JP4956890B2 - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池 Download PDF

Info

Publication number
JP4956890B2
JP4956890B2 JP2004158764A JP2004158764A JP4956890B2 JP 4956890 B2 JP4956890 B2 JP 4956890B2 JP 2004158764 A JP2004158764 A JP 2004158764A JP 2004158764 A JP2004158764 A JP 2004158764A JP 4956890 B2 JP4956890 B2 JP 4956890B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
extension
module
fuel cell
stacking direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004158764A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005183358A (ja
Inventor
敏幸 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2004158764A priority Critical patent/JP4956890B2/ja
Priority to PCT/JP2004/016911 priority patent/WO2005053080A1/en
Priority to DE112004002300T priority patent/DE112004002300B4/de
Priority to CA002545132A priority patent/CA2545132C/en
Priority to US10/578,928 priority patent/US7560187B2/en
Publication of JP2005183358A publication Critical patent/JP2005183358A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4956890B2 publication Critical patent/JP4956890B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/2465Details of groupings of fuel cells
    • H01M8/247Arrangements for tightening a stack, for accommodation of a stack in a tank or for assembling different tanks
    • H01M8/248Means for compression of the fuel cell stacks
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

本発明は燃料電池に関し、とくに燃料電池のスタック構造に関する。
特開2002−124291号公報に開示されているように、また、図15、図16に示すように、燃料電池、たとえば、固体高分子電解質型燃料電池10は、膜−電極アッセンブリ(MEA:Membrane-Electrode Assembly )とセパレータ18との積層体からなる。積層方向は上下方向に限るものではなく、任意の方向でよい。
膜−電極アッセンブリは、イオン交換膜からなる電解質膜11とこの電解質膜の一面に配置された触媒層12からなる電極(アノード、燃料極)14および電解質膜の他面に配置された触媒層15からなる電極(カソード、空気極)17とからなる。膜−電極アッセンブリとセパレータ18との間には、アノード側、カソード側にそれぞれ拡散層13、16が設けられる。
セパレータ18には、アノード14、カソード17に燃料ガス(水素)および酸化ガス(酸素、通常は空気)を供給するための反応ガス流路27、28(燃料ガス流路27、酸化ガス流路28)と、その裏面に冷媒(通常、冷却水)を流すための冷媒流路26が形成されている。流体流路26、27、28をシールするために、ゴムガスケット32や接着剤シール33が設けられている。
膜−電極アッセンブリとセパレータ18を重ねて単セル19を構成し、少なくとも1つのセル(たとえば、1〜3個のセルから1モジュールを構成する)からモジュールを構成し、モジュールを積層してセル積層体とし、セル積層体のセル積層方向両端に、ターミナル20、インシュレータ21、エンドプレート22を配置し、セル積層体をセル積層方向に締め付け、セル積層体の外側でセル積層方向に延びる締結部材(たとえば、テンションプレート24)、ボルト・ナット25にて固定して、スタック23を構成する。
各セルの、アノード側では、水素を水素イオン(プロトン)と電子にする電離反応が行われ、水素イオンは電解質膜中をカソード側に移動し、カソード側では酸素と水素イオンおよび電子(隣りのMEAのアノードで生成した電子がセパレータを通してくる、またはセル積層方向一端のセルのアノードで生成した電子が外部回路を通して他端のセルのカソードにくる)から水を生成する反応が行われ、かくして発電が行われる。
アノード側:H2 →2H+ +2e-
カソード側:2H+ +2e- +(1/2)O2 →H2
従来のスタックでは、モジュールの保持はつぎのように行っている。
セル積層体のセル積層方向の一端にばね34が配置されるとともに首振り部35と調整ねじ36が設けられる。スタック23のモジュールは、ばね34のばね力でセル積層方向に定荷重が付与されて保持され、セル積層方向と直交する方向には、ばね力×まさつ係数をまさつ力として保持される。
モジュールをセル積層方向と直交する方向に、より一層確実に保持するために、モジュールをセル積層体の外側から外部拘束材で拘束することもある。
従来のスタックには、つぎの問題がある。
1.セル積層体の総質量Mに、セル積層方向と直交する方向に数G〜20G程度(Gは重力の加速度)の加速度αの衝撃がかかると、セル積層体の端部近傍には、Mα/2の剪断力がかかり、この剪断力がばね力×まさつ係数より大となると、セル積層体の端部近傍のモジュール間ですべりが生じて、スタックがばらけてしまう。
2.モジュールをセル積層体の外側から外部拘束材で保持すると、ばね力でMEAや拡散層などのセル構成部材がクリープした時の、スタック端部セルが外部拘束材に対してセル積層方向に移動した時に外部拘束材にひっかかり、セルが損傷するおそれがある。クリープ量を少なくするためにばね力を小さくすると、必要なセル間接触面圧を得ることができなくなる。
特開2002−124291号公報
本発明が解決しようとする第1の課題は、セル積層方向と直交する方向の加速度の衝撃がかかった時にセル積層体の端部近傍でモジュールがすべってスタックがばらけることである。
本発明が解決しようとする第2の課題は、(イ)セル積層方向と直交する方向の加速度の衝撃がかかった時のスタックのばらけと、(ロ)外部拘束材を設けた場合、セル構成部材のクリープによってセルが移動し、セル積層体の端部近傍でセルが外部拘束材にひっかかって生じるセルの損傷である。
本発明の第1の目的は、セル積層体にセル積層方向と直交する方向の加速度の衝撃がかかった時にセル積層体の端部近傍でモジュールがすべってスタックがばらけることを防止できる燃料電池を提供することである。
本発明の第2の目的は、セル積層体にセル積層方向と直交する方向の加速度の衝撃がかかった時にセル積層体の端部近傍でモジュールがすべってスタックがばらけることを防止でき、かつ、外部拘束材を設けた場合でも、セル積層体の端部近傍でセルが外部拘束材にひっかかることがない燃料電池を提供することである。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 単セルを複数積層した多セル集合体と該多セル集合体のセル積層方向両端に配置した端部セルとを含む多セルモジュールを、複数、セル積層方向に直列に積層して構成した燃料電池スタックと、
