JP2000216124A - 研削装置およびウエハの研削方法 - Google Patents

研削装置およびウエハの研削方法

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JP2000216124A
JP2000216124A JP5449799A JP5449799A JP2000216124A JP 2000216124 A JP2000216124 A JP 2000216124A JP 5449799 A JP5449799 A JP 5449799A JP 5449799 A JP5449799 A JP 5449799A JP 2000216124 A JP2000216124 A JP 2000216124A
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wafer
chuck mechanism
zone
spindle
grinding
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JP5449799A
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English (en)
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Motoo Yoshida
元夫 吉田
Hirotaka Okonogi
弘孝 小此木
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Okamoto Machine Tool Works Ltd
Original Assignee
Okamoto Machine Tool Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送時のウエハの破損率が小さい、かつ、長
期使用においても電機系統の故障の少ない信頼性のある
研削装置の提供。 【解決手段】 ウエハを搬送するロボットを天井吊り下
げ型とし、かつ、左右方向に移動可能にし、研削時に生
じた破砕傷を取り除くための研磨盤をインライン据付
し、装置のコンパクト化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエハの研削装
置、特にウエハのバックグラインド装置および該研削装
置を用いてウエハを研削する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ベアウエハの研削装置、デバイスウエハ
の裏面研削装置としては、ウエハの研削時間を短縮する
ために複数のスピンドル軸に軸承された複数の砥石を用
い、粗研削、中仕上研削、仕上研削を割り振って研削装
置内のウエハのスループット時間を短縮させている。例
えば特開平9−223680号公報は、図11に示すよ
うに右側にウエハローディング用カセット303を、左
側にウエハアンローディング用カセット303を対と
し、さらに両者の中央に昇降機構、回転駆動機構、アラ
イメント機構と各アーム駆動の制御機構を備えた多関節
型ロボット304を配置させて前列とし、基台の上にウ
エハローディング用カセットの後部にウエハ仮置台B
を、ウエハアンローディング用カセットの後部にウエハ
エッチング・洗浄機構302を対として次列に配置し、
仮置台と洗浄機構の後列の基台上に基台を刳り抜いてウ
エハ粗研削用チャック機構307,とウエハ仕上研削用
チャック機構308を配置し、この後列のチャック機構
の基台より起立させた壁に各研削ゾーンに適した砥石を
スピンドル軸に軸承させた2個の研削機構301a,3
01bを各研削ゾーンに位置するウエハチャック機構に
対応して設け、前記ウエハ仮置台Bとエッチング・洗浄
装置302の列と前記チャック機構307,308の列
間の基台の略中央部に立設した軸に昇降機構、回転駆動
機構および先端に吸着パッドを備えた3つのアーム30
5aを放射状に配置した回転式搬送手段305を有する
研削装置301が提案されている。
【0003】該研削装置において、ローディング用カセ
ットより多関節型ロボットにより仮置台上に搬送された
ウエハはアームのパッドに吸着され、吸着パッドを12
0度回動させて粗研削用チャック機構に載せられ、第1
スピンドル軸に軸承された粗研削砥石でウエハwは粗研
削され、ついで粗研削されたウエハは吸着パッドを12
0度回動させて仕上研削用チャック機構に載せられ、第
2スピンドル軸に軸承された仕上研削砥石で仕上げ研削
され、ついで、吸着パッドを120度回動させて仕上研
削されたウエハはエッチング・洗浄機構に載せられ、洗
浄機構でエッチング、リンス洗浄された後、アンローデ
ィング用カセット内に多関節型ロボットにより収納され
る。第2スピンドル軸に軸承された仕上研削砥石でウエ
ハが仕上げ研削されている間に、新たなウエハが、ロー
ディング用カセットより多関節型ロボットにより仮置台
上に搬送され、そこでウエハはアームのパッドに吸着さ
れ、吸着パッドを120度回動させて粗研削用チャック
機構に載せられ、第1スピンドル軸に軸承された粗研削
砥石でウエハは粗研削される。
【0004】このようにウエハの粗研削と仕上研削が同
時に行われるのでウエハの研削装置のスループット時間
を短縮できる。また、同様な裏面研削装置として砥石2
基を利用する研削装置が特開平7−130692号、同
5−226308号、特開昭63−256342号公報
に開示される。
【0005】また、特願平10−140408号明細書
は、図12に示すように(A)左側にウエハローディン
グ用カセット117を、右側にウエハアンローディング
用カセット117を対として前列に配置し、(B)基台
の上にウエハローディング用カセットの後部にウエハ仮
置台106を、ウエハアンローディング用カセットの後
部にウエハ洗浄機構113を対として次列に配置し、
(C)仮置台と洗浄機構の後部の基台の中央部を刳り抜
いた箇所にインデックスターンテーブルを設け、かつこ
のインデックスターンテーブル108に該テーブルの軸
心を中心に3個のウエハチャック機構107,107,
107を等間隔に公転自在に設けるとともにウエハロー
ディング/ウエハアンローディングゾーンs1および粗
研削ゾーンs2、仕上研削ゾーンs3にテーブルを区域
分けし、(D)インデックスターンテーブルの後列には
基台より起立させた枠体111に各研削ゾーンに適した
砥石111b,111dをスピンドル軸111a,11
1cに軸承させた研削機構を各研削ゾーンに位置するウ
エハチャック機構に対応して設け、(E)前記1対のカ
セットの前列と前記仮置台とウエハ洗浄機構の次列の間
の基台の略中央に昇降機構103、回転駆動機構、ウエ
ハアライメント測定機構と各アーム115a,115
b,115c駆動の制御機構を備えた多関節型ロボット
115を立設し、前記仮置台上のウエハをインデックス
ターンテーブルのウエハローディング/ウエハアンロー
ディングゾーンs1のチャック機構に移送可能で、か
つ、洗浄機構上のウエハをウエハアンローディング用カ
セットに搬送可能とした多関節型ロボット115、
(F)インデックスターンステーブルを設けた基台の略
中央部の左右に設けた1対の軸を軸心として回動自在に
備えられたウエハ吸着パッド112aを有する仮置台か
らウエハをウエハローディング/ウエハアンローディン
グゾーンのチャック機構に搬送する搬送パッド112
と、ウエハローディング/ウエハアンローディングゾー
ンのチャック機構上のウエハを洗浄機構に搬送する搬送
パッド112、(G)基台より立設した枠体110に設
けたネジ棒上を左右方向に移動可能なチャック機構の洗
浄機構109bとチャック機構のドレッサー109aの
対を備える、研削装置101が提案され、実用化されて
いる。
【0006】該研削装置においても、ウエハの粗研削と
仕上研削が同時に行われるのでウエハの研削装置のスル
ープット時間が短縮できる利点がある。また、インデッ
クスターンステーブルをウエハローディング/ウエハア
ンローディングゾーンおよび粗研削ゾーン、仕上研削ゾ
ーンに区域分けしたので、前記研削装置に開示される3
本のアームでウエハの移送を行う方式と比較し、ウエハ
の位置合わせが容易であり、移送時間を短縮でき、ウエ
ハの研削装置内のスループット時間を更に短縮できる利
点を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の研削装置におい
ては、ウエハを搬送する多関節型ロボットが基台から立
設した金属製回転軸に設けられるため、またこの金属製
回転軸は左右方向に移動できないため、この回転軸、多
関節型ロボットのアームに仮置台や洗浄機構から飛散し
た純水や洗浄液が付着し、これらを錆びさせたり、多関
節型ロボットの電気系統の故障の原因となることがあ
り、電気系統の修理、多関節型ロボットの部品交換で研
削が中断されることがある。
【0008】また、研削されるウエハ径が4インチ、6
