)エステル;
CAS登録番号166391−48−6のビス[2−メチル−1−(1−メチルエチル)プロピル]−イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ビス[2−メチル−1−(1−メチルエチル)プロピル]エステル;
CAS登録番号17673−11−9のビス(2,2−ジメチルヘキシル)イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ビス(2,2−ジメチルヘキシル)エステル;
CAS登録番号127474−92−4のビス[3−メチル−1−(2−メチルプロピル)ブチル]−イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ビス[3−メチル−1−(2−メチルプロピル)ブチル]エステル;
CAS登録番号208527−97−3のビス(3,3,5−トリメチルヘキシル)イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ビス(3,3,5−トリメチルヘキシル)エステル;
CAS登録番号123892−24−0のビス(2−エチル−1,1−ジメチルヘキシル)イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸−ビス(2−エチル−1,1−ジメチルヘキシル)エステル;
CAS登録番号166391−30−6の1−ヘプチル−3−ヘキシル−イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサンジカルボン酸−1−ヘプチル−3−ヘキシルエステル;
CAS登録番号166391−41−9の1−[2−エチルブチル]−3−ヘプチル−イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサンジカルボン酸−1−[2−エチルブチル]−3−ヘプチルエステル;
CAS登録番号166391−43−1の1−ヘプチル−3−[1,2,2−トリメチルプロピル]−イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサンジカルボン酸−1−ヘプチル−3−[1,2,2−トリメチルプロピル]エステル;
CAS登録番号166391−42−0の1−ジメチルブチル−3−ヘプチル−イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサンジカルボン酸−1−ジメチルブチル−3−ヘプチルエステル;
CAS登録番号166391−44−2の1−[1−エチルブチル]−3−ヘプチル−イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサンジカルボン酸−1−[1−エチルブチル]−3−ヘプチルエステル;
CAS登録番号166391−45−3の1−[1−エチル−2−メチルプロピル]−3−ヘプチル−イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサンジカルボン酸−1−[1−エチル−2−メチルプロピル]−3−ヘプチルエステル;
CAS登録番号154064−19−4の1−デシル−3−ヘキシル−イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサンジカルボン酸−1−デシル−3−ヘキシルエステル;
CAS登録番号166391−46−4の1−ヘキシル−3−[2−メチル−1−(1−メチルエチル)プロピル]−イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサンジカルボン酸−1−ヘキシル−3−[2−メチル−1−(1−メチルエチル)プロピル]−エステル;
CAS登録番号154147−75−8の1−ドデシル−3−ヘキシル−イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサンジカルボン酸−1−ドデシル−3−ヘキシルエステル;
CAS登録番号154147−74−7の1−ノニル−3−オクチル−イソフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサンジカルボン酸−1−ノニル−3−オクチルエステル;
CAS登録番号18699−48−4のジイソブチルテレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ジイソブチルエステル;
CAS登録番号1818−95−7のジペンチルテレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ジ−ペンチルエステル;
CAS登録番号75151−02−9のビス(1−メチルブチル)テレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ビス(1−メチルブチル)エステル;
