JP2003283389A - 電力線通信装置及びacアダプタ - Google Patents
電力線通信装置及びacアダプタInfo
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- JP2003283389A JP2003283389A JP2002081353A JP2002081353A JP2003283389A JP 2003283389 A JP2003283389 A JP 2003283389A JP 2002081353 A JP2002081353 A JP 2002081353A JP 2002081353 A JP2002081353 A JP 2002081353A JP 2003283389 A JP2003283389 A JP 2003283389A
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ネットワーク家電その他の端末装置の通信イ
ンターフェース方式が複数ある場合であっても、それぞ
れの通信インターフェース方式に対応可能な電力線通信
装置及びACアダプタを提供する。 【解決手段】 電力線通信装置は101、電力線通信装
置本体102と、端末装置と接続するための通信モジュ
ールが挿入される接続スロット103と、コンセントに
接続されることにより電力線の一部をなす電源コード1
04と、電力線通信とは異なる通信方式で通信を行うた
めの通信モジュール106を備えている。電力線通信装
置101は、通信モジュール106を接続スロット10
3に挿入して使用する。通信インターフェースの異なる
他の通信装置に使用する場合には、電力線通信装置本体
102から通信モジュール106のみを取り外して、対
応する通信インターフェースを備えた通信モジュール1
06を接続スロット103に挿入して使用する。
ンターフェース方式が複数ある場合であっても、それぞ
れの通信インターフェース方式に対応可能な電力線通信
装置及びACアダプタを提供する。 【解決手段】 電力線通信装置は101、電力線通信装
置本体102と、端末装置と接続するための通信モジュ
ールが挿入される接続スロット103と、コンセントに
接続されることにより電力線の一部をなす電源コード1
04と、電力線通信とは異なる通信方式で通信を行うた
めの通信モジュール106を備えている。電力線通信装
置101は、通信モジュール106を接続スロット10
3に挿入して使用する。通信インターフェースの異なる
他の通信装置に使用する場合には、電力線通信装置本体
102から通信モジュール106のみを取り外して、対
応する通信インターフェースを備えた通信モジュール1
06を接続スロット103に挿入して使用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力線ネットワー
ク通信システムに利用される電力線通信装置及びACア
ダプタに関し、より詳細には、端末装置の通信インター
フェース方式が複数ある場合や、端末装置が電力線通信
を行わない場合であっても、これらに対応することが可
能な電力線通信装置及びACアダプタに関する。
ク通信システムに利用される電力線通信装置及びACア
ダプタに関し、より詳細には、端末装置の通信インター
フェース方式が複数ある場合や、端末装置が電力線通信
を行わない場合であっても、これらに対応することが可
能な電力線通信装置及びACアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】屋内に敷設された電力線を伝送媒体とし
て利用する電力線通信システムが知られている。このシ
ステムによれば、専用線を敷設する必要がなく、新たに
ネットワーク機器を導入する場合や、ネットワーク機器
の配置を移動する場合にも配線の追加や変更が必要ない
ため、ホームネットワークを実現する手段として注目さ
れている。
て利用する電力線通信システムが知られている。このシ
ステムによれば、専用線を敷設する必要がなく、新たに
ネットワーク機器を導入する場合や、ネットワーク機器
の配置を移動する場合にも配線の追加や変更が必要ない
ため、ホームネットワークを実現する手段として注目さ
れている。
【0003】図5は、電力線通信システムに用いられる
従来の電力線通信装置の外観構成を示す斜視図である。
図5に示されるように、電力線通信装置501は、電力
線通信装置本体502と、コンセントに接続されること
により電力線の一部をなす電源コード503と、直流
(DC)電力を端末装置に供給するためのDCケーブル
504と、電力線通信装置のオン/オフを切り替える電
源スイッチ505と、電力線通信とは異なる通信方式、
例えばUSB(Universal Serial Bus)により端末装置
との間で通信を行うための通信ケーブルであるUSBケ
ーブル506を備えている。
従来の電力線通信装置の外観構成を示す斜視図である。
図5に示されるように、電力線通信装置501は、電力
線通信装置本体502と、コンセントに接続されること
により電力線の一部をなす電源コード503と、直流
(DC)電力を端末装置に供給するためのDCケーブル
504と、電力線通信装置のオン/オフを切り替える電
源スイッチ505と、電力線通信とは異なる通信方式、
例えばUSB(Universal Serial Bus)により端末装置
との間で通信を行うための通信ケーブルであるUSBケ
ーブル506を備えている。
【0004】図6は、図5に示した電力線通信装置1の
概略構成を示すブロック図である。図6に示されるよう
に、電力線通信装置501は、CPU601と、メモリ
602とがシステムコントローラ603を介してバス6
04に接続された構成を有する。また、電力線通信装置
501は、電力線の一部をなす電源コード(以下、電力
線ということがある)503に接続された電源部606
及び電力線通信モデム部(以下単にモデム部という)6
07を有し、モデム部607は電力線通信コントローラ
608を介してバス604に接続されている。なお、電
力線503より供給される交流(AC)電力は、電源部
606によって直流(DC)に変換された後、CPU6
01等の各ブロックへ供給される。電源部606は、電
源スイッチ505を操作することにより、動作状態又は
非動作状態にすることができる。また、直流電力はDC
ケーブル504を介して端末装置にも供給される。
概略構成を示すブロック図である。図6に示されるよう
に、電力線通信装置501は、CPU601と、メモリ
602とがシステムコントローラ603を介してバス6
04に接続された構成を有する。また、電力線通信装置
501は、電力線の一部をなす電源コード(以下、電力
線ということがある)503に接続された電源部606
及び電力線通信モデム部(以下単にモデム部という)6
07を有し、モデム部607は電力線通信コントローラ
608を介してバス604に接続されている。なお、電
力線503より供給される交流(AC)電力は、電源部
606によって直流(DC)に変換された後、CPU6
01等の各ブロックへ供給される。電源部606は、電