インチから8インチ、12インチへと拡径するにつれ、
研削されたウエハに残された深さ約2ミクロンの破砕傷
の存在により研削されたウエハが破損する率が増加して
いる。従って、先に記載したエッチング・洗浄機構を有
する研削装置においては研削されたウエハ裏面をエッチ
ングして研削破砕傷を消滅させているがエッチング液の
使用はロボッドの錆び化をより促進する欠点がある。ま
た,後者の研削装置では研削されたウエハをカセット
毎、研磨装置に移送し、ウエハ裏面を研磨することによ
り研削破砕傷を消滅させている。ウエハの研磨方法とし
ては、例えば、図13に示す研磨装置401を用い、回
転軸402に軸承された表面に研磨布403aが貼付さ
れたポリッシャー(プラーテンとも言う)403の表面
に、モーターMにより回転される軸404に軸承された
ヘッド105内に小孔406a,406a,…を多数穿
った吸着板406にチャックしたウエハwを押圧し、軸
402と404を正逆方向に、または同方向に回転させ
てウエハを研磨している。図中、405はヘッド、40
7は回転ジョイント、409は吸引用管、410は加圧
気体供給用管、414は純水供給管408,411,4
13はバルブ、412は連結管である。しかし、研磨装
置401の新たな付加は装置費用を莫大なものとする。
【0009】本発明は、多関節型ロボットの錆びの発生
や電気系統の故障が少ない研削装置の提供を目的とす
る。本発明はまた、破損率が小さい研削ウエハを与える
コンパクトな研磨機構をインライン(In Line)
化した研削装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)左側に
ウエハローディング用カセットを、右側にウエハアンロ
ーディング用カセットを対として前列に配置し、(B)
基台の上にウエハローディング用カセットの後部にウエ
ハ仮置台を、ウエハアンローディング用カセットの後部
にウエハ洗浄機構を対として次列に配置し、(C)仮置
台と洗浄機構の後部の基台の中央部を刳り抜いた箇所に
インデックスターンテーブルを設け、かつこのインデッ
クスターンテーブルに該テーブルの軸心を中心にm個
(ただし、mは3から6の正数である。)のウエハチャ
ック機構を等間隔に公転自在に設けるとともにウエハロ
ーディング/ウエハアンローディングゾーンおよび各研
削ゾーンにテーブルを区域分けし、(D)インデックス
ターンテーブルの後列には基台より起立させた壁に各研
削ゾーンに適した砥石をスピンドル軸に軸承させた(m
−1)個の研削機構を各研削ゾーンに位置するウエハチ
ャック機構に対応して設け、(E)前記1対のカセット
の前列と前記仮置台とウエハ洗浄機構の次列の間の基台
から立設した支柱に列方向に往復移動機構を設け、この
往復移動機構に多関節型ロボットをロボットアームが下
側となるように吊し、前記仮置台上のウエハをインデッ
クスターンテーブルのウエハローディング/ウエハアン
ローディングゾーンのチャック機構に移送可能で、か
つ、洗浄機構上のウエハをウエハアンローディング用カ
セットに搬送可能とした多関節型ロボット、(F)イン
デックスターンステーブルを設けた基台の略中央部の左
右に設けた1対の軸を軸心として回動自在に備えられた
ウエハ吸着パッドを有する仮置台からウエハをウエハロ
ーディング/ウエハアンローディングゾーンのチャック
機構に搬送する搬送パッドと、ウエハローディング/ウ
エハアンローディングゾーンのチャック機構上のウエハ
を洗浄機構に搬送する搬送パッド、を備える研削装置を
提供するものである。
【0011】多関節型ロボットを天井吊り下げタイプと
し、かつ、左右方向に移動可能としたことにより、純水
や洗浄液が多関節型ロボットに付着する機会が減少し、
錆びの発生や電気系統の故障の度合いが少なくなる。
【0012】本発明はまた、前記の研削装置(ただし、
インデックスターンテーブルに設けたチャック機構は
a,b,cのm=3基である。)を用い、 (1)基台から立設した支柱に列方向に往復移動機構を
設け、この往復移動機構に多関節型ロボットの吸着アー
ムが下側となるように吊した多関節型ロボットの吸着ア
ームにウエハローディング用カセットよりウエハを吸着
させ、これを仮置台上に載せる。 (2)インデックスターンテーブルを120度回転さ
せ、ついで仮置台上のウエハを搬送パッドに吸着さ
せ、搬送パッドを回動させてウエハをインデックスター
ンテーブルのウエハローディング/ウエハアンローディ
ングゾーンのチャック機構aに移送し、その間に前記
多関節型ロボットの吸着アームにウエハローディング用
カセットよりウエハを吸着させ、これを仮置台上に載せ
る。 (3)インデックスターンテーブルを120度回転さ
せてチャック機構aを粗研削ゾーンに移動、チャック機
構bをウエハローディング/ウエハアンローディングゾ
ーンに移動させた後、第1番目のスピンドル軸を下降
させて砥石をウエハに押圧し、チャック機構aおよび第
1スピンドル軸を回転させてウエハの粗研削を行い、つ
いで、第1番目のスピンドル軸を上昇させ、この間に
仮置台上のウエハを搬送パッドでインデックスターン
テーブルのウエハローディング/ウエハアンローディン
グゾーンのチャック機構bに移送するとともに、多関
節型ロボットを用いてウエハローディング用カセット内
のウエハを仮置台の上に載せる。 (4)インデックスターンテーブルを120度回転さ
せて仕上研削ゾーンにチャック機構aを移動、チャック
機構bを粗研削ゾーンに移動、チャック機構cをウエハ
ローディング/ウエハアンローディングゾーンに移動さ
せた後、第2番目のスピンドル軸を下降させて砥石を
ウエハに押圧し、チャック機構aおよびスピンドル軸を
回転させてウエハの仕上研削を行い、ついで、第2番目
のスピンドル軸を上昇させ、この間に第1番目のスピ
ンドル軸を下降させて砥石をウエハに押圧し、チャック
機構bおよびスピンドル軸を回転させてウエハの粗研削
を行い、ついで、第1番目のスピンドル軸を上昇させ、
一方仮置台上のウエハを搬送パッドでインデックスタ
ーンテーブルのウエハローディング/ウエハアンローデ
ィングゾーンのチャック機構cに移送するとともに、
多関節型ロボットを用いてウエハローディング用カセッ
ト内のウエハを仮置台の上に載せる。 (5)インデックスターンテーブルを120度回転さ
せてチャック機構aをウエハローディング/ウエハアン
ローディングゾーンに、チャック機構bを仕上研削ゾー
ンにならびにチャック機構cを粗研削ゾーンに移動し、
搬送パッドで仕上研削されたウエハを洗浄機構に移送
し、該ウエハを洗浄した後、多関節型ロボットを右側に
移動させて該ロボットのアームに仕上研削および洗浄さ
れたウエハを吸着させ、これをアンローディング用カセ
ット内に収納し、ついで、搬送パッドを回動させて仮
置台上のウエハをインデックスターンテーブルのウエハ
ローディング/ウエハアンローディングゾーンのチャッ
ク機構aに移送し、一方、前記多関節型ロボットを左
側に移動させ、多関節型ロボットの吸着アームにウエハ
ローディング用カセットよりウエハを吸着させ、これを
仮置台上に載せ、その間に第2番目のスピンドル軸を
下降させて砥石をウエハに押圧し、チャック機構bおよ
びスピンドル軸を回転させてウエハの仕上研削を行い、
ついで、第2番目のスピンドル軸を上昇させ、また、
第1番目のスピンドル軸を下降させて砥石をウエハに押
圧し、チャック機構cおよびスピンドル軸を回転させて
ウエハの粗研削を行い、ついで、第1番目のスピンドル
軸を上昇させる。 (6)インデックスターンテーブルを120度回転さ
せてチャック機構bをウエハローディング/ウエハアン
ローディングゾーンに、チャック機構cを仕上研削ゾー
ンにならびにチャック機構aを粗研削ゾーンに移動し、
搬送パッドで仕上研削されたウエハを洗浄機構に移送
し、該ウエハを洗浄した後、多関節型ロボットを右側に
移動させて該ロボットのアームに仕上研削および洗浄さ
れたウエハを吸着させ、これをアンローディング用カセ
ット内に収納し、ついで、搬送パッドを回動させて仮
置台上のウエハをインデックスターンテーブルのウエハ
ローディング/ウエハアンローディングゾーンのチャッ
ク機構bに移送し、一方、前記多関節型ロボットを左
側に移動させ、多関節型ロボットの吸着アームにウエハ
ローディング用カセットよりウエハを吸着させ、これを
仮置台上に載せ、その間に第2番目のスピンドル軸を
下降させて砥石をウエハに押圧し、チャック機構cおよ
びスピンドル軸を回転させてウエハの仕上研削を行い、
ついで、第2番目のスピンドル軸を上昇させ、また、
第1番目のスピンドル軸を下降させて砥石をウエハに押
圧し、チャック機構aおよびスピンドル軸を回転させて
ウエハの粗研削を行い、ついで、第1番目のスピンドル
軸を上昇させる。 (7)インデックスターンテーブルを120度回転さ
せてチャック機構cをウエハローディング/ウエハアン
ローディングゾーンに、チャック機構aを仕上研削ゾー
ンにならびにチャック機構bを粗研削ゾーンに移動し、
搬送パッドで仕上研削されたウエハを洗浄機構に移送
