JP3615508B2 - 燃料電池スタック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電解質をアノード側電極とカソード側電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体が、セパレータを介装して複数積層されたサブスタックを有し、前記サブスタックが中間プレートを介装して複数積層されることにより構成される燃料電池スタックに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、固体高分子型燃料電池(PEFC)は、高分子イオン交換膜(陽イオン交換膜)からなる電解質膜(電解質)を採用している。この電解質膜の両側に、それぞれ触媒電極と多孔質カーボンからなるアノード側電極およびカソード側電極を対設して構成される接合体(電解質・電極接合体)を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持することにより構成される単位セル(単位発電セル)を備え、通常、この単位セルが所定数だけ積層された燃料電池スタックとして使用している。
【0003】
この種の燃料電池スタックにおいて、アノード側電極に供給された燃料ガス、例えば、主に水素を含有するガス(以下、水素含有ガスともいう)は、触媒電極上で水素がイオン化され、電解質膜を介してカソード側電極側へと移動する。その間に生じた電子が外部回路に取り出され、直流の電気エネルギとして利用される。なお、カソード側電極には、酸化剤ガス、例えば、主に酸素を含有するガスあるいは空気(以下、酸素含有ガスともいう)が供給されているために、このカソード側電極において、水素イオン、電子および酸素が反応して水が生成される。
【0004】
ところで、上記の燃料電池スタックでは、電解質膜が乾燥すると、高出力密度運転を維持することができなくなり、前記電解質膜を適切に加湿する必要がある。このため、従来から種々の加湿方式が採用されている。例えば、燃料電池スタックの外部にバブラー等の加湿器を備えており、反応ガス(燃料ガス/酸化剤ガス)を加湿して接合体に水分を供給することによって、前記接合体を構成する電解質膜を加湿する外部加湿法や、加湿器(加湿構造)を単位セル内部に備えて前記電解質膜を加湿する内部加湿法や、該内部加湿法に属し該電解質膜の内部における電気化学反応の結果発生した生成水を利用して加湿する自己加湿法等が知られている。
【0005】
しかしながら、上記の外部加湿法では、燃料電池スタックの外部に付加装置として加湿器が設けられるため、燃料電池全体が大型化してしまい、占有スペースが拡大するという問題が指摘されている。しかも、特に燃料電池の負荷を急激に上昇させた際等に、加湿器の追従性が問題となる場合がある。
【0006】
また、上記の内部加湿法としては、電解質膜の内部に埋め込まれた吸水糸による加湿法や、アノード側から水透過板を通した加湿法や、電解質膜のアノード側に吸水糸を接触させる加湿法が一般的である。ところが、この種の方式では、何らかの原因で加湿が不十分になった際、適切な補修が困難であるという問題が指摘されている。
【0007】
さらに、上記の自己加湿法としては、例えば、電解質膜内に白金の微粒子を分散させ、アノード側電極およびカソード側電極から進入してくる水素ガスおよび酸素ガスの反応により前記電解質膜内部から水を生成させる方式や、電解質膜の厚さを非常に薄くしてカソード側電極側で生成される水を拡散させ、アノード側電極側に水を補給する方式が一般的である。しかしながら、この種の方式では、特別な電解質膜を製作しなければならず、コストが高騰するとともに、所望の特性を十分に備えた電解質膜を得ることが困難であるという問題がある。
【0008】
そこで、例えば、特開平10−284095号公報に開示されている固体高分子電解質型燃料電池の技術的思想を、電解質膜の加湿構造として採用することが考えられる。
【0009】
上記の従来技術では、図12に示すように、固体高分子電解質型燃料電池を構成するセパレータ1に、反応ガスのガス入口2とガス出口3とが貫通形成されるとともに、このセパレータ1の面内には、前記ガス入口2と前記ガス出口3とに連通するガス通流溝4が形成されている。
【0010】
セパレータ1には、ガス通流溝4の中間部分に連通する副導入口5が貫通形成されており、ガス入口2からガス通流溝4に導入された反応ガスが、このガス通流溝4を通って消費されるとともに、副導入口5から供給される反応ガスと合流し、ガス出口3から排出されている。
【0011】
すなわち、この従来技術では、副導入口5から導入される乾燥した反応ガスにより、ガス通流溝4を流れる反応ガスの水蒸気分圧を低下させ、水の凝縮を抑制してガス通流溝4の壁面への凝縮水の付着や滞留を防止し、安定した電池性能を得ることを目的としている。
