JP2003100684A - 基板の研磨装置および基板の研磨・洗浄・乾燥方法 - Google Patents

基板の研磨装置および基板の研磨・洗浄・乾燥方法

Info

Publication number
JP2003100684A
JP2003100684A JP2001290371A JP2001290371A JP2003100684A JP 2003100684 A JP2003100684 A JP 2003100684A JP 2001290371 A JP2001290371 A JP 2001290371A JP 2001290371 A JP2001290371 A JP 2001290371A JP 2003100684 A JP2003100684 A JP 2003100684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
vacuum chuck
polishing
cleaning
wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001290371A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4824883B2 (ja
JP2003100684A5 (ja
Inventor
Yasunobu Shimatani
康信 島谷
Saburo Sekida
三郎 関田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamoto Machine Tool Works Ltd
Original Assignee
Okamoto Machine Tool Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamoto Machine Tool Works Ltd filed Critical Okamoto Machine Tool Works Ltd
Priority to JP2001290371A priority Critical patent/JP4824883B2/ja
Publication of JP2003100684A publication Critical patent/JP2003100684A/ja
Publication of JP2003100684A5 publication Critical patent/JP2003100684A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4824883B2 publication Critical patent/JP4824883B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 径が300mm以上と大きい基板であって
も、基板の厚みが30〜150μmと薄厚であっても、
搬送ロボットによる基板の搬送時に破損がない、基板を
研磨、洗浄、乾燥できる研磨装置を提供する。 【解決手段】 研磨装置20の基台11より立設された
支柱31の上部に支持プレ−ト32を水平に設け、この
支持プレ−ト32上に把持具41a,41bが下方とな
るように逆吊りに設けられたダブルア−ム型多関節搬送
ロボット30、基板を吸着する真空チャック52を下方
に、基板の径よりも径が小さい研磨プラテン51を真空
チャック52の上方に基板の中心点を通る円弧状に往復
揺動するように設けたポリッシャ機構50、真空チャッ
ク52のチャッククリ−ナ60、および基板のブラシス
クラブ洗浄機構とスピン乾燥機構を備えるスピン洗浄・
乾燥装置1とを備える基板の研磨装置20。搬送ロボッ
ト30の把持具41a,41bの移動軌跡距離、特に高
さ方向の移動が小さく、かつ、研磨加工された基板の傷
がないので、基板の搬送時の破損がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップの製
造の際、基板(ウエハ)の裏面研削加工後、研削傷を消
滅するためにポリッシャで研削面を研磨加工し、このウ
エハの研磨加工面を洗浄し、ウエハを乾燥させる研磨装
置、および該研磨装置を用いて基板を研磨・洗浄・乾燥
する方法に関する。ウエハとしては、ベアウエハ、基板
の表面にデバイスパタ−ンが施されているデバイスウエ
ハ等が対象とされる。
【0002】
【従来の技術】ICカ−ド用のICチップは、シリコン
基板の表面にデバイスパタ−ンが施されている厚みが5
00〜750μmのデバイスウエハのデバイスパタ−ン
面をUV照射硬化性粘着樹脂保護テ−プで被覆し、この
保護テ−プとは反対面のシリコン層を裏面研削し、研削
面をスピン洗浄後、さらに裏面研削面をエッチング処理
してデバイスウエハの厚みを250〜450μmまで減
少させる(特開2000−269175号、同2000
−340638号)。ついでUV照射硬化した後、保護
テ−プをデバイスウエハより引き剥がし、デバイスウエ
ハのパタ−ン面とは逆の裏面にUV照射硬化性粘着樹脂
保護テ−プを貼り、ついでダイサ−でデバイスウエハの
パタ−ンの格子線上に沿って切り込み、切断を行って製
造している(特開2000−68293号)。
【0003】また、裏面研削後のエッチングに替えて研
削面を研磨加工(ポリッシング)し、ウエハ表面に付着
した加工屑や研磨剤砥粒を除去するためロ−ル状ブラシ
スクラブ洗浄することも提案されている(特開2000
−225561号、同2000−254857号)。
【0004】しかし、ウエハ径が300mm、450m
mと拡径し、5層以上の高集積、回線回路が13nm以
下デバイス、厚みが30〜150μmのウエハの研磨・
洗浄・乾燥ウエハを搬送ロボットで搬送している際、ウ
エハが破損する機会が多いことが半導体製造メ−カ−よ
り指摘されている。また、ウエハ径が拡大するにつれ、
洗浄、乾燥される面積も増大し、特に、乾燥を完全に行
ない、次工程のカセット内への収納工程またはマウンタ
工程へと搬送する際のウエハ破損を無くすことが要求さ
