JP4586597B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、帯電、露光、現像、転写、クリーニングなどの工程を含む画像形成プロセスに用いられ、中間転写体により転写を行う電子写真方式の画像形成装置及び画像形成方法に関するものである。
従来より電子写真方式を利用した画像形成装置が広く普及している。この電子写真方式の画像形成装置は、通常、ドラム状に構成された感光体(像担持体)を一様に帯電し、原稿に記録された画像の情報に基づいて光をその感光体に照射することにより感光体表面に静電潜像を形成し、その静電潜像を現像剤(トナー)で現像してそのトナー像を直接にもしくは中間転写体を介して用紙等の転写材に転写することにより、プリント(コピー)画像を得る装置である。
上記電子写真方式を利用したフルカラーや白黒の画像を形成することが可能な複写機やプリンタ等の画像形成装置において、カラー画像を高速かつ高画質に形成可能とした装置としては、イエロー、マゼンタ、シアン、黒等の各々色の異なるトナー像を形成する4つの画像形成ユニットを、互いに並列的に配置し、これらの各画像形成ユニットで順次形成される各色のトナー像を、中間転写ベルト等の中間転写体上に一旦多重に一次転写した後、この中間転写体から転写材上に一括して二次転写し、転写材上にトナー像を定着することによって、フルカラーや白黒の画像を形成するように構成したいわゆるフルカラータンデム機が、種々提案されており、実際に製品化されてきている。
かかるフルカラータンデム機としては、例えば、図1に示すようなものがある。フルカラータンデム機である画像形成装置1は、図1に示すように、イエロー、マゼンタ、シアン、黒等の各々色の異なるトナー像を形成する4つの画像形成ユニット100Y、100M、100C、100Kを備え、これらの画像形成ユニット100Y、100M、100C、100Kは、水平方向に沿って一定の間隔を隔てて、並列的に配置されている。上記4つの画像形成ユニット100Y、100M、100C、100Kは、形成するトナー像の色が異なるほかは、すべて同様に構成されており、感光体ドラム101の表面を接触型の帯電装置102によって一様に帯電した後、当該感光体ドラム101の表面に露光装置103によって画像露光を施して、各色の画像情報に応じた静電潜像を形成する。感光体ドラム101の表面に形成された静電潜像は、対応する色のトナーを用いて現像装置104により顕像化されてトナー像となり、当該トナー像は、一次転写用の帯電器105によって中間転写ベルト106上に順次多重に転写される。尚、感光体ドラム101の表面に残留したトナーは、感光体クリーニング装置107によって除去され、次の画像形成工程に備える。
上記中間転写ベルト106は、4つの画像形成ユニット100Y、100M、100C、100Kにわたってその下方に配設されているとともに、駆動ローラを含む複数本のローラ108,109,110,111,112によって感光体ドラム101の回転速度と等しい速度で循環駆動されるようになっている。中間転写ベルト106上に順次多重に転写されたイエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色のトナー像は、当該中間転写ベルト106の下方に設けられた二次転写位置において、中間転写ベルト106の表面と接触する二次転写ロール113によって、所定のタイミングで給紙される転写用紙114上に一括して転写される。その後、転写用紙114は、図示しない定着装置まで搬送され、当該定着装置によって熱及び圧力で定着処理を受け、装置の外部に排出され、転写用紙114上にフルカラーや白黒の画像が形成される。
従来、電子写真方式の画像形成装置の感光体表面に残留するトナーを除去する方法として、クリーニングブレード方式が知られている。この方式は、感光体クリーニングブレードをウレタンゴム等のゴム製材料で板状に形成し、その先端部エッジを、回転する感光体表面に所定の押圧力で物理的に接触させ、感光体上の残留トナーを除去するものであり、構成が非常に簡単なために実用化されている。
上記のようなタンデム方式および感光体のクリーニングにブレード方式を採用している画像形成装置において、単色(黒色)/複数色(カラー)の画像形成の切り替えを行う場合、以下のような技術課題が生じる。
感光体を感光体クリーニングブレードにより清掃するときに感光体とブレードとの間にトナーが一切存在しないとこの両者の摩擦力が増大する。つまりわずかながらでもトナーがブレードと感光体の間に存在すればトナーは潤滑剤として作用するが、たとえば単色の画像形成を連続して行った場合などには、画像形成に寄与していない他の画像形成ユニットにおいて感光体とブレードとの間のトナーが枯渇してしまう。このトナー枯渇による摩擦力の増大は感光体の磨耗量の増大やブレードが大きく振幅することによる異音、いわゆる鳴きを発生させる。前者の磨耗量の増大は、感光体表面に傷がつき白地部等に汚れが発生する、また画像形成ユニットの寿命を縮めてしまうという障害をもたらし、後者のブレードの鳴きは高周波の騒音トラブルとして顕在化する不具合をもたらす。
