JP2002083794A - 基板の研削装置 - Google Patents

基板の研削装置

Info

Publication number
JP2002083794A
JP2002083794A JP2000274236A JP2000274236A JP2002083794A JP 2002083794 A JP2002083794 A JP 2002083794A JP 2000274236 A JP2000274236 A JP 2000274236A JP 2000274236 A JP2000274236 A JP 2000274236A JP 2002083794 A JP2002083794 A JP 2002083794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
grinding
index table
cleaning mechanism
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000274236A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kobayashi
一雄 小林
Motoo Yoshida
元夫 吉田
Shuji Takeda
修二 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamoto Machine Tool Works Ltd
Original Assignee
Okamoto Machine Tool Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamoto Machine Tool Works Ltd filed Critical Okamoto Machine Tool Works Ltd
Priority to JP2000274236A priority Critical patent/JP2002083794A/ja
Publication of JP2002083794A publication Critical patent/JP2002083794A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】1台の研削装置で、インゴットをスライスして
得られた基板の表裏面を片面づつ研削してテ−パ−、う
ねり、反りをなくした平坦な研削基板を短いスル−プッ
ト時間で行うことができる研削装置の提供。 【解決手段】 左右に一対の研削砥石ユニット
4,4を備えるコラム3を基台2上の後列中央部に配置
し、該一対の研削砥石ユニットに相対向してそれぞれ2
基のチャック機構51,52を備える第1インデックス
テ−ブル5と第2インデックステ−ブル5を前記コラム
の左右に配置し、基台上の中列には前記コラム手前の中
央部に基板の第2洗浄機構7を配置し、かつ、中列左側
より第1インデックステ−ブル手前に第1基板洗浄機構
6、第1ダブルア−ム搬送ロボット9を配置および中列
右側より第2インデックステ−ブル手前に第3基板洗浄
機構8、第2ダブルア−ム搬送ロボット10を配置し、
基台上の前列には、第1ダブルア−ム搬送ロボットおよ
び第2ダブルア−ム搬送ロボットの手前にそれぞれ1対
の基板収納カセット11a,11b,12a,12bを
設置したことを特徴とする、基板の研削装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インゴットをスラ
イスして得られた基板の片面または両面を研削し、スラ
イスされた基板の反り、うねり、テ−パ−を無くした平
坦な基板を与える研削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インゴットをスライスして得られた基板
は、反り、うねり、テ−パ−を有するので基板両面を研
削してこれら反り、うねり、テ−パ−を無くすことが行
われる。基板両面を研削する方法としては、基板両面を
同時に研削砥石ユニットで研削する両頭研削装置(特開
平10−128646号)と、チャック機構に吸着され
た基板の表面を研削砥石ユニットで研削する片面研削装
置(特開平11−254318号、同11−30748
9号、特開2000−225561号)を用いて、先に
表面を研削および洗浄し、ついで基板をひっくり返して
裏面を研削、洗浄する。または、両頭研削装置で表裏面
を研削後、片面研削装置で一方の面を研削することも行
われている。
【0003】両頭研削装置は、基板の表裏面を同時に研
削できる点、片面研削装置より優れているが、キャリア
