JPH07160163A - クリーニング装置 - Google Patents
クリーニング装置Info
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- JPH07160163A JPH07160163A JP32572893A JP32572893A JPH07160163A JP H07160163 A JPH07160163 A JP H07160163A JP 32572893 A JP32572893 A JP 32572893A JP 32572893 A JP32572893 A JP 32572893A JP H07160163 A JPH07160163 A JP H07160163A
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- JP
- Japan
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- cleaning device
- housing
- cleaning
- photoconductor
- upper lid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子写真法を用いる画像形成装置の感光体を
清掃するクリーニング装置において、簡単な構造で装置
外へのトナー漏れを防止する。 【構成】 ハウジング7の上部に上蓋9が冠着されるよ
うになっており、上蓋9の下面にある凸部19がハウジ
ング7の内側に嵌め合わされる。ハウジングの前方は、
両側部壁22から張り出し部23が設けられており、両
側からの張り出し部間にはクリーニングブレード2が取
り付けられた支持部材33が架け渡されている。上記上
蓋9の凸部19は、張り出し部23と対峙する位置で突
起部20を有し、張り出し部23にはこの突起部22が
嵌め合わされる凹部29を備える。また、ハウジング前
方両端部には、軟弾性シール部材が、トナー漏れの原因
となる隙間を生じないように貼着される。
清掃するクリーニング装置において、簡単な構造で装置
外へのトナー漏れを防止する。 【構成】 ハウジング7の上部に上蓋9が冠着されるよ
うになっており、上蓋9の下面にある凸部19がハウジ
ング7の内側に嵌め合わされる。ハウジングの前方は、
両側部壁22から張り出し部23が設けられており、両
側からの張り出し部間にはクリーニングブレード2が取
り付けられた支持部材33が架け渡されている。上記上
蓋9の凸部19は、張り出し部23と対峙する位置で突
起部20を有し、張り出し部23にはこの突起部22が
嵌め合わされる凹部29を備える。また、ハウジング前
方両端部には、軟弾性シール部材が、トナー漏れの原因
となる隙間を生じないように貼着される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法を用いる複
写機やプリンター等の画像形成装置において用いられ、
画像担持体としての感光体もしくは静電記録体のクリー
ニングを行う装置に係り、特に、簡単な構成で装置外へ
のトナー漏れを防止することができるクリーニング装置
に関する。
写機やプリンター等の画像形成装置において用いられ、
画像担持体としての感光体もしくは静電記録体のクリー
ニングを行う装置に係り、特に、簡単な構成で装置外へ
のトナー漏れを防止することができるクリーニング装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、感光体上に残留するトナーを
除去するクリーニング装置として、例えば図5に開示さ
れるようなクリーニング装置が知られている。このクリ
ーニング装置は図に示されるように、交換可能なクリー
ニングユニット120として構成されており、該ユニッ
トのフレーム137に対して、ハウジング127を設け
ており、該ハウジング127の感光体ベルト121側に
は開口部135が形成され、該開口部135付近にブレ
ード122とブラシロール123とが配置されている。
また、前記開口部135の上下の部分には上部シール1
30と下部シールとしてのフィルムシール126を、前
記ブレード122の下方にはブレード下部シール131
を配置し、該ハウジング内で発生したクラウド状トナー
が、ハウジング127の外部に漏れ出さないような工夫
がなされている。
除去するクリーニング装置として、例えば図5に開示さ
れるようなクリーニング装置が知られている。このクリ
ーニング装置は図に示されるように、交換可能なクリー
ニングユニット120として構成されており、該ユニッ
トのフレーム137に対して、ハウジング127を設け
ており、該ハウジング127の感光体ベルト121側に
は開口部135が形成され、該開口部135付近にブレ
ード122とブラシロール123とが配置されている。
また、前記開口部135の上下の部分には上部シール1
30と下部シールとしてのフィルムシール126を、前
記ブレード122の下方にはブレード下部シール131
を配置し、該ハウジング内で発生したクラウド状トナー
が、ハウジング127の外部に漏れ出さないような工夫
がなされている。
【0003】このクリーニング装置のハウジング127
の内部には、前記したように、ブレード122とブラシ
ロール123とを設けていて、そのブレード122をブ
レードホルダー132により支持し、該ホルダー132
を支持軸133により支持している。そして、図示を省
略した軸駆動機構によって支持軸133を揺動させ、ブ
レード122の先端部が感光体ベルトに対して離接する
ように、リトラクト機構が構成される。しかしながら、
