JP5276823B2 - ウェーハの研削加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェーハを研削して薄化する研削加工装置に係り、特にウェーハを研削する研削手段の研削面の角度調整が可能な研削加工装置に関する。
ICやLSI等の電子回路が表面に形成された半導体チップは、各種電気・電子機器を小型化する上で今や必須のものとなっている。半導体チップは、円盤状の半導体ウェーハ(以下、ウェーハ)の表面に、ストリートと呼ばれる切断予定ラインで格子状の矩形領域を区画し、これら矩形領域に電子回路を形成した後、ウェーハをストリートに沿って切断し、分割するといった工程で製造される。
このような製造工程において、ウェーハは、半導体チップに分割されるに先だち、電子回路が形成されたデバイス面とは反対側の裏面が研削加工装置によって研削され、所定の厚さに薄化されている。裏面の研削は、電子機器のさらなる小型化や軽量化の他、熱放散性を向上させて性能を維持させることなどを目的としており、例えば、当初厚さの700μm前後から、50μm以下の厚さまで薄化することが行われる。
ウェーハの研削加工装置は、ウェーハの保持手段である真空吸引式のチャックテーブルの保持面に裏面側を露出させてウェーハを吸着、保持し、チャックテーブルに対向配置させた研削手段の砥石を高速回転させながら裏面に押し付けて研削する構成のものが一般的である。このような研削加工装置にウェーハを供する際には、ウェーハの表面を保護部材で被覆し、チャックテーブルの保持面に表面が直接接触することにより電子回路が傷付くことや、研削廃液によって汚染されることを防止している。一般的に用いられる保護部材としては、例えば、厚さ100〜200μm程度のポリエチレンやポリオレフィンシートの基材の片面に10μm程度の粘着剤を塗布した構成の保護テープがある。保護テープは、デバイスの形成状況により、基材や粘着材の厚さや弾力性の違うものを各々選択して使用している。例えば、ウェーハの表面に形成されたデバイスに突起状の電極などが形成されている場合、保護テープは、この電極などの凹凸による影響を緩衝するために、粘着材や基材の厚さが大きいものや弾力性が大きいものが使用される。このような比較的厚く弾力性のある保護テープは、ウェーハに加工荷重がかかる際の弾性変形する量が、薄く弾力性の少ない保護テープに比べ多くなる。
ところで、ウェーハを自転させながら加工するインフィード研削では、自転中心付近と外周付近とで単位時間当たりの仕事量に差が生じる。一般的な傾向としては、自転中心から外周へ行くほど加工負荷が大きくなる。すなわち、加工負荷でウェーハの表面を被覆している保護テープの弾性変形する量が自転中心からの距離に比例して増加する。このため、外周部は、自転中心付近に比べウェーハが沈んでしまい厚み方向の研削量が少なくなる。その結果、研削加工後のウェーハの厚さは、自転中心からの距離に比例して厚くなり、均一な厚さを得られなくなる。この傾向は、保護テープの厚さや弾力性を増加させるほど顕著に現れてくる。また、ウェーハの外径を大きくさせるほど同様な傾向が現れてくる。
このように、保護テープの種類やウェーハの外径は、研削後のウェーハの厚さを均一にする場合、研削時の条件として考慮しなければならない要素になる。そこで、研削後のウェーハの厚さを均一にするには、研削手段の回転軸もしくはウェーハを保持するチャックテーブルの回転軸のどちらか一方を各条件に適合した角度に傾かせて研削する方策が考えられる。これにより、回転軸を各条件に適合した角度に傾かせることで、所定の時間でのウェーハの研削量を各地点で均一にすることができるため、厚さのばらつきを最小限に抑えることができる。このような構成の研削加工装置は、例えば特許文献1、2で知られている。
特開平8−90376公報 特開昭57−132969公報
