JP2007184203A - 燃料電池 - Google Patents

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Seiji Sano
誠治 佐野
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隆 梶原
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大雄 吉川
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博道 佐藤
Yutaka Hotta
裕 堀田
Fumihiko Inui
文彦 乾
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Abstract

【課題】摺動部が少ないことによって粉塵などの発生を低減できるスプリングモジュールを備えた燃料電池を提供する。
【解決手段】スプリングモジュール10は、セルモジュールと平行に配置される第1の平板12と、第1の平板12に対向する第2の平板13と、一端が第1の平板12に接し、他端が第2の平板13に接するスプリング9と、第1の平板12および第2の平板13を、セルモジュールの積層方向への相対移動を許容し且つこの積層方向と垂直な方向への相対移動を制限しつつ接続する接続具14とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池に関し、より詳しくは、スプリングモジュールを有する燃料電池に関する。
燃料電池は、複数のセルモジュールが積層された燃料電池スタックを有する。また、セルモジュールを構成するセルには、電解質膜を挟んでアノードとカソードが配置されている。そして、アノードに水素を含む燃料ガスが接触し、カソードに空気などの酸素を含む酸化ガスが接触すると、両電極間で電気化学反応が起こり起電力を生じる。
燃料電池スタックでは、内部抵抗の増大や、反応ガスのシール性の低下などを防ぐために、積層されているセルモジュール同士を加圧保持している。具体的には、セルモジュールを一対のエンドプレートによって挟持し、少なくとも一方のエンドプレートが弾性体を介して他方のエンドプレートの側に押し付けられるようにすることによって、セルモジュールが締結される構造としている。この場合、セルモジュールを締結する荷重の大きさが、セル面の全域に渡って均一であるとともに、大きく変動しないようにすることが必要となる。
特許文献1には、セルモジュールとエンドプレートの間にスプリングモジュールを設けた燃料電池が開示されている。ここで、スプリングモジュールは、相対的に傾斜且つ変位可能な第1のケーシングおよび第2のケーシングと、これらの間に並列に配置され、互いに独立である複数のスプリングとによって構成されている。この構造によれば、セル面の全域に渡って荷重を均一にかけることができるとともに、セルモジュールの積層方向における荷重の変動も低減できるとされる。
特開2004−288618号公報
しかしながら、特許文献1に記載のスプリングモジュールは、ボックス型のアッセンブリであり、第1のケーシングの側壁と第2のケーシングの側壁とが接触する摺動部を有する。このため、摺動部で粉塵などが発生して、燃料電池の動作に不具合を生じるおそれがあった。
本発明は、こうした問題点に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明の目的は、摺動部が少ないことによって粉塵などの発生を低減できるスプリングモジュールを備えた燃料電池を提供することにある。
本発明の他の目的および利点は以下の記載から明らかとなるであろう。
本発明は、積層された複数のセルモジュールを有する燃料電池において、前記セルモジュールと平行に配置される第1の平板と、前記第1の平板に対向する第2の平板と、一端が前記第1の平板に接し、他端が前記第2の平板に接するスプリングとを備えたスプリングモジュールと、前記第1の平板および前記第2の平板を接続する接続具とを有することを特徴とするものである。