単色の画像形成時に発生する不具合を解消すべく技術は、大別して、リトラクト機構を搭載するタイプと、画像形成に寄与していない画像形成ユニットにおいても強制的に感光体にトナー像を形成するタイプとがある。
リトラクト機構を搭載する技術としては、例えば特許文献1に開示されているように、感光体ドラムを含む画像形成部が、圧接/退避する機構と、例えば特許文献2〜6に開示されているように、搬送ベルトが圧接/退避をする機構とが、それぞれ提案されている。これらの公報に開示された技術では、単色画像形成時にベルトと感光体ドラムとが物理的に離間するので、画像形成を行わない感光体ドラムを停止させることができ、結果として画像形成ユニットの寿命を延長することができ、またブレードの鳴きも抑制することができる。
また、画像形成に寄与していない画像形成ユニットにおいても強制的に感光体にトナー像を形成する技術としては、例えば特許文献7に開示されているように、現像装置より強制的にトナーを供給させトナーと感光体との間のトナーを枯渇させることなく、結果として画像形成ユニットの寿命を延長することができ、またブレードの鳴きも抑制することができる。
特開平10−186774号公報 特開平3−2881号公報 特開平6−258914号公報 特開平9−292753号公報 特開平10−142932号公報 特開平10−319664号公報 特開2001−356642公報
しかしながら、上記従来技術の場合には、次のような問題点を有している。すなわち、上記特許文献1〜6等に開示されているように、感光体ドラムを含む画像形成部や、搬送ベルトが圧接/退避をするリトラクト機構は、構成が複雑であり、装置の大型化やコスト高を招いたり、しかも、色ずれ補正や、転写パラメータの設定が難しくなるという問題点を有している。
また、特許文献7に開示されているように、画像形成に寄与していない画像形成ユニットにおいても強制的に感光体にトナー像を形成する制御は、画像形成以外の目的でトナーの消費を促すものであって、結果としてトナー交換を早期に促すという不具合を有する。
本発明は、異なる複数色についてそれぞれ画像形成ユニットを備え、これらを用いてフルカラー像を形成する第1のモードと、一つの画像形成ユニットを用いて単色像を形成する第2のモードとを有する画像形成装置において、簡易な構成でかつ不必要にトナーを消費させることなく、単色画像形成時に発生する感光体と感光体クリーニングブレードとの間の摩擦力の増大等が起因の異音発生を防止し、白地部の汚れのほとんど無い良好な画像を得ることができる画像形成装置及び画像形成方法である。
本発明は、感光体に静電潜像を形成し、前記静電潜像をトナーを用いて現像して転写材に転写する画像形成装置であって、無端ベルト状の中間転写体と、表面に静電潜像が形成される感光体と、トナーを用いて前記静電潜像上にトナー像を形成し可視化する現像手段と、前記感光体表面に形成されたトナー像を前記中間転写体上に一次転写する一次転写手段と、転写後の感光体表面上に残存したトナーを除去する感光体クリーニング手段と、を備える複数の画像形成ユニットであって、前記中間転写体の移動方向に沿って配置された複数の画像形成ユニットと、前記複数の画像形成ユニットにより前記中間転写体上に一次転写された多重画像を一括して前記転写材に二次転写する二次転写手段と、前記中間転写体の移動方向に対して最下流に位置する画像形成ユニットの上流側に設けられた第1の中間転写体クリーニング手段と、前記中間転写体の移動方向に対して最上流の画像形成ユニットの上流側に設けられた第2の中間転写体クリーニング手段と、を有し、前記複数の画像形成ユニットを用いてカラー画像を形成する第1のモードと、前記複数の画像形成ユニットのうち、前記中間転写体の周面の移動方向に対して最下流に位置する画像形成ユニットを用いて単色画像を形成する第2のモードと、が選択可能であり、前記第1のモードが選択されたときには前記第2の中間転写体クリーニング手段は前記中間転写体に当接し、前記第1の中間転写体クリーニング手段は前記中間転写体から離脱し、前記第2のモードが選択されたときには前記第1の中間転写体クリーニング手段は前記中間転写体に当接し、前記第2の中間転写体クリーニング手段は前記中間転写体から離脱する。
また、本発明は、感光体に静電潜像を形成し、前記静電潜像をトナーを用いて現像して転写材に転写する画像形成方法であって、感光体表面に静電潜像を形成する工程と、トナーを用いて前記静電潜像上にトナー像を形成し可視化する現像工程と、前記感光体表面に形成されたトナー像を無端ベルト状の中間転写体上に一次転写する一次転写工程と、転写後の感光体表面上に残存したトナーを除去する感光体クリーニング工程と、を含み、それぞれ異なる色の画像を形成する複数の画像形成工程と、前記中間転写体上に一次転写された多重画像を一括して前記転写材に二次転写する二次転写工程と、前記中間転写体の移動方向に対して最下流において行われる画像形成工程の上流側で行われる第1の中間転写体クリーニング工程と、前記中間転写体の移動方向に対して最上流において行われる画像形成工程の上流側で行われる第2の中間転写体クリーニング工程と、を含み、前記複数の画像形成工程によりカラー画像を形成する第1のモードと、前記複数の画像形成のうち、前記中間転写体の周面の移動方向に対して最下流において行われる画像形成工程により単色画像を形成する第2のモードと、が選択可能であり、前記第1のモードが選択されたときには前記第2の中間転写体クリーニング工程が行われ、前記第1の中間転写体クリーニング工程は行われず、前記第2のモードが選択されたときには前記第1の中間転写体クリーニング工程が行われ、前記第2の中間転写体クリーニング工程は行われない。
