JP4980140B2 - ウェーハの研削加工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被膜を有する半導体ウェーハなどの基板を研削加工する研削加工方法に関する。
半導体ウェーハの表面には、LSIなどの電子回路を構成するための金、銅、アルミニウムなどからなる金属膜が形成されるほか、ポリイミドなどによる樹脂膜が形成される場合がある。金属膜は例えば拡散炉装置やCVD装置によって形成されるが、これら装置にウェーハを供する際には、製品となるウェーハの歩留まりを向上させるために、製品とはならないダミーウェーハを投入することが行われている。ダミーウェーハは、使用後に廃棄してしまったのでは不経済なので再使用している。また、半導体ウェーハの処理工程で、表面に形成した半導体デバイスが不良になった場合にも、そのウェーハを再使用している。
これらウェーハを再使用するにあたっては、表面に形成されている金属膜や樹脂膜などの被膜を除去し、かつ所定厚さに加工している。この被膜の除去方法として、化学的エッチングによる方法や機械的な研削方法などがある。化学的エッチングは、相当な時間を要する上、エッチング液の処理が環境破壊につながるおそれがあるが、研削による方法であれば、比較的容易に被膜を除去することができる。この研削方法としては、例えば特許文献1に記載の方法がある。
このようにウェーハを研削加工する際、一般的にはウェーハの厚さを測定しながら行う。このとき使用される厚さ測定器として、例えば特許文献2に記載されるような接触式の測定器がある。この接触式の測定器のほかに非接触式の測定器も有るが、この非接触式の測定器は、特に金属膜などを有するウェーハを測定する場合、正確にウェーハの厚さを測定することが困難である。
特開2000−269174公報 特開昭63−256360公報
上記文献に記載の測定器および研削加工装置を使用して上記したような再使用するウェーハの被膜を研削すると、接触式の厚さ測定器の接触部分に比較的硬いダイヤモンドや超硬を使用しているため、接触部分が被膜を引っ掻き、被膜からひげ状に長く延びた屑が発生する場合がある。そして、このひげ状の屑が研削装置のウェーハ保持手段の保持面に付着するおそれがあり、ひげ状の屑が付着した状態の保持面に後続のウェーハを保持させると、そのウェーハと保持面との間にひげ状の屑を挟み込んで、ウェーハが浮き上がった状態で保持される。このような状態でウェーハを設定された研削量だけ研削すると、所望の厚さより薄く仕上がってしまうという不都合が生じる。
よって本発明は、被膜を有する半導体ウェーハなどの基板を研削加工するときに、ひげ状の屑などの障害物を発生させることなくウェーハの厚さを測定することで、保持面への障害物の付着を防ぎ、その結果、ウェーハを所望の厚さに確実に研削することのできるウェーハの研削加工方法を提供することを目的としている。
本発明の研削加工方法は、少なくとも一の面に積層物を有するウェーハの積層物を有する面を、積層物の厚さを超える第一の研削量を少なくとも含む所望の研削量のみ研削加工する加工方法であって、ウェーハを、積層物を有する面が露出するよう保持手段の保持面に回転可能に保持する保持工程と、保持手段を適宜間欠的に回転させ、保持手段に保持されたウェーハにおける積層物の表面の複数位置に、保持手段の回転が停止した状態で厚さ測定手段の測定端子を接触させ、積層物を含んだウェーハの厚さを測定する第一厚さ測定工程と、第一厚さ測定工程で測定された複数の厚さ測定値と、所望の研削量のデータとを記憶手段に記憶する厚さ記憶工程と、厚さ測定手段の測定端子を積層物の表面から退避させ、保持手段の回転軸と略平行な回転軸を有する研削ホイールを、回転可能かつ保持手段の保持面に対して進退可能に保持する研削手段を、研削手段の送り動作を制御する送り制御手段によってウェーハの積層物の表面に第一の研削量送り込み、少なくとも積層物を除去するまで研削する第一研削工程と、第一研削工程後に厚さ測定手段の測定端子をウェーハの研削面に接触させ、測定端子のウェーハの研削面への接触状態を維持してウェーハの厚さを測定する第二厚さ測定工程と、記憶手段に記憶された複数の厚さ測定値のうち最も厚い測定値から第二厚さ測定工程にて測定している測定値を差し引いた値が、記憶手段に記憶されている所望の研削量と一致するまで研削手段を送り制御手段によって該ウェーハに向けて送り込む第二研削工程とを備えることを特徴としている。
