JP5935778B2 - ダミーセル及び燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池スタックに用いられるダミーセル及びダミーセルを有する燃料電池スタックに関する。
燃料電池スタックとして、発電機能を有する発電セルの他に、発電機能を有さないダミーセルを備えたものが知られている(特許文献1)。
特開2008−130350号公報
燃料電池スタックの製造においては、先ず発電セルとダミーセルとを製造し、その後、発電セルとダミーセルを組み付ける。発電セルとダミーセルの部品の共通化を行うと、製造コストを下げることが可能となるが、発電セルとダミーセルの外観形状が類似し、発電セルとダミーセルとが混同されるおそれがあった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の一形態によれば、燃料電池スタックに用いられる発電を行わないダミーセルが提供される。このダミーセルの外観は、前記ダミーセルの外観は、前記燃料電池スタックに用いられ発電を行う発電セルの外観と共通する外観を呈する共通外観部と、前記発電セルの外観とは異なる外観を呈する非共通外観部とを有し、前記非共通外観部は、前記発電セルと前記ダミーセルとを積層して燃料電池スタックを構成した状態において外部から視認可能な位置に設けられている。
この形態によれば、ダミーセルの外観は、一部を除き、前記燃料電池スタックに用いられ発電を行う前記発電セルの外観と共通する共通外観部を有するので、共通の製造工程でダミーセルと発電セルを製造できる。さらに、前記ダミーセルは、発電セルと外観の異なる非共通外観部を有するので、ダミーセルと、発電セルとを区別することが可能となる。
(1)本発明の一形態によれば、燃料電池スタックに用いられる発電を行わないダミーセルが提供される。この前記ダミーセルの外観は、前記燃料電池スタックに用いられ発電を行う前記発電セルの外観と共通する外観を呈する共通外観部と、前記発電セルの外観とは異なる外観を呈する非共通外観部とを有している。この形態のダミーセルによれば、ダミーセルの外観は、一部を除き、前記燃料電池スタックに用いられ発電を行う前記発電セルの外観と共通する共通外観部を有するので、共通の製造工程でダミーセルと発電セルを製造できる。さらに、前記ダミーセルは、発電セルと外観の異なる非共通外観部を有するので、ダミーセルと、発電セルとを区別することが可能となる。
(2)上記形態のダミーセルにおいて、前記非共通外観部は、前記発電セルと前記ダミーセルとを積層して燃料電池スタックを構成した状態において外部から視認可能な位置に設けられていてもよい。この形態のダミーセルによれば、積層体を組み付けた後であっても、ダミーセルと、発電セルとを見分けて、誤組み付けの発見が容易となる。
(3)上記形態のダミーセルにおいて、前記非共通外観部は、色と形状の少なくとも一方が前記発電セルと異なっていてもよい。この形態のダミーセルによれば、発電セルとダミーセルとを容易に区別できる。積層して燃料電池スタックに組み付けた後でも発電セルと、ダミーセルとを区別できるので、誤組み付けの発見が容易となる。
(4)上記形態のダミーセルにおいて、前記発電セルは、膜電極接合体を有するとともに、前記膜電極接合体の外縁をゴム又は樹脂で囲うフレームを有する発電部と、前記発電部を挟持するセパレータープレートと、を有し、前記ダミーセルは、膜電極接合体を有さずに導電性部材を有するとともに、前記導電性部材の外縁をゴム又は樹脂で囲うフレームを有する非発電部と、前記発電セルのセパレータープレートと同一の形状を有し、前記非発電部を挟持するセパレータープレートと、を有し、前記非共通外観部分は、前記ダミーセルの前記フレームの一部であってもよい。この形態のダミーセルによれば、発電セルのフレームと、ダミーセルのフレームの形状とを異ならせるだけであり、新たな部品を設ける必要が無い。
(5)本発明の一形態によれば、燃料電池スタックが提供される。この燃料電池スタックは、積層された複数の発電セルを有する第1の積層体と、前記第1の積層体の積層方向の少なくとも一方の端部に設けられた請求項1〜4のいずれか一項に記載のダミーセルと、前記複数の発電セル及び前記ダミーセルが積層された第2の積層体の両端に設けられたターミナルプレートと、を備える。この形態の燃料電池スタックによれば、発電セルとダミーセルとを外観上区別できるので、誤組み付けの発見が容易となる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、ダミーセルの他、燃料電池スタック、燃料電池スタックの製造方法等の形態で実現することができる。
