JP2005228495A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属セパレータ間に冷却媒体を均一に流すとともに、簡単な構成で、良好な発電性能を確保することを可能にする。
【解決手段】燃料電池10は、電解質膜・電極構造体12を挟持するセパレータ13を備える。セパレータ13は、第1及び第2金属プレート14、16を備えており、前記第1及び第2金属プレート14、16が積層される際、入口バッファ部46と入口バッファ部34aとが積層方向に重なり合う。入口バッファ部46は、第1金属プレート14の溝部60aの端部と重なり合っており、この重なり合う部分には、前記入口バッファ部46から前記溝部60aに冷却媒体を流すための連結流路82が形成される。
【選択図】図5

Description

本発明は、電解質を一対の電極で挟んで構成される電解質・電極構造体を有し、前記電解質・電極構造体を第1及び第2金属セパレータで挟持して積層されるとともに、積層方向に貫通する反応ガス連通孔及び冷却媒体連通孔が形成された燃料電池に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜を採用している。この燃料電池は、固体高分子電解質膜の両側に、それぞれ電極触媒と多孔質カーボンからなるアノード側電極及びカソード側電極を対設して構成される電解質膜・電極構造体を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持することにより構成されている。通常、この燃料電池を所定数だけ積層した燃料電池スタックが使用されている。
この種の燃料電池において、アノード側電極には、燃料ガス(反応ガス)、例えば、主に水素を含有するガス(以下、水素含有ガスともいう)が供給される一方、カソード側電極には、酸化剤ガス(反応ガス)、例えば、主に酸素を含有するガスあるいは空気(以下、酸素含有ガスともいう)が供給されている。アノード側電極に供給された燃料ガスは、電極触媒上で水素がイオン化され、電解質膜を介してカソード側電極側へと移動する。その間に生じた電子は外部回路に取り出され、直流の電気エネルギとして利用される。
上記の燃料電池では、アノード側セパレータの面内に、アノード側電極に対向して燃料ガスを流すための燃料ガス流路が設けられるとともに、カソード側セパレータの面内に、カソード側電極に対向して酸化剤ガスを流すための酸化剤ガス流路が設けられている。また、アノード側セパレータとカソード側セパレータとの間には、冷却媒体を流すための冷却媒体流路が前記セパレータの面方向に沿って設けられている。
この種のセパレータは、通常、カーボン系材料で構成されているが、前記カーボン系材料では、強度等の要因で薄肉化が図れないという不具合が指摘されている。そこで、最近、この種のカーボン製セパレータよりも強度に優れ且つ薄肉化が容易な金属薄板製のセパレータ(以下、金属セパレータともいう)を用い、この金属セパレータにプレス加工を施して所望の反応ガス流路を成形することにより、該金属セパレータの厚さの減少を図って燃料電池全体を小型化且つ軽量化する工夫がなされている(特許文献1参照)。
例えば、図12に示す燃料電池1は、アノード側電極2とカソード側電極3との間に電解質膜4が介装された電解質膜・電極構造体5と、前記電解質膜・電極構造体5を挟持する一組の金属セパレータ6a、6bとを備えている。
金属セパレータ6aには、アノード側電極2に対向する面に燃料ガス(例えば、水素含有ガス)を供給するための燃料ガス流路7aが設けられる一方、金属セパレータ6bには、カソード側電極3に対向する面に酸化剤ガス(例えば、空気等の酸素含有ガス)を供給するための酸化剤ガス流路7bが設けられている。金属セパレータ6a、6bには、アノード側電極2及びカソード側電極3に当接する平坦部8a、8bが設けられるとともに、前記平坦部8a、8bの裏面(当接面とは反対の面)側には、冷却媒体を流すための冷却媒体流路9a、9bが形成されている。
特開平8−222237号公報(図3)