このようなクリーニング装置では、トナー漏れを防止す
るために多種のシール材126、130、131等が必
要であり、装置を構成する部材の部品点数及び組み立て
工数が多くなる等の欠点がある。
の内部には、前記したように、ブレード122とブラシ
ロール123とを設けていて、そのブレード122をブ
レードホルダー132により支持し、該ホルダー132
を支持軸133により支持している。そして、図示を省
略した軸駆動機構によって支持軸133を揺動させ、ブ
レード122の先端部が感光体ベルトに対して離接する
ように、リトラクト機構が構成される。しかしながら、
このようなクリーニング装置では、トナー漏れを防止す
るために多種のシール材126、130、131等が必
要であり、装置を構成する部材の部品点数及び組み立て
工数が多くなる等の欠点がある。
【0004】このような事情から、図6に示すようなク
リーニング装置が提案されている。図6は、このクリー
ニング装置を示す概略構成図であり、図6(a)は断面
図、図6(b)は、感光体を外した状態で、装置の長手
方向の軸線に対して直角方向から見た図である。このク
リーニング装置は、感光体101と対向する側に開口を
有するハウジング107内に、感光体101に圧接され
るクリーニングブレード102と、このクリーニングブ
レード102の圧接位置よりも感光体の周回方向におけ
る上流側で感光体と接触するクリーニングブラシ103
と、感光体101表面から除去されたトナーを回収する
搬送オーガー105と、一端がハウジング107の下部
に支持され他端付近で感光体101と接触するフィルム
状の下部シール部材106と、ハウジング107の上方
から嵌合される上蓋109と、該ハウジング107の両
端部でハウジング107端部をシールする軟弾性の端部
シール部材108とを有している。
リーニング装置が提案されている。図6は、このクリー
ニング装置を示す概略構成図であり、図6(a)は断面
図、図6(b)は、感光体を外した状態で、装置の長手
方向の軸線に対して直角方向から見た図である。このク
リーニング装置は、感光体101と対向する側に開口を
有するハウジング107内に、感光体101に圧接され
るクリーニングブレード102と、このクリーニングブ
レード102の圧接位置よりも感光体の周回方向におけ
る上流側で感光体と接触するクリーニングブラシ103
と、感光体101表面から除去されたトナーを回収する
搬送オーガー105と、一端がハウジング107の下部
に支持され他端付近で感光体101と接触するフィルム
状の下部シール部材106と、ハウジング107の上方
から嵌合される上蓋109と、該ハウジング107の両
端部でハウジング107端部をシールする軟弾性の端部
シール部材108とを有している。
【0005】図7(a)は、上記クリーニング装置の図
6(b)中に示すD−D線における断面図、図7(b)
は、該クリーニング装置の下方部における部分拡大図、
図8は図6(b)中に示すC−C線における断面図であ
る。図7(b)においてハウジング107の下方には、
上記フィルム状のシール部材106が内面に貼着され、
ハウジング107の前方下部から下面にかけて当接され
るシール支持部材116を備えている。また、ハウジン
グ107の両端部でトナーの漏出を防止するための軟弾
性の端部シール部材108の近傍位置には、現像ロール
(図示せず)のスペーサー部が感光体と圧接される部位
をクリーニングする清掃部材112を備えている。そし
て、前記クリーニングブレード102、フィルム状下部
シール部材106、清掃部材112が感光体101と当
接されることにより、クリーニング装置の各部位におけ
るトナー漏れを防止するようにしている。このようなク
リーニング装置は前述した図5に示すクリーニング装置
に比較して部品点数が少なくなり、組立工数が大幅に少
なくなるという利点を有している。
6(b)中に示すD−D線における断面図、図7(b)
は、該クリーニング装置の下方部における部分拡大図、
図8は図6(b)中に示すC−C線における断面図であ
る。図7(b)においてハウジング107の下方には、
上記フィルム状のシール部材106が内面に貼着され、
ハウジング107の前方下部から下面にかけて当接され
るシール支持部材116を備えている。また、ハウジン
グ107の両端部でトナーの漏出を防止するための軟弾
性の端部シール部材108の近傍位置には、現像ロール
(図示せず)のスペーサー部が感光体と圧接される部位
をクリーニングする清掃部材112を備えている。そし
て、前記クリーニングブレード102、フィルム状下部
シール部材106、清掃部材112が感光体101と当
接されることにより、クリーニング装置の各部位におけ
るトナー漏れを防止するようにしている。このようなク
リーニング装置は前述した図5に示すクリーニング装置
に比較して部品点数が少なくなり、組立工数が大幅に少
なくなるという利点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなクリーニング装置では、以下のような問題点があ
る。上記クリーニング装置では、ハウジング107に上
蓋109が嵌合されるような構造になっているが、その
嵌合部分にわずかな隙間があると、その隙間部分からト
ナーが漏れるという問題点がある。この問題を解消する
ために嵌合部分にシール部材を用いる等の方法もある
が、該シール部材の取り付け等によって部品点数および
組立工数が増加し、コストが上昇するという問題点があ
る。
ようなクリーニング装置では、以下のような問題点があ
る。上記クリーニング装置では、ハウジング107に上
蓋109が嵌合されるような構造になっているが、その
