JP3484952B2 - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JP3484952B2
JP3484952B2 JP28554797A JP28554797A JP3484952B2 JP 3484952 B2 JP3484952 B2 JP 3484952B2 JP 28554797 A JP28554797 A JP 28554797A JP 28554797 A JP28554797 A JP 28554797A JP 3484952 B2 JP3484952 B2 JP 3484952B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた画像形成装置において、像担持体に付着したトナー
を弾性体から成るクリーニングブレードによって除去す
るよう構成したクリーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、弾性体から成るクリーニング
ブレードを用いたクリーニング装置は、構成が簡易かつ
小型であることから広く実用に供されている。
【0003】図12に示す如く、従来からのクリーニン
グ装置Aは、弾性体から成る帯板状のクリーニングブレ
ードAaと、このクリーニングブレードAaを接着等の
手段により全長に亘って固定支持するクリーニングブレ
ードホルダAbとを具備しており、このクリーニングブ
レードホルダAbを筐体Acに固定設置し、クリーニン
グブレードAaの自由端縁をドラム状の像担持体Dに圧
接させることにより、矢印R方向に回転する像担持体D
の表面からトナーTを掻き落とすように構成されてい
る。
【0004】なお、像担持体Dから掻き落とされたトナ
ーTは、筐体Acに取り付けられた掬いシートAdの働
きによって漏出を防止されつつ、前記筐体Acの内部に
投入されて貯蔵される。
【0005】また、図13に示す如く、上述したクリー
ニング装置AのクリーニングブレードホルダAbは、筐
体Acに対して長手方向の両端部をネジB、Bによって
固定支持されており、筐体Acの内部にはネジ止め用の
台座Ac′、Ac′が設けられている。
【0006】ここで、ネジを用いる固定方法は、ネジ止
めの箇所が多くなる程、作業性の低下やコストアップを
招き、また筐体内への台座の増設によりトナーの貯蔵容
積が減ってしまうので、ネジ止めの箇所を可及的に少な
く抑えることが好ましい。
【0007】このため、上述した従来のクリーニング装
置Aにおいては、筐体Acに対するクリーニングブレー
ドホルダAbの固定を、該クリーニングブレードホルダ
Abにおける両端部の2箇所で行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した構
成のクリーニング装置Aでは、クリーニングブレードホ
ルダAbの長手方向中央域における像担持体Dへの圧接
力が、両端部における像担持体Dへの圧接力よりも低下
することに起因して、像担持体Dからのトナーの掻き落
しが十分に行われず、これによって像担持体Dの表面に
トナーが固着してしまう、いわゆるフィルミングが発生
する不都合があった。
【0009】図14に示す如く、像担持体Dの表面にク
リーニングブレードAaを圧接した状態では、矢印R方
向に回転する像担持体Dからの圧接力により、弾性体で
あるクリーニングブレードAaは大きく撓み、またクリ
ーニングブレードホルダAbも僅かではあるが撓むこと
となる。なお、図14中の実線は、クリーニングブレー
ドAaおよびクリーニングブレードホルダAbの中央域
における撓みを示し、図14中の破線は、クリーニング
ブレードAaおよびクリーニングブレードホルダAbの
端部における撓みを示している。
【0010】ここで、上述した如くクリーニングブレー
ドホルダAbは、その両端部の2点で筐体Acにネジ止
めされているため、クリーニングブレードホルダAbの
撓みは、その両端部においては図中に破線で示す如く僅
かであるものの、何らの拘束も為されていない中央域に
おいては、図中に実線で示す如く大きなものとなってし
まう。
【0011】このように、クリーニングブレードホルダ
Abが撓むことで、該クリーニングブレードホルダAb
に固定されているクリーニングブレードAaの、像担持
