JP6122406B2 - 燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、電解質の両側に電極が配設される電解質・電極構造体とセパレータとを有する発電セルを備え、複数の前記発電セルが積層される積層体の積層方向両側には、ターミナルプレート、絶縁部材及びエンドプレートが配設される燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜を採用している。この燃料電池は、固体高分子電解質膜の両側に、それぞれ電極触媒(電極触媒層)及び多孔質カーボン(ガス拡散層)を有するアノード電極とカソード電極とを配設した電解質膜・電極構造体(MEA)を備えている。電解質膜・電極構造体は、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持されることにより、発電セルを構成している。
通常、発電セルを所定の数だけ積層した積層体を備えるとともに、前記積層体の積層方向両側には、ターミナルプレート、絶縁プレート及びエンドプレートが配設されて、燃料電池スタックを構成している。この燃料電池スタックは、例えば、燃料電池電気自動車に搭載される車載用燃料電池スタックとして使用されている。
燃料電池スタックでは、外部への放熱により他の発電セルに比べて温度低下が惹起され易い発電セルが存在している。例えば、積層方向端部に配置されている発電セル(以下、端部発電セルともいう)は、この発電セルに隣接するターミナルプレートやエンドプレート等からの放熱が多く、上記の温度低下が顕著になっている。
そこで、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池が知られている。この燃料電池は、図11に示すように、複数のセルユニット1が積層された積層体2を備えている。積層体2の積層方向両端には、一対の集電板3a、3bが設けられ、前記集電板3a、3bの外側には、電気的絶縁のための一対の絶縁板4a、4bが設けられている。
絶縁板4a、4bの外側には、マニホールドプレート5a、5bが配置され、前記マニホールドプレート5a、5bにより燃料電池全体に締結力が付与されている。
各セルユニット1には、電極面方向に沿って、冷却水流路6が形成されるとともに、前記冷却水流路6の入口及び出口は、冷却水供給マニホールド7a及び導水マニホールド7bに連通している。
マニホールドプレート5aには、冷却水入口8aと冷却水出口8bとが形成されている。冷却水入口8aは、積層方向に連通する冷却水供給マニホールド7aに連通する一方、冷却水出口8bは、マニホールドプレート5bに上下に折り返して形成される冷却水流路9を介して導水マニホールド7bに連通している。
特開2001−68141号公報
しかしながら、上記の特許文献1では、特に、マニホールドプレート5bには、上下に折り返すようにして冷却水流路9が形成されており、前記マニホールドプレート5bの厚さ(積層方向の寸法)が相当に大きくなってしまう。このため、燃料電池全体として積層方向に長尺化し易く、前記燃料電池のコンパクト化を図ることができず、しかも、構成が複雑化するという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、簡単且つコンパクトな構成で、端部発電セルを良好に保温することができ、所望の発電性能を維持することが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池スタックは、電解質の両側に電極が配設される電解質・電極構造体とセパレータとを有する発電セルを備えている。複数の発電セルが積層される積層体の積層方向両側には、ターミナルプレート、絶縁部材及びエンドプレートが配設されている。
燃料電池スタックでは、セパレータには、電極面方向に沿って冷却媒体を流通させる冷却媒体流路が設けられ前記セパレータ、絶縁部材及びエンドプレートには、前記冷却媒体流路に連通し積層方向に前記冷却媒体を流通させる冷却媒体連通孔が設けられている。前記冷却媒体連通孔は、前記燃料電池スタックの外部から供給される前記冷却媒体を前記冷却媒体流路に供給する冷却媒体入口連通孔と、前記冷却媒体流路から排出される前記冷却媒体を前記燃料電池スタックの外部に排出する冷却媒体出口連通孔とを有している。
また、この燃料電池スタックでは、絶縁部材とエンドプレートとの間には、蓋部材が配置され、前記絶縁部材の前記蓋部材に向かう面又は前記蓋部材の前記絶縁部材に向かう面に、複数の冷却媒体通路溝が形成されることにより、前記絶縁部材と前記蓋部材との間には、前記エンドプレートのプレート面方向に沿って前記冷却媒体を流通させる冷却媒体通路が形成される。前記冷却媒体通路と前記冷却媒体流路は、それぞれ前記冷却媒体入口連通孔及び前記冷却媒体出口連通孔に連通している
