JP2006086240A - 半導体基板の平面研削・研磨装置および研削・研磨方法 - Google Patents

半導体基板の平面研削・研磨装置および研削・研磨方法 Download PDF

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三郎 関田
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Abstract

【課題】 フットプリント面積に対する半導体基板のスル−プットが縮減できる半導体基板の平面研削・研磨装置の提供。
【解決手段】 ロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17、粗研削ステ−ジ18、仕上研削ステ−ジ20および研磨ステ−ジ22を構成する一対の真空チャックH,H8組み32,32,36,36,38,38,40,40を同心円34b上に備えるインデックス回転テ−ブル34に半導体基板を載せ、1台の研削砥石で同時に2枚の半導体基板を研削加工するに真空チャックH,Hのスピンドル軸36cを傾斜させて研削加工を行い、研磨加工時は、研磨パッド56の平面と半導体基板の裏面が平行となるように真空チャックのスピンドルを傾斜させないで研磨を行う。砥石の切刃が半導体基板面に摺擦する面積が小さいので、基板の焼けが防止される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体基板に焼けや破損を引き起こすことなく2枚の半導体基板の絶縁層を同時にi台のカップホイ−ル型砥石で平面研削し、更に研磨パッドで同時に研磨して鏡面に仕上げる平面加工装置および平面加工方法に関する。
半導体基板を研削する方法として、ロ−ド/アンロ−ドステ−ジA、第1粗研削ステ−ジB、第2仕上研削ステ−ジCおよび研磨ステ−ジDに区画した一台のインデックス回転テ−ブルに小径の半導体基板5枚を真空チャックできる基板ホルダ−テ−ブル4組みを前記インデックス回転テ−ブルの軸心に対し同一円周上に等間隔で配設した平面研削・研磨装置を用い、各基板ホルダ−テ−ブルに対してインデックス回転テ−ブルの90度の回転に伴うそれぞれのステ−ジで搬送ロボットによる半導体基板のロ−ディング、粗研削平砥石による基板裏面の粗研削加工、仕上研削平砥石による基板裏面の仕上研削加工、研磨パッドによる鏡面研磨加工および搬送ロボットによるアンロ−ディングの処理を順次行うことは知られている。この平面研削・研磨装置では、粗研削平砥石、仕上研削平砥石および研磨パッドのそれぞれの直径は、基板ホルダ−テ−ブルの直径より大きいものが使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
半導体基板の直径が200mm(8インチ)と大きくなり、インデックス回転テ−ブルに設けられた4組みの基板ホルダ−テ−ブル上にはそれぞれ1個の半導体基板が載置され、粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石、仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石および研磨パッドが備えられた平面加工装置が提案された。図4および図5に示すように、この平面加工装置10は、ロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17、粗研削ステ−ジ18、仕上研削ステ−ジ20および研磨ステ−ジ22に区画した一台のインデックス回転テ−ブル34に半導体基板1枚を真空チャックできる基板ホルダ−テ−ブル4組み32,36,38,40を前記インデックス回転テ−ブル34の軸心に対し同一円周上に等間隔で配設した平面研削・研磨装置10であり、粗研削砥石46、仕上研削砥石54および研磨パッド56の直径は基板ホルダ−テ−ブルの直径の1〜1.3倍寸法である(例えば、特許文献2参照。)。
図4および図5に示す平面研削・研磨装置10おいて、手前より26,26はロ−ドポ−ト(収納カセット)とアンロ−ドポ−ト(収納カセット)、14はカセット収納ステ−ジ、28は半導体基板、12はベ−ス、16は基板アライメントステ−ジ、23は研磨パッド洗浄ステ−ジ、24は洗浄ステ−ジ、30は天井吊り搬送用ロボット、58は走行レ−ル、97は搬送用ロボット、34はインデックス回転テ−ブル、37はインデックス回転テ−ブルのスピンドル軸、32,36,38,40は基板ホルダ−テ−ブル、23は研磨パッド洗浄器、27は研磨パッドドレッシングステ−ジである。
かかる平面研削・研磨装置10を用いて半導体基板28裏面の研削および研磨を行う工程は、カセット収納ステ−ジ14にあるロ−ドポ−ト26に収納されている半導体基板28一枚を天井吊り搬送用ロボット30のハンド31で吸着把持し、これを基板アライメントステ−ジ16へ搬送し、そこで半導体基板28の位置合わせを行う。位置合わせ後、再び半導体基板28は、前記搬送用ロボット30のハンド31に吸着把持された後、インデックス回転テ−ブル34のロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17位置の真空チャック32上に搬送され、その真空チャック32に吸着保持される。
