JP2010069549A - 研削方法および研削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】研削する際に生じる弾性的な変動の影響を受けることなく、高い精度で目標仕上げ厚さにワークを研削する。
【解決手段】ワークの厚さを厚さ測定手段で測定しながら、該厚さ測定手段による測定データが、該ワークの目標仕上げ厚さになるように設定された目標厚さになるまで研削手段でワークを研削し、次いで、該研削工程が終了後、研削手段を研削後のワークから退避させた状態で、厚さ測定手段により該ワークの現実厚さを測定し、現実厚さと目標仕上げ厚さとを比較して、目標厚さを補正する。この後、補正した目標厚さにしたがってワークを研削する。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体ウェーハ等の薄板状のワークを研削して所定厚さに加工する研削方法および研削装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、円板状の半導体ウェーハ(以下、ウェーハ)の表面に格子状の分割予定ラインによって多数の矩形領域を区画し、これら矩形領域の表面にICやLSI等の電子回路を形成した後、全ての分割予定ラインを切断する、すなわちダイシングして、1枚のウェーハから多数の半導体チップを得ている。このようにして得られた半導体チップは、樹脂封止によりパッケージングされて、携帯電話やPC(パーソナル・コンピュータ)等の各種電気・電子機器に広く用いられている。
このような製造工程において、ウェーハは、多数の半導体チップにダイシングされるに先立ち、電子回路が形成された表面とは反対側の裏面が研削され、所定の厚さに薄化されている。ウェーハの薄化は、機器のさらなる小型化や軽量化の他、熱放散性を向上させることなどを目的としてなされており、例えば、当初厚さの700μm前後から、50〜100μm程度の厚さまで薄化することが行われる。
ウェーハの裏面研削は、通常、チャックテーブルに保持したウェーハの裏面に研削砥石を回転させながら押し当てるといった構成の研削加工装置が用いられ、研削中にはウェーハの厚さを接触式等の厚さ測定手段で測定し、測定値が所望値に到達したら研削砥石をウェーハから離間させるといった手法で行われる(特許文献1参照)。
特開2000−6018号公報
しかして、厚さ測定手段で測定される厚さが所望値に到達したウェーハであっても、実際の厚さが所望値と異なり、仕上がり厚さに誤差が生じる場合があった。研削後の厚さ誤差は、主に、回転する研削砥石をウェーハに押し付けて荷重をかけながら研削する際に生じる弾性的な変動に起因するものであることが推測された。
すなわち、ウェーハを裏面研削する際には、研削する裏面を露出させることからウェーハの表面側をチャックテーブルに合わせるが、表面を直接チャックテーブルに接触させると表面に形成した電子回路が損傷しやすいため、その表面には保護テープを貼着して保護している。そして、厚さ測定手段による測定値は、この保護テープとウェーハの合計厚さであり、この測定値から、予め判っている保護テープの厚さを引いた値が、研削中におけるウェーハの厚さとされる。
ところが、ウェーハの研削中、保護テープが上記荷重を受けることにより弾性変形して薄くなる場合があり、こうなると厚さ測定手段の測定値が所望厚さに到達しても、実際のウェーハの厚さは所望値よりも厚いということになる。また、ウェーハ自体が研削砥石の荷重を受けることにより僅かに押し潰され、研削が終了して荷重が解除されると、スプリングバック現象が生じてウェーハの厚さが元に戻るといったことも起こり、この場合にもウェーハの厚さが実際の厚さよりも厚いまま研削が終了してしまう。
図9は、表面に保護テープ5を貼着したウェーハ1を、保護テープ5側を下にしてチャックテーブル110上に保持し、ウェーハ1の裏面(図で上面)に研削砥石120を押し付けて研削した後、研削砥石120をウェーハ1から離した際にウェーハ1と保護テープ5がスプリングバックする状態を模式的に示している。従来は、図9の左側の研削状態で厚さを測定しており、しかしながら実際の厚さは右側のように研削状態の時よりも厚いわけである。
