JP6065859B2 - セパレータ及びこれを備えた燃料電池 - Google Patents

セパレータ及びこれを備えた燃料電池 Download PDF

Info

Publication number
JP6065859B2
JP6065859B2 JP2014042652A JP2014042652A JP6065859B2 JP 6065859 B2 JP6065859 B2 JP 6065859B2 JP 2014042652 A JP2014042652 A JP 2014042652A JP 2014042652 A JP2014042652 A JP 2014042652A JP 6065859 B2 JP6065859 B2 JP 6065859B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
cooling medium
flow path
medium passage
separator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014042652A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015170406A (ja
Inventor
篤樹 生駒
篤樹 生駒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2014042652A priority Critical patent/JP6065859B2/ja
Priority to PCT/JP2015/056313 priority patent/WO2015133508A1/ja
Publication of JP2015170406A publication Critical patent/JP2015170406A/ja
Priority to US15/257,242 priority patent/US10170787B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6065859B2 publication Critical patent/JP6065859B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/241Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells with solid or matrix-supported electrolytes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0258Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the configuration of channels, e.g. by the flow field of the reactant or coolant
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0267Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors having heating or cooling means, e.g. heaters or coolant flow channels
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/2465Details of groupings of fuel cells
    • H01M8/2483Details of groupings of fuel cells characterised by internal manifolds
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/10Fuel cells with solid electrolytes
    • H01M2008/1095Fuel cells with polymeric electrolytes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

本発明は、2つの板状部材が接合されることで、アノード側の面とカソード側の面とが構成されるセパレータ及びこれを備えた燃料電池に関する。
燃料電池は、膜/電極接合体(MEA)を一対のセパレータで挟み込んだ単位電池セルを積層したスタックを備える。MEAは、例えば、固体高分子電解質膜の両面にカソード電極及びアノード電極を有する。燃料電池は、例えば、固体高分子電解質膜を備えた固体高分子型燃料電池である。固体高分子型燃料電池は、スタックの個々の単位電池セルにおけるアノード電極に供給された燃料ガス(例えば水素)と、カソード電極に供給された酸化ガス(例えば空気)との反応により電力と水とを生成する。
固体高分子型燃料電池の構成部品のうち、セパレータは、導電性を有する板状部材からなる。セパレータの一方の外面には、燃料ガスの流路が形成される。セパレータの他方の外面には、酸化ガスの流路が形成される。セパレータには、1つの板状部材で1つのセパレータを構成されるものと、2つの板状部材が接合されて1つのセパレータを構成するものとがある。2つの板状部材が接合されたセパレータは、一方の板状部材の外面に燃料ガスの流路が形成され、他方の板状部材の外面に酸化ガスの流路が形成される。接合された2つの板状部材の内側に位置する内面には、冷却媒体の流路が形成される。
2つの板状部材が接合された従来のセパレータとして、例えば、特開2003−187853号公報(特許文献1)に開示されたものがある。特開2003−187853号公報に開示されたセパレータは、導電性カーボンシートを切削加工した2つのセパレータ板が接合された構成となっている。2つのセパレータ板には、冷却水の入口であるマニホールド孔と、冷却水の出口であるマニホールド孔が、それぞれ設けられる。2つのセパレータ板の内面には、冷却水の流路が形成される。2つのセパレータ板の少なくとも一方には、入口及び出口のマニホールド孔を囲む位置に、シール材を充填するための溝が設けられる。この溝にシール材が充填されることで、冷却水の漏れが防止される。
特開2003−187853号公報
固体高分子型燃料電池のスタックは、複数の単位電池セルが積層された構成になっている。複数の単位電池セルは、複数本のボルトによって積層方向に締め付けられる。従来のセパレータは、導電性カーボンシートを切削加工した2つのセパレータ板からなる。このため、従来のセパレータは、積層方向の圧力によって変形しない高い剛性を有する。したがって、冷却水の流通経路が、セパレータ板の変形によって塞がれてしまうことはない。
しかし、セパレータが、2つの薄い金属板で構成される場合は、従来のセパレータのような高い剛性は得られない。2つの薄い金属板で構成されるセパレータとして、例えば、プレス加工や切削加工などによって形成された凹凸形状を有するものが考えられる。凹凸形状は、薄い金属板の外面に燃料ガス又は酸化ガスの流路を形成し、薄い金属板の内面に冷却水の流路を形成する。このような構成からなるセパレータは、スタックを構成したときに、積層方向の圧力によって変形するおそれがある。セパレータが変形することで、冷却水の流通経路が塞がれてしまう可能性がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、セパレータを2つの薄い金属板で構成することができ、積層方向の圧力を受けても、冷却媒体の流通経路を維持することが可能なセパレータ及びこれを備えた燃料電池の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のセパレータは、互いに接合された平板状の第1板状部材及び平板状の第2板状部材によって構成されるセパレータであって、前記第1板状部材の第1面に設けられ、酸化ガスの流路を形成する酸化ガス流路壁と、前記第2板状部材の第2面に設けられ、燃料ガスの流路を形成する燃料ガス流路壁と、前記第1板状部材の前記第1面と反対側の面であって前記第2板状部材に向かい合う第2面と、前記第2板状部材の前記第2面と反対側の面であって前記第1板状部材に向かい合う第1面との少なくとも一方に設けられ、前記酸化ガス流路壁と前記燃料ガス流路壁との少なくとも一方に対応する、冷却媒体の流路を形成する冷却媒体流路壁と、を含み、前記セパレータは、前記冷却媒体流路壁と異なる位置で、前記第1板状部材及び前記第2板状部材を貫通する第1貫通孔と、前記冷却媒体流路壁及び前記第1貫通孔と異なる位置で、前記第1板状部材及び前記第2板状部材を貫通する第2貫通孔と、が形成され、前記セパレータは、さらに、前記第1板状部材の第2面と前記第2板状部材の第1面との一部が互いに離間して形成され、前記第1貫通孔と前記冷却媒体流路壁の一端との間を連通する第1冷却媒体通過部と、前記第1板状部材の第2面と前記第2板状部材の第1面との一部が互いに離間して形成され、前記第2貫通孔と前記冷却媒体流路壁の他端との間を連通する第2冷却媒体通過部と、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方に形成され、前記第1板状部材の第2面と前記第2板状部材の第1面とのいずれか一方から他方に向けて突出し、かつ前記冷却媒体流路壁から離間する突出部と、を含み、前記第1板状部材及び前記第2板状部材が金属であり、前記酸化ガス流路壁は、前記第1板状部材の前記第1面から突出し、前記冷却媒体流路壁は、前記第1板状部材の前記第2面に前記酸化ガス流路壁に対応する溝として形成され、前記第1板状部材は、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方に対応する位置に形成され、前記第1面から突出する突起である一又は複数の第1ガスケットラインと、を含み、前記燃料ガス流路壁は、前記第2板状部材の前記第2面から突出し、前記冷却媒体流路壁は、さらに、前記第2板状部材の前記第1面に前記燃料ガス流路壁に対応する溝として形成され、前記第2板状部材は、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方に対応する位置に形成され、前記第2面から突出する突起である一又は複数の第2ガスケットラインと、を含み、前記突出部が、前記第1板状部材の第2面に形成された前記第1ガスケットラインに対応する一又は複数の第1溝と、前記第2板状部材の第1面に形成された前記第2ガスケットラインに対応する一又は複数の第2溝との少なくとも一方と交差する方向に延び、前記第1溝と前記第2溝との少なくとも一方を間に挟んで複数に分割して形成された構成になっている。