本発明において、前記接続具は、前記セルモジュールの積層方向への相対移動を許容し且つ前記積層方向と垂直な方向への相対移動を制限するものとすることが好ましい。また、この場合、前記接続具は、前記第1の平板に固定された第1のブッシュと、前記第2の平板に固定されるとともに、前記第1のブッシュに勘合する第2のブッシュとを有し、前記第1のブッシュと前記第2のブッシュは、それぞれ前記セルモジュールの積層方向と平行な方向に相対的に移動可能であり、前記第1のブッシュおよび前記第2のブッシュのそれぞれが他方に突き当たり、前記第1のブッシュおよび前記第2のブッシュの移動が停止することによって、前記スプリングの伸縮する幅が規定されるものとすることができる。
本発明の燃料電池によれば、接続具を介して第1の平板と第2の平板が接続しているので、摺動部を少なくすることができる。したがって、スプリングモジュールからの粉塵などの発生を低減することができる。
図1〜図4を用いて、本実施の形態における燃料電池について説明する。尚、これらの図において、同じ符号を付した部分は同じものであることを示している。
図1は、本実施の形態において、セルモジュールの積層方向に対して垂直方向から見たときの燃料電池スタックの平面図である。
燃料電池スタック1は、1つのセルから構成されたセルモジュール2が複数積層された構造(以下、セル積層体と称す。)を有する。尚、セルモジュール2は、複数のセルから構成されていてもよい。
セルは、膜−電極アッセンブリ(MEA:Membrane−Electrode Assembly)とセパレータとが積層されてなる。膜−電極アッセンブリは、イオン交換樹脂からなる電解質膜と、この電解質膜の一方の面に設けられた触媒層からなるアノードと、電解質膜の他方の面に設けられた触媒層からなるカソードとからなる。そして、膜−電極アッセンブリのアノード側およびカソード側のそれぞれに、拡散層を介してセパレータが設けられる。ここで、アノード側のセパレータには、アノードに燃料ガスを供給する燃料ガス流路が形成されている。一方、カソード側のセパレータには、酸化ガスを供給する酸化ガス流路が形成されている。但し、本実施の形態では、アノード側およびカソード側のセパレータに、反応ガス流路を設けないセパレータ(フラットセパレータ)を用いてもよい。
セル積層体の両端には、ターミナル3、インシュレータ4およびエンドプレート5が配置されていて、セル積層体をセルモジュール2の積層方向に締め付けている。また、セル積層体の外側には、セルモジュール2の積層方向に延びたテンションプレート6が設けられている。テンションプレート6は、ボルト7によってエンドプレート5に固定されている。さらに、セル積層体の側面は、外部拘束部材8によって拘束されている。これにより、例えば、走行中の振動などによって、燃料電池スタックに荷重がかかった際に、セルモジュール間ですべりが生じて、燃料電池スタックがばらけてしまうのを防ぐことができる。
エンドプレート5とインシュレータ4の間には、複数のスプリング9を有するスプリングモジュール10が配置されている。スプリングモジュール10は、セルモジュール2に対して所定の荷重をかけている。この荷重は、スプリングボックス10とエンドプレート5の間に設けられた調整ネジ11によって調整することができる。
図2(a)および(b)は、セルモジュール2の積層方向に対して垂直方向から見たときのスプリングモジュール10の断面図である。図2(a)は、スプリングモジュール10に対して、予荷重が印加された状態を示している。一方、図2(b)は、スプリングモジュール10に対して、最大荷重、すなわち、スプリングモジュール10がそれ以上変形しない荷重が印加された状態を示している。これらの図に示すように、スプリングモジュール10は、セルモジュール2の積層方向と平行に配置される第1の平板12と、第1の平板12に対向する第2の平板13と、第1の平板12および第2の平板13を接続する接続具14と、一端が第1の平板12に接し、他端が第2の平板13に接するスプリング9とを有している。
本実施の形態において、第1の平板12および第2の平板13は、剛性の大きい材料からなるものとする。例えば、ステンレス材などは、剛性が大きく、また、耐腐食性も良好であることから好ましく用いられる。一方、スプリング9は、図2(a)および(b)の例ではコイルスプリングを用いているが、皿バネなどの他の弾発性を持つ部材を用いてもよい。