CAS登録番号4654−25−5のジヘプチルテレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ジヘプチルエステル;
CAS登録番号27937−24−2のジイソオクチルテレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ジ−イソオクチルエステル;
CAS登録番号4654−27−2のジノニルテレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ジ−ノニルエステル;
CAS登録番号59802−05−0のジイソノニルテレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ジ−イソノニルエステル;
CAS登録番号52174−72−8のジイソデシルテレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ジ−イソデシルエステル;
CAS登録番号111204−04−7のジウンデシルテレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ジ−ウンデシルエステル;
CAS登録番号18749−84−3のジドデシルテレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ジドデシルエステル;
CAS登録番号64445−74−5のビス(1−メチルプロピル)テレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ビス(1−メチルプロピル)エステル;
CAS登録番号117769−96−7のビス(1,1−ジメチルプロピル)テレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ビス(1,1−ジメチルプロピル)エステル;
CAS登録番号75151−04−1のビス(2−メチルブチル)テレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ビス(2−メチルブチル)エステル;
CAS登録番号18699−49−5のビス(3−メチルブチル)テレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ビス(3−メチルブチル)エステル;
CAS登録番号166391−32−8のビス(1−エチルブチル)テレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ビス(1−エチルブチル)エステル;
CAS登録番号159375−21−0のビス(4−メチルペンチル)テレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサンジカルボン酸−1,4−ビス(4−メチルペンチル)エステル;
CAS登録番号166391−33−9のビス[2−メチル−1−(1−メチルエチル)プロピル]テレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ビス[2−メチル−1−(1−メチルエチル)プロピル]エステル;
CAS登録番号51248−91−0の2−メチル−ビス(2−エチルヘキシル)テレフタレートを水素化することにより得られる2−メチル−シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ビス(2−エチルヘキシル)エステル;
CAS登録番号87321−19−5のビス(1−メチルヘプチル)テレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ビス(1−メチルヘプチル)エステル;
CAS登録番号59726−62−4のビス(2−エチル−4−メチルペンチル)テレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ビス(2−エチル−4−メチルペンチル)エステル;
CAS登録番号83789−07−5のビス(2−メチルヘプチル)テレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ビス(2−メチルヘプチル)エステル;
CAS登録番号90062−57−0のビス(1,1,3,3−テトラメチルブチル)テレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ビス(1,1,3,3−テトラメチルブチル)エステル;
CAS登録番号129951−42−4のビス(7−メチルオクチル)テレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ビス(7−メチルオクチル)エステル;
CAS登録番号129951−40−2のビス(8−メチルノニル)テレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸−ビス(8−メチルノニル)エステル;
