JP2004094135A - 画像形成装置 - Google Patents

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Tomokazu Kurita
栗田 知一
Masanori Kato
加藤 正則
Tomoya Ichikawa
市川 智也
Kanji Watanabe
渡辺 寛司
Yuzo Ichikawa
市川 雄三
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Abstract

【課題】回収容器の装着不良に伴う機内汚れの発生を防止する。
【解決手段】LD用電源81からLD80に対する電力供給ラインに、回収ボトル装着接続部82、イエロー用カートリッジ装着接続部83、マゼンタ用カートリッジ装着接続部84、シアン用カートリッジ装着接続部85、ブラック用カートリッジ装着接続部86および導通検知装置87を直列に接続し、回収ボトル70あるいは四本のプロセスカートリッジ60が一つでも装着されない場合には、LD用電源81からLD80に電力を供給しないようにした。
【選択図】   図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真複写機やレーザプリンタ等の画像形成装置に係り、特に、廃トナーや廃現像剤が回収される画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置として、静電潜像に応じたトナー像が形成担持される像担持体(例えば感光体ドラム)と、感光体ドラムに対向配置される中間転写体(例えば中間転写ベルト)と、中間転写ベルト上に感光体ドラム上のトナー像を転写する一次転写装置と、記録媒体(例えば用紙)上に中間転写ベルト上のトナー像を転写する二次転写装置とを備えたものがある。
このような画像形成装置では、一次転写後の感光体ドラム上に残ったトナー(残留トナー)が付着するため、この残留トナーをドラムクリーナで清掃・除去した後、次のトナー像を形成するようになっている。一方、二次転写後の中間転写ベルト上にも残留トナーが付着するため、この残留トナーをベルトクリーナで清掃・除去した後、次のトナー像を転写するようになっている。
この種の画像形成装置では、これらドラムクリーナやベルトクリーナで回収された残留トナー(廃トナー)を回収する回収容器を設けたものがある(特許文献1,2参照)。
【0003】
また、現像剤としてトナーおよびキャリアを有する二成分現像剤を用いる場合には、長時間の使用によるキャリアの劣化を考慮し、所定のタイミングで現像剤中にトナーおよびキャリアを搬入し、余剰となったトナーおよびキャリアを廃現像剤として排出する所謂トリクル方式と呼ばれる現像方式が知られている。
このトリクル方式を採用した場合には、排出されたトナーおよびキャリアが上述した回収容器に回収される。
【0004】
【特許文献1】
特開平4−29160号公報(第4頁−第9頁)
【特許文献2】
特開平4−138480号公報(第3頁、図1,2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した画像形成装置では、回収容器が未装着の状態あるいは装着が不十分な状態で画像形成動作が行われる危険性があった。回収容器が未装着の状態あるいは装着が不十分な状態で画像形成動作が行われると、廃トナーや廃現像剤が画像形成装置内に飛散して機内汚れが生じる。そして、このような機内汚れは、装置故障や画質不良の発生を招いてしまうという技術的課題がみられた。
【0006】
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、回収容器の装着不良に伴う機内汚れの発生を防止することにある。
また、本発明の他の目的は、回収容器の装着を行う際にレーザ光が誤照射されるのを防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像形成装置は、装置本体に設けられ、トナーを用いて画像形成を行う画像形成手段と、装置本体に対して着脱自在に設けられ、画像形成手段による画像形成に伴って発生する廃トナーを回収する廃トナー回収手段と、装置本体に廃トナー回収手段が装着されていない場合に、画像形成手段による画像形成動作を停止させる停止手段とを備えることを特徴としている。この画像形成装置において、画像形成手段は、像担持体上に静電潜像を形成するためのレーザ光を発生するレーザ発生器を有し、停止手段は、装置本体に廃トナー回収手段が装着されていない場合にレーザ発生器に対する電力供給を停止することを特徴とすることができる。また、装置本体に回収装置が装着されていない場合にメッセージを表示する表示手段をさらに備えることを特徴とすることができる。
【0008】
また、他の観点から捉えると、本発明の画像形成装置は、レーザ光を発生する光源と光源に対して電力を供給する電源とを具備し、トナーを用いて画像形成を行う装置本体と、装置本体に対して着脱自在に設けられ、画像形成に伴って発生する廃トナーを回収する回収容器と、電源から光源に対して電力を供給する電力供給ラインに直列に取り付けられ、装置本体に回収容器が装着された場合に電力供給ラインを接続する回収容器装着接続機構とを含んでいる。また、レーザ光が照射されて静電潜像が形成されると共に形成された静電潜像がトナーで現像される像担持体を含み、装置本体に対して着脱自在に設けられるプロセスカートリッジと、電力供給ラインに回収容器装着スイッチと共に直列に取り付けられ、装置本体にプロセスカートリッジが装着された場合に電力供給ラインを接続するカートリッジ装着接続機構とをさらに含むことを特徴とすることができる。