源スイッチ505を操作することにより、動作状態又は
非動作状態にすることができる。また、直流電力はDC
ケーブル504を介して端末装置にも供給される。
【0005】USB接続端子を備えている端末装置は、
USBケーブル506を介して通信制御部609に接続
される。通信制御部609はバス604に接続されてい
るので、端末装置から送信されたデータは通信制御部6
09からバス604、システムコントローラ603を介
して電力線通信コントローラ608に入力され、さらに
モデム部607を介して電力線503上に送出される。
かかるデータ処理はCPU601等によって制御され
る。これにより、端末装置は電力線通信装置501を介
して電力線通信が可能となる。
USBケーブル506を介して通信制御部609に接続
される。通信制御部609はバス604に接続されてい
るので、端末装置から送信されたデータは通信制御部6
09からバス604、システムコントローラ603を介
して電力線通信コントローラ608に入力され、さらに
モデム部607を介して電力線503上に送出される。
かかるデータ処理はCPU601等によって制御され
る。これにより、端末装置は電力線通信装置501を介
して電力線通信が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電力線通信装置では、電力線通信コントローラ
608、通信制御部609、電源部606その他の各ブ
ロックが電力線通信装置内に一体的に設けられているた
め、USB以外の通信インターフェースを備えた端末装
置にはこの電力線通信装置を利用することができず、か
かる通信インターフェースに対応する新たな電力線通信
装置を用意しなければならなかった。
た従来の電力線通信装置では、電力線通信コントローラ
608、通信制御部609、電源部606その他の各ブ
ロックが電力線通信装置内に一体的に設けられているた
め、USB以外の通信インターフェースを備えた端末装
置にはこの電力線通信装置を利用することができず、か
かる通信インターフェースに対応する新たな電力線通信
装置を用意しなければならなかった。
【0007】また、当初は端末装置が電力線通信装置を
使用していたが、後に電力線通信を行わなくなった場合
には、USBケーブルを端末装置から取り外すことによ
り、単なるDC電源として使用することができるが、電
力線通信装置は大型で、しかも電力線通信用の制御回路
による無駄な電力消費があるため、単なるACアダプタ
を用いたほうが良く、電力線通信装置が無用になってし
まうという問題があった。逆に、当初は電力線通信を行
わないため、その電力供給にACアダプタを使用してい
たが、後に電力線通信を行うことになった場合には、電
力線通信装置を導入することによりACアダプタが無用
になってしまうことも考えられる。
使用していたが、後に電力線通信を行わなくなった場合
には、USBケーブルを端末装置から取り外すことによ
り、単なるDC電源として使用することができるが、電
力線通信装置は大型で、しかも電力線通信用の制御回路
による無駄な電力消費があるため、単なるACアダプタ
を用いたほうが良く、電力線通信装置が無用になってし
まうという問題があった。逆に、当初は電力線通信を行
わないため、その電力供給にACアダプタを使用してい
たが、後に電力線通信を行うことになった場合には、電
力線通信装置を導入することによりACアダプタが無用
になってしまうことも考えられる。
【0008】したがって、本発明のかかる目的は、パソ
コン、ネットワーク家電その他の端末装置の通信インタ
ーフェース方式が複数ある場合であっても、それぞれの
通信インターフェース方式に対応可能な電力線通信装置
を提供することにある。
コン、ネットワーク家電その他の端末装置の通信インタ
ーフェース方式が複数ある場合であっても、それぞれの
通信インターフェース方式に対応可能な電力線通信装置
を提供することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、端末装置が電
力線通信を行わない場合でも無駄な消費電力を低減する
ことが可能な電力線通信装置を提供することにある。
力線通信を行わない場合でも無駄な消費電力を低減する
ことが可能な電力線通信装置を提供することにある。
【0010】また、本発明のさらに他の目的は、電力線
通信に対する拡張性の高いACアダプタを提供すること
にある。
通信に対する拡張性の高いACアダプタを提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
電力線を伝送媒体としてデータ通信を行う第1の通信手
段を収容した電力線通信装置本体と、前記電力線とは異
なる伝送媒体を介してデータ通信を行う第2の通信手段
を収容した通信モジュールとを有し、前記電力線通信装
置本体と前記通信モジュールとが着脱可能であることを
特徴とする電力線通信装置によって達成される。
電力線を伝送媒体としてデータ通信を行う第1の通信手
段を収容した電力線通信装置本体と、前記電力線とは異
なる伝送媒体を介してデータ通信を行う第2の通信手段
を収容した通信モジュールとを有し、前記電力線通信装
置本体と前記通信モジュールとが着脱可能であることを
特徴とする電力線通信装置によって達成される。
【0012】本発明によれば、端末装置の通信インター
フェースが異なる場合であっても、電力線通信装置内の
通信モジュールのみを交換すればよいため、新たに電力
線通信装置を用意する必要がなく、通信インターフェー
スの異なる端末装置に対する幅広い対応が可能となる。
フェースが異なる場合であっても、電力線通信装置内の
通信モジュールのみを交換すればよいため、新たに電力
線通信装置を用意する必要がなく、通信インターフェー
スの異なる端末装置に対する幅広い対応が可能となる。
【0013】本発明の好ましい実施態様においては、前
記通信モジュールは、カード型の形状を有し、前記通信
装置本体は、前記通信モジュールを装着するためのスロ
ット部を有する。
記通信モジュールは、カード型の形状を有し、前記通信
装置本体は、前記通信モジュールを装着するためのスロ
ット部を有する。
【0014】本発明の好ましい実施態様によれば、電力
線通信装置本体に対する着脱及び通信モジュール単体の
取り扱いが容易となる。
線通信装置本体に対する着脱及び通信モジュール単体の
取り扱いが容易となる。
【0015】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記電力線通信装置本体は、前記通信モジュールを
機能させるためのソフトウェアを記憶する記憶手段を備
えている。
は、前記電力線通信装置本体は、前記通信モジュールを
機能させるためのソフトウェアを記憶する記憶手段を備
えている。
【0016】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、電力線通信装置本体内のメモリに、通信モジュール
が装着された際に当該通信モジュールを機能させるため
のソフトウェアを記憶しておくので、通信モジュールを