CAS登録番号129951−39−9の1−[8−メチルノニル]−4−オクチル−テレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサンジカルボン酸−1−[8−メチルノニル]−4−オクチルエステル;
CAS登録番号129951−41−3の1−デシル−4−オクチル−テレフタレートを水素化することにより得られるシクロヘキサンジカルボン酸−1−デシル−4−オクチルエステル。
本発明は更に、活性金属として担体上に施与された周期表の第VIII副族の金属少なくとも1種を単独で、または周期表の第I副族または第VII副族の金属少なくとも1種と一緒に含有する触媒の存在下に1種または複数種の相応するイソフタル酸エステルまたはテレフタル酸エステルあるいはそれら2種以上からなる混合物と水素含有ガスとを接触させて、相応するイソフタル酸エステルおよびテレフタル酸エステルあるいはそれらの2種またはそれ以上からなる混合物を水素化することにより、本発明のシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸エステルまたはシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸エステルあるいはそれら2種以上からなる混合物を製造する方法に関し、その際、担体がマクロ孔を有することを特徴とする。
有利な1実施様態では本発明は、相応するイソフタル酸エステルおよびテレフタル酸エステルあるいはそれらの2種以上からなる混合物を水素化するための方法に関し、その際、触媒が活性金属として、担体上に施与された周期表の第VIII副族の金属少なくとも1種を単独で、または周期表の第IまたはVII副族の金属少なくとも1種と共に含有し、ここで、担体は少なくとも50nmの平均空孔直径および最高30m/gのBET表面積を有し、かつ活性金属の量は触媒の全質量に対して0.01〜30質量%である(触媒1)。
更に本発明は、触媒が活性金属として、担体上に施与された周期表の第VIII副族の金属少なくとも1種を単独で、または周期表の第IまたはVII副族の金属少なくとも1種と共に、触媒の全質量に対して0.01〜30質量%の量で含有するような方法に関し、その際、担体の空孔容量の10〜50%が50〜10000nmの範囲の空孔直径を有するマクロ孔からなり、かつ担体の空孔容量の50〜90%が2〜50nmの範囲の空孔直径を有するメソ孔からなり、ここで空孔容量の割合の合計は100%まで加算される(触媒2)。
もう1つの有利な実施様態では本発明は、触媒(触媒3)が活性金属として、担体上に施与された周期表の第VIII副族の金属少なくとも1種を単独で、または周期表の第IまたはVII副族の金属少なくとも1種と共に、触媒の全質量に対して0.01〜30質量%の量で含有し、その際、担体が少なくとも0.1μmの平均空孔直径および最高15m/gのBET表面積を有する前記で定義した方法に関する。担体として原則的に、マクロ孔を有する全ての担体、即ち専らマクロ孔を有する担体ならびにマクロ孔の他にメソ孔および/またはミクロ孔も有する担体を使用することができる。
活性金属として原則的に、周期表の第VIII副族の全てを使用することができる。有利には活性金属として白金、ロジウム、パラジウム、コバルト、ニッケルまたはルテニウムあるいはこれら2種またはそれ以上の混合物を使用することができるが、その際、ことには活性金属としてルテニウムを使用する。原則的にはどれも使用することができる周期表の第IまたはVIIあるいは第IおよびVII副族の使用可能な金属のうちで、有利には銅および/またはレニウムを使用する。
概念「マクロ孔」および「メソ孔」は本発明の範囲では、Pure Appl. Chem;, 45,p.79(1976)に定義されているように即ち、その直径が50nmを上回る(マクロ孔)、またはその直径が2〜50nmである(メソ孔)空孔として使用する。
活性金属の含有率はそれぞれ使用される触媒の全質量に対して一般的に、約0.01〜約30質量%、有利には約0.01〜約5質量%、かつ殊には約0.05〜約5質量%であるが、ここで、下記に記載の有利に使用される触媒1から3で有利に使用される含有率は再度、これらの触媒を検討する際に個々に記載する。
次に、有利に使用される触媒1から3を詳細に記載する。この場合、例示的に活性金属としてのルテニウムの使用に関して記載する。下記の記載は、ここで定義されているような他の使用可能な活性金属にも転用することができる。
触媒1
本発明で使用される触媒1は好適な担体上に周期表の第VIII副族の金属少なくとも1種および場合により周期表の第IまたはVII副族の金属少なくとも1種を施与することにより工業的に製造することができる。
