JP4959192B2 - 導電性ポリアニリン組成物、その製造方法及びそれからなる成形体 - Google Patents
導電性ポリアニリン組成物、その製造方法及びそれからなる成形体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4959192B2 JP4959192B2 JP2005515798A JP2005515798A JP4959192B2 JP 4959192 B2 JP4959192 B2 JP 4959192B2 JP 2005515798 A JP2005515798 A JP 2005515798A JP 2005515798 A JP2005515798 A JP 2005515798A JP 4959192 B2 JP4959192 B2 JP 4959192B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- polyaniline
- conductive
- hydrocarbon group
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
- C08G73/02—Polyamines
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/13—Phenols; Phenolates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
- C08G73/02—Polyamines
- C08G73/026—Wholly aromatic polyamines
- C08G73/0266—Polyanilines or derivatives thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/36—Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
- C08K5/41—Compounds containing sulfur bound to oxygen
- C08K5/42—Sulfonic acids; Derivatives thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B1/00—Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors
- H01B1/06—Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances
- H01B1/12—Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances organic substances
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B1/00—Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors
- H01B1/06—Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances
- H01B1/12—Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances organic substances
- H01B1/124—Intrinsically conductive polymers
- H01B1/128—Intrinsically conductive polymers comprising six-membered aromatic rings in the main chain, e.g. polyanilines, polyphenylenes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Description
また、上記のようなトルエン等の有機溶剤と水との二層系で、特定構造を有するプロトン酸の存在下でアニリンの重合を行うことにより、得られるポリアニリンと上記プロトン酸との複合体(いわゆるエメラルディン塩)では、そのポリアニリンの分子量を所望により変化させることができる。驚くべきことに、トルエン等の溶剤に可溶であるのもかかわらず、ポリアニリンの分子量は非常に高分子量体とすることも可能であることを見出した。
上記Synthetic metals,48,1992,91-97頁では、非導電性ポリアニリン(所謂、エメラルディン塩基)にフェノール性水酸基を有する化合物、特にm−Cresolを溶剤として使用し、ドデシルベンゼンスルフォン酸や、ショウノウスルフォン酸(CSA)等をドーピングした時に生成する導電性ポリアニリン(所謂、エメラルディン塩)が、高い導電性を示すことは知られている。しかし、この場合、フェノール性水酸基を有する化合物は溶剤であり、導電性ポリアニリンの溶解度も低いことから、導電性材料とするためには、多量のフェノール性水酸基を有する化合物が必要である。m−Cresol等のフェノール性水酸基を有する化合物は、高沸点であるため、固体化、材料化には多大なエネルギーを要する。本発明の組成物では、フェノール性水酸基を有する化合物は、少量使用するだけである為、大部分のトルエン等の揮発性溶剤を除くのは、難しくない。
また、本発明の組成物では、過剰量のフェノール性水酸基を有する化合物を使用した場合、溶解度が低くなり均一な溶液とはならず、結果、電気伝導率も低下するという知見を得、適切な濃度調整が必要であることを見出し、本発明を完成させた。
(1)実質的に水と混和しない有機溶剤に溶解している、(a)プロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体、及び(b)フェノール性水酸基を有する化合物を含む導電性ポリアニリン組成物。
(3)組成物の溶液全体に占める(b)フェノール性水酸基を有する化合物のモル数濃度が、0.01mol/L〜5mol/Lの範囲である、(1)又は(2)に記載の導電性ポリアニリン組成物。
(4)実質的に水と混和しない有機溶剤に溶解している、(a)プロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体の有機溶剤に対する濃度が、0.01〜300g/Lの範囲である、(1)〜(3)のいずれかに記載の導電性ポリアニリン組成物。
(5)(a)プロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体に占める、置換又は未置換ポリアニリンの含有率が、20重量%〜70重量%であることを特徴とする、(1)〜(4)のいずれかに記載の導電性ポリアニリン組成物。
M(XARn)m (I)
{式中、
Mは、水素原子又は有機若しくは無機遊離基であり、
Xは、酸性基であり、
Aは、置換基を含んでもよい炭化水素基であり、
Rは、それぞれ独立して、−R1、−OR1、−COR1、−COOR1、−CO(COR1)、―CO(COOR1)[ここで、R1は炭素数が4以上の置換基を含んでもよい炭化水素基、シリル基、アルキルシリル基、または−(R2O)x−R3基、−(OSiR3 2)x−OR3(R2はアルキレン基、R3はそれぞれ同一でも異なってもいてもよい炭化水素基であり、xは1以上の整数である)であり、
nは2以上の整数である]であり、
mは、Mの価数である}
で示される有機プロトン酸又はその塩によってプロトネーションされてなる(1)〜(5)のいずれかに記載の導電性ポリアニリン組成物。
M(XCR4(CR5 2COOR6)COOR7)p (II)
{式中、
Mは、水素原子又は有機若しくは無機遊離基であり、
Xは、酸性基であり、
R4及びR5は、それぞれ独立して水素原子、炭化水素基又はR8 3Si−基(ここで、R8は、炭化水素基であり、3つのR8は同一又は異なっていてもよい)であり、
R6及びR7は、それぞれ独立して炭化水素基又は−(R9O)q−R10基[ここで、R9は炭化水素基又はシリレン基であり、R10は水素原子、炭化水素基又はR11 3Si−(R11は、炭化水素基であり、3つのR11は同一又は異なっていてもよい)であり、qは1以上の整数である]であり、
pは、Mの価数である}
である(6)に記載の導電性ポリアニリン組成物。
M(O3SCH(CH2COOR12)COOR13)m (III)
{式中、
Mは、水素原子又は有機若しくは無機遊離基であり、
R12及びR13は、それぞれ独立して炭化水素基又は−(R14O)r−R15基[ここで、R14は炭化水素基又はシリレン基であり、R15は水素原子、炭化水素基又はR16 3Si−基(ここで、R16は炭化水素基であり、3つのR16は同一又は異なっていてもよい)であり、rは1以上の整数である]であり、
mは、Mの価数である}
で示されるスルホコハク酸誘導体である(7)に記載の導電性ポリアニリン組成物。
M(XARn)m (I)
{式中、
Mは、水素原子又は有機若しくは無機遊離基であり、
Xは、酸性基であり、
Aは、置換基を含んでもよい炭化水素基であり、
Rは、それぞれ独立して、−R1、−OR1、−COR1、−COOR1、−CO(COR1)、―CO(COOR1)[ここで、R1は炭素数が4以上の置換基を含んでもよい炭化水素基、シリル基、アルキルシリル基、または−(R2O)x−R3基、−(OSiR3 2)x−OR3(R2はアルキレン基、R3はそれぞれ同一でも異なってもいてもよい炭化水素基であり、xは1以上の整数である)であり、nは2以上の整数である]であり、
