JP4747801B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電子写真方式を採用した複写機やプリンタ、あるいはファクシミリ、更にはこれらの機能を兼ね備えた複合機等の画像形成装置に関し、特に、用紙等の記録媒体を排出する排出部から装置の外部に排気される異臭やVOCを低減することが可能な画像形成装置に関するものである。
特開2004−240270号公報 特開2005−126191号公報
従来、この種の電子写真方式を採用した複写機やプリンタ、あるいはファクシミリ、更にはこれらの機能を兼ね備えた複合機等の画像形成装置では、感光体ドラム上に画像情報に応じた静電潜像を形成し、当該感光体ドラム上に形成された静電潜像をトナーによって顕像化することによりトナー像とし、このトナー像を用紙上に転写した後、定着装置によって熱及び圧力で未定着トナー像を用紙上に定着することにより、画像を形成するように構成されている。
ところで、最近、上記画像形成装置では、トナーを定着装置により加熱溶融し、用紙上に定着する際に発生する物質によって異臭が放出され、当該異臭が機外に排出されて、ユーザーに不快感を与えることが問題となってきている。
また、上記画像形成装置では、トナーを定着装置により加熱溶融して、用紙上に定着する際に、揮発性の有機化合物であるVOC(Volitile Organic Compound)が発生し、装置が設置されている環境に対して悪影響を与えることも問題となってきている。
そこで、かかる問題点を解決し得る技術としては、例えば、特開2004−240270号公報等に開示されているものが既に提案されている。
この特開2004−240270号公報に係る画像形成装置は、装置内で発生する揮発性有機化合物を含む空気を、ガス除去手段を介して装置外部に排出する構成の画像形成装置において、前記ガス除去手段は、排気ファンと、当該排気ファンの下流位置に近接して設けた、粉末活性炭入り、かつ、複数の管状排風路を有する構造のフィルタとを含むように構成したものである。
しかしながら、上記特開2004−240270号公報に係る画像形成装置の場合には、装置内で発生する揮発性有機化合物を含む空気を、ガス除去手段によって一部を除去することが可能であるものの、臭気は用紙と共に装置の外部に排出されてしまうため、異臭が用紙によって装置外に排出されるのを、効果的に防止することができないという問題点を有していた。
また、上記特開2004−240270号公報に係る画像形成装置の場合には、用紙上に定着された直後のトナーや稀れに付着するキャリアから発生する臭気や揮発性有機化合物を除去することができず、装置の外部に排出された用紙から臭気や揮発性有機化合物が放出されるのを回避することができないという問題点を有していた。
そこで、かかる問題点を解決し得る技術としては、特開2005−126191号公報等に開示されたものが既に提案されている。
この特開2005−126191号公報に係る画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成装置において、排出部に排出されたシート近傍領域のエアーを装置本体内に吸引する吸気手段を有するように構成したものであり、前記吸気手段としては、例えば、所定の化学物質を分解し得るフィルタを介してエアーを装置本体内に吸引するように構成したものが用いられる。
しかしながら、上記従来技術の場合には、次のような問題点を有している。すなわち、上記特開2005−126191号公報に係る画像形成装置の場合には、シートに画像を形成する画像形成装置において、排出部に排出されたシート近傍領域のエアーを装置本体内に吸引する吸気手段を有するように構成したものであり、装置本体に吸気手段を構成する吸気ファンやダクト、あるいはフィルターを設置するスペースを設ける必要がある。
しかし、通常、上記画像形成装置の装置本体には、その排紙部の上方に相当する部分に、定着装置や用紙搬送経路、あるいは用紙搬送経路を切り替えるゲート部材などが配設されているため、大きなスペースを採ることが困難であり、吸気ファンやフィルターなどを効率良く設置することができず、臭気や揮発性有機化合物の除去効果を十分得ることができないという問題点を有していた。
特に、上記画像形成装置においては、用紙の両面に画像を形成可能とするため、片面に画像が形成された用紙の表裏を反転する用紙反転経路を追加した場合には、吸気ファンやフィルターなどを設置するスペースが更に狭くなり、臭気や揮発性有機化合物の除去効果を十分得ることができないという問題点を有していた。
さらに、上記特開2005−126191号公報に係る画像形成装置の場合には、吸気手段によって、排出部に排出されたシート近傍領域のエアーを吸引することができるものの、排出部から離れた個所、特にA3サイズ等の大きいサイズの用紙を使用した時において、排出部から離れたシート上のトナーそのものから放出される臭気や揮発性有機化合物を含むエアーを、十分吸引することができないという問題点をも有していた。
そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、装置の排出部近傍に十分なスペースが確保することが困難な場合であっても、装置の外部に用紙と共に放出される臭気や揮発性有機化合物等を、用紙排出部から離れた個所であっても効果的に除去することが可能な画像形成装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載された発明は、画像形成装置本体の上部に画像読取装置を搭載して、前記画像形成装置本体と画像読取装置とで形成される胴体の内部に設けられた記録媒体積載部に、画像が形成された記録媒体を記録媒体排出部から排出して積載するように構成した画像形成装置において、
前記記録媒体排出部から排出される記録媒体から放出される空気を吸引し、当該吸引された空気をフィルターを通して排気する吸引排気手段を、前記記録媒体排出部から見て前記記録媒体排出部から排出される記録媒体の排出方向に沿った下流側に設けたことを特徴とする画像形成装置である。
また、請求項2に記載された発明は、前記記録媒体積載部の記録媒体排出部側の側面と、奥側の側面と、記録媒体排出方向の下流側の側面とに、空気の流通を遮断する遮断壁を設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
さらに、請求項3に記載された発明は、前記フィルターは、脱臭能力と、揮発性有機化合物の吸着または分解能力と、オゾンの吸着または分解能力のうち、少なくとも2つの能力を兼ね備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
又、請求項4に記載された発明は、前記フィルターは、脱臭のためのフィルターと、揮発性有機化合物の吸着または分解のためのフィルターと、オゾンの吸着または分解能力ののためのフィルターのうち、少なくとも2つのフィルターから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
更に、請求項5に記載された発明は、前記吸引排気手段を画像形成動作が終了した後も一定時間だけ駆動するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
この発明によれば、装置の排出部近傍に十分なスペースが確保することが困難な場合であっても、装置の外部に用紙と共に放出される臭気や揮発性有機化合物等を、用紙排出部から離れた個所であっても効果的に除去することが可能な画像形成装置を提供することができる。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1
図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのカラー複合機を示す構成図である。なお、このカラー複合機は、複写機やプリンタ、あるいはファクシミリとしての機能を兼ね備えている。
このカラー複合機は、図2に示すように、その上部に画像読取装置としてのスキャナユニット3を備えているとともに、図示しないネットワークを介して図示しないパーソナルコンピュータ等を接続されている。
そして、上記カラー複合機は、スキャナユニット3で読み取った文書の画像を複写したり、パーソナルコンピュータから送られてきた画像データに基づいてプリントしたり、電話回線を介して画像データを送受信するファックスとして機能するようになっている。
図2において、1はカラー複合機の本体を示すものであり、このカラー複合機本体1の上部には、図示しない原稿を一枚ずつ分離した状態で自動的に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)2と、当該自動原稿搬送装置2によって搬送される原稿の画像を読み取るスキャナユニット3が配設されている。上記スキャナユニット3は、プラテンガラス4上に載置された原稿を光源5によって照明し、原稿からの反射光像を、フルレートミラー6及びハーフレートミラー7、8及び結像レンズ9からなる縮小光学系11を介してCCD等からなる画像読取素子10上に走査露光して、この画像読取素子10によって原稿の色材反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドット/mm)で読み取るようになっている。
上記スキャナユニット3によって読み取られた原稿の反射光像は、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)(各8bit)の3色の反射率データとして図示しない画像処理装置(IPS)に送られ、この画像処理装置では、原稿の画像データに対して、必要に応じて、シェーデイング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の処理を含め、後述するように所定の画像処理が施される。また、この画像処理装置は、図示しないパーソナルコンピュータ等から送られてくる画像データに対しても、所定の画像処理を行なうようになっている。