全多セルモジュールにわたってセル積層方向に延び、各多セルモジュールを、該各多セルモジュールの端部セルにてセル積層方向と直交する方向に拘束する拘束シャフトと、
を備え、
前記多セルモジュールの前記端部セルがセル積層方向と直交する方向に延長されて該端部セルに延長部が設けられ、該延長部にて多セルモジュールがセル積層方向と直交する方向に前記拘束シャフトにより拘束され、
前記端部セルが、発電をしないダミーセルであり、
前記端部セルが、前記多セル集合体のセルの形状とほぼ同じ形状の導電性のセパレータ部分と、中央に孔をもち枠状とされた前記延長部とを有し、前記セパレータ部分が前記延長部の前記中央の孔に嵌まり込む凸部を有する、燃料電池。 (2) 前記多セルモジュールの前記端部セルの前記延長部に孔を設け、該孔に拘束シャフトを挿通して多セルモジュールをセル積層方向と直交する方向に拘束した(1)記載の燃料電池。
(3) 前記拘束シャフトが燃料電池スタックの締結シャフトと共通のシャフトである(2)記載の燃料電池。
(4) 隣接する多セルモジュールの端部セル同士が、前記拘束シャフトとは別の連結部材により連結されている(1)記載の燃料電池。
(5) 前記連結部材がクリップである(4)記載の燃料電池。
(6) 前記連結部材がボルトまたはリベットである(4)記載の燃料電池。
(7) 前記連結部材が多セルモジュールの端部セルの延長部に形成された耳を隣接する多セルモジュールの端部セルの延長部を抱き込むように折り曲げたかしめ構造である(4)記載の燃料電池。
(8) 前記端部セルの孔と、該孔を挿通する前記拘束シャフトとは、絶縁部材により互いに電気的に絶縁される(2)記載の燃料電池。
(9) 前記絶縁部材が前記孔に固定されたブッシュである(8)記載の燃料電池。
(10) 前記ブッシュに該ブッシュの前記孔からの抜けを防止するつば部が設けられている(9)記載の燃料電池。
(11) 前記絶縁部材が前記拘束シャフトに支持された筒状部材である(8)記載の燃料電池。
(12) 前記多セルモジュールの前記端部セルをセル積層方向と直交する方向に延長して該端部セルに前記延長部を設け、前記多セルモジュールの両端の端部セルの前記延長部間に、該端部セルの前記延長部のセル積層方向の変形を抑制する変形抑制部材を設けた(1)記載の燃料電池。
(13) 前記変形抑制部材が弾性体からなる(12)記載の燃料電池。
上記(1)の燃料電池では、燃料電池スタックを複数の多セルモジュールに分割し、各多セルモジュールを、該各多セルモジュールの端部セルにてセル積層方向と直交する方向に拘束したので、セル積層体の全体の質量をM、衝撃を受けた時の横方向加速度をαとした場合、従来、セル積層体全体にMαの横力が作用しMα/2の剪断力Sがセル積層体の端部のモジュールにかかっていたのに対し、本発明では分割数をnとすると、各多セルモジュールに作用する横力がMα/nとなり、各多セルモジュールにおける剪断力がS/nとなり、高Gの横方向衝撃に対応可能となる。
また、各多セルモジュールにセル積層方向にかけるばね力は、Mα/2の剪断力に打ち勝つ摩擦力を生じさせるだけの力が必要でなく、接触抵抗を低くするために必要な力をかければよくなり、セル積層方向にかけるばね力を小さくすることができ、クリープ量も減少する。
また、スタックを複数の多セルモジュールに分割したため、MEAなどのクリープによるセル積層方向の変位量も、従来のようにスタック両端のセルに集中することなく、各多セルモジュールに分散され、各多セルモジュールのセルのセル積層方向の変位量が従来に比べて大幅に低減する。しかも、ばね力減少によるクリープ量も減少によって、各多セルモジュールのセルのセル積層方向の変位量も低減する。
また、多セルモジュールをセル積層体の外側から外部拘束部材で保持する構造をとらないので、多セルモジュールのセルが、熱膨張などにより変位したとしても、外部拘束部材にひっかかって割れたりすることがない。
また、多セルモジュールをセル積層体の外側から外部拘束部材で保持する構造をとらないので、外部拘束部材やモジュール枠が不要であり、燃料電池スタックをコンパクトかつ軽量にすることができる。軽量化によって高Gの横方向衝撃への対応にさらに有利となる。また、枠が廃止できることで、セルモニター等のセルへの取付けも容易になる。
また、多セルモジュールの端部セルをセル積層方向と直交する方向に延長して該端部セルに延長部を設け、該延長部にて多セルモジュールをセル積層方向と直交する方向に拘束したので、多セルモジュールのセル構成に大幅な設計変更を加える必要がない。
上記()の燃料電池では、端部セルをダミーセルとしたので、端部セルを発電性能と無関係に力を受ける構造材としての条件を満たすように設計することができ、横方向衝撃に十分な強度と確実性をもって対応することができる。
上記()の燃料電池では、セパレータ部分が前記延長部の前記中央の孔に嵌まり込む凸部を有するので、凸部は隣りの多セルモジュールの端部セルと接触し得る。
上記()の燃料電池では、多セルモジュールの端部セルの前記延長部に孔を設け、該孔に拘束シャフトを挿通して多セルモジュールをセル積層方向と直交する方向に拘束したので、多セルモジュールの横方向支持が強度大で、かつ、安定した支持となる。
上記()の燃料電池では、拘束シャフトが燃料電池スタックの締結シャフトと共通のシャフトであるため、拘束シャフトとして新たにシャフトを追加して設ける必要がなく、構成の単純化、部品点数の削減をはかることができる。
上記()の燃料電池では、隣接する多セルモジュールの端部セル同士が、拘束シャフトとは別の連結部材により連結されているので、多セルモジュールの端部セルに十分な剛性を持たせることができる。そのため、隣接する多セルモジュールの対向端部セル間にシールゴムを挟み込んでスタックに締結荷重をかけても、端部セルがシールゴムと反対側に逃げずに、シールゴムにシール上必要な面圧を与えることができる。また、連結部材を設けたことにより、端部セルの面剛性不足をカバーするための端部セルの板厚増加が不要となり、端部セルの板厚低減、薄肉化、軽量化をはかることができる。これによって、多セルモジュールをさらに軽量化でき、横方向衝撃への対応が容易になる。
上記()、()、()の燃料電池では、連結部材の態様が例示されている。
上記()、()、(10)、(11)の燃料電池では、端部セルの孔と、該孔を挿通する拘束シャフトとは、絶縁部材により互いに電気的に絶縁されるので、端部セルにカーボンセパレータや金属セパレータを用いることができる。端部セルの延長部が樹脂である場合は、孔と拘束シャフト間に絶縁部材を設ける必要はない。
上記(12)、(13)の燃料電池では、多セルモジュールの両端の端部セル延長部間に、該端部セル延長部のセル積層方向の変形を抑制する変形抑制部材を設けたので、端部セル延長部が片持ち状態となり強度的に不安定で変形しやすいにもかかわらず、変形抑制部材によって倒れ込み・変形が抑えられ、多セルモジュールの動きを悪くする要因を排除できる。
以下に、本発明の燃料電池を、図1〜図14、図15を参照して説明する。図15の単セルの構成は従来の図15の単セルの構成に準じる。
図1〜図4は本発明の実施例1を示し、図5〜図7は本発明の実施例2を示し、図8、図9は本発明の実施例3を示し、図10は本発明の実施例4を示し、図11は本発明の実施例5を示し、図12は本発明の実施例6を示し、図13、図14は本発明の実施例7を示す。図15は本発明の何れの実施例にも適用可能である。本発明の全実施例に共通する、または類似する部分には、本発明の全実施例にわたって同じ符号を付してある。
まず、本発明の全実施例に共通する、または類似する部分を、たとえば、図1〜図4、図15を参照して説明する。
本発明の燃料電池は、低温型燃料電池であり、たとえば、固体高分子電解質型燃料電池10である。該燃料電池10は、たとえば燃料電池自動車に搭載される。ただし、自動車以外に用いられてもよい。
固体高分子電解質型燃料電池10は、膜−電極アッセンブリ(MEA:Membrane-Electrode Assembly )とセパレータ18との積層体からなる。積層の方向は、上下方向でもよいし、水平方向でもよいし、あるいは斜め方向でもよく、任意である。
膜−電極アッセンブリは、図15に示すように、イオン交換膜からなる電解質膜11と、この電解質膜の一面に配置された触媒層12からなる電極(アノード、燃料極)14および電解質膜11の他面に配置された触媒層15からなる電極(カソード、空気極)17とからなる。膜−電極アッセンブリとセパレータ18との間には、アノード側、カソード側にそれぞれ拡散層13、16が設けられる。