mは、Mの価数である}
で示される有機プロトン酸又はその塩
で示される化合物を含む、実質的に水と混和しない有機溶剤と水溶液の二相系で、実質的に水と混和しない有機溶剤に可溶なプロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体を製造する方法。
M(XCR4(CR5 2COOR6)COOR7)p (II)
{式中、
Mは、水素原子又は有機若しくは無機遊離基であり、
Xは、酸性基であり、
R4及びR5は、それぞれ独立して水素原子、炭化水素基又はR8 3Si−基(ここで、R8は、炭化水素基であり、3つのR8は同一又は異なっていてもよい)であり、
R6及びR7は、それぞれ独立して炭化水素基又は−(R9O)q−R10基[ここで、R9は炭化水素基又はシリレン基であり、R10は水素原子、炭化水素基又はR11 3Si−(R11は、炭化水素基であり、3つのR11は同一又は異なっていてもよい)であり、qは1以上の整数である]であり、
pは、Mの価数である}
である、(10)に記載の有機溶剤に可溶なプロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体を製造する方法。
M(O3SCH(CH2COOR12)COOR13)m (III)
{式中、
Mは、水素原子又は有機若しくは無機遊離基であり、
R12及びR13は、それぞれ独立して炭化水素基又は−(R14O)r−R15基[ここで、R14は炭化水素基又はシリレン基であり、R15は水素原子、炭化水素基又はR16 3Si−基(ここで、R16は炭化水素基であり、3つのR16は同一又は異なっていてもよい)であり、rは1以上の整数である]であり、
mは、Mの価数である}
で示されるスルホコハク酸誘導体である、(11)に記載の有機溶剤に可溶なプロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体を製造する方法。
(14)(b)フェノール性水酸基を有する化合物が、フェノール、o−,m−若しくはp−クレゾール、カテコール、レゾルシノール、クロロフェノール、サリチル酸、ヒドロキシ安息香酸、ヒドロキシナフタレン、フェノール樹脂、ポリフェノール及びポリ(ヒドロキシスチレン)からなる群から選択される(1)〜(9)、(13)のいずれかに記載の導電性ポリアニリン組成物。
M(XARn)m (I)
{式中、
Mは、水素原子又は有機若しくは無機遊離基であり、
Xは、酸性基であり、
Aは、置換基を含んでもよい炭化水素基であり、
Rは、それぞれ独立して、−R1、−OR1、−COR1、−COOR1、−CO(COR1)、―CO(COOR1)[ここで、R1は炭素数が4以上の置換基を含んでもよい炭化水素基、シリル基、アルキルシリル基、または−(R2O)x−R3基、−(OSiR3 2)x−OR3(R2はアルキレン基、R3はそれぞれ同一でも異なってもいてもよい炭化水素基であり、xは1以上の整数である)であり、
nは2以上の整数である]であり、
mは、Mの価数である}
で示される有機プロトン酸又はその塩の存在下で、置換又は未置換アニリンを化学酸化重合させて、有機溶剤に可溶の(a)プロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体を得る工程、及び
(ii)実質的に水と混和しない有機溶剤に溶解している、該(a)プロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体に、(b)フェノール性水酸基を有する化合物を添加する工程
を含むことを特徴とする導電性ポリアニリン組成物の製造方法。
M(XCR4(CR5 2COOR6)COOR7)p (II)
{式中、
Mは、水素原子又は有機若しくは無機遊離基であり、
Xは、酸性基であり、
R4及びR5は、それぞれ独立して水素原子、炭化水素基又はR8 3Si−基(ここで、R8は、炭化水素基であり、3つのR8は同一又は異なっていてもよい)であり、
R6及びR7は、それぞれ独立して炭化水素基又は−(R9O)q−R10基[ここで、R9は炭化水素基又はシリレン基であり、R10は水素原子、炭化水素基又はR11 3Si−(R11は、炭化水素基であり、3つのR11は同一又は異なっていてもよい)であり、qは1以上の整数である]であり、
pは、Mの価数である}
で示される有機プロトン酸又はその塩である、(16)に記載の導電性ポリアニリン組成物の製造方法。
(19)固有伝導率が、少なくとも50S/cm以上である(18)記載の導電性成形体。
(20)上記(1)〜(9)、(13)〜(15)のいずれかに記載の導電性ポリアニリン組成物を、基材に塗布してなる表面導電性物品。
(21)固有表面抵抗値が、少なくとも105Ω以下である(20)記載の表面導電性物品。
(22)450nmの光線透過率が70%以上である(21)記載の表面透明導電性物品。
(23)上記(1)〜(9)、(13)〜(15)のいずれかに記載の導電性ポリアニリン組成物を、基材に塗布して成形することを特徴とする表面導電性物品の製造方法。
また、所望により、従来にない非常に高分子量でかつ有機溶剤に可溶な導電性ポリアニリン複合体が得られる。ポリアニリンが高分子量である場合、導電性物品とした場合に、強度や延伸性の高い導電性物品となる。
本発明の導電性ポリアニリン組成物(以下、本発明の組成物という)は、実質的に水と混和しない有機溶剤に溶解している、(a)プロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体、及び(b)フェノール性水酸基を有する化合物を含むことを特徴とする。
(i)実質的に水と混和しない有機溶剤中、下記式(I)
M(XARn)m (I)
{式中、
Mは、水素原子又は有機若しくは無機遊離基であり、
Xは、酸性基であり、
Aは、置換基を含んでもよい炭化水素基であり、
Rは、それぞれ独立して、−R1、−OR1、−COR1、−COOR1、−CO(COR1)、―CO(COOR1)[ここで、R1は炭素数が4以上の置換基を含んでもよい炭化水素基、シリル基、アルキルシリル基、または−(R2O)x−R3基、−(OSiR3 2)x−OR3(R2はアルキレン基、R3はそれぞれ同一でも異なってもいてもよい炭化水素基であり、xは1以上の整数である)であり、
nは2以上の整数である]であり、
mは、Mの価数である}
で示される有機プロトン酸又はその塩の存在下で、置換又は未置換アニリンを化学酸化重合させて、有機溶剤に可溶の(a)プロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体を得る工程、及び
(ii)実質的に水と混和しない有機溶剤に溶解している、該(a)プロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体に、(b)フェノール性水酸基を有する化合物を添加する工程
を含むことを特徴とする導電性ポリアニリン組成物の製造方法で製造することが好ましい。
また、組成物全体では(b)フェノール性水酸基を有する化合物のモル数濃度が、0.01mol/L〜5mol/Lの範囲であることが好ましい。この化合物の添加量が少なすぎると、電気伝導率の改善効果が得られないおそれがある。また、多すぎる場合にも、組成物の均一性が損なわれたり、揮発除去する際に多大な熱や時間等の労力を必要とし、結果として、透明性や電気特性が損なわれた材料となるおそれがある。
M(XARn)m (I)
で示される有機プロトン酸又はその塩(以下、有機プロトン酸(I)又はその塩という)によってプロトネーションされてなるものが好ましい。
尚、ポリアニリンの分子量は、ゲルパーミェションクロマトグラフィ(GPC)により測定したものである。測定方法の詳細は、後述する実施例に記載する。
Xは、酸性基であり、例えば、−SO3 −基、−PO3 2−基、−PO4(OH)−基、−OPO3 2−基、−OPO2(OH)−基、−COO−基等が挙げられ、−SO3 −基が好ましい。
Aは、置換基を含んでもよい炭化水素基であり、例えば、炭素数1〜24の直鎖若しくは分岐状のアルキルやアルケニル基、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、メンチル等の置換基を含んでいてもよいシクロアルキル基、ビシクロヘキシル、ノルボルニル、アダマンチル等の縮合してもよいジシクロアルキル基若しくはポリシクロアルキル基、フェニル、トシル、チオフェニル、ピローリニル、ピリジニル、フラニル等の置換基を含んでいてもよい芳香環を含むアリール基、ナフチル、アントラセニル、フルオレニル、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、インダニル、キノリニル、インドニル等の縮合していてもよいジアリール基若しくはポリアリール基、アルキルアリール基等が挙げられる。
Rは、それぞれ独立して、−R1、−OR1、−COR1、−COOR1、−CO(COR1)、―CO(COOR1)である。ここで、R1は炭素数が4以上の置換基を含んでもよい炭化水素基、シリル基、アルキルシリル基、または−(R2O)x−R3基、−(OSiR3 2)x−OR3(R2はアルキレン基、R3はそれぞれ同一でも異なってもいてもよい炭化水素基であり、xは1以上の整数である)である。R1が炭化水素基である場合の例としては、直鎖若しくは分岐のブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、ペンタデシル基、エイコサニル基等が挙げられる。