この施与は、担体に金属塩水溶液、例えばルテニウム塩水溶液を含浸させることにより、担体に相応する金属塩溶液を噴霧することにより、または他の好適な方法により達成することができる。周期表の第I、VIIまたはVIII副族の金属塩として相応する金属の硝酸塩、ニトロシル硝酸塩、ハロゲン化物、炭酸塩、カルボン酸塩、アセチルアセトン酸塩、クロロ錯体、ニトリト錯体またはアミン錯体が好適であり、その際、硝酸塩およびニトロシル硝酸塩が有利である。
担体上に施与された活性金属として周期表の第VIII副族の金属のほかに更に他の金属を含有する触媒では、金属塩もしくは金属塩溶液を同時に、または連続して施与することができる。
金属塩溶液で被覆された、もしくはそれを含浸させた担体を引き続き、有利には100〜150℃の温度で乾燥させ、かつ選択的に200〜600℃、有利には350〜450℃の温度でか焼する。別々に含浸させる場合には、各含浸工程の後に触媒を乾燥させ、かつ前記のように選択的にか焼する。活性成分を含浸させる順序はこの場合、自由に選択することができる。
引き続き、被覆および乾燥し、ならびに選択的にか焼した担体を、遊離水素を含有するガス流中、約30〜約600℃、有利には約150℃〜約450℃の温度で処理して活性化させる。有利にはガス流はH50〜100容量%およびN0〜50容量%からなる。
それぞれ触媒の全質量に対して活性金属の全含有率が約0.01〜約30質量%、有利には約0.01〜約5質量%、更に有利には約0.01〜約1質量%および殊には約0.05〜約1質量%の量であるような量で、1種または複数種の金属塩溶液を担体に施与する。
触媒1の金属表面積はこの場合に総じて、有利には触媒1g当たり約0.01〜約10m/g、更に有利には約0.05〜約5m/gおよび殊には約0.05〜約3m/gである。金属表面積はJ.Lemaitre et al.による"Characterization of Heterogeneous Catalysts"(Hrsg. Francis Delanney, Marcel Dekker, New York 1984, p.310-324)に記載されている化学吸着法により測定する。
本発明で使用される触媒1では、活性金属の表面積と触媒担体の表面積との比は有利には約0.05未満であり、この場合、下限は約0.0005である。
本発明で使用される触媒を製造するために使用可能な担体材料は、マクロ孔性であり、かつ少なくとも約50nm、有利には少なくとも約100nm、殊には少なくとも約500nmの平均空孔直径を有し、かつBETによるその表面積が最高約30m/g、有利には最高約15m/g、更に有利には最高約10m/g、殊には最高約5m/gおよび更に有利には最高約3m/gであるものである。担体の平均空孔直径は有利には約100nm〜約200μm、更に有利には約500nm〜約50μmである。担体の表面積は有利には約0.2〜15m/g、更に有利には約0.5〜約10m/g、殊には約0.5〜約5m/gおよび更に有利には約0.5〜約3m/gである。
担体の表面積はN吸着によるBET法により、殊にはDIN66131により測定する。平均空孔直径および空孔サイズ分布の測定はHg多孔度測定により、殊にはDIN66133により行う。
有利には担体の空孔サイズ分布はほぼ二頂であってよく、その際、二頂分布で約600nmおよび約20μmに最大を有する空孔直径分布が本発明の特別な実施態様の1つである。
空孔直径のこの二頂分布を有し、かつ表面積1.75m/gを有する担体が更に有利である。この有利な担体の空孔容量は有利には約0.53ml/gである。
マクロ孔性担体材料として例えば、マクロ孔を有する活性炭、炭化ケイ素、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛またはこれらの2種またはそれ以上からなる混合物を使用することができ、その際、酸化アルミニウムおよび二酸化ジルコニウムを使用するのが有利である。
触媒1もしくはその製造に関する更なる詳細はDE−A19624484.6に記載されており、これに関するその内容は参照してそのまま、本出願に取り入れることができる。
触媒2
本発明で使用される触媒2は定義したように、担体上に活性成分として周期表の第VIII副族の金属1種またはそれ以上を含有する。有利には、活性成分としてルテニウム、パラジウムおよび/またはロジウムを使用する。
本発明で使用される触媒2は好適な担体上に周期表の第VIII副族の金属少なくとも1種、有利にはルテニウムまたはパラジウムおよび場合により周期表の第IまたはVII副族の金属少なくとも1種を施与することにより工業的に製造することができる。この施与は、担体に金属塩水溶液、例えばルテニウム−またはパラジウム塩水溶液を含浸させることにより、担体に相応する金属塩溶液を噴霧することにより、または他の好適な方法により達成することができる。金属塩溶液を製造するための金属塩としては相応する金属の硝酸塩、ニトロシル硝酸塩、ハロゲン化物、炭酸塩、カルボン酸塩、アセチルアセトン酸塩、クロロ錯体、ニトリト錯体またはアミン錯体が好適であり、その際、硝酸塩およびニトロシル硝酸塩が有利である。