上記特許文献1、2では、保持手段または研削手段の回転軸の傾きを上記条件に対応して作業者が手動で調整している。このような研削装置を用いてウェーハの厚さを均一にするには、研削条件に対応する傾斜角度を作業者が熟知していなければならない。このように、研削手段の傾斜を調整することは、誰でも容易にできるわけではなく、熟練を要する。
よって本発明は、研削手段の回転軸の傾きを容易に調整することができるとともに、研削手段の回転軸を各ウェーハの研削条件に適合した傾きに調整し研削することでウェーハを均一な厚さに仕上げることができる研削加工装置を提供することを目的としている。
本発明の研削加工装置は、表面にデバイスが形成され、表面に保護部材が被覆されたウェーハを、裏面が露出する状態で保持する保持面を有する回転可能な保持手段と、保持手段の前記保持面に対向配置され、保持手段の回転軸と平行な回転軸を有する研削手段と、研削手段の回転軸の傾きを任意の角度に調整する傾斜調整手段と、保持手段と研削手段とを、研削手段の前記回転軸に沿って相対移動させて互いに接近・離間させるとともに、接近時に研削手段によってウェーハの裏面を研削して該ウェーハの厚さを減じさせる送り手段とを有するウェーハ研削装置において、保護部材の種別に応じたウェーハの研削条件を記憶する研削条件記憶手段が設けられるとともに、研削条件記憶手段に記憶された保護部材の種別に応じた研削手段の回転軸の傾き角度に基づいて、傾斜調整手段によって研削手段の回転軸の傾きが調整可能であることを特徴としている。
本発明の研削加工装置によれば、傾斜調整手段と研削条件記憶手段とにより、研削手段の回転軸の傾き角度を調整することができる。すなわち、予めウェーハの各研削条件として保護部材の種別と、保護部材の種別に対応する研削手段の傾き角度とを研削条件記憶手段に記憶させておき、ウェーハを研削するときに保護部材の種別を選択することによって、その保護部材の種別に対応した傾き角度が選択される。本発明の研削加工装置では、一定の使用期間ごとに、保持手段の保持面を平坦に調整するセルフグラインドが行われる。セルフグラインド後にダミーのウェーハを研削して得られる面内厚さばらつきを基準にして、適宜ウェーハの面内ばらつきが均一となるように、研削手段の傾きが傾斜調整機構によって調整される。この傾きが調整された状態を基準にして、選択された傾き角度に沿って研削手段を傾かせてウェーハを研削すれば、使用される保護部材の付加要因に影響されることなくウェーハの面内厚さばらつきを均一に仕上げたり、所望の厚さ分布を有するウェーハに仕上げたりすることができる。したがって、従来のように熟練を要することなく、経験の浅い作業者であっても研削条件記憶手段により選択された傾き角度に沿って研削手段を傾かせれば、ウェーハの厚さを均一に仕上げることができる。これらの結果、研削手段の傾き角度を、研削条件に対応して容易に調整することができるとともに、作業時間のロスや人為的ミスを抑えることができる。
本発明の研削条件は、保護部材である。すなわち、研削条件記憶手段に記憶される保持手段の傾き角度が、保護部材の種別に応じたものとされる。ウェーハの厚さにばらつきを生じさせる主な要因は、上記保護部材の種類やウェーハの外径によるものである。そのため、本発明では、予め、研削加工時に保護テープの種類の違いで生じるウェーハの厚さのばらつきのデータを収集し、研削条件記憶手段に記憶させておく。
本発明によれば、研削加工で保護テープの種類の違いにより生じていたウェーハの厚さのばらつきを最小限に抑えることができるとともに、熟練を要することなく容易に研削手段の回転軸の傾きを各研削条件に適合した角度に調整することができる。その結果、作業時間のロスや人為的ミスなどを最小限に抑えることができるとともに、作業効率の向上が図れるといった効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
[1]半導体ウェーハ