nは2以上の整数であるであり、mは、Mの価数である。
式(I)で示される化合物としては、ジアルキルベンゼンスルフォン酸、ジアルキルナフタレンスルフォン酸、スルホフタール酸エステル、下式(II)で表される化合物が好ましく利用できる。
M(XCR4(CR5 2COOR6)COOR7)p (II)
上記式(II)において、Mは、式(I)の場合と同様に水素原子又は有機若しくは無機遊離基である。有機遊離基としては、例えば、ピリジニウム基、イミダゾリウム基、アニリニウム基等が挙げられ、無機遊離基としては、例えば、ナトリウム、リチウム、カリウム、セリウム、アンモニウム等が挙げられる。
M(O3SCH(CH2COOR12)COOR13)m (III)
上記式(III)において、M及びmは、上記式(I)と同様である。
また、450nmの光線透過率は70%以上であることが好ましい。本発明では、少量のフェノール性水酸基を有する化合物を添加した組成物であり、その均一性故に、非常に透明性の高い導電性物品が得られる。
[実施例]
尚、ポリアニリンの分子量測定は、ゲルパーミェションクロマトグラフィ(GPC)により決定した。具体的に、カラムとしてTOSOH TSK−GEL GMHHR−Hを使用し、0.01MのLiBr/N−メチルピロリドン溶液を使用し、60℃、流速0.35ml/分で測定を行った。試料は、0.2g/L溶液を100μL注入し、260nmのUVにて検出した。標準として、PS換算法にて平均分子量を算出した。
(1)プロトネーションされたポリアニリン複合体の製造
機械式攪拌機、滴下ロートを備える1Lのガラスフラスコに、トルエン100mLを入れ、エーロゾルOT(ジイソオクチルスルホコハク酸ナトリウム;和光純薬工業社製)3.6gとアニリン(和光純薬工業社製)3.74gを溶解させた。この溶液を撹拌しながら、1N塩酸300mLを加え、氷水浴にてフラスコを冷却した。ここに、過硫酸アンモニウム5.36gを1N塩酸100mLに溶解した溶液を、上記滴下ロートより滴下してアニリンの重合を開始させた。フラスコを氷水浴で冷却しながら重合反応させ、18時間後に撹拌を停止した。反応溶液を分液ロートに移し、二層に分離した反応溶液から水相を廃棄し、トルエン有機相をイオン交換水で2回、1N塩酸溶液で2回洗浄した。目的物を含むトルエン溶液から揮発分(有機溶剤)を減圧留去して、プロトネーションされた固形状のポリアニリン複合体を得た。
上記(1)で得たポリアニリン複合体を、再度トルエンに溶解し、ポリアニリン複合体を50g/Lの割合で含むトルエン溶液を調整した。この溶液5mLを1N水酸化ナトリウム水溶液10mLと接触混合することにより、両溶液に不溶な非導電性ポリアニリン(所謂、エメラルディン塩基状態)が析出する。この非導電性ポリアニリンをろ別乾燥し、NMP溶媒を用いてGPC測定した結果、PS換算重量平均分子量が614,000g/molと非常に高分子量体であることが分かった。
上記(1)で得たポリアニリン複合体を、再度トルエンに溶解し、ポリアニリン複合体を50g/Lの割合で含むトルエン溶液1mLに、m−クレゾール0.2mmolを添加して、m−クレゾールの濃度が約0.2mol/Lである、導電性ポリアニリン組成物を得た。
上記(3)で得た導電性ポリアニリン組成物を、ガラス基板上、14mm×52mmの範囲に展開し、空気気流下80℃で30分間乾燥し、厚さ15μmの導電性塗布膜を作製し、ロレスターGP(三菱化学社製;四探針法による抵抗率計)を用いて固有伝導率を測定した。得られた塗布膜の固有伝導率は、59S/cmであった。
上記実施例1(3)において、m−クレゾールの添加量を1mmolとしm−クレゾールの濃度が約0.9mol/Lである組成物を用いた以外は実施例1と同様にして導電性塗布膜を得た。得られた塗布膜をガラス基板から分離することで、自立型のフィルムとした。得られた自立型フィルムの固有伝導率は、318S/cmであった。
上記実施例1(3)において、m−クレゾールの代わりにフェノール1mmolを添加しフェノールの濃度が約0.9mol/Lである組成物を用いた以外は実施例1と同様にして導電性塗布膜を得た。得られた塗布膜の固有伝導率は171S/cmであった。
上記実施例1(3)において、m−クレゾールを添加しなかった以外は実施例1と同様にして塗布膜を得た。得られた塗布膜の固有伝導率は、3.51×10−3S/cmであった。
(1)トルエンの代わりにキシレンを用いた以外は上記実施例1(1)と同様にしてプロトネーションされた固形状のポリアニリン複合体を得た。
m−クレゾールの代わりに、o−クレゾール1mmolを添加した以外は実施例4と同様にして導電性塗布膜を得た。得られた塗布膜の固有伝導率は、355S/cmと極めて高い値を示した。
m−クレゾールの代わりに、p−クレゾール1mmolを添加した以外は実施例4と同様にして導電性塗布膜を得た。得られた塗布膜の固有伝導率は、277S/cmと極めて高い値を示した。
上記実施例4(2)において、m−クレゾールを添加しなかった以外は実施例4と同様にして塗布膜を得た。得られた塗布膜の固有伝導率は、0.02S/cmであった。この塗布膜をガラス基板上から剥がした自立性フィルムの広角X線散乱スペクトルを図2に示す。
図1及び2を比較すると、結晶状態の大きな変化は観測できない。従って、本発明の組成物において、m−クレゾールの添加は、ポリアニリン複合体及び組成物の結晶状態には影響を与えないことが分かり、結晶化度の変化により固有伝導率が変化するわけではない事が明らかである。
上記実施例2で用いた導電性ポリアニリン組成物に、トルエンを添加して2倍希釈した25g/L濃度の組成物溶液数mLを5cm×5cmのガラス基板上に展開し、1,000rpmで1分間スピンコートした。このコートガラス基板を120℃、10分間空気気流下に乾燥した。このコートガラス基板の塗膜(成形体)の厚さは50nmであった。このコートガラス基板の塗膜の表面抵抗は1.19kΩ/□であり、非常に高い電気伝導率を有することを示している。このガラス基板上の塗膜のUV−vis(紫外可視)スペクトルを図3に示す。このスペクトルから、450nmの光線透過率は76%であることが分かる。
尚、塗膜の表面抵抗は、前述のロレスターGPを用いて測定した。
上記比較例1で用いたm−クレゾールを添加しなかった組成物に、トルエンを添加して2倍希釈した組成物溶液を用いた以外は実施例7と同様にしてコートガラス基板を作製した。得られたコートガラス基板の塗膜(成形体)の厚さは48nmであった。このコートガラス基板の塗膜の表面抵抗は78.0MΩ/□と非常に高く、電気伝導率が低いことを示している。このガラス基板上の塗膜のUV−visスペクトルを図4に示す。
(1)プロトネーションされたポリアニリン複合体の製造
機械式攪拌機、滴下ロートを備える1Lのガラスフラスコに、トルエン100mLを入れ、ジイソオクチルスルホコハク酸ナトリウム(東京化成工業製:純度>95%)3.6gとアニリン(和光純薬工業社製)3.74gを溶解させた。この溶液に撹拌しながら、1N塩酸300mLを加え、0℃の恒温槽に浸してフラスコを冷却した。フラスコ内温を0℃に保持し、ここに、過硫酸アンモニウム5.36gを1N塩酸100mLに溶解した溶液を、上記滴下ロートより滴下してアニリンの重合を開始させた。フラスコを常に0℃となるように冷却しながら重合反応させ、20時間後に撹拌を停止した。反応溶液を分液ロートに移し、二層に分離した反応溶液から水相を廃棄し、トルエン有機相をイオン交換水で2回、1N塩酸溶液で2回洗浄した。目的物を含むトルエン溶液から揮発分(有機溶剤)を減圧留去して、プロトネーションされた固形状のポリアニリン複合体を得た。この固体状ポリアニリン複合体を再度、トルエンに溶解し、少量の不溶部を250μm径フィルターにより除き、不溶物のないトルエン溶液を得た。ろ液側のポリアニリン複合体溶液からトルエンを留去し、プロトネーションされた固形状のポリアニリン複合体を得た。
上記(1)で得たポリアニリン複合体を、再度トルエンに溶解し、ポリアニリン複合体を50g/Lの割合で含むトルエン溶液を調整した。この溶液5mLと1N水酸化ナトリウム水溶液10mLとを接触混合することにより、両溶液に不溶な非導電性ポリアニリン(所謂、エメラルディン塩基状態)が析出する。不溶部をフィルターを用いて、ろ取したところ、54.9mg得られた。従って、この複合体中のポリアニリン含有量は22重量%であることが分かった。また、このポリアニリンのNMP溶媒を用いてGPC測定した結果、PS換算重量平均分子量が108,000g/molと高分子量体であることが分かった。
尚、この製造方法で得られたポリアニリン複合体を50g/Lの割合で含むトルエン溶液を、ガラス基板上、14mm×51mmの範囲に展開し、空気気流下80℃で120分間乾燥し、厚さ24μmの導電性塗布膜を作製し、ロレスターGP(三菱化学社製;四探針法による抵抗率計)を用いて固有伝導率を測定した。得られた塗布膜の固有伝導率は、29S/cmであり、ポリアニリン複合体としては極めて高い値を示した。
上記(1)で得たポリアニリン複合体を、再度トルエンに溶解し、ポリアニリン複合体を50g/Lの割合で含むトルエン溶液5mLに、m−クレゾール5mmolを添加して、m−クレゾールの濃度が約0.9mol/Lである導電性ポリアニリン組成物を得た。
上記(3)で得た導電性ポリアニリン組成物を、ガラス基板上、15mm×51mmの範囲に展開し、空気気流下80℃で120分間乾燥し、厚さ17μmの導電性塗布膜を作製し、ロレスターGP(三菱化学社製;四探針法による抵抗率計)を用いて固有伝導率を測定した。得られた塗布膜の固有伝導率は、237S/cmであった。
(1)プロトネーションされたポリアニリン複合体の製造
