JP2017162673A - 燃料電池スタック - Google Patents

燃料電池スタック Download PDF

Info

Publication number
JP2017162673A
JP2017162673A JP2016046143A JP2016046143A JP2017162673A JP 2017162673 A JP2017162673 A JP 2017162673A JP 2016046143 A JP2016046143 A JP 2016046143A JP 2016046143 A JP2016046143 A JP 2016046143A JP 2017162673 A JP2017162673 A JP 2017162673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxidant gas
cooling medium
plate
communication hole
pipe member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016046143A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017162673A5 (ja
JP6754199B2 (ja
Inventor
尚紀 山野
Hisanori Yamano
尚紀 山野
忠志 西山
Tadashi Nishiyama
忠志 西山
佑太 池田
Yuta Ikeda
佑太 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2016046143A priority Critical patent/JP6754199B2/ja
Publication of JP2017162673A publication Critical patent/JP2017162673A/ja
Publication of JP2017162673A5 publication Critical patent/JP2017162673A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6754199B2 publication Critical patent/JP6754199B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

【課題】簡単且つ経済的な構成で、確実なシール機能を有することを可能にする。【解決手段】燃料電池スタック10を構成するエンドプレート22aには、酸化剤ガス供給マニホールド100aに連通する酸化剤ガス供給管部材104aが設けられ、エンドプレート22aには、酸化剤ガス入口開口部96aが形成される一方、温調用プレート20aの外周には、切り欠き部88aが形成され、絶縁部材18aに直接当接する酸化剤ガス供給管部材104aの端部と前記絶縁部材18aとの間には、酸化剤ガス入口連通孔36aを周回してシール部材114aが介装される燃料電池スタック10。【選択図】図4