本発明では、単色の画像形成モードが選択されたときに、複数の画像形成ユニットのうちで中間転写体の移動方向に対して最下流の画像形成ユニットを用いるように構成し、かつ当該単色画像を形成する画像形成ユニットの上流側に設けられた、中間転写体に対して着脱可能な第1の中間転写体クリーニング装置を当接して中間転写体のクリーニングを行い、かつ、最上流側に設けられた画像形成ユニットの上流側に設けられた、中間転写体に対して着脱可能な第2の中間転写体クリーニング装置を離脱させる。単色画像形成時に単色画像を形成する画像形成ユニットの上流側の第1の中間転写体クリーニング装置を当接し、最上流側に設けられた画像形成ユニットの上流側に設けられた第2の中間転写体クリーニング装置を離脱させることにより、二次転写後に中間転写体上に残留したトナーが単色画像形成時に使用されない画像形成ユニットに供給され、感光体と感光体クリーニングブレードとの間の摩擦力の増大を抑制し、異音の発生を防止することができる。
すなわち、本発明では、単色画像形成の第2のモードが選択されたときに、感光体と感光体クリーニングブレードとの間の摩擦力の増大等が起因の異音発生が抑制されるように、画像形成に携わらない感光体ドラムへの中間転写ベルトからのトナー供給が制御される。したがって、簡易な構成でかつ不必要にトナーを消費させることなく、感光体ドラムの磨耗の促進や感光体クリーニングブレードの鳴きを極力回避しながら、白地部の汚れの無い、良好な画像を得ることができる。
本発明の実施の形態について以下説明する。
本実施形態に係る画像形成装置の一例の全体構成の概略を図2に示し、その構成について説明する。画像形成装置3は、所謂タンデム型のデジタルカラープリンタである。画像形成装置3は、各色の階調データに対応して画像形成を行う画像プロセス系10と、記録用紙(シート)等の転写材を搬送するシート搬送系40と、例えばパーソナルコンピュータや画像読み取り装置等に接続され、受信された画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理系であるIPS(Image Processing System)50とを備えている。
画像プロセス系10は、水平方向に一定の間隔を置いて並列的に配置される、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kと、この画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト21上に多重転写させる転写ユニット20と、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kに対してレーザ光を照射する光学系ユニットであるROS(Raster Output Scanner)30と、を備えている。また画像形成装置3には、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kに対して各色のトナーを供給するためのトナーカートリッジ19Y,19M,19C,19Kと、転写ユニット20によって二次転写された記録用紙(シート)上の画像を、熱および圧力を用いて記録用紙に定着させる定着器29と、が更に設けられている。
画像プロセス系10において、4つの11Y,11M,11C,11Kのうち、単色画像として形成されることが多い黒(K)の単色のトナー像を形成する画像形成ユニット11Kは、中間転写ベルト21の移動方向に対して最下流側に設けられている。他の3色(Y,M,C)の画像形成ユニット11Y,11M,11Cは、中間転写ベルト21の移動方向に対して、黒の画像形成ユニット11Kよりも上流側に設けられている。画像形成ユニット11Y,11M,11Cの配置順序は特に制限はないが、一般的には図2のように中間転写ベルト21の移動方向に対して上流側から11Y,11M,11Cの順序で設けられる。もちろん、黒色の画像形成ユニット11K以外の画像形成ユニット11Y,11M,11Cのうちいずれかを単色画像形成用として中間転写ベルト21の移動方向に対して最下流側に設けてもよい。
転写ユニット20は、中間転写体である中間転写ベルト21を駆動するドライブロール22と、中間転写ベルト21に一定のテンションを付与するテンションロール23と、重畳された各色のトナー像を記録用紙に二次転写するためのバックアップロール24と、中間転写ベルト21上に存在する残留トナー等を除去する第1の中間転写体クリーニング装置251及び第2の中間転写体クリーニング装置252とを備えている。
