JP6075323B2 - 燃料電池スタック及びセパレータ - Google Patents

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Description

本開示は、外形の凹凸を少なくできる燃料電池スタック及びセパレータに関する。
燃料電池の1つとして、水素イオン透過性の固体高分子電解質膜を用いた燃料電池が知られている。一般に、燃料電池は、積層された複数のセルで構成された、燃料電池スタックを有する。セルは、膜/電極接合体と、ガスケットと、セパレータとを有する。セルは、膜/電極接合体の両面を、それぞれガスケットを介して、一対のセパレータで挟持することで構成される。膜/電極接合体は、固体高分子電解質膜と、カソード電極と、アノード電極とを有する。カソード電極は、固体高分子電解質膜の一方の面に設けられる。アノード電極は、固体高分子電解質膜の他方の面に設けられる。カソード電極及びアノード電極は、いずれも触媒層とガス拡散層とを有している。
燃料電池スタックは、発電された電気を取り出すための集電板を備えている。例えば、特許文献1には、長方形のセパレータの長手方向の中央部に切欠部が設けられ、複数のセパレータによって形成されるスタック部の切欠部に、タイロッド、集電板及び電圧測定端子を設けた構成が開示されている。特許文献1において、切欠部は、セパレータの長手方向に沿って、セパレータの短手方向の両側に形成される。
特開2004−185940号公報
固体高分子電解質膜を用いた燃料電池は、発電までに時間が掛からないという特質を有し、家庭用コージェネレーションシステム、自動車、モバイル機器などの種々装置への適用が期待されている。このような種々装置への搭載を考慮すると、収納や設置などの取り扱いを容易にするために、固体高分子型燃料電池は、可能な限り凹凸の少ない外形であることが望ましい。
しかし、上述した特許文献1では、スタック部の両側に、上下一対のタイプレートを取り付け、これらタイプレートを4本のタイロッドで連結させた構成となっている。タイプレート及びタイロッドといった外装が、燃料電池スタック全体の外形を複雑な凹凸形状にしていた。
燃料電池スタック全体の外形の凹凸を少なくするためには、例えば、タイロッドを燃料電池スタックの内部に配置することが考えられる。しかし、特許文献1では、セパレータに形成された切欠部は、タイロッド、集電板、及び電圧測定端子を配置するために、セパレータの長手方向に沿って大きく形成されている。そして、セパレータの短手方向の一方側に形成された切欠部の長手方向の一端と他端には、燃料ガス入口と燃料ガス出口とがそれぞれ隣接する。また、セパレータの短手方向の他方側に形成された切欠部の長手方向の一端と他端には、冷却水入口と冷却水出口とがそれぞれ隣接する。特許文献1には、燃料ガス入口、燃料ガス出口、冷却水入口、及び冷却水出口を避けて、タイロッドをセパレータの内部に配置する構成について開示は無い。また、タイロッドを燃料電池スタックの内部に配置するために切欠部を無くしてしまうと、そもそも集電板のターミナル部がスタック全体の外形から大きく突出する。そのため、従来の構成では、切欠部が設けられたセパレータにおいて、どのようにしてタイロッドを燃料電池スタックの内部に配置してよいか分からなかった。
本開示は、燃料電池スタックの外形の凹凸を少なくでき、タイロッドを燃料電池スタックの内部に配置することが可能な燃料電池スタック及びセパレータの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の一側面は、平面形状の膜/電極接合体と、前記膜/電極接合体の一方の面に設けられる平面形状のセパレータであって、前記セパレータの一方の面であって前記膜/電極接合体と向かい合う第1面に形成され、前記第1面に平行な第1方向に沿って延びる複数の溝部と、前記第1方向に沿う前記セパレータの一方の外縁部と前記複数の溝部との間に形成され、燃料ガスまたは冷却媒体が通流するための第1孔、前記第1孔から前記第1方向に離間して前記セパレータの前記一方の外縁部と前記複数の溝部との間に形成され、燃料ガスまたは冷却媒体が通流するための第2孔、及び前記複数の溝部を囲んで前記第1面に形成された突部と、前記第1方向において前記第1孔と前記第2孔との間、且つ、前記第1方向に直交し且つ前記第1面に平行な第2方向において前記突部及び前記複数の溝部と前記セパレータの前記一方の外縁部との間に形成された、タイロッドが挿通されるための互いに隣り合う2つの第3孔の間に形成され、前記セパレータの前記一方の外縁部が前記第2方向において前記突部及び前記複数の溝部に近づく切欠部と、を有する前記セパレータと、前記第1孔、前記第2孔、及び前記2つの第3孔に対応する位置にそれぞれ貫通孔が形成された集電板であって、前記セパレータの前記切欠部に対応する位置に形成された切欠部と、前記集電板の前記切欠部から前記第2方向に向けて延出するターミナル部と、を有する前記集電板と、を備えることを特徴とする燃料電池スタックである。
本開示の燃料電池スタック及びセパレータによれば、燃料電池スタックの外形の凹凸を少なくでき、タイロッドを燃料電池スタックの内部に配置することが可能になる。
(a)燃料電池スタックの背面図(b)燃料電池スタックの平面図、(c)燃料電池スタックの正面図。 (a)セパレータの第1面を示す概略図、(b)セパレータの第2面を示す概略図。 集電板を示す概略図。 ガスケットを示す概略図。 セルの構成を示す模式断面図。 図1(c)のA部の拡大図。
以下、本開示の一実施形態に係る燃料電池スタック及びセパレータについて、図1〜図6を参照しつつ説明する。
<全体構成>
