JP2009038267A - 基板の裏面研削装置および裏面研削方法 - Google Patents

基板の裏面研削装置および裏面研削方法 Download PDF

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弘孝 小此木
Katsuhiro Tsuji
克浩 辻
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Abstract

【課題】半導体基板の裏面エッジ部の面取り加工と、裏面の平面研削加工をフットプリントを増加させることなく1台の装置で可能にする裏面研削装置を提供する。
【解決手段】回転軸が同一円周上に在る3基の基板ホルダーテーブル30a,30b,30cを等間隔に搭載したインデックス型回転テーブル2のテーブル30bの上方に研削砥石90aを軸承するスピンドルを昇降可能に設けて粗研削ステージを構成し、回転テーブル2をθ度回転させてテーブル30aに載置された半導体基板の外周縁部のと研削砥石の外周縁部とが一部重なり合うエッジ研削ステージS2e位置にテーブル30aを移動させ、研削砥石により半導体基板の裏面面取り加工を行う。さらに、回転テーブル2を(120−θ)度回転させて半導体基板の中心と前記研削砥石90aの外周面が一致するステージ位置S2bgにテーブル30aを移動させ、その位置で半導体基板の裏面を平面研削加工する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の基板ホルダーテーブルの回転軸を同一円周上に、かつ、等間隔に1台のインデックス型回転テーブルに搭載し、この基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板やSOIウエハの裏面を研削砥石でエッジ研削し、ついでインデックス型回転テーブルを回転させた後、エッジ研削された基板裏面を前記研削砥石で裏面研削して平坦化する方法およびそれを実施するのに用いる基板の裏面研削装置に関する。本発明の基板の裏面研削装置は、基板のエッジ研削加工と平坦化研削加工を同一の研削砥石で行うことができるので、フットプリント(装置設置面積)が小さい利点を有する。
半導体基板の径が300mm、450mmと拡径するとともに、厚みが20〜80μmと極薄の半導体基板が望まれている。配線プリント面が保護テープで被覆されている半導体基板のシリコン基板面を研削砥石で研削加工し、ついで、研削加工シリコン面を研磨加工または/およびエッチング加工して基板の厚みを20〜80μmと薄肉化および鏡面化する平坦化装置として、1台のインデックス型回転テーブルに複数の基板ホルダーテーブルの回転軸を同一円周上に、かつ、等間隔に搭載し、それぞれの基板ホルダーテーブルの上方に粗研削砥石を備える回転スピンドル、仕上研削砥石を備える回転スピンドル、および研磨工具を備える回転スピンドルを配置し、基板収納カセット内に保管されている基板を位置合わせ用の仮置台へ搬送する多関節型搬送ロボット、基板ホルダーテーブル上の基板を次ぎの加工ステージへと搬送する搬送パッドを備えた搬送器具および基板洗浄機器を備える平坦化装置を用い、前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の裏面を粗研削砥石で研削し、ついでインデックス型回転テーブルを回転させた後、粗研削された基板裏面を仕上研削砥石で裏面研削し、更にインデックス型回転テーブルを回転させた後に仕上研削された基板面を研磨加工して基板裏面を平坦化する方法が実施されている。
例えば、図6に示す基板裏面研削・研磨平坦化装置510のように、4基の基板ホルダーテーブル532,568,538,540の回転軸を同一円周上に、かつ、等間隔に1台のインデックス型回転テーブル534に搭載し、インデックス型回転テーブル上での各基板ホルダーテーブル位置によりそれぞれをローディング/アンローディングステージ、第1粗研削ステージ、第2仕上研削ステージおよび研磨ステージと区画した基板平坦化装置510を用い、各基板ホルダーテーブルに対してインデックス型回転テーブルの90度の回転に伴うそれぞれの前記ステージで多関節型搬送ロボット530による半導体基板のローディング/アンローディング、粗研削平砥石546による基板裏面の粗研削加工、仕上研削平砥石554による基板裏面の仕上研削加工を順次、連続して実施することは知られている(例えば、特許文献1および特許文献2の図5参照。)。
また、基板収納ステージを室外に、多関節型搬送ロボット、位置合わせ用仮置台、研削加工ステージ、移動型搬送パッド、研磨加工ステージ、および洗浄ステージを室内に備える平坦化装置において、該平坦化装置の正面側から背面側に向かって、室外の右側に基板収納ステージを設け、室内においては、室内の前列目に前記基板収納ステージ近傍位置に多関節型搬送ロボットを、その多関節型搬送ロボットの後列の右側に、位置合わせ用仮置台および後列中央側に移動型搬送パッドを設置し、それらの最後列に時計廻り方向に基板ローディング/アンローディングステージ、粗研削ステージ、および仕上研削ステージの3つのステ−ジを構成する基板ホルダーテーブルを第1インデックス型回転テーブルの回転軸を同一円周上に等間隔に配置した基板の裏面研削装置を設け、前記基板ローディング/アンローディングステージを構成する基板ホルダーテーブル上面を洗浄する回転式チャッククリーナおよび研削加工された基板面を洗浄する回転式洗浄ブラシ一対を備える洗浄機器を基板ホルダーテーブル上面に対し垂直方向および平行方向に移動可能に設け、前記粗研削ステージを構成する基板ホルダーテーブル上方に粗研削カップホイール型ダイヤモンド砥石を備えるスピンドルを基板ホルダーテーブル上面に対し昇降可能に設け、前記仕上研削ステージを構成する基板ホルダーテーブル上方に、仕上研削カップホイール型ダイヤモンド砥石を備えるスピンドルを基板ホルダーテーブル上面に対し昇降可能に設け、前記クリーナおよび回転式洗浄ブラシを備える洗浄機器とで基板ローディング/アンローディングステージを構成し、基板ホルダーテーブルと粗研削カップホイール型ダイヤモンド砥石で粗研削ステージを構成し、基板ホルダーテーブルと仕上研削カップホイール型ダイヤモンド砥石で仕上研削ステージを構成させ、前記多関節型搬送ロボットの左側に、基板ローディング/アンローディング/仕上研磨ステージを構成する基板ホルダーテーブルと、粗研磨ステージを構成する基板ホルダーテーブルを別の1台の第2インデックス型回転テーブルに同一円周上に配置した研磨加工ステ−ジを設け、前記仕上研磨ステ−ジを構成する基板ホルダーテーブル上方に、洗浄液供給機構および研磨パッドを回転可能に軸承するスピンドルを基板ホルダーテーブル上面に対し昇降可能および平行に揺動可能に設け、この基板ホルダーテーブルと研磨パッドと洗浄液供給機構と前記移動型搬送パッドと多関節型搬送ロボットまたは別の搬送パッドまたは多関節型搬送ロボットとで基板ローディング/アンローディングテーブル上方に、研磨剤スラリー液供給機構および研磨パッドを回転可能に軸承するスピンドルを基板ホルダーテーブル上面に対し昇降可能および平行に揺動可能に設け、この基板ホルダーテーブルと研磨パッドと研磨剤スラリー液供給機構とで基板粗研磨ステージを構成した半導体基板の平坦化装置も知られている(例えば、特許文献2の図1および図2参照。)。