【0009】
また、装置本体は複数のプロセスカートリッジを装着可能であると共に、各プロセスカートリッジに対応して取り付けられるカートリッジ装着スイッチが電力供給ラインに直列に接続されることを特徴とすることができる。
さらに、像担持体上に形成された静電潜像をトナー現像すると共に、トナーおよびキャリアを有する二成分現像剤が供給され且つ回収容器に使用済みのキャリアを含む二成分現像剤が排出される現像器と、電力供給ラインに回収容器装着スイッチと共に直列に取り付けられ、装置本体に現像器が装着された場合に電力供給ラインを接続する現像器装着スイッチとをさらに含むことを特徴とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、実施の形態について詳細に説明する。
―実施の形態1―
図1は実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成を示した図であり、所謂タンデム型のデジタルカラープリンタを示している。図1に示す画像形成装置は、本体1に、各色の階調データに対応して画像形成を行う画像プロセス系10、記録用紙(シート)を搬送するシート搬送系40、例えばパーソナルコンピュータや画像読み取り装置等に接続され、受信された画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理系であるIPS(Image Processing System)50とを備えている。
【0011】
画像プロセス系10は、水平方向に一定の間隔を置いて並列的に配置される、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット11Y,11M,11C,11K、この画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト21上に多重転写させる転写ユニット20、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kに対してレーザ光を照射する光学系ユニットであるROS(Raster Output Scanner)30を備えている。また本体1には、転写ユニット20によって二次転写された記録用紙(シート)上の画像を、熱および圧力を用いて記録用紙に定着させる定着器29を備えている。更に、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kに対して各色のトナーを供給するためのトナーカートリッジ19Y,19M,19C,19Kが設けられている。
【0012】
転写ユニット20は、中間転写体である中間転写ベルト21を駆動するドライブロール22、中間転写ベルト21に一定のテンションを付与するテンションロール23、重畳された各色のトナー像を記録用紙に二次転写するためのバックアップロール24、中間転写ベルト21上に存在する残留トナー等を除去するクリーニング装置25を備えている。中間転写ベルト21は、このドライブロール22とテンションロール23およびバックアップロール24との間に一定のテンションで掛け回されており、定速性に優れた専用の駆動モータ(図示せず)によって回転駆動されるドライブロール22により、矢印方向に所定の速度で循環駆動される。この中間転写ベルト21は、例えば、チャージアップを起こさないベルト素材(ゴムまたは樹脂)にて抵抗調整されたものが使用されている。クリーニング装置25は、クリーニングブラシ25aおよびクリーニングブレード25bを備えており、トナー像の転写工程が終了した後の中間転写ベルト21の表面から残留トナーや紙粉等を除去して、次の画像形成プロセスに備えるように構成されている。
【0013】
ROS30は、図示しないレーザダイオード(LD)、変調器の他、レーザダイオード(LD)から出射されたレーザ光(LB−Y,LB−M,LB−C,LB−K)を偏向走査するポリゴンミラー31を備えている。図1に示す例では、ROS30は、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの下方に備えられることから、トナー等の落下による汚損の危険性を有している。そこで、ROS30は、各構成部材を密閉するための直方体状のフレーム32を設け、また、レーザ光(LB−Y,LB−M,LB−C,LB−K)が通過するガラス製のウィンドウ33をこのフレーム32の上方に設けて、走査露光と共にシールド効果を高めるように構成されている。
【0014】
シート搬送系40は、画像が記録される記録用紙(シート)を積載して供給する給紙装置41、給紙装置41から記録用紙を取り上げて供給するナジャーロール42、ナジャーロール42から供給された記録用紙を1枚ずつ分離して搬送するフィードロール43、フィードロール43により1枚ずつに分離された記録用紙を画像転写部に向けて搬送する搬送路44を備えている。また、搬送路44を介して搬送された記録用紙に対し、二次転写位置に向けてタイミングを合わせて搬送するレジストロール45、二次転写位置に設けられバックアップロール24に圧接して記録用紙上に画像を二次転写する二次転写ロール46を備えている。更に、定着器29によってトナー画像が定着された記録用紙を本体1の機外に排出する排出ロール47、排出ロール47によって排出された記録紙を積載する排出トレイ48を有する。また、定着器29によって定着された記録用紙を反転させて両面記録を可能とする両面用搬送ユニット49を備えている。