Description

本発明は、電解質膜の両面に電極が配設される電解質膜・電極構造体とセパレータとを有する発電セルを備え、複数の前記発電セルが積層される積層体の積層方向両端には、絶縁プレート、冷媒プレート及びエンドプレートが、外方に向って順次配設される燃料電池スタックに関する。
一般的に、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜を採用している。燃料電池は、固体高分子電解質膜の一方の面にアノード電極が、前記固体高分子電解質膜の他方の面にカソード電極が、それぞれ配設された電解質膜・電極構造体(MEA)を備えている。アノード電極及びカソード電極は、それぞれ触媒層(電極触媒層)とガス拡散層(多孔質カーボン)とを有している。
燃料電池スタックでは、セパレータの面内に、アノード電極に燃料ガスを流すための燃料ガス流路と、カソード電極に酸化剤ガスを流すための酸化剤ガス流路とが設けられている。また、互いに隣接する発電セルのセパレータ間には、冷却媒体を流すための冷却媒体流路が前記セパレータの面方向に沿って設けられている。
さらに、積層方向に貫通して燃料ガスを流通させる燃料ガス連通孔と、酸化剤ガスを流通させる酸化剤ガス連通孔と、冷却媒体を流通させる冷却媒体連通孔とが設けられた内部マニホールド型燃料電池スタックが採用されている。燃料ガス連通孔(流体連通孔)は、燃料ガス供給連通孔及び燃料ガス排出連通孔を有し、酸化剤ガス連通孔(流体連通孔)は、酸化剤ガス供給連通孔及び酸化剤ガス排出連通孔を有している。冷却媒体連通孔(流体連通孔)は、冷却媒体供給連通孔及び冷却媒体排出連通孔を有している。
上記の燃料電池スタックでは、少なくとも一方のエンドプレートに、各流体連通孔に連なって燃料ガス、酸化剤ガス又は冷却媒体である流体を供給又は排出する流体マニホールドが設けられている。例えば、特許文献1に開示されている燃料電池は、電解質膜の両面に電極が配置された膜−電極アッセンブリと、前記膜−電極アッセンブリの両端に配されるセパレータとを有するセルを備えている。セパレータは、電極に流体を供給するための流通溝を有し、且つ、前記流通溝から外部に通ずる流通路を有している。
セルを積層したセル積層体の積層方向の両端には、一対のターミナルが配設され、前記ターミナルの外側には一対のプレッシャプレートが配設されている。プレッシャプレートは、流通路に通ずる出入口孔を有するとともに、前記出入口孔を挿通する管部とセル積層体側に鍔部とを有する導管部材を備えている。
特開2005−259427号公報
上記の燃料電池では、ターミナルに導管部材を収容する収容部が形成されている。このため、ターミナルの加工作業が煩雑化するとともに、製造コストが高騰するという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、簡単且つ経済的な構成で、確実なシール機能を有することが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池スタックは、電解質膜の両面に電極が配設される電解質膜・電極構造体とセパレータとを有する発電セルを備え、複数の前記発電セルが積層される積層体を設けている。積層体の積層方向両端には、絶縁プレート、プレート面方向に沿って冷却媒体を流通させる冷却媒体通路が形成された冷媒プレート、及びエンドプレートが、外方に向って順次配設されている。一方のエンドプレートには、少なくとも酸化剤ガス、燃料ガス又は冷却媒体である流体を積層方向に流通させる流体連通孔に連通する流体マニホールドが設けられている。
この燃料電池スタックは、流体マニホールドに連通する内部流路を有する流体管部材を備えている。エンドプレートには、流体管部材を貫通させる開口部が形成される一方、冷媒プレートの外周には、前記流体管部材を通過させる切り欠き部が形成されている。そして、絶縁プレートに直接当接する流体管部材の端部と前記絶縁プレートとの間には、流体連通孔を周回するシール部材が介装されている。
また、この燃料電池スタックでは、流体管部材は、フランジ部を有し、前記フランジ部は、ノックピンを介して絶縁プレートに位置決めされていることが好ましい。
本発明によれば、流体管部材は、エンドプレートの開口部及び冷媒プレートの切り欠き部を通って絶縁プレートに直接当接するとともに、前記絶縁プレートの流体連通孔を周回するシール部材に当接している。このため、流体管部材は、絶縁プレートとの間にのみシール部材を設ければよく、シール構造が良好に簡素化される。しかも、エンドプレートに開口部を設けるとともに、冷媒プレートには、切り欠き部を設けるだけでよく、製造コストが高騰することがない。
これにより、簡単且つ経済的な構成で、確実なシール機能を有することが可能になる。
本発明の実施形態に係る燃料電池スタックの分解概略斜視図である。 前記燃料電池スタックの、図1中、II−II線断面図である。 前記燃料電池スタックを構成する発電セルの分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する一方のエンドプレート側の要部分解斜視図である。 図4に示す要部を反対側から見た分解斜視図である。 前記要部の、図5中、VI−VI線断面図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る燃料電池スタック10は、複数の発電セル12が水平方向(矢印A方向)、又は垂直方向(矢印C方向)に積層された積層体14を備える。燃料電池スタック10は、例えば、車載用燃料電池スタックとして燃料電池電気自動車(図示せず)に搭載される。