体Dに対する圧接力が低下することとなり、特にクリー
ニングブレードホルダAbの撓みが大きい中央域では、
像担持体DへのクリーニングブレードAaの圧接力が著
しく低下することによって、像担持体Dからのトナーの
掻き取り残しが生じてしまう不都合があった。
【0012】上記不都合を解消するには、中央域の圧接
力を掻き取り残しが生じない程度にまで高めるべく、像
担持体Dに対するクリーニングブレードAaの圧接力を
全体的に増大させれば良いのであるが、この方法ではク
リーニングブレードAaの端部における圧接力が著しく
強いものとなり、像担持体Dが回転する際のトルクの増
大や、摩耗の加速による寿命の低下を招く等の問題があ
った。
【0013】また、クリーニングブレードホルダAbの
板厚を増し、剛性を高げて撓みを小さくすることで、中
央域における圧接力の低下を抑えることができるもの
の、板厚の増大に起因するコストアップや大型化、さら
には重量増大に伴って諸作業が困難となる等の問題があ
った。
【0014】さらに、クリーニングブレードホルダAb
を、その長手方向全体に亘って筐体Acに固定支持すれ
ば、上記クリーニングブレードホルダAbの撓みが全長
に亘ってほぼ均一となり、像担持体Dに対するクリーニ
ングブレードAaの圧接力も均一となる反面、この方法
では、筐体AcにおけるクリーニングブレードホルダA
bの取付面に高精度の平面度が要求され、このために製
造コストの増大を招くばかりでなく、加工誤差に起因す
る不良率が増大する等の問題があった。
【0015】本発明は上記実状に鑑みて、像担持体の不
用意な寿命の低下、コストアップ、大型化等を招くこと
なく、像担持体に対するトナーの掻き取り残しの発生を
未然に防止し得るクリーニング装置の提供を目的とする
ものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、本発明に関わるクリーニング装置は、クリーニング
ブレードホルダの長手方向中央域を、該クリーニングブ
レードホルダが筐体に固定されている状態において、該
クリーニングブレードホルダの長手方向両端部よりも像
担持体に近接する態様で突出形成している。
【0017】また、上記目的を達成するべく、本発明に
関わるクリーニング装置は、クリーニングブレードホル
ダの長手方向中央域を、該クリーニングブレードホルダ
が筐体に固定されている状態において、該筐体に設けた
支持部材により押圧して変形させ、クリーニングブレー
ドホルダの長手方向両端部よりも像担持体に近接する態
様で突出させている。
【0018】また、上記目的を達成するべく、本発明に
関わるクリーニング装置は、クリーニングブレードホル
ダにおいて筐体に固定支持された部位から最も遠い部位
を、筐体に固定支持された部位よりも像担持体に近接す
る態様で突出させている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、幾つかの実施例を示す図面
に基づいて、本発明を詳細に説明する。図1から図4に
示す如く、本発明に関わるクリーニング装置1は、像担
持体Dに圧接して残留トナーを除去するための、弾性体
(ゴム材料)から成る帯板状のクリーニングブレード2
と、このクリーニングブレード2によって像担持体Dか
ら掻き落とされたトナーを収容するための筐体3とを備
えている。
【0020】また、本発明に関わるクリーニング装置1
は、クリーニングブレード2を全長に亘って固定支持す
るクリーニングブレードホルダ4を具備しており、この
クリーニングブレードホルダ4は、図2中の斜線部分に
おいてクリーニングブレード2を接着等の手段により固
定支持している。
【0021】さらに、上記クリーニングブレードホルダ
4は、長手方向の両端部を筐体3に固定支持されてお
り、上記クリーニングブレードホルダ4の両端部は、筐
体3の内部に設けられた台座3a、3aに、各々止めネ
ジ5、5を介して固定支持されている。
【0022】なお、上記クリーニング装置1の基本的な
構成は、先に説明した従来のクリーニング装置A(図1
2〜図14)と大きく変わるところはなく、またクリー
ニングブレードの自由端縁を像担持体に圧接させること
により、回転する像担持体の表面からトナーを掻き落と