し、該ウエハを洗浄した後、多関節型ロボットを右側に
移動させて該ロボットのアームに仕上研削および洗浄さ
れたウエハを吸着させ、これをアンローディング用カセ
ット内に収納し、ついで、搬送パッドを回動させて仮
置台上のウエハをインデックスターンテーブルのウエハ
ローディング/ウエハアンローディングゾーンのチャッ
ク機構cに移送し、一方、前記多関節型ロボットを左
側に移動させ、多関節型ロボットの吸着アームにウエハ
ローディング用カセットよりウエハを吸着させ、これを
仮置台上に載せ、その間に第2番目のスピンドル軸を
下降させて砥石をウエハに押圧し、チャック機構aおよ
びスピンドル軸を回転させてウエハの仕上研削を行い、
ついで、第2番目のスピンドル軸を上昇させ、また、
第1番目のスピンドル軸を下降させて砥石をウエハに押
圧し、チャック機構bおよびスピンドル軸を回転させて
ウエハの粗研削を行い、ついで、第1番目のスピンドル
軸を上昇させる。 (8)以下、インデックスターンテーブルの回動と、粗
研削ウエハの仕上研削、洗浄、アンローディング用カセ
ット内の収納、新たなウエハのウエハローディング/ウ
エハアンローディングゾーンのチャック機構への移送、
ウエハの粗研削の(5)から(7)の工程を繰り返す、
ことを特徴とする、ウエハの研削方法。を提供するもの
である。
【0013】多関節型ロボットを天井吊り下げタイプと
し、かつ、左右方向に移動可能としたことにより、純水
や洗浄液が多関節型ロボットに付着する機会が減少し、
錆びの発生や電気系統の故障の度合いが少なくなる。ま
た、インデックスターンテーブルの利用によりウエハの
加工時間を短縮できる。
【0014】本発明は、更に(A)左側にウエハローデ
ィング用カセットを、右側にウエハアンローディング用
カセットを対として前列に配置し、(B)基台の上にウ
エハローディング用カセットの後部にウエハ仮置台を、
ウエハアンローディング用カセットの後部にウエハ洗浄
機構を対として次列に配置し、(C)仮置台と洗浄機構
の後部の基台の中央部を刳り抜いた箇所にインデックス
ターンテーブルを設け、かつこのインデックスターンテ
ーブルに該テーブルの軸心を中心にm個(ただし、mは
3から6の正数である。)のウエハチャック機構を等間
隔に公転自在に設けるとともにウエハローディング/ウ
エハアンローディングゾーンおよび各研削ゾーンにテー
ブルを区域分けし、(D)インデックスターンテーブル
の後列には基台より起立させた壁に各研削ゾーンに適し
た砥石をスピンドル軸に軸承させた(m−1)個の研削
機構を各研削ゾーンに位置するウエハチャック機構に対
応して設け、(E)前記1対のカセットの前列と前記仮
置台とウエハ洗浄機構の次列の間の基台から立設した支
柱に列方向に往復移動機構を設け、この往復移動機構に
多関節型ロボットをロボットアームが下側となるように
吊し、前記仮置台上のウエハをインデックスターンテー
ブルのウエハローディング/ウエハアンローディングゾ
ーンのチャック機構に移送可能で、かつ、洗浄機構上の
ウエハをウエハアンローディング用カセットに搬送可能
とした多関節型ロボット、(F)インデックスターンス
テーブルを設けた基台の略中央部の左右に設けた1対の
軸を軸心として回動自在に備えられたウエハ吸着パッド
を有する仮置台からウエハをウエハローディング/ウエ
ハアンローディングゾーンのチャック機構に搬送する搬
送パッドと、ウエハローディング/ウエハアンローディ
ングゾーンのチャック機構上のウエハを前記洗浄装置の
右横に設けられた研磨盤の下部チャック機構にウエハ搬
送する搬送パッド、および(G)前記洗浄装置の右横に
設けられた下部チャック機構と、このチャック機構の上
方に設けられたスピンドル軸に軸承された研磨パッドよ
りなる研磨盤、を備える研削装置を提供するものであ
る。
【0015】研磨盤を研削装置にインライン化すること
により、装置全体がコンパクト化でき、かつ、研磨盤に
より研削破砕傷を研磨により消滅させることができ、ウ
エハの破損率を減少させることができる。
【0016】本発明は、また、前記の研磨盤をインライ
ン化した研削装置(ただし、インデックスターンテーブ
ルに設けたチャック機構はa,b,cのm=3基であ
る。)を用い、 (1)基台から立設した支柱に列方向に往復移動機構を
設け、この往復移動機構に多関節型ロボットの吸着アー
ムが下側となるように吊した多関節型ロボットの吸着ア
ームにウエハローディング用カセットよりウエハを吸着
させ、これを仮置台上に載せる。 (2)インデックスターンテーブルを120度回転さ
せ、ついで仮置台上のウエハを搬送パッドに吸着さ
せ、搬送パッドを回動させてウエハをインデックスター
ンテーブルのウエハローディング/ウエハアンローディ
ングゾーンのチャック機構aに移送し、その間に前記
多関節型ロボットの吸着アームにウエハローディング用
カセットよりウエハを吸着させ、これを仮置台上に載せ
る。 (3)インデックスターンテーブルを120度回転さ
せてチャック機構aを粗研削ゾーンに移動、チャック機
構bをウエハローディング/ウエハアンローディングゾ
ーンに移動させた後、第1番目のスピンドル軸を下降
させて砥石をウエハに押圧し、チャック機構aおよび第
1スピンドル軸を回転させてウエハの粗研削を行い、つ
いで、第1番目のスピンドル軸を上昇させ、この間に
仮置台上のウエハを搬送パッドでインデックスターンテ
ーブルのウエハローディング/ウエハアンローディング
ゾーンのチャック機構bに移送するとともに、多関節
型ロボットを用いてウエハローディング用カセット内の
ウエハを仮置台の上に載せる。 (4)インデックスターンテーブルを120度回転さ
せて仕上研削ゾーンにチャック機構aを移動、チャック
機構bを粗研削ゾーンに移動、チャック機構cをウエハ
ローディング/ウエハアンローディングゾーンに移動さ
せた後、第2番目のスピンドル軸を下降させて砥石を
ウエハに押圧し、チャック機構aおよびスピンドル軸を
回転させてウエハの仕上研削を行い、ついで、第2番目
のスピンドル軸を上昇させ、この間に第1番目のスピ
ンドル軸を下降させて砥石をウエハに押圧し、チャック
機構bおよびスピンドル軸を回転させてウエハの粗研削
を行い、ついで、第1番目のスピンドル軸を上昇させ、
一方仮置台上のウエハを搬送パッドでインデックスタ
ーンテーブルのウエハローディング/ウエハアンローデ
ィングゾーンのチャック機構cに移送するとともに、
多関節型ロボットを用いてウエハローディング用カセッ
ト内のウエハを仮置台の上に載せる。 (5)インデックスターンテーブルを120度回転さ
せてチャック機構aをウエハローディング/ウエハアン
ローディングゾーンに、チャック機構bを仕上研削ゾー
ンにならびにチャック機構cを粗研削ゾーンに移動し、
搬送パッドで仕上研削されたウエハを洗浄機構に移送
し、該ウエハを洗浄した後、多関節型ロボットを右側に
移動させて該ロボットのアームに仕上研削および洗浄さ
れたウエハを吸着させ、これを研磨盤のチャック機構に
載せ、研磨パッドをウエハ面に押圧し、チャック機構、
研磨パッドを回転させて研磨を行い、研磨されたウエハ
の表面を洗浄、乾燥後、多関節型ロボットの吸着アーム
にウエハを吸着させ、アンローディング用カセット内に
収納し、ついで、搬送パッドを回動させて仮置台上の
ウエハをインデックスターンテーブルのウエハローディ
ング/ウエハアンローディングゾーンのチャック機構a
に移送し、一方、前記多関節型ロボットを左側に移動
させ、多関節型ロボットの吸着アームにウエハローディ
ング用カセットよりウエハを吸着させ、これを仮置台上
に載せ、その間に第2番目のスピンドル軸を下降させ
て砥石をウエハに押圧し、チャック機構bおよびスピン
ドル軸を回転させてウエハの仕上研削を行い、ついで、
第2番目のスピンドル軸を上昇させ、また、第1番目
のスピンドル軸を下降させて砥石をウエハに押圧し、チ
ャック機構cおよびスピンドル軸を回転させてウエハの
粗研削を行い、ついで、第1番目のスピンドル軸を上昇
させる。 (6)インデックスターンテーブルを120度回転さ
せてチャック機構bをウエハローディング/ウエハアン
ローディングゾーンに、チャック機構cを仕上研削ゾー
ンにならびにチャック機構aを粗研削ゾーンに移動し、
搬送パッドで仕上研削されたウエハを洗浄機構に移送
し、該ウエハを洗浄した後、多関節型ロボットを右側に
移動させて該ロボットのアームに仕上研削および洗浄さ
れたウエハを吸着させ、これを研磨盤のチャック機構に
載せ、研磨パッドをウエハ面に押圧し、チャック機構、
研磨パッドを回転させて研磨を行い、研磨されたウエハ
の表面を洗浄、乾燥後、多関節型ロボットの吸着アーム
にウエハを吸着させ、アンローディング用カセット内に
収納し、ついで、搬送パッドを回動させて仮置台上の
ウエハをインデックスターンテーブルのウエハローディ
ング/ウエハアンローディングゾーンのチャック機構b
に移送し、一方、前記多関節型ロボットを左側に移動
させ、多関節型ロボットの吸着アームにウエハローディ
ング用カセットよりウエハを吸着させ、これを仮置台上