そして、上記画像処理装置で所定の画像処理が施された画像データは、同じく画像処理装置によって、イエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック (K) (各8ビット)の4色の階調データに変換され、次に述べるように、イエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kに共通するROS(RaserOutputScanner)14に送られ、この画像露光装置としてのROS14では、所定の色の階調データに応じてレーザ光LBによる画像露光が行われる。なお、カラー画像に限らず、白黒の画像のみを形成しても勿論良い。
ところで、上記カラー複合機本体1の内部には、図2に示すように、画像形成手段Aが配設されており、この画像形成手段Aには、イエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kが、水平方向に一定の間隔をおいて並列的に配置されている。
これらの4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kは、すべて同様に構成されており、大別して、所定の速度で回転駆動される像担持体としての感光体ドラム15と、この感光体ドラム15の表面を一様に帯電する一次帯電用の帯電ロール16と、当該感光体ドラム15の表面に所定の色に対応した画像を露光して静電潜像を形成する画像露光装置としてのROS14と、感光体ドラム15上に形成された静電潜像を所定の色のトナーで現像する現像器17と、感光体ドラム15の表面を清掃するクリーニング装置18とから構成されている。これらの感光体ドラム15と周辺に配置される画像形成部材は、一体的にユニット化されており、カラ―複合機本体1から個別に交換可能に構成されている。
上記ROS14は、図2に示すように、4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kに共通に構成されており、図示しない4つの半導体レーザを各色の階調データに応じて変調して、これらの半導体レーザからレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kを階調データに応じて出射するように構成されている。なお、上記ROS14は、複数の画像形成ユニット毎に個別に構成しても勿論よい。上記半導体レーザから出射されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しないf−θレンズを介してポリゴンミラー19に照射され、このポリゴンミラー19によって偏向走査される。上記ポリゴンミラー19によって偏向走査されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しない結像レンズ及び複数枚のミラーを介して、感光体ドラム15上の露光ポイントに、斜め下方から走査露光される。
上記ROS14は、図2に示すように、下方から感光体ドラム15上に画像を走査露光するものであるため、このROS14には、上方に位置する4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの現像器17などからトナー等が落下して、汚損される虞れを有している。そのため、ROS14は、その周囲が直方体状のフレーム20によって密閉されているとともに、当該フレーム20の上部には、4本のレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kを、各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム15上に露光するため、シールド部材としての透明なガラス製のウインドウ21Y、21M、21C、21K(図3参照)が設けられている。
上記画像処理装置からは、イエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kに共通して設けられたROS14に、各色の画像データが順次出力され、このROS14から画像データに応じて出射されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、対応する感光体ドラム15の表面に走査露光され、静電潜像が形成される。上記感光体ドラム15上に形成された静電潜像は、現像器17Y、17M、17C、17Kによって、それぞれイエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像として現像される。
上記各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム15上に、順次形成されたイエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像は、各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの上方にわたって配置された転写ユニット22の無端状ベルト部材としての中間転写ベルト25上に、4つの一次転写ロール26Y、26M、26C、26Kによって多重に転写される。これらの一次転写ロール26Y、26M、26C、26Kは、各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム15に対応した中間転写ベルト25の裏面側に配設されている。この実施の形態における一次転写ロール26Y、26M、26C、26Kの体積抵抗値は、105 〜108 Ωcmに抵抗調整されたものを使用している。そして、一次転写ロール26Y、26M、26C、26Kには、転写バイアス電源(図示しない)が接続されており、所定のトナー極性とは逆極性(本実施の形態では正極性)の転写バイアスが所定のタイミングで印加されるようになっている。
また、上記中間転写ベルト25は、図2に示すように、ドライブロール27と、テンションロール24と、バックアップロール28との間に一定のテンションで掛け回されており、図示しない定速性に優れた専用の駆動モーターによって回転駆動されるドライブロール27により、矢印方向に所定の速度で循環駆動されるようになっている。上記中間転写ベルト25は、例えば、チャージアップを起こさないべルト素材(ゴムまたは樹脂)にて構成されている。
上記中間転写ベルト25上に多重に転写されたイエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像は、図2に示すように、バックアップロール28に圧接する二次転写ロール29によって、記録媒体としての用紙30上に二次転写され、これらの各色のトナー像が一括して二次転写された用紙30は、上方に位置する定着装置40へと搬送される。上記二次転写ロール29は、バックアップロール28の側方に圧接しており、鉛直方向下方から上方に搬送される用紙30上に、各色のトナー像を一括して二次転写するようになっている。
上記用紙30は、カラー複合機本体1の下部に複数段配設された給紙トレイ31、32、33、34のいずれかから所定サイズのものが、フィードロール35及びリタードロール36等によって一枚ずつ分離された状態で、搬送ロール37を備えた用紙搬送路38を介して給紙される。そして、上記給紙トレイ31、32、33、34のいずれかから給紙された用紙30は、レジストロール39で一旦停止され、中間転写ベルト25上の画像と同期して、当該レジストロール39によって中間転写ベルト25の二次転写位置へと再度給紙される。
そして、上記各色のトナー像が転写された用紙30は、図2に示すように、定着装置40によって熱及び圧力で定着処理を受けた後、搬送ロール41によって、画像形成面を下にして記録媒体積載部としてのフェイスダウントレイ42に排出するための第1の用紙搬送路43を介して、当該第1の用紙搬送路43の出口に設けられた排666出ロール44によって、装置本体1の上部に設けられたフェイスダウントレイ42上に排出される。上記カラー複合機本体1の排出ロール44が設けられた部分は、用紙30をフェイスダウントレイ42上に排出するための記録媒体排出部としての用紙排出部45を構成している。
なお、上記記録媒体積載部としてのフェイスダウントレイ42は、画像形成装置本体1の上部にスキャナユニット3を搭載して、前記画像形成装置本体1とスキャナユニット3とで形成される胴体の内部に設けられている。
また、上記の如く画像が形成された用紙30を、画像形成面を上にして排出する場合には、図2に示すように、画像形成面を上にして第2の排出トレイとしてのファイスアップトレイ46に排出するための第2の用紙搬送路47を介して、当該第2の用紙搬送路47の出口に設けられた排出ロール48によって、複合機本体1の側部(図中、左側面)に設けられるフェイスアップトレイ46上に排出されるようになっている。
なお、上記カラー複合機において、フルカラー等の両面コピーをとる場合には、図2に示すように、片面に画像が定着された用紙30を、排出ロール44によってフェイスダウントレイ42上にそのまま排出せずに、図示しない切替ゲートによって搬送方向を切り替えるとともに、排出ロール44を一旦停止させた後に逆転して、当該排出ロール44によって両面用の用紙搬送路49へと搬送する。そして、この両面用の用紙搬送路49には、当該搬送路49に沿って設けられた搬送ローラ50により、用紙30の表裏が反転された状態で、再度レジストロール39へと搬送され、今度は、当該用紙30の裏面に画像が転写・定着された後、第1の用紙搬送路43又は第2の用紙搬送路47を介して、フェイスダウントレイ42又はフェイスアップトレイ46のいずれかに排出される。