本発明の一実施形態としての燃料電池スタックの構成を示す模式的に示す概略図である。 発電セルとダミーセルの断面を模式的に示す説明図である。 第1のセパレータープレートの側から1つのセルを観察した状態を模式的に示す平面図である。 図3の一部を拡大して示す説明図である。
第1の実施形態:
図1は本発明の一実施形態としての燃料電池スタックの構成を示す模式的に示す概略図である。以下に説明する燃料電池スタック10の各部材には、貫通孔、溝などが形成されているが、図1では貫通孔、溝などについては図示を省略し、略直方体として記載している。燃料電池スタック10は、発電セル100と、ダミーセル200と、ターミナルプレート300、310と、インシュレータープレート320と、プレッシャープレート330と、エンドプレート340と、テンションシャフト350と、を備える。発電セル100は複数有り、複数の発電セル100は、積層されて第1の積層体105を形成している。積層体105の積層方向の両側には、ダミーセル200が配置されて第2の積層体107を形成している。なお、ダミーセル200は、第1の積層体105の積層方向のいずれか一方にのみ配置される構成であっても良い。また、図1では、ダミーセル200は、第1の積層体105の積層方向の両側にそれぞれ1個ずつ配置されているが、第1の積層体105の積層方向の両側の少なくとも一方は、複数のダミーセル200が配置されても良い。また、第1の積層体105の複数の発電セルのうち、一部の発電セル100をダミーセル200に置換して、2つの発電セル100の間に1又は複数のダミーセルが挿入される構成であってもよい。ダミーセル200の積層方向の外側には、それぞれターミナルプレート300、310が配置されている。ターミナルプレート300、310は、発電セル100が発生させた電圧、電流を外部に取り出すために用いられる。ターミナルプレート300の積層方向の外側には、インシュレータープレート320と、プレッシャープレートがこの順に配置されている。インシュレータープレート320は、ターミナルプレート300と、プレッシャープレートと330との間を電気的に絶縁する。ターミナルプレート310の積層方向の外側には、エンドプレート340が配置されている。テンションシャフト350は、プレッシャープレート330とエンドプレート340との間を所定の力で締結する。燃料電池スタック10は、テンションシャフト350で締結された後、底カバー360と、図示しない上カバーに覆われる。なお、底カバー360と、燃料電池スタック10との間には、絶縁シート370が配置される。
図2は、発電セル100と、ダミーセル200の断面を模式的に示す説明図である。発電セル100は、膜電極接合体110と、第1のガス拡散層124と、第2のガス拡散層126と、第1のセパレータープレート134と、第2のセパレータープレート136と、ゴムフレーム140と、シールライン150と、を備える。膜電極接合体110は、電解質膜112と、第1の触媒層114と、第2の触媒層116と、を備える。電解質膜112は、パーフルオロカーボンスルホン酸ポリマなどのフッ素系樹脂や炭化水素系樹脂からなるプロトン伝導性のイオン交換膜により形成されている。第1の触媒層114と第2の触媒層116は、電解質膜112の各面にそれぞれ形成されている。本実施形態では、第1の触媒層114と第2の触媒層116は、例えば、白金触媒、あるいは白金と他の金属とからなる白金合金触媒を担持した触媒担持粒子(例えばカーボン粒子)と電解質(アイオノマ)によって形成されている。膜電極接合体110の外縁は、ゴムフレーム140により支持されている。
膜電極接合体110の両面には、第1のガス拡散層124と、第2のガス拡散層126と、が配置される。第1のガス拡散層124と、第2のガス拡散層126は、導電性を有し、反応ガスを透過、拡散させることが出来る部材であれば良く、本実施形態では、カーボン不織布を用いたカーボンクロスやカーボンペーパーを用いて、第1のガス拡散層124と、第2のガス拡散層126を形成している。本実施形態では、第1のガス拡散層124と、第2のガス拡散層126として、カーボン不織布を用いたカーボンクロスやカーボンペーパーを用いたが、エキスパンドメタルを用いた反応ガス流路、あるいは、金属多孔体で構成された反応ガス流路を用いても良い。