に載せ、その間に第2番目のスピンドル軸を下降させ
て砥石をウエハに押圧し、チャック機構cおよびスピン
ドル軸を回転させてウエハの仕上研削を行い、ついで、
第2番目のスピンドル軸を上昇させ、また、第1番目
のスピンドル軸を下降させて砥石をウエハに押圧し、チ
ャック機構aおよびスピンドル軸を回転させてウエハの
粗研削を行い、ついで、第1番目のスピンドル軸を上昇
させる。 (7)インデックスターンテーブルを120度回転さ
せてチャック機構cをウエハローディング/ウエハアン
ローディングゾーンに、チャック機構aを仕上研削ゾー
ンにならびにチャック機構bを粗研削ゾーンに移動し、
搬送パッドで仕上研削されたウエハを洗浄機構に移送
し、該ウエハを洗浄した後、多関節型ロボットを右側に
移動させて該ロボットのアームに仕上研削および洗浄さ
れたウエハを吸着させ、これをアンローディング用カセ
ット内に収納し、ついで、搬送パッドを回動させて仮
置台上のウエハをインデックスターンテーブルのウエハ
ローディング/ウエハアンローディングゾーンのチャッ
ク機構cに移送し、一方、前記多関節型ロボットを左
側に移動させ、多関節型ロボットの吸着アームにウエハ
ローディング用カセットよりウエハを吸着させ、これを
仮置台上に載せ、その間に第2番目のスピンドル軸を
下降させて砥石をウエハに押圧し、チャック機構aおよ
びスピンドル軸を回転させてウエハの仕上研削を行い、
ついで、第2番目のスピンドル軸を上昇させ、また、
第1番目のスピンドル軸を下降させて砥石をウエハに押
圧し、チャック機構bおよびスピンドル軸を回転させて
ウエハの粗研削を行い、ついで、第1番目のスピンドル
軸を上昇させる。 (8)以下、インデックスターンテーブルの回動と、粗
研削ウエハの仕上研削、洗浄、ウエハの研磨、研磨され
たウエハのアンローディング用カセット内の収納、新た
なウエハのウエハローディング/ウエハアンローディン
グゾーンのチャック機構への移送、ウエハの粗研削の
(5)から(7)の工程を繰り返す、ことを特徴とす
る、ウエハの研削、研磨方法。を提供するものである。
【0017】研削装置にインライン化された研磨盤によ
りウエハの研削破傷を研磨により消滅させることがで
き、ウエハの破損率を減少させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明をさら
に詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す研磨
盤をインライン化した研削装置の上面図、図2は研削装
置のインデックスターンテーブル部分での断面図、図3
は仮置台の断面図、図4はロボットを正面から見た断面
図でロボットの左右移動機構を示す。図5は図4におけ
るH−H断面図でロボットの昇降機構を示す。図6はロ
ボットのハンドアームの上面図、図7はロボットハンド
アームの回転駆動機構を示す断面図、図8洗浄機構の上
面図、図9は洗浄機構の断面図、図10は研磨機構の断
面図である。
【0019】図1、図2に示す研削装置において、1は
研削装置、2は後述する基台の面と同一面の高さの位置
にある置台上に載せられたウエハローディング用カセッ
ト、2はウエハアンローディング用カセット、3は基
台、4は床、5はロボット、5aは基台より立設した枠
体、6はウエハ仮置台、7はウエハ洗浄機構、8、8は
搬送パッド、8a,8aは吸着パッド、8b,8bは
柄、8c,8cは軸、9は基台の中央部を刳り抜いた箇
所に設けたインデックスターンテーブル、s1はウエハ
ローディング/ウエハアンローディングゾーン、s2は
粗研削ゾーン、s3は仕上研削ゾーン、9a,9b,9
cはチャック機構、10a,10bは基台より立設した
壁、11は粗研削砥石、11aは第1スピンドル軸、1
2は仕上砥石、12aは第2スピンドル軸、13はチャ
ック洗浄機構、15は研磨機構、15aはチャック機
構、15cは洗浄液供給機構、15dは空気供給ノズル
である。
【0020】図3に示す仮置台6の1例において、仮置
台6は例えば特開平4−57663号公報に開示される
ように、円盤状の基体61の中心辺の下面へ円中状の中
心部材62を突設し、該中心部材と基体61の中心部を
貫通する給水孔63を突設し、該給水孔の内周へ下端よ
り若干高さを有して立断面L字型の環状ストパー64を
植設し、給水孔63へ下方から給水用の支持管65を環
状ストパー64へ当接させて挿着し、環状ストッパーの
上方へは短筒状の胴部66aと内部に流量制御孔66b
とを有した給水制御部材66を基体61の底面より若干
高さの間隔部を有して挿入させ、該間隔部には流量制御
孔66bと連通させた複数の通水小孔66cと突設し、
胴部66aの頂部へは円盤状のウエハ載置台67を胴部
66aの外周より膨出させて設けるとともに、基体61
の外周へは環状縁部材68を挿着させ、環状縁部材68
の外周縁の少なくとも半周以上へはウエハ載置台67の
上方へ一定水位が保持できる高さのウエハ取出側縁部6
8aを形成し、他方側の外周縁へはウエハ取出側縁部6
8aの上端より高い上端と各々の間へ間隔とを有した複
数のウエハ位置合わせ縁部68bを外周縁に沿って立設
し、各々のウエハ位置合わせ縁部68bの間隔へは流出
用縁部68cの上端をウエハ載置台67の上面とウエハ
取出側縁部68aの上端との間の位置に形成させたこと
によってウエハ載置台67上に載置したウエハwを給水
された液体により浮上させるちともにに流出用縁部68
cより液体を流出させてウエハをウエハ位置合わせ縁部
68bへ寄せて位置合わせするものである。
【0021】仮置台はかかる構造のものに限定されるも
のではなく、例えば特開平7−211766号公報に開
示されるウエハを載置板と、この載置板に載せられたウ
エハの外周に当接し、縮径する複数の当接ピンと、この
当接ピンを拡径または縮径する駆動機構を有するウエハ
位置合わせ機構であってもよい。
【0022】本発明に使用するロボット5は吊り下げ型
でアーム、吸着パッドが下側に位置しているのに対し、
従来のロボットはアーム、吸着パッドが上側に位置して
いる点およびロボットが左右方向に移動可能と言う異な
る点を除けば通常の多関節搬送ロボット(例えば特開平
9−323276号、同10−151592号、同10
−335410号)が備えている昇降機構、ウエハアラ
イメント測定機構、各アーム駆動の制御機構を備えてい
る吊り下げ型多関節ロボットである。
【0023】図4から図7に示す吊り下げ型多関節ロボ
ット5において、5aは基台3より立設けた枠体、5b
はアーム、5cは吸着パッド、5dは吸着パッドの旋回
を可能とする駆動軸、5eはアームの駆動軸でありMは
モーターである。3は基台のフレームである。51は左
右移動機構で、51aは雄ネジ棒、51bはレール、5
1c、51dはナット、51eは雌ネジ、51fはモー
ター、51gはホルダー、51hはケーブルベアベル
ト、52は駆動軸5eを内蔵する箱体、54はロボット
昇降機構で、54aはロボットベースである。ロボット
ベース54aの側面はレール51bと凹溝を有するナッ
ト51cで嵌合され(図5参照)、アームを下部に備え
る軸53は雄ネジ棒51aに螺合され、雄ネジ棒51a
はモーター51fに連結されている。モーターの駆動に
よりロボットはレール上を左右に移動可能である。
【0024】昇降機構54は、基台3から立設した中空
枠体5aに支持され、該中空枠体5aの中空部と下部で
連結するロボットベース54aを有し、前記箱体52を
昇降自在とするためエヤーシリンダー54bにより上下
移動可能な中空軸54cに横架した中空軸54dを介し
て箱体52を側面で支持している。吸着パッドに給排気
するための流体、例えば空気は、各中空の支持枠体5
a、軸54b,54cの中空部を通路とする。
【0025】ロボットのハンドアーム5b,5b,5b
は、連結駆動軸5e,5e,5eに軸受を介して連結さ
れる中空状のアームで、先端は吸着用の小孔を多数有す
る吸着パッド5cを備え、このパッドのアームは軸5d
に設けた駆動機構により旋回できる構造となっている。
wはウエハであり、中空軸を減圧することによりパッド
に吸着される。各軸はモーターMの駆動を受け、プーリ
ー、歯車、軸受等を介して駆動される。この吊り下げ型
多関節ロボットは、左右に移動でき、また、アーム、パ
ッド以外は箱体で保護されているので、仮置台6や洗浄
機構7の洗浄液、研磨盤15の研磨剤液、洗浄液と触れ
る機会が少ないので電機系統の故障が少ない。また、錆
びにくい利点を有する。
【0026】図8、図9に示す洗浄機構7において、7
02は中空軸、703は中空軸2の上端に軸承された多
孔質セラミック製ウエハ載置板、704は中空軸702
の昇降機構で上シリンダー704a、基板704b、7
04c、704e、中空軸を起立させて固定する柱70
4dよりなる。また、基板704bは洗浄ブラシ8,
8,8の支軸707,707,707を固定している。
【0027】705は中空軸702の回転機構、705
Mはモーター、705aはモーターの回転軸、705b
はプーリー、705cは前記中空軸702に備えられた