図1の符合1は、図2に示す一実施形態の研削加工装置によって裏面が研削されて薄化される円盤状の半導体ウェーハ(以下ウェーハと略称)を示している。このウェーハ1はシリコンウェーハ等であって、加工前の厚さは例えば700μm程度である。ウェーハ1の表面には格子状の分割予定ライン2によって複数の矩形状の半導体チップ3が区画されている。これら半導体チップ3の表面には、ICやLSI等の図示せぬ電子回路が形成されている。また、ウェーハ1の周面の所定箇所には、半導体の結晶方位を示すV字状の切欠き(ノッチ)4が形成されている。ウェーハ1は、最終的には分割予定ライン2に沿って切断、分割され、複数の半導体チップ3に個片化される。
ウェーハ1を裏面研削する際には、電子回路を保護するなどの目的で、図1(b)に示すように電子回路が形成された側の表面に保護テープ5(保護部材)が貼着される。保護テープ5は、例えば厚さ100〜200μm程度のポリオレフィン等の柔らかい樹脂製基材シートの片面に10μm程度の粘着剤を塗布した構成のものが用いられ、粘着剤をウェーハ1の裏面に合わせて貼り付けられる。ウェーハ1は、図2に示す研削加工装置で裏面研削されることにより、例えば50μmあるいは30μmまで薄化される。
[2]研削加工装置
次に、図1に示したウェーハ1の裏面を研削加工する一実施形態の研削加工装置を説明する。
図2は、その研削加工装置10の全体を示しており、該装置10は、上面が水平な直方体状の基台11を備えている。図2では、基台11の長手方向、幅方向および鉛直方向を、それぞれY方向、X方向およびZ方向で示している。基台11のY方向一端部には、X方向に並ぶコラム12が一対の状態で立設されている。基台11上には、Y方向のコラム12側にウェーハ1を研削加工する加工エリア11Aが設けられ、コラム12とは反対側には、加工エリア11Aに加工前のウェーハ1を供給し、かつ、加工後のウェーハ1を回収する着脱エリア11Bが設けられている。
以下、研削加工エリア11Aと着脱エリア11Bについて説明する。
(I)研削加工エリア
研削加工エリア11Aには、回転軸がZ方向と平行で上面が水平とされた円盤状のターンテーブル13が回転自在に設けられている。このターンテーブル13は、図示せぬ回転駆動機構によって矢印R方向に回転させられる。ターンテーブル13上の外周部には、複数(この場合は3つ)の円盤状のチャックテーブル20(保持手段)が、周方向に等間隔をおいて回転自在に配置されている。
これらチャックテーブル20は一般周知の真空チャック式であり、上面に載置されるウェーハ1を吸着、保持する。図3(b)に示すように、チャックテーブル20は、上面に多孔質のセラミックからなる円形の吸着エリア21を有しており、この吸着エリア21の上面21aにウェーハ1は吸着して保持されるようになっている。吸着エリア21の周囲には環状の枠体22が形成されており、この枠体22の上面22aは、吸着エリア21の上面21aと連続して同一平面をなしている。各チャックテーブル20は、それぞれがターンテーブル13内に設けられた図示せぬ回転駆動機構によって、一方向、または両方向に独自に回転すなわち自転するようになっており、ターンテーブル13が回転すると公転の状態になる。
図2に示すように2つのチャックテーブル20がコラム12側でX方向に並んだ状態において、それらチャックテーブル20の直上には、研削ユニット30(研削手段)がそれぞれ配されている。各チャックテーブル20は、ターンテーブル13の回転によって、各研削ユニット30の下方の研削位置と、着脱エリア11Bに最も近付いた着脱位置との3位置にそれぞれ位置付けられるようになっている。研削位置は2箇所あり、これら研削位置ごとに研削ユニット30が配備されている。この場合、ターンテーブル13の回転によるチャックテーブル20の矢印Rで示す移送方向上流側(図2で奥側)の研削位置が一次研削位置、下流側の研削位置が二次研削位置とされている。