しかしながら、上記の金属セパレータ6a、6bでは、燃料ガス流路7a及び酸化剤ガス流路7bの流路形状が設定されると、必然的に冷却媒体流路9a、9bの流路形状が決まってしまう。特に、長尺なガス流路長を確保するために、燃料ガス流路7a及び酸化剤ガス流路7bを電極面内で蛇行させるサーペンタイン流路で構成する場合、冷却媒体流路9a、9bの流路形状が著しく制限されることになる。これにより、金属セパレータ6a、6bの面方向全面にわたって冷却媒体を均一に流すことができず、電極面を均一に冷却して安定した発電性能を得ることが困難になるという問題が指摘されている。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、金属セパレータ間に冷却媒体を均一に流すことができ、簡単な構成で、良好な発電性能を確保することが可能な燃料電池を提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池は、電解質を一対の電極で挟んで構成される電解質・電極構造体を有し、前記電解質・電極構造体を第1及び第2金属セパレータで挟持して積層されるとともに、積層方向に貫通する反応ガス連通孔及び冷却媒体連通孔が形成されている。第1金属セパレータと電解質・電極構造体との間には、一方の電極に沿って第1反応ガスを供給する第1反応ガス流路が形成され、第2金属セパレータと前記電解質・電極構造体との間には、他方の電極に沿って第2反応ガスを供給する第2反応ガス流路が形成され、さらに前記第1及び第2金属セパレータ間には、冷却媒体を供給する冷却媒体流路が形成されている。
そして、第1金属セパレータは、第1反応ガス流路の裏面側に冷却媒体流路を構成する流路溝を設け、第2金属セパレータは、第2反応ガス流路の裏面側に冷却媒体連通孔に連通する冷却媒体バッファ部を設けるとともに、前記第1及び第2金属セパレータの間には、前記流路溝の端部と前記冷却媒体バッファ部との間を連通する連結流路が形成されている。
また、第2金属セパレータは、第2反応ガス流路の裏面側に冷却媒体流路を構成する流路溝を設け、第1金属セパレータは、第1反応ガス流路の裏面側に冷却媒体連通孔に連通する冷却媒体バッファ部を設けるとともに、前記第1及び第2金属セパレータの間には、前記流路溝の端部と前記冷却媒体バッファ部との間を連通する連結流路が形成されることが好ましい。
さらに、反応ガス連通孔は、酸化剤ガス連通孔及び燃料ガス連通孔を備え、第1及び第2反応ガス流路は、酸化剤ガス流路及び燃料ガス流路であるとともに、第1金属セパレータは、前記酸化剤ガス連通孔の近傍に前記酸化剤ガス流路に連通する酸化剤ガスバッファ部を設け、第2金属セパレータは、前記燃料ガス連通孔の近傍に前記燃料ガス流路に連通する燃料ガスバッファ部を設け、前記酸化剤ガスバッファ部と前記第2金属セパレータの冷却媒体バッファ部とが積層方向に重なり合う一方、前記燃料ガスバッファ部と前記第1金属セパレータの冷却媒体バッファ部とが積層方向に重なり合うことが好ましい。
さらにまた、酸化剤ガス連通孔は、酸化剤ガス入口連通孔及び酸化剤ガス出口連通孔を有するとともに、燃料ガス連通孔は、燃料ガス入口連通孔及び燃料ガス出口連通孔を有し、さらに冷却媒体連通孔は、冷却媒体入口連通孔及び冷却媒体出口連通孔を有し、第1金属セパレータには、前記冷却媒体入口連通孔及び前記冷却媒体出口連通孔に連通する冷却媒体バッファ部である第1入口バッファ部及び第1出口バッファ部が設けられるとともに、第2金属セパレータには、前記冷却媒体入口連通孔及び前記冷却媒体出口連通孔に連通し且つ前記第1入口バッファ部及び前記第1出口バッファ部とは異なる位置に前記冷却媒体バッファ部である第2入口バッファ部及び第2出口バッファ部が設けられることが好ましい。
また、酸化剤ガス入口連通孔、燃料ガス入口連通孔、冷却媒体入口連通孔、酸化剤ガス出口連通孔、燃料ガス出口連通孔及び冷却媒体出口連通孔は、第1及び第2金属セパレータの両端に3つずつ振り分けられるとともに、前記冷却媒体入口連通孔及び前記冷却媒体出口連通孔は、前記第1及び第2金属セパレータの両端中央部に配設されることが好ましい。
さらに、酸化剤ガス流路及び燃料ガス流路は、サーペンタイン流路を構成することが好ましい。
本発明によれば、第1金属セパレータと第2金属セパレータとの間に冷却媒体流路が形成されるとともに、冷却媒体連通孔から冷却媒体バッファ部に供給される冷却媒体は、連結流路を介して前記冷却媒体流路を構成する流路溝の端部から該冷却媒体流路に円滑に供給される。このため、第1及び第2金属セパレータ間に形成される冷却媒体流路に対して冷却媒体の導入及び/又は導出を確実に行うことができ、簡単な構成で、電解質・電極構造体を良好に冷却することが可能になる。これにより、電極面を均一に冷却して安定した発電性能を得ることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る燃料電池10の要部分解斜視図であり、図2は、前記燃料電池10を構成する冷却媒体流路42(後述する)の斜視説明図であり、図3は、前記冷却媒体流路42の正面説明図である。