れている。
【0005】ウエハの拡径により乾燥する面積が増え、
ウエハに乾燥されていない部分が残ると、後工程のマウ
ンタ、研磨加工・洗浄面テ−プ貼付工程、デバイス保護
テ−プ剥離工程、ダイシング工程と続く次工程におい
て、特に加工・洗浄面テ−プ貼付工程においてテ−プの
密着力が低下する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、径が300
mm以上のウエハ(基板)や厚みが30〜150μmの
薄肉のウエハにおいても搬送ロボットによるウエハ搬送
時にウエハが破損しない搬送ロボット、ポリッシャを備
えた研磨装置を提供することを目的とする。
【0007】本発明は又、目視できない径の屑が付着し
ている数が基準数値以内であり、スピン乾燥がスル−プ
ット時間内の短時間で行なえるスピン洗浄・乾燥装置を
備えた研磨装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、研
磨装置20の基台11より立設された支柱31の上部に
支持プレ−ト32を水平に設け、この支持プレ−ト32
上に第1回転軸33を、この第1回転軸の上に、第1回
転軸芯33aを中心として回動自在に設けた回転移動ア
−ム34を配し、その回転移動ア−ム34の端部下方に
第2回転軸35を設け、これを蛇腹35bで覆い、前記
回転軸の下方にギアボックス36を設け、一対のア−ム
38,38を回動させる第3回転軸37,37を設け、
前記ア−ム38,38下に段差を設けてア−ム39,3
9を第3回転軸37,37下部に回動自在に取り付け、
このア−ム39,39に備え付けた取付具40,40に
把持具41a,41bを備えるア−ム41,41を固定
した把持具が下方となるように逆吊りに設けられたダブ
ルア−ム型多関節搬送ロボット30、基板を吸着する真
空チャック52を下方に、基板の径よりも径が小さい研
磨プラテン51を真空チャック52の上方に基板の中心
点を通る円弧状に往復揺動するように設けたポリッシャ
機構50、真空チャック52のチャッククリ−ナ60、
および基板のブラシスクラブ洗浄機構とスピン乾燥機構
を備えるスピン洗浄・乾燥装置1、とを備える基板の研
磨装置20を提供するものである。
【0009】ダブルア−ム型多関節搬送ロボット30を
逆吊りに使用し、ポリッシャ機構50の真空チャック5
2面をスピン洗浄・乾燥装置1の真空チャック85面と
同様、研磨装置30の基台11に近い下方位置としたこ
とにより、および基板の径よりも径が小さい研磨プラテ
ン51を真空チャック52の上方に基板の中心点を通る
円弧状に往復揺動するように設け、研磨プラテン51を
揺動させながら基板をポリッシングするので、研磨面が
均一となり、搬送ロボットによる基板搬送時の基板の破
損する確率が皆無に近いほど減少した。
【0010】本発明の請求項2は、上記研磨装置20に
おいて、スピン洗浄・乾燥装置1が、基台11上に立設
した上下方向に昇降可能および水平方向に回転可能な真
空チャック85、基台11上に立設した支柱91に固定
したブラケット93に前後方向に直線移動して前記真空
チャック95上の位置に移動可能であって、かつ、水平
方向に回動可能なブラシ洗浄機構94、前記基台11上
に立設した支柱91に固定したブラケット93にロ−タ
リ−テ−ブル162を保持させ、該ロ−タリ−テ−ブル
の回転軸に保持させた水平回動ア−ム95bに気体供給
ノズル95cを固定した気体供給機構95、および、気
体供給ノズル95cの真空チャック95上の位置を検知
し、気体供給ノズルが定位置に来たらロ−タリ−テ−ブ
ルの回転軸の回動向きを逆方向に切り替える手段、とを
備えるスピン洗浄・乾燥装置1であることを特徴とす
る。
【0011】回転するブラシを用いてスピン回転してい
るウエハを面でスクラブ洗浄するので、目視できない径
の屑も基板より擦り取られ、ウエハ表面に残存する屑の
個数が基準数値より低くなった。また、気体供給ノズル
をウエハ上で揺動させながらスピン回転しているウエハ
面に気体を吹き付けるのでウエハ径方向への気体の分散
が均一化され、ウエハ表面の乾燥が均一に行なわれる。
【0012】本発明の請求項3は、把持具41a,41
aがダブルア−ム型多関節搬送ロボット30の最下位位
置にくるように基台上に逆吊り設けたダブルア−ム型多
関節搬送ロボット30の把持具41a,41aで研削加
工された基板を把持し、真空チャック52を下方に、基
板の径よりも径が小さい研磨プラテン51を真空チャッ
ク52の上方に基板の中心点を通る円弧状に往復揺動す
るように設けたポリッシャ機構50の前記真空チャック
52上方に前記把持された基板を搬送し、ついで、基板
を真空チャック52上に載置し、真空チャック52を減
圧して基板を固定し、真空チャック52を回転させるこ
とにより基板を回転させ、この回転している基板上に、
回転している研磨プラテン51を下降し、研磨プラテン
51を基板面上で円弧状に往復揺動させつつ基板表面上
で摺動させて基板の研削加工面を研磨した後、研磨加工
した基板をダブルア−ム型多関節搬送ロボット30の把
持具41a,41aで把持し、この研磨加工された基板
をスピン洗浄・乾燥装置1の真空チャック85上方に研
磨加工された基板面が上向きとなるように搬送し、つい
で、基板を前記真空チャック85上に載置し、真空チャ
ック85を減圧して基板を固定し、真空チャック85を
回転させることにより基板を回転させ、真空チャック8
5の回転を継続しながら洗浄液を研磨された基板の中心
点に供給しつつ、加工面に回転ブラシ94mを下降さ
せ、基板をブラシスクラブ洗浄した後、洗浄液の供給を
停止するとともに回転ブラシを基板面より後退させ、つ
いで、真空チャック85の回転を継続しながら気体供給
ノズル95cを基板の中心点と該中心点を通過する円弧
状軌跡と基板外周端が交差する基板外周端間を円弧状に
往復揺動させつつ該気体供給ノズル95cより基板面に
気体を吹き付けて基板表面を乾燥させ、次いで、真空チ
ャック85の回転を止め、真空チャック85をシリンダ