【0015】
次に、画像プロセス系10における画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kについて詳述する。
図2は、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの構成を説明するための図であり、ここでは、イエロー(Y)の画像形成ユニット11Yとマゼンタ(M)の画像形成ユニット11Mとが示されている。他の画像形成ユニット11C,11Kもほぼ同様に構成されている。
【0016】
画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kは、トナー像を担持させる像担持体としての感光体ドラム12、帯電ロール13aを用いて感光体ドラム12を帯電させる帯電器13、帯電器13によって帯電され、ROS30からのレーザ光(LB−Y,LB−M,LB−C,LB−K)によって感光体ドラム12上に形成された静電潜像を現像ロール14aによって現像する現像器14、中間転写ベルト21を挟んで感光体ドラム12に対向して設けられ、感光体ドラム12上に現像されたトナー像を中間転写ベルト21上に転写する一次転写ロール15、転写後に感光体ドラム12上に残った残留トナーを除去するクリーニング装置16を備えている。本実施の形態では、現像器14においてキャリアおよびトナーを有する所謂二成分現像剤を用いた二成分現像方式を採用している。この現像器14では、所定のタイミングでキャリアを含むトナーを新たに供給し、その結果現像器14内で余剰となった現像剤を外部に排出するトリクル方式を採用することで、長期間の使用に伴って劣化したキャリアを除去できるようになっている。
【0017】
また、本実施の形態では、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12、帯電器13、およびクリーニング装置16を一体化し、図3および図4に示すプロセスカートリッジ60とすることで、画像形成装置の本体1からこのプロセスカートリッジ60だけを取り外し、また、プロセスカートリッジ60だけを本体1に対して取り付け可能とし、ユーザによる交換を可能としている。この各プロセスカートリッジ60には、不揮発性メモリユニット61が搭載されている。この不揮発性メモリユニット61には、例えば、感光体ドラム12の回転数、高圧電圧印加時間、プリント枚数など、所定の画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kにて、そのプロセスカートリッジ60が装着された際の、各々のカートリッジ使用履歴情報が格納されている。これらのプロセスカートリッジ60は、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの間で差し替えて用いることもできる。各々のプロセスカートリッジ60に夫々不揮発性メモリユニット61が搭載されていることにより、プロセスカートリッジ60が異なる画像形成ユニットで用いられた場合であっても、トータルとしての自らの使用履歴情報を、プロセスカートリッジ60自らが保存することができる。その結果、プロセスカートリッジ60毎に、例えば、正しい寿命を判断することができる。
【0018】
また、本体1の各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの手前側には、図中破線で示す回収ボトル70が取り付けられている。この回収ボトル70には、図5(a)(b)に示すように、不要となった現像剤やトナー等からなる廃現像剤を取り入れる開口71〜79が形成されている。開口75には、図6に示すように、中間転写ベルト21に設けられたクリーニング装置25で回収された廃トナー等が搬入される。また開口76〜79には、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの現像器14から排出される廃棄現像剤等が搬入される。さらに開口71〜74には、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kを構成するプロセスカートリッジ60に取り付けられたクリーニング装置16で回収された残留トナー等が搬入される。なお、各開口71〜79には、搬入される現像剤等の漏れ防止用のスポンジが取り付けられる。
【0019】
次に、図1に示す画像処理装置の動作について説明する。図示しない原稿読み取り装置によって読み取られた原稿の色材反射光像や、図示しないパーソナルコンピュータ等にて形成された色材画像データは、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の各8ビットの反射率データとしてIPS50に入力される。IPS50では、入力された反射率データに対して、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消しや色編集、移動編集等の各種画像編集等の所定の画像処理が施される。画像処理が施された画像データは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色の色材階調データに変換され、ROS30に出力される。