中間転写ベルト21は、このドライブロール22とテンションロール23およびバックアップロール24との間に一定のテンションで掛け回されており、定速性に優れた専用の駆動モータ(図示せず)によって回転駆動されるドライブロール22により、図の矢印方向に所定の速度で循環駆動される。この中間転写ベルト21は、例えば、チャージアップを起こさないベルト素材(ゴム等の弾性体または樹脂)にて抵抗調整されたものが使用されている。
第1の中間転写体クリーニング装置251及び第2の中間転写体クリーニング装置252はそれぞれ、第1の中間転写体クリーニングブレード251a、第2の中間転写体クリーニングブレード252aを備えており、トナー像の転写工程が終了した後の中間転写ベルト21の表面から残留トナーや紙粉等を除去して、次の画像形成プロセスに備えるように構成されている。第1の中間転写体クリーニング装置251は、中間転写ベルト21の移動方向に対して、中間転写ベルト21上に黒(K)の単色画像を形成する画像形成ユニット11Kの上流側でかつ他の3色(Y,M,C)の画像形成ユニット11Y,11M,11Cの下流側に設けられている。第2の中間転写体クリーニング装置252は、中間転写ベルト21の移動方向に対して、中間転写ベルト21上に黒(K)の単色画像を形成する画像形成ユニット11Kの下流側でかつ他の3色(Y,M,C)の画像形成ユニット11Y,11M,11Cの上流側に設けられている。
第1の中間転写体クリーニングブレード251a及び第2の中間転写体クリーニングブレード252aはそれぞれ、中間転写ベルト21の表面に対して接触/非接触を切り替えられるように着脱可能である。第1の中間転写体クリーニングブレード251a及び第2の中間転写体クリーニングブレード252aは、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等のゴム、エラストマ等の弾性体材料で板状、くさび状等に形成され、上記接触時には、その先端部エッジを、移動する中間転写ベルト21の表面に所定の押圧力で物理的に接触させ、中間転写ベルト21の表面上の残留トナー等を除去する。
ROS30は、図示しないレーザダイオード(LD)、変調器の他、レーザダイオード(LD)から出射されたレーザ光(LB−Y,LB−M,LB−C,LB−K)を偏向走査するポリゴンミラー31を備えている。図2に示す例では、ROS30は、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの下方に備えられることから、トナー等の落下による汚損の危険性を有している。そこで、ROS30は、各構成部材を密閉するための直方体状等のフレーム32を設け、また、レーザ光(LB−Y,LB−M,LB−C,LB−K)が通過するガラス等の透明材料製のウィンドウ33をこのフレーム32の上方に設けて、走査露光と共にシールド効果を高めるように構成されている。
シート搬送系40は、画像が記録される記録用紙(シート)等の転写材を積載して供給する給紙装置41と、給紙装置41から記録用紙を取り上げて供給するナジャーロール42と、ナジャーロール42から供給された記録用紙を1枚ずつ分離して搬送するフィードロール43と、フィードロール43により1枚ずつに分離された記録用紙を画像転写部に向けて搬送する搬送路44と、搬送路44を介して搬送された記録用紙に対し、二次転写位置に向けてタイミングを合わせて搬送するレジストロール45と、二次転写位置に設けられバックアップロール24に圧接して記録用紙上に画像を二次転写する二次転写ロール46とを備えている。更に、定着器29によってトナー像が定着された記録用紙を本体1の機外に排出する排出ロール47、排出ロール47によって排出された記録紙を積載する排出トレイ48を有する。また、定着器29によって定着された記録用紙を反転させて両面記録を可能とする両面用搬送ユニット49を備えている。
次に、画像プロセス系10における画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kについて詳述する。図3は、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの構成を説明するための図であり、ここでは、イエロー(Y)の画像形成ユニット11Yが示されている。他の画像形成ユニット11M,11C,11Kもほぼ同様に構成されている。
図3において、画像形成ユニット11Yは、トナー像を担持させる像担持体としての感光体ドラム12と、帯電ロールを用いて感光体ドラム12を帯電させる帯電器13と、帯電器13によって帯電され、図2のROS30からのレーザ光(LB−Y,LB−M,LB−C,LB−K)によって感光体ドラム12上に形成された静電潜像を現像ロール14aを用いて現像する現像器14と、中間転写ベルト21を挟んで感光体ドラム12に対向して設けられ、感光体ドラム12上に現像されたトナー像を中間転写ベルト21上に転写する一次転写ロール15と、転写後に感光体ドラム12上に残った残留トナーを除去する感光体クリーニング装置16とを備えている。