上記目的を達成するために、本発明の燃料電池は、複数の膜/電極接合体と、互いに接合された平板状の第1板状部材及び平板状の第2板状部材によって構成され、前記膜/電極接合体の両面を挟持する複数のセパレータと、を備え、前記セパレータは、前記第1板状部材の第1面に設けられ、酸化ガスの流路を形成する酸化ガス流路壁と、前記第2板状部材の第2面に設けられ、燃料ガスの流路を形成する燃料ガス流路壁と、前記第1板状部材の第1面と反対側の面であって前記第2板状部材に向かい合う第2面と、前記第2板状部材の第2面と反対側の面であって前記第1板状部材に向かい合う第1面との少なくとも一方に設けられ、前記酸化ガス流路壁と前記燃料ガス流路壁との少なくとも一方に対応する、冷却媒体の流路を形成する冷却媒体流路壁と、を含み、前記セパレータは、前記冷却媒体流路壁と異なる位置で、前記第1板状部材及び前記第2板状部材を貫通する第1貫通孔と、前記冷却媒体流路壁及び前記第1貫通孔と異なる位置で、前記第1板状部材及び前記第2板状部材を貫通する第2貫通孔と、が形成され、前記セパレータは、さらに、前記第1板状部材の第2面と前記第2板状部材の第1面との一部が互いに離間して形成され、前記第1貫通孔と前記冷却媒体流路壁の一端との間を連通する第1冷却媒体通過部と、前記第1板状部材の第2面と前記第2板状部材の第1面との一部が互いに離間して形成され、前記第2貫通孔と前記冷却媒体流路壁の他端との間を連通する第2冷却媒体通過部と、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方に形成され、前記第1板状部材の第2面と前記第2板状部材の第1面とのいずれか一方から他方に向けて突出し、かつ前記冷却媒体流路壁から離間する突出部と、を含み、前記第1板状部材及び前記第2板状部材が金属であり、前記酸化ガス流路壁は、前記第1板状部材の前記第1面から突出し、前記冷却媒体流路壁は、前記第1板状部材の前記第2面に前記酸化ガス流路壁に対応する溝として形成され、前記第1板状部材は、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方に対応する位置に形成され、前記第1面から突出する突起である一又は複数の第1ガスケットラインと、を含み、前記燃料ガス流路壁は、前記第2板状部材の前記第2面から突出し、前記冷却媒体流路壁は、さらに、前記第2板状部材の前記第1面に前記燃料ガス流路壁に対応する溝として形成され、前記第2板状部材は、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方に対応する位置に形成され、前記第2面から突出する突起である一又は複数の第2ガスケットラインと、を含み、前記突出部が、前記第1板状部材の第2面に形成された前記第1ガスケットラインに対応する一又は複数の第1溝と、前記第2板状部材の第1面に形成された前記第2ガスケットラインに対応する一又は複数の第2溝との少なくとも一方と交差する方向に延び、前記第1溝と前記第2溝との少なくとも一方を間に挟んで複数に分割して形成された構成となっている。
本発明のセパレータ及びこれを備えた燃料電池によれば、セパレータを2つの薄い金属板で構成することができ、積層方向の圧力を受けても、冷却媒体の流通経路を維持することが可能となる。
図1は、本発明の実施形態に係る燃料電池を示すものである。図1(a)は背面図、図1(b)は平面図、図1(c)は正面図である。 図2は、上記燃料電池を構成するセパレータを示すものである。図2(a)は、上記セパレータを構成する第1板状部材のカソード側の第1面を示すものである。図2(b)は、上記セパレータを構成する第2板状部材のアノード側の第2面の概略図である。 図3(a)は、上記セパレータを構成する第1板状部材の第1面の反対側の面である第2面を示すものである。図3(b)は、上記セパレータを構成する第2板状部材の第2面の反対側の面である第1面を示すものである。 図4は、本発明の実施形態に係る燃料電池を構成する複数の単位電池セルのうち、1つの単位電池セルの前後上下面における模式部分断面図である。 図5は、本発明の第1実施形態に係るセパレータの要部を示すものである。図5(a)は冷却水が通過する貫通孔周辺の拡大図、図5(b)は図5(a)のA−A線断面図である。 図6は、本発明の第2実施形態に係るセパレータの要部を示すものである。図6(a)は冷却水が通過する貫通孔周辺の拡大図、図6(b)は図6(a)のB−B線断面図である。 図7は、上記燃料電池を構成する集電板を示す概略図である。
以下、本発明の一実施形態に係るセパレータ及びこれを備えた燃料電池について、図1〜図7を参照しつつ説明する。なお、これら図面の上下左右の向きは各図中の直交する矢印によって示される。
<燃料電池の全体構成>
図1(a)〜(c)において、本実施形態の燃料電池1は、スタック1Aと、2つのエンドプレート1Bと、集電板20(図7を参照)と、8本のボルト1Cとを備える。スタック1Aは、積層された複数の単位電池セル100(図4を参照)で構成される。2つのエンドプレート1Bは、スタック1Aの両端に設けられる。8本のボルト1Cは、スタック1A及び2つのエンドプレート1Bを複数の単位電池セル100の積層方向に貫通して狭持する。図1(c)に示されるように、8本のボルト1Cは、各エンドプレート1Bの互いに対向する一対の長辺である第1辺S1のそれぞれに沿って、等間隔をあけて4本ずつ配置される。なお、本実施形態では、図1(a)〜(c)に示された2つのエンドプレート1Bの長手方向を左右方向とし、2つのエンドプレート1Bの短手方向を上下方向とする。そして、図1(b)に示されたスタック1Aにおける複数の単位電池セル100の積層方向を、前後方向とする。
図4に示されるように、スタック1Aを構成する各単位電池セル100は、膜/電極接合体130と、2つのガスケット120a、120bと、2つのセパレータ10とを有する。ガスケット120aは、膜/電極接合体130の一方の面に接触し、ガスケット120bは、膜/電極接合体130の他方の面に接触する。2つのセパレータ10の一方は、ガスケット120aを介して、膜/電極接合体130の一方の面に接触する。2つのセパレータ10の他方は、ガスケット120bを介して、膜/電極接合体130の他方の面に接触する。単位電池セル100の積層体の両端に位置するセパレータ10には、それぞれ図7に示される集電板20が隣接して積層される。
図1(a)、(c)に示されるように、スタック1Aを構成するエンドプレート1Bの左右方向の中央、即ち、互いに対向する一対の長辺の中央には、それぞれ台形の切欠部2Aが設けられる。この切欠部2Aに対応して、図2(a)、(b)に示すセパレータ10及び図7に示す集電板20にも、それぞれ台形の切欠部2B、2Cが設けられる。図1(b)に示されるように、燃料電池1が構成されると、各エンドプレート1B、各セパレータ10及び集電板20の全ての切欠部2A、2B、2Cが一致し、燃料電池1の前後方向にわたる凹状の溝が形成される。
図1(b)、(c)に示されるように、燃料電池1の上側において、切欠部2A、2B、2Cによって形成された凹状の溝の前後方向の両端には、各集電板20のターミナル部21がそれぞれ突出される。各ターミナル部21には、発電された電気を取り出すための電源配線3がそれぞれ接続される。これら電源配線3のうちの前側の1本は、切欠部2A、2B、2Cによって形成された凹状の溝に沿って取り回される。
図1(c)に示されるように、前側のエンドプレート1Bの長辺に沿う方向における一端側(即ち、左側)には、酸化ガス導入口1Dが設けられる。また、前側のエンドプレート1Bの長辺に沿う方向における一端側(即ち、左側)には、燃料ガス導入口1Fが設けられる。燃料ガス導入口1Fは、酸化ガス導入口1Dよりも下側に設けられる。ここで、本実施形態の燃料電池1は水冷式である。冷却媒体には、例えば、冷却水が用いられる。前側のエンドプレート1Bの長辺に沿う方向における他端側(即ち、右側)には、冷却水導入口1Hが設けられる。冷却水導入口1Hは、前側のエンドプレート1Bの上下方向における中心位置よりも下側に設けられる。
一方、図1(a)に示されるように、後側のエンドプレート1Bの長辺に沿う方向における他端側(即ち、右側)には、酸化ガス排出口1Eが設けられる。後側のエンドプレート1Bの長辺に沿う方向における他端側(即ち、右側)には、燃料ガス排出口1Gが設けられる。燃料ガス排出口1Gは、酸化ガス排出口1Eよりも上側に設けられる。また、背面側のエンドプレート1Bの長辺に沿う方向における一端側(即ち、左側)には、冷却水排出口1Iが設けられる。冷却水排出口1Iは、後側のエンドプレート1Bの上下方向における中心位置よりも上側に設けられる。
<セパレータ>
次に、上述した本実施形態の燃料電池1を構成するセパレータ10について、図2(a)、(b)、図3(a)、(b)、図4を参照しつつ説明する。