嵌合部分にわずかな隙間があると、その隙間部分からト
ナーが漏れるという問題点がある。この問題を解消する
ために嵌合部分にシール部材を用いる等の方法もある
が、該シール部材の取り付け等によって部品点数および
組立工数が増加し、コストが上昇するという問題点があ
る。
【0007】また、上記クリーニング装置では、図7
(b)に示すようにハウジング107前方下部側の両端
部でシール支持部材116と軟弾性端部シール部材10
8との当接部に隙間Eが生じてしまい、トナーがそこか
ら抜けて落下し、機内を汚してしまうという問題点があ
る。
(b)に示すようにハウジング107前方下部側の両端
部でシール支持部材116と軟弾性端部シール部材10
8との当接部に隙間Eが生じてしまい、トナーがそこか
ら抜けて落下し、機内を汚してしまうという問題点があ
る。
【0008】さらに、上記クリーニング装置では、図8
に示すように感光体101の両端部分をクリーニングす
る清掃部材112が、感光体101表面に対して均一に
当接しているので、図8中のF部のように、感光体の回
転方向に対して清掃部材112の上流側の端部からめく
れてしまうという問題点がある。また、このように端部
がめくれてくると、感光体101上の清掃が不十分とな
るとともに、清掃部材112と感光体101との当接部
に隙間が生じ、そこからトナーが装置外に漏れ出すとい
う問題点もある。
に示すように感光体101の両端部分をクリーニングす
る清掃部材112が、感光体101表面に対して均一に
当接しているので、図8中のF部のように、感光体の回
転方向に対して清掃部材112の上流側の端部からめく
れてしまうという問題点がある。また、このように端部
がめくれてくると、感光体101上の清掃が不十分とな
るとともに、清掃部材112と感光体101との当接部
に隙間が生じ、そこからトナーが装置外に漏れ出すとい
う問題点もある。
【0009】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的は、簡単な構成でトナー漏
れを防止することができるクリーニング装置を提供する
ことである。
されたものであり、その目的は、簡単な構成でトナー漏
れを防止することができるクリーニング装置を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、 電子写真式の画像形成
装置に用いられ、トナー像を転写した後の感光体に残留
するトナーを回収するクリーニング装置であって、該ク
リーニング装置のハウジングの後部璧と、側部壁と、ハ
ウジングの前部で両側の側部壁から内側に張り出した張
り出し部との上端面に冠着される上蓋を有するクリーニ
ング装置において、 前記上蓋が、その下面から下方
に突き出した凸部を有し、この凸部の側面が、前記後部
壁と側部壁と張り出し部の内面とに対峙するように、前
記ハウジングと嵌合されるものであり、 前記上蓋が、
前記凸部の前記張り出し部と対峙する側面部分から突き
出すとともに、該上蓋の下面と連続する突起部を有し、
前記張り出し部は、前記突起部と対応する形状を有し
て該突起部が嵌め合わされる凹部を備えるものとする。
め、請求項1に記載の発明は、 電子写真式の画像形成
装置に用いられ、トナー像を転写した後の感光体に残留
するトナーを回収するクリーニング装置であって、該ク
リーニング装置のハウジングの後部璧と、側部壁と、ハ
ウジングの前部で両側の側部壁から内側に張り出した張
り出し部との上端面に冠着される上蓋を有するクリーニ
ング装置において、 前記上蓋が、その下面から下方
に突き出した凸部を有し、この凸部の側面が、前記後部
壁と側部壁と張り出し部の内面とに対峙するように、前
記ハウジングと嵌合されるものであり、 前記上蓋が、
前記凸部の前記張り出し部と対峙する側面部分から突き
出すとともに、該上蓋の下面と連続する突起部を有し、
前記張り出し部は、前記突起部と対応する形状を有し
て該突起部が嵌め合わされる凹部を備えるものとする。
【0011】請求項2に記載の発明は、 前記請求項1
に記載のクリーニング装置において、 前記感光体と当
接されるクリーニングブレードを支持するブレード支持
部材が、前記張り出し部と前記上蓋との間に挟持され、
このブレード支持部材に設けられた切り欠き部が前記突
起部と嵌合されるものとする。
に記載のクリーニング装置において、 前記感光体と当
接されるクリーニングブレードを支持するブレード支持
部材が、前記張り出し部と前記上蓋との間に挟持され、
このブレード支持部材に設けられた切り欠き部が前記突
起部と嵌合されるものとする。
【0012】請求項3に記載の発明は、 電子写真式の
画像形成装置に用いられ、トナー像を転写した後の感光
体に残留するトナーを回収するクリーニング装置であっ
て、該クリーニング装置のハウジングに支持されて前記
感光体に当接し、感光体上の残留トナーをかき落とすク
リーニングブレードと、 このクリーニングブレードの
下方で前記感光体と接触し、かき落とされたトナーを受
けるフィルム状シールと、 前記フィルム状シールが貼
着され、前記ハウジングの前方下部から下面にかけて当
接されるシール支持部材とを有するクリーニング装置に
おいて、前記シール支持部材の両側端部付近と前記ハウ
ジングとの間に、容易に弾性変形が可能な軟弾性シール
部材が、前方下部から下面にかけて折り曲げて配設され
ているものとする。
画像形成装置に用いられ、トナー像を転写した後の感光
体に残留するトナーを回収するクリーニング装置であっ
て、該クリーニング装置のハウジングに支持されて前記
感光体に当接し、感光体上の残留トナーをかき落とすク
リーニングブレードと、 このクリーニングブレードの