フラスコ内温を常に5℃となるように冷却しながら重合反応させ以外は、実施例8と同様に重合を行い、プロトネーションされた固形状のポリアニリン複合体を得た。
(2)ポリアニリン複合体の分子量及び組成
上記(1)で得たポリアニリン複合体を、再度トルエンに溶解し、ポリアニリン複合体を50g/Lの割合で含むトルエン溶液を調整した。この溶液5mLと1N水酸化ナトリウム水溶液10mLとを接触混合することにより、析出した非導電性ポリアニリン(所謂、エメラルディン塩基状態)をろ取したところ、75.3mg得られた。従って、この複合体中のポリアニリン含有量は30重量%であることが分かった。また、このポリアニリンのNMP溶媒を用いたGPC測定の結果、PS換算重量平均分子量が306,300g/molと非常に高分子量体であることが分かった。
尚、この製造方法で得られたポリアニリン複合体50g/Lの割合で含むトルエン溶液を、ガラス基板上、14mm×51mmの範囲に展開し、空気気流下80℃で120分間乾燥し、厚さ26μmの導電性塗布膜を作製し、ロレスターGP(三菱化学社製;四探針法による抵抗率計)を用いて固有伝導率を測定した。得られた塗布膜の固有伝導率は、29S/cmであり、ポリアニリン複合体としては極めて高い値を示した。
上記(1)で得たポリアニリン複合体を、再度トルエンに溶解し、ポリアニリン複合体を50g/Lの割合で含むトルエン溶液4mLに、m−クレゾール4mmolを添加して、m−クレゾールの濃度が約0.9mol/Lである導電性ポリアニリン組成物を得た。
上記(3)で得た導電性ポリアニリン組成物を、ガラス基板上、15mm×51mmの範
囲に展開し、空気気流下80℃で120分間乾燥し、厚さ19.5μmの導電性塗布膜を作製し、ロレスターGP(三菱化学社製;四探針法による抵抗率計)を用いて固有伝導率を測定した。得られた塗布膜の固有伝導率は、326S/cmであった。
上記実施例9(3)において、m−クレゾールの添加量を2mmolとしm−クレゾールの濃度が約0.5mol/Lである組成物を用いた以外は、実施例9(3)と同様にして導電性塗布膜を得た。導電性塗布膜の厚さは24.5μmで、ロレスターGP(三菱化学社製;四探針法による抵抗率計)を用いて固有伝導率は、178S/cmであった。
上記実施例9(3)において、m−クレゾールの添加量を1mmolとしm−クレゾールの濃度が約0.24mol/Lである組成物を用いた以外は実施例9(3)と同様にして導電性塗布膜を得た。導電性塗布膜の厚さは37μmで、ロレスターGP(三菱化学社製;四探針法による抵抗率計)を用いて固有伝導率は、108S/cmであった。
(1)プロトネーションされたポリアニリン複合体の製造
機械式攪拌機、滴下ロートを備える1Lのガラスフラスコに、トルエン100mLを入れ、ジイソオクチルスルホコハク酸ナトリウム(東京化成工業製:純度>95%)を3.6gとアニリン(和光純薬工業社製)3.74gを溶解させた。この溶液に撹拌しながら、1N塩酸300mLを加え、15℃の恒温槽に浸してフラスコを冷却した。フラスコ内温を15℃に保持し、ここに、過硫酸アンモニウム7.30gを1N塩酸100mLに溶解した溶液を、上記滴下ロートより滴下してアニリンの重合を開始させた。フラスコを常に15℃となるように冷却しながら重合反応させ、10時間後に撹拌を停止した。反応溶液を分液ロートに移し、二層に分離した反応溶液から水相を廃棄し、トルエン有機相をイオン交換水で2回、1N塩酸溶液で2回洗浄した。目的物を含むトルエン溶液から揮発分(有機溶剤)を減圧留去して、プロトネーションされた固形状のポリアニリン複合体を得た。この固体状ポリアニリン複合体を再度、トルエンに溶解し、少量の不溶部を250μm径フィルターにより除き、不溶物のないトルエン溶液を得た。ろ液側のポリアニリン複合体溶液からトルエンを留去し、可溶性のプロトネーションされた固形状のポリアニリン複合体を得た。
上記(1)で得たポリアニリン複合体を、再度トルエンに溶解し、ポリアニリン複合体を50g/Lの割合で含むトルエン溶液を調整した。この溶液5mLと1N水酸化ナトリウム水溶液10mLとを接触混合することにより、両溶液に不溶な非導電性ポリアニリン(所謂、エメラルディン塩基状態)が析出する。不溶部をフィルターを用いて、ろ取したところ、104.1mg得られた。従って、この複合体中のポリアニリン含有量は42重量%であることが分かった。
上記(1)で得たポリアニリン複合体を、再度トルエンに溶解し、ポリアニリン複合体を50g/Lの割合で含むトルエン溶液5mLに、m−クレゾール5mmolを添加して、m−クレゾールの濃度が約0.9mol/Lである導電性ポリアニリン組成物を得た。
上記(3)で得た導電性ポリアニリン組成物を、ガラス基板上、15mm×50mmの範
囲に展開し、空気気流下80℃で120分間乾燥し、厚さ22μmの導電性塗布膜を作製し、ロレスターGP(三菱化学社製;四探針法による抵抗率計)を用いて固有伝導率を測定した。得られた塗布膜の固有伝導率は、261S/cmであった。
上記実施例12(3)において、ポリアニリン複合体を50g/Lの割合で含むトルエン溶液4mLに、m−クレゾール1mmolを添加して、m−クレゾールの濃度が約0.24mol/Lである組成物を用いた以外は実施例12(3)と同様にして導電性塗布膜を得た。導電性塗布膜の厚さは33μmで、ロレスターGP(三菱化学社製;四探針法による抵抗率計)を用いて固有伝導率は、156S/cmであった。
(1)プロトネーションされたポリアニリン複合体の製造
機械式攪拌機、滴下ロートを備える1Lのガラスフラスコに、トルエン100mLを入れ、ジイソオクチルスルホコハク酸ナトリウム(東京化成工業製:純度>95%)を2.7gとアニリン(和光純薬工業社製)3.74gを溶解させた。この溶液に撹拌しながら、1N塩酸300mLを加え、5℃の恒温槽に浸してフラスコを冷却した。フラスコ内温を5℃に保持し、ここに、過硫酸アンモニウム9.13gを1N塩酸100mLに溶解した溶液を、上記滴下ロートより滴下してアニリンの重合を開始させた。フラスコを常に5℃となるように冷却しながら重合反応させ、10時間後に撹拌を停止した。反応溶液を分液ロートに移し、二層に分離した反応溶液から水相を廃棄し、トルエン有機相をイオン交換水で2回、1N塩酸溶液で2回洗浄した。目的物を含むトルエン溶液から揮発分(有機溶剤)を減圧留去して、プロトネーションされた固形状のポリアニリン複合体を得た。この固体状ポリアニリン複合体を再度、トルエンに溶解し、少量の不溶部を250μm径フィルターにより除き、不溶物のないトルエン溶液を得た。ろ液側のポリアニリン複合体溶液からトルエンを留去し、可溶性のプロトネーションされた固形状のポリアニリン複合体を得た。
上記(1)で得たポリアニリン複合体を、再度トルエンに溶解し、ポリアニリン複合体を50g/Lの割合で含むトルエン溶液を調整した。この溶液5mLと1N水酸化ナトリウム水溶液10mLとを接触混合することにより、両溶液に不溶な非導電性ポリアニリン(所謂、エメラルディン塩基状態)が析出する。不溶部をフィルターを用いて、ろ取したところ、150.2mg得られた。従って、この複合体中のポリアニリン含有量は60重量%であることが分かった。また、このポリアニリンのNMP溶媒を用いたGPC測定の結果、PS換算重量平均分子量が26,300g/molであることが分かった。
上記(1)で得たポリアニリン複合体を、再度トルエンに溶解し、ポリアニリン複合体を50g/Lの割合で含むトルエン溶液4mLに、m−クレゾール1mmolを添加して、m−クレゾールの濃度が約0.24mol/Lである導電性ポリアニリン組成物を得た。
上記(3)で得た導電性ポリアニリン組成物を、ガラス基板上、15mm×50mmの範
囲に展開し、空気気流下80℃で120分間乾燥し、厚さ10.5μmの導電性塗布膜を作製し、ロレスターGP(三菱化学社製;四探針法による抵抗率計)を用いて固有伝導率を測定した。得られた塗布膜の固有伝導率は、251S/cmであった。
(1)プロトネーションされたポリアニリン複合体の製造
機械式攪拌機、滴下ロートを備える1Lのガラスフラスコに、トルエン100mLを入れ、ジイソオクチルスルホコハク酸ナトリウム(東京化成工業製:純度>95%)を2.7gとアニリン(和光純薬工業社製)3.74gを溶解させた。この溶液に撹拌しながら、1N塩酸300mLを加え、0℃の恒温槽に浸してフラスコを冷却した。フラスコ内温を0℃に保持し、ここに、過硫酸アンモニウム5.36gを1N塩酸100mLに溶解した溶液を、上記滴下ロートより滴下してアニリンの重合を開始させた。フラスコを常に0℃となるように冷却しながら重合反応させ、6時間後に撹拌を停止した。反応溶液を分液ロートに移し、二層に分離した反応溶液から水相を廃棄し、トルエン有機相をイオン交換水で2回、1N塩酸溶液で2回洗浄した。目的物を含むトルエン溶液から揮発分(有機溶剤)を減圧留去して、プロトネーションされた固形状のポリアニリン複合体を得た。この固体状ポリアニリン複合体を再度、トルエンに溶解し、少量の不溶部を250μm径フィルターにより除き、不溶物のないトルエン溶液を得た。ろ液側のポリアニリン複合体溶液からトルエンを留去し、可溶性のプロトネーションされた固形状のポリアニリン複合体を得た。
上記(1)で得たポリアニリン複合体を、再度トルエンに溶解し、ポリアニリン複合体を50g/Lの割合で含むトルエン溶液を調整した。この溶液5mLと1N水酸化ナトリウム水溶液10mLとを接触混合することにより、両溶液に不溶な非導電性ポリアニリン(所謂、エメラルディン塩基状態)が析出する。不溶部をフィルターを用いて、ろ取したところ、37.6mg得られた。従って、この複合体中のポリアニリン含有量は15重量%であることが分かった。また、このポリアニリンのNMP溶媒を用いたGPC測定の結果、PS換算重量平均分子量が91,200g/molであることが分かった。