セパレータ18は、カーボンセパレータ、またはメタルセパレータ、または導電製樹脂セパレータ、またはメタルセパレータと樹脂フレームとの組合せ、またはこれらの組合せ、の何れであってもよい。
セパレータ18には、アノード14、カソード17に燃料ガス(水素)および酸化ガス(酸素、通常は空気)を供給するための反応ガス流路27、28(燃料ガス流路27、酸化ガス流路28)と、その裏面に冷媒(通常、冷却水)を流すための冷媒流路26が形成されている。
セパレータ18には、冷媒マニホールド29、燃料ガスマニホールド30、酸化ガスマニホールド31が貫通している。各種(冷媒、燃料ガス、酸化ガス)流体供給配管からそれぞれのマニホールド29、30、31に各種流体が供給され、それぞれのマニホールド29、30、31の入り側からセルの流路26、27、28に流体が流入し、セルの流路26、27、28から流体がそれぞれのマニホールド29、30、31の出側に流出し、各種流体排出配管から出ていく。スタック23への各種流体供給配管と各種流体排出配管は、スタック23のセル積層方向一端側に設けられている。
各種流体流路は、各種流体が互いに混じり合わないよう、また外部にリークしないように、シール材32、33によってシールされている。32はゴムシール(ゴムガスケットともいう)であり、33は接着剤シールである。
MEAをセパレータ18で挟んで単セル19を構成し、複数のセル19(たとえば、5〜30のセル、望ましくは10〜30セル)を積層し必要に応じてセル同士を接着剤33にて接着した多セル集合体(マルチセル集合体)41と該マルチセル集合体41の両端に配置された端部セル42とから多セルモジュール(マルチセルモジュール)40を構成する。図3、図4は多セルモジュール40を示す。マルチセル集合体41において、セル19同士をゴムシール32に代えて接着剤シール33で接着した場合は、多セル集合体41が一体となる。セル同士間をゴムシール32でシールした場合は、多セル集合体41は各セルに分離できる。
そして、図1に示すように、多セルモジュール40をセル積層方向に直列に配置し、直列配置された複数の多セルモジュール40の、セル積層方向両端に、ターミナル20、インシュレータ21、エンドプレート22を配置し、直列に配置された複数の多セルモジュール40をセル積層方向に締め付け、多セルモジュール40の外側で全多セルモジュール40にわたってセル積層方向に延びる外側部材24と、ボルト・ナット25にて固定して、スタック23を構成する。
外側部材24は、たとえば、複数(4本以上、望ましくは6本以上、たとえば、10本)の締結シャフトからなり、図14に示した従来のテンションプレート24の役割を兼ねるので、締結シャフトの符号はテンションプレートと同じく「24」とする。
これによって、隣接する多セルモジュール40は、各多セルモジュール40の端部セル42部位で、外側部材24(「接続部材」、あるいは、「締結シャフト」ともいう)で接続される。
本発明の燃料電池10は、単セルを、複数、セル厚み方向に直列に、積層して構成した多セルモジュール40を、複数、直列に積層して燃料電池スタック23を構成してある。複数の多セルモジュールの各多セルモジュール40は、複数のセルを積層した多セル集合体41と、多セル集合体41の両端の端部セル42と有する。そして、各多セルモジュール40は、端部セル42にて、セル積層方向と直交する方向に拘束してある。
両端の端部セル42の間に、セル同士を接着剤にて接着した一体型の多セル集合体41を配置するとともに、多セル集合体41と端部セル42とを接着剤にてシール接着する。端部セル42は、発電をしないダミーセルとしてもよいし、あるいは発電を行う発電セルとしてもよい。端部セル42を、発電をしないダミーセルとした場合は、端部セル42は力を受ける構造部材として設計される。
多セルモジュール40の端部セル42はセル積層方向と直交する方向に延長されて端部セル42に延長部42a(「延長部」は「フランジ部分」と言ってもよい)が設けられている。多セルモジュール40は、該多セルモジュール40の端部セル42の延長部42aにてセル積層方向と直交する方向に拘束される。
端部セル42は、多セル集合体41のセルの形状とほぼ同じ形状の導電性のセパレータ部分42bと、中央に孔42cをもつ枠状の延長部42aとを有していてもよい。セパレータ部分42bは延長部42aの孔42cに嵌まり込む凸部42dを有する。凸部42dの高さは延長部42aの孔42cの縁部の厚さと等しい。これによって、凸部42dは隣りの多セルモジュール40の端部セル42のセパレータと接触し得る。枠状の延長部42aとセパレータ部分42bには、燃料ガス、酸化ガス、冷媒の各マニホールド29、30、31が形成されている。
延長部42aとセパレータ部分42bとは一体であってもよいし、図3、図4に示すように別体に形成されてセパレータ部分42bが延長部42aにはめ込まれてシール接着されたものであってもよい。
延長部42aがセパレータ部分42bと一体に形成される場合は、延長部42aもセパレータ部分42bと同様に導電性を有するが、延長部42aがセパレータ部分42bと別体に形成される場合は、延長部42aは導電性を有する材料から構成されてもよいし、あるいは、樹脂のように導電性を有さない材料から構成されてもよい。
また、延長部42aは、図3、図4に示すように、セル積層方向に、セパレータ部分42bよりも厚く形成されて剛性が高められていてもよいし、あるいはセパレータ部分42bと同じ厚さであってもよい。
多セルモジュール40の端部セル42の延長部42aに、延長部42aをセル積層方向に貫通する孔43が、複数、形成されている。孔43は、たとえば端部セル42の延長部42aの4隅に形成されている。孔43の数は、4個以上で、望ましくは6個以上、さらに望ましくは8個以上であり、たとえば、10個である。10個設けられる場合は、たとえば、端部セル42の延長部42aの矩形の長辺に、上に5個、下に5個設けられるといった具合である。
端部セル42の延長部42aの孔43に拘束シャフト24を挿通して多セルモジュール40をセル積層方向と直交する方向に拘束する。
拘束シャフト24は、燃料電池スタック23の締結シャフト24と共通のシャフトであってもよい。図1は、拘束シャフト24が、燃料電池スタック23の締結シャフト24と共通のシャフトである場合を示している。燃料電池スタック23の締結シャフト24は燃料電池スタック23の両端のエンドプレート22間にわたって延びている。この締結シャフト24を用いて、特別に他の拘束シャフトを設けることなく、各多セルモジュール40をセル積層方向と直交する方向に拘束する。拘束シャフト24は、孔43内を摺動してもよい。
つぎに、本発明の燃料電池の、全実施例にわたって共通する部分の作用、効果を説明する。
燃料電池スタック23を複数の多セルモジュール40に分割し、各多セルモジュール40を、該各多セルモジュール40の端部セル42にてセル積層方向と直交する方向に拘束したので、セル積層体の全体の質量をM、衝撃を受けた時の横方向加速度をαとした場合、従来、セル積層体全体にMαの横力が作用しMα/2の剪断力Sがセル積層体の端部のモジュールにかかっていたのに対し、本発明では分割数をnとすると、各多セルモジュール40に作用する横力がMα/nとなり、各多セルモジュール40における剪断力が最大S/nとなり、高加速度の横方向衝撃に対応可能となる。
また、各多セルモジュール40にセル積層方向にかけるばね力は、従来の必要であったMα/2の剪断力に打ち勝つ摩擦力を生じさせるだけの力が必要でなく(Mα/(2n)の剪断力に打ち勝つ摩擦力を生じさせるだけの力でよい)、セル間接触抵抗(通電抵抗)を低くするために必要な力(この力は、(Mα/(2n)の剪断力に打ち勝つ摩擦力を生じさせる力よりは大きい)をかければよくなり、セル積層方向にかけるばね力を小さくすることができる。また、ばね力低減に伴ってMEAや接着剤シール等のクリープ量も減少する。
また、スタック23を複数の多セルモジュール40に分割したため、MEAなどのクリープによるセル積層方向の変位量も、従来のようにスタック23の両端のセルに集中することなく、各多セルモジュール40に分散され、各多セルモジュール40の各セルのセル積層方向の変位量が従来に比べて大幅に低減する。しかも、ばね力減少によるクリープ量の減少によって、各多セルモジュール40のセルのセル積層方向の変位量も低減する。