駆動受軸、706は中空軸702に空気等の流体を導入
および排出する口であり、図示されていないコンプレサ
ーに管を介して接続されている。管には切替弁が備え付
けられている。706aは回転継手である。707,7
07,707は中空軸702と平行に設けられた複数の
軸、708,8,708,708…は中空軸702の軸
心の同一円周708a上に、かつ、該中空軸702と平
行に設けられた前記軸707,707,707の上端に
設けられた円環状の洗浄ブラシである。
【0028】710,710,710は中空軸702の
軸心の同一円周710a上であって、前記円周708a
より内側に存在する円周上に複数設けられた洗浄液噴射
ノズル、711は空気供給ノズルである。712,71
2,712,712,…は中空軸702の軸心の同一円
周712a上であって、前記円周710aより外側に存
在する円周上に複数設けられたウエハ位置決めピン、7
13は多孔質セラミック製ウエハ載置板703上に載せ
られたウエハの表面に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズ
ル、714はウエハ表面に空気を吹き付ける空気供給ノ
ズル、715は洗浄液供給ノズル713および空気供給
ノズル714を固定する基板、716は少なくとも1対
のピン712,712を固定する台、717は台716
の支軸である。台716は下部に滑走部のピコテーブル
を有し、レール上を台716を二分する中心線と中空軸
を結ぶ仮想線上を往復移動できるようになっている。ま
た、ピン712は図8に示す例では8インチウエハ用と
12インチウエハ用を兼用できるよう各台716に2対
設けてもよい。12インチウエハに用いるときは、8イ
ンチウエハ用ピンを台より外して使用する。
【0029】洗浄液供給ノズル713および空気供給ノ
ズル714およびピン712,712,…は下シリンダ
ー720により鉛直方向に昇降されるように設けられ、
かつ、これらが同時に昇降できるように、洗浄液供給ノ
ズル713および空気供給ノズル714を鉛直方向に固
定する基板715が、少なくとも1対のピン12,12
を起立させている台716を昇降させる軸717に固定
されている。ウエハ載置板703を昇降する上シリンダ
ー704とピン、洗浄液供給ノズル713および空気供
給ノズル714等を昇降する下シリンダー20は上下1
対(図9参照)と背中合わせに設置され、洗浄機構7の
コンパクト化を図っている。スピン洗浄機構7には、外
筒721が設けられ、図9に示すように軸717に固定
することにより各ピン712,712…および洗浄液供
給ノズル713および空気供給ノズル714共同時に昇
降できるように設計されている。
【0030】かかるスピン洗浄機構7を用いて研削され
たウエハを洗浄、乾燥するには、次の工程を経て行われ
る。 (1)鉛直方向に起立して設けられた中空軸702の上
端に軸承された多孔質セラミック製ウエハ載置板703
の上に研削されたウエハをロボット5のハンドアームを
使用して載せる。 (2)該中空軸702の軸心方向に1対のピン712,
712を起立させている台716を中空軸702の方向
に移動させてウエハの位置決めを行った後、中空軸70
2を減圧してウエハを載置板703に吸着させ、つい
で、前記台716を中空軸の軸心より遠ざける。 (3)中空軸702を回転させることによりウエハを回
転させるとともに、ウエハ裏面に当接している円環状の
洗浄ブラシ708,708,708を回転させ、かつ、
ウエハ裏面には洗浄液噴射ノズル710,710,71
0より、ウエハ表面には洗浄液供給ノズル713より洗
浄液を供給してウエハの洗浄を行う。この洗浄の際は、
外筒721は図9に示す仮想線のところまで下シリンダ
ー720を用いて上昇させて溶液の飛散を防止する。洗
浄液としては通常純水が使用されるが、アルカリ、テト
ラメチルアンモニウムヒドロキシドまたは酸を希釈した
水で洗浄し、さらに純水でリンス洗浄してもよい。
【0031】(4)ブラシ708,708,708の回
転、洗浄液噴射ノズル710,710,710および洗
浄液供給ノズル713からの洗浄液供給を中止した後、
空気供給ノズル711よりウエハ裏面に、空気供給ノズ
ル714よりウエハ表面に空気を供給してウエハのスピ
ン乾燥を行う。 (5)ウエハの洗浄、乾燥後、中空軸702を上シリン
ダー704により上昇させ、ついで中空軸702に空気
を供給してウエハの載置板703からの離脱を容易と
し、ロボットハンドアームにより洗浄・乾燥されたウエ
ハを載置板703から収納カセットに搬送する。 (6)ついで、上下シリンダー704,720により載
置板703および外筒721,空気供給ノズル713、
洗浄液供給ノズル714、ピン712,712…等を下
降させ、中空軸702に純水を供給して多孔質セラミッ
ク板の載置板703を洗浄した後、純水の供給を止め
る。 (7)以下、新しい研削されたウエハを載置板703上
に載せる前記(1)の工程に戻り以下同様にしてウエハ
の洗浄、乾燥を行う。
【0032】図1および図10に示す研磨盤15におい
て、15aはチャック機構、15bはスピンドル軸に軸
承された研磨パッド、15cは洗浄機構、15dは空気
吹付ノズル、15eはコンディショニング クリーナ
ー、15fはスピンドル軸、15gはエヤーシリンダ
ー、15hはレール、15iは空気供給管、15jは冷
却液供給管、Mはモーター、wはウエハである。研磨パ
ッドを備えるスピンドル軸15fはレール上を前後方向
に移動可能に設けられている。なお、図1における研削
装置において、図12に109として示すチャック機構
のクリーナ機構を設けてもよい。
【0033】本発明の研削装置(例としてインデックス
ターンテーブルに設けたチャック機構がa,b,cのm
=3基のもの)を用いてウエハを研削、または研削・研
磨するには、次の工程を経て行う。 (1)吸着アーム5b,5cが下側となるように吊した
多関節型ロボット5の吸着アーム5cにウエハローディ
ング用カセット2よりウエハwを吸着させ、これを仮置
台3上に載せる。 (2)インデックスターンテーブル9を120度回転
させ、ついで仮置台上のウエハを搬送パッド8に吸着
させ、搬送パッドを回動させてウエハをインデックスタ
ーンテーブルのウエハローディング/ウエハアンローデ
ィングゾーンs1のチャック機構aに移送し、その間
に前記多関節型ロボット5の吸着アームにウエハローデ
ィング用カセットよりウエハを吸着させ、これを仮置台
上に載せる。 (3)インデックスターンテーブル9を120度回転
させてチャック機構aを粗研削ゾーンs2に移動、チャ
ック機構bをウエハローディング/ウエハアンローディ
ングゾーンs1に移動させた後、第1番目のスピンド
ル軸10aを下降させて砥石11をウエハに押圧し、チ
ャック機構aおよび第1スピンドル軸を回転させてウエ
ハの粗研削を行い、ついで、第1番目のスピンドル軸を
上昇させ、この間に仮置台3上のウエハを搬送パッド
8でインデックスターンテーブル9のウエハローディン
グ/ウエハアンローディングゾーンs1のチャック機構
bに移送するとともに、多関節型ロボット5を用いて
ウエハローディング用カセット2内のウエハを仮置台3
の上に載せる。
【0034】(4)インデックスターンテーブル9を
120度回転させて仕上研削ゾーンs3にチャック機構
aを移動、チャック機構bを粗研削ゾーンs2に移動、
チャック機構cをウエハローディング/ウエハアンロー
ディングゾーンs1に移動させた後、第2番目のスピ
ンドル10b軸を下降させて砥石12をウエハに押圧
し、チャック機構aおよびスピンドル軸を回転させてウ
エハの仕上研削を行い、ついで、第2番目のスピンドル
軸を上昇させ、この間に第1番目のスピンドル軸10
aを下降させて砥石11をウエハに押圧し、チャック機
構bおよびスピンドル軸を回転させてウエハの粗研削を
行い、ついで、第1番目のスピンドル軸を上昇させ、一
方仮置台3上のウエハを左側の搬送パッド8でインデ
ックスターンテーブルのウエハローディング/ウエハア
ンローディングゾーンs1のチャック機構cに移送する
とともに、多関節型ロボット5を用いてウエハローデ
ィング用カセット2内のウエハを仮置台3の上に載せ
る。
【0035】(5)インデックスターンテーブル9を
120度回転させてチャック機構aをウエハローディン
グ/ウエハアンローディングゾーンs1に、チャック機
構bを仕上研削ゾーンs3ならびにチャック機構cを粗
研削ゾーンs2に移動し、右側の搬送パッド8で仕上
研削されたウエハを洗浄機構に移送し、該ウエハを洗浄
した後、多関節型ロボット5を右側に移動させて該ロボ
ットのアームに仕上研削および洗浄されたウエハを吸着
させ、これを研磨盤15のチャック機構15aに載せ、
研磨パッド15bをウエハ面に押圧し、チャック機構、
研磨パッドを回転させて研磨を行い、研磨されたウエハ
の表面を洗浄機構15cより噴射される洗浄液で洗浄、
ついで空気供給ノズル15dより空気を吹き付けて乾燥
後、多関節型ロボット5の吸着アームにウエハを吸着さ
