JP5332158B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の複写機やプリンタ等に代表される画像形成装置として、互いに異なる色のトナー像を保持する複数の像保持体を備え、これら複数の像保持体が保持するトナー像を最終的に用紙に転写する、いわゆるタンデム方式のカラー画像形成装置が知られている。特許文献1には、K(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の各色に対応した像保持体としての複数の感光体ドラムと、この感光体ドラムに対向するように配設された、転写材を搬送するベルトとを備えた画像形成装置が示されている。この画像形成装置では、ベルトは2つのロールによって保持されており、ロールはベルトユニットフレームに支持されている。このベルトユニットフレームは、K色の感光体ドラムの回転軸を中心として傾動自在に保持されている。K色による単色画像形成において他の色の感光体ドラムの動作を停止させて消耗を抑えるため、ベルトユニットフレームは、カラー画像形成時にはベルトがすべての感光体ドラムに接触し、単色画像形成時にはベルトがK色の感光体ドラムのみに接触する位置に傾動する。
また、複数のロールに架け渡されたベルトを有する画像形成装置では、一般にベルトが幅方向すなわちロール軸方向のいずれかに寄って走行するという問題がある。そこで、ベルトを安定に走行させるため、ベルトの内面に突起を設け、突起とロールに設けた溝とを係合させる技術が知られている。ここで、突起は低コストおよび省スペースの観点からベルトの両側ではなく一方側にのみ設け、さらに、ロールの一端側の位置を偏倚した姿勢とすることによって、ベルトに突起とは反対側に向かう力を生じさせ、ベルトの走行を安定化するとともに突起の破断を抑える技術が知られている(例えば特許文献2参照)。
特開平6−258914号公報(第4−5頁、図1) 特開2007−3798号公報
しかしながら、突起が設けられたベルトを、特許文献1に示されるような傾動するベルトユニットフレームの画像形成装置に用いると、傾動の際に生じるベルトユニットフレームの捻れ等によってベルトに生じる力の向きが不安定となり、画像形成位のずれやベルト損傷の原因となる。
本発明は、上記事情に鑑み、単色画像形成時に一部の像保持体からベルトが離隔する画像形成装置においてベルトの走行を安定化させることを目的とする。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は、一端に配置された、K色のトナー像を保持するK色用像保持体を含む、一列に配列された互いに異なる色のトナー像を保持する複数の像保持体、
上記複数の像保持体に沿って延在する、幅方向の一方の端部の内面に延在方向に沿って突起が設けられたベルト、
上記ベルトが架け渡され、それぞれに上記突起と係合する係合溝が設けられた複数の支持ロール、
上記複数の像保持体それぞれに上記ベルトを挟んで対向する複数の転写ロール、
上記複数の支持ロールの両端を回転自在に支持する支持部材、および
複数色トナー像からなるカラー画像を形成するカラー画像形成モードにおいて上記支持部材を、上記ベルトが上記複数の像保持体に接触するカラー画像形成位置に移動させるとともに、K色トナー像からなるモノクロ画像を形成するモノクロ画像形成モードにおいて上記支持部材を、上記ベルトが上記複数の像保持体のうちの上記K色用像保持体にのみ接触し他の像保持体から離間するとともに上記複数の支持ロールのうちの傾動の中心から最も離れた位置にある支持ロールがこの支持ロールの上記幅方向における一端側を他端側よりも上記像保持体から離れる向きに偏倚した上記モノクロ画像形成位置に傾動させるベルト傾動駆動部材を備えたことを特徴とする。
本発明の画像形成装置では、モノクロ画像形成時に、ベルト傾動駆動部材がK色の他の像保持体からベルトが離隔するように支持部材を傾動させ、このとき傾動の中心から最も離れた位置にある支持ロールの一端側を他端側よりも像保持体から離れる向きに偏倚させるので、支持ロールに架け渡されたベルトには幅方向のうち一方の向きに力が生じる。このため、一方の端部に設けられた突起を支持ロールの係合溝と係合させたベルトの走行が安定する。