図3は、セルモジュール10の積層方向から見たときのスプリングモジュール10の平面図である。この図に示すように、スプリングモジュール10には、複数のスプリング9がそれぞれ独立に設けられている。設ける箇所および数については、スプリングモジュール10の大きさに応じて適宜設定することができるが、第1の平板12と第2の平板13が撓まないよう適当に分散して設けることが好ましい。例えば、図3では、周辺部だけでなく中央部にもスプリング9を設けている。これにより、第1の平板12および第2の平板13が撓むのを効果的に防止することが可能となる。したがって、セル面の全域に渡って所望の荷重を均一にかけることができるので、燃料電池に発電分布が生じるのを防ぐことができる。
また、スプリングモジュール10には、スプリング9とは別に複数の接続具14がそれぞれ独立に設けられている。接続具14を設ける箇所および数についても、スプリングモジュール10の大きさに応じて適宜設定することができる。接続具14は、第1の平板12および第2の平板13を、セルモジュール2の積層方向への相対移動を許容し且つこの積層方向と垂直な方向への相対移動を制限しつつ接続している。
図4は、図2(a)のA−A´線に沿う接続具14の断面図である。この図に示すように、接続具14は、第1のブッシュとしての内側ブッシュ16と、第2のブッシュとしての外側ブッシュ18とを有する。内側ブッシュ16は、第1のボルト15によって第1の平板12に固定される。一方、外側ブッシュ18は、第2のボルト17によって第2の平板13に固定される。また、内側ブッシュ16の所定の位置には勘合ピン19が設けられており、外側ブッシュ18には、勘合ピン19の大きさに合わせて、セルモジュール2の積層方向に長い長穴20が設けられている。そして、勘合ピン19が長穴20を通るようにして、内側ブッシュ16と外側ブッシュ18とが勘合している。
スプリングモジュール10は、例えば、次のようにして製造することができる。
まず、外側ブッシュ18に内側ブッシュ16を勘合し、この状態で内側ブッシュ16の所定の位置に勘合ピン19を圧入する。これにより得られた接続具14を、第1の平板12に設けられた第1の座溝21にセットして第1のボルト15で固定する。
次に、第1の平板12に設けられた第2の座溝22にスプリング9をセットした後、接続具14およびスプリング9を介して第1の平板12と対向する位置に第2の平板13を置く。このとき、第2の平板13に設けられた第3の座溝23に接続具14が、第4の座溝24にスプリング9がそれぞれはめ込まれるようにする。
次いで、圧縮機(図示せず)を用いて、第1の平板12と第2の平板13の間を狭め、この状態で第2のボルト17によって接続具14を第2の平板13に固定する。これにより、スプリングモジュール10を得ることができる。尚、スプリング9および接続具14にかかる予荷重は、スプリング9のバネ特性などを考慮して決定される。
次に、接続具14の動作について説明する。
内側ブッシュ16と外側ブッシュ18は、それぞれセルモジュール2の積層方向と平行な方向に相対的に移動することができる。そして、内側ブッシュ16および外側ブッシュ18のそれぞれが他方に突き当たり、内側ブッシュ16および外側ブッシュ18の移動が停止することによって、スプリング9の伸縮する幅を規定している。以下に、接続具14の動作についてさらに詳しく説明する。
第2の平板13に荷重がかかると、外側ブッシュ18が第1の平板12の側に移動する。これにより、第1の平板12と第2の平板13の間隔が狭まり、第1の平板12および第2の平板13にかかるスプリング9の荷重が増大する。そして、外側ブッシュ18に設けられた長穴20の一方の端部が勘合ピン19に突き当たると、外側ブッシュ18はそれ以上移動しなくなる。この状態は、図2(b)に示した最大荷重が印加された状態に対応する。
次いで、第2の平板13にかかる荷重が軽減されると、外側ブッシュ18は第1の平板12から離れる方向に移動する。これにより、第2の平板13も第1の平板12から離れる方向に移動する。そして、外側ブッシュ18に設けられた長穴20の他方の端部が勘合ピン19に突き当たると、外側ブッシュ18はそれ以上移動しなくなる。この状態は、図2(a)に示した予荷重が印加された状態に対応する。
このように、接続具14は、予荷重がかけられた状態と最大荷重がかけられた状態で動作を停止するので、スプリング9の伸縮する幅を限定することができる。特に、最大荷重を規定することによって、スプリング9を構成する線材が線間密着するのを防げるので、金属疲労や磨耗によってスプリング9が劣化するのを低減することが可能となる。
