JP2010049123A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】中間転写体ユニットと清掃ユニットとを備えたいわゆるタンデム型のカラー画像形成装置において、装置を上下方向に高くすることなく、中間転写体ユニットと共に清掃ユニットを装置本体の用紙搬送側の側面から引き出せるようにする。
【解決手段】ローラ13の回転軸131は第1ガイド溝51の水平部514に位置し、清掃ユニット4の突起43a,43bは、第2ガイド溝52の垂直部525に位置している。つぎに、中間転写ユニット1が装置本体8から引き出され始めると、ローラ13の回転軸131は第1ガイド溝51の水平部514内を水平方向に移動する一方、清掃ユニット4の突起43a,43bは、第2ガイド溝52の垂直部525内を垂直方向に移動する。これによって、清掃ユニット4は、回転軸131を中心として時計回りに回転し、清掃ユニット4の上下方向の幅は大幅に狭くなる。
【選択図】図3
【解決手段】ローラ13の回転軸131は第1ガイド溝51の水平部514に位置し、清掃ユニット4の突起43a,43bは、第2ガイド溝52の垂直部525に位置している。つぎに、中間転写ユニット1が装置本体8から引き出され始めると、ローラ13の回転軸131は第1ガイド溝51の水平部514内を水平方向に移動する一方、清掃ユニット4の突起43a,43bは、第2ガイド溝52の垂直部525内を垂直方向に移動する。これによって、清掃ユニット4は、回転軸131を中心として時計回りに回転し、清掃ユニット4の上下方向の幅は大幅に狭くなる。
【選択図】図3
Description
本発明は、中間転写ベルトを備えたいわゆるタンデム型のカラー画像形成装置に関するものである。
無端状の中間転写ベルトの水平部に対向して複数個の作像部が並んで配置されたタンデム型の画像形成装置において、通常、中間転写体ユニットは水平方向に着脱可能とされている。中間転写体ユニットの着脱方式としては、例えば図9に示すように、装置本体8の正面から見て左右に扉82,84を設け、清掃ユニット4のメンテナンス(交換など)のときには、左扉84を軸83を中心として反時計回りに回転させて開状態として、清掃ユニット4を装置本体8から外へ引き出す一方、ジャム処理時には、右扉82を軸81を中心として時計回りに回転させて開状態とし、ジャム発生箇所(中間転写ベルトユニット1の右端部近傍)にアクセスする方式がある(例えば特許文献1等)。あるいはまた、装置本体8の正面側に中間転写体ユニット1を引き出す方式もある。
特開2007-133022号公報
しかしながら、装置本体8の左右の側面から中間転写体ユニット1を引き出す方式の装置では、装置本体8の両側に中間転写体ユニット1を引き出すための空間を確保しておかなければならず、装置の設置スペースが大きくなる問題がある。また装置本体8の正面方向に中間転写体ユニット1を引き出す方式の装置では、装置本体8の正面側の筐体に中間転写体ユニット1を引き出すための開口部を形成しなければならず、筐体の強度が低下するおそれがある。
このため、装置本体8の用紙搬送側の側面から、中間転写体ユニット1と共に清掃ユニット4を引き出す方式が考えられるが、清掃ユニット4が水平移動できる空間を装置本体8内に確保する必要があり、装置が上下方向に高くなる。
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、装置を上下方向に高くすることなく、中間転写体ユニットと共に清掃ユニットを装置本体の用紙搬送側の側面から引き出せる画像形成装置を提供することにある。
本発明によれば、一対のフレームと、この一対のフレームに軸支された少なくとも2本のローラに架け渡された無端状の中間転写ベルトとを備えた中間転写ユニットと、この中間転写ベルトの水平部に対向して配置された、異なる色のトナー画像を形成する複数の作像部と、前記2本のローラの一方のローラと、前記中間転写ベルトを挟んで対向する位置に取り付けられた、中間転写ベルトの表面を清掃する清掃ユニットとを備えた画像形成装置において、前記中間転写ユニットは、前記2本のローラのうち、前記清掃ユニットが取り付けられていないローラ側から、前記ローラの軸方向に対して垂直方向で且つ略水平方向に、装置本体から取り外し可能で、前記清掃ユニットは前記中間転写ユニットと共に取り外され、装置本体からの取り外し動作に連動して、前記清掃ユニットは、取り外し方向に対して垂直方向の幅が狭くなるように回転する画像形成装置が提供される。
ここで、前記装置本体に、前記中間転写ユニットの装置本体からの取り外しを案内する一対の第1ガイド部と、前記清掃ユニットから外方へ突出した突起が接触する一対の第2ガイド部とを形成し、前記中間転写ユニットが前記一対の第1ガイド部に案内されながら装置本体から取り外される際、前記清掃ユニットの突起は前記第2ガイド部に接触しながら移動し、これによって前記清掃ユニットが、取り外し方向に対して垂直方向の幅が狭くなるように回転するようにしてもよい。
回転によって、清掃ユニットの取り外し方向に対する垂直方向の幅が効率的に狭くなるようにする観点から、清掃ユニットを、清掃ユニットと対向するローラの軸を中心として回転させるのが好ましい。
前記清掃ユニットに清掃部材を設け、前記清掃ユニットが回転する際、前記清掃部材を前記中間転写ベルトに接触した状態で回転させるようにしてもよい。前記清掃部材としてはブレード形状又はブラシ形状が好ましい。また、前記清掃ユニットが回転する際、前記清掃部材との接触位置を維持するように、前記中間転写ベルトも同方向に回転させるのが好ましい。
本発明の画像形成装置では、中間転写ユニットの装置本体に対する取り外し動作に連動して、清掃ユニットを回転させて取り外し方向に対して垂直方向の幅が狭くなるようにするので、装置を上下方向に高くすることなく、中間転写体ユニットと共に清掃ユニットを装置本体の用紙搬送側の側面から引き出せるようになる。
以下、本発明に係る画像形成装置について図に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一例を示す概説図である。図1の画像形成装置は、タンデム型デジタルカラープリンタ(以下、単に「プリンタ」と記すことがある)である。もちろん、プリンタのほか、さらにスキャナを有する複写機、ファクシミリ又はそれらの機能を複合的に備えた複合機等にも本発明を適用することができる。なお、以下において、説明の対象である装置または部材がイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)またはブラック(K)のいずれのものであるかを明確にする必要がある場合は、「(Y)」、「(M)」、「(C)」、「(K)」の文字を符号に付加して説明し、それ以外の場合はそれら文字を省略して説明する。
まず、プリンタの概略構成を説明する。プリンタは、その内部のほぼ中央部に中間転写ユニット1を備える。図2に示すように、中間転写ユニット1は、前後方向に離隔対向して配置された一対のフレーム10a,10bと、この一対のフレーム10a,10b間に回転自在に軸支された2本のローラ12,13と、ローラ12,13の外周部に掛け渡されて反時計回りに回転駆動する中間転写ベルト11と、中間転写ベルト11の内周面側の、各感光体ドラム21と対向する位置に設けられた一次転写ローラ30とを有する。後述するように、この中間転写ユニット1は装置本体8に対して着脱自在である。
図1に示すように、中間転写ベルト11の下部水平部の下には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)の各色にそれぞれ対応する4つの作像部2Y,2M,2C,2Bが、中間転写ベルト11に沿ってこの順に並んで配置されている。各作像部2Y,2M,2C,2Bは、感光体ドラム(静電潜像担持体)21Y,21M,21C,21Bをそれぞれ有している。各感光体ドラム21Y,21M,21C,21Bの周囲には、その回転方向に沿って順に、帯電器22Y,22M,22C,22Bと、プリントヘッド部23Y,23M,23C,23Bと、現像器(現像手段)24Y,24M,24C,24Bと、クリーナ(クリーニング手段)25Y,25M,25C,25Bとがそれぞれ配置されている。プリントヘッド部23Y,23M,23C,23Bは、感光体ドラムの軸方向と平行な主走査方向に並べられた多数のLEDから構成されている。
そして、中間転写ベルト11を挟んで、各感光体ドラム21Y,21M,21C,21Bと対向する位置には、一次転写ローラ(一次転写手段)30Y,30M,30C,30Bが設けられている。中間転写ベルト11のローラ12で支持された部分には、二次転写ローラ16が圧接されている。二次転写ローラ16と中間転写ベルト11とのニップ部が二次転写領域17となる。この二次転写領域17において中間転写ベルト11上に形成されたトナー画像が、搬送されてきた用紙Pに転写される。また、中間転写ベルト11のローラ13で支持された部分には、清掃ユニット4のクリーニングブレード(清掃部材)42が中間転写ベルト11に圧接されている。
プリンタ1に下部には、給紙カセット91が着脱可能に配置されている。給紙カセット91内に積載収容された用紙Pは、給紙ローラ92の回転によって最上部のものから1枚ずつ引き出されて搬送路93に送り出される。搬送路93は、給紙カセット91から、タイミングローラ対94のニップ部、二次転写領域17、および定着ユニット95を通って排紙トレイ98まで延びている。給紙カセット91から送り出された用紙Pは、タイミングローラ対94に搬送され、ここで所定のタイミングで二次転写領域17に送り出される。
定着ユニット95は、中空円筒状で、ハロゲンヒータHを内部に備えた定着ローラ96と、この定着ローラ96に圧接されて従動回転する加圧ローラ97を備える。トナー画像が二次転写された用紙Pが通過する、定着ローラ96と加圧ローラ97とのニップ部が、定着領域となる。
このような構成のプリンタの概略動作について説明する。まず、カラー画像を出力するフルカラーモードの場合、外部装置(例えばパソコン)からプリンタ1の画像信号処理部(不図示)に画像信号が入力されると、画像信号処理部ではこの画像信号をイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックに色変換したデジタル画像信号を作成し、この信号をプリントヘッド用LEDドライブ回路に伝達する。このドライブ回路は、入力されたデジタル信号に基づいて、各作像部2Y,2M,2C,2Bのプリントヘッド部23Y,23M,23C,23Bを発光させて露光を行う。この露光は、プリントヘッド部23Y,23M,23C,23Bの順にそれぞれ時間差をもって行われる。これにより、各感光体ドラム21Y,21M,21C,21Bの表面に各色用の静電潜像がそれぞれ形成される。
各感光体ドラム21Y,21M,21C,21B上に形成された静電潜像は、各現像器24Y,24M,24C,24Bによってそれぞれ現像されて各色のトナー画像となる。そして、各色のトナー画像は、各一次転写ローラ30Y,30M,30C,30Bの作用により、図中反時計回りに回転する中間転写ベルト11上に順次一次転写されて重ね合わせられる。
このようにして中間転写ベルト11上に形成されたトナー画像は、中間転写ベルト11の移動にしたがって二次転写領域17に達する。この二次転写領域17において、重ね合わされた各色トナー画像は、二次転写ローラ16の作用により、給紙カセット91から搬送路93に送り出されてタイミングローラ対94により供給された用紙Pに、一括して二次転写される。なお、二次転写後に中間転写ベルト11上に残留するトナーは、クリーニングブレード42によって清掃ユニット4内に回収される。
トナー画像が二次転写された用紙Pは、搬送路93を通って定着ユニット95に送られ、そこで定着領域を通過することによりトナー画像が用紙Pに定着される。そして、用紙Pは排紙トレイ98に排出される。
前述のように、中間転写ユニット1は装置本体8に対して着脱自在に設けられている。具体的には、中間転写ユニット1を装置本体8から取り外す場合は、図1の破線で示すように、装置本体8の用紙搬送側の側面(図の右側面)に開閉自在に設けられた扉82を、軸81を中心として時計回りに回転させて開状態とし、中間転写ユニット1を装置本体8から水平方向に引き出す。中間転写ユニット1を引き出すと、清掃ユニット4も一緒に引き出される。このとき、引き出し動作に連動して、清掃ユニット4は、上下方向の幅が狭くなるように回転する(図1では時計回りに回転)。これによって、清掃ユニット4の移動用空間の上下幅を狭くできる。
図3に、清掃ユニット4の回転機構の一例を示す。清掃ユニット4は、ユニット本体41内に設けられたクリーニングブレード42と、ユニット本体41の外側面に設けられた一対の突起43a,43bとを有する。清掃ユニット4は、クリーニングブレード42が中間転写ベルト11の外周面に圧接し、中間転写ベルト11に残留する未転写トナーを清掃除去するように、ローラ13の回転軸131に回転自在に設けられている。
中間転写ユニット1及び清掃ユニット4の、装置本体8への着脱ガイド及び装置本体8内での保持は、中間転写ユニット1及び清掃ユニット4が移動する装置本体8の内側面に設けられた第1ガイド溝51及び第2ガイド溝52によって行われる。図4に、装置本体8に形成された第1ガイド溝51及び第2ガイド溝52の全体図を示す。第1ガイド溝51には、中間転写ユニット1のフレーム10a,10bから外方に突出した、ローラ12,13の回転軸121,131が係入し、第2ガイド溝52には、清掃ユニット4の突起43a,43bが係入する。第1ガイド溝51,52の係入口511,512はいずれも、外方に向かって広くなるような傾斜が施され、回転軸121,131及び突起43a,43bが第1ガイド溝51及び第2ガイド溝52に入りやすくしてある。第1ガイド溝51は、係入口511から続く略水平な水平部512と、若干下方に傾斜した傾斜部513と、略水平な水平部514とを有する。なお、第1ガイド溝51の形状は、上記形状に限定されるものではなく、すべてが水平部あるいは緩やかな傾斜部からなっていてももちろん構わない。
一方、第2ガイド溝52は、第1ガイド溝51と同様に、係入口521から続く略水平な水平部522と、若干下方に傾斜した傾斜部523と、略水平な水平部524とを有する。そして第2ガイド溝52はさらに垂直部525を有する。この第2ガイド溝52には、清掃ユニット4の突起43a,43bが係入し、突起43a,43bが第2ガイド溝52内を移動することによって、清掃ユニット4は回転軸131を中心として回転する。図3に、清掃ユニット4の回転の様子を示す。
図3(a)は、中間転写ユニット1及び清掃ユニット4が装置本体8に装着されているときの状態図である。なお、清掃ユニット4の回転の様子をわかりやすくするため、この図では中間転写ベルト11(図1に図示)を略している。ローラ13の回転軸131は第1ガイド溝51の水平部514に位置し、清掃ユニット4の突起43a,43bは、第2ガイド溝52の垂直部525に位置している。つぎに、中間転写ユニット1が装置本体8から引き出され始めると、ローラ13の回転軸131は第1ガイド溝51の水平部514内を水平方向に移動する一方、清掃ユニット4の突起43a,43bは、第2ガイド溝52の垂直部525内を垂直方向に移動する(同図(b))。これによって、清掃ユニット4は、回転軸131を中心として時計回りに回転する。そして、清掃ユニット4の突起43a,43bが、第2ガイド溝52の垂直部525から水平部524に移動したところで、清掃ユニット4の回転が止まり(同図(c))、その後はこの状態で清掃ユニット4は中間転写ユニット1と共に装置本体8から外に引き出される。同図(a)と(c)とを比較すれば理解されるように、清掃ユニット4の上記回転によって、清掃ユニット4の上下方向の幅は大幅に狭くなり、清掃ユニット4の移動用空間を狭くできる。なお、中間転写ユニット1及び清掃ユニット4を装置本体8に装着する場合は、前記の引き出す場合と反対に、中間転写ユニット1及び清掃ユニット4は同図(c)の状態から同図(a)の状態となる。
清掃ユニット4の回転角度は、第1ガイド溝51と第2ガイド溝52との間隔等によって調整することができ、清掃ユニットの大きさや形状等などから適宜決定すればよい。
中間転写ユニット1及び清掃ユニット4を装置本体8から引き出す際、クリーニングブレード42を、中間転写ベルト11に圧接した状態まま、清掃ユニット4と共に回転させるようにするのが好ましい。クリーニングブレード42からの残留トナーのこぼれ落ちなどを抑制するためからである。さらには、クリーニングブレード42の損傷を防止する観点などから、中間転写ベルト11を、クリーニングブレード42との圧接位置を維持するように回転させるようにするのが望ましい。
中間転写ベルト11を、クリーニングブレード42との圧接位置を維持するように回転させるには、例えば図5及び図6に示すような構成が用いられる。すなわち、ローラ13の回転軸131の一方の側部にウォームギア132を回転軸131に固定した状態に取り付ける。そして、ウォームギア132に噛み合うように、ウォームホイール44を清掃ユニット4のユニット本体41に取り付ける。画像形成時は、ローラ13の回転軸131の回転によってウォームギア132が回転し、これによってウォームホイール44も回転する(図6(a))。一方、中間転写ユニット1と共に清掃ユニット4を装置本体8から外に引き出す場合、前述のように清掃ユニット4は回転軸131を中心として時計回りに回転する(同図(b))。このとき、ウォームホイール44も清掃ユニット4と共に時計回りに公転するが、ウォームホイール44自体は固定され回転しない。したがって、ウォームホイール44の公転によって、ウォームホイール44に歯合するウォームギア132が時計回りに回転し、回転軸131とローラ13が時計回りに回転し、中間転写ベルト11が回転する。
中間転写ベルト11の回転速度は、クリーニングブレード42の圧接位置が変化しないような速度が望ましい。すなわち、中間転写ベルト11の回転速度は、クリーニングブレード42の自由端側の移動速度と同じであるのが望ましい。中間転写ベルト11の回転速度は、ウォームギア132とウォームホイール44のピッチや径などから調整すればよい。
図7に、本発明で使用する清掃ユニット4の他の実施形態を示す。図7の清掃ユニット4は、前記実施形態と同様の機構によって、回転軸131を中心として回転自在であるが、清掃部材としてクリーニングブレードの代わりにファーブラシ44を用いている点が異なる。清掃部材としてファーブラシ44を用いた場合も、清掃ユニット4を回転させたときに、中間転写ベルト11を、ファーブラシ44との接触位置を維持するように回転させるのが好ましい。
本発明で使用する清掃ユニット4は、中間転写ユニット1のローラ軸131に回転自在に取り付けられているので、例えば図8に示すように、中間転写ユニット1及び清掃ユニット4を装置本体8から外した後、清掃ユニット4を通常の姿勢とすることによって、中間転写ユニット1はローラ12側が下がった傾斜状態となる。これにより、中間転写ベルト11が直接床面に触れることがなく、中間転写ベルト11の損傷を防止できるようになる。
本発明の画像形成装置は、装置を上下方向に高くすることなく、中間転写体ユニットと共に清掃ユニットを装置本体の用紙搬送側の側面から引き出すことができ、狭いスペースにも設置することできるようになり有用である。
1 中間転写ユニット
4 清掃ユニット
8 装置本体
10a(10b) フレーム
11 中間転写ベルト
12,13 ローラ
42 クリーニングブレード(清掃部材)
43a(43b) 突起
44 ファーブラシ(清掃部材)
51 第1ガイド溝
52 第2ガイド溝
131 回転軸
4 清掃ユニット
8 装置本体
10a(10b) フレーム
11 中間転写ベルト
12,13 ローラ
42 クリーニングブレード(清掃部材)
43a(43b) 突起
44 ファーブラシ(清掃部材)
51 第1ガイド溝
52 第2ガイド溝
131 回転軸
Claims (6)
- 一対のフレームと、この一対のフレームに軸支された少なくとも2本のローラに架け渡された無端状の中間転写ベルトとを備えた中間転写ユニットと、
この中間転写ベルトの水平部に対向して配置された、異なる色のトナー画像を形成する複数の作像部と、
前記2本のローラの一方のローラと、前記中間転写ベルトを挟んで対向する位置に取り付けられた、中間転写ベルトの表面を清掃する清掃ユニットとを備えた画像形成装置において、
前記中間転写ユニットは、前記2本のローラのうち、前記清掃ユニットが取り付けられていないローラ側から、前記ローラの軸方向に対して垂直方向で且つ略水平方向に、装置本体から取り外し可能で、
前記清掃ユニットは前記中間転写ユニットと共に取り外され、装置本体からの取り外し動作に連動して、前記清掃ユニットは、取り外し方向に対して垂直方向の幅が狭くなるように回転することを特徴とする画像形成装置。 - 前記装置本体に、前記中間転写ユニットの装置本体からの取り外しを案内する一対の第1ガイド部と、前記清掃ユニットから外方へ突出した突起が接触する一対の第2ガイド部とが形成され、前記中間転写ユニットが前記一対の第1ガイド部に案内されながら装置本体から取り外される際、前記清掃ユニットの突起は前記第2ガイド部に接触しながら移動し、これによって前記清掃ユニットが取り外し方向に対して垂直方向の幅が狭くなるように回転する請求項1記載の画像形成装置。
- 前記清掃ユニットが、前記清掃ユニットと対向するローラの軸を中心として回転する請求項1又は2記載の画像形成装置。
- 前記清掃ユニットが清掃部材を備え、前記清掃ユニットが回転する際、前記清掃部材は前記中間転写ベルトに接触した状態で回転する請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記清掃部材がブレード形状又はブラシ形状である請求項4記載の画像形成装置。
- 前記清掃ユニットが回転する際、前記清掃部材との接触位置を維持するように、前記中間転写ベルトも同方向に回転する請求項4又は5記載の画像形成装置。
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