JP2002083794A - 基板の研削装置 - Google Patents
基板の研削装置Info
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- JP2002083794A JP2002083794A JP2000274236A JP2000274236A JP2002083794A JP 2002083794 A JP2002083794 A JP 2002083794A JP 2000274236 A JP2000274236 A JP 2000274236A JP 2000274236 A JP2000274236 A JP 2000274236A JP 2002083794 A JP2002083794 A JP 2002083794A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】1台の研削装置で、インゴットをスライスして
得られた基板の表裏面を片面づつ研削してテ−パ−、う
ねり、反りをなくした平坦な研削基板を短いスル−プッ
ト時間で行うことができる研削装置の提供。 【解決手段】 左右に一対の研削砥石ユニット
4,4を備えるコラム3を基台2上の後列中央部に配置
し、該一対の研削砥石ユニットに相対向してそれぞれ2
基のチャック機構51,52を備える第1インデックス
テ−ブル5と第2インデックステ−ブル5を前記コラム
の左右に配置し、基台上の中列には前記コラム手前の中
央部に基板の第2洗浄機構7を配置し、かつ、中列左側
より第1インデックステ−ブル手前に第1基板洗浄機構
6、第1ダブルア−ム搬送ロボット9を配置および中列
右側より第2インデックステ−ブル手前に第3基板洗浄
機構8、第2ダブルア−ム搬送ロボット10を配置し、
基台上の前列には、第1ダブルア−ム搬送ロボットおよ
び第2ダブルア−ム搬送ロボットの手前にそれぞれ1対
の基板収納カセット11a,11b,12a,12bを
設置したことを特徴とする、基板の研削装置。
得られた基板の表裏面を片面づつ研削してテ−パ−、う
ねり、反りをなくした平坦な研削基板を短いスル−プッ
ト時間で行うことができる研削装置の提供。 【解決手段】 左右に一対の研削砥石ユニット
4,4を備えるコラム3を基台2上の後列中央部に配置
し、該一対の研削砥石ユニットに相対向してそれぞれ2
基のチャック機構51,52を備える第1インデックス
テ−ブル5と第2インデックステ−ブル5を前記コラム
の左右に配置し、基台上の中列には前記コラム手前の中
央部に基板の第2洗浄機構7を配置し、かつ、中列左側
より第1インデックステ−ブル手前に第1基板洗浄機構
6、第1ダブルア−ム搬送ロボット9を配置および中列
右側より第2インデックステ−ブル手前に第3基板洗浄
機構8、第2ダブルア−ム搬送ロボット10を配置し、
基台上の前列には、第1ダブルア−ム搬送ロボットおよ
び第2ダブルア−ム搬送ロボットの手前にそれぞれ1対
の基板収納カセット11a,11b,12a,12bを
設置したことを特徴とする、基板の研削装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インゴットをスラ
イスして得られた基板の片面または両面を研削し、スラ
イスされた基板の反り、うねり、テ−パ−を無くした平
坦な基板を与える研削装置に関する。
イスして得られた基板の片面または両面を研削し、スラ
イスされた基板の反り、うねり、テ−パ−を無くした平
坦な基板を与える研削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インゴットをスライスして得られた基板
は、反り、うねり、テ−パ−を有するので基板両面を研
削してこれら反り、うねり、テ−パ−を無くすことが行
われる。基板両面を研削する方法としては、基板両面を
同時に研削砥石ユニットで研削する両頭研削装置(特開
平10−128646号)と、チャック機構に吸着され
た基板の表面を研削砥石ユニットで研削する片面研削装
置(特開平11−254318号、同11−30748
9号、特開2000−225561号)を用いて、先に
表面を研削および洗浄し、ついで基板をひっくり返して
裏面を研削、洗浄する。または、両頭研削装置で表裏面
を研削後、片面研削装置で一方の面を研削することも行
われている。
は、反り、うねり、テ−パ−を有するので基板両面を研
削してこれら反り、うねり、テ−パ−を無くすことが行
われる。基板両面を研削する方法としては、基板両面を
同時に研削砥石ユニットで研削する両頭研削装置(特開
平10−128646号)と、チャック機構に吸着され
た基板の表面を研削砥石ユニットで研削する片面研削装
置(特開平11−254318号、同11−30748
9号、特開2000−225561号)を用いて、先に
表面を研削および洗浄し、ついで基板をひっくり返して
裏面を研削、洗浄する。または、両頭研削装置で表裏面
を研削後、片面研削装置で一方の面を研削することも行
われている。
【0003】両頭研削装置は、基板の表裏面を同時に研
削できる点、片面研削装置より優れているが、キャリア
を用いないでロ−ル、ベルトで基板を固定、回転移動さ
せることが困難であり、特に基板径が200mmから3
00mmと拡径するにつれ回転している基板のブレが大
きく、実用的でない。また、両頭研削装置で表裏面を研
削後、片面研削装置で一方の面を研削する場合には、さ
らに片面研削装置も必要となる。
削できる点、片面研削装置より優れているが、キャリア
を用いないでロ−ル、ベルトで基板を固定、回転移動さ
せることが困難であり、特に基板径が200mmから3
00mmと拡径するにつれ回転している基板のブレが大
きく、実用的でない。また、両頭研削装置で表裏面を研
削後、片面研削装置で一方の面を研削する場合には、さ
らに片面研削装置も必要となる。
【0004】片面研削装置は、両頭研削装置で得られる
基板よりも平坦性が優れる利点を有するが、一旦、複数
毎の基板の片面を研削、洗浄終了後、裏面を研削、洗浄
しなければならず、in situで基板の表面、裏面の研削
を1台の研削装置で連続して行うことはなかった。
基板よりも平坦性が優れる利点を有するが、一旦、複数