コラム12には、スライダ40が昇降自在に取り付けられている。スライダ40は、Z方向に延びるガイドレール41に摺動自在に装着されており、サーボモータ42によって駆動されるボールねじ式の送り機構43(送り手段)によってZ方向に移動可能とされている。各スライダ40のY方向手前側の前面40aは、基台11の上面に対しては垂直面であるが、X方向の端部から中央に向かうにしたがって奥側に所定角度で斜めに後退するテーパ面に形成されている。
スライダ40のテーパ面40aには、傾斜調整機構100を介して上記研削ユニット30が取り付けられている。各コラム12に対する各研削ユニット30の取付構造は同一であってX方向で左右対称となっている。各研削ユニット30は、送り機構43によってZ方向に昇降し、下降してチャックテーブル20に接近する送り動作により、チャックテーブル20に保持されたウェーハ1の露出面を研削する。また、図6に示す研削ユニット30の回転軸30aは、後に説明する傾斜調整機構100(傾斜調整手段)によって傾きが調整される。
研削ユニット30は、図3に示すように、軸方向がZ方向に延びる円筒状のスピンドルハウジング31と、このスピンドルハウジング31内に同軸的、かつ回転自在に支持されたスピンドルシャフト32と、スピンドルハウジング31の上端部に固定されてスピンドルシャフト32を回転駆動するモータ33と、スピンドルシャフト32の下端に同軸的に固定された円盤状のフランジ34とを具備している。そしてフランジ34には、砥石ホイール35がねじ止め等の取付手段によって着脱自在に取り付けられる。
砥石ホイール35は、環状のフレーム36の下端面に、該下端面の外周部全周にわたって複数の砥石37が環状に配列されて固着されたものである。一次研削位置の上方に配された一次研削用の研削ユニット30のフランジ34には、砥石37が例えば♯320〜♯400の砥粒を含む砥石ホイール35が取り付けられる。また、二次研削位置の上方に配された二次研削用の研削ユニット30のフランジ34には、砥石37が例えば♯2000〜♯8000以上の砥粒を含む砥石ホイール35が取り付けられる。フランジ34および砥石ホイール35には、研削面の冷却や潤滑あるいは研削屑の排出のための研削水を供給する研削水供給機構(図示省略)が設けられ、該機構には給水ラインが接続されている。砥石ホイール35の研削外径、すなわち複数の砥石37の外周縁の直径は、少なくともウェーハ1の半径と同等以上で、一般的にはウェーハの直径に等しい大きさに設定されている。
図2の符号50は、基準側ハイトゲージ51とウェーハ側ハイトゲージ52との組み合わせで構成される厚さ測定ゲージである。図3(a)に示すように、基準側ハイトゲージ51は、揺動する基準プローブ51aの先端が、ウェーハ1で覆われないチャックテーブル20の枠体22の上面22aに接触し、該上面22aの高さ位置を検出するものである。ウェーハ側ハイトゲージ52は、揺動する変動プローブ52aの先端がチャックテーブル20に保持されたウェーハ1の上面すなわち被研削面に接触することで、ウェーハ1の上面の高さ位置を検出するものである。厚さ測定ゲージ50によれば、ウェーハ側ハイトゲージ52の測定値から基準側ハイトゲージ51の測定値を引いた値に基づいてウェーハ1の厚さが測定される。
ウェーハ1は、最初に一次研削位置で研削ユニット30により一次研削(粗研削)された後、ターンテーブル13が図2に示すR方向に回転することにより二次研削位置に移送され、ここで研削ユニット30により二次研削(仕上げ研削)される。