ついで、インデックス回転テ−ブル34を時計回り方向へ90度回転し、半導体基板28を載置している真空チャック32を第1粗研削ステ−ジ18の真空チャック36位置へ導き、そこで、粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石46を回転させ、下降させて半導体基板裏面を切込研削加工し、半導体基板の厚みを所望の厚み近傍(例えば、100〜250μm、あるいは30〜120μm)としたら粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石46は上昇され、半導体基板裏面より遠ざけられる。
粗研削加工された半導体基板28は、インデックス回転テ−ブル34を時計回り方向へ90度回転させることにより第2仕上研削ステ−ジ20の真空チャック38位置へと移動され、そこで、仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石54を回転させ、下降させて半導体基板裏面を10〜20μm程度の厚みを切込研削加工し、半導体基板の厚みを所望の厚み近傍(例えば、80〜220μm、あるいは20〜100μm)としたら仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石54は上昇され、半導体基板裏面より遠ざけられる。
仕上研削加工された半導体基板28は、インデックス回転テ−ブル34を時計回り方向へ90度回転させることにより研磨ステ−ジ22のチャック40位置へと移動され、そこで、回転する研磨パッド56を振り子方向に往復揺動させることにより仕上研削された基板面が研磨されて研削ダメ−ジのある5〜10μm厚み量が取り去られ、鏡面に仕上げられた後、研磨パッド56は半導体基板裏面より遠ざけられる。
鏡面研磨加工された半導体基板28は、インデックス回転テ−ブル34を時計回り方向へ90度回転させることによりロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17の最初の真空チャック32位置へと戻され、搬送用ロボット97の吸着パッドに吸着された後、洗浄ステ−ジ24へ搬送され、そこで研削・研磨加工面を洗浄され、乾燥される。ついで、前記搬送用ロボット97の吸着パッドに再び吸着された後、アンロ−ドポ−ト26に搬送され、カセット26内に収納される。
上記各々のインデックス回転テ−ブル34を時計回り方向へ90度回転させた後、各ステ−ジでは半導体基板のロ−ディングおよびアンロ−ディング、粗研削加工、仕上研削加工、研磨加工が行われる。また、研磨パッド洗浄ステ−ジ23では研磨パッド56の洗浄が行われ、研磨パッドドレッシングステ−ジ27では洗浄された研磨パッド56のドレス加工およびチャッククリ−ナ42により基板チャック面の洗浄行われる。
研削に使用されるカップホイ−ル型ダイヤモンド砥石は、加工メ−カ−により異なるが、粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石46として砥番が360メッシュのカップホイ−ル型砥石を、仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石54として砥番が1,500メッシュのカップホイ−ル型砥石を用いて基板裏面を平坦に研削するか、粗研削砥石として砥番が325メッシュのカップホイ−ル型砥石を、仕上研削砥石として砥番が2,000メッシュのカップホイ−ル型砥石を用いて基板裏面を平坦に研削しているのが実情である。
また、この研削加工時、半導体基板の焼けを防止するため、砥石スピンドルを若干半導体基板面に対し若干傾斜(基板面に対する砥石スピンドル軸の角度は85.00〜89.05度、よって、傾斜角度は0.05〜5.00度)して切込研削加工させ、研削終了時に向かってこの傾斜角度を暫時小さくし、研削終了時には傾斜角度を0度近傍としているのが実情である(例えば、特許文献3、および特許文献4参照。)。
特開昭60−76959号公報 特開2000−254857号公報 特開平10−315103号公報 特開平11−309653号公報
半導体基板の直径が従来の6インチ、8インチ(200mm)から現在の12インチ(300mm)、次世代用の16インチ(450mm)と拡径し、その厚みも20〜120μmの極薄のものが望まれるにつれ、および、半導体基板上に積層されるプリント配線層が3〜7層と高層化されるにつれ、1枚の半導体基板裏面をより平坦化できる研削・研磨するインデックス回転テ−ブル、複数のチャックテ−ブルを用いる研削・研磨装置であって、スル−プット時間が短く、かつ、平面加工装置のフットプリント(設置面積)がより小さい平面研削・研磨装置の出現が半導体素子の前加工工程メ−カ−より望まれている。
本発明者等は、特許文献1の複数の半導体基板裏面を同時に研削・研磨加工する技術を特許文献2に記載のカップホイ−ル型砥石を用いる技術と結合すれば、フットプリントの面積の増加は若干あっても、フットプリント面積当たりのスル−プット時間は短縮されることに着目し、カップホイ−ル型砥石で同時に2枚の半導体基板裏面を研削し、ついで、研磨パッドで半導体基板裏面を研磨する研削・研磨装置を試作し、基板裏面の平面加工を試みたが、研削時点で半導体基板の裏面に焼けを生じ、基板を搬送ロボットで搬送している途中で基板が破損する欠陥があることが見出された。