上記(1)で得たポリアニリン複合体を、再度トルエンに溶解し、ポリアニリン複合体を50g/Lの割合で含むトルエン溶液2mLに、m−クレゾール2mmolを添加して、m−クレゾールの濃度が約0.9mol/Lである導電性ポリアニリン組成物を得た。
上記(3)で得た導電性ポリアニリン組成物を、ガラス基板上、14mm×50mmの範
囲に展開し、空気気流下80℃で120分間乾燥し、厚さ35μmの若干粘性のある導電性塗布膜をが得られた。ロレスターGP(三菱化学社製;四探針法による抵抗率計)を用いて固有伝導率を測定した。得られた塗布膜の固有伝導率は、38S/cmであった。
(1)プロトネーションされたポリアニリン複合体の製造
機械式攪拌機、滴下ロートを備える1Lのガラスフラスコに、トルエン100mLを入れ、ジノニルナフタレンスルフォン酸(アルドリッチ社製:50重量/容量%ヘプタン溶液から、ヘプタンを減圧留去して得た)を4.67gとアニリン(和光純薬工業社製)3.74gを溶解させた。この溶液に撹拌しながら、1N塩酸300mLを加え、−5℃の恒温槽に浸してフラスコを冷却した。フラスコ内温を−5℃に保持し、ここに、過硫酸アンモニウム7.30gを1N塩酸100mLに溶解した溶液を、上記滴下ロートより滴下してアニリンの重合を開始させた。フラスコを常に−5℃となるように冷却しながら重合反応させ、10時間後に撹拌を停止した。反応溶液を分液ロートに移し、二層に分離した反応溶液から水相を廃棄し、トルエン有機相をイオン交換水で2回、1N塩酸溶液で2回洗浄した。目的物を含むトルエン溶液から揮発分(有機溶剤)を減圧留去して、プロトネーションされた固形状のポリアニリン複合体を得た。この固体状ポリアニリン複合体を再度、トルエンに溶解し、不溶部を250μm径フィルターにより除き、不溶物のないトルエン溶液を得た。ろ液側のポリアニリン複合体溶液からトルエンを留去し、可溶性のプロトネーションされたポリアニリン複合体4.47gを得た。
(1)ポリアニリン複合体の製造
機械式攪拌機、滴下ロートを備える1Lのガラスフラスコに、(±)カンファースルホン酸(和光純薬製)1.36gを溶解した1N塩酸300mLと、アニリン(和光純薬工業社製)3.74gを溶解させたトルエン100mLを入れ、5℃の恒温槽に浸してフラスコを冷却した。フラスコ内温を5℃に保持し、ここに、過硫酸アンモニウム7.30gを1N塩酸100mLに溶解した溶液を、上記滴下ロートより滴下してアニリンの重合を開始させた。フラスコを常に5℃となるように冷却しながら重合反応させ、10時間後に撹拌を停止した。反応溶液中に生成した多量の析出物をろ別し、反応溶液を分液ロートに移し、二層に分離した反応溶液から水相を廃棄し、トルエン有機相をイオン交換水で2回、1N塩酸溶液で2回洗浄した。トルエン溶液から揮発分(有機溶剤)を減圧留去したがトルエンに可溶な成分は得られなかった。
従って、(±)カンファースルホン酸を用いた場合には、トルエン可溶性のポリアニリン複合体は得られなかった。
Claims (18)
- 実質的に水と混和しない有機溶剤に溶解している、(a)プロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体、及び
(b)フェノール性水酸基を有する化合物
を含み、
(a)プロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体は、置換又は未置換ポリアニリンが、下記式(II)
M(XCR 4 (CR 5 2 COOR 6 )COOR 7 ) p (II)
{式中、
Mは、水素原子又は有機若しくは無機遊離基であり、
Xは、酸性基であり、
R 4 及びR 5 は、それぞれ独立して水素原子、炭化水素基又はR 8 3 Si−基(ここで、R 8 は、炭化水素基であり、3つのR 8 は同一又は異なっていてもよい)であり、
R 6 及びR 7 は、それぞれ独立して炭化水素基又は−(R 9 O) q −R 10 基[ここで、R 9 は炭化水素基、シリレン基であり、R 10 は水素原子、炭化水素基又はR 11 3 Si−(R 11 は、炭化水素基であり、3つのR 11 は同一又は異なっていてもよい)であり、qは1以上の整数である]であり、
pは、Mの価数である}
で示される有機プロトン酸又はその塩によってプロトネーションされてなることを特徴とする導電性ポリアニリン組成物。 - 実質的に水と混和しない有機溶剤に可溶な(a)プロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体、及び
(b)フェノール性水酸基を有する化合物
を含み、
(a)プロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体は、置換又は未置換ポリアニリンが、下記式(II)
M(XCR 4 (CR 5 2 COOR 6 )COOR 7 ) p (II)
{式中、
Mは、水素原子又は有機若しくは無機遊離基であり、
Xは、酸性基であり、
R 4 及びR 5 は、それぞれ独立して水素原子、炭化水素基又はR 8 3 Si−基(ここで、R 8 は、炭化水素基であり、3つのR 8 は同一又は異なっていてもよい)であり、
R 6 及びR 7 は、それぞれ独立して炭化水素基又は−(R 9 O) q −R 10 基[ここで、R 9 は炭化水素基、シリレン基であり、R 10 は水素原子、炭化水素基又はR 11 3 Si−(R 11 は、炭化水素基であり、3つのR 11 は同一又は異なっていてもよい)であり、qは1以上の整数である]であり、
pは、Mの価数である}
で示される有機プロトン酸又はその塩によってプロトネーションされてなることを特徴とする導電性ポリアニリン組成物。 - 置換又は未置換ポリアニリンの重量平均分子量が100,000g/mol以上の高分子量体である、請求項1又は2記載の導電性ポリアニリン組成物。
- 組成物の溶液全体に占める(b)フェノール性水酸基を有する化合物のモル数濃度が、0.01mol/L〜5mol/Lの範囲である、請求項1〜3のいずれかに記載の導電性ポリアニリン組成物。
- 実質的に水と混和しない有機溶剤に溶解している、(a)プロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体の有機溶剤に対する濃度が、0.01〜300g/Lの範囲である、請求項1、3及び4のいずれかに記載の導電性ポリアニリン組成物。
- (a)プロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体に占める、置換又は未置換ポリアニリンの含有率が、20重量%〜70重量%であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の導電性ポリアニリン組成物。
- (a)プロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体が、式(II)で示されるプロトン酸又はその塩を含む、置換又は未置換アニリンを化学酸化重合することにより製造されたものである請求項1〜6のいずれかに記載の導電性ポリアニリン組成物。
- 式(II)で示される有機プロトン酸又はその塩が、下記式(III)
M(O3SCH(CH2COOR12)COOR13)m (III)
{式中、
Mは、水素原子又は有機若しくは無機遊離基であり、
R12及びR13は、それぞれ独立して炭化水素基又は−(R14O)r−R15基[ここで、R14は炭化水素基又はシリレン基であり、R15は水素原子、炭化水素基又はR16 3Si−基(ここで、R16は炭化水素基であり、3つのR16は同一又は異なっていてもよい)であり、rは1以上の整数である]であり、
mは、Mの価数である}
で示されるスルホコハク酸誘導体である請求項1〜7のいずれかに記載の導電性ポリアニリン組成物。 - (b)フェノール性水酸基を有する化合物が、フェノール、o−,m−若しくはp−クレゾール、カテコール、レゾルシノール、クロロフェノール、サリチル酸、ヒドロキシ安息香酸、ヒドロキシナフタレン、フェノール樹脂、ポリフェノール及びポリ(ヒドロキシスチレン)からなる群から選択される請求項1〜8のいずれかに記載の導電性ポリアニリン組成物。
- 実質的に水と混和しない有機溶剤が、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、テトラリン、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、トリクロロエタン、テトラクロロエタン、及び酢酸エチルからなる群から選択される請求項1〜9のいずれかに記載の導電性ポリアニリン組成物。
- (i)実質的に水と混和しない有機溶剤中、下記式(I)
M(XARn)m (I)
{式中、
Mは、水素原子又は有機若しくは無機遊離基であり、
Xは、酸性基であり、
Aは、置換基を含んでもよい炭化水素基であり、
Rは、それぞれ独立して、−R1、−OR1、−COR1、−COOR1、−CO(COR1)、―CO(COOR1)[ここで、R1は炭素数が4以上の置換基を含んでもよい炭化水素基、シリル基、アルキルシリル基、または−(R2O)x−R3基、−(OSiR3 2)x−OR3(R2はアルキレン基、R3はそれぞれ同一でも異なってもいてもよい炭化水素基であり、xは1以上の整数である)であり、
nは2以上の整数である]であり、
mは、Mの価数である}