また、保護テープやウェーハ等の材料の弾性変形以外にも、研削砥石の荷重を受けることによるチャックテーブルの僅かな沈み込みや、逆に、研削砥石側がチャックテーブル側から反発力を受けて上方に僅かに浮き上がるなどの挙動が生じることにより、厚さ測定手段によるウェーハ測定値に誤差が生じる場合もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、上記のような弾性的な変動の影響を受けることなく、高い精度で目標の仕上げ厚さにワークを研削することができる研削方法および研削装置を提供することを目的としている。
本発明の研削方法は、ワークを保持する保持面を有する保持手段と、該保持手段に保持されたワークを研削する研削手段と、保持手段に保持されたワークの厚さを検出する厚さ測定手段とを備える研削装置によって、ワークを研削して厚さを減じる研削方法であって、ワークを保持手段の保持面に保持するワーク保持工程と、保持面に保持されたワークの厚さを厚さ測定手段で測定しながら、該厚さ測定手段による測定データが、該ワークの目標仕上げ厚さになるように設定された目標厚さになるまで研削手段で該ワークを研削する研削工程と、該研削工程が終了後、研削手段を研削後のワークから退避させた状態で、厚さ測定手段により該ワークの現実厚さを測定する現実厚さ測定工程と、現実厚さと目標仕上げ厚さとを比較して、目標厚さを補正する補正工程とを少なくとも含むことを特徴としている。
本発明の研削方法によれば、ワークの目標仕上げ厚さに応じた目標厚さが設定され、研削手段は、厚さ測定手段の測定データがその目標厚さに到達するまでワークを研削する(研削工程)。続いて、研削手段をワークから退避させワークの厚さを測定する(現実厚さ測定工程)。この現実厚さ測定工程では研削手段をワークから退避させているため、測定値は、研削手段からの荷重で生じる弾性的な変動の影響を受けない実際のワークの真の厚さ、すなわち現実厚さである。次に、現実厚さと目標仕上げ厚さとを比較し、その差である補正値を求め、その補正値を、設定する目標厚さに反映させて該目標厚さを補正する。ここまでが補正値を得て目標厚さを補正するデータ取りのためのいわば予備研削であり、この後、改めて補正後の目標厚さ通りにワークを研削することにより、ワークは目標仕上げ厚さに研削される。したがって研削手段からの荷重で生じる弾性的な変動の影響を受けることなく、高い精度で目標仕上げ厚さにワークを研削することができる。
次に、本発明の研削装置は、上記研削方法を好適に実施し得るものであって、ワークを保持する保持面を有する保持手段と、該保持手段に保持されたワークを研削する研削手段と、該研削手段を保持面に直交する方向に研削送りしてワークの厚さを減じる研削送り手段と、保持手段に保持されたワークの厚さを検出する厚さ測定手段と、該厚さ測定手段で測定された測定データが供給されるとともに、該測定データに基づいて研削手段および研削送り手段を制御する制御手段とを備える研削装置において、制御手段は、ワークが目標仕上げ厚さになるように設定された目標厚さデータを格納する第1データ格納部と、ワークに対する研削終了後に、該ワークから研削手段が退避した状態で厚さ測定手段が測定した該ワークの現実厚さデータを格納する第2データ格納部と、現実厚さデータと目標仕上げ厚さとを比較して補正値を演算する演算部とを備え、補正値を目標厚さデータに反映させた補正後の目標厚さデータに基づいて送り手段を制御することを特徴としている。
本発明の研削装置は、上記研削手段が、粗研削用の粗加工部と、仕上げ研削用の仕上げ加工部とを有し、上記保持手段が、粗加工部と仕上げ加工部とに順次送られるようになされ、上記厚さ測定手段が、粗加工部に位置付けられた保持手段に保持されたワークの厚さを測定する第1厚さ測定部と、仕上げ加工部に位置付けられた保持手段に保持されたワークの厚さを測定する第2厚さ測定部とを有し、上記第2データ格納部には、第2厚さ測定部で測定された現実厚さデータを格納する形態を含む。
本発明によれば、測定された研削後のワークの現実厚さは、研削手段を退避させた状態で測定するため、研削手段からの荷重で生じる弾性的な変動の影響を受けておらず真の厚さであり、この現実厚さと目標仕上げ厚さとを比較して目標厚さを設定し、改めて研削をするため、上記弾性的な変動の影響を受けることなく、高い精度で目標の仕上げ厚さにワークを研削することができるといった効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
[1]半導体ウェーハ