ここで、上記本発明の画像形成装置において、上記ベルト傾動駆動部材は、上記支持部材の、上記支持ロールの両端のうちの一方の端部を支持する部分を他方の端部を支持する部分よりも大きく押し出すことによってこの支持部材を上記モノクロ画像形成位置まで傾動させるものであることが好ましい。
ベルト傾動駆動部材を、支持ロールの一部を他の部分よりも大きく押し出すものとすることによって、支持ロールを簡単な機構で確実に偏倚させることができる。
また、上記本発明の画像形成装置において、上記ベルト傾動駆動部材は、上記支持部材の上記支持ロールの両端それぞれを支持する部分にそれぞれ作用する、互いに同期して回転し、変位量が互いに異なる2つのカムを備えたものであることが好ましい。
2つのカムを用いることによって、簡単な機構で支持ロールが確実に偏倚するように支持部材を押し出すことができる。
また、上記本発明の画像形成装置において、上記支持部材が、上記カラー画像形成位置においても傾動の中心から最も離れた位置にある上記支持ロールの上記一端側をこの支持ロールの上記他端側より上記像保持体から離れる向きに偏倚させた姿勢でこの支持ロールを支持するものであり、
上記ベルト傾動駆動部材が、上記モノクロ画像形成位置における上記支持ロールの偏倚を上記カラー画像形成位置における偏倚よりも増大させるように上記支持部材を押し出すものであることが好ましい。
モノクロ画像形成位置における支持ロールの偏倚をカラー画像形成位置における偏倚よりも増大させることで、カラー画像形成位置における偏倚の向きがモノクロ画像形成位置に傾動した後も確実に維持され、ベルトの走行が安定化する。
以上説明したように、本発明によれば、単色画像形成時に一部の像保持体からベルトが離隔する画像形成装置においてベルトの走行が安定化する。
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態であるプリンタの概略構成を示す図である。
図1に示すプリンタ1は、媒体にカラー画像またはモノクロ画像のいずれも形成することができるカラー画像形成装置であり、互いに異なるK(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)各色のトナー像を保持する4つの感光体ドラム11k,11c,11m,11yと、これらの感光体ドラム11k,11c,11m,11yに沿って延在し、媒体としての用紙を搬送する搬送ベルト21とを有している。感光体ドラム11k,11c,11m,11yが本発明にいう像保持体の一例に相当し、搬送ベルト21が本発明にいうベルトの一例に相当する。感光体ドラム11k,11c,11m,11yは、プリンタ1に着脱可能な4つの画像形成ユニット10k,10c,10m,10yにそれぞれ内蔵されている。搬送ベルト21はベルトユニット20に取り付けられている。また、プリンタ1には、用紙が収容される用紙収容容器51、用紙を搬送する搬送ロール54、用紙の搬送タイミングを調整するレジストレーションロール55、用紙を搬送ベルト21に吸着させる吸着ロール57、用紙に転写されたトナー像を定着する定着ロール58、画像が形成された用紙を排出する排出ロール56、および用紙が排出される用紙排出部52も備えられている。
4つの画像形成ユニット10k,10c,10m,10yは、いずれも同じ構造を有しており、収容したトナーの色のみ異なる。各色の画像形成ユニット10k,10c,10m,10yをK色の画像形成ユニット10kに代表させて説明すると、画像形成ユニット10kは、K色のトナー像を保持するK色用感光体ドラム11kの他に、各感光体ドラムの表面を一様に帯電させる帯電ロール12k、トナーが収容された現像剤収容部13k、現像剤収容部13kから現像剤搬送部14kを経由して搬送されたトナーで感光体ドラム11k上の静電潜像を現像しトナー像を形成する現像器15k、トナー像を用紙に転写させた後で感光体ドラム11kを除電する除電ロール16k、および、感光体ドラム上に残留した残留トナーを除去するクリーニングブレード17kを備えている。これらの感光体ドラム11k、帯電ロール12k、現像剤収容部13k、現像剤搬送部14k、現像器15k、除電ロール16k、およびクリーニングブレード17kは、ユニットの筐体としての感光体ハウジング18kに支持されている。
