JP4985502B2 - 後突用エアバッグ装置 - Google Patents
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Description
また、上記エアバッグが渦巻き状に折り畳まれる場合には、エアバッグが展開させられた状態でテーブル上に載置される。そして、車幅方向に細長い板状の折り補助具が、エアバッグにおける展開方向前側の端部上に置かれ、同エアバッグが折り補助具とともに基端部に向けて折り返される。この折り返しにより、折り補助具を芯として、その周りにエアバッグが渦巻き状に折り畳まれる。
ここで、エアバッグが展開させられた状態では、非膨張部においてスリットを挟んで隣り合う部分は車幅方向に相互に連結されていない。そのため、折り補助具を用いたエアバッグの上記折り返しの際に非膨張部が適正な位置からずれるおそれがある。
この点、請求項1に記載の発明では、非膨張部におけるスリットの近傍部分に設けられた被係止部がテーブルの係止部に係止されることで、同非膨張部がテーブルに対し位置決めされた状態となる。従って、折り補助具を芯としてエアバッグを折り返していく際に非膨張部が適正な位置からずれる現象が起こりにくくなる。その結果、非膨張部を適正に渦巻き状に折り畳むことができる。
なお、係止部は、エアバッグが折り返される直前まで被係止部に係止されるものであるから、折り返し時には係止が解除される。そのため、係止部による係止が折り返し作業の支障となることはない。
前記エアバッグには、前記最後部座席のヘッドレストの側方近傍で前記膨張流体により展開膨張する複数の膨張部と、隣り合う膨張部間に位置し、かつ前記膨張流体により膨張せずに前記ヘッドレストの後方近傍で展開する布帛製の非膨張部とを設け、複数の前記膨張部のうち車幅方向両側に位置するものを側膨張部とし、前記各側膨張部の車幅方向外側への変位を許容する変位許容部を前記非膨張部に設け、前記変位許容部は、前記非膨張部における展開方向前側の端縁の近傍から前記エアバッグの前記基端部に向けて延びるスリットと、前記非膨張部の前記スリットよりも展開方向前側に設けられ、前記膨張部の展開膨張に伴い破断して前記スリットを前記非膨張部の前記端縁まで延長する破断予定部とを備え、前記エアバッグは、展開させられた状態でテーブル上に載置されるとともに、車幅方向に細長い板状の折り補助具を芯とし、前記非膨張部の展開方向前側の端縁から前記基端部に向けて前記折り補助具とともに折り返されることにより渦巻き状に折り畳まれるものであり、前記非膨張部における前記スリットの近傍、かつ同スリットに沿う複数箇所には、前記エアバッグが折り返される直前まで、前記テーブルの係止部に係止される被係止部が設けられていることを要旨とする。
一方、隣り合う膨張部を連結する布帛により構成された非膨張部は膨張流体により膨張しない。この非膨張部は、本来はヘッドレストを乗り越えてその後方近傍で展開する。この展開の際、非膨張部に対し、側膨張部により車幅方向外側へ向かう張力が加わっていると、非膨張部がヘッドレストに引っ掛かって干渉した場合、同側膨張部の車幅方向外側への変位が規制される。この規制により、側膨張部では、後方へ展開膨張しようとする力が弱くなる、側膨張部は専ら下方へ展開しようとするようになる。そのため、ヘッドレストに引っ掛かった非膨張部のそれ以上の展開が進まず、同非膨張部が、ヘッドレストを乗り越えて、その後方近傍で展開することが困難となる。これに伴い、非膨張部に連結された側膨張部の展開膨張も阻害される。
この点、非膨張部に変位許容部が設けられた請求項2に記載の発明では、非膨張部が上記のようにヘッドレストに触れても、側膨張部の車幅方向外側への変位が変位許容部により可能となる。側膨張部の後方へ展開膨張しようとする力が下方へ展開しようとする力を上回った状態が続く。そのため、非膨張部は展開途中でヘッドレストに触れたとしても引っ掛からずに、同ヘッドレストを乗り越えやすく、その後方近傍の所定の位置までスムーズに展開する。側膨張部についても所定の位置まで展開膨張する。