を用いないでロ−ル、ベルトで基板を固定、回転移動さ
せることが困難であり、特に基板径が200mmから3
00mmと拡径するにつれ回転している基板のブレが大
きく、実用的でない。また、両頭研削装置で表裏面を研
削後、片面研削装置で一方の面を研削する場合には、さ
らに片面研削装置も必要となる。
【0004】片面研削装置は、両頭研削装置で得られる
基板よりも平坦性が優れる利点を有するが、一旦、複数
毎の基板の片面を研削、洗浄終了後、裏面を研削、洗浄
しなければならず、in situで基板の表面、裏面の研削
を1台の研削装置で連続して行うことはなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】1台の研削装置でin s
ituで基板の厚みを測定しつつ表面、裏面の連続研削を
行うことができれば、一旦片面研削された基板の厚みを
他面の研削前に再び測定し、研削量を制御装置で算出し
て研削を行うという厚みの重複測定が不要となる。本発
明は、1台の研削装置で基板の片面のみ研削、基板
の表面および裏面を片面づつ研削できる研削装置の提供
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の1は、左右に一
対の研削砥石ユニットを備えるコラムを基台上の後列中
央部に配置し、該一対の研削砥石ユニットに相対向して
それぞれ2基のチャック機構を備える第1インデックス
テ−ブルと第2インデックステ−ブルを前記コラムの左
右に配置し、基台上の中列には前記コラム手前の中央部
に基板の第2洗浄機構を配置し、かつ、中列左側より第
1インデックステ−ブル手前に第1基板洗浄機構、第1
ダブルア−ム搬送ロボットを配置および中列右側より第
2インデックステ−ブル手前に第3基板洗浄機構、第2
ダブルア−ム搬送ロボットを配置し、基台上の前列に
は、第1ダブルア−ム搬送ロボットおよび第2ダブルア
−ム搬送ロボットの手前にそれぞれ1対の基板収納カセ
ットを設置したことを特徴とする、基板の研削装置を提
供するものである。
【0007】一対の研削砥石ユニットと一対の2基のチ
ャック機構を有するインデックステ−ブルを1台の研削
装置に包含させ、これに付属機器の搬送ロボット、カセ
ット、洗浄機構を上記のように配置させることにより、
基板の片面のみ研削、基板の表面および裏面を片面
づつ研削できる。また、搬送ロボットは、ダブルア−ム
型搬送ロボットを用いるので、一方のア−ムでロ−ディ
ングまたはアンロ−ディングされる綺麗(clean)な基
板を、他方のア−ムで研削屑で汚染(dirty)された基板
を搬送するので、最終にアンロ−ドされる研削基板が研
削屑で汚染されることはない。
【0008】本発明の請求項2は、前記の基板の研削装
置において、2基のチャック機構を備える第1インデッ
クステ−ブルと第2インデックステ−ブルは、更にそれ
ぞれ手前側にチャック機構洗浄機器を、後側に基板の厚
みを測定する2点式インプロセスゲ−ジを備えることを
特徴とする。
【0009】基板の厚みをin situで測定、研削量を制
御装置で算出、研削された基板の厚みの測定ができる。
【0010】本発明の請求項3は、前記の基板の研削装
置において、第1基板洗浄機構と第2基板洗浄機構は、
基板の吸着面をブラシスクラブ洗浄する機構であり、第
3基板洗浄機構は、基板の両面を洗浄するスピナ式洗浄
機構であることを特徴とする。
【0011】第1基板洗浄機構と第2基板洗浄機構は、
チャック機構に吸着される基板吸着基準面を定めるため
に基板面に研削屑が付着しないように洗浄水を基板に吹
き付けながらブラシで基板面をこすり洗浄する。第3基
板洗浄機構は、研削された基板をアンロ−ディングカセ
ットに収納する前の最終的な洗浄であるから基板の両面
を洗浄し、洗浄後に基板をスピン乾燥する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を詳細
に説明する。図1は、本発明の研削装置の平面図、図2
は図1における研削装置の研削砥石ユニットとインデッ
クステ−ブルの関係を示す正面図である。
【0013】図1に示す研削装置1において、2は基
台、3はコラムで、左右に一対の研削砥石ユニット4,
4を備える。該コラムは基台上の後列中央部に位置す
る。該一対の研削砥石ユニット4,4に相対向してそれ
ぞれ2基のチャック機構51,52を備える第1インデ
ックステ−ブル5と第2インデックステ−ブル5が前記
コラムの左右に配置され、研削装置の後列を形成してい
る。第1インデックステ−ブル5と第2インデックステ
−ブル5は、基台2を刳り貫いて基台の略水平面上に設
けられる。
【0014】2基のチャック機構を備える第1インデッ