各色の感光体ドラム11k,11c,11m,11yは、K色用感光体ドラム11kを列の一端として一列に配列されている。C色用感光体ドラム11cがK色用感光体ドラム11kに隣接して配置されている。
プリンタ1には、プリンタ各部の動作を制御する制御部31、画像情報の処理を行う画像処理部32、書込駆動回路33、そして、感光体ドラム11k,11c,11m,11y上にレーザ光Lを照射して各感光体ドラム上に静電潜像を形成する潜像形成装置34も備えられている。制御部31は、外部の図示しない画像情報送信装置等から供給された画像情報や、図示しない操作部からの操作情報に基づき、モノクロ画像形成モードでK色トナー像からなるモノクロ画像を形成するか、または、カラー画像形成モードで画像を形成するかを判別する。
制御部31は、カラー画像形成モードではレーザ光Lk,Lc,Lm,Lyを4つの感光体ドラム11k,11c,11m,11yに対して照射させる。この一方、モノクロ画像形成モードでは、画像形成ユニット10c,10m,10yの消耗および電力消費を抑えるため、K色用感光体ドラム11kのみに対してレーザ光Lkを照射させるとともに、K色以外の画像形成ユニット10c,10m,10yの動作を停止させる。
ベルトユニット20は、搬送ベルト21の他に、搬送ベルト21が架け渡された一対の支持ロール22,23、支持ロール22,23を回転自在に支持するユニットフレーム24、搬送ベルト21に付着したトナーを収容する廃トナー収容部25、および両面印刷時に用紙の移動を案内する用紙案内部26を有している。2つの支持ロール22,23は、搬送ベルト21を駆動する駆動ロール22と従動ロール23とからなる。以降、支持ロール22を駆動ロール22とも称し、支持ロール23を従動ロール23とも称する。駆動ロール22はK色用感光体ドラム11k側に配置されている。搬送ベルト21は駆動ロール22によって矢印D12で示す向きに循環移動する。ユニットフレーム24には、各感光体ドラム上に形成されたトナー像を転写するための転写ロール40k,40c,40m,40yも取り付けられている。転写ロール40k,40c,40m,40yのそれぞれは導電性の樹脂材料で形成されている。転写ロール40k,40c,40m,40yは一列に配列されており、対応する色の感光体ドラム11k,11c,11m,11yに搬送ベルト21を挟んで対向する位置に設けられている。K色用転写ロール40kは列の一端に配置され、隣接転写ロールとしてのC色用転写ロール40cはK色用転写ロール40kに隣接して配置されている。転写ロール40k,40c,40m,40yは、搬送ベルト21を、この搬送ベルト21が接触する感光体ドラム11k,11c,11m,11yに押し当てるように付勢されている。
図1に示すプリンタ1は、画像形成装置本体U1と、この画像形成装置本体U1の下端に設けられた回転軸Rを中心として回転することにより開閉可能な開閉部材U2とを有している。
図2は、図1に示すプリンタの開閉部材が開いた状態を示す図である。
開閉部材U2は、画像形成装置本体U1に、図1に示す閉塞位置と図2に示す開放位置との間で移動自在に支持されている。ベルトユニット20は開閉部材U2側に装着されており、図2に示す開放位置では、プリンタ1内部の搬送ベルト21および画像形成ユニット10k,10c,10m,10yがプリンタ1の外部に露出し、部品の交換や紙詰まりした用紙の除去が可能となる。図1に示す閉塞位置では開閉部材U2が画像形成装置本体U1に固定され画像形成動作が実行可能となる。
図3は、図1に示すプリンタの開閉部材およびベルトユニットを示す斜視図である。図3には、開閉部材U2を画像形成装置本体U1から取り外した状態が示されている。
開閉部材U2には、画像形成装置本体U1に取り付けられるための取付孔U2hが形成されている。ベルトユニット20を構成するユニットフレーム24、廃トナー収容部25、および用紙案内部26は互いに固定され一体となっている。