【0012】
そこで、上記の従来技術の目的とは異なる使用形態であるが、セパレータ1のガス入口2にガス通流溝4の上流側の反応に必要な量の反応ガスおよび水分を供給するとともに、副導入口5には、前記ガス通流溝4の下流側の反応に必要な量の低加湿の反応ガスを供給することが考えられる。これにより、ガス通流溝4の上流側を流れる際に生成される生成水を使用し、副導入口5から供給される低加湿の反応ガスを加湿することができ、前記ガス通流溝4の下流側に必要量の反応ガスおよび水分を供給することが可能になる。このため、加湿水量の低減を図るとともに、構成の簡素化および小型化が期待される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のセパレータ1を使用する際、副導入口5からガス通流溝4に、直接、ドライ反応ガス(低加湿の反応ガス)が導入されるため、このガス通流溝4を流れる加湿された反応ガスと前記ドライ反応ガスとが均一に混合されないおそれがある。これにより、ガス通流溝4から発電部に供給される反応ガスの湿度やガス濃度等にばらつきが生じ易く、発電性能が低下するという問題が指摘される。
【0014】
本発明はこの種の問題を解決するものであり、未使用の追加反応ガスと使用後の反応ガスとを均一に混合させることができ、簡単な構成で、所望の発電性能を確実に維持することが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る燃料電池スタックでは、サブスタック間に介装された中間プレートの面内に、反応ガスの供給方向上流側に配置された第1サブスタックの反応ガス出口側連通路と、反応ガス出口側連通路の近傍に設けられた追加反応ガス供給口と、前記反応ガスの供給方向下流側に配置された第2サブスタックの反応ガス入口側連通路とを連通する流路が設けられている。この流路は、追加反応ガス供給口から供給される未使用の追加反応ガスを、反応ガス出口側連通路から供給される使用後の反応ガスと混合させて反応ガス入口側連通路に送るためのガイド部を備えている。
【0016】
従って、流路に導入された未使用の追加反応ガスと使用後の反応ガスとは、ガイド部の案内作用下に均一に混合されるため、第2サブスタックの反応ガス入口側連通路には、湿度やガス濃度が均一な反応ガスを確実に供給することができる。これにより、簡単な構成で、第2サブスタックの発電性能が有効に向上するとともに、加湿水量全体の低減を容易に図ることが可能になる。
【0017】
また、本発明の請求項2に係る燃料電池スタックでは、追加反応ガス供給口が、サブスタック内に電解質・電極接合体の積層方向に連通する連通孔を構成している。このため、未使用の追加反応ガスは、連通孔を介してサブスタック内を通る際、このサブスタックの温度と略同一の温度に調整された後、中間プレートに供給される。従って、混合された反応ガスの温度にばらつきが生じることがなく、発電性能を有効に向上させることができる。
【0018】
さらに、本発明の請求項3に係る燃料電池スタックでは、流路が、反応ガスである酸化剤ガスを混合する酸化剤ガス混合流路と、前記反応ガスである燃料ガスを混合する燃料ガス混合流路とを備え、前記酸化剤ガス混合流路および前記燃料ガス混合流路が、中間プレートの同一面内に形成されている。これにより、中間プレートの薄肉化が容易に図られる。
【0019】
さらにまた、本発明の請求項4に係る燃料電池スタックでは、酸化剤ガス混合流路および燃料ガス混合流路が、中間プレートの異なる面内に形成されるため、流路長を有効に長尺化することが可能になり、反応ガスを一層均一に混合することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタック10の一部分解斜視説明図である。
【0021】
燃料電池スタック10は、反応ガスである酸化剤ガスおよび燃料ガスの流れ方向(矢印X方向)に配列される第1サブスタック12、第2サブスタック14および第3サブスタック16を備え、前記第1乃至第3サブスタック12、14および16間には中間プレート18a、18bが介装される。
【0022】
第1乃至第3サブスタック12、14および16は、それぞれ所定組数のセルアセンブリ20を矢印X方向に重ね合わせて構成されている。図2に示すように、セルアセンブリ20は、第1単位セル24と第2単位セル26とを重ね合わせて構成されており、前記第1および第2単位セル24、26は、第1および第2接合体28、30を備える。
【0023】