さらに、図7に示すように、2基の基板ホルダーテーブル30a,30bの回転軸を同一円周上に、かつ、等間隔に1台のインデックス型回転テーブル2に搭載し、一方の基板ホルダーテーブルを基板ローディング/アンローディングステージSとし、他方の基板ホルダーテーブルを研削ステージSとし、この基板ホルダーテーブル上方に研削砥石軸を配置した基板研削装置も知られている。
半導体基板の厚みが20〜50μmと極薄が要求され、かかる厚みが希望される半導体基板のある種の素性の半導体基板を裏面研削加工するにおいて半導体基板裏面研削加工に起因して半導体基板エッヂ(縁)部分に脆い加工変質層が発生し、裏面研削加工中に半導体基板のエッジ部が破損、あるいは、後工程の研磨加工中、もしくは半導体基板搬送中に半導体基板のエッジ部が破損する現象が半導体基板の生産において2〜10%のロス率と多く見受けられることが半導体素子製造メーカーから指摘されている。
ある種の平坦化装置においては、その研削ステージや研磨ステージの構造および配置により80〜200μm厚みの半導体基板を得る平坦化加工においてもエッジ部破損が見受けられ十数%割合のロスとなるため、粗研削加工と同時に半導体基板のエッジ加工を実施する平坦化装置が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
この粗研削加工と半導体基板のエッジ加工を同時に行う方法では、エッジ処理砥石と粗研削砥石をそれぞれ軸承するスピンドル2つが必要とされ、粗研削加工中に半導体基板の裏面に2つの回転砥石振動が伝達され、厚み分布の良好な半導体基板が得られない。
よって、半導体基板の裏面粗研削工程前に半導体基板エッジ部をエッジ研削砥石により面取りするエッジ研削工程を加えた平坦化装置が提案された(特許文献4および特許文献5参照)。
特開2000−254857号公報 米国特許第7238087号明細書 特開平11−33887号公報 特開2001−252853号公報 特開2007−165802号公報
前記特許文献4および特許文献5に記載される基板平坦化装置においては、粗研削加工ステージの他にエッジ研削加工ステージが必要とされ、平坦化装置のフットプリントが増加する。
本発明は、1台のインデックス型回転テーブルに複数の基板ホルダーテーブルをその回転軸が同一円周上に在り、かつ、等間隔に搭載する基板の平坦化装置において、裏面研削砥石をエッジ研削砥石して兼用可能な半導体基板の裏面研削装置の提供を目的とする。
また、本発明は、前記裏面研削装置を用い、半導体基板のエッジ部の面取り(エッジ研削)加工と、裏面研削加工を行う方法を提供するものである。
請求項1の発明は、次の工程を経て半導体基板の裏面研削加工を行う方法を提供するものである。
(1)複数の基板ホルダーテーブルをその回転軸が同一円周上に在り、かつ、等間隔に1台のインデックス型回転テーブルに搭載された内の一つの基板ホルダーテーブル上に半導体基板裏面を上向きに載置する。
(2)前記インデックス型回転テーブルを回転させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の外周縁部の垂直面と研削砥石の外周縁部の垂直面とが0.5〜3mm幅重なり合う位置に基板ホルダーテーブル位置を移動させる。
(3)この基板ホルダーテーブルの回転と前記研削砥石を軸承するスピンドルを回転させつつ下降させて前記半導体基板の外周縁部で摺擦させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の裏面外周縁部を面取りするエッジ研削加工をする。
(4)エッジ研削加工後、前記研削砥石を軸承するスピンドルを上昇させる。
(5)インデックス型回転テーブルを回転させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の中心点を経過する垂直面と前記研削砥石の外周を含む垂直面が一致する位置に基板ホルダーテーブル位置を移動させる。
(6)前記基板ホルダーテーブルの回転と前記研削砥石を軸承するスピンドルを回転させつつ下降させて前記半導体基板の中心点部を通る位置で摺擦させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の裏面を平面研削加工する。
(7)平面研削加工後、前記研削砥石を軸承するスピンドルを上昇させる。
請求項2の発明は、n基(n=3〜4の整数)の基板ホルダーテーブルをその回転軸が同一円周上に在り、かつ、等間隔に搭載した1台のインデックス型回転テーブル、基板ホルダーテーブルの1つの上方に粗研削砥石を軸承するスピンドルを昇降可能に設けた粗研削機構、基板ホルダーテーブルの1つの上方に仕上研削砥石を軸承するスピンドルを昇降可能に設けた仕上研削機構を設け、前記基板ホルダーテーブルの1つを基板ローディング/アンローディングステージを構成し、前記基板ホルダーテーブルの1つと前記粗研削機構とでエッジ研削ステージと粗研削ステージを構成し、前記基板ホルダーテーブルの1つと前記仕上研削機構とで仕上研削ステージを構成し、および、
次の工程を経由して半導体基板の裏面研削加工を行う加工プログラムを搭載する数値制御装置、を備える基板裏面研削装置を提供するものである。
(1)n基の基板ホルダーテーブルをその回転軸が同一円周上に在り、かつ、等間隔に搭載した1台のインデックス型回転テーブルに搭載された内の一つの基板ホルダーテーブル上に半導体基板裏面を上向きに載置する。
(2)前記インデックス型回転テーブルを回転させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の外周縁部の垂直面と研削砥石の外周縁部の垂直面とが0.5〜3mm幅重なり合うエッジ研削ステージ位置に基板ホルダーテーブルを移動させる。
(3)この基板ホルダーテーブルの回転軸の回転と前記研削砥石を軸承するスピンドルを回転させつつ下降させて前記半導体基板の外周縁部で摺擦させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の裏面外周縁部を面取りするエッジ研削加工をする。
(4)エッジ研削加工後、前記研削砥石を軸承するスピンドルを上昇させる。
(5)インデックス型回転テーブルの回転軸を回転させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の中心点を経過する垂直面と前記研削砥石の外周を含む垂直面が一致する粗研削ステージ位置に基板ホルダーテーブルを移動させる。