下方で前記感光体と接触し、かき落とされたトナーを受
けるフィルム状シールと、 前記フィルム状シールが貼
着され、前記ハウジングの前方下部から下面にかけて当
接されるシール支持部材とを有するクリーニング装置に
おいて、前記シール支持部材の両側端部付近と前記ハウ
ジングとの間に、容易に弾性変形が可能な軟弾性シール
部材が、前方下部から下面にかけて折り曲げて配設され
ているものとする。
【0013】請求項4に記載の発明は、 電子写真式の
画像形成装置に用いられ、トナー像を転写した後の感光
体に残留するトナーを回収するクリーニング装置であっ
て、該クリーニング装置のハウジングに支持され感光体
に圧接される軟弾性体からなり、前記感光体の端部表面
に摺擦される清掃部材を備えるクリーニング装置におい
て、 前記清掃部材が、前記感光体と圧接される範囲
の上流側端部付近で、該感光体表面から徐々に離れるよ
うに設置されているものとする。
画像形成装置に用いられ、トナー像を転写した後の感光
体に残留するトナーを回収するクリーニング装置であっ
て、該クリーニング装置のハウジングに支持され感光体
に圧接される軟弾性体からなり、前記感光体の端部表面
に摺擦される清掃部材を備えるクリーニング装置におい
て、 前記清掃部材が、前記感光体と圧接される範囲
の上流側端部付近で、該感光体表面から徐々に離れるよ
うに設置されているものとする。
【0014】請求項1の発明において、上記突起部と、
該突起部に対応する凹部とは、形状及び寸法等を適宜に
設定することができる。請求項2の発明において、上記
ブレード支持部材の切り欠き部は、上記突起部と嵌合さ
れる構造であれば形状及び寸法等を適宜に設定すること
ができる。請求項3の発明において、上記軟弾性シール
部材のハウジング下部から下面への折り曲げ寸法等は適
宜に設定することができる。請求項4の発明において、
上記清掃部材が感光体表面から徐々に離れるように設置
される部分の形状及び寸法は、該清掃部材を剥離しよう
とする力が端部に集中するのを避けることができる構造
であれば、適宜に設定することができる。
該突起部に対応する凹部とは、形状及び寸法等を適宜に
設定することができる。請求項2の発明において、上記
ブレード支持部材の切り欠き部は、上記突起部と嵌合さ
れる構造であれば形状及び寸法等を適宜に設定すること
ができる。請求項3の発明において、上記軟弾性シール
部材のハウジング下部から下面への折り曲げ寸法等は適
宜に設定することができる。請求項4の発明において、
上記清掃部材が感光体表面から徐々に離れるように設置
される部分の形状及び寸法は、該清掃部材を剥離しよう
とする力が端部に集中するのを避けることができる構造
であれば、適宜に設定することができる。
【0015】
【作用】請求項1に記載の発明に係るクリーニング装置
によれば、上蓋が下面の凸部の側面部分から突き出した
突起部を有し、張り出し部は該突起部と対応する形状で
突起部が嵌め合わされる凹部を有しているので、上蓋と
ハウジングとは、上蓋の凸部とハウジングの張り出し部
の内面との嵌合部分できっちりと嵌め合わされる。その
ため、上蓋とハウジングとの嵌合部分からトナーが漏れ
るのが防止され、簡単なクリーニング装置の構造で、組
立工数も増加させることなくトナーの漏出を防止するこ
とができる。
によれば、上蓋が下面の凸部の側面部分から突き出した
突起部を有し、張り出し部は該突起部と対応する形状で
突起部が嵌め合わされる凹部を有しているので、上蓋と
ハウジングとは、上蓋の凸部とハウジングの張り出し部
の内面との嵌合部分できっちりと嵌め合わされる。その
ため、上蓋とハウジングとの嵌合部分からトナーが漏れ
るのが防止され、簡単なクリーニング装置の構造で、組
立工数も増加させることなくトナーの漏出を防止するこ
とができる。
【0016】請求項2に記載の発明に係るクリーニング
装置によれば、ブレード支持部材が張り出し部と上蓋と
の間に挟持され、このブレード支持部材に設けられた切
り欠き部が上蓋の突起部と嵌合されているので、簡単な
構造でトナー漏れを防止できるとともに、装置の組立工
数も大幅に削減され、コストを低減することができる。
装置によれば、ブレード支持部材が張り出し部と上蓋と
の間に挟持され、このブレード支持部材に設けられた切
り欠き部が上蓋の突起部と嵌合されているので、簡単な
構造でトナー漏れを防止できるとともに、装置の組立工
数も大幅に削減され、コストを低減することができる。
【0017】請求項3に記載の発明に係るクリーニング
装置によれば、シール支持部材の両側端部付近とハウジ
ングとの間に、弾性変形可能な軟弾性シール部材が前方
から下面にかけて折り曲げて配設されているので、装置
の下方端部におけるシール支持部材とハウジングとの間
に隙間が生じるのが防止され、下方端部からのトナー漏
れを防止することができる。
装置によれば、シール支持部材の両側端部付近とハウジ
ングとの間に、弾性変形可能な軟弾性シール部材が前方
から下面にかけて折り曲げて配設されているので、装置
の下方端部におけるシール支持部材とハウジングとの間
に隙間が生じるのが防止され、下方端部からのトナー漏
れを防止することができる。
【0018】請求項4に記載の発明に係るクリーニング
装置によれば、清掃部材が感光体と圧接される範囲の上
流側端部付近で感光体表面から徐々に離れるように設置
されているので、清掃部材を剥離しようとする力が端部
に集中するのを回避することが可能となる。そのため、
清掃部材が感光体の回転方向に対して上流側の端部付近
から下流側にめくれてくるのを防止することができる。
装置によれば、清掃部材が感光体と圧接される範囲の上