本発明の研削加工方法は、まず、被膜の研削加工前に厚さ測定手段の測定端子を保持手段の回転を停止させた状態で接触させ、被膜を含んだウェーハの厚さを測定する。次いで、測定端子を被膜表面から退避させ、被膜の研削加工を行う。被膜の研削が終了した後、再度、測定端子をウェーハ表面に接触させ、この接触状態を維持するとともに、ウェーハの厚さを測定しながら所望の厚さになるまで研削をする。最初の厚さ測定時には保持手段の回転を停止した状態で測定端子が接触して厚さを測定するとともに、被膜研削時に、測定端子が接触状態でないため、測定端子が被膜を引っ掻くことはない。そのため、ひげ状の屑の発生を防ぐことができる。このため、後続のウェーハを研削するときに、ウェーハの浮き上がりを防止することができる。この結果、ウェーハを所望の厚さに確実に研削することができる。
本発明の研削加工方法で連続的にウェーハを研削加工するとき、研削加工したウェーハの第二研削工程完了時の厚さ測定手段により測定された厚さ測定値を、保持手段の前記保持面からの刃先位置として記憶手段に記憶する刃先位置記憶工程と、後続のウェーハが研削される第一研削工程時に、第一厚さ測定工程にて測定された後続のウェーハの厚さ測定値と、記憶手段に記憶された刃先位置とに基づき、送り制御手段により研削手段の刃先位置を、保持手段に保持された後続のウェーハの表面に接触しない直前の位置へ、研削加工時に送り込む速度より速い速度で送り込む早送り工程とを含むことが好ましい。
ウェーハの研削を開始するとき、研削ホイールは、早送り工程で待機位置からウェーハの直前まで研削加工時に送り込む速さより、速い速度で送られる。この早送り工程は、ウェーハを研削してないときの送り動作を、研削加工時の送り動作と同じ速度で行うと加工時間にロスが生じるため、加工時間を短縮させるために行う。ところで、研削ホイールの刃は、ウェーハを研削するごとに磨耗が進んでいく。この刃の磨耗状態を把握できていないと、刃が磨耗した以前の刃先位置で早送り工程が終了してしまう。そのため、その分余計な加工時間が生じてしまい、生産効率の低下を招くおそれがある。しかしながら、刃先位置記憶工程によって、ウェーハ研削完了時の刃先位置を毎回確認し、記憶手段に記憶しているため、刃の磨耗状態を正確に把握することができる。そのため、厚さ測定値と刃先位置とを基にして、より正確な早送り工程を行うことできる。その結果、最適な加工時間で効率的にウェーハの研削加工を行うことができる。
本発明によれば、厚さ測定器の測定端子での被膜の引っ掻きを防止することで、ひげ状の屑の発生を防止し、その結果、ひげ状の屑が保持面へ付着することを防ぎ、ウェーハを所望の厚さに確実に研削することができるといった効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
[1]半導体ウェーハ
図1の符合1は、図2に示す一実施形態の研削加工装置によって研削される円盤状の半導体ウェーハ(以下ウェーハと略称)を示している。このウェーハ1はシリコンウェーハ等であって、加工前の厚さは例えば700μm程度である。ウェーハ1の表面には、LSIなどの電子回路を構成するための金、銅、アルミニウムなどからなる金属膜やポリイミドなどによる樹脂膜などの被膜(積層物)2が形成される。この被膜2は、例えば蒸着法の一つである化学気相成長を行う拡散炉装置やCVD装置によって形成される。また、ウェーハ1の周面の所定箇所には、半導体の結晶方位を示すV字状の切欠き(ノッチ)3が形成されている。
上記拡散炉装置やCVD装置では、製品となるウェーハ1の歩留まりを向上させるために身代わりとなるダミーウェーハを投入する場合がある。このダミーウェーハは、何回か繰り返し利用後に廃棄処分される。しかしながら、このダミーウェーハを数回の使用で廃棄すると不経済なので、ウェーハ1の表面に形成された被膜2を除去し、ダミーウェーハとして再利用する。この被膜2の除去方法として、図2に示す研削加工装置10を用いて、被膜2を研削する方法が行われる。