第1のガス拡散層124と、第2のガス拡散層126の外側には、それぞれ、第1のセパレータープレート134と、第2のセパレータープレート136とが配置されている。第1のセパレータープレート134と、第2のセパレータープレート136の外縁の大きさは、ゴムフレーム140の外縁の大きさとほぼ同じである。第1のセパレータープレート134、第2のセパレータープレート136と、ゴムフレーム140との間には、それぞれシールライン150が配置されている。シールライン150は、反応ガスの漏れを抑制する。シールライン150はゴムフレーム140と一体に形成されていても良く、あるいは、シールライン150としてOリングを用いても良い。
次に、ダミーセル200の構成について説明する。ダミーセル200を設けると、発電セル100からの放熱環境をすべての発電セル100でほぼ均等にできるため、発電セル100間の熱バランスを良く出来る。ダミーセル200の形状は、各発電セル100の面圧バランスをよくするために、発電セルと近似した形状であることが好ましい。また、製造コストを考慮した場合、ダミーセル200と、発電セル100とで部品の共通化を実現できれば、製造コストを低減することもできる。ダミーセル200の構成部材のうち、発電セル100と同一の部材には、発電セル100の符号に100を加えた数字の符号を付している。本実施形態では、ダミーセル200の構成は、発電セル100の構成とほぼ同じ構成としている。ただし、ダミーセル200は膜電極接合体110を備えておらず、その空間をガス拡散層224,226が埋めている、という点が異なっている。ダミーセル200のゴムフレーム240の中央部は開口しており、第1のガス拡散層224と、第2のガス拡散層226とが接触するように配置されている。第1のガス拡散層224と、第2のガス拡散層226とにより、ダミーセル200の第1のセパレータープレート234と、第2のセパレータープレート236との間を電気的に導通させている。なお、ガス拡散層224,226の代わりに、他の種類の導電性部材を設けるようにしてもよい。この導電性部材としては、燃料電池発電性能を有さないものを使用することが好ましい。
また、ダミーセル200は、第1のガス拡散層224と、第2のガス拡散層226とに、反応ガスを流さないように構成されていることが好ましい。発電セル100では、第1のセパレータープレート134と、ゴムフレーム140との間に、第1のマニホールドと第1のガス拡散層124とを連通する連通孔(図示せず)が設けられ、第2のセパレータープレート136と、ゴムフレーム140との間に、第2のマニホールドと第2のガス拡散層126とを連通する連通孔が設けられている。一方、ダミーセル200では、反応ガスが第1のマニホールドから第1のガス拡散層224へ流れないように、あるいは、第2のマニホールドから第2のガス拡散層226へ流れないように、これらの連通孔が、例えばゴムにより埋められている。
2つの発電セル100の間には冷媒流路160が形成され、発電セル100とダミーセル200との間には、冷媒流路162が形成されている。2つの発電セル100の間の冷媒流路160は、発電セル100の第1のセパレータープレート134の外側に形成された溝(図示せず)と、発電セル100の第2のセパレータープレート136の外側に形成された溝(図示せず)により形成されている。発電セル100とダミーセル200との間の冷媒流路162は、ダミーセル200の第1のセパレータープレート234の外側に形成された溝(図示せず)と、発電セル100の第2のセパレータープレート136の外側に形成された溝(図示せず)により形成されている。2つの発電セル100の間、及び、発電セル100とダミーセル200との間には、シールライン152が配置されており、冷媒の漏れを抑制している。シールライン152は、例えば、Oリングにより形成されていても良い。ダミーセル200は、ターミナルプレート300と隣接している。