また、多セルモジュール40をセル積層体の外側から外部拘束部材(たとえば、図14でテンションプレートとセル積層体との間にスポンジゴムを挿入してセル積層体を外部拘束するような構造)で保持する構造をとらないので、多セルモジュール40のセルが、熱膨張などにより変位したとしても、外部拘束部材にひっかかって割れたり曲がったりすることがない。
また、多セルモジュール40をセル積層体の外側から外部拘束部材で保持する構造をとらないので、外部拘束部材やモジュール枠(たとえば、セル積層体をモジュール枠で覆ってそれを外部拘束部材で拘束するような場合におけるモジュール枠)が不要であり、燃料電池スタック23をセル積層方向と直交する方向に、外部拘束部材やモジュール枠の厚み分、コンパクトかつ軽量にすることができる。この軽量化によって高加速度の横方向衝撃への対応がさらに有利となる。また、上記のモジュール枠が廃止できることで、セルモニター等のセルへの取付けも容易になる。モジュール枠を設けた場合は、モジュール枠に孔を設けてその孔を通してセルモニターをセルに固定しなければならず、構造、作業が複雑になる。
端部セル42をダミーセルとした場合は、発電性能と無関係に、端部セル42を、力を受ける構造材として設計することができ、横方向衝撃に十分な強度と確実性をもって対応することができる。
多セルモジュール40の端部セル42をセル積層方向と直交する方向に延長して該端部セル42に延長部42aを設け、該延長部42aにて多セルモジュール40をセル積層方向と直交する方向に拘束したので、多セルモジュール40のセル構成を従来と同じ構成とすることができ、セル構成に大幅な設計変更を加える必要がない。
多セルモジュール40の端部セル42の延長部42aに孔43を設け、該孔43に拘束シャフト24を挿通して多セルモジュール40をセル積層方向と直交する方向に拘束したので、端部セル42と拘束シャフト24が一種の梯子状フレームを構成し、多セルモジュール40の横方向支持が強度大で、かつ、安定した支持となる。
また、拘束シャフト24が燃料電池スタックの締結シャフト24と共通のシャフトであるため、拘束シャフトとして新たにシャフトを追加して設ける必要がなく、構成の単純化、部品点数の削減をはかることができる。
つぎに、本発明の各実施例に特有な構成、作用・効果を説明する。
〔実施例1〕
本発明の実施例1では、図1〜図4に示すように、多セルモジュール40の端部セル42の延長部42aは樹脂材にて構成され、セパレータ部分42bはステンレスにて構成される。延長部42aに形成される孔43は矩形枠状の延長部42aの4隅に設けられている。
多セルモジュール40の多セル集合体41のセルは互いに接着剤33にてシール接着される。多セル集合体41のセルと端部セル42とは互いに接着剤33にてシール接着される。隣接する多セルモジュール40と多セルモジュール40との間のシールはシールゴム32である。
締結シャフト24が拘束シャフトとして延長部42aに形成される孔43を挿通し、多セルモジュール40をセル積層方向と直交する方向に拘束する。端部セル42は延長部42aが樹脂材であるため、締結シャフト24とは絶縁されており、特別な電気絶縁構造は不要である。
その他の構成は前述の本発明の全実施例に共通する構成に準じる。
本発明の実施例1の作用・効果については、セル積層方向を車両左右方向にして車両に搭載した燃料電池で、車両が衝突した際の外力は、端部セル42に入るため、直接多セルモジュールのセルには力は働かない。端部セル42に挟まれた内側セルには慣性力のみが働く。モジュール単位のセル枚数を小さくすることで、たとえば20枚程度(5〜30枚程度の一例)とすることで、慣性力が低減でき、接着剤33による接着のみで十分固定が可能である。端部セル42間は摩擦力ですべらないようになっているが、その力を越えるとシャフト24の拘束力で押さえる。
その他の作用・効果は前述の本発明の全実施例に共通する作用・効果に準じる。
〔実施例2〕
本発明の実施例2では、図5〜図7に示すように、隣接する多セルモジュール40の端部セル42同士が、拘束シャフト24とは別の連結部材50により連結されている。本発明の実施例2では、連結部材50はクリップ50Aである。クリップ50Aはばね性を有していてもよいし、あるいは有していなくてもよい。
本発明の実施例2の作用・効果については、隣接する多セルモジュール40間の締結は、スタック端部のばねのばね荷重により押さえられ、多セルモジュール40間のマニホールドまわりはシールゴム32によってシールされるが、多セルモジュール40の各セル間が全部接着シール構造の場合、シールゴム32に隣接する部分に接着剤層が存在すると端部セル42が撓むので、端部セル42に十分な剛性が無いと、端部セル42同士が開く方向に逃げて、シールゴム32に必要な面圧を与えられない。
しかし、本発明の実施例2では、隣接する多セルモジュール40の端部セル42同士を、延長部42aの端で、クリップ50Aで押さえることにより、十分なシール面圧をシールゴム32に与えることができるようになる。クリップ50Aによって、端部セル42の面剛性不足をカバーすることができ、端部セル42の板厚の低減をはかることができ、薄肉化によって、軽量化をはかることができる。
〔実施例3〕
本発明の実施例3では、図8、図9に示すように、隣接する多セルモジュール40の端部セル42同士が、拘束シャフト24とは別の連結部材50により連結されている。本発明の実施例3では、連結部材50はボルト50Bやリベットである。
本発明の実施例3の作用・効果については、多セルモジュール40がセル間が全部接着シール構造の場合、シールゴム32に隣接する部分に接着剤層が存在すると端部セル42が撓むので、端部セル42に十分な剛性が無いと、シールゴム32に必要な面圧を与えられない。
しかし、本発明の実施例3では、隣接する多セルモジュール40の端部セル42同士を、延長部42aの端で、ボルト50Bやリベットで押さえることにより、十分なシール面圧をシールゴム32に与えることができるようになる。ボルト50Bやリベットによって、端部セル42の面剛性不足をカバーすることができ、端部セル42の板厚の低減をはかることができ、薄肉化によって、軽量化をはかることができる。
〔実施例4〕
本発明の実施例4では、図10に示すように、隣接する多セルモジュール40の端部セル42同士が、締結シャフト24とは別の連結部材50により連結されている。締結シャフト24と連結部材50の両方が用いられてもよいし、連結部材50のみで連結されてもよい。本発明の実施例4では、連結部材50は多セルモジュール40の端部セル42の延長部42aに形成された耳50Cであり、この耳50Cを隣接する多セルモジュール40の端部セル42の延長部42aを抱き込むように折り曲げてかしめる。かしめた後にかしめ部にスポット溶接を施すとより強固になる。
本発明の実施例4の作用・効果については、多セルモジュール40がセル間が全部接着シール構造の場合、シールゴム32に隣接する部分に接着剤層が存在すると端部セル42が撓むので、端部セル42に十分な剛性が無いと、シールゴム32に必要な面圧を与えられない。
しかし、本発明の実施例4では、隣接する多セルモジュール40の端部セル42同士を、かしめ構造により、またはかしめ構造と溶接構造により押さえることにより、十分なシール面圧をシールゴム32に与えることができるようになる。ボルト50Bやリベットによって、端部セル42の面剛性不足をカバーすることができ、端部セル42の板厚の低減をはかることができ、薄肉化によって、軽量化をはかることができる。
〔実施例5〕
本発明の実施例5では、図11に示すように、隣接する多セルモジュール40の端部セル42が、カーボンプレートやメタルプレートなどの導電性材料から構成されていて、端部セル42の孔43に拘束シャフト24が挿通している場合、端部セル42の孔43と、該孔43を挿通する拘束シャフト24とは、絶縁部材51により互いに電気的に絶縁される。
絶縁部材51は、孔43に固定された絶縁性樹脂ブッシュ51Aからなる。「ブッシュ」は「グロメット」である場合を含む。ブッシュ51Aの厚さaは、使用する電圧環境に応じて決定する。