担体上に施与された複数の活性金属を含有する触媒では、各金属塩もしくは金属塩溶液を同時に、または連続して施与することができる。
金属塩溶液で被覆された、もしくはそれを含浸された担体を引き続き乾燥させるが、その際、100〜150℃の温度が有利である。選択的に200〜600℃、有利には350〜450℃の温度でか焼することができる。引き続き、被覆された担体を、遊離水素を含有するガス流中、30〜600℃、有利には100℃〜約450℃、かつ殊には100〜300℃の温度で処理して活性化させる。有利にはガス流はH50〜100容量%およびN0〜50容量%からなる。
担体上に複数の活性金属を施与し、かつこの施与を順次行う場合、担体を各施与もしくは含浸の後に100〜150℃の温度で乾燥させ、かつ選択的に200〜600℃の温度でか焼することができる。この場合、各金属塩溶液を施与または含浸させる順番は任意に選択することができる。
触媒の全質量に対して活性金属の含有率が0.01〜30質量%、有利には0.01〜10質量%、更に有利には0.01〜5質量%および殊には0.3〜1質量%の量であるような量で、金属塩溶液を担体に施与する。
この触媒の金属表面積は総じて、有利には触媒1g当たり0.01〜10m/g、特に有利には0.05〜5m/gおよび更に有利には0.05〜3m/gである。金属表面積はJ.Lemaitre et al.による"Characterization of Heterogeneous Catalysts"(Hrsg. Francis Delanney, Marcel Dekker, New York 1984, p.310-324)に記載されているような化学吸着法により測定する。
本発明で使用される触媒2では、少なくとも1種の活性金属の表面積と触媒担体の表面積との比は約0.3未満、有利には約0.1未満、かつ殊には約0.05未満であり、この場合、下限は約0.0005である。
本発明で使用される触媒2を製造するために使用可能な担体材料はマクロ孔およびメソ孔を有する。
本発明で使用可能な担体は、約50nm〜約10000nmの範囲に空孔直径を有するマクロ孔の空孔容量約5〜50%、有利には約10〜約45%、更に有利には約10〜約30%、かつ殊には約15〜約25%および約2〜約50nmの空孔直径を有するメソ孔の空孔容量約50〜約95%、有利には約55〜約90%、更に有利には約70〜約90%、かつ殊には約75〜約85%からなり、その際、空孔容量の割合の合計はそれぞれ100%まで加算される空孔分布を有する。
本発明で使用される担体の全空孔容量は約0.05〜1.5cm/g、有利には約0.1〜1.2cm/g、かつ殊には約0.3〜1.0cm/gである。本発明で使用される担体の平均空孔直径は約5〜20nm、有利には約8〜約15nm、かつ殊には約9〜約12nmである。
有利には担体の表面積は担体1g当たり約50〜500m/g、更に有利には約200〜350m/g、かつ殊には約250〜300m/gである。
担体の表面積はN吸着によるBET法により、殊にはDIN66131により測定する。平均空孔直径および空孔サイズ分布の測定はHg多孔度測定により、殊にはDIN66133により行う。
原則的に、触媒製造で公知の担体材料の全て、即ち前記で定義された空孔サイズ分布を有する担体材料の全てを使用することができるが、有利にはマクロ孔を有する活性炭、炭化ケイ素、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛またはこれらの混合物、更に有利には酸化アルミニウムおよび二酸化ジルコニウムを使用する。
触媒2もしくはその製造に関する更なる詳細はDE−A19624485.4に記載されており、これに関するその内容は参照してそのまま、本出願に取り入れることができる。
触媒3
本発明で使用される触媒3は定義したように、好適な担体上に周期表の第VIII副族の活性金属および場合により周期表の第IまたはVII副族の金属少なくとも1種を施与することにより工業的に製造することができる。この施与は、担体に金属塩水溶液、例えばルテニウム塩水溶液を含浸させることにより、担体に相応する金属塩溶液を噴霧することにより、または他の好適な方法により達成することができる。ルテニウム塩溶液を製造するためのルテニウム塩として、更に第I、VIIまたはVIII副族の金属塩としても、相応する金属の硝酸塩、ニトロシル硝酸塩、ハロゲン化物、炭酸塩、カルボン酸塩、アセチルアセトン酸塩、クロロ錯体、ニトリト錯体またはアミン錯体が好適であり、その際、硝酸塩およびニトロシル硝酸塩が有利である。
担体上に施与された複数の金属を含有する触媒では、金属塩もしくは金属塩溶液を同時に、または連続して施与することができる。
ルテニウム塩もしくは金属塩溶液で被覆された、もしくはそれを含浸された担体を続いて、有利には100〜150℃の温度で乾燥させ、かつ選択的に200〜600℃の温度でか焼する。