図2中、51Y、51M、51C、51Kは、イエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の現像器17に、所定の色のトナーを供給するトナーカートリッジを、52は中転写ベルト25上の転写残トナー等を除去するクリーニング装置をそれぞれ示している。
図3は上記カラー複合機の各画像形成ユニットを示すものである。
上記イエロー色、マジェンタ色、シアン色及びブラック色の4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kは、図3に示すように、すべて同様に構成されており、これらの4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kでは、上述したように、それぞれイエロー色、マジェンタ色、シアン色及びブラック色のトナー像が所定のタイミングで順次形成されるように構成されている。上記各色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kは、上述したように、それぞれ感光体ドラム15を備えており、この感光体ドラム15の表面は、一次帯電用の帯電ロール16によって一様に帯電される。その後、上記感光体ドラム15の表面は、ROS14から画像データに応じて出射される画像形成用のレーザ光LBが走査露光されて、各色に対応した静電潜像が形成される。上記感光体ドラム15上に走査露光されるレーザ光LBは、当該感光体ドラム15の直下よりやや右側寄りの斜め下方から露光されるように設定されている。上記感光体ドラム15上に形成された静電潜像は、各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの現像器17の現像ロール17aによってそれぞれイエロー色、マジェンタ色、シアン色、ブラック色の各色のトナーにより現像されて可視トナー像となり、これらの可視トナー像は、一次転写ロール26の帯電によって中間転写ベルト25上に順次多重に転写される。
なお、トナー像の転写工程が終了した後の感光体ドラム15の表面は、クリーニング装置18によって残留トナーや紙粉等が除去されて、次の画像形成プロセスに備える。上記クリーニング装置18は、クリーニングブレード18aを備えており、このクリーニングブレード18aによって、感光体ドラム15上の残留トナーや紙粉等を除去するようになっている。
ところで、この実施の形態では、画像形成装置本体の上部に画像読取装置を搭載して、前記画像形成装置本体と画像読取装置とで形成される胴体の内部に設けられた記録媒体積載部に、画像が形成された記録媒体を記録媒体排出部から排出して積載するように構成した画像形成装置において、前記記録媒体排出部から排出される記録媒体から放出される空気を吸引し、当該吸引された空気をフィルターを通して排気する吸引排気手段を、前記記録媒体排出部から排出される記録媒体排出方向の下流側に設けるように構成されている。
すなわち、上記カラー複合機は、図1に示すように、記録媒体積載部としてのフェイスダウントレイ42の用紙排出方向の下流側端部に、用紙排出部45及びフェイスダウントレイ42の双方から排出される空気を吸引し、当該吸引された空気をフィルターを通して排気する吸引排気手段60を備えている。この吸引排気手段60は、例えば、図4及び図5に示すようなスキャナ載置ラック80の奥側の端部に取り付けられている。上記スキャナ載置ラック80は、用紙排出部45及びフェイスダウントレイ42の双方の上方にわたって配設されている。
上記吸引排気手段60は、図1に示すように、略円筒形状の短い吸引用のダクト61を備えており、当該吸引用ダクト61は、フェイスダウントレイ42側が相対的に直径が小さく設定され、吸引口62が開口された小径部63と、中間のテーパ状に形成された中間部64と、相対的に直径が大きく設定され、排出口65が開口された先端の大径部66とから構成されている。上記吸引用ダクト61の小径部63の内部には、排気ファン67が配設されているとともに、大径部66の内部には、フィルター68が配設されている。
また、上記フィルター68としては、脱臭のためのフィルターと、揮発性有機化合物の吸着または分解のためのフィルターと、オゾンの吸着または分解能力のためのフィルターのうち、少なくとも2つのフィルターから構成されており、この実施の形態では、脱臭のためのフィルターと、揮発性有機化合物の吸着または分解のためのフィルターとから構成されている。
以上の構成において、この実施の形態に係るカラー複合機では、次のようにして、装置の排出部近傍に十分なスペースが確保することが困難な場合であっても、装置の外部に用紙と共に放出される臭気や揮発性有機化合物等を、用紙排出部から離れた個所であっても効果的に除去することが可能となっている。