(6)前記基板ホルダーテーブルの回転軸の回転と前記研削砥石を軸承するスピンドルを回転させつつ下降させて前記半導体基板の中心点部を通る位置で前記研削砥石と半導体基板とを摺擦させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の裏面を平面研削加工する。
(7)平面研削加工後、前記研削砥石を軸承するスピンドルを上昇させる。
本発明の基板の裏面研削方法は、インデックス型回転テーブルの回転軸の回転角度に応じて、1基の基板ホルダーテーブルと1つの研削機構とでエッジ研削ステージおよび平面研削ステージを構成できるので、エッジ研削加工を行う研削砥石を用いて裏面研削加工を行うことが可能であり、既販の複数の基板ホルダーテーブルを1台のインデックス型回転テーブルに搭載された裏面研削装置の数値制御装置に搭載される加工プログラムの改訂により実施可能であり、改造装置のフットプリントを増大させることはない。
以下、図を用いて本発明をさらに詳細に説明する。
図1は裏面研削装置を研磨装置にインライン化した平坦化装置の平面図、図2は裏面研削装置の一部を切り欠いた正面図、図3は厚み測定装置のセンサヘッド保持具の断面図、図4はNC裏面研削装置の平面図で、エッジ研削ステージおよび平面研削ステージにおけるインデックス型回転テーブル上で基板ホルダーテーブルに載置された半導体基板と研削砥石の相関位置を説明する図、図5は研削砥石軸の半導体基板裏面のエッジ研削加工および裏面研削加工の状態を示すステップ図、図6は4基の基板ホルダーテーブルを備える平坦化装置の斜視図、および、図7は2基の基板ホルダーテーブルを備える研削装置の平面図である。
図1に示す半導体基板の平坦化装置10において、この平坦化装置10は基板収納ステージ13,13を室仕切壁12の外側に備え、室仕切壁12の内側にはベース11上に多関節型搬送ロボット14、位置合わせ用仮置台15、研削加工ステージ20、移動型搬送パッド16、研磨加工ステージ70、および洗浄機器38を室内に備える。基板収納ステージ13の収納カセット内には基板25枚が収納可能となっている。
各ステージは、この平坦化装置10の正面側から背面側に向かって、室外の右側に基板収納ステージ13,13を設け、室内の前列目に前記基板収納ステージ近傍位置に吸着アーム14aを備える多関節型搬送ロボット14を、その多関節型搬送ロボットの後列の右側に、位置合わせ用仮置台15および後列中央側に移動型搬送パッド16を設置し、それらの最後列に、時計廻り方向に基板ローディング/アンローディングステージS1、粗研削ステージS、および、仕上研削ステージSの3つのステ−ジを構成する部材の基板ホルダ−30a,30b,30cを第1インデックス型回転テーブル2に同心円上に配置した研削加工ステージ20を設けている。そして、前記多関節型搬送ロボット14の左側に、基板ローディング/アンローディング/仕上研磨ステージpsを構成する基板ホルダーテーブル70aと、粗研磨ステージps(70)を構成する基板ホルダーテーブル70bを第2インデックス型回転テーブル71に同心円上に配置した研磨加工ステージ70を設けている。
前記第1インデックス型回転テーブル2に設けられた基板ローディング/アンローディングステージS1を構成する基板ホルダーテーブル30a上方には、基板ホルダーテーブル30a上面を洗浄する回転式チャッククリーナおよび研削加工された基板面を洗浄する回転式洗浄ブラシ一対を基板ホルダーテーブル上面に対し垂直方向および平行方向に移動可能に設けた洗浄機器38が設置されている。
前記粗研削ステージS2を構成する基板ホルダーテーブル30b上方に、粗研削カップホイール型ダイヤモンド砥石90aを備えるスピンドル90bを基板ホルダーテーブル30b上面に対し昇降可能に設け、前記仕上研削ステージSを構成する基板ホルダーテーブル30c上方に、仕上研削カップホイール型ダイヤモンド砥石91aを備えるスピンドル91bを基板ホルダーテーブル上面に対し昇降可能に設けている。各スピンドル90b,91bの支持板90c,91cはサーボモータ90d,91dの駆動により回転駆動するボールネジに螺合されている支持板90c,91cが案内ガイド90e,91eに沿って上下方向に移動可能となっている。図中、6は2点式インジケート基板厚み測定計、101は厚み測定器100のセンサヘッド保持具である。
前記基板ホルダーテーブル30aと多関節型搬送ロボット14と移動型搬送パッド16と回転式チャッククリーナおよび回転式洗浄ブラシを備える洗浄機器38とで基板ローディング/アンローディングステージS1を構成し、前記基板ホルダーテーブル30bと粗研削カップホイール型ダイヤモンド砥石90aとで粗研削ステージS2を構成し、前記基板ホルダーテーブル30cと仕上研削カップホイール型ダイヤモンド砥石91aとで仕上研削ステージS3を構成する。前記基板ローディング/アンローディングステージS1は、基板と基板ホルダーテーブル30aが洗浄されるので洗浄ステージとも言える。
粗研削カップホイール型ダイヤモンド砥石90aとしては、砥番(JIS一般砥粒粒度)800〜1,800のレジンボンドダイヤモンド砥石が、仕上研削カップホイール型ダイヤモンド砥石としては、砥番2,000〜8,000のメタルボンドダイヤモンド砥石またはビトリファイドボンドダイヤモンド砥石が好ましい。これらカップホイール型ダイヤモンド砥石90a,91aには、特開2004−167617号公報の図1に開示されるように研削液給水ガイドが設けられている。仕上研削ステージS3には、特開2003−218079号公報の図2に示すように基板ホルダーテーブル外に設けた研削液供給ノズルより仕上研削カップホイール型ダイヤモンド砥石91aと半導体基板のシリコン基板面が当接する研削加工点に研削液を供給するようにしてもよい。
図1および図4に示されるように、裏面研削装置20の基板ホルダーテーブル30a,30b,30cの各々は、その回転軸52の軸心が第1インデックス型回転テーブル2に同一円周上に120度の等間隔で搭載されている。この裏面研削装置20の粗研削ステージS2は、第1インデックス型回転テーブル2の回転が停止された基板ホルダーテーブル30bの位置により、仮想線で示される基板エッジ研削ステージS2eと実線で示される粗研削ステージにS2bgに2分される。
図4に示されるように、裏面研削装置20の基板ローディング/アンローディングステージS1位置の基板ホルダーテーブル30aの位置から基板粗研削ステージS2bgの基板ホルダーテーブル30b位置への回転角度は120度である。基板ローディング/アンローディングステージS1位置の基板ホルダーテーブル30aの位置から基板エッジ研削ステージS2eの基板ホルダーテーブル30b位置への回転角度θは、半導体基板の直径、粗研削砥石の外周径、半導体基板の外周縁部と研削砥石の外周縁部が重なり合う幅、および、インデックス方回転テーブル2に取り付けられる基板ホルダーテーブルの数(n)により異なる。例えば、図4の基板ホルダーテーブルの数が3基の場合で、半導体基板径が300mm、ダイヤモンドホイール型カップ砥石90aの外周径が325mmの場合、回転角度θは約95〜96度である。