図4は、上から見た砥石37の回転軌跡37aとチャックテーブル20の位置関係を示したものである。チャックテーブル20の吸着エリア21aは、セルフグラインドを行うことで、図6に示すように、中心を頂点とする傘状に形成される。そのため、ウェーハ1と砥石37とが接触するとともに砥石37がウェーハ1を研削する領域は、中心から外周縁までの太線で示す接触域37bの範囲に限られる。また、セルフグラインド後にダミーのウェーハを研削して得られる面内厚さばらつきを基準にして、適宜ウェーハの面内ばらつきが均一になるように傾斜調整機構100により研削ユニット30の傾きが調整される。本実施形態では、面内厚さばらつきが均一になるように研削ユニット30の傾きが調整された状態を基準にして、後に説明する傾斜調整値だけ研削ユニット30を傾かせてウェーハ1を研削する。
(II)着脱エリア
図2に示すように、着脱エリア11Bの中央には、上下移動する2節リンク式のピックアップロボット70が設置されている。そして、このピックアップロボット70の周囲には、上から見て反時計回りに、供給カセット71、位置合わせ台72、供給手段73、洗浄ノズル76、回収手段77、スピンナ式洗浄装置80、回収カセット81が、それぞれ配置されている。供給手段73は、多孔質材料で形成され、水平な下面にウェーハ1を真空作用で吸着する吸着パッド74と、この吸着パッド74が先端に固定された水平旋回式の供給アーム75とにより構成されている。また、回収手段77は、多孔質材料で形成され、水平な下面にウェーハ1を真空作用で吸着する吸着パッド78と、この吸着パッド78が先端に固定された水平旋回式の供給アーム79とにより構成されている。カセット71,81は、複数のウェーハ1を水平な姿勢で、かつ上下方向に一定間隔をおいて積層状態で収容するもので、基台11上の所定位置にセットされる。
(III)傾斜調整機構および研削条件記憶手段の詳細
次に、図4および図5を参照して、本発明に係る傾斜調整機構100を説明する。
この傾斜調整機構100は、研削ユニット30の前後方向(図4のA方向)の傾きを調整する前後調整用スペーサ101と、研削ユニット30の左右方向(図4のB方向)の傾きを調整する左右調整用スペーサ105とにより構成される。前後調整用スペーサ101は、各スライダ40のテーパ面40aに固定されている前後用支持ピン102によって支持されている。前後調整用スペーサ101は、前後用支持ピン102を支点として前後方向に傾動自在になっており、テーパ面40aに設けられたねじ孔に螺合する前後調整用ねじ103によって傾きが調整される。前後調整用スペーサ101には、前後調整用ねじ103の横に前後固定ねじ104が設けられており、この前後固定ねじ104をテーパ面40aに押し付けることにより、前後調整用スペーサ101は前後方向に揺れ動くことなく固定される。
前後調整用スペーサ101の表面のほぼ中心には、左右用支持ピン106が設けられており、この左右用支持ピン106に左右調整用スペーサ105が傾動自在に支持されている。すなわち、左右調整用スペーサ105はテーパ面40aと平行な面に沿って傾動自在である。左右調整用スペーサ105の上部の左右端部には、左右に長い長穴107が形成されている。左右固定ねじ108は、長穴107を貫通して前後調整用スペーサ101の表面に形成されたねじ孔101aに螺合される。この左右固定ねじ108を締め付けることにより、左右調整用スペーサ105は前後調整用スペーサ101に固定される。
また、研削加工装置10には、様々なウェーハの研削条件を記憶する研削条件記憶手段110が接続されている。この研削条件記憶手段110には、この場合ウェーハの研削条件として、図10に示すように、保護テープの種類と、ウェーハの直径と、研削加工後の研磨加工の有無とを予め入力しておくとともに、それらの研削条件に適合した研削ユニット30の回転軸30aの角度調整値を記憶させておく。この角度調整値は、ウェーハの研削条件に応じた角度に研削ユニット30の回転軸30aの角度を傾斜させるための、チャックテーブル20の回転軸20aと研削ユニット30の回転軸30aが平行の状態を基準としたC点およびD点での研削ユニット30の傾斜量である。作業者は、この角度調整値に応じた方向に前後調整用スペーサ101および左右調整用スペーサ105を傾かせる。角度調整値は、ウェーハの研削で生じる厚さのばらつきの傾向を研削条件ごとに収集、分析することで得られる。