本実施形態の燃料電池スタック1は、複数のセル1Aと、2枚のエンドプレート1Bと、集電板20と、8本のボルト1Cとを備える。一対のエンドプレート1Bの夫々は、長方形の平面形状である。複数のセル1Aは、前後方向に沿って積層される。前後方向は、複数のセル1Aが積層される方向である。また、図1(a)〜図1(c)に示すように、一対のエンドプレート1Bを夫々構成する長方形の長辺方向を左右方向とし、一対のエンドプレート1Bを夫々構成する長方形の短辺方向を上下方向とする。一対のエンドプレート1Bは、複数のセル1Aの前後方向の両端を挟み込む。8本のボルト1Cは、複数のセル1A及び一対のエンドプレート1Bを互いに固定する。8本のボルト1Cのそれぞれは、一対のエンドプレート1Bの両方を貫通して、一対のエンドプレート1Bと複数のセル1Aとを固定する。8本のボルト1Cは、各エンドプレート1Bの互いに対向する一対の長辺である第1辺S1のそれぞれに沿って、即ち、左右方向に沿って、等間隔に4本ずつ配置される。なお、ボルト1Cは、タイロッドの一例である。一対のエンドプレート1B及び複数のセル1Aを締結できる限り、ボルト1Cに代えて、ねじの切られていないシャフトが用いられてもよい。
図1(a)に示すように、後側のエンドプレート1Bには、酸化ガス排出部1Eと、燃料ガス排出部1Gと、冷却媒体排出部1Iとが設けられる。酸化ガス排出部1Eと、燃料ガス排出部1Gと、冷却媒体排出部1Iとは、後側のエンドプレート1Bにおいて、異なる位置に設けられる。例えば、酸化ガス排出部1Eは、後側のエンドプレート1Bの右端に設けられる。燃料ガス排出部1Gは、後側のエンドプレート1Bの右上部分に設けられる。冷却媒体排出部1Iは、後側のエンドプレート1Bの左上部分に形成される。また、図1(c)に示すように、前側のエンドプレート1Bには、酸化ガス導入部1Dと、燃料ガス導入部1Fと、冷却媒体導入部1Hとが設けられる。酸化ガス導入部1Dと、燃料ガス導入部1Fと、冷却媒体導入部1Hとは、前側のエンドプレート1Bにおいて、異なる位置に設けられる。例えば、酸化ガス導入部1Dは、前側のエンドプレート1Bの左端に設けられる。燃料ガス導入部1Fは、前側のエンドプレート1Bの左下部分に設けられる。冷却媒体導入部1Hは、前側のエンドプレート1Bの右下部分に設けられる。
後側のエンドプレート1Bには、酸化ガス排出部1Eと、燃料ガス排出部1Gと、冷却媒体排出部1Iとの位置において、前後方向に貫通する貫通孔がそれぞれ形成されている。また、前側のエンドプレート1Bには、酸化ガス導入部1Dと、燃料ガス導入部1Fと、冷却媒体導入部1Hとの位置において、前後方向に貫通する貫通孔がそれぞれ形成されている。酸化ガス導入部1Dには、酸化ガス供給源からの酸化ガスが流入する配管(非図示)が接続される。酸化ガス導入部1Dの貫通孔から複数のセル1Aに流入した酸化ガスは、複数のセル1Aの内部を通過し、酸化ガス排出部1Eの貫通孔を通って酸化ガス排出部1Eに接続された配管(非図示)から排出される。本実施形態において、酸化ガスは、酸素(O2)を含む気体(例えば空気)である。酸化ガス供給源は、例えば、エアポンプや酸素ボンベなどである。燃料ガス導入部1Fには、燃料ガス供給源からの燃料ガスが流入する配管(非図示)が接続される。燃料ガス導入部1Fの貫通孔から複数のセル1Aに流入した燃料ガスは、複数のセル1Aの内部を通過し、燃料ガス排出部1Gの貫通孔を通って燃料ガス排出部1Gに接続された配管(非図示)から排出される。本実施形態において、燃料ガスは、水素(H2)を含む気体である。燃料ガス供給源は、例えば、高圧燃料ガスボンベや燃料ガス吸蔵合金などである。冷却媒体導入部1Hには、冷却媒体供給源からの冷却媒体が流入する配管(非図示)が接続される。冷却媒体導入部1Hの貫通孔から複数のセル1Aに流入した冷却媒体は、複数のセル1Aの内部を通過し、冷却媒体排出部1Iの貫通孔を通って冷却媒体排出部1Iに接続された配管(非図示)から排出される。本実施形態において、冷却媒体は、例えば水である。
図2、図4、及び図5に示すように各セル1Aは、膜/電極接合体4と、一対のガスケット30と、一対のセパレータ10とを有する。一対のガスケット30の一方は、膜/電極接合体4の前方向の面に接触し、一対のガスケット30の他方は、膜/電極接合体4の後方向の面にそれぞれ接触する。一対のセパレータ10は、それぞれ一対のガスケット30が接触する、膜/電極接合体4を挟持する。複数のセル1Aの前後方向における両端に位置するセパレータ10には、それぞれ図3に示す集電板20が隣接して積層されている。これら膜/電極接合体4、セパレータ10、集電板20、及びガスケット30については、後に、図2(a)、図2(b)、図3、図4、及び図5を参照しつつ詳述する。
そして、図1(a)及び図1(c)に示すように、複数のセル1Aのそれぞれを構成する各セパレータ10(図2(a)及び図2(b)を参照)及び各エンドプレート1Bの互いに対向する一対の長辺の中央には、それぞれ切欠部2が設けられる。図1(b)に示すように、燃料電池スタック1が構成されると、各セパレータ10及び各エンドプレート1Bの全ての切欠部2が一致して、燃料電池スタック1の正面から背面にわたる凹状の溝が前後方向に沿って形成される。
図1(b)及び図1(c)に示すように、燃料電池スタック1の上側の切欠部2によって形成された凹状の溝の両端には、各集電板20のターミナル部21がそれぞれ突出する。各ターミナル部21には、発電された電気を取り出すための電源配線3がそれぞれ接続される。これら電源配線3のうちの正面側の1本は、切欠部2によって形成された凹状の溝に沿って取り回される。図1(c)中のA部における切欠部2とターミナル部21との関係については、後に、図6を参照しつつ詳述する。
セル1Aは、膜/電極接合体4と、一対のガスケット30と、一対のセパレータ10とから構成される。一対のガスケット30の一方は、膜/電極接合体4の前方向の面に接触し、一対のガスケット30の他方は、膜/電極接合体4の後方向の面に接触する。一対のセパレータ10は、一対のガスケット30が夫々接触された膜/電極接合体4を挟持する。以下、図2(a)及び図2(b)に示したセパレータ10、図4に示したガスケット30、図5に示した膜/電極接合体4を説明する。
<膜/電極接合体>
膜/電極接合体4は、長方形の平面形状からなる。図5に示すように、膜/電極接合体4は、カソード電極4a、アノード電極4b、及び固体高分子電解質膜4cを有する。固体高分子電解質膜4cは、含水状態においてプロトンの導電性を有する。固体高分子電解質膜4cは、例えばナフィオン(登録商標)などの、スルホン酸基を持ったフッ素系ポリマーで構成される。