はじめに、図1に示す半導体ウェーハを説明する。この半導体ウェーハ1(以下、ウェーハ1)は一実施形態におけるワークであって、シリコン等の単結晶材料でできたものであり、研削前の厚さは例えば700μm程度である。このウェーハ1の表面には格子状の分割予定ライン2によって複数の矩形状のチップ3が区画されている。これらチップ3の表面には、ICやLSI等の図示せぬ電子回路が形成されている。また、ウェーハ1の周面の所定箇所には、半導体の結晶方位を示すV字状の切欠き(ノッチ)4が形成されている。
ウェーハ1は、図2に示すウェーハ研削装置10によって裏面が研削されて、例えば50〜100μm程度の厚さに薄化される。ウェーハ研削装置10に供されるウェーハ1の表面全面には、上記電子回路の保護のために保護テープ5が貼着される。保護テープ5は、例えば厚さ70〜200μm程度のポリオレフィン等の柔らかい樹脂製基材シートの片面に5〜20μm程度の粘着剤を塗布した構成のものが用いられ、粘着剤をウェーハ1の表面に合わせて貼着される。
[2]ウェーハ研削装置
図2に示すウェーハ研削装置10は、上記ウェーハ1を真空吸着式のチャックテーブル(保持手段)30に吸着して保持し、2台の研削ユニット(粗研削用と仕上げ研削用)40A,40Bによってウェーハ1の裏面に対し粗研削と仕上げ研削を順次行うものである。以下、このウェーハ研削装置10の構成ならびに基本的動作を説明する。
図2の符号11はウェーハ1に研削加工を施す加工ステージであり、この加工ステージ11のY方向手前側には、加工ステージ11に研削前のウェーハ1を供給し、かつ、研削後のウェーハ1を回収する供給/回収ステージ12が併設されている。
供給/回収ステージ12のY方向手前側の端部には、X方向に並ぶ2つのエレベータ13A,13Bが設置されている。これらエレベータ13A,13Bのうち、X方向手前側のエレベータ13Aには、裏面研削前のウェーハ1を備えた複数のウェーハ1を収納する供給カセット14Aがセットされる。また、X方向奥側のエレベータ13Bには、裏面研削後のウェーハ1を収納する回収カセット14Bがセットされる。これらカセット14A,14Bは同一構成であって、ウェーハ1を1枚ずつ積層状態で収納するトレーを備えている。
供給カセット14Aに収納されたウェーハ1は、エレベータ13Aの昇降によって所定の取り出し高さ位置に位置付けられる。そしてそのウェーハ1は、搬送ロボット15によって供給カセット14Aから取り出され、ウェーハ1の裏面を上に向けた状態で、供給/回収ステージ12に設けられた仮置きテーブル16上に一時的に載置される。仮置きテーブル16に載置されたウェーハ1は、一定の搬送開始位置に位置決めされる。
加工ステージ11上には、R方向に回転駆動されるターンテーブル17が設けられている。そしてこのターンテーブル17上の外周部には、複数(この場合、3つ)の円板状のチャックテーブル30が、周方向に等間隔をおいて配設されている。図4に示すように、チャックテーブル30は枠体31の上面31aに多孔質材料でできた吸着部32が嵌合されたもので、枠体31の上面31aと吸着部32の上面(保持面)32aとは水平な同一平面に形成されている。チャックテーブル30が真空運転されると、吸着部32の上側の空気が吸引され、これによりウェーハ1は、吸着部32の上面32aに吸着、保持される。各チャックテーブル30はターンテーブル17に回転自在に支持されており、図示せぬ回転駆動機構によって一方向あるいは両方向に回転させられる。
仮置きテーブル16上で位置決めがなされたウェーハ1は、供給手段20によって仮置きテーブル16から取り上げられ、ウェーハ着脱位置に位置付けられた真空運転状態の1つのチャックテーブル30の上方まで搬送される。そしてウェーハ1は、そのチャックテーブル30上にウェーハ1の裏面を上に向けた状態で同心状に載置され、保持される。チャックテーブル30上に保持されたウェーハ1は、表面に貼着された保護テープ5がチャックテーブル30に接触するため、表面に形成された電子回路が保護される。
ウェーハ着脱位置はチャックテーブル30が最も供給/回収ステージ12に近接した位置であり、ターンテーブル17の回転によってチャックテーブル30はウェーハ着脱位置に位置付けられる。供給手段20は、供給/回収ステージ12の、ウェーハ着脱位置に近接した位置に設けられている。