感光体クリーニング装置16はクリーニングブレード方式であり、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等のゴム、エラストマ等の弾性体材料で板状、くさび状等に形成された感光体クリーニングブレード16aの先端部エッジを、回転する感光体ドラム12の表面に所定の押圧力で物理的に接触させ、感光体ドラム12の表面上の残留トナー等を除去するものである。
また、本実施形態では、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kにおける感光体ドラム12、帯電器13、現像器14、および感光体クリーニング装置16等を一体化し、プロセスカートリッジとすることで、画像形成装置3の本体からこのプロセスカートリッジだけを取り外し、また、プロセスカートリッジだけを画像形成装置3の本体に対して取り付け可能とし、ユーザによる交換を可能としてもよい。これら各プロセスカートリッジには、不揮発性メモリユニットが搭載され、この不揮発性メモリユニットには、例えば、感光体ドラム12の回転数、高圧電圧印加時間、プリント枚数など、所定の画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kにて、そのプロセスカートリッジが装着された際の、各々のカートリッジ使用履歴情報等が格納されている。これらのプロセスカートリッジは、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの間で差し替えて用いることもできる。各々のプロセスカートリッジにそれぞれ不揮発性メモリユニットが搭載されていることにより、プロセスカートリッジが異なる画像形成ユニットで用いられた場合であっても、トータルとしての自らの使用履歴情報を、プロセスカートリッジ自らが保存することができる。その結果、プロセスカートリッジ毎に、例えば、正しい寿命を判断することができる。
次に、図2に示す画像形成装置3の画像形成動作について説明する。画像形成装置3において、転写材上にフルカラー画像を形成する第1のモードと、黒色等の単色画像を形成する第2のモードとを選択可能であり、第1のモードと第2のモードとを切り替えるモード選択手段を備えている。
第1のモードが選択された場合には、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kを用いてフルカラー画像が形成される。第2のモードが選択された場合には、中間転写ベルト21の移動方向に対して最下流の画像形成ユニット11Kを用いて黒色の単色画像が形成される。
第1のモードでは、図示しない原稿読み取り装置によって読み取られた原稿の色材反射光像や、図示しないパーソナルコンピュータ等にて形成された色材画像データは、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の各8ビットの反射率データとしてIPS50に入力される。IPS50では、入力された反射率データに対して、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消しや色編集、移動編集等の各種画像編集等の所定の画像処理が施される。画像処理が施された画像データは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色の色材階調データに変換され、ROS30に出力される。
ROS30では、入力された色材階調データに応じて、レーザダイオード(LD)(図示せず)から出射されたレーザ光(LB−Y,LB−M,LB−C,LB−K)を、f−θレンズ(図示せず)を介してポリゴンミラー31に出射している。ポリゴンミラー31では、入射されたレーザ光を各色の階調データに応じて変調し、偏向走査して、図示しない結像レンズおよび複数枚のミラーを介して画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kのそれぞれの感光体ドラム12に照射する。画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kのぞれぞれの感光体ドラム12では、帯電器13によって帯電された感光体表面が走査露光され、静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、それぞれの画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kにて、現像器14によりイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像として現像される。
画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kのそれぞれの感光体ドラム12上に形成されたトナー像は、中間転写体である中間転写ベルト21上に一次転写ロール15により多重転写される。このとき、黒色のトナー像を形成する黒の画像形成ユニット11Kは、中間転写ベルト21の移動方向の最下流側に設けられているため、黒色のトナー像は、中間転写ベルト21に対して最後に一次転写される。