81で上昇させた後、スピン洗浄・乾燥装置1の真空チ
ャック85上の研磨・洗浄・乾燥された基板をダブルア
−ム型多関節搬送ロボット30の把持具41b,41b
で把持し、次工程に搬送することを特徴とする、基板の
研磨・洗浄・乾燥方法を提供するものである。
【0013】搬送ロボットによるウエハ搬送時のウエハ
の破損もなく、かつ、ウエハの乾燥が均一に行なわれ、
目視できない屑の付着数が基準数値以内の洗浄がなされ
たウエハを提供するのに適した研磨・洗浄・乾燥方法で
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明をさら
に詳細に説明する。図1は本発明の実施に用いる研磨装
置の平面図、図2はスピン洗浄・乾燥装置の一部を切り
欠いた正面図、図3はスピン洗浄・乾燥装置において、
ブラシとロボット搬送装置のア−ムが真空チャック上の
仮想位置に移動した状態を示す部分平面図、図4はスピ
ン洗浄・乾燥装置において、原点位置にある気体供給ノ
ズルが真空チャック上に載置されたウエハ上の仮想位置
に回動した状態を示す部分平面図、図5は気体供給ノズ
ルの取付位置を示す正面図、図6は気体供給ノズルの取
付位置を示す側面図、図7はロ−タリ−テ−ブルの斜視
図、図8はダブルア−ム型多関節型搬送ロボットの側面
図である。図9はポリッシャ機構50の正面図、図10
は公知の裏面研削装置の斜視図である。
【0015】
【実施例】本発明の実施例として、裏面研削装置の横に
インライン化して並置される本発明の研磨磨装置を例と
して説明する。
【0016】先に、裏面研削装置101について簡単に
説明する。図10に示す裏面研削装置101において、
裏面研削装置101は左右にカセット117を対として
前列に配置し、基台の上に左側のカセットの後部にウエ
ハ仮置台106を、右側のカセットの後部にウエハ洗浄
機構113を対として次列に配置し、ウエハ仮置台10
6と洗浄装置113後部の基台の中央部を刳り抜いた箇
所にインデックスタ−ンテ−ブル108を設け、かつ、
このインデックスタ−ンテ−ブルに該テ−ブルの軸心を
中心に3基のウエハチャック機構107,107,10
7を等間隔に回転転自在に設けるとともにウエハロ−デ
ィング/ウエハアンロ−ディングゾ−ンs1、粗研削ゾ
−ンs2および仕上研削ゾ−ンs3にテ−ブルを区分け
し、インデックスタ−ンテ−ブル108の後列には基台
より起立させた枠体111に各研削ゾ−ンに適した砥石
111dをスピンドル軸111cに軸承させた研削機構
を各研削ゾ−ンに位置するウエハチャック機構に対応し
て設けている。
【0017】前記1対のカセットの列と前記ウエハの仮
置台と洗浄装置の列間の基台の略中央に昇降機構10
3、回転駆動機構、ウエハアライメント測定機構と各ア
−ム115a,115b,115c駆動の制御機構を備
えた多関節型搬送ロボット115を立設し、前記仮置台
上のデバイスウエハをインデックスタ−ンテ−ブルのウ
エハロ−ディング/ウエハアンロ−ディングゾ−ンs1
のチャック機構に移送可能としている。インデックスタ
−ンテ−ブルを設けた基台の略中央部の左右に設けた1
対の軸に回転可能に取り付けられた柄112に設けられ
たデバイスウエハ径の2/3〜4/3倍の径を有する吸
着パッド112a、112aは、それぞれ仮置台のデバ
イスウエハをウエハロ−ディング/ウエハアンロ−ディ
ングゾ−ンのチャック機構上に、また、ウエハロ−ディ
ング/ウエハアンロ−ディングゾ−ンのチャック機構上
の裏面研削されたデバイスウエハを洗浄装置の真空チャ
ック上に搬送する。
【0018】インデックスタ−ンテ−ブルの各チャック
機構は、基台より立設した枠体110に設けたネジ棒上
を左右方向に移動可能な駆体に取り付けられたチャック
洗浄機構109bとセラミック製チャッククリ−ナ10
9aにより洗浄される。
【0019】この裏面研削装置101の横に図1で示す
研磨装置20が並置される。図2に示す本発明の平面図
おいて、113は、前記研削装置の洗浄機構装置3(特
開平11−330036号)を示すものである。本発明
の研磨装置20は、スピン洗浄・乾燥装置1、ウエハ収
納カセット10,10、裏面研削装置101と研磨装置
20との仕切壁21、ダブルア−ム型多関節搬送ロボッ
ト30、下面に研磨布を貼った研磨プラテン51とこの
研磨プラテン下方に設けた基板チャック機構52、研磨
プラテン51を回転軸53廻りに回動させてドレッサ7
0上に移動させる回動機構54(サ−ボモ−タ54aと
減速機54b)、前記基板チャック機構を洗浄するチャ
ック洗浄機器60、前記研磨プラテン51をドレッシン
グするドレッサ70を備える。
【0020】前記ダブルア−ム型多関節搬送ロボット3
0は、図1および図8に示すように、研磨装置の基台1
1より立設された支柱31の上部に支持プレ−ト32を
水平に設け、この支持プレ−ト32上に第1回転軸33
を、この第1回転軸の上に、第1回転軸芯33aを中心
として回動自在に設けた回転移動ア−ム34を配し、そ
の回転移動ア−ム34の端部下方に第2回転軸35を設
け、これを蛇腹35bで覆い、前記回転軸の下方にギア
ボックス36を設け、一対のア−ム38,38を回動さ
せる第3回転軸37,37を設ける。このア−ム38,
38下にア−ム39,39間に段差を設けてア−ム3
9,39を第3回転軸37,37下部に回動自在に取り
付け、このア−ム39,39に備え付けた取付具40,
40に把持具41a,41bを備えるア−ム41,41
を固定する。なお、図1において、実線で左端に示され
るダブルア−ム型多関節搬送ロボット30は、研磨装置
20における原点復帰位置を示し、裏面研削装置の洗浄
装置113からウエハを受け取りに行く位置に存る。
【0021】また、図1において、仮想線で中央に示さ
れるダブルア−ム搬送ロボット30は、基板チャック機
構52上に基板(裏面研削ウエハ)を載せる際、もしく
は基板チャック機構52上の基板(ウエハ)を把持・搬
送し、スピン洗浄・乾燥装置1上へウエハを搬送する
際、あるいは収納カセット10内にウエハを収納する際