供給手段20は、回転可能、かつ、上下動可能に設けられたZ方向に延びる回転軸21に、水平に延びるアーム22が固定され、このアーム22の先端に、真空吸着式の吸着パッド23が設けられたものである。この供給手段20によれば、回転軸21を回転させてアーム22を旋回させることにより吸着パッド23を仮置きテーブル16上のウェーハ1の上方に位置付けてから、回転軸21を下降させ、下方に向いた吸着パッド23の吸着面から空気を吸引する真空運転を行うことにより、ウェーハ1がその吸着面に吸着、保持される。仮置きテーブル16上のウェーハ1が吸着パッド23で保持されたら、回転軸21が上昇し、アーム22が旋回してウェーハ1が上記ウェーハ着脱位置まで搬送され、ここで回転軸21が下降し、真空運転が停止される。これによって、ウェーハ1は真空運転されているチャックテーブル30に載置される。
チャックテーブル30に保持されたウェーハ1は、ターンテーブル17がR方向へ所定角度回転することにより、粗研削用研削ユニット40Aの下方の一次加工位置(粗加工部)に送り込まれ、この位置で該研削ユニット40Aによりウェーハ1の裏面が粗研削される。次いでウェーハ1は、再度ターンテーブル17がR方向へ所定角度回転することにより、仕上げ研削用研削ユニット40Bの下方の二次加工位置(仕上げ加工部)に送り込まれ、この位置で該研削ユニット40Bによりウェーハ1の裏面が仕上げ研削される。
加工ステージ11のY方向奥側の端部には、X方向に並ぶ2つのコラム50A,50Bが立設されており、これらコラム50A,50Bの前面に、各研削ユニット40A,40Bが、それぞれZ方向(鉛直方向)に昇降自在に設置されている。各研削ユニット40A,40Bは、各コラム50A,50Bの前面に設けられたZ方向に延びるガイド51にスライダ52を介して摺動自在に装着されており、サーボモータ53によって駆動されるボールねじ式の送り機構(研削送り手段)54により、スライダ52を介してZ方向に昇降するようになっている。
各研削ユニット40A,40Bは同一構成であり、装着される砥石が粗研削用と仕上げ研削用と異なることで、区別される。研削ユニット40A,40Bは、軸方向がZ方向に延びる円筒状のスピンドルハウジング41を有しており、このスピンドルハウジング41内には、スピンドルモータ42によって回転駆動される図示せぬスピンドルシャフトが支持されている。そしてこのスピンドルシャフトの下端に、フランジ43を介して砥石ホイール44が取り付けられている。
砥石ホイール44の下面には、複数の砥石45が環状に配列されている。それら砥石45の下面で形成される研削加工面は、上記スピンドルシャフトの軸方向に直交する水平に設定される。したがってその研削加工面は、チャックテーブル30の上面と平行である。砥石45は、例えば、ガラス質のボンド材中にダイヤモンド砥粒を混合して成形し、焼結したものが用いられる。
粗研削用の研削ユニット40Aに取り付けられる砥石45は、例えば♯330〜♯400程度の比較的粗い砥粒を含むものが用いられる。また、仕上げ研削用の研削ユニット40Bに取り付けられる砥石45は、例えば♯3000〜♯8000程度の比較的細かい砥粒を含むものが用いられる。各研削ユニット40A,40Bには、被研削面の冷却や潤滑あるいは研削屑の排出のための研削水を供給する研削水供給機構(図示略)が設けられている。
砥石ホイール44は上記スピンドルシャフトとともに一体回転し、回転する砥石45の研削外径は、ウェーハ1の直径よりも大きく設定されている。また、ターンテーブル17が所定角度回転して定められるウェーハ1の加工位置は、砥石45の下面である刃先がウェーハ1の回転中心を通過し、チャックテーブル30が回転することによって自転するウェーハ1の裏面全面が研削され得る位置に設定される。
ウェーハ1の裏面は、粗研削および仕上げ研削の各加工位置において、各研削ユニット40A,40Bにより研削される。裏面研削は、チャックテーブル30が回転してウェーハ1を自転させ、送り機構54によって研削ユニット40A(40B)を下方に研削送りながら、回転する砥石ホイール44の砥石45を、ウェーハ1の露出している裏面に押し付けることによりなされる。
ウェーハ1は、粗研削から仕上げ研削を経て目標仕上げ厚さまで薄化される。なお、粗研削では、仕上げ研削後の厚さの例えば30〜40μm手前まで研削され、残りが仕上げ研削で研削される。ウェーハ1の厚さは、一次加工位置および二次加工位置の近傍にそれぞれ設けられた第1厚さ測定ゲージ(厚さ測定手段、第1厚さ測定部)60A、第2厚さ測定ゲージ(厚さ測定手段、第2厚さ測定部)60Bによって測定される。ウェーハ1の裏面研削は、それら厚さ測定ゲージ60A,60Bによってウェーハ1の厚さを測定しながら行われ、各厚さ測定ゲージ60A,60Bの測定値に基づいて上記送り機構54による研削送り量が、制御手段100により制御される。その制御方法は本発明に係るものであって、後述する。