さらに、この燃料電池スタックでは、蓋部材には、エンドプレートを貫通する端子用カラーが設けられるとともに、前記端子用カラーには、ターミナルプレートから積層方向に突出する端子部材を挿入するための端子用孔部が設けられることが好ましい。
さらにまた、この燃料電池スタックでは、蓋部材には、エンドプレートを貫通する冷却媒体用カラーが設けられるとともに、前記冷却媒体用カラーには、冷却媒体連通孔に連通する冷却媒体用孔部が設けられることが好ましい。
また、この燃料電池スタックでは、冷却媒体通路は、冷却媒体流路の冷却媒体流れ方向と同じ冷却媒体流れ方向を有することが好ましい。さらに、冷却媒体通路溝は、サーペンタイン流路溝形状に形成され、前記冷却媒体通路には2つの冷却媒体入口連通孔と、2つの冷却媒体出口連通孔とが連通しているとよい。またさらに、前記燃料電池スタックの一端側の前記冷却媒体通路溝が繋がる前記冷却媒体入口連通孔及び前記冷却媒体出口連通孔は、前記燃料電池スタックの他端側の前記冷却媒体通路溝が繋がる前記冷却媒体入口連通孔及び前記冷却媒体出口連通孔と異なる構成であるとよい。
本発明によれば、絶縁部材とエンドプレートとの間には、冷却媒体通路が形成されている。このため、冷却媒体通路の構成が簡素化され、簡単な構成で、積層体の端部に配置されている端部発電セルの温度低下を確実に阻止し、良好な発電性能を維持することが可能になる。しかも、燃料電池スタックの端部には、専用の保温用プレート等が不要になり、前記燃料電池スタックの構成が簡素化されるとともに、容易にコンパクト化を図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタックの分解概略斜視図である。 前記燃料電池スタックの、図1中、II−II線断面図である。 前記燃料電池スタックを構成する発電セルの分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する一方の絶縁部材と蓋部材との分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する他方の絶縁部材と蓋部材との分解斜視説明図である。 前記他方の絶縁部材側の、図1中VI−VI線断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタックを構成する絶縁部材と蓋部材との分解斜視説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池スタックの分解概略斜視図である。 前記燃料電池スタックの、図8中、IX−IX線断面図である。 前記燃料電池スタックを構成する蓋部材の正面説明図である。 特許文献1に開示されている燃料電池の概略説明図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタック10は、複数の発電セル12が水平方向(矢印A方向)、又は垂直方向(矢印C方向)に積層された積層体14を備える。
積層体14の積層方向(矢印A方向)一端には、ターミナルプレート16a、絶縁部材18a、蓋部材70(後述する)及びエンドプレート20aが外方に向かって、順次、配設される。積層体14の積層方向他端には、ターミナルプレート16b、絶縁部材18b、蓋部材80(後述する)及びエンドプレート20bが外方に向かって、順次、配設される(図1及び図2参照)。
燃料電池スタック10は、例えば、長方形に構成されるエンドプレート20a、20bを端板として含む箱状ケーシング(図示せず)により一体的に保持される。なお、燃料電池スタック10は、例えば、矢印A方向に延在する複数のタイロッド(図示せず)により一体的に締め付け保持されてもよい。
発電セル12は、図2及び図3に示すように、第1金属セパレータ22、第1電解質膜・電極構造体(電解質・電極構造体)(MEA)24a、第2金属セパレータ26、第2電解質膜・電極構造体(MEA)24b及び第3金属セパレータ28を設ける。第1金属セパレータ22、第2金属セパレータ26及び第3金属セパレータ28は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板等の縦長形状の金属板により構成されるが、カーボンセパレータを用いてもよい。なお、発電セルは、MEAを第1セパレータと第2セパレータとの間に挟持して構成してもよい。
図2に示すように、第1電解質膜・電極構造体24a及び第2電解質膜・電極構造体24bは、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜30を備える。固体高分子電解質膜30は、アノード電極32及びカソード電極34により挟持される。アノード電極32は、カソード電極34よりも小さな平面寸法を有する段差MEAを構成しているが、これとは逆に、前記カソード電極34よりも大きな平面寸法を有することもできる。
アノード電極32及びカソード電極34は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層(図示せず)と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子を前記ガス拡散層の表面に一様に塗布して形成される電極触媒層(図示せず)とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜30の両面に形成される。
図3に示すように、発電セル12の長辺方向(矢印C方向)の上端縁部には、積層方向である矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス入口連通孔36a及び燃料ガス入口連通孔38aが設けられる。酸化剤ガス入口連通孔36aは、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給する。燃料ガス入口連通孔38aは、燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給する。
発電セル12の長辺方向(矢印C方向)の下端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを排出する燃料ガス出口連通孔38b及び酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス出口連通孔36bが設けられる。発電セル12の短辺方向(矢印B方向)の両端縁部上方には、矢印A方向に互いに連通して、冷却媒体を供給する一対の冷却媒体入口連通孔40aが設けられる。発電セル12の短辺方向の両端縁部下方には、矢印A方向に互いに連通して、冷却媒体を排出する一対の冷却媒体出口連通孔40bが設けられる。なお、燃料ガス入口連通孔38aと燃料ガス出口連通孔38bとを入れ替えて構成してもよい。
第1金属セパレータ22の第1電解質膜・電極構造体24aに向かう面22aには、燃料ガス入口連通孔38aと燃料ガス出口連通孔38bとを連通する第1燃料ガス流路42が形成される。
燃料ガス入口連通孔38aと第1燃料ガス流路42とは、複数の入口連結流路43aを介して連通する一方、燃料ガス出口連通孔38bと前記第1燃料ガス流路42とは、複数の出口連結流路43bを介して連通する。入口連結流路43a及び出口連結流路43bは、蓋体45a及び蓋体45bにより覆われている。第1金属セパレータ22の面22bには、一対の冷却媒体入口連通孔40aと一対の冷却媒体出口連通孔40bとを連通する冷却媒体流路44の一部が形成される。
第2金属セパレータ26の第1電解質膜・電極構造体24aに向かう面26aには、酸化剤ガス入口連通孔36aと酸化剤ガス出口連通孔36bとを連通する第1酸化剤ガス流路46が形成される。
第2金属セパレータ26の第2電解質膜・電極構造体24bに向かう面26bには、燃料ガス入口連通孔38aと燃料ガス出口連通孔38bとを連通する第2燃料ガス流路48が形成される。燃料ガス入口連通孔38aと第2燃料ガス流路48とは、複数の入口連結流路47aを介して連通する一方、燃料ガス出口連通孔38bと前記第2燃料ガス流路48とは、複数の出口連結流路47bを介して連通する。入口連結流路47a及び出口連結流路47bは、蓋体49a及び蓋体49bにより覆われている。
第3金属セパレータ28の第2電解質膜・電極構造体24bに向かう面28aには、酸化剤ガス入口連通孔36aと酸化剤ガス出口連通孔36bとを連通する第2酸化剤ガス流路50が形成される。第3金属セパレータ28の面28bには、冷却媒体流路44の一部が形成される。
第1金属セパレータ22の面22a、22bには、この第1金属セパレータ22の外周端縁部を周回して第1シール部材52が一体成形される。第2金属セパレータ26の面26a、26bには、この第2金属セパレータ26の外周端縁部を周回して第2シール部材54が一体成形される。第3金属セパレータ28の面28a、28bには、この第3金属セパレータ28の外周端縁部を周回して第3シール部材56が一体成形される。
第1シール部材52、第2シール部材54及び第3シール部材56には、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材等の弾性を有するシール部材が用いられる。
図1に示すように、ターミナルプレート16a、16bの面内中央から離間した位置(面内中央でもよい)には、積層方向外方に延在する端子部58a、58bが設けられる。端子部58a、58bは、好ましくは、冷却媒体流路44の冷却媒体入口連通孔40aよりも冷却媒体出口連通孔40bに近い位置に設定される。
絶縁部材18a、18bは、絶縁性材料、例えば、ポリカーボネート(PC)やフェノール樹脂等で形成されている。絶縁部材18aのターミナルプレート16aに対向する面には、中央部に矩形状の凹部60aが設けられるとともに、この凹部60aに孔部62aが連通する。ターミナルプレート16aの端子部58aは、絶縁部材18aの孔部62a、後述する蓋部材70の孔部及びエンドプレート20aの孔部64aを介して外部に露出する。
絶縁部材18bのターミナルプレート16bに対向する面には、中央部に矩形状の凹部60bが設けられるとともに、この凹部60bに孔部62bが連通する。ターミナルプレート16bの端子部58bは、孔部62bから後述する蓋部材80の孔部及びエンドプレート20bの孔部64bを介して外部に露呈する。
エンドプレート20aには、酸化剤ガス入口連通孔36a、酸化剤ガス出口連通孔36b、燃料ガス入口連通孔38a及び燃料ガス出口連通孔38bが形成される。エンドプレート20bには、一対の冷却媒体入口連通孔40a及び一対の冷却媒体出口連通孔40bが形成される。
図4に示すように、絶縁部材18aには、酸化剤ガス入口連通孔36a、酸化剤ガス出口連通孔36b、燃料ガス入口連通孔38a、燃料ガス出口連通孔38bが形成される。絶縁部材18aには、一つの冷却媒体入口連通孔40aと、これと対角位置に配置される一つの冷却媒体出口連通孔40bとが形成される。
絶縁部材18aのエンドプレート20a側に対向する面18afには、互いに対角位置に設けられた1つの冷却媒体入口連通孔40aと1つの冷却媒体出口連通孔40bとに連通する複数本の冷却媒体通路溝66aが形成される。冷却媒体通路溝66aは、冷却媒体入口連通孔40aを入口側とし、冷却媒体出口連通孔40bを出口側とし、各発電セル12の冷却媒体流路44の入口側及び出口側と同じ冷却媒体流れ方向に設定される。具体的には、冷却媒体通路溝66aは、冷却媒体入口連通孔40aから冷却媒体出口連通孔40bに向かって概ね矢印C方向(長辺に沿った方向)に流通する、すなわち、水平方向に蛇行するサーペンタイン流路溝形状に設定される。
絶縁部材18aの面18afには、酸化剤ガス入口連通孔36a、酸化剤ガス出口連通孔36b、燃料ガス入口連通孔38a及び燃料ガス出口連通孔38bを周回して、それぞれシール部材68aが設けられる。面18afには、冷却媒体入口連通孔40a、冷却媒体出口連通孔40b及び冷却媒体通路溝66aを周回して、シール部材68bが設けられる。面18afには、孔部62aを周回して、シール部材68cが設けられる。
絶縁部材18aには、面18afに当接して、蓋部材70が積層されることにより、冷却媒体通路溝66aが覆われて冷却媒体通路66が構成される。蓋部材70には、絶縁部材18aと同様に、絶縁性材料でプレート状に構成される。蓋部材70は、絶縁部材18aの孔部62aと同軸上に配置され、エンドプレート20aの孔部64aに嵌合する円筒状の端子用カラー72が膨出形成される。なお、端子用カラー72は、蓋部材70とは別部材で構成し、前記蓋部材70に固着してもよい。蓋部材70は、平板状絶縁部材により構成してもよい。
蓋部材70には、エンドプレート20aの酸化剤ガス入口連通孔36a及び酸化剤ガス出口連通孔36bに挿入される略三角形状の酸化剤ガス用カラー74a及び74bが嵌合し、膨出形成される。蓋部材70には、エンドプレート20aの燃料ガス入口連通孔38a及び燃料ガス出口連通孔38bに挿入される略三角形状の燃料ガス用カラー76a及び76bが嵌合し、膨出形成される。なお、酸化剤ガス用カラー74a及び74bと燃料ガス用カラー76a及び76bとは、蓋部材70とは別部材で構成されることが好ましい。
図5に示すように、絶縁部材18bには、一対の冷却媒体入口連通孔40a及び一対の冷却媒体出口連通孔40bが形成される。絶縁部材18bのエンドプレート20b側の面18bfには、1つの冷却媒体入口連通孔40aと、これと対角位置に配置される1つの冷却媒体出口連通孔40bとに繋がって、複数本の冷却媒体通路溝78aが形成される。冷却媒体通路溝78aが繋がる冷却媒体入口連通孔40aと、冷却媒体通路溝66aが繋がる冷却媒体入口連通孔40aとは、異なる連通孔である。同様に、冷却媒体通路溝78aが繋がる冷却媒体出口連通孔40bと、冷却媒体通路溝66aが繋がる冷却媒体出口連通孔40bとは、異なる連通孔である。
冷却媒体通路溝78aは、冷却媒体入口連通孔40aを入口側とし、冷却媒体出口連通孔40bを出口側とし、各発電セル12の冷却媒体流路44の入口側及び出口側と同じ冷却媒体流れ方向に設定される。具体的には、冷却媒体通路溝78aは、冷却媒体入口連通孔40aから冷却媒体出口連通孔40bに向かって概ね矢印C方向(長辺に沿った方向)に流通する、すなわち、水平方向に蛇行するサーペンタイン流路溝形状に設定される。蓋部材80が、面18bfに重ね合わされることにより、冷却媒体通路溝78aが覆われて冷却媒体通路78が構成される。
蓋部材80は、略平板状を有し、絶縁部材18bと同様に、絶縁性材料で構成される。蓋部材80には、エンドプレート20bの孔部64bに挿入される円形状の端子用カラー82が膨出形成される。なお、端子用カラー82は、蓋部材80とは別部材で構成し、前記蓋部材80に固着してもよい。
蓋部材80には、エンドプレート20bの一対の冷却媒体入口連通孔40aに挿入される略長円形状の一対の冷却媒体用カラー84aと、一対の冷却媒体出口連通孔40bに挿入される略長円形状の一対の冷却媒体用カラー84bとが嵌合し、膨出形成される。なお、一対の冷却媒体用カラー84a及び一対の冷却媒体用カラー84bは、蓋部材80とは別部材で構成されることが好ましい。
各冷却媒体用カラー84aには、積層体14の冷却媒体入口連通孔40aに連通する冷却媒体供給用孔部86aが設けられる。各冷却媒体用カラー84bには、積層体14の冷却媒体出口連通孔40bに連通する冷却媒体排出用孔部86bが設けられる。
絶縁部材18bの面18bfには、冷却媒体入口連通孔40a、冷却媒体出口連通孔40b及び冷却媒体通路78を囲繞してシール部材88aが設けられる。面18bfには、孔部62bを周回してシール部材88bが設けられる。
図1及び図2に示すように、絶縁部材18bの凹部60bには、導電性断熱部材90及びターミナルプレート16bが収容される。断熱部材90は、例えば、それぞれ材質の異なる少なくとも第1断熱部材92と第2断熱部材94とを備え、前記第1断熱部材92と前記第2断熱部材94とが交互に積層される。第1断熱部材92は、例えば、金属プレートで構成される一方、第2断熱部材94は、例えば、カーボンプレートで構成される。
なお、断熱部材90は、例えば、波板状の2種類の金属プレートを交互に、例えば、2組(あるいは、3組)積層して構成してもよい。また、断熱部材90は、空孔を保持し且つ電気導電性を有する部材であればよく、電気導電性を有する発泡金属、ハニカム形状金属(ハニカム部材)、又は多孔質カーボン(例えば、カーボンペーパ)のいずれかにより構成してもよい。断熱部材90は、1枚でもよく、又は、複数枚を重ねてもよい。
図2に示すように、エンドプレート20bの冷却媒体入口連通孔40aには、蓋部材80の冷却媒体用カラー84aが挿入され、前記冷却媒体用カラー84aの孔部86aには、カラー部材96がシール部材97を介装して装着される。カラー部材96には、冷却媒体マニホールド98が連結されている。なお、冷却媒体出口連通孔40bに挿入される冷却媒体用カラー84bには、同様に、カラー部材96がシール部材97を介装して固着される。冷却媒体用カラー84a、84bは、必要に応じて設ければよい。
図6に示すように、エンドプレート20bの孔部64bには、蓋部材80の端子用カラー82が挿入され、前記端子用カラー82には、筒部材99がシール部材97を介装して嵌合する。筒部材99は、端子部58bの外周を周回するとともに、先端部は、前記端子部58bの先端よりも外方に突出する。なお、端子部58bを絶縁部材18bの外周を切り欠いてターミナルプレート16bの外周端部に接続する場合、孔部62bは設けなくてもよい。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
先ず、図1に示すように、酸素含有ガス等の酸化剤ガスは、エンドプレート20aの酸化剤ガス入口連通孔36aに供給される。水素含有ガス等の燃料ガスは、エンドプレート20aの燃料ガス入口連通孔38aに供給される。一方、純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体は、エンドプレート20bの一対の冷却媒体入口連通孔40aに供給される。
酸化剤ガスは、図3に示すように、酸化剤ガス入口連通孔36aから第2金属セパレータ26の第1酸化剤ガス流路46及び第3金属セパレータ28の第2酸化剤ガス流路50に導入される。酸化剤ガスは、矢印C方向に移動して第1電解質膜・電極構造体24a及び第2電解質膜・電極構造体24bの各カソード電極34に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔38aから第1金属セパレータ22の第1燃料ガス流路42及び第2金属セパレータ26の第2燃料ガス流路48に導入される。燃料ガスは、第1燃料ガス流路42及び第2燃料ガス流路48に沿って矢印C方向に移動し、第1電解質膜・電極構造体24a及び第2電解質膜・電極構造体24bの各アノード電極32に供給される。
従って、第1電解質膜・電極構造体24a及び第2電解質膜・電極構造体24bでは、各カソード電極34に供給される酸化剤ガスと、各アノード電極32に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
次いで、カソード電極34に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔36bに沿って矢印A方向に排出される。同様に、アノード電極32に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス出口連通孔38bに沿って矢印A方向に排出される。
また、図3に示すように、各冷却媒体入口連通孔40aに供給された冷却媒体は、互いに隣接する第1金属セパレータ22と第3金属セパレータ28との間の冷却媒体流路44に導入された後、先ず、互いに近接するように、矢印B方向に流通する。冷却媒体は、矢印C方向(セパレータ長辺方向)に流通して第1電解質膜・電極構造体24a及び第2電解質膜・電極構造体24bを冷却した後、互いに離間するように、矢印B方向に流通して各冷却媒体出口連通孔40bから排出される。
この場合、第1の実施形態では、例えば、図2及び図5に示すように、絶縁部材18bとエンドプレート20bとの間には、冷却媒体通路78が形成されている。具体的には、絶縁部材18bの面18bfに形成された複数本の冷却媒体通路溝78aと、前記面18bfに重なり合う薄肉状の蓋部材80との間に、冷却媒体通路78が構成されている。
このため、冷却媒体通路78の構成が有効に簡素化される。従って、図2に示すように、簡単な構成で、冷却媒体通路78に一定の温度に維持された冷却媒体を流通させることにより、積層体14の端部に配置されている端部発電セル12endの温度低下を確実に阻止し、良好な発電性能を維持することが可能になる。しかも、燃料電池スタック10の端部には、専用の保温用プレート等が不要になる。これにより、燃料電池スタック10の構成が簡素化されるとともに、容易にコンパクト化を図ることができるという効果がある。
さらに、絶縁部材18bとエンドプレート20bとの間には、絶縁部材である蓋部材80が介装されている。このため、冷却媒体通路78を流通する冷却媒体が、エンドプレート20bに接触することを阻止し、金属製エンドプレートである前記エンドプレート20bの腐食を防止し、液絡を抑制することができる。
さらにまた、第1の実施形態では、図6に示すように、蓋部材80には、ターミナルプレート16bの端子部58bが挿入されるとともに、エンドプレート20bの孔部64bを貫通する端子用カラー82が設けられている。これにより、蓋部材80は、端子部58bを防水及び絶縁しながら外部へ導くことができる。
また、第1の実施形態では、図2に示すように、蓋部材80には、エンドプレート20bの冷却媒体入口連通孔40aに挿入される冷却媒体用カラー84aが設けられている。このため、冷却媒体マニホールド98のカラー部材96と冷却媒体用カラー84aとによりシールを行うことができ、防水機能が良好に向上する。
なお、絶縁部材18aには、蓋部材70が設けられている(図4参照)。従って、絶縁部材18a側においても、上記の絶縁部材18b側と同様の効果が得られる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタックを構成する絶縁部材100と蓋部材80との分解斜視説明図である。なお、絶縁部材100は、第1の実施形態の絶縁部材18bに代えて用いられるものであり、他の絶縁部材18aには、後述する絶縁部材100と同様の構成が採用される。