交換する際の設定作業を容易にすることができる。
ば、電力線通信装置本体内のメモリに、通信モジュール
が装着された際に当該通信モジュールを機能させるため
のソフトウェアを記憶しておくので、通信モジュールを
交換する際の設定作業を容易にすることができる。
【0017】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記電力線通信装置本体は、前記通信モジュールを
機能させるためのソフトウェアを記憶する記憶手段を備
え、前記スロット部に装着されたモジュール内に記録さ
れた前記ソフトウェアを読み出して前記記憶手段に記憶
させる。
は、前記電力線通信装置本体は、前記通信モジュールを
機能させるためのソフトウェアを記憶する記憶手段を備
え、前記スロット部に装着されたモジュール内に記録さ
れた前記ソフトウェアを読み出して前記記憶手段に記憶
させる。
【0018】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、通信モジュールを装着するためのスロット部を利用
して、通信モジュールを機能させるためのソフトウェア
をメモリ内に記憶させるので、通信モジュールを交換す
るうえで必要な通信モジュールのソフトウェアをインス
トールする作業が容易となる。
ば、通信モジュールを装着するためのスロット部を利用
して、通信モジュールを機能させるためのソフトウェア
をメモリ内に記憶させるので、通信モジュールを交換す
るうえで必要な通信モジュールのソフトウェアをインス
トールする作業が容易となる。
【0019】本発明の前記目的はまた、電力線を伝送媒
体としてデータ通信を行う電力線通信手段を収容した電
力線通信ユニットと、前記電力線より供給される交流電
力を直流に変換して外部及び前記電力線通信手段へ供給
するACアダプタユニットとを有し、前記電力線通信ユ
ニットと前記ACアダプタユニットとが着脱可能である
ことを特徴とする電力線通信装置によって達成される。
体としてデータ通信を行う電力線通信手段を収容した電
力線通信ユニットと、前記電力線より供給される交流電
力を直流に変換して外部及び前記電力線通信手段へ供給
するACアダプタユニットとを有し、前記電力線通信ユ
ニットと前記ACアダプタユニットとが着脱可能である
ことを特徴とする電力線通信装置によって達成される。
【0020】本発明によれば、端末装置が電力線通信を
行わない場合には、電力線通信ユニットをACアダプタ
ユニットから切り離すことにより、ACアダプタユニッ
ト単体で使用することが可能となり、電力線通信ユニッ
トによる無駄な電力消費を削減することができる。
行わない場合には、電力線通信ユニットをACアダプタ
ユニットから切り離すことにより、ACアダプタユニッ
ト単体で使用することが可能となり、電力線通信ユニッ
トによる無駄な電力消費を削減することができる。
【0021】前記電力線通信ユニットは、前記ACアダ
プタユニットから電力線通信データを入出力するための
接続端子と、前記ACアダプタユニットから電力供給を
受けるための接続端子を備え、前記ACアダプタユニッ
トは、前記電力線通信ユニットから電力線通信データを
入出力するための接続端子と、前記ACアダプタユニッ
トへ電力供給するための接続端子を備えていることを特
徴とする請求項5に記載の電力線通信装置。
プタユニットから電力線通信データを入出力するための
接続端子と、前記ACアダプタユニットから電力供給を
受けるための接続端子を備え、前記ACアダプタユニッ
トは、前記電力線通信ユニットから電力線通信データを
入出力するための接続端子と、前記ACアダプタユニッ
トへ電力供給するための接続端子を備えていることを特
徴とする請求項5に記載の電力線通信装置。
【0022】本発明の好ましい実施態様によれば、かか
る2つの接続端子を備えることにより、電力線通信ユニ
ットがACアダプタユニットから直流電力とともに電力
線通信を受けることが可能となる。
る2つの接続端子を備えることにより、電力線通信ユニ
ットがACアダプタユニットから直流電力とともに電力
線通信を受けることが可能となる。
【0023】本発明の前記目的はまた、電力線より供給
される交流電力を直流に変換して外部に供給するACア
ダプタであって、前記電力線を伝送媒体としてデータ通
信を行う電力線通信ユニットとの接続手段を備えている
ことを特徴とするACアダプタによって達成される。
される交流電力を直流に変換して外部に供給するACア
ダプタであって、前記電力線を伝送媒体としてデータ通
信を行う電力線通信ユニットとの接続手段を備えている
ことを特徴とするACアダプタによって達成される。
【0024】本発明によれば、電力線通信ユニットをA
Cアダプタに後付けすることにより、電力線通信装置と
して使用することが可能となり、拡張性の高いACアダ
プタを提供することができる。
Cアダプタに後付けすることにより、電力線通信装置と
して使用することが可能となり、拡張性の高いACアダ
プタを提供することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
る電力線通信装置の外観構成を示す斜視図である。図1
に示されるように、電力線通信装置は101、電力線通
信装置本体102と、端末装置と接続するための通信モ
ジュールが挿入される接続スロット103と、コンセン
トに接続されることにより電力線の一部をなす電源コー
ド104と、電力線通信装置のオン/オフを切り替える
電源スイッチ105と、電力線通信とは異なる通信方式
で通信を行うための通信モジュール106を備えてい
る。
る電力線通信装置の外観構成を示す斜視図である。図1
に示されるように、電力線通信装置は101、電力線通
信装置本体102と、端末装置と接続するための通信モ
ジュールが挿入される接続スロット103と、コンセン
トに接続されることにより電力線の一部をなす電源コー
ド104と、電力線通信装置のオン/オフを切り替える
電源スイッチ105と、電力線通信とは異なる通信方式
で通信を行うための通信モジュール106を備えてい
る。
【0027】通信モジュール106は、後述する通信制
御部が内蔵されたカード型モジュールであり、インター
フェースカード106aと、電力線104とは異なる伝
送媒体、例えばUSBケーブル等の通信ケーブル106
bとで構成されており、電力線とは異なる伝送媒体を介
して端末装置にデータを伝送する。なお無線通信の場合
には、インターフェースカード106aと、アンテナ部
(図示を省略)とで構成すればよい。
御部が内蔵されたカード型モジュールであり、インター
フェースカード106aと、電力線104とは異なる伝
送媒体、例えばUSBケーブル等の通信ケーブル106
bとで構成されており、電力線とは異なる伝送媒体を介
して端末装置にデータを伝送する。なお無線通信の場合
には、インターフェースカード106aと、アンテナ部
(図示を省略)とで構成すればよい。
【0028】電力線通信装置101は、通信モジュール
106を接続スロット103に挿入して使用する。通信
ケーブル106bは、対応する通信インターフェースを