ブッシュ51Aは一端にブッシュの径方向に拡がるつば部52が設けられており、端部セル42には孔43まわりにつば部52を雌雄の関係で受け入れる段差状凹部53が形成されている。隣接する多セルモジュール40の端部セル42に、つば部52を段差状凹部53に嵌めてブッシュ51Aを装着し、つば部52を対向させた状態で隣接する多セルモジュール40の端部セル42同士を連結部材にて連結する。
本発明の実施例5の作用・効果については、ブッシュ51Aを設けたので、シャフト24とセルの短絡を防止することができる。これによって、端部セル42の延長部42aをセルのカーボンセパレータやメタルセパレータ自体を延長することにより形成することが許され、延長部42aをセパレータ部分42bとは別に樹脂から形成する場合に比べて、構造の単純化をはかることができる。
〔実施例6〕
本発明の実施例6では、図12に示すように、隣接する多セルモジュール40の端部セル42が、カーボンプレートやメタルプレートなどの導電性材料から構成されていて、端部セル42の孔43に拘束シャフト24が挿通している場合、端部セル42の孔43と、該孔43を挿通する拘束シャフト24とは、絶縁部材51により互いに電気的に絶縁される。
絶縁部材51は、締結シャフト24に被せられた絶縁性樹脂パイプ51Bからなる。「パイプ」は締結シャフト24に施された絶縁コーティングで置き換えられてもよい。樹脂パイプ51Bの厚さaは、使用する電圧環境に応じて決定する。
本発明の実施例6の作用・効果については、樹脂パイプ51Bを設けたので、シャフト24とセルの短絡を防止することができる。これによって、端部セル42の延長部42aをセルのカーボンセパレータやメタルセパレータ自体を延長することにより形成することが許され、延長部42aをセパレータ部分42bとは別に樹脂から形成する場合に比べて、構造の単純化をはかることができる。
〔実施例7〕
本発明の実施例7では、図13(実施例7の第1の構造を示す)、図14(実施例7の第2の構造を示す)に示すように、多セルモジュール40の端部セル42をセル積層方向と直交する方向に延長して該端部セル42に延長部42aが設けられる。そして、各多セルモジュール40のセル積層方向の両端の端部セル42延長部42a間に、該端部セル延長部42aのセル積層方向の変形を抑制する変形抑制部材54が設けられている。
変形抑制部材54は弾性体からなる。
本発明の実施例7の第1の構造では、図13に示すように、多セルモジュール40のセル積層方向両端の端部セル42の延長部42aは、セル積層方向に、互いに近づく方向にセパレータ部分42bから突出しており、各延長部42aには大径孔55aと小径孔55bとを有する段付き貫通孔55が形成されている。2つの延長部42aの段付き貫通孔55は、大径孔55aが小径孔55bより、多セルモジュール40のセル積層方向内側に位置する。多セルモジュール40のセル積層方向両端の端部セル42は、電気絶縁性のある円筒状のカラー56と、電気絶縁性のある、環状で、かつ、環状と直交する方向に変位するように波うつ、ウエーブワッシャ57を挟んでいる。ウエーブワッシャ57が弾性体の変形抑制部材54を構成している。カラー56は、ウエーブワッシャ57を挿通している。カラー56の一端部は、多セルモジュール40のセル積層方向一端の端部セル42の延長部42aに形成された段付き貫通孔55の大径孔55aに嵌入しており、カラー56の他端部は、多セルモジュール40のセル積層方向他端の端部セル42の延長部42aに形成された段付き貫通孔55の大径孔55aに嵌入している。ウエーブワッシャ57は多セルモジュール40のセル積層方向両端の端部セル42の延長部42aの端面間に位置しており、段付き貫通孔55には嵌入していない。拘束シャフト24がカラー56を挿通している。
本発明の実施例7の第2の構造は、図14に示すように、本発明の実施例7の第1の構造のウエーブワッシャ57をゴム系のカラー58に置き換えた構造を有するものからなる。この場合は、ゴム系のカラー58が弾性体の変形抑制部材54を構成している。段付き貫通孔55とその大径孔55aおよび小径孔55b、カラー56、拘束シャフト24は、本発明の実施例7の第1の構造における段付き貫通孔55とその大径孔55aおよび小径孔55b、カラー56、拘束シャフト24と同じ構造である。
本発明の実施例7の作用・効果は、つぎの通りである。
端部セル42の延長部42aは、多セル集合体(マルチセル集合体)41からセル積層方向と直交する方向に突出しており、多セル集合体(マルチセル集合体)41部分(セパレータ部分42b)に対して片持ち状態となり、多セルモジュール40のセル積層方向内側方向に倒れやすく、変形しやすいので、強度的に不安定である。端部セル42の延長部42aが多セルモジュール40のセル積層方向内側方向に倒れたり変形すると、貫通孔55の角部が拘束シャフト24に当たって摺動の抵抗となりやすい。また、延長部42aが多セルモジュール40のセル積層方向内側方向に倒れたり変形すると、多セルモジュール40間のシールゴム32に必要な面圧を与えられない。
しかし、本発明の実施例7の第1の構造および第2の構造では、多セルモジュール40の両端の端部セル延長部42a間に、該端部セル延長部42aのセル積層方向の変形(多セルモジュール40のセル積層方向内側への変形)を抑制する変形抑制部材54を設けたので、端部セル延長部42aが片持ち状態となり強度的に不安定で変形しやすいにもかかわらず、変形抑制部材54によって端部セル延長部42aの倒れ込み・変形が抑えられ、多セルモジュール40の動きを悪くする要因を排除できる。
また、変形抑制部材54を弾性体としたので、端部セル延長部42aをある荷重まで支えることができるようにし、それ以上の荷重、たとえば熱膨張を拘束する荷重は逃がすことができる。これによって、無理なく、端部セル延長部42aの倒れ込み・変形が抑えられる。
本発明の実施例1の燃料電池のスタックの断面図である。 本発明の実施例1の燃料電池の多セルモジュールの斜視図である。 本発明の実施例1の燃料電池の多セルモジュールの一端の端部セルの分解斜視図である。 本発明の実施例1の燃料電池の多セルモジュールの分解斜視図である。 本発明の実施例2の燃料電池の隣接する多セルモジュールの、連結部材であるクリップを含む側面図である。 本発明の実施例2の燃料電池の隣接する多セルモジュールの、連結部材であるクリップを含む正面図である。 シールゴムと接着剤層との関係を示す、図5の一部の側面図である。 本発明の実施例3の燃料電池の隣接する多セルモジュールの、連結部材であるボルトまたはリベットを含む側面図である。 図8のA−A断面図である。 本発明の実施例4の燃料電池の隣接する多セルモジュールの、連結部材である「かしめ耳」を含む側面図である。 本発明の実施例5の燃料電池の隣接する多セルモジュールの、絶縁部材であるブッシュを含む断面図である。 本発明の実施例6の燃料電池の隣接する多セルモジュールの、絶縁部材である樹脂パイプを含む断面図である。 本発明の実施例7の第1の構造に係る燃料電池の隣接する多セルモジュールの、変形抑制部材を含む断面図である。 本発明の実施例7の第2の構造に係る燃料電池の隣接する多セルモジュールの、変形抑制部材を含む断面図である。 燃料電池のセルの断面図である。 従来の燃料電池のスタックの断面図である。
10 (固体高分子電解質型)燃料電池
11 電解質膜
12 触媒層
13 拡散層
14 電極(アノード、燃料極)
15 触媒層
16 拡散層
17 電極(カソード、空気極)
18 セパレータ
19 セル
20 ターミナル
21 インシュレータ
22 エンドプレート
23 スタック
24 締結シャフト(拘束シャフト)
25 ボルト
26 冷媒流路
27 燃料ガス流路
28 酸化ガス流路
29 冷媒マニホールド
30 燃料ガスマニホールド
31 酸化ガスマニホールド
32 シール材(ゴムガスケット)
33 シール材(接着剤)
34 ばね
35 首振り部
36 調整ねじ
40 多セルモジュール(マルチセルモジュール)
41 多セル集合体(マルチセル集合体)
42 端部セル
42a 延長部
42b セパレータ部分
42c 孔
42d 凸部
43 孔
50 連結部材
50A クリップ
50B ボルトまたはリベット
50C かしめの耳
51 絶縁部材
51A 樹脂ブッシュ
51B 樹脂パイプ
52 つば部
53 段差状凹部
54 変形抑制部材
55 段付き貫通孔
55a 大径孔
55b 小径孔
56 カラー
57 ウエーブワッシャ
58 ゴム系カラー