図4に示されるように、1つのセパレータ10は、第1板状部材10Aと第2板状部材10Bとを接合させた構成となっている。第1板状部材10A及び第2板状部材10Bは、それぞれ2つの面を有する。図2(a)には、第1板状部材10Aの第1面10aが示される。第1板状部材10Aの第1面10aは、酸化ガスが流れるカソード側の外面である。図2(b)には、第2板状部材10Bの第2面10dが示される。第2板状部材10Bの第2面10dは、燃料ガスが流れるアノード側の外面である。一方、図3(a)には、第1板状部材10Aの第2面10bが示される。図3(b)には、第2板状部材10Bの第1面10cが示される。第1板状部材10Aの第2面10bと、第2板状部材10Bの第1面10cとは、1つのセパレータ10が構成される際に、互いに向かい合う内面である。第1板状部材10Aの第2面10bと、第2板状部材10Bの第1面10cとの間には、上述した冷却水が通過する。
第1板状部材10A及び第2板状部材10Bは、例えば、ステンレスなどの薄い金属板(例えば、厚さ1〜2mm程度)によって構成される。これら2つの薄い金属板のそれぞれに、例えば、プレス加工を施すことで、図2(a)、(b)、図3(a)、(b)の各面10a、10b、10c、10dに示されるような凹凸形状が形成される。プレス加工を施した場合は、図2(a)に示される第1板状部材10Aの第1面10aに形成された凹凸形状は、そのまま反転されて、図3(a)に示される第1板状部材10Aの第2面10bの凹凸形状になる。これと同様に、図2(b)に示される第2板状部材10Bの第2面10dに形成された凹凸形状は、そのまま反転されて、図3(b)に示される第2板状部材10Bの第1面10cの凹凸形状になる。
図4に示されるように、単位電池セル100を構成する一対のセパレータ10は、膜/電極接合体130の両面を挟持する。一対のセパレータ10のうちの一方は、膜/電極接合体130のカソード電極133に、図2(a)に示される第1板状部材10Aの第1面10a(即ち、カソード側の外面)を接触させる。第1板状部材10Aの第1面10aには、複数の凸部11と凹部11aとが交互に形成される。
また、図4に示されるように、単位電池セル100を構成する一対のセパレータ10のうちの他方は、膜/電極接合体130のアノード電極132に、図2(b)に示される第2板状部材10Bの第2面10d(アノード側の外面)を接触させる。第2板状部材10Bの第2面10dには、複数の凸部19と凹部19aとが交互に形成される。
さらに、図3(a)に示される第1板状部材10Aの第2面10bには、第1面10aの凸部11が反転された複数の凹部31aと、第1面10aの凹部11aが反転された複数の凸部31とが交互に形成される。一方、図3(b)に示される第2板状部材10の第1面10cには、第2面10dの凸部19が反転された複数の凹部39aと、第2面10dの凹部19aが反転された複数の凸部39とが交互に形成される。図4に示されるように、1つのセパレータ10の内部では、第1板状部材10Aの第2面10bに形成された凹部31aと、第2板状部材10Bの第1面10cに形成された凹部39aとが互いに対向する。
<<カソード側の流路、切欠部、貫通孔>>
図2(a)において、セパレータ10を構成する第1板状部材10Aの左端には、第1貫通孔12が前後方向に貫通して形成される。第1板状部材10Aの右端には、第2貫通孔13が前後方向に貫通して形成される。第1板状部材10Aの左右方向における中央には、複数の凸部11が間隔をあけて平行に設けられる。複数の凸部11は、左右方向において、第1貫通孔12から第2貫通孔13まで延びる。図4に示されるように、複数の凸部11のそれぞれは、第1板状部材10Aの第1面10aから前側に向かって突出する。各凸部11の頂部は、膜/電極接合体130のカソード電極133に接触する。また、各凸部11の間には、凹部11aがそれぞれ形成される。複数の凹部11aの底部とカソード電極133とは、離間している。カソード電極133に供給される酸化ガスは、第1貫通孔12から流入し、複数の凸部11の間、即ち、複数の凹部11aを通過し、第2貫通孔13から排出される。即ち、酸化ガスの流路を規定する複数の酸化ガス流路壁は、複数の凸部11と、複数の凹形状11aとによって形成される。
図2(a)に示されるように、第1板状部材10Aは、上述した各エンドプレート1Bに対応する外形を有し、左右方向に横長の形状となっている。第1板状部材10Aは、互いに対向する一対の長辺である第1辺S1と、互いに対向する一対の短辺である第2辺S2とを有する。そして、セパレータ10の第1辺S1のそれぞれに沿って、4つのボルト挿通孔18A、18B、18B、18Aが等間隔をあけて設けられる。これらボルト挿通孔18A、18Bには、上述した8本のボルト1Cがそれぞれ挿通される。
第1板状部材10Aの第1辺S1の左右方向における中央には、上述した台形の切欠部2Bがそれぞれ形成される。これら切欠部2Bは、左右方向において、第1辺S1の左右方向の中心を挟んで互いに隣接する2つのボルト挿通孔18B、18Bの間に形成される。
第1板状部材10Aの一端側の下方(即ち、左下側)には、第1貫通孔14が前後方向に貫通して形成される。また、第1板状部材10Aの他端側の上方(即ち、右上側)には、第2貫通孔15が前後方向に貫通して形成される。第1貫通孔14は、第1板状部材10Aの左下側に位置する2つのボルト挿通孔18Bとボルト挿通孔18Aとの間に形成される。第2貫通孔15は、第1板状部材10Aの右上側に形成される2つのボルト挿通孔18Bとボルト挿通孔18Aとの間に形成される。
第1板状部材10Aの他端側の下方(即ち、右下側)には、第1貫通孔16が前後方向に貫通して形成される。また、第1板状部材10Aの一端側の上方(即ち、左上側)には、第2貫通孔17が前後方向に貫通して形成される。第1貫通孔16は、第1板状部材10Aの右下側に形成される2つのボルト挿通孔18Bとボルト挿通孔18Aとの間に形成される。第2貫通孔17は、第1板状部材10Aの左上側に形成されるボルト挿通孔18Bとボルト挿通孔18Aとの間に形成される。
図2(a)及び図4に示されるように、第1板状部材10Aの第1面10aには、前側に向かって突出するガスケットライン37A,37Bが形成される。ガスケットライン37A,37Bは、複数の凸部11と、複数の凹部11aと、第1貫通孔12と、第2貫通孔13との外周を隙間なく取り囲む。
<<アノード側の流路>>
図2(b)において、セパレータ10を構成する第2板状部材10Bの中央には、複数の凸部19が間隔をあけて平行に設けられる。複数の凸部19は、左右方向に延びる。図4に示されるように、複数の凸部19のそれぞれは、第2板状部材10Bの第2面10dから後側に向かって突出する。各凸部19の頂部は、膜/電極接合体130のアノード電極132に接触する。また、各凸部19の間には、凹形状19aがそれぞれ形成される。複数の凹部19aの底部とアノード電極132とは、離間している。複数の凸部19が形成される領域の左右方向の幅は、第1板状部材10Aにおいて複数の凸部11が形成される領域の左右方向の幅よりも狭い。複数の凸部19の左端と第1貫通孔12との間、及び複数の凸部19の右端と第2貫通孔13との間には、一対の拡散領域19b及び遷移領域19cがそれぞれ形成される。
遷移領域19cには、第2板状部材10Bの第2面10dから後側に向かって突出する長円形状の凸部が多数形成される。これら長円形状の凸部は、いずれも第2板状部材10Bの短辺である第2辺S2の方向(即ち、上下方向)に延びる。拡散領域19bには、第2板状部材10Bの第2面10dから後側に突出する円形状の凸部が多数形成される。遷移領域19cに形成される複数の長円形状の凸部の頂部と、拡散領域19bに形成される複数の円形状の凸部の頂部とは、それぞれアノード電極132に接触する。アノード電極132に供給される燃料ガスは、第1貫通孔14から流入し、左側の遷移領域19cによって流入方向を上下方向及び左右方向に遷移される。燃料ガスは、左側の拡散領域19bに設けられた円形状の凸部によって、上下方向に均等に拡散される。そして、燃料ガスは、複数の凸部19の間、即ち、複数の凹部19aを通過する。複数の凹部19aを通過した燃料ガスは、右側の拡散領域19b及び右側の遷移領域19cを通過し、第2貫通孔15から排出される。即ち、燃料ガスの流路を規定する複数の燃料ガス流路壁は、複数の凸部19と、複数の凹部19aと、左右の拡散領域19bと、左右の遷移領域19cとによって形成される。なお、左右の拡散領域19bと、左右の遷移領域19cの代わりに、複数の凸部19及び複数の凹部19aの左端が下方向に直角に曲がって第1貫通孔14まで延び、複数の凸部19及び複数の凹部19aの右端が上方向に直角に曲がって第2貫通孔15まで延びることで、サーペンタイン状の複数の燃料ガス流路壁が形成されてもよい。
第2板状部材10Bの第2面10dには、後側に向かって突出するガスケットライン37A、37Bが形成される。ガスケットライン37A,37Bは、複数の凸部19と、複数の凹部19aと、左右の拡散領域19bと、左右の遷移領域19cと、第1貫通孔14と、第2貫通孔15との外周を隙間なく取り囲む。
<<膜/電極接合体>>
図4において、膜/電極接合体130は、固体高分子電解質膜131、アノード電極132及びカソード電極133を有する。固体高分子電解質膜131は、含水状態においてプロトンの導電性を有する。固体高分子電解質膜131は、例えばナフィオン(登録商標)などの、スルホン酸基を持ったフッ素系ポリマーで構成される。
カソード電極133は、固体高分子電解質膜131の一方の面に接触する。カソード電極133は、触媒層133aとガス拡散層133bとを有する。ガス拡散層133bは、導電性と、酸化ガス(例えば、空気)の通気性とを有する。ガス拡散層133bは、例えば、カーボンペーパーなどによって構成される。触媒層133aは、膜/電極接合体130の一方の面とガス拡散層133bとの間に設けられる。触媒層133aは、白金系の金属触媒を担持したカーボン粉末を主成分とする触媒を含む。触媒層133aは、例えば、ガス拡散層133bを構成するカーボンペーパーに対して、触媒を有機溶媒に分散させたペーストを塗布することで形成される。