備えた端末装置(図示を省略)に接続される。これによ
り、端末装置は通信制御装置101を介して他の端末装
置と電力線通信を行うことが可能となる。
106を接続スロット103に挿入して使用する。通信
ケーブル106bは、対応する通信インターフェースを
備えた端末装置(図示を省略)に接続される。これによ
り、端末装置は通信制御装置101を介して他の端末装
置と電力線通信を行うことが可能となる。
【0029】通信インターフェースの異なる他の通信装
置に使用する場合には、電力線通信装置本体102から
通信モジュール106のみを取り外して、対応する通信
インターフェースを備えた通信モジュール106を接続
スロット103に挿入して使用する。これにより、端末
装置は通信制御装置101を介して他の端末装置と電力
線通信を行うことが可能となる。
置に使用する場合には、電力線通信装置本体102から
通信モジュール106のみを取り外して、対応する通信
インターフェースを備えた通信モジュール106を接続
スロット103に挿入して使用する。これにより、端末
装置は通信制御装置101を介して他の端末装置と電力
線通信を行うことが可能となる。
【0030】また、上述したカード型の通信モジュール
によれば、電力線通信装置本体に対する着脱及び通信モ
ジュール単体の取り扱いが容易となる。さらには、既存
のカード型通信モジュールを利用して、本実施態様にか
かる電力線通信装置を構成することができる。
によれば、電力線通信装置本体に対する着脱及び通信モ
ジュール単体の取り扱いが容易となる。さらには、既存
のカード型通信モジュールを利用して、本実施態様にか
かる電力線通信装置を構成することができる。
【0031】なお、接続スロット103に挿入される通
信モジュール106の通信インターフェースとしては、
USBのほか、パラレルインターフェース、PCMCI
Aカード、PCI_Bus等、種々のインターフェース
を使用することが可能である。既存のPCMCIAカー
ドや、PCIカード等を、通信モジュール106として
電力線通信装置101に挿入して使用するように構成し
てもよい。
信モジュール106の通信インターフェースとしては、
USBのほか、パラレルインターフェース、PCMCI
Aカード、PCI_Bus等、種々のインターフェース
を使用することが可能である。既存のPCMCIAカー
ドや、PCIカード等を、通信モジュール106として
電力線通信装置101に挿入して使用するように構成し
てもよい。
【0032】図2は、図1に示した電力線通信装置10
1の内部構成を示すブロック図である。図2に示される
ように、電力線通信装置101は、CPU201と、メ
モリ202とがシステムコントローラ203を介してバ
ス204に接続された構成を有する。また、電力線通信
装置101は、電力線の一部をなす電源コード104に
接続された電源部206及びモデム部207を有し、モ
デム部207は電力線通信コントローラ208を介して
バス204に接続されている。また、電力線通信装置1
01は、端末装置との間でデータを送受信するための通
信制御部209が、接続部210を介してバス204に
接続された構成を有する。また、装置全体のリセットや
各種設定の切替を行うためのスイッチ部211を備えて
いる。
1の内部構成を示すブロック図である。図2に示される
ように、電力線通信装置101は、CPU201と、メ
モリ202とがシステムコントローラ203を介してバ
ス204に接続された構成を有する。また、電力線通信
装置101は、電力線の一部をなす電源コード104に
接続された電源部206及びモデム部207を有し、モ
デム部207は電力線通信コントローラ208を介して
バス204に接続されている。また、電力線通信装置1
01は、端末装置との間でデータを送受信するための通
信制御部209が、接続部210を介してバス204に
接続された構成を有する。また、装置全体のリセットや
各種設定の切替を行うためのスイッチ部211を備えて
いる。
【0033】電源部206は、電源スイッチ105を操
作することにより動作状態又は非動作状態への切り替え
を行うことができ、動作状態においては、電源コード2
05を通って供給される交流電力を直流に変換してシス
テムコントローラ203等の各ブロックに供給する。モ
デム部207は、電力線通信に適した変調方式、例えば
OFDM方式によりデータの変復調を行う。電力線通信
コントローラ208は、電力線を介して送受信されるデ
ータをバス204経由でCPU201等の各ブロックに
転送する。通信制御部209は、例えばUSBケーブル
等の電力線とは異なる伝送媒体を介して端末装置との間
でデータ通信を行う通信手段である。
作することにより動作状態又は非動作状態への切り替え
を行うことができ、動作状態においては、電源コード2
05を通って供給される交流電力を直流に変換してシス
テムコントローラ203等の各ブロックに供給する。モ
デム部207は、電力線通信に適した変調方式、例えば
OFDM方式によりデータの変復調を行う。電力線通信
コントローラ208は、電力線を介して送受信されるデ
ータをバス204経由でCPU201等の各ブロックに
転送する。通信制御部209は、例えばUSBケーブル
等の電力線とは異なる伝送媒体を介して端末装置との間
でデータ通信を行う通信手段である。
【0034】上述した各ブロック201乃至210のう
ち、通信制御部209以外のブロックは、電力線通信装
置本体102内に収容されている。一方、通信制御部2
09は、通信モジュール106内に収容されており、接
続部210との接続及び切り離しが自在である。接続部
210は、通信制御部209に接続された端末装置との
間で送受信されるデータをバス204経由で各ブロック
に転送する。
ち、通信制御部209以外のブロックは、電力線通信装
置本体102内に収容されている。一方、通信制御部2
09は、通信モジュール106内に収容されており、接
続部210との接続及び切り離しが自在である。接続部
210は、通信制御部209に接続された端末装置との
間で送受信されるデータをバス204経由で各ブロック
に転送する。
【0035】メモリ202には、通信モジュール106
が装着された際に当該通信モジュールを機能させるた
め、各種の通信モジュールに対応するソフトウェアを記
憶させておく。通信モジュール106が接続スロット1
03に挿入された場合、その通信モジュールに対応する
ソフトウェアが起動し、接続された通信制御部209を
認識させる。これにより、ユーザは通信モジュールを認
識させるために各種設定や操作を行う必要がなくなる。
なお、電力線通信コントローラ208についても、電源
起動時にメモリから設定ファイルをロードする。
が装着された際に当該通信モジュールを機能させるた
め、各種の通信モジュールに対応するソフトウェアを記
憶させておく。通信モジュール106が接続スロット1
03に挿入された場合、その通信モジュールに対応する
ソフトウェアが起動し、接続された通信制御部209を
認識させる。これにより、ユーザは通信モジュールを認
識させるために各種設定や操作を行う必要がなくなる。