粗研削から仕上げ研削を経てウェーハ1が目標仕上げまで薄化されたら、次のようにしてウェーハ1の回収に移る。まず、仕上げ研削ユニット40Bが上昇してウェーハ1から退避し、次いでターンテーブル17がR方向へ所定角度回転することにより、ウェーハ1は上記ウェーハ着脱位置に戻される。次いでチャックテーブル30の真空運転が停止し、この後、ウェーハ1は供給/回収ステージ12に設けられた回収手段70によってスピンナ式洗浄装置80に搬送される。
回収手段70は、上記供給手段20のX方向奥側に隣接して配設されている。この回収手段70は、供給手段20と同様の構成であって、上下動可能とされた回転軸71と、回転軸71に固定された水平なアーム72と、アーム72の先端に設けられた真空吸着式の吸着パッド73とを備えたもので、ウェーハ1は、吸着パッド73に吸着、保持され、アーム73が旋回することによりスピンナ式洗浄装置80に搬送される。
スピンナ式洗浄装置80では、真空吸着式のスピンナテーブル81に保持して回転させたウェーハ1に洗浄水を供給してウェーハ1を洗浄した後、スピンナテーブル81を回転させたまま洗浄水の供給を停止してウェーハ1を乾燥させるといった処理がなされる。
以上の工程が、供給カセット14A内のウェーハ1に対して連続的に繰り返し行われ、ウェーハ1の裏面が研削されて目標仕上げ厚さに薄化された複数のウェーハ1が回収カセット14B内に収納される。この後、薄化されたウェーハ1は回収カセット14Bごと次の工程に運搬され、最終的には分割予定ライン2が切断され、複数のチップ3にダイシングされる。
[3]ウェーハの厚さ測定手段と研削送りの制御手段
上記第1厚さ測定ゲージ60Aおよび第2厚さ測定ゲージ60Bは同一構成であって、図3および図4に示すように(これら図は第2厚さ測定ゲージ60Bを示している)、加工ステージ12に立設されるポスト63と、このポスト63の上端からチャックテーブル30の上方に向かって延びる2つのプローブ61,62とを備えるものである。2つのプローブ61,62は、それぞれ基準プローブ61、変動プローブ62であって、ポスト63に対して上下に揺動可能に装着されている。
図4に示すように、基準プローブ61は、先端がウェーハ1で覆われないチャックテーブルの枠体31の上面31aに接触させられる。一方、変動プローブ62は、先端がチャックテーブル20に保持されるウェーハ1の上面、すなわち被研削面に接触させられる。各厚さ測定ゲージ60A,60Bでは、基準プローブ61によりチャックテーブル30の高さ位置が検出され、変動プローブ62によりウェーハ1の上面の高さ位置が検出される。そして、両者の検出データの差に基づいて、ウェーハ1の厚さが算出される。この場合、ウェーハ1の表面には保護テープ5が貼着されているので、保護テープ5の厚さも考慮してウェーハ1の厚さが算出される。すなわち、「(変動プローブ62の検出データ−基準プローブ61の検出データ)−保護テープの厚さ」が、ウェーハ1の厚さとされる。
なお、第1厚さ測定ゲージ60Aと第2厚さ測定ゲージ60Bは同一構成と述べたが、一般に、仕上げ研削側の第2厚さ測定ゲージ60Bの方が粗研削側の第1厚さ測定ゲージ60Aよりも精密に測定できるものが用いられる。この場合には、第2厚さ測定ゲージ60Bでの測定値が、仕上げ研削後の現実厚さであって目標仕上げ厚さにほぼ等しい値とされる。
上記粗研削用研削ユニット40Aおよび仕上げ研削用研削ユニット40Bの各送り機構54は、上記制御手段100によって制御される。この制御手段100は、図5に示すように、第1データ格納部101と、第2データ格納部102とを有している。第1データ格納部101には、各研削ユニット40A,40Bの送り機構54にそれぞれ設定される目標厚さデータT1(粗研削用研削ユニット40A側ではT1a、仕上げ研削用研削ユニット40B側ではT1b)が入力されて格納される。この目標厚さデータT1とは、サーボモータ53を含む送り機構54でウェーハ1を目標仕上げ厚さT(粗研削用研削ユニット40A側ではTa、仕上げ研削用研削ユニット40B側ではTb)にするための制御要素であって、例えば砥石45の刃先とチャックテーブル30との間の距離や、サーボモータ53の駆動軸の回転数等に基づくデータである。