Claims (13)

  1. 単セルを複数積層した多セル集合体と該多セル集合体のセル積層方向両端に配置した端部セルとを含む多セルモジュールを、複数、セル積層方向に直列に積層して構成した燃料電池スタックと、
    全多セルモジュールにわたってセル積層方向に延び、各多セルモジュールを、該各多セルモジュールの端部セルにてセル積層方向と直交する方向に拘束する拘束シャフトと、
    を備え、
    前記多セルモジュールの前記端部セルがセル積層方向と直交する方向に延長されて該端部セルに延長部が設けられ、該延長部にて多セルモジュールがセル積層方向と直交する方向に前記拘束シャフトにより拘束され、
    前記端部セルが、発電をしないダミーセルであり、
    前記端部セルが、前記多セル集合体のセルの形状とほぼ同じ形状の導電性のセパレータ部分と、中央に孔をもち枠状とされた前記延長部とを有し、前記セパレータ部分が前記延長部の前記中央の孔に嵌まり込む凸部を有する、燃料電池。
  2. 前記多セルモジュールの前記端部セルの前記延長部に孔を設け、該孔に拘束シャフトを挿通して多セルモジュールをセル積層方向と直交する方向に拘束した請求項1記載の燃料電池。
  3. 前記拘束シャフトが燃料電池スタックの締結シャフトと共通のシャフトである請求項2記載の燃料電池。
  4. 隣接する多セルモジュールの端部セル同士が、前記拘束シャフトとは別の連結部材により連結されている請求項1記載の燃料電池。
  5. 前記連結部材がクリップである請求項4記載の燃料電池。
  6. 前記連結部材がボルトまたはリベットである請求項4記載の燃料電池。
  7. 前記連結部材が多セルモジュールの端部セルの延長部に形成された耳を隣接する多セルモジュールの端部セルの延長部を抱き込むように折り曲げたかしめ構造である請求項4記載の燃料電池。
  8. 前記端部セルの孔と、該孔を挿通する前記拘束シャフトとは、絶縁部材により互いに電気的に絶縁される請求項2記載の燃料電池。
  9. 前記絶縁部材が前記孔に固定されたブッシュである請求項8記載の燃料電池。
  10. 前記ブッシュに該ブッシュの前記孔からの抜けを防止するつば部が設けられている請求項9記載の燃料電池。
  11. 前記絶縁部材が前記拘束シャフトに支持された筒状部材である請求項8記載の燃料電池。
  12. 前記多セルモジュールの前記端部セルをセル積層方向と直交する方向に延長して該端部セルに前記延長部を設け、前記多セルモジュールの両端の端部セルの前記延長部間に、該端部セルの前記延長部のセル積層方向の変形を抑制する変形抑制部材を設けた請求項1記載の燃料電池。
  13. 前記変形抑制部材が弾性体からなる請求項12記載の燃料電池。
JP2004158764A 2003-11-25 2004-05-28 燃料電池 Expired - Fee Related JP4956890B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004158764A JP4956890B2 (ja) 2003-11-25 2004-05-28 燃料電池
PCT/JP2004/016911 WO2005053080A1 (en) 2003-11-25 2004-11-08 Fuel cell stack
DE112004002300T DE112004002300B4 (de) 2003-11-25 2004-11-08 Brennstoffzellenstapel
CA002545132A CA2545132C (en) 2003-11-25 2004-11-08 Fuel cell stack
US10/578,928 US7560187B2 (en) 2003-11-25 2004-11-08 Fuel cell stack