燃料電池10は、電解質膜・電極構造体(MEA)12とセパレータ13とを交互に積層して構成されるとともに、このセパレータ13は、互いに積層される第1及び第2金属プレート14、16を備える(図1、図4〜図7参照)。
図1に示すように、燃料電池10の矢印B方向の一端縁部には、積層方向である矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス入口連通孔20a、冷却媒体を供給するための冷却媒体入口連通孔22a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出するための燃料ガス出口連通孔24bが、矢印C方向(鉛直方向)に配列して設けられる。
燃料電池10の矢印B方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃料ガス入口連通孔24a、冷却媒体を排出するための冷却媒体出口連通孔22b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス出口連通孔20bが、矢印C方向に配列して設けられる。
電解質膜・電極構造体12は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜26と、該固体高分子電解質膜26を挟持するアノード側電極28及びカソード側電極30とを備える。アノード側電極28及びカソード側電極30は、冷却媒体入口連通孔22a及び冷却媒体出口連通孔22bを避けるように、矢印B方向両端部中央を内方に切り欠いて構成される。
アノード側電極28及びカソード側電極30は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子を前記ガス拡散層の表面に一様に塗布した電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜26の両面に接合されている。
図1及び図8に示すように、第1金属プレート14の電解質膜・電極構造体12側の面(MEA面)14aには、酸化剤ガス流路32が設けられるとともに、この酸化剤ガス流路32は、酸化剤ガス入口連通孔20aと酸化剤ガス出口連通孔20bとに連通する。酸化剤ガス流路32は、酸化剤ガス入口連通孔20a及び酸化剤ガス出口連通孔20bに近接して設けられる入口バッファ部(酸化剤ガスバッファ部)34a及び出口バッファ部(酸化剤ガスバッファ部)34bに連通する。
入口バッファ部34a及び出口バッファ部34bは、面14aを面14b側に膨出させることによって形成されており、酸化剤ガス入口連通孔20a及び酸化剤ガス出口連通孔20bに連通する。入口バッファ部34aと出口バッファ部34bとは、酸化剤ガス流路32を構成する複数の酸化剤ガス流路溝32aを介して連通している。酸化剤ガス流路溝32aは、矢印B方向に蛇行しながら矢印C方向に延在しており、具体的には、矢印B方向に一往復半だけ屈曲するサーペンタイン流路を構成している。
第1金属プレート14と第2金属プレート16との互いに対向する面14b、16aには、冷却媒体流路42が一体的に形成される。図2及び図3に示すように、冷却媒体流路42は、冷却媒体入口連通孔22aの矢印C方向両端近傍に設けられる、例えば、2つの入口バッファ部(冷却媒体バッファ部)44、46と、冷却媒体出口連通孔22bの矢印C方向両端近傍に設けられる、例えば、2つの出口バッファ部(冷却媒体バッファ部)48、50とを備える。
冷却媒体入口連通孔22aと入口バッファ部44、46とは、それぞれ複数の入口流路溝52、54を介して連通する一方、冷却媒体出口連通孔22bと出口バッファ部48、50とは、それぞれ複数の出口流路溝56、58を介して連通する。
冷却媒体流路42は、矢印C方向に所定間隔ずつ離間し且つ矢印B方向に延在する複数の直線状流路溝60と、前記直線状流路溝60の矢印B方向両端縁部に配置され、矢印B方向に所定間隔ずつ離間し且つ矢印C方向に延在する直線状流路溝62とを有する。冷却媒体流路42は、第1金属プレート14と第2金属プレート16とに振り分けられており、前記第1及び第2金属プレート14、16を互いに重ね合わせることによって、前記冷却媒体流路42が形成される。