この第1のモードが選択されたときには、第1の中間転写体クリーニングブレード251aは中間転写ベルト21の表面から離脱し、第2の中間転写体クリーニングブレード252aは中間転写ベルト21の表面に当接するように制御される。Y,M,C,Kの順序で中間転写ベルト21にトナー像が転写された後、二次転写位置に設けられたバックアップロール24と二次転写ロール46とにより記録用紙上にトナー像が二次転写され、二次転写後に残留したトナー等は画像形成ユニット11Kの下流でかつ画像形成ユニット11Y,11M,11Cの上流に設けられた第2の中間転写体クリーニングブレード252aにより除去される。この場合、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kそれぞれで画像が形成されているため、残留トナー等が画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kそれぞれの感光体クリーニングブレード16aと感光体ドラム12との間に存在するので、残留トナー等が潤滑剤として作用し、感光体ドラム12と感光体クリーニングブレード16aとの間の摩擦力の増大を抑制して、感光体ドラム12の摩耗や異音の発生が起こりにくい。
第2のモードでは、画像処理が施された画像データは黒(K)の単色の色材階調データに変換され、ROS30に出力される。フルカラー画像形成時と同様の原理で、画像形成ユニット11Kの感光体ドラム12のみに黒(K)の単色のトナー像として現像され、中間転写ベルト21に対して一次転写される。
この第2のモードが選択されたときには、第1の中間転写体クリーニングブレード251aは中間転写ベルト21の表面に当接し、第2の中間転写体クリーニングブレード252aは中間転写ベルト21の表面から離脱するように制御される。中間転写ベルト21に黒(K)の単色のトナー像が転写された後、二次転写位置に設けられたバックアップロール24と二次転写ロール46とにより記録用紙上にトナー像が二次転写され、二次転写後に残留したトナー等は、画像形成ユニット11Y、11M、11Cに供給される。その後、画像形成ユニット11Y、11M、11Cの下流でかつ画像形成ユニット11Kの上流に設けられた第1の中間転写体クリーニングブレード251aにより除去される。この場合、画像形成ユニット11Kでは画像が形成され、画像が形成されていない画像形成ユニット11Y,11M,11Cでは残留トナー等が強制的に供給されているため、残留トナー等が画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kそれぞれの感光体クリーニングブレード16aと感光体ドラム12との間に存在するので、残留トナー等が潤滑剤として作用し、感光体ドラム12と感光体クリーニングブレード16aとの間の摩擦力の増大を抑制して、感光体ドラム12の摩耗や異音の発生が起こりにくい。
このように、本実施形態では画像形成装置を、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kのうちで単色画像として形成されることが多い黒色(K)の画像形成ユニット11Kが、中間転写ベルト21の移動方向に対して最下流側に配置するように構成し、さらに、フルカラーの画像形成モード(第1のモード)または単色の画像形成モード(第2のモード)の選択に応じて、第1の中間転写体クリーニングブレード251a及び第2の中間転写体クリーニングブレード252aの中間転写ベルト21への当接及び離脱を制御する。
このように単色プリント時に単色画像を形成する画像形成ユニットの上流側でかつ他の画像形成ユニットの下流側に配置された中間転写体クリーニング装置を当接し、画像形成ユニットの下流側でかつ他の画像形成ユニットの上流側に配置された中間転写体クリーニング装置を離脱させることにより、二次転写後に中間転写体上に残留したトナーが単色画像を形成しない画像形成ユニットに強制的に供給され、感光体と感光体クリーニングブレードとの間の摩擦力の増大を抑制し、異音の発生を防止することができる。これにより、フルカラーの画像形成モード(第1のモード)または単色の画像形成モード(第2のモード)のいずれの場合でも、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kそれぞれの感光体クリーニングブレード16aと感光体ドラム12との間に残留トナーが存在するので、残留トナー等が潤滑剤として作用し、感光体ドラム12と感光体クリーニングブレード16aとの間の摩擦力の増大を抑制して、感光体ドラム12の摩耗や異音の発生が起こりにくい。
すなわち、本実施形態では、単色画像形成の第2のモードが選択されたときに、感光体ドラム12と感光体クリーニングブレード16aとの間の摩擦力の増大等が起因の異音発生が抑制されるように、画像形成に携わらない感光体ドラム12への中間転写ベルト21からのトナー供給が制御される。したがって、感光体ドラム12の磨耗の促進や感光体クリーニングブレード16aの鳴きを極力回避しながら、白地部の汚れの無い、良好な画像を得ることができる。
以下、実施例および比較例を挙げ、本発明をより具体的に詳細に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
富士ゼロックス製DocuCentreColor400を改造し、図2のように、第1の中間転写体クリーニング装置251を、中間転写ベルト21の移動方向に対して、中間転写ベルト21上に黒(K)の単色画像を形成する画像形成ユニット11Kの上流側でかつ他の3色(Y,M,C)の画像形成ユニット11Y,11M,11Cの下流側に設けた。また、第2の中間転写体クリーニング装置252を、中間転写ベルト21の移動方向に対して、中間転写ベルト21上に黒(K)の単色画像を形成する画像形成ユニット11Kの下流側でかつ他の3色(Y,M,C)の画像形成ユニット11Y,11M,11Cの上流側に設けた。フルカラー画像を形成する第1のモードが選択されたときには、第1の中間転写体クリーニングブレード251aは中間転写ベルト21の表面から離脱し、第2の中間転写体クリーニングブレード252aは中間転写ベルト21の表面に当接するように制御した。また、黒の単色画像を形成する第2のモードが選択されたときには、第1の中間転写体クリーニングブレード251aは中間転写ベルト21の表面に当接し、第2の中間転写体クリーニングブレード252aは中間転写ベルト21の表面から離脱するように制御した。温度32℃、湿度65%RHの高温高湿環境下でプロセス速度52mm/secの厚紙モードで記録用紙として富士ゼロックスオフィスサプライ株式会社製OKプリンス上質(坪量:209g/m)を使用して、200枚の連続プリントを行った。プリント原稿は、第1のモードではY,M,C,K各色画像密度5%のカラー原稿を用い、第2のモードでは白黒で画像密度5%で白地部を有するものを用いた。
(比較例1)
富士ゼロックス製DocuCentreColor400を改造し、図2のように、実施例1と同様に第1の中間転写体クリーニング装置251及び第2の中間転写体クリーニング装置252を設けた。フルカラー画像を形成する第1のモードが選択されたときには、第1の中間転写体クリーニングブレード251aは中間転写ベルト21の表面から離脱し、第2の中間転写体クリーニングブレード252aは中間転写ベルト21の表面に当接するように制御した。黒の単色画像を形成する第2のモードが選択されたときにも、第1の中間転写体クリーニングブレード251aは中間転写ベルト21の表面から離脱し、第2の中間転写体クリーニングブレード252aは中間転写ベルト21の表面に当接するように制御した。すなわち、第1のモード及び第2のモードいずれにおいても第2の中間転写体クリーニングブレード252aが中間転写ベルト21の表面に当接するように制御した以外は、実施例1と同様にしてプリントを行った。
(比較例2)
富士ゼロックス製DocuCentreColor400を改造し、図2のように、実施例1と同様に第1の中間転写体クリーニング装置251及び第2の中間転写体クリーニング装置252を設けた。フルカラー画像を形成する第1のモードが選択されたときには、第1の中間転写体クリーニングブレード251aは中間転写ベルト21の表面から離脱し、第2の中間転写体クリーニングブレード252aは中間転写ベルト21の表面に当接するように制御した。黒の単色画像を形成する第2のモードが選択されたときには、第1の中間転写体クリーニングブレード251a及び第2の中間転写体クリーニングブレード252aともに中間転写ベルト21の表面から離脱するように制御した以外は、実施例1と同様にしてプリントを行った。
<評価>
実施例1及び比較例1,2の画像形成装置を用いて行った画像形成において、プリント時の騒音、プリントサンプルの白地部の汚れを官能評価した。プリント時の騒音については、少しでも異音が発生したときは「騒音発生」とした。また、プリントサンプルの白地部の汚れについては、200枚のプリントを目視により観察し、1枚でも汚れがあるときを「汚れ発生」とした。
Figure 0004586597
表1からわかるように、実施例1の画像形成装置では、黒の単色画像形成の第2のモードが選択されたときに、画像形成に携わらない感光体ドラムへ中間転写ベルトからトナー供給がされるように制御したため、感光体ドラムと感光体クリーニングブレードとの間の摩擦の増大による、感光体クリーニングブレードの鳴きが抑制され、感光体ドラム表面に傷がつくことなく白地部等に汚れは発生しなかった。しかし、比較例1,2の画像形成装置では、黒の単色画像形成の第2のモードが選択されたときに、画像形成に携わらない感光体ドラムへ中間転写ベルトからトナー供給がされないため、感光体ドラムと感光体クリーニングブレードとの間の摩擦の増大による、感光体クリーニングブレードの鳴きが発生し、また、感光体ドラム表面に傷がついたため、白地部等に汚れが発生した。
このように、実施例1の画像形成装置を使用することにより、感光体ドラムの磨耗の促進や感光体クリーニングブレードの鳴きを極力回避しながら、白地部の汚れの無い、良好な画像を得ることができた。
従来の画像形成装置の一例を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例の全体構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成ユニットの一例を示す概略図である。
符号の説明
1,3 画像形成装置、10 画像プロセス系、11Y,11M,11C,11K 画像形成ユニット、12 感光体ドラム、13 帯電器、14 現像器、14a 現像ロール、15 一次転写ロール、16 感光体クリーニング装置、16a 感光体クリーニングブレード、19Y,19M,19C,19K トナーカートリッジ、20 転写ユニット、21 中間転写ベルト、22 ドライブロール、23 テンションロール、24 バックアップロール、251 第1の中間転写体クリーニング装置、252 第2の中間転写体クリーニング装置、251a 第1の中間転写体クリーニングブレード、252a 第2の中間転写体クリーニングブレード、29 定着器、30 ROS、31 ポリゴンミラー、32 フレーム、33 ウィンドウ、40 シート搬送系、41 給紙装置、42 ナジャーロール、43 フィードロール、44 搬送路、45 レジストロール、46 二次転写ロール、47 排出ロール、48 排出トレイ、49 両面用搬送ユニット、50 IPS、60 プロセスカートリッジ、100Y、100M、100C、100K 画像形成ユニット、101 感光体ドラム、102 帯電装置、103 露光装置、104 現像装置、105 帯電器、106 中間転写ベルト、107 感光体クリーニング装置、108,109,110,111,112 ローラ、113 二次転写ロール、114 転写用紙。

Claims (2)

  1. 感光体に静電潜像を形成し、前記静電潜像をトナーを用いて現像して転写材に転写する画像形成装置であって、
    無端ベルト状の中間転写体と、
    表面に静電潜像が形成される感光体と、トナーを用いて前記静電潜像上にトナー像を形成し可視化する現像手段と、前記感光体表面に形成されたトナー像を前記中間転写体上に一次転写する一次転写手段と、転写後の感光体表面上に残存したトナーを除去する感光体クリーニング手段と、を備える複数の画像形成ユニットであって、前記中間転写体の移動方向に沿って配置された複数の画像形成ユニットと、
    前記複数の画像形成ユニットにより前記中間転写体上に一次転写された多重画像を一括して前記転写材に二次転写する二次転写手段と、
    前記中間転写体の移動方向に対して最下流に位置する画像形成ユニットの上流側に設けられた第1の中間転写体クリーニング手段と、
    前記中間転写体の移動方向に対して最上流の画像形成ユニットの上流側に設けられた第2の中間転写体クリーニング手段と、
    を有し、
    前記複数の画像形成ユニットを用いてカラー画像を形成する第1のモードと、前記複数の画像形成ユニットのうち、前記中間転写体の周面の移動方向に対して最下流に位置する画像形成ユニットを用いて単色画像を形成する第2のモードと、が選択可能であり、
    前記第1のモードが選択されたときには前記第2の中間転写体クリーニング手段は前記中間転写体に当接し、前記第1の中間転写体クリーニング手段は前記中間転写体から離脱し、
    前記第2のモードが選択されたときには前記第1の中間転写体クリーニング手段は前記中間転写体に当接し、前記第2の中間転写体クリーニング手段は前記中間転写体から離脱することを特徴とする画像形成装置。
  2. 感光体に静電潜像を形成し、前記静電潜像をトナーを用いて現像して転写材に転写する画像形成方法であって、
    感光体表面に静電潜像を形成する工程と、トナーを用いて前記静電潜像上にトナー像を形成し可視化する現像工程と、前記感光体表面に形成されたトナー像を無端ベルト状の中間転写体上に一次転写する一次転写工程と、転写後の感光体表面上に残存したトナーを除去する感光体クリーニング工程と、を含み、それぞれ異なる色の画像を形成する複数の画像形成工程と、
    前記中間転写体上に一次転写された多重画像を一括して前記転写材に二次転写する二次転写工程と、
    前記中間転写体の移動方向に対して最下流において行われる画像形成工程の上流側で行われる第1の中間転写体クリーニング工程と、
    前記中間転写体の移動方向に対して最上流において行われる画像形成工程の上流側で行われる第2の中間転写体クリーニング工程と、
    を含み、
    前記複数の画像形成工程によりカラー画像を形成する第1のモードと、前記複数の画像形成のうち、前記中間転写体の周面の移動方向に対して最下流において行われる画像形成工程により単色画像を形成する第2のモードと、が選択可能であり、
    前記第1のモードが選択されたときには前記第2の中間転写体クリーニング工程が行われ、前記第1の中間転写体クリーニング工程は行われず、
    前記第2のモードが選択されたときには前記第1の中間転写体クリーニング工程が行われ、前記第2の中間転写体クリーニング工程は行われないことを特徴とする画像形成方法。
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