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003393802 2003-11-25
JP2003393802 2003-11-25
JP2004158764A JP4956890B2 (ja) 2003-11-25 2004-05-28 燃料電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005183358A JP2005183358A (ja) 2005-07-07
JP4956890B2 true JP4956890B2 (ja) 2012-06-20

Family

ID=34635594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004158764A Expired - Fee Related JP4956890B2 (ja) 2003-11-25 2004-05-28 燃料電池

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7560187B2 (ja)
JP (1) JP4956890B2 (ja)
CA (1) CA2545132C (ja)
DE (1) DE112004002300B4 (ja)
WO (1) WO2005053080A1 (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5040127B2 (ja) * 2006-03-10 2012-10-03 トヨタ自動車株式会社 燃料電池および燃料電池スタック
JP5076359B2 (ja) * 2006-05-16 2012-11-21 日産自動車株式会社 燃料電池スタックおよび燃料電池セパレータ並びにその製造方法
JP5040043B2 (ja) * 2006-06-20 2012-10-03 トヨタ自動車株式会社 燃料電池
JP2008004307A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Toyota Motor Corp 燃料電池
JP2008234985A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Toyota Motor Corp 燃料電池スタック用挟持部材、および燃料電池スタック
WO2008149554A1 (ja) 2007-06-06 2008-12-11 Panasonic Corporation 高分子電解質型燃料電池
JP2009016135A (ja) * 2007-07-03 2009-01-22 Toyota Motor Corp 燃料電池スタック
US9070937B2 (en) 2009-03-02 2015-06-30 Audi Ag Fuel cell systems and related arrangements for limiting relative motion between fuel cells
WO2010101541A1 (en) * 2009-03-02 2010-09-10 Utc Power Corporation Fuel cell systems and related arrangements for limiting relative motion between fuel cells
JP5436919B2 (ja) * 2009-04-27 2014-03-05 本田技研工業株式会社 燃料電池モジュール
US20110229790A1 (en) * 2010-03-19 2011-09-22 Kenji Sato Fuel cell module and fuel cell stack
EP2390951A1 (en) * 2010-05-26 2011-11-30 MANN+HUMMEL GmbH Heat transfer module for battery cells and battery assembly therewith
JP5664477B2 (ja) 2011-06-28 2015-02-04 トヨタ自動車株式会社 燃料電池、および、燃料電池の製造方法
JP5880371B2 (ja) * 2011-11-07 2016-03-09 トヨタ自動車株式会社 燃料電池スタックの発電検査に用いられる装置、および、燃料電池スタックの発電検査方法
CN104170132B (zh) * 2012-03-09 2016-08-24 日产自动车株式会社 燃料电池堆和用于该燃料电池堆的密封板
JP5839122B2 (ja) * 2012-07-02 2016-01-06 日産自動車株式会社 燃料電池スタック
CA2890063C (en) * 2012-11-22 2019-03-19 Nissan Motor Co., Ltd. Fuel cell stack with load transfer means
JP5935778B2 (ja) * 2013-09-27 2016-06-15 トヨタ自動車株式会社 ダミーセル及び燃料電池スタック
JP5834059B2 (ja) 2013-10-22 2015-12-16 トヨタ自動車株式会社 燃料電池
CA2942471C (en) * 2014-03-12 2022-03-29 Ceres Intellectual Property Company Limited Fuel cell stack assembly with active and inactive fuel cell stack repeat layers
JP6210049B2 (ja) * 2014-11-04 2017-10-11 トヨタ自動車株式会社 車両
KR101806606B1 (ko) 2015-04-17 2017-12-07 현대자동차주식회사 연료전지 스택 마운팅 구조체
DE102015214188A1 (de) 2015-07-27 2017-02-02 Volkswagen Ag Stapelanordnung umfassend zwei Brennstoffzellenstapel sowie Brennstoffzellensystem und Fahrzeug mit einem solchen
DE102017101515A1 (de) 2017-01-26 2018-07-26 Audi Ag Brennstoffzellenstapel und Brennstoffzellensystem mit einem solchen
US11973253B2 (en) * 2018-03-30 2024-04-30 Osaka Gas Co., Ltd. Electrochemical module, method for assembling electrochemical module, electrochemical device, and energy system
DE102018212715A1 (de) * 2018-07-31 2020-02-06 Robert Bosch Gmbh Brennstoffzellenstack und Verfahren zum Herstellen eines Brennstoffzellenstacks
EP4199161A1 (en) * 2021-11-12 2023-06-21 Bloom Energy Corporation Fuel cell column including stress mitigation structures
FR3133947B1 (fr) * 2022-03-22 2024-02-09 Commissariat Energie Atomique Système de conditionnement d’une pluralité de sous-empilements de cellules à oxydes solides de type SOEC/SOFC à haute température superposés
WO2023180034A1 (de) * 2022-03-24 2023-09-28 Aerostack GmbH Brennstoffzellenanordnung mit einer quer zur stapelrichtung angeordneten stützstruktur