冒頭で図6に示した4基の基板ホルダーテーブルを有する裏面研削・研磨平坦化装置510においては、基板ローディング/アンローディングステージ位置の基板ホルダーテーブルの位置から基板粗研削ステージの基板ホルダーテーブル位置への回転角度は90度であり、基板ローディング/アンローディングステージ位置の基板ホルダーテーブル532の位置から基板エッジ研削ステージの基板ホルダーテーブル位置への回転角度θは、約80度である。図7に示す2基の基板ホルダーテーブルを有する研削装置10においては、基板ローディング/アンローディングステージS位置の基板ホルダーテーブル30aの位置から基板研削ステージS2bgの基板ホルダーテーブル30b位置への回転角度は180度であり、基板ローディング/アンローディングステージS位置の基板ホルダーテーブル30aの位置から仮想線で示される基板エッジ研削ステージS2eの基板ホルダーテーブル位置への回転角度θは、約125度である。
3基の基板ホルダーテーブル30a,30b,30cを搭載するインデックス型回転テーブル2の回転スピンドル57の回転は、NC主制御装置のメモリー部に搭載された加工プログラムに従ってロータリーアクチュエータMが回転軸57をθ度、(120−θ)度、θ度、続いて(120−θ)度または時計針逆方向に(240−θ)度回転させることにより続行される。
裏面研削装置の各研削ステージを図2および図4に示す。基板ホルダーテーブル(真空チャック)30は、ワークwの径と略同一径のポーラスセラミック製円板状載置台30を、上部に大小2段の環状空所を有する非通気性材料製支持台5にポ−ラスセラミック製円板状載置台の上面と非通気性材料製支持台上面が面一となるよう載せ、この非通気性材料製支持台を上面凹状支持枠51と軸受51aを介して中空スピンドル(回転軸)52に回転自在に軸承させる。基板ホルダーテーブル30,30は、モ−タM3で120度づつ回転されるスピンドル57に軸承されている。基板ホルダーテーブル30a上に基板が載置されると、吸引孔に通じるパイプ59を真空ポンプ(図示されていない)で吸引し、基板を基板ホルダーテーブル30上に固定する。各基板ホルダーテーブル30,30はモ−タM,Mで水平方向に回転される。前記スピンドル軸57が回転されると、インデックス型回転テーブル2がモータMにより角度θ(約95度)回転され、基板エッジ研削ステージS2eで基板エッジ部を基板厚みが所望厚み(20〜50μm)となるまで粗研削カップホイール型ダイヤモンド砥石90aでエッジ研削加工し、ついで(120−θ)度回転させてそれぞれの各々の基板ホルダーテーブル30a,30b,30cを次のステージ位置S,S,Sへと移動させ、各ステージにある基板ホルダーテーブル位置で基板のローディング/アンローディング、粗研削加工、仕上研削加工を行う。粗研削加工および仕上研削加工時のエアースピンドル42回転数は、1,000〜3,000min−1であり、基板ホルダーテーブルのスピンドル57回転数は、10〜300min−1である。
図2に戻って、粗研削カップホイール型ダイヤモンド砥石90aおよび仕上研削カップホイール型ダイヤモンド砥石91aは、それぞれエアースピンドル42で軸承され、エアースピンドル42はビルトインモ−タ43で回転される。44はスピンドルケーシング、45は軸受、46はX軸(左右)方向の傾斜調整ボルト、46’はY軸(前後)方向の傾斜調整ボルト、Mはモ−タで傾斜ボルト46を締めたり、緩めたりする。47はケ−シング44を昇降機構48に据え付ける取り付け部、49は昇降機構を垂直方向に昇降可能とする凹状溝を有するレ−ルである。取り付け部47下部には半球状凹部47aが設けられ、昇降機構48の下部には前記半球状凹部47aに嵌合する半球状凸部48aが設けられ、半球状凹部47aと半球状凸部48a間には0.05〜0.1mmの隙間が形成されている。
傾斜調整ボルト46,46’をモ−タM、M3の駆動力で締めたり緩めたりすることにより昇降機構48の下部の半球状凸部48aを中心に取り付け部下部の半球状凹部47a前に設けた前記隙間を利用してスピンドル42が傾斜する。48bはボールネジ、48cは螺合体でACサーボモータM2の駆動で昇降機構を上下させることによりスピンドル42に軸承された研削カップホイール型ダイヤモンド砥石91aが上下に昇降する。
前記ポーラスセラミック製基板ホルダーテーブル30下部の空所を吸引するバキューム手段は、真空ポンプと、これに連結する配管59と切換バルブ59aとロータリージョイントと、このロータリージョイントに連結する中空スピンドル52内に配される管より構成される。切換バルブには純水供給管が連結されている。
また、中空スピンドル52内には、上面凹状支持枠の凹部に通じる管が配置され、ロータリージョイント、それに連結する管を経由して冷却用の純水を供給するポンプに接続されている。凹状支持枠凹部に供給された純水は非通気性材料製支持台の底部を冷却する。
前記バキューム手段を稼動させることによりポーラスセラミック製基板ホルダーテーブル30上に載置された半導体基板wはシリコン基板面を上方に向けてポーラスセラミック製基板ホルダーテーブル30上に減圧固定される。バキューム手段の真空を止めた後、切換バルブ60aを純水供給側へ切り換えると加圧純水がポーラスセラミック製ホルダーテーブル30を洗浄する。
半導体基板の肉厚は、粗研削ステージでは2点式インプロセスゲージ6で接触測定し、仕上研削ステージでは非接触型光学式厚み測定器100を用いる。前記厚み測定器100のセンサヘッド保持具101は、仕上研削ステージS3側のベース3上より起立させたアーム110に投光器から投光されるレーザ光が下方向、好ましくは垂直(90度)に向くよう固定される。
図4に示すように数値制御装置(NC主制御装置)は、加工プログラムメモリーに搭載された加工プログラムに従って砥石軸42、基板ホルダーテーブルのスピンドル52およびインデックス型回転テーブル2の回転軸57を回転させたり、半導体基板厚み演算検出部で演算された基板厚みとしきい値メモリに記憶されているトリガー値とをしきい値管理部が比較し、前記載スピンドルの回転を停止したり、インデックス型テーブル2や砥石軸の回転駆動機構や昇降機構、インデックス型回転テーブル2の回転軸57をθ度回転する信号を出力する出力部などを備える。
図1に戻って、研磨加工ステージ70は前記多関節型搬送ロボット14の左側に設けられる。研磨加工ステージ70は、基板ローディング/アンローディング/仕上研磨ステージ(ps)を構成する基板ホルダーテーブル70aと、粗研磨ステージ(ps)を構成する基板ホルダーテーブル70bを第2インデックス型回転テーブル71に同心円上に対称に配置する。前記仕上研磨ステージを構成する基板ホルダーテ−ブル70a上方に、洗浄液供給機構72および仕上研磨パッド73を回転可能に軸承するスピンドル74を基板ホルダーテーブル70a上面に対し昇降可能および直線揺動可能に揺動アーム77に設ける。