[2]研削加工装置の基本的な構成および動作
図2に示す一実施形態の研削加工装置10は、上面が水平な直方体状の基台11を備えている。図2では、基台11の長手方向、幅方向および鉛直方向を、それぞれY方向、X方向およびZ方向で示している。基台11のY方向一端部(奥側の端部)には、X方向に並ぶ一対のコラム12が立設されている。基台11上のコラム12側である奥側は、ウェーハ1を研削加工する加工エリア11Aとされ、手前側は、加工エリア11Aに加工前のウェーハ1を供給し、かつ、加工後のウェーハ1を回収する着脱エリア11Bとされている。
加工エリア11Aには、回転軸がZ方向と平行で上面が水平とされた円盤状のターンテーブル13が回転自在に設けられている。このターンテーブル13は、図示せぬ回転駆動機構によって矢印R方向に回転させられる。ターンテーブル13上には、複数(この場合は3つ)の円盤状のチャックテーブル(保持手段)20が、周方向に等間隔をおいて回転自在に配置されている。各チャックテーブル20は、回転軸がZ方向と平行に設定されており、図示せぬ回転駆動機構によって一方向に回転すなわち自転し、ターンテーブル13が回転すると公転の状態になる。ウェーハ1は、略水平とされるこれらチャックテーブル20の上面に同心状に保持される。
チャックテーブル20は一般周知の真空チャック式であり、上面に載置されるウェーハ1を真空作用によって吸着、保持する。図3に示すように、チャックテーブル20は外形が円盤状の枠体22で形成され、この枠体22の上面に形成された浅い凹部22bに、多孔質の吸着エリア21が形成されている。ウェーハ1は、吸着エリア21の上面(保持面)21aに吸着、保持される。
図2に示すように2つのチャックテーブル20がコラム12に近接してX方向に並んだ状態において、それらチャックテーブル20の直上には、研削ユニット(研削手段)30がそれぞれ配されている。各チャックテーブル20は、ターンテーブル13の回転によって、各研削ユニット30の下方の研削位置と、着脱エリア11Bに最も近付いた着脱位置との3位置にそれぞれ位置付けられるようになっている。研削位置は2箇所あり、これら研削位置ごとに研削ユニット30が配備されている。この場合、ターンテーブル13の回転によるチャックテーブル20の矢印Rで示す移送方向上流側(図2で左側)の研削位置が一次研削位置、下流側の研削位置が二次研削位置とされている。一次研削位置では粗研削が行われ、二次研削位置では仕上げ研削が行われる。
各研削ユニット30は、コラム12に昇降自在に取り付けられたスライダ40に固定されている。スライダ40は、Z方向に延びるガイドレール41に摺動自在に装着されており、サーボモータ42によって駆動されるボールねじ式の送り機構43によってZ方向に移動可能とされている。各研削ユニット30は、送り機構43によってZ方向に昇降し、下降してチャックテーブル20に接近する研削送り動作により、チャックテーブル20に保持されたウェーハ1の露出面を研削する。送り機構43を回転させるサーボモータ42の動作は、送り制御手段71によって制御される。
研削ユニット30は、図3に示すように、軸方向がZ方向に延びる円筒状のスピンドルハウジング31と、このスピンドルハウジング31内に同軸的、かつ回転自在に支持されたスピンドルシャフト32と、スピンドルハウジング31の上端部に固定されてスピンドルシャフト32を回転駆動するモータ33と、スピンドルシャフト32の下端に同軸的に固定された円盤状のフランジ34とを具備している。そしてフランジ34の下面に、砥石ホイール(研削ホイール)35がねじ止め等の取付手段によって着脱自在に取り付けられる。