流側端部付近で感光体表面から徐々に離れるように設置
されているので、清掃部材を剥離しようとする力が端部
に集中するのを回避することが可能となる。そのため、
清掃部材が感光体の回転方向に対して上流側の端部付近
から下流側にめくれてくるのを防止することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は、請求項1乃至請求項4に記載の発明の一実
施例であるクリーニング装置を示す概略構成図であり、
図1(a)は断面図、図1(b)は装置の長手方向の軸
線に対して直角方向から、感光体を外して見た図であ
る。このクリーニング装置は、感光体1と対向する側に
開口を有するハウジング7内に、感光体1に圧接される
クリーニングブレード2と、このクリーニングブレード
2の圧接位置よりも感光体の周回方向における上流側で
感光体と接触するクリーニングブラシ3と、感光体1表
面から除去されたトナーを回収する搬送オーガー5と、
一端がハウジング7の下部に支持され他端付近で感光体
1と接触するフィルム状シール部材6と、ハウジング7
の上方から嵌合される上蓋9と、該ハウジング7の両端
部でハウジング7端部をシールする軟弾性シール部材8
と、該軟弾性シール部材8の近傍位置に現像ロール(図
示せず)のスペーサー部が感光体と圧接される部位をク
リーニングする清掃部材12とを有している。また、ハ
ウジング7の下方には、上記フィルム状シール部材6が
貼着されて、ハウジング7の前方下部から下面にかけて
当接されるシール支持部材16を備えている。
る。図1は、請求項1乃至請求項4に記載の発明の一実
施例であるクリーニング装置を示す概略構成図であり、
図1(a)は断面図、図1(b)は装置の長手方向の軸
線に対して直角方向から、感光体を外して見た図であ
る。このクリーニング装置は、感光体1と対向する側に
開口を有するハウジング7内に、感光体1に圧接される
クリーニングブレード2と、このクリーニングブレード
2の圧接位置よりも感光体の周回方向における上流側で
感光体と接触するクリーニングブラシ3と、感光体1表
面から除去されたトナーを回収する搬送オーガー5と、
一端がハウジング7の下部に支持され他端付近で感光体
1と接触するフィルム状シール部材6と、ハウジング7
の上方から嵌合される上蓋9と、該ハウジング7の両端
部でハウジング7端部をシールする軟弾性シール部材8
と、該軟弾性シール部材8の近傍位置に現像ロール(図
示せず)のスペーサー部が感光体と圧接される部位をク
リーニングする清掃部材12とを有している。また、ハ
ウジング7の下方には、上記フィルム状シール部材6が
貼着されて、ハウジング7の前方下部から下面にかけて
当接されるシール支持部材16を備えている。
【0020】図2は、上記クリーニング装置のハウジン
グ7と、クリーニングブレード2と、上蓋9の嵌合部分
の構造を示す概略斜視図である。上記クリーニング装置
における上蓋9は、その下面から下方に突き出した凸部
19と、この凸部19の側面部分から突き出すとともに
該上蓋9の下面と連続する突起部20とを有している。
また、上記クリーニング装置のハウジング7は、後部壁
21と、側部壁22と、底部24と、前記側部壁22か
ら内側すなわちハウジングの前方側に張り出した張り出
し部23と、両端の側部壁22および底部24と連続す
る前方下部壁25とで主要部が構成されている。
グ7と、クリーニングブレード2と、上蓋9の嵌合部分
の構造を示す概略斜視図である。上記クリーニング装置
における上蓋9は、その下面から下方に突き出した凸部
19と、この凸部19の側面部分から突き出すとともに
該上蓋9の下面と連続する突起部20とを有している。
また、上記クリーニング装置のハウジング7は、後部壁
21と、側部壁22と、底部24と、前記側部壁22か
ら内側すなわちハウジングの前方側に張り出した張り出
し部23と、両端の側部壁22および底部24と連続す
る前方下部壁25とで主要部が構成されている。
【0021】上記側部壁22および張り出し部23の上
端部には、連続したかぎ型の形状で、上記上蓋9の凸部
19が嵌め合わされる凹状の嵌合溝27が設けられてい
る。また、上記張り出し部23の上端部には、上記上蓋
9の突起部20と対峙する位置に、該突起部20がきっ
ちりと嵌め合わされる形状に設定された凹部28(突起
部20の幅より凹部28の幅を0.3〜1.5mm程度
大きくするのが望ましい)が設けられている。なお、図
において符号29は、側部壁22と連続してハウジング
7の前方側に張り出した部材であり、図示しない感光体
の軸を支持する円形状の挿入孔30を有するものであ
る。
端部には、連続したかぎ型の形状で、上記上蓋9の凸部
19が嵌め合わされる凹状の嵌合溝27が設けられてい
る。また、上記張り出し部23の上端部には、上記上蓋
9の突起部20と対峙する位置に、該突起部20がきっ
ちりと嵌め合わされる形状に設定された凹部28(突起
部20の幅より凹部28の幅を0.3〜1.5mm程度
大きくするのが望ましい)が設けられている。なお、図
において符号29は、側部壁22と連続してハウジング
7の前方側に張り出した部材であり、図示しない感光体
の軸を支持する円形状の挿入孔30を有するものであ
る。
【0022】上記クリーニングブレード2は、前記張り
出し部23と前記上蓋9との間に挟持されるブレード支
持部材33に一端が支持され、他端が感光体1の表面に
当接される。そして、上記ブレード支持部材33には、
張り出し部23と上蓋9との間に挟持される際に突起部
20と対峙する位置に、嵌合溝27とほぼ同形状もしく
は0〜1mm程度幅の狭い形状の切り欠き部34が設け
られている。