図1及び図2に示すように、積層体14の積層方向(矢印A方向)一端には、積層方向外方に向かって、ターミナルプレート16a、絶縁部材18a、温調用プレート(冷媒プレート)20a及びエンドプレート22aが、順次、配設される。積層体14の積層方向他端には、積層方向外方に向かって、ターミナルプレート16b、絶縁部材18b、温調用プレート(冷媒プレート)20b、積層調整用の樹脂製プレート24及びエンドプレート22bが、順次、配設される。
燃料電池スタック10は、例えば、長方形に構成されるエンドプレート22a、22bを端板として含む箱状ケーシング(図示せず)により一体的に保持される。なお、燃料電池スタック10は、例えば、矢印A方向に延在する複数のタイロッド(図示せず)により一体的に締め付け保持されてもよい。
発電セル12は、図2及び図3に示すように、アノードセパレータ30、電解質膜・電極構造体(MEA)32及びカソードセパレータ34を設ける。アノードセパレータ30及びカソードセパレータ34は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板等の縦長形状の金属板により構成される。
なお、アノードセパレータ30及びカソードセパレータ34は、金属セパレータに代えて、カーボンセパレータを用いてもよい。また、発電セル12は、第1セパレータ、第1のMEA、第2セパレータ、第2のMEA及び第3セパレータを積層して構成してもよい。さらに、発電セル12は、3枚以上のMEAと5枚以上のセパレータとを有してもよい。
図3に示すように、発電セル12の長辺方向(矢印B方向)(水平方向)の一端縁部には、それぞれ積層方向である矢印A方向に個別に連通して、酸化剤ガス入口連通孔36a及び燃料ガス出口連通孔38bが設けられる。酸化剤ガス入口連通孔36aは、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給する。燃料ガス出口連通孔38bは、燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出する。
発電セル12の長辺方向(矢印B方向)の他端縁部には、それぞれ矢印A方向に個別に連通して、燃料ガスを供給する燃料ガス入口連通孔38a及び酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス出口連通孔36bが設けられる。
発電セル12の短辺方向(矢印C方向)の両端縁部には、酸化剤ガス入口連通孔36a側に近接する位置に、それぞれ矢印A方向に個別に連通して、それぞれ一対の冷却媒体入口連通孔40a1、40a2が上下に設けられる。冷却媒体入口連通孔40a1、40a2は、冷却媒体を供給するとともに、水平方向に長尺な長方形開口部の長手方向の中間部位にリブ部41aを設けることにより、互いに独立して分割形成される。
発電セル12の短辺方向の両端縁部には、燃料ガス入口連通孔38a側に近接する位置に、それぞれ矢印A方向に個別に連通して、冷却媒体を排出するそれぞれ一対の冷却媒体出口連通孔40b1、40b2が上下に設けられる。冷却媒体出口連通孔40b1、40b2は、水平方向に長尺な長方形開口部の長手方向の中間部位にリブ部41bを設けることにより、互いに独立して分割形成される。
なお、リブ部41aを除去して冷却媒体入口連通孔40a1、40a2を単一の冷却媒体入口連通孔とする一方、リブ部41bを除去して冷却媒体出口連通孔40b1、40b2を単一の冷却媒体出口連通孔としてもよい。また、燃料ガス入口連通孔38aと燃料ガス出口連通孔38bとは、互いに入れ替えて構成してもよい。
アノードセパレータ30の電解質膜・電極構造体32に向かう面30aには、燃料ガス入口連通孔38aと燃料ガス出口連通孔38bとを連通する燃料ガス流路42が形成される。燃料ガス流路42は、矢印B方向に延在する複数本の波状流路溝(又は直線状流路溝)を有する。
燃料ガス入口連通孔38aと燃料ガス流路42とは、複数の入口連結流路44aを介して連通する一方、燃料ガス出口連通孔38bと前記燃料ガス流路42とは、複数の出口連結流路44bを介して連通する。入口連結流路44aと出口連結流路44bは、蓋体46aと蓋体46bにより覆われる。
アノードセパレータ30の面30bには、それぞれ一対の冷却媒体入口連通孔40a1、40a2と一対の冷却媒体出口連通孔40b1、40b2とを連通する冷却媒体流路48の一部が形成される。
カソードセパレータ34の電解質膜・電極構造体32に向かう面34aには、酸化剤ガス入口連通孔36aと酸化剤ガス出口連通孔36bとを連通する酸化剤ガス流路50が形成される。酸化剤ガス流路50は、矢印B方向に延在する複数本の波状流路溝(又は直線状流路溝)を有する。カソードセパレータ34の面34bには、冷却媒体流路48の一部が形成される。
アノードセパレータ30の面30a、30bには、このアノードセパレータ30の外周端縁部を周回して第1シール部材52が一体成形される。カソードセパレータ34の面34a、34bには、このカソードセパレータ34の外周端縁部を周回して第2シール部材54が一体成形される。
第1シール部材52及び第2シール部材54には、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材等の弾性を有するシール部材が用いられる。
図2及び図3に示すように、電解質膜・電極構造体32は、例えば、水分を含んだパーフルオロスルホン酸の薄膜である固体高分子電解質膜(陽イオン交換膜)60を備える。固体高分子電解質膜60は、アノード電極62及びカソード電極64により挟持される。
アノード電極62は、カソード電極64よりも小さな平面寸法を有する段差MEAを構成しているが、これとは逆に、前記カソード電極64よりも大きな平面寸法を有することもできる。また、アノード電極62とカソード電極64とは、同一の平面寸法に設定されてもよい。
アノード電極62及びカソード電極64は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層(図示せず)と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子を前記ガス拡散層の表面に一様に塗布して形成される電極触媒層(図示せず)とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜60の両面に形成される。
図1に示すように、ターミナルプレート16a、16bの面内中央から離間した位置(面内中央でもよい)には、積層方向外方に延在する電力取り出し端子66a、66bが設けられる。電力取り出し端子66a、66bは、好ましくは、冷却媒体流路48の冷却媒体入口連通孔40a1、40a2よりも冷却媒体出口連通孔40b1、40b2に近い位置に設定される。
絶縁部材18a、18bは、絶縁性材料、例えば、ポリカーボネート(PC)やフェノール樹脂等で形成されている。図1及び図2に示すように、絶縁部材18aのターミナルプレート16aに対向する面には、中央部に矩形状の凹部68aが設けられるとともに、この凹部68aに孔部70aが連通する。ターミナルプレート16aの電力取り出し端子66aは、絶縁部材18aの孔部70a、温調用プレート20aの孔部72a及びエンドプレート22aの孔部74aを介して外部に露出する。
絶縁部材18bのターミナルプレート16bに対向する面には、中央部に矩形状の凹部68bが設けられるとともに、前記凹部68bに孔部70bが連通する。ターミナルプレート16bの電力取り出し端子66bは、絶縁部材18bの凹部68bの底面に配置された非導電性の樹脂製スペーサ76の孔部76hに挿入される。電力取り出し端子66bは、さらに絶縁部材18bの孔部70bから温調用プレート20bの孔部72b、樹脂製プレート24の孔部78及びエンドプレート22bの孔部74bを介して外部に露呈する。
図1に示すように、絶縁部材18a、18b、温調用プレート20a、20b、樹脂製プレート24及びエンドプレート22bには、それぞれ一対の冷却媒体入口連通孔40a1、40a2が形成される。絶縁部材18a、18b、温調用プレート20a、20b、樹脂製プレート24及びエンドプレート22bには、それぞれ一対の冷却媒体出口連通孔40b1、40b2が形成される。
絶縁部材18aには、酸化剤ガス入口連通孔36a、酸化剤ガス出口連通孔36b、燃料ガス入口連通孔38a及び燃料ガス出口連通孔38bが形成される。図1及び図2に示すように、絶縁部材18aの凹部68aには、導電性断熱部材82a及びターミナルプレート16aが収容される。
導電性断熱部材82aは、例えば、2枚の第1断熱部材84a間に1枚の第2断熱部材86aが挟持される。第1断熱部材84aは、例えば、カーボンプレートで構成される一方、第2断熱部材86aは、例えば、金属プレートの断面を凹凸状に形成して間に空気室が形成される。
絶縁部材18bの凹部68bには、導電性断熱部材82b、ターミナルプレート16b及び樹脂製スペーサ76が収容される。導電性断熱部材82bは、例えば、1枚の第1断熱部材84bと1枚の第2断熱部材86bとを備える。
なお、導電性断熱部材82a、82bは、空孔を保持し且つ電気導電性を有する部材であればよく、電気導電性を有する発泡金属、ハニカム形状金属(ハニカム部材)、又は多孔質カーボン(例えば、カーボンペーパ)のいずれかにより構成してもよい。
図4及び図5に示すように、温調用プレート20aの四隅には、切り欠き部88a、88b、90a及び90bが形成される。切り欠き部88a、88b、90a及び90bは、酸化剤ガス入口連通孔36a、酸化剤ガス出口連通孔36b、燃料ガス入口連通孔38a及び燃料ガス出口連通孔38bに対応する。なお、温調用プレート20aの四隅には、切り欠き部88a、88b、90a及び90bを周回して外周を繋ぐリブ部材を設けてもよい。
温調用プレート20aの絶縁部材18aに対向する面20asには、エンドプレート22aのプレート面方向に沿って温度調整用媒体、例えば、冷却媒体を流通させる冷却媒体通路が形成される。
冷却媒体通路は、図1及び図5に示すように、下方に配置される冷却媒体入口連通孔40a1と上方に配置される冷却媒体出口連通孔40b1とに連通するとともに、蛇行する複数本の第1冷却媒体通路92aを有する。冷却媒体通路は、下方に配置される冷却媒体入口連通孔40a2と上方に配置される冷却媒体出口連通孔40b2とに連通するとともに、蛇行する複数本の第1冷却媒体通路94aを有する。
温調用プレート20bの絶縁部材18bに対向する面20bsには、エンドプレート22bのプレート面方向に沿って冷却媒体を流通させる冷却媒体通路が形成される。
冷却媒体通路は、図1に示すように、下方に配置される冷却媒体入口連通孔40a1と上方に配置される冷却媒体出口連通孔40b1とに連通するとともに、蛇行する複数本の第2冷却媒体通路92bを有する。冷却媒体通路は、下方に配置される冷却媒体入口連通孔40a2と上方に配置される冷却媒体出口連通孔40b2とに連通するとともに、蛇行する複数本の第2冷却媒体通路94bを有する。
エンドプレート(一方のエンドプレート)22aの一方の対角位置には、酸化剤ガス入口連通孔36aと酸化剤ガス出口連通孔36bとに連通する酸化剤ガス入口開口部96aと酸化剤ガス出口開口部96bとが形成される。エンドプレート22aの他方の対角位置には、燃料ガス入口連通孔38aと燃料ガス出口連通孔38bとに連通する燃料ガス入口開口部98aと燃料ガス出口開口部98bとが形成される。