なお、電力線通信コントローラ208についても、電源
起動時にメモリから設定ファイルをロードする。
【0036】上述した各種の通信モジュールに対応する
ソフトウェアをメモリ202に記憶する場合には、接続
部210と互換のインターフェースを備え、接続スロッ
ト103に装着可能なカード型メモリにソフトウェアを
記録しておき、これを接続スロット103に装着する。
次に、スイッチ部211を操作して、ソフトウェアの読
出しモードに切り替えて、読み出しを実行する。このよ
うな操作により、カード型メモリ内に記録されたソフト
ウェアが読み出されて、メモリ202内に記憶される。
ソフトウェアをメモリ202に記憶する場合には、接続
部210と互換のインターフェースを備え、接続スロッ
ト103に装着可能なカード型メモリにソフトウェアを
記録しておき、これを接続スロット103に装着する。
次に、スイッチ部211を操作して、ソフトウェアの読
出しモードに切り替えて、読み出しを実行する。このよ
うな操作により、カード型メモリ内に記録されたソフト
ウェアが読み出されて、メモリ202内に記憶される。
【0037】通信制御部209が接続部210に接続さ
れると、端末装置は電力線104を介して他の端末装置
と通信が可能となる。すなわち、端末装置が送信したデ
ータは、通信制御部209、接続部210、バス20
4、システムコントローラ203、電力線通信コントロ
ーラ208、モデム部207を経由して電力線104へ
送出される。なお、CPU201は前述のような動作を
するように各ブロックを制御し、必要に応じてデータが
メモリ202に記憶される。
れると、端末装置は電力線104を介して他の端末装置
と通信が可能となる。すなわち、端末装置が送信したデ
ータは、通信制御部209、接続部210、バス20
4、システムコントローラ203、電力線通信コントロ
ーラ208、モデム部207を経由して電力線104へ
送出される。なお、CPU201は前述のような動作を
するように各ブロックを制御し、必要に応じてデータが
メモリ202に記憶される。
【0038】以上説明したように、通信モジュール10
6が、電力線通信装置本体101に対して着脱可能に接
続されることにより、端末装置の通信インターフェース
方式にあわせて通信モジュール106を変更することが
可能となる。従って、電力線通信装置に接続される端末
装置の通信インターフェース方式が複数種類存在する場
合や、端末装置のインターフェースが変更された場合で
あっても、それぞれの通信インターフェースに対応する
ことができる。
6が、電力線通信装置本体101に対して着脱可能に接
続されることにより、端末装置の通信インターフェース
方式にあわせて通信モジュール106を変更することが
可能となる。従って、電力線通信装置に接続される端末
装置の通信インターフェース方式が複数種類存在する場
合や、端末装置のインターフェースが変更された場合で
あっても、それぞれの通信インターフェースに対応する
ことができる。
【0039】なお、前記実施態様においては、接続スロ
ット103としてカード型のインターフェースカード1
06を挿入する場合を例に説明したが、これに限定され
るものではなく、例えばD_Subコネクタのようなコ
ネクタどうしを結合する方式を用いてもよい。即ち、電
力線通信装置本体101と通信モジュール106が着脱
可能であればよい。
ット103としてカード型のインターフェースカード1
06を挿入する場合を例に説明したが、これに限定され
るものではなく、例えばD_Subコネクタのようなコ
ネクタどうしを結合する方式を用いてもよい。即ち、電
力線通信装置本体101と通信モジュール106が着脱
可能であればよい。
【0040】また、前記実施態様においては、端末装置
にDC電力を供給するためのDCケーブルを備えていな
い電力線通信装置を例に説明したが、これに限定される
ものではなく、DCケーブルによりDC電力を供給する
構成を有する電力線通信装置であっても構わない。
にDC電力を供給するためのDCケーブルを備えていな
い電力線通信装置を例に説明したが、これに限定される
ものではなく、DCケーブルによりDC電力を供給する
構成を有する電力線通信装置であっても構わない。
【0041】図3(a),(b)は、本発明の他の好ま
しい実施態様にかかる電力線通信装置の外観構成を示す
斜視図であり、図3(a)は、電力線通信ユニットとA
Cアダプタユニットとが接続されている状態、図3
(b)は両者が切り離されている状態を示している。図
3(a)に示されるように、電力線通信装置301は、
電力線通信を行うための電力線通信ユニット302と、
交流電力を直流に変換して供給するためのACアダプタ
ユニット306からなる2つのユニットで構成されてい
る。
しい実施態様にかかる電力線通信装置の外観構成を示す
斜視図であり、図3(a)は、電力線通信ユニットとA
Cアダプタユニットとが接続されている状態、図3
(b)は両者が切り離されている状態を示している。図
3(a)に示されるように、電力線通信装置301は、
電力線通信を行うための電力線通信ユニット302と、
交流電力を直流に変換して供給するためのACアダプタ
ユニット306からなる2つのユニットで構成されてい
る。
【0042】電力線通信ユニット302は、電力線通信
を行うための制御回路等を収容した電力線通信ユニット
本体303と、電源スイッチ304と、電力線308と
は異なる伝送媒体、例えばUSBケーブル等の通信ケー
ブル305とで構成されており、電力線とは異なる伝送
媒体を介して端末装置にデータを伝送する。
を行うための制御回路等を収容した電力線通信ユニット
本体303と、電源スイッチ304と、電力線308と
は異なる伝送媒体、例えばUSBケーブル等の通信ケー
ブル305とで構成されており、電力線とは異なる伝送
媒体を介して端末装置にデータを伝送する。
【0043】ACアダプタユニット306は、AC/D
C変換回路等を収容したACアダプタユニット本体30
7と、電力線の一部をなす電源コード308と、AC/
DC変換された後の直流電力を供給するためのDCケー
ブル309とで構成されている。
C変換回路等を収容したACアダプタユニット本体30
7と、電力線の一部をなす電源コード308と、AC/
DC変換された後の直流電力を供給するためのDCケー
ブル309とで構成されている。
【0044】図3(b)に示されるように、電力線通信
ユニット302とACアダプタユニット306とは切り
離しが可能である。電力線通信ユニット302とACア
ダプタユニット306との接続面には、AC接続端子3
10と、DC接続端子311が設けられている。
ユニット302とACアダプタユニット306とは切り
離しが可能である。電力線通信ユニット302とACア
ダプタユニット306との接続面には、AC接続端子3
10と、DC接続端子311が設けられている。
【0045】AC接続端子310は、電力線通信ユニッ
ト302とACアダプタユニット306との間で電力線
通信用データを送受信するためのものであり、電力線通
信ユニット302側にはオス型のAC接続端子310a