せ、右側のアンローディング用カセット2内に収納し、
ついで、左側の搬送パッド8を回動させて仮置台3上
のウエハをインデックスターンテーブルのウエハローデ
ィング/ウエハアンローディングゾーンのチャック機構
aに移送し、一方、前記多関節型ロボットを左側に移
動させ、多関節型ロボットの吸着アームにウエハローデ
ィング用カセットよりウエハを吸着させ、これを仮置台
上に載せ、その間に第2番目のスピンドル軸を下降さ
せて砥石をウエハに押圧し、チャック機構bおよびスピ
ンドル軸を回転させてウエハの仕上研削を行い、つい
で、第2番目のスピンドル軸を上昇させ、また、第1
番目のスピンドル軸を下降させて砥石をウエハに押圧
し、チャック機構cおよびスピンドル軸を回転させてウ
エハの粗研削を行い、ついで、第1番目のスピンドル軸
を上昇させる。
【0036】(6)インデックスターンテーブルを1
20度回転させてチャック機構bをウエハローディング
/ウエハアンローディングゾーンに、チャック機構cを
仕上研削ゾーンにならびにチャック機構aを粗研削ゾー
ンに移動し、搬送パッドで仕上研削されたウエハを洗
浄機構に移送し、該ウエハを洗浄した後、多関節型ロボ
ットを右側に移動させて該ロボットのアームに仕上研削
および洗浄されたウエハを吸着させ、これを研磨盤のチ
ャック機構に載せ、研磨パッドをウエハ面に押圧し、チ
ャック機構、研磨パッドを回転させて研磨を行い、研磨
されたウエハの表面を洗浄、乾燥後、多関節型ロボット
の吸着アームにウエハを吸着させ、アンローディング用
カセット内に収納し、ついで、搬送パッドを回動させ
て仮置台上のウエハをインデックスターンテーブルのウ
エハローディング/ウエハアンローディングゾーンのチ
ャック機構bに移送し、一方、前記多関節型ロボット
を左側に移動させ、多関節型ロボットの吸着アームにウ
エハローディング用カセットよりウエハを吸着させ、こ
れを仮置台上に載せ、その間に第2番目のスピンドル
軸を下降させて砥石をウエハに押圧し、チャック機構c
およびスピンドル軸を回転させてウエハの仕上研削を行
い、ついで、第2番目のスピンドル軸を上昇させ、ま
た、第1番目のスピンドル軸を下降させて砥石をウエ
ハに押圧し、チャック機構aおよびスピンドル軸を回転
させてウエハの粗研削を行い、ついで、第1番目のスピ
ンドル軸を上昇させる。
【0037】(7)インデックスターンテーブルを1
20度回転させてチャック機構cをウエハローディング
/ウエハアンローディングゾーンに、チャック機構aを
仕上研削ゾーンにならびにチャック機構bを粗研削ゾー
ンに移動し、搬送パッドで仕上研削されたウエハを洗
浄機構に移送し、該ウエハを洗浄した後、多関節型ロボ
ットを右側に移動させて該ロボットのアームに仕上研削
および洗浄されたウエハを吸着させ、これをアンローデ
ィング用カセット内に収納し、ついで、搬送パッドを
回動させて仮置台上のウエハをインデックスターンテー
ブルのウエハローディング/ウエハアンローディングゾ
ーンのチャック機構cに移送し、一方、前記多関節型
ロボットを左側に移動させ、多関節型ロボットの吸着ア
ームにウエハローディング用カセットよりウエハを吸着
させ、これを仮置台上に載せ、その間に第2番目のス
ピンドル軸を下降させて砥石をウエハに押圧し、チャッ
ク機構aおよびスピンドル軸を回転させてウエハの仕上
研削を行い、ついで、第2番目のスピンドル軸を上昇さ
せ、また、第1番目のスピンドル軸を下降させて砥石
をウエハに押圧し、チャック機構bおよびスピンドル軸
を回転させてウエハの粗研削を行い、ついで、第1番目
のスピンドル軸を上昇させる。
【0038】(8)以下、インデックスターンテーブル
の回動と、粗研削ウエハの仕上研削、洗浄、ウエハの研
磨、研磨されたウエハのアンローディング用カセット内
の収納、新たなウエハのウエハローディング/ウエハア
ンローディングゾーンのチャック機構への移送、ウエハ
の粗研削の(5)から(7)の工程を繰り返す。研磨盤
によるウエハ研削面の破砕傷の消滅のための研摩工程が
必要でないときは、きは、洗浄機構7で洗浄・乾燥され
たウエハを多関節型ロボット5でアンローディング用カ
セット2内に搬送し、収納する。
【0039】
【発明の効果】本発明のウエハの研削装置は、コンパク
トであり、ウエハ搬送時の衝撃の小さいインデックスタ
ーンテーブル方式を採用しているのでウエハ径が8イン
チ、12インチと拡大しても破砕傷が0.4μm以下と
浅い研削加工を行うことができるとともに、スループッ
ト時間を2〜5分の短時間で行うことを可能ならしめ
た。さらに、ウエハ厚みが40〜70μmと非常に薄い
ものであっても、後工程でウエハ破損が生じないように
研摩盤をインライン据付したので、研摩により破砕傷を
消滅させることにより搬送時のウエハ破損率を極めて小
さくすることが可能となった。
【0040】さらに、吊り下げ型、かつ、左右移動方式
の多関節ロボットを用いるので、錆びの発生や電機系統
の故障が少なく、研削装置の長期信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の研削装置の上面図である。
【図2】本発明の研削装置のインデックスターンテーブ
ル部分での断面図である。
【図3】ウエハ仮置台の断面図である。
【図4】搬送ロボットの正面側からの断面図である。
【図5】搬送ロボットの昇降機構を説明する、図4にお
けるI−I断面図である。
【図6】搬送ロボットのアームの上面図である。
【図7】搬送ロボットのアームの駆動機構の断面図であ
る。
【図8】洗浄機構の上面図である。
【図9】洗浄機構の断面図である。
【図10】研磨盤の断面図である。
【図11】従来の2頭式研削装置の斜視図である。
【図12】先願の特許明細書に記載された研削装置の斜
視図である。
【図13】公知の研摩盤の一部を切り欠いた平面図であ
る。
【符号の説明】
1 研削装置 2 カセット 3 仮置台 5 多関節型搬送ロボット 7 洗浄機構 8 搬送パッド 9 インデックスターンテーブル w ウエハ 11 粗研削砥石 12 仕上研削砥石 15 研摩盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C058 AA04 AA09 AA18 AB03 AB08 AC01 AC05 CB02 CB05 CB06 DA17 5F031 CA02 FA11 FA12 FA15 GA08 GA10 GA43 GA48 HA13 MA22 MA23 MA24 PA20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)左側にウエハローディング用カセ
    ットを、右側にウエハアンローディング用カセットを対
    として前列に配置し、(B)基台の上にウエハローディ
    ング用カセットの後部にウエハ仮置台を、ウエハアンロ
    ーディング用カセットの後部にウエハ洗浄機構を対とし
    て次列に配置し、(C)仮置台と洗浄機構の後部の基台
    の中央部を刳り抜いた箇所にインデックスターンテーブ
    ルを設け、かつこのインデックスターンテーブルに該テ
    ーブルの軸心を中心にm個(ただし、mは3から6の正
    数である。)のウエハチャック機構を等間隔に公転自在
    に設けるとともにウエハローディング/ウエハアンロー
    ディングゾーンおよび各研削ゾーンにテーブルを区域分
    けし、(D)インデックスターンテーブルの後列には基
    台より起立させた壁に各研削ゾーンに適した砥石をスピ
    ンドル軸に軸承させた(m−1)個の研削機構を各研削
    ゾーンに位置するウエハチャック機構に対応して設け、
    (E)前記1対のカセットの前列と前記仮置台とウエハ
    洗浄機構の次列の間の基台から立設した支柱に列方向に
    往復移動機構を設け、この往復移動機構に多関節型ロボ
    ットをロボットアームが下側となるように吊し、前記仮
    置台上のウエハをインデックスターンテーブルのウエハ
    ローディング/ウエハアンローディングゾーンのチャッ
    ク機構に移送可能で、かつ、洗浄機構上のウエハをウエ
    ハアンローディング用カセットに搬送可能とした多関節
    型ロボット、(F)インデックスターンステーブルを設
    けた基台の略中央部の左右に設けた1対の軸を軸心とし
    て回動自在に備えられたウエハ吸着パッドを有する仮置
    台からウエハをウエハローディング/ウエハアンローデ
    ィングゾーンのチャック機構に搬送する搬送パッドと、
    ウエハローディング/ウエハアンローディングゾーンの
    チャック機構上のウエハを洗浄機構に搬送する搬送パッ
    ド、を備える研削装置。
  2. 【請求項2】 (A)左側にウエハローディング用カセ
    ットを、右側にウエハアンローディング用カセットを対
    として前列に配置し、(B)基台の上にウエハローディ
    ング用カセットの後部にウエハ仮置台を、ウエハアンロ