本発明は、カップホイ−ル型砥石で同時に2枚の半導体基板裏面を研削、研磨パッドで半導体基板裏面を研磨することが可能なインデックス回転テ−ブル、複数のチャックテ−ブルを備える研削・研磨装置であって、研削時の半導体基板裏面の焼けが防止され、搬送ロボットによる半導体基板搬送時に基板の破損のない基板の平面加工(研削・研磨)装置および半導体基板裏面の研削・研磨方法の提供を目的とする。
請求項1の発明は、カセット収納ステ−ジ14、左右に移動可能な天井吊り搬送用ロボット30、基板アライメントステ−ジ16、基板洗浄ステ−ジ24、パッドを支持するア−ム81aが左右に移動可能なロ−ディング吸着パッド81、パッドを支持するア−ム82aが左右に移動可能なアンロ−ディング吸着パッド82、ロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17、粗研削ステ−ジ18、仕上研削ステ−ジ20および研磨ステ−ジ22に区画した一台のインデックス回転テ−ブル34、前記ロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17、粗研削ステ−ジ18、仕上研削ステ−ジ20および研磨ステ−ジ22を構成する位置へ一対の真空チャックH,Hを備えるホルダ−テ−ブル8組み32,32,36,36,38,38,40,40を前記インデックス回転テ−ブル34の軸心に対し同一円周上に等間隔で配設した基板真空チャック機構32,32,36,36,38,38,40,40、前記真空チャックH,H8組みのスピンドル軸を半導体基板裏面の垂直面に対し傾斜可能な傾斜調整機構90、スピンドル軸傾斜コントロ−ラ91、前記ホルダ−テ−ブル32,32,36,36,38,38,40,40を構成する真空チャックH,Hのテ−ブル直径の2.0〜2.6倍寸法の直径を有する粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石46および仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石54、および、前記真空チャックH,H上に保持された半導体基板裏面を半導体基板の半径の1.25〜1.50倍の直径を有する研磨パッド56,56一対を左右方向に揺動させながら摺擦する研磨手段、とを備える基板の平面研削・研磨装置10を提供するものである。
請求項2の発明は、半導体基板裏面を次の工程を経て研削・研磨する方法を提供するものである。
1).カセット収納ステ−ジ14より天井吊り搬送用ロボット30のハンドで半導体基板28を基板アライメントステ−ジ16へ搬送し、半導体基板28の位置合わせを行う。
2).基板アライメントステ−ジ16上の位置合わせされた半導体基板28裏面をロ−ディング吸着パッド81で吸着し、インデックス回転テ−ブル34のロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17位置の真空チャックH上に搬送し、該真空チャック上に半導体基板28裏面を上向きにして載置し、真空固定する。
3).前記1)と2)の工程を繰り返し、インデックス回転テ−ブル34のロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17の真空チャックH上に搬送し、該真空チャック上に半導体基板28裏面を上向きにして載置し、真空固定する。
4).半導体基板28を載置している真空チャックH,Hのスピンドル軸を傾斜調整機構90で傾斜させる。
5).インデックス回転テ−ブル34を時計回り方向へ90度回転し、半導体基板28を載置している真空チャックH,Hを粗研削ステ−ジ18へ導き、そこで、粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石46を回転させ、下降させて半導体基板裏面の切込研削加工を開始し、真空チャックH,Hのスピンドル軸の傾斜角度を暫時小さくしつつ切込研削加工を行って半導体基板の厚みを所望の厚みとしたら粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石46を上昇して半導体基板裏面より遠ざける。
6).インデックス回転テ−ブル34を時計回り方向へ90度回転させることにより半導体基板28を載置している真空チャックH,Hを第2仕上研削ステ−ジ20のチャック位置へと移動させ、そこで粗研削加工された半導体基板28を仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石54を回転させ、下降させて半導体基板裏面の切込研削加工を開始し、真空チャックH,Hのスピンドル軸の傾斜角度を暫時小さくしつつ切込研削加工を行って半導体基板裏面を切込研削加工し、半導体基板の厚みを所望の厚みとしたら仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石54を上昇して半導体基板裏面より遠ざける。