す構成についても、従来のクリーニング装置Aと変わる
ところはない。
【0023】ところで、従来のクリーニング装置におい
ては、像担持体からトナーを掻き取る上で、以下に示す
如き諸条件が好ましいことが知られている。 クリーニングブレードの像担持体に対する圧接力: 2.5
〜 7.0 g/mm クリーニングブレードのゴム硬度: 60 〜 80° クリーニングブレードの自由長: 7 〜 9 mm クリーニングブレードホルダの厚さ: 2.0 〜 3.0 mm クリーニングブレードと像担持体の圧接角: 9 〜 20°
【0024】上記条件によれば像担持体における端部で
フィルミングが発生しないことに鑑みて、像担持体にお
ける中央域近辺でのフィルミングの発生を防止するに
は、クリーニングブレードの中央域近辺における像担持
体への圧接力と圧接角とを、クリーニングブレードの端
部における像担持体への圧接力と圧接角とに近付ければ
よいことは明らかである。
【0025】そこで、図1から図4に示した本発明のク
リーニング装置1では、クリーニングブレードホルダ4
を弓状に湾曲形成している。
【0026】すなわち、長手方向の両端部4a、4a
を、それぞれ平面に形成しているとともに、中央域4b
をアーチ状に迫り上がるよう形成しており、筐体3に固
定支持されている状態において、クリーニングブレード
ホルダ4の中央域4bは、両端部4a、4aよりも像担
持体Dに近接する態様で突出することとなる。
【0027】言い換えれば、クリーニングブレードホル
ダ4において筐体3に固定支持された部位(両端部4
a、4a)から最も遠い部位(中央域4b)が、筐体3
に固定支持された部位(両端部4a、4a)よりも像担
持体Dに近接する態様で突出することとなる。
【0028】また、クリーニングブレードホルダ4に取
り付けられたクリーニングブレード2は、クリーニング
ブレードホルダ4の表面に倣い、両端部2a、2aより
も中央域2bが像担持体Dに近接する態様で突出した弓
状に湾曲することとなる。
【0029】上記構成のクリーニング装置1が、像担持
体Dに対する所定位置に設置されている状態では、クリ
ーニングブレード2の自由端縁が、その全長に亘って像
担持体Dの表面に圧接することとなり、このとき像担持
体Dからの圧接力によって、クリーニングブレード2と
ともに、クリーニングブレードホルダ4が撓むこととな
る。
【0030】ここで、クリーニングブレードホルダ4
は、両端部4a、4aよりも撓みの大きい中央域4b
を、像担持体Dに対して近接する態様で突出形成してい
るので、このクリーニングブレードホルダ4に取り付け
られたクリーニングブレード2の中央域2bは、両端部
2a、2aよりも像担持体Dに対する圧接力が大きなも
のとなる。
【0031】このため、クリーニングブレードホルダ4
の中央域4bが、両端部4a、4aよりも大きく撓んだ
状態であっても、クリーニングブレード2の中央域2b
における像担持体Dへの圧接力が、掻き取り残しが発生
する大きさにまで低下してしまうことはない。
【0032】かくして、上述した構成のクリーニング装
置1によれば、クリーニングブレードホルダ4の撓みに
起因する、像担持体の表面からのトナーの掻き取り残し
の発生を未然に防止することが可能となる。
【0033】また、上述したクリーニング装置1は、像
担持体Dに対するクリーニングブレード2の圧接力を全
体的に増大させるものではないので、像担持体Dが回転
する際のトルクの増大や、摩耗の加速による寿命の低下
を招くことはない。
【0034】また、クリーニングブレードホルダ4は、
一定の板厚の帯板を弓状に湾曲形成したものであり、板
厚の増大に起因するコストアップや大型化、さらには重
量増大に伴って諸作業が困難となる等の問題はなく、さ
らに長手方向の全体に亘って筐体3に固定支持されるも
のでもないので、製造コストの不用意な増大や、加工誤
差に起因する不良率の増大等を招くこともない。
【0035】図5から図7に示したクリーニング装置1
0は、クリーニングブレードホルダ14の両端部14
a、14aを平面に形成し、かつ中央域14bの板厚を
両端部14a、14aの板厚よりも厚く形成しており、
筐体13(台座13a)に止めネジ15を介して固定支
持されている状態において、クリーニングブレードホル