図9に示されるように、第1金属プレート14の面(冷却面)14bには、冷却媒体流路42の一部が形成される。なお、面14bには、面14aに形成された酸化剤ガス流路32が凸状に突出しているが、冷却媒体流路42を分かり易くするために、該凸状の部分は図示を省略する。また、図10に示す第2金属プレート16の面16aでも同様に、面16bに形成された燃料ガス流路68が前記面16aに凸状に突出する部分は図示を省略する。
面14bには、冷却媒体入口連通孔22aに連通する入口バッファ部44と、冷却媒体出口連通孔22bに連通する出口バッファ部50とが設けられる。入口バッファ部44及び出口バッファ部50は、面14bを面14a側に膨出させることによって形成されている。面14bには、それぞれ直線状流路溝60、62の一部を構成する溝部60a、62aが、矢印B方向及び矢印C方向に所定の長さにわたって設けられる。
第1金属プレート14の面14a、14bには、この第1金属プレート14の外周縁部を周回して第1シール部材65が射出成形等により一体的に設けられる。第1シール部材65は、平坦シールを構成するとともに、面14aには、図8に示すように、酸化剤ガス入口連通孔20a、酸化剤ガス出口連通孔20b及び酸化剤ガス流路32を覆って酸化剤ガスの洩れ止めを行う線状シール65aを有する。線状シール65aの一部は、連結路36a、36bを形成する仕切り壁を構成している。
図10に示すように、第2金属プレート16の面(冷却面)16aには、入口バッファ部46と出口バッファ部48とが設けられる。入口バッファ部46及び出口バッファ部48は、面16aを面16b側に膨出させることによって形成されている。
面16aには、それぞれ直線状流路溝60、62の一部を構成する溝部60b、62bが、矢印B方向及び矢印C方向に所定の長さにわたって設けられる。冷却媒体流路42には、矢印B方向に延在する直線状流路溝60の一部がそれぞれの溝部60a、60bを互いに対向させることにより、流路断面積を他の部分の2倍に拡大して主流路が構成されている(図2及び図3参照)。
図11に示すように、第2金属プレート16の電解質膜・電極構造体12に向かう面(MEA面)16bには、燃料ガス流路68が設けられる。燃料ガス流路68は、燃料ガス入口連通孔24aに近接して設けられる入口バッファ部(燃料ガスバッファ部)70aと、燃料ガス出口連通孔24bに近接して設けられる出口バッファ部(燃料ガスバッファ部)70bとに連通する。
入口バッファ部70a及び出口バッファ部70bは、面16bを面16a側に膨出させることによって形成されている。入口バッファ部70a及び出口バッファ部70bは、複数の連結路74a、74bを介して燃料ガス入口連通孔24a及び燃料ガス出口連通孔24bに連通する。燃料ガス流路68を構成する複数の燃料ガス流路溝68aは、矢印B方向に蛇行しながら矢印C方向に延在しており、具体的には、矢印B方向に一往復半だけ屈曲するサーペンタイン流路を構成している。
第2金属プレート16の面16a、16bには、この第2金属プレート16の外周縁部を周回して第2シール部材76が射出成形等により一体的に設けられる。第2シール部材76は、平坦シールを構成するとともに、面16aには、図10に示すように、冷却媒体入口連通孔22a、冷却媒体出口連通孔22b及び冷却媒体流路42を覆って冷却媒体の漏れ止めを行う線状シール76aが設けられる。面16bには、図11に示すように、燃料ガス入口連通孔24a、燃料ガス出口連通孔24b及び酸化剤ガス流路32を覆って酸化剤ガスの洩れ止めを行う線状シール76bが設けられる。
線状シール76aの一部は、入口流路溝52、54及び出口流路溝56、58を形成する仕切り壁を構成している(図10参照)。線状シール76bの一部は、連結路74a、74bを形成する仕切り壁を構成している(図11参照)。
第1及び第2金属プレート14、16が積層されると、前記第1金属プレート14の入口バッファ部44及び出口バッファ部50は、前記第2金属プレート16の出口バッファ部70b及び入口バッファ部70aと積層方向に重なるとともに、前記第1金属プレート14の入口バッファ部34a及び出口バッファ部34bは、前記第2金属プレート16の入口バッファ部46及び出口バッファ部48と積層方向に重なる。
図5及び図7に示すように、第1金属プレート14の入口バッファ部34aと第2金属プレート16の入口バッファ部46とが重なることにより、前記第2金属プレート16には、矢印A方向に所定の流路高さを有して冷却媒体バッファが形成される。入口バッファ部46の端部には、燃料ガス流路68の裏面側である面16aが前記燃料ガス流路68を構成する燃料ガス流路溝68aに対応して第1金属プレート14側に突出する。図5に示すように、燃料ガス流路溝68aを形成する波状端部78は、入口バッファ部46の終端を構成する。
第1金属プレート14は、入口バッファ部34aの裏面側に冷却媒体流路42を構成する溝部60aを設けるとともに、この溝部60aの端部を形成する屈曲端部80は、波状端部78から所定の距離L1だけ離間している。すなわち、入口バッファ部46と溝部60aとは、距離L1だけ重なっており、屈曲端部80と波状端部78との間には、前記入口バッファ部46と前記溝部60aの端部との間を連通する連結流路82が形成される。
図4及び図6に示すように、第1金属プレート14の入口バッファ部44と第2金属プレート16の出口バッファ部70bとが重ね合わされることにより、前記第1金属プレート14側には所定の流路高さを有して冷却媒体バッファが構成される。入口バッファ部44は、出口バッファ部70bよりも内方に延在しており、この入口バッファ部44の端部には、酸化剤ガス流路32の裏面側である面14bが前記酸化剤ガス流路32を構成する酸化剤ガス流路溝32aに対応して第2金属プレート16側に突出する。図4に示すように、酸化剤ガス流路溝32aを形成する波状端部83は、入口バッファ部44の終端を構成する。
第2金属プレート16は、出口バッファ部70bの裏面側に冷却媒体流路42を構成する溝部60bを設けるとともに、この溝部60bの端部を形成する屈曲端部84は、波状端部83から所定の距離L2だけ離間している。すなわち、入口バッファ部44と溝部60bとは、距離L2だけ重なっており、屈曲端部84と波状端部83との間には、前記入口バッファ部44と前記溝部60bの端部との間を連通する連結流路86が形成される。
なお、第1金属プレート14の出口バッファ部34b、50と、第2金属プレート16の出口バッファ部48及び入口バッファ部70aとは、積層方向に重なっており、上記の入口バッファ部44、34aと、出口バッファ部70b及び入口バッファ部46との関係と同様に構成される。
このように構成される燃料電池10の動作について、以下に説明する。
図1に示すように、酸化剤ガス入口連通孔20aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口連通孔24aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体入口連通孔22aに純水やエチレングリコール等の冷却媒体が供給される。
酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔20aから第1金属プレート14の酸化剤ガス流路32に導入される。酸化剤ガス流路32では、図8に示すように、酸化剤ガスが一旦入口バッファ部34aに導入された後、複数の酸化剤ガス流路溝32aに分散される。このため、酸化剤ガスは、各酸化剤ガス流路溝32aを介して蛇行しながら、電解質膜・電極構造体12のカソード側電極30に沿って移動する。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔24aから第2金属プレート16の燃料ガス流路68に導入される。この燃料ガス流路68では、図11に示すように、燃料ガスが一旦入口バッファ部70aに導入された後、複数の燃料ガス流路溝68aに分散される。さらに、燃料ガスは、各燃料ガス流路溝68aを介して蛇行し、電解質膜・電極構造体12のアノード側電極28に沿って移動する。
従って、電解質膜・電極構造体12では、カソード側電極30に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極28に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
次いで、カソード側電極30に供給されて消費された酸化剤ガスは、出口バッファ部34bから酸化剤ガス出口連通孔20bに排出される(図8参照)。同様に、アノード側電極28に供給されて消費された燃料ガスは、出口バッファ部70bから燃料ガス出口連通孔24bに排出される(図11参照)。
一方、冷却媒体入口連通孔22aに供給された冷却媒体は、第1及び第2金属プレート14、16間に形成された冷却媒体流路42に導入される。この冷却媒体流路42では、図2〜図5に示すように、冷却媒体流路42が冷却媒体入口連通孔22aから矢印C方向に延在する入口流路溝52、54を介して入口バッファ部44、46に一旦導入される。
入口バッファ部44、46に導入された冷却媒体は、図2及び図3に示すように、直線状流路溝60、62に分散されて水平方向(矢印B方向)及び鉛直方向(矢印C方向)に移動する。従って、冷却媒体は、電解質膜・電極構造体12の発電面全面にわたって供給された後、出口バッファ部48、50に一旦導入され、さらに出口流路溝56、58を介して冷却媒体出口連通孔22bに排出される。
この場合、本実施形態では、第1及び第2金属プレート14、16が積層される際、例えば、前記第1金属プレート14の入口バッファ部34aと前記第2金属プレート16の入口バッファ部46とが積層方向に重ね合わされる。ここで、図5及び図7に示すように、第1金属プレート14の面14bに冷却媒体流路42を構成する溝部60aが設けられるとともに、第2金属プレート16は、燃料ガス流路68の裏面側に冷却媒体バッファ部である入口バッファ部46を設けている。
そして、第1金属プレート14側に設けられる溝部60aの端部は、第2金属プレート16側に設けられる入口バッファ部46の端部と所定の距離L1にわたって重なっており、この重なり部分に連結流路82が形成されている(図5参照)。
このため、冷却媒体入口連通孔22aから第2金属プレート16の入口バッファ部46に供給される冷却媒体は、連結流路82を介して第1金属プレート14の複数の溝部60aの端部から冷却媒体流路42に円滑に供給される。
同様に、図4及び図6に示すように、第1金属プレート14の入口バッファ部44と第2金属プレート16の出口バッファ部70bとの積層部位では、前記入口バッファ部44の端部と第2金属プレート16に設けられる溝部60bの端部とは、所定の距離L2にわたって重なっている。この重なり部分には、入口バッファ部44から溝部60bに連通する連結流路86が設けられている(図4参照)。
従って、冷却媒体入口連通孔22aから第1金属プレート14の入口バッファ部44に供給される冷却媒体は、連結流路86を介して第2金属プレート16の複数の溝部60bの端部に円滑に導入され、冷却媒体流路42に前記冷却媒体を確実に供給することが可能になる。
一方、冷却媒体流路42の下流側端部は、同様に図示しない連結流路を介して出口バッファ部48、50に連通している。これにより、冷却媒体流路42から出口バッファ部48、50に冷却媒体が円滑に導出され、この出口バッファ部48、50を介して冷却媒体出口連通孔22bに該冷却媒体を排出することができる。
このため、2枚の金属セパレータである第1及び第2金属プレート14、16間に形成される冷却媒体流路42への冷却媒体の導入及び前記冷却媒体流路42からの導出が確実に行われ、簡単な構成で、電解質膜・電極構造体12を良好に冷却することが可能になる。これにより、電極面を均一に冷却して安定した発電性能を得ることができるという効果が得られる。
本発明の実施形態に係る燃料電池の要部分解斜視図である。 前記燃料電池を構成する冷却媒体流路の斜視説明図である。 前記冷却媒体流路の正面説明図である。 前記燃料電池の図3中、IV−IV線断面図である。 前記燃料電池の図3中、V−V線断面図である。 図4に示す入口バッファ部と出口バッファ部との一部断面斜視説明図である。 図5に示す一方の入口バッファ部と他方の入口バッファ部との一部断面斜視説明図である。 前記燃料電池を構成する第1金属プレートの一方の面の説明図である。 前記第1金属プレートの他方の面の説明図である。 前記燃料電池を構成する第2金属プレートの一方の面の説明図である。 前記第2金属プレートの他方の面の説明図である。 特許文献1の燃料電池の断面説明図である。
符号の説明
10…燃料電池 12…電解質膜・電極構造体
13…セパレータ 14、16…金属プレート
20a…酸化剤ガス入口連通孔 20b…酸化剤ガス出口連通孔
22a…冷却媒体入口連通孔 22b…冷却媒体出口連通孔
24a…燃料ガス入口連通孔 24b…燃料ガス出口連通孔
26…固体高分子電解質膜 28…アノード側電極
30…カソード側電極 32…酸化剤ガス流路
32a…酸化剤ガス流路溝
34a、44、46、70a…入口バッファ部
34b、48、50、70b…出口バッファ部
42…冷却媒体流路 52、54…入口流路溝
56、58…出口流路溝 60、62…直線状流路溝
68…燃料ガス流路 82、86…連結流路

Claims (6)

  1. 電解質を一対の電極で挟んで構成される電解質・電極構造体を有し、前記電解質・電極構造体を第1及び第2金属セパレータで挟持して積層されるとともに、積層方向に貫通する反応ガス連通孔及び冷却媒体連通孔が形成されており、前記第1金属セパレータと前記電解質・電極構造体との間には、一方の電極に沿って第1反応ガスを供給する第1反応ガス流路が形成され、前記第2金属セパレータと前記電解質・電極構造体との間には、他方の電極に沿って第2反応ガスを供給する第2反応ガス流路が形成され、さらに前記第1及び第2金属セパレータ間には、冷却媒体を供給する冷却媒体流路が形成される燃料電池であって、
    前記第1金属セパレータは、前記第1反応ガス流路の裏面側に前記冷却媒体流路を構成する流路溝を設け、
    前記第2金属セパレータは、前記第2反応ガス流路の裏面側に前記冷却媒体連通孔に連通する冷却媒体バッファ部を設けるとともに、
    前記第1及び第2金属セパレータの間には、前記流路溝の端部と前記冷却媒体バッファ部との間を連通する連結流路が形成されることを特徴とする燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池において、前記第2金属セパレータは、前記第2反応ガス流路の裏面側に前記冷却媒体流路を構成する流路溝を設け、
    前記第1金属セパレータは、前記第1反応ガス流路の裏面側に前記冷却媒体連通孔に連通する冷却媒体バッファ部を設けるとともに、
    前記第1及び第2金属セパレータの間には、前記流路溝の端部と前記冷却媒体バッファ部との間を連通する連結流路が形成されることを特徴とする燃料電池。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池において、前記反応ガス連通孔は、酸化剤ガス連通孔及び燃料ガス連通孔を備え、前記第1及び第2反応ガス流路は、酸化剤ガス流路及び燃料ガス流路であるとともに、
    前記第1金属セパレータは、前記酸化剤ガス連通孔の近傍に前記酸化剤ガス流路に連通する酸化剤ガスバッファ部を設け、
    前記第2金属セパレータは、前記燃料ガス連通孔の近傍に前記燃料ガス流路に連通する燃料ガスバッファ部を設け、
    前記酸化剤ガスバッファ部と前記第2金属セパレータの前記冷却媒体バッファ部とが積層方向に重なり合う一方、
    前記燃料ガスバッファ部と前記第1金属セパレータの前記冷却媒体バッファ部とが積層方向に重なり合うことを特徴とする燃料電池。
  4. 請求項3記載の燃料電池において、前記酸化剤ガス連通孔は、酸化剤ガス入口連通孔及び酸化剤ガス出口連通孔を有するとともに、前記燃料ガス連通孔は、燃料ガス入口連通孔及び燃料ガス出口連通孔を有し、さらに前記冷却媒体連通孔は、冷却媒体入口連通孔及び冷却媒体出口連通孔を有し、
    前記第1金属セパレータには、前記冷却媒体入口連通孔及び前記冷却媒体出口連通孔に連通する前記冷却媒体バッファ部である第1入口バッファ部及び第1出口バッファ部が設けられるとともに、
    前記第2金属セパレータには、前記冷却媒体入口連通孔及び前記冷却媒体出口連通孔に連通し且つ前記第1入口バッファ部及び前記第1出口バッファ部とは異なる位置に前記冷却媒体バッファ部である第2入口バッファ部及び第2出口バッファ部が設けられることを特徴とする燃料電池。
  5. 請求項4記載の燃料電池において、前記酸化剤ガス入口連通孔、前記燃料ガス入口連通孔、前記冷却媒体入口連通孔、前記酸化剤ガス出口連通孔、前記燃料ガス出口連通孔及び前記冷却媒体出口連通孔は、前記第1及び第2金属セパレータの両端に3つずつ振り分けられるとともに、
    前記冷却媒体入口連通孔及び前記冷却媒体出口連通孔は、前記第1及び第2金属セパレータの両端中央部に配設されることを特徴とする燃料電池。
  6. 請求項5記載の燃料電池において、前記酸化剤ガス流路及び前記燃料ガス流路は、サーペンタイン流路を構成することを特徴とする燃料電池。
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