で示される有機プロトン酸又はその塩の存在下で、置換又は未置換アニリンを化学酸化重合させて、有機溶剤に可溶の(a)プロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体を得る工程、及び
(ii)実質的に水と混和しない有機溶剤に溶解している、該(a)プロトネーションされた置換又は未置換ポリアニリン複合体に、(b)フェノール性水酸基を有する化合物を添加する工程
を含むことを特徴とする導電性ポリアニリン組成物の製造方法。 - 式(I)で示される有機プロトン酸又はその塩が、下記式(II)
M(XCR4(CR5 2COOR6)COOR7)p (II)
{式中、
Mは、水素原子又は有機若しくは無機遊離基であり、
Xは、酸性基であり、
R4及びR5は、それぞれ独立して水素原子、炭化水素基又はR8 3Si−基(ここで、R8は、炭化水素基であり、3つのR8は同一又は異なっていてもよい)であり、
R6及びR7は、それぞれ独立して炭化水素基又は−(R9O)q−R10基[ここで、R9は炭化水素基又はシリレン基であり、R10は水素原子、炭化水素基又はR11 3Si−(R11は、炭化水素基であり、3つのR11は同一又は異なっていてもよい)であり、qは1以上の整数である]であり、
pは、Mの価数である}
で示される有機プロトン酸又はその塩である、請求項11に記載の導電性ポリアニリン組成物の製造方法。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の導電性ポリアニリン組成物を成形してなる導電性成形体。
- 固有伝導率が、少なくとも50S/cm以上である請求項13記載の導電性成形体。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の導電性ポリアニリン組成物を、基材に塗布してなる表面導電性物品。
- 固有表面抵抗値が、少なくとも105Ω以下である請求項15記載の表面導電性物品。
- 450nmの光線透過率が70%以上である請求項16記載の表面透明導電性物品。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の導電性ポリアニリン組成物を、基材に塗布して成形することを特徴とする表面導電性物品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005515798A JP4959192B2 (ja) | 2003-11-28 | 2004-11-25 | 導電性ポリアニリン組成物、その製造方法及びそれからなる成形体 |
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003399286 | 2003-11-28 | ||
| JP2003399286 | 2003-11-28 | ||
| JP2005515798A JP4959192B2 (ja) | 2003-11-28 | 2004-11-25 | 導電性ポリアニリン組成物、その製造方法及びそれからなる成形体 |
| PCT/JP2004/017507 WO2005052058A1 (ja) | 2003-11-28 | 2004-11-25 | 導電性ポリアニリン組成物、その製造方法及びそれからなる成形体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPWO2005052058A1 JPWO2005052058A1 (ja) | 2007-06-21 |
| JP4959192B2 true JP4959192B2 (ja) | 2012-06-20 |
Family
ID=34631598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005515798A Expired - Lifetime JP4959192B2 (ja) | 2003-11-28 | 2004-11-25 | 導電性ポリアニリン組成物、その製造方法及びそれからなる成形体 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7771621B2 (ja) |
| EP (1) | EP1688462B1 (ja) |
| JP (1) | JP4959192B2 (ja) |
| KR (1) | KR101143664B1 (ja) |
| TW (1) | TW200526709A (ja) |
| WO (1) | WO2005052058A1 (ja) |
Families Citing this family (46)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007073498A (ja) | 2005-08-09 | 2007-03-22 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 導電性積層体 |
| JP5492413B2 (ja) * | 2006-08-10 | 2014-05-14 | 出光興産株式会社 | 導電性ポリアニリン組成物及びその製造方法 |
| JP5303107B2 (ja) * | 2006-09-25 | 2013-10-02 | 出光興産株式会社 | 導電性ポリアニリン複合体の製造方法 |
| JP2008097988A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 導電粉末及びこれを用いた導電ペースト |
| JP5143446B2 (ja) * | 2007-02-23 | 2013-02-13 | 信越ポリマー株式会社 | 導電性高分子溶液及び導電性塗膜 |
| JP5099816B2 (ja) * | 2007-03-14 | 2012-12-19 | 出光興産株式会社 | ポリアニリン複合体溶液及びその硬化物 |
| WO2009034816A1 (ja) * | 2007-09-14 | 2009-03-19 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | 導電性ポリアニリン組成物 |
| JP4997044B2 (ja) * | 2007-09-27 | 2012-08-08 | トヨタ自動車株式会社 | 金属リン酸塩をドープしたポリアニリン及びその製造方法、金属リン酸塩をドープしたポリアニリン含有溶液並びに塗料 |
| JPWO2009084418A1 (ja) * | 2007-12-27 | 2011-05-19 | 出光興産株式会社 | ポリアニリン複合体、その組成物及び成形体 |
| WO2009084419A1 (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-09 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | ポリアニリン複合体、その組成物及び成形体 |
| TWI381011B (zh) * | 2008-11-25 | 2013-01-01 | Univ Nat Cheng Kung | 導電性高分子複合材料及其製造方法 |
| PT2376215T (pt) * | 2008-12-11 | 2019-01-17 | Univ California | Membrana de filtração |
| WO2010095650A1 (ja) * | 2009-02-17 | 2010-08-26 | 綜研化学株式会社 | 複合導電性高分子組成物、その製造方法、当該組成物を含有する溶液、および当該組成物の用途 |
| WO2010095651A1 (ja) * | 2009-02-17 | 2010-08-26 | 綜研化学株式会社 | 複合導電性高分子組成物、その製造法、当該組成物を含有する溶液、および当該組成物の用途 |
| KR101295763B1 (ko) | 2009-02-17 | 2013-08-12 | 소켄 케미칼 앤드 엔지니어링 캄파니, 리미티드 | 복합 전기 전도성 폴리머 조성물, 이의 제조 방법, 이를 함유하는 용액, 및 이의 용도 |
| CN102224197B (zh) | 2009-02-17 | 2013-03-13 | 综研化学株式会社 | 复合导电性聚合物组合物及其制造方法、含有该组合物的溶液以及该组合物的用途 |
| KR101658760B1 (ko) | 2009-06-12 | 2016-09-21 | 이데미쓰 고산 가부시키가이샤 | π 공액 고분자 조성물 |
| JP5731974B2 (ja) * | 2009-07-02 | 2015-06-10 | 出光興産株式会社 | 導電性組成物 |
| TWI478957B (zh) * | 2009-09-07 | 2015-04-01 | Idemitsu Kosan Co | Conductive composition |
| WO2011132425A1 (ja) * | 2010-04-22 | 2011-10-27 | 出光興産株式会社 | 有機薄膜トランジスタ |
| CN105524463A (zh) | 2011-01-27 | 2016-04-27 | 出光兴产株式会社 | 聚苯胺复合物、其制造方法及组合物 |
| TWI494356B (zh) * | 2011-10-28 | 2015-08-01 | Univ Nat Central | 摻雜態共軛高分子膜之製備及處理方法 |