出し部23と前記上蓋9との間に挟持されるブレード支
持部材33に一端が支持され、他端が感光体1の表面に
当接される。そして、上記ブレード支持部材33には、
張り出し部23と上蓋9との間に挟持される際に突起部
20と対峙する位置に、嵌合溝27とほぼ同形状もしく
は0〜1mm程度幅の狭い形状の切り欠き部34が設け
られている。
【0023】このようなクリーニング装置では、ハウジ
ング7、クリーニングブレード2、上蓋9が組み立てら
れる際に、ブレード支持部材33がブレード位置決めピ
ン31により位置が決められ、これによって張り出し部
23の上面に凹部28と切り欠き部34との位置が合致
するように載置され、該切り欠き部34および凹部28
に上蓋9の突起部20が嵌入される。そして、上蓋9も
ブレード位置決めピンにより位置が決められて凸部19
の側面が後部壁21の内面と対峙されるとともに、凸部
19が側部壁22および張り出し部23の嵌合溝27に
嵌入され、上記上蓋9とハウジング7とが嵌合される。
なお、上蓋9、クリーニングブレード2、ハウジング7
の固定は、長いねじ等で締め付けることにより行うこと
ができる。
ング7、クリーニングブレード2、上蓋9が組み立てら
れる際に、ブレード支持部材33がブレード位置決めピ
ン31により位置が決められ、これによって張り出し部
23の上面に凹部28と切り欠き部34との位置が合致
するように載置され、該切り欠き部34および凹部28
に上蓋9の突起部20が嵌入される。そして、上蓋9も
ブレード位置決めピンにより位置が決められて凸部19
の側面が後部壁21の内面と対峙されるとともに、凸部
19が側部壁22および張り出し部23の嵌合溝27に
嵌入され、上記上蓋9とハウジング7とが嵌合される。
なお、上蓋9、クリーニングブレード2、ハウジング7
の固定は、長いねじ等で締め付けることにより行うこと
ができる。
【0024】このようなクリーニング装置の組立構造に
よれば、上蓋9の突起部20と、ブレード支持部材33
の切り欠き部34および張り出し部23の凹部28とが
嵌め合わされるので、上蓋9とハウジング7との嵌合部
分の前方側からトナーが漏れ出すのが防止される。従っ
て、簡単な構成でトナー漏れを防止できるとともに、部
品点数および組立工数も削減される。
よれば、上蓋9の突起部20と、ブレード支持部材33
の切り欠き部34および張り出し部23の凹部28とが
嵌め合わされるので、上蓋9とハウジング7との嵌合部
分の前方側からトナーが漏れ出すのが防止される。従っ
て、簡単な構成でトナー漏れを防止できるとともに、部
品点数および組立工数も削減される。
【0025】図3(a)は上記クリーニング装置の図1
(b)中に示すB−B線における断面図、図3(b)は
底面図である。図3において上記クリーニング装置は、
シール支持部材16の両側端部付近とハウジング7の前
方下部壁25との間に、容易に弾性変形可能な長形状の
弾性体を前方下部から下面にかけて折り曲げて配置した
軟弾性シール部材8が設けられている。この軟弾性シー
ル部材8が貼着されるハウジング7は、前方下部壁25
の底面に貼着面Hを有しており、該シール部材8が折り
曲げられた部分の端部が当接する位置に突出部35(貼
着面Hよりも0.3〜5mm突き出したもの)が設けら
れている。この突出部35の下部面Gは、貼着されたシ
ール部材8の下方面Jと段差(1〜5mm)を設けて、
J面が突き出した構造となるように設定されている。こ
のようなクリーニング装置では、ハウジングの前方下部
壁25の両端部とシール支持部材16との間に介装され
る軟弾性シール部材8により従来できていた隙間が解消
され、トナーが漏れるのを防止することができる。
(b)中に示すB−B線における断面図、図3(b)は
底面図である。図3において上記クリーニング装置は、
シール支持部材16の両側端部付近とハウジング7の前
方下部壁25との間に、容易に弾性変形可能な長形状の
弾性体を前方下部から下面にかけて折り曲げて配置した
軟弾性シール部材8が設けられている。この軟弾性シー
ル部材8が貼着されるハウジング7は、前方下部壁25
の底面に貼着面Hを有しており、該シール部材8が折り
曲げられた部分の端部が当接する位置に突出部35(貼
着面Hよりも0.3〜5mm突き出したもの)が設けら
れている。この突出部35の下部面Gは、貼着されたシ
ール部材8の下方面Jと段差(1〜5mm)を設けて、
J面が突き出した構造となるように設定されている。こ
のようなクリーニング装置では、ハウジングの前方下部
壁25の両端部とシール支持部材16との間に介装され
る軟弾性シール部材8により従来できていた隙間が解消
され、トナーが漏れるのを防止することができる。
【0026】図4は、上記クリーニング装置の図1
(b)中に示すA−A線における断面図である。図4に
おいて上記クリーニング装置は、清掃部材12が感光体
1と圧接される範囲の該感光体の周回方向における上流
側端部付近で、感光体1表面から徐々に離れるように配
置されている。この清掃部材12は、ハウジング7の張
り出し部23の前方側に感光体1の外周面に沿って設け
られた湾曲部36に貼着されており、清掃部材12の上
流側端部12a付近と感光体1との距離が0.5〜5m
mの範囲となるように、湾曲部36が適切な形状に設定
されている。
(b)中に示すA−A線における断面図である。図4に
おいて上記クリーニング装置は、清掃部材12が感光体
1と圧接される範囲の該感光体の周回方向における上流
側端部付近で、感光体1表面から徐々に離れるように配
置されている。この清掃部材12は、ハウジング7の張
り出し部23の前方側に感光体1の外周面に沿って設け
