JP4923539B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電子写真方式を採用した複写機やプリンタ、あるいはファクシミリ、更にはこれらの機能を兼ね備えた複合機等の画像形成装置に関し、特に、用紙等の記録媒体を排出する排出部から装置の外部に排気される異臭やVOCを低減することが可能な画像形成装置に関するものである。
特開2004−240270号公報 特開2005−126191号公報
従来、この種の電子写真方式を採用した複写機やプリンタ、あるいはファクシミリ、更にはこれらの機能を兼ね備えた複合機等の画像形成装置では、感光体ドラム上に画像情報に応じた静電潜像を形成し、当該感光体ドラム上に形成された静電潜像をトナーによって顕像化することによりトナー像とし、このトナー像を用紙上に転写した後、定着装置によって熱及び圧力で未定着トナー像を用紙上に定着することにより、画像を形成するように構成されている。
ところで、最近、上記画像形成装置では、トナーを定着装置により加熱溶融し、用紙上に定着する際に発生する物質によって異臭が放出され、当該異臭が機外に排出されて、ユーザーに不快感を与えることが問題となってきている。
また、上記画像形成装置では、トナーを定着装置により加熱溶融して、用紙上に定着する際に、揮発性の有機化合物であるVOC(Volitile Organic Compound)が発生し、装置が設置されている環境に対して悪影響を与えることも問題となってきている。
そこで、かかる問題点を解決し得る技術としては、例えば、特開2004−240270号公報等に開示されているものが既に提案されている。
この特開2004−240270号公報に係る画像形成装置は、装置内で発生する揮発性有機化合物を含む空気を、ガス除去手段を介して装置外部に排出する構成の画像形成装置において、前記ガス除去手段は、排気ファンと、当該排気ファンの下流位置に近接して設けた、粉末活性炭入り、かつ、複数の管状排風路を有する構造のフィルタとを含むように構成したものである。
しかしながら、上記特開2004−240270号公報に係る画像形成装置の場合には、装置内で発生する揮発性有機化合物を含む空気を、ガス除去手段によって一部を除去することが可能であるものの、臭気は用紙と共に装置の外部に排出されてしまうため、異臭が用紙によって装置外に排出されるのを、効果的に防止することができないという問題点を有していた。
また、上記特開2004−240270号公報に係る画像形成装置の場合には、用紙上に定着された直後のトナーや稀れに付着するキャリアから発生する臭気や揮発性有機化合物を除去することができず、装置の外部に排出された用紙から臭気や揮発性有機化合物が放出されるのを回避することができないという問題点を有していた。
そこで、かかる問題点を解決し得る技術としては、特開2005−126191号公報等に開示されたものが既に提案されている。
この特開2005−126191号公報に係る画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成装置において、排出部に排出されたシート近傍領域のエアーを装置本体内に吸引する吸気手段を有するように構成したものであり、前記吸気手段としては、例えば、所定の化学物質を分解し得るフィルタを介してエアーを装置本体内に吸引するように構成したものが用いられる。
しかしながら、上記従来技術の場合には、次のような問題点を有している。すなわち、上記特開2005−126191号公報に係る画像形成装置の場合には、シートに画像を形成する画像形成装置において、排出部に排出されたシート近傍領域のエアーを装置本体内に吸引する吸気手段を有するように構成したものであり、装置本体に吸気手段を構成する吸気ファンやダクト、あるいはフィルターを設置するスペースを設ける必要がある。
しかし、通常、上記画像形成装置の装置本体には、その排紙部の上方に相当する部分に、定着装置や用紙搬送経路、あるいは用紙搬送経路を切り替えるゲート部材などが配設されているため、大きなスペースを採ることが困難であり、吸気ファンやフィルターなどを効率良く設置することができず、臭気や揮発性有機化合物の除去効果を十分得ることができないという問題点を有していた。
特に、上記画像形成装置においては、用紙の両面に画像を形成可能とするため、片面に画像が形成された用紙の表裏を反転する用紙反転経路を追加した場合には、吸気ファンやフィルターなどを設置するスペースが更に狭くなり、臭気や揮発性有機化合物の除去効果を十分得ることができないという問題点を有していた。
さらに、上記特開2005−126191号公報に係る画像形成装置の場合には、吸気手段によって、排出部に排出されたシート近傍領域のエアーを吸引することができるものの、排出部から離れた位置において、シート上のトナーそのものから放出される臭気や揮発性有機化合物を含むエアーを、十分吸引することができないという問題点をも有していた。
そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、装置の排出部近傍に十分なスペースが確保することが困難な場合であっても、装置の外部に用紙と共に放出される臭気や揮発性有機化合物等を効果的に除去することが可能な画像形成装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、画像形成装置本体の上部に画像読取装置を搭載して、前記画像形成装置本体と画像読取装置とで形成される胴体の内部に設けられた記録媒体積載部に、画像が形成された記録媒体を記録媒体排出部から排出して積載するように構成した画像形成装置において、
前記記録媒体積載部の上方に吸引用ダクトを設けるとともに、前記吸引用ダクトの下面に前記記録媒体積載部の前記記録媒体の排出方向と交差する方向のうち、前記画像形成装置本体の手前側、及び前記記録媒体積載部の前記記録媒体の排出方向の先端部に位置する2辺に沿って吸気口を配置し、前記吸引用ダクトの吸気口から吸引された空気をフィルターを通して排気することを特徴とする画像形成装置である。
また、請求項2に記載された発明は、前記画像読取装置の下面または当該画像読取装置を載置する載置部材の下面と一体的に、前記記録媒体排出部または前記記録媒体積載部の少なくとも一方の空気を吸引する吸引用ダクトを配設するとともに、当該吸引用ダクトの下面に吸気口を設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
さらに、請求項3に記載された発明は、前記画像読取装置の内部に、排気用ファン及びフィルターを配設し、前記画像読取装置の下面又は当該画像読取装置を載置する載置部材の下面と一体的に配設された吸引用ダクトの吸気口から、前記記録媒体積載部の空気を吸引して、フィルターを介して画像読取装置の外部へ排気ファンにより排気することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置である。
更に、請求項4に記載された発明は、前記画像読取装置の下面に吸気口を設け、当該画像読取装置の内部に配設された冷却用ファンによって、前記記録媒体積載部の空気を吸引し、前記画像読取装置に設けたフィルターを介して当該画像読取装置の外部へ排気ファンにより排気することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置である。
この発明によれば、装置の排出部近傍に十分なスペースが確保することが困難な場合であっても、装置の外部に用紙と共に放出される臭気や揮発性有機化合物等を効果的に除去することが可能な画像形成装置を提供することができる。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1
図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのカラー複合機を示す構成図である。なお、このカラー複合機は、複写機やプリンタ、あるいはファクシミリとしての機能を兼ね備えている。
このカラー複合機は、図2に示すように、その上部に画像読取装置としてのスキャナユニット3を備えているとともに、図示しないネットワークを介して図示しないパーソナルコンピュータ等を接続されている。
そして、上記カラー複合機は、スキャナユニット3で読み取った文書の画像を複写したり、パーソナルコンピュータから送られてきた画像データに基づいてプリントしたり、電話回線を介して画像データを送受信するファックスとして機能するようになっている。
図2において、1はカラー複合機の本体を示すものであり、このカラー複合機本体1の上部には、図示しない原稿を一枚ずつ分離した状態で自動的に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)2と、当該自動原稿搬送装置2によって搬送される原稿の画像を読み取るスキャナユニット3が配設されている。上記スキャナユニット3は、プラテンガラス4上に載置された原稿を光源5によって照明し、原稿からの反射光像を、フルレートミラー6及びハーフレートミラー7、8及び結像レンズ9からなる縮小光学系11を介してCCD等からなる画像読取素子10上に走査露光して、この画像読取素子10によって原稿の色材反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドット/mm)で読み取るようになっている。
上記スキャナユニット3によって読み取られた原稿の反射光像は、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)(各8bit)の3色の反射率データとして図示しない画像処理装置(IPS)に送られ、この画像処理装置では、原稿の画像データに対して、必要に応じて、シェーデイング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の処理を含め、後述するように所定の画像処理が施される。また、この画像処理装置は、図示しないパーソナルコンピュータ等から送られてくる画像データに対しても、所定の画像処理を行なうようになっている。
そして、上記画像処理装置で所定の画像処理が施された画像データは、同じく画像処理装置によって、イエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック (K) (各8ビット)の4色の階調データに変換され、次に述べるように、イエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kに共通するROS(RaserOutputScanner)14に送られ、この画像露光装置としてのROS14では、所定の色の階調データに応じてレーザ光LBによる画像露光が行われる。なお、カラー画像に限らず、白黒の画像のみを形成しても勿論良い。