この基板ホルダーテーブル70aと仕上研磨パッド73と洗浄液供給機構72と前記移動型搬送パッド16とで基板ロ−ディング/アンロ−ディング/仕上研磨ステージ(ps)を構成する。基板ローディング/アンローディング/仕上研磨ステージpsおよび粗研磨ステージps2は、図示されていない次ぎのテープマウンタ加工ステージへの搬送位置に近い方に基板ローディング/アンローディング/仕上研磨ステージpsを設ける。よって、図1の平坦化装置においては、基板ローディング/アンローディング/仕上研磨ステージpsは研削ステージ20に近い方に設けられている。基板ローディング/アンローディング/仕上研磨ステージpsは基板を洗浄する洗浄ステ−ジとも言える。
前記粗研磨ステージps2を構成する基板ホルダーテーブル70b上方に、研磨剤スラリー液供給機構72’および粗研磨パッド73’を回転可能に軸承するスピンドル74を基板ホルダーテーブル70b上面に対し昇降可能および平行に振子揺動または直線揺動可能に設け、この基板ホルダーテーブル70bと粗研磨パッド73’と研磨剤スラリー液供給機構72’とで基板粗研磨ステージps2を構成する。基板ローディング/アンローディング/仕上研磨ステージpsの粗研磨パッド73’の揺動軌跡上にはパッドコンディショナ75が設けられ、粗研磨パッド73’の下面をドレッシング砥石75aで削り、毛羽立たせるとともに、洗浄水75bが粗研磨パッド面に供給され、洗浄する。図示されていないが、必要により仕上研磨パッド73の揺動軌跡上に別のパッドコンディショナ75を設置してもよい。
研磨剤スラリー液としては、コロイダルシリカ、酸化セリウム、アルミナ、ベーマイト、二酸化マンガンなどの砥粒を純水に分散したスラリー液が用いられる。必要によりスラリー液には界面活性剤、キレート剤、pH調整剤、酸化剤、防腐剤が配合される。研磨剤スラリー液は50〜1,500cc/分の割合で研磨布面に供給される。
洗浄液としては、純水、蒸留水、深層海水、脱イオン交換水、界面活性剤含有純水等が使用される。
図1に示される基板平坦化装置において、粗研磨パッド73’および仕上研磨パッド73は回動軸76に支持されたアーム77の前方に回転自在に固定される。回動軸76の回転により図2において仮想線で示される研磨パッド位置(待機位置)まで後退できる。研磨ヘッド70a,70bの回転数は、10〜150rpm(min−1)、基板ホルダーテーブル70a,70bの回転数は10〜150rpm、研磨パッドが基板に当てられる圧力は0.05〜0.3kg/cm、好ましくは100〜200g/cmである。
図1に開示される研磨加工ステージ70の研磨パッド73,73’は、モータM2により回動されるボールネジ78に螺合されている螺合体79がリニアーガイド80に沿って前後方向へ移動することにより研磨パッドを軸承する中空スピンドル74が基板ホルダーテーブル70a,70b上を直線揺動することにより仮想線で示される研磨パッド位置(待機位置)まで後退される。ホルダーテーブルのスピンドル95およびインデックス型回転テーブル71のスピンドル7は、ベース20の刳り貫き穴109部分に起立して設置される。中空スピンドル74の回転は、モータMの回転駆動をプーリー81が受け、ベルト82を介してプーリー83に伝え中空スピンドル74を回転させることにより行われる。中空スピンドル74の昇降はエアシリンダー84により行われる。この中空スピンドル74の中央には液供給管85が設けられ、ロータリージョイント86に接続され、更に洗浄液供給機構72あるいは研磨剤スラリー液供給機構72’に接続している。この中空スピンドル74内側と液供給管85外側で形成される空間87には前記ロータリージョイント86を経由して加圧空気供給管88が接続されている。
研磨ステージ70の第2インデックス型回転テーブル71の構造は、基板ホルダーテーブル70a,70bが2基である点を除けば研削ステージ20の第1インデックス型回転テーブル2の構造に類似する。即ち、図5において、基板ホルダーテーブル(真空チャック)70a,70bは、ワークwの径と略同一径を有する穿孔(孔径は0.3〜1mm)したセラミック製円板状載置台70a,70bを、非通気性材料製支持台92に穿孔セラミック製円板状載置台70a,70bの上面と非通気性材料製支持台92上面が面一となるよう載せ、この非通気性材料製支持台92を中空スピンドル95に上面凹状支持枠94を介して回転自在に軸承させるとともに前記穿孔セラミック製円板状載置台下面にある前記非通気性材料製支持台の環状空所96を減圧するバキューム手段97を備える。基板ホルダーテーブル70a,70bは、スピンドル7に軸承され、スピンドルはモータMの駆動を受けて回転可能となっている。基板ホルダーテーブル(穿孔セラミック製円板状載置台)70a,70bは、研削ステージで用いたものと同種のポーラスセラミック製円板であってもよい。
バキューム手段を稼動させることにより穿孔セラミック製円板状載置台70a,70b上に載せられた半導体基板wは基板面を上方に向けて穿孔セラミック製円板状載置台70a,70bに減圧固定される。バキューム手段の真空を止めた後、切換バルブを純水供給側へ切り換えると加圧純水が穿孔セラミック製円板状載置台70a,70bを洗浄する(所謂バックフラッシュ)。
研磨ステージ70の基板ローディング/アンローディング/仕上研磨ステージpsと粗研磨ステージps2は、第2インデックス型回転テーブル71上に設けられた仕切堤108の存在により飛散した研磨剤スラリー液や洗浄液が相手方ステージに飛散しない。
図3に示す厚み測定器100は、レーザ光投光器と受光器を備えるセンサヘッド102の外周を囲む外套103によりセンサヘッド102外壁と外套103内壁間に純水を供給できる断面円環状の流体通路104を設けたセンサヘッド保持具101とコントロールユニット110とデータ解析手段120を備える厚み測定器である。流体通路104の円環状隙間幅は、1〜5mmである。前記流体通路104には、図示されていない水槽内の純水をポンプで汲み上げ、管を介して供給する
このセンサヘッド保持具101は、図1に示すように、インデックス型回転テーブル2に設けた裏面研削装置20の仕上研削ステージSに位置する基板ホルダー30cの上方に設置される。センサヘッド保持具101の下面とシリコン基板面との距離は10〜150mmが好ましい。基板ホルダーテーブルの回転数は10〜300min−1、研削砥石の回転数は1,000〜3,000min−1、シリコン基板面への純水供給量は100〜2,000cc/分である。
厚み測定器100は、レーザ光の反射率を利用する厚み測定器のセンサヘッド102とコントロールユニット110とデータ解析手段120を備える厚み測定器を市場より入手し、このセンサヘッド102の外壁と外套103内壁間に純水を供給できる断面円環状の流体通路104を設けたセンサヘッド保持具101と改造して用いる。