ここで、スリットを非膨張部の展開方向前側の端縁から延ばし、スリットを挟んで隣り合う分割部を車幅方向に相互に連結しない構成とすることは、側膨張部の車幅方向外側への変位を許容するうえで有効である。しかし、収納部への収納に先立ち展開状態のエアバッグを折り畳む際に、非膨張部においてスリットを挟んで車幅方向に隣り合う部分をそれぞれ折り畳む作業が必要となり、煩雑である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の発明において、複数の前記膨張部のうち前記側膨張部に対し車幅方向内側に隣接するものは中間膨張部とされ、前記スリットは、前記非膨張部における前記中間膨張部近傍に設けられていることを要旨とする。
以下、車両用の後突用エアバッグ装置に具体化した第1参考例について、図1〜図13を参照して説明する。なお、以下の記載においては、車両の進行方向(前進方向)を前方とし、後進方向を後方とし、高さ方向を上下方向として説明する。また、車幅方向(左右方向)については、車両を後方から見た場合を基準として左右方向を規定する。また、車幅方向については、その中央部を基準とし、中央部から遠ざかる側(方向)を外側(外側方)といい、中央部に近づく側(方向)を内側(内側方)というものとする。
上記ルーフパネル22の後端部22Aには、シール用のウエザストリップ29が装着されている。ウエザストリップ29には係止片29Aが斜め後ろ下方へ向けて突設されており、ここにリヤルーフヘッドライニング23の後端部23Aが係合されている。この係止片29Aのリヤルーフヘッドライニング23との係合強度は、後述するエアバッグ33が膨張した際にリヤルーフヘッドライニング23に加えられる押圧力によって同係合状態が速やかに解除される程度に設定されている。
<インフレータ31>
インフレータ31は、車幅方向(図5において紙面と直交する方向)に細長い略円柱状をなしている。インフレータ31には膨張用ガスGの生成態様の違いから複数のタイプがあるが、ここでは、内部に収容したガス発生剤を反応させて膨張用ガスGを発生させる、いわゆるパイロタイプと呼ばれるインフレータ31が用いられている。なお、インフレータ31として、上記パイロタイプとは異なるタイプが用いられてもよい。こうしたタイプとしては、高圧ガスの充填された高圧ガスボンベの隔壁を火薬等によって破断して膨張用ガスGを噴出させるストアードガスタイプや、パイロタイプとストアードガスタイプの両者を組み合わせた形態のハイブリッドタイプ等が挙げられる。
一方、エアバッグ33は、折り畳まれることにより収納に適したコンパクトな形態(以下「収納用形態」という)にされたうえで上記収納部32に収納されている。エアバッグ33は、インフレータ31から供給される膨張用ガスGにより、上記収納部32から斜め後ろ下方へ飛び出して、両リヤシート12,12とリヤウインドウガラス28との間で展開膨張する。
車両10を後方から見たときの「左」、「右」とは逆になる。なお、後述する図13〜図22についても同様である。
まず、図7(A)に示す展開状態のエアバッグ33が、端縁42,46から基端部33Aへ向けて、折り線62A〜62Hに沿って順に渦巻き状(ロール状)に折り畳まれる。この折り畳みは、基端部33Aから展開方向前側へ所定距離を離間した位置(折り線62Hで示す位置)まで行われる。この折り畳みの方向は、エアバッグ33の主な展開方向(略下方)とは逆方向となる上方である。この折り畳みにより、両側部縦膨張セル37,40及び中間部縦膨張セル38,39に加え、左右両非膨張部45,41が渦巻き状となる。こうした折り畳みにより、基端部33Aから端縁42,46側へ所定距離を離間した箇所に渦巻き部63(図5(A),(B)参照)が形成され、エアバッグ33の端縁42,46が基端部33Aに接近する。
上記収納用形態にされてコンパクトにされたエアバッグ33は、両折り重ね部61,61を含む複数箇所において結束テープ(図示略)等によって結束される。
図6に示すように、エアバッグ33の基端部33Aにおいてガス供給部35の側方近傍には取付部81が設けられている。従って、エアバッグ33が折り畳まれて長尺状とされているときには、取付部81がエアバッグ33における展開方向後側に位置する。そして、取付部81は、インフレータ31よりも後側の位置において、インナパネル24に対し締結具82によって締結されている(図5(A)参照)。
(1)一方の非膨張部41に変位許容部を設けている。そのため、変位許容部により側部縦膨張セル37の車幅方向外側への変位を可能とし、非膨張部41が展開途中でヘッドレスト14Rに引っ掛かって干渉しないようにし、同非膨張部41をヘッドレスト14Rの後方近傍の所定の位置までスムーズに展開させることができる。それに伴い、非膨張部41の両側の両縦膨張セル37,38もヘッドレスト14Rの側方近傍の所定の位置まで確実に展開膨張させることができる。