ダ14の中央域14bは、両端部14a、14aよりも
像担持体Dに近接する態様で突出している。
【0036】言い換えれば、クリーニングブレードホル
ダ14において、筐体13に固定支持された部位(両端
部14a、14a)から最も遠い部位(中央域14b)
が、筐体13に固定支持された部位(両端部14a、1
4a)よりも像担持体Dに近接する態様で突出してい
る。
【0037】なお、上記クリーニングブレードホルダ1
4における、両端部14a、14aと中央域14bとの
板厚の相違は僅かなものであり、中央域14bを厚く形
成したことにより、著しい重量の増大を招くものでない
ことは言うまでもない。
【0038】一方、クリーニングブレードホルダ14に
固定支持されたクリーニングブレード12は、両端部1
2a、12aよりも中央域12bが像担持体Dに近接す
る態様で突出した弓状に湾曲している。
【0039】このクリーニング装置10の構成は、クリ
ーニングブレードホルダ14の形状が相違する以外は、
図1から図4に示したクリーニング装置1と基本的に同
一であり、また像担持体Dに対する動作態様、さらに作
用効果に関しても変わるところはないので、クリーニン
グ装置10に関わる詳細な説明は省略する。
【0040】図8から図11に示すクリーニング装置2
0は、クリーニングブレードホルダ24を筐体23に固
定する際、該クリーニングブレードホルダ24を弓状に
湾曲変形させている。
【0041】クリーニングブレードホルダ24は、全長
に亘って板厚が一定の平板から構成されている一方、筐
体23の内部には、台座23a、23aの中間位置に、
支持部材としてのリブ23bが、台座23a、23aよ
りも突出する態様で、一体に成形されている。
【0042】クリーニングブレードホルダ24を筐体2
3に取り付る際、上記クリーニングブレードホルダ24
の両端部24a、24aを、筐体23の台座23a、2
3aに止めネジ25、25を介して締結すると、クリー
ニングブレードホルダ24の中央域24bが、台座23
a、23aより突出している筐体23のリブ23bに突
き上げられてアーチ状に変形し、両端部24a、24a
よりも像担持体Dに近接する態様で突出することとな
る。
【0043】言い換えれば、クリーニングブレードホル
ダ24において、筐体23に固定支持された部位(両端
部24a、24a)から最も遠い部位(中央域24b)
が、筐体23に固定支持された部位(両端部24a、2
4a)よりも像担持体Dに近接する態様で突出すること
となる。
【0044】なお、上記クリーニングブレードホルダ2
4の中央域24bは、自身の弾性復帰力によってリブ2
3bと圧接しているので、ネジ止めしているのと同様、
筐体23に対して強固に保持されることとなる。
【0045】一方、上記クリーニングブレードホルダ2
4に取り付けられたクリーニングブレード22は、クリ
ーニングブレードホルダ24の表面に倣い、両端部22
a、22aよりも中央域22bが像担持体Dに近接する
態様で突出した弓状に湾曲することとなる。
【0046】上記構成のクリーニング装置20が、像担
持体Dに対する所定位置に設置されている状態では、ク
リーニングブレード22の自由端縁が、その全長に亘っ
て像担持体Dの表面に圧接することとなり、このとき像
担持体Dからの圧接力によって、クリーニングブレード
22とともに、クリーニングブレードホルダ24が撓む
こととなる。
【0047】ここで、クリーニングブレードホルダ24
は、両端部24a、24aよりも撓みの大きい中央域2
4bを、像担持体Dに対して近接する態様で湾曲変形さ
せているので、このクリーニングブレードホルダ24に
取り付けられたクリーニングブレード22の中央域22
bは、両端部22a、22aよりも像担持体Dに対する
圧接力が大きなものとなる。
【0048】よって、クリーニングブレードホルダ24
の中央域24bが、両端部24a、24aよりも大きく
撓んだ状態であっても、クリーニングブレード22の中
央域22bにおける像担持体Dへの圧接力が、掻き取り
残しが発生する大きさにまで低下してしまうことはな
い。
【0049】かくして、上述した構成のクリーニング装
置20によれば、クリーニングブレードホルダ24の撓
みに起因する、像担持体の表面からのトナーの掻き取り