ところで、上記カラー複合機本体1の内部には、図2に示すように、画像形成手段Aが配設されており、この画像形成手段Aには、イエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kが、水平方向に一定の間隔をおいて並列的に配置されている。
これらの4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kは、すべて同様に構成されており、大別して、所定の速度で回転駆動される像担持体としての感光体ドラム15と、この感光体ドラム15の表面を一様に帯電する一次帯電用の帯電ロール16と、当該感光体ドラム15の表面に所定の色に対応した画像を露光して静電潜像を形成する画像露光装置としてのROS14と、感光体ドラム15上に形成された静電潜像を所定の色のトナーで現像する現像器17と、感光体ドラム15の表面を清掃するクリーニング装置18とから構成されている。これらの感光体ドラム15と周辺に配置される画像形成部材は、一体的にユニット化されており、カラ―複合機本体1から個別に交換可能に構成されている。
上記ROS14は、図2に示すように、4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kに共通に構成されており、図示しない4つの半導体レーザを各色の階調データに応じて変調して、これらの半導体レーザからレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kを階調データに応じて出射するように構成されている。なお、上記ROS14は、複数の画像形成ユニット毎に個別に構成しても勿論よい。上記半導体レーザから出射されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しないf−θレンズを介してポリゴンミラー19に照射され、このポリゴンミラー19によって偏向走査される。上記ポリゴンミラー19によって偏向走査されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しない結像レンズ及び複数枚のミラーを介して、感光体ドラム15上の露光ポイントに、斜め下方から走査露光される。
上記ROS14は、図2に示すように、下方から感光体ドラム15上に画像を走査露光するものであるため、このROS14には、上方に位置する4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの現像器17などからトナー等が落下して、汚損される虞れを有している。そのため、ROS14は、その周囲が直方体状のフレーム20によって密閉されているとともに、当該フレーム20の上部には、4本のレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kを、各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム15上に露光するため、シールド部材としての透明なガラス製のウインドウ21Y、21M、21C、21K(図3参照)が設けられている。
上記画像処理装置からは、イエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kに共通して設けられたROS14に、各色の画像データが順次出力され、このROS14から画像データに応じて出射されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、対応する感光体ドラム15の表面に走査露光され、静電潜像が形成される。上記感光体ドラム15上に形成された静電潜像は、現像器17Y、17M、17C、17Kによって、それぞれイエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像として現像される。
上記各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム15上に、順次形成されたイエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像は、各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの上方にわたって配置された転写ユニット22の無端状ベルト部材としての中間転写ベルト25上に、4つの一次転写ロール26Y、26M、26C、26Kによって多重に転写される。これらの一次転写ロール26Y、26M、26C、26Kは、各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム15に対応した中間転写ベルト25の裏面側に配設されている。この実施の形態における一次転写ロール26Y、26M、26C、26Kの体積抵抗値は、105 〜108 Ωcmに抵抗調整されたものを使用している。そして、一次転写ロール26Y、26M、26C、26Kには、転写バイアス電源(図示しない)が接続されており、所定のトナー極性とは逆極性(本実施の形態では正極性)の転写バイアスが所定のタイミングで印加されるようになっている。