引き続き被覆された担体を、被覆された担体を遊離水素を含有するガス流中、30〜600℃、有利には150℃〜450℃の温度で処理して活性化させる。有利にはガス流はH50〜100容量%およびN0〜50容量%からなる。
担体上に周期表の第VIII副族の活性金属の他に第IまたはVII副族の金属を施与し、かつこの施与を順次行う場合、担体を各施与もしくは含浸の後に100〜150℃の温度で乾燥させ、かつ選択的に200〜600℃の温度でか焼することができる。この場合、金属塩溶液を施与または含浸させる順番は任意に選択することができる。
触媒の全質量に対して活性金属0.01〜30質量%が担体上に施与されて存在しているような量で、金属塩溶液を担体に施与する。有利には、この量は0.2〜15質量%、殊に有利には約0.5質量%である。
触媒3の金属表面積は総じて、有利には触媒1g当たり0.01〜10m/g、特に有利には0.05〜5m/g、殊には0.05〜3m/gである。
本発明で使用される触媒3を製造するために使用可能な担体材料は有利には、マクロ孔性であり、かつ少なくとも0.1μm、有利には少なくとも0.5μmの平均空孔直径および最高で15m/g、有利には最高で10m/g、特に有利には最高で5m/g、殊には最高3m/gの表面積を有するものである。有利には担体の平均空孔直径は0.1〜200μm、殊には0.5〜50μmである。有利には担体の表面積は担体1g当たり0.2〜15m/g、特に有利には0.5〜10m/g、殊には0.5〜5m/g、特には0.5〜3m/gである。
担体の表面積はN吸着によるBET法により、殊にはDIN66131により測定する。平均空孔直径および空孔サイズ分布の測定はHg多孔度測定により、殊にはDIN66133により行う。有利には担体の空孔サイズ分布はほぼ二頂であってよく、その際、二頂分布で約0.6μmおよび約20μmに最大を有する空孔直径分布が本発明の特別な実施態様の1つである。
空孔直径のこの二頂分布を有し、約1.75m/gの表面積を有する担体が特に有利である。この有利な担体の空孔容量は有利には約0.53ml/gである。
マクロ孔性担体材料として例えばマクロ孔を有する活性炭、炭化ケイ素、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛またはこれらの混合物が使用可能である。酸化アルミニウムおよび二酸化ジルコニウムが有利である。
触媒3もしくはその製造に関する更なる詳細はDE−A19604791.9に記載されており、これに関するその内容は参照してそのまま、本出願に取り入れることができる。
方法の実施
本発明の方法の範囲では、水素化を一般に、約50〜250℃、有利には約70〜220℃の温度で実施する。この際に使用される圧力は通常、10バールを上回り、有利には約20〜300バールである。
本発明の方法は連続的にも、または断続的に実施することができるが、連続的な方法実施が有利である。
連続的な方法実施では、水素化のために用意されたベンゼンジカルボン酸エステルもしくはその2種またはそれ以上からなる混合物の量は有利には、触媒1リットルおよび1時間当たり約0.05〜約3kg、更に有利には触媒1リットル当たり1時間あたり約0.1〜約1kgである。
水素化ガスとして、遊離の水素を含有し、かつ有害量の触媒毒、例えばCOを含有しない任意のガスを使用することができる。例えば、改質排ガスを使用することができる。有利には純粋な水素を水素化ガスとして使用する。
本発明による水素化は溶剤または希釈剤の存在下または不在下に実施することができる。即ち水素化を溶液で実施する必要はない。
しかし有利には、溶剤または希釈剤を使用する。溶剤または希釈剤として好適な溶剤または希釈剤を使用することができる。その場合、使用される溶剤または希釈剤が水素化すべきベンゼンジカルボン酸と共に均一な溶液を生じさせることができる限り、その選択は厳密ではない。例えば溶剤または希釈剤は水を含有していても良い。
好適な溶剤または希釈剤の例には次のものが含まれる:
直鎖または環式エーテル、例えばテトラヒドロフランまたはジオキサンならびにその中のアルキル基が有利には炭素原子1〜10個、殊には炭素原子3〜6個を有する脂肪族アルコール。
有利に使用することができるアルコールの例はi−プロパノール、n−ブタノール、i−ブタノールおよびn−ヘキサノールである。
これらまたは他の溶剤または希釈剤の混合物も同様に使用することができる。
使用される溶剤または希釈剤の量には特に制限がなく、それぞれの必要に応じて任意に選択することができるが、その際、水素化のために用意されたベンゼンジカルボン酸エステルの10〜70質量%溶液をもたらすような量が有利である。
特に有利には本発明の方法の範囲では、水素化の際に生じる生成物、即ち相応するシクロヘキサン誘導体を場合により他の溶剤または希釈剤と共に溶剤として使用する。この場合、方法で生じた生成物の一部をまだ水素化すべきベンゼンジカルボン酸誘導体と混合することができる。水素化のために用意された化合物の質量に対して、1〜30倍、特に有利に5〜20倍、殊に5〜10倍量の反応性生物を溶剤または希釈剤として混合する。