ベルトユニット20と開閉部材U2との間には、ベルトユニット20を画像形成ユニット10y,10m,10c,10kに向かって4箇所で押し付ける4つのスプリング27(図11参照)が設けられている。閉塞位置(図1)において、ベルトユニット20は、スプリングを介し、開閉部材U2によって画像形成ユニット10y,10m,10c,10kに向かって押し付けられる。
駆動ロール22および従動ロール23は、ユニットフレーム24の上下両端部に保持されている。ユニットフレーム24は、駆動ロール22および従動ロール23それぞれの左右両端を回転自在に支持している。駆動ロール22の回転軸22aはユニットフレーム24を貫通し両端が突出している。回転軸22aの一端には、画像形成装置本体U1に設けられた駆動ギア65(図8参照)からの回転力を伝達するための歯車22pが設けられている。廃トナー収容部25の従動ロール23の側には左右に向かって突出した突起25aが設けられており、開閉部材U2に形成された切欠きU2bに入り込んでいる。ユニットフレーム24は、従動ロール23の側で切欠きU2bに沿って移動自在となっている。
以降、駆動ロール22が延在する方向を左右方向LRとし、このうち歯車22pが設けられた方を右Rする。また、搬送ベルト21が感光体ドラム11に対向する方向を前後方向FRとする。
図4は、図3に示すベルトユニットを示す斜視図である。図4は、ベルトユニット20が開閉部材U2から取り外され、吸着ロール57および搬送ベルト21が取り除かれた状態を示す。
ベルトユニット20のユニットフレーム24には、4つの転写ロール40y,40m,40c,40kが1列に並んで配置され、4つの転写ロール40y,40m,40c,40kを挟む位置に駆動ロール22および従動ロール23が配置されている。4つの転写ロール40y,40m,40c,40kは、いずれも駆動ロール22と平行に配置されているが、従動ロール23は駆動ロール22とは平行に配置されておらず、一方の右端側が、他方の左端側よりも感光体ドラム11k〜11yから離れる後方Bに偏倚した姿勢で配置されている。このため、駆動ロール22および従動ロール23に架け渡された搬送ベルト21(図3参照)には、走行時、左方Lに向かう力が生じる。駆動ロール22および従動ロール23の一端側である右側端には係合溝22b,23bがそれぞれ設けられている。
図5は、図4に示すベルトユニットの駆動ロール部分を示す拡大正面図である。また、図6は搬送ベルトを示す斜視図であり、図7は駆動ロールに搬送ベルトが架け渡された状態を模式的に示す断面図である。
駆動ロール22の右側端には外周に沿って係合溝22bが形成されている。図5には示さないが従動ロール23についても駆動ロール22と同様の係合溝23bが形成されている。一方、図6に示す搬送ベルト21の内面には、リブ状の突起21pが搬送ベルト21の延在方向に沿って設けられている。突起21pは、搬送ベルト21の延在方向に垂直な幅方向すなわち左右方向LRにおける右側に設けられている。図7に示すように、搬送ベルト21の内面に設けられた突起21pは駆動ロール22の係合溝22bと係合する。搬送ベルト21の突起21pは従動ロール23の右側に設けられた係合溝23b(図13参照)とも係合する。従動ロール23は、図4を参照して説明したように、右端側が左端側よりも感光体ドラム11k〜11yから離れる後方Bに偏倚した姿勢で配置されているため、駆動ロール22および従動ロール23に架け渡された搬送ベルト21には、突起21pとは反対側である左方Lに向かう力が生じる。搬送ベルト21に突起21pとは反対側に向かう力が生じることで、搬送ベルト21が駆動ロール22および従動ロール23から浮き上がらず、搬送ベルト21の走行が安定する。
図8は、図1に示すプリンタの支持フレームを示す斜視図である。図8には、画像形成装置本体U1の構造を支持する支持フレームU1Fが、画像形成ユニット10k,10c,10m,10yとともに示されている。
画像形成ユニット10k,10c,10m,10yは支持フレームU1Fに一列に装着されている。支持フレームU1Fの下端には回転軸Rが設けられている。回転軸Rが開閉部材U2(図3)の取付孔U2hに嵌り込むことによって、開閉部材U2が支持フレームU1Fに回転自在に支持される。また、支持フレームU1Fの両側面には、駆動ロール22の回転軸22aが嵌り込む軸受U1Hが孔に沿って形成されており、軸受U1Hの外側には、歯車22pと係合して駆動ロール22に駆動力を伝達する駆動ギア65、およびこの駆動ギア65を回転駆動するモータ66が設けられている。