第1および第2接合体28、30は、固体高分子電解質膜(電解質)32a、32bと、前記電解質膜32a、32bを挟んで配設されるカソード側電極34a、34bおよびアノード側電極36a、36bとを有する。カソード側電極34a、34bおよびアノード側電極36a、36bは、それぞれ触媒電極と多孔質カーボンから構成されている。
【0024】
図2および図3に示すように、第1接合体28のカソード側電極34a側に第1セパレータ38が配設され、前記第1接合体28のアノード側電極36a側と第2接合体30のカソード側電極34b側との間に第2セパレータ40が配設されるとともに、前記第2接合体30のアノード側電極36b側に第3セパレータ42が配設される。第1および第3セパレータ38、42の互いに対向する面側には、薄板状の壁板(隔壁部材)44が介装される。
【0025】
図2および図4に示すように、第1および第2接合体28、30並びに第1乃至第3セパレータ38、40および42の長辺(矢印C方向)側の一端縁部には、第1および第2単位セル24、26の重ね合わせ方向(矢印A方向)に互いに連通して、水素含有ガス等の燃料ガス(反応ガス)を通過させるための燃料ガス入口(反応ガス入口側連通路)46と、冷却媒体を通過させるための冷却媒体出口48と、ガス流れ方向上流側の第1単位セル24で反応に供与された空気等の酸素含有ガスである酸化剤ガス(反応ガス)が排出される中間酸化剤ガス出口50と、前記中間酸化剤ガス出口50に連通し、ガス流れ方向下流側の第2単位セル26に前記酸化剤ガスを導入させる中間酸化剤ガス入口52とが設けられる。
【0026】
第1および第2接合体28、30並びに第1乃至第3セパレータ38、40および42の長辺側の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス入口(反応ガス入口側連通路)56と、ガス流れ方向上流側の第1単位セル24で反応に供与された燃料ガスが排出される中間燃料ガス出口58と、前記中間燃料ガス出口58に連通し、ガス流れ方向下流側の第2単位セル26に前記燃料ガスを導入させる第1および第2中間燃料ガス入口60a、60bとが設けられる。
【0027】
第1および第2接合体28、30並びに第1乃至第3セパレータ38、40および42の下端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス出口(反応ガス出口側連通路)64、冷却媒体入口66および燃料ガス出口(反応ガス出口側連通路)68が設けられる。
【0028】
酸化剤ガス出口64の近傍には、酸化剤ガス入口56に供給される加湿された酸化剤ガスよりも低加湿の酸化剤ガスが供給される低加湿酸化剤ガス供給口(追加反応ガス供給口)65が設けられるとともに、燃料ガス出口68の近傍には、燃料ガス入口46に供給される加湿された燃料ガスよりも低加湿の燃料ガスを供給するための低加湿燃料ガス供給口(追加反応ガス供給口)69が設けられる。低加湿酸化剤ガス供給口65および低加湿燃料ガス供給口69は、第1乃至第3サブスタック12、14および16内にセルアセンブリ20の積層方向に連通する連通孔を構成している。
【0029】
第1セパレータ38は、金属薄板で構成されるとともに、中央部側には、矢印C方向(長辺方向)に沿って所定の長さだけ延在する直線溝部70が設けられるとともに、前記直線溝部70の矢印C方向両端には、バッファ用空間部を構成するエンボス部72が形成される。直線溝部70およびエンボス部72は、第1セパレータ38の両面から交互に設けられており、図3および図4に示すように、第1セパレータ38は、第1接合体28のカソード側電極34aに対向する側に酸化剤ガス流路74を設けるとともに、前記酸化剤ガス流路74の両端が酸化剤ガス入口56と中間酸化剤ガス出口50とに連通する。
【0030】
第1セパレータ38は、壁板44の一方の面に対向する側に直線溝部70およびエンボス部72を介して冷却媒体流路76を設ける(図3および図4参照)。冷却媒体流路76は、図4に示すように、一端が冷却媒体出口48に連通するとともに、他端側が壁板44の端部を折り返して前記壁板44の他方の面側から冷却媒体入口66に連通する。
【0031】
第2セパレータ40は、上記の第1セパレータ38と略同様に構成されており、第1接合体28のアノード側電極36aに対向する側に直線溝部70およびエンボス部72を介して燃料ガス流路78を設けるとともに(図3参照)、前記燃料ガス流路78は、燃料ガス入口46と中間燃料ガス出口58とに連通する(図4参照)。第2セパレータ40は、第2接合体30のカソード側電極34bに対向する側に酸化剤ガス流路80を設け、この酸化剤ガス流路80の一端が中間酸化剤ガス入口52を介して中間酸化剤ガス出口50に連通するとともに、他端が酸化剤ガス出口64に連通する。
【0032】