【0020】
ROS30では、入力された色材階調データに応じて、レーザダイオード(LD)(図示せず)から出射されたレーザ光(LB−Y,LB−M,LB−C,LB−K)を、f−θレンズ(図示せず)を介してポリゴンミラー31に出射している。ポリゴンミラー31では、入射されたレーザ光を各色の階調データに応じて変調し、偏向走査して、図示しない結像レンズおよび複数枚のミラーを介して画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12に照射している。画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12では、帯電された表面が走査露光され、静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、各々の画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kにて、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像として現像される。
【0021】
画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12上に形成されたトナー像は、中間転写体である中間転写ベルト21上に多重転写される。このとき、黒色のトナー像を形成する黒の画像形成ユニット11Kは、中間転写ベルト21の移動方向の最下流側に設けられ、黒色のトナー像は、中間転写ベルト21に対して最後に一次転写される。
【0022】
一方、シート搬送系40では、画像形成のタイミングに合わせてナジャーロール42が回転し、給紙装置41から所定サイズの記録用紙が供給される。フィードロール43により1枚ずつ分離された記録用紙は、搬送路44を経てレジストロール45に搬送され、一旦、停止される。その後、トナー像が形成された中間転写ベルト21の移動タイミングに合わせてレジストロール45が回転し、記録用紙は、バックアップロール24および二次転写ロール46によって形成される二次転写位置に搬送される。二次転写位置にて下方から上方に向けて搬送される記録用紙には、圧接力および所定の電界を用いて、4色が多重されているトナー像が副走査方向に順次、転写される。そして、各色のトナー像が転写された記録用紙は、定着器29によって熱および圧力で定着処理を受けた後、排出ロール47によって本体1の上部に設けられた排出トレイ48に排出される。尚、排出トレイ48にそのまま排出せずに、図示しない切り替えゲートによって搬送方向を切り替え、定着器29によって定着された記録用紙を両面用搬送ユニット49によって反転させることもできる。この反転された記録用紙をレジストロール45に搬送した後、前述と同様な流れによって、印刷されていない他の面について画像を形成することで、記録用紙の両面に画像を形成することが可能となる。
【0023】
図7は、ROS30(図1参照)に設けられたレーザダイオード(LD)80に対する電力供給ラインを示す図である。本実施の形態では、LD80、LD用電源81、回収ボトル装着接続部82、イエロー用カートリッジ装着接続部83、マゼンタ用カートリッジ装着接続部84、シアン用カートリッジ装着接続部85、ブラック用カートリッジ装着接続部86および導通検知装置87が直列に接続されるようになっている。ここで、LD用電源81は、LD80に対してDC+5Vの駆動電圧を印加するものである。
【0024】
また、回収ボトル装着接続部82は、LD用電源81に接続される電極82aと、イエロー用カートリッジ装着接続部83に接続される電極82bと、上下動可能に配設される可動電極82cと、この可動電極82cを上側に向けて付勢するバネ82dとを有している。この回収ボトル装着接続スイッチ82では、回収ボトル70が正しく装着された場合に、この回収ボトル70の底部が可能電極82cを下側に向けて付勢することにより、電極82aおよび電極82bが可動電極82cと接触して電気的に接続(導通)するようになっている。
【0025】
イエロー用カートリッジ装着接続部83は、回収ボトル装着接続部82に接続される電極83aと、マゼンタ用カートリッジ装着接続部84に接続される電極83bとを有している。本実施の形態では、各プロセスカートリッジ60の不揮発性メモリユニット61に予め接続電極61aが形成されており、プロセスカートリッジ60がイエロー(Y)の画像形成ユニット11K(図1参照)に正しく装着された場合に、接続電極61aが電極83aおよび83bと接触して電気的に接続(導通)するようになっている。
【0026】
マゼンタ用カートリッジ装着接続部84は、イエロー用カートリッジ装着接続部83に接続される電極84aと、シアン用カートリッジ装着接続部85に接続される電極84bとを有している。そして、イエロー用カートリッジ装着接続部83と同様に、プロセスカートリッジ60がマゼンタ(M)の画像形成ユニット11C(図1参照)に正しく装着された場合に、接続電極61aが電極84aおよび84bと接触して電気的に接続(導通)するようになっている。
【0027】
シアン用カートリッジ装着接続部85は、マゼンタ用カートリッジ装着接続部84に接続される電極85aと、ブラック用カートリッジ装着接続部86に接続される電極85bとを有している。そして、イエロー用カートリッジ装着接続部83と同様に、プロセスカートリッジ60がシアン(C)の画像形成ユニット11M(図1参照)に正しく装着された場合に、接続電極61aが電極85aおよび85bと接触して電気的に接続(導通)するようになっている。