アノード電極132は、固体高分子電解質膜131の他方の面に接触する。アノード電極132は、触媒層132aと、ガス拡散層132bとを有する。ガス拡散層132bは、導電性と、燃料ガス(例えば、水素)の通気性とを有する。ガス拡散層132bは、例えば、カーボンペーパーなどによって構成される。触媒層132aは、膜/電極接合体130の他方の面とガス拡散層132bとの間に設けられる。触媒層132aは、白金系の金属触媒を担持したカーボン粉末を主成分とする触媒を含む。触媒層132aは、例えば、ガス拡散層132bを構成するカーボンペーパーに対して、触媒を有機溶媒に分散させたペーストを塗布することで形成される。
<<ガスケット>>
図4において、ガスケット120aは、カソード電極133の外周に隣接し、固体高分子電解質膜131の一方の面に接触する。ガスケット120aは、極めて薄く加工したゴム又はエラストマーなどの弾性体で構成される。ガスケット120aには、複数の貫通孔が形成される。複数の貫通孔は、セパレータ10の第1貫通孔12と、第2貫通孔13と、第1貫通孔14と、第2貫通孔15と、第1貫通孔16と、第2貫通孔17と、第1板状部材10Aの第1面10aにおいて複数の凸部11及び凹部11aが形成された領域とに対応する位置に形成される。ガスケット120aは、第1板状部材10Aの第1面10aに形成されたガスケットライン37A、37Bによって押さえられる。ガスケット120aは、酸化ガスの流路を流れる空気が、単位電池セル100から外部に漏れることを防止する。
ガスケット120bは、アノード電極132の外周に隣接し、固体高分子電解質膜131の他方の面に接触する。ガスケット120bは、極めて薄く加工したゴム又はエラストマーなどの弾性体で構成される。ガスケット120bには、複数の貫通孔が形成される。複数の貫通孔は、セパレータ10の第1貫通孔12と、第2貫通孔13と、第1貫通孔14と、第2貫通孔15と、第1貫通孔16と、第2貫通孔17と、第2板状部材10Bにおいて複数の凸部19、複数の凹部19a、左右の拡散領域19b及び左右の遷移領域19cが形成された領域とに対応する位置に形成される。ガスケット120bは、第2板状部材10Bの第2面10dに形成されたガスケットライン37A、37Bによって押さえられる。ガスケット120bは、燃料ガスの流路を流れる水素が、単位電池セル100から外部に漏れることを防止する。
<<燃料電池の動作>>
燃料ガスとしての水素は、燃料ガス供給源から、配管を介して燃料ガス導入口1Fに供給される。燃料ガス供給源は、例えば、高圧水素ボンベや水素吸蔵合金などである。燃料ガス導入口1Fからスタック1の内部に供給された水素ガスは、前後方向に積層された複数の単位電池セル100のそれぞれの第1貫通孔14に流入する。水素ガスは、第1貫通孔14から燃料ガスの流路、即ち、セパレータ10を構成する第2板状部材10Bの第2面10dにおける複数の凸部19と、複数の凹部19aと、左右の拡散領域19bと、左右の遷移領域19cと、アノード電極132によって形成される領域に流入する。水素は、アノード電極132の拡散層132bによって膜/電極接合体130の面方向(即ち、上下左右方向)に拡散され、アノード電極132の触媒層132aに接触する。触媒層132aに接触した水素ガスは、触媒層に含まれる触媒によって、水素イオンと電子とに乖離する。水素イオンは、固体高分子電界質膜131を伝導し、カソード電極133の触媒層133aに到達する。一方、電子は、正面側のターミナル部21から、外部に取り出される。アノード電極132に接触した水素ガスは、第2貫通孔15から燃料ガス排出口1Gを介してスタック1の外部に排出される。
一方、酸化ガスとしての空気は、非図示のエアコンプレッサーから、配管を介して酸化ガス導入口1Dに供給される。酸化ガス導入口1Dに供給された空気は、前後方向に積層された複数の単位電池セル100のそれぞれの第1貫通孔12に流入する。空気は、第1貫通孔12から酸化ガスの流路、即ち、複数の凸部11と、複数の凹形状11aと、カソード電極133によって形成される領域に流入する。空気は、カソード電極133の拡散層133bによって膜/電極接合体130の面方向(即ち、上下左右方向)に拡散され、カソード電極133の触媒層133aに接触する。空気に含まれる酸素は、触媒層133aに含まれる触媒によって、固体高分子電界質膜131を伝導してきた水素イオンと、正面側のターミナル部21から取り出され、外部負荷を介して背面側のターミナル部21から伝導される電子と反応することで、水を生成する。この電子の移動によって、電力が発生する。カソード電極133に接触した空気は、生成された水とともに第2貫通孔13に到達し、酸化ガス排出口1Eを介してスタック1の外部に排出される。
<<冷却水流路>>
上述のとおり、第1板状部材10Aの第2面10bと、第2板状部材10Bの第1面10cとは、1つのセパレータ10が構成される際に、互いに向かい合う内面である。第1板状部材10Aの第2面10bと、第2板状部材10Bの第1面10cとの間には、冷却媒体である冷却水が通過する。以下、第1板状部材10Aの第2面10bと、第2板状部材10Bの第1面10cとに形成された凹凸形状について説明する。
図3(a)、図4に示されるように、セパレータ10を構成する2つの金属板のうち、第1板状部材10Aは前側に位置する。第1板状部材10Aの第2面10bには、後側に凸となる複数の凸部31と、前側に凹となる複数の凹部31aとが形成される。凸部31は、第1板状部材10Aの第1面10aに形成された凹部11aに対応している。凹部31aは、第1板状部材10Aの第1面10aに形成された凸部11に対応している。
図3(b)、図4に示されるように、セパレータ10を構成する2つの金属板のうち、第2板状部材10Bは後側に位置する。第2板状部材10Bの第1面10cには、前側に凸となる複数の凸部39と、後側に凹となる複数の凹部39aとが形成される。凸部39は、第2板状部材10Bの第2面10dに形成された凹部19aに対応している。凹部39aは、第2板状部材10Bの第2面10dに形成された凸部19に対応している。
第1板状部材10Aの第2面10bと、第2板状部材10Bの第1面10cとが互いに貼り合わされると、凸部31の頂部と凸部39の頂部とが対向して接触する。上下方向に隣り合う凸部31及び凸部39に挟まれた、凹部31a及び凹部39aで形成された領域を、冷却水が流れる。即ち、冷却水の流路を規定する複数の冷却媒体流路壁は、凸部31、凸部39、凹部31a及び凹部39aで構成される。
ここで、図3(b)に示される第2板状部材10Bの第1面10cの右側に位置する領域39cは、図2(b)に示される第2板状部材10Bの第2面10dの左側に位置する遷移領域19cに対応する。これと同様に、図3(b)に示される第2板状部材10Bの第1面10cの左側に位置する領域39cは、図2(b)に示される第2板状部材10Bの第2面10dの右側に位置する遷移領域19cに対応する。
図2(b)に示される遷移領域19cに形成された多数の長円形状の凸部は、図3(b)に示される領域39cに形成された多数の長円形状の凹部に反転される。領域39cに形成された長円形状の凹部の第2辺S2の方向(即ち、上下方向)の長さは、図3(a)に示される第1板状部材10Aの第2面10bに形成された隣り合う一の凹部31aから他の凹部31aまでの長さ以上に設定される。この構成により、第2板状部材10Bの第1面10cと、第1板状部材10Aの第2面10bとが互いに貼り合わされてセパレータ10が構成された際に、第1面10cの領域39cに形成された長円形状の凹部が、第2面10bの隣り合う2つの凹部31aと重複し、上下左右方向に連通する内部流路を形成する。この結果、第1貫通孔16からセパレータ10の内部に供給された冷却水は、図3(b)における右側の領域39cの長円形状の凹部を通って、図3(a)に示された凹部31aの右端に流れ込む。その後、凹部31aの左端に到達した冷却水は、図3(b)における左側の領域39cの長円形状の凹部を通って、第2貫通孔17から排出される。
<<冷却水通過部>>
本実施形態のセパレータ10は、第1板状部材10Aの第2面10bと、第2板状部材10Bの第1面10cとが互いに貼り合わされた際に、第2面10bと第1面10cとの一部が互いに離間して冷却水通過部(冷却媒体通過部)が形成される。冷却水通過部は、第1板状部材10Aの第2面10bと、第2板状部材10Bの第1面10cとが互いに離間することで形成される空間である。しかし、説明の便宜上、本実施形態では、冷却水通過部を規定する第2面10bと第1面10cとの一部が、冷却水通過部として図3(a)、(b)、図5、(a)、(b)及び図6(a)、(b)に示される。
図3(a)に示される第1板状部材10Aの第2面10bにおいて、第1貫通孔16と、この第1貫通孔16に最も近い右下の凸部31との間の領域には、第1冷却水通過部32が形成される。これと同様に、第2貫通孔17と、この第2貫通孔17に最も近い左上の凸部31との間の領域は、第2冷却水通過部33が形成される。図3(a)に示される第1冷却水通過部32と、第2冷却水通過部33とは、冷却媒体通過部の一例である。
図3(b)に示される第2板状部材10Bの第1面10cにおいて、第1貫通孔16と、右側の領域39cの下端との間の領域には、第1冷却水通過部34が形成される。これと同様に、第2貫通孔17と、左側の領域39cの上端との間の領域には、第2冷却水通過部35が形成される。図3(b)に示される第1冷却水通過部34と、第2冷却水通過部35とは、冷却媒体通過部の一例である。
第1板状部材10Aの第2面10bと、第2板状部材10Bの第1面10cとが互いに貼り合わされて、1つのセパレータ10が構成される。このとき、第2面10bの第1冷却水通過部32と、第1面10cの第1冷却水通過部34とが互いに離間して、冷却水が通過するための空間が形成される(図5(b)を参照)。これと同様に、第2面10bの第2冷却水通過部33と、第1面10cの第2冷却水通過部35とが互いに離間して、冷却水が通過するための空間が形成される。2つの第1冷却水通過部32、34によって形成される空間は、第1貫通孔16と、上述した冷却水流路壁の右端との間を連通させる。一方、2つの第2冷却水通過部33、35によって形成される空間は、第2貫通孔17と、上述した冷却水流路壁の左端との間を連通させる。
冷却媒体としての冷却水は、図示しないポンプから、配管を介して冷却水導入口1Hに供給される。冷却水導入口1Hからスタック1の内部に供給された冷却水は、前後方向に積層された複数の単位電池セル100のそれぞれの第1貫通孔16に流入する。第1貫通孔16に流入した冷却水は、2つの第1冷却水通過部32、34によって形成される空間を通過して、冷却水の流路の右端に流入する。上述のとおり、冷却水の流路とは、第1板状部材10Aの第2面10bと、第2板状部材10Bの第1面10cとの間において、凸部31、凸部39、凹部31a及び凹部39aで構成される冷却水流路壁に規定される領域である。冷却水は、冷却水の流路の右端から左端に流れる。冷却水の流路の左端に到達した冷却水は、2つの第2冷却水通過部33、35によって形成される空間を通過して、第2貫通孔17に流入する。第2貫通孔17に流入した冷却水は、冷却水排出部1Iから外部に排出される。
<<第1実施形態に係る突出部>>
上述のとおり、本実施形態のセパレータ10では、冷却水が、第1冷却水通過部32、34によって形成される空間、及び第2冷却水通過部33、35によって形成される空間を通過する。しかし、セパレータ10は、図2(a)、(b)、図3(a)、(b)に示される2つの薄い金属板である第1板状部材10Aと第2板状部材10Bとによって構成される。また、スタック1Aは、複数のセパレータ10が積層されて構成される。このため、セパレータ10が、8本のボルト1Cの締結によって積層方向(即ち、前後方向)の圧力を受ける。例えば、図3(a)、(b)に示されるように、第1冷却水通過部32、34及び第2冷却水通過部33、35が、ボルト挿通孔18A、18Bの付近に位置するならば、第1冷却水通過部32、34及び第2冷却水通過部33、35には、積層方向の圧力が比較的大きな割合で加わる。また、例えば、図2(a)、(b)に示されるガスケットライン37A、37Bは、第1冷却水通過部32、34及び第2冷却水通過部33、35に対応する反対側の面に設けられている。このため、ガスケットライン37A、37Bがガスケット120a、120bから受ける反発力は、直接、第1冷却水通過部32、34及び第2冷却水通過部33、35に加わる。このような圧力や反発力によって、セパレータ10を構成する薄い金属板のうち、第1冷却水通過部32、34の部分及び第2冷却水通過部33、35の部分が変形すると、冷却水が通過するための空間が塞がれてしまう。このような問題を解消するために、図3(a)に示される第1板状部材10Aの第1冷却水通過部32及び第2冷却水通過部33に、それぞれ複数の突出部36が形成される。
以下、本発明の第1実施形態に係る突出部36について、図3(a)、図5を参照しつつ説明する。なお、図3(a)に示されるように、第1冷却水通過部32に設けられた突出部36と、第2冷却水通過部33に設けられた突出部36とは、同一の構成である。このため、本実施形態では、第1冷却水通過部32に設けられた突出部36について説明する。第2冷却水通過部33に設けられた突出部36の説明は省略する。
<<<突出部の構成>>>
図3(a)、図5(a)に示されるように、第1冷却水通過部32には、2つの突出部36がプレス加工によって設けられる。突出部36は、上下方向に延びる。1つの突出部36は、第1突出部36Aと、第2突出部36Bとで構成される。第1突出部36Aの上下方向の長さは、第2突出部36Bの上下方向の長さよりも長い。第1突出部36Aと第2突出部36Bとは、上下方向に沿って一直線上に形成される。図5(b)に示されるように、突出部36は、第1板状部材10Aの第2面10bから、第2板状部材10Bの第1面10cに形成された第1冷却水通過部34に向けて突出する。本実施形態の突出部36は、第1板状部材10Aの第2面10bから、第2板状部材10Bの第1面10cに形成された第1冷却水通過部34に達する高さとなっている。
2つの突出部36は、第1冷却水通過部32の長手方向に並んで設けられる。冷却水は、第1冷却水通過部32を、その短手方向(即ち、上下方向)に流れる。つまり、2つの突出部36は、冷却水の通過方向と交差する方向(即ち、左右方向)に並んで設けられる。また、個々の突出部36は、冷却水の通過方向に沿って上下方向に真直ぐに延びる。したがって、個々の突出部36は、いずれも冷却水の通過を妨げない。
ここで、図3(a)、図5(a)に示されるように、第1板状部材10Aの第1面10aにおける第1冷却水通過部32に対応する位置には、第1冷却水通過部32の長手方向に沿って、2つのガスケットライン37A、37Bが平行に設けられる。ガスケットライン37A、37Bは、ガスケット120aの一部を支持するための突起である。図4に示されるように、ガスケットライン37A、37Bは、第1板状部材10Aの第1面10aにおいては、前側に向かって凸となる突起を構成する。一方、ガスケットライン37A、37Bは、第1板状部材10Aの第2面10bにおいては、突起が反転された前側に向かって凹となる溝を構成する。
図5(a)に示されるように、2つの突出部36は、ガスケットライン37A、37Bに交差する方向に延びる。個々の突出部36は、ガスケットライン37Aを間に挟んで、第1突出部36Aと第2突出部36Bとに分割して形成される。
図5(a)に示されるように、第1突出部36Aの下端は、第1貫通孔16を規定する縁部に連続して設けられる。第1突出部36Aの上端は、ガスケットライン37Aの手前に達し、ガスケットライン37Aを横断しない。第2突出部36Bは、ガスケットライン37Aとガスケットライン37Bとの間に位置する。第2突出部36Bの下端は、ガスケットライン37Aの手前に達し、ガスケットライン37Aを横断しない。第2突出部36Bの上端は、ガスケットライン37Bの手前に達し、ガスケットライン37Bを横断しない。
第1冷却水通過部32におけるガスケットライン37Bよりも上方の領域に、突出部36は設けられていない。つまり、突出部36の上端は、いずれも図3(a)、(b)に示される凸部31、凸部39、凹部31a及び凹部39aで構成される冷却水流路壁と離間する。
このような構成の突出部36は、第1板状部材10Aの第2面10bと、第2板状部材10Bの第1面10cとが互いに貼り合わされたときに、互いの第1冷却水通過部32、34の間に、図5(b)に示される3つの空間SP1、SP2、SP3を形成する。第1貫通孔16から流入した冷却水は、これら3つの空間SP1、SP2、SP3を下方から上方に通過して、図3(a)、(b)に示される凸部31、凸部39、凹部31a及び凹部39aで構成される冷却水流路壁の一端(即ち、右端)に流れる。
<<<突出部の位置>>>
図5(a)、(b)に示されるように、第1冷却水通過部32の長手方向(即ち、左右方向)の幅は、2つの端部Eによって規定される。第1貫通孔16の長手方向の幅L1は、第1冷却水通過部32の長手方向の幅よりも広い。本実施形態の2つの突出部36は、第1貫通孔16の長手方向の幅L1を均等に3分割する位置に設けられる。このため、第1冷却水通過部32の長手方向の幅の中心を含む2つの突出部36の間隔L2は、第1冷却水通過部32の長手方向の端部Eと、この端部Eに隣接する突出部36との間隔L3よりも広い。2つの突出部36の間隔L2は、5mm以上20mm以下に設定される。これと同様に、突出部36と端部Eとの間隔L3も、5mm以上20mm以下に設定される。
<<第2実施形態に係る突出部>>
次に、本発明の第2実施形態に係る突出部38について、図6(a)、(b)を参照しつつ説明する。本実施形態において、上述した第1実施形態と同様の箇所は、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図6(b)に示されるように、本実施形態では、第1板状部材10Aの第2面10bに形成された第1冷却水通過部32と、第2板状部材10Bの第1面10cに形成された第1冷却水通過部34との両方に、2つの突出部38が設けられる。第1板状部材10Aに設けられた突出部38と、第2板状部材10Bに設けられた突出部38とは、互いに対応する。第1板状部材10Aの第2面10bと、第2板状部材10Bの第1面10cとが互いに貼り合わされたときに、対応する突出部38どうしが当接する。これにより、第1板状部材10Aの第1冷却水通過部32と、第2板状部材10Bの第1冷却水通過部34との間に、3つの空間SP1、SP2、SP3が形成される。第1貫通孔16に流入した冷却水は、これら3つの空間SP1、SP2、SP3を下方から上方に通過して、図3(a)、(b)に示される凸部31、凸部39、凹部31a及び凹部39aで構成される冷却水流路壁の一端(即ち、右端)に流れる。個々の突出部38の高さは、これらの空間SP1、SP2、SP3の高さの1/2となっている。
図6(a)に示されるように、第1板状部材10Aに設けられた突出部38は、冷却媒体通過部32の長手方向(即ち、左右方向)の幅L4を均等に3分割する位置に設けられる。このため、図6(b)に示されるように、第1冷却水通過部32の長手方向の幅の中心を含む2つの突出部38の間隔L5は、第1冷却水通過部32の長手方向の端部Eと、この端部Eに隣接する突出部38との間隔L5と等しい。これらの間隔L5は、いずれも5mm以上20mm以下に設定される。第2板状部材10Bに設けられた突出部38は、上述した第1板状部材10Aに設けられた突出部38と同一の構成となっている。
<集電板>
次に、上述した本実施形態の燃料電池1を構成する集電板20について、図7を参照しつつ説明する。
図7において、集電板20は、上述したセパレータ10と同じ外形の金属板から構成される。図2(b)に示す第1貫通孔12、14、16及び第2貫通孔13、15、17のそれぞれに外形及び位置が対応する第1貫通孔22、24、26及び第2貫通孔23、25、27が設けられる。また、集電板20には、図2(b)に示す各ボルト挿通孔18A、18Bのそれぞれに外形及び位置が対応する8つのボルト挿通孔28A、28Bが設けられる。
ここで、上述したセパレータ10と異なり、集電板20の上側の切欠部2Cには、ターミナル部21が連成される。このターミナル部21は、集電板20の長辺である第1辺S1と交差する方向に突出される。本実施形態では、ターミナル部21の突出長を、第1辺S1の高さ(図中の点線を参照)と同一にしてあり、ターミナル部21が切欠部2Cから突出しないようにしてある。