毎の基板の片面を研削、洗浄終了後、裏面を研削、洗浄
しなければならず、in situで基板の表面、裏面の研削
を1台の研削装置で連続して行うことはなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】1台の研削装置でin s
ituで基板の厚みを測定しつつ表面、裏面の連続研削を
行うことができれば、一旦片面研削された基板の厚みを
他面の研削前に再び測定し、研削量を制御装置で算出し
て研削を行うという厚みの重複測定が不要となる。本発
明は、1台の研削装置で基板の片面のみ研削、基板
の表面および裏面を片面づつ研削できる研削装置の提供
を目的とする。
ituで基板の厚みを測定しつつ表面、裏面の連続研削を
行うことができれば、一旦片面研削された基板の厚みを
他面の研削前に再び測定し、研削量を制御装置で算出し
て研削を行うという厚みの重複測定が不要となる。本発
明は、1台の研削装置で基板の片面のみ研削、基板
の表面および裏面を片面づつ研削できる研削装置の提供
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の1は、左右に一
対の研削砥石ユニットを備えるコラムを基台上の後列中
央部に配置し、該一対の研削砥石ユニットに相対向して
それぞれ2基のチャック機構を備える第1インデックス
テ−ブルと第2インデックステ−ブルを前記コラムの左
右に配置し、基台上の中列には前記コラム手前の中央部
に基板の第2洗浄機構を配置し、かつ、中列左側より第
1インデックステ−ブル手前に第1基板洗浄機構、第1
ダブルア−ム搬送ロボットを配置および中列右側より第
2インデックステ−ブル手前に第3基板洗浄機構、第2
ダブルア−ム搬送ロボットを配置し、基台上の前列に
は、第1ダブルア−ム搬送ロボットおよび第2ダブルア
−ム搬送ロボットの手前にそれぞれ1対の基板収納カセ
ットを設置したことを特徴とする、基板の研削装置を提
供するものである。
対の研削砥石ユニットを備えるコラムを基台上の後列中
央部に配置し、該一対の研削砥石ユニットに相対向して
それぞれ2基のチャック機構を備える第1インデックス
テ−ブルと第2インデックステ−ブルを前記コラムの左
右に配置し、基台上の中列には前記コラム手前の中央部
に基板の第2洗浄機構を配置し、かつ、中列左側より第
1インデックステ−ブル手前に第1基板洗浄機構、第1
ダブルア−ム搬送ロボットを配置および中列右側より第
2インデックステ−ブル手前に第3基板洗浄機構、第2
ダブルア−ム搬送ロボットを配置し、基台上の前列に
は、第1ダブルア−ム搬送ロボットおよび第2ダブルア
−ム搬送ロボットの手前にそれぞれ1対の基板収納カセ
ットを設置したことを特徴とする、基板の研削装置を提
供するものである。
【0007】一対の研削砥石ユニットと一対の2基のチ
ャック機構を有するインデックステ−ブルを1台の研削
装置に包含させ、これに付属機器の搬送ロボット、カセ
ット、洗浄機構を上記のように配置させることにより、
基板の片面のみ研削、基板の表面および裏面を片面
づつ研削できる。また、搬送ロボットは、ダブルア−ム
型搬送ロボットを用いるので、一方のア−ムでロ−ディ
ングまたはアンロ−ディングされる綺麗(clean)な基
板を、他方のア−ムで研削屑で汚染(dirty)された基板
を搬送するので、最終にアンロ−ドされる研削基板が研
削屑で汚染されることはない。
ャック機構を有するインデックステ−ブルを1台の研削
装置に包含させ、これに付属機器の搬送ロボット、カセ
ット、洗浄機構を上記のように配置させることにより、
基板の片面のみ研削、基板の表面および裏面を片面
づつ研削できる。また、搬送ロボットは、ダブルア−ム
型搬送ロボットを用いるので、一方のア−ムでロ−ディ
ングまたはアンロ−ディングされる綺麗(clean)な基
板を、他方のア−ムで研削屑で汚染(dirty)された基板
を搬送するので、最終にアンロ−ドされる研削基板が研
削屑で汚染されることはない。
【0008】本発明の請求項2は、前記の基板の研削装
置において、2基のチャック機構を備える第1インデッ
クステ−ブルと第2インデックステ−ブルは、更にそれ
ぞれ手前側にチャック機構洗浄機器を、後側に基板の厚
みを測定する2点式インプロセスゲ−ジを備えることを
特徴とする。
置において、2基のチャック機構を備える第1インデッ
クステ−ブルと第2インデックステ−ブルは、更にそれ
ぞれ手前側にチャック機構洗浄機器を、後側に基板の厚
みを測定する2点式インプロセスゲ−ジを備えることを
特徴とする。
【0009】基板の厚みをin situで測定、研削量を制
御装置で算出、研削された基板の厚みの測定ができる。
御装置で算出、研削された基板の厚みの測定ができる。
【0010】本発明の請求項3は、前記の基板の研削装
置において、第1基板洗浄機構と第2基板洗浄機構は、
基板の吸着面をブラシスクラブ洗浄する機構であり、第
3基板洗浄機構は、基板の両面を洗浄するスピナ式洗浄
機構であることを特徴とする。
置において、第1基板洗浄機構と第2基板洗浄機構は、
基板の吸着面をブラシスクラブ洗浄する機構であり、第
3基板洗浄機構は、基板の両面を洗浄するスピナ式洗浄
機構であることを特徴とする。
【0011】第1基板洗浄機構と第2基板洗浄機構は、
チャック機構に吸着される基板吸着基準面を定めるため
に基板面に研削屑が付着しないように洗浄水を基板に吹
き付けながらブラシで基板面をこすり洗浄する。第3基
板洗浄機構は、研削された基板をアンロ−ディングカセ
ットに収納する前の最終的な洗浄であるから基板の両面
を洗浄し、洗浄後に基板をスピン乾燥する。
チャック機構に吸着される基板吸着基準面を定めるため
に基板面に研削屑が付着しないように洗浄水を基板に吹
き付けながらブラシで基板面をこすり洗浄する。第3基
板洗浄機構は、研削された基板をアンロ−ディングカセ
ットに収納する前の最終的な洗浄であるから基板の両面
を洗浄し、洗浄後に基板をスピン乾燥する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を詳細
に説明する。図1は、本発明の研削装置の平面図、図2
は図1における研削装置の研削砥石ユニットとインデッ