の待機位置を示す。ダブルア−ム多関節搬送ロボットの
把持具41b,41bは綺麗に研磨されたウエハを搬送
するのに、ダブルア−ム多関節搬送ロボットの把持具4
1a,41aは裏面研削されたウエハを洗浄装置113
から搬送するのに専ら使用するとカセット10内に収納
される研磨された基板に汚れが付着しない。。
【0022】下面に研磨布51aを貼った研磨プラテン
51の径に対し、研磨プラテンの下方位置に設けられた
基板チャック機構52のセラミックチャック52aの径
は1/2から2/3の大きさである。裏面研削されたデ
バイスウエハwは、保護フィルムが貼付されたデバイス
面を下面に加工されたシリコンウエハ面を上向きにして
基板チャック機構52に減圧固定される。裏面研削され
たシリコンウエハ面の研削傷を消滅させるために水平方
向に回転しているシリコンウエハ面に研磨液を供給しな
がら回転している研磨プラテン51をシリンダ58で下
降させ、研磨プラテン51をモ−タ57の駆動力で駆動
させて(図9参照)シリコンウエハ面上で摺動し、ウエ
ハの研磨を行なう。
【0023】この際、回転軸53を回動させることによ
り研磨プラテン51をウエハの中心点oを通りウエハの
外周点pを通る円弧状幅、往復揺動させながら研磨を行
ない、より均一な研磨面が得られるように加工する。な
お、図1中で示す符号55は研磨液が基板チャック52
外側に散乱することを防ぐ外套(フ−ド)である。
【0024】前記基板チャック機構52のセラミック製
チャック52aを洗浄するチャッククリ−ナ60は、図
示されていないモ−タにより回転される軸に取り付けら
れたセラミック製ブラシ62を備えており、サ−ボモ−
タ63によりセラミック製チャックの中心点方向に直線
状に前後往復移動できるように基台より立設された支柱
61により支持されている。チャック機構52のセラミ
ック製チャック52aのチャック洗浄は、基板が真空チ
ャック52より外された後に行なわれる。
【0025】ウエハの研磨が終了すると研磨プラテン5
1がシリンダ58の駆動により上昇し、基板チャック機
構52の減圧が停止された後、図1で仮想線で示す中央
で待機していたダブルア−ム搬送ロボット30のア−ム
が回動、直線移動、上下移動等の動きをし、ダブルア−
ム型多関節搬送ロボットの把持具41b,41bにより
研磨されたウエハの外端を把持し、再び上下移動、直線
移動、回動等の動きをなし、研磨加工されたウエハwを
スピン洗浄・乾燥装置1上へと搬送する。
【0026】前記研磨プラテン51をドレッシングする
ドレッサ70は、研磨プラテン面に下側からドレッサ砥
石72を摺動させ、研磨布の目立てを修復するととも
に、ノズル73より高圧ジェット水を吹き付けて研磨プ
ラテンに付着している研磨屑や研磨砥粒を洗い落すもの
である。回転軸53の回動により図1の仮想線で示す研
磨プラテン51がドレッサ70上に回動され、排水管に
連通している外筒71内に設置した円盤状ドレッサ砥石
72を摺動させるとともに高圧ジェット水噴出ノズル7
3より研磨プラテン51の研磨布に高圧ジェット水を吹
き付けて洗浄を行なう。74は気体供給ノズルである。
【0027】ドレッサ70上の研磨プラテン51の位置
は、基板チャック機構52上にダブルア−ム型多関節搬
送ロボット30が基板を載せる際の研磨プラテン待機位
置である。
【0028】次に、スピン洗浄・乾燥装置1の構造につ
いて説明する。スピン洗浄・乾燥装置1は主として基板
搭載機構80と基板洗浄・乾燥機構90を備える。図1
および図2に示すように、基板搭載機構80は、基台1
1の空所にエアシリンダ81を設け、このエアシリンダ
ロッド81aの先端にL字型繋ぎ材81bを固定し、該
L字型繋ぎ材の上面にモ−タ83を下面に固定する支持
プレ−ト81cを固定する。支持プレ−ト81cの中央
は刳り貫かれていて中空スピンドル82が鉛直方向に設
けられている。中空スピンドル82下部外周に取り付け
られた滑車83dは、前記モ−タ83の回転力を回転軸
83a外周に取り付けられた滑車83b、プ−リ83c
から受けて水平方向に回転する。
【0029】中空スピンドル82下端面には、中空スピ
ンドル軸82の中空部に設けられた管82aに空気を導
入、または排出する口84aを有するロ−タリ−ジョイ
ント84が接続され、図示されていないコンプレッサお
よび真空ポンプに分岐管を以って口84aに接続されて
おり、その間に切替バルブ(図示されていない)が設け
られる。
【0030】中空スピンドル82上端面には、内周に段
部を有し、底部に複数の円環状棚85cを有する円盤状
支持部材85aに載せた円盤状ポ−ラスセラミック板8
5が軸承され、この円盤状ポ−ラスセラミック板85上
に基板wが載せられる。支持部材85aとポ−ラススセ
ラミック板85間には室85dが設けられている。前記
複数の円環状棚85cは各々連絡孔または溝を有してお
り、これら円環状棚85cと円盤状ポ−ラスセラミック
板85下面とで形成される複数の室85は気体がお互い
の室を流通する構造となっている。
【0031】室85dを真空ポンプにより減圧すること
により基板wは円盤状ポ−ラスセラミック板85に固定
(チャック)される。室85dにコンプレッサにより供
給される加圧空気を導くことにより基板wの円盤状ポ−
ラスセラミック板85上からの剥離を容易とする。
【0032】位置決め機構の受皿86は中央が刳り貫か
れ、前記中空スピンドル82が貫通している。受皿86
の起立外周86aには、内側に円弧状に傾斜86bした
突起部86cが複数設けられ、この突起部86cの傾斜
面を基板が滑ってセンタリング(芯出し)を可能として
いる。円盤状ポ−ラスセラミック板85を昇降エアシリ
ンダ81により受皿86の縁起立部86cよりも高い位
置に上昇させることによりダブルア−ム型多関節搬送ロ
ボット30の把持具41b,41bによる基板の把持を
容易とする。
【0033】前記受皿86、中空スピンドル82は、基
台11上に設けた支持部材88に固定された外筒87に
より保護される。この外筒87の外側には洗浄液供給ノ
ズル89が固定される。そのノズル先端角度は、円盤状
ポ−ラスセラミック板85上の基板の中心に洗浄液が届
くように角度調整される。
【0034】基板洗浄・乾燥機構90は、前記洗浄液供
給機構89とブラシスクラブ洗浄機構94と気体供給機
構95とからなる。基台11上に中空支柱91を立設
し、この中空支柱上にブラケット93を介して内側に複
数のレ−ル92a,92aを備える取付ケ−ス92を固
定する。取付ケ−ス92の前側にはブラシスクラブ洗浄
機構94を備えさせ、取付ケ−ス92の下面には気体供
給機構95を設ける。
【0035】ブラシスクラブブ洗浄機構94は、前記レ
−ル92a,92a上を横水平方向に移動する可動体9
4a、この可動体94aを直線状に横方向に往復移動さ
せる駆動力を与えるサ−ボモ−タ94b、取付ケ−ス9
2上に設けられたタイミングベルト94c,94c、可
動体94a前面に固定して設けられた昇降シリンダ94
d、昇降シリンダ94dに取付けられたレ−ル94e上
を垂直方向に移動する可動体94f、可動体94fに取
付部材94gを介してブラシハウジング94hを固定す
る。
【0036】ブラシハウジング94h内にはスピンドル
94iが収納され、サ−ボモ−タ94jにより回転駆動
される。スピンドル94i先端にはブラシ固定プレ−ト
94kが固定され、該固定プレ−ト下面に一対のブラシ
94m,94mがスピンドル94i軸芯に対して対称位
置に設けられる。スピンドル94i下部外周に設けた軸
受94nのフランジ94p下部には、前記一対のブラシ
94m,94mを保護する透明樹脂フ−ド94lが吊り
下げられる。
【0037】取付ケ−ス92下部には、ブラケット93
を介して気体供給機構95を設ける。気体供給機構95
は主として気体供給ノズル95aこれに連通する気体供
給管95b、気体供給ノズル取付ア−ム95c、この気
体供給ノズル取付ア−ム95cを回動させるロ−タリ−
テ−ブル162、搭載ステ−ジの真空チャックに吸着さ
れた基板wに対する気体供給ノズル95aの位置を検知
する検知手段のリミットスイッチL,L,L、こ
れらリミットスイッチのon−off信号を受けてロ−
タリ−テ−ブル162の回転軸の回動向きを逆方向に切
り替える手段162c,162dを有する。
【0038】気体供給ノズル95aに連通する気体供給
管95bは、図5で示すようにロ−タリ−テ−ブル16
2の揺動テ−ブル162eの中央部を経由して支柱91
内に収納され、その先をポンプ(図示されていない)に
連結されている。気体供給ノズル95aはア−ム95c
に固定され、このア−ムの一方端はロ−タリ−テ−ブル
162の揺動テ−ブル162e下面にボルトで固定され
る。ロ−タリ−テ−ブル162は、図7に示すように右
角度調整ボルト162a、左角度調整ボルト162b、
揺動テ−ブル162eを備え、上下逆にしてブラケット
93に固定される。
【0039】リミットスイッチL,L,Lのそれ
ぞれのon信号は、図4で示すようにLが基板wの右
端外周位置または左端外周位置にノズル位置が存在する
ことを、Lが基板wの中心点位置にノズル位置が存在
することを、Lがノズルを実線で示す原点位置に存在
することを報せる。これら信号を受けて空気供給口16
2cへの空気供給、空気排気口162dからの空気排気
の切り換え時期と空気量を変え、揺動テ−ブル162e
を回動させる。
【0040】リミットスイッチL,L間のon−o
ff切替は、気体供給ノズル95aが基板中心点と基板
の右端外周位置または左端外周位置間を円弧状に揺動す
る。Lは、図示されていない基板厚み測定機器で所望
の厚みと検出された場合、または加工プログラムに設定
された洗浄時間に達したときに洗浄・乾燥装置の制御装
置より原点にノズルを戻す指令がロ−タリ−テ−ブル1
62に出力され、ノズルが原点位置に復帰したときにL
がonとなり、基板のスピン洗浄・乾燥が終了する。
【0041】基板wの洗浄は、真空チャック85上に研
磨加工された基板(ウエハ)を加工面が上向きとなるよ
うに載置し、真空チャックの回転を継続しながらノズル
89より洗浄液を基板の中心点に供給しつつ、基板の加
工面に回転するブラシ94m,94mを下降し、基板面
で摺動するスクラブ洗浄をなした後、ブラシを上昇さ
せ、ついでブラシを左方向に後退させ、しばらく洗浄液
を流したのち、洗浄液の供給を止め、次で、取付ア−ム
95cをロ−タリ−テ−ブル162で回動して気体供給
ノズルを基板上に移動させる。
【0042】ついで、真空チャックの回転を継続しなが
ら気体供給ノズル95cを基板の中心点と基板外周端が
交差する基板外周端間を円弧状に往復揺動させつつ該気
体供給ノズルより基板面に気体を吹き付けて基板表面を
乾燥させる。または中心点を通過する円弧状軌跡と基板
外周端が交差する右左両基板外周端間を往復揺動させつ
つ該気体供給ノズルより基板面に気体を吹き付けて基板
表面を乾燥させる。
【0043】気体供給ノズル95cの円弧状往復揺動速
度は30〜200m/分、真空チャックの回転数は50
〜6,000rpmで基板の乾燥を行なうのが好まし
い。
【0044】基板のスピン乾燥を終えた後、気体供給ノ
ズル95aの取付ア−ム95bを回動して気体供給ノズ
ル95aを原点位置に戻し、シリンダ81により円盤状
ポ−ラスセラミック板85を上昇させ、ついでダブルア
−ム型多関節搬送ロボット30の把持具41b,41b
により円盤状ポ−ラスセラミック板85上の基板を把持
し、室85dへの減圧を止め、圧空を室85dへ瞬時供
給して基板の離れを容易となしたのち、ダブルア−ム型
多関節搬送ロボット30で基板をカセット10内に搬送
する。ついで、ダブルア−ム型多関節搬送ロボット30
の回転移動ア−ム34を回動させ、ダブルア−ム型多関
節搬送ロボット30を図1で実線で示す左端の待機位置
に移動させ、裏面研削装置内の洗浄装置113上の基板
を搬入する準備にはいる。
【0045】上記実施例では、裏面研削された基板の研
削傷を無くす手段として研磨プラテンを用いる研磨加工
を以って説明したが、研磨プラテンに代えて炭酸バリウ
ム粒子を含有する2,400〜4,000番の固定砥石