また、本実施形態では、ターミナル部21の形成位置は、切欠部2Cの左右方向の中心(図中の一点鎖線を参照)から左側へシフトされる。この構成によって、切欠部2C中に電源配線3(図1を参照)の取り回しスペースLが形成され、ターミナル部21に接続した電源配線3の切欠部2Cへの収まりが良好になる。
なお、本実施形態では、集電板20に、酸化ガス又は燃料ガスの流路壁を構成する凹凸形状が全く形成されない構成としたが、集電板20は、単位電池セルの積層体であるスタック1Aの両端に積層されるものであり、例えば、いずれか一方の面に酸化ガス又は燃料ガスの流路壁が形成された構成としてもよい。
<作用効果>
本実施形態のセパレータ10は、図5(a)、(b)又は図6(a)、(b)に示される突出部36、38が設けられた構成となっている。突出部36、38は、第1板状部材10Aの第2面10bに形成された第1冷却水通過部32と、第2板状部材10Bの第1面10cに形成された第1冷却水通過部34との間の空間に介在される。突出部36、38は、8本のボルト1Cの締結によって生じるセパレータ10の積層方向の圧力、及びガスケットライン37A、37Bがガスケット120a、120bから受ける反発力に抗して、第1冷却水通過部32、34の部分に相当する薄い金属板の撓み、潰れといった変形を抑える。これにより、冷却水がセパレータ10の内外に通過するための空間が維持される。
図5(a)、図6(a)に示されるように、1つの突出部36、38が、ガスケットライン37Aを間に挟んで、第1突出部36Aと第2突出部36Bとに分割して形成される。このような構成により、ガスケットライン37Aの密封性が維持される。すなわち、第1板状部材10Aの第1面10aにおいて、ガスケットライン37Aは突起を構成し、突出部36、38は反転されて溝を構成する。仮に、1つの突出部36、38が、ガスケットライン37Aを横断して設けられれば、第1板状部材10Aの第1面10aにおいて、ガスケットライン37Aとしての突起が、突出部36、38が反転された溝によって長手方向(即ち、左右方向)の途中で分断されてしまう。ガスケットライン37Aが溝によって分断されれば、ガスケットライン37Aの密封性は、分断された部分において阻害される。したがって、本実施形態のように、ガスケットライン37Aに交差する方向に延びる1つの突出部36、38が、ガスケットライン37Aを間に挟んで、第1突出部36Aと第2突出部36Bとに分割して形成されることで、ガスケットライン37Aの連続性が維持される。この結果、ガスケットライン37Aの密封性が維持される。
図5(a)、図6(a)に示される突出部36、38の上端が、いずれも図3(a)、(b)に示される凸部31、凸部39、凹部31a及び凹部39aのいずれとも離間する。このような構成により、突出部36、38によって第1冷却水通過部32、34の下方から上方に導かれた冷却水が、凸部31、凸部39、凹部31a及び凹部39aで構成される冷却水流路壁の手前で左右方向に広がる。この結果、第1冷却水通過部32、34を通過した冷却水が、冷却水流路壁に規定される冷却水の流路にスムーズに流れ込む。
図5(b)及び図6(b)に示される間隔L2、L3、L5が、5mm以上に設定されることで、3つの空間SP1、SP2、SP3を通過する冷却水の流れが良好となる。一方、これらの間隔L2、L3、L5が20mm以下に設定されることで、第1冷却水通過部32、34の部分に相当する薄い金属板が変形しにくい長さに分割される。これにより、第1冷却水通過部32、34の部分に相当する薄い金属板自体の剛性が高くなり、その変形が抑えられる。
図6(a)、(b)に示される第2実施形態のように、第1板状部材10Aの第2面10bに形成された第1冷却水通過部32と、第2板状部材10Bの第1面10cに形成された第1冷却水通過部34との両方に、互いに対応する突出部38が設けられる場合は、個々の突出部38の高さが低くなる。これにより、プレス加工で突出部38を形成する際の金属板の絞り量が少なくなり、突出部38の加工が容易となる。
したがって、以上のような突出部36、38が設けられることで、より薄い金属板でセパレータ10を構成することが可能となる。セパレータ10を構成する2つの金属板がより薄くなれば、スタック1Aの小型化及び軽量化が達成される。
なお、以上のような突出部36、38は、図3(a)に示される第1板状部材10Aの第2冷却水通過部33、及び図3(b)に示される第2板状部材10Bの第2冷却水通過部35に設けられた場合でも、上記と同様の作用効果を奏し、セパレータ10を構成する2つの金属板の薄型化に貢献する。
<その他の変更>
本発明に係るセパレータ及びこれを備えた燃料電池は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、セパレータを構成する金属板は、プレス加工されたものに限定されない。例えば、セパレータは、切削加工された金属板で構成することができる。また、第1冷却水通過部及び第2冷却水通過部に設けられる突出部は、図示された構成に限定されるものではない。例えば、突出部の数、形状、間隔などを変更することが可能である。
燃料電池
1A スタック
1B エンドプレート
1C ボルト
1D 酸化ガス導入口
1E 酸化ガス排出口
1F 燃料ガス導入口
1G 燃料ガス排出口
1H 冷却水導入口
1I 冷却水排出口
2 切欠部
3 電源配線
10 セパレータ
10A 第1板状部材
10B 第2板状部材
10a、10c 第1面
10b、10d 第2面
11 凸部(酸化ガス用)
11a 凹部(酸化ガス用)
12 第1貫通孔(酸化ガス用)
13 第2貫通孔(酸化ガス用)
14 第1貫通孔(燃料ガス用)
15 第2貫通孔(燃料ガス用)
16 第1貫通孔(冷却水用)
17 第2貫通孔(冷却水用)
18A、18B ボルト挿通孔
19 凸部(燃料ガス用)
19a 凹部(燃料ガス用)
19b 拡散領域
19c 遷移領域
20 集電板
21 ターミナル部
22 第1貫通孔(酸化ガス用)
23 第2貫通孔(酸化ガス用)
24 第1貫通孔(燃料ガス用)
25 第2貫通孔(燃料ガス用)
26 第1貫通孔(冷却水用)
27 第2貫通孔(冷却水用)
28A、28B ボルト挿通孔
31、39 凸部(冷却水用)
31a、39a 凹部(冷却水用)
39c 遷移領域に対応する領域
32 第1冷却水通過部(冷却媒体通過部)
33 第2冷却水通過部(冷却媒体通過部)
34 第1冷却水通過部(冷却媒体通過部)
35 第2冷却水通過部(冷却媒体通過部)
36、38 突出部
36A、38A 第1突出部
36B、38B 第2突出部
37A、37B ガスケットライン

Claims (12)

  1. 互いに接合された平板状の第1板状部材及び平板状の第2板状部材によって構成されるセパレータであって、
    前記第1板状部材の第1面に設けられ、酸化ガスの流路を形成する酸化ガス流路壁と、
    前記第2板状部材の第2面に設けられ、燃料ガスの流路を形成する燃料ガス流路壁と、
    前記第1板状部材の前記第1面と反対側の面であって前記第2板状部材に向かい合う第2面と、前記第2板状部材の前記第2面と反対側の面であって前記第1板状部材に向かい合う第1面との少なくとも一方に設けられ、前記酸化ガス流路壁と前記燃料ガス流路壁との少なくとも一方に対応する、冷却媒体の流路を形成する冷却媒体流路壁と、を含み、
    前記セパレータは、
    前記冷却媒体流路壁と異なる位置で、前記第1板状部材及び前記第2板状部材を貫通する第1貫通孔と、
    前記冷却媒体流路壁及び前記第1貫通孔と異なる位置で、前記第1板状部材及び前記第2板状部材を貫通する第2貫通孔と、が形成され、
    前記セパレータは、さらに、
    前記第1板状部材の第2面と前記第2板状部材の第1面との一部が互いに離間して形成され、前記第1貫通孔と前記冷却媒体流路壁の一端との間を連通する第1冷却媒体通過部と、
    前記第1板状部材の第2面と前記第2板状部材の第1面との一部が互いに離間して形成され、前記第2貫通孔と前記冷却媒体流路壁の他端との間を連通する第2冷却媒体通過部と、
    前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方に形成され、前記第1板状部材の第2面と前記第2板状部材の第1面とのいずれか一方から他方に向けて突出し、かつ前記冷却媒体流路壁から離間する突出部と、を含
    前記第1板状部材及び前記第2板状部材が金属であり、
    前記酸化ガス流路壁は、前記第1板状部材の前記第1面から突出し、
    前記冷却媒体流路壁は、前記第1板状部材の前記第2面に前記酸化ガス流路壁に対応する溝として形成され、
    前記第1板状部材は、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方に対応する位置に形成され、前記第1面から突出する突起である一又は複数の第1ガスケットラインと、を含み、
    前記燃料ガス流路壁は、前記第2板状部材の前記第2面から突出し、
    前記冷却媒体流路壁は、さらに、前記第2板状部材の前記第1面に前記燃料ガス流路壁に対応する溝として形成され、
    前記第2板状部材は、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方に対応する位置に形成され、前記第2面から突出する突起である一又は複数の第2ガスケットラインと、を含み、
    前記突出部が、前記第1板状部材の第2面に形成された前記第1ガスケットラインに対応する一又は複数の第1溝と、前記第2板状部材の第1面に形成された前記第2ガスケットラインに対応する一又は複数の第2溝との少なくとも一方と交差する方向に延び、前記第1溝と前記第2溝との少なくとも一方を間に挟んで複数に分割して形成された、セパレータ。
  2. 前記突出部が、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との両方に形成された、請求項1に記載のセパレータ。
  3. 前記突出部の一端が、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方における前記冷却媒体の通過方向に沿って、前記冷却媒体流路壁の方向へ延びる、請求項1又は2に記載のセパレータ。
  4. 前記突出部の他端が、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔との少なくとも一方の方向へ延びる、請求項3に記載のセパレータ。
  5. 複数の前記突出部が、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方に設けられた、請求項に記載のセパレータ。
  6. 複数の前記突出部が、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方における前記冷却媒体の通過方向に対する交差方向に並んで設けられ、前記第1板状部材と前記第2板状部材とが接合された状態において、互いに隣接する2つの前記突出部の間隔が5mm以上20mm以下である、請求項5に記載のセパレータ。
  7. 複数の前記突出部が、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方における前記冷却媒体の通過方向に対する交差方向に並んで設けられ、前記第1板状部材と前記第2板状部材とが接合された状態において、前記冷却媒体通過部の前記交差方向の端部と、この端部に隣接する前記突出部との間隔が5mm以上20mm以下である、請求項5又は6に記載のセパレータ。
  8. 複数の前記突出部が、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方における前記冷却媒体の通過方向に対する交差方向に並び、かつ前記第1貫通孔と前記第2貫通孔との少なくとも一方の前記交差方向の幅を均等に分割する位置に設けられた、請求項5〜7のいずれか1項に記載のセパレータ。
  9. 複数の前記突出部が、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方における前記冷却媒体の通過方向に対する交差方向に並んで設けられ、
    前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方の前記交差方向の幅の中心を含む2つの前記突出部の間隔は、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方の前記交差方向の端部と、この端部に隣接する前記突出部との間隔よりも広い、請求項5〜8のいずれか1項に記載のセパレータ。
  10. 複数の前記突出部が、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方における前記冷却媒体の通過方向に対する交差方向に並び、かつ前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方の前記交差方向の幅を均等に分割する位置に設けられた、請求項5〜7のいずれか1項に記載のセパレータ。
  11. 前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方に、前記第1板状部材の第2面から前記第2板状部材の第1面に向けて突出する一の前記突出部と、前記第2板状部材の第1面から前記第1板状部材の第2面に向けて突出する他の前記突出部が、互いに対応する位置に形成され、前記第1板状部材と前記第2板状部材とが接合された状態において、一の前記突出部と他の前記突出部とが当接する、請求項1〜1のいずれか1項に記載のセパレータ。
  12. 複数の膜/電極接合体と、
    互いに接合された平板状の第1板状部材及び平板状の第2板状部材によって構成され、前記膜/電極接合体の両面を挟持する複数のセパレータと、を備え、
    前記セパレータは、
    前記第1板状部材の第1面に設けられ、酸化ガスの流路を形成する酸化ガス流路壁と、
    前記第2板状部材の第2面に設けられ、燃料ガスの流路を形成する燃料ガス流路壁と、
    前記第1板状部材の第1面と反対側の面であって前記第2板状部材に向かい合う第2面と、前記第2板状部材の第2面と反対側の面であって前記第1板状部材に向かい合う第1面との少なくとも一方に設けられ、前記酸化ガス流路壁と前記燃料ガス流路壁との少なくとも一方に対応する、冷却媒体の流路を形成する冷却媒体流路壁と、を含み、
    前記セパレータは、
    前記冷却媒体流路壁と異なる位置で、前記第1板状部材及び前記第2板状部材を貫通する第1貫通孔と、
    前記冷却媒体流路壁及び前記第1貫通孔と異なる位置で、前記第1板状部材及び前記第2板状部材を貫通する第2貫通孔と、が形成され、
    前記セパレータは、さらに、
    前記第1板状部材の第2面と前記第2板状部材の第1面との一部が互いに離間して形成され、前記第1貫通孔と前記冷却媒体流路壁の一端との間を連通する第1冷却媒体通過部と、
    前記第1板状部材の第2面と前記第2板状部材の第1面との一部が互いに離間して形成され、前記第2貫通孔と前記冷却媒体流路壁の他端との間を連通する第2冷却媒体通過部と、
    前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方に形成され、前記第1板状部材の第2面と前記第2板状部材の第1面とのいずれか一方から他方に向けて突出し、かつ前記冷却媒体流路壁から離間する突出部と、を含
    前記第1板状部材及び前記第2板状部材が金属であり、
    前記酸化ガス流路壁は、前記第1板状部材の前記第1面から突出し、
    前記冷却媒体流路壁は、前記第1板状部材の前記第2面に前記酸化ガス流路壁に対応する溝として形成され、
    前記第1板状部材は、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方に対応する位置に形成され、前記第1面から突出する突起である一又は複数の第1ガスケットラインと、を含み、
    前記燃料ガス流路壁は、前記第2板状部材の前記第2面から突出し、
    前記冷却媒体流路壁は、さらに、前記第2板状部材の前記第1面に前記燃料ガス流路壁に対応する溝として形成され、
    前記第2板状部材は、前記第1冷却媒体通過部と前記第2冷却媒体通過部との少なくとも一方に対応する位置に形成され、前記第2面から突出する突起である一又は複数の第2ガスケットラインと、を含み、
    前記突出部が、前記第1板状部材の第2面に形成された前記第1ガスケットラインに対応する一又は複数の第1溝と、前記第2板状部材の第1面に形成された前記第2ガスケットラインに対応する一又は複数の第2溝との少なくとも一方と交差する方向に延び、前記第1溝と前記第2溝との少なくとも一方を間に挟んで複数に分割して形成された、燃料電池。
JP2014042652A 2014-03-05 2014-03-05 セパレータ及びこれを備えた燃料電池 Expired - Fee Related JP6065859B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014042652A JP6065859B2 (ja) 2014-03-05 2014-03-05 セパレータ及びこれを備えた燃料電池
PCT/JP2015/056313 WO2015133508A1 (ja) 2014-03-05 2015-03-04 セパレータ及びこれを備えた燃料電池
US15/257,242 US10170787B2 (en) 2014-03-05 2016-09-06 Separator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014042652A JP6065859B2 (ja) 2014-03-05 2014-03-05 セパレータ及びこれを備えた燃料電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015170406A JP2015170406A (ja) 2015-09-28
JP6065859B2 true JP6065859B2 (ja) 2017-01-25

Family

ID=54055310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014042652A Expired - Fee Related JP6065859B2 (ja) 2014-03-05 2014-03-05 セパレータ及びこれを備えた燃料電池

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10170787B2 (ja)
JP (1) JP6065859B2 (ja)
WO (1) WO2015133508A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6874723B2 (ja) 2018-03-14 2021-05-19 トヨタ自動車株式会社 燃料電池スタック

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7226688B2 (en) * 1999-09-10 2007-06-05 Honda Motor Co., Ltd. Fuel cell
US7527889B2 (en) * 1999-10-19 2009-05-05 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel cell stack
CA2345852C (en) * 2000-05-02 2008-11-18 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel cell having sealant for sealing a solid polymer electrolyte membrane