それぞれの送り機構54は、この目標厚さデータT1(T1a,T1b)にしたがって研削送りがなされ、ウェーハ1は、設定上においては目標厚さデータT1(T1a,T1b)に応じた目標仕上げ厚さT(Ta,Tb)に研削されることになる。また、第2データ格納部102には、粗研削用研削ユニット40Aで研削された後、仕上げ用研削ユニット40Bで研削される前の段階で、上記第2厚さ測定ゲージ60Bで測定されたウェーハ1の現実厚さデータT2bが供給され、格納される。この現実厚さデータT2bは、研削ユニット40Bを上方に退避させて砥石45がウェーハ1から離れており、ウェーハ1に研削荷重がかからない状態での厚さデータである。
また、制御手段100は、演算部103と補正部104とを有している。演算部103には、粗研削側における目標仕上げ厚さTaが入力されるとともに、第2データ格納部102から第2厚さ測定ゲージ60Bで測定されたウェーハ1の現実厚さデータT2b(仕上げ用研削ユニット40Bで研削される前の現実厚さデータ)が供給され、格納される。そして演算部103では、「目標仕上げ厚さTa−現実厚さデータT2b」が演算され、その値が補正値tとされる。補正値tは補正部104に供給され、補正部104では、「補正値t+粗研削側の目標厚さデータT1a」を演算し、補正後の目標厚さデータT1a’を算出する。この後、制御手段100は、粗研削用研削ユニット40Aの送り機構54やサーボモータ53を、補正部104で算出された補正後の目標厚さデータT1a’にしたがって制御する。
[4]制御手段による研削送り制御方法
次に、上記制御手段100によって制御される研削工程の動作を説明する。
はじめに、一次加工位置において、粗研削用研削ユニット40Aにより第1厚さ測定ゲージ60Aでウェーハ1の厚さを測定しながら、目標仕上げ厚さTaに応じた目標厚さデータT1aにしたがって研削送りがなされる。第1厚さ測定ゲージ60Aの測定値が目標厚さデータT1aに到達したら、粗研削が終了する。なお、ここでは具体的に粗研削後の目標仕上げ厚さTaを100μmとして説明を進める。
続いてウェーハ1が二次加工位置に移され、まず、研削ユニット40Bが、ウェーハ1から上方に退避して砥石45がウェーハ1から離れた待機状態で、第2厚さ測定ゲージ60Bによりウェーハ1の現実厚さデータT2bが測定される。測定された現実厚さデータT2bは目標仕上げ厚さTaに一致しているべきであるが、粗研削時に生じた弾性的な変動の影響により、実際には異なっている場合がある。ここでは、第2厚さ測定ゲージ60Bで測定された現実厚さが105μmであったとする。
次に、演算部103で「目標仕上げ厚さTa(100μm)−現実厚さデータT2b(105μm)」が演算され、補正値t:−5μmが算出される。続いて補正部104で「補正値t(−5μm)+目標厚さデータT1a(100μm)」が演算され、補正後の目標厚さデータT1a’:95μmが算出される。
ここまでが、粗研削側の補正値tを得て目標厚さデータT1aを補正し、真の目標厚さデータT1a’を得るデータ取りのための、いわば予備研削である。予備研削したウェーハ1は回収し、次に処理を待機するウェーハ1から、粗研削用研削ユニット40Aにおいては目標厚さデータT1a’にしたがって研削される。すなわち、目標厚さデータ(T1a)が95μmに補正され、95μmを目標として新たなウェーハ1が粗研削される。95μmは目標仕上げ厚さ100μmよりも5μm薄いが、現実厚さは105μmで5μm厚かったため、95μmに実際は5μmが足され、これによって目標仕上げ厚さ100μmに研削されるのである。
粗研削後、ウェーハ1は、二次加工位置で仕上げ研削用研削ユニット40Bにより目標厚さデータT1bにしたがって目標厚さ仕上げ厚さTbまで仕上げ研削される。
[5]研削送り制御方法の作用効果
上記研削送り制御方法によれば、はじめの予備研削において、仕上げ研削側の二次加工位置で第2厚さ測定ゲージ60Bにより測定したウェーハ1の厚さ(現実厚さデータ)は、研削ユニット40Bを退避させた状態で測定するため、測定値は研削ユニット40Bからの荷重に起因して保護テープ5やウェーハ1等に生じる弾性的な変動の影響を受けない実際のウェーハ1の真の厚さ、すなわち現実厚さである。そしてこの粗研削後の現実厚さデータT2bと、粗研削における目標仕上げ厚さTaとを比較し、その差が、上記弾性的な変動の影響による粗研削側での誤差、すなわち補正すべき値(補正値t)である。このように補正値を得て粗研削側の目標厚さデータT1aを補正することにより、粗研削後のウェーハ1を目標仕上げ厚さTaに研削することができる。