(裏面研削盤には600〜800番の第一研削砥石と
1,200〜1,800番の第二研削砥石を使用)を用
い、ドライポリッシングして研削傷を無くすようにして
もよい。
【0046】
【発明の効果】本発明の研磨装置は、ダブルア−ム型多
関節搬送ロボット30を上下逆の逆さ吊りとし、基板把
持具を最下位置に持ってきたので、ポリッシャ機構50
の真空チャック52およびスピン洗浄・乾燥装置1の真
空チャック85を基台11近くに設置でき、研磨、洗浄
作業が容易となり、かつ、ダブルア−ム型多関節搬送ロ
ボット30のア−ム、ギヤボックス等も基台上に存在す
るので、ダブルア−ム型多関節搬送ロボット30の点
検、補修作業が容易である。
【0047】また、スピン洗浄・乾燥装置1は、回転す
るブラシ94mを用いてスピン回転しているウエハを面
でスクラブ洗浄するので、目視できない径の屑も基板よ
り擦り取られ、ウエハ表面に残存する屑の個数が基準数
値より低くなった。また、気体供給ノズル95aをウエ
ハ上で円弧状軌跡で往復揺動させながらスピン回転して
いるウエハ面に気体を吹き付けるのでウエハ径方向への
気体の分散が均一化され、ウエハ表面の乾燥が均一に行
なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の研磨装置の平面図である。
【図2】スピン洗浄・乾燥装置の一部を切り欠いた正面
図である。
【図3】スピン洗浄・乾燥装置において、ブラシとロボ
ット搬送装置のア−ムが真空チャック上の仮想位置に移
動した状態を示す部分平面図である。
【図4】スピン洗浄・乾燥装置において、原点位置にあ
る気体供給ノズルが真空チャック上に載置されたウエハ
上の仮想位置に回動した状態を示す部分平面図である。
【図5】気体供給ノズルの取付位置を示す正面図であ
る。
【図6】気体供給ノズルの取付位置を示す側面図であ
る。
【図7】ロ−タリ−テ−ブルの斜視図である。
【図8】ダブルア−ム型多関節搬送ロボットの側面図で
ある。
【図9】ポリッシャ機構の正面図である。
【図10】裏面研削装置の斜視図である。(公知)
【符号の説明】
1 スピン洗浄・乾燥装置 101 裏面研削装置 113 裏面研削装置の洗浄装置 20 研磨装置 30 ダブルア−ム型多関節搬送ロボット 50 ポリッシャ機構 51 研磨プラテン 52 真空チャック 60 チャッククリ−ナ 70 ドレッサ w デバイスウエハ 80 基板搭載ステ−ジ 81 昇降エヤシリンダ 83 サ−ボモ−タ 85 円盤状ポ−ラスセラミック板 86 受皿 89 洗浄液供給ノズル 90 洗浄・乾燥機構 94 ブラシスクラブ洗浄機構 94m ブラシ 95 気体供給機構 95a 気体供給ノズル 162 ロ−タリ−テ−ブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/304 H01L 21/304 651L B24B 37/04 B24B 37/04 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨装置20の基台11より立設された
    支柱31の上部に支持プレ−ト32を水平に設け、この
    支持プレ−ト32上に第1回転軸33を、この第1回転
    軸の上に、第1回転軸芯33aを中心として回動自在に
    設けた回転移動ア−ム34を配し、その回転移動ア−ム
    34の端部下方に第2回転軸35を設け、これを蛇腹3
    5bで覆い、前記回転軸の下方にギアボックス36を設
    け、一対のア−ム38,38を回動させる第3回転軸3
    7,37を設け、前記ア−ム38,38下に段差を設け
    てア−ム39,39を第3回転軸37,37下部に回動
    自在に取り付け、このア−ム39,39に備え付けた取
    付具40,40に把持具41a,41bを備えるア−ム
    41,41を固定した把持具が下方となるように逆吊り
    に設けられたダブルア−ム型多関節搬送ロボット30、 基板を吸着する真空チャック52を下方に、基板の径よ
    りも径が小さい研磨プラテン51を真空チャック52の
    上方に基板の中心点を通る円弧状に往復揺動するように
    設けたポリッシャ機構50、 真空チャック52のチャッククリ−ナ60、および基板
    のブラシスクラブ洗浄機構とスピン乾燥機構を備えるス
    ピン洗浄・乾燥装置1、とを備える基板の研磨装置2
    0。
  2. 【請求項2】 スピン洗浄・乾燥装置1が、基台11上
    に立設した上下方向に昇降可能および水平方向に回転可
    能な真空チャック85、 基台11上に立設した支柱91に固定したブラケット9
    3に前後方向に直線移動して前記真空チャック95上の
    位置に移動可能であって、かつ、水平方向に回動可能な
    ブラシ洗浄機構94、 前記基台11上に立設した支柱91に固定したブラケッ
    ト93にロ−タリ−テ−ブル162を保持させ、該ロ−
    タリ−テ−ブルの回転軸に保持させた水平回動ア−ム9
    5bに気体供給ノズル95cを固定した気体供給機構9
    5、 および、 気体供給ノズル95cの真空チャック95上の位置を検
    知し、気体供給ノズルが定位置に来たらロ−タリ−テ−
    ブルの回転軸の回動向きを逆方向に切り替える手段、と
    を備えるスピン洗浄・乾燥装置1であることを特徴とす
    る、請求項1に記載の基板の研磨装置20。
  3. 【請求項3】 把持具41a,41aがダブルア−ム型
    多関節搬送ロボット30の最下位位置にくるように基台
    上に逆吊り設けたダブルア−ム型多関節搬送ロボット3
    0の把持具41a,41aで研削加工された基板を把持
    し、 真空チャック52を下方に、基板の径よりも径が小さい
    研磨プラテン51を真空チャック52の上方に基板の中
    心点を通る円弧状に往復揺動するように設けたポリッシ
    ャ機構50の前記真空チャック52上方に前記把持され
    た基板を搬送し、ついで、基板を真空チャック52上に