尚、本実施の形態においては、必ずしも勘合ピン19が長穴20の端部に突き当たる位置を外側ブッシュ18の停止位置としなくてもよい。例えば、図4において、外側ブッシュ18の端部18aが内側ブッシュ16に突き当たる位置としてもよいし、内側ブッシュ16aの端部が外側ブッシュ18に突き当たる位置としてもよい。内側ブッシュ16と外側ブッシュ18とが、いずれかの位置で突き当たることにより、外側ブッシュ18の移動を停止できるので、第1の平板12と第2の平板13とが接触するのを防ぐことが可能となる。
スプリングモジュールを上記の構成とすることによって、次のような効果を得ることができる。
特許文献1に記載のスプリングモジュールはボックス型のアッセンブリであり、2つのケーシングは、底壁と、底壁の外側縁から対向するケーシングの側に延びる側壁とをそれぞれ有する。この構造によれば、スプリングモジュールがセルの積層方向に変形する際に、2つの側壁が接触することとなる。したがって、この部分が摺動部となって、粉塵などを発生するおそれがある。
一方、本実施の形態においては、接続具14によって第1の平板12と第2の平板13を接続しているので、第1の平板12と第2の平板13とが接触することはない。尚、外側ブッシュ18が移動する際に、外側ブッシュ18と内側ブッシュ16との間に摺動部25が生じるが、その面積は特許文献1に比較して僅かに過ぎない。さらに、摺動部25にオイルなどを塗布しておけば、粉塵などの発生を防ぐことができる。したがって、本実施の形態によれば、粉塵などによって燃料電池に不具合が生じるおそれを低減することができる。
さらに、特許文献1では、底壁は、その周囲のみで支持される構造となっているので、底壁に撓みが生じて、セル面の全域に渡って荷重を均一にかけることができなくなるおそれがある。また、一方のケーシングから他方のケーシングに荷重を100%伝達することができなくなるので、セルモジュールに対して所望の荷重を付与することができなくなるおそれもある。
また、本実施の形態においては、平板に剛性の高い材料を用いているので、平板が撓むのを防いで、セル面の全域に渡って所望の荷重を均一にかけることができる。したがって、燃料電池に発電分布が生じるのを防ぐことが可能となる。特許文献1では、底壁は剛体板ではなく、セルの積層方向に変形可能な板である。すなわち、剛性の低いケーシングによって、剛性の低いセル積層体やインシュレータに荷重をかけるので、ケーシングに必ず変形を生じる。これに対して、本実施の形態のように剛性の高い平板を用いた方が、容易にセル面に対して均一な荷重をかけることができる。尚、セル面の全域に渡って均一な荷重をかけるためには、第1の平板12と第2の平板13とが互いに平行であることが好ましい。
さらに、本実施の形態によれば、第1の平板12と第2の平板13の裏面に突出する部材がない。したがって、スプリングモジュール10の組み付けが容易となる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々変形して実施することができる。
例えば、接続具は、一端が第2の平板に固定されるとともに、他端が第1の平板に設けられた貫通孔を通って第1の平板の裏面に突き出る軸部を備えた構造とすることができる。ここで、軸部は、第1のストッパおよび第2のストッパとを有するとともに、第2の平板にかかる荷重の変動によってセルモジュールの積層方向に移動可能である。この構造によれば、第1のストッパが第1の平板の表面に突き当たることによって、または、第2のストッパが第1の平板の裏面に突き当たることによって、スプリングの伸縮する幅を規定することができる。
図5(a)および(b)に、上記スプリングモジュールの断面図を示す。尚、これらの図は、図1のセルモジュール2の積層方向に対して垂直方向から見た場合に対応する。
図5(a)は、スプリングモジュール30に対して、予荷重が印加された状態を示している。一方、図5(b)は、スプリングモジュール30に対して、最大荷重、すなわち、スプリングモジュール30がそれ以上変形しない荷重が印加された状態を示している。これらの図に示すように、スプリングモジュール30は、図1のセルモジュール2の積層方向に垂直な第1の平板31と、第1の平板31に対向する第2の平板32と、第1の平板31および第2の平板32を接続する接続具33と、一端が第1の平板31に接し、他端が第2の平板32に接するスプリング34とを有している。