かかる市販のレーザ光の反射率を利用する厚み測定器としては、近赤外光(波長1.3μm)を計測ステージ上のシリコン基板の片面に照射し、その反射光を受光器により検知し、シリコン基板の厚みを算出するシリコン基板厚さ測定器として、プレサイズゲージ株式会社よりLTM1001の商品名で、ホトジェニック株式会社より厚み測定装置C8125の商品名で、米国FRONTIER SEMICONDUCTOR社からFSM413-300の商品名で入手できる。また、650nm〜1,700nm波長の近赤外光を利用する反射率分光法を用いる非接触光学式厚み測定器として、米国FILMETRICS,INC.社から非接触光学式厚み測定器F20−XTの商品名で、大塚電子株式会社よりインライン膜厚測定器MCPD5000の商品名で入手できる。半導体基板のプリント配線基板面の厚みを測定する分光の波長は、白色光(420〜720nm波長)が用いられ、シリコン基板の厚みを測定する分光の波長は、650nmまたは1.3μm波長が用いられる。
シリコン基板面へ供給される純水としては、蒸留水、深層海水、脱イオン交換水、界面活性剤含有純水等が使用される。
図1および図4に示す裏面研削装置を用い、半導体基板裏面のエッジ研削加工、粗研削加工、および、仕上研削加工等の薄肉化研削加工を行う作業は、次ぎの工程を経て行われる。
1)基板収納ステージ13の収納カセット内に保管されている半導体基板wを多関節型搬送ロボット14の吸着パッド14aに吸着し、位置合わせ用仮置台15上に搬送し、そこで半導体基板のセンタリング位置調整を行う。
2)位置合わせされた基板上面を前記多関節型搬送ロボットの吸着パッド14aに吸着させ、ついで、第1インデックス型回転テーブル2に設けられた基板ロ−ディング/アンローディングステ−ジSを構成する基板ホルダーテーブル30a上に移送し、半導体基板裏面を上向きにして載置し、基板ホルダーテーブル30a底面を減圧して固定する。
3)第1インデックス型回転テーブル2を時計廻り方向にθ角度(約95度)回転させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の外周縁部の垂直面とダイヤモンドカップホイール型粗研削砥石90aの外周縁部の垂直面とが0.5〜3mm幅重なり合うエッジ研削ステージS2e位置に基板ホルダーテーブル30aを移動させる。
4)この基板ホルダーテーブルの回転軸52の10〜300min−1の回転と前記粗研削砥石90aを軸承するスピンドル42を1,000〜3,000min−1回転させつつ下降させて前記半導体基板の外周縁部で1〜3秒間摺擦させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の裏面外周縁部を面取り(エッジ研削加工)する。
5)エッジ研削加工後、前記ダイヤモンドカップホイール型粗研削砥石90aを軸承するスピンドル42を上昇させる。
6)インデックス型回転テーブル2の回転軸57を(120−θ)である約25度回転させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の中心点を経過する垂直面と前記ダイヤモンドカップホイール型租粗研削砥石90aの外周を含む垂直面が一致する粗研削ステージS2bg位置に基板ホルダーテーブルを移動させる。言い換えれば、基板ローディング/アンローディングステージS1位置の基板ホルダーテーブル30a位置から120度回転軸が回転され、真空チャックされている半導体基板は粗研削ステージS2の基板ホルダーテーブル30b位置へと移送される。
7)前記基板ホルダーテーブルの回転軸52の10〜300min−1の回転と前記ダイヤモンドカップホイール型粗研削砥石90aを軸承するスピンドル42を1,000〜3,000min−1回転させつつ下降させて前記粗研削ステージS2に移動してきた半導体基板の中心点部で前記研削砥石90aと半導体基板裏面とを摺擦させて半導体基板裏面を裏面研削する。粗研削加工は、15〜25秒なされ、粗研削加工された半導体基板の厚みは、約22〜52μmにまで減ぜられる。この粗研削加工が成されている間に、多関節型搬送ロボット14を用い前記第1と第2の工程が行われ、新たな半導体基板wが基板ローディング/アンローディングステージS1上に搬送される。
8)裏面粗研削加工後、前記ダイヤモンドカップホイール型粗研削砥石90aを軸承するスピンドル42を上昇させる。
9)第1インデックス型回転テーブル2を時計廻り方向にθ度(約95度)回転させてローディング/アンローディングステージS1位置の前記基板ホルダーテーブル30b上に載置された半導体基板の外周縁部の垂直面とダイヤモンドカップホイール型粗研削砥石90aの外周縁部の垂直面とが0.5〜3mm幅重なり合うエッジ研削ステージS2e位置に基板ホルダーテーブル30aを移動させる。前記粗研削加工された半導体基板を載置する基板ホルダーテーブル30aも第1インデックス型回転テーブル2がθ度回転した位置へと移送される。
10)この基板ホルダーテーブル30bの回転軸52の10〜300rpmの回転数と前記粗研削砥石90aを軸承するスピンドル42を1,000〜3,000rpm回転させつつ下降させて前記半導体基板の外周縁部で1〜3秒間摺擦させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の裏面外周縁部を面取り(エッジ研削加工)する。
11)エッジ研削加工後、前記ダイヤモンドカップホイール型粗研削砥石90aを軸承するスピンドル42を上昇させる。
12)インデックス型回転テーブル2の回転軸57を(120-θ)である約25度回転させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の中心点を経過する垂直面と前記ダイヤモンドカップホイール型租粗研削砥石90aの外周を含む垂直面が一致する粗研削ステージS2bg位置に基板ホルダーテーブル30bを移送させる。前記粗研削加工された半導体基板を載置する基板ホルダーテーブル30aは仕上げ研削ステージS位置の基板ホルダーテーブル位置へと移送される。
13)前記基板ホルダーテーブル30bの回転軸52の10〜300min−1の回転と前記ダイヤモンドカップホイール型粗研削砥石90aを軸承するスピンドル42を1,000〜3,000min−1回転させつつ下降させて前記粗研削ステージS2bgに移動してきた半導体基板の中心点部で前記研削砥石90aと半導体基板裏面とを摺擦させて半導体基板裏面を裏面研削する。粗研削加工は、20〜30秒なされ、粗研削加工された半導体基板の厚みは、約25〜55μmにまで減ぜられる。この粗研削加工が成されている間に、多関節型搬送ロボット14を用い前記第1と第2の工程が行われ、新たな半導体基板wが基板ローディング/アンローディングステージS1位置の基板ホルダーテーブル30c上に搬送される。および、仕上研削ステージSでは、前記基板ホルダーテーブル30aの回転軸52の10〜300min−1の回転と前記ダイヤモンドカップホイール型仕上研削砥石91aを軸承するスピンドル42を1,000〜3,000min−1回転させつつ下降させて前記仕上研削ステージSに移動してきた半導体基板の中心点部で前記仕上研削砥石91aと半導体基板裏面とを摺擦させて半導体基板裏面を裏面研削する。仕上研削加工は、約2〜15秒なされ、仕上研削加工された半導体基板の厚みは約5〜10μm減ぜられ、非接触型光学式厚み測定器100により希望厚みの約20〜50μmの半導体基板と測定される。