クステ−ブルと第2インデックステ−ブル5,5は、そ
れぞれ手前側にチャック機構洗浄機器53を、後側に基
板の厚みを測定する2点式インプロセスゲ−ジ54を備
える。2点式インプロセスゲ−ジ54の触針子はチャッ
ク機構の表面と基板の表面に接触させ、両者の高さの差
から基板の厚みを算出し、逐次制御装置に伝達する。チ
ャック機構洗浄機器53は、環状のセラミック製リング
53aと該セラミック製リングを回転駆動させるモ−タ
53bと洗浄水供給管53cを備える。インデックステ
−ブル5,5の2基のチャック機構間は壁55,56で
遮られている。各チャック機構51,52は、図2に示
すようにモ−タM1で180度づつ回転される回転軸5
7に軸承されている。チャック機構51,52の吸引板
上に基板が載置されると、吸引孔58を真空ポンプ59
で吸引し、基板を固定する。各チャック機構51,52
はモ−タM2で水平方向に回転される。
【0015】基台1上の中列には、前記コラム3の手前
の中央部に基板の第2洗浄機構7を配置し、かつ、中列
左側より第1インデックステ−ブル5の手前に第1洗浄
機構6および第1ダブルア−ム搬送ロボット9を配置、
および中列右側より第2インデックステ−ブル5手前に
第3基板洗浄機構8、第2ダブルア−ム搬送ロボット1
0を配置している。
【0016】各基板洗浄機構6,7,8は、仮置台6
1,71,81、エア−シリンダ63,73,83によ
り前後に進退可能およびモ−タにより回転可能なブラシ
62,72,82を有する。各基板洗浄機構6,7,8
は、必要により基板のセンタリング機構64,74,8
4が付属される。図1では、ドライイン(dry in)、
ウエットアウト(wet out)を想定して洗浄機構全て
6,7,8ブラシスクラブ洗浄機器を図示したが、ドラ
イイン(dry in)、ドライアウト(dry out)を想定
して第1基板洗浄機構6と第2基板洗浄機構7は、基板
の吸着面をブラシスクラブ洗浄する洗浄機器を、第3基
板洗浄機構8は、基板の両面を洗浄するスピナ式洗浄機
器としてもよい。
【0017】基台上の前列には、第1ダブルア−ム搬送
ロボット9の手前に一対の基板収納カセット11a,1
1bおよび第2ダブルア−ム搬送ロボット10の手前に
一対の基板収納カセット12a,12bを配置してあ
る。
【0018】研削砥石ユニット4,4は、図2に示され
るようにカップホイ−ル型研削砥石41をエア−スピン
ドル42で軸承し、エア−スピンドルはビルトインモ−
タ43で回転される。44はスピンドルケ−シング、4
5は軸受、46はX軸(左右)方向の傾斜調整ボルト、
46’はY軸(前後)方向の傾斜調整ボルト、Mはモ−
タで傾斜ボルト46を締めたり、緩るめたりする。47
はケ−シング44を昇降機構48に据え付ける取付部、
49は昇降機構を垂直方向に昇降可能とする凹状溝を有
するレ−ルである。取付部下部には半球状凹部47aが
設けられ、昇降機構48の下部には前記半球状凹部47
aに嵌合する半球状凸部48aが設けられ、半球状凹部
47aと半球状凸部48a間には0.05〜0.1mm
の隙間が形成されている。
【0019】傾斜調整ボルト46,46’をモ−タM、
M’の駆動力で締めたり緩めたりすることにより昇降機
構48の下部の半球状凸部48aを中心に取付部下部の
半球状凹部47a前に設けた前記隙間を利用してスピン
ドル42が傾斜する。48bはボ−ルネジ、48cは螺
合体でACサ−ボモ−タM3の駆動で昇降機構を上下さ
せる。
【0020】A)ケ−ス1:かかる研削装置1を用いて
インゴットをスライシングして得られた基板wの両面を
研削する工程は次ぎのように行われる。 収納カセット11a内の基板を第1ダブルア−ム搬送
ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持し、第1洗浄機構
6の仮置台61上に基板を搬送し、センタリング機構6
4で中央合わせし、ついで基板のチャックされる面を
0.19〜0.49MPaの純水を吹き付けながらブラ
シスクラブ洗浄する。この間、第1インデックステ−ブ
ル5は、回転軸57を時計廻り方向に180度回転さ
れ、第1インデックステ−ブル手前側のチャック機構5
1はその吸着板をチャック洗浄機構53により洗浄され
る。
【0021】第1洗浄された基板を第1ダブルア−ム
搬送ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持し、第1イン
デックステ−ブル5の手前側のチャック機構52上に基
板を載せた後、回転軸57を時計廻り方向に180度回
転する。ついで、第1インデックステ−ブル手前側のチ
ャック機構51はその吸着板をチャック洗浄機構53に