第3セパレータ42は、上記の第1および第2セパレータ38、40と略同様に構成されており、第2接合体30のアノード側電極36bに対向する側に燃料ガス流路82を設ける(図3および図4参照)。この燃料ガス流路82は、一端が第1および第2中間燃料ガス入口60a、60bを介して中間燃料ガス出口58に連通する一方、他端が燃料ガス出口68に連通する。第3セパレータ42は、壁板44に対向する側に冷却媒体流路84を設ける。図4に示すように、この冷却媒体流路84は、一端が冷却媒体入口66に連通するとともに、他端が壁板44で折り返して冷却媒体出口48に連通する。
【0033】
図1および図5に示すように、中間プレート18aの一方の面90には、酸化剤ガス混合流路92と燃料ガス混合流路94とが設けられる。酸化剤ガス混合流路92は、矢印X方向上流側の第1サブスタック12の酸化剤ガス出口64と、低加湿酸化剤ガス供給口65と、矢印X方向下流側の第2サブスタック14の酸化剤ガス入口56とを連結する。酸化剤ガス混合流路92は、低加湿酸化剤ガス供給口65から供給される未使用の酸化剤ガスを、酸化剤ガス出口64から供給される使用後の酸化剤ガスと混合させて酸化剤ガス入口56に送るためのガイド部96を備える。
【0034】
ガイド部96は、酸化剤ガス混合流路92に設けられる複数のリブ部により構成されており、各リブ部の位置、長さ、方向および間隔等が設定されることにより、未使用の酸化剤ガスと使用後の酸化剤ガスとの混合状態を均一にする機能を有している。
【0035】
燃料ガス混合流路94は、第1サブスタック12の燃料ガス出口68と、低加湿燃料ガス供給口69と、第2サブスタック14の燃料ガス入口46とを連通する。燃料ガス混合流路94は、低加湿燃料ガス供給口69から供給される未使用の燃料ガスを、燃料ガス出口68から供給される使用後燃料ガスと混合させて燃料ガス入口46に送るためのガイド部98を備える。
【0036】
このガイド部98は、上記のガイド部96と同様に複数のリブ部を備えており、各リブ部の位置、長さ、方向および間隔等が設定されることにより、未使用の燃料ガスと使用後の燃料ガスとを均一に混合させる機能を有している。
【0037】
中間プレート18bは、上記の中間プレート18aと同様に構成されており、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0038】
中間プレート18bには、矢印X方向上流側の第2サブスタック14の酸化剤ガス出口64と、低加湿酸化剤ガス供給口65と、矢印X方向下流側の第3サブスタック16の酸化剤ガス入口56とを連通する酸化剤ガス混合流路92、および前記第2サブスタック14の燃料ガス出口68と、低加湿燃料ガス供給口69と、前記第3サブスタック16の燃料ガス入口46とを連通する燃料ガス混合流路94が設けられている。
【0039】
このように構成される第1乃至第3サブスタック12、14および16と、中間プレート18a、18bとが、矢印X方向に積層された状態で図示しない固定手段を介して一体的に締め付けられることにより、燃料電池スタック10が構成される。
【0040】
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
【0041】
燃料電池スタック10内では、まず、第1サブスタック12を構成するセルアセンブリ20の酸化剤ガス入口56に酸化剤ガスが供給されるとともに、前記セルアセンブリ20の燃料ガス入口46に燃料ガスが供給される(図1参照)。さらに、冷却媒体入口66には、純水はエチレングリコールやオイル等の冷却媒体が供給される。このため、第1サブスタック12では、矢印X方向に重ね合わされた複数組のセルアセンブリ20に対して燃料ガス、酸化剤ガスおよび冷却媒体が、順次、供給される。
【0042】
矢印A方向に連通している酸化剤ガス入口56に供給された酸化剤ガスは、図3および図4に示すように、第1セパレータ38に設けられている酸化剤ガス流路74に導入され、第1接合体28を構成するカソード側電極34aに沿って移動する。一方、燃料ガス入口46に供給された燃料ガスは、第2セパレータ40に設けられている燃料ガス流路78に導入され、第1接合体28を構成するアノード側電極36aに沿って移動する。従って、第1接合体28では、カソード側電極34aに供給される酸化剤ガスと、アノード側電極36aに供給される燃料ガスとが、触媒電極内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
【0043】
第1接合体28で一部が消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路74から中間酸化剤ガス出口50に導入され、この中間酸化剤ガス出口50に沿って矢印A方向に移動する。この酸化剤ガスは、図4に示すように、中間酸化剤ガス入口52から第2セパレータ40に設けられている酸化剤ガス流路80に導入された後、前記酸化剤ガス流路80を介して第2接合体30を構成するカソード側電極34bに沿って移動する。
【0044】
同様に、第1接合体28を構成するアノード側電極36aで一部が消費された燃料ガスは、図4に示すように、中間燃料ガス出口58に導入されて矢印A方向に移動する。この燃料ガスは、第1および第2中間燃料ガス入口60a、60bを介して第3セパレータ42に設けられている燃料ガス流路82に導入される。
【0045】
そして、燃料ガスは、第2接合体30を構成するアノード側電極36bに沿って移動するため、前記第2接合体30では、酸化剤ガスおよび燃料ガスが触媒電極内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。酸素が消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口64に排出されるとともに、水素が消費された燃料ガスは、燃料ガス出口68に排出される。
【0046】
一方、冷却媒体入口66に供給された冷却媒体は、第4セパレータ42に設けられている冷却媒体流路84に沿って移動した後、壁板44で折り返して第1セパレータ38に設けられている冷却媒体流路76に沿って移動し、冷却媒体出口48に排出される。
【0047】
この場合、第1の実施形態では、第1サブスタック12に対して、この第1サブスタック12の運転に必要な量の酸化剤ガスおよび水分(実際上、予め加湿された所定量の酸化剤ガス)が供給される。従って、第1サブスタック12を構成する各セルアセンブリ20では、反応に必要な量の酸化剤ガスが加湿された状態で供給されるため、前記第1サブスタック12内で所望の反応が有効に行われる。
【0048】
その際、各セルアセンブリ20内では、反応により生成水が得られる。この生成水は、使用後の酸化剤ガスを介して酸化剤ガス出口64に沿って矢印X方向に移動し、第1および第2サブスタック12、14間に介装されている中間プレート18aの酸化剤ガス混合流路92に導入されるとともに、この酸化剤ガス混合流路92には、低加湿酸化剤ガス供給口65から低加湿の酸化剤ガスが供給される。
【0049】
この場合、酸化剤ガス混合流路92は、中間プレート18aの面90内で酸化剤ガス入口56に向かって比較的長尺状に構成されるとともに、ガイド部96を構成する各リブ部の位置、長さ、方向および間隔等が設定されている。これにより、酸化剤ガス出口64から酸化剤ガス混合流路92に導入された使用後の酸化剤ガスと、低加湿酸化剤ガス供給口65から前記酸化剤ガス混合流路92に導入された未使用の酸化剤ガスとは、該酸化剤ガス混合流路92を流れる際に、ガイド部96による乱流効果と十分な混合距離を介して均一に混合した後、酸化剤ガス入口56から第2サブスタック14に送られる。
【0050】
従って、第2サブスタック14では、この第2サブスタック14の運転に必要な量の酸化剤ガスが十分に加湿された状態で供給され、前記酸化剤ガスの湿度や酸素濃度等のばらつきを有効に阻止することができ、前記第2サブスタック14での所望の反応が確実に遂行されるという効果が得られる。しかも、第1サブスタック12で生成される生成水を、第2サブスタック14に供給される酸化剤ガスの加湿水として使用することができる。これにより、酸化剤ガスの加湿水量が大幅に削減されるという利点がある。
【0051】
さらに、低加湿酸化剤ガス供給口65は、第1サブスタック12内にセルアセンブリ20の積層方向に連通する連通孔を構成している。このため、未使用の酸化剤ガスは、第2サブスタック12の温度と略同一の温度に調整された後、中間プレート18aに供給される。従って、混合された酸化剤ガスの温度にばらつきが生じることがなく、発電性能を有効に向上させることができる。
【0052】
一方、燃料ガスは、燃料ガス出口68から燃料ガス混合流路94に低濃度の燃料ガス(すなわち、加湿水量は一定に維持された状態で、反応により燃料ガスが消費され、実質的に低濃度となった燃料ガス)が供給されるとともに、低加湿燃料ガス供給口69から前記燃料ガス混合流路94に低加湿の未使用燃料ガスが供給される。
【0053】
このため、燃料ガス混合流路94では、上記の酸化剤ガス混合流路92と同様に、加湿状態の燃料ガスと低加湿の未使用燃料ガスとが、ガイド部98の乱流および混合作用下に均一に混合した後、燃料ガス入口46から第2サブスタック14に供給される。さらに、酸化剤ガス混合流路92および燃料ガス混合流路94は、中間プレート18aの同一の面90内に設けられている。従って、中間プレート18aの薄肉化が容易に図られる。
【0054】
これにより、第1の実施形態では、燃料電池スタック10全体として、加湿水量の削減を図るとともに、下流側の第2サブスタック14(さらに下流側の第3サブスタック16)に対し、湿度および濃度等のばらつきがない酸化剤ガスおよび燃料ガスを確実に供給することができる。従って、加湿構造を大幅に小型化することが可能になるとともに、燃料電池スタック10全体を簡単かつ小型に構成し、かつ有効な発電性能を維持することができるという効果が得られる。
【0055】
図6は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタック100の一部分解斜視説明図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池スタック10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0056】
燃料電池スタック100は、第1乃至第3サブスタック12、14および16間に中間プレート102a、102bを介装して構成される。第1乃至第3サブスタック12、14および16を構成するセルアセンブリ104は、図7に示すように、矢印A方向に積層される複数の単位セル106を備える。各単位セル106は、接合体108と、前記接合体108を挟持するセパレータ110とを備える。
【0057】
接合体108およびセパレータ110の長辺(矢印C方向)側の一端縁部には、矢印A方向に互いに連通して燃料ガス入口46、冷却媒体出口48、低加湿酸化剤ガス供給口65および酸化剤ガス出口64が設けられる。接合体108およびセパレータ110の長辺側の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して酸化剤ガス入口56、冷却媒体入口66、低加湿燃料ガス供給口69および燃料ガス出口68が設けられる。
【0058】
図8に示すように、中間プレート102a、102bの一方の面112には、酸化剤ガス出口64と低加湿燃料ガス供給口65と酸化剤ガス入口56とを連通する酸化剤ガス混合流路114が設けられる。この酸化剤ガス混合流路114は、中間プレート102a、102bの一方の面112に沿って対角方向に延在する長尺状流路を構成するとともに、ガイド部116を設けている。
【0059】
ガイド部116は、複数のリブ部で構成されており、各リブ部の長さ、位置、方向および間隔等が設定されることにより、低加湿酸化剤ガス供給口65から酸化剤ガス混合流路114に供給される未使用の酸化剤ガスを、酸化剤ガス出口64から前記酸化剤ガス混合流路114に供給される使用後の酸化剤ガスと均一に混合させる機能を有している。
【0060】
中間プレート102a、102bの他方の面118には、燃料ガス出口68と低加湿燃料ガス供給口69と燃料ガス入口46とを連通する燃料ガス混合流路120が設けられる。この燃料ガス混合流路120は、ガイド部122を設けており、前記ガイド部122を構成する各リブ部の長さ、位置、方向および間隔等が設定され、低加湿燃料ガス供給口69から前記燃料ガス混合流路120に供給される未使用の燃料ガスを、燃料ガス出口68から供給される使用後の燃料ガスと均一に混合させる機能を有する。
【0061】
このように構成される第2の実施形態では、第1サブスタック12に酸化剤ガス、燃料ガスおよび冷却水が供給されると、図7に示すように、この酸化剤ガスはセパレータ110の酸化剤ガス流路74に導入され、接合体108を構成するカソード側電極34aに沿って移動する。一方、燃料ガスは、セパレータ110の燃料ガス流路78に導入され、接合体108を構成するアノード側電極36aに沿って移動する。従って、各接合体108では、カソード側電極34aに供給される酸化剤ガスと、アノード側電極36aに供給される燃料ガスとが、触媒電極内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
【0062】
上記のように、各単位セル106で消費された酸化剤ガスおよび燃料ガスは、それぞれ酸化剤ガス出口64および燃料ガス出口68に排出され、第1サブスタック12の下流側に配置されている中間プレート102aに送られる。中間プレート102aでは、一方の面112において酸化剤ガス出口64から酸化剤ガス混合流路114に加湿状態の酸化剤ガスが供給されるとともに、低加湿酸化剤ガス供給口65から低加湿の未使用酸化剤ガスが前記酸化剤ガス混合流路114に導入される。
【0063】
その際、酸化剤ガス混合流路114は、中間プレート102aの面112内で対角方向に長尺状に構成されるとともに、ガイド部116を構成する複数のリブ部の長さ、位置方向および間隔等が設定されている。従って、酸化剤ガス混合流路114に供給された加湿状態の酸化剤ガスと低加湿の未使用酸化剤ガスとは、十分かつ均一に混合した後、酸化剤ガス入口56から第2サブスタック14に供給される。
【0064】
一方、中間プレート102aの他方の面118では、燃料ガス出口68から燃料ガス混合流路120に低濃度の燃料ガスが供給されるとともに、低加湿燃料ガス供給口69から前記燃料ガス混合流路120に低加湿の未使用燃料ガスが供給される。このため、燃料ガス混合流路120では、上記の酸化剤ガス混合流路114と同様に、加湿状態の燃料ガスと低加湿の未使用燃料ガスとがガイド部122の乱流および混合作用下に均一に混合した後、燃料ガス入口46から第2サブスタック14に供給される。
【0065】
これにより、第2の実施形態では、加湿水量の削減を図るとともに、下流側の第2サブスタック14(さらに下流側の第3サブスタック16)に対し、湿度および濃度等のばらつきがない酸化剤ガスおよび燃料ガスを確実に供給することができ、簡単かつ小型な構成で有効な発電性能を維持することができる等、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0066】
しかも、中間プレート102aでは、一方の面112に酸化剤ガス混合流路114が設けられるとともに、他方の面118に燃料ガス混合流路120が設けられている。従って、酸化剤ガス混合流路114および燃料ガス混合流路120の流路長が有効に長尺化され、酸化剤ガスおよび燃料ガスを一層確実に均一に混合することが可能になる。
【0067】
図9は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池スタック140の一部分解斜視説明図である。なお、第2の実施形態に係る燃料電池スタック100と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0068】
燃料電池スタック140は、第1乃至第3サブスタック12、14および16間に介装される中間プレート142a、142bを備える。第1乃至第3サブスタック12、14および16を構成する各セルアセンブリ144は、図10に示すように、複数の単位セル144を矢印A方向に重ね合わせて構成されており、各単位セル144は接合体148とセパレータ150とを備える。
【0069】
接合体148およびセパレータ150の長辺(矢印C方向)側の一端縁部には、重ね合わせ方向(矢印A方向)に互いに連通して燃料ガス入口46と酸化剤ガス出口64とが設けられるとともに、長辺側の他端縁部には、酸化剤ガス入口56と燃料ガス出口68とが設けられる。
【0070】
接合体148とセパレータ150の下端縁部には、中央部に冷却媒体入口66が設けられるとともに、酸化剤ガス出口64の近傍に低加湿酸化剤ガス供給口65が、燃料ガス出口68の近傍に低加湿燃料ガス供給口69が、それぞれ設けられる。接合体148とセパレータ150の上端縁部中央には、冷却媒体出口48が設けられる。
【0071】
図11に示すように、中間プレート142a、142bは、一方の面112に酸化剤ガス混合流路114が設けられるとともに、他方の面118に燃料ガス混合流路120が設けられている。
【0072】
このように構成される第3の実施形態では、第2の実施形態に係る燃料電池スタック100と同様に、第1サブスタック12から排出される酸化剤ガスが、中間プレート102aの一方の面112側で酸化剤ガス混合流路114に供給されるとともに、この酸化剤ガス混合流路114に低加湿酸化剤供給口65から低加湿の未使用酸化剤ガスが供給される。このため、加湿状態の酸化剤ガスと低加湿の未使用酸化剤ガスとは、酸化剤ガス混合流路114で均一に混合された後、酸化剤ガス入口56から第2サブスタック14に供給される。
【0073】
一方、中間プレート142aの他方の面118では、燃料ガス出口68から燃料ガス混合流路120に低濃度の燃料ガスが供給されるとともに、低加湿燃料ガス供給口69から前記燃料ガス混合流路120に低加湿の未使用燃料ガスが供給される。従って、低濃度の燃料ガスと低加湿の未使用燃料ガスとは、燃料ガス混合流路120で均一に混合された後、燃料ガス入口46から第2サブスタック14に供給される。
【0074】
これにより、第3の実施形態では、燃料電池スタック140全体の加湿水量が大幅に削減されるとともに、下流側の第2サブスタック14および第3サブスタック16の発電性能を有効に維持し得る等、第1および第2の実施形態と同様の効果が得られる。
【0075】
なお、第1乃至第3の実施形態では、各セルアセンブリ20、104および144は、長辺側を水平方向に配置する横置きタイプで構成されているが、この長辺側を鉛直方向に指向させた縦置きタイプで構成してもよい。
【0076】
【発明の効果】
本発明に係る燃料電池スタックでは、サブスタック間に介装される中間プレートの面内に流路を設けるとともに、前記流路に設けられたガイド部を介し、追加反応ガス供給口から供給される未使用の追加反応ガスを、上流側の反応ガス出口側連通路から供給される使用後の反応ガスと均一の混合した後、下流側の反応ガス入口側連通路に送ることができる。
【0077】
これにより、各サブスタックに対して反応ガスの湿度や濃度等のばらつきが発生することがなく、前記サブスタックの発電性能を有効に維持するとともに、簡単な構成で、燃料電池スタック全体の加湿水量を大幅に低減させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタックの一部分解斜視図である。
【図2】前記燃料電池スタックを構成するセルアセンブリの要部分解斜視図である。
【図3】前記セルアセンブリの一部断面説明図である。
【図4】前記セルアセンブリの流れ説明図である。
【図5】前記燃料電池スタックを構成する中間プレートの正面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタックの一部分解斜視説明図である。
【図7】前記燃料電池スタックの流れ説明図である。
【図8】前記燃料電池スタックを構成する中間プレートの正面図である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る燃料電池スタックの一部分解斜視説明図である。
【図10】前記燃料電池スタック流れ説明図である。
【図11】前記燃料電池スタックを構成する中間プレートの正面図である。
【図12】従来技術に係るセパレータの正面図である。
【符号の説明】
10、100、140…燃料電池スタック
12、14、16…サブスタック
18a、18b、102a、102b、142a、142b…中間プレート
20、104、144…セルアセンブリ 24、26、106…単位セル
28、30、108、148…接合体 32a、32b…電解質膜
34a、34b…カソード側電極 36a、36b…アノード側電極
38、40、42、110、150…セパレータ
46…燃料ガス入口 56…酸化剤ガス入口
64…酸化剤ガス出口 65…低加湿酸化剤ガス供給口
68…燃料ガス出口 69…低加湿燃料ガス供給口
74、80…酸化剤ガス流路 78、82…燃料ガス流路
92、114…酸化剤ガス混合流路 94、120…燃料ガス混合流路
96、98、116、122…ガイド部

Claims (4)

  1. 電解質をアノード側電極とカソード側電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体が、セパレータを介装して複数積層されたサブスタックを有し、前記サブスタックが中間プレートを介装して複数積層されることにより構成される燃料電池スタックであって、
    前記中間プレートの面内には、反応ガスの供給方向上流側に配置された第1サブスタックの反応ガス出口側連通路と、前記反応ガス出口側連通路の近傍に設けられた追加反応ガス供給口と、前記反応ガスの供給方向下流側に配置された第2サブスタックの反応ガス入口側連通路とを連通する流路が設けられるとともに、前記流路は、前記追加反応ガス供給口から供給される未使用の追加反応ガスを、前記反応ガス出口側連通路から供給される使用後の反応ガスと混合させて前記反応ガス入口側連通路に送るためのガイド部を備えることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記追加反応ガス供給口は、前記サブスタック内に前記電解質・電極接合体の積層方向に連通する連通孔を構成しており、前記未使用の追加反応ガスは、前記連通孔を介して前記サブスタック内を通って前記中間プレートに供給されることを特徴とする燃料電池スタック。
  3. 請求項1または2記載の燃料電池スタックにおいて、前記流路は、前記反応ガスである酸化剤ガスを混合する酸化剤ガス混合流路と、
    前記反応ガスである燃料ガスを混合する燃料ガス混合流路と、
    を備え、
    前記酸化剤ガス混合流路および前記燃料ガス混合流路は、前記中間プレートの同一面内に形成されることを特徴とする燃料電池スタック。
  4. 請求項1または2記載の燃料電池スタックにおいて、前記流路は、前記反応ガスである酸化剤ガスを混合する酸化剤ガス混合流路と、
    前記反応ガスである燃料ガスを混合する燃料ガス混合流路と、
    を備え、
    前記酸化剤ガス混合流路および前記燃料ガス混合流路は、前記中間プレートの異なる面内に形成されることを特徴とする燃料電池スタック。
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