14)裏面粗研削加工、仕上研削加工後、前記ダイヤモンドカップホイール型粗研削砥石90aを軸承するスピンドル42を上昇、および、前記ダイヤモンドカップホイール型仕上研削砥石91aを軸承するスピンドル42を上昇させる。
15)第1インデックス型回転テーブル2を時計廻り方向に120度または時計逆周り方向に240度回転させて前記仕上研削加工された半導体基板を載置する基板ホルダーテーブル30aを基板ローディング/アンローディングステージS1位置へ、前記粗研削加工された半導体基板を載置する基板ホルダーテーブル30bを仕上研削ステージ位置へ、および、新しく半導体基板が載置された基板ホルダーテーブル30cを粗研削ステージ位置へ移送する。
16)基板ローディング/アンローディングステージS1位置に在る基板ホルダーテーブル30aの底面の減圧を止め、半導体基板裏面を洗浄した後、吸着パッド16で半導体基板裏面を吸着し、続けて基板ホルダーテーブル底面より加圧空気または加圧水を吹き上げて半導体基板の基板ホルダーテーブルからの距脱を容易としたのちに移動型搬送パッド16の吸着パッド16a面に研削・洗浄された基板上面を吸着し、ついで、仮想線で示される位置まで回転移動もしくは直線移動後、再び移動して第2インデックス型回転テ−ブル71に設けられた基板ローディング/アンローディング/仕上研磨ステージpsに位置する基板ホルダーテーブル70a上へと基板は移送される。半導体基板が取り去られた基板ホルダーテーブル30aの表面は、チャック洗浄機器53により洗浄されたのち、新たな半導体基板が多関節型搬送ロボットの吸着パッド14aにより基板ホルダーテーブル30a上に載置される。
18)インデックス型回転テーブル2の回転軸57を−30度回転させて前記基板ホルダーテーブル30c上に載置された半導体基板の中心点を経過する垂直面と前記ダイヤモンドカップホイール型租粗研削砥石90aの外周を含む垂直面が一致する粗研削ステージS2bg位置に基板ホルダーテーブル30cを移送させる。
以下、前記10)工程から18)工程を繰り返し、半導体基板wの基板ホルダーテーブル30a,30b,30c上へのローディング、エッジ研削加工、裏面粗研削加工、裏面仕上研削加工、および、アンローディングの作業を連続して行う。
一方、裏面研削装置20にインライン化した研磨装置70では、裏面研削装置20が前記ローディング、エッジ研削加工、裏面粗研削加工、裏面仕上研削加工、および、アンローディングの作業を行っている間に研削傷の除去研磨、研磨面の洗浄を以下の工程で行う。
1)第2インデックス型回転テ−ブル71に設けられた基板ローディング/アンローディング/仕上研磨ステージpsに位置する基板ホルダーテーブル70a上へ前記裏面エッジ研削加工・粗研削加工・仕上研削加工・洗浄処理された半導体基板は裏面を上向きにして載置される。
2)第2インデックス型回転テーブル71は時計回り方向または時計回り方向に180度回転され、研削・洗浄された基板は第2インデックス型回転テーブルに設けられた粗研磨ステージps位置へと移動される。
3)第2インデックス型回転テーブル71に設けられた粗研磨ステージpsに位置する基板ホルダーテーブル70b上に保持された基板上方で回転する粗研磨パッド73’が下降され、基板面を摺擦する。同時平行して第2インデックス型回転テ−ブル71に設けられた基板ローディング/アンローディング/仕上研磨ステージpsに位置する基板ホルダーテーブル70a上へ新しく前記裏面エッジ研削加工・粗研削加工・仕上研削加工・洗浄処理された半導体基板が裏面を上向きにして載置される。
4)粗研磨パッド73’を粗研磨加工された半導体基板面より後退させる。
5)第2インデックス型回転テーブル71は時計回り方向または時計回り方向に180度回転され、粗研磨加工された基板は第2インデックス型回転テーブル71の基板ローディング/アンローディング/仕上研磨ステージps位置へと移動される。
6)第2インデックス型回転テーブル71の基板ローディング/アンローディング/仕上研磨ステージpsでは、基板ホルダーテーブル70a上に保持された粗研磨加工基板上面に回転する仕上研磨パッド73が下降され、基板面を摺擦する。この基板と仕上研磨パッド摺擦の際、研磨砥粒を含有しない洗浄液72、例えば純水が洗浄液供給機構から仕上研磨パッド73の研磨布またはウレタン発泡製シートパッドを経由して基板上面に供給されるとともに仕上研磨パッド73は揺動される。仕上研磨された基板は、仕上研磨パッド73を上昇させ、基板ホルダーテーブルを回転させることにより仕上研磨面が乾燥するので、基板ホルダーテーブルを回転させながらCCDセンサにより仕上研磨加工された半導体基板外周縁のチッピング(破損)の有無をモニタリング(観察)するとともに、基板厚み測定レーザ変位センサ120bを揺動させて仕上研磨加工された半導体基板の径方向の厚み分布を測定する。これと同時平行して第2インデックス型回転テ−ブル71に設けられた基板粗研磨ステージpsに位置する基板ホルダーテーブル70a上の裏面エッジ研削加工・粗研削加工・仕上研削加工・洗浄処理された半導体基板の裏面の粗研磨加工が実施される。
7)仕上研磨パッド73および粗研磨パッド73’をそれぞれ研磨加工された半導体基板面より後退させる。
8)仕上研磨加工された半導体基板wを、図示されていない吸着パッドをアームに備える基板搬送器具または多関節型搬送ロボットを用いて図示されていない次ぎのマウンタ加工ステージへと搬送する。
9)仕上研磨加工された半導体基板が次工程のステージへと移送されたことにより第2インデックス型回転テーブル71の基板ローディング/アンローディング/仕上研磨ステージps位置の基板ホルダーテーブル70aが空くと、第1インデックス型回転テーブル2の基板ローディング/アンローディングステージS位置にある基板ホルダーテーブル30a上の研削・洗浄された基板を移動型吸着パッド16で吸着し、ついで、第2インデックス型回転テーブル71に設けられた基板ローディング/アンローディング/仕上研磨ステージpsに位置する基板ホルダーテーブル70a上へと移送する。
10)第2インデックス型回転テーブル71を時計回り方向または時計回り方向に180度回転し、研削・洗浄された半導体基板は第2インデックス型回転テーブルに設けられた粗研磨ステージps位置へと移動され、粗研磨された半導体基板は第2インデックス型回転テーブルに設けられた基板ローディング/アンローディング/仕上研磨ステージps位置へと移動される。
11)仕上研磨パッド73および粗研磨パッド73’をそれぞれのステージ位置ps,psにある研磨加工された半導体基板裏面へ移動させ、それぞれの半導体基板裏面の仕上研磨・洗浄加工および粗研磨加工を行う。
12)以後、前述の7)工程から11)工程を繰り返し、半導体基板の裏面を研磨・洗浄し、半導体基板の裏面の研削傷をなくす研磨作業を連続的に行う。