接続具33は、一端が固定部35によって第2の平板32に固定されるとともに、他端が第1の平板31に設けられた貫通孔(図示せず)を通って、第1の平板31の裏面に突き出た軸部36と、軸部36に設けられた第1のストッパ37および第2のストッパ38とを有する。ここで、第1のストッパ37は、第1の平板31と第2の平板32の間に設けられている。一方、第2のストッパ38は、第1の平板31の裏面側に設けられている。
第2の平板32に荷重がかかると、軸部36が第1の平板31の側に移動する。これにより、第1の平板31と第2の平板32の間隔が狭まり、第1の平板31および第2の平板32にかかるスプリング34の荷重が増大する。そして、第1のストッパ37が第1の平板31の表面に突き当たると、軸部36はそれ以上移動しなくなる。この状態は、図5(b)に示した最大荷重が印加された状態に対応する。
次いで、第2の平板32にかかる荷重が軽減されると、軸部36は第1の平板31から離れる方向に移動する。これにより、第2の平板32も第1の平板31から離れる方向に移動する。そして、第2のストッパ38が第1の平板31の裏面に突き当たると、軸部36はそれ以上移動しなくなる。この状態は、図5(a)に示した予荷重が印加された状態に対応する。
このように、接続具33は、予荷重がかけられた状態と最大荷重がかけられた状態で動作を停止する。したがって、この構成によっても、スプリング30の伸縮する幅を限定することができる。但し、この場合、軸部36および第2のストッパ38が第1の平板31の裏面側に、固定部35が第2の平板32の裏面側にそれぞれ突出している。したがって、スプリングモジュール30が対向する他の部品(図示せず)と衝突することによって動作に支障が生じないよう、他の部品に凹部を設けるなどの措置が必要となる。
本実施の形態における燃料電池スタックの平面図である。 本実施の形態において、セルモジュールの積層方向に対して垂直方向から見たときのスプリングモジュールの断面図であり、(a)は予荷重がかけられた状態、(b)は最大荷重がかけられた状態を示す。 本実施の形態において、セルモジュールの積層方向から見たときのスプリングモジュールの平面図である。 図2(a)のA−A´線に沿う接続具の断面図である。 本実施の形態における他のスプリングモジュールの断面図であり、(a)は予荷重がかけられた状態、(b)は最大荷重がかけられた状態を示す。
符号の説明
1 燃料電池スタック
2 ターミナル
4 インシュレータ
5 エンドプレート
6 テンションプレート
7 ボルト
8 外部拘束部材
9,34 スプリング
10,30 スプリングモジュール
11 調整ネジ
12,31 第1の平板
13,32 第2の平板
14,33 接続具
15 第1のボルト
16 内側ブッシュ
17 第2のボルト
18 外側ブッシュ
19 勘合ピン
20 長穴
21 第1の座溝
22 第2の座溝
23 第3の座溝
24 第4の座溝
25 摺動部
35 固定部
36 軸部
37 第1のストッパ
38 第2のストッパ



Claims (3)

  1. 積層された複数のセルモジュールを有する燃料電池において、
    前記セルモジュールと平行に配置される第1の平板と、
    前記第1の平板に対向する第2の平板と、
    一端が前記第1の平板に接し、他端が前記第2の平板に接するスプリングとを備えたスプリングモジュールと、
    前記第1の平板および前記第2の平板を接続する接続具とを有することを特徴とする燃料電池。
  2. 前記接続具は、前記セルモジュールの積層方向への相対移動を許容し且つ前記積層方向と垂直な方向への相対移動を制限することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  3. 前記接続具は、前記第1の平板に固定された第1のブッシュと、
    前記第2の平板に固定されるとともに、前記第1のブッシュに勘合する第2のブッシュとを有し、
    前記第1のブッシュと前記第2のブッシュは、それぞれ前記セルモジュールの積層方向と平行な方向に相対的に移動可能であり、
    前記第1のブッシュおよび前記第2のブッシュのそれぞれが他方に突き当たり、前記第1のブッシュおよび前記第2のブッシュの移動が停止することによって、前記スプリングの伸縮する幅が規定されることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池。
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