図3は、第1のセパレータープレート134の側から1つのセルを観察した状態を模式的に示す平面図である。なお、発電セル100の第1のセパレータープレート134と、ダミーセル200の第1のセパレータープレート234の形状は同じである。図3の括弧内の符号は、ダミーセル200用の部材の符号を示している。第1のセパレータープレート134(234)は、略長方形をした部材であり、外縁に複数種の開口部1341〜1346(2341〜2346)を備える。これら複数種の開口部1341〜1346と同様の開口部が、第2のセパレータープレート136及びゴムフレーム240、発電セル100の2つのセパレータープレート134、136及びゴムフレーム140にも形成されている。これらの開口部は、発電セル100とダミーセル200とが積層されたときに連結して、それぞれ燃料ガスの供給用、排出用のマニホールド、酸化剤ガスの供給用、排出用のマニホールド、冷媒の供給用、排出用のマニホールド、を形成する。シールライン250は、これらの開口部1341〜1346を囲うように配置されている。
図4は、図3の一部(破線部)を拡大して示す説明図である。本実施形態では、第1のセパレータープレート134の四隅に、切り欠き部134cが形成されている。切欠部134cからは、発電セル100のゴムフレーム140の一部145がはみ出ている。発電セル100のセパレータープレート134と、ダミーセル200のセパレータープレート234の形状はほぼ同じである。一方、切り欠き部134cからはみ出ている発電セル100のゴムフレーム140の形状と、ダミーセル200のゴムフレーム240の形状とが、一部異なっている。すなわち、図4に示すように、発電セル100のゴムフレーム140が第1のセパレータープレート134からはみ出た突出部分145の形状と、ダミーセル200のゴムフレーム240が第1のセパレータープレート234からはみ出た突出部分245の形状と、が異なっている。したがって、発電セル100と、ダミーセル200とを組み上げた後であっても、突出部分145と突出部分245の形状の違いから、発電セル100と、ダミーセル200とを外観上区別することが可能となる。すなわち、ダミーセル200のゴムフレーム240の突出部分245は、発電セル100の対応する部分145の形状と異なる外観を呈する非共通外観部に相当する。この非共通外観部以外の部分は、発電セル100と、ダミーセル200とで共通の外観を呈する共通外観部に相当する。ここで、共通外観部は、発電セル100のセパレータ−プレート134、136の厚みと、ダミーセル200のセパレータープレート234、236の厚みであってもよい。この場合、共通の鋼板から発電セル100用のセパレータープレート134、136と、ダミーセル200用のセパレータープレート234、236を作製することが可能である。また、発電セル100と、ダミーセル200とは、膜電極接合体110の有無を除けば、ゴムフレーム140、240の形状がわずかに異なるだけなので、新たな部品は不要であり、さらに、同一の製造装置を用いて製造が可能である。したがって、製造コストを低減することができる。
本実施形態では、ゴムフレーム140の形状と、ゴムフレーム240の形状とが、異なっている部分は、第1のセパレータープレート134、234の隅の切り欠き部134c、234cの位置にあるので、積層体105の組み立て時に、テンションシャフト350や、上ケースとの干渉を許容できるため、組立装置の小型化が可能である。
なお、本実施形態では、発電セル100とダミーセル200とで異なっている部分(非共通外観部)は、第1のセパレータープレート134、234の隅の切り欠き部134c、234cにおけるゴムフレーム140,240の形状にあるとしたが、視認できる位置であれば、どこに有っても良い。また、発電セル100と、ダミーセル200とは、通常、積層前に部材を確認されることから、異なっている部分は、積層後に隠れて外部より視認できない場所に有っても良く、積層後においても外部より視認可能な場所にあっても良い。本実施形態において、ダミーセル200と発電セル100とは、いずれも4辺を有する矩形形状を有している。ここで、ダミーセル200の3辺の形状を、発電セル100の3辺の形状と同一しても良い。発電セル100とダミーセル200とが組みあがったとき、ダミーセル200の3辺の形状と、発電セル100の3辺の形状は、外観上同じ形状である。その結果、発電セル100とダミーセル200とを積層して第2の積層体107を組み立てたときに、ケースへの搭載性を向上させることができる。第2の積層体107は、略直方体形状を有する。例えば、ダミーセル200の大きさが発電セル200より大きかったりすると、ダミーセル200の部分が直方体から飛び出てしまうため、例えば、片当たりの対策等を考慮しなくてはならないが、その対策が不要となる。また、第2の積層体107を外部から拘束するような場合であっても3つの面については平面に出来るので、ダミーセル200の位置や個数の影響を受けずに第2の積層体107を拘束可能である。