また、上記の効果は、ヘッドレスト14R,14Lに対する収納部32の前後位置に左右されず得られる。そのため、第1参考例の後突用エアバッグ装置は、収納部32が天井裏の後端部に設定されている車両10に対してだけでなく、収納部32が天井裏の後端部よりも前方側に設定されている車両10に対しても有効である。
(3)図13に示すように、一方の非膨張部41にスリット43を形成した場合、そのスリット43を挟んで車幅方向両側に分割部44i,44oが形成される。これらの分割部44i,44oは、基本的には常に弛緩状態となり、側部縦膨張セル37の車幅方向外側への変位を許容する。
(4)なお、本件に関連する後突用エアバッグ装置として、特開2007−261512号公報に記載されたものがある。この後突用エアバッグ装置では、エアバッグにおける各ヘッドレストの後方側となる箇所に、同エアバッグの展開方向前側の端縁から基端部に向けて延びる凹部が設けられている。しかし、このエアバッグにおいて各ヘッドレストの後方側となる箇所は非膨張部ではなく、膨張部とされている。そのため、この公報に記載された後突用エアバッグ装置では、非膨張部がなく、これに起因する不具合、この場合非膨張部がヘッドレストに引っ掛かるという現象がそもそも起らない。凹部には、非膨張部のヘッドレストとの干渉を抑制する効果はない。ちなみに、この凹部は、ルーフヘッドライニングの後端部の下方移動を規制するストラップとエアバッグとの干渉抑制を目的として設けられたものである。
次に、第2参考例について、図14を参照して説明する。
上記第1参考例(図7(A)参照)によるように、スリット43,47を非膨張部41,45の端縁42,46から延ばし、スリット43,47を挟んで隣り合う分割部44i,44o,48i,48oを車幅方向に相互に連結しない構成とすることは、側部縦膨張セル37,40の車幅方向外側への変位を許容するうえで有効である。しかし、収納部32への収納に先立ち展開状態のエアバッグ33を折り線62A〜62Iに沿って折り畳む際に、非膨張部41,45の分割部44i,44o,48i,48o毎に折り畳む作業が必要となり、煩雑である。
(5)スリット101及び破断予定部102により非膨張部41の変位許容部を構成している。そのため、側部縦膨張セル37の車幅方向外側への変位を許容して非膨張部41のヘッドレスト14Rとの干渉を抑制する効果を維持しつつ、エアバッグ33を収納用形態にする際の非膨張部41の折り畳み作業を容易に行うことができるようになる。
次に、本発明を具体化した第1実施形態について、図15及び図16を参照して説明する。
(6)分割部44o,44iにおけるスリット43の近傍、かつ同スリット43に沿う複数箇所に被係止部を設けている。そのため、テーブル105の係止部を被係止部に係止させることで、分割部44o,44iをテーブル105に位置決めすることができる。分割部44o,44iを適正な位置からずらすことなく、適正に渦巻き状に折り畳むことができる。
(第3参考例)
次に、第3参考例について、図17及び図18を参照して説明する。第3参考例は、非膨張部及び変位許容部の構成が上述した第1参考例と異なっている。ただし、一方の非膨張部及び変位許容部と、他方の非膨張部及び変位許容部とは、共通の構成を有している。そのため、ここでは、一方の非膨張部及び変位許容部の構成・作用・効果について説明し、他方の非膨張部及び変位許容部については説明を省略する。
(2′)中間部縦膨張セル38から分離した状態で側部縦膨張セル37に設けられた非膨張外構成片116と、側部縦膨張セル37から分離し、かつ非膨張外構成片116に接近又は接触した状態で中間部縦膨張セル38に設けられた非膨張内構成片117とによって、非膨張部118及び変位許容部を構成している。
次に、本発明を具体化した第2実施形態について、図19及び図20を参照して説明する。
(8)非膨張外構成片116における非膨張内構成片117側の部分116A、及び非膨張内構成片117における非膨張外構成片116側の部分117Aに被係止部を設けている。そのため、テーブル105の係止部を被係止部に係止させることで非膨張外構成片116及び非膨張内構成片117をテーブル105に位置決めすることができる。非膨張外構成片116及び非膨張内構成片117を適正な位置からずらすことなく、適正に渦巻き状に折り畳むことができる。