[3]研削加工装置の一連の動作
以上が本実施形態の研削加工装置10の構成であり、次に該装置10の動作を説明する。
まずはじめに、ウェーハ1の研削条件を研削条件記憶手段110に入力する。そうすると、ウェーハ1の研削条件に対応する角度調整値が選択される。次いで、選択された角度調整値に基づいて前後調整用スペーサ101と左右調整用スペーサ105を動かし、各研削ユニット30の回転軸30aの傾きが調整される。このときの基準となる傾きは、セルフグラインド後にダミーウェーハなどを研削した結果に基づき調整された傾きで、そこから前記角度調整値に基づいてさらに傾きを調整する。次に、研削加工されるウェーハ1は、はじめにピックアップロボット70によって供給カセット71内から取り出され、位置合わせ台72上に載置されて一定の位置に決められる。次いでウェーハ1は、供給アーム73によって位置合わせ台72から取り上げられ、着脱位置で待機しているチャックテーブル20上に被研削面(半導体チップ3が形成されていない裏面)を上に向けて載置される。
ウェーハ1はターンテーブル13のR方向への回転によって一次研削位置と二次研削位置にこの順で移送され、これら研削位置で、研削ユニット30により上記のようにして表面が研削される。ウェーハ1の研削にあたっては、いずれの研削位置においても、厚さ測定ゲージ50によってウェーハ1の厚さを逐一測定しながら研削量が制御される。二次研削が終了したウェーハ1は、さらにターンテーブル13がR方向に回転することにより着脱位置に戻される。
着脱位置に戻ったチャックテーブル20上のウェーハ1は、洗浄ノズル76により洗浄される。次いで、回収アーム77によって取り上げられ、スピンナ式洗浄装置80に移されて水洗、乾燥される。そして、スピンナ式洗浄装置80で洗浄処理されたウェーハ1は、ピックアップロボット70によって回収カセット81内に移送、収容される。以上が本実施形態の研削加工装置10の全体動作であり、この動作が繰り返し行われて多数のウェーハ1が連続的に研削加工される。
本実施形態によれば、研削ユニット30の回転軸30aの角度を調整して研削することで、研削後のウェーハの厚さを均一に仕上げることができる。図6に示すように研削ユニット30の回転軸30aの角度を調整しない場合では、ウェーハは外周部に行くほど沈んでしまい、厚み方向の研削量が少なくなる傾向があるため、外側が厚くなってしまい厚さを均一に仕上げることができない。しかしながら、図7に示す本実施形態では、傾斜調整機構100および研削条件記憶手段110を使用することで、容易に研削ユニット30の回転軸30aの角度を調整することが可能である。これにより、図10に示すような予め分析した数値に基づいて研削ユニット30の回転軸30aを傾かせて研削をすれば、ウェーハ1の厚さを均一に仕上げることができる。
また、研削加工後に後工程である研磨工程を行う場合、研削加工後のウェーハ1の厚さは、均一にするのではなく、例えば外周部へ行くにしたがい厚くさせる必要がある。その理由として、研磨加工後のウェーハ1は、研削加工とは逆に自転中心から外へ行くほど薄くなる場合がある。そのため、図8(a)に示すように、ウェーハ1は、研削ユニット30の回転軸30aを図10に示す角度調整値に基づいた角度に傾かせてから研削される。その結果、図8(b)に示す外周に向かうにしたがい厚くなるウェーハ1を得る。この後、ウェーハ1は、研磨加工装置で研磨され、図9(b)に示すように厚さが均一になる。図9(a)は、研磨加工装置の一部を示したものである。図示せぬモータによってシリカなどの酸化金属砥粒を含浸した研磨布44が回転し、この研磨布44をウェーハ1に押し当てウェーハ1の裏面を研磨する。