より洗浄される。この間に収納カセット11a内より新
たな基板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9のクリ−ン
なア−ムで把持され、第1洗浄機構6の仮置台61上に
基板を搬送し、センタリング機構64で中央合わせし、
ついで基板のチャックされる面を0.19〜0.49M
Paの純水を吹き付けながらブラシスクラブ洗浄する。
【0022】回転軸57を時計逆廻り方向に180度
回転した後、第1インデックステ−ブル手前側のチャッ
ク機構52はその吸着板をチャック洗浄機構53により
洗浄され、第1洗浄された基板を第1ダブルア−ム搬送
ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持し、第1インデッ
クステ−ブル5の手前側のチャック機構52上に載せ
る。一方のチャック機構51上の基板はモ−タM2によ
り200〜4000rpmで回転せられ、ついで第1研
削砥石ユニットのビルドインモ−タ43によりカップホ
イ−ル型砥石を400〜6000rpmで回転させつつ
昇降機構48により第1研削砥石ユニットを下降させ、
基板に当接させ、お互いに摺動させて基板の片面(A
面)を研削し、研削が終了したら第1研削砥石ユニット
を上昇させる。この間に収納カセット11a内より新た
な基板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9のクリ−ンな
ア−ムで把持され、第1洗浄機構6の仮置台61上に基
板を搬送し、センタリング機構64で中央合わせし、つ
いで基板のチャックされる面に純水を吹き付けながらブ
ラシスクラブ洗浄する。
【0023】第1インデックステ−ブルおよび第2イ
ンデックステ−ブルの回転軸57を時計廻り方向に18
0度回転した後、第1インデックステ−ブル手前側のチ
ャック機構52上の研削基板は第1ダブルア−ム搬送ロ
ボット9のダ−ティなア−ムで把持され、第2洗浄機構
の仮置台71上に移送され、センタリング機構で中心位
置合わせされた後、チャックされる面を第2ブラシスク
ラブ洗浄される。ついで手前側にきたチャック機構52
はその吸着板をチャック洗浄機構53により洗浄され、
第1洗浄された基板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9
のクリ−ンなア−ムで把持し、第1インデックステ−ブ
ル5の手前側のチャック機構52上に載せられる。他方
の第2インデックステブル5の手前側のチャック機構5
1はその吸着板をチャック洗浄機構53により洗浄され
る。一方、第1インデックステ−ブルのチャック機構5
1上の基板はモ−タM2により回転せられ、ついで第1
研削砥石ユニットのカップホイ−ル型砥石を回転させつ
つ、昇降機構48を下降させて砥石を基板に当接させ両
者を摺合させて基板の片面(A面)を研削した後、第1
研削砥石ユニットを上昇させる。この間に収納カセット
11a内より新たな基板が第1ダブルア−ム搬送ロボッ
ト9のクリ−ンなア−ムで把持され、第1洗浄機構6の
仮置台61上に基板を搬送し、センタリング機構64で
中央合わせし、ついで基板のチャックされる面に純水を
吹き付けながらブラシスクラブ洗浄する。
【0024】第1インデックステ−ブル5および第2
インデックステ−ブル5を180度時計逆廻り方向に回
転させる。第2洗浄機構の研削基板を第2ダブルア−ム
搬送ロボット10のダ−ティなア−ムで把持し、第2イ
ンデックステ−ブル5上のチャック機構52上に研削面
(A面)が下向きに未研削面(B面)が砥石に対向する
よう移送する。一方、第1インデックステ−ブル手前側
のチャック機構51上の研削基板は第1ダブルア−ム搬
送ロボット9のダ−ティなア−ムで把持され、第2洗浄
機構の仮置台71上に移送され、センタリングされた
後、チャックされる面を第2ブラシスクラブ洗浄され
る。ついで手前側にきた第1インデックステ−ブルのチ
ャック機構51はその吸着板をチャック洗浄機構53に
より洗浄され、第1洗浄された基板が第1ダブルア−ム
搬送ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持し、第1イン
デックステ−ブル5の手前側のチャック機構51上に載
せられる。その間、第1インデックステ−ブルのチャッ
ク機構52上の基板はモ−タM2により回転せられ、つ
いで第1研削砥石ユニットのカップホイ−ル型砥石を回
転させつつ、昇降機構48を下降させて砥石を基板に当
接させ両者を摺合させて基板の片面(A面)を研削した
後、第1研削砥石ユニットを上昇させる。また、この間
に収納カセット11a内より新たな基板が第1ダブルア
