JPH09289027A - 燃料電池用カーボン不織布及びスタック構造 - Google Patents
燃料電池用カーボン不織布及びスタック構造Info
- Publication number
- JPH09289027A JPH09289027A JP8102461A JP10246196A JPH09289027A JP H09289027 A JPH09289027 A JP H09289027A JP 8102461 A JP8102461 A JP 8102461A JP 10246196 A JP10246196 A JP 10246196A JP H09289027 A JPH09289027 A JP H09289027A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- fuel cell
- manifold hole
- nonwoven fabric
- carbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Abstract
(57)【要約】
【課題】 薄型の燃料電池の実現、セルの積層数の増加
による出力電圧の高い燃料電池の実現、軽量、低価格の
燃料電池の実現を達成できる燃料電池用カーボン不織布
及びスタック構造を提供する。 【構成】 カーボンペーパーに穿設したガス入口用マニ
ホールド穴周辺から中央部分及びガス出口用マニホール
ド穴周辺までが、そのままガス透過部分として残され、
その他の部分にガス不透過処理が施され、ガス透過の中
央部分がそのままの状態になされるか、又は表面に撥水
化処理が施され、その中央部分の表面に触媒層が形成さ
れた燃料電池用カーボン不織布。このカーボン不織布２
枚で固体高分子電解質膜を挾んで積層一体化した燃料電
池用のユニット部材を多数積層して締付固定した燃料電
池用のスタック構造。
による出力電圧の高い燃料電池の実現、軽量、低価格の
燃料電池の実現を達成できる燃料電池用カーボン不織布
及びスタック構造を提供する。 【構成】 カーボンペーパーに穿設したガス入口用マニ
ホールド穴周辺から中央部分及びガス出口用マニホール
ド穴周辺までが、そのままガス透過部分として残され、
その他の部分にガス不透過処理が施され、ガス透過の中
央部分がそのままの状態になされるか、又は表面に撥水
化処理が施され、その中央部分の表面に触媒層が形成さ
れた燃料電池用カーボン不織布。このカーボン不織布２
枚で固体高分子電解質膜を挾んで積層一体化した燃料電
池用のユニット部材を多数積層して締付固定した燃料電
池用のスタック構造。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池に係り、
特に出力電圧が高く、薄型の燃料電池を構成するための
カーボン不織布及びスタック構造に関するものである。
特に出力電圧が高く、薄型の燃料電池を構成するための
カーボン不織布及びスタック構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、燃料電池用のガスプレート、冷却
水プレートの素材にはカーボンプレートを用いていた。
このカーボンプレートからなるガスプレート、冷却水プ
レートを積層し、セルひいてはスタックを構成する際の
シール方法にはＯリング方式、フラットガスケット方式
が採用されていた。
水プレートの素材にはカーボンプレートを用いていた。
このカーボンプレートからなるガスプレート、冷却水プ
レートを積層し、セルひいてはスタックを構成する際の
シール方法にはＯリング方式、フラットガスケット方式
が採用されていた。
【０００３】ところが、Ｏリング方式の場合、Ｏリング
を設置するための溝加工を必要とし、両面のガス通路用
の溝や冷却水通路用の溝も含め、ガスプレート、冷却プ
レートの板厚は、５mm〜８mmと厚くならざるを得なかっ
た。
を設置するための溝加工を必要とし、両面のガス通路用
の溝や冷却水通路用の溝も含め、ガスプレート、冷却プ
レートの板厚は、５mm〜８mmと厚くならざるを得なかっ
た。
【０００４】また、フラットガスケット方式の場合、あ
まり薄くすると、機械強度が低下して、加工時や組み立
て時にプレートが割れたり、欠けたり、破損してしまう
ことが多かった。しかも機械加工の限界があり、最小２
mm〜３mm必要であった。
まり薄くすると、機械強度が低下して、加工時や組み立
て時にプレートが割れたり、欠けたり、破損してしまう
ことが多かった。しかも機械加工の限界があり、最小２
mm〜３mm必要であった。
【０００５】従って、上記のような厚さの厚いガスプレ
ートや冷却水プレートを用い、冷却部、加湿部、発電部
も含めスタックを構成すると、積層厚が大きく、重量大
となっていた。また、材料費、加工費も高くついてい
た。
ートや冷却水プレートを用い、冷却部、加湿部、発電部
も含めスタックを構成すると、積層厚が大きく、重量大
となっていた。また、材料費、加工費も高くついてい
た。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、薄型
化を図ると共に、セルの積層数を増やして出力電圧を向
上させることのできる燃料電池を実現するため、及び軽
量、低価格の燃料電池を実現するための燃料電池用の電
極、セル及びスタックを提供しようとするものである。
化を図ると共に、セルの積層数を増やして出力電圧を向
上させることのできる燃料電池を実現するため、及び軽
量、低価格の燃料電池を実現するための燃料電池用の電
極、セル及びスタックを提供しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の燃料電池用カーボン不織布は、位置決め穴、
ガス入口、出口用マニホールド穴、冷却水入口、出口用
マニホールド穴が穿設されたカーボンペーパーの前記ガ
ス入口用マニホールド穴周辺から中央部分及びガス出口
用マニホールド穴周辺が、そのままガス透過部分として
残され、その他の部分にガス不透過処理が施され、ガス
透過の中央部分がそのままの状態になされるか、又は撥
水化処理が施されていることを特徴とするものである。
の本発明の燃料電池用カーボン不織布は、位置決め穴、
ガス入口、出口用マニホールド穴、冷却水入口、出口用
マニホールド穴が穿設されたカーボンペーパーの前記ガ
ス入口用マニホールド穴周辺から中央部分及びガス出口
用マニホールド穴周辺が、そのままガス透過部分として
残され、その他の部分にガス不透過処理が施され、ガス
透過の中央部分がそのままの状態になされるか、又は撥
水化処理が施されていることを特徴とするものである。
【０００８】本発明の燃料電池用スタック構造の１つ
は、前記構成のカーボン不織布２枚により固体高分子電
解質膜がカーボン不織布のガス透過部に配置された触媒
層とともに、さらに片側の部材の外面にセパレータープ
レートを配置したユニット部材を多数積層してなること
を特徴とするものである。
は、前記構成のカーボン不織布２枚により固体高分子電
解質膜がカーボン不織布のガス透過部に配置された触媒
層とともに、さらに片側の部材の外面にセパレータープ
レートを配置したユニット部材を多数積層してなること
を特徴とするものである。
【０００９】本発明の燃料電池用スタック構造の他の１
つは、前記構成のユニット部材のセパレータープレート
のさらに外面に、冷却水プレート、セパレータープレー
トが積層一体化された冷却器付ユニット部材を多数積層
してなることを特徴とするものである。
つは、前記構成のユニット部材のセパレータープレート
のさらに外面に、冷却水プレート、セパレータープレー
トが積層一体化された冷却器付ユニット部材を多数積層
してなることを特徴とするものである。
【００１０】なお、カーボン不織布は、カーボン繊維を
シート状に成形したものを言い、カーボンペーパーに代
表され、トレカＴＧＰ−Ｈ、（東レ株式会社製）等があ
る。
シート状に成形したものを言い、カーボンペーパーに代
表され、トレカＴＧＰ−Ｈ、（東レ株式会社製）等があ
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】上記のように本発明の燃料電池用
カーボン不織布は、カーボンペーパーを素材としている
ので、１mm以下の極めて薄いものにでき、しかもカーボ
ンプレートのような脆性を示さず、柔軟性を有するの
で、加工時や積層時に割れたり、欠けたり、破損したり
することがなく、積層した際には密着できる。
カーボン不織布は、カーボンペーパーを素材としている
ので、１mm以下の極めて薄いものにでき、しかもカーボ
ンプレートのような脆性を示さず、柔軟性を有するの
で、加工時や積層時に割れたり、欠けたり、破損したり
することがなく、積層した際には密着できる。
【００１２】従って、この燃料電池用カーボン不織布２
枚の間に固体高分子電解質膜を挾んで積層一体化されて
いるユニット部材も薄型化が達成され、このユニット部
材の一面にセパレータープレート、冷却水プレート、セ
パレータープレートが積層一体化された冷却器付ユニッ
ト部材も薄型化が達成される。そして、これらが多数積
層されてなるスタック構造は、従来のスタック構造に比
べ著しく薄型化し、また積層数の増加により出力電圧が
高く、軽量、低価格の燃料電池が実現する。
枚の間に固体高分子電解質膜を挾んで積層一体化されて
いるユニット部材も薄型化が達成され、このユニット部
材の一面にセパレータープレート、冷却水プレート、セ
パレータープレートが積層一体化された冷却器付ユニッ
ト部材も薄型化が達成される。そして、これらが多数積
層されてなるスタック構造は、従来のスタック構造に比
べ著しく薄型化し、また積層数の増加により出力電圧が
高く、軽量、低価格の燃料電池が実現する。
【００１３】
【実施例】本発明の燃料電池用カーボン不織布の一実施
例を図によって説明すると、図１のａに示すように厚さ
0.36mm、一辺 120mmの方形のカーボンペーパー１の四隅
に位置決め穴２、前後両側にＨ2 ガス入口用マニホール
ド穴３、Ｈ2 ガス出口用マニホールド穴４、冷却水入口
用マニホールド穴５、冷却水出口用マニホールド穴６、
Ｏ2 ガス入口用マニホールド穴７、Ｏ2 ガス出口用マニ
ホールド穴８を抜き型により抜き加工して穿設し、この
カーボンペーパー１の図１のｂに示す前記ガス入口用マ
ニホールド穴３の周辺から矩形状に区画される中央部分
９及びガス出口用マニホールド穴４の周辺までをそのま
まガス透過部分として残し、その他の斜線に示す部分10
にガス不透過処理を施し、前記中央部分９の表面に図１
のｃに示すように触媒層11を形成して燃料電池用カーボ
ン不織布12となしてある。
例を図によって説明すると、図１のａに示すように厚さ
0.36mm、一辺 120mmの方形のカーボンペーパー１の四隅
に位置決め穴２、前後両側にＨ2 ガス入口用マニホール
ド穴３、Ｈ2 ガス出口用マニホールド穴４、冷却水入口
用マニホールド穴５、冷却水出口用マニホールド穴６、
Ｏ2 ガス入口用マニホールド穴７、Ｏ2 ガス出口用マニ
ホールド穴８を抜き型により抜き加工して穿設し、この
カーボンペーパー１の図１のｂに示す前記ガス入口用マ
ニホールド穴３の周辺から矩形状に区画される中央部分
９及びガス出口用マニホールド穴４の周辺までをそのま
まガス透過部分として残し、その他の斜線に示す部分10
にガス不透過処理を施し、前記中央部分９の表面に図１
のｃに示すように触媒層11を形成して燃料電池用カーボ
ン不織布12となしてある。
【００１４】次に本発明の燃料電池用カーボン不織布の
他の実施例を図によって説明すると、図２のａに示すよ
うに厚さ0.36mm、一辺 120mmの方形のカーボンペーパー
１の四隅に位置決め穴２、前後両側にガス入口用マニホ
ールド穴３、ガス出口用マニホールド穴４、冷却水入口
用マニホールド穴５、冷却水出口用マニホールド穴６、
Ｏ2 ガス入口用マニホールド穴７、Ｏ2 ガス出口用マニ
ホールド穴８を抜き型により抜き加工して穿設し、この
カーボンペーパー１の図２のｂに示す前記ガス入口用マ
ニホールド穴３の周辺から矩形状に区画される中央部分
９及びガス出口用マニホールド穴４の周辺までをそのま
まガス透過部分として残し、その他の斜線に示す部分10
にガス不透過処理を施し、ガス透過の中央部分９の表面
に図２のｃに示すように撥水化処理を施し、その撥水化
処理の中央部分９の表面に図２のｄに示すように触媒層
11を形成して燃料電池用カーボン不織布12′となしてあ
る。
他の実施例を図によって説明すると、図２のａに示すよ
うに厚さ0.36mm、一辺 120mmの方形のカーボンペーパー
１の四隅に位置決め穴２、前後両側にガス入口用マニホ
ールド穴３、ガス出口用マニホールド穴４、冷却水入口
用マニホールド穴５、冷却水出口用マニホールド穴６、
Ｏ2 ガス入口用マニホールド穴７、Ｏ2 ガス出口用マニ
ホールド穴８を抜き型により抜き加工して穿設し、この
カーボンペーパー１の図２のｂに示す前記ガス入口用マ
ニホールド穴３の周辺から矩形状に区画される中央部分
９及びガス出口用マニホールド穴４の周辺までをそのま
まガス透過部分として残し、その他の斜線に示す部分10
にガス不透過処理を施し、ガス透過の中央部分９の表面
に図２のｃに示すように撥水化処理を施し、その撥水化
処理の中央部分９の表面に図２のｄに示すように触媒層
11を形成して燃料電池用カーボン不織布12′となしてあ
る。
【００１５】次に本発明の燃料電池用スタック構造の１
つの一実施例を図によって説明すると、図３に示すよう
に燃料電池用カーボン不織布12′（図２のｄに示すも
の）を２枚用いて厚さ50μｍ、一辺 120mmの方形の固体
高分子電解質膜13を触媒層11側で挾み、さらに下側のカ
ーボン不織布12′の下面に厚さ0.36mm、一辺 120mmで、
ガス不透過処理（斜線で示す）を施したセパレータープ
レート14をカーボン不織布12′側に向けて積層し、これ
らを図４に示すように一体化して燃料電池用ユニット部
材15となし、多数積層してスタック構造となすものであ
る。
つの一実施例を図によって説明すると、図３に示すよう
に燃料電池用カーボン不織布12′（図２のｄに示すも
の）を２枚用いて厚さ50μｍ、一辺 120mmの方形の固体
高分子電解質膜13を触媒層11側で挾み、さらに下側のカ
ーボン不織布12′の下面に厚さ0.36mm、一辺 120mmで、
ガス不透過処理（斜線で示す）を施したセパレータープ
レート14をカーボン不織布12′側に向けて積層し、これ
らを図４に示すように一体化して燃料電池用ユニット部
材15となし、多数積層してスタック構造となすものであ
る。
【００１６】次に本発明の燃料電池用スタック構造の他
の１つの一実施例を図によって説明すると、図５に示す
ように燃料電池用カーボン不織布12′（図２のｄに示す
もの）を２枚用いて厚さ50μｍ、一辺 120mmの方形の固
体高分子電解質膜13を触媒層11側で挾み、さらに下側の
カーボン不織布12′の下面に厚さ0.36mm、一辺 120mmで
ガス不透過処理を施したセパレータープレート14を積層
し、そしてそのセパレータープレート14の外面に冷却水
通路16を有するカーボンペーパーからなる冷却水プレー
ト17をさらにガス不透過処理を施したセパレータープレ
ート14を積層し、これを図６に示すように一体化して燃
料電池用の冷却器付ユニット部材18となし、多数積層し
てスタック構造となすものである。
の１つの一実施例を図によって説明すると、図５に示す
ように燃料電池用カーボン不織布12′（図２のｄに示す
もの）を２枚用いて厚さ50μｍ、一辺 120mmの方形の固
体高分子電解質膜13を触媒層11側で挾み、さらに下側の
カーボン不織布12′の下面に厚さ0.36mm、一辺 120mmで
ガス不透過処理を施したセパレータープレート14を積層
し、そしてそのセパレータープレート14の外面に冷却水
通路16を有するカーボンペーパーからなる冷却水プレー
ト17をさらにガス不透過処理を施したセパレータープレ
ート14を積層し、これを図６に示すように一体化して燃
料電池用の冷却器付ユニット部材18となし、多数積層し
てスタック構造となすものである。
【００１７】更に本発明の燃料電池用スタック構造の一
実施例を図によって説明すると、図７に示すように燃料
電池用ユニット部材15（図４に示すもの）を10層とその
上にセパレータープレート14を積層し、さらにその上下
に厚さ10mm、一辺 120mmの方形のダミープレート19を積
層して、これらを上下両側から厚さ20mm、一辺 150mmの
方形のメタルプレート20にて挾んでボルトナットにて締
付固定して図８に示すように燃料電池用のスタック21と
なしてある。
実施例を図によって説明すると、図７に示すように燃料
電池用ユニット部材15（図４に示すもの）を10層とその
上にセパレータープレート14を積層し、さらにその上下
に厚さ10mm、一辺 120mmの方形のダミープレート19を積
層して、これらを上下両側から厚さ20mm、一辺 150mmの
方形のメタルプレート20にて挾んでボルトナットにて締
付固定して図８に示すように燃料電池用のスタック21と
なしてある。
【００１８】前記のように構成された実施例の図１のｃ
及び図２のｄに示される燃料電池用カーボン不織布12、
12′は、夫々カーボンペーパーを素材としているので、
厚さが0.36mmと極めて薄く、しかもカーボンプレートの
ような脆性は無く、柔軟性を有するので、加工時や積層
時に割れたり、欠けたり、破損したりすることがなく、
積層した際には密着できる。
及び図２のｄに示される燃料電池用カーボン不織布12、
12′は、夫々カーボンペーパーを素材としているので、
厚さが0.36mmと極めて薄く、しかもカーボンプレートの
ような脆性は無く、柔軟性を有するので、加工時や積層
時に割れたり、欠けたり、破損したりすることがなく、
積層した際には密着できる。
【００１９】実際に図２のｄに示す燃料電池用カーボン
不織布12′を２枚用い、図３に示すように固体高分子電
解質膜13を挾んで図４に示すように積層一体化した際に
は割れたり、欠けたり、破損したりすることなく、密着
して、図４に示すように超薄型の燃料電池用ユニット部
材15が実現した。
不織布12′を２枚用い、図３に示すように固体高分子電
解質膜13を挾んで図４に示すように積層一体化した際に
は割れたり、欠けたり、破損したりすることなく、密着
して、図４に示すように超薄型の燃料電池用ユニット部
材15が実現した。
【００２０】そして、この燃料電池用ユニット部材15を
用い、図７に示すように10層積層して図８に示すように
構成した燃料電池用のスタック21は、従来のスタックに
比べ、少なくとも１／10以下の極めて薄いスタックとな
り、また積層数の増加により出力電圧が高く、軽量、低
価格の燃料電池が得られた。
用い、図７に示すように10層積層して図８に示すように
構成した燃料電池用のスタック21は、従来のスタックに
比べ、少なくとも１／10以下の極めて薄いスタックとな
り、また積層数の増加により出力電圧が高く、軽量、低
価格の燃料電池が得られた。
【００２１】
【発明の効果】以上の説明で判るように本発明の燃料電
池用カーボン不織布及びスタック構造によれば、薄型の
燃料電池の実現、そして積層数の増加による出力電圧の
高い燃料電池の実現、軽量、低価格の燃料電池の実現を
達成できる。
池用カーボン不織布及びスタック構造によれば、薄型の
燃料電池の実現、そして積層数の増加による出力電圧の
高い燃料電池の実現、軽量、低価格の燃料電池の実現を
達成できる。
【図１】本発明の燃料電池用カーボン不織布の一実施例
を示すもので、ａ〜ｃはその製作工程図である。
を示すもので、ａ〜ｃはその製作工程図である。
【図２】本発明の燃料電池用カーボン不織布の他の実施
例を示すもので、ａ〜ｄはその製作工程図である。
例を示すもので、ａ〜ｄはその製作工程図である。
【図３】本発明の燃料電池用スタック構造の１つの一実
施例の組み立て前の状態を示す斜視図である。
施例の組み立て前の状態を示す斜視図である。
【図４】図３の実施例の組み立て後の状態を示す斜視図
である。
である。
【図５】本発明の燃料電池用スタック構造の他の１つの
一実施例の組み立て前の状態を示す斜視図である。
一実施例の組み立て前の状態を示す斜視図である。
【図６】図５の実施例の組み立て後の状態を示す斜視図
である。
である。
【図７】本発明の燃料電池用のスタック構造の一実施例
の組み立て前の状態を示す斜視図である。
の組み立て前の状態を示す斜視図である。
【図８】図７の実施例の組み立て後の状態を示す斜視図
である。
である。
１ カーボンペーパー ２ 位置決め穴 ３ ガス入口用マニホールド穴 ４ ガス出口用マニホールド穴 ５ 冷却水入口用マニホールド穴 ６ 冷却水出口用マニホールド穴 ９ 中央部分 10 ガス不透過処理部分 11 触媒層 12、12′ 燃料電池用カーボン不織布 13 固体高分子電解質膜 14 セパレータプレート 15 燃料電池用ユニット部材 17 冷却水プレート 18 燃料電池用の冷却器付ユニット部材 19 ダミープレート 20 メタルプレート 21 燃料電池用のスタック
Claims (3)
- 【請求項１】 位置決め穴、ガス入口、出口用マニホー
ルド穴、冷却水入口、出口用マニホールド穴が穿設され
たカーボン不織布の前記ガス入口用マニホールド穴周辺
から中央部分及びガス出口用マニホールド穴周辺まで
が、そのままガス透過部分として残され、その他の部分
にガス不透過処理が施され、ガス透過の中央部分がその
ままの状態になされるか、又は表面に撥水化処理が施さ
れていることを特徴とする燃料電池用カーボン不織布。 - 【請求項２】 請求項１記載のカーボン不織布２枚によ
り固体高分子電解質膜がカーボン不織布のガス透過部に
配置された触媒層とともに挟まれ、さらに片側の部材の
外面にセパレータープレートを配置したユニット部材を
多数積層して成る燃料電池用スタック構造。 - 【請求項３】 請求項２記載のユニット部材のセパレー
タープレートのさらに外面に、冷却水プレート、セパレ
ータープレートが積層一体化された冷却器付ユニット部
材を多数積層して成る燃料電池用スタック構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8102461A JPH09289027A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 燃料電池用カーボン不織布及びスタック構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8102461A JPH09289027A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 燃料電池用カーボン不織布及びスタック構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09289027A true JPH09289027A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14328108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8102461A Pending JPH09289027A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 燃料電池用カーボン不織布及びスタック構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09289027A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005183358A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-07-07 | Toyota Motor Corp | 燃料電池 |
| US7361425B2 (en) | 2002-04-12 | 2008-04-22 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fuel cell |
| US7803474B2 (en) | 2003-07-22 | 2010-09-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Thermal stress tolerant fuel cell assembly within a housing |
| US7833678B2 (en) | 2003-03-06 | 2010-11-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell stack |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP8102461A patent/JPH09289027A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7361425B2 (en) | 2002-04-12 | 2008-04-22 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fuel cell |
| US7833678B2 (en) | 2003-03-06 | 2010-11-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell stack |
| US7803474B2 (en) | 2003-07-22 | 2010-09-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Thermal stress tolerant fuel cell assembly within a housing |
| JP2005183358A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-07-07 | Toyota Motor Corp | 燃料電池 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4738362B2 (ja) | 改善された膜電極アッセンブリの耐久性のための制御された電極重なり合いアーキテクチャ | |
| JPH09289028A (ja) | 固体高分子電解質型燃料電池用電解質膜、ガスシール構造及びスタック | |
| WO2002043177A3 (en) | Single cell for fuel cell and solid oxide fuel cell | |
| WO2002093669A3 (en) | Membrane-electrode assembly for polymeric membrane fuel cells | |
| US20070037021A1 (en) | Fuel cell assembly with structural film | |
| JPH10172594A (ja) | 平板型固体電解質燃料電池の導入ガス分配方法および装置 | |
| US20040185321A1 (en) | Sofc with floating current collectors | |
| KR20060090674A (ko) | 평면 고체 산화물 연료전지용 유연성 적층체 | |
| JPH09289029A (ja) | 固体高分子型燃料電池用ガスシール構造、冷却部構造及びスタック | |
| JPH09289027A (ja) | 燃料電池用カーボン不織布及びスタック構造 | |
| JP2000133282A (ja) | 固体高分子電解質型燃料電池用セパレータ | |
| JPH09326259A (ja) | 固体電解質燃料電池 | |
| JP2000133284A (ja) | 固体酸化物燃料電池用電解質 | |
| JPH09134732A (ja) | 薄型導電性ガス不透過基板、その製造方法、燃料電池用スタック構成部材及び燃料電池用スタック | |
| JP2000323149A (ja) | 燃料電池用セパレータ及び製造装置 | |
| CN104854749B (zh) | 燃料电池堆及使用了该燃料电池堆的载荷分担方法 | |
| JPH08203543A (ja) | 燃料電池用プレート及びセルスタック | |
| JP2581950Y2 (ja) | 燃料電池マニホールド板 | |
| JP3422511B2 (ja) | 燃料電池用スタック | |
| JPH07211332A (ja) | 燃料電池マニホールド一体型セパレータ | |
| US20040009386A1 (en) | Gas distributor for fuel cells | |
| JPH07135005A (ja) | 燃料電池 | |
| JPH0982336A (ja) | 中空平板状電極基板およびその製造方法 | |
| CN112002921B (zh) | 燃料电池以及燃料电池的制造方法 | |
| JP3508215B2 (ja) | 燃料電池 |