クステ−ブルの関係を示す正面図である。
に説明する。図1は、本発明の研削装置の平面図、図2
は図1における研削装置の研削砥石ユニットとインデッ
クステ−ブルの関係を示す正面図である。
【0013】図1に示す研削装置1において、2は基
台、3はコラムで、左右に一対の研削砥石ユニット4,
4を備える。該コラムは基台上の後列中央部に位置す
る。該一対の研削砥石ユニット4,4に相対向してそれ
ぞれ2基のチャック機構51,52を備える第1インデ
ックステ−ブル5と第2インデックステ−ブル5が前記
コラムの左右に配置され、研削装置の後列を形成してい
る。第1インデックステ−ブル5と第2インデックステ
−ブル5は、基台2を刳り貫いて基台の略水平面上に設
けられる。
台、3はコラムで、左右に一対の研削砥石ユニット4,
4を備える。該コラムは基台上の後列中央部に位置す
る。該一対の研削砥石ユニット4,4に相対向してそれ
ぞれ2基のチャック機構51,52を備える第1インデ
ックステ−ブル5と第2インデックステ−ブル5が前記
コラムの左右に配置され、研削装置の後列を形成してい
る。第1インデックステ−ブル5と第2インデックステ
−ブル5は、基台2を刳り貫いて基台の略水平面上に設
けられる。
【0014】2基のチャック機構を備える第1インデッ
クステ−ブルと第2インデックステ−ブル5,5は、そ
れぞれ手前側にチャック機構洗浄機器53を、後側に基
板の厚みを測定する2点式インプロセスゲ−ジ54を備
える。2点式インプロセスゲ−ジ54の触針子はチャッ
ク機構の表面と基板の表面に接触させ、両者の高さの差
から基板の厚みを算出し、逐次制御装置に伝達する。チ
ャック機構洗浄機器53は、環状のセラミック製リング
53aと該セラミック製リングを回転駆動させるモ−タ
53bと洗浄水供給管53cを備える。インデックステ
−ブル5,5の2基のチャック機構間は壁55,56で
遮られている。各チャック機構51,52は、図2に示
すようにモ−タM1で180度づつ回転される回転軸5
7に軸承されている。チャック機構51,52の吸引板
上に基板が載置されると、吸引孔58を真空ポンプ59
で吸引し、基板を固定する。各チャック機構51,52
はモ−タM2で水平方向に回転される。
クステ−ブルと第2インデックステ−ブル5,5は、そ
れぞれ手前側にチャック機構洗浄機器53を、後側に基
板の厚みを測定する2点式インプロセスゲ−ジ54を備
える。2点式インプロセスゲ−ジ54の触針子はチャッ
ク機構の表面と基板の表面に接触させ、両者の高さの差
から基板の厚みを算出し、逐次制御装置に伝達する。チ
ャック機構洗浄機器53は、環状のセラミック製リング
53aと該セラミック製リングを回転駆動させるモ−タ
53bと洗浄水供給管53cを備える。インデックステ
−ブル5,5の2基のチャック機構間は壁55,56で
遮られている。各チャック機構51,52は、図2に示
すようにモ−タM1で180度づつ回転される回転軸5
7に軸承されている。チャック機構51,52の吸引板
上に基板が載置されると、吸引孔58を真空ポンプ59
で吸引し、基板を固定する。各チャック機構51,52
はモ−タM2で水平方向に回転される。
【0015】基台1上の中列には、前記コラム3の手前
の中央部に基板の第2洗浄機構7を配置し、かつ、中列
左側より第1インデックステ−ブル5の手前に第1洗浄
機構6および第1ダブルア−ム搬送ロボット9を配置、
および中列右側より第2インデックステ−ブル5手前に
第3基板洗浄機構8、第2ダブルア−ム搬送ロボット1
0を配置している。
の中央部に基板の第2洗浄機構7を配置し、かつ、中列
左側より第1インデックステ−ブル5の手前に第1洗浄
機構6および第1ダブルア−ム搬送ロボット9を配置、
および中列右側より第2インデックステ−ブル5手前に
第3基板洗浄機構8、第2ダブルア−ム搬送ロボット1
0を配置している。
【0016】各基板洗浄機構6,7,8は、仮置台6
1,71,81、エア−シリンダ63,73,83によ
り前後に進退可能およびモ−タにより回転可能なブラシ
62,72,82を有する。各基板洗浄機構6,7,8
は、必要により基板のセンタリング機構64,74,8
4が付属される。図1では、ドライイン(dry in)、
ウエットアウト(wet out)を想定して洗浄機構全て
6,7,8ブラシスクラブ洗浄機器を図示したが、ドラ
イイン(dry in)、ドライアウト(dry out)を想定
して第1基板洗浄機構6と第2基板洗浄機構7は、基板
の吸着面をブラシスクラブ洗浄する洗浄機器を、第3基
板洗浄機構8は、基板の両面を洗浄するスピナ式洗浄機
器としてもよい。
1,71,81、エア−シリンダ63,73,83によ
り前後に進退可能およびモ−タにより回転可能なブラシ
62,72,82を有する。各基板洗浄機構6,7,8
は、必要により基板のセンタリング機構64,74,8
4が付属される。図1では、ドライイン(dry in)、
ウエットアウト(wet out)を想定して洗浄機構全て
6,7,8ブラシスクラブ洗浄機器を図示したが、ドラ
イイン(dry in)、ドライアウト(dry out)を想定
して第1基板洗浄機構6と第2基板洗浄機構7は、基板
の吸着面をブラシスクラブ洗浄する洗浄機器を、第3基
板洗浄機構8は、基板の両面を洗浄するスピナ式洗浄機
器としてもよい。
【0017】基台上の前列には、第1ダブルア−ム搬送
ロボット9の手前に一対の基板収納カセット11a,1
1bおよび第2ダブルア−ム搬送ロボット10の手前に
一対の基板収納カセット12a,12bを配置してあ
る。
ロボット9の手前に一対の基板収納カセット11a,1
1bおよび第2ダブルア−ム搬送ロボット10の手前に
一対の基板収納カセット12a,12bを配置してあ
る。
【0018】研削砥石ユニット4,4は、図2に示され
るようにカップホイ−ル型研削砥石41をエア−スピン
ドル42で軸承し、エア−スピンドルはビルトインモ−
タ43で回転される。44はスピンドルケ−シング、4
5は軸受、46はX軸(左右)方向の傾斜調整ボルト、
46’はY軸(前後)方向の傾斜調整ボルト、Mはモ−
タで傾斜ボルト46を締めたり、緩るめたりする。47
はケ−シング44を昇降機構48に据え付ける取付部、