られた湾曲部36に貼着されており、清掃部材12の上
流側端部12a付近と感光体1との距離が0.5〜5m
mの範囲となるように、湾曲部36が適切な形状に設定
されている。
【0027】このようなクリーニング装置では、清掃部
材12が感光体1との圧接部の上流側端部付近で感光体
表面から徐々に離れているため、清掃部材12と感光体
1との摩擦により清掃部材を剥離しようとする力が端部
に集中することがなくなり、清掃部材12の端部がめく
れにくくなる。なお、近年では、リサイクル対応のため
に清掃部材33の粘着テープとしてポリエステル系基材
のものを使いだしているが、このテープは従来のものに
対して接着力が弱いため、本実施例において使用する場
合は非常に有効である。
材12が感光体1との圧接部の上流側端部付近で感光体
表面から徐々に離れているため、清掃部材12と感光体
1との摩擦により清掃部材を剥離しようとする力が端部
に集中することがなくなり、清掃部材12の端部がめく
れにくくなる。なお、近年では、リサイクル対応のため
に清掃部材33の粘着テープとしてポリエステル系基材
のものを使いだしているが、このテープは従来のものに
対して接着力が弱いため、本実施例において使用する場
合は非常に有効である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明に係るクリーニング装置では、上蓋の突起部とこの
突起部に嵌め合わされるハウジングの張り出し部の凹部
とが設けられ、該上蓋とハウジングとがきっちり嵌合さ
れるので、簡単な構造で嵌合部分からトナーが漏れるの
を防止することができる。請求項2に記載の発明に係る
クリーニング装置では、ブレード支持部材の構造が簡単
で、容易に製作することができ、装置を構成する部品点
数や組立工数が削減され、コストを低減することができ
る。請求項3に記載の発明に係るクリーニング装置で
は、ハウジングの前方下部とシール支持部材との間に該
前方下部から下面に折り曲げられたシール部材が介装さ
れるので、簡単な構成で有効にトナー漏れを防止するこ
とができる。請求項4に記載の発明に係るクリーニング
装置では、感光体の端部表面を摺擦する清掃部材が、上
流側端部付近で感光体表面から徐々に離れるように形成
されており、感光体の回転にともなって清掃部材の上流
側端部からめくれてくるのを防止することができる。
発明に係るクリーニング装置では、上蓋の突起部とこの
突起部に嵌め合わされるハウジングの張り出し部の凹部
とが設けられ、該上蓋とハウジングとがきっちり嵌合さ
れるので、簡単な構造で嵌合部分からトナーが漏れるの
を防止することができる。請求項2に記載の発明に係る
クリーニング装置では、ブレード支持部材の構造が簡単
で、容易に製作することができ、装置を構成する部品点
数や組立工数が削減され、コストを低減することができ
る。請求項3に記載の発明に係るクリーニング装置で
は、ハウジングの前方下部とシール支持部材との間に該
前方下部から下面に折り曲げられたシール部材が介装さ
れるので、簡単な構成で有効にトナー漏れを防止するこ
とができる。請求項4に記載の発明に係るクリーニング
装置では、感光体の端部表面を摺擦する清掃部材が、上
流側端部付近で感光体表面から徐々に離れるように形成
されており、感光体の回転にともなって清掃部材の上流
側端部からめくれてくるのを防止することができる。
【図1】本発明の一実施例であるクリーニング装置を示
す概略断面図および正面図である。
す概略断面図および正面図である。
【図2】上記クリーニング装置の組立構造を示す部分拡
大図である。
大図である。
【図3】上記クリーニング装置の図1中に示すB−B線
での断面図および底面図である。
での断面図および底面図である。
【図4】上記クリーニング装置の図1中に示すA−A線
での断面図である。
での断面図である。
【図5】従来のクリーニング装置の一例を示す概略構成
図である。
図である。
【図6】従来のクリーニング装置の他の例を示す概略構
成図である。
成図である。
【図7】上記従来のクリーニング装置の図6中に示すD
−D線での断面図である。
−D線での断面図である。
【図8】上記従来のクリーニング装置の図6中に示すC
−C線での断面図である。
−C線での断面図である。
1 感光体 2 クリーニングブレード 3 クリーニングブラシ 5 搬送オーガー 6 フィルム状シール部材 7 ハウジング 8 軟弾性シール部材 9 上蓋 12 清掃部材 16 シール支持部材 19 凸部 20 突起部 21 後部壁 22 側部壁 23 張り出し部 28 凹部
Claims (4)
- 【請求項1】 電子写真式の画像形成装置に用いら
れ、トナー像を転写した後の感光体に残留するトナーを
回収するクリーニング装置であって、該クリーニング装
置のハウジングの後部璧と、側部壁と、ハウジングの前
部で両側の側部壁から内側に張り出した張り出し部との
上端面に冠着される上蓋を有するクリーニング装置にお
いて、 前記上蓋が、その下面から下方に突き出した凸部を有
し、この凸部の側面が、前記後部壁と側部壁と張り出し
部の内面とに対峙するように、前記ハウジングと嵌合さ
れるものであり、 前記上蓋が、前記凸部の前記張り出し部と対峙する側面
部分から突き出すとともに、該上蓋の下面と連続する突
起部を有し、 前記張り出し部は、前記突起部と対応する形状を有して
該突起部が嵌め合わされる凹部を備えることを特徴とす
るクリーニング装置。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載のクリーニング装
置において、 前記感光体と当接されるクリーニングブレードを支持す