残しの発生を未然に防止することが可能となる。
【0050】また、上述したクリーニング装置20は、
像担持体Dに対するクリーニングブレード22の圧接力
を全体的に増大させるものではないので、像担持体Dが
回転する際のトルクの増大や、摩耗の加速による寿命の
低下を招くことはない。
【0051】また、クリーニングブレードホルダ24
は、一定の板厚の帯板を弓状に湾曲変形させたものであ
り、板厚の増大に起因するコストアップや大型化、さら
には重量増大に伴って諸作業が困難となる等の問題はな
く、また長手方向の全体に亘って筐体23に固定支持さ
れるものでもないので、製造コストの不用意な増大や、
加工誤差に起因する不良率の増大等を招くこともない。
【0052】また、上記クリーニング装置20では、ク
リーニングブレードホルダ24が、従来と同様の平板か
ら構成されており、特殊な形状に成形する必要がないの
で、製造コストの低減を達成することが可能となる。
【0053】さらに、上記クリーニング装置20では、
支持部材としてのリブ23bを、筐体23の一部として
一体に成形しているので、支持部材を別部品から構成し
た場合と比較して、製造コストの増大を抑えることがで
き、かつ強度の上昇をも達成することが可能となる。
【0054】
【発明の効果】以上、詳述した如く、本発明に関わるク
リーニング装置は、クリーニングブレードホルダの長手
方向中央域を、該クリーニングブレードホルダが筐体に
固定されている状態において、該クリーニングブレード
ホルダの長手方向両端部よりも像担持体に近接する態様
で突出形成している。上記構成によれば、クリーニング
ブレードホルダに取り付けられたクリーニングブレード
の中央域は、両端部よりも像担持体に対する圧接力が大
きなものとなるので、クリーニングブレードホルダの中
央域が両端部より大きく撓んでも、クリーニングブレー
ドの中央域における像担持体への圧接力が大きく低下す
ることがなく、もって像担持体に対するトナーの掻き取
り残しの発生を未然に防止することができる。
【0055】また、本発明に関わるクリーニング装置
は、クリーニングブレードホルダの長手方向中央域を、
該クリーニングブレードホルダが筐体に固定されている
状態において、該筐体に設けた支持部材により押圧して
変形させ、クリーニングブレードホルダの長手方向両端
部よりも像担持体に近接する態様で突出させている。上
記構成によれば、クリーニングブレードホルダに取り付
けられたクリーニングブレードの中央域は、両端部より
も像担持体に対する圧接力が大きなものとなるので、ク
リーニングブレードホルダの中央域が両端部より大きく
撓んでも、クリーニングブレードの中央域における像担
持体への圧接力が大きく低下することがなく、もって像
担持体に対するトナーの掻き取り残しの発生を未然に防
止することができる。さらに、上記構成によれば、クリ
ーニングブレードホルダを従来と同様に平板から構成す
ることができ、特殊な形状に成形する必要がないので、
クリーニング装置の製造に関わるコストを低減させるこ
とが可能となる。
【0056】また、本発明に関わるクリーニング装置
は、支持部材を筐体と一体に形成しているので、支持部
材を別部品から構成した場合と比較して、製造コストの
増大を抑えることができ、かつ強度の上昇をも達成する
ことが可能となる。
【0057】また、本発明に関わるクリーニング装置
は、クリーニングブレードホルダにおいて筐体に固定支
持された部位から最も遠い部位を、筐体に固定支持され
た部位よりも像担持体に近接する態様で突出させてい
る。上記構成によれば、クリーニングブレードホルダに
取り付けられたクリーニングブレードにおいて、クリー
ニングブレードホルダの筐体に固定支持された部位から
最も遠い部位に対応した範囲は、クリーニングブレード
ホルダの筐体に固定支持された部位に対応した範囲より
も像担持体に対する圧接力が大きなものとなるので、ク
リーニングブレードホルダにおいて筐体に固定支持され
た部位から最も遠い部位が大きく撓んでも、クリーニン
グブレードにおいてクリーニングブレードホルダの筐体
に固定支持された部位から最も遠い部位に対応した範囲
の像担持体への圧接力が大きく低下することがなく、も
って像担持体に対するトナーの掻き取り残しの発生を未