本実施形態では、ゴムフレーム140の形状と、ゴムフレーム240の形状を異ならせたが、ゴムフレーム140の色とゴムフレーム240の色を変えるなど、他の外観上視認できる要素で区別されても良い。
本実施形態では、ゴムを用いてゴムフレーム240を形成したが、ゴムの代わりに樹脂製のフレームであってもよい。また、ダミーセル200用のセパレータープレート234(あるいはセパレータープレート236)の一部の形状又は色を、発電セル100用のセパレータープレート134(あるいはセパレータープレート136)の形状又は色と、一部異ならせても良い。また、ゴムフレーム240の形状や色を変える代わりに、発電セル100とダミーセル200の製造前後のいずれかの工程において、少なくとも一方のいずれかの部材に、識別用マーク、識別ナンバー、バーコードなどの識別用標識をマーキングしても良い。
以上、いくつかの実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
10…燃料電池スタック
100…発電セル
105…第1の積層体
107…第2の積層体
110…膜電極接合体
112…電解質膜
114…第1の触媒層
116…第2の触媒層
124…第1のガス拡散層
126…第2のガス拡散層
134…第1のセパレータープレート
134c…切り欠き部
136…第2のセパレータープレート
140…ゴムフレーム
145…突出部分
150,152…シールライン
160,162…冷媒流路
200…ダミーセル
224…第1のガス拡散層
226…第2のガス拡散層
234…第1のセパレータープレート
234c…切り欠き部
236…第2のセパレータープレート
240…ゴムフレーム
245…突出部分
250…シールライン
300…ターミナルプレート
310…ターミナルプレート
320…インシュレータープレート
330…プレッシャープレート
340…エンドプレート
350…テンションシャフト
360…底カバー
370…絶縁シート
1341〜1346…開口部

Claims (4)

  1. 燃料電池スタックに積層される発電を行わないダミーセルであって、
    前記ダミーセルの外観は、前記燃料電池スタックに用いられ発電を行う発電セルの外観と共通する外観を呈する共通外観部と、前記発電セルの外観とは異なる外観を呈する非共通外観部とを有し
    前記非共通外観部は、前記発電セルと前記ダミーセルとを積層して燃料電池スタックを構成した状態において外部から視認可能な位置に設けられている、ダミーセル。
  2. 請求項に記載のダミーセルにおいて、
    前記非共通外観部は、色と形状の少なくとも一方が前記発電セルと異なる、ダミーセル。
  3. 請求項1または2に記載のダミーセルにおいて、
    前記発電セルは、
    膜電極接合体を有するとともに、前記膜電極接合体の外縁をゴム又は樹脂で囲うフレームを有する発電部と、
    前記発電部を挟持するセパレータープレートと、
    を有し、
    前記ダミーセルは、
    膜電極接合体を有さずに導電性部材を有するとともに、前記導電性部材の外縁をゴム又は樹脂で囲うフレームを有する非発電部と、
    前記発電セルのセパレータープレートと同一の形状を有し、前記非発電部を挟持するセパレータープレートと、
    を有し、
    前記非共通外観部は、前記ダミーセルの前記フレームの一部である、ダミーセル。
  4. 燃料電池スタックであって、
    積層された複数の発電セルを有する第1の積層体と、
    前記第1の積層体の積層方向の少なくとも一方の端部に設けられた請求項1〜のいずれか一項に記載のダミーセルと、
    前記複数の発電セル及び前記ダミーセルが積層された第2の積層体の両端に設けられたターミナルプレートと、
    を備える、燃料電池スタック。
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