るブレード支持部材が、前記張り出し部と前記上蓋との
間に挟持され、このブレード支持部材に設けられた切り
欠き部が前記突起部と嵌合されることを特徴とするクリ
ーニング装置。 - 【請求項3】 電子写真式の画像形成装置に用いら
れ、トナー像を転写した後の感光体に残留するトナーを
回収するクリーニング装置であって、該クリーニング装
置のハウジングに支持されて前記感光体に当接し、感光
体上の残留トナーをかき落とすクリーニングブレード
と、 このクリーニングブレードの下方で前記感光体と接触
し、かき落とされたトナーを受けるフィルム状シール
と、 前記フィルム状シールが貼着され、前記ハウジングの前
方下部から下面にかけて当接されるシール支持部材とを
有するクリーニング装置において、 前記シール支持部材の両側端部付近と前記ハウジングと
の間に、容易に弾性変形が可能な軟弾性シール部材が、
前方下部から下面にかけて折り曲げて配設されているこ
とを特徴とするクリーニング装置。 - 【請求項4】 電子写真式の画像形成装置に用いら
れ、トナー像を転写した後の感光体に残留するトナーを
回収するクリーニング装置であって、 該クリーニング装置のハウジングに支持され感光体に圧
接される軟弾性体からなり、前記感光体の端部表面に摺
擦される清掃部材を備えるクリーニング装置において、 前記清掃部材が、前記感光体と圧接される範囲の上流側
端部付近で、該感光体表面から徐々に離れるように設置
されていることを特徴とするクリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32572893A JPH07160163A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | クリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32572893A JPH07160163A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | クリーニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07160163A true JPH07160163A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=18180019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32572893A Withdrawn JPH07160163A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | クリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07160163A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005250185A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Ricoh Co Ltd | プロセスカートリッジ及びこれを用いる画像形成装置 |
US7532840B2 (en) | 2004-07-29 | 2009-05-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Process cartridge and image forming apparatus |
CN103852992A (zh) * | 2012-11-30 | 2014-06-11 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 清洁装置、中间转印单元和图像形成装置 |
JP2020056937A (ja) * | 2018-10-03 | 2020-04-09 | ブラザー工業株式会社 | ドラムユニット |
-
1993
- 1993-12-01 JP JP32572893A patent/JPH07160163A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005250185A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Ricoh Co Ltd | プロセスカートリッジ及びこれを用いる画像形成装置 |
US7532840B2 (en) | 2004-07-29 | 2009-05-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Process cartridge and image forming apparatus |
CN103852992A (zh) * | 2012-11-30 | 2014-06-11 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 清洁装置、中间转印单元和图像形成装置 |
JP2014109592A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Kyocera Document Solutions Inc | クリーニング装置及びそれを備えたベルト搬送装置並びに画像形成装置 |
JP2020056937A (ja) * | 2018-10-03 | 2020-04-09 | ブラザー工業株式会社 | ドラムユニット |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010206 |