また、上記中間転写ベルト25は、図2に示すように、ドライブロール27と、テンションロール24と、バックアップロール28との間に一定のテンションで掛け回されており、図示しない定速性に優れた専用の駆動モーターによって回転駆動されるドライブロール27により、矢印方向に所定の速度で循環駆動されるようになっている。上記中間転写ベルト25は、例えば、チャージアップを起こさないべルト素材(ゴムまたは樹脂)にて構成されている。
上記中間転写ベルト25上に多重に転写されたイエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像は、図2に示すように、バックアップロール28に圧接する二次転写ロール29によって、記録媒体としての用紙30上に二次転写され、これらの各色のトナー像が一括して二次転写された用紙30は、上方に位置する定着装置40へと搬送される。上記二次転写ロール29は、バックアップロール28の側方に圧接しており、鉛直方向下方から上方に搬送される用紙30上に、各色のトナー像を一括して二次転写するようになっている。
上記用紙30は、カラー複合機本体1の下部に複数段配設された給紙トレイ31、32、33、34のいずれかから所定サイズのものが、フィードロール35及びリタードロール36等によって一枚ずつ分離された状態で、搬送ロール37を備えた用紙搬送路38を介して給紙される。そして、上記給紙トレイ31、32、33、34のいずれかから給紙された用紙30は、レジストロール39で一旦停止され、中間転写ベルト25上の画像と同期して、当該レジストロール39によって中間転写ベルト25の二次転写位置へと再度給紙される。
そして、上記各色のトナー像が転写された用紙30は、図2に示すように、定着装置40によって熱及び圧力で定着処理を受けた後、搬送ロール41によって、画像形成面を下にして記録媒体積載部としてのフェイスダウントレイ42に排出するための第1の用紙搬送路43を介して、当該第1の用紙搬送路43の出口に設けられた排出ロール44によって、装置本体1の上部に設けられたフェイスダウントレイ42上に排出される。上記カラー複合機本体1の排出ロール44が設けられた部分は、用紙30をフェイスダウントレイ42上に排出するための記録媒体排出部としての用紙排出部45を構成している。
なお、上記記録媒体積載部としてのフェイスダウントレイ42は、画像形成装置本体1の上部にスキャナユニット3を搭載して、前記画像形成装置本体1とスキャナユニット3とで形成される胴体の内部に設けられている。
また、上記の如く画像が形成された用紙30を、画像形成面を上にして排出する場合には、図2に示すように、画像形成面を上にして第2の排出トレイとしてのファイスアップトレイ46に排出するための第2の用紙搬送路47を介して、当該第2の用紙搬送路47の出口に設けられた排出ロール48によって、複合機本体1の側部(図中、左側面)に設けられるフェイスアップトレイ46上に排出されるようになっている。
なお、上記カラー複合機において、フルカラー等の両面コピーをとる場合には、図2に示すように、片面に画像が定着された用紙30を、排出ロール44によってフェイスダウントレイ42上にそのまま排出せずに、図示しない切替ゲートによって搬送方向を切り替えるとともに、排出ロール44を一旦停止させた後に逆転して、当該排出ロール44によって両面用の用紙搬送路49へと搬送する。そして、この両面用の用紙搬送路49には、当該搬送路49に沿って設けられた搬送ローラ50により、用紙30の表裏が反転された状態で、再度レジストロール39へと搬送され、今度は、当該用紙30の裏面に画像が転写・定着された後、第1の用紙搬送路43又は第2の用紙搬送路47を介して、フェイスダウントレイ42又はフェイスアップトレイ46のいずれかに排出される。
図2中、51Y、51M、51C、51Kは、イエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の現像器17に、所定の色のトナーを供給するトナーカートリッジを、52は中転写ベルト25上の転写残トナー等を除去するクリーニング装置をそれぞれ示している。
図3は上記カラー複合機の各画像形成ユニットを示すものである。
上記イエロー色、マジェンタ色、シアン色及びブラック色の4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kは、図3に示すように、すべて同様に構成されており、これらの4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kでは、上述したように、それぞれイエロー色、マジェンタ色、シアン色及びブラック色のトナー像が所定のタイミングで順次形成されるように構成されている。上記各色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kは、上述したように、それぞれ感光体ドラム15を備えており、この感光体ドラム15の表面は、一次帯電用の帯電ロール16によって一様に帯電される。その後、上記感光体ドラム15の表面は、ROS14から画像データに応じて出射される画像形成用のレーザ光LBが走査露光されて、各色に対応した静電潜像が形成される。上記感光体ドラム15上に走査露光されるレーザ光LBは、当該感光体ドラム15の直下よりやや右側寄りの斜め下方から露光されるように設定されている。上記感光体ドラム15上に形成された静電潜像は、各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの現像器17の現像ロール17aによってそれぞれイエロー色、マジェンタ色、シアン色、ブラック色の各色のトナーにより現像されて可視トナー像となり、これらの可視トナー像は、一次転写ロール26の帯電によって中間転写ベルト25上に順次多重に転写される。
なお、トナー像の転写工程が終了した後の感光体ドラム15の表面は、クリーニング装置18によって残留トナーや紙粉等が除去されて、次の画像形成プロセスに備える。上記クリーニング装置18は、クリーニングブレード18aを備えており、このクリーニングブレード18aによって、感光体ドラム15上の残留トナーや紙粉等を除去するようになっている。
ところで、この実施の形態では、画像形成装置本体の上部に画像読取装置を搭載して、前記画像形成装置本体と画像読取装置とで形成される胴体の内部に設けられた記録媒体積載部に、画像が形成された記録媒体を記録媒体排出部から排出して積載するように構成した画像形成装置において、前記記録媒体排出部または前記記録媒体積載部の少なくとも一方の空気を吸引し、当該吸引された空気をフィルターを通して排気する吸引排気手段を、当該記録媒体排出部または記録媒体積載部の少なくとも一方の上方に設けるように構成されている。
また、この実施の形態では、前記画像読取装置の下面または当該画像読取装置を載置する載置部材の下面と一体的に、前記記録媒体排出部または前記記録媒体積載部の少なくとも一方の空気を吸引する吸引用ダクトを配設するとともに、当該吸引用ダクトの下面に吸気口を設けるように構成されている。
すなわち、上記カラー複合機は、図1に示すように、複合機本体1の用紙排出部45またはフェイスダウントレイ42の少なくとも一方、図示の実施形態では、用紙排出部45及びフェイスダウントレイ42の双方から排出される空気を吸引し、当該吸引された空気をフィルターを通して排気する吸引排気手段60を備えている。この吸引排気手段60は、スキャナユニット3を載置する載置部材としてのスキャナ載置ラック73そのものと一体的に構成されている。
上記スキャナ載置ラック73は、図4乃至図6に示すように、用紙排出部45及びフェイスダウントレイ42の双方の上方にわたって配設されている。なお、図6はスキャナ載置ラック73を取り外した複合機本体1を背面側から見た斜視図である。このスキャナ載置ラック73は、板金等の金属によって、互いに平行に配置された表面板74及び裏面板75と、これらの外周を覆う側板76とから、所定の厚さを有する平板状に形成されているとともに、内部77が中空に形成されて吸引用ダクト61を構成している。また、上記スキャナ載置ラック73の裏面板75によって構成される下面には、図2及び図7に示すように、用紙排出部45近傍の上方に対応した位置、及びフェイスダウントレイ42の上方に対応した3箇所の位置に吸気口62が、長手方向に沿って略一定の間隔で複数個開口されている。なお、上記吸気口62は、手前側から奥側に向けたり、これと直交する方向に連続して開口しても勿論良い。
なお、上記吸引用ダクト61の吸気口62は、図8に示すように、用紙排出部45及びフェイスダウントレイ42のフロント側(手前側)に集中して設けるように構成しても良い。
この場合には、用紙排出部45及びフェイスダウントレイ42のフロント側(手前側)に集中して設けられた吸気口62から、集中的に吸気することができる。そのため、フェイスダウントレイ42上に排出される用紙30が、自重でファイスダウントレイ42上に落下する際に、当該用紙30とフェイスダウントレイ42との間に挟まれた空気が、逃げ場を失ってフェイスダウントレイ42のフロント側(手前側)に排出された場合でも、当該フェイスダウントレイ42のフロント側(手前側)に排出された空気を、用紙排出部45のフロント側(手前側)に集中して設けられた吸気口62から効果的に吸引することが可能となる。
また、上記吸気用ダクト61を構成するスキャナ載置ラック73には、図1及び図5に示すように、その一側面(左側面)の奥側端部に、排気部64がスキャナ載置ラック73の内部77と連通するように連設されている。この排気部64の内部には、図9及び図10に示すように、排気ファン65とフィルター66が収容されているとともに、その手前側の端面67は、吸気部分にルーバー部70が設けられている、なお、このルーバー部70は、設けなくても勿論良い。また、上記排気部分64の内部は、排気ファン65の下流側が、当該排気ファン65によって排出される空気の流れをフィルター66全体に行き渡らせるように、仕切り壁68によって広く形成されており、当該排気ファン65によって排気される空気は、広がった後、フィルター66を介して排気部64の奥前側の端面69に設けられた図示しないシルーバー部を介して、外部に排出されるように構成されている。