【0028】
ブラック用カートリッジ装着接続部86は、シアン用カートリッジ装着接続部85に接続される電極86aと、導通検知装置87に接続される電極86bとを有している。そして、イエロー用カートリッジ装着接続部83と同様に、プロセスカートリッジ60がブラック(Y)の画像形成ユニット11K(図1参照)に正しく装着された場合に、接続電極61aが電極86aおよび86bと接触して電気的に接続(導通)するようになっている。
【0029】
導通検知装置87は、LD用電源81からLD80に至る電力供給ラインの導通、換言すれば、LD80に供給される駆動電圧の有無を検知するようになっている。導通検知装置87は、電力供給ラインが非導通状態であることが検知された場合に、表示装置88に所定の制御信号を送信する。表示装置8では、導通検知装置87から所定の制御信号を受信した場合に、例えば「回収ボトルの装着を確認してください。」等のメッセージを表示する。
【0030】
本実施の形態では、このような構成を採用することにより、本体1の各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11K(図1参照)にプロセスカートリッジ60が装着されていない場合、および本体1(図1参照)に回収ボトル70が装着されていない場合に、LD80に対してLD用電源80からの駆動電圧が供給されなくなる。すると、LD80からレーザ光が照射されなくなり、画像形成が行えなくなるため廃現像剤も搬送されなくなる。これにより、回収ボトル70の装着ミスや装着忘れに伴って発生する廃棄現像剤等の飛散およびこれに伴う機内汚れの発生を防止することができる。また、ユーザやサービススタッフがプロセスカートリッジ60や回収ボトル70を装着する場合に、その装着が完了するまでLD80からレーザ光が誤照射されるという事態は生じなくなり、安全に作業を行うことができる。
【0031】
さらに、本実施の形態では、LD80に対する電力供給ラインをプロセスカートリッジ60や回収ボトル70の装着検出ラインと兼用しているので、専用の装着検出ラインを配設する態様と比較して、画像形成装置の簡略化や小型化を図ることができる。さらにまた、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kや回収ボトル70の装着接続部を直列に接続するようにしたので、各装着接続部に対してそれぞれ配線を行う態様と比較して、配線の数を減少させることができ、装置を簡易化できる。
【0032】
―実施の形態2―
図8は、実施の形態2におけるレーザダイオード(LD)80に対する電力供給ラインを示す図である。本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、LD80の電力供給ラインに他の装置の装着接続部も直列接続するようにしたものである。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0033】
本実施の形態では、LD80に対する電力供給ラインのうち、イエロー用カートリッジ装着接続部83とマゼンタ用カートリッジ装着接続部84との間に、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kに設けられる各現像器14(図1参照)の装着を確認する現像器装着接続部89を配設している。この現像器装着接続部89は、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kに設けられる四つの現像器14に対し直列に接続される。
【0034】
また、マゼンタ用カートリッジ装着接続部84とシアン用カートリッジ装着接続部85との間に、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kに設けられる各一次転写ロール15(図1参照)の装着を確認する一次転写ロール装着接続部90を配設している。この一次転写ロール装着接続部90も、現像器装着接続部89と同様、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kに設けられる四つの一次転写ロール15に対し直列に接続される。
【0035】
さらに、シアン用カートリッジ装着接続部85とブラック用カートリッジ装着接続部86との間に、二次転写ロール46(図1参照)の装着を確認する二次転写ロール装着接続部91を配設している。
なお、各現像器14、各一次転写ロール15および二次転写ロール46は、プロセスカートリッジ60とは異なり、ユーザによる交換は行えないようになっているが、サービススタッフ等による交換は行えるようになっている。
【0036】
本実施の形態では、このような構成を採用することにより、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11K(図1参照)にプロセスカートリッジ60が装着されていない場合、およびは本体1(図1参照)に回収ボトル70が装着されていない場合に加え、本体1の各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kに現像器14や一次転写ロール15が装着されていない場合、および本体1に二次転写ロール46が装着されていない場合にもLD80に対して駆動電圧が供給されなくなる。したがって、実施の形態1で説明した効果に加え、これら現像器14、一次転写ロール15あるいは二次転写ロール46の交換作業を行う際にもLD80からレーザ光が照射されるという事態は生じず、安全に作業を行うことができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、回収容器の装着不良に伴う機内汚れの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1にかかる画像形成装置の全体構成を示した図である。