| US9624398B2 (en) | 2012-09-05 | 2017-04-18 | Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. | Antistatic release agent and antistatic release film |
| HUE069614T2 (hu) | 2012-10-12 | 2025-03-28 | Univ California | Polianilin membránok, alkalmazásaik és vonatkozó eljárások |
| JP5955786B2 (ja) * | 2013-01-07 | 2016-07-20 | 出光興産株式会社 | 導電性高分子組成物 |
| KR101688798B1 (ko) | 2013-01-23 | 2016-12-22 | 신에츠 폴리머 가부시키가이샤 | 대전 방지성 박리제용 조성물 및 대전 방지성 박리 필름 |
| CN104995257B (zh) | 2013-02-15 | 2017-11-24 | 信越聚合物株式会社 | 硬化性防带电有机聚硅氧烷组合物及防带电聚硅氧皮膜 |
| TWI512000B (zh) | 2013-02-15 | 2015-12-11 | Shinetsu Polymer Co | A conductive composition, a method for producing a conductive composition, an antistatic resin composition, and an antistatic resin film |
| US9426885B2 (en) * | 2013-02-28 | 2016-08-23 | Eastman Kodak Company | Multi-layer micro-wire structure |
| BR112015028583B1 (pt) | 2013-05-15 | 2022-02-15 | The Regents Of The University Of California | Membranas de osmose direta compreendendo polianilina e método para sua formação bem como método de osmose direta |
| JP6166146B2 (ja) * | 2013-10-22 | 2017-07-19 | 出光興産株式会社 | 電磁波シールドシート |
| US10532328B2 (en) | 2014-04-08 | 2020-01-14 | The Regents Of The University Of California | Polyaniline-based chlorine resistant hydrophilic filtration membranes |
| US10872709B2 (en) | 2014-07-11 | 2020-12-22 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Method for producing polyaniline complex composition and polyaniline complex composition |
| EP3231845B1 (en) | 2014-12-09 | 2019-07-10 | Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. | Addition-curable antistatic organopolysiloxane composition and antistatic silicone film |
| JP6745153B2 (ja) | 2016-07-11 | 2020-08-26 | 信越ポリマー株式会社 | 導電性離型層形成用塗料及びその製造方法、並びに導電性離型フィルム及びその製造方法 |
| JP2018059001A (ja) | 2016-10-06 | 2018-04-12 | 信越化学工業株式会社 | 剥離紙用又は剥離フィルム用シリコーン組成物 |
| JP7303123B2 (ja) | 2018-01-22 | 2023-07-04 | 出光興産株式会社 | 組成物、及びそれを用いた酸化還元材 |
| CN112805798A (zh) | 2018-08-10 | 2021-05-14 | 阿维科斯公司 | 包含聚苯胺的固体电解电容器 |
| KR102659642B1 (ko) | 2018-08-10 | 2024-04-22 | 교세라 에이브이엑스 컴포넌츠 코포레이션 | 고유 전도성 중합체를 포함하는 고체 전해 커패시터 |
| JP7442500B2 (ja) | 2018-08-10 | 2024-03-04 | キョーセラ・エイブイエックス・コンポーネンツ・コーポレーション | 導電性ポリマー粒子から形成される固体電解キャパシタ |
| US11955294B2 (en) | 2018-12-11 | 2024-04-09 | KYOCERA AVX Components Corporation | Solid electrolytic capacitor containing an intrinsically conductive polymer |
| JP7256036B2 (ja) * | 2019-03-05 | 2023-04-11 | 出光興産株式会社 | 電磁波吸収シート及びその製造方法 |
| WO2021055707A1 (en) | 2019-09-18 | 2021-03-25 | Avx Corporation | Solid electroltyic capacitor for use at high voltages |
| KR102774931B1 (ko) | 2019-12-10 | 2025-03-04 | 교세라 에이브이엑스 컴포넌츠 코포레이션 | 안정성이 증가된 탄탈 커패시터 |
| KR102709339B1 (ko) | 2019-12-10 | 2024-09-25 | 교세라 에이브이엑스 컴포넌츠 코포레이션 | 프리코트 및 내재적으로 전도성인 폴리머를 포함하는 고체 전해 커패시터 |
| US11631548B2 (en) | 2020-06-08 | 2023-04-18 | KYOCERA AVX Components Corporation | Solid electrolytic capacitor containing a moisture barrier |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01131237A (ja) * | 1987-07-17 | 1989-05-24 | Nitto Denko Corp | 導電性有機重合体組成物の製造方法 |
| JPH0770312A (ja) * | 1993-09-07 | 1995-03-14 | Nec Corp | 導電性高分子化合物及びその溶液、並びに固体電解 コンデンサ及びその製造方法 |
| JPH07126384A (ja) * | 1993-09-03 | 1995-05-16 | Neste Oy | 導電性組成物 |
| JPH107795A (ja) * | 1996-06-24 | 1998-01-13 | Hitachi Chem Co Ltd | 導電性樹脂シート |
| JP2001512758A (ja) * | 1997-08-07 | 2001-08-28 | コミツサリア タ レネルジー アトミーク | エメラルジン形の高分子質量の製造方法及びこの方法により得られたポリアニリン |
| JP2001288264A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-16 | Kanpoly Technology Co Ltd | ポリアニリン含有溶液の製造方法 |
| JP2003183389A (ja) * | 2001-10-10 | 2003-07-03 | Commiss Energ Atom | ポリアニリンおよび導電性ポリアニリンベース複合材料のドーパントとしてのスルホン酸、ホスホン酸およびリン酸の使用 |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62149724A (ja) | 1985-12-24 | 1987-07-03 | Bridgestone Corp | ポリアニリンの製造方法 |
| JPS62230825A (ja) | 1986-03-31 | 1987-10-09 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | フイルム状ポリアニリン及びその製造方法 |
| DE69231312T3 (de) | 1991-06-12 | 2003-12-11 | Dupont Displays, Inc. | Anwendbare formen von elektrisch leitfähigen polyanilinen und davon hergestellte leitfähige produkte |
| US5403913A (en) * | 1993-08-12 | 1995-04-04 | The Trustees Of The University Of Pennsylvania | Methods for preparing conductive polyanilines |