基板の平坦化装置10は、上述した3基の基板ホルダーテーブルを有する裏面研削装置に限定されるものではなく、冒頭で図6に示した4基の基板ホルダーテーブルを有する裏面研削・研磨装置510であってもよく、その場合においては、基板ローディング/アンローディングステージ位置の基板ホルダーテーブルの位置から基板粗研削ステージの基板ホルダーテーブル位置への回転角度は90度であり、基板ローディング/アンローディングステージ位置の基板ホルダーテーブルの位置から基板エッジ研削ステージの基板ホルダーテーブル位置への回転角度θは約80度である。また、基板の平坦化装置10は、図7に示した2基の基板ホルダーテーブルを有する研削装置10であってもよく、その研削装置10においては、基板ローディング/アンローディングステージS位置の基板ホルダーテーブルの位置から基板研削ステージS2bgの基板ホルダーテーブル位置への回転角度は180度であり、基板ローディング/アンローディングステージ位置の基板ホルダーテーブルの位置から基板エッジ研削ステージS2eの基板ホルダーテーブル位置への回転角度θは約125度である。
本発明の裏面研削方法は、インデックス型回転テーブルの回転軸の回転角度θに応じて、1基の基板ホルダーテーブルと1つの研削砥石軸を用いてエッジ研削ステージと平面研削ステージとを構成できるので、エッジ研削加工を行う研削砥石を用いて裏面研削加工を行うことが可能であり、既存の裏面研削のフットプリントを増大させることなく、数値制御装置の加工プログラムメモリーに搭載する加工プログラムの変更により実施可能である。
基板平坦化装置の平面図である。 裏面研削装置の一部を切り欠いた正面図である。 厚み測定装置のセンサヘッド保持具の断面図である。 NC裏面研削装置の平面図である。 研削砥石軸の半導体基板裏面のエッジ研削加工および裏面研削加工の状態を示すステップ図である。 基板平坦化装置の斜視図である。(公知) 基板研削装置の平面図である。
符号の説明
2 インデックス型回転テーブル
10 基板平坦化装置
20 基板の裏面研削装置(ステージ)
w 半導体基板
ローディング/アンローディングステージ
粗研削ステージ
2e エッジ研削ステージ
2bg粗研削ステージ
仕上研削ステージ
30 基板ホルダーテーブル
30a 基板ホルダーテーブル
30b 基板ホルダーテーブル
30c 基板ホルダーテーブル
57 インデックス型回転テーブルの回転軸
70 研磨装置
90a 粗研削砥石
91a 仕上研削砥石

Claims (2)

  1. 次の工程を経て半導体基板の裏面研削加工を行う方法。
    (1)複数の基板ホルダーテーブルをその回転軸が同一円周上に在り、かつ、等間隔に1台のインデックス型回転テーブルに搭載された内の一つの基板ホルダーテーブル上に半導体基板裏面を上向きに載置する。
    (2)前記インデックス型回転テーブルを回転させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の外周縁部の垂直面と研削砥石の外周縁部の垂直面とが0.5〜3mm幅重なり合う位置に基板ホルダーテーブル位置を移動させる。
    (3)この基板ホルダーテーブルの回転と前記研削砥石を軸承するスピンドルを回転させつつ下降させて前記半導体基板の外周縁部で摺擦させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の裏面外周縁部を面取りするエッジ研削加工をする。
    (4)エッジ研削加工後、前記研削砥石を軸承するスピンドルを上昇させる。
    (5)インデックス型回転テーブルを回転させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の中心点を経過する垂直面と前記研削砥石の外周を含む垂直面が一致する位置に基板ホルダーテーブル位置を移動させる。
    (6)前記基板ホルダーテーブルの回転と前記研削砥石を軸承するスピンドルを回転させつつ下降させて前記半導体基板の中心点部を通る位置で摺擦させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の裏面を平面研削加工する。
    (7)平面研削加工後、前記研削砥石を軸承するスピンドルを上昇させる。
  2. n基(n=3〜4の整数)の基板ホルダーテーブルをその回転軸が同一円周上に在り、かつ、等間隔に搭載した1台のインデックス型回転テーブル、基板ホルダーテーブルの1つの上方に粗研削砥石を軸承するスピンドルを昇降可能に設けた粗研削機構、基板ホルダーテーブルの1つの上方に仕上研削砥石を軸承するスピンドルを昇降可能に設けた仕上研削機構を設け、前記基板ホルダーテーブルの1つを基板ローディング/アンローディングステージを構成し、前記基板ホルダーテーブルの1つと前記粗研削機構とでエッジ研削ステージと粗研削ステージを構成し、前記基板ホルダーテーブルの1つと前記仕上研削機構とで仕上研削ステージを構成し、および、
    次の工程を経由して半導体基板の裏面研削加工を行う加工プログラムを搭載する数値制御装置、を備える基板裏面研削装置を提供するものである。
    (1)n基の基板ホルダーテーブルをその回転軸が同一円周上に在り、かつ、等間隔に搭載した1台のインデックス型回転テーブルに搭載された内の一つの基板ホルダーテーブル上に半導体基板裏面を上向きに載置する。
    (2)前記インデックス型回転テーブルを回転させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の外周縁部の垂直面と研削砥石の外周縁部の垂直面とが0.5〜3mm幅重なり合うエッジ研削ステージ位置に基板ホルダーテーブルを移動させる。
    (3)この基板ホルダーテーブルの回転軸の回転と前記研削砥石を軸承するスピンドルを回転させつつ下降させて前記半導体基板の外周縁部で摺擦させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の裏面外周縁部を面取りするエッジ研削加工をする。
    (4)エッジ研削加工後、前記研削砥石を軸承するスピンドルを上昇させる。
    (5)インデックス型回転テーブルの回転軸を回転させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の中心点を経過する垂直面と前記研削砥石の外周を含む垂直面が一致する粗研削ステージ位置に基板ホルダーテーブルを移動させる。
    (6)前記基板ホルダーテーブルの回転軸の回転と前記研削砥石を軸承するスピンドルを回転させつつ下降させて前記半導体基板の中心点部を通る位置で前記研削砥石と半導体基板とを摺擦させて前記基板ホルダーテーブル上に載置された半導体基板の裏面を平面研削加工する。
    (7)平面研削加工後、前記研削砥石を軸承するスピンドルを上昇させる。
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