JP2010156790A - 画像形成装置および現像カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】現像ローラが感光ドラムから離間されるときに、装置本体に対するタンデム型感光体ユニットの位置がずれることを防止できる、画像形成装置および画像形成装置に着脱可能に装着される現像カートリッジを提供する。
【解決手段】ドラムユニット4には、現像カートリッジ8が着脱可能に装着される。現像カートリッジ8には、移動部材61が設けられている。各移動部材61は、現像カートリッジ8に設けられた支持軸60に揺動可能に支持されている。そして、ドラムユニット4は、本体ケーシング2内に対して、前後方向に沿って移動可能に装着される。本体ケーシング2内には、直動カム92が前後方向に直線移動可能に設けられている。直動カム92の直線移動により、移動部材61に直動カム92から押圧力が入力されて移動部材61が回動する。そして、移動部材61は、その回動の途中でドラムユニット4に当接する。
【選択図】図15

Description

本発明は、カラーレーザプリンタなどの画像形成装置および画像形成装置に着脱可能に装着される現像カートリッジに関する。
電子写真方式のカラープリンタにおいて、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色に対応した感光ドラムを並列に配置した、いわゆるタンデム型のものが知られている。
タンデム型のカラープリンタでは、各感光ドラムに対向して、現像ローラを保持する現像器が備えられている。感光ドラムの表面には、静電潜像が形成される。感光ドラムの回転に伴って、静電潜像が現像ローラに対向すると、現像ローラから静電潜像にトナーが供給される。これによって、感光ドラムの表面にトナー像が形成される。各感光ドラムにそれぞれ対応する色のトナー像が形成され、その各色のトナー像がベルトにより搬送される用紙に重ねて転写されることにより、用紙へのカラー画像の形成が達成される。また、ブラックの感光ドラムのみにブラックのトナー像が形成され、そのブラックのトナー像が用紙に転写されることにより、用紙へのモノクロ画像の形成が達成される。
モノクロ画像の形成時には、ブラック以外のイエロー、マゼンタおよびシアンの感光ドラムにトナー像が形成されないので、それらの感光ドラムから現像ローラを離間させ、現像ローラの消耗を防止することが望ましい。
そこで、タンデム型の画像形成装置として、感光ドラムの配列方向に直線移動可能な直動カム部材と、直動カム部材の直線移動により変位され、現像器を上方に押圧して、感光ドラムを現像ローラから離間させるための中間部材とを備える構成のものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。直動カム部材の直線移動により、すべての感光ドラムから現像ローラが離間する全色離間状態と、ブラックの感光ドラムに現像ローラが接触し、イエロー、マゼンタおよびシアンの感光ドラムから現像ローラが離間するブラック接触状態と、すべての感光ドラムに現像ローラが接触する全色接触状態とに切り替わる。
また、この提案に係る画像形成装置では、4色の感光ドラムがドラムユニットに一体的に保持され、そのドラムユニットが装置本体に対して着脱可能とされている。各色の現像器は、ドラムユニットに着脱可能に装着される。
特開2007−178654号公報
しかしながら、従来の提案に係る構成では、現像器が中間部材により上方に押圧され現像器が移動した時に、現像器とドラムユニットの間の摩擦等により、装置本体に対するドラムユニットにも上方への力が働く。従って、装置本体に対するドラムユニットの位置がずれるおそれがある。ドラムユニットの位置がずれると、そのずれに伴って、用紙に形成される画像の位置がずれる。