図3の開閉部材U2が図8の支持フレームU1Fに取り付けられた状態で閉塞位置(図1参照)に移動すると、支持フレームU1Fすなわち画像形成装置本体U1と開閉部材U2とが互いに固定され一体となる。このとき、駆動ロール22の回転軸22aが軸受U1Hにはまり込む。この結果、図1に示す閉塞位置では、ユニットフレーム24を含むベルトユニット20が、駆動ロール22の回転軸22aを中心として画像形成装置本体U1に傾動自在に支持されることとなる。また、閉塞位置では駆動ギア65(図8)が歯車22p(図3)と係合し、モータ66からの駆動力が駆動ロール22に伝達される。
また、支持フレームU1FのM色用画像形成ユニット10mとY色用画像形成ユニット10yとの間の左右方向LR両側には、カラー画像形成モードでユニットフレーム24に突当てられる突当て部U1pが設けられている。さらに、支持フレームU1Fには、モノクロ画像形成モードでユニットフレーム24を左右方向LR両側で押し出すことによってユニットフレーム24を傾動させるベルト傾動駆動部材60が設けられている。ベルト傾動駆動部材60は、M色用画像形成ユニット10mとY色用画像形成ユニット10yとの間の位置に配置された2つのカム61a,61bと、このカム61a,61bを回転駆動するモータ62を有している。図3には、図1に示す閉塞位置におけるカム61a,61bの位置が一点鎖線で示されている。図3で示すように、カム61a,61bは、ユニットフレーム24の従動ロール23側の部分、より詳細には従動ロール23の両端を支持する部分に作用する。ユニットフレーム24を含むベルトユニット20は、回転するカム61a,61bに押し出され、駆動ロール22の回転軸22aを中心として傾動する。搬送ベルト21も、ベルトユニット20の傾動に伴い駆動ロール22の回転軸22aを中心として傾動する。ユニットフレーム24を含むベルトユニット20が、本発明にいう支持部材の一例に相当する。
図9は、ベルト傾動駆動部材を示す斜視図である。
カム61a,61bは、共通の回転軸63に取り付けられており互いに同期して回転する。回転軸63の一端はモータ62に取り付けられており、回転軸63の他端には角度センサ64が取り付けられている。角度センサ64は、カム61a,61bと同期して回転する半月状の検知板61aの通過に伴い、出力信号をON信号とOFF信号とで切り替えて出力する。角度センサ64の角度検出結果は制御部31(図1)に供給される。制御部31は、角度センサ64の検出結果を参照しながらモータ62を回転駆動させ、カム61a,61bを所定の角度まで回転させる。
図10は、図9に示す2つのカムの関係を説明する図である。図10には、2つのカムがモノクロ画像形成モードにおける姿勢で縦に並べて示されている。
2つのカム61a,61bは互いに略同一の形状を有しており、位相が互いにずれた姿勢、すなわち、カム面のうち回転軸63から最も遠い部分に対応する角度が互いにずれた姿勢で回転軸63に取り付けられている。したがって、2つのカム61a,61bは、モノクロ画像形成モードにおいてユニットフレーム24を押し出す変位量が互いに異なっている。右側のカム61aは、ユニットフレーム24のうち、従動ロール23の右側の端部を支持する部分を押出し、左側のカム61bは、ユニットフレーム24のうち、従動ロール23の左側の端部を支持する部分を押し出す。右側のカム61aは、左側のカム61bよりも距離Lの分だけ大きくユニットフレーム24を押し出す。
図11は、カラー画像形成モードでの画像形成ユニット、ベルトユニットおよびカムの状態を示す図である。また、図12は、モノクロ画像形成モードでの画像形成ユニット、ベルトユニットおよびカムの状態を示す図である。図11および図12には、開閉部材U2の閉鎖状態(図1参照)での、画像形成ユニット10k,10c,10m,10yとベルトユニット20との位置関係が示されている。また、図13は、図11に示すベルトユニットおよびカムの状態を模式的に示すA−A線断面図であり、図14は、図12に示すベルトユニットおよびカムの状態を模式的に示す断面図である。図13および図14には従動ロールの偏倚した姿勢が強調して示されている。
ベルトユニット20は、駆動ロール22および従動ロール23を回転自在に支持するとともに、駆動ロール22の回転軸22aを中心として傾動自在に支持されている。2つの支持ロール22,23のうち従動ロール23は、傾動の中心から最も離れた位置に配置されている。ベルトユニット20は、ばね27を介して開閉部材U2によって感光体ドラム11k〜11yの側に向かって付勢されており、カラー画像形成モードでは、図11に示すカラー画像形成位置に移動する。ベルトユニット20は、カラー画像形成位置では突当て部U1pに突き当たっている。一方、モノクロ画像形成モードでは、ベルトユニット20がカム61a,61bによって後方Bに押し出され図12に示すモノクロ画像形成位置に駆動ロール22の回転軸22aを中心として傾動する。ベルトユニット20の傾動に従って搬送ベルト21も傾動する。
図11に示すカラー画像形成位置では、搬送ベルト21が4つの感光体ドラム11k,11c,11m,11yのすべてに接触する。従動ロール23は、図13に示すように、係合溝23bが設けられた右端側が左端側よりも感光体ドラム11k〜11yから離れる向きすなわち後方Bに偏倚した姿勢でユニットフレーム24に取り付けられてため、搬送ベルト21(図3参照)には、左方Lに向かう力が生じる。
モノクロ画像形成モードでは、回転するカム61a,61bによってベルトユニット20が押し出されて図12に示すモノクロ画像形成位置に傾動し、搬送ベルト21がK色用感光体ドラム11kにのみ接触するとともに他の感光体ドラム11c,11m,11yから離間する。モノクロ画像形成位置では、図14に示すように、右側のカム61aがユニットフレーム24を左側のカム61bよりも大きく後方Bに押し出すため、従動ロール23は右端側が左端側よりも後方Bに偏倚した姿勢となる。より詳細には、従動ロール23は、図13に示すカラー画像形成位置でも右端側が左端側よりも後方Bに偏倚した姿勢に支持されているが、図14に示すモノクロ画像形成位置では従動ロール23の偏倚がカム61a,61bの押出しによってカラー画像形成位置における偏倚よりも増大する。したがって、搬送ベルト21(図3参照)には、カラー画像形成モードに比べ大きな力が左方Lに向かって生じる。したがって、搬送ベルト21が傾動する際に取付公差等による捻りが生じた場合でも、従動ロール23の右端側が左端側よりも後方Bに偏倚した姿勢が保たれる。このため、搬送ベルト21において、突起21pの側とは反対側である左Lに向かう力がモノクロ画像形成モードでも確実に維持される。
図1に戻ってプリンタ1の全体的な動作を説明する。
プリンタ1に、例えば外部の図示しない画像情報送信装置等からカラー画像の画像情報が送信され、制御部31がカラー画像形成モードで画像を形成すると判別した場合、画像処理部32は、制御部31を経由して供給された画像情報を各色の潜像形成用の画像情報に変換して書込駆動回路33に出力する。書込駆動回路33は、画像情報に応じて駆動信号を潜像形成装置34に出力する。潜像形成装置34は、駆動信号に応じたレーザ光Ly,Lm,Lc,Lkを感光体ドラム11k,11c,11m,11yに照射する。
感光体ドラム11k,11c,11m,11yは矢印D11で示す向きに回転し、帯電ロール12kによって帯電され、レーザ光Ly,Lc,Lm,Lyで走査されることによって画像情報に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像がトナーで現像されることによってトナー像が形成される。
一方で、用紙収容容器51から取り出された用紙Pは搬送ロール54によって搬送され、感光体ドラム11k,11c,11m,11y上でのトナー像形成に応じたタイミングでレジストレーションロール55から送り出される。送り出された用紙は、吸着ロール57によって搬送ベルト21に吸着する。そして用紙は感光体ドラム11k,11c,11m,11yと対応する転写ロール40k,40c,40m,40yの間を、感光体ドラム11k,11c,11m,11yと搬送ベルト21とに挟まれながらY、M、C、Kの順に通過する。この間に、感光体ドラム11k,11c,11m,11yに形成された各色のトナー像が転写ロール40k,40c,40m,40yによって用紙に多重転写される。用紙に転写されたトナーは定着ロール58によって加熱加圧され用紙上に定着する。このようにして、用紙にはカラー画像が形成され、排出ロール56によって用紙排出部52に排出される。用紙の両面に画像が形成される場合には、排出ロール56が逆転し、用紙がベルトユニット20の背後を経由して搬送され、表裏反転した状態で画像形成が再び行われる。
プリンタ1がモノクロ画像形成モードで動作する場合には電力消費および消耗を低減するため、4つの画像形成ユニット10k,10c,10m,10yのうち画像形成に必要なK色用画像形成ユニット10kのみが動作し、K色以外の画像形成ユニット10c,10m,10yは動作を停止する。このとき、停止中の感光体ドラム11c,11m,11yに搬送ベルト21が接触すると摺擦によって傷が生じる。停止中の感光体ドラム11c,11m,11yと搬送ベルト21との摺擦を防ぐため、モノクロ画像形成モードではカム61a,61b(図12参照)が回転してユニットフレーム24を図12で示す位置に傾動させる。ユニットフレーム24の傾動によって、搬送ベルト21がK色用感光体ドラム11kのみに接触し、他の感光体ドラム11kとは十分なクリアランスをおいて離間する。このモノクロ画像形成モードでは、用紙にK色のモノクロ画像が形成される。
モノクロ画像形成モードで搬送ベルト21が感光体ドラム11c,11m,11yから離間するように傾動する際に、従動ロール23の右端側が左端側よりも後方Bにずれた姿勢が保たれる。すなわち、搬送ベルト21で生じる、突起21pが設けられた側から離れる向きである左向きLに寄る力が、カラー画像形成モードおよびモノクロ画像形成モードの双方で維持される。したがって、ベルトの走行が安定するとともに突起の破断が抑えられる。
なお、上述した実施形態では、画像形成装置として、用紙搬送ベルトを用いる直接転写方式のカラープリンタの例を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、ベルトを中間転写体で構成し、像保持体に保持されたトナー像が中間転写体を経由して最終的に媒体に転写されるものであってもよい。
また、上述した実施形態では、ベルトを傾動させる手段としてカム機構によって押出しを行うベルト傾動駆動部材の例で説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、ベルトを傾動させる手段は引張りの機構であってもよい。
また、上述した実施形態では、ベルト傾動駆動部材が、取付角度が互いにずれた略同一形状の2つのカムを備えた例で説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、形状が互いに異なる2つのカムを用いたものや、支持ロールに対して斜めに配置した回転軸に2つのカムを取り付けたものであってもよい。
また、上述した実施形態では、従動ロールは一方の側が他方の側よりも後方に偏倚した姿勢でユニットフレームに取り付けられた例で説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、カラー画像形成位置では、従動ロールの一方が後方に偏倚しておらず、モノクロ画像形成位置で従動ロールの一方が後方に偏倚するものであってもよい。このとき、カラー画像形成位置では、ベルトに片寄る力を生じさせるため、例えば、ロールを非対称の形状としたり、一方の側を他方の側よりも上下方向に偏倚した姿勢としたものであってもよい。
また、上述した実施形態では、ユニットフレーム24を含むベルトユニット20が、駆動ロール22の回転軸22aを中心として画像形成装置本体U1に支持される例で説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、ベルトが傾動する中心はK色用転写ロールの回転軸上であってもよく、また、K色用感光体ドラムの回転軸上であってもよい。