が設けられ、ACアダプタユニット306側にはメス型
のAC接続端子310bが設けられている。またDC接
続端子311は、電力線通信ユニット302からACア
ダプタユニット306へ直流電力を供給ためのものであ
り、電力線通信ユニット302側にはオス型のDC接続
端子311aが設けられ、ACアダプタユニット306
側のメス型のDC接続端子311bが設けられている。
これらを接続することにより、両者は物理的かつ電気的
に接続される。なお、これらの接続端子及び接続構造
は、これに限定されるものではなく、両者が物理的に固
定され、電気的に接続されるものであればどのような構
成であっても構わない。
ト302とACアダプタユニット306との間で電力線
通信用データを送受信するためのものであり、電力線通
信ユニット302側にはオス型のAC接続端子310a
が設けられ、ACアダプタユニット306側にはメス型
のAC接続端子310bが設けられている。またDC接
続端子311は、電力線通信ユニット302からACア
ダプタユニット306へ直流電力を供給ためのものであ
り、電力線通信ユニット302側にはオス型のDC接続
端子311aが設けられ、ACアダプタユニット306
側のメス型のDC接続端子311bが設けられている。
これらを接続することにより、両者は物理的かつ電気的
に接続される。なお、これらの接続端子及び接続構造
は、これに限定されるものではなく、両者が物理的に固
定され、電気的に接続されるものであればどのような構
成であっても構わない。
【0046】電力線通信ユニット302とACアダプタ
ユニット306とは分離可能であるため、電力線通信を
使用しない場合には、電力線通信ユニット302をAC
アダプタユニット306から切り離して、ACアダプタ
ユニット306を単独で使用することができる。したが
って、電力線通信装置による無駄な電力消費を削減する
ことができる。また、電力線通信ユニット306を接続
する場合には、ACアダプタユニット306から直流電
力の供給を受けることができる。従って、電力線通信ユ
ニット302内部にAC/DC電源回路を設ける必要が
なく、装置の小型化を図ることができる。
ユニット306とは分離可能であるため、電力線通信を
使用しない場合には、電力線通信ユニット302をAC
アダプタユニット306から切り離して、ACアダプタ
ユニット306を単独で使用することができる。したが
って、電力線通信装置による無駄な電力消費を削減する
ことができる。また、電力線通信ユニット306を接続
する場合には、ACアダプタユニット306から直流電
力の供給を受けることができる。従って、電力線通信ユ
ニット302内部にAC/DC電源回路を設ける必要が
なく、装置の小型化を図ることができる。
【0047】図4は、図3に示した電力線通信装置30
1の内部構成を示すブロック図である。図4に示される
ように、電力線通信装置301は、CPU401と、メ
モリ402とがシステムコントローラ403を介してバ
ス404に接続された構成を有する。また、電力線通信
装置301は、電力線の一部をなす電源コード308に
接続された電源部406及びモデム部407を有し、モ
デム部407は電力線通信コントローラ408を介して
バス404に接続されている。また、電力線通信装置3
01は、端末装置との間でデータを送受信するための通
信制御部409がバス404に直接接続された構成を有
する。
1の内部構成を示すブロック図である。図4に示される
ように、電力線通信装置301は、CPU401と、メ
モリ402とがシステムコントローラ403を介してバ
ス404に接続された構成を有する。また、電力線通信
装置301は、電力線の一部をなす電源コード308に
接続された電源部406及びモデム部407を有し、モ
デム部407は電力線通信コントローラ408を介して
バス404に接続されている。また、電力線通信装置3
01は、端末装置との間でデータを送受信するための通
信制御部409がバス404に直接接続された構成を有
する。
【0048】上述した各ブロック401乃至409のう
ち、電源部406以外のブロックは、上述した電力線通
信ユニット302内に収容されている。一方、電源部4
06は、ACアダプタユニット306内に設けられてお
り、これに伴って電源コード308及びDCケーブル3
09もACアダプタユニット306側に設けられてお
り、これらは電力線通信ユニット302側との接続及び
切り離しが自在である。
ち、電源部406以外のブロックは、上述した電力線通
信ユニット302内に収容されている。一方、電源部4
06は、ACアダプタユニット306内に設けられてお
り、これに伴って電源コード308及びDCケーブル3
09もACアダプタユニット306側に設けられてお
り、これらは電力線通信ユニット302側との接続及び
切り離しが自在である。
【0049】電源部406は、電源コード308を通っ
て供給される交流電力を直流に変換してCPU401等
の電力線通信ユニット302内の各ブロックに供給す
る。また、電源スイッチ304を操作することにより、
前記各ブロックへの電力供給状態又は非供給状態を切り
替えることができる。通信制御部409は、例えばUS
Bケーブル等の電力線とは異なる伝送媒体を介して端末
装置との間でデータ通信を行う通信手段であり、送受信
されるデータをバス404経由で各ブロックに転送す
る。
て供給される交流電力を直流に変換してCPU401等
の電力線通信ユニット302内の各ブロックに供給す
る。また、電源スイッチ304を操作することにより、
前記各ブロックへの電力供給状態又は非供給状態を切り
替えることができる。通信制御部409は、例えばUS
Bケーブル等の電力線とは異なる伝送媒体を介して端末
装置との間でデータ通信を行う通信手段であり、送受信
されるデータをバス404経由で各ブロックに転送す
る。
【0050】電力線通信ユニット302とACアダプタ
ユニット306とを接続すると、端末装置は電力線30
8を介して他の端末装置と通信が可能となる。すなわ
ち、端末装置が送信したデータは、通信制御部409、
バス404、システムコントローラ403、電力線通信
コントローラ408、モデム部407を経由して電力線
308へ送出される。なお、CPU401は前述のよう
な動作をするように各ブロックを制御し、必要に応じて
データがメモリ402に保持される。
ユニット306とを接続すると、端末装置は電力線30
8を介して他の端末装置と通信が可能となる。すなわ
ち、端末装置が送信したデータは、通信制御部409、
バス404、システムコントローラ403、電力線通信
コントローラ408、モデム部407を経由して電力線
308へ送出される。なお、CPU401は前述のよう
な動作をするように各ブロックを制御し、必要に応じて
データがメモリ402に保持される。
【0051】以上説明したように、電力線通信ユニット
302と、ACアダプタユニット306とを切り離し可
能に接続することにより、ACアダプタユニット単体で
使用することが可能となり、端末装置が電力線通信を行
わない場合には、電力線通信ユニットをACアダプタユ
ニットから取り外して電力線通信ユニットによる無駄な
電力消費を削減することができる。
302と、ACアダプタユニット306とを切り離し可
能に接続することにより、ACアダプタユニット単体で
使用することが可能となり、端末装置が電力線通信を行
わない場合には、電力線通信ユニットをACアダプタユ
ニットから取り外して電力線通信ユニットによる無駄な
電力消費を削減することができる。
【0052】また、かかる電力線通信装置301によれ
ば2つのユニットを別々に提供することが可能であるか
ら、将来のホームネットワーク化に備えた利用も可能で
ある。すなわち、当初はACアダプタユニットのみを購
入して通常の家電機器に使用しておき、将来ネットワー
ク家電に買い換えた場合には、電力線通信ユニットを追
加購入し、ACアダプタに後付けすることにより、電力
線通信装置として使用することが可能となる。すなわ
ち、拡張性の高いACアダプタを提供することができ
る。
ば2つのユニットを別々に提供することが可能であるか
ら、将来のホームネットワーク化に備えた利用も可能で
ある。すなわち、当初はACアダプタユニットのみを購
入して通常の家電機器に使用しておき、将来ネットワー
ク家電に買い換えた場合には、電力線通信ユニットを追
加購入し、ACアダプタに後付けすることにより、電力
線通信装置として使用することが可能となる。すなわ
ち、拡張性の高いACアダプタを提供することができ
る。
【0053】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。例えば、前記
実施態様においては、電力線通信ユニット本体303が
通信ケーブル305を一体的に備えている場合を例に説
明したが、これに限定されるものではなく、例えば通信
ケーブルを電力線通信ユニット本体から着脱できるよう
に、通信ケーブルを接続するための接続端子を設けても
構わない。
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。例えば、前記
実施態様においては、電力線通信ユニット本体303が
通信ケーブル305を一体的に備えている場合を例に説
明したが、これに限定されるものではなく、例えば通信
ケーブルを電力線通信ユニット本体から着脱できるよう
に、通信ケーブルを接続するための接続端子を設けても
構わない。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、パソコン、ネットワー
ク家電その他の端末装置の通信インターフェース方式が
複数ある場合であっても、それぞれの通信インターフェ
ース方式に対応可能な電力線通信装置を提供することが
可能となる。
ク家電その他の端末装置の通信インターフェース方式が
複数ある場合であっても、それぞれの通信インターフェ
ース方式に対応可能な電力線通信装置を提供することが
可能となる。
【0055】また、本発明によれば、端末装置が電力線
通信を行わない場合でも無駄な消費電力を低減すること
が可能な電力線通信装置を提供することが可能となる。
通信を行わない場合でも無駄な消費電力を低減すること
が可能な電力線通信装置を提供することが可能となる。
【0056】さらにまた、本発明によれば、電力線通信
に対する拡張性の高いACアダプタを提供することが可
能となる。
に対する拡張性の高いACアダプタを提供することが可
能となる。
【図1】 図1は、本発明の好ましい実施態様にかかる
電力線通信装置の外観構成を示す斜視図である。
電力線通信装置の外観構成を示す斜視図である。
【図2】 図2は、図1に示した電力線通信装置の内部
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図3】 図3(a)、(b)は、本発明の他の好まし
い実施態様にかかる電力線通信装置の外観構成を示す斜
視図であり、(a)は、電力線通信ユニットとACアダ
プタユニットとが接続されている状態、(b)は両者が
切り離されている状態を示している。
い実施態様にかかる電力線通信装置の外観構成を示す斜
視図であり、(a)は、電力線通信ユニットとACアダ
プタユニットとが接続されている状態、(b)は両者が
切り離されている状態を示している。
【図4】 図4は、図3に示した電力線通信装置の内部
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図5】 図5は、従来の電力線通信装置の外観構成を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図6】 図6は、図5に示した電力線通信装置の内部
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
101 電力線通信装置
102 電力線通信装置本体
103 接続スロット
104 電源コード
105 電源スイッチ
106 通信モジュール
106a インターフェースカード
106b 通信ケーブル
201 CPU
202 メモリ
203 システムコントローラ
204 バス
206 電源部
207 モデム部
208 電力線通信コントローラ
209 通信制御部
210 接続部
211 スイッチ部
301 電力線通信装置
302 電力線通信ユニット
303 電力線通信ユニット本体
304 電源スイッチ
305 通信ケーブル
306 ACアダプタユニット
307 ACアダプタユニット本体
308 電源コード
309 DCケーブル
310 AC接続端子
310a 電力線通信ユニット側のAC接続端子
310b ACアダプタユニット側のAC接続端子
311 DC接続端子
311a 電力線通信ユニット側のDC接続端子
311b ACアダプタユニット側のDC接続端子
401 CPU
402 メモリ
403 システムコントローラ
404 バス
406 電源部
407 モデム部
408 電力線通信コントローラ
409 通信制御部
411 スイッチ部
501 電力線通信装置
502 電力線通信装置本体
503 電源コード
504 DCケーブル
505 電源スイッチ
506 通信ケーブル(USBケーブル)
601 CPU
602 メモリ
603 システムコントローラ
604 バス
606 電源部
607 モデム部
608 電力線通信コントローラ
609 通信制御部
Claims (7)
- 【請求項1】電力線を伝送媒体としてデータ通信を行う
第1の通信手段を収容した電力線通信装置本体と、前記
電力線とは異なる伝送媒体を介してデータ通信を行う第
2の通信手段を収容した通信モジュールとを有し、前記
電力線通信装置本体と前記通信モジュールとが着脱可能
であることを特徴とする電力線通信装置。 - 【請求項2】前記通信モジュールは、カード型の形状を
有し、 前記通信装置本体は、前記通信モジュールを装着するた
めのスロット部を有することを特徴とする請求項1に記
載の電力線通信装置。 - 【請求項3】前記電力線通信装置本体は、前記通信モジ
ュールを機能させるためのソフトウェアを記憶する記憶