然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わるクリーニング装置を示す全体斜
視図。
【図2】クリーニング装置を示す分解斜視図。
【図3】クリーニングブレードホルダ等を正面から観た
図。
【図4】(a)および(b)は、図3のa−a線断面図
およびb−b線断面図。
【図5】本発明に関わる他のクリーニング装置を示す分
解斜視図。
【図6】クリーニングブレードホルダ等を正面から観た
図。
【図7】(a)および(b)は、図6のa−a線断面図
およびb−b線断面図。
【図8】本発明に関わる更に他のクリーニング装置を示
す全体斜視図。
【図9】クリーニング装置を示す分解斜視図。
【図10】クリーニングブレードホルダ等を正面から観
た図。
【図11】(a)および(b)は、図10のa−a線断
面図およびb−b線断面図。
【図12】従来のクリーニング装置を示す概念的断面
図。
【図13】従来のクリーニング装置を示す分解斜視図。
【図14】従来のクリーニング装置におけるクリーニン
グブレードとクリーニングブレードホルダとの挙動を示
す概念図。
【符号の説明】
1、10、20…クリーニング装置、 2、12、22…クリーニングブレード、 3、13、23…筐体、 4、14、24…クリーニングブレードホルダ、 4b、14b、24b…中央域、 5、15、25…止めネジ、 23b…リブ(支持部材)、 D…像担持体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−33164(JP,A) 特開 平6−186890(JP,A) 特開 平8−292689(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に圧接して残留トナーを除去
    するクリーニングブレードと、前記像担持体から除去さ
    れたトナーを収容する筐体と、前記クリーニングブレー
    ドを全長に亘って固定支持しかつ長手方向の両端部を前
    記筐体に固定支持されたクリーニングブレードホルダと
    を具備するクリーニング装置であって、 前記クリーニングブレードホルダの長手方向中央域を、
    該クリーニングブレードホルダが前記筐体に固定されて
    いる状態において、前記クリーニングブレードホルダの
    長手方向両端部よりも、前記像担持体に近接する態様で
    突出形成して成ることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 像担持体に圧接して残留トナーを除去
    するクリーニングブレードと、前記像担持体から除去さ
    れたトナーを収容する筐体と、前記クリーニングブレー
    ドを全長に亘って固定支持しかつ長手方向の両端部を前
    記筐体に固定支持されたクリーニングブレードホルダと
    を具備するクリーニング装置であって、 前記クリーニングブレードホルダの長手方向中央域を、
    該クリーニングブレードホルダが前記筐体に固定されて
    いる状態において、前記筐体に設けた支持部材により押
    圧して変形させ、前記クリーニングブレードホルダの長
    手方向両端部よりも、前記像担持体に近接する態様で突
    出させて成ることを特徴とするクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は、前記筐体と一体形成
    されていることを特徴とする請求項2記載のクリーニン
    グ装置。
  4. 【請求項4】 像担持体に圧接して残留トナーを除去
    するクリーニングブレードと、前記像担持体から除去さ
    れたトナーを収容する筐体と、前記クリーニングブレー
    ドを全長に亘って固定支持しかつ前記筐体に固定支持さ
    れたクリーニングブレードホルダとを具備するクリーニ
    ング装置であって、 前記クリーニングブレードホルダにおいて前記筐体に固
    定支持された部位から最も遠い部位を、前記筐体に固定
    支持された部位よりも前記像担持体に近接する態様で突
    出させて成ることを特徴とするクリーニング装置。
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