すなわち、この実施の形態に係るカラー複合機では、図2に示すように、イエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kによって、イエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像が形成され、これらのイエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)色のトナー像は、中間転写ベルト25上に多重に一次転写された後、当該中間転写ベルト25から用紙30上に一括して二次転写される。
そして、上記用紙30上に一括して転写されたイエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像は、定着装置40によって熱及び圧力で転写された後、排出ロール44によって、用紙排出部45から複合機本体1の上部に設けられた排紙トレイとしてのフェイスダウントレイ42上に排出され、画像形成工程が終了する。
その際、上記定着装置40によってイエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を熱及び圧力で用紙30上に定着する際に、トナー等から異臭や揮発性有機化合物(VCO)が発生する。上記トナー等から発生した異臭や揮発性有機化合物(VCO)は、図1に示すように、用紙30が用紙排出部45から複合機本体1の上部に設けられたフェイスダウントレイ42上に排出される際に、用紙30と共に、カラー複合機本体1の外部に排出される。
ところで、この実施の形態では、図1に示すように、フェイスダウントレイ42の用紙排出方向の下流側端部に、吸引排気手段60の吸引用ダクト61が配設されており、この吸引用ダクト61の小径部63内に設けられた排気ファン65が駆動されるようになっている。
なお、この実施の形態では、排気ファン65が画像形成動作の開始と同期して駆動され、画像形成動作が終了した後も一定時間だけ駆動するように構成されている。
そのため、上記定着装置40によって未定着トナー像が用紙30上に定着する際に発生した異臭や揮発性有機化合物は、用紙30の移動に伴って、用紙排出部45からカラー複合機本体1の外部に排出されるが、この用紙排出部45やフェイスダウントレイ42からカラー複合機本体1の外部に排出された異臭や揮発性有機化合物は、図1及び図5に示すように、直ちに、吸引用ダクト61の吸気口62から吸引され、吸引用ダクト61の大径部66内に設けられたフィルター68によって吸引除去された状態で、排気ファン67によってカラー複合機本体1の外部(右側面)に排出されるようになっている。
このように、上記実施の形態に係るカラー複合機では、フェイスダウントレイ42の用紙排出方向の下流側端部に、吸引排気手段60の吸引用ダクト61が配設されており、この吸引用ダクト61の小径部63内に設けられた排気ファン65を駆動することによって、異臭や揮発性有機化合物は、吸引用ダクト61の吸気口62から効率良く吸引されて、フィルター66によって除去された状態で、排気ファン65によってカラー複合機本体1の外部に排出することができる。そのため、上記カラー複合機では、カラー複合機本体1の用紙排出部45近傍に吸引用のダクトを設けるスペースを設けることによって、装置が大型化したりすることがない。また、上記吸引用ダクト61は、カラー複合機本体1の外部に、当該カラー複合機本体1とは別体として設けられているので、吸引用ダクト61や排気ファン67等がカラー複合機本体1内のエアーフローに悪影響を及ぼすことがなく、用紙30と共にカラー複合機本体1の外部に排出される臭気や揮発性有機化合物を効果的に除去することが可能となっている。
実施の形態2
図6はこの発明の実施の形態2を示すものであり、前記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、この実施の形態2は、前記記録媒体積載部の記録媒体排出部側の側面と、奥側の側面と、記録媒体排出方向の下流側の側面とに、空気の流通を遮断する遮断壁を設けるように構成されている。
すなわち、この実施の形態2に係るカラー複合機は、図6及び図7に示すように、フェイスダウントレイ42の用紙排出部45側の側面と、奥側の側面と、用紙排出方向の下流側の側面とに、空気の流通を遮断する遮断壁71、72、73を設けるように構成されている。また、吸引用ダクト61は、略L字形状に形成されており、当該吸引用ダクト61の排気口65側が、図6に示すように複合機本体1の下向き、あるいは図7に示すように複合機本体1の奥側(リア側)を向くように構成されている。
このように、上記実施の形態2に係るカラー複合機は、図6及び図7に示すように、フェイスダウントレイ42の用紙排出部45側の側面と、奥側の側面と、用紙排出方向の下流側の側面とが、遮断壁71、72、73で覆われているので、フェイスダウントレイ42及び用紙排出部45から排出される異臭や揮発性有機化合物を効率良く吸引することが可能となっている。