Family Cites Families (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58115772A (ja) 1981-12-26 1983-07-09 Toshiba Corp 燃料電池装置
US4431714A (en) * 1982-07-01 1984-02-14 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Fuel cell design and assembly
JPS6139373A (ja) 1984-07-28 1986-02-25 Fuji Electric Corp Res & Dev Ltd 燃料電池のセルスタツク組立構造
JPS61248368A (ja) 1985-04-25 1986-11-05 Mitsubishi Electric Corp 積層形燃料電池の締付装置
JPS628455A (ja) * 1985-07-05 1987-01-16 Hitachi Ltd 燃料電池
JPS6231942A (ja) 1985-08-02 1987-02-10 Furukawa Electric Co Ltd:The 積層型電池
JPH0624137B2 (ja) 1986-01-17 1994-03-30 株式会社日立製作所 燃料電池スタツク
US4689280A (en) * 1986-02-20 1987-08-25 Energy Research Corporation Fuel cell stack end plate structure
JPH0698865B2 (ja) * 1986-02-21 1994-12-07 株式会社東芝 メモリカード
JP2554126B2 (ja) * 1988-04-15 1996-11-13 株式会社日立製作所 燃料電池スタツク
JP2943149B2 (ja) * 1989-02-22 1999-08-30 三菱電機株式会社 溶融炭酸塩型燃料電池積層体
JPH0750615B2 (ja) * 1991-06-24 1995-05-31 工業技術院長 固体電解質型燃料電池
US5185220A (en) * 1991-10-25 1993-02-09 M-C Power Corporation Fuel cell clamping force equalizer
JPH07105967A (ja) * 1993-09-30 1995-04-21 Aisin Aw Co Ltd 燃料電池
US5686200A (en) * 1993-12-22 1997-11-11 Ballard Power Systems Inc. Electrochemical fuel cell assembly with compliant compression mechanism
US5547777A (en) * 1994-02-23 1996-08-20 Richards Engineering Fuel cell having uniform compressive stress distribution over active area
JPH0822837A (ja) 1994-07-07 1996-01-23 Fuji Electric Co Ltd 固体高分子電解質型燃料電池
JPH0845535A (ja) 1994-08-01 1996-02-16 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 燃料電池締付装置
JPH0992324A (ja) 1995-07-20 1997-04-04 Toyota Motor Corp 電池モジュールおよび燃料電池
JP2860278B2 (ja) 1995-10-16 1999-02-24 株式会社東芝 燃料電池
JPH09259917A (ja) * 1996-03-21 1997-10-03 Mitsubishi Electric Corp 溶融炭酸塩型燃料電池及びその製造方法
JPH09289027A (ja) * 1996-04-24 1997-11-04 Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk 燃料電池用カーボン不織布及びスタック構造
JP3815518B2 (ja) * 1997-02-13 2006-08-30 石川島播磨重工業株式会社 溶融炭酸塩型燃料電池
JPH117975A (ja) 1997-06-19 1999-01-12 Yoyu Tansanengata Nenryo Denchi Hatsuden Syst Gijutsu Kenkyu Kumiai 燃料電池締付制御装置
US6210823B1 (en) * 1998-08-19 2001-04-03 Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. Polymer electrolyte fuel cell
JP3440843B2 (ja) * 1998-10-02 2003-08-25 三菱電機株式会社 固体高分子型燃料電池およびそのシステム
US6613470B1 (en) * 1999-09-01 2003-09-02 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Solid polymer electrolyte fuel cell stack
JP4862206B2 (ja) 1999-10-08 2012-01-25 トヨタ自動車株式会社 燃料電池
JP4781516B2 (ja) * 1999-11-30 2011-09-28 三菱電機株式会社 燃料電池とその燃料電池を用いた電源
JP3956651B2 (ja) * 2000-08-07 2007-08-08 トヨタ自動車株式会社 燃料電池
CA2353210C (en) * 2000-07-19 2006-07-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cell apparatus
JP4621370B2 (ja) * 2001-02-28 2011-01-26 株式会社東芝 燃料電池積層構造体
ITMI20010459A1 (it) * 2001-03-06 2002-09-06 Nuvera Fuel Cells Europ Srl Metodi per il funzionamento di celle a combustibile alimentate con gas contenenti idrogeno monossido di carbonio e raltivi dispositivi
JP4672892B2 (ja) * 2001-03-30 2011-04-20 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック
JP4227736B2 (ja) 2001-04-04 2009-02-18 三菱重工業株式会社 固体高分子水電解セル構造体
JP3615508B2 (ja) 2001-10-04 2005-02-02 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック
JP4908699B2 (ja) 2001-09-17 2012-04-04 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック
JP3914418B2 (ja) 2001-11-20 2007-05-16 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック
JP3957294B2 (ja) * 2003-02-04 2007-08-15 本田技研工業株式会社 燃料電池
JP4639583B2 (ja) * 2003-03-06 2011-02-23 トヨタ自動車株式会社 燃料電池
JP4956882B2 (ja) 2003-07-22 2012-06-20 トヨタ自動車株式会社 燃料電池

Also Published As

Publication number Publication date
WO2005053080A1 (en) 2005-06-09
US7560187B2 (en) 2009-07-14
US20070042250A1 (en) 2007-02-22
JP2005183358A (ja) 2005-07-07
DE112004002300T5 (de) 2006-09-28
CA2545132A1 (en) 2005-06-09
CA2545132C (en) 2009-05-19
DE112004002300B4 (de) 2011-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4956890B2 (ja) 燃料電池
JP4956882B2 (ja) 燃料電池
US7641999B2 (en) Fuel cell stack
JP4862206B2 (ja) 燃料電池
CA2456770C (en) Metal clip members for holding fuel cell separators
JP5538578B2 (ja) 燃料電池スタック
JP2002298901A (ja) 燃料電池スタック
JP4653978B2 (ja) 燃料電池スタック
JP2007179992A (ja) 燃料電池スタック
JP2010251065A (ja) 燃料電池スタック
US7709132B2 (en) Fuel cell stack
JP4764772B2 (ja) 燃料電池
JP2012059712A (ja) 燃料電池
JP4910707B2 (ja) 燃料電池
JP4645092B2 (ja) 燃料電池装置
JP4560992B2 (ja) 燃料電池のマニホールド
JP4789448B2 (ja) 燃料電池スタック
JP2003086229A (ja) 燃料電池のスタック構造
JP4507453B2 (ja) 燃料電池のマニホールド
JP5167617B2 (ja) 燃料電池
JP2008108485A (ja) 燃料電池
JP4452585B2 (ja) 燃料電池スタック
JP2007184203A (ja) 燃料電池
JP2007042457A (ja) 燃料電池
CN100379077C (zh) 燃料电池组

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110920

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120305

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees