JP4947938B2 - クリーニング装置、プロセスユニット、及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、クリーニングブレードと像担持体とを主走査方向の全幅に渡って押圧力が均一になるように当接させることは製造上困難である。製造上の部品精度の公差によって組み付け誤差が生じると、クリーニングブレードと像担持体との位置関係がねじれ(被クリーニング部材である像担持体の表面移動方向と直交する軸方向と、クリーニングブレードの長手方向とが平行でない当接位置)の状態になり、クリーニングブレード端部において押圧力が低下し、クリーニング不良の不具合が生じる。
以下、図34を用いて、組み付け誤差に起因するクリーニングブレード端部におけるクリーニング不良やトナーの漏出について説明する。
面圧は単位面積当りの圧力であるので、クリーニングブレード2と感光体1との接触面積が小さくなると同じ線圧に対しての面圧は大きくなる。そして、上述のようにねじれにより食込み量が小さくなると当接幅は小さくなり、接触面積が小さくなるので、面圧の上昇が考えられる。しかし、食込み量が小さくなることによりクリーニングブレード2の弾性によって生じる線圧が小さくなるので、食込み量が小さくなる前のような面圧が得られず、クリーニング不良が生じる。
なお、本発明者らが、感光体ドラムの軸とクリーニングブレード長手方向とを故意にねじれの関係になるように設置し、実験を行ったところクリーニングブレードの長手方向端部のクリーニング性が悪化した。これにより、組み付け誤差によって感光体ドラムの軸とクリーニングブレードとがねじれの状態にあると、ブレード端部2eでトナーが擦り抜け、クリーニング不良の原因となることが確認された。
また、上述の説明ではローラ状の感光体1のクリーニングの例について述べたが、中間転写ベルトなどのベルト状の部材であっても、内側から表面に曲率を有する支持部材で支持された箇所など、曲率を有する箇所でクリーニングを行う場合は同様の問題が生じる。
また、請求項2の発明は、少なくともクリーニング装置と該クリーニング装置によって表面上のトナーの除去がなされる被クリーニング部材とを一体的に備え、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスユニットにおいて、該クリーニング装置として、請求項1に記載のクリーニング装置を用いることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、少なくとも潜像担持体と、該潜像担持体表面を帯電させるための帯電手段と、該潜像担持体上に静電潜像を形成するための潜像形成手段と、該静電潜像を現像してトナー像化するための現像手段と、該潜像担持体上のトナー像を転写材に転写する転写手段と、作像する過程で不必要なトナーが付着した被クリーニング部材上のトナーを除去するクリーニング装置とを有する画像形成装置において、該クリーニング装置として請求項1に記載のクリーニング装置を用いることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の画像形成装置において、上記潜像担持体として、無機化合物からなる微粒子を含有せしめた材料からなる表面保護層を設けたものを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項3の画像形成装置において、上記潜像担持体として、架橋構造を有するバインダー樹脂からなる表面保護層を設けたものを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の画像形成装置において、上記表面保護層の構造中に電荷輸送層を有することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項3、4、5または6の画像形成装置において、上記転写手段を経由した後、上記潜像担持体上の転写残トナーを除去するクリーニング手段との対向部に進入する前の該潜像担持体の表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段を設けたことを特徴とするものである。
まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。
図1は、参考構成形態1に係るプリンタ200の概略構成図である。プリンタ200は、プロセスユニット100、光書込ユニット101、給紙カセット10、複数の搬送ローラ対20、記録体搬送路30、レジストローラ対31、転写搬送ユニット40、定着装置50、排紙ローラ対60などを備えている。
図2は、参考構成例1に係るプロセスユニット100の概構成を示す概略構成図である。同図において、トナー像を生成するプロセスユニット100は、ドラム状の感光体1、帯電装置110、現像装置120、感光体クリーニング装置130、除電器140などを有している。
そこで、近年では、コロナ帯電方式に代えて放電生成物質の発生が少なく、低電力で帯電ができる接触帯電方式又は近接帯電方式の開発が盛んに行われている。これらの方式は、ローラ、ブラシ、又はブレード等の帯電部材を感光体等の被帯電体に接触又は近接して対向させ、帯電部材に電圧を印加することによって被帯電体の表面を帯電させるものである。この方式によれば、コロナ帯電方式に比して、放電生成物質の発生が少なく低電力化を実現することができるため有用性が高い。また、大掛かりな帯電装置を必要としないため装置の小型化が可能であり、装置の小型化が望まれているニーズに合致する。
更には、重合法による球形トナーを用いた場合、粉砕トナーに比べてクリーニング不良が発生し易い。しかし、非接触ローラ帯電方式であれば、クリーニング残トナーを帯電装置に付着させることがなく、付着による異常画像の発生が起きないという利点がある。
帯電装置110は、帯電部材としての帯電ローラ111、スペーサ112、スプリング115、電源116とを有している。帯電ローラ111には、軸部111aと帯電部としてのローラ部111bとがある。このうちローラ部111bは、感光体1に対向して感光体表面を帯電する機能を担っており、軸部111aの回転によって回動可能なように構成されている。
ローラ部111bが感光帯表面に対して微小な間隙で対向配置するよう帯電ローラに間隙保持部材であるスペーサ112が設けられている。このスペーサ112により、感光体1表面のうち、画像が形成される画像形成領域101aに対向する部分は、感光体1と非接触となるよう配設されている。ローラ部111bの長手方向の寸法は、感光体1の画像形成領域よりも長く設定されており、感光体1の非画像形成領域101bにスペーサ112を当接せしめることにより、微小なギャップGを形成している。
このスペーサ112を介して帯電ローラ111は、感光体1表面に連れまわって回転するようになっている。微小ギャップGは、ローラ部111bと感光体1との最近接部が1〜100[μm]となるように構成されている。この最近接距離は、30〜65[μm]であることがさらに好ましい。プリンタ200では、50[μm]となるように配設した。
軸部111aには、電源116が接続されており、感光体1表面とローラ部111b表面との間の微小な空隙において、交流印加放電によって感光体1表面を均一に帯電せしめる。プリンタ200では、直流成分であるDC電圧に交流成分であるAC電圧が重畳された交番電圧が軸部111aに印加されるようになっている。交番電圧を用いることにより、微小なギャップ変動に起因する帯電電位のバラツキなどの影響が抑制され、均一な帯電が可能となる。
現像剤は、供給搬送スクリュ118によって図中奥行き方向に撹拌搬送されて摩擦帯電せしめられる。この攪拌搬送の際、現像スリーブ124の表面に接触する。すると、現像スリーブ124表面から現像剤供給部119内に向けて伸びている磁界の影響によって現像スリーブ124の表面に担持され、現像スリーブ124表面の回転に伴って現像剤供給部119内から汲み上げられる。そして、スリーブ表面の回転に伴ってドクターブレード125との対向位置まで搬送される。この対向位置において、現像剤は、現像スリーブ124とドクターブレード125との間隙であるドクターギャップを擦り抜ける際に層厚が規制されるとともに、トナーの摩擦帯電が助長される。
感光体クリーニング装置130は、感光体除去ケーシング131、支持部材としてのホルダー132、弾性体クリーニングブレードとしてのクリーニングブレード2、回収スクリュ134などを有している。
ホルダー132は、金属や硬質プラスチックなどの剛性材料からなり、その一端部が感光体除去ケーシング131に片持ち支持されている一方で、自由端側でクリーニングブレード2を支持している。
図示しない駆動手段によって回転駆動される回収スクリュ134は、図示しない電源から正極性のクリーニングバイアスの印加を受ける。回収スクリュ134上に落下した転写残トナーは、回収スクリュ134に静電吸着しながら、回収スクリュ134の回転に伴って図示しない廃トナー容器に向けて搬送される。
感光体クリーニング装置130によってクリーニングされた感光体1は、除電器140によって除電される。そして、帯電装置110によって一様帯電せしめられて、初期状態に戻る。
搬送ベルト41は、ベルトループ内側から図示しないベース層、弾性層、表面層を有している。ベース層は、例えば伸びの少ないフッ素系樹脂や、伸びの大きなゴム材料に帆布など伸びにくい材料を含有せしめた層である。かかるベース層としては、ポリフッ化ビニリデン、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂材料をシームレス状に成型したものを使用することができる。これらの材料についてはそのまま用いたり、カーボンブラック等の導電材によって導電性を調整したりすることが可能である。表面層は、フッ素系樹脂など、表面エネルギーが低くてトナーと良好な離型性を発揮する材料からなる層で、ベース層に対してスプレーやディッピング等の方法によって積層されたものである。弾性層は、例えばフッ素系ゴムやアクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴムなどの弾性材料からなる層で、ベルト全体にある程度の弾性を発揮させるために設けられている。
しかし、球形トナーは、従来の粉砕トナーをクリーニングする為のクリーニングブレードを用いて像担持体表面から除去しようとしても、十分に除去することが困難であり、非常にクリーニング余裕度が低い。これは、像担持体に対するクリーニングブレードの押し当て位置で、トナーに回転モーメントが発生し、クリーニングブレードを押し上げてトナーがクリーニングブレードと像担持体間にもぐり込みやすくなるからである。従って、クリーニングブレードと感光体との不均一な当接や、当接誤差などの影響を受け易く、粉砕トナーをクリーニングする以上に、高精度が要求される。
さらに、近年は、装置の小型化への要求の高まりから、像担持体の小径化が進んでいる。像担持体が小径化することにより、ブレードと像担持体との当接誤差による荷重低下への影響が大きくなる。近年の高画質化による球形トナーの採用と、像担持体の小径化によってますますクリーニングが困難になっている。従って、球形トナー採用時には、従来からのブレード端部でのクリーニング不良はより生じ易くなり、大きな課題となる。
このため、小粒径化や球形化が進んだトナーを用いる場合には、像担持体に対するクリーニングブレードの押し当て力を強め、トナーのもぐり込みを阻止する必要がある。
そして、重合法によるトナーを良好にクリーニングし得る程度の強い押圧力でクリーニングブレードを感光体に向けて押圧すると、その先端側を大きく撓ませることになる。
しかし、強い押圧力で感光体1に向けて押圧したクリーニングブレード2では、大きく撓むことにより、エッジEだけでなく、図中Bsで囲って示すように、感光体1との対向面をも感光体1に当接させるいわゆる腹当りの状態になる。このように腹当りになった状態では、クリーニングブレード2と感光体1との摩擦力が過剰に高まって、感光体1を回転させるトルクが大きくなり、感光体1を良好に回転駆動させるのが困難になる。
ところが、従来のクリーニングブレード2では、ブレードのエッジEと感光体1との当接部でかかる当接圧力を得ようとすると、同図に示すように、腹当りの部分にも当接圧力が発生しまう。これにより、クリーニングブレード2の感光体1に対する荷重が大きくなり、感光体1の回転トルクを上昇させ、感光体1の良好な回転駆動を妨げる大きな原因になっていることがわかった。
さらに、この線圧という特性値では、トナーの当接部へのもぐり込みを阻止する能力を十分に評価できないことがわかった。線圧は、ブレードと感光体との当接部に働く荷重を、その当接部の感光体軸方向長さで割った値であるが、実際には、ブレードと感光体はニップ部を形成して、線ではなく、面で当接しているからである。同一荷重をブレードに付与した場合にも、ゴムブレードの硬度や厚さ、自由長、形状などによって、ブレードと感光体の(ニップ幅)接触面積が変化するため、線圧から求まる単位面積当りの荷重と、実際の当接圧力とが異なる値となる。
そこで、本発明者らは、新たな特性値として、単位面積あたりの圧力である当接圧力を用いて、クリーニング性を評価することにした。
面圧は、ブレードを像担持体である感光体に押し付ける際に付加する総荷重を、ブレードと像担持体の接触面積で割った値である。ブレードと感光体との接触面積は、ブレードを透明な擬似感光体に押し当てたときの接触面積を測定することで容易に求めることが出来る。
球形トナーをクリーニングする場合に必要な面圧について、図7で示した形状のクリーニングブレード2のエッジEを、様々な当接圧力で感光体1に当接させて、クリーニング性能を調べる実験を行った。実験条件は次に列記する通りである。
・感光体直径:30[mm]
・感光体線速:185[mm/sec]
・感光体の主走査方向における画像形成領域A4の長さ=300[mm]
・感光体の主走査方向における非画像形成領域を含む長さ=340[mm]
・ブレードのホルダー固定箇所の厚みtb:1.7[mm]
・ブレードの肉厚部2aの厚みta:3.5[mm]
・肉厚部2aの長さLd:3.8[mm]
・ブレード先端部の肉薄部分の長さLe:1.2[mm]
・同肉薄部分とテーパー部との合計長さLc:7[mm]
・ブレード全長Lf:11[mm]
・ ホルダーの厚さ:1.8[mm]
◎(ランク5):完全にクリーニングされた
○(ランク4):わずかにトナーが残留した
△(ランク3):部分的に筋状のクリーニング不良が発生した場合、あるいは全面に若干のトナーが残留している
×(ランク2):全面に筋状あるいは多量のトナーが残留している
線圧1.20[N/cm]をブレードにかけた場合には、2.0〜12[MPa]の当接圧力の範囲で、良好なクリーニング性(◎or○)が得られた。面圧が24[MPa]と高すぎると、クリーニング不良が発生している。これは、次に説明する理由による。即ち、接触幅が5[μm]と狭いため、感光体精度誤差などから、主走査方向に当接ムラが発生し、部分的に十分な当接圧力が発揮されていない箇所が生じていると考えられる。
そこで、球形トナーをクリーニングするためには、面圧を2.0[MPa]以上、好ましくは3.0[MPa]以上とし、接触幅を10[μm]以上に設定している。
そして、このような高い線圧と接触幅の大きさとの相乗作用により、当接部における摩擦力を過剰に高めてしまう。出来る限り小さな当接圧力でトナーを良好にクリーニングすることが重要である。重合法による球形トナーの上記当接部へのもぐり込みを阻止するためには、感光体1の組付精度や、トナー粒径を考慮すると、感光体1とブレードとの接触幅を10[μm]以上にすることが好ましい。そして、その上限値を40[μm]以下、好ましくは30[μm]以下にすることが必要である。このような当接幅に設定することによって、0.20〜1.20[N/cm]の線圧で、かかる接触幅と2.0[MPa]以上の当接圧力とを実現することができる。
図10は、参考構成例1のプリンタ200で用いるクリーニングブレード2の概略構成図である。図10(a)は、クリーニングブレード2全体の斜視図である。図10(b)はブレード中央部2cが感光体1に接触している状態を示す説明図であり、図10(c)は図10(b)中の領域Aの拡大図である。また、図10(d)はブレード端部2eが感光体1に接触している状態を示す説明図であり、図10(e)は図10(d)中の領域Aの拡大図である。
具体的には、クリーニングブレード2の先端稜線部の形状が、ブレード中央部2cとブレード端部2eとで異なる形状をしている。通常のクリーニングブレードの先端稜線部は、ブレードの長手方向全幅において、クリーニングブレード2の先端面であるカット面とクリーニングブレード2の下面であるエア面とが成す角が90[°]である。しかし、本発明では、カット面とエア面がなす先端稜線部の角度が、ブレード中央部2cとブレード端部2eとの領域で異なるようにしている。
ブレード中央部2cに比べ、ブレード端部2eでの線圧低下(食込み量低下)が起きた場合にも、ブレード端部2eの先端角度Aeを、Ac<Aeとすることによって、ブレード中央部2cと同等のクリーニング性が維持できる理由について、説明する。
参考構成例1で用いるクリーニングブレード2は、ブレード中央部2cの先端角度Ac=90[°]、ブレード端部2eの先端角度Ae=115[°]となっている。
図11は、参考構成例1で使用したクリーニングブレード2の概略側面図である。図11に示すようにクリーニングブレード2はホルダー132に支持された弾性ゴムブレードの厚さが3.6[mm]、ホルダー132と弾性ゴムブレードの接合部から、弾性ゴムブレードの先端までの距離(自由長)T2が7[mm]である。また、クリーニングブレード2の硬度は70[°]であり、クリーニングブレード2を感光体1に押し付ける力は線圧で0.95[N/cm]とした。
その結果、Wc=約30[μm]、We=約20[μm]となった。これは、ブレード中央部2cに比べてブレード端部2eは先端角度を大きくしたため、ブレード端部2eでの当接幅Weは小さくなる。つまり、線圧で用いる単位長さあたりの接触面積が小さくなる。
面圧[MPa]=線圧[N/cm]÷当接幅[μm]の関係より、ブレード中央部2cでの面圧をPc、ブレード端部2eでの面圧をPeとすると、Pc=3.16[MPa]、Pe=4.75[MPa]となる。
線圧F[N/cm]=面圧P[MPa]×当接幅W[μm]の関係より、
ブレード中央部2cでの線圧をFcとすると、
Fc=3.16[MPa]×30[μm]=0.95[N/cm]
ブレード端部2eでの線圧をFeとすると、
Fe=3.16[MPa]×20[μm]=0.632[N/cm]
の線圧の付加が必要となる。
ブレード中央部2cの先端角度Ac<ブレード端部2eの先端角度Ae、
とすることにより、ブレード中央部2cに比べてブレード端部2eでの接触面積が小さくなる。これにより、ブレード端部2eでは、ブレード中央部2cに比べて線圧が、
0.95−0.632=0.318[N/cm]
低くなった場合でも、ブレード中央部2cと同様な面圧3.06[MPa]を付加することが出来る。クリーニングブレード2を感光体1に対して、全幅において一定の線圧0.95[N/cm]となるように狙って当接する。この場合に、クリーニングブレード2と感光体1との当接精度の問題によって、実際の線圧が低下したとしても、先端角度Ae=115[°]としたブレード端部2eでは、先端角度Ac=90[°]のブレード中央部に比べて線圧が0.318[N/cm]低下した状態でも、所望の面圧は保たれる。これにより、クリーニングブレード2と感光体1とがねじれの状態になり、ブレード端部2eでの食込み量が小さくなり、線圧が小さくなっても、トナーの漏出やクリーニング不良の発生などを抑えることができる。
また、クリーニング動作ときの画像部、非画像部でのトナー入力量の差などによって、実際の線圧が低下した場合にも、トナーの漏出やクリーニング不良の発生などを抑えることができる。
また、ブレード先端を鈍角形状とするにあたり、参考構成例1では、図10(d)に示すようにブレード先端部分のみを鈍角としたが、図12にしめすようにブレードのカット面全体をカットすることによって、鈍角としてもよい。
次に、実験2としてブレードの先端形状によるクリーニング性の比較を行った。
本実験2では、ブレード材料特性は同じで、ブレード先端形状が異なる次の3種類のブレードA,B,Cについて、同一の当接条件でブレードを感光体に当接させた場合の接触状態、接触面積を比較した。
ブレードA,B,Cの全体形状は共通で、ほぼ図11に示すような形状となっている。
図13は、ブレードAの先端形状を示す拡大図である。図13に示すようにブレードAの先端稜線部は90[°]となっている。
図14は、ブレードBの先端形状を示す拡大図である。図14に示すようにブレードBの先端稜線部は100[μm]×200[μm]の大きさでカット加工された形状で、感光体に当接する部分は鈍角となっている。
図15は、ブレードCの先端形状を示す拡大図である。図15に示すようにブレードBの先端稜線部は曲率半径100[μm]ラウンド形状に加工されている。
このようなブレードA,B,Cを、線圧:0.95[N/cm]、初期当接角度(感光体表面の当接位置における接線とブレード下面との角度):20[°]という同一の当接条件で感光体に当接させた。
観察により、ブレードA,B,Cそれぞれにおけるニップ幅を計測し、ニップ幅より面圧を算出した。それぞれのブレードにおけるニップ幅と、面圧とを表2にまとめる。
一方、ブレードCは図15に示すように、ブレード先端部にいわゆる「角」が存在しない。その為、ブレードを感光体に当接させた状態で、「角」のあるブレードA及びBのように荷重が集中する先端メクレ部分が形成されず、いわゆる腹あたりとなり、感光体との接触領域(ニップ幅)が大きくなる。
表2に示すように、ニップ幅は約90[μm]、面圧は1.06[MPa]であり、ブレードA、Bに比べて低い面圧となってしまう。なお、球形トナーをクリーニングするための必要最低面圧は約2.0[MPa]である。
表2に示すように、同一線圧でブレードA,Bを感光体に押し当てた場合、ブレードAのニップ幅は約30[μm]、面圧は3.17[MPa]であるのに対して、ブレードBのニップ幅は約20[μm]、面圧は4.75[μm]であり、鈍角にすることによって、高面圧化に有利であることが分かる。
次に示す参考構成例2では、参考構成例1をさらに改良したクリーニングブレード2について説明する。
図19は参考構成例2に係るクリーニングブレード2の概略説明図である。図19(a)はブレード中央部2cが感光体1に接触している状態を示す説明図であり、図19(b)は図19(a)中の領域Aの拡大図である。また、図19(c)はブレード端部2eが感光体1に接触している状態を示す説明図であり、図19(d)は図19(c)中の領域Aの拡大図である。
例えば約3.0[MPa]の面圧を付加しようとした場合、図20に示す様に、ブレード中央部2cの先端角度Acを90[°]とした場合には、ブレード全体に線圧を0.95[N/cm]加える必要があった。一方、ブレード中央部2cの先端角度Acを115[°]に設定した場合には、約3.0[MPa]の面圧を付加するためには、線圧0.40[N/cm]の低線圧を付加すればよい。
すなわち、参考構成例1のクリーニングブレード2に比べて、設定線圧を0.55[N/cm]小さく設定することができるという効果が得られる。また、ブレード端部2eの先端角度Ae=125[°]に設定することにより、ブレード端部2eで面圧約3.0[MPa]を得るには、線圧約0.30[N/cm]が付加されていれば良い。従って、ブレード中央部2cの設定線圧である0.55[N/cm]に比べて、0.55−0.30=0.25[N/cm]程度の線圧低下が起きた場合にも、クリーニング不良を防ぐことが出来る。
すなわち、ブレード中央部2cの先端角度Acと、ブレード端部2eの先端角度Aeを異ならせることにより、クリーニングブレード中央部2cとブレード端部2eとの面圧のバラツキを抑制することができる。
1.75≦t2/t1≦3.00
本発明者らが鋭意研究を行った結果、上述の関係式を満たすことにより、支持板であるホルダー132と弾性部材であるクリーニングブレード2との接合部での座屈を防止することができることが分かった。
従来、粉砕トナークリーニング用の弾性部材の形状は、例えばブレード自由長t2=8[mm]、ブレード厚さt1=2[mm]で、t2/t1=4のものがあった。このような形状であると、ホルダー132との接合部でクリーニングブレード2が座屈してしまい、腹当りすることにより、球形トナーをクリーニングする為に必要な面圧を付与することができなかった。一方、ブレード自由長t2とブレード厚t1とが上述の関係式を満たすようにクリーニングブレード2の形状を設定することによって、クリーニングブレード2とホルダー132との接合部での座屈を抑制することが出来る。
すなわち、クリーニングブレードと像担持体の間に形成される楔領域にはトナー粒子が存在してこれが潤滑剤として機能するために、ブレードと像担持体間の摩擦抵抗が軽減され、クリーニングブレードは像担持体表面を摺擦することが出来る。ところが、画像形成領域には潤滑作用を果たすのに十分なトナー粒子が供給されるのに対して、非画像形成領域には画像形成領域のトナーが回り込むことによって供給される為に、潤滑作用を示すのに十分なトナーが供給されない場合がある。
このような場合には、ブレード端部を起点にして、図16及び図17において説明した部分的な先端メクレとは異なり、ブレード本体が折れ曲がるようになるブレードメクレなどが発生する。
しかしながら、クリーニングブレードの感光体との当接部に曲率を設けると、ブレードメクレの発生は防止することができるが、面圧が低下することは上述の実験2より明らかである。よって、クリーニング不良の防止には十分ではない。
さらに好ましくは、電荷輸送能を有するモノマーとして、電気的・化学的安定性が高いこと、キャリアの移動度が速いこと等から、トリアリールアミン構造を有する反応性モノマーが有効に使用される。
上述のように、小粒径化や球形化が進んだトナーを用いる場合には、像担持体に対するクリーニングブレード2の押し当て力を強め、トナーのもぐり込みを阻止する必要がある。高い荷重をかけてクリーニングブレード2を感光体1に圧接しているので、ブレードの磨耗や感光体の膜削れが大きくなる。そこで、感光体1の表面に潤滑剤を塗布することによって、ブレードの磨耗、感光体の膜削れを抑制することが可能である。
また、放電を用いた帯電装置によって感光体を帯電する場合には、放電によって感光体表面が徐々に改質し、表面エネルギーが高くなる。この場合、球形トナーのクリーニング不良が発生し易くなる。潤滑剤を塗布することによって感光体表面の改質を抑制することによって、球形トナーのクリーニング性を経時に渡って維持することが出来る。
図22は、参考構成例3に係るプリンタのプロセスユニット100とその周囲とを示す概略構成図である。感光体クリーニング装置130は、転写手段としての転写搬送ユニットを経由した後、クリーニングブレード2との当接位置に進入する前の感光体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段としてのブラシユニット136を備えている。このブラシユニット136は、潤滑剤固形物136bと、感光体1に当接しながら回転駆動されるファーブラシ136aと、これらを感光体1に向けた押圧するバネ136cとを有している。
図23は、参考構成例3に係るプリンタ200のプロセスユニット100の変形例とその周囲とを示す概略構成図である。
この変形例1のプロセスユニット100においては、クリーニングブレード2によってクリーニングされた後の感光体1表面に対して、ファーブラシ136aによって潤滑剤粉末を塗布するようになっている。また、ブラシユニット136と帯電装置110との間に均しブレード137を有し、これの先端を感光体1の表面に当接させている。この均しブレード137は、ファーブラシ136aによって感光体1表面に塗布された潤滑剤粉末の表面上における塗布状態を均一化する役割を担っている。
上述のクリーニングブレード2の先端角の設定として、クリーニングブレード中央部2cの先端角をAc、ブレード端部2eの先端角をAeとしたときに、Ac<Aeを満たすことにより、当接部でのメクレ幅がブレード端部2eの方が小さくなり、ブレード中央部2cとブレード端部2eとの当接幅の関係がWc>Weを満たすようになる。
また、ブレード中央部2cの先端角Acの角度を90[°]より大きく設定し、ブレード全体の先端角が鈍角であることにより、先端角が鋭角または直角の場合よりも当接面積を小さくすることができる。よって、クリーニングブレード2から被クリーニング部材である感光体1に対する荷重が同じ大きさであっても、先端角が鋭角または直角の場合よりも面圧を大きくすることができる。これにより、当接する感光体1に加える荷重に対して、効率よく面圧を大きくすることができるので、効率よくトナーの擦り抜けを防止することができる。さらに、ブレード中央部2cの先端角Acの角度を140[°]以下に設定することにより、クリーニングブレード2のブレード先端面と感光体1の表面とが形成する角度が小さくなりすぎることがなく、ブレードの先端面と感光体1との間の楔形の空隙にトナーが堆積することに起因する面圧の低下を抑制することができる。
また、ブレード中央部2cの先端角Acを、Ac=115[°]とすることにより、面圧3.0[MPa]を得るには、線圧約0.40[N/cm]を付加すればよく、Ac=90[°]とした場合に必要な線圧0.95[N/cm]に比べて、線圧を低く設定することができる。
また、クリーニングブレード2ついて、厚さをt1とし、支持部材であるホルダー132の支持される部分と支持されていない部分との境界から先端部までの長さをt2とする。このとき、t2/t1の値は1.75以上、3以下となっている。図4で示すような従来の薄い短冊形状のクリーニングブレード2では、支持板であるホルダー132と弾性体であるクリーニングブレード2との接合部分で座屈がおき、クリーニングブレード2が感光体1に腹当りしてしまう。これにより、当接部に球形トナーのクリーニングに必要な面圧を付与することが出来なかった。しかしながら、先端部までの長さt2と厚さt1が上述の関係を満たすとき、クリーニングブレード2の先端部に十分な荷重を付与することができる。
また、クリーニングブレード2を感光体1に当接する当接部である当接点Oでの面圧を3.0[MPa]以上とすることにより、感光体1の表面上から球形トナーをより確実に除去することができる。
また、クリーニングブレード2と感光体1との感光体1の表面移動方向の当接長さを10[μm]以上に設定している。10[μm]以上で押し当てるので、感光体1に対してクリーニングブレード2が接触ムラを生じたり、像担持体表面の傷や突起物などの影響を受けたりして、クリーニング不良が生ずることがない。これにより、小粒で球形のトナーに対してもクリーニングを良好に行うことが出来る。
そして、クリーニングブレード2と感光体1との感光体1の表面移動方向の当接長さを40[μm]以下に設定している。これにより、感光体1の摩耗が進む、感光体1の駆動トルクが増加する、またはクリーニングブレード2の摩耗が大きくなるとかなどの弊害を発生することなく、線圧を高くすることなく面圧を高くすることができる。よって、クリーニングが困難な小粒で球形のトナーのクリーニング性能を改善することができる。
特に、クリーニングブレード2と感光体1との感光体1の表面移動方向の当接長さを30[μm]以下に設定してもよい。これにより、線圧を高くすることなく、より面圧を高くすることができるので、クリーニングが困難な小粒で球形のトナーのクリーニング性能をさらに改善することができる。
また、クリーニングブレード2と感光体1との当接部での線圧を0.2[N/cm]以上、1.2[N/cm]以下に設定している。これにより、小粒で球形のトナーのクリーニング性能を確保するとともに、線圧が高くなり過ぎることによる弊害をなくすことができる。
特に、クリーニングブレード2と感光体1との当接部での線圧を0.9[N/cm]以下に設定してもよい。これにより、線圧が高くなり過ぎることによる弊害の発生をより確実に防止することができる。
また、先端稜線の角度θを95[°]以上、140[°]以下の範囲とすることによって、より確実に接触幅を小さくして、線圧を高めることなく、面圧を高くすることができる。
また、クリーニングブレード2の材料として、温度が23[℃]であるときの反発弾性を30[%]以下である材料を用いている。これにより、クリーニングブレード2のスティックスリップを防止し、クリーニングブレード2の摩耗を抑制しながら、低線圧で高面圧なクリーニング構成を得ることができる。
また、プリンタ200ではトナーとして、平均円形度が0.98以上の重合トナーを用いることにより、より高解像度の画像を形成することができる。そして、この重合トナーのクリーニングにクリーニングブレード2を用いることにより、除去が困難である重合トナーを良好にクリーニングすることができる。
また、クリーニングブレード2を備えた感光体クリーニング装置130と被クリーニング部材である感光体1とを有するプロセスユニット100が画像形成装置であるプリンタ200本体に対しいて着脱可能となっている。これにより、小粒で球形のトナーを確実にクリーニングすることができ、低線圧で高面圧なクリーニング構成を有するプロセスユニット100を提供することができる。さらに、プロセスユニット100を構成することにより、交換、修理、補給等のメンテナンスを容易とし、かつプリンタ200本体の小型化を図ることができる。
また、画像形成装置本体であるプリンタ200が、クリーニングブレード2を備えた感光体クリーニング装置130を有することにより、低線圧で高面圧なクリーニング構成を得ることができる画像形成装置を提供することができる。
また、感光体1に、無機化合物からなる微粒子を含有せしめた材料からなる表面保護層を設けることにより、感光体1の耐磨耗性を向上することができる。
また、感光体1に、架橋構造を有するバインダー樹脂からなる表面保護層を設けることにより、感光体1の耐磨耗性を向上することができる。
さらに、バインダー樹脂の構造中に電荷輸送層を設けることにより、感光体1の電気的安定性を高めることができる。
また、感光体1に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段としてのブラシユニット136を備えることにより、感光体1の膜削れを少なくして、耐久性を向上させることができる。
参考構成形態1では、ブレード中央部2cの当接幅Wcと、ブレード端部2eの当接幅Weとが、Wc>Weの関係を満たすように、ブレード中央部2cの先端角Acと、ブレード端部2eの先端角Aeとが、Ac<Aeの関係を満たすように設定している。当接幅WcとWeとがWc>Weの関係を満たす設定としては、先端角AcとAeとがAc<Aeの関係を満たすものに限るものではない。
以下、当接幅WcとWeとがWc>Weの関係を満たすように、クリーニングブレード2の長手方向でブレードの材料を異ならせる参考構成形態2について説明する。
ブレード中央部2cに比べて線圧が低下しやすいブレード端部2eでは、ブレード中央部2cに比べて接触面積が小さくなる構成とすることでトナーの潜り込みを阻止する為に必要な面圧を維持することができる。ブレード端部2eでの当接幅Weを小さくし、接触面積を小さくする為には、ブレード中央部2cに比べて端部でのブレード変形量を小さくし、当接幅が狭くなる構成とすればよい。具体的には、ブレード中央部2cとブレード端部2eとでブレードの材料を変える方法がある。
一般に、硬度が高くなるほど変形し難くなる。従って、ブレード端部2eの硬度を中央部に比べて高い材料を用いることによって、当接幅Weを小さくすることができるために、ブレード端部2eで線圧が低下した場合にも面圧はブレード中央部2cと同様に球形トナーの潜り込みを阻止する為に必要な値を維持することが出来る。
図28は、参考構成形態2の一つ目の変形例としての変形例2の概略構成図である。図28(a)はクリーニングブレード2の斜視図であり、図28(b)はブレード中央部2cの断面図、図28(c)はブレード端部2eの断面図である。
図28に示す変形例2では、ブレード端部2eは図28(c)に示すように弾性ゴムブレードが二層構造になっており、感光体とブレードが接触する側の弾性体の硬度Heを高く設定している。
図29は、参考構成形態2の二つ目の変形例としての変形例3の概略構成図である。図29(a)はクリーニングブレード2の斜視図であり、図29(b)はブレード中央部2cの断面図、図29(c)はブレード端部2eの断面図である。
図29に示す変形例3では、ブレード端部2eは図29(c)に示すようにブレードと感光体が当接するブレード先端部近傍の弾性体の硬度を高く設定している。
次に、当接幅WcとWeとがWc>Weの関係を満たすように、クリーニングブレード2の支持部材であるホルダー132の形状を長手方向について異ならせる実施形態1について説明する。
図30は、実施形態1に係るクリーニングブレード2の概略構成図である。図30(a)はクリーニングブレード2の斜視図であり、図30(b)はブレード中央部2cの断面図、図30(c)はブレード端部2eの断面図である。
ブレード長手方向でホルダー132の長さを変えることによって、実質的に弾性ゴムブレードの自由長がブレード長手方向でかわる事になる。
自由長が短いことにより、同じ線圧が加えられたとしても、ブレード中央部2cに比べてブレード端部2eは撓みにくくなり、当接幅WcとWeとについて、Wc>Weを満たす状態とすることができる。その結果、ブレード端部2eで線圧が下がった場合にも、ブレード端部2eの当接幅Weは小さいので、面圧はブレード中央部2cと同様に球形トナーの潜り込みを阻止する為に必要な値を維持することができる。
次に、当接幅WcとWeとがWc>Weの関係を満たすように、クリーニングブレード2の弾性ゴムブレードの形状を長手方向について異ならせる実施形態2について説明する。
図31は、実施形態2に係るクリーニングブレード2の概略構成図である。図31(a)はクリーニングブレード2の斜視図であり、図31(b)はブレード中央部2cの断面図、図31(c)はブレード端部2eの断面図である。
補強構造のないブレード中央部2cに比べて、補強構造を有するブレード端部2eでは同じ線圧が加えられたとしても、ブレード中央部2cに比べてブレード端部2eは撓みにくくなり、当接幅WcとWeとについて、Wc>Weを満たす状態とすることができる。その結果、ブレード端部2eで線圧が下がった場合にも、ブレード端部2eの当接幅Weは小さいので、面圧はブレード中央部2cと同様に球形トナーの潜り込みを阻止する為に必要な値を維持することができる。
参考構成形態1では、本発明の特徴部を、潜像担持体として機能するとともにトナー像担持体として機能する感光体1の転写残トナーをクリーニングする感光体クリーニング装置130に適用したプリンタ200について説明した。しかし、本発明の特徴を備えたクリーニング装置としては感光体クリーニング装置に限るものではない。
以下、実施形態3として、本発明の特徴を備えたクリーニング装置を、被クリーニング部材として帯電無端移動体である帯電ローラ111の表面をクリーニングする帯電ローラクリーニング装置に適用した構成について説明する。
なお、実施形態3は帯電装置110がクリーニング装置を備えた点以外は、参考構成形態1と共通するので、共通する点については説明を省略する。
帯電領域において帯電ローラ111に付着したトナーは帯電ローラクリーニング装置117のクリーニングブレード2によって、帯電ローラ表面から除去される。
帯電ローラ111付着した転写残トナーを良好に除去できることにより、参考構成形態1のようにトナー付着防止のために非接触型とする必要がなく、接触型の帯電ローラ111を採用することができる。
なお、プロセスユニットとしての帯電装置110は、少なくとも帯電ローラクリーニング装置117と帯電ローラ111とを一体として、プリンタ200本体から着脱可能な構成となっている。
次に、実施形態4として、本発明の特徴を備えたクリーニング装置をトナー像担持体として機能する中間転写体の表面をクリーニングする中間転写体クリーニング装置に適用した構成について説明する。
中間転写ユニット300は、中間転写ベルト210やベルトクリーニング装置90などを有している。また、張架ローラ214、駆動ローラ215、2次転写バックアップローラ216、4つの中間転写バイアスローラ62Y,C,M,K、3つの接地ローラ74なども有している。
特に、中間転写ベルト210のように複数色のトナーを担持する中間転写体においては、転写残トナーが良好に除去されることにより、異なる色の転写残トナーが感光体1に付着することによる混色の発生を防止することができる。
なお、プロセスユニットとしての中間転写ユニット300は、少なくともベルトクリーニング装置90と中間転写ベルト210とを一体として、不図示に画像形成装置本体から着脱可能な構成となっている。
2 クリーニングブレード
2a 肉厚部
2c ブレード中央部
2e ブレード端部
10 給紙カセット
20 搬送ローラ対
30 記録体搬送路
31 レジストローラ対
40 転写搬送ユニット
41 搬送ベルト
42 搬送ベルト駆動ローラ
43 記録体転写バイアスローラ
44 搬送ベルトクリーニング装置
44a ファーブラシ
50 定着装置
60 排紙ローラ対
100 プロセスユニット
101 光書込ユニット
110 帯電装置
111 帯電ローラ
111a 軸部
111b ローラ部
112 スペーサ
113 帯電除去ケーシング
114 帯電除去回収スクリュ
115 スプリング
116 電源
117 帯電ローラクリーニング装置
118 供給搬送スクリュ
119 現像剤供給部
120 現像装置
121 現像ケーシング
122 現像部
123 現像剤攪拌部
124 現像スリーブ
125 ドクターブレード
126 マグネットローラ
127 攪拌搬送スクリュ
128 Tセンサ
129 仕切り壁
130 感光体クリーニング装置
131 感光体除去ケーシング
132 ホルダー
134 回収スクリュ
136 ブラシユニット
136a ファーブラシ
140 除電器
200 プリンタ
300 中間転写ユニット
P 転写紙
Claims (7)
- 支持部材で支持され、表面移動する被クリーニング部材にカウンター方向に当接し、該被クリーニング部材の表面上のトナーを除去する弾性クリーニングブレードを有するクリーニング装置において、
上記被クリーニング部材の表面に当接する上記弾性クリーニングブレードの先端稜線部はブレードの長手方向に延びる直線状であり、
該弾性クリーニングブレードの長手方向の端を含む領域である端部に、
上記弾性クリーニングブレードの端部に補強構造を設けたことによって、
該弾性クリーニングブレードにおける該被クリーニング部材との当接部の線圧を左右せず、該被クリーニング部材の表面移動方向における当接幅を左右する該弾性クリーニングブレードの条件について、該弾性クリーニングブレードの中央部よりも端部の方が、該当接幅が小さくなるように設定し、
該弾性クリーニングブレード後端から先端にいたる途中から少なくとも部分的に肉厚を厚くし、
該肉厚を厚くした部分の厚みの段差面が、該支持部材の先端面に密着するように該弾性クリーニングブレードを該支持部材に取り付け、該肉厚を厚くした部分によって該補強構造を構成することを特徴とするクリーニング装置。 - 少なくともクリーニング装置と該クリーニング装置によって表面上のトナーの除去がなされる被クリーニング部材とを一体的に備え、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスユニットにおいて、
該クリーニング装置として、請求項1に記載のクリーニング装置を用いることを特徴とするプロセスユニット。 - 少なくとも潜像担持体と、
該潜像担持体表面を帯電させるための帯電手段と、
該潜像担持体上に静電潜像を形成するための潜像形成手段と、
該静電潜像を現像してトナー像化するための現像手段と、
該潜像担持体上のトナー像を転写材に転写する転写手段と、
作像する過程で不必要なトナーが付着した被クリーニング部材上のトナーを除去するクリーニング装置とを有する画像形成装置において、
該クリーニング装置として請求項1に記載のクリーニング装置を用いることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3の画像形成装置において、
上記潜像担持体として、無機化合物からなる微粒子を含有せしめた材料からなる表面保護層を設けたものを用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4の画像形成装置において、
上記潜像担持体として、架橋構造を有するバインダー樹脂からなる表面保護層を設けたものを用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5の画像形成装置において、
上記表面保護層の構造中に電荷輸送層を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3、4、5または6の画像形成装置において、
上記転写手段を経由した後、上記潜像担持体上の転写残トナーを除去するクリーニング手段との対向部に進入する前の該潜像担持体の表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
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