−ム搬送ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持され、第
1洗浄機構6の仮置台61上に基板を搬送し、センタリ
ング機構64で中央合わせし、ついで基板のチャックさ
れる面に純水を吹き付けながらブラシスクラブ洗浄す
る。
【0025】第1インデックステ−ブル5および第2
インデックステ−ブル5を180度時計廻り方向に回転
させる。第2洗浄機構7の研削基板を第2ダブルア−ム
搬送ロボット10のダ−ティなア−ムで把持し、第2イ
ンデックステ−ブル5上のチャック機構51上に未研削
面(B面)が上向くように移送する。一方、第2インデ
ックステ−ブル5上のチャック機構52上の基板はモ−
タM2により回転せられ、ついで第2研削砥石ユニット
のカップホイ−ル型砥石を回転させつつ、昇降機構48
を下降させて砥石を基板に当接させ両者を摺合させて基
板の片面(B面)を研削した後、第2研削砥石ユニット
を上昇させる。一方、第1インデックステ−ブル手前側
のチャック機構52上の研削基板は第1ダブルア−ム搬
送ロボット9のダ−ティなア−ムで把持され、第2洗浄
機構の仮置台71上に移送され、チャックされる面を第
2ブラシスクラブ洗浄される。ついで手前側にきた第1
インデックステ−ブルのチャック機構52はその吸着板
をチャック洗浄機構53により洗浄され、第1洗浄され
た基板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9のクリ−ンな
ア−ムで把持し、第1インデックステ−ブル5の手前側
のチャック機構52上に載せられる。その間、第1イン
デックステ−ブルのチャック機構51上の基板はモ−タ
2により回転せられ、ついで第1研削砥石ユニットの
カップホイ−ル型砥石を回転させつつ、昇降機構48を
下降させて砥石を基板に当接させ両者を摺合させて基板
の片面(A面)を研削した後、第1研削砥石ユニットを
上昇させる。また、この間に収納カセット11a内より
新たな基板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9のクリ−
ンなア−ムで把持され、第1洗浄機構6の仮置台61上
に基板を搬送し、センタリング機構64で中央合わせ
し、ついで基板のチャックされる面に純水を吹き付けな
がらブラシスクラブ洗浄する。
【0026】第1インデックステ−ブル5および第2
インデックステ−ブル5を180度時計逆廻り方向に回
転させる。第2インデックステ−ブル5上のチャック機
構52上の研削基板は、第2ダブルア−ム搬送ロボット
10のダ−ティなア−ムで把持され、第3洗浄機構8の
仮置台81に移送され、両面(A面、B面)をブラシス
クラブ洗浄され、ついでスピン乾燥後、第2ダブルア−
ム搬送ロボット10のクリ−ンなア−ムで把持され、第
3洗浄機構8からアンロ−デヂィングカセット12bに
搬送・収納される。ついで、第2インデックステ−ブル
5上のチャック機構52はチャック洗浄機構53により
洗浄され、第2洗浄機構7の研削基板を第2ダブルア−
ム搬送ロボット10のダ−ティなア−ムで把持し、第2
インデックステ−ブル5上のチャック機構52上に未研
削面(B面)が上向くように移送する。
【0027】一方、第2インデックステ−ブル5上のチ
ャック機構51上の基板はモ−タM 2により回転せら
れ、ついで第2研削砥石ユニットのカップホイ−ル型砥
石を回転させつつ、昇降機構48を下降させて砥石を基
板に当接させ両者を摺合させて基板の片面(B面)を研
削した後、第2研削砥石ユニットを上昇させる。その
間、第1インデックステ−ブル手前側のチャック機構5
1上の研削基板は第1ダブルア−ム搬送ロボット9のダ
−ティなア−ムで把持され、第2洗浄機構の仮置台71
上に移送され、チャックされる面を第2ブラシスクラブ
洗浄される。ついで、手前側にきた第1インデックステ
−ブルのチャック機構51はその吸着板をチャック洗浄
機構53により洗浄され、第1洗浄された基板が第1ダ
ブルア−ム搬送ロボット9のクリ−ンなア−ムで把持
し、第1インデックステ−ブル5の手前側のチャック機
構51上に載せられる。その間、第1インデックステ−
ブルのチャック機構52上の基板はモ−タM2により回
転せられ、ついで第1研削砥石ユニットのカップホイ−
ル型砥石を回転させつつ、昇降機構48を下降させて砥
石を基板に当接させ両者を摺合させて基板の片面(A
面)を研削した後、第1研削砥石ユニットを上昇させ
る。また、この間に収納カセット11a内より新たな基
板が第1ダブルア−ム搬送ロボット9のクリ−ンなア−
ムで把持され、第1洗浄機構6の仮置台61上に基板を