砥石ホイール35は、アルミニウム等からなる環状のフレーム36の下面に複数の砥石37が配列されて固着されたものである。砥石37による加工面は、研削ユニット30の回転軸、すなわちスピンドルシャフト32の軸方向に直交するように設定される。砥石37は、例えばガラス質のボンド材中にダイヤモンド砥粒を混合して成形し、焼結したものが用いられる。ここで、一次研削用の研削ユニット30の砥石37は、例えば♯320〜♯400程度の比較的粗い砥粒を含むものが用いられる。また、二次研削用の研削ユニット30の砥石37は、例えば♯2000〜♯8000程度の比較的細かい砥粒を含むものが用いられる。各フランジ34および各砥石ホイール35には、研削面の冷却や潤滑あるいは研削屑の排出のための研削水を供給する研削水供給機構(図示省略)が設けられ、該機構には給水ラインが接続されている。
図2に示すように、基台11上には、基準側ハイトゲージ51とウェーハ側ハイトゲージ52との組み合わせで構成される厚さ測定ゲージ(厚さ測定手段)50が、一次研削側および二次研削側に位置するチャックテーブル20に対して、それぞれ配設されている。図3(a)に示すように、基準側ハイトゲージ51は、揺動する基準プローブ51aの先端が、ウェーハ1で覆われないチャックテーブル20の枠体22の上面22aに接触し、該上面22aの高さ位置を検出するものである。枠体22の上面22aは、実際にウェーハ1を吸着、保持する吸着エリア21の上面21aと同一平面である。ウェーハ側ハイトゲージ52は、揺動する変動プローブ(測定端子)52aの先端がチャックテーブル20に保持されるウェーハ1の上面すなわち被研削面に接触することで、ウェーハ1の上面の高さ位置を検出するものである。
厚さ測定ゲージ50によれば、ウェーハ側ハイトゲージ52の測定値から基準側ハイトゲージ51の測定値を引いた値に基づいてウェーハ1の厚さが測定される。この場合はウェーハ1の表面に被膜2が形成されているので、被膜2の厚さも加味してウェーハ1の厚さが算出される。ウェーハ側ハイトゲージ52によるウェーハ1の厚さ測定位置、すなわち変動プローブ52aのウェーハ1への接触点は、ウェーハ1の外周縁に近い外周部分が好適である。
上記研削ユニット30は、砥石ホイール35が例えば3000〜5000rpmで回転しながら所定速度(例えば一次研削では3〜5μm/秒程度、二次研削では0.2〜0.5μm/秒程度)で研削送りされることにより、砥石ホイール35の砥石37がチャックテーブル20上に保持されたウェーハ1の被研削面を押圧し、これによって被研削面が研削される。また、研削加工の際、ウェーハ1はチャックテーブル20によって砥石ホイール35と同方向に回転させられ、その回転速度は、10rpm程度から、最大で300rpm程度とされる。研削ユニット30による研削量は、上記厚さ測定ゲージ50によるウェーハ厚さ測定値と、記憶手段72に記憶されているウェーハ1の所望の研削量とに基づいて制御される。このウェーハ1の所望の研削量は、研削加工前に記憶手段72に記憶される。
図3に示すように、砥石ホイール35の砥石37による研削外径は、チャックテーブル20の吸着エリア21の半径よりも大きなものが用いられる。そして、一次研削位置および二次研削位置に位置付けられるチャックテーブル20は、一定の幅を有する砥石37の下端面である刃先37aがチャックテーブル20の回転中心、すなわちウェーハ1の中心を通過するように、研削ユニット30に対面して位置付けられる。この位置関係により、チャックテーブル20上に保持され、チャックテーブル20の回転によって自転するウェーハ1の被研削面全面が、砥石ホイール35の砥石37で一様に研削される。
ウェーハ1は、最初に一次研削位置で研削ユニット30により一次研削された後、ターンテーブル13が図2に示すR方向に回転することにより二次研削位置に移送され、ここで研削ユニット30により二次研削される。一次研削は主にウェーハ1の被膜2を除去する工程であり、後に詳述する。
以上が加工エリア11Aに関する構成であり、次に、着脱エリア11Bについて説明する。図2に示すように、着脱エリア11Bの中央には、上下移動可能で2節リンク式の旋回アームを備えたピックアップロボット60が設置されている。そしてこのピックアップロボット60の周囲には、上から見て反時計回りに、供給カセット61、位置合わせ台62、供給アーム63、洗浄ノズル67、回収アーム64、スピンナ式洗浄ユニット65、回収カセット66が、それぞれ配置されている。カセット61,66は複数のウェーハ1を水平な姿勢で、かつ上下方向に一定間隔をおいて積層状態で収容するもので、基台11上の所定位置にセットされる。