図1及び図4に示すように、酸化剤ガス入口開口部96aと酸化剤ガス出口開口部96bとには、樹脂製の流体マニホールドである酸化剤ガス供給マニホールド100aと酸化剤ガス排出マニホールド100bとが設けられる。燃料ガス入口開口部98aと燃料ガス出口開口部98bとには、樹脂製の流体マニホールドである燃料ガス供給マニホールド102aと燃料ガス排出マニホールド102bとが設けられる。
エンドプレート22aの酸化剤ガス入口開口部96aには、温調用プレート20a側の面(内面)から酸化剤ガス供給管部材(流体管部材)104aが挿入される。エンドプレート22aの酸化剤ガス出口開口部96bには、酸化剤ガス排出管部材(流体管部材)104bが挿入される。エンドプレート22aの燃料ガス入口開口部98aと燃料ガス出口開口部98bとには、燃料ガス供給管部材(流体管部材)106aと燃料ガス排出管部材(流体管部材)106bとが挿入される。
酸化剤ガス供給管部材104aは、図4〜図6に示すように、酸化剤ガス供給マニホールド100aに連通する酸化剤ガス供給通路(内部通路)108aを有する筒状部110aを設ける。筒状部110aは、酸化剤ガス入口連通孔36a及び酸化剤ガス入口開口部96aに対応して略角筒形状を有し、酸化剤ガス供給マニホールド100aの内周面との間にシール部材111aが介装される。筒状部110aの端部には、フランジ部112aが一体に設けられる。
酸化剤ガス供給管部材104aは、端部であるフランジ部112aが絶縁部材18aに直接当接する。フランジ部112aと絶縁部材18aとの間には、酸化剤ガス入口連通孔36aを周回するシール部材114aが介装される。酸化剤ガス供給管部材104aは、温調用プレート20aの切り欠き部88aに挿入されており、前記温調用プレート20aに当接しない。
図4及び図5に示すように、酸化剤ガス供給管部材104aは、フランジ部112aに1以上の細孔116aが形成される。絶縁部材18aには、酸化剤ガス入口連通孔36aに近接して1以上のノックピン118aが設けられる。ノックピン118aが細孔116aに嵌合することにより、酸化剤ガス供給管部材104aは、絶縁部材18aに位置決めされる。
図4に示すように、酸化剤ガス排出管部材104bは、上記の酸化剤ガス供給管部材104aと同様に、酸化剤ガス排出マニホールド100bに連通する酸化剤ガス排出通路(内部通路)108bを有する筒状部110bを設ける。筒状部110bは、酸化剤ガス出口連通孔36b及び酸化剤ガス出口開口部96bに対応して角筒形状を有し、前記筒状部110bの端部には、フランジ部112bが一体に設けられる。
酸化剤ガス排出管部材104bは、端部であるフランジ部112bが絶縁部材18aに直接当接する。フランジ部112bと絶縁部材18aとの間には、酸化剤ガス出口連通孔36bを周回するシール部材114bが介装される。酸化剤ガス排出管部材104bは、温調用プレート20aの切り欠き部88bに挿入されており、前記温調用プレート20aに当接しない。
酸化剤ガス排出管部材104bは、フランジ部112bに1以上の細孔116bが形成される。絶縁部材18aには、酸化剤ガス出口連通孔36bに近接して1以上のノックピン118bが設けられる。ノックピン118bが細孔116bに嵌合することにより、酸化剤ガス排出管部材104bは、絶縁部材18aに位置決めされる。
燃料ガス供給管部材106aは、上記の酸化剤ガス供給管部材104aと同様に構成されており、同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。燃料ガス供給管部材106aは、燃料ガス供給マニホールド102aに連通する燃料ガス供給通路(内部通路)108cを有する。
燃料ガス排出管部材106bは、上記の酸化剤ガス排出管部材104bと同様に構成されており、同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。燃料ガス排出管部材106bは、燃料ガス排出マニホールド102bに連通する燃料ガス排出通路(内部通路)108dを有する。
図1に示すように、エンドプレート22bには、冷却媒体入口連通孔40a1、40a2に連通する冷却媒体供給マニホールド120aと、冷却媒体出口連通孔40b1、40b2に連通する冷却媒体排出マニホールド120bとが設けられる。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
まず、図1、図4〜図6に示すように、酸素含有ガス等の酸化剤ガスは、エンドプレート22aの酸化剤ガス供給マニホールド100aから酸化剤ガス供給管部材104aの酸化剤ガス供給通路108aに供給される。酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給通路108aから絶縁部材18aの酸化剤ガス入口連通孔36aに供給される。
水素含有ガス等の燃料ガスは、図1及び図4に示すように、エンドプレート22aの燃料ガス供給マニホールド102aから燃料ガス供給管部材106aの燃料ガス供給通路108cに供給される。燃料ガスは、燃料ガス供給通路108cから絶縁部材18aの燃料ガス入口連通孔38aに供給される。
純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体は、図1に示すように、エンドプレート22bの冷却媒体供給マニホールド120aから各冷却媒体入口連通孔40a1、40a2に供給される。
酸化剤ガスは、図3に示すように、酸化剤ガス入口連通孔36aからカソードセパレータ34の酸化剤ガス流路50に導入される。酸化剤ガスは、矢印B方向に流動して電解質膜・電極構造体32のカソード電極64に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔38aからアノードセパレータ30の燃料ガス流路42に導入される。燃料ガスは、燃料ガス流路42に沿って矢印B方向に流動し、電解質膜・電極構造体32のアノード電極62に供給される。
従って、電解質膜・電極構造体32では、カソード電極64に供給される酸化剤ガスと、アノード電極62に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
次いで、カソード電極64に供給されて一部が消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔36bに沿って矢印A方向に排出される。同様に、アノード電極62に供給されて一部が消費された燃料ガスは、燃料ガス出口連通孔38bに沿って矢印A方向に排出される。
図4に示すように、絶縁部材18aの酸化剤ガス出口連通孔36bに流入した酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出管部材104bの酸化剤ガス排出通路108bに導入された後、酸化剤ガス排出マニホールド100bに排出される。絶縁部材18aの燃料ガス出口連通孔38bに流入した燃料ガスは、燃料ガス排出管部材106bの燃料ガス排出通路108dに導入された後、燃料ガス排出マニホールド102bに排出される。
さらに、図3に示すように、各冷却媒体入口連通孔40a1、40a2に供給された冷却媒体は、互いに隣接するアノードセパレータ30とカソードセパレータ34との間の冷却媒体流路48に導入される。冷却媒体は、互いに近接するように、矢印C方向に流通する。
冷却媒体は、さらに矢印B方向(セパレータ長辺方向)に流通して電解質膜・電極構造体32を冷却する。次いで、冷却媒体は、互いに離間するように、矢印C方向に流通して各冷却媒体出口連通孔40b1、40b2から冷却媒体排出マニホールド120bに排出される。
また、図1及び図5に示すように、温調用プレート20aでは、冷却媒体は、下方の冷却媒体入口連通孔40a1、40a2から第1冷却媒体通路92a、94aに導入される。冷却媒体は、第1冷却媒体通路92a、94aに沿って蛇行しながら上方に流通した後、上方の冷却媒体出口連通孔40b1、40b2に排出される。
温調用プレート20bでは、図1に示すように、冷却媒体は、下方の冷却媒体入口連通孔40a1、40a2から第2冷却媒体通路92b、94bに導入される。冷却媒体は、第2冷却媒体通路92b、94bに沿って蛇行しながら上方に流通した後、上方の冷却媒体出口連通孔40b1、40b2に排出される。
この場合、本実施形態では、図4〜図6に示すように、酸化剤ガス供給管部材104aは、エンドプレート22aの酸化剤ガス入口開口部96a及び温調用プレート20aの切り欠き部88aを通って絶縁部材18aに直接当接している。その際、酸化剤ガス供給管部材104aと絶縁部材18aとの当接部位には、酸化剤ガス入口連通孔36aを周回するシール部材114aが介装されている。
このため、酸化剤ガス供給管部材104aは、絶縁部材18aとの間にのみシール部材114aを設ければよく、シール構造が良好に簡素化される。しかも、エンドプレート22aに酸化剤ガス入口開口部96aを設けるとともに、温調用プレート20aには、切り欠き部88aを設けるだけでよく、製造コストが高騰することがない。
これにより、酸化剤ガス供給管部材104aでは、簡単且つ経済的な構成で、確実なシール機能を有することが可能になるという効果が得られる。
また、酸化剤ガス供給管部材104aを構成するフランジ部112aには、細孔116aが形成されており、前記細孔116aには、エンドプレート22aに設けられているノックピン118aが嵌合している。従って、酸化剤ガス供給管部材104aは、エンドプレート22aに容易且つ確実に位置決めすることができる。しかも、フランジ部112aは、エンドプレート22aと絶縁部材18aとの間に挟まれ、シール部材114aの弾性変形により押圧力が付与されている。これにより、ボルト等で固定する必要がなく、構成の簡素化が図られる。
なお、酸化剤ガス排出管部材104b、燃料ガス供給管部材106a及び燃料ガス排出管部材106bは、上記の酸化剤ガス供給管部材104aと同様の効果を得ることができる。また、本発明の構成は、冷却媒体供給マニホールド120aや冷却媒体排出マニホールド120b側にも適用することが可能である。
10…燃料電池スタック 12…発電セル
14…積層体 16a、16b…ターミナルプレート
18a、18b…絶縁部材 20a、20b…温調用プレート
22a、22b…エンドプレート 24…樹脂製プレート
30…アノードセパレータ 32…電解質膜・電極構造体
34…カソードセパレータ 36a…酸化剤ガス入口連通孔
36b…酸化剤ガス出口連通孔 38a…燃料ガス入口連通孔
38b…燃料ガス出口連通孔
40a1、40a2…冷却媒体入口連通孔
40b1、40b2…冷却媒体出口連通孔
42…燃料ガス流路 48…冷却媒体流路
50…酸化剤ガス流路 60…固体高分子電解質膜
62…アノード電極 64…カソード電極
88a、88b、90a、90b…切り欠き部
92a、92b、94a、94b…冷却媒体通路
96a…酸化剤ガス入口開口部 96b…酸化剤ガス出口開口部
98a…燃料ガス入口開口部 98b…燃料ガス出口開口部
100a…酸化剤ガス供給マニホールド
100b…酸化剤ガス排出マニホールド
102a…燃料ガス供給マニホールド 102b…燃料ガス排出マニホールド
104a…酸化剤ガス供給管部材 104b…酸化剤ガス排出管部材
106a…燃料ガス供給管部材 106b…燃料ガス排出管部材
108a…酸化剤ガス供給通路 108b…酸化剤ガス排出通路
108c…燃料ガス供給通路 108d…燃料ガス排出通路
110a、110b…筒状部 112a、112b…フランジ部
114a、114b…シール部材 116a、116b…細孔
118a、118b…ノックピン

Claims (2)

  1. 電解質膜の両面に電極が配設される電解質膜・電極構造体とセパレータとを有する発電セルを備え、複数の前記発電セルが積層される積層体の積層方向両端には、絶縁プレート、プレート面方向に沿って冷却媒体を流通させる冷却媒体通路が形成された冷媒プレート、及びエンドプレートが、外方に向って順次配設されるとともに、一方のエンドプレートには、少なくとも酸化剤ガス、燃料ガス又は前記冷却媒体である流体を前記積層方向に流通させる流体連通孔に連通する流体マニホールドが設けられる燃料電池スタックであって、
    前記流体マニホールドに連通する内部流路を有する流体管部材を備え、
    前記エンドプレートには、前記流体管部材を貫通させる開口部が形成される一方、
    前記冷媒プレートの外周には、前記流体管部材を通過させる切り欠き部が形成されており、
    前記絶縁プレートに直接当接する前記流体管部材の端部と前記絶縁プレートとの間には、前記流体連通孔を周回するシール部材が介装されていることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックであって、前記流体管部材は、フランジ部を有し、前記フランジ部は、ノックピンを介して前記絶縁プレートに位置決めされていることを特徴とする燃料電池スタック。
JP2016046143A 2016-03-09 2016-03-09 燃料電池スタック Active JP6754199B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016046143A JP6754199B2 (ja) 2016-03-09 2016-03-09 燃料電池スタック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016046143A JP6754199B2 (ja) 2016-03-09 2016-03-09 燃料電池スタック