本実施形態の研削加工装置10によれば、傾斜調整機構100と研削条件記憶手段101により、研削ユニット30の回転軸30aの傾きを調整できる。すなわち、予めウェーハ1の各研削条件と、各研削条件に対応する研削ユニット30の角度調整値とを研削条件記憶手段に記憶させておき、ウェーハを研削するときに研削条件を選択することによって、その研削条件に対応した角度調整値が選択される。この選択された角度調整値に沿って研削ユニット30の回転軸30aを傾けてウェーハ1を研削すれば、ウェーハの厚さを均一に仕上げることができる。したがって、従来のように熟練を要することなく、経験の浅い作業者であっても研削条件記憶手段110により選択された角度調整値に沿って研削ユニット30を傾かせれば、ウェーハの厚さを均一に仕上げることができる。これらの結果、研削ユニット30の回転軸30aの傾きを、研削条件に対応して容易に調整することができるとともに、作業時間のロスや人為的ミスを抑えることができる。また、様々な条件のウェーハの研削傾向を分析し、それをフィードバックすることで、より高品質なウェーハを得ることができる。
本発明の一実施形態で研削加工が施されるウェーハの(a)斜視図、(b)側面図である。 本発明の傾斜調整機構と研削条件記憶手段とを備える研削加工装置の斜視図である。 図2に示した研削加工装置が備えるスピンドルユニットによってウェーハ表面を研削している状態を示す(a)斜視図、(b)側面図である。 研削加工装置の砥石の回転軌跡とチャックテーブルの位置関係を示した平面図である。 図2に示した研削加工装置が備える傾斜調整機構を示す(a)側面図、(b)正面図である。 (a)は、従来の研削加工装置でウェーハを研削する様子を示した側面図、(b)は、その研削加工で得られたウェーハの側面図である。 (a)は、本発明の傾斜調整機構により研削ユニットの回転軸を傾かせてウェーハを研削する様子を示した側面図、(b)は、その研削加工で得られたウェーハの側面図である。 (a)は、研磨工程有りの研削条件でウェーハを研削する様子を示した側面図、(b)は、その研削加工で得られたウェーハの側面図である。 (a)図8で得られたウェーハを研磨する様子を示した側面図、(b)は、その研磨加工で得られたウェーハの側面図である。 各研削条件と、その研削条件に適合する研削ユニットの回転軸の角度調整値を示す表である。
符号の説明
1…ウェーハ
5…保護テープ(保護部材)
10…研削加工装置
20…チャックテーブル(保持手段)
20a…チャックテーブルの回転軸(保持手段の回転軸)
21a…保持面
30…研削ユニット(研削手段)
30a…研削ユニットの回転軸(回転軸)
43…送り機構(送り手段)
100…傾斜調整機構(傾斜調整手段)
110…研削条件記憶手段

Claims (1)

  1. 表面にデバイスが形成され、該表面に保護部材が被覆されたウェーハを、裏面が露出する状態で保持する保持面を有する回転可能な保持手段と、
    該保持手段の前記保持面に対向配置され、前記保持手段の回転軸と平行な回転軸を有する研削手段と、
    該研削手段の回転軸の傾きを任意の角度に調整する傾斜調整手段と、
    前記保持手段と前記研削手段とを、研削手段の前記回転軸に沿って相対移動させて互いに接近・離間させるとともに、接近時に前記研削手段によって前記ウェーハの裏面を研削して該ウェーハの厚さを減じさせる送り手段とを有するウェーハ研削装置において、
    前記保護部材の種別に応じたウェーハの研削条件を記憶する研削条件記憶手段が設けられるとともに、該研削条件記憶手段に記憶された前記保護部材の種別に応じた該研削手段の回転軸の傾き角度に基づいて、前記傾斜調整手段によって研削手段の回転軸の傾きが調整可能であることを特徴とするウェーハの研削加工装置。
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