次に、本発明を具体化した第3実施形態について、図21及び図22を参照して説明する。第3実施形態では、一方の非膨張部118における非膨張外構成片116及び非膨張内構成片117が、それらの少なくとも一部において車幅方向に重なり合っている。ここでの一部とは、非膨張外構成片116における非膨張内構成片117側の部分116B、及び非膨張内構成片117における非膨張外構成片116側の部分117Bである。部分116Bは、特許請求の範囲における非膨張外構成片116の非膨張内構成片117との重なり部分に該当し、部分117Bは、非膨張内構成片117の非膨張外構成片116との重なり部分に該当する。なお、説明を省略するが、他方の非膨張部における非膨張外構成片及び非膨張内構成片についても同様である。また、図22では、部分116B及び係止孔121も併せて図示するために、部分117Bを含む中間部縦膨張セル38の一部(下部)が折り曲げられた状態で示されている。
(10)非膨張外構成片116の非膨張内構成片117との重なり部分(部分116B)と、非膨張内構成片117の非膨張外構成片116との重なり部分(部分117B)とに、共通のピン126が抜き出し可能に挿通される係止孔121,122をあけ、これらの係止孔121,122によって被係止部を構成している。そのため、非膨張外構成片116及び非膨張内構成片117をテーブル105に係止するために必要なピン126の数が、非膨張外構成片116及び非膨張内構成片117が相互に重なり合う部分を有しない場合の半分ですむ。
・非膨張部の少なくとも一部に、同非膨張部を車幅方向に折り畳むことにより蛇腹状をなす部分を設け、この部分を、側部縦膨張セル37,40の車幅方向外側への変位を許容する変位許容部としてもよい。
・非膨張部41,45におけるスリット43,47の上端43U,47Uを上記第1実施形態よりも低い位置に設定してもよい。
・本発明は、エアバッグ33内にインナチューブ51を有しない後突用エアバッグ装置にも適用可能である。
Claims (6)
- 車両の天井裏に設けた収納部に、折り畳まれた状態のエアバッグと同エアバッグに車両前方側から膨張流体を供給する膨張流体供給源とを収納し、さらに同エアバッグの基端部を車両に固定し、後突による車両後方からの衝撃に応じて前記膨張流体供給源から供給される膨張流体により、前記エアバッグの前記基端部を前記収納部に残した状態で、同エアバッグを前記収納部から車室内の斜め後ろ下方へ向けて飛び出させ、最後部座席の後方近傍で展開膨張させるようにした後突用エアバッグ装置であって、
前記エアバッグには、前記最後部座席のヘッドレストの側方近傍で前記膨張流体により展開膨張する複数の膨張部と、隣り合う膨張部間に位置し、かつ前記膨張流体により膨張せずに前記ヘッドレストの後方近傍で展開する布帛製の非膨張部とを設け、
複数の前記膨張部のうち車幅方向両側に位置するものを側膨張部とし、前記各側膨張部の車幅方向外側への変位を許容する変位許容部を前記非膨張部に設け、
前記変位許容部は、前記非膨張部の展開方向前側の端縁から前記エアバッグの前記基端部に向けて延びるスリットからなり、
前記エアバッグは、展開させられた状態でテーブル上に載置されるとともに、車幅方向に細長い板状の折り補助具を芯とし、前記非膨張部の展開方向前側の端縁から前記基端部に向けて前記折り補助具とともに折り返されることにより渦巻き状に折り畳まれるものであり、
前記非膨張部における前記スリットの近傍、かつ同スリットに沿う複数箇所には、前記エアバッグが折り返される直前まで、前記テーブルの係止部に係止される被係止部が設けられていることを特徴とする後突用エアバッグ装置。 - 車両の天井裏に設けた収納部に、折り畳まれた状態のエアバッグと同エアバッグに車両前方側から膨張流体を供給する膨張流体供給源とを収納し、さらに同エアバッグの基端部を車両に固定し、後突による車両後方からの衝撃に応じて前記膨張流体供給源から供給される膨張流体により、前記エアバッグの前記基端部を前記収納部に残した状態で、同エアバッグを前記収納部から車室内の斜め後ろ下方へ向けて飛び出させ、最後部座席の後方近傍で展開膨張させるようにした後突用エアバッグ装置であって、