    載置し、真空チャック52を減圧して基板を固定し、真
    空チャック52を回転させることにより基板を回転さ
    せ、 この回転している基板上に、回転している研磨プラテン
    51を下降し、研磨プラテン51を基板面上で円弧状に
    往復揺動させつつ基板表面上で摺動させて基板の研削加
    工面を研磨した後、 研磨加工した基板をダブルア−ム型多関節搬送ロボット
    30の把持具41a,41aで把持し、この研磨加工さ
    れた基板をスピン洗浄・乾燥装置1の真空チャック85
    上方に研磨加工された基板面が上向きとなるように搬送
    し、ついで、基板を前記真空チャック85上に載置し、
    真空チャック85を減圧して基板を固定し、真空チャッ
    ク85を回転させることにより基板を回転させ、真空チ
    ャック85の回転を継続しながら洗浄液を研磨された基
    板の中心点に供給しつつ、加工面に回転ブラシ94mを
    下降させ、基板をブラシスクラブ洗浄した後、洗浄液の
    供給を停止するとともに回転ブラシを基板面より後退さ
    せ、ついで、真空チャック85の回転を継続しながら気
    体供給ノズル95cを基板の中心点と該中心点を通過す
    る円弧状軌跡と基板外周端が交差する基板外周端間を円
    弧状に往復揺動させつつ該気体供給ノズル95cより基
    板面に気体を吹き付けて基板表面を乾燥させ、 次いで、真空チャック85の回転を止め、真空チャック
    85をシリンダ81で上昇させた後、スピン洗浄・乾燥
    装置1の真空チャック85上の研磨・洗浄・乾燥された
    基板をダブルア−ム型多関節搬送ロボット30の把持具
    41b,41bで把持し、次工程に搬送することを特徴
    とする、基板の研磨・洗浄・乾燥方法。
JP2001290371A 2001-09-25 2001-09-25 基板の研磨装置および基板の研磨・洗浄・乾燥方法 Expired - Fee Related JP4824883B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001290371A JP4824883B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 基板の研磨装置および基板の研磨・洗浄・乾燥方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001290371A JP4824883B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 基板の研磨装置および基板の研磨・洗浄・乾燥方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003100684A true JP2003100684A (ja) 2003-04-04
JP2003100684A5 JP2003100684A5 (ja) 2008-10-09
JP4824883B2 JP4824883B2 (ja) 2011-11-30

Family

ID=19112685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001290371A Expired - Fee Related JP4824883B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 基板の研磨装置および基板の研磨・洗浄・乾燥方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4824883B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017533834A (ja) * 2014-11-12 2017-11-16 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド 平面研削盤
KR101899435B1 (ko) * 2015-04-15 2018-09-17 주식회사 케이씨텍 웨이퍼 처리 장치
CN111681978A (zh) * 2020-08-12 2020-09-18 山东元旭光电股份有限公司 一种晶圆清洗装置
CN111739828A (zh) * 2020-08-12 2020-10-02 山东元旭光电股份有限公司 一种晶圆自动刷片机
CN111822454A (zh) * 2020-07-17 2020-10-27 安徽佳福莱食品有限公司 一种封闭管道用的高压清洗干燥一体装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07230979A (ja) * 1994-02-17 1995-08-29 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 乾燥方法及び乾燥装置
JPH1064875A (ja) * 1996-08-23 1998-03-06 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 回転式基板乾燥装置および基板乾燥方法
JPH10329011A (ja) * 1997-03-21 1998-12-15 Canon Inc 精密研磨装置及び方法
JP2000077499A (ja) * 1998-09-03 2000-03-14 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JP2000216124A (ja) * 1999-01-26 2000-08-04 Okamoto Machine Tool Works Ltd 研削装置およびウエハの研削方法
JP2001351884A (ja) * 2000-06-05 2001-12-21 Okamoto Machine Tool Works Ltd 基板の化学機械研磨装置
JP2003100698A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Okamoto Machine Tool Works Ltd ウエハのスピン洗浄・乾燥方法および洗浄・乾燥装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07230979A (ja) * 1994-02-17 1995-08-29 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 乾燥方法及び乾燥装置
JPH1064875A (ja) * 1996-08-23 1998-03-06 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 回転式基板乾燥装置および基板乾燥方法
JPH10329011A (ja) * 1997-03-21 1998-12-15 Canon Inc 精密研磨装置及び方法
JP2000077499A (ja) * 1998-09-03 2000-03-14 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JP2000216124A (ja) * 1999-01-26 2000-08-04 Okamoto Machine Tool Works Ltd 研削装置およびウエハの研削方法
JP2001351884A (ja) * 2000-06-05 2001-12-21 Okamoto Machine Tool Works Ltd 基板の化学機械研磨装置
JP2003100698A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Okamoto Machine Tool Works Ltd ウエハのスピン洗浄・乾燥方法および洗浄・乾燥装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017533834A (ja) * 2014-11-12 2017-11-16 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド 平面研削盤
KR101899435B1 (ko) * 2015-04-15 2018-09-17 주식회사 케이씨텍 웨이퍼 처리 장치
CN111822454A (zh) * 2020-07-17 2020-10-27 安徽佳福莱食品有限公司 一种封闭管道用的高压清洗干燥一体装置
CN111681978A (zh) * 2020-08-12 2020-09-18 山东元旭光电股份有限公司 一种晶圆清洗装置
CN111739828A (zh) * 2020-08-12 2020-10-02 山东元旭光电股份有限公司 一种晶圆自动刷片机

Also Published As

Publication number Publication date
JP4824883B2 (ja) 2011-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6257966B1 (en) Wafer surface machining apparatus
US6575816B2 (en) Dual purpose handoff station for workpiece polishing machine
US7278903B2 (en) Processing method for wafer and processing apparatus therefor
KR100780588B1 (ko) 반도체 기판의 평탄화 장치 및 방법
JPH11219930A (ja) 洗浄装置
KR20020089180A (ko) 웨이퍼 평면가공장치
JP2010023119A (ja) 半導体基板の平坦化装置および平坦化方法
US5947802A (en) Wafer shuttle system
JP2009285738A (ja) 半導体基板の平坦化装置および平坦化方法
JP2011124249A (ja) 半導体基板の平坦化加工装置および平坦化加工方法
JP2000260740A (ja) スピンナー洗浄装置
JPH10166259A (ja) サファイア基板研削研磨方法および装置
JP4824883B2 (ja) 基板の研磨装置および基板の研磨・洗浄・乾燥方法
JP2008221416A (ja) 研磨加工ステージにおける半導体基板の監視機器および監視方法
JP3117132B2 (ja) ウェーハの平面加工装置
JP4773650B2 (ja) ウエハのスピン洗浄・乾燥方法および洗浄・乾燥装置
JP2000216124A (ja) 研削装置およびウエハの研削方法
EP0914905A2 (en) Wafer polishing apparatus and method
JP2011155095A (ja) 半導体基板の平坦化加工装置およびそれに用いる仮置台定盤
JP2011066198A (ja) 研削加工装置
JP2002307286A (ja) 研削装置
JPH11188615A (ja) ウエーハ研磨装置及びウエーハ移載装置
TWI759595B (zh) 基板處理系統及基板處理方法
JPH11156712A (ja) 研磨装置
JP4755348B2 (ja) 基板のスピン洗浄・乾燥装置および洗浄・乾燥方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080827

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080827

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110906

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees