JP2018101119A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化が図られた簡便な構成で、画像形成装置の本体筐体に対する感光体の着脱時に、感光体と露光部とを離隔させることが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】本体筐体に対して着脱可能に設けられた感光体ユニット50と、感光体ドラム21に対向するとともに感光体ドラム21に対して接近、離隔する方向に変位可能に設けられた露光部40と、露光部40を感光体ドラム21に向けて付勢する付勢部材28と、感光体ユニット50に設けられた感光体側ガイド部54と、露光部40に設けられた露光側ガイド部44とを備える。感光体側ガイド部54と露光側ガイド部44とは、本体筐体に対する感光体ユニット50の着脱時に互いが接触して、感光体ドラム21とレンズ部材42aとの間を所定の着脱間隔に維持して感光体ドラム21とレンズ部材42aとを離隔させる。【選択図】図3

Description

本発明は画像形成装置に関するものである。
複写機やプリンターなどの電子写真方式の画像形成装置は感光体ドラムの表面に静電潜像を形成するために露光部を備える。露光部の光源としてはLED(Light Emitting Diode)や有機EL(Organic Electroluminescence、有機LED(Organic Light Emitting Diode、OLED))等の固体発光素子を複数、感光体ドラムの軸線方向に沿って1列或いは千鳥状に配列したものが知られている。この露光部は、回転多面鏡(ポリゴンミラー)等を用いて光を偏向走査するものと比較して、機械的な動作がないので低騒音であり、光源から感光体までの距離が短くできるので省スペース化が可能であるという利点がある。
一方、感光体ドラムは所定のタイミングで交換等のメンテナンスが必要である。このため、感光体ドラムを有する感光体ユニットが画像形成装置本体に対して着脱可能に設けられる。光源としてLED等を有する上記露光部は感光体ドラムに近接するので、感光体ドラムとの接触を回避するため、画像形成装置本体に対する感光体ユニットの着脱時に露光部を感光体ドラムから離隔させる必要がある。このような画像形成装置の従来技術の例が特許文献1〜3に開示されている。
特許文献1に記載された電子写真画像形成装置は、感光体ドラムを有するプロセスカートリッジを着脱するときに、プロセスカートリッジが中間転写ベルトに対してθ1の角度に傾き、露光装置が中間転写ベルトに対してθ2の角度に傾き、θ2>θ1の関係である。これにより、露光装置をプロセスカートリッジから退避させることでき、露光装置の発光部材に汚れが付着することを抑制することが可能である。
特許文献2に記載された画像形成装置は、現像部を装置本体から引き出し可能な現像部支持部材と、現像部支持部材に設けられた露光部材とを備える。さらに、この画像形成装置は、現像部支持部材を感光体に対して近接・離間させる方向に変位可能な変位手段を備える。これにより、現像部支持部材の引き出し時に、露光部材と感光体との干渉を防ぐことができる。
特許文献3に記載された電子写真画像形成装置は、LEDユニット(露光部)を支持する支持部材がプロセスカートリッジに引っ掛かるガイドを有する。支持部材は前ドアに連結された移動部材の動きに連動して露光位置と退避位置とを取り得る。これにより、前ドアの開放に連動してLEDユニットを退避位置に変位させ、さらにプロセスカートリッジも移動させて、プロセスカートリッジを画像形成装置本体から抜き出すことができる。
特開2014−157365号公報 特開2012−145877号公報 特開2011−253160号公報
しかしながら、特許文献1に記載された電子写真画像形成装置は、装置本体に対する感光体ドラムの着脱時に、感光体ドラムが中間転写ベルトに対して離隔する方向に傾斜するので、感光体ドラムの着脱に係る占有領域を大きく確保する必要があることが課題であった。これにより、画像形成装置の大型化を招く虞があることが懸念された。
また、特許文献2に記載された画像形成装置は、露光部材が現像部を変位させるための現像部支持部材に設けられ、さらに現像部支持部材の変位手段を備えるので、構成が複雑になることが課題であった。これにより、画像形成装置のコストアップ、大型化を招く虞があることが懸念された。
また、特許文献3に記載された電子写真画像形成装置は、移動部材の動きに連動させてLEDユニットの支持部材を変位させ、さらにプロセスカートリッジを移動させるので、画像形成装置本体に対するプロセスカートリッジの着脱操作に基づいてLEDユニットを感光体から離隔させる構成ではないことに課題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、小型化が図られた簡便な構成で、画像形成装置の本体筐体に対する感光体の着脱時に、感光体と露光部とを離隔させることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、画像形成装置の本体筐体に対して着脱可能に設けられてトナー像を担持する感光体を有する感光体ユニットと、前記感光体に対向するとともに前記感光体に対して接近、離隔する方向に変位可能に設けられて前記感光体に光を導くレンズを有する露光部と、前記露光部を前記感光体に向けて付勢する付勢部材と、前記感光体ユニットに設けられた感光体側ガイド部と、前記露光部に設けられた露光側ガイド部とを備え、前記感光体側ガイド部と前記露光側ガイド部とは、画像形成装置の本体筐体に対する前記感光体ユニットの着脱時に互いが接触して、前記感光体と前記レンズとの間を所定の着脱間隔に維持して前記感光体と前記レンズとを離隔させることを特徴とする。
この構成によると、特別な操作を必要とせず、小型化が図られた簡便な構成で、画像形成装置の本体筐体に対する感光体ユニットの着脱時に、感光体ドラムと露光部とが離隔する。これにより、感光体ユニットの着脱時における感光体ドラムと露光部との接触が抑制される。
また、上記構成の画像形成装置において、画像形成装置の本体筐体に対する前記感光体ユニットの装着時に前記感光体と前記レンズとの間を所定の露光間隔に維持して前記レンズを前記感光体に対して位置決めする位置決め部を備え、前記着脱間隔が、前記露光間隔よりも広いことを特徴とする。
また、上記構成の画像形成装置において、前記感光体側ガイド部及び前記露光側ガイド部の一方が、他方に向かって突出する突起部を有することを特徴とする。
また、上記構成の画像形成装置において、前記突起部を複数有することを特徴とする。
また、上記構成の画像形成装置において、画像形成装置の本体筐体に対する前記感光体ユニットの装着時に前記突起部を収容する収容部を、前記感光体側ガイド部及び前記露光側ガイド部のもう一方が備えることを特徴とする。
また、上記構成の画像形成装置において、前記感光体側ガイド部に接触する感光体側接触部と、前記露光側ガイド部に接触する露光側接触部と、前記レンズの表面を清掃するための清掃部とを有する清掃部材を備え、前記清掃部材は、前記感光体側ガイド部と前記露光側ガイド部との間に対して挿入、抜去が可能であるとともに、前記感光体側ガイド部と前記露光側ガイド部との間に対する挿入時に前記清掃部で前記レンズの表面を清掃することを特徴とする。
また、上記構成の画像形成装置において、前記感光体側ガイド部と前記露光側ガイド部との間に対して、前記清掃部材を抜去した場合よりも前記清掃部材を挿入した場合の方が、前記露光部に対する前記付勢部材による付勢力が大きいことを特徴とする。
本発明の構成によれば、小型化が図られた簡便な構成で、画像形成装置の本体筐体に対する感光体の着脱時に、感光体と露光部とを離隔させることが可能となる。
本発明の実施形態の画像形成装置の部分垂直断面正面図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の画像形成部の外観正面図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の画像形成部の垂直断面正面図である。 本発明の実施形態の画像形成部の露光部の現像部側から見た側面図である。 本発明の実施形態の画像形成部の露光部の感光体ユニット側から見た側面図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の画像形成部の、図3のVI−VI線における垂直断面側面図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の画像形成部の、図3のVII−VII線における垂直断面側面図である。 本発明の実施形態の画像形成部の感光体ユニットの現像部側(図3のVIII−VIII線側)から見た側面図である。 本発明の実施形態の画像形成装置本体に対する感光体ユニットの取り外しの第1段階を示す垂直断面側面図である。 本発明の実施形態の画像形成装置本体に対する感光体ユニットの取り外しの第2段階を示す垂直断面側面図である。 本発明の実施形態の画像形成装置本体に対する感光体ユニットの装着の第1段階を示す垂直断面側面図である。 本発明の実施形態の画像形成装置本体に対する感光体ユニットの装着の第2段階を示す垂直断面側面図である。 本発明の実施形態の画像形成部の露光部の清掃部材を示す側面図である。 本発明の実施形態の画像形成部の露光部の清掃部材を示す斜視図である。 本発明の実施形態の画像形成部に対する清掃部材の挿入の第1段階を示す斜視図である。 本発明の実施形態の画像形成部に対する清掃部材の挿入の第1段階を示す垂直断面側面図である。 本発明の実施形態の画像形成部に対する清掃部材の挿入の第2段階を示す垂直断面側面図である。 本発明の実施形態の画像形成部に対する清掃部材の挿入状態を示す垂直断面正面図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づき説明する。なお、本発明は以下の内容に限定されるものではない。
最初に、本発明の実施形態の画像形成装置について、図1を用いてその構造の概略を説明しつつ、画像出力動作を説明する。図1は画像形成装置の部分垂直断面正面図の一例である。なお、図1の矢印付き二点鎖線は用紙の搬送経路及び搬送方向を示す。また、図1の上下方向、左右方向及び紙面奥行き方向が画像形成装置の上下方向、左右方向及び奥行き方向である。
画像形成装置1は、図1に示すように所謂タンデム型のカラー複写機であり、その本体筐体1aに原稿の画像を読み取る画像読取部2と、読み取った画像を用紙等の転写材に印刷する印刷部3と、印刷条件の入力や稼働状況の表示を行うための操作部4と、主制御部5とを備える。
画像読取部2は不図示のプラテンガラスの上面に載置された原稿の画像を不図示のスキャナーを移動して読み取る公知のものである。原稿の画像は赤(R)、緑(G)、青(B)の三色に色分解され、不図示のCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーで電気信号に変換される。これにより、画像読取部2は赤(R)、緑(G)、青(B)の色別の画像データを得る。
画像読取部2が得た色別の画像データは主制御部5において各種処理が行われ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各再現色の画像データに変換されて主制御部5の不図示のメモリーに格納される。メモリーに格納された再現色別の画像データは位置ずれ補正のための処理を受けた後、像担持体である感光体ドラム21に対する光走査を行うために用紙の搬送と同期して走査ラインごとに読み出される。
印刷部3は電子写真方式によって画像を形成し、その画像を用紙に転写する。印刷部3は中間転写体を無端状のベルトとして形成した中間転写ベルト11を備える。中間転写ベルト11は駆動ローラ12、従動ローラ13、14に巻き掛けられる。中間転写ベルト11には従動ローラ13が不図示のバネによって図1における上方に付勢されることにより張力が与えられる。中間転写ベルト11は駆動ローラ12によって図1における反時計回りに回転移動する。
駆動ローラ12は中間転写ベルト11を挟んで対向する二次転写ローラ15に圧して接触する。従動ローラ14の箇所では、中間転写ベルト11を挟んで従動ローラ14に対向するように設けられた中間転写クリーニング部16が中間転写ベルト11の外周面に接触する。中間転写クリーニング部16は中間転写ベルト11の外周面に形成されたトナー像が用紙Pに転写された後、中間転写ベルト11の外周面に残留したトナーなどの付着物を除去してクリーニングする。
中間転写ベルト11の下方にはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各再現色に対応する画像形成部20Y、20M、20C、20Kが設けられる。なおこの説明において、特に限定する必要がある場合を除き、「Y」、「M」、「C」、「K」の識別記号の記載を省略して、例えば「画像形成部20」と総称することがある。4台の画像形成部20は中間転写ベルト11の回転方向に沿って、回転方向の上流側から下流側に向けて一列にして配置される。4台の画像形成部20は構成がすべて同じであり、図1における時計回りに回転する感光体ドラム21を中心としてその周囲に帯電部22、露光部40、現像部24、ドラムクリーニング部25及び一次転写ローラ26を備える(図3参照)。
中間転写ベルト11の上方には、4台の各再現色の画像形成部20に対応するトナーボトル31及びトナーホッパー32が設けられる。現像部24及びトナーホッパー32に対しては各々の内部のトナー量を検出する不図示の残量検出部が設けられる。また、現像部24とトナーホッパー32との間及びトナーホッパー32とトナーボトル31との間には各々不図示のトナーの補給装置が設けられる。残量検出部によって現像部24の内部のトナー量の低下が検出されると、補給装置がトナーホッパー32から現像部24にトナーを補給するように駆動する。さらに、残量検出部によってトナーホッパー32の内部のトナー量の低下が検出されると、補給装置がトナーボトル31からトナーホッパー32にトナーを補給するように駆動する。トナーボトル31は画像形成装置1の本体筐体1aに対して着脱可能に設けられ、適宜新しいものと交換することができる。
4台の画像形成部20の下方には用紙供給装置91が設けられる。用紙供給装置91はその内部に複数の用紙Pを積載して収容し、用紙Pをその最上層から順に1枚ずつ用紙搬送路Qに送り出す。用紙供給装置91から用紙搬送路Qに送り出された用紙Pはレジストローラ対94の箇所に到達する。そして、レジストローラ対94が用紙Pの斜め送りを矯正(スキュー補正)しつつ中間転写ベルト11の回転と同期をとって、中間転写ベルト11と二次転写ローラ15との接触部(二次転写ニップ部)に向けて用紙Pを送り出す。
画像形成部20では露光部40から照射された光によって感光体ドラム21の表面に静電潜像が形成され、その静電潜像が現像部24によってトナー像として可視像化される。感光体ドラム21の表面に形成されたトナー像は感光体ドラム21が中間転写ベルト11を挟んで一次転写ローラ26と対向する箇所において中間転写ベルト11の外周面に一次転写される。そして、中間転写ベルト11の回転とともに所定のタイミングで各画像形成部20のトナー像が順次中間転写ベルト11に転写されることにより、中間転写ベルト11の外周面にはイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト11の外周面に一次転写されたカラートナー像はレジストローラ対94により同期をとって送られてきた用紙Pに、中間転写ベルト11と二次転写ローラ15とが接触して形成される二次転写ニップ部にて転写される。
二次転写ニップ部の上方には定着部95が備えられる。二次転写ニップ部にて未定着トナー像が転写された用紙Pは定着部95へと送られ、トナー像が加熱、加圧されて用紙Pに定着される。定着部95を通過した用紙Pは中間転写ベルト11の上方に設けられた用紙排出部96に排出される。
操作部4は画像読取部2の正面側に設けられる。操作部4は、例えばユーザーによる印刷に使用する用紙Pの種類やサイズ、拡大縮小、両面印刷の有無といった印刷条件などの設定の入力や、ファクシミリ送信におけるファックス番号や送信者名などの設定の入力を受け付ける。また、操作部4は、例えば装置の状態や注意事項、エラーメッセージなどを表示部4wに表示することによって、それらをユーザーに対して報知するための報知部としての役割も果たす。
また、画像形成装置1にはその全体の動作制御のため、不図示のCPUや画像処理部、その他の図示しない電子部品で構成された主制御部5が設けられる。主制御部5は中央演算処理装置であるCPUと画像処理部とを利用し、メモリーに記憶、入力されたプログラム、データに基づき画像読取部2や印刷部3などといった構成要素を制御して一連の画像形成動作、印刷動作を実現する。
続いて、画像形成装置1の画像形成部20の構成及びその動作について、図1に加えて図2及び図3を用いて説明する。図2及び図3は画像形成部20の外観正面図及び垂直断面正面図である。なお、図2及び図3の上下方向、左右方向及び紙面奥行き方向が画像形成装置1及び画像形成部20の上下方向、左右方向及び奥行き方向(前後方向)である。また前述のように、4色の各画像形成部20は構造が共通するので「Y」、「M」、「C」、「K」の識別記号の記載は省略する。
画像形成部20は、図3に示すようにその中心に像担持体である感光体ドラム21を備える。感光体ドラム21の近傍には、その回転方向に沿って順に帯電部22、露光部40、現像部24及びドラムクリーニング部25が配置される。一次転写ローラ26は感光体ドラム21の回転方向に沿って現像部24とドラムクリーニング部25との間に設けられる。なお、ドラムクリーニング部25の、感光体ドラム21の回転方向下流側には不図示の除電装置が配置される。
感光体ドラム21は画像形成装置1の用紙搬送方向と直角をなす用紙幅方向(前後方向)、すなわち図1〜図3の紙面奥行き方向に延び、その軸線方向を水平にして配置される。感光体ドラム21は不図示の駆動装置によってその周速度が用紙搬送速度とほぼ同じになるように、正面から見て時計回りに回転される。
帯電部22は帯電ローラ22a及びクリーニングローラ22bを備える。帯電ローラ22aは所定の圧力で感光体ドラム21に接触し、感光体ドラム21の回転に従って回転する。この帯電ローラ22aにより、感光体ドラム21の表面はマイナス極性の所定電位で一様に帯電する。クリーニングローラ22bは帯電ローラ22aに接触して回転するとともに、帯電ローラ22aの表面の付着物を除去してクリーニングする。
露光部40は感光体ドラム21に対向し、感光体ドラム21の略鉛直下方に配置される。露光部40は形成する画像データに基づき変調された光を感光体ドラム21の表面に照射する。これにより、帯電部22によって帯電させた電位が部分的に光減衰して原稿画像の静電潜像が形成される。露光部40の詳細な構成については後述する。
現像部24は現像部材である現像ローラ24aを備える。現像部24は、感光体ドラム21の軸線方向(前後方向)に沿って延びる支軸24bを介して画像形成装置1の本体筐体1aに回転可能に支持される。現像部24は支軸24bを中心とした回転に関して不図示の位置決め部を有し、現像ローラ24aの周面が感光体ドラム21の周面に対して所定間隔を維持して対向するように位置決めされる。現像部24によって現像剤のトナーが帯電されて感光体ドラム21の表面の静電潜像に供給され、静電潜像が現像される。
一次転写ローラ26は中間転写ベルト11を挟んで感光体ドラム21に接触する。一次転写ローラ26は所定の圧力で中間転写ベルト11に接触し、中間転写ベルト11の回転に従って回転する。一次転写ローラ26には、トナーの帯電極性と異なる極性の一次転写バイアスが印加され、感光体ドラム21の表面に形成されたトナー像が中間転写ベルト11に転写する。
ドラムクリーニング部25は感光体ドラム21に接触するクリーニングブレード25aを備える。クリーニングブレード25aはその先端部が所定の圧力で感光体ドラム21に接触する。ドラムクリーニング部25は、感光体ドラム21の表面に形成されたトナー像が中間転写ベルト11に転写された後、感光体ドラム21の表面に残留したトナーなどの付着物を除去してクリーニングする。
除電装置は感光体ドラム21の回転方向に沿ってドラムクリーニング部25の下流側に配置される。除電装置は感光体ドラム21の軸線方向(前後方向)に複数並べられたLEDを備える。除電装置はLEDの除電光を感光体ドラム21に照射することによりその表面の帯電電荷を除去して静電潜像を消去し、次回の画像形成動作時における帯電工程のための準備を整える。
そして、画像形成部20は感光体ユニット50を備える。感光体ユニット50には感光体ドラム21、帯電部22、ドラムクリーニング部25及び除電装置が設けられる。感光体ユニット50は画像形成装置1の本体筐体1aに対して着脱可能に設けられる。また、画像形成部20は感光体ドラム21の軸線方向(前後方向)に沿って延びる感光体レール27を備える。感光体ユニット50は感光体レール27に案内され、本体筐体1aに対して感光体ドラム21の軸線方向(前後方向)に沿って平行に移動されて装着、取り外しが行われる。
続いて、画像形成装置1の露光部40及び感光体ユニット50に係る構成について、図3に加えて図4〜図8を用いて説明する。図4及び図5は露光部40の、現像部24側から見た側面図及び感光体ユニット50側から見た側面図である。図6は画像形成部20の、図3のVI−VI線における垂直断面側面図である。図7は画像形成部20の、図3のVII−VII線における垂直断面側面図である。図8は感光体ユニット50の現像部24側(図3のVIII−VIII線側)から見た側面図である。
露光部40は、図2〜図5に示すように全体としての外形が略直方体形状を成し、感光体ドラム21の軸線方向(前後方向)に沿って比較的長く延びる。露光部40は露光フレーム41、レンズアレイ42、位置決め部43及び露光側ガイド部44を備える。
露光フレーム41は外形が略直方体形状の箱体を成し、内部に不図示の空間部を有する。空間部は上部に感光体ドラム21に臨む開口を有し、内底部に不図示の光源が設けられる。光源は例えば複数のLEDで構成され、感光体ドラム21の軸線方向(前後方向)に沿って1列或いは千鳥状に配列される。
レンズアレイ42は、露光フレーム41の上部の、感光体ドラム21に臨む開口に設けられる。レンズアレイ42は露光フレーム41の前後方向の略中央部に配置される。レンズアレイ42は、光源が照射する光の進行方向下流側に配置される。レンズアレイ42は複数の光源が並ぶ方向と同じ方向に、すなわち感光体ドラム21の軸線方向(前後方向)に沿って延びる長手状の直方体形状である。
レンズアレイ42には複数の光源が並ぶ方向と同じ方向に並ぶ複数のレンズ部材42aが設けられる。レンズ部材42aは例えばロッドレンズで構成され、その軸線が光源から照射される光の光軸に沿って平行に延びる。レンズアレイ42は光源が照射する光を感光体ドラム21の表面に導き結像する。
位置決め部43は露光フレーム41の上面に設けられる。位置決め部43はレンズアレイ42の前方及び後方の2箇所に配置される。位置決め部43は露光フレーム41の上面から上方に向かって突出する突起で構成される。
ここで、露光部40は感光体ドラム21に対向するとともに、感光体ドラム21に対して接近、離隔する方向、すなわち上下方向に変位可能に設けられる。そして、露光部40は、図2及び図3に示す付勢部材28によって、感光体ドラム21に向けて付勢される。露光部40が付勢部材28により感光体ドラム21に向けて付勢されることで、位置決め部43は感光体ドラム21の前後に設けられた、感光体ドラム21の支持部52の下面に接触する(図6参照)。これにより、位置決め部43は画像形成装置1の本体筐体1aに対する感光体ユニット50の装着時に、感光体ドラム21とレンズ部材42aとの間を所定の露光間隔に維持し、レンズ部材42aを感光体ドラム21に対して位置決めする。
露光側ガイド部44は露光フレーム41の、現像部24及び感光体ユニット50の各々に対向する左右の側面に設けられる。露光側ガイド部44は露光フレーム41の側面から外側に、現像部24或いは感光体ユニット50に向かって突出する。露光側ガイド部44は前後方向に向かって略水平に延びるリブ形状で構成される。露光側ガイド部44の前側の端部付近には、前方に進むに従って下方に傾斜する傾斜部44bが設けられる。感光体ユニット50に対向する露光側ガイド部44には、感光体ユニット50の後述する感光体側ガイド部54が上方から接触する。
感光体ユニット50は、図2、図3及び図6〜図8に示すように感光体フレーム51、支持部52、カップリング部53及び感光体側ガイド部54を備える。
感光体フレーム51は外形が感光体ドラム21の軸線方向(前後方向)に沿って延びる箱体を成し、感光体ドラム21、帯電部22、ドラムクリーニング部25及び除電装置が設けられる。感光体フレーム51はその下面部51aが前後左右に延びる水平面として構成される。画像形成装置1の本体筐体1aに対する感光体ユニット50の装着、取り外しのときに、下面部51aは感光体レール27の上面に接触し、感光体ユニット50が感光体レール27に案内される。
支持部52は感光体フレーム51の、感光体ドラム21の前方及び後方の各々に設けられる。支持部52は感光体ドラム21の軸部を回転可能に支持する。画像形成装置1の本体筐体1aに対する感光体ユニット50の装着時、支持部52の下面に露光部40の位置決め部43が接触する。
カップリング部53は感光体フレーム51の後端部であって、感光体ドラム21の回転軸線上に設けられる。画像形成装置1の本体筐体1aに対する感光体ユニット50の装着時に、カップリング部53は本体筐体1aに設けられた不図示のモーターの駆動軸に連結される。これにより、画像形成装置1の本体筐体1aに対する感光体ユニット50の装着時に、感光体ドラム21がモーターから回転力を得て回転する。本体筐体1aから感光体ユニット50が取り外されると、カップリング部53はモーターの駆動軸との連結が解除される。
感光体側ガイド部54は感光体フレーム51の、感光体ドラム21の下方に設けられる。感光体側ガイド部54は感光体フレーム51の露光部40に対向する領域から外側に、露光部40に向かって突出する。感光体側ガイド部54は前後方向に向かって略水平に延びるリブ形状で構成される。感光体側ガイド部54には、露光部40の露光側ガイド部44が下方から接触する。
感光体側ガイド部54はその後部に突起部54aを備える。突起部54aは感光体側ガイド部54の下面から下方に向かって突出する。すなわち、突起部54aは露光側ガイド部44に向かって突出する。
これに対して、露光側ガイド部44はその後部に収容部44aを備える(図5及び図7参照)。収容部44aはリブ形状の露光側ガイド部44が局所的に切断された切り欠き部として構成される。なお、収容部44aは露光側ガイド部44の上面が下方に向かって窪んだ凹部であっても良い。収容部44aは、図7に示す画像形成装置1の本体筐体1aに対する感光体ユニット50の装着時に、突起部54aを収容する。
続いて、画像形成装置1の本体筐体1aに対する感光体ユニット50の装着、取り外しに係る露光部40の動作について、図7に加えて、図9〜図12を用いて説明する。図9及び図10は画像形成装置1の本体筐体1aに対する感光体ユニット50の取り外しの第1段階及び第2段階を示す垂直断面側面図である。図11及び図12は画像形成装置1の本体筐体1aに対する感光体ユニット50の装着の第1段階及び第2段階を示す垂直断面側面図である。なお、図9〜図12は図7同様、画像形成部20の、図3のVII−VII線における垂直断面側面図であって、露光部40の外形を破線で描画した。
図7に示す画像形成装置1の本体筐体1aに対する感光体ユニット50の装着状態において、感光体ユニット50はカップリング部53が本体筐体1aに設けられたモーターの駆動軸に連結される。この状態において、感光体ユニット50は、その下面部51aが感光体レール27の後側に設けられた台座部27aよりも、例えば1mm上方に離隔して配置される。露光部40は、位置決め部43が感光体ドラム21とレンズ部材42aとの間を所定の露光間隔に維持する。露光側ガイド部44と、突起部54aを含む感光体側ガイド部54とは接触していない。
なお、感光体ユニット50は、その前側に設けられて上下に突出する係止部51bが、画像形成部20の前端部に設けられた阻止部29に接触する。これにより、感光体ユニット50が必要以上に押し込まれないようになっている。
感光体ユニット50が装着状態から引き出されると、カップリング部53とモーターの駆動軸との連結が解除される。これにより、感光体ユニット50は、図9に示すようにその下面部51aの後端部が、感光体レール27の後側の台座部27aに乗る。そして、感光体側ガイド部54の突起部54aが露光側ガイド部44の上面に接触する。露光部40は付勢部材28の付勢力に抗して下方に変位し、レンズ部材42aが感光体ドラム21から離隔する。
感光体ユニット50がさらに引き出されると、感光体ユニット50は、図10に示すように突起部54aが露光側ガイド部44の上面を滑りながら前方に向かって移動される。
次に、画像形成装置1の本体筐体1aに対する感光体ユニット50の装着に際し、取り外された感光体ユニット50が画像形成部20に押し込まれる場合、図11に示すように感光体ユニット50下面部51aが感光体レール27に乗せられ、押し込みが開始される。続いて、感光体側ガイド部54の後端部が露光側ガイド部44の前端の傾斜部44bに接触する。露光側ガイド部44が傾斜部44bを有するので、画像形成装置1の本体筐体1aに対する感光体ユニット50の装着が容易である。そして、このとき、露光部40は付勢部材28の付勢力に抗して下方に変位し、レンズ部材42aが感光体ドラム21から離隔する。
感光体ユニット50がさらに押し込まれると、感光体ユニット50は、図12に示すように突起部54aが露光側ガイド部44の上面を滑りながら後方に向かって移動される。感光体ユニット50の装着の最終段階では、突起部54aが収容部44aに収容されるとともに、位置決め部43が感光体ドラム21とレンズ部材42aとの間を所定の露光間隔に維持し、レンズ部材42aを感光体ドラム21に対して位置決めする。
上記のように、感光体側ガイド部54と露光側ガイド部44とは、画像形成装置1の本体筐体1aに対する感光体ユニット50の着脱時に互いが接触して、感光体ドラム21とレンズ部材42aとの間を所定の着脱間隔に維持して感光体ドラム21とレンズ部材42aとを離隔させる。この構成によれば、特別な操作を必要とせず、小型化が図られた簡便な構成で、画像形成装置1の本体筐体1aに対する感光体ユニット50の着脱時に、感光体ドラム21と露光部40とを離隔させることが可能である。これにより、感光体ユニット50の着脱時における感光体ドラム21と露光部40との接触の発生を抑制することができる。
そして、画像形成装置1の本体筐体1aに対する感光体ユニット50の着脱時における感光体ドラム21とレンズ部材42aとの間の着脱間隔が、感光体ユニット50の装着時における感光体ドラム21とレンズ部材42aとの間の露光間隔よりも広いことが好ましい。この構成によれば、感光体ユニット50の着脱時における感光体ドラム21とレンズ部材42aとの接触防止に関して、安全性を一層高めることが可能である。
さらに、感光体側ガイド部54が露光側ガイド部44に向かって突出する突起部54aを有するので、感光体ドラム21と露光部40とをさらに広く離隔させることが可能である。
なお、上記実施形態においては突起部54aを1個有することとしたが、複数有することにしても良い。この構成によれば、複数の突起部54aが露光側ガイド部44に接触するので、感光体ドラム21と露光部40とを広く離隔させる作用を高めることができる。
また、露光側ガイド部44が突起部54aを収容する収容部44aを備えるので、感光体ユニット50の装着時に、突起部54aが露光側ガイド部44の上面に接触しないようにすることができる。これにより、感光体ユニット50の装着時、すなわち画像形成部20の通常使用時に、位置決め部43によって感光体ドラム21とレンズ部材42aとの間が適正な露光間隔に維持される。したがって、好適な画像形成を実現することが可能になる。
続いて、画像形成装置1の露光部40の清掃に係る構成について、図13〜図18を用いて説明する。図13及び図14は露光部40の清掃部材を示す側面図及び斜視図である。図15及び図16は画像形成部20に対する清掃部材の挿入の第1段階を示す斜視図及び垂直断面側面図である。図17は画像形成部20に対する清掃部材の挿入の第2段階を示す垂直断面側面図である。図18は画像形成部20に対する清掃部材の挿入状態を示す垂直断面正面図である。
画像形成装置1は、図13及び図14に示す露光部40の清掃部材60を備える。清掃部材60は断面略矩形の棒状に構成され、画像形成部20に対する挿入、抜去が可能である。清掃部材60は長手方向に連続する清掃部61及び把手部62を備える。清掃部61が清掃部材60の長手方向の一端から中央部を越えた部分まで延び、把手部62が清掃部材60の長手方向の他端の周辺部に設けられる。
清掃部61はその先端部に先細りとなる傾斜部61aを有する。また、清掃部61は長手方向に沿って延びる溝部61bを有する。溝部61bは清掃部材60の長手方向に沿って延びる一面から内側に向かって窪み、傾斜部61aの領域においても長手方向に沿って外部と連通する。
溝部61bはその内底部に相当する面に清掃パッド63が設けられる。清掃パッド63は溝部61bの長手方向に沿って延びる矩形シート状に構成され、溝部61bの内面に貼付される。露光部40の清掃時、清掃パッド63がレンズ部材42aに接触し、レンズ部材42aの表面を清掃する。
把手部62は断面矩形の直方体形状で構成され、長手方向に沿って清掃部61に連続する。露光部40の清掃時、把手部62はユーザーによって把持される。
また、清掃部材60はその外面として感光体側接触部64及び露光側接触部65を備える。感光体側接触部64は長手方向に延びる溝部61bの開放面に対する反対側の、清掃部材60の平坦な外面として構成される。露光側接触部65は長手方向に延びる溝部61bの開放面に隣接する、清掃部材60の2箇所の平坦な外面として構成される。感光体側接触部64及び露光側接触部65は清掃部材60の長手方向に沿って延び、互いが反対側を向く平面である。2箇所の露光側接触部65は溝部61bを挟んで離隔し、平行に延びる。
露光部40を清掃する場合、図15及び図16に示すように画像形成部20に対して清掃部材60が挿入される。このとき、清掃部材60は傾斜部61aが挿入方向の先端となり、傾斜部61aの傾斜面及び溝部61bの開放面が下方を向くように挿入される。
画像形成部20に対する清掃部材60の挿入に関して、感光体ユニット50の前端部には挿入口51c及び挿入ガイド部51dが設けられる。挿入口51cは感光体側ガイド部54の下方であって、露光側ガイド部44の前方に配置される。挿入口51cは清掃部材60の挿入が可能な形状、大きさを有する。挿入ガイド部51dは挿入口51cの下方に配置され、後方に進むに従って上方に傾斜する傾斜面を有する。
画像形成部20に対して清掃部材60が挿入されるときに、清掃部材60が挿入口51cよりも下方にずれた場合、清掃部材60の傾斜部61aが挿入ガイド部51dに接触する。そして、清掃部材60の傾斜部61aと挿入ガイド部51dとの互いの傾斜面が滑る作用によって、清掃部材60の先端部が挿入口51cに導かれる。
清掃部材60の先端部が挿入口51cを通過すると、図17及び図18に示すように清掃部材60は感光体側ガイド部54及び露光側ガイド部44に接触する。このとき、感光体側接触部64が感光体側ガイド部54に接触し、2箇所の露光側接触部65は2箇所の露光側ガイド部44に個別に接触する。これにより、露光部40は付勢部材28の付勢力に抗して下方に変位し、レンズ部材42aが感光体ドラム21から離隔する。そして、清掃パッド63がレンズ部材42aに接触し、レンズ部材42aの表面を清掃する。
上記のように、清掃部材60は、感光体側ガイド部54と露光側ガイド部44との間に対して挿入、抜去が可能であるとともに、感光体側ガイド部54と露光側ガイド部44との間に対する挿入時に清掃部61の清掃パッド63でレンズ部材42aの表面を清掃する。この構成によれば、レンズ部材42aが感光体ドラム21から離隔する構成を利用して、露光部40の清掃部材60を画像形成部20に挿入することができる。すなわち、小型化が図られた簡便な構成で、レンズ部材42aの表面を清掃することが可能になる。
そして、感光体側ガイド部54と露光側ガイド部44との間に対して、清掃部材60を抜去した場合よりも清掃部材60を挿入した場合の方が、露光部40に対する付勢部材28による付勢力が大きいことが好ましい。これにより、レンズ部材42aに対する清掃パッド63の接触圧を比較的高い状態で維持することが可能になる。したがって、レンズ部材42aを好適に清掃することができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、上記実施形態では画像形成装置1が中間転写ベルト11を用いて複数色の画像を順次重ねて形成する所謂タンデム型のカラー印刷用の画像形成装置であるが、このような機種に限定されるわけではなく、タンデム型ではないカラー印刷用の画像形成装置やモノクロ印刷用の画像形成装置であっても構わない。
本発明は画像形成装置において利用可能である。
1 画像形成装置
1a 本体筐体
20 画像形成部
21 感光体ドラム(感光体)
28 付勢部材
40 露光部
42 レンズアレイ
42a レンズ部材(レンズ)
43 位置決め部
44 露光側ガイド部
44a 収容部
50 感光体ユニット
54 感光体側ガイド部
54a 突起部
60 清掃部材
61 清掃部
63 清掃パッド
64 感光体側接触部
65 露光側接触部

Claims (7)

  1. 画像形成装置の本体筐体に対して着脱可能に設けられてトナー像を担持する感光体を有する感光体ユニットと、
    前記感光体に対向するとともに前記感光体に対して接近、離隔する方向に変位可能に設けられて前記感光体に光を導くレンズを有する露光部と、
    前記露光部を前記感光体に向けて付勢する付勢部材と、
    前記感光体ユニットに設けられた感光体側ガイド部と、
    前記露光部に設けられた露光側ガイド部と、
    を備え、
    前記感光体側ガイド部と前記露光側ガイド部とは、画像形成装置の本体筐体に対する前記感光体ユニットの着脱時に互いが接触して、前記感光体と前記レンズとの間を所定の着脱間隔に維持して前記感光体と前記レンズとを離隔させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成装置の本体筐体に対する前記感光体ユニットの装着時に前記感光体と前記レンズとの間を所定の露光間隔に維持して前記レンズを前記感光体に対して位置決めする位置決め部を備え、
    前記着脱間隔が、前記露光間隔よりも広いことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記感光体側ガイド部及び前記露光側ガイド部の一方が、他方に向かって突出する突起部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記突起部を複数有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 画像形成装置の本体筐体に対する前記感光体ユニットの装着時に前記突起部を収容する収容部を前記感光体側ガイド部及び前記露光側ガイド部のもう一方が備えることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記感光体側ガイド部に接触する感光体側接触部と、
    前記露光側ガイド部に接触する露光側接触部と、
    前記レンズの表面を清掃するための清掃部と、
    を有する清掃部材を備え、
    前記清掃部材は、前記感光体側ガイド部と前記露光側ガイド部との間に対して挿入、抜去が可能であるとともに、前記感光体側ガイド部と前記露光側ガイド部との間に対する挿入時に前記清掃部で前記レンズの表面を清掃することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記感光体側ガイド部と前記露光側ガイド部との間に対して、前記清掃部材を抜去した場合よりも前記清掃部材を挿入した場合の方が、前記露光部に対する前記付勢部材による付勢力が大きいことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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