    ーディング用カセットの後部にウエハ洗浄機構を対とし
    て次列に配置し、(C)仮置台と洗浄機構の後部の基台
    の中央部を刳り抜いた箇所にインデックスターンテーブ
    ルを設け、かつこのインデックスターンテーブルに該テ
    ーブルの軸心を中心にm個(ただし、mは3から6の正
    数である。)のウエハチャック機構を等間隔に公転自在
    に設けるとともにウエハローディング/ウエハアンロー
    ディングゾーンおよび各研削ゾーンにテーブルを区域分
    けし、(D)インデックスターンテーブルの後列には基
    台より起立させた壁に各研削ゾーンに適した砥石をスピ
    ンドル軸に軸承させた(m−1)個の研削機構を各研削
    ゾーンに位置するウエハチャック機構に対応して設け、
    (E)前記1対のカセットの前列と前記仮置台とウエハ
    洗浄機構の次列の間の基台から立設した支柱に列方向に
    往復移動機構を設け、この往復移動機構に多関節型ロボ
    ットをロボットアームが下側となるように吊し、前記仮
    置台上のウエハをインデックスターンテーブルのウエハ
    ローディング/ウエハアンローディングゾーンのチャッ
    ク機構に移送可能で、かつ、洗浄機構上のウエハをウエ
    ハアンローディング用カセットに搬送可能とした多関節
    型ロボット、(F)インデックスターンステーブルを設
    けた基台の略中央部の左右に設けた1対の軸を軸心とし
    て回動自在に備えられたウエハ吸着パッドを有する仮置
    台からウエハをウエハローディング/ウエハアンローデ
    ィングゾーンのチャック機構に搬送する搬送パッドと、
    ウエハローディング/ウエハアンローディングゾーンの
    チャック機構上のウエハを前記洗浄装置の右横に設けら
    れた研磨盤の下部チャック機構にウエハ搬送する搬送パ
    ッド、および(G)前記洗浄装置の右横に設けられた下
    部チャック機構と、このチャック機構の上方に設けられ
    たスピンドル軸に軸承された研磨パッドよりなる研磨
    盤、を備える研削装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の研削装置(ただし、イ
    ンデックスターンテーブルに設けたチャック機構はa,
    b,cのm=3基である。)を用い、 (1)基台から立設した支柱に列方向に往復移動機構を
    設け、この往復移動機構に多関節型ロボットの吸着アー
    ムが下側となるように吊した多関節型ロボットの吸着ア
    ームにウエハローディング用カセットよりウエハを吸着
    させ、これを仮置台上に載せる。 (2)インデックスターンテーブルを120度回転さ
    せ、ついで仮置台上のウエハを搬送パッドに吸着さ
    せ、搬送パッドを回動させてウエハをインデックスター
    ンテーブルのウエハローディング/ウエハアンローディ
    ングゾーンのチャック機構aに移送し、その間に前記
    多関節型ロボットの吸着アームにウエハローディング用
    カセットよりウエハを吸着させ、これを仮置台上に載せ
    る。 (3)インデックスターンテーブルを120度回転さ
    せてチャック機構aを粗研削ゾーンに移動、チャック機
    構bをウエハローディング/ウエハアンローディングゾ
    ーンに移動させた後、第1番目のスピンドル軸を下降
    させて砥石をウエハに押圧し、チャック機構aおよび第
    1スピンドル軸を回転させてウエハの粗研削を行い、つ
    いで、第1番目のスピンドル軸を上昇させ、この間に
    仮置台上のウエハを搬送パッドでインデックスターンテ
    ーブルのウエハローディング/ウエハアンローディング
    ゾーンのチャック機構bに移送するとともに、多関節
    型ロボットを用いてウエハローディング用カセット内の
    ウエハを仮置台の上に載せる。 (4)インデックスターンテーブルを120度回転さ
    せて仕上研削ゾーンにチャック機構aを移動、チャック
    機構bを粗研削ゾーンに移動、チャック機構cをウエハ
    ローディング/ウエハアンローディングゾーンに移動さ
    せた後、第2番目のスピンドル軸を下降させて砥石を
    ウエハに押圧し、チャック機構aおよびスピンドル軸を
    回転させてウエハの仕上研削を行い、ついで、第2番目
    のスピンドル軸を上昇させ、この間に第1番目のスピ
    ンドル軸を下降させて砥石をウエハに押圧し、チャック
    機構bおよびスピンドル軸を回転させてウエハの粗研削
    を行い、ついで、第1番目のスピンドル軸を上昇させ、
    一方仮置台上のウエハを搬送パッドでインデックスタ
    ーンテーブルのウエハローディング/ウエハアンローデ
    ィングゾーンのチャック機構cに移送するとともに、
    多関節型ロボットを用いてウエハローディング用カセッ
    ト内のウエハを仮置台の上に載せる。 (5)インデックスターンテーブルを120度回転さ
    せてチャック機構aをウエハローディング/ウエハアン
    ローディングゾーンに、チャック機構bを仕上研削ゾー
    ンにならびにチャック機構cを粗研削ゾーンに移動し、
    搬送パッドで仕上研削されたウエハを洗浄機構に移送
    し、該ウエハを洗浄した後、多関節型ロボットを右側に
    移動させて該ロボットのアームに仕上研削および洗浄さ
    れたウエハを吸着させ、これをアンローディング用カセ
    ット内に取納し、ついで、搬送パッドを回動させて仮
    置台上のウエハをインデックスターンテーブルのウエハ
    ローディング/ウエハアンローディングゾーンのチャッ
    ク機構aに移送し、一方、前記多関節型ロボットを左
    側に移動させ、多関節型ロボットの吸着アームにウエハ
    ローディング用カセットよりウエハを吸着させ、これを
    仮置台上に載せ、その間に第2番目のスピンドル軸を
    下降させて砥石をウエハに押圧し、チャック機構bおよ
    びスピンドル軸を回転させてウエハの仕上研削を行い、
    ついで、第2番目のスピンドル軸を上昇させ、また、
    第1番目のスピンドル軸を下降させて砥石をウエハに押
    圧し、チャック機構cおよびスピンドル軸を回転させて
    ウエハの粗研削を行い、ついで、第1番目のスピンドル
    軸を上昇させる。 (6)インデックスターンテーブルを120度回転さ
    せてチャック機構bをウエハローディング/ウエハアン
    ローディングゾーンに、チャック機構cを仕上研削ゾー
    ンにならびにチャック機構aを粗研削ゾーンに移動し、
    搬送パッドで仕上研削されたウエハを洗浄機構に移送
    し、該ウエハを洗浄した後、多関節型ロボットを右側に
    移動させて該ロボットのアームに仕上研削および洗浄さ
    れたウエハを吸着させ、これをアンローディング用カセ
    ット内に収納し、ついで、搬送パッドを回動させて仮
    置台上のウエハをインデックスターンテーブルのウエハ
    ローディング/ウエハアンローディングゾーンのチャッ
    ク機構bに移送し、一方、前記多関節型ロボットを左
    側に移動させ、多関節型ロボットの吸着アームにウエハ
    ローディング用カセットよりウエハを吸着させ、これを
    仮置台上に載せ、その間に第2番目のスピンドル軸を
    下降させて砥石をウエハに押圧し、チャック機構cおよ
    びスピンドル軸を回転させてウエハの仕上研削を行い、
    ついで、第2番目のスピンドル軸を上昇させ、また、
    第1番目のスピンドル軸を下降させて砥石をウエハに押
    圧し、チャック機構aおよびスピンドル軸を回転させて
    ウエハの粗研削を行い、ついで、第1番目のスピンドル
    軸を上昇させる。 (7)インデックスターンテーブルを120度回転さ
    せてチャック機構cをウエハローディング/ウエハアン
    ローディングゾーンに、チャック機構aを仕上研削ゾー
    ンにならびにチャック機構bを粗研削ゾーンに移動し、
    搬送パッドで仕上研削されたウエハを洗浄機構に移送
    し、該ウエハを洗浄した後、多関節型ロボットを右側に
    移動させて該ロボットのアームに仕上研削および洗浄さ
    れたウエハを吸着させ、これをアンローディング用カセ
    ット内に収納し、ついで、搬送パッドを回動させて仮
    置台上のウエハをインデックスターンテーブルのウエハ
    ローディング/ウエハアンローディングゾーンのチャッ
    ク機構cに移送し、一方、前記多関節型ロボットを左
    側に移動させ、多関節型ロボットの吸着アームにウエハ
    ローディング用カセットよりウエハを吸着させ、これを
    仮置台上に載せ、その間に第2番目のスピンドル軸を
    下降させて砥石をウエハに押圧し、チャック機構aおよ
    びスピンドル軸を回転させてウエハの仕上研削を行い、
    ついで、第2番目のスピンドル軸を上昇させ、また、
    第1番目のスピンドル軸を下降させて砥石をウエハに押
    圧し、チャック機構bおよびスピンドル軸を回転させて
    ウエハの粗研削を行い、ついで、第1番目のスピンドル
    軸を上昇させる。 (8)以下、インデックスターンテーブルの回動と、粗
    研削ウエハの仕上研削、洗浄、アンローディング用カセ
    ット内の収納、新たなウエハのウエハローディング/ウ
    エハアンローディングゾーンのチャック機構への移送、
    ウエハの粗研削の(5)から(7)の工程を繰り返す、
    ことを特徴とする、ウエハの研削方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の研削装置(ただし、イ
    ンデックスターンテーブルに設けたチャック機構はa,
    b,cのm=3基である。)を用い、 (1)基台から立設した支柱に列方向に往復移動機構を
    設け、この往復移動機構に多関節型ロボットの吸着アー
    ムが下側となるように吊した多関節型ロボットの吸着ア
    ームにウエハローディング用カセットよりウエハを吸着
    させ、これを仮置台上に載せる。 (2)インデックスターンテーブルを120度回転さ
    せ、ついで仮置台上のウエハを搬送パッドに吸着さ
    せ、搬送パッドを回動させてウエハをインデックスター
    ンテーブルのウエハローディング/ウエハアンローディ
    ングゾーンのチャック機構aに移送し、その間に前記
    多関節型ロボットの吸着アームにウエハローディング用
    カセットよりウエハを吸着させ、これを仮置台上に載せ
    る。 (3)インデックスターンテーブルを120度回転さ
    せてチャック機構aを粗研削ゾーンに移動、チャック機
    構bをウエハローディング/ウエハアンローディングゾ
    ーンに移動させた後、第1番目のスピンドル軸を下降
    させて砥石をウエハに押圧し、チャック機構aおよび第
    1スピンドル軸を回転させてウエハの粗研削を行い、つ
    いで、第1番目のスピンドル軸を上昇させ、この間に
    仮置台上のウエハを搬送パッドでインデックスターンテ
    ーブルのウエハローディング/ウエハアンローディング
    ゾーンのチャック機構bに移送するとともに、多関節
    型ロボットを用いてウエハローディング用カセット内の
    ウエハを仮置台の上に載せる。 (4)インデックスターンテーブルを120度回転さ
    せて仕上研削ゾーンにチャック機構aを移動、チャック
    機構bを粗研削ゾーンに移動、チャック機構cをウエハ
    ローディング/ウエハアンローディングゾーンに移動さ
    せた後、第2番目のスピンドル軸を下降させて砥石を
    ウエハに押圧し、チャック機構aおよびスピンドル軸を
    回転させてウエハの仕上研削を行い、ついで、第2番目
    のスピンドル軸を上昇させ、この間に第1番目のスピ
    ンドル軸を下降させて砥石をウエハに押圧し、チャック
    機構bおよびスピンドル軸を回転させてウエハの粗研削
    を行い、ついで、第1番目のスピンドル軸を上昇させ、
    一方仮置台上のウエハを搬送パッドでインデックスタ
    ーンテーブルのウエハローディング/ウエハアンローデ
    ィングゾーンのチャック機構cに移送するとともに、
    多関節型ロボットを用いてウエハローディング用カセッ
    ト内のウエハを仮置台の上に載せる。 (5)インデックスターンテーブルを120度回転さ
    せてチャック機構aをウエハローディング/ウエハアン
    ローディングゾーンに、チャック機構bを仕上研削ゾー
    ンにならびにチャック機構cを粗研削ゾーンに移動し、
    搬送パッドで仕上研削されたウエハを洗浄機構に移送
    し、該ウエハを洗浄した後、多関節型ロボットを右側に
    移動させて該ロボットのアームに仕上研削および洗浄さ
    れたウエハを吸着させ、これを研磨盤のチャック機構に
    載せ、研磨パッドをウエハ面に押圧し、チャック機構、
    研磨パッドを回転させて研磨を行い、研磨されたウエハ
    の表面を洗浄、乾燥後、多関節型ロボットの吸着アーム
    にウエハを吸着させ、アンローディング用カセット内に
    収納し、ついで、搬送パッドを回動させて仮置台上の
    ウエハをインデックスターンテーブルのウエハローディ
    ング/ウエハアンローディングゾーンのチャック機構a
    に移送し、一方、前記多関節型ロボットを左側に移動
    させ、多関節型ロボットの吸着アームにウエハローディ
    ング用カセットよりウエハを吸着させ、これを仮置台上
    に載せ、その間に第2番目のスピンドル軸を下降させ
    て砥石をウエハに押圧し、チャック機構bおよびスピン
    ドル軸を回転させてウエハの仕上研削を行い、ついで、
    第2番目のスピンドル軸を上昇させ、また、第1番目
    のスピンドル軸を下降させて砥石をウエハに押圧し、チ
    ャック機構cおよびスピンドル軸を回転させてウエハの
    粗研削を行い、ついで、第1番目のスピンドル軸を上昇
    させる。 (6)インデックスターンテーブルを120度回転さ
    せてチャック機構bをウエハローディング/ウエハアン
    ローディングゾーンに、チャック機構cを仕上研削ゾー
    ンにならびにチャック機構aを粗研削ゾーンに移動し、
    搬送パッドで仕上研削されたウエハを洗浄機構に移送
    し、該ウエハを洗浄した後、多関節型ロボットを右側に
    移動させて該ロボットのアームに仕上研削および洗浄さ
    れたウエハを吸着させ、これを研磨盤のチャック機構に
    載せ、研磨パッドをウエハ面に押圧し、チャック機構、
    研磨パッドを回転させて研磨を行い、研磨されたウエハ
    の表面を洗浄、乾燥後、多関節型ロボットの吸着アーム
    にウエハを吸着させ、アンローディング用カセット内に
    収納し、ついで、搬送パッドを回動させて仮置台上の
    ウエハをインデックスターンテーブルのウエハローディ
    ング/ウエハアンローディングゾーンのチャック機構b
    に移送し、一方、前記多関節型ロボットを左側に移動
    させ、多関節型ロボットの吸着アームにウエハローディ
    ング用カセットよりウエハを吸着させ、これを仮置台上
    に載せ、その間に第2番目のスピンドル軸を下降させ
    て砥石をウエハに押圧し、チャック機構cおよびスピン
    ドル軸を回転させてウエハの仕上研削を行い、ついで、
    第2番目のスピンドル軸を上昇させ、また、第1番目
    のスピンドル軸を下降させて砥石をウエハに押圧し、チ
    ャック機構aおよびスピンドル軸を回転させてウエハの
    粗研削を行い、ついで、第1番目のスピンドル軸を上昇
    させる。 (7)インデックスターンテーブルを120度回転さ
    せてチャック機構cをウエハローディング/ウエハアン
    ローディングゾーンに、チャック機構aを仕上研削ゾー
    ンにならびにチャック機構bを粗研削ゾーンに移動し、
    搬送パッドで仕上研削されたウエハを洗浄機構に移送
    し、該ウエハを洗浄した後、多関節型ロボットを右側に
    移動させて該ロボットのアームに仕上研削および洗浄さ
    れたウエハを吸着させ、これをアンローディング用カセ
    ット内に収納し、ついで、搬送パッドを回動させて仮
    置台上のウエハをインデックスターンテーブルのウエハ
    ローディング/ウエハアンローディングゾーンのチャッ
    ク機構cに移送し、一方、前記多関節型ロボットを左
    側に移動させ、多関節型ロボットの吸着アームにウエハ
    ローディング用カセットよりウエハを吸着させ、これを
    仮置台上に載せ、その間に第2番目のスピンドル軸を
    下降させて砥石をウエハに押圧し、チャック機構aおよ
    びスピンドル軸を回転させてウエハの仕上研削を行い、
    ついで、第2番目のスピンドル軸を上昇させ、また、
    第1番目のスピンドル軸を下降させて砥石をウエハに押
    圧し、チャック機構bおよびスピンドル軸を回転させて
    ウエハの粗研削を行い、ついで、第1番目のスピンドル
    軸を上昇させる。 (8)以下、インデックスターンテーブルの回動と、粗
    研削ウエハの仕上研削、洗浄、ウエハの研磨、研磨され
    たウエハのアンローディング用カセット内の収納、新た
    なウエハのウエハローディング/ウエハアンローディン
    グゾーンのチャック機構への移送、ウエハの粗研削の
    (5)から(7)の工程を繰り返す、ことを特徴とす
    る、ウエハの研削、研磨方法。
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