手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記
載の電力線通信装置。 - 【請求項4】前記電力線通信装置本体は、前記通信モジ
ュールを機能させるためのソフトウェアを記憶する記憶
手段を備え、 前記スロット部に装着されたメモリモジュール内に記録
された前記ソフトウェアを読み出して前記記憶手段に記
憶させることを特徴とする請求項2に記載の電力線通信
装置。 - 【請求項5】電力線を伝送媒体としてデータ通信を行う
電力線通信手段を収容した電力線通信ユニットと、 前記電力線より供給される交流電力を直流に変換して外
部及び前記電力線通信手段へ供給するACアダプタユニ
ットとを有し、前記電力線通信ユニットと前記ACアダ
プタユニットとが着脱可能であることを特徴とする電力
線通信装置。 - 【請求項6】前記電力線通信ユニットは、前記ACアダ
プタユニットから電力線通信データを入出力するための
接続端子と、前記ACアダプタユニットから電力供給を
受けるための接続端子を備え、前記ACアダプタユニッ
トは、前記電力線通信ユニットから電力線通信データを
入出力するための接続端子と、前記ACアダプタユニッ
トへ電力供給するための接続端子を備えていることを特
徴とする請求項5に記載の電力線通信装置。 - 【請求項7】電力線より供給される交流電力を直流に変
換して外部に供給するACアダプタであって、前記電力
線を伝送媒体としてデータ通信を行う電力線通信ユニッ
トとの接続手段を備えていることを特徴とするACアダ
プタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002081353A JP2003283389A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | 電力線通信装置及びacアダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002081353A JP2003283389A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | 電力線通信装置及びacアダプタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003283389A true JP2003283389A (ja) | 2003-10-03 |
Family
ID=29230017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002081353A Withdrawn JP2003283389A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | 電力線通信装置及びacアダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003283389A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005052058A1 (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-09 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | 導電性ポリアニリン組成物、その製造方法及びそれからなる成形体 |
JP2006048445A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Murata Mach Ltd | 電源供給装置 |
JP2008079410A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 電力線通信装置、給電システム及びプログラム |
US8050803B2 (en) | 2006-09-20 | 2011-11-01 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Power feeding system, electrical apparatus, power feeding apparatus, and computer readable storage medium |
JP2019501624A (ja) * | 2015-12-21 | 2019-01-17 | 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. | 電源アダプタ、ソケット、およびアセンブリ |
-
2002
- 2002-03-22 JP JP2002081353A patent/JP2003283389A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005052058A1 (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-09 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | 導電性ポリアニリン組成物、その製造方法及びそれからなる成形体 |
JP2006048445A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Murata Mach Ltd | 電源供給装置 |
JP2008079410A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 電力線通信装置、給電システム及びプログラム |
US8050803B2 (en) | 2006-09-20 | 2011-11-01 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Power feeding system, electrical apparatus, power feeding apparatus, and computer readable storage medium |
JP2019501624A (ja) * | 2015-12-21 | 2019-01-17 | 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. | 電源アダプタ、ソケット、およびアセンブリ |
US10530102B2 (en) | 2015-12-21 | 2020-01-07 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Power adapter, socket, and assembly |
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Legal Events
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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