カソード電極4aは、固体高分子電解質膜4cの前側の面に接触する。カソード電極4aは、触媒層とガス拡散層とを有する。ガス拡散層は、導電性と、酸化ガス(例えば空気)の通気性とを有する。ガス拡散層は、例えば、カーボンペーパーなどによって構成される。触媒層は、白金系の金属触媒を担持したカーボン粉末を主成分とする触媒を含む。触媒層は、例えば、ガス拡散層を構成するカーボンペーパーに対して、触媒を有機溶媒に分散させたペーストを塗布することで形成される。
アノード電極4bは、固体高分子電解質膜4cの後側の面に接触する。アノード電極4bは、触媒層と、ガス拡散層とを有する。ガス拡散層は、導電性と、燃料ガス(例えば水素)の通気性とを有する。ガス拡散層は、例えば、カーボンペーパーなどによって構成される。触媒層は、白金系の金属触媒を担持したカーボン粉末を主成分とする触媒を含む。触媒層は、例えば、ガス拡散層を構成するカーボンペーパーに対して、触媒を有機溶媒に分散させたペーストを塗布することで形成される。
<セパレータ>
上述した本実施形態の燃料電池スタック1を構成するセパレータ10について、図2(a)図2(b)、及び図5を参照しつつ説明する。
まず、図2(a)及び図2(b)は、1枚のセパレータ10の両面、すなわち、酸化ガスが流れるカソード側の第1面10Aと、燃料ガスが流れるアノード側の第2面10Bとの構成をそれぞれ示している。本実施形態では、セパレータ10は、厚さ1mm程度の2枚の金属板によって構成される。金属板は、ステンレス鋼やアルミニウム合金をはじめとする、任意の金属材料によって形成されてよい。具体的には、2枚の金属板のそれぞれにプレス加工を施すことで、図2(a)及び図2(b)に示す凹凸形状が形成される。プレス加工された2枚の金属板を互いに貼り合わせて、1枚のセパレータ10が形成される。
そして、セル1Aを構成する一対のセパレータ10のうちの一方は、膜/電極接合体4のカソード電極4aに、図2(a)に示す第1面10Aを向けて配置される。即ち、第1面10Aと、膜/電極接合体4のカソード電極4aとは向かい合う。これにより、酸化ガスの流路11aが形成される。また、セル1Aを構成する一対のセパレータ10うちの他方は、膜/電極接合体4のアノード電極4bに、図2(b)に示す第2面10Bを向けて配置される。即ち、第2面10Bと、膜/電極接合体4のアノード電極4bとは向かい合う。これにより、燃料ガスの流路19aが形成される。さらに、1枚のセパレータ10の内部には、2枚の金属板の表面に形成した凸形状を反転させた凹形状を、互いに対向させた流路40が形成される。セパレータ10の内部流路には、上述した冷却媒体が供給される。
<<カソード側の流路、切欠部、開口>>
本実施形態のセパレータ10は、上述した各エンドプレート1Bに対応する寸法の横長の形状となっている。セパレータ10は、互いに対向する一対の長辺である第1辺S1と、互いに対向する一対の短辺である第2辺S2とを有する。
図2(a)及び図2(b)に示されるように、本実施形態では、第1孔14,16と、第2孔15,17と、第3孔18Bと、第4孔18Aと、第5孔18Cと、第6孔12と、第7孔13とは、それぞれ、セパレータ10の異なる位置に形成される。第6孔12は、左右方向におけるセパレータ10の一端において、セパレータ10を前後方向に貫通する。具体的には、第6孔12は、矩形の一方の短辺側(即ち、セパレータ10の左端側)に、上下方向に延びて形成される。第6孔12は、酸化ガス導入部1Dと対応する位置に形成される。
第7孔13は、左右方向におけるセパレータ10の他端において、セパレータ10を前後方向に貫通する。具体的には、第7孔13は、矩形の他方の短辺側(即ち、セパレータ10の右端側)に、上下方向に延びて形成される。第7孔13は、酸化ガス排出部1Eと対応する位置に形成される。
第1孔14は、左右方向におけるセパレータ10の一端側に形成される。第1孔14は、上下方向で、後述する複数の第1溝部11と、セパレータ10の左右方向に沿う外縁との間において、セパレータ10を前後方向に貫通する。具体的には、第1孔14は、矩形の一方の長辺側(即ち、セパレータ10の下端側)、且つ、矩形の一方の短辺側(即ち、セパレータ10の左端側)に、左右方向に延びて形成される。第1孔14は、燃料ガス導入部1Fと対応する位置に形成される。
第1孔16は、左右方向におけるセパレータ10の一端側に形成される。第1孔16は、上下方向で、後述する複数の第1溝部11に対して、第1孔14と反対側に設けられる。具体的には、第1孔16は、矩形の他方の長辺側(即ち、セパレータ10の上端側)、且つ、矩形の一方の短辺側(即ち、セパレータ10の左端側)に、左右方向に延びて形成される。第1孔16は、冷却媒体排出部1Iと対応する位置に形成される。
第2孔17は、左右方向におけるセパレータ10の他端側に形成される。第2孔17は、後述する複数の第1溝部11と、セパレータ10の左右方向に沿う外縁との間において、セパレータ10を貫通する。具体的に、第2孔17は、矩形の一方の長辺側(即ち、セパレータ10の下端側)、且つ、矩形の他方の短辺側(即ち、セパレータ10の右端側)に、左右方向に延びて形成される。第2孔17は、冷却媒体導入部1Hと対応する位置に形成される。
第2孔15は、左右方向におけるセパレータ10の他端側に形成される。第2孔15は、後述する第1溝部11に対して、第2孔17と反対側に設けられる。具体的に、第2孔15は、矩形の他方の長辺側(即ち、セパレータ10の上端側)、且つ、矩形の他方の短辺側(即ち、セパレータ10の右端側)に、左右方向に延びて形成される。第2孔15は、燃料ガス排出部1Gと対応する位置に形成される。
図2(a)及び図5に示すように、第1面10Aの中央部には、左右方向に沿う複数の第1溝部11が、上下方向に等間隔に形成される。複数の第1溝部11は、第6孔12から第7孔13まで、左右方向に沿って延びる。換言すれば、第6孔12は、複数の第1溝部11と、セパレータ10の左端との間に形成される。第7孔13は、複数の第1溝部11と、セパレータ10の右端との間に形成される。複数の第1溝部11は、例えばプレス成型などで、セパレータ10の後側の板を前後方向に曲げることで、凹凸形状として形成される。具体的に、複数の第1溝部11のそれぞれは、第1面10Aにおいて、前側に凹む底面と、その底面の上下方向に位置する一対の側面とで構成される。上下方向において、隣り合う2つの第1溝部11の間には、第1突部11bが位置する。第1突部11bは、第6孔12から第7孔13まで、左右方向に沿って延びる。
複数の第1溝部11を含む略長方形の領域は、膜/電極接合体4のカソード電極4aの外形に対応する。図5に示すように、第1突部11bは、カソード電極4aに接触する。また、複数の第1溝部11とカソード電極4aとは、前後方向に離間している。即ち、複数の第1溝部11とカソード電極4aとの間に形成される空間が、酸化ガスが流れる第1流路11aである。
第1面10Aには、第3突部102Aが連続して形成される。第3突部102Aは、後述するガスケット30を押さえるための、所謂ガスケットラインである。第3突部102Aは、複数の第1溝部11と同様に、プレス成型などで、セパレータ10の後側の板を前後方向に曲げることで形成される。なお、第3突部102Aは、セパレータ10と別の材質を用いて形成されてもよい。第3突部102Aは、複数の第1溝部11と、第1孔14,16と、第2孔15,17と、第6孔12と、第7孔13とを途切れなく包囲する。本実施形態では、図2(a)に示すように、第3突部102Aは、複数の第1溝11と、第6孔12と、第7孔13とを囲んで、第1面10Aに形成されている。また、第3突部102Aは、第1孔14,16を個々に囲んで、第1面10Aに形成されている。また、第3突部102Aは、第2孔15,17を個々に囲んで、第1面10Aに形成されている。
セパレータ10及び後述するガスケット30が積層されたときに、第3突部102Aは、ガスケット30の表面に接触する。これにより、複数の第1溝部11と、第1孔14,16と、第2孔15,17と、第6孔12と、第7孔13とが、ガスケット30によりシールされることになる。ガスケット30により、酸化ガス、燃料ガス、及び冷却媒体の外部への漏れが防止される。
そして、セパレータ10の下側の第1辺S1に沿って、互いに隣り合う2つの第3孔18Bと、第4孔18Aと、第5孔18Cとが、等間隔に形成される。同様に、セパレータ10の上側の第1辺S1に沿って、互いに隣り合う2つの第3孔18Bと、第4孔18Aと、第5孔18Cとが、等間隔に形成される。即ち、セパレータ10には、合計で4つの第3孔18Bと、2つの第4孔18Aと、2つの第5孔18Cとが形成され、上述した8本のボルト1Cがそれぞれ挿通される。
2つの第3孔18Bは、セパレータ10の下端部に形成される。具体的に、2つの第3孔18Bは、左右方向において第1孔14と第2孔17との間、且つ、上下方向において第3突部102A及び複数の溝部11とセパレータ10の下側の外縁部との間に形成される。2つの第3孔18Bは、互いに隣り合う。同様に、セパレータの上端部にも、互いに隣り合う2つの第3孔18Bが形成される。具体的に、2つの第3孔18Bは、左右方向において第1孔16と第2孔15との間、且つ、上下方向において第3突部102A及び複数の溝部11とセパレータ10の上側の外縁部との間に形成される。
第4孔18Aは、セパレータ10の左下端部に形成される。具体的に、第4孔18Aは、左右方向において第1孔14を囲む第3突部102Aとセパレータ10の外縁部との間に形成される。第4孔18Aは、左右方向において、第1孔14に対して、左側の第3孔18Bの反対側に位置する。第4孔18Aは、上下方向において、第6孔12及び第3突部102Aと、セパレータ10の下側の外縁部との間に位置する。同様に、セパレータ10の左上端部にも、第4孔18Aが形成される。具体的に、第4孔18Aは、左右方向において第1孔16を囲む第3突部102Aとセパレータ10の外縁部との間に形成される。第4孔18Aは、左右方向において、第1孔16に対して、左側の第3孔18Bと反対側に位置する。第4孔18Aは、上下方向において、第6孔12及び第3突部102Aと、セパレータ10の上側の外縁部との間に位置する。
第5孔18Cは、セパレータ10の右下端部に形成される。具体的に、第5孔18Cは、左右方向において第2孔17を囲む第3突部102Aとセパレータ10の外縁部との間に形成される。第5孔18Cは、左右方向において、第2孔17に対して、右側の第3孔18Bと反対側に位置する。第5孔18Cは、上下方向において、第7孔13及び第3突部102Aと、セパレータ10の下側の外縁部との間に位置する。セパレータ10の右上端部にも、第5孔18Cが形成される。具体的に、第5孔18Cは、左右方向において第2孔15を囲む第3突部102Aとセパレータ10の外縁部との間に形成される。第5孔18Cは、左右方向において、第2孔15に対して、右側の第3孔18Bと反対側に位置する。第5孔18Cは、上下方向において、第7孔13及び第3突部102Aと、セパレータ10の上側の外縁部との間に位置する。
セパレータ10の第1辺S1の左右方向における各中央には、切欠部2がそれぞれ形成される。これら切欠部2は、第1辺S1の左右方向の中心を挟んで互いに隣接する2つの第3孔18Bの間に位置する。具体的に、下側に位置する切欠部2は、セパレータ10の下側の外縁部において、第3突部102A及び複数の溝部11に上下方向で近づくように形成されている。同様に、上側に位置する切欠部2は、セパレータ10の上側の外縁部において、第3突部102A及び複数の溝部11に上下方向で近づくように形成されている。
<<アノード側の流路>>
図2(b)において、セパレータ10の第2面10Bの中央には、左右方向に沿う複数の第2溝部19が、上下方向に等間隔に形成される。複数の第2溝部19は、第6孔12と第7孔13との間で、左右方向に沿って延びる。複数の第2溝部19は、例えばプレス成型などで、セパレータ10の前側の板を前後方向に曲げることで、凹凸形状として形成される。具体的に、複数の第2溝部19のそれぞれは、第2面10Bにおいて、後側に凹む底面と、その底面の上下方向に位置する一対の側面とで構成される。上下方向において、隣り合う2つの第2溝部19の間には、第2突部19dが位置する。第2突部19dは、第6孔12と第7孔13との間で、左右方向に沿って延びる。複数の第2溝部19は、複数の第1溝部11よりも、左右方向で短い。複数の第2溝部19の左端と、第6孔12との間には、拡散領域19b及び遷移領域19cが形成される。同様に、複数の第2溝部19の右端と、第7孔13との間には、拡散領域19b及び遷移領域19cが形成される。
遷移領域19cには、長円形状の凸部が多数形成される。これら長円形状の凸部は、いずれもセパレータ10の短辺である第2辺S2の方向、即ち上下方向に延びる。左側の遷移領域19cは、セパレータ10の第1孔14から供給された燃料ガスの流れる方向を、上下方向から左右方向に遷移させる。右側の遷移領域19cは、右側の拡散領域19bを通過した燃料ガスの流れる方向を、左右方向から上下方向に遷移させる。
一方、拡散領域19bには、円形状の凸部が多数形成される。拡散領域19bは、セパレータ10の左側の遷移領域19cを通過した燃料ガス、及び複数の第2溝部19の右端を通過した燃料ガスを、領域全体の円形状の凸部によって均等に拡散させる。
複数の第2溝部19と、一対の拡散領域19bと、一対の遷移領域19cとを含む略長方形の領域は、膜/電極接合体4のアノード電極4bの外形に対応する。図5に示すように、第2突部19dは、アノード電極4bに接触する。また、複数の第2溝部19とアノード電極4bとは、前後方向に離間している。拡散領域19bにおける円形状の凸部の頂部は、アノード電極4bに接触する。拡散領域19bにおける円形状の凸部の周辺部分とアノード電極4bとは、前後方向に離間している。遷移領域19cにおける長円形状の凸部の頂部は、アノード電極4bに接触する。遷移領域19cにおける長円形状の凸部の周辺部分とアノード電極4bとは、前後方向に離間している。即ち、複数の第2溝部19とアノード電極4bとの間の空間、拡散領域19bにおける円形状の凸部の周辺部分とアノード電極4bとの間の空間、及び遷移領域19cにおける長円形状の凸部の周辺部分とアノード電極4bとの間の空間とが、燃料ガスが流れる第2流路19aである。
第2面10Bには、第3突部102Bが連続して形成される。第3突部102Bは、後述するガスケット30を押さえるための、所謂ガスケットラインである。第3突部102Bは、プレス成型などで、セパレータ10の前側の板を前後方向に曲げることで形成される。なお、第3突部102Bは、セパレータ10と別の材質を用いて形成されてもよい。第3突部102Bは、複数の第2溝部19、一対の拡散領域19b、及び一対の遷移領域19cを含む略長方形の領域と、第1孔14,16と、第2孔15,17と、第6孔12と、第7孔13とを途切れなく包囲する。本実施形態では、図2(b)に示すように、第3突部102Bは、複数の第2溝部19、一対の拡散領域19b、及び一対の遷移領域19cを含む略長方形の領域と、第1孔14と、第2孔15とを囲んで、第2面10Bに形成されている。また、第3突部102Bは、第1孔16を囲んで、第2面10Bに形成されている。また、第3突部102Bは、第2孔17を囲んで、第2面10Bに形成されている。また、第3突部102Bは、第6孔12を囲んで、第2面10Bに形成されている。また、第3突部102Bは、第7孔13を囲んで、第2面10Bに形成されている。
セパレータ10及び後述するガスケット30が積層されたときに、第3突部102Bは、ガスケット30の表面に接触する。これにより、複数の第2溝部19、一対の拡散領域19b、及び一対の遷移領域19cを含む略長方形の領域と、第1孔14,16と、第2孔15,17と、第6孔12と、第7孔13とが、ガスケット30によりシールされることになる。ガスケット30により、酸化ガス、燃料ガス、及び冷却媒体の外部への漏れが防止される。
<<内部流路>>
さらに、冷却媒体を流すためのセパレータ10の内部流路について説明する。上述したように、セパレータ10の内部流路は、図2(a)、図2(b)に示す2枚の金属板の表面に形成した凸形状を反転させた凹形状が、互いに対向配置されて形成される。
ここで、本実施形態では、図2(b)に示す遷移領域19cに形成した長円形状の凸部の上下方向の長さは、第1面10Aに形成された互いに隣り合う2つの第1溝部11の間の長さ以上に設定される。この構成により、遷移領域19cの長円形状の凸部を反転させた凹部が、互いに隣り合う2つの第1溝部11を反転させた凹部と重複し、図2(b)における上下左右方向に連通する内部流路を形成する。この内部流路は、図2(a)及び図2(b)に示すように、左上の冷却媒体通過部101によって上下方向に第1孔16に接続される。また、内部流路は、右下の冷却媒体通過部101によって上下方向に第2孔17に接続される。冷却媒体通過部101は、セパレータ10を構成する2枚の金属板が前後方向に離間することで形成される。また、図5に示すように、第1面10Aの第1突部11bを反転させた凹部と、第2面10Bの第2突部19dを反転させた凹部との間に、冷却媒体流路40が定義される。この結果、第1孔16から供給された冷却媒体は、冷却媒体通過部101を介してセパレータ10の左端側の遷移領域19cの長円形状の凸部を反転させた凹部を通って、複数の第1溝部11を反転させた凹部に流れ込む。冷却媒体は、冷却媒体流路40を左側から右側に向けて流れる。冷却媒体は、セパレータ10の右端側の遷移領域19cの長円形状の凸部を反転させた凹部を通って、冷却媒体通過部101を介して第2孔17から排出される。
<集電板>
次に、上述した本実施形態の燃料電池スタック1を構成する集電板20について、図3を参照しつつ説明する。
図3において、集電板20は、上述したセパレータ10と同じ外形の金属板から構成される。図2(a)及び図2(b)に示す第1孔14,16、第2孔15,17、第3孔18B、第4孔18A、第5孔18C、第6孔12、及び第7孔13に対応する位置に、それぞれ集電板20を前後に貫通する貫通孔が形成される。具体的には、図3の例では、貫通孔22が、集電板20の左端側に、上下方向に延びて形成される。また、貫通孔23が、集電板20の右端側に、上下方向に延びて形成される。なお、本実施形態では、貫通孔22の外形及び位置は、セパレータ10の第6孔12の外形及び位置にそれぞれ対応する。また、貫通孔23の外形及び位置は、セパレータ10の第7孔13の外形及び位置にそれぞれ対応する。
さらに、図3の例では、貫通孔27が、集電板20の下端側であり、且つ、集電板20の右端側に、左右方向に延びて形成される。また、貫通孔26が、集電板20の上端側であり、且つ、集電板20の左端側に、左右方向に延びて形成される。なお、本実施形態では、貫通孔27の外形及び位置は、セパレータ10の第2孔17の外形及び位置にそれぞれ対応する。また、貫通孔26の外形及び位置は、セパレータ10の第1孔16の外形及び位置にそれぞれ対応する。
さらに、図3の例では、貫通孔24が、集電板20の下端側であり、且つ、集電板20の左端側に、左右方向に延びて形成される。また、貫通孔25が、集電板20の上端側であり、且つ、集電板20の右端側に、左右方向に延びて形成される。なお、本実施形態では、貫通孔24の外形及び位置は、セパレータ10の第1孔14の外形及び位置にそれぞれ対応する。また、貫通孔25の外形及び位置は、セパレータ10の第2孔15の外形及び位置にそれぞれ対応する。
集電板20の長方形の各長辺S1の近傍には、貫通孔28A,28B,28Cが形成される。図3の例では、貫通孔28A,28B,28Cが、左右方向に等間隔で集電板20に形成されている。貫通孔28Aの外形及び位置は、セパレータ10の第4孔18Aの外形及び位置に対応する。貫通孔28Bの外形及び位置は、セパレータ10の第3孔18Bの外形及び位置に対応する。貫通孔28Cの外形及び位置は、セパレータ10の第5孔18Cの外形及び位置に対応する。
集電板20の長辺である第1辺S1の左右方向における各中央には、切欠部2がそれぞれ形成される。これら切欠部2の外形及び位置は、セパレータ10に形成された切欠部2の外形及び位置に対応する。
ここで、上述したセパレータ10と異なり、図3に示す集電板20の上側の切欠部2には、ターミナル部21が形成される。このターミナル部21は、集電板20の長辺である第1辺S1と交差する方向(例えば、上方向)に突出する。本実施形態では、ターミナル部21の上端の位置は、第1辺S1の上端の位置(図3の点線を参照)と同一である。切欠部2によって、ターミナル部21は、第1辺S1の上端よりも上側に突出しない。
また、本実施形態では、ターミナル部21の左右方向の中心位置は、切欠部2の左右方向の中心(図3の一点鎖線を参照)に対して、左側へオフセットする。この構成によって、切欠部2中に電源配線3(図1を参照)の取り回しスペースLが形成される。従って、ターミナル部21に接続した電源配線3が、切欠部2に良好に収まる。
なお、本実施形態では、集電板20に、酸化ガス又は燃料ガスの流れる溝部が形成されない構成としたが、集電板20は、単位電池セルの積層体であるスタック1Aの両端に積層されるものであり、例えば、いずれか一方の面に酸化ガス又は燃料ガスが流れる溝部が形成された構成としてもよい。
<切欠部とターミナル部との関係>
次に、上述した切欠部2と、ターミナル部21との関係について、図6を参照しつつ説明する。以下の説明において、切欠部2は、図1(a)〜図1(c)に示すエンドプレート1B、図2(a)、図2(b)に示すセパレータ10、図3に示す集電板20、及び図4に示すガスケット30の各切欠部2を指すものとする。
図6に示すように、本実施形態では、切欠部2の深さD(上下方向の長さ)は、ターミナル部21の最も上方向に突出する部位Qが、エンドプレート1B、セパレータ10、及び集電板20の最も上方向に突出する部位Zと上下方向において同じ位置又は下側に位置するように設定される。本実施形態において、部位Zは、左右方向に伸びる長辺である第1辺S1に相当する。ターミナル部21を第1辺S1より上側に突出させないためには、ターミナル部21の部位Qの上下方向における位置だけではなく、切欠部2の深さDが影響する。
ここで、切欠部2の深さDは、電源配線3の端子接続を容易にするためのさらなる条件を満たすように設定されてもよい。例えば、電源配線3の接続に圧着端子を用いる場合は、切欠部2の深さDが17mm以上に設定されるとともに、切欠部2の開口幅W1が60〜80mm、好ましくは75mmに設定される。なお、開口幅W1は、切欠部2の左右方向における最大の距離である。切欠部2の深さDを17mm以上、切欠部2の開口幅W1を60〜80mmの範囲内とした場合は、ターミナル部21への圧着端子の接続状態が安定するとともに、ボルトやナットを用いた接続作業が容易となり、接続後の電源配線3の取り回しも容易になる。
本実施形態では、切欠部2は、上底及び下底の長さが異なる台形状にセパレータ10が切欠かれることで形成される。具体的に、切欠部2の左右方向の距離は、複数の第1溝部11から離れるに従い大きくなる。そして、切欠部2の開口幅W1は、第1辺S1の中心を挟んで互いに隣接する2つの第3孔18B、貫通孔28B、及び貫通孔38Bによって形成される間隔の幅W2よりも大きい。つまり、第3孔18B、貫通孔28B、及び貫通孔38Bの形成位置との干渉を回避して、切欠部2の開口幅W1を大きくすることが可能となる。
<ガスケット>
図4に示すように、ガスケット30は、略長方形の平面形状を有するシートである。ガスケット30は、例えば、極めて薄く加工したゴム又はエラストマーなどの弾性体で構成される。ガスケット30には、その平面を前後方向に貫通する貫通孔32,33,34,35,36,37,38A,38B,38C,39が形成される。
ガスケット30の平面の中央部分には、最も大きな長方形の貫通孔39が形成される。ガスケット30における貫通孔39の外形及び位置は、セパレータ10の複数の第1溝部11が形成される略長方形の領域の外形及び位置に対応する。また、ガスケット30における貫通孔39の外形及び位置は、セパレータ10の複数の第2溝部19、拡散領域19b、及び遷移領域19cが形成される略長方形の領域の外形及び位置にも対応する。また、ガスケット30における貫通孔39の外形及び位置は、膜/電極接合体4のカソード電極4a及びアノード電極4bの外形及び位置にも対応する。
本実施形態では、貫通孔32,33,34,35,36,37,38A,38B,38C,39の夫々は、ガスケット30の平面の異なる位置に形成される。具体的には、図4の例では、貫通孔32が、ガスケット30の左端側に、上下方向に延びて形成される。また、貫通孔33が、ガスケット30の右端側に、上下方向に延びて形成される。なお、本実施形態では、貫通孔32の外形及び位置は、セパレータ10の第6孔12の外形及び位置にそれぞれ対応する。また、貫通孔33の外形及び位置は、セパレータ10の第7孔13の外形及び位置にそれぞれ対応する。
さらに、図4の例では、貫通孔37が、ガスケット30の下端側であり、且つ、ガスケット30の右端側に、左右方向に延びて形成される。また、貫通孔36が、ガスケット30の上端側であり、且つ、ガスケット30の左端側に、左右方向に延びて形成される。なお、本実施形態では、貫通孔37の外形及び位置は、セパレータ10の第2孔17の外形及び位置にそれぞれ対応する。また、貫通孔36の外形及び位置は、セパレータ10の第1孔16の外形及び位置にそれぞれ対応する。
さらに、図4の例では、貫通孔34が、ガスケット30の下端側であり、且つ、ガスケット30の左端側に、左右方向に延びて形成される。また、貫通孔35が、ガスケット30の上端側であり、且つ、ガスケット30の右端側に、左右方向に延びて形成される。なお、本実施形態では、貫通孔34の外形及び位置は、セパレータ10の第1孔14の外形及び位置にそれぞれ対応する。また、貫通孔35の外形及び位置は、セパレータ10の第2孔15の外形及び位置にそれぞれ対応する。
ガスケット30の長方形の各長辺の近傍には、貫通孔38A,38B,38Cが形成される。図4の例では、貫通孔38A,38B,38Cが、左右方向に等間隔でガスケット30に形成されている。貫通孔38Aの外形及び位置は、セパレータ10の第4孔18Aの外形及び位置に対応する。貫通孔38Bの外形及び位置は、セパレータ10の第3孔18Bの外形及び位置に対応する。貫通孔38Cの外形及び位置は、セパレータ10の第5孔18Cの外形及び位置に対応する。
ガスケット30の長辺の左右方向における各中央には、切欠部2がそれぞれ形成される。これら切欠部2の外形及び位置は、セパレータ10に形成された切欠部2の外形及び位置に対応する。
<発電動作>
燃料ガス導入部1Fから燃料電池スタック1の内部に供給された燃料ガスは、セパレータ10の第1孔14、集電板20の貫通孔24、及びガスケット30の貫通孔34によって定義される前後方向に延びる空間に流入する。燃料ガスは、第1孔14から前記した第2流路19aに流入する。燃料ガスは、アノード電極4bの拡散層によって、膜/電極接合体4の面方向(即ち、上下左右方向)に拡散され、アノード電極4bの触媒層に接触する。触媒層に接触した燃料ガス中の水素ガスは、触媒層に含まれる触媒によって、水素イオンと電子とに乖離する。水素イオンは、固体高分子電解質膜4cを伝導し、カソード電極4aの触媒層に到達する。一方、電子は前側のターミナル部21から、外部に取り出される。アノード電極4bに接触した燃料ガスは、セパレータ10の第2孔15、集電板20の貫通孔25、及びガスケット30の貫通孔35によって定義される前後方向に延びる空間に排出される。その後、燃料ガスは、燃料ガス排出部1Gを介して、燃料電池スタック1の外部に排出される。
一方、酸化ガス導入部1Dに供給された酸化ガスは、セパレータ10の第6孔12、集電板20の貫通孔12、及びガスケット30の貫通孔12によって定義される前後方向に延びる空間に流入する。酸化ガスは、第1流路11aに流入する。酸化ガスは、カソード電極4aの拡散層によって膜/電極接合体4の面方向(即ち、上下左右方向)に拡散され、カソード電極4aの触媒層に接触する。酸化ガスに含まれる酸素は、触媒層に含まれる触媒によって、固体高分子電解質膜4cを伝導してきた水素イオンと、前側のターミナル部21から取り出され、外部負荷を介して後側のターミナル部21から伝導される電子と反応することで、水を生成する。この電子の移動によって、電力が発生する。カソード電極4aに接触した酸化ガスは、生成された水とともに、セパレータ10の第7孔13、集電板20の貫通孔13、及びガスケット30の貫通孔13によって定義される前後方向に延びる空間に流入する。その後、酸化ガスは、酸化ガス排出部1Eを介して燃料電池スタック1の外部に排出される。
<作用効果>
上述した燃料電池スタック1では、セパレータ10の左右方向に延びる両方の長辺に沿って、所定の間隔をあけて2つの第3孔18B、第4孔18A、及び第5孔18Cが、それぞれ形成される。そして、集電板20の左右方向に延びる両方の長辺には、2つの第3孔18B、第4孔18A、及び第5孔18Cに対応して、2つの貫通孔28B、貫通孔28A、及び貫通孔28Cが、それぞれ形成される。同様に、ガスケット30の左右方向に延びる両方の長辺には、2つの第3孔18B、第4孔18A、及び第5孔18Cに対応して、2つの貫通孔38B、貫通孔38A、及び貫通孔38Cが、それぞれ形成される。左右方向に互いに隣り合う2つの第3孔18B、2つの貫通孔28B、及び2つの貫通孔38Bとの間に、ターミナル部21に対応して切欠部2が形成される。8本のボルト1Cが燃料電池スタック1に内蔵されるため、燃料電池スタック1の外形の、凹凸を少なくできる。また、切欠部2を利用して、ターミナル部21に接続された電源配線3の取り回しが容易になる。そして、セパレータ10の下側に形成された2つの第3孔18Bは、左右方向において第1孔14と第2孔17との間、且つ、上下方向において第3突部102A及び複数の溝部11とセパレータ10の下側の外縁部との間に形成される。同様に、セパレータの上側に形成された2つの第3孔18Bは、左右方向において第1孔16と第2孔15との間、且つ、上下方向において第3突部102A及び複数の溝部11とセパレータ10の上側の外縁部との間に形成される。従って、発電に必要な構成である、複数の溝部11、第1孔14,16、及び第2孔15,17の位置に影響を与えずに、ボルト1Cを燃料電池スタック1の内部に配置することができる。
また、第4孔18Aは、左右方向において、第1孔14、16に対して、左側の第3孔18Bと反対側に位置する。第4孔18Aは、上下方向において、第6孔12及び第3突部102Aと、セパレータ10の左右方向に延びる外縁部との間に位置する。第5孔18Cは、左右方向において、第2孔15,17に対して、右側の第3孔18Bと反対側に位置する。第5孔18Cは、上下方向において、第7孔13及び第3突部102Aと、セパレータ10の左右方向に延びる外縁部との間に位置する。従って、発電に必要な構成である、第6孔12及び第7孔13の位置に影響を与えずに、ボルト1Cを燃料電池スタック1内部に配置することができる。
<その他の変更>