前述したように、仕上げ研削側の第2厚さ測定ゲージ60Bの方が粗研削側の第1厚さ測定ゲージ60Aよりも精密であり、この第2厚さ測定ゲージ60Bによって、研削ユニット40Bを退避させた状態で測定したウェーハ1の現実厚さデータT2bは、高い精度の測定値と言える。したがって、この現実厚さデータT2bに基づいて粗研削側の目標厚さデータT1aを補正し、この目標厚さデータT1aにしたがって研削された粗研削後のウェーハ1の厚さは、高い精度で目標仕上げ厚さTaの値になる。そして、このように粗研削が精密に行われることにより、仕上げ研削後のウェーハ1も高い精度で目標仕上げ厚さTbの値を示すことになる。
上記実施形態は、1枚目のウェーハを粗研削して補正値tを得るものであるが、1枚目のウェーハは粗研削後に誤差があり、2枚目以降のウェーハが良品となる。したがって、1枚目に研削するウェーハは、同じ材料および厚さで保護テープ5が貼着されているといった条件を満たすウェーハであればチップ3が形成されている必要はなく、予め用意したデータ取り用ウェーハを用いてもよい。
[6]制御手段による他の研削送り制御方法
上記実施形態では、1枚目のウェーハを粗研削して得た補正値tを2枚目以降の全てのウェーハの粗研削に反映させており、補正値tは不動である。この制御方法の他に、3枚目以降のウェーハ研削に関しても、粗研削後の補正値を逐一算出し、その補正値を次の粗研削の際の補正値として順繰りに使用するといったフィードバック制御を行ってもよい。
すなわち、上記のように1枚目のウェーハ1を粗研削して得た補正値を2枚目のウェーハの粗研削時に反映させたら、次の3枚目のウェーハの粗研削時には、2枚目のウェーハを粗研削して得た補正値を反映させる、といった制御方法である。図6はその過程を示しており、同図により例えば2枚目以降を研削する場合を説明すると、粗研削後の2枚目のウェーハ1の現実厚さ「T2b」が、二次加工位置において研削ユニット40Bがウェーハ1から退避した状態で測定され<ステップS1>、次いで、演算部103で「粗研削後の目標仕上げ厚さTa−現実厚さデータT2b(n)」が演算され、3枚目のウェーハ1に対する補正値t3が算出される<ステップS2>。
続いて補正部104で「補正値t(n+1)+前回(n回目)の目標厚さデータT1a」が演算され、次の目標厚さデータT1a(n+1)が算出される<ステップS3>。そして3枚目のウェーハ1は、次の目標厚さデータT1a(n+1)にしたがって作動する研削ユニット40Aによって粗研削される。次に、ウェーハ1の処理数が目的数に到達達したか否かが判断され<ステップS4>、到達していない場合は次のウェーハ1の処理に戻り、到達していたら、研削工程の終了処理に移る。
この制御方法によれば、1回の粗研削ごとに、粗研削時に付与する補正値を改めていくので、最終的な仕上げ研削後の仕上げ厚さの精度をより高くすることができるといった利点がある。
[7]厚さ測定手段の他の実施形態
上記実施形態では、仕上げ研削側の第2厚さ測定ゲージ60Bは、粗研削側の第1厚さ測定ゲージ60Aと同じくプローブを対象物に接触させる接触式であるが、精密な厚さ測定が求められる仕上げ研削側の厚さ測定手段としては、非接触式がより好適とされる。図7および図8は、非接触式の第2厚さ測定ゲージ90が仕上げ研削側の二次加工位置に設けられた状態を示している。
非接触式の厚さ測定手段としては、超音波を利用したものやレーザ光を利用したものなどが挙げられる。超音波式は、所定周波数の超音波をウェーハの片面に向けて発射し、その超音波の、ウェーハの表面からの反射波と裏面からの反射波との干渉波の波形から、厚さを測定するものである(特開平8−210833号公報、特開2006−38744号公報等参照)。また、レーザ光式は、超音波式と同様の原理であって、所定周波数のレーザ光をウェーハの片面に向けて照射し、そのレーザ光の、ウェーハの表面からの反射波と裏面からの反射波との干渉波の波形から、厚さが測定可能とされるものである(特開平9−36093公報号等参照)。また、これらの他には、差動変圧器を用いた電気式のものも用いることができる(特許第2993821公報等参照)。
非接触式の厚さ測定手段によれば、上記保護テープ5を含まずにウェーハのみの厚さを測定することができることから、仕上げ研削後のウェーハの厚さをより高い精度で目標仕上げ厚さに仕上げることができる。また、接触式の厚さ測定手段では、仕上げ研削後にもウェーハの裏面にプローブが接触しているため、プローブにより傷がつくおそれがあったが、非接触式ではそのような傷がウェーハにつくおそれがないといった利点がある。