49は昇降機構を垂直方向に昇降可能とする凹状溝を有
するレ−ルである。取付部下部には半球状凹部47aが
設けられ、昇降機構48の下部には前記半球状凹部47
aに嵌合する半球状凸部48aが設けられ、半球状凹部
47aと半球状凸部48a間には0.05〜0.1mm
の隙間が形成されている。
るようにカップホイ−ル型研削砥石41をエア−スピン
ドル42で軸承し、エア−スピンドルはビルトインモ−
タ43で回転される。44はスピンドルケ−シング、4
5は軸受、46はX軸(左右)方向の傾斜調整ボルト、
46’はY軸(前後)方向の傾斜調整ボルト、Mはモ−
タで傾斜ボルト46を締めたり、緩るめたりする。47
はケ−シング44を昇降機構48に据え付ける取付部、
49は昇降機構を垂直方向に昇降可能とする凹状溝を有
するレ−ルである。取付部下部には半球状凹部47aが
設けられ、昇降機構48の下部には前記半球状凹部47
aに嵌合する半球状凸部48aが設けられ、半球状凹部
47aと半球状凸部48a間には0.05〜0.1mm
の隙間が形成されている。
【0019】傾斜調整ボルト46,46’をモ−タM、
M’の駆動力で締めたり緩めたりすることにより昇降機
構48の下部の半球状凸部48aを中心に取付部下部の
半球状凹部47a前に設けた前記隙間を利用してスピン
ドル42が傾斜する。48bはボ−ルネジ、48cは螺
合体でACサ−ボモ−タM3の駆動で昇降機構を上下さ
せる。
M’の駆動力で締めたり緩めたりすることにより昇降機
構48の下部の半球状凸部48aを中心に取付部下部の
半球状凹部47a前に設けた前記隙間を利用してスピン
ドル42が傾斜する。48bはボ−ルネジ、48cは螺
合体でACサ−ボモ−タM3の駆動で昇降機構を上下さ
せる。
【0020】A)ケ−ス1:かかる研削装置1を用いて
インゴットをスライシングして得られた基板wの両面を
研削する工程は次ぎのように行われる。 収納カセット11a内の基板を第1ダブルア−ム搬送
ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持し、第1洗浄機構
6の仮置台61上に基板を搬送し、センタリング機構6
4で中央合わせし、ついで基板のチャックされる面を
0.19〜0.49MPaの純水を吹き付けながらブラ
シスクラブ洗浄する。この間、第1インデックステ−ブ
ル5は、回転軸57を時計廻り方向に180度回転さ
れ、第1インデックステ−ブル手前側のチャック機構5
1はその吸着板をチャック洗浄機構53により洗浄され
る。
インゴットをスライシングして得られた基板wの両面を
研削する工程は次ぎのように行われる。 収納カセット11a内の基板を第1ダブルア−ム搬送
ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持し、第1洗浄機構
6の仮置台61上に基板を搬送し、センタリング機構6
4で中央合わせし、ついで基板のチャックされる面を
0.19〜0.49MPaの純水を吹き付けながらブラ
シスクラブ洗浄する。この間、第1インデックステ−ブ
ル5は、回転軸57を時計廻り方向に180度回転さ
れ、第1インデックステ−ブル手前側のチャック機構5
1はその吸着板をチャック洗浄機構53により洗浄され
る。
【0021】第1洗浄された基板を第1ダブルア−ム
搬送ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持し、第1イン
デックステ−ブル5の手前側のチャック機構52上に基
板を載せた後、回転軸57を時計廻り方向に180度回
転する。ついで、第1インデックステ−ブル手前側のチ
ャック機構51はその吸着板をチャック洗浄機構53に
より洗浄される。この間に収納カセット11a内より新
たな基板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9のクリ−ン
なア−ムで把持され、第1洗浄機構6の仮置台61上に
基板を搬送し、センタリング機構64で中央合わせし、
ついで基板のチャックされる面を0.19〜0.49M
Paの純水を吹き付けながらブラシスクラブ洗浄する。
搬送ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持し、第1イン
デックステ−ブル5の手前側のチャック機構52上に基
板を載せた後、回転軸57を時計廻り方向に180度回
転する。ついで、第1インデックステ−ブル手前側のチ
ャック機構51はその吸着板をチャック洗浄機構53に
より洗浄される。この間に収納カセット11a内より新
たな基板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9のクリ−ン
なア−ムで把持され、第1洗浄機構6の仮置台61上に
基板を搬送し、センタリング機構64で中央合わせし、
ついで基板のチャックされる面を0.19〜0.49M
Paの純水を吹き付けながらブラシスクラブ洗浄する。
【0022】回転軸57を時計逆廻り方向に180度
回転した後、第1インデックステ−ブル手前側のチャッ
ク機構52はその吸着板をチャック洗浄機構53により
洗浄され、第1洗浄された基板を第1ダブルア−ム搬送
ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持し、第1インデッ
クステ−ブル5の手前側のチャック機構52上に載せ
る。一方のチャック機構51上の基板はモ−タM2によ
り200〜4000rpmで回転せられ、ついで第1研
削砥石ユニットのビルドインモ−タ43によりカップホ
イ−ル型砥石を400〜6000rpmで回転させつつ
昇降機構48により第1研削砥石ユニットを下降させ、
基板に当接させ、お互いに摺動させて基板の片面(A
面)を研削し、研削が終了したら第1研削砥石ユニット
を上昇させる。この間に収納カセット11a内より新た
な基板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9のクリ−ンな
ア−ムで把持され、第1洗浄機構6の仮置台61上に基
板を搬送し、センタリング機構64で中央合わせし、つ
いで基板のチャックされる面に純水を吹き付けながらブ
ラシスクラブ洗浄する。
回転した後、第1インデックステ−ブル手前側のチャッ
ク機構52はその吸着板をチャック洗浄機構53により
洗浄され、第1洗浄された基板を第1ダブルア−ム搬送
ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持し、第1インデッ
クステ−ブル5の手前側のチャック機構52上に載せ
る。一方のチャック機構51上の基板はモ−タM2によ
り200〜4000rpmで回転せられ、ついで第1研
削砥石ユニットのビルドインモ−タ43によりカップホ
イ−ル型砥石を400〜6000rpmで回転させつつ
昇降機構48により第1研削砥石ユニットを下降させ、
基板に当接させ、お互いに摺動させて基板の片面(A
面)を研削し、研削が終了したら第1研削砥石ユニット
を上昇させる。この間に収納カセット11a内より新た
な基板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9のクリ−ンな
ア−ムで把持され、第1洗浄機構6の仮置台61上に基
板を搬送し、センタリング機構64で中央合わせし、つ
いで基板のチャックされる面に純水を吹き付けながらブ
ラシスクラブ洗浄する。
【0023】第1インデックステ−ブルおよび第2イ
ンデックステ−ブルの回転軸57を時計廻り方向に18
0度回転した後、第1インデックステ−ブル手前側のチ
ャック機構52上の研削基板は第1ダブルア−ム搬送ロ
ボット9のダ−ティなア−ムで把持され、第2洗浄機構
の仮置台71上に移送され、センタリング機構で中心位
置合わせされた後、チャックされる面を第2ブラシスク
ラブ洗浄される。ついで手前側にきたチャック機構52
はその吸着板をチャック洗浄機構53により洗浄され、
第1洗浄された基板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9
のクリ−ンなア−ムで把持し、第1インデックステ−ブ
ル5の手前側のチャック機構52上に載せられる。他方
の第2インデックステブル5の手前側のチャック機構5
1はその吸着板をチャック洗浄機構53により洗浄され
る。一方、第1インデックステ−ブルのチャック機構5
1上の基板はモ−タM2により回転せられ、ついで第1
研削砥石ユニットのカップホイ−ル型砥石を回転させつ
つ、昇降機構48を下降させて砥石を基板に当接させ両
者を摺合させて基板の片面(A面)を研削した後、第1
研削砥石ユニットを上昇させる。この間に収納カセット
11a内より新たな基板が第1ダブルア−ム搬送ロボッ
ト9のクリ−ンなア−ムで把持され、第1洗浄機構6の
仮置台61上に基板を搬送し、センタリング機構64で
中央合わせし、ついで基板のチャックされる面に純水を
吹き付けながらブラシスクラブ洗浄する。
ンデックステ−ブルの回転軸57を時計廻り方向に18
0度回転した後、第1インデックステ−ブル手前側のチ
ャック機構52上の研削基板は第1ダブルア−ム搬送ロ
ボット9のダ−ティなア−ムで把持され、第2洗浄機構
の仮置台71上に移送され、センタリング機構で中心位
置合わせされた後、チャックされる面を第2ブラシスク
ラブ洗浄される。ついで手前側にきたチャック機構52
はその吸着板をチャック洗浄機構53により洗浄され、
第1洗浄された基板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9
のクリ−ンなア−ムで把持し、第1インデックステ−ブ
ル5の手前側のチャック機構52上に載せられる。他方
の第2インデックステブル5の手前側のチャック機構5
1はその吸着板をチャック洗浄機構53により洗浄され
る。一方、第1インデックステ−ブルのチャック機構5
1上の基板はモ−タM2により回転せられ、ついで第1
研削砥石ユニットのカップホイ−ル型砥石を回転させつ
つ、昇降機構48を下降させて砥石を基板に当接させ両
者を摺合させて基板の片面(A面)を研削した後、第1
研削砥石ユニットを上昇させる。この間に収納カセット
11a内より新たな基板が第1ダブルア−ム搬送ロボッ
ト9のクリ−ンなア−ムで把持され、第1洗浄機構6の
仮置台61上に基板を搬送し、センタリング機構64で
中央合わせし、ついで基板のチャックされる面に純水を
吹き付けながらブラシスクラブ洗浄する。
【0024】第1インデックステ−ブル5および第2
インデックステ−ブル5を180度時計逆廻り方向に回
転させる。第2洗浄機構の研削基板を第2ダブルア−ム
搬送ロボット10のダ−ティなア−ムで把持し、第2イ
ンデックステ−ブル5上のチャック機構52上に研削面
(A面)が下向きに未研削面(B面)が砥石に対向する
よう移送する。一方、第1インデックステ−ブル手前側
のチャック機構51上の研削基板は第1ダブルア−ム搬
送ロボット9のダ−ティなア−ムで把持され、第2洗浄
機構の仮置台71上に移送され、センタリングされた
後、チャックされる面を第2ブラシスクラブ洗浄され
る。ついで手前側にきた第1インデックステ−ブルのチ
ャック機構51はその吸着板をチャック洗浄機構53に
より洗浄され、第1洗浄された基板が第1ダブルア−ム
搬送ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持し、第1イン
デックステ−ブル5の手前側のチャック機構51上に載
せられる。その間、第1インデックステ−ブルのチャッ
ク機構52上の基板はモ−タM2により回転せられ、つ
いで第1研削砥石ユニットのカップホイ−ル型砥石を回
転させつつ、昇降機構48を下降させて砥石を基板に当
接させ両者を摺合させて基板の片面(A面)を研削した
後、第1研削砥石ユニットを上昇させる。また、この間
に収納カセット11a内より新たな基板が第1ダブルア
−ム搬送ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持され、第
1洗浄機構6の仮置台61上に基板を搬送し、センタリ
ング機構64で中央合わせし、ついで基板のチャックさ
れる面に純水を吹き付けながらブラシスクラブ洗浄す
る。
インデックステ−ブル5を180度時計逆廻り方向に回
転させる。第2洗浄機構の研削基板を第2ダブルア−ム
搬送ロボット10のダ−ティなア−ムで把持し、第2イ
ンデックステ−ブル5上のチャック機構52上に研削面
(A面)が下向きに未研削面(B面)が砥石に対向する
よう移送する。一方、第1インデックステ−ブル手前側
のチャック機構51上の研削基板は第1ダブルア−ム搬
送ロボット9のダ−ティなア−ムで把持され、第2洗浄
機構の仮置台71上に移送され、センタリングされた
後、チャックされる面を第2ブラシスクラブ洗浄され
る。ついで手前側にきた第1インデックステ−ブルのチ
ャック機構51はその吸着板をチャック洗浄機構53に
より洗浄され、第1洗浄された基板が第1ダブルア−ム
搬送ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持し、第1イン
デックステ−ブル5の手前側のチャック機構51上に載
せられる。その間、第1インデックステ−ブルのチャッ
ク機構52上の基板はモ−タM2により回転せられ、つ
いで第1研削砥石ユニットのカップホイ−ル型砥石を回
転させつつ、昇降機構48を下降させて砥石を基板に当
接させ両者を摺合させて基板の片面(A面)を研削した
後、第1研削砥石ユニットを上昇させる。また、この間
に収納カセット11a内より新たな基板が第1ダブルア
−ム搬送ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持され、第
1洗浄機構6の仮置台61上に基板を搬送し、センタリ
ング機構64で中央合わせし、ついで基板のチャックさ
れる面に純水を吹き付けながらブラシスクラブ洗浄す
る。
【0025】第1インデックステ−ブル5および第2
インデックステ−ブル5を180度時計廻り方向に回転
させる。第2洗浄機構7の研削基板を第2ダブルア−ム
搬送ロボット10のダ−ティなア−ムで把持し、第2イ
ンデックステ−ブル5上のチャック機構51上に未研削
面(B面)が上向くように移送する。一方、第2インデ
ックステ−ブル5上のチャック機構52上の基板はモ−
タM2により回転せられ、ついで第2研削砥石ユニット
のカップホイ−ル型砥石を回転させつつ、昇降機構48
を下降させて砥石を基板に当接させ両者を摺合させて基
板の片面(B面)を研削した後、第2研削砥石ユニット
を上昇させる。一方、第1インデックステ−ブル手前側
のチャック機構52上の研削基板は第1ダブルア−ム搬
送ロボット9のダ−ティなア−ムで把持され、第2洗浄
機構の仮置台71上に移送され、チャックされる面を第
2ブラシスクラブ洗浄される。ついで手前側にきた第1
インデックステ−ブルのチャック機構52はその吸着板
をチャック洗浄機構53により洗浄され、第1洗浄され
た基板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9のクリ−ンな
ア−ムで把持し、第1インデックステ−ブル5の手前側
のチャック機構52上に載せられる。その間、第1イン
デックステ−ブルのチャック機構51上の基板はモ−タ
M2により回転せられ、ついで第1研削砥石ユニットの
カップホイ−ル型砥石を回転させつつ、昇降機構48を
下降させて砥石を基板に当接させ両者を摺合させて基板
の片面(A面)を研削した後、第1研削砥石ユニットを
上昇させる。また、この間に収納カセット11a内より
新たな基板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9のクリ−
ンなア−ムで把持され、第1洗浄機構6の仮置台61上
に基板を搬送し、センタリング機構64で中央合わせ
し、ついで基板のチャックされる面に純水を吹き付けな
がらブラシスクラブ洗浄する。
インデックステ−ブル5を180度時計廻り方向に回転
させる。第2洗浄機構7の研削基板を第2ダブルア−ム
搬送ロボット10のダ−ティなア−ムで把持し、第2イ
ンデックステ−ブル5上のチャック機構51上に未研削
面(B面)が上向くように移送する。一方、第2インデ
ックステ−ブル5上のチャック機構52上の基板はモ−
タM2により回転せられ、ついで第2研削砥石ユニット
のカップホイ−ル型砥石を回転させつつ、昇降機構48
を下降させて砥石を基板に当接させ両者を摺合させて基
板の片面(B面)を研削した後、第2研削砥石ユニット
を上昇させる。一方、第1インデックステ−ブル手前側
のチャック機構52上の研削基板は第1ダブルア−ム搬
送ロボット9のダ−ティなア−ムで把持され、第2洗浄
機構の仮置台71上に移送され、チャックされる面を第
2ブラシスクラブ洗浄される。ついで手前側にきた第1
インデックステ−ブルのチャック機構52はその吸着板
をチャック洗浄機構53により洗浄され、第1洗浄され
た基板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9のクリ−ンな
ア−ムで把持し、第1インデックステ−ブル5の手前側
のチャック機構52上に載せられる。その間、第1イン
デックステ−ブルのチャック機構51上の基板はモ−タ
M2により回転せられ、ついで第1研削砥石ユニットの
カップホイ−ル型砥石を回転させつつ、昇降機構48を
下降させて砥石を基板に当接させ両者を摺合させて基板
の片面(A面)を研削した後、第1研削砥石ユニットを
上昇させる。また、この間に収納カセット11a内より
新たな基板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9のクリ−
ンなア−ムで把持され、第1洗浄機構6の仮置台61上
に基板を搬送し、センタリング機構64で中央合わせ
し、ついで基板のチャックされる面に純水を吹き付けな
がらブラシスクラブ洗浄する。
【0026】第1インデックステ−ブル5および第2
インデックステ−ブル5を180度時計逆廻り方向に回
転させる。第2インデックステ−ブル5上のチャック機
構52上の研削基板は、第2ダブルア−ム搬送ロボット
10のダ−ティなア−ムで把持され、第3洗浄機構8の
仮置台81に移送され、両面(A面、B面)をブラシス
クラブ洗浄され、ついでスピン乾燥後、第2ダブルア−
ム搬送ロボット10のクリ−ンなア−ムで把持され、第
3洗浄機構8からアンロ−デヂィングカセット12bに
搬送・収納される。ついで、第2インデックステ−ブル
5上のチャック機構52はチャック洗浄機構53により
洗浄され、第2洗浄機構7の研削基板を第2ダブルア−
ム搬送ロボット10のダ−ティなア−ムで把持し、第2
インデックステ−ブル5上のチャック機構52上に未研
削面(B面)が上向くように移送する。
インデックステ−ブル5を180度時計逆廻り方向に回
転させる。第2インデックステ−ブル5上のチャック機
構52上の研削基板は、第2ダブルア−ム搬送ロボット
10のダ−ティなア−ムで把持され、第3洗浄機構8の
仮置台81に移送され、両面(A面、B面)をブラシス
クラブ洗浄され、ついでスピン乾燥後、第2ダブルア−
ム搬送ロボット10のクリ−ンなア−ムで把持され、第
3洗浄機構8からアンロ−デヂィングカセット12bに
搬送・収納される。ついで、第2インデックステ−ブル
5上のチャック機構52はチャック洗浄機構53により
洗浄され、第2洗浄機構7の研削基板を第2ダブルア−
ム搬送ロボット10のダ−ティなア−ムで把持し、第2
インデックステ−ブル5上のチャック機構52上に未研
削面(B面)が上向くように移送する。
【0027】一方、第2インデックステ−ブル5上のチ
ャック機構51上の基板はモ−タM 2により回転せら
れ、ついで第2研削砥石ユニットのカップホイ−ル型砥
石を回転させつつ、昇降機構48を下降させて砥石を基
板に当接させ両者を摺合させて基板の片面(B面)を研
削した後、第2研削砥石ユニットを上昇させる。その
間、第1インデックステ−ブル手前側のチャック機構5
1上の研削基板は第1ダブルア−ム搬送ロボット9のダ
−ティなア−ムで把持され、第2洗浄機構の仮置台71
上に移送され、チャックされる面を第2ブラシスクラブ
洗浄される。ついで、手前側にきた第1インデックステ
−ブルのチャック機構51はその吸着板をチャック洗浄
機構53により洗浄され、第1洗浄された基板が第1ダ
ブルア−ム搬送ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持
し、第1インデックステ−ブル5の手前側のチャック機
構51上に載せられる。その間、第1インデックステ−
ブルのチャック機構52上の基板はモ−タM2により回
転せられ、ついで第1研削砥石ユニットのカップホイ−
ル型砥石を回転させつつ、昇降機構48を下降させて砥
石を基板に当接させ両者を摺合させて基板の片面(A
面)を研削した後、第1研削砥石ユニットを上昇させ
る。また、この間に収納カセット11a内より新たな基
板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9のクリ−ンなア−
ムで把持され、第1洗浄機構6の仮置台61上に基板を
搬送し、センタリング機構64で中央合わせし、ついで
基板のチャックされる面に純水を吹き付けながらブラシ
スクラブ洗浄する。
ャック機構51上の基板はモ−タM 2により回転せら
れ、ついで第2研削砥石ユニットのカップホイ−ル型砥
石を回転させつつ、昇降機構48を下降させて砥石を基
板に当接させ両者を摺合させて基板の片面(B面)を研
削した後、第2研削砥石ユニットを上昇させる。その
間、第1インデックステ−ブル手前側のチャック機構5
1上の研削基板は第1ダブルア−ム搬送ロボット9のダ
−ティなア−ムで把持され、第2洗浄機構の仮置台71
上に移送され、チャックされる面を第2ブラシスクラブ
洗浄される。ついで、手前側にきた第1インデックステ
−ブルのチャック機構51はその吸着板をチャック洗浄
機構53により洗浄され、第1洗浄された基板が第1ダ
ブルア−ム搬送ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持
し、第1インデックステ−ブル5の手前側のチャック機
構51上に載せられる。その間、第1インデックステ−
ブルのチャック機構52上の基板はモ−タM2により回
転せられ、ついで第1研削砥石ユニットのカップホイ−
ル型砥石を回転させつつ、昇降機構48を下降させて砥
石を基板に当接させ両者を摺合させて基板の片面(A
面)を研削した後、第1研削砥石ユニットを上昇させ
る。また、この間に収納カセット11a内より新たな基
板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9のクリ−ンなア−
ムで把持され、第1洗浄機構6の仮置台61上に基板を
搬送し、センタリング機構64で中央合わせし、ついで
基板のチャックされる面に純水を吹き付けながらブラシ
スクラブ洗浄する。
【0028】以降、上記の工程を連続して繰返し、基
板の表裏面が片面づつ研削された基板を連続生産する。
板の表裏面が片面づつ研削された基板を連続生産する。
【0029】上記態様において、インデックステ−ブル
5,5は、時計廻り方向に180度、ついで時計逆廻り
方向に180度と交互に回転する方向を変えたが、イン
デックステ−ブル5,5を時計廻り方向に180度、1
80度と同一方向に回転するようにしてもよい。
5,5は、時計廻り方向に180度、ついで時計逆廻り
方向に180度と交互に回転する方向を変えたが、イン
デックステ−ブル5,5を時計廻り方向に180度、1
80度と同一方向に回転するようにしてもよい。
【0030】また、本発明の研削装置は、研削砥石ユニ
ットを2基、および3基の洗浄機構を備えることから以
下のケ−スの基板の研削加工、洗浄が可能となる。 B)第1砥石ユニットで基板の片面を研削後、第2砥石
ユニットで同一面を研削。 C)第1砥石ユニットまたは第2砥石ユニットで基板片
面を研削。 D)第1砥石ユニットで、先に基板片面(A面)を研削
後、同じ第1砥石ユニットで、基板の反対面(B面)を
研削し、第3洗浄機構で基板の両面を洗浄後、収納カセ
ット12bに基板を収納。 E)研削を行わず、基板の洗浄のみを行う。
ットを2基、および3基の洗浄機構を備えることから以
下のケ−スの基板の研削加工、洗浄が可能となる。 B)第1砥石ユニットで基板の片面を研削後、第2砥石
ユニットで同一面を研削。 C)第1砥石ユニットまたは第2砥石ユニットで基板片
面を研削。 D)第1砥石ユニットで、先に基板片面(A面)を研削
後、同じ第1砥石ユニットで、基板の反対面(B面)を
研削し、第3洗浄機構で基板の両面を洗浄後、収納カセ