更に本発明は、ここで開示した新規のシクロヘキサン−1,3−もしくは−1,4−ジカルボン酸誘導体をプラスチック中の可塑剤として使用することに関する。
従来、可塑剤として主に使用されたフタレートと比較して本発明で使用されるシクロヘキサン−1,3−および−1,4−ジカルボン酸エステルは低い密度および粘度を有し、かつ特に、相応するフタレートを可塑剤として使用するよりもプラスチックの低温柔軟度の改善をもたらし、その際、生じたプラスチック材料の特性、例えばショアーA硬度および機械的特性は、フタレートを使用した場合に生じる特性と同じである。更に本発明で使用されるシクロヘキサンポリカルボン酸誘導体はドライブレンドの場合には改善された処理特性およびその結果、高い生産速度を、ならびにプラスチゾル処理の場合には相応するフタレートに比べて明らかに低い粘度による利点を有する。
新たな毒物学的所見は更に、本発明による新規のシクロヘキサン−1,3−もしくは−1,4−ジカルボン酸誘導体は殊に、従来は非常に頻繁に可塑剤として使用されたフタレートおよびフタル酸誘導体と比較して、生理学的および物質的特性に関して可塑剤としての使用に好適なだけでなく、更に、毒物学的にも好適であると示唆している。
冒頭に記載した、フタレートと関連して観察されるげっ歯類での肝臓腫瘍の発生は、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体−α(PPARα;peroxisome proliferator-activated receptor-α)に介在されると思われる。このメカニズムをベースとするペルオキシソーム増殖は、様々な標識、殊に絶対もしくは相対肝臓質量の明らかな上昇により、ならびに特定の酵素活性、例えばシアニド不感性パルミトイル−CoAオキシダーゼ(Pal−CoAオキシダーゼ)の特異的活性により証明することができる。
本発明による新規のシクロヘキサン−1,3−もしくは−1,4−ジカルボン酸誘導体は従来の様々な可塑剤、ことにこの目的に頻繁に使用されたフタレートまたはフタル酸誘導体とは逆に、生物学的に重大なペルオキシソーム増殖に影響を及ぼすことはなく、従って、その物理学的および物質的特性に関してだけではなく、毒物学的観点でも、これらの慣用の可塑剤よりも有利であると認めることができる。
本発明の意味では、少なくとも14日間に亙って毎日、食道消息子を介してこの化合物1000mg/体重kgの経口用量を得ているげっ歯類での動物実験において、相応する未処置の対照動物に比較して、絶対肝臓質量または相対肝臓質量、即ち全体重に対する肝臓質量の統計上著しい上昇も、シアニド不感性パルミトイル−CoAオキシダーゼの特異的酵素活性の毒物学的に重要な上昇も確認できない場合に、化合物は殊に毒物学的に有利であると認められる。
殊に、Dunnett試験により未処置の対照動物の絶対または相対相対肝臓質量の統計上の上昇に対して、10%を上回る実験動物の絶対または相対肝臓質量の統計上の上昇が確認された場合に、本発明の意味での絶対または相対肝臓質量の統計上著しい上昇が存在する(Dunnett, C.W.(1955), A multiple comparison procedure for comparing several treatments with a control. J.Am.Stat. Assoc. 50, 1096-1121; Dunnett, C.W.(1964), New tables for multiple comparisons with a control, Biometrics, 20, 482-491)。
少なくとも14日間に亙って毎日、食道消息子を介してこの化合物1000mg/体重kgの経口用量を得ているげっ歯類での動物実験の肝臓ホモジネートで測定されたシアニド不感性パルミトイル−CoAオキシダーゼの特異的活性が、未処置の対照動物の肝臓ホモジネートで測定されたシアニド不感性パルミトイルCoAオキシダーゼの特異的活性に比べて2倍よりも高い場合に、シアニド不感性パルミトイル−CoAオキシダーゼの特異的活性の毒物学的相対上昇が存在する。
通常、シアニド不感性パルミトイル−CoAオキシダーゼの特異的活性[mU/たんぱく質mg]はLazarow(1981, Enzymology 72, 315-319)により測定するが、その際、肝臓ホモジネート中のたんぱく質量の測定も通常のように、当業者によく知られているたんぱく質測定法、例えばLowry法により測定する。
更に、ここで開示されている本発明の意味で毒物学的に好適であると評価される新規のシクロヘキサン−1,3−もしくは−1,4−ジカルボン酸エステルは、再生毒物学的(reproduktionstoxikologisch)パラメータに関しても、慣用の可塑剤、殊にはこの目的のために非常に頻繁に使用されるフタレートおよびフタル酸誘導体に比べて著しい改善を達成することを認めることができる。