7).インデックス回転テ−ブル34を時計回り方向へ90度、または逆時計回り方向へ270度回転させることにより鏡面研磨加工された半導体基板28を最初のロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17のチャック位置へ戻し、そこで半導体基板の研削・研磨加工面を洗浄し、次いで、搬送パッド82の吸着パッドに半導体基板を吸着した後、スピナ23へ搬送し、そこで半導体基板の乾燥を行う。
一対の半導体基板裏面を1台のカップホイ−ル型ダイヤモンド砥石で研削する際、真空チャックを軸承するスピンドル軸が若干傾斜されることにより各々の半導体基板も若干傾斜されて保持されるため、カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石の砥石切刃が一対の半導体基板と接触する部分も限られるので研削時の基板の焼けが防止される。研磨する際は、真空チャックを軸承するスピンドル軸の傾斜をなくして半導体基板裏面に対し研磨パッド面が平行となるようにして研磨を行うので半導体基板の焼けや搬送時の基板の破損が防止できる。
以下、図を用いて本発明をさらに詳細に説明する。
図1は研削・研磨装置装置の平面図、図2は図1においてI−I線方向から見た研削・研磨装置装置の正面図、および図3は一対の真空チャック上の半導体基板とダイヤモンドカップホイ−ル型砥石の切刃との相対位置を示す図である。
図1、図2および図3に示す半導体基板の裏面用研削・研磨装置10において、12はベ−ス、13は電線や用役管等が内臓されている支柱、14はカセット収納ステ−ジ(26,26はロ−ドポ−ト)で、このステ−ジ14面が平面研削・研磨装置10の正面側となる。16は基板アライメントステ−ジ、23はスピナ、30は天井吊り搬送用ロボットでベ−ス12より起立して設けられたレ−ル58を走行する。81はロ−ディング吸着パッドで、パッドを支持するア−ム81aの支持軸81b回りに回動可能で、前記基板アライメントステ−ジ16の半導体基板を吸着し、ア−ム81aを回動させてインデックス回転テ−ブル34上のロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17位置にある真空チャック(H)32上に半導体基板を搬送する。このロ−ディング吸着パッド81の支持軸81bは矢印81cで示す左右方向に移動可能に設置され、前記基板アライメントステ−ジ16の半導体基板を吸着パッド81で吸着し、右方向に支持軸81bを移動させた後、ア−ム81aを回動させてインデックス回転テ−ブル34上のロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17位置にある真空チャック(H)32上に半導体基板を搬送する。
34はインデックス回転テ−ブルで、ロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17、粗研削ステ−ジ18、仕上研削ステ−ジ20、研磨ステ−ジ22に壁34aで区画されている。このインデックス回転テ−ブル34は半導体基板1枚を真空チャックできる一対の真空チャックH,Hを備える基板ホルダ−テ−ブル8組み(32,32,36,36,38,38,40,40)を前記インデックス回転テ−ブル34のスピンドル軸心37に対し同一円周上に等間隔で配設している。このスピンドル軸37はサ−ボモ−タMにより回転される。
インデックス回転テ−ブル34のスピンドル軸37をサ−ボモ−タMにより90度時計回り方向に回転させるとロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17上の半導体基板は、粗研削ステ−ジ18へと移動される。粗研削ステ−ジ18は、粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石46を有する砥石頭46aを空気軸受し、砥石軸を回転させるサ−ボモ−タMと、前記砥石頭を固定する取付板46bと、これの裏面を螺合板46fを介してボ−ルネジ46gに螺合し、サ−ボモ−タMの回転運動を受けて取付板46bをレ−ル46c上に滑走させる駆動機構および、一対の真空チャックH,Hよりなる。
この粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石46および後述する仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石54の直径は、基板ホルダ−テ−ブルを構成する真空チャックH,Hテ−ブル直径の2.0〜2.6倍寸法である。図1に示すように、粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石46および後述する仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石54の切刃Dは、基板ホルダ−テ−ブルを構成する一対の真空チャックH,Hテ−ブル上に真空固定された半導体基板の中心点を通過するよう位置される。