また、上記フィルター66としては、脱臭のためのフィルターと、揮発性有機化合物の吸着または分解のためのフィルターと、オゾンの吸着または分解能力のためのフィルターのうち、少なくとも2つのフィルターから構成されており、この実施の形態では、脱臭のためのフィルターと、揮発性有機化合物の吸着または分解のためのフィルターとから構成されている。
以上の構成において、この実施の形態に係るカラー複合機では、次のようにして、装置の排出部近傍に十分なスペースが確保することが困難な場合であっても、装置の外部に用紙と共に放出される臭気や揮発性有機化合物等を効果的に除去することが可能となっている。
すなわち、この実施の形態に係るカラー複合機では、図2に示すように、イエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kによって、イエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像が形成され、これらのイエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)色のトナー像は、中間転写ベルト25上に多重に一次転写された後、当該中間転写ベルト25から用紙30上に一括して二次転写される。
そして、上記用紙30上に一括して転写されたイエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像は、定着装置40によって熱及び圧力で転写された後、排出ロール44によって、用紙排出部45から複合機本体1の上部に設けられた排紙トレイとしてのフェイスダウントレイ42上に排出され、画像形成工程が終了する。
その際、上記定着装置40によってイエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を熱及び圧力で用紙30上に定着する際に、トナー等から異臭や揮発性有機化合物(VCO)が発生する。上記トナー等から発生した異臭や揮発性有機化合物(VCO)は、図1に示すように、用紙30が用紙排出部45から複合機本体1の上部に設けられたフェイスダウントレイ42上に排出される際に、用紙30と共に、カラー複合機本体1の外部に排出される。
ところで、この実施の形態では、図1及び図4に示すように、用紙排出部45及びフェイスダウントレイ42の双方の上方に、吸引用ダクト61として機能するスキャナ載置ラック73が配設されており、このスキャナ載置ラック73に設けられた排気部64内に設けられた排気ファン65が駆動されるようになっている。
なお、この実施の形態では、排気ファン65が画像形成動作の開始と同期して駆動され、画像形成動作が終了した後も一定時間だけ駆動するように構成されている。
そのため、上記定着装置40によって未定着トナー像が用紙30上に定着する際に発生した異臭や揮発性有機化合物は、用紙30の移動に伴って、用紙排出部45からカラー複合機本体1の外部に排出されるが、この用紙排出部45からカラー複合機本体1の外部に排出された異臭や揮発性有機化合物は、直ちに、吸引用ダクト61として機能するスキャナ載置ラック73の吸気口62から吸引され、図8及び図9に示すように、排気部64内に設けられたフィルター66によって吸引除去された状態で、排気ファン65によってカラー複合機本体1の外部に排出されるようになっている。
このように、上記実施の形態に係るカラー複合機では、スキャナ載置ラック73が吸引用ダクト61として機能するように構成されているため、カラー複合機本体1の用紙排出部45近傍に十分なスペースが確保することが困難な場合であっても、当該用紙排出部45の上方に位置するスキャナ載置ラック73によって、用紙排出部45及びフェイスダウントレイ42から用紙30と共にカラー複合機本体1の外部に排気される異臭や揮発性有機化合物は、スキャナ載置ラック73の吸気口62から効率良く吸引して、フィルター66によって除去した状態で、排気ファン65によってカラー複合機本体1の外部に排出することができる。そのため、上記カラー複合機では、カラー複合機本体1の用紙排出部45近傍に吸引用のダクトを設けるスペースを設けることによって、装置が大型化したりすることがない。また、上記吸引用ダクト61として機能するスキャナ載置ラック73や排気ファン65は、カラー複合機本体1の外部に、当該カラー複合機本体1とは別体として設けられているので、吸引用ダクト61や排気ファン65等がカラー複合機本体1内のエアーフローに悪影響を及ぼすことがなく、用紙30と共にカラー複合機本体1の外部に排出される臭気や揮発性有機化合物を効果的に除去することが可能となっている。
なお、上記実施の形態では、スキャナ載置ラック73が用紙排出部45及びフェイスダウントレイ42の双方の上方に配置されており、当該スキャナ載置ラック73の全体が吸引用ダクト61として機能するように構成した場合について説明したが、必ずしもこれに限らず、用紙排出部45の上方のみ、あるいはフェイスダウントレイ42の上方のみの領域を吸引用ダクト61として機能するように構成しても良い。特に、用紙排出部45の上方のみを吸引用ダクト61として機能するように構成した場合には、排気ファン65を大型化せずに、用紙排出部45から排出される用紙30からの異臭や揮発性有機化合物を、集中的に吸引除去することができるメリットがある。
実施の形態2
図11はこの発明の実施の形態2を示すものであり、前記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、この実施の形態2は、前記画像読取装置の内部に、排気用ファン及びフィルターを配設し、前記画像読取装置の下面又は当該画像読取装置を載置する載置部材の下面と一体的に配設された吸引用ダクトの吸気口から、前記記録媒体排出部または前記記録媒体積載部の少なくとも一方の空気を吸引して、フィルターを介して画像読取装置の外部へ排気ファンにより排気するように構成したものである。
すなわち、この実施の形態2に係るカラー複合機は、図11に示すように、画像読取装置としてのスキャナユニット3の内部に、排気用ファン65及びフィルター66を配設し、当該スキャナユニット3と一体的に構成された吸引用ダクト61の吸気口62から、用紙排出部45及びフェイスダウントレイ42の双方からの空気を吸引して、フィルター66を介してスキャナユニット3の外部へ排気ファン65により排気するように構成されている。
なお、上記排気ファン65としては、スキャナユニット3の内部に予め配設された電子基板や駆動系などの部材80を冷却したり、光学系などの埃を吸引して除去するための排気ファンが用いられるが、当該排気ファン65を別途に設けても勿論良い。
この実施の形態2では、スキャナユニット3自体の剛性を高める等の手段によって、スキャナ載置ラック73を用いることなく、当該スキャナユニット3がカラー複合機本体1の上部に配設されている。なお、この実施の形態2においても、スキャナ載置ラック73を用いてもよく、その場合には、当該スキャナユニット3と一体的に構成された吸引用ダクト61の吸気口62からの吸気を妨げないように、スキャナ載置ラック73が配設される。
このように、上記実施の形態2では、スキャナユニット3の内部に、排気用ファン65及びフィルター66を配設し、スキャナユニット3と一体的に構成された吸引用ダクト61の吸気口62から、用紙排出部45及びフェイスダウントレイ42の双方からの空気を吸引して、フィルター66を介してスキャナユニット3の外部へ排気ファン65により排気するように構成したものであり、装置の排出部近傍に十分なスペースが確保することが困難な場合であっても、装置の外部に用紙と共に放出される臭気や揮発性有機化合物等を効果的に除去することが可能となっている。
その他の構成及び作用は、前記実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態3
図12はこの発明の実施の形態3を示すものであり、前記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、この実施の形態3は、前記吸引排気手段は、吸引用ダクト、排気用ファン及びフィルターが、画像読取装置とは独立して構成されているものである。
すなわち、この実施の形態3に係るカラー複合機は、図12に示すように、吸引排気手段60がスキャナユニット3と一体的に設けられているものの、当該吸引排気手段60は、吸引用ダクト61、排気用ファン65及びフィルター66が、スキャナユニット3とは独立して構成されている。上記スキャナユニット3には、用紙排出部45の上方に対応した位置にのみ吸引用のダクト61が独立して(スキャナユニット3と区画されて)設けられており、この吸引用のダクト61は、図13に示すように、スキャナユニット3の左側面の端部に、手前側から奥側に沿って配設されている。
また、図14はこの実施の形態3に係るカラー複合機の変形例を示すものであり、このカラー複合機は、吸引用のダクト61が用紙排出部45の上方に対応した位置にのみではなく、この吸引用のダクト61は、実施の形態1と同様に、用紙排出部45及びフェイスダウントレイ42の双方の上方に渡って設けられている。ただし、吸引用のダクト61及び排気ファン65、フィルター66は、スキャナユニット3に対して、独立して(スキャナユニット3と区画されて)設けられている。
さらに、図15はこの実施の形態3に係るカラー複合機の他の変形例を示すものであり、このカラー複合機は、吸引用のダクト61がスキャナ載置ラック73と一体的に設けられているが、排気用ファン65及びフィルター66は、図1の構成と同様に、スキャナユニット3側に独立して配設されている。
その他の構成及び作用は、前記実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態4
図16はこの発明の実施の形態4を示すものであり、前記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、この実施の形態4は、前記画像読取装置の下面に吸気口を設け、当該画像読取装置の内部に配設された冷却用ファンによって、前記記録媒体排出部または前記記録媒体積載部の少なくとも一方の空気を吸引し、前記画像読取装置に設けたフィルターを介して当該画像読取装置の外部へ排気ファンにより排気するように構成したものである。
すなわち、この実施の形態4に係るカラー複合機は、図16及び図17に示すように、吸引用ダクト61がスキャナユニット3と一体的に設けられており、当該スキャナユニット3の下面に吸気口62を設け、スキャナユニット3の内部に配設された駆動系90や基盤91を冷却するための冷却用ファン65によって、用紙排出部45の空気を吸引し、スキャナユニット3に設けたフィルター66を介してスキャナユニット3の外部へ冷却用ファン65により排気するように構成されている。
この実施の形態4の場合には、スキャナユニット3の内部に配設された冷却用ファン65を排気ファンとして用いることによって、排気ファンを新たに設ける必要がないので、その分だけ部品点数を削減することができ、コストダウン及び装置の小型化が可能となる。
図18はこの実施の形態4の変形例を示すものであり、この例では、吸気口62がフェイスダウントレイ42の手前側と、用紙排出方向の先端部にわたって、直線状に略L字形状に形成されており、図19に示すように、フェイスダウントレイ42とスキャナユニット3間のエリアから臭6気等が漏れるのを確実に防止することが可能となっている。
その他の構成及び作用は、前記実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
図1はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのカラー複合機を示す要部構成図である。 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのカラー複合機を示す構成図である。 図3はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのカラー複合機の画像形成部を示す構成図である。 図4はスキャナ載置ラックを示す斜視構成図である。 図5はスキャナ載置ラックを示す正面構成図である。 図6はフェイスアップトレイを示す斜視構成図である。 図7は吸気口の配置を示す構成図である。 図8は吸気口の他の配置を示す構成図である。 図9は排気部を示す斜視構成図である。 図10は排気部を示す断面構成図である。 図11はこの発明の実施の形態2に係る画像形成装置としてのカラー複合機を示す概略構成図である。 図12はこの発明の実施の形態3に係る画像形成装置としてのカラー複合機の要部を示す一部破断の正面構成図である。 図13はこの発明の実施の形態3に係る画像形成装置としてのカラー複合機の吸引用ダクトを示す構成図である。 図14はこの発明の実施の形態3に係る画像形成装置としての他のカラー複合機の要部を示す一部破断の正面構成図である。 図15はこの発明の実施の形態3に係る画像形成装置としての更に他のカラー複合機の要部を示す一部破断の正面構成図である。 図16はこの発明の実施の形態4に係る画像形成装置としてのカラー複合機を示す概略構成図である。 図17はこの発明の実施の形態4に係る画像形成装置としてのカラー複合機の要部を示す概略平面構成図である。 図18はこの発明の実施の形態4に係る画像形成装置としての他のカラー複合機を示す概略平面構成図である。 図19はこの発明の実施の形態4に係る画像形成装置としての他のカラー複合機の作用を説明するための説明図である。
符号の説明
1:カラー複合機本体、42:フェイスダウントレイ、45:用紙排出部、60:吸引排気手段、61:吸引用ダクト、62:吸気口、65:排気ファン、66:フィルター、73:スキャナ載置ラック。

Claims (4)

  1. 画像形成装置本体の上部に画像読取装置を搭載して、前記画像形成装置本体と画像読取装置とで形成される胴体の内部に設けられた記録媒体積載部に、画像が形成された記録媒体を記録媒体排出部から排出して積載するように構成した画像形成装置において、
    前記記録媒体積載部の上方に吸引用ダクトを設けるとともに、前記吸引用ダクトの下面に前記記録媒体積載部の前記記録媒体の排出方向と交差する方向のうち、前記画像形成装置本体の手前側、及び前記記録媒体積載部の前記記録媒体の排出方向の先端部に位置する2辺に沿って吸気口を配置し、前記吸引用ダクトの吸気口から吸引された空気をフィルターを通して排気することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像読取装置の下面または当該画像読取装置を載置する載置部材の下面と一体的に、前記記録媒体積載部の空気を吸引する吸引用ダクトを配設するとともに、当該吸引用ダクトの下面に吸気口を設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像読取装置の内部に、排気用ファン及びフィルターを配設し、前記画像読取装置の下面又は当該画像読取装置を載置する載置部材の下面と一体的に配設された吸引用ダクトの吸気口から、前記記録媒体積載部の空気を吸引して、フィルターを介して画像読取装置の外部へ排気ファンにより排気することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像読取装置の下面に吸気口を設け、当該画像読取装置の内部に配設された冷却用ファンによって、前記記録媒体積載部の空気を吸引し、前記画像読取装置に設けたフィルターを介して当該画像読取装置の外部へ排気ファンにより排気することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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