搬送し、センタリング機構64で中央合わせし、ついで
基板のチャックされる面に純水を吹き付けながらブラシ
スクラブ洗浄する。
【0028】以降、上記の工程を連続して繰返し、基
板の表裏面が片面づつ研削された基板を連続生産する。
【0029】上記態様において、インデックステ−ブル
5,5は、時計廻り方向に180度、ついで時計逆廻り
方向に180度と交互に回転する方向を変えたが、イン
デックステ−ブル5,5を時計廻り方向に180度、1
80度と同一方向に回転するようにしてもよい。
【0030】また、本発明の研削装置は、研削砥石ユニ
ットを2基、および3基の洗浄機構を備えることから以
下のケ−スの基板の研削加工、洗浄が可能となる。 B)第1砥石ユニットで基板の片面を研削後、第2砥石
ユニットで同一面を研削。 C)第1砥石ユニットまたは第2砥石ユニットで基板片
面を研削。 D)第1砥石ユニットで、先に基板片面(A面)を研削
後、同じ第1砥石ユニットで、基板の反対面(B面)を
研削し、第3洗浄機構で基板の両面を洗浄後、収納カセ
ット12bに基板を収納。 E)研削を行わず、基板の洗浄のみを行う。
【0031】
【発明の効果】本発明の基板の研削装置は、研削砥石ユ
ニットを2基、および3基の洗浄機構を備えることから
スル−プット時間が短縮される。また、研削中、基板は
バキュ−ムチャック機構により強固に保持されているの
でブレがなく、平坦な研削基板(300mm径シリコン
ウエハでTTV1.0μm以下、面粗度Rmax0.1
1.0μm以下)が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の研削装置の平面図である。
【図2】 図1に示す研削装置の研削砥石ユニットとチ
ャック機構の関係を示す正面図である。
【符号の説明】
1 研削装置 2 基台 3 コラム 4 研削砥石ユニット 5,5 インデックステ−ブル 51,52 チャック機構 53,53 チャック機構洗浄機器 54,54 2点式インプロセスゲ−ジ 6 第1洗浄機構 7 第2洗浄機構 8 第3洗浄機構 9 第1ダブルア−ム搬送ロボット 10 第2ダブルア−ム搬送ロボット 11a,11b 収納カセット 12a,12b 収納カセット
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B24B 55/06 B24B 55/06 Fターム(参考) 3C043 BA03 BA09 BA17 CC04 CC11 DD06 3C047 FF08 FF19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に一対の研削砥石ユニットを備える
    コラムを基台上の後列中央部に配置し、該一対の研削砥
    石ユニットに相対向してそれぞれ2基のチャック機構を
    備える第1インデックステ−ブルと第2インデックステ
    −ブルを前記コラムの左右に配置し、 基台上の中列には前記コラム手前の中央部に基板の第2
    洗浄機構を配置し、かつ、中列左側より第1インデック
    ステ−ブル手前に第1基板洗浄機構、第1ダブルア−ム
    搬送ロボットを配置および中列右側より第2インデック
    ステ−ブル手前に第3基板洗浄機構、第2ダブルア−ム
    搬送ロボットを配置し、 基台上の前列には、第1ダブルア−ム搬送ロボットおよ
    び第2ダブルア−ム搬送ロボットの手前にそれぞれ1対
    の基板収納カセットを設置したことを特徴とする、基板
    の研削装置。
  2. 【請求項2】 2基のチャック機構を備える第1インデ
    ックステ−ブルと第2インデックステ−ブルは、更にそ
    れぞれ手前側にチャック機構洗浄機器を、後側に基板の
    厚みを測定する2点式インプロセスゲ−ジを備えること
    を特徴とする、請求項1に記載の基板の研削装置。
  3. 【請求項3】 第1基板洗浄機構と第2基板洗浄機構
    は、基板の吸着面をブラシスクラブ洗浄する機構であ
    り、第3基板洗浄機構は、基板の両面を洗浄するスピナ
    式洗浄機構であることを特徴とする、請求項1に記載の
    基板の研削装置。
JP2000274236A 2000-09-11 2000-09-11 基板の研削装置 Pending JP2002083794A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000274236A JP2002083794A (ja) 2000-09-11 2000-09-11 基板の研削装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000274236A JP2002083794A (ja) 2000-09-11 2000-09-11 基板の研削装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002083794A true JP2002083794A (ja) 2002-03-22