前記エアバッグには、前記最後部座席のヘッドレストの側方近傍で前記膨張流体により展開膨張する複数の膨張部と、隣り合う膨張部間に位置し、かつ前記膨張流体により膨張せずに前記ヘッドレストの後方近傍で展開する布帛製の非膨張部とを設け、
複数の前記膨張部のうち車幅方向両側に位置するものを側膨張部とし、前記各側膨張部の車幅方向外側への変位を許容する変位許容部を前記非膨張部に設け、
前記変位許容部は、
前記非膨張部における展開方向前側の端縁の近傍から前記エアバッグの前記基端部に向けて延びるスリットと、
前記非膨張部の前記スリットよりも展開方向前側に設けられ、前記膨張部の展開膨張に伴い破断して前記スリットを前記非膨張部の前記端縁まで延長する破断予定部と
を備え、
前記エアバッグは、展開させられた状態でテーブル上に載置されるとともに、車幅方向に細長い板状の折り補助具を芯とし、前記非膨張部の展開方向前側の端縁から前記基端部に向けて前記折り補助具とともに折り返されることにより渦巻き状に折り畳まれるものであり、
前記非膨張部における前記スリットの近傍、かつ同スリットに沿う複数箇所には、前記エアバッグが折り返される直前まで、前記テーブルの係止部に係止される被係止部が設けられていることを特徴とする後突用エアバッグ装置。 - 前記係止部は、列をなした状態で前記テーブルから突出する複数のピンであり、前記被係止部は、前記各ピンが抜き出し可能に挿通される複数の係止孔からなる請求項1又は2に記載の後突用エアバッグ装置。
- 複数の前記膨張部のうち前記側膨張部に対し車幅方向内側に隣接するものは中間膨張部とされ、前記スリットは、前記非膨張部における前記中間膨張部近傍に設けられている請求項1〜3のいずれか1つに記載の後突用エアバッグ装置。
- 車両の天井裏に設けた収納部に、折り畳まれた状態のエアバッグと同エアバッグに車両前方側から膨張流体を供給する膨張流体供給源とを収納し、さらに同エアバッグの基端部を車両に固定し、後突による車両後方からの衝撃に応じて前記膨張流体供給源から供給される膨張流体により、前記エアバッグの前記基端部を前記収納部に残した状態で、同エアバッグを前記収納部から車室内の斜め後ろ下方へ向けて飛び出させ、最後部座席の後方近傍で展開膨張させるようにした後突用エアバッグ装置であって、
前記エアバッグには、前記最後部座席のヘッドレストの側方近傍で前記膨張流体により展開膨張する複数の膨張部と、隣り合う膨張部間に位置し、かつ前記膨張流体により膨張せずに前記ヘッドレストの後方近傍で展開する布帛製の非膨張部とを設け、
複数の前記膨張部のうち車幅方向両側に位置するものを側膨張部とし、前記各側膨張部の車幅方向外側への変位を許容する変位許容部を前記非膨張部に設け、
複数の前記膨張部のうち前記側膨張部に対し車幅方向内側に隣接するものは中間膨張部とされ、
前記非膨張部及び前記変位許容部は、前記中間膨張部から分離した状態で前記側膨張部に設けられた非膨張外構成片と、前記側膨張部から分離し、かつ前記非膨張外構成片に接近又は接触した状態で前記中間膨張部に設けられた非膨張内構成片とを備え、
前記エアバッグは、展開させられた状態でテーブル上に載置されるとともに、車幅方向に細長い板状の折り補助具を芯とし、前記非膨張部の展開方向前側の端縁から前記基端部に向けて前記折り補助具とともに折り返されることにより渦巻き状に折り畳まれるものであり、
前記非膨張外構成片における前記非膨張内構成片側の部分、及び前記非膨張内構成片における前記非膨張外構成片側の部分には、前記エアバッグが折り返される直前まで、前記テーブルの係止部に係止される被係止部がそれぞれ設けられていることを特徴とする後突用エアバッグ装置。 - 前記非膨張内構成片及び前記非膨張外構成片は、それらの少なくとも一部において車幅方向に重なり合っており、
前記係止部は、前記非膨張部の展開方向に列をなした状態で前記テーブルから突出する複数のピンからなり、
前記被係止部は、前記非膨張外構成片の前記非膨張内構成片との重なり部分、及び前記非膨張内構成片の前記非膨張外構成片との重なり部分にそれぞれ設けられ、前記各ピンが共通の係止部として抜き出し可能に挿通される複数の係止孔からなる請求項5に記載の後突用エアバッグ装置。
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