【図2】画像形成ユニットの構成を説明するための図である。
【図3】プロセスカートリッジを斜め下方向からみた斜視図である。
【図4】プロセスカートリッジを斜め上方向からみた斜視図である。
【図5】(a)(b)は回収ボトルの斜視図である。
【図6】廃現像剤の供給元と回収ボトルの開口との関係を示した図である。
【図7】実施の形態1に係るレーザダイオード(LD)の電力供給ラインを示す図である。
【図8】実施の形態2に係るレーザダイオード(LD)の電力供給ラインを示す図である。
【符号の説明】
1…本体、10…画像プロセス系、11Y,11M,11C,11K…画像形成ユニット、12…感光体ドラム、13…帯電器、14…現像器、15…一次転写ロール、16…クリーニング装置、20…転写ユニット、25…クリーニング装置、40…シート搬送系、50…IPS(Image Processing System)、60…プロセスカートリッジ、61…不揮発性メモリユニット、61a…接続電極、70…回収ボトル、80…レーザダイオード(LD)、81…LD用電源、82…回収ボトル装着接続部、83…イエロー用カートリッジ装着接続部、84…マゼンタ用カートリッジ装着接続部、85…シアン用カートリッジ装着接続部、86…ブラック用カートリッジ装着接続部、87…導通検知装置、88…表示装置、89…現像器装着接続部、90…一次転写ロール装着接続部、91…二次転写ロール装着接続部

Claims (7)

  1. 装置本体に設けられ、トナーを用いて画像形成を行う画像形成手段と、
    前記装置本体に対して着脱自在に設けられ、前記画像形成手段による画像形成に伴って発生する廃トナーを回収する廃トナー回収手段と、
    前記装置本体に前記廃トナー回収手段が装着されていない場合に、前記画像形成手段による画像形成動作を停止させる停止手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成手段は、像担持体上に静電潜像を形成するためのレーザ光を発生するレーザ発生器を有し、
    前記停止手段は、前記装置本体に前記廃トナー回収手段が装着されていない場合に前記レーザ発生器に対する電力供給を停止すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記装置本体に前記回収装置が装着されていない場合にメッセージを表示する表示手段をさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. レーザ光を発生する光源と当該光源に対して電力を供給する電源とを具備し、トナーを用いて画像形成を行う装置本体と、
    前記装置本体に対して着脱自在に設けられ、画像形成に伴って発生する廃トナーを回収する回収容器と、
    前記電源から前記光源に対して電力を供給する電力供給ラインに直列に取り付けられ、前記装置本体に前記回収容器が装着された場合に当該電力供給ラインを接続する回収容器装着接続機構と
    を含む画像形成装置。
  5. 前記レーザ光が照射されて静電潜像が形成されると共に形成された当該静電潜像がトナーで現像される像担持体を含み、前記装置本体に対して着脱自在に設けられるプロセスカートリッジと、
    前記電力供給ラインに前記回収容器装着スイッチと共に直列に取り付けられ、前記装置本体に前記プロセスカートリッジが装着された場合に当該電力供給ラインを接続するカートリッジ装着接続機構と
    をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記装置本体は複数の前記プロセスカートリッジを装着可能であると共に、各プロセスカートリッジに対応して取り付けられる前記カートリッジ装着スイッチが前記電力供給ラインに直列に接続されること
    を特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記像担持体上に形成された静電潜像をトナー現像すると共に、トナーおよびキャリアを有する二成分現像剤が供給され且つ前記回収容器に使用済みのキャリアを含む二成分現像剤が排出される現像器と、
    前記電力供給ラインに前記回収容器装着スイッチと共に直列に取り付けられ、前記装置本体に前記現像器が装着された場合に当該電力供給ラインを接続する現像器装着スイッチと
    をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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JP2006098692A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置

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