また、上述した実施形態では、2つの支持ロールを備えた例で説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、支持ロールは3つ以上であってもよい。
本発明の画像形成装置の一実施形態であるプリンタの概略構成を示す図である。 図1に示すプリンタの開閉部材が開いた状態を示す図である。 図1に示すプリンタの開閉部材およびベルトユニットを示す斜視図である。 図3に示すプリンタのベルトユニットを示す斜視図である。 図4に示すベルトユニットの駆動ロール部分を示す拡大正面図である。 搬送ベルトを示す斜視図である。 駆動ロールに搬送ベルトが架け渡された状態を模式的に示す断面図である。 図1に示すプリンタの支持フレームを示す斜視図である。 ベルト傾動駆動部材を示す斜視図である。 図9に示す2つのカムの関係を説明する図である。 カラー画像形成モードでの画像形成ユニット、ベルトユニットおよびカムの状態を示す図である。 モノクロ画像形成モードでの画像形成ユニット、ベルトユニットおよびカムの状態を示す図である。 図11に示すベルトユニットおよびカムの状態を模式的に示すA−A線断面図である。 図12に示すベルトユニットおよびカムの状態を模式的に示す断面図である。
符号の説明
1 プリンタ(画像形成装置)
11c,11m,11y 感光体ドラム(像保持体)
11k K色用感光体ドラム(K色用像保持体)
20 ベルトユニット(支持部材)
21 搬送ベルト(ベルト)
21p 突起
22 駆動ロール(支持ロール)
23 従動ロール(支持ロール)
22b,23b 係合溝
22a 回転軸
23b 係合
24 ユニットフレーム
60 ベルト傾動駆動部材
61a,61b カム

Claims (4)

  1. K色のトナー像を保持するK色用像保持体が一端に配列され、互いに異なる色のトナー像を保持して回転する複数の像保持体、
    前記像持体の回転軸と直交する方向の一方の端部の内面に突起が設けられたベルト、
    前記ベルトの突起と係合する係合溝が設けられ、前記ベルトを支持する複数の支持ロール、
    前記複数の支持ロールの両端を支持する支持部材、
    複数色トナー像からなるカラー画像を形成するカラー画像形成モードにおいて、前記支持部材を前記ベルトが前記複数の像保持体に接触するカラー画像形成位置に移動させ、K色トナー像からなるモノクロ画像を形成するモノクロ画像形成モードにおいて、前記支持部材の前記一方の端部を他方の端部側よりも大きく移動させることで、前記ベルトが前記複数の像保持体のうちの前記K色用像保持体にのみ接触し他の像保持体から離間するとともに前記複数の支持ロールのうちの傾動の中心から最も離れた位置にある支持ロールの前記一方の端部を他方の端部よりも前記像保持体から離れる向きに偏倚したモノクロ画像形成位置に傾動させるベルト傾動駆動部材を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ベルト傾動駆動部材は、前記支持部材の、前記支持ロールの両端のうちの前記一方の端部を支持する部分を前記他方の端部を支持する部分よりも大きく押し出すことによって前記支持部材を前記モノクロ画像形成位置まで傾動させるものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ベルト傾動部材は、前記支持部材の前記支持ロールの両端それぞれを支持する部分にそれぞれ作用する、互いに同期して回転し、変位量が互いに異なる2つのカムを備えたものであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記支持部材が、前記カラー画像形成位置においても傾動の中心から最も離れた位置にある前記支持ロールの前記一方の端部を前記他方の端部よりも前記像保持体から離れる向きに偏倚させた姿勢で前記支持ロールを支持するものであり、
    前記ベルト傾動駆動部材が、前記モノクロ画像形成位置における前記支持ロールの偏倚を前記カラー画像形成位置における偏倚よりも増大させるように前記支持部材を移動させるものであることを特徴とする請求項1から3記載の画像形成装置。
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