| US6087472A (en) * | 1995-01-09 | 2000-07-11 | International Business Machines Corporation | Methods of fabrication of deaggregated electrically conductive polymers and precursors thereof |
| US5804100A (en) * | 1995-01-09 | 1998-09-08 | International Business Machines Corporation | Deaggregated electrically conductive polymers and precursors thereof |
| US5670607A (en) | 1996-06-07 | 1997-09-23 | Gumbs Associates, Inc. | Miscible forms of electrically conductive polyaniline |
| US5780572A (en) * | 1996-07-26 | 1998-07-14 | Monsanto Company | Method of increasing polyaniline conductivity |
| US5772923A (en) * | 1996-10-29 | 1998-06-30 | Levon; Kalle M. J. | Solution comprising polyaniline and amphiphilic solubilizer |
| FR2796379B1 (fr) * | 1999-07-13 | 2002-05-24 | Commissariat Energie Atomique | Acides sulfoniques et phosphoniques et leur utilisation comme dopants pour la fabrication de films conducteurs de polyaniline et pour la fabrication de materiaux composites conducteurs a base de polyaniline |
| KR20010112574A (ko) | 2000-06-09 | 2001-12-20 | 오응주 | 여러 유기용매에 가용성인, 다양한 분자량의 폴리피롤제조방법 |
| JP2003283389A (ja) * | 2002-03-22 | 2003-10-03 | Tdk Corp | 電力線通信装置及びacアダプタ |
| JP2007073498A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-03-22 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 導電性積層体 |
-
2004
- 2004-11-25 WO PCT/JP2004/017507 patent/WO2005052058A1/ja not_active Ceased
- 2004-11-25 JP JP2005515798A patent/JP4959192B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 2004-11-25 US US10/581,055 patent/US7771621B2/en active Active
- 2004-11-25 EP EP04819420A patent/EP1688462B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2004-11-25 KR KR1020067010363A patent/KR101143664B1/ko not_active Expired - Lifetime
- 2004-11-26 TW TW093136614A patent/TW200526709A/zh not_active IP Right Cessation
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01131237A (ja) * | 1987-07-17 | 1989-05-24 | Nitto Denko Corp | 導電性有機重合体組成物の製造方法 |
| JPH07126384A (ja) * | 1993-09-03 | 1995-05-16 | Neste Oy | 導電性組成物 |
| JPH0770312A (ja) * | 1993-09-07 | 1995-03-14 | Nec Corp | 導電性高分子化合物及びその溶液、並びに固体電解 コンデンサ及びその製造方法 |
| JPH107795A (ja) * | 1996-06-24 | 1998-01-13 | Hitachi Chem Co Ltd | 導電性樹脂シート |
| JP2001512758A (ja) * | 1997-08-07 | 2001-08-28 | コミツサリア タ レネルジー アトミーク | エメラルジン形の高分子質量の製造方法及びこの方法により得られたポリアニリン |
| JP2001288264A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-16 | Kanpoly Technology Co Ltd | ポリアニリン含有溶液の製造方法 |
| JP2003183389A (ja) * | 2001-10-10 | 2003-07-03 | Commiss Energ Atom | ポリアニリンおよび導電性ポリアニリンベース複合材料のドーパントとしてのスルホン酸、ホスホン酸およびリン酸の使用 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US7771621B2 (en) | 2010-08-10 |
| EP1688462A9 (en) | 2006-10-18 |
| TW200526709A (en) | 2005-08-16 |
| JPWO2005052058A1 (ja) | 2007-06-21 |
| EP1688462A1 (en) | 2006-08-09 |
| US20070108420A1 (en) | 2007-05-17 |
| KR101143664B1 (ko) | 2012-05-09 |
| TWI375694B (ja) | 2012-11-01 |
| EP1688462A4 (en) | 2007-12-12 |
| EP1688462B1 (en) | 2011-09-28 |
| WO2005052058A1 (ja) | 2005-06-09 |
| KR20060111535A (ko) | 2006-10-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4959192B2 (ja) | 導電性ポリアニリン組成物、その製造方法及びそれからなる成形体 | |
| EP2669315B1 (en) | Polyaniline composite, method for producing same, and composition | |
| JP5114197B2 (ja) | 導電性高分子積層体 | |
| JPWO2009084419A1 (ja) | ポリアニリン複合体、その組成物及び成形体 | |
| JP6069420B2 (ja) | π共役高分子組成物 | |
| US20090035532A1 (en) | Conductive laminate | |
| JP5710388B2 (ja) | ポリアニリン導電性組成物 | |
| JP5492413B2 (ja) | 導電性ポリアニリン組成物及びその製造方法 | |
| JPWO2009084418A1 (ja) | ポリアニリン複合体、その組成物及び成形体 | |
| JP2009126949A (ja) | 導電性ポリアニリン組成物、その製造方法及びそれから得られる成形体 | |
| JP5033403B2 (ja) | 導電性成形体、電子部品および電気装置 | |
| JP2008130939A (ja) | 熱負荷検出素子、電気装置、熱負荷検出装置、電気特性認識装置、および、電気特性認識方法 | |
| WO2011001688A1 (ja) | 導電性組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070831 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110426 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110622 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120306 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120321 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4959192 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |