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017162673A true JP2017162673A (ja) 2017-09-14
JP2017162673A5 JP2017162673A5 (ja) 2019-04-18
JP6754199B2 JP6754199B2 (ja) 2020-09-09

Family

ID=59857265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016046143A Active JP6754199B2 (ja) 2016-03-09 2016-03-09 燃料電池スタック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6754199B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021515375A (ja) * 2018-04-18 2021-06-17 インテリジェント エナジー リミテッドIntelligent Energy Limited 燃料電池スタック組立体用の熱管理エンドプレート

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20010036568A1 (en) * 2000-04-18 2001-11-01 Farkash Ron H. Fuel cell systems
JP2013182818A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック
JP2014017242A (ja) * 2012-06-11 2014-01-30 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池スタック
JP2014072140A (ja) * 2012-10-01 2014-04-21 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック
JP2015088468A (ja) * 2013-09-27 2015-05-07 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20010036568A1 (en) * 2000-04-18 2001-11-01 Farkash Ron H. Fuel cell systems
JP2013182818A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック
JP2014017242A (ja) * 2012-06-11 2014-01-30 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池スタック
JP2014072140A (ja) * 2012-10-01 2014-04-21 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック
JP2015088468A (ja) * 2013-09-27 2015-05-07 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021515375A (ja) * 2018-04-18 2021-06-17 インテリジェント エナジー リミテッドIntelligent Energy Limited 燃料電池スタック組立体用の熱管理エンドプレート

Also Published As

Publication number Publication date
JP6754199B2 (ja) 2020-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6122406B2 (ja) 燃料電池スタック
JP2013149595A (ja) 燃料電池スタック
JP2014049383A (ja) 燃料電池スタック
JP6100000B2 (ja) 燃料電池スタック
JP5372627B2 (ja) 燃料電池
JP6059036B2 (ja) 燃料電池スタック
JP2017076536A (ja) 燃料電池スタック
JP6236108B2 (ja) 燃料電池スタック
JP6063291B2 (ja) 燃料電池スタック
JP5879227B2 (ja) 燃料電池スタック
JP2017079142A (ja) 燃料電池
JP6754199B2 (ja) 燃料電池スタック
JP6204328B2 (ja) 燃料電池スタック
JP5046615B2 (ja) 燃料電池
JP2017142928A (ja) 燃料電池スタック
JP6090842B2 (ja) 燃料電池スタック
JP6445391B2 (ja) 燃料電池スタック
JP6100028B2 (ja) 燃料電池スタック
JP5306899B2 (ja) 燃料電池スタック
JP2007234315A (ja) 燃料電池
JP2014175114A (ja) 燃料電池スタック
JP6145058B2 (ja) 燃料電池スタック
JP2017107748A (ja) 燃料電池スタック
JP2011165570A (ja) 燃料電池
JP2011134558A (ja) 燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190307

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200821

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6754199

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150