その他の構成及び作用は、前記実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態3
図8はこの発明の実施の形態3を示すものであり、前記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、この実施の形態3は、前記吸引排気手段を複合機本体の側面に突出するように設けるのではなく、記録媒体積載部の用紙排出方向の下流側端部の奥側(背面側)に設けるように構成されている。
すなわち、この実施の形態3に係るカラー複合機は、図8及び図9に示すように、吸引排気手段60がフェイスダウントレイ42の用紙排出方向の下流側端部の奥側(背面側)に設けられいる。また、上記実施の形態2と同様に、フェイスダウントレイ42の用紙排出部45側の側面と、奥側の側面と、用紙排出方向の下流側の側面とに、空気の流通を遮断する遮断壁71、72、73を設けるように構成されている。
また、この実施の形態3では、吸引用ダクト61の基端部側の大径部66にフィルター68が設けられているとともに、先端側の小径部63に排気ファン67が設けられており、フィルター68と排気ファン67の配置が、実施の形態1と逆の関係になっている。
この実施の形態3では、吸引用ダクト61が複合機本体1の側面に突出することなく、しかも、フェイスダウントレイ42及び用紙排出部45から排出される異臭や揮発性有機化合物を効率良く吸引することが可能となっている。
その他の構成及び作用は、前記実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
図1はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのカラー複合機を示す要部構成図である。 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのカラー複合機を示す構成図である。 図3はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのカラー複合機の画像形成部を示す構成図である。 図4はスキャナ載置ラックを示す斜視構成図である。 図5はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのカラー複合機を示す要部平面構成図である。 図6はこの発明の実施の形態2に係る画像形成装置としてのカラー複合機を示す要部構成図である。 図7はこの発明の実施の形態2に係る画像形成装置としての他のカラー複合機を示す要部平面構成図である。 図8はこの発明の実施の形態3に係る画像形成装置としてのカラー複合機を示す要部構成図である。 図9はこの発明の実施の形態3に係る画像形成装置としてのカラー複合機を示す要部平面構成図である。
符号の説明
1:カラー複合機本体、42:フェイスダウントレイ、45:用紙排出部、60:吸引排気手段、61:吸引用ダクト、62:吸引口、67:排気ファン、68:フィルター、80:スキャナ載置ラック。

Claims (5)

  1. 画像形成装置本体の上部に画像読取装置を搭載して、前記画像形成装置本体と画像読取装置とで形成される胴体の内部に設けられた記録媒体積載部に、画像が形成された記録媒体を記録媒体排出部から排出して積載するように構成した画像形成装置において、
    前記記録媒体排出部から排出される記録媒体から放出される空気を吸引し、当該吸引された空気をフィルターを通して排気する吸引排気手段を、前記記録媒体排出部から見て前記記録媒体排出部から排出される記録媒体の排出方向に沿った下流側に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記録媒体積載部の記録媒体排出部側の側面と、奥側の側面と、記録媒体排出方向の下流側の側面とに、空気の流通を遮断する遮断壁を設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記フィルターは、脱臭能力と、揮発性有機化合物の吸着または分解能力と、オゾンの吸着または分解能力のうち、少なくとも2つの能力を兼ね備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記フィルターは、脱臭のためのフィルターと、揮発性有機化合物の吸着または分解のためのフィルターと、オゾンの吸着または分解能力ののためのフィルターのうち、少なくとも2つのフィルターから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記吸引排気手段を画像形成動作が終了した後も一定時間だけ駆動するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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