絶縁部材100では、蓋部材80に対向する面100fに、冷却媒体通路102を構成する冷却媒体通路溝102aが形成される。冷却媒体通路溝102aは、一対の冷却媒体入口連通孔40aから互いに近接する方向(矢印B方向)に延在する部位と、矢印C方向に延在する部位と、互いに冷却媒体出口連通孔40bに向かって離間する方向(矢印B方向)に延在する部位とを有し、図示の矢印のように、冷却媒体が流通する。
冷却媒体通路溝102aの上部及び下部において、水平方向の溝と垂直方向の溝とが混在する部位には、例えば、エンボス104a、104bを設けてもよい。絶縁部材100に蓋部材80が重なり合うことにより、これらの間に冷却媒体通路102が形成される。
冷却媒体通路102は、各発電セル12の冷却媒体流路44と略同様の流れ方向に構成されている。従って、燃料電池スタック内の各冷却媒体流路44と同等の流れが、冷却媒体通路102でも惹起される。これにより、冷却媒体全体の流れが円滑且つ良好に遂行されるという利点がある。
図8は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池スタック110の分解概略斜視図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池スタック10と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料電池スタック110は、複数の発電セル112が水平方向(矢印A方向)、又は垂直方向(矢印C方向)に積層された積層体114を備える。積層体114の積層方向(矢印A方向)一端には、ターミナルプレート16a、絶縁部材118a、蓋部材122(後述する)及びエンドプレート20aが外方に向かって、順次、配設される。積層体114の積層方向他端には、ターミナルプレート16b、絶縁部材118b、蓋部材124(後述する)及びエンドプレート20bが外方に向かって、順次、配設される(図8及び図9参照)。
各発電セル112は、矢印C方向上部側の両端縁部に、上下方向に長尺な長方形の長手方向の中間部位にリブ部120aを設けることにより、冷却媒体入口連通孔40a1、40a2が分割形成される。各発電セル112は、矢印C方向下部側の両端縁部に、上下方向に長尺な長方形の長手方向の中間部位にリブ部120bを設けることにより、冷却媒体出口連通孔40b1、40b2が分割形成される。
絶縁部材118aは、凹部60aが設けられる面とは反対の面(エンドプレート20aに対向する面)が平坦面を構成し、冷却媒体通路溝が設けられていない。絶縁部材118aとエンドプレート20aとの間には、蓋部材122が配置される一方、絶縁部材118bとエンドプレート20bとの間には、蓋部材124が配置される。
図8及び図10に示すように、蓋部材122は、端子部58aを挿入する孔部126aを有する。蓋部材122の絶縁部材118aに対向する面122sには、互いに対角位置に設けられた一方の冷却媒体入口連通孔40a1と一方の冷却媒体出口連通孔40b1とに連通する複数本の冷却媒体通路溝128aが形成される。面122sには、同様に、互いに対角位置に設けられた一方の冷却媒体入口連通孔40a2と一方の冷却媒体出口連通孔40b2とに連通する複数本の冷却媒体通路溝128bが形成される。
冷却媒体通路溝128a、128bは、それぞれエンドプレート20aのプレート面方向に沿って矢印B方向に折り返すように蛇行するサーペンタイン流路溝を構成する。蓋部材122と絶縁部材118aとが当接することにより、間に冷却媒体通路128が構成される。蓋部材122と絶縁部材118aとの間には、シール部材130a、130bが介装される。
蓋部材124は、図8に示すように、端子部58bを挿入する孔部126bを有する。蓋部材124の絶縁部材118bに対向する面124sには、互いに対角位置に設けられた一方の冷却媒体入口連通孔40a1と一方の冷却媒体出口連通孔40b1とに連通する複数本の冷却媒体通路溝132aが形成される。面124sには、同様に、互いに対角位置に設けられた一方の冷却媒体入口連通孔40a2と一方の冷却媒体出口連通孔40b2とに連通する複数本の冷却媒体通路溝132bが形成される。
冷却媒体通路溝132a、132bは、それぞれエンドプレート20bのプレート面方向に沿って矢印B方向に折り返すように蛇行するサーペンタイン流路溝を構成する。蓋部材124と絶縁部材118bが当接することにより、冷却媒体通路132が構成される。蓋部材124と絶縁部材118bとの間には、シール部材130a、130bが介装される。図9に示すように、蓋部材124とエンドプレート20bとの間には、冷却媒体用シール部材134が介装されるとともに、前記エンドプレート20bには、冷却媒体マニホールド98がシール部材136を介装して固着される。
このように構成される第3の実施形態では、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
10、110…燃料電池スタック 12、112…発電セル
12end…端部発電セル 14、114…積層体
16a、16b…ターミナルプレート
18a、18b、100、118a、118b…絶縁部材
20a、20b…エンドプレート 22、26、28…金属セパレータ
24a、24b…電解質膜・電極構造体 30…固体高分子電解質膜
32…アノード電極 34…カソード電極
36a…酸化剤ガス入口連通孔 36b…酸化剤ガス出口連通孔
38a…燃料ガス入口連通孔 38b…燃料ガス出口連通孔
40a、40a1、40a2…冷却媒体入口連通孔
40b、40b1、40b2…冷却媒体出口連通孔
42、48…燃料ガス流路 44…冷却媒体流路
46、50…酸化剤ガス流路 52、54、56…シール部材
66、78、102、128、132…冷却媒体通路
66a、78a、102a、128a、128b、132a、132b…冷却媒体通路溝
70、80、122、124…蓋部材 72、82…端子用カラー
74a、74b…酸化剤ガス用カラー 76a、76b…燃料ガス用カラー
84a、84b…冷却媒体用カラー 86a、86b…孔部
90…断熱部材 96…カラー部材
98…冷却媒体マニホールド 99…筒部材

Claims (6)

  1. 電解質の両側に電極が配設される電解質・電極構造体とセパレータとを有する発電セルを備え、複数の前記発電セルが積層される積層体の積層方向両側には、ターミナルプレート、絶縁部材及びエンドプレートが配設され
    前記セパレータには、電極面方向に沿って冷却媒体を流通させる冷却媒体流路が設けられ
    前記セパレータ、前記絶縁部材及び前記エンドプレートには、前記冷却媒体流路に連通し積層方向に前記冷却媒体を流通させる冷却媒体連通孔が設けられる燃料電池スタックであって、
    前記冷却媒体連通孔は、前記燃料電池スタックの外部から供給される前記冷却媒体を前記冷却媒体流路に供給する冷却媒体入口連通孔と、前記冷却媒体流路から排出される前記冷却媒体を前記燃料電池スタックの外部に排出する冷却媒体出口連通孔とを有し、
    前記絶縁部材と前記エンドプレートとの間には、蓋部材が配置され、
    前記絶縁部材の前記蓋部材に向かう面又は前記蓋部材の前記絶縁部材に向かう面に、複数の冷却媒体通路溝が形成されることにより、前記絶縁部材と前記蓋部材との間には、前記エンドプレートのプレート面方向に沿って前記冷却媒体を流通させる冷却媒体通路が形成され
    前記冷却媒体通路と前記冷却媒体流路は、それぞれ前記冷却媒体入口連通孔及び前記冷却媒体出口連通孔に連通していることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項記載の燃料電池スタックにおいて、前記蓋部材には、前記エンドプレートを貫通する端子用カラーが設けられるとともに、
    前記端子用カラーには、前記ターミナルプレートから前記積層方向に突出する端子部材を挿入するための端子用孔部が設けられることを特徴とする燃料電池スタック。
  3. 請求項又は記載の燃料電池スタックにおいて、前記蓋部材には、前記エンドプレートを貫通する冷却媒体用カラーが設けられるとともに、
    前記冷却媒体用カラーには、前記冷却媒体連通孔に連通する冷却媒体用孔部が設けられることを特徴とする燃料電池スタック。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、前記冷却媒体通路は、前記冷却媒体流路の冷却媒体流れ方向と同一の冷却媒体流れ方向を有することを特徴とする燃料電池スタック。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、前記冷却媒体通路溝は、サーペンタイン流路溝形状に形成され、前記絶縁部材には2つの前記冷却媒体入口連通孔と、2つの前記冷却媒体出口連通孔とが設けられることを特徴とする燃料電池スタック。
  6. 請求項5記載の燃料電池スタックにおいて、前記燃料電池スタックの一端側の前記冷却媒体通路溝が繋がる前記冷却媒体入口連通孔及び前記冷却媒体出口連通孔は、前記燃料電池スタックの他端側の前記冷却媒体通路溝が繋がる前記冷却媒体入口連通孔及び前記冷却媒体出口連通孔と異なることを特徴とする燃料電池スタック。
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