従って、本発明は殊には、少なくとも14日間に亙り食道消息子により相応するシクロヘキサン−1,3−もしくは−1,4−ジカルボン酸誘導体またはこれら2種またはそれ以上からなる混合物1000mg/体重kgを毎日経口投与するげっ歯類での動物実験において、未処理の対象動物に比較して処置後に肝臓質量の著しい増加も、シアニド−不感性パルミトイル−CoAオキシダーゼを肝臓ホモジネートで測定してその特異的活性の倍化をももたらさないここで開示された新規のシクロヘキサン−1,3−もしくは−1,4−ジカルボン酸誘導体またはこれら2種またはそれ以上からなる混合物を、毒物学的に好適であると認められるプラスチックを製造するための可塑剤として使用することに関する。
次に、本発明の方法をいくつかの実施例に基づき詳述する。
例1:製造例
BET表面積238m/gおよび空孔容量0.45ml/gを有する4mm押出し物の形のメソ−/マクロ孔性酸化アルミニウム担体に濃度0.8質量%を有する硝酸ルテニウム(III)水溶液を含浸させた。担体の空孔0.15ml/g(全容量の約33%)は50nm〜10000nmの範囲の直径を有し、かつ担体の空孔0.30ml/g(全空孔容量の約67%)は2〜50nmの範囲の空孔直径を有した。担体の含浸の間に吸収される溶液容量はこの場合、使用された担体の空孔容量にほぼ等しかった。
引き続き、硝酸ルテニウム(III)溶液を含浸した担体を120℃で乾燥させ、かつ200℃で水素流中で活性化させた(還元)。こうして製造された触媒は、触媒の質量に対してルテニウム0.05質量%を含有した。
例2:テレフタル酸ジ−(2−エチルヘキシル)エステルの水素化
1.2l圧力反応器中に触媒用バスケット型装入物中の、製造例による担持されたRu触媒40gを予め装入し、かつテレフタル酸ジ−(2−エチルヘキシル)エステル610g(1.56モル)を添加した。水素化を純粋な水素を用い、200バールの一定の圧力および温度140℃で実施した。水素がもはや吸収されなくなるまで水素化し(3.5時間)、引き続き反応器を放圧した。テレフタル酸ジ−(2−エチルヘキシル)エステルの変換率は99.8%であった。相応する水素化生成物シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ジ−(2−エチルヘキシル)−エステルの収率は、使用されたテレフタル酸ジ−(2−エチルヘキシル)エステルの全量に対して97%であった。
Figure 0005135177
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Claims (5)

  1. 触媒の存在下に、テレフタル酸エステルと水素含有ガスとを接触させることによりジ(2−エチルヘキシル)テレフタレートを水素化することによるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ジ(2−エチルヘキシル)エステルの製造方法において、触媒が、活性金属として、酸化アルミニウムを含む担体上に施与されたルテニウムを単独で含有するか、またはルテニウムを周期表の遷移元素の第1族または第7族の少なくとも1の金属と共に含有し、活性金属の量は触媒の全質量に対して0.01〜30質量%であり、その際、担体の空孔容量の10〜50%が50〜10000nmの範囲の空孔直径を有するマクロ孔からなり、かつ前記担体の空孔容量の50〜90%が2〜50nmの範囲の空孔直径を有するメソ孔により形成されており、その際、空孔容量の割合は合計して100%であることを特徴とする、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ジ(2−エチルヘキシル)エステルの製造方法。
  2. 水素化を溶剤または希釈剤の存在下に実施する、請求項に記載の方法。
  3. 水素化を連続的に実施する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ジ(2−エチルヘキシル)エステルからなる、プラスチック用可塑剤。
  5. 齧歯類での実験において、少なくとも14日間に亙ってシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ジ(2−エチルヘキシル)エステル1000mg/体重kgを食道消息子を介して毎日経口投与した場合に、未処置の対照動物に比較して、処理後に肝臓質量の著しい増加も、肝臓ホモジネートで測定されるシアニド不感性パルミトイル−CoAオキシダーゼの特異的活性の倍化ももたらさないシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ジ(2−エチルヘキシル)エステルの、毒物学的に好適なプラスチックを製造するための可塑剤としての使用。
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