DE10295503T5 (de) * 2001-01-19 2005-09-08 World Properties, Inc., Lincolnwood Vorrichtung und Verfahren für elektrochemische Zellkomponenten
JP4105421B2 (ja) * 2001-10-31 2008-06-25 株式会社日立製作所 固体高分子型燃料電池用電極及びそれを用いた固体高分子型燃料電池並びに発電システム
JP4340413B2 (ja) 2001-12-18 2009-10-07 パナソニック株式会社 高分子電解質型燃料電池
US8283085B2 (en) * 2001-12-26 2012-10-09 Honda Motor Co., Ltd. Fuel cell and separator thereof
US6924052B2 (en) * 2002-04-24 2005-08-02 General Motors Corporation Coolant flow field design for fuel cell stacks
US20040110056A1 (en) * 2002-10-16 2004-06-10 Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. Fuel cell and operation method thereof
KR100554050B1 (ko) * 2002-12-02 2006-02-22 산요덴키가부시키가이샤 연료 전지 및 연료 전지 시스템
CA2523988C (en) * 2003-05-23 2009-08-04 Honda Motor Co., Ltd. Fuel cell
JP3858016B2 (ja) * 2003-10-29 2006-12-13 三洋電機株式会社 燃料電池および燃料電池用セパレータ
US7727658B2 (en) * 2004-03-17 2010-06-01 Honda Motor Co., Ltd. Method for joining laser transmitting resin member and porous member, method for joining thermoplastic resin, and fuel cell
JP4218569B2 (ja) * 2004-03-30 2009-02-04 株式会社エクォス・リサーチ セパレータ及びそれを用いた燃料電池
JP4634737B2 (ja) * 2004-04-28 2011-02-16 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック
JP2005327532A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Hitachi Ltd 燃料電池、燃料電池用セパレータユニットキット、及び燃料電池発電ユニット用キット
US7034704B2 (en) * 2004-05-24 2006-04-25 Mahowald Peter H System powered via signal on gas pipe
JP2005353521A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Hitachi Ltd 固体高分子形燃料電池、燃料電池用金属セパレータ及び燃料電池用キット
WO2006006501A1 (ja) * 2004-07-09 2006-01-19 Nissan Motor Co., Ltd. 燃料電池システム及び電極用組成物
JP5026708B2 (ja) * 2006-02-09 2012-09-19 東海ゴム工業株式会社 固体高分子型燃料電池用セルおよびそれを用いた固体高分子型燃料電池
US8470483B2 (en) * 2006-12-27 2013-06-25 Utc Power Corporation Wettable gas diffusion layer for a wet seal in a fuel cell
JP5132980B2 (ja) * 2007-05-01 2013-01-30 本田技研工業株式会社 燃料電池
US8580457B2 (en) * 2007-06-28 2013-11-12 Protonex Technology Corporation Fuel cell stack sealed with encapsulating material and method of making the same
JP5321291B2 (ja) * 2009-06-30 2013-10-23 Nok株式会社 燃料電池
CN102301514B (zh) * 2009-12-14 2014-09-17 松下电器产业株式会社 高分子电解质型燃料电池、具备其的燃料电池堆、燃料电池系统以及燃料电池系统的运转方法
KR101155925B1 (ko) * 2010-06-11 2012-06-20 삼성에스디아이 주식회사 연료 전지 스택
CA2815344C (en) * 2010-10-20 2016-06-07 Honda Motor Co., Ltd. Fuel cell with separator formed by joining two plates having the same outer shape
JP5386541B2 (ja) * 2011-05-20 2014-01-15 本田技研工業株式会社 燃料電池
JP5806956B2 (ja) * 2012-03-02 2015-11-10 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック
JP6063303B2 (ja) * 2013-03-04 2017-01-18 本田技研工業株式会社 燃料電池
JP5583824B2 (ja) * 2013-06-17 2014-09-03 本田技研工業株式会社 燃料電池
JP6122406B2 (ja) * 2013-09-27 2017-04-26 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック
JP6184879B2 (ja) * 2014-01-10 2017-08-23 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック
US10381660B2 (en) * 2014-02-19 2019-08-13 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Separator for fuel cell
DE202015102771U1 (de) * 2015-05-28 2016-08-30 Reinz-Dichtungs-Gmbh Metallische Platte mit wenigstens einer Messstruktur

Also Published As

Publication number Publication date
US10170787B2 (en) 2019-01-01
JP2015170406A (ja) 2015-09-28
WO2015133508A1 (ja) 2015-09-11
US20160380276A1 (en) 2016-12-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020502735A (ja) 電気化学システム用のセパレータ板
US20150072265A1 (en) Fuel cell
WO2015005094A1 (ja) 燃料電池のガス流路形成部材及び燃料電池
US10193165B2 (en) Separator and fuel cell
EP2940766B1 (en) Fuel cell stack
JP2009117220A (ja) 燃料電池用セパレータおよび燃料電池
JP5910751B2 (ja) 燃料電池スタック
EP2830130B1 (en) Fuel cell
JP2005276582A (ja) 燃料電池
JP2016146313A (ja) バイポーラプレート及びダイレクトメタノール型燃料電池
EP3306721B1 (en) Metal separator structure body for fuel cell, fuel cell and fuel cell stack using same separator structure body
JP2012221619A (ja) 燃料電池セル
JP6065859B2 (ja) セパレータ及びこれを備えた燃料電池
JP5332395B2 (ja) 燃料電池
JP5292947B2 (ja) 燃料電池
JP6068218B2 (ja) 燃料電池の運転方法
CN107534179B (zh) 燃料电池堆
JP5443254B2 (ja) 燃料電池
JP6395121B2 (ja) 燃料電池スタック
JP2008123901A (ja) 燃料電池
KR101951163B1 (ko) 연료 전지의 단셀 구조
JP6075323B2 (ja) 燃料電池スタック及びセパレータ
JP6536275B2 (ja) 単セル用セパレータ
JP2022182063A (ja) 燃料電池用のセパレータ
JP2020047518A (ja) 燃料電池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151127

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6065859

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees