JP6145058B2 - 燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、第1セパレータ、第1電解質膜・電極構造体、第2セパレータ、第2電解質膜・電極構造体及び第3セパレータの順に積層される発電ユニットを設ける燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜(陽イオン交換膜)からなる電解質膜の一方の面側にアノード電極が、他方の面側にカソード電極が、それぞれ設けられた電解質膜・電極構造体(MEA)を備えている。電解質膜・電極構造体は、一対のセパレータによって挟持されている。燃料電池は、通常、複数積層されて燃料電池スタックを構成している。燃料電池スタックは、例えば、燃料電池電気自動車に搭載されることにより、車載用燃料電池システムとして使用されている。
燃料電池スタックでは、複数の燃料電池が積層された積層体の積層方向両端に、それぞれターミナルプレート、インシュレータ及びエンドプレートが、順次、積層されている。例えば、特許文献1に開示されている燃料電池スタックでは、積層体の積層方向の少なくとも一方の端部に、前記積層体とターミナルプレートとの間に位置し、燃料電池に対応してダミーセルが配設されている。ダミーセルは、電解質膜の代わりに金属板を用いており、発電による生成水が生成されないため、前記ダミーセル自体が断熱層として機能することができる。
特許第4727972号公報
ところで、上記の燃料電池スタックでは、ダミーセルは、一方の積層面が燃料電池に当接するものの、他方の積層面がターミナルプレート又はインシュレータに当接している。従って、ダミーセルの他方の積層面を構成するセパレータとしては、燃料電池を構成するセパレータとは異なる構成を用いた専用セパレータを使用しなければならない。これにより、ダミーセルのセパレータを、燃料電池のセパレータとは個別に製造しなければならず、経済的ではないという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、セパレータの共用化を図ることができ、簡単且つ経済的に構成することが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池スタックは、電解質膜の両側に電極が配設される第1電解質膜・電極構造体及び第2電解質膜・電極構造体を有している。燃料電池スタックは、第1セパレータ、第1電解質膜・電極構造体、第2セパレータ、第2電解質膜・電極構造体及び第3セパレータの順に積層される発電ユニットを設けている。複数の発電ユニットが積層される積層体の積層方向の一に位置する前記第1セパレータには、前記第3セパレータ及び前記第2電解質膜・電極構造体を介して第2セパレータが端部セパレータとして配置されている。前記積層体の積層方向の他端に位置する第3セパレータには、前記第1セパレータ及び前記第1電解質膜・電極構造体を介して前記第2セパレータが端部セパレータとして配置されている。端部セパレータには、それぞれ積層方向外方に向かってターミナルプレート、インシュレータ及びエンドプレートが配設されている。
燃料電池スタックは、燃料ガス、酸化剤ガス又は冷却媒体である流体を積層方向に流通させる流体連通孔、前記流体をセパレータ面内に流通させる流体流路、及び前記流体連通孔と前記流体流路とを連通する連結通路部を備えている。
そして、ターミナルプレートは、インシュレータよりも小さな寸法を有し、該インシュレータに形成された凹部に収容されている。インシュレータには、少なくとも1つの端部セパレータに接触する面に、連結通路部に向かって積層方向に突出する凸状部と、前記凸状部よりも積層方向内方に位置する凹状部とが設けられている。
また、この燃料電池スタックでは、連結通路部は、酸化剤ガス又は燃料ガスの一方の反応ガスを流通させる反応ガス連結通路部を有することが好ましい。反応ガス連結通路部は、流体連通孔である反応ガス連通孔から流体流路である反応ガス流路に向かって、複数の通路溝を有するブリッジ部、及び前記ブリッジ部よりも前記反応ガス流路側の面に突出するバッファ部を設けることが好ましい。各インシュレータは、ブリッジ部に対向して凸状部を備える一方、バッファ部に対向して凹状部を備えることが好ましい。
さらに、この燃料電池スタックでは、第1電解質膜・電極構造体及び第2電解質膜・電極構造体は、外周部に樹脂枠部材を設けるとともに、ブリッジ部及びバッファ部には、前記樹脂枠部材が積層方向に対向して配置されることが好ましい。
さらにまた、この燃料電池スタックでは、連結通路部は、燃料ガス又は酸化剤ガスの他方の反応ガスを流通させる他の反応ガス連結通路部を有することが好ましい。他の反応ガス連結通路部は、流体連通孔である他の反応ガス連通孔から流体流路である他の反応ガス流路に向かって、第1連通路、反応ガス孔部、及び第2連通路を設けることが好ましい。第1連通路は、一方のセパレータ面に形成される複数の通路溝を有し、反応ガス孔部は、前記第1連通路に連通して積層方向に貫通し、第2連通路は、他方のセパレータ面に形成され、前記反応ガス孔部に連通する複数の通路溝を有することが好ましい。一方のインシュレータは、第1連通路に対向する凸状部を備えることが好ましい。
本発明によれば、インシュレータには、少なくとも1つの端部セパレータに接触する面に、連結通路部に向かって積層方向に突出する凸状部と、前記凸状部よりも積層方向内方に位置する凹状部とが設けられている。このため、インシュレータ自体が連結通路部の形状に対応するため、前記インシュレータに接する前記セパレータは、専用の構成を採用する必要がない。従って、燃料電池を構成するセパレータと同一のセパレータを用いることが可能になる。これにより、セパレータの共用化を図ることができ、燃料電池スタック全体を簡単且つ経済的に構成することが可能になる。
本発明の実施形態に係る燃料電池スタックの一部分解概略斜視図である。 前記燃料電池スタックの、図1中、II−II線断面図である。 前記燃料電池スタックの、図1中、III−III線断面図である。 前記燃料電池スタックを構成する発電ユニットの要部分解斜視説明図である。 前記発電ユニットを構成する第1金属セパレータの正面説明図である。 前記発電ユニットを構成する第2金属セパレータの一方の面の説明図である。 前記第2金属セパレータの他方の面の説明図である。 前記発電ユニットを構成する第1電解質膜・電極構造体の一方の面の説明図である。 前記発電ユニットを構成する第2電解質膜・電極構造体の一方の面の説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する一方のインシュレータの斜視説明図である。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係る燃料電池スタック10は、例えば、図示しない燃料電池電気自動車に搭載される車載用燃料電池スタックとして使用される。燃料電池スタック10は、複数の発電ユニット12が立位姿勢で水平方向(矢印A方向)に積層された積層体13を備える。
積層体13の積層方向(矢印A方向)一端には、ターミナルプレート100a、インシュレータ(絶縁プレート)102a及びエンドプレート104aが外方に向かって、順次、配設される。積層体13の積層方向他端には、ターミナルプレート100b、インシュレータ(絶縁プレート)102b及びエンドプレート104bが外方に向かって、順次、配設される。
燃料電池スタック10は、例えば、長方形に構成されるエンドプレート104a、104bを端板として含む箱状ケーシング(図示せず)により一体的に保持される。燃料電池スタック10は、あるいは、矢印A方向に延在する複数のタイロッド(図示せず)により一体的に締め付け保持される。
図2〜図4に示すように、発電ユニット12は、第1金属セパレータ14、第1電解質膜・電極構造体16a、第2金属セパレータ18、第2電解質膜・電極構造体16b及び第3金属セパレータ20を設ける。第1金属セパレータ14、第1電解質膜・電極構造体16a、第2金属セパレータ18、第2電解質膜・電極構造体16b及び第3金属セパレータ20は、水平方向に沿って積層されるとともに、電極面が重力方向に沿った鉛直姿勢で且つ水平方向に長尺な横長形状を有する(図4参照)。
第1金属セパレータ14、第2金属セパレータ18及び第3金属セパレータ20は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した横長形状の金属板により構成される。第1金属セパレータ14、第2金属セパレータ18及び第3金属セパレータ20は、平面が矩形状を有するとともに、金属製薄板を波形状にプレス加工することにより、断面凹凸形状に成形される。なお、金属セパレータに代えて、カーボンセパレータを使用してもよい。
図4に示すように、第1金属セパレータ14、第2金属セパレータ18及び第3金属セパレータ20の長辺方向(矢印B方向)の一端縁部には、酸化剤ガス入口連通孔(流体連通孔)22a及び燃料ガス出口連通孔(流体連通孔)24bが設けられる。酸化剤ガス入口連通孔22aは、矢印A方向に互いに連通しており、酸化剤ガス(流体)、例えば、酸素含有ガスを供給する。燃料ガス出口連通孔24bは、矢印A方向に互いに連通しており、燃料ガス(流体)、例えば、水素含有ガスを排出する。
第1金属セパレータ14、第2金属セパレータ18及び第3金属セパレータ20の長辺方向の他端縁部には、燃料ガスを供給する燃料ガス入口連通孔(流体連通孔)24a、及び酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス出口連通孔(流体連通孔)22bが設けられる。燃料ガス入口連通孔24a及び酸化剤ガス出口連通孔22bは、それぞれ矢印A方向に互いに連通している。
第1金属セパレータ14、第2金属セパレータ18及び第3金属セパレータ20の短辺方向(矢印C方向)の両端縁部には、冷却媒体(流体)を供給するための一対の冷却媒体入口連通孔(流体連通孔)25aが設けられる。冷却媒体入口連通孔25aは、酸化剤ガス入口連通孔22a側に、矢印A方向に互いに連通して設けられる。第1金属セパレータ14、第2金属セパレータ18及び第3金属セパレータ20の短辺方向の両端縁部には、冷却媒体を排出するための一対の冷却媒体出口連通孔(流体連通孔)25bが設けられる。冷却媒体出口連通孔25bは、燃料ガス入口連通孔24a側に、矢印A方向に連通して設けられる。
図5に示すように、第1金属セパレータ14の第1電解質膜・電極構造体16aに向かう面14aには、酸化剤ガス入口連通孔22aと酸化剤ガス出口連通孔22bとに連通する第1酸化剤ガス流路(流体流路)26が形成される。
第1酸化剤ガス流路26は、矢印B方向に延在する複数の波状流路溝部(又は直線状流路溝部)26aを有する。第1酸化剤ガス流路26の入口近傍及び出口近傍には、それぞれ複数の入口エンボス部28a及び出口エンボス部28bが設けられる。
入口エンボス部28aと酸化剤ガス入口連通孔22aとの間には、ブリッジ部を構成する複数本の入口連結溝30aが形成される。出口エンボス部28bと酸化剤ガス出口連通孔22bとの間には、ブリッジ部を構成する複数本の出口連結溝30bが形成される。
図4に示すように、第1金属セパレータ14の面14bには、一対の冷却媒体入口連通孔25aと一対の冷却媒体出口連通孔25bとを連通する冷却媒体流路(流体流路)32が形成される。冷却媒体流路32は、第1酸化剤ガス流路26の裏面形状と後述する第2燃料ガス流路54の裏面形状とが重なり合って形成される。
図6に示すように、第2金属セパレータ18の第1電解質膜・電極構造体16aに向かう面18aには、燃料ガス入口連通孔24aと燃料ガス出口連通孔24bとを連通する第1燃料ガス流路(流体流路)34が形成される。第1燃料ガス流路34は、矢印B方向に延在する複数の波状流路溝部(又は直線状流路溝部)34aを有する。第1燃料ガス流路34と燃料ガス入口連通孔24aとの間には、燃料ガス入口連結通路部(連結通路部)35aが設けられる。第1燃料ガス流路34と燃料ガス出口連通孔24bとの間には、燃料ガス出口連結通路部(連結通路部)35bが設けられる。
図7に示すように、燃料ガス入口連結通路部35aは、第2金属セパレータ18の面18bに形成され、複数の通路溝36aを有する第1連通路と、前記複数の通路溝36aに連通し積層方向に貫通する複数の燃料ガス供給孔部38aとを備える。各通路溝36aは、矢印C方向に配列された凸部39a間に形成されるとともに、各凸部39aは、矢印B方向に2分割される。燃料ガス入口連結通路部35aは、図6に示すように、面18aに形成され、複数の燃料ガス供給孔部38aに連通する複数の通路溝40aを有する第2連通路を備える。
図7に示すように、燃料ガス出口連結通路部35bは、第2金属セパレータ18の面18bに形成され、複数の通路溝36bを有する第1連通路と、前記複数の通路溝36bに連通し積層方向に貫通する複数の燃料ガス排出孔部38bとを備える。各通路溝36bは、矢印C方向に配列された凸部39b間に形成されるとともに、各凸部39bは、矢印B方向に2分割される。燃料ガス出口連結通路部35bは、図6に示すように、面18aに形成され、複数の燃料ガス排出孔部38bに連通する複数の通路溝40bを有する第2連通路を備える。
図7に示すように、第2金属セパレータ18の第2電解質膜・電極構造体16bに向かう面18bには、酸化剤ガス入口連通孔22aと酸化剤ガス出口連通孔22bとを連通する第2酸化剤ガス流路(流体流路)42が形成される。第2酸化剤ガス流路42は、矢印B方向に延在する複数の波状流路溝部(又は直線状流路溝部)42aを有する。第2酸化剤ガス流路42と酸化剤ガス入口連通孔22aとの間には、酸化剤ガス入口連結通路部(連結通路部)44aが設けられる。第2酸化剤ガス流路42と酸化剤ガス出口連通孔22bとの間には、酸化剤ガス出口連結通路部(連結通路部)44bが設けられる。
酸化剤ガス入口連結通路部44aは、酸化剤ガス入口連通孔22aから第2酸化剤ガス流路42に向かって、複数の通路溝46aを有するブリッジ部48a及び第1バッファ部50aを設ける。第1バッファ部50aの端部には、第2バッファ部52aが設けられる。図3に示すように、第1バッファ部50aは、第2バッファ部52aよりも深溝(面18a側の凹状となる溝深さが深い)に形成される。第2バッファ部52aは、第1バッファ部50aと異なる溝深さに形成されるが、前記第2バッファ部52aは、前記第1バッファ部50aと同一の溝深さを有して一体に設けてもよい。
図7に示すように、酸化剤ガス出口連結通路部44bは、酸化剤ガス出口連通孔22bから第2酸化剤ガス流路42に向かって、複数の通路溝46bを有するブリッジ部48b及び第1バッファ部50bを設ける。第1バッファ部50bの端部には、第2バッファ部52bが設けられる。第1バッファ部50bは、第2バッファ部52bよりも深溝に形成される。第2バッファ部52bは、第1バッファ部50bと異なる溝深さに形成されるが、前記第2バッファ部52bは、前記第1バッファ部50bと同一の溝深さを有して一体に設けてもよい。
図4に示すように、第3金属セパレータ20の第2電解質膜・電極構造体16bに向かう面20aには、燃料ガス入口連通孔24aと燃料ガス出口連通孔24bに連通する第2燃料ガス流路(流体流路)54が形成される。第2燃料ガス流路54は、矢印B方向に延在する複数の波状流路溝部(又は直線状流路溝部)54aを有する。
第2燃料ガス流路54と燃料ガス入口連通孔24aとの間には、燃料ガス入口連結通路部(連結通路部)56aが設けられる。第2燃料ガス流路54と燃料ガス出口連通孔24bとの間には、燃料ガス出口連結通路部(連結通路部)56bが設けられる。燃料ガス入口連結通路部56a及び燃料ガス出口連結通路部56bは、燃料ガス入口連結通路部35a及び燃料ガス出口連結通路部35bと同様に構成されており、同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
第1金属セパレータ14の面14a、14bには、この第1金属セパレータ14の外周端縁部を周回して第1シール部材58が一体成形される。第2金属セパレータ18の面18a、18bには、この第2金属セパレータ18の外周端縁部を周回して第2シール部材60が一体成形される。第3金属セパレータ20の面20a、20bには、この第3金属セパレータ20の外周端縁部を周回して第3シール部材62が一体成形される。
第1シール部材58、第2シール部材60及び第3シール部材62としては、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材等の弾性を有するシール材が用いられる。
図2及び図3に示すように、第1電解質膜・電極構造体16a及び第2電解質膜・電極構造体16bは、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜64を備える。固体高分子電解質膜64は、カソード電極66及びアノード電極68により挟持される。カソード電極66は、アノード電極68及び固体高分子電解質膜64の表面寸法よりも小さな平面寸法を有する段差型MEAを構成している。
なお、カソード電極66、アノード電極68及び固体高分子電解質膜64は、同一の平面寸法に設定してもよい。また、アノード電極68は、カソード電極66及び固体高分子電解質膜64の表面寸法よりも小さな平面寸法を有してもよい。
カソード電極66及びアノード電極68は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層(図示せず)と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層(図示せず)とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜64の両面に形成される。
第1電解質膜・電極構造体16aは、カソード電極66の終端部外方に位置して固体高分子電解質膜64の外周縁部に第1樹脂枠部材70が、例えば、射出成形等により一体成形される。第2電解質膜・電極構造体16bは、カソード電極66の終端部外方に位置して固体高分子電解質膜64の外周縁部に第2樹脂枠部材72が、例えば、射出成形等により一体成形される。第1樹脂枠部材70及び第2樹脂枠部材72を構成する樹脂材としては、例えば、汎用プラスチックの他、エンジニアリングプラスチックやスーパーエンジニアリングプラスチック等が採用される。
図4に示すように、第1樹脂枠部材70のカソード電極66側の面には、酸化剤ガス入口連通孔22aと第1酸化剤ガス流路26の入口側との間に位置して入口バッファ部74aが設けられる。面には、さらに酸化剤ガス出口連通孔22bと第1酸化剤ガス流路26の出口側との間に位置して、出口バッファ部74bが設けられる。入口バッファ部74a及び出口バッファ部74bは、それぞれ複数のエンボスと複数の直線流路とを有するが、前記エンボスのみにより構成してもよい。以下に説明する他のバッファ部も、同様である。
図8に示すように、第1樹脂枠部材70のアノード電極68側の面には、燃料ガス入口連通孔24aと第1燃料ガス流路34との間に位置して入口バッファ部76aが設けられる。燃料ガス出口連通孔24bと第1燃料ガス流路34との間に位置して、出口バッファ部76bが設けられる。
図4に示すように、第2樹脂枠部材72のカソード電極66側の面には、酸化剤ガス入口連通孔22aと第2酸化剤ガス流路42との間に位置して入口バッファ部78aが設けられる。酸化剤ガス出口連通孔22bと第2酸化剤ガス流路42との間に位置して出口バッファ部78bが形成される。
第2樹脂枠部材72のアノード電極68側の面には、図9に示すように、燃料ガス入口連通孔24aと第2燃料ガス流路54との間に位置して入口バッファ部80aが設けられる。燃料ガス出口連通孔24bと第2燃料ガス流路54との間に位置して出口バッファ部80bが設けられる。
発電ユニット12同士が互いに積層されることにより、一方の発電ユニット12を構成する第1金属セパレータ14と、他方の発電ユニット12を構成する第3金属セパレータ20との間には、冷却媒体流路32が形成される。
図1に示すように、積層体13の積層方向両端には、第2金属セパレータ18が配置される。積層方向両端の各第2金属セパレータ18に隣接するターミナルプレート100a、100bの略中央には、積層方向外方に延在する端子部106a、106bが設けられる。端子部106a、106bは、絶縁性筒体108に挿入されてエンドプレート104a、104bの外部に突出する。インシュレータ102a、102bは、絶縁性材料、例えば、ポリカーボネート(PC)やフェノール樹脂等で形成されている。
インシュレータ102a、102bは、中央部に矩形状の凹部110a、110bが設けられるとともに、この凹部110a、110bの略中央に孔部112a、112bが形成される。凹部110a、110bには、インシュレータ102a、102bよりも小さな外形寸法を有するターミナルプレート100a、100bが収容される。ターミナルプレート100a、100bの端子部106a、106bは、絶縁性筒体108を介装して孔部112a、112bに挿入される。
エンドプレート104a、104bの略中央部には、孔部112a、112bと同軸的に孔部114a、114bが形成される。エンドプレート104aには、酸化剤ガス入口連通孔22a、燃料ガス入口連通孔24a、2つの冷却媒体入口連通孔25a、酸化剤ガス出口連通孔22b、燃料ガス出口連通孔24b及び2つの冷却媒体出口連通孔25bが形成される。
図3及び図10に示すように、インシュレータ102aの第2金属セパレータ18に接触する面102asには、酸化剤ガス入口連結通路部44aの裏面形状に対応する凹凸形状が設けられる。具体的には、面102asには、酸化剤ガス入口連通孔22aに隣接して複数の通路溝46aの裏面に積層方向に対向する第1凹状部114aが形成される。
面102asには、第1凹状部114aに隣接して、ブリッジ部48aの裏面に積層方向に対向する凸状部116aが形成される。凸状部116aは、面102asから厚さ方向に膨出形成される。面102asには、凸状部116aに隣接して、第1バッファ部50a及び第2バッファ部52aの裏面に積層方向に対向する第2凹状部118aが形成される。第2凹状部118aは、凹部110aに繋がる。
図10に示すように、面102asには、酸化剤ガス出口連結通路部44bの裏面形状に対応する凹凸形状が設けられる。具体的には、面102asには、酸化剤ガス出口連通孔22bに隣接して複数の通路溝46bの裏面に積層方向に対向する第1凹状部114bが形成される。
面102asには、第1凹状部114bに隣接して、ブリッジ部48bの裏面に積層方向に対向する凸状部116bが形成される。凸状部116bは、面102asから厚さ方向に膨出形成される。面102asには、凸状部116bに隣接して、第1バッファ部50b及び第2バッファ部52bの裏面に積層方向に対向する第2凹状部118bが形成される。第2凹状部118bは、凹部110aに繋がる。
図1に示すように、インシュレータ102bの第2金属セパレータ18に接触する面102bsには、酸化剤ガス入口連通孔22a及び酸化剤ガス出口連通孔22bに対応して凹部120a及び120bが形成される。面102bsには、燃料ガス入口連通孔24a及び燃料ガス出口連通孔24bに対応して凹部122a及び122bが形成される。面102bsには、冷却媒体入口連通孔25a及び冷却媒体出口連通孔25bに対応して凹部124a及び124bが形成される。なお、凹部120a、120b、122a、122b、124a及び124bは、設けなくてもよく、平らに構成してもよい。
図1及び図3に示すように、面102bsには、酸化剤ガス入口連結通路部44aに対向する凹凸形状が設けられる。具体的には、面102bsには、凹部120a(酸化剤ガス入口連通孔22a)に隣接して複数の通路溝46aに積層方向に対向する第1凹状部126aが形成される。
面102bsには、第1凹状部126aに隣接して、ブリッジ部48aに積層方向に対向する凸状部128aが形成される。凸状部128aは、面102bsから厚さ方向に膨出形成される。面102bsには、凸状部128aに隣接して、第1バッファ部50a及び第2バッファ部52aに積層方向に対向する第2凹状部130aが形成される。第2凹状部130aは、凹部110bに繋がる。
面102bsには、酸化剤ガス出口連結通路部44bに対向する凹凸形状が設けられる。具体的には、面102bsには、図1に示すように、凹部120b(酸化剤ガス出口連通孔22b)に隣接して複数の通路溝46bに積層方向に対向する第1凹状部126bが形成される。
面102bsには、第1凹状部126bに隣接して、ブリッジ部48bに積層方向に対向する凸状部128bが形成される。凸状部128bは、面102bsから厚さ方向に膨出形成される。面102bsには、凸状部128bに隣接して、第1バッファ部50b及び第2バッファ部52bに積層方向に対向する第2凹状部130bが形成される。第2凹状部130bは、凹部110bに繋がる。
図1及び図2に示すように、面102bsには、燃料ガス入口連結通路部35aに対向する凹凸形状が設けられる。具体的には、面102bsには、凹部122a(燃料ガス入口連通孔24a)に隣接して複数の通路溝36aに積層方向に対向する凸状部132aが形成される。面102bsには、凸状部132aに隣接して、複数の通路溝40aの裏面に積層方向に対向する凹状部134aが形成される。
図1に示すように、面102bsには、燃料ガス出口連結通路部35bに対向する凹凸形状が設けられる。具体的には、面102bsには、凹部122b(燃料ガス出口連通孔24b)に隣接して複数の通路溝36bに積層方向に対向する凸状部132bが形成される。面102bsには、凸状部132bに隣接して、複数の通路溝40bの裏面に積層方向に対向する凹状部134bが形成される。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
先ず、図1に示すように、エンドプレート104aを介して、酸化剤ガス入口連通孔22aには、酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口連通孔24aには、水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、一対の冷却媒体入口連通孔25aには、純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。
このため、酸化剤ガスの一部は、図4に示すように、酸化剤ガス入口連通孔22aから入口バッファ部74aを通って第1金属セパレータ14の第1酸化剤ガス流路26に供給される。また、他の酸化剤ガスは、入口バッファ部78aを通って第2金属セパレータ18の第2酸化剤ガス流路42に導入される。
酸化剤ガスは、図4及び図5に示すように、第1酸化剤ガス流路26に沿って矢印B方向(水平方向)に移動し、第1電解質膜・電極構造体16aのカソード電極66に供給される。酸化剤ガスは、図4及び図7に示すように、さらに第2酸化剤ガス流路42に沿って矢印B方向に移動し、第2電解質膜・電極構造体16bのカソード電極66に供給される。
一方、燃料ガスは、図2に示すように、燃料ガス入口連通孔24aから第2金属セパレータ18の燃料ガス供給孔部38aを通って第1燃料ガス流路34に供給される。燃料ガスは、さらに燃料ガス入口連通孔24aから第3金属セパレータ20の燃料ガス供給孔部38aを通って第2燃料ガス流路54に供給される。
燃料ガスは、図4に示すように、第1燃料ガス流路34に沿って矢印B方向に移動し、第1電解質膜・電極構造体16aのアノード電極68に供給される。燃料ガスは、さらに第2燃料ガス流路54に沿って矢印B方向に移動し、第2電解質膜・電極構造体16bのアノード電極68に供給される。
従って、第1電解質膜・電極構造体16a及び第2電解質膜・電極構造体16bでは、各カソード電極66に供給される酸化剤ガスと、各アノード電極68に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
次いで、第1電解質膜・電極構造体16a及び第2電解質膜・電極構造体16bの各カソード電極66に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔22bに排出される。第1電解質膜・電極構造体16a及び第2電解質膜・電極構造体16bのアノード電極68に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス出口連通孔24bに排出される。
一方、左右一対の冷却媒体入口連通孔25aに供給された冷却媒体は、冷却媒体流路32に導入される。冷却媒体は、各冷却媒体入口連通孔25aから冷却媒体流路32に供給され、一旦矢印C方向内方に沿って流動した後、矢印B方向に移動して第1電解質膜・電極構造体16a及び第2電解質膜・電極構造体16bを冷却する。この冷却媒体は、矢印C方向外方に移動した後、一対の冷却媒体出口連通孔25bに排出される。
この場合、本実施形態では、図3及び図10に示すように、インシュレータ102aの第2金属セパレータ18に接触する面102asには、酸化剤ガス入口連結通路部44aの裏面形状に対応する凹凸形状が設けられている。具体的には、面102asには、複数の通路溝46aの裏面に第1凹状部114a、ブリッジ部48aの裏面に凸状部116a、第1バッファ部50a及び第2バッファ部52aの裏面に第2凹状部118aが形成されている。
さらに、インシュレータ102aの面102asには、図10に示すように、酸化剤ガス出口連結通路部44bの裏面形状に対応する凹凸形状が設けられている。具体的には、面102asには、複数の通路溝46bの裏面に第1凹状部114b、ブリッジ部48bの裏面に凸状部116b、第1バッファ部50b及び第2バッファ部52bの裏面に第2凹状部118bが形成されている。
このため、インシュレータ102a自体が酸化剤ガス入口連結通路部44a及び酸化剤ガス出口連結通路部44bの形状(裏面形状)に対応している。従って、インシュレータ102aに接する端部セパレータである第2金属セパレータ18は、専用の構成を採用する必要がない。これにより、発電ユニット12を構成する第2金属セパレータ18と同一のセパレータを用いることが可能になる。このため、セパレータの共用化を図ることができ、燃料電池スタック10全体を簡単且つ経済的に構成することが可能になるという効果が得られる。
一方、図1及び図3に示すように、インシュレータ102bの第2金属セパレータ18に接触する面102bsには、酸化剤ガス入口連結通路部44a及び酸化剤ガス出口連結通路部44bに対向する凹凸形状が設けられている。具体的には、面102bsには、複数の通路溝46aに対向する第1凹状部126a、ブリッジ部48aに対向する凸状部128a、第1バッファ部50a及び第2バッファ部52aに対向する第2凹状部130aが形成されている。
図1に示すように、面102bsには、さらに複数の通路溝46bに対向する第1凹状部126b、ブリッジ部48bに対向する凸状部128b、第1バッファ部50b及び第2バッファ部52bに対向する第2凹状部130bが形成されている。
しかも、面102bsには、燃料ガス入口連結通路部35a及び燃料ガス出口連結通路部35bに対向する凹凸形状が設けられている。具体的には、図1及び図2に示すように、面102bsには、複数の通路溝36aに対向する凸状部132aと、複数の通路溝40aの裏面に対向する凹状部134aとが形成されている。面102bsには、さらに複数の通路溝36bに対向する凸状部132bと、複数の通路溝40bの裏面に対向する凹状部134bとが形成されている(図1参照)。
従って、インシュレータ102b自体が酸化剤ガス入口連結通路部44a、酸化剤ガス出口連結通路部44b、燃料ガス入口連結通路部35a及び燃料ガス出口連結通路部35bの形状に対応している。これにより、インシュレータ102bに接する端部セパレータである第2金属セパレータ18は、専用の構成を採用する必要がない。このため、発電ユニット12を構成する第2金属セパレータ18と同一のセパレータを用いることが可能になる。従って、セパレータの共用化を図ることができ、燃料電池スタック10全体を簡単且つ経済的に構成することが可能になるという効果が得られる。
なお、本発明では、酸化剤ガス側の構成及び燃料ガス側の構成は、上記の実施形態とは逆に設定してもよい。
10…燃料電池スタック 12…発電ユニット
13…積層体 14、18、20…金属セパレータ
16a、16b…電解質膜・電極構造体
22a…酸化剤ガス入口連通孔 22b…酸化剤ガス出口連通孔
24a…燃料ガス入口連通孔 24b…燃料ガス出口連通孔
25a…冷却媒体入口連通孔 25b…冷却媒体出口連通孔
26、42…酸化剤ガス流路 32…冷却媒体流路
34、54…燃料ガス流路 35a、56a…燃料ガス入口連結通路部
35b、56b…燃料ガス出口連結通路部
36a、36b、40a、40b、46a、46b…通路溝
38a…燃料ガス供給孔部 38b…燃料ガス排出孔部
44a…酸化剤ガス入口連結通路部 44b…酸化剤ガス出口連結通路部
48a、48b…ブリッジ部
50a、50b、52a、52b…バッファ部
58、60、62…シール部材 64…固体高分子電解質膜
66…カソード電極 68…アノード電極
70、72…樹脂枠部材 100a、100b…ターミナルプレート
102a、102b…インシュレータ
104a、104b…エンドプレート
110a、110b…凹部
114a、114b、118a、118b、126a、126b、130a、130b、134a、134b…凹状部
116a、116b、128a、128b、132a、132b…凸状部

Claims (4)

  1. 電解質膜の両側に電極が配設される第1電解質膜・電極構造体及び第2電解質膜・電極構造体を有し、第1セパレータ、前記第1電解質膜・電極構造体、第2セパレータ、前記第2電解質膜・電極構造体及び第3セパレータの順に積層される発電ユニットを設け、複数の前記発電ユニットが積層される積層体の積層方向の一に位置する前記第1セパレータには、前記第3セパレータ及び前記第2電解質膜・電極構造体を介して前記第2セパレータが端部セパレータとして配置され、且つ前記積層体の積層方向の他端に位置する第3セパレータには、前記第1セパレータ及び前記第1電解質膜・電極構造体を介して前記第2セパレータが端部セパレータとして配置されるとともに、前記端部セパレータには、それぞれ積層方向外方に向かってターミナルプレート、インシュレータ及びエンドプレートが配設され、燃料ガス、酸化剤ガス又は冷却媒体である流体を前記積層方向に流通させる流体連通孔、前記流体をセパレータ面内に流通させる流体流路、及び前記流体連通孔と前記流体流路とを連通する連結通路部を備える燃料電池スタックであって、
    前記ターミナルプレートは、前記インシュレータよりも小さな寸法を有し、該インシュレータに形成された凹部に収容されるとともに、
    前記インシュレータには、少なくとも1つの前記端部セパレータに接触する面に、前記連結通路部に向かって前記積層方向に突出する凸状部と、前記凸状部よりも積層方向内方に位置する凹状部とが設けられることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記連結通路部は、前記酸化剤ガス又は前記燃料ガスの一方の反応ガスを流通させる反応ガス連結通路部を有し、
    前記反応ガス連結通路部は、前記流体連通孔である反応ガス連通孔から前記流体流路である反応ガス流路に向かって、複数の通路溝を有するブリッジ部、及び前記ブリッジ部よりも前記反応ガス流路側の面に突出するバッファ部を設け、
    各インシュレータは、前記ブリッジ部に対向して前記凸状部を備える一方、前記バッファ部に対向して前記凹状部を備えることを特徴とする燃料電池スタック。
  3. 請求項2記載の燃料電池スタックにおいて、前記第1電解質膜・電極構造体及び前記第2電解質膜・電極構造体は、外周部に樹脂枠部材を設けるとともに、
    前記ブリッジ部及び前記バッファ部には、前記樹脂枠部材が前記積層方向に対向して配置されることを特徴とする燃料電池スタック。
  4. 請求項2又は3記載の燃料電池スタックにおいて、前記連結通路部は、前記燃料ガス又は前記酸化剤ガスの他方の反応ガスを流通させる他の反応ガス連結通路部を有し、
    前記他の反応ガス連結通路部は、前記流体連通孔である他の反応ガス連通孔から前記流体流路である他の反応ガス流路に向かって、一方のセパレータ面に形成され、複数の通路溝を有する第1連通路、前記第1連通路に連通し前記積層方向に貫通する反応ガス孔部、及び他方のセパレータ面に形成され、前記反応ガス孔部に連通する複数の通路溝を有する第2連通路を設け、
    一方の前記インシュレータは、前記第1連通路に対向する前記凸状部を備えることを特徴とする燃料電池スタック。
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