研削加工されるウェーハ1は、はじめにピックアップロボット60によって供給カセット61内から取り出され、位置合わせ台62上に載置されて一定の位置に決められる。次いでウェーハ1は、供給アーム63によって位置合わせ台62から取り上げられ、着脱位置で待機しているチャックテーブル20上に裏面を上に向けて同心状に載置される。ウェーハ1はターンテーブル13のR方向への回転によって一次研削位置と二次研削位置にこの順で移送され、これら研削位置で、研削ユニット30により上記のようにして被研削面が研削される。
二次研削は、厚さ測定ゲージ50によってウェーハ1の厚さを測定しながら行われ、その測定値に基づいて送り機構43による砥石ホイール35の研削送り量が制御され、二次研削終了の段階でウェーハ1は所望厚さまで研削される。なお、一次研削では、所望厚さの例えば20〜40μm手前まで粗研削され、残りが二次研削で仕上げ研削される。
二次研削が終了したウェーハ1は、さらにターンテーブル13がR方向に回転することにより着脱位置に戻される。着脱位置に戻ったチャックテーブル20上のウェーハ1は回収アーム64によって取り上げられ、洗浄ユニット65に移されて洗浄される。洗浄ユニット65では、ウェーハ1が上記チャックテーブル20と同様の回転式の吸着テーブルに吸着、保持され、回転の最中に純水等の洗浄水が被研削面に噴射されて研削屑等が除去され、この後、窒素ガスや乾燥エア等が吹き付けられて乾燥処理される。洗浄ユニット65で洗浄処理されたウェーハ1は、ピックアップロボット60によって回収カセット66内に移送、収容される。洗浄ノズル67からは、着脱位置に位置付けられたチャックテーブル20に向けて洗浄水が噴射されるようになっており、ウェーハ1が研削されるごとにこの動作が繰り返され、これによって供給アーム63からウェーハ1が供給される時のチャックテーブル20は、常に洗浄された状態とされる。
[3]研削加工装置による被膜の研削方法
以上が研削加工装置10の基本動作であるが、この装置10では、一次研削である粗研削において、ウェーハ1の被膜2が研削される。以下、その研削方法を図2〜図6を用いて説明する。
ウェーハ1の研削加工を行う前に、少なくとも被膜2の厚さを超える量である第一の研削量g1と、一次研削での所望研削量である一次所望研削量(所望の研削量)g2とを決定し、記憶手段72に記憶させる。この後、研削加工されるウェーハ1は供給カセット61内から取り出され、チャックテーブル20上に吸着、保持される。そして、ターンテーブル13がR方向に回転し、ウェーハ1が一次研削位置に位置付けられる。
一次研削位置に位置付けられたウェーハ1は、一次研削側の厚さ測定ゲージ50にて被膜2を含んだ厚さt1が測定される(第一厚さ測定工程)。このとき、図4に示すようにウェーハ1における複数位置の厚さが測定される。まず、図4(a)に示すように、回転が停止している状態のチャックテーブル20上のウェーハ1の任意の位置(図では測定位置4a)で、変動プローブ52aを降下させて被膜2の表面(積層物の表面)2aに接触させ、測定位置4aにおけるウェーハ1の被膜2を含んだ厚さt1を測定する。測定位置4aでの測定が完了したら、一旦、変動プローブ52aを上昇させ、被膜2の表面2aから退避させる。次いで、チャックテーブル20を所定の角度だけ回転させ、測定位置4aとは別位置である測定位置4bに合わせて、測定位置4aの測定方法と同様な方法で、測定位置4bでのウェーハ1の被膜2を含んだ厚さt1を測定する。この後、測定位置4aから測定位置4bへ測定位置を移動させたのと同様な方法で、図4(c)に示す測定位置4cまで測定位置を移動させ、測定位置4cでのウェーハ1の被膜2を含んだ厚さt1を測定する。第一厚さ測定工程の最終測定位置である測定位置4cの測定が終了したら、変動プローブ52aを被膜2の表面2aから退避させる。
本実施形態では、測定位置4a、4b、4cの3箇所の位置で測定したが、被膜2を含んだウェーハ1の厚さt1を正確に測定することができれば何箇所でも構わない。この測定位置4a、4b、4cで測定された厚さ測定値は、記憶手段72に記憶される(厚さ記憶工程)。
被膜2を含むウェーハ1の厚さ測定値が記憶手段72に記憶されたら、図6(a)に示すように、変動プローブ52aを退避させた状態にして、チャックテーブル20を回転させ、ウェーハ1を連続的に回転させる。そして、サーボモータ42を作動させ、研削ユニット30をウェーハ1へ向けて送り込む。このとき、研削ユニット30は、砥石37の刃先37aが、第一厚さ工程で測定し、記憶手段72に記憶された厚さ測定値の中で最も厚い測定位置の直前位置に来るまで、研削時に送り込む速度より速い速度で送られる(早送り工程)。
研削ユニット30が直前位置まで送り込まれたら、送り制御手段71により研削ユニット30の送り込む速度を研削時の速度にして、砥石37の刃先37aを被膜2の表面2aへ送り込み、ウェーハ1の研削を開始する(第一研削工程)。このとき、送り制御手段71は、第一の研削量g1と、第一厚さ測定工程で測定して記憶手段に記憶された厚さ測定値の中で最も厚い測定値とを記憶手段72から読み取り、この最も厚い測定値を基準にして、第一の研削量g1に達するまで研削ユニット30をウェーハ1に向けて送り込む。このときの第一の研削量g1は、送り制御手段72により研削ユニット30をウェーハ1に送り込むサーボモータ42の回転数として認識される。この第一研削工程で、第一厚さ測定工程で測定された複数の測定値の中で最も厚い測定値を基準にするのは、ウェーハ1の過度な研削を防止するためである。
研削ユニット30をウェーハ1へ送り込み、ウェーハ1の研削量が第一の研削量g1に到達したら、研削ユニット30の送り込みを一旦停止させる。そして、図6(b)に示すように、再び、変動プローブ52aを降下させ、ウェーハ1の研削面1aに接触させて第一研削工程後の厚さを測定する(第二厚さ測定工程)。第二厚さ測定工程以降、変動プローブ52aは常にウェーハ1の研削面1aに接触している状態にして、ウェーハ1の厚さを測定する。
次いで、図5に示すように、記憶手段72から一次所望研削量g2を読み取り、ウェーハ1の研削量が一次所望研削量g2に到達するまで、再び、送り制御手段71によってサーボモータ42の動作を制御し、研削ユニット30をウェーハ1に向けて送り込む(第二研削工程)。このとき、第一厚さ測定工程で測定した厚さ測定値の中で最も厚い測定値から第二厚さ測定工程以降に測定している厚さ測定値を差し引いた値を、実際に研削された研削量として読み取る。図6(c)に示すように、この差し引いた値が一次所望研削量g2に到達したら、研削ユニット30の送り込みを停止し、一次研削が終了する。このときの厚さ測定値を砥石37の刃先37aの位置として、記憶手段72にする(刃先位置記憶工程)。この刃先位置記憶工程は、後続のウェーハ1を研削するときに、この砥石37の刃先37aの位置と、後続のウェーハ1の第一厚さ測定工程で測定される厚さ測定値を基にして、早送り工程を適確に行うものである。
このようにして、ウェーハ1の表面に形成された被膜2が除去される。一次研削で被膜2が除去されたウェーハ1は、二次研削位置へ移動し、仕上げ研削である二次研削が行われる。二次研削後、二次研削が終了したウェーハ1は、上記のように着脱位置に戻され、洗浄ユニット65で洗浄され、回収カセット66内に移送、収容される。
第一研削工程前の第一厚さ測定工程でウェーハ1を回転停止しているため、また第一研削工程時に、変動プローブ52aが被膜2の表面2aと接触してないため、変動プローブ52aが被膜2を引っ掻くことはない。このため、ひげ状の屑が発生することはなく、ウェーハ1の研削後にひげ状の屑が吸着エリア21の上面21aに付着することを防止できる。この結果、後続のウェーハ1を研削するときに、ウェーハ1の浮き上がりを防止することができ、ウェーハ1を所望の厚さに確実に研削することができる。
刃先位置記憶工程によって、ウェーハ1の研削完了時の砥石37の刃先37aを毎回確認し、記憶手段72に記憶しているため、砥石37の磨耗状態を正確に把握することができる。そのため、厚さ測定値と砥石37の刃先37aとを基にして、より正確な早送り工程を行うことできる。その結果、最適な加工時間で効率的にウェーハ1の研削加工を行うことができる。
は、本発明の一実施形態で研削加工が施されるウェーハの(a)斜視図、(b)側面図である。 は、本発明の一実施形態に係る研削加工装置の斜視図である。 は、図2に示した研削加工装置が備える研削ユニットによってウェーハ表面を研削している状態を示す(a)斜視図、(b)側面図である。 は、一実施形態の研削加工方法の一次厚さ測定工程の様子を示した平面図である。 は、一実施形態の研削加工方法の二次研削工程の様子を示した側面図である。 は、一実施形態の研削加工方法の各工程におけるウェーハの研削の様子と、ウェーハの研削量とを示した側面図である
符号の説明
1…半導体ウェーハ(ウェーハ)
1a…ウェーハの研削面
2…被膜(積層物)
2a…被膜の表面(積層物の表面)
4a、4b、4c…測定位置(複数位置)
20…チャックテーブル(保持手段)
21a…吸着エリアの上面(保持面)
30…研削ユニット(研削手段)
35…砥石ホイール(研削ホイール)
50…厚さ測定ゲージ(厚さ測定手段)
52a…変動プローブ(測定端子)
72…記憶手段
71…送り制御手段

Claims (2)

  1. 少なくとも一の面に積層物を有するウェーハの該積層物を有する面を、該積層物の厚さを超える第一の研削量を少なくとも含む所望の研削量のみ研削加工する加工方法であって、
    前記ウェーハを、前記積層物を有する面が露出するよう保持手段の保持面に回転可能に保持する保持工程と、
    該保持手段を適宜間欠的に回転させ、該保持手段に保持されたウェーハにおける前記積層物の表面の複数位置に、該保持手段の回転が停止した状態で厚さ測定手段の測定端子を接触させ、積層物を含んだウェーハの厚さを測定する第一厚さ測定工程と、
    該第一厚さ測定工程で測定された複数の厚さ測定値と、前記所望の研削量のデータとを記憶手段に記憶する厚さ記憶工程と、
    前記厚さ測定手段の測定端子を前記積層物の表面から退避させ、前記保持手段の回転軸と略平行な回転軸を有する研削ホイールを、回転可能かつ前記保持手段の保持面に対して進退可能に保持する研削手段を、該研削手段の送り動作を制御する送り制御手段によって該ウェーハの積層物の表面に第一の研削量送り込み、少なくとも前記積層物を除去するまで研削する第一研削工程と、
    該第一研削工程後に前記厚さ測定手段の測定端子を該ウェーハの研削面に接触させ、測定端子のウェーハの研削面への接触状態を維持して該ウェーハの厚さを測定する第二厚さ測定工程と、
    前記記憶手段に記憶された複数の厚さ測定値のうち最も厚い測定値から前記第二厚さ測定工程にて測定している測定値を差し引いた値が、前記記憶手段に記憶されている所望の研削量と一致するまで研削手段を送り制御手段によって該ウェーハに向けて送り込む第二研削工程とを備えることを特徴とする研削加工方法。
  2. 請求項1に記載の研削加工方法で前記ウェーハを連続で研削加工する加工方法であって、
    研削加工した該ウェーハの前記第二研削工程完了時の前記厚さ測定手段により測定された厚さ測定値を、前記保持手段の前記保持面からの刃先位置として前記記憶手段に記憶する刃先位置記憶工程と、
    後続のウェーハが研削される第一研削工程時に、前記第一厚さ測定工程にて測定された後続のウェーハの厚さ測定値と、前記記憶手段に記憶された前記刃先位置とに基づき、前記送り制御手段により該研削手段の刃先位置を、保持手段に保持された後続のウェーハの表面に接触しない直前の位置へ、研削加工時に送り込む速度より速い速度で送り込む早送り工程とを含むことを特徴とする請求項1に記載の研削加工方法。
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