本開示の燃料電池スタック及びセパレータは、上述した実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態では、エンドプレート1B、セパレータ10、集電板20、及びガスケット30の左右方向に沿う長辺のそれぞれに、切欠部2が形成される構成としたが、いずれか一方の長辺にのみに切欠部2が形成される構成にしてもよい。
さらに、セパレータ10と集電板20とは、厳密に同一の形状である必要はない。例えば、集電板20の切欠部2の深さD(図4を参照)は、セパレータ10の切欠部2の深さDと比較して、±10%程度の寸法差があってもよい。
これに加え、上述した実施形態では、切欠部2は、上底及び下底の長さが異なる台形状にセパレータ10が切欠かれることで形成される。しかし、切欠部2は、台形以外の種々の形状にセパレータ10が切欠かれることで形成されてもよい。また、本開示を適用する燃料電池スタック及びセパレータは、上述した実施形態の水冷タイプに限らず、空冷タイプにも広く適用することができる。
1 燃料電池スタック
1A セル
1B エンドプレート
1C ボルト
1D 酸化ガス導入部
1E 酸化ガス排出部
1F 燃料ガス導入部
1G 燃料ガス排出部
1H 冷却媒体導入部
1I 冷却媒体排出部
2 切欠部
3 電源配線
4 膜/電極接合体
4a カソード電極
4b アノード電極
4c 固体高分子電解質膜
10 セパレータ
10A 第1面
10B 第2面
11 第1溝部
11a 第1流路
11b 第1突部
12 第6孔
13 第7孔
14、16 第1孔
15、17 第2孔
18A 第4孔
18B 第3孔
18C 第5孔
19 第2溝部
19a 第2流路
19b 拡散領域
19c 遷移領域
19d 第2突部
20 集電板
21 ターミナル部
22,23,24,25,26,27,28A,28B,28C 貫通孔
30 ガスケット
32,33,34,35,36,37,38A,38B,38C,39 貫通孔
S1 第1辺(長辺)
S2 第2辺(短辺)
L 電源配線の取り回しスペース
101 冷却媒体通過部
102A,102B 第3突部

Claims (7)

  1. 平面形状の膜/電極接合体と、
    前記膜/電極接合体の一方の面に設けられる平面形状のセパレータであって、
    前記セパレータの一方の面であって前記膜/電極接合体と向かい合う第1面に形成され、前記第1面に平行な第1方向に沿って延びる複数の溝部と、
    前記第1方向に沿う前記セパレータの一方の外縁部と前記複数の溝部との間に形成され、燃料ガスまたは冷却媒体が通流するための第1孔、前記第1孔から前記第1方向に離間して前記セパレータの前記一方の外縁部と前記複数の溝部との間に形成され、燃料ガスまたは冷却媒体が通流するための第2孔、及び前記複数の溝部を囲んで前記第1面に形成された突部と、
    前記第1方向において前記第1孔と前記第2孔との間、且つ、前記第1方向に直交し且つ前記第1面に平行な第2方向において前記突部及び前記複数の溝部と前記セパレータの前記一方の外縁部との間に形成された、タイロッドが挿通されるための互いに隣り合う2つの第3孔の間に形成され、前記セパレータの前記一方の外縁部が前記第2方向において前記突部及び前記複数の溝部に近づく切欠部と、
    を有する前記セパレータと、
    前記第1孔、前記第2孔、及び前記2つの第3孔に対応する位置にそれぞれ貫通孔が形成された集電板であって、
    前記セパレータの前記切欠部に対応する位置に形成された切欠部と、
    前記集電板の前記切欠部から前記第2方向に向けて延出するターミナル部と、
    を有する前記集電板と、
    を備えることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 前記セパレータの前記切欠部が、前記セパレータの前記第1方向における中心位置を挟んで互いに隣接する前記2つの第3孔の間に形成される、
    請求項1に記載の燃料電池スタック。
  3. 前記セパレータは、
    前記第1方向において前記第1孔を囲む前記突部と前記セパレータの外縁部との間、且つ、前記第1方向において前記第1孔に対して前記第3孔と反対側に位置し、前記タイロッドが挿通されるための第4孔と、
    前記第1方向において前記第2孔を囲む前記突部と前記セパレータの外縁部との間、且つ、前記第1方向において前記第2孔に対して前記第3孔と反対側に位置し、前記タイロッドが挿通されるための第5孔と、がさらに形成され、
    前記集電板は、さらに、前記第4孔及び前記第5孔に対応する位置にそれぞれ貫通孔が形成される、
    請求項1又は2に記載の燃料電池スタック。
  4. 前記セパレータには、
    前記複数の溝部と前記セパレータの前記第1方向における一端との間に位置し、酸化ガスが通流するための第6孔と、
    前記複数の溝部と前記セパレータの前記第1方向における他端との間に位置し、酸化ガスが通流するための第7孔と、
    がさらに形成され、
    前記集電板は、さらに、前記第6孔及び前記第7孔に対応する位置にそれぞれ貫通孔が形成され、
    前記突部は、前記第6孔及び前記第7孔をさらに囲み、
    前記第4孔は、前記第2方向において前記第6孔及び前記突部と、前記セパレータの前記一方の外縁部との間に位置し、
    前記第5孔は、前記第2方向において前記第7孔及び前記突部と、前記セパレータの前記一方の外縁部との間に位置する、
    請求項3に記載の燃料電池スタック。
  5. 前記セパレータの前記切欠部の前記第1方向における距離は、前記複数の溝部から離れるに従い大きくなり、
    前記セパレータの前記切欠部の前記第1方向における最大の距離である第1距離は、前記第1方向における前記2つの第3孔の間の距離よりも大きい、
    請求項1〜4の何れか1項に記載の燃料電池スタック。
  6. 前記第1距離が、60〜80mmである請求項5に記載の燃料電池スタック。
  7. 前記セパレータの前記切欠部の前記第2方向における長さが、17mm以上である請求項1〜6のいずれか1項に記載の燃料電池スタック。
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