インデックス回転テ−ブル34のスピンドル軸37をサ−ボモ−タMにより90度時計回り方向に回転させると粗研削ステ−ジ18上の半導体基板は、仕上研削ステ−ジ20へと移動される。仕上研削ステ−ジ20は、砥石の砥番、気孔率、結合材等が異なる他は粗研削ステ−ジ18と同じ構成を有し、仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石38を有する砥石頭の砥石軸を回転させるモ−タと、前記砥石頭を固定する取付板と、螺合体を介して取付板をボ−ルネジに螺合し、サ−ボモ−タの回転運動を受けて取付板をレ−ル上に滑走させる駆動機構、および、一対の真空チャックH,Hよりなる。
研削に使用されるカップホイ−ル型ダイヤモンド砥石は、既存の加工メ−カ−が使用している粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石46として砥番が360メッシュのカップホイ−ル型砥石を、仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石54として砥番が1,500メッシュのカップホイ−ル型砥石の組み合わせ、あるいは、粗研削砥石として砥番が325メッシュのカップホイ−ル型砥石を、仕上研削砥石として砥番が2,000メッシュのカップホイ−ル型砥石の組み合わせでもよいが、半導体基板の径が300mm以上で厚みが20〜120μmと薄物の場合は、粗研削砥石として砥番(JIS一般砥粒粒度)が320番〜360番、結合度がJまたはLの軟、集中度が60〜80、気孔率0%、レジンボンドのカップホイ−ル型ダイヤモンド砥石を用い、仕上研削砥石として砥番が2,000番〜2,500番、集中度が120〜160、気孔率8〜12%、レジンボンドのカップホイ−ル型ダイヤモンド砥石を用いるのが好ましい。ダイヤモンド砥粒としては、天然ダイヤモンド(D)、合成ダイヤモンド(SD)、または金属被覆合成ダイヤモンド(SDC)が用いられる。
カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石46,54は、台金の下面外周縁に砥石切刃Dが20〜30mmの間隔を置いて環状に並べられたものであり、台金は研削頭46aの取付板に取り付けられている。砥石切刃Dの刃幅は2〜4mm、扇部の中心線刃長さは5〜10mm、高さは4〜10mmが好ましい。
砥石の粒度は、数字が小さいほうが砥粒のサイズは大きくなり、320番(#320)の平均粒径は40μm、2,000番(#2,000)の平均粒径は8μmである。結合度は結合材が砥粒を保持する強度を表し、アルファベッド文字26種類に分けられており、JおよびLは軟の部類である。集中度は、砥粒層中に砥粒がどれだけ含有されているかを表す指標で砥粒率が容積%で25%(4.4ct/cm3)を集中度100と定義したものである。
気孔率は、その値が大きいほど研削屑の排出が良好、目詰りし難い、大量の研削液を研削点に供給できるので砥石や基板の温度上昇を抑制できる。しかし、ダイヤモンドレジンボンド砥石はビトリファイドボンド砥石やメタルボンド砥石と比較して一般にヤング率が低く、破壊靭性も低いので通常は気孔率が0%のものが使用されてきたが、初頭で既述したように最近、気孔率が低い(5%)ものも市販され利用されるようになっている。本発明の基板の研削では、粗研削では気孔率が0%のダイヤモンドレジンボンド砥石を用い、硬い酸化珪素や窒化ケイソのような絶縁層の研削を行い、仕上研削では従来のレジンボンド仕上砥石よりも更に気孔率を8〜12%と高めたダイヤモンドレジンボンド砥石を用い、基板および砥石の温度上昇を抑制し、基板の焼け、破損を防止する。
図3に示すように、真空チャックH,Hは、ポ−ラスセラミック板36aまたは穿孔36bされた吸着板36aを中空スピンドル36cで軸承し、この中空スピンドルに気体供給管36dをロ−タリ−ジョイント36eを介して内蔵、および、液体供給管36fをロ−タリ−ジョイント36gを介して内蔵させている。気体供給管36dの先は三方コック36hを介し、真空ポンプとコンプレッサに接続されている。液体供給管36fの先は開閉コック36iを介して液体ポンプに連結されている。真空チャックH,Hの傾斜調整機構90は、例えばスイベル軸90a回りをスピンドル36cがピボット90e式に旋回可能に固定され、油圧−油流調整シリンダ90bのロッド90cでスイベル軸を傾斜させる。コントロ−ラ91の指示で傾斜角度に応じた油圧が油圧−油流調整シリンダ90bに指示され、それに応じた油流が出力され、ロッドがスイベル軸を回転させ、スピンドル軸を傾斜させる。傾斜調整機構90は、スピンドル軸をスイベルドラムにより基準軸を中心にして旋回するようにし、スピンドル軸に対し傾斜するように設けた回転台にスピンドルを固定した構造のものであってもよい。
前記中空スピンドル36cはサ−ボモ−タMにより回転駆動される。真空チャックH,H一対は、支持柱36で対称に支持され、各ステ−ジ17,18,20および22において基板ホルダ−32,32,36,36,38,38,40,40を構成するこれら真空チャックH,Hを支持する4本の支持柱36kは、インデックス回転テ−ブル34を軸承するスピンドル軸37下部位置でフレ−ムにより結合され、これら8組みの真空チャックの中心がスピンドル軸37の軸に対し同心円34b上にあるように設置されている。
インデックス回転テ−ブル34を軸承するスピンドル軸37をサ−ボモ−タMにより90度時計回り方向に回転させると仕上研削ステ−ジ20上の半導体基板は、研磨ステ−ジ22へと移動される。研磨ステ−ジ22は、研磨パッド56を備える研磨ヘッド56aのスピンドル軸56bを回転駆動させるモ−タMと、スピンドル軸56bを上下方向に昇降させる油圧シリンダ56dと、スピンドル軸56bをレ−ル56c上に左右方向に滑走させるモ−タMと、研磨パッド56が右側へと後退された際、その研磨布表面をドレッシングするドレッサ27、および、一対の真空チャックH,Hよりなる。研磨パッド56の直径は、真空チャックに保持される半導体基板半径の1.25〜1.50倍の直径を有する。
インデックス回転テ−ブル34のスピンドル軸37をサ−ボモ−タMにより90度時計回り方向に、または270度逆時計回り方向に回転させると研磨ステ−ジ22上の半導体基板は、最初のロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17へと移動される。
ロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17へ移動された半導体基板は、真空チャックを回転させながらその研磨面を洗浄ステ−ジ24の基板洗浄ブラシ24aにより洗浄される。
洗浄ステ−ジ24は、前記基板洗浄ブラシ24aとセラミック製チャッククリ−ナ24bを1枚の固定板に取り付け、この固定板を天井に前後方向に移動、上下方向に昇降可能に取り付けた兼用洗浄クリ−ナ、半導体基板テ−プ面洗浄および研磨パッド56面洗浄を兼ねる兼用洗浄ブラシ24c、必要により付加される前後方向に移動可能に取り付けられた半導体基板裏面洗浄ブラシ24dよりなる。
ロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17で洗浄された半導体基板は、その洗浄面をアンロ−ディング吸着パッド82に吸着され、前記兼用洗浄ブラシ24cを経由してスピナ23上へと搬送され、そこでスピン乾燥される。アンロ−ディング吸着パッド82は、パッドを支持するア−ム82aの支持軸82b回りに回動可能に取り付けられ、この支持軸82bは前記ロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17手前のベ−ス12上に左右方向に移動可能に設置される。このアンロ−ディング吸着パッド82の支持軸82bは矢印82cで示す左右方向に移動可能に設置されている。
前記スピナ23は基板アライメント機能を備える。スピン乾燥している間にアンロ−ディング吸着パッド82は逆方向に回動され、兼用洗浄ブラシ24cに接触してパッド面を洗浄され、待機位置へと戻される。一方、ロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17の真空チャック32は空であるのでチャッククリ−ナ24bを前進させ、回転および下降させて真空チャックテ−ブルを摺擦し、真空チャックを洗浄する。洗浄後、チャッククリ−ナ24bは上昇され、ついで待機位置へ後退される。
必要により洗浄ブラシ24dを後退させて前記スピナ23上でスピン乾燥された半導体基板の研磨面を洗浄し、スピン乾燥させ、ついで待機位置へと洗浄ブラシ24dを前方向へ移動させる。スピン乾燥された半導体基板を次工程(例えばマウンタ工程)へと搬送するため、レ−ル97aを左右に走行可能に取り付けた搬送パッド97に吸着させ、前記レ−ル97a上を右方向へと移動させて次工程へ搬送する。この搬送の途中で半導体基板のテ−プ面は補助乾燥器23aにより加熱または熱風を吹き付けられ、乾燥する。次工程が収納カセット26内へ搬送する工程であるときは、搬送パッド97の代りに搬送ロボットを用い、そのハンドに半導体基板を保持させ、収納カセット26内へと搬送する。
ロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17で洗浄された他方の真空チャック32上半導体基板は、その洗浄面をアンロ−ディング吸着パッド82に吸着され、前記兼用洗浄ブラシ24cを経由してスピナ23上へと搬送され、以下、前記と同様にしてスピン乾燥、補助乾燥される。
かかる半導体基板の平面加工装置10を用いて半導体基板裏面を研削、研磨、洗浄する工程は次のように行われる。

1).カセット収納ステ−ジ14より天井吊り搬送用ロボット30のハンドで半導体基板28を基板アライメントステ−ジ16へ搬送し、半導体基板28の位置合わせを行う。
2).基板アライメントステ−ジ16上の位置合わせされた半導体基板28裏面をロ−ディング吸着パッド81で吸着し、インデックス回転テ−ブル34のロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17位置の真空チャックH上に搬送し、該真空チャック上に半導体基板28裏面を上向きにして載置し、真空ポンプを作動させて真空固定する。
3).前記1)と2)の工程を繰り返し、インデックス回転テ−ブル34のロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17の真空チャックH上に搬送し、該真空チャック上に半導体基板28裏面を上向きにして載置し、真空固定する。
4).半導体基板28を載置している真空チャックH,Hのスピンドル軸を傾斜調整機構90で0.20〜1.0度傾斜させる。
5).インデックス回転テ−ブル34を時計回り方向へ90度回転し、半導体基板28を載置している真空チャックH,Hを粗研削ステ−ジ18へ導き、そこで、粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石46を回転させ、下降させて半導体基板裏面の切込研削加工を開始し、真空チャックH,Hのスピンドル軸の傾斜角度を暫時(連続的または間歇的に)小さくしつつ(0.15〜0.35度へ)切込研削加工を行って半導体基板の厚みを所望の厚み近傍としたら粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石46を上昇させて半導体基板裏面より遠ざける。
6).インデックス回転テ−ブル34を時計回り方向へ90度回転させることにより半導体基板28を載置している真空チャックH,Hを仕上研削ステ−ジ20のチャック位置へと移動させ、そこで粗研削加工された半導体基板28を仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石54を回転させ、下降させて半導体基板裏面の切込研削加工を開始し、真空チャックH,Hのスピンドル軸の傾斜角度を暫時傾斜調整機構を利用して小さくしつつ(0.00〜0.02度へ)切込研削加工を行って半導体基板裏面を10〜20μm程度の厚みを切込研削加工し、半導体基板の厚みを所望の厚みとしたら仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石54を上昇して半導体基板裏面より遠ざける。
7).インデックス回転テ−ブル34を時計回り方向へ90度、または逆時計回り方向へ270度回転させることにより鏡面研磨加工された半導体基板28を最初のロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17のチャック位置32,32へ戻し、そこで半導体基板の研削・研磨加工面を基板洗浄ブラシ24dを用いて洗浄し、次いで、搬送パッド82の吸着パッドに半導体基板を吸着した後、真空チャックテ−ブル下部の真空を止め、ついで、コンプレッサを開放して真空チャックテ−ブル下部より加圧空気を供給して半導体基板のチャック離れを容易とする。その後、搬送パッド82をスピナ23上方へ導き、半導体基板の研削・研磨面を上にしてスピナ上に載置し、そこで半導体基板の乾燥を行う。
半導体基板の乾燥が終了したら補助洗浄器24dで半導体基板の研磨面を洗浄し、再びスピン乾燥し、ついで、搬送パッド97で次工程のステ−ジへと研磨・洗浄された半導体基板を搬送する。この間に、搬送パッド82をロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17上に移動し、そこで別の半導体基板をパッドに吸着した後、真空チャックテ−ブル下部の真空を止め、ついで、コンプレッサを開放して真空チャックテ−ブル下部より加圧空気を供給して半導体基板のチャック離れを容易とし、その後、搬送パッド82をスピナ23上方へ導き、半導体基板の研削・研磨面を上にしてスピナ上に載置し、そこで半導体基板の乾燥を行う。
以下、インデックス回転テ−ブル34が90度、または270度回転される節、各々の加工ステ−ジで半導体基板のロ−ディング/アンロ−ディング、粗研削加工、仕上研削加工、研磨加工、洗浄、乾燥が行われる。
本発明の半導体基板の裏面研削・研磨方法は、インデックス回転テ−ブル34を軸承するスピンドル軸37の回動の節、同時に2枚の半導体基板を各ステ−ジで加工することができ、しかもインデックス回転テ−ブルを利用することにより連続して加工でき、平面加工装置10の設置面積に対し1枚当りの加工時間(スル−プットの時間)が短縮できる。しかも、研削時は、半導体基板の平面に対し、砥石切刃が傾斜して摺擦するため、研削焼けが半導体基板の研削面に生じない利点を有する。
半導体基板裏面の研削・研磨装置装置の平面図である。 図1においてI−I線方向から見た研削・研磨装置装置の正面図である。 一対の真空チャック上の半導体基板とダイヤモンドカップホイ−ル型砥石の切刃との相対位置を示す図である。 半導体基板裏面の平面加工装置の斜視図である。(公知) 半導体基板裏面の平面加工装置の平面図である。(公知)
符号の説明
10 平面研削・研磨装置
12 ベ−ス
Ha 真空チャック
Hb 真空チャック
14 カセット収納ステ−ジ
17 ロ−ド/アンロ−ドステ−ジ
18 粗研削ステ−ジ
20 仕上研削ステ−ジ
22 研磨ステ−ジ
24 洗浄ステ−ジ
26 収納カセット(ロ−ドポ−ト)
32,36,38,40 基板ホルダ−(真空チャック)
46 粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石
54 仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石
56 研磨パッド
90 傾斜調整機構

Claims (2)

  1. カセット収納ステ−ジ14、左右に移動可能な天井吊り搬送用ロボット30、基板アライメントステ−ジ16、基板洗浄ステ−ジ24、パッドを支持するア−ム81aが左右に移動可能なロ−ディング吸着パッド81、パッドを支持するア−ム82aが左右に移動可能なアンロ−ディング吸着パッド82、ロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17、粗研削ステ−ジ18、仕上研削ステ−ジ20および研磨ステ−ジ22に区画した一台のインデックス回転テ−ブル34、前記ロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17、粗研削ステ−ジ18、仕上研削ステ−ジ20および研磨ステ−ジ22を構成する位置へ一対の真空チャックH,Hを備えるホルダ−テ−ブル8組み32,32,36,36,38,38,40,40を前記インデックス回転テ−ブル34の軸心に対し同一円周上に等間隔で配設した基板真空チャック機構32,32,36,36,38,38,40,40、前記真空チャックH,H8組みのスピンドル軸を半導体基板裏面の垂直面に対し傾斜可能な傾斜調整機構90、スピンドル軸傾斜コントロ−ラ91、前記ホルダ−テ−ブル32,32,36,36,38,38,40,40を構成する真空チャックH,Hのテ−ブル直径の2.0〜2.6倍寸法の直径を有する粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石46および仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石54、および、前記真空チャックH,H上に保持された半導体基板裏面を半導体基板の半径の1.25〜1.50倍の直径を有する研磨パッド56,56一対を左右方向に揺動させながら摺擦する研磨手段、とを備える基板の平面研削・研磨装置10。
  2. 半導体基板裏面を次の工程を経て研削・研磨する方法。
    1).カセット収納ステ−ジ14より天井吊り搬送用ロボット30のハンドで半導体基板28を基板アライメントステ−ジ16へ搬送し、半導体基板28の位置合わせを行う。
    2).基板アライメントステ−ジ16上の位置合わせされた半導体基板28裏面をロ−ディング吸着パッド81で吸着し、インデックス回転テ−ブル34のロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17位置の真空チャックH上に搬送し、該真空チャック上に半導体基板28裏面を上向きにして載置し、真空固定する。
    3).前記1)と2)の工程を繰り返し、インデックス回転テ−ブル34のロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17の真空チャックH上に搬送し、該真空チャック上に半導体基板28裏面を上向きにして載置し、真空固定する。
    4).半導体基板28を載置している真空チャックH,Hのスピンドル軸を傾斜調整機構90で傾斜させる。
    5).インデックス回転テ−ブル34を時計回り方向へ90度回転し、半導体基板28を載置している真空チャックH,Hを粗研削ステ−ジ18へ導き、そこで、粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石46を回転させ、下降させて半導体基板裏面の切込研削加工を開始し、真空チャックH,Hのスピンドル軸の傾斜角度を暫時小さくしつつ切込研削加工を行って半導体基板の厚みを所望の厚みとしたら粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石46を上昇して半導体基板裏面より遠ざける。
    6).インデックス回転テ−ブル34を時計回り方向へ90度回転させることにより半導体基板28を載置している真空チャックH,Hを第2仕上研削ステ−ジ20のチャック位置へと移動させ、そこで粗研削加工された半導体基板28を仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石54を回転させ、下降させて半導体基板裏面の切込研削加工を開始し、真空チャックH,Hのスピンドル軸の傾斜角度を暫時小さくしつつ切込研削加工を行って半導体基板裏面を切込研削加工し、半導体基板の厚みを所望の厚みとしたら仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石54を上昇して半導体基板裏面より遠ざける。
    7).インデックス回転テ−ブル34を時計回り方向へ90度、または逆時計回り方向へ270度回転させることにより鏡面研磨加工された半導体基板28を最初のロ−ド/アンロ−ドステ−ジ17のチャック位置へ戻し、そこで半導体基板の研削・研磨加工面を洗浄し、次いで、搬送パッド82の吸着パッドに半導体基板を吸着した後、スピナ23へ搬送し、そこで半導体基板の乾燥を行う。
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