ット12bに基板を収納。 E)研削を行わず、基板の洗浄のみを行う。
【0031】
【発明の効果】本発明の基板の研削装置は、研削砥石ユ
ニットを2基、および3基の洗浄機構を備えることから
スル−プット時間が短縮される。また、研削中、基板は
バキュ−ムチャック機構により強固に保持されているの
でブレがなく、平坦な研削基板(300mm径シリコン
ウエハでTTV1.0μm以下、面粗度Rmax0.1
1.0μm以下)が得られる。
ニットを2基、および3基の洗浄機構を備えることから
スル−プット時間が短縮される。また、研削中、基板は
バキュ−ムチャック機構により強固に保持されているの
でブレがなく、平坦な研削基板(300mm径シリコン
ウエハでTTV1.0μm以下、面粗度Rmax0.1
1.0μm以下)が得られる。
【図1】 本発明の研削装置の平面図である。
【図2】 図1に示す研削装置の研削砥石ユニットとチ
ャック機構の関係を示す正面図である。
ャック機構の関係を示す正面図である。
1 研削装置 2 基台 3 コラム 4 研削砥石ユニット 5,5 インデックステ−ブル 51,52 チャック機構 53,53 チャック機構洗浄機器 54,54 2点式インプロセスゲ−ジ 6 第1洗浄機構 7 第2洗浄機構 8 第3洗浄機構 9 第1ダブルア−ム搬送ロボット 10 第2ダブルア−ム搬送ロボット 11a,11b 収納カセット 12a,12b 収納カセット
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B24B 55/06 B24B 55/06 Fターム(参考) 3C043 BA03 BA09 BA17 CC04 CC11 DD06 3C047 FF08 FF19
Claims (3)
- 【請求項1】 左右に一対の研削砥石ユニットを備える
コラムを基台上の後列中央部に配置し、該一対の研削砥
石ユニットに相対向してそれぞれ2基のチャック機構を
備える第1インデックステ−ブルと第2インデックステ
−ブルを前記コラムの左右に配置し、 基台上の中列には前記コラム手前の中央部に基板の第2
洗浄機構を配置し、かつ、中列左側より第1インデック
ステ−ブル手前に第1基板洗浄機構、第1ダブルア−ム
搬送ロボットを配置および中列右側より第2インデック
ステ−ブル手前に第3基板洗浄機構、第2ダブルア−ム
搬送ロボットを配置し、 基台上の前列には、第1ダブルア−ム搬送ロボットおよ
び第2ダブルア−ム搬送ロボットの手前にそれぞれ1対
の基板収納カセットを設置したことを特徴とする、基板
の研削装置。 - 【請求項2】 2基のチャック機構を備える第1インデ
ックステ−ブルと第2インデックステ−ブルは、更にそ
れぞれ手前側にチャック機構洗浄機器を、後側に基板の
厚みを測定する2点式インプロセスゲ−ジを備えること
を特徴とする、請求項1に記載の基板の研削装置。 - 【請求項3】 第1基板洗浄機構と第2基板洗浄機構
は、基板の吸着面をブラシスクラブ洗浄する機構であ
り、第3基板洗浄機構は、基板の両面を洗浄するスピナ
式洗浄機構であることを特徴とする、請求項1に記載の
基板の研削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000274236A JP2002083794A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | 基板の研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000274236A JP2002083794A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | 基板の研削装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002083794A true JP2002083794A (ja) | 2002-03-22 |
Family
ID=18760024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000274236A Pending JP2002083794A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | 基板の研削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002083794A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102328251A (zh) * | 2011-09-29 | 2012-01-25 | 黑旋风锯业股份有限公司 | 智能化卧轴圆台平面磨床 |
JP2015199158A (ja) * | 2014-04-07 | 2015-11-12 | 株式会社ディスコ | 研削装置 |
CN111922876A (zh) * | 2020-05-29 | 2020-11-13 | 西安航天精密机电研究所 | 基于四轴机器人的封接体极针精确打磨系统及方法 |
-
2000
- 2000-09-11 JP JP2000274236A patent/JP2002083794A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102328251A (zh) * | 2011-09-29 | 2012-01-25 | 黑旋风锯业股份有限公司 | 智能化卧轴圆台平面磨床 |
JP2015199158A (ja) * | 2014-04-07 | 2015-11-12 | 株式会社ディスコ | 研削装置 |
CN111922876A (zh) * | 2020-05-29 | 2020-11-13 | 西安航天精密机电研究所 | 基于四轴机器人的封接体极针精确打磨系统及方法 |
CN111922876B (zh) * | 2020-05-29 | 2022-01-07 | 西安航天精密机电研究所 | 基于四轴机器人的封接体极针精确打磨系统及方法 |
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