Family

ID=18760024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000274236A Pending JP2002083794A (ja) 2000-09-11 2000-09-11 基板の研削装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002083794A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102328251A (zh) * 2011-09-29 2012-01-25 黑旋风锯业股份有限公司 智能化卧轴圆台平面磨床
JP2015199158A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 株式会社ディスコ 研削装置
CN111922876A (zh) * 2020-05-29 2020-11-13 西安航天精密机电研究所 基于四轴机器人的封接体极针精确打磨系统及方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102328251A (zh) * 2011-09-29 2012-01-25 黑旋风锯业股份有限公司 智能化卧轴圆台平面磨床
JP2015199158A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 株式会社ディスコ 研削装置
CN111922876A (zh) * 2020-05-29 2020-11-13 西安航天精密机电研究所 基于四轴机器人的封接体极针精确打磨系统及方法
CN111922876B (zh) * 2020-05-29 2022-01-07 西安航天精密机电研究所 基于四轴机器人的封接体极针精确打磨系统及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4838614B2 (ja) 半導体基板の平坦化装置および平坦化方法
EP1068047B1 (en) Apparatus and method for film thickness measurement integrated into a wafer load/unload unit
EP0953409A2 (en) Wafer surface machining apparatus
JP2002208572A (ja) 研磨装置
JP2009194134A (ja) 研磨方法及び研磨装置
JP2010023119A (ja) 半導体基板の平坦化装置および平坦化方法
US6595220B2 (en) Apparatus for conveying a workpiece
JP4660494B2 (ja) 研磨カートリッジ
JPWO2019013042A1 (ja) 基板処理システム、基板処理方法及びコンピュータ記憶媒体
TW201403696A (zh) 在清潔模組中調整襯墊
JP2009038267A (ja) 基板の裏面研削装置および裏面研削方法
JP2006319249A (ja) 研磨装置、この研磨装置を用いた半導体デバイス製造方法及びこの製造方法により製造された半導体デバイス
JP5037974B2 (ja) 研磨加工ステージにおける半導体基板の監視機器および監視方法
JP2009285738A (ja) 半導体基板の平坦化装置および平坦化方法
JPH10166259A (ja) サファイア基板研削研磨方法および装置
JP2011124249A (ja) 半導体基板の平坦化加工装置および平坦化加工方法
JPWO2019102868A1 (ja) 基板搬送装置、基板処理システム、基板処理方法及びコンピュータ記憶媒体
JP2002083794A (ja) 基板の研削装置
JP6074154B2 (ja) 加工装置
JP2006272546A (ja) 研磨装置及び研磨方法
JP2000216124A (ja) 研削装置およびウエハの研削方法
JP2011155095A (ja) 半導体基板の平坦化加工装置およびそれに用いる仮置台定盤
JP4477974B2 (ja) 研磨装置
JP2002307286A (ja) 研削装置
JP2002036080A (ja) 基板エッジ研磨装置