本発明の一実施形態に係るウェーハ研削装置で裏面研削される半導体ウェーハの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るウェーハ研削装置の斜視図である。 同ウェーハ研削装置の一部であって厚さ測定手段を示す斜視図である。 同ウェーハ研削装置のチャックテーブル、厚さ測定手段、研削手段を示す側面図である。 同ウェーハ研削装置が備える制御手段の構成を示すブロック図である。 一実施形態での別の制御方法(フィードバック制御)による粗研削時の制御過程を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係るウェーハ研削装置の斜視図である。 他の実施形態の厚さ測定手段を示す斜視図である。 ウェーハの厚さ測定において保護テープおよびウェーハの弾性的な変動により誤差が生じる現象を模式的に示す図である。
符号の説明
1…ウェーハ(ワーク)
10…ウェーハ研削装置
30…チャックテーブル(保持手段)
32a…吸着部の上面(保持面)
40A…粗研削用研削ユニット(研削手段)
40B…仕上げ研削用研削ユニット(研削手段)
54…送り機構(研削送り手段)
60A…第1厚さ測定ゲージ(厚さ測定手段、第1厚さ測定部)
60B…第2厚さ測定ゲージ(厚さ測定手段、第2厚さ測定部)
100…制御手段
101…第1データ格納部
102…第2データ格納部
103…演算部
104…補正部

Claims (3)

  1. ワークを保持する保持面を有する保持手段と、
    該保持手段に保持された前記ワークを研削する研削手段と、
    前記保持手段に保持された前記ワークの厚さを検出する厚さ測定手段とを備える研削装置によって、前記ワークを研削して厚さを減じる研削方法であって、
    前記ワークを前記保持手段の前記保持面に保持するワーク保持工程と、
    前記保持面に保持された前記ワークの厚さを前記厚さ測定手段で測定しながら、該厚さ測定手段による測定データが、該ワークの目標仕上げ厚さになるように設定された目標厚さになるまで前記研削手段で該ワークを研削する研削工程と、
    該研削工程が終了後、前記研削手段を研削後の前記ワークから退避させた状態で、前記厚さ測定手段により該ワークの現実厚さを測定する現実厚さ測定工程と、
    前記現実厚さと前記目標仕上げ厚さとを比較して、前記目標厚さを補正する補正工程とを少なくとも含むことを特徴とする研削方法。
  2. ワークを保持する保持面を有する保持手段と、
    該保持手段に保持された前記ワークを研削する研削手段と、
    該研削手段を前記保持面に直交する方向に研削送りして前記ワークの厚さを減じる研削送り手段と、
    前記保持手段に保持された前記ワークの厚さを検出する厚さ測定手段と、
    該厚さ測定手段で測定された測定データが供給されるとともに、該測定データに基づいて前記研削手段および前記研削送り手段を制御する制御手段と
    を備える研削装置において、
    前記制御手段は、
    前記ワークが目標仕上げ厚さになるように設定された目標厚さデータを格納する第1データ格納部と、
    前記ワークに対する研削終了後に、該ワークから前記研削手段が退避した状態で前記厚さ測定手段が測定した該ワークの現実厚さデータを格納する第2データ格納部と、
    前記現実厚さデータと前記目標仕上げ厚さとを比較して補正値を演算する演算部とを備え、
    前記補正値を前記目標厚さデータに反映させた補正後の目標厚さデータに基づいて前記送り手段を制御すること
    を特徴とする研削装置。
  3. 前記研削手段は、粗研削用の粗加工部と、仕上げ研削用の仕上げ加工部とを有し、
    前記保持手段は、前記粗加工部と前記仕上げ加工部とに順次送られるようになされ、
    前記厚さ測定手段は、前記粗加工部に位置付けられた前記保持手段に保持された前記ワークの厚さを測定する第1厚さ測定部と、前記仕上げ加工部に位置付けられた前記保持手段に保持された前記ワークの厚さを測定する第2厚さ測定部とを有し、
    前記第2データ格納部には、前記第2厚さ測定部で測定された前記現実厚さデータを格納することを特徴とする請求項2に記載の研削装置。
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