本発明の目的は、現像ローラが感光ドラムから離間されるときに、装置本体に対するタンデム型感光体ユニットの位置がずれることを防止できる、画像形成装置および画像形成装置に着脱可能に装着される現像カートリッジを提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置において、装置本体と、複数の感光ドラムを並列に配置した状態で一体的に保持し、前記装置本体内に対して前記感光ドラムの並び方向に沿って移動可能に装着されるタンデム型感光体ユニットと、各前記感光ドラムに対応して設けられ、当該対応する前記感光ドラムに現像剤を供給するための現像ローラを保持し、前記タンデム型感光体ユニットに対して着脱可能に装着される現像カートリッジと、前記装置本体内に前記並び方向に直線移動可能に設けられた直動部材と、各前記現像カートリッジに設けられた支持軸と、各前記支持軸に揺動可能に支持されて、前記直動部材が直線移動中に当接する位置に配置される移動部材とを備え、前記移動部材は、前記支持軸と直交する方向に延び、長手方向の一端部が前記支持軸に支持される本体部と、前記本体部の長手方向の他端部に設けられ、前記直動部材の当該移動部材への当接後の直線移動に伴って、前記直動部材により押圧力が入力される入力部と、前記本体部の一端部と他端部との間の途中部(前記当接部)に設けられ、前記入力部への押圧力の入力により当該移動部材が前記支持軸を中心に回動する途中で、前記タンデム型感光体ユニットに当接する当接部と、前記タンデム型感光体ユニットに対する前記当接部の当接後の前記入力部への押圧力の入力により、当該移動部材が前記途中部を支点として回動して、前記支持軸に対して、前記現像カートリッジを前記現像ローラが前記感光ドラムに接触する第1位置から前記現像ローラが前記感光ドラムから離間する第2位置へ移動させるための力を付与する作用部とを有することを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記途中部(に設けられる前記当接部)は、前記本体部から前記支持軸と平行な方向に突出するボスであることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記装置本体は、前記感光ドラムの軸方向に延びる本体基準軸を有し、前記タンデム型感光体ユニットは、前記装置本体内に装着された状態で、前記本体基準軸に対して当接し、前記タンデム型感光体ユニットが前記本体基準軸に対して当接する方向と、前記直動部材から各前記移動部材の前記入力部に入力される押圧力の方向とは、略同一であることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記直動部材は、各前記移動部材に対応して設けられ、前記移動部材の前記入力部に当接して、当該入力部を押圧するためのカム部を備えていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記カム部は、前記直動部材の直線移動により、すべての前記カム部が前記移動部材の前記入力部に当接する第1状態と、少なくとも1つの前記カム部が前記移動部材の前記入力部に当接する第2状態と、すべての前記カム部が前記移動部材の前記入力部から離間する第3状態とを取り得るように配置されていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記現像カートリッジは、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色に対応して設けられており、前記第2状態は、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応する各前記移動部材の前記入力部に前記カム部が当接し、ブラックに対応する前記移動部材の前記入力部から前記カム部が離間する状態であることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項4〜6のいずれか一項に記載の発明において、前記カム部における前記移動部材の前記入力部との当接面は、前記感光ドラムの前記軸方向に対して傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の発明において、各前記現像カートリッジに対応して設けられ、各前記現像カートリッジが前記タンデム型感光体ユニットに装着された状態で、各前記現像カートリッジを前記現像ローラと前記感光ドラムとの対向方向に押圧するための押圧機構を備えていることを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記押圧機構は、前記タンデム型感光体ユニットに突設された第2支持軸に揺動可能に支持されており、前記現像カートリッジに設けられた被押圧部に当接する押圧部材と、前記押圧部材を前記被押圧部に弾性的に押圧するばねとを備えていることを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、画像形成装置の装置本体内に配置され、感光ドラムに現像剤を供給するための現像ローラを保持する現像カートリッジであって、支持軸と、前記支持軸に揺動可能に支持された移動部材とを備え、前記移動部材は、前記支持軸と直交する方向に延び、長手方向の一端部が前記支持軸に支持される本体部と、前記本体部の長手方向の他端部に設けられ、外部から押圧力が入力される入力部と、前記本体部の一端部と他端部との間の途中部に設けられ、前記入力部への押圧力の入力により当該移動部材が前記支持軸を中心に回動する途中で、前記装置本体内の所定部に当接する当接部と、前記所定部に対する前記当接部の当接後の前記入力部への押圧力の入力により、当該移動部材が前記途中部を支点として回動して、前記支持軸に対して、前記現像カートリッジを前記現像ローラが前記感光ドラムに接触する第1位置から前記現像ローラが前記感光ドラムから離間する第2位置へ移動させるための力を付与する作用部とを有していることを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、前記移動部材は、前記現像ローラの軸線方向における前記現像カートリッジの両側に設けられていることを特徴としている。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の発明において、各前記移動部材の前記入力部同士を連結する連結部を備えることを特徴としている。
請求項13に記載の発明は、請求項10〜12のいずれか一項に記載の発明において、前記現像ローラと前記感光ドラムとの対向方向において、前記移動部材は、前記現像ローラ側から前記作用部、前記当接部および前記入力部の順に配置されていることを特徴としている。
請求項1および10に記載の発明によれば、タンデム型感光体ユニットには、複数の感光ドラムが並列に配置された状態で保持されている。また、タンデム型感光体ユニットには、現像ローラを保持する現像カートリッジが着脱可能に装着される。各現像カートリッジには、移動部材が設けられている。各移動部材は、現像カートリッジに設けられた支持軸に揺動可能に支持されている。そして、タンデム型感光体ユニットは、装置本体内に対して、感光ドラムの並び方向(以下、この項において、単に「並び方向」という。)に沿って移動可能に装着される。装置本体内には、直動部材が並び方向に直線移動可能に設けられている。
移動部材の当接部は、移動部材の回動の途中でタンデム型感光体ユニットに当接する。すなわち、直動部材の移動により、移動部材の入力部に直動部材から押圧力が入力された直後は、移動部材とタンデム型感光体ユニットとが当接していない。したがって、タンデム型感光体ユニットに直動部材の移動方向の力が加わるおそれがない。そして、移動部材の入力部に直動部材から押圧力が入力されると、移動部材は、支持軸を中心に回動される。これにより、直動部材の移動方向の力が、移動部材の回動方向の力に変換される。よって、移動部材の回動の途中で移動部材の当接部がタンデム型感光体ユニットに当接した後においても、タンデム型感光体ユニットに直動部材の移動方向の力が伝達されるのを確実に防止することができる。
そして、直動部材のさらなる直線移動により、移動部材がさらに回動されると、移動部材の作用部から支持軸に力が付与され、現像ローラが感光ドラムに接触する第1位置から現像ローラが感光ドラムから離間する第2位置へと現像カートリッジが移動される。これにより、現像ローラを感光ドラムから離間させることができる。
また、移動部材は、支持軸と直交する方向に延びる本体部を有している。支持軸は、本体部の長手方向の一端部を回動可能に支持している。入力部は、本体部の長手方向の他端部であり、当接部は、本体部の長手方向の途中部に設けられている。
これにより、直動部材の直線移動により、移動部材の入力部に直動部材から押圧力が入力されると、移動部材は、その一端部を支持する支持軸を中心として回動する。移動部材の途中部には、当接部が設けられているので、移動部材の回動により、移動部材の当接部をタンデム型感光体ユニットに当接させることができる。
また、移動部材は、その途中部(当接部)がタンデム型感光体ユニットに当接した状態における他端部への押圧力の入力により、途中部(当接部)を支点として回動する。これにより、支持軸により支持される移動部材の一端部は、移動部材の途中部(当接部)を支点とする梃子の原理により、他端部の回動方向と逆方向に移動する。そのため、現像カートリッジは、支持軸を介して移動部材の一端部の移動方向に移動する。その結果、タンデム型感光体ユニットを現像カートリッジの移動方向とは逆方向に押さえながら、現像カートリッジを第1位置から第2位置へと移動させることができるので、現像ローラが感光ドラムから離間されるときに、装置本体に対するタンデム型感光体ユニットの位置がずれることを防止できる。
さらに、直動部材からの押圧力が入力されて、移動部材が回動を開始するまでは、移動部材がタンデム型感光体ユニットに接触しない。これにより、現像ローラと感光ドラムのニップ位置から当接部までの距離を、現像ローラが感光ドラムに対して所望の押圧力で接触している状態に精度よく合わせる必要がなくなる。
請求項2に記載の発明によれば、移動部材の途中部(に設けられる当接部)は、本体部から支持軸と平行な方向に突出するボスである。これにより、移動部材の途中部がタンデム型感光体ユニットに当接するまでの移動部材の回動軸線と、移動部材の途中部がタンデム型感光体ユニットに当接した状態における移動部材の回動軸線とを平行にすることができるので、直動部材の移動に伴って、支持軸を中心とする移動部材の回動から、移動部材の途中部(当接部)を中心とする移動部材の回動へとスムーズに移行させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、装置本体は、感光ドラムの軸方向に延びる本体基準軸を有している。タンデム型感光体ユニットは、装置本体内に装着された状態で、本体基準軸に対して当接する。この当接により、タンデム型感光体ユニットが装置本体に対して位置決めされる。そして、直動部材から各移動部材の入力部に入力される押圧力の方向は、タンデム型感光体ユニットが本体基準軸に対して当接する方向と略同一である。そのため、たとえ直動部材から移動部材を介してタンデム型感光体ユニットに力が作用したとしても、その力は、タンデム型感光体ユニットが本体基準軸に対して当接する方向と略同一方向の力である。よって、現像ローラが感光ドラムから離間されるときに、装置本体に対するタンデム型感光体ユニットの位置がずれることを防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、直動部材には、移動部材に対応して、移動部材の入力部を押圧するためのカム部が設けられている。カム部が移動部材の入力部に当接されると、カム部により移動部材の入力部が押圧される。一方、カム部が移動部材の入力部から離間されると、カム部による移動部材の入力部の押圧が解除される。そのため、直動部材にカム部を設けるという簡素な構成により、移動部材を揺動させることができ、現像ローラを感光ドラムから離間させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、直動部材の直線移動により、すべてのカム部が移動部材の入力部に当接する第1状態と、少なくとも1つのカム部が移動部材の入力部に当接し、その他のカム部が移動部材の入力部から離間する第2状態と、すべてのカム部が移動部材の入力部から離間する第3状態とに切り換えることができる。
請求項6に記載の発明によれば、現像カートリッジは、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色に対応して設けられている。第1状態では、全色の移動部材の入力部にカム部が当接することにより、全色の現像ローラが感光ドラムから離間する。第2状態では、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応する各移動部材の入力部にカム部が当接することにより、イエロー、マゼンタおよびシアンの現像ローラが感光ドラムから離間し、ブラックの現像ローラが感光ドラムに接触する。第3状態では、全色の移動部材の入力部からカム部が離間することにより、全色の現像ローラが感光ドラムに接触する。そのため、モノクロ画像の形成時に第2状態とすることにより、イエロー、マゼンタおよびシアンの現像ローラの消耗を防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、カム部における移動部材の入力部との当接面は、感光ドラムの軸方向に対して傾斜する傾斜面に形成されている。そのため、カム部から移動部材の入力部に加えられる押圧力は、感光ドラムの軸方向の力成分を含む。その結果、タンデム型感光体ユニットに感光ドラムの軸方向の力が作用するので、その軸方向にタンデム型感光体ユニットを位置決めすることができる。
請求項8に記載の発明によれば、各現像カートリッジに対応して、現像カートリッジを現像ローラと感光ドラムとの対向方向に押圧するための押圧機構が設けられている。この押圧機構により、現像ローラを感光ドラムに押圧させることができる。その結果、現像ローラから感光ドラムに現像剤を良好に供給することができる。
請求項9に記載の発明によれば、タンデム型感光体ユニットに、第2支持軸が突設されている。第2支持軸には、押圧部材が揺動可能に支持され、ばねにより、押圧部材が現像カートリッジの被押圧部に弾性的に押圧される。この押圧により、現像ローラを感光ドラムに押圧させることができる。
請求項11に記載の発明によれば、移動部材は、現像ローラの軸線方向における現像カートリッジの両側に設けられている。これにより、直動部材の直線移動によって移動部材が揺動されたときに、現像カートリッジに対して、第1位置から第2位置へ向かう方向の力を現像ローラの軸線方向における両側に均等に付与することができる。その結果、現像カートリッジの姿勢が現像ローラの軸線方向に対して傾斜することなく、現像カートリッジを第1位置から第2位置へと移動させることができる。
請求項12に記載の発明によれば、移動部材の入力部同士を連結する連結部を備えている。連結部を把持することにより、現像カートリッジを画像形成装置の装置本体に対して着脱することができる。
請求項13に記載の発明によれば、現像ローラと感光ドラムとの対向方向において、移動部材は、現像ローラ側から作用部、当接部および入力部の順に配置されている。これにより、移動部材の作用部が現像ローラに最も近い位置に配置されるので、作用部が現像ローラから遠い位置に配置されている構成と比較して、感光ドラムに対する現像ローラの離間の間隔を精度よく一定にすることができる。
以下では、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
1.プリンタ
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのプリンタの一実施形態を示す側断面図である。なお、方向について言及する場合には、図示した方向矢印を参照する(他の図についても同様)。ここで、左右方向と幅方向とは同じであり、上下方向と垂直方向とは同じである。そして、水平方向は、幅方向および前後方向を含んでいる。
プリンタ1は、タンデム型のカラーレーザプリンタである。プリンタ1は、装置本体の一例としての本体ケーシング2を備えている。本体ケーシング2の一方側面には、フロントカバー3が開閉可能に設けられている。
本体ケーシング2内には、タンデム型感光体ユニットの一例としてのドラムユニット4が備えられている。ドラムユニット4は、フロントカバー3が開かれた状態で、本体ケーシング2の前面に形成される着脱口を介して、本体ケーシング2内に対して装着および離脱可能である。
ドラムユニット4には、4つの感光ドラム5が、回転自在な状態で、前後方向に沿って並列配置されている。各感光ドラム5には、スコロトロン型の帯電器6および現像ローラ7が対向配置されている。また、各感光ドラム5には、現像ローラ7を保持し、トナー(現像剤)を収容する現像カートリッジ8が隣接配置されている。現像カートリッジ8は、ドラムユニット4に対して着脱可能に構成されている。現像ローラ7の表面には、現像カートリッジ8のトナーが担持される。
各感光ドラム5の表面は、帯電器6によって一様に帯電された後、本体ケーシング2の上部に設けられたスキャナユニット9から出射されたレーザビーム(図示破線矢印参照)によって露光される。これにより、各感光ドラム5の表面には、画像データに基づく静電潜像が形成される。各感光ドラム5の静電潜像は、各感光ドラム5に対応する現像ローラ7の表面に担持されるトナーによって可視像化され、各感光ドラム5の表面上には、トナー像が形成される。ここで、各現像カートリッジ8に収容されたトナーの色は、各現像カートリッジ8に応じて異なるので、各感光ドラム5のトナー像の色は、各感光ドラム5に応じて異なる。
本体ケーシング2の底部には、用紙Sを収容する給紙カセット10が配置されている。給紙カセット10に収容されている用紙Sは、各種ローラにより、搬送ベルト11上に搬送される。搬送ベルト11は、4つの感光ドラム5に下方から対向して配置されている。感光ドラム5に対して搬送ベルト11の上側部分を挟んで対向する各位置には、転写ローラ12が配置されている。搬送ベルト11上に搬送された用紙Sは、搬送ベルト11の走行により、搬送ベルト11と各感光ドラム5との間を順次に通過する。そして、感光ドラム5の表面上のトナー像は、用紙Sと対向したときに、転写ローラ12に印加された転写バイアスによって、用紙Sに転写される。
搬送ベルト11に対して用紙Sの搬送方向における下流側には、定着器13が設けられている。トナー像が転写された用紙Sは、定着器13に搬送される。定着器13では、加熱および加圧により、トナー像が用紙Sに定着される。トナー像が定着した用紙Sは、各種ローラにより、本体ケーシング2の上面の排紙トレイ14に排出される。
2.ドラムユニット
図2は、ドラムユニットの左前上側から見た斜視図であり、1つの現像カートリッジが装着され、その他の現像カートリッジが離脱された状態を示す。図3は、ドラムユニットの左前上側から見た斜視図であり、1つの現像カートリッジが着脱途中であり、その他の現像カートリッジが離脱された状態を示す。図4は、ドラムユニットの正面図である。
図2に示すように、ドラムユニット4は、4つの感光ドラム5、4つの現像カートリッジ8、4つのドラムサブユニット20、フロントビーム21、リヤビーム22、1対の第1側板23および1対の第2側板24が一体となって、本体ケーシング2(図1参照)内に対してスライド自在に着脱される。
(1)ドラムサブユニット
4つのドラムサブユニット20は、1対の第1側板23間において、前後方向に間隔を空けて配置されている。各ドラムサブユニット20は、樹脂からなり、幅方向に細長く、前側下方に開放された略三角柱状に成形されている。各ドラムサブユニット20には、図1に示す帯電器6と、感光ドラム5の表面のクリーニングのためのクリーニング部材(図示せず)が保持されている。
(2)フロントビーム
フロントビーム21は、樹脂からなる。フロントビーム21は、1対の第1側板23の前端部間に架設されている。
フロントビーム21は、支持軸25を保持している。支持軸25は、フロントビーム21を幅方向に沿って貫通するように配置され、フロントビーム21から幅方向外方に突出し、さらに第1側板23および第2側板24を貫通して幅方向外方に突出している。
支持軸25には、手前側把持部26が回転自在に支持されている。手前側把持部26は、フロントビーム21における幅方向中央部に配置されている。そして、手前側把持部26は、略U字状をなし、各遊端部が支持軸25に回動可能に支持されて、フロントビーム21に沿って起立する収納位置と、フロントビーム21の前側に傾倒する操作位置とに揺動可能に設けられている。
(3)リヤビーム
リヤビーム22は、樹脂からなる。リヤビーム22は、1対の第1側板23の後端部間に架設されている。
リヤビーム22の上面における幅方向中央部には、奥側把持部27が一体的に形成されている。奥側把持部27は、背面視略U字状をなし、その各遊端部がリヤビーム22に連結され、後側下方から前側上方に傾斜して、リヤビーム22から斜め上方に突出するように設けられている。
(4)第1側板
図5は、第1側板の左側面図である。
左右の第1側板23は、同一のプレス型を用いた金属板のプレス加工により作製され、同一の形状を有している。
第1側板23は、図5に示すように、前後方向に延びる略細長矩形板状に形成されている。第1側板23の前端部および後端部は、それぞれ図2および図3に示すフロントビーム21およびリヤビーム22に対して左右方向において対向している。
第1側板23の前端部は、前側上方に向けて延びている。この第1側板23の前端部には、支持軸25が挿通される支持軸挿通孔30が貫通形成されている。
第1側板23の後端部は、側面視略L字状に形成されている。より具体的には、第1側板23の後端部は、後側上方に向けて傾斜し、さらに上方に向けて延びる形状に形成されている。
また、第1側板23の後端部には、その後端縁から略V字状に切り欠いた形状の切欠部31が形成されている。具体的には、切欠部31は、側面視で前後方向に延びる上端縁と、前側上方に一定勾配で傾斜する下端縁と、上端縁の前端と下端縁の前端とを連結する前端縁とを有する形状に形成されている。
第1側板23には、4つの円形のドラム支持孔32が形成されている。ドラム支持孔32は、第1側板23における前端部と後端部との間において、前後方向に互いに一定間隔を空けて形成されている。
(5)第2側板
図6Aは、左側の第2側板の左側面図である。図6Bは、左側の第2側板の右側面図である。図7Aは、右側の第2側板の左側面図である。図7Bは、右側の第2側板の右側面図である。
第2側板24は、たとえば、繊維強化樹脂からなる。第2側板24は、図6A〜図7Bに示すように、第1側板23(図5参照)と比較して、上下方向に幅広かつ前後方向にほぼ同じ長さを有する側面視略細長矩形板状に形成されている。第2側板24の前端部および後端部は、それぞれ図2および図3に示すフロントビーム21およびリヤビーム22に対して左右方向において対向している。
第2側板24の前端部は、第2側板24の途中部よりも上下方向に幅狭に形成されており、それらの下端縁が前側上方に向けて傾斜している。また、第2側板24の後端部は、第2側板24の途中部よりも上下方向に幅狭に形成されており、それらの下端縁が後側上方に向けて傾斜している。
図6Aおよび図7Bに示すように、第2側板24の上端部には、前後方向にわたって幅方向外側に延びる鍔部33が形成されている。鍔部33の前端部には、その下面から前側上方に向けて傾斜する傾斜面34が形成されている。
第2側板24の前端部は、第2側板24の途中部よりも上下方向に幅狭に形成されており、その下端縁が前側上方に向けて傾斜している。この第2側板24の前端部には、支持軸25(図2および図3参照)が挿通される支持軸挿通孔35が形成されている。
第2側板24の後端部は、第2側板24の途中部よりも上下方向に幅狭に形成されており、その下端縁が後側上方に向けて傾斜している。この第2側板24の後端部には、第1側板23の切欠部31(図5参照)と幅方向に対向する位置に、切欠部31とほぼ同じ形状の切欠部36が形成されている。
図6Bおよび図7Aに示すように、第2側板24の幅方向内側の面(左側の第2側板24の右側面および右側の第2側板24の左側面)には、左右の第2側板24間に対する現像カートリッジ8(図2および図3参照)の着脱を案内するための4つのカートリッジ案内部37が前後方向に互いに一定間隔を空けて形成されている。カートリッジ案内部37は、第2側板24の内側面から幅方向内側に向かって突出し、互いに間隔を隔てて形成される2本の突条から形成される。カートリッジ案内部37は、第2側板24の上端部から後側下方に向けて一定勾配で傾斜し、カートリッジ保持部38と連結する。カートリッジ保持部38は、図1に示す感光ドラム5の中心と現像ローラ7の中心とを結んだ線に平行に形成され、その下端部が感光ドラム5に向けて開放されている。
また、第2側板24の内側面の上端部には、4つの第2支持軸39が前後方向に互いに一定間隔を空けて突設されている。各第2支持軸39は、各カートリッジ案内部37の上端部に対して前方に間隔を空けた位置に配置されている。
また、第2側板24の内側面の上端部には、4つの当接溝50が前後方向に互いに一定間隔を空けて形成されている。各当接溝50は、各第2支持軸に対して前方に間隔を空けた位置に配置されている。
(5−1)左側の第2側板
図6Aおよび図6Bに示すように、左側の第2側板24には、各感光ドラム5(図2参照)の軸方向左端部を露出させるドラムカップリング挿通孔40が形成されている。
各ドラムカップリング挿通孔40は、第2側板24の下端部において、前後方向に沿って互いに間隔を隔てて4つ形成されている。このドラムカップリング挿通孔40は、各感光ドラム5の軸方向左端部および第1側板23に設けられたドラム支持孔32と幅方向に対向する位置において、第2側板24を厚さ方向に貫通する丸孔として形成されている。
また、左側の第2側板24には、各カートリッジ案内部37の上下方向の途中部に、それぞれ現像カップリング挿通孔41が形成されている。図2に示すように、左右の第2側板24間に各現像カートリッジ8が装着された状態で、各現像カップリング挿通孔41には、現像カートリッジ8の左側面に設けられた現像カップリング64が対向する。
(5−2)右側の第2側板
図7Aおよび図7Bに示すように、右側の第2側板24には、4つの帯電グリッド電極開口部43、4つの帯電ワイヤ電極開口部44および4つの空気取入孔46が形成されている。
各帯電グリッド電極開口部43は、各カートリッジ案内部37の下端部の後方における帯電器6(図1参照)のグリッド電極への給電のための帯電グリッド電極(図示せず)と幅方向に対向する位置において、右側の第2側板24を厚さ方向に貫通する側面視矩形状の孔として形成されている。これにより、各帯電グリッド電極開口部43から帯電器6の帯電グリッド電極が露出されるので、帯電グリッド電極に本体側の電極が接続されることによって、帯電器6のグリッド電極に給電を行うことができる。
各帯電ワイヤ電極開口部44は、ドラムユニット4が組み立てられたときに、カートリッジ案内部37の上端部の後方における帯電器6(図1参照)のワイヤ電極への給電のための帯電ワイヤ電極(図示せず)と幅方向に対向する位置において、厚さ方向を貫通する側面視矩形状の孔として形成されている。これにより、各帯電ワイヤ電極開口部44から帯電器6の帯電ワイヤ電極が露出されるので、帯電ワイヤ電極に本体側の電極が接続されることによって、帯電器6のワイヤ電極に給電を行うことができる。
空気取入孔46は、各帯電ワイヤ電極開口部44と各帯電グリッド電極開口部43との間に形成されている。この空気取入孔46は、帯電器6(図1参照)と対向する位置において、厚さ方向を貫通する孔として形成される。帯電器6には、空気取入孔46から流入した空気が供給される。尚、帯電器6から発生するオゾンは、空気取入孔46を介して、ドラムユニット4内から排出してもよい。
(6)感光ドラム
図2および図3に示すように、感光ドラム5は、円筒状のドラム本体47と、ドラム本体47の両端部にそれぞれ相対回転不能に嵌合される2つのフランジ部材48とを備えている。
ドラム本体47は、その最表層が正帯電性の感光層により形成される。
フランジ部材48は、樹脂材料からなり、ドラム本体47の両端部に、その一部が挿入されている。左側のフランジ部材48の左側端面には、本体ケーシング2内に設けられた駆動伝達部(図示せず)が結合される結合溝49が設けられている。これにより、図1に示すように、ドラムユニット4が本体ケーシング2内に装着された状態で、感光ドラム5に駆動伝達部からの駆動力が伝達され、感光ドラム5を回転駆動させることができる。
左右のフランジ部材48は、それぞれ軸受部材(図示せず)によって、第1側板23のドラム支持孔32(図5参照)に対して回転可能に支持されている。
3.現像カートリッジ
図1に示すように、現像カートリッジ8は、後側下方が開放されたボックス形状の現像フレーム51を備えている。現像フレーム51内には、現像ローラ7、供給ローラ52、アジテータ53および層厚規制ブレード54が備えられている。
現像ローラ7は、その周面の一部が現像フレーム51から前側下方に向けて露出しており、現像カートリッジ8がドラムユニット4に装着された状態で、感光ドラム5の周面に対して前側上方から当接している。
供給ローラ52は、現像ローラ7の前側上方の位置に配置され、その周面が現像ローラ7の周面に対して圧接している。
アジテータ53は、現像フレーム51内における上方の位置において、幅方向に延びる軸を中心として回転可能に設けられている。
層厚規制ブレード54は、一端が現像フレーム51に固定され、他端が現像ローラ7の周面に対して弾性的に当接している。
また、現像フレーム51内には、各色に対応したトナーが収容されている。
現像フレーム51内のトナーは、アジテータ53の回転により、現像フレーム51内で攪拌されつつ、その一部が供給ローラ52に供給される。供給ローラ52に供給されたトナーは、供給ローラ52と現像ローラ7との接触により、現像ローラ7に供給される。現像ローラ7に供給されたトナーは、現像ローラ7の回転に伴って、層厚規制ブレード54により厚さが規制され、一定厚さの薄層として現像ローラ7の周面上に担持される。これにより、感光ドラム5の周面上に形成された静電潜像が現像ローラ7に対向すると、現像ローラ7から静電潜像にトナーが供給され、静電潜像が現像される。
(1)現像フレーム
図8は、現像カートリッジの右前側上方から見た斜視図であり、現像カートリッジが第1位置にある状態を示す。図9は、現像カートリッジの右前側上方から見た斜視図であり、現像カートリッジが第2位置にある状態を示す。
図8および図9に示すように、現像フレーム51は、左右1対の側壁55と、1対の側壁55を連結する前壁56、後壁57および上壁58とを有しており、側面視において略三角形状に形成されている。
現像ローラ7(図1参照)のローラ軸59の軸方向両端部は、側壁55の下端部を貫通し、幅方向外側に突出している。
また、各側壁55における前側上方の位置には、支持軸60が設けられている。支持軸60は、側壁55から幅方向外側に向けて突設されている。支持軸60には、移動部材61が揺動可能に支持されている。
支持軸60に対して前側上方の位置には、被押圧部の一例としての現像押圧ボス62が側壁55から幅方向外側に向けて突設されている。さらに、支持軸60回りには図示しないバネが設けられ、バネの付勢力によって移動部材61が図8および図9における反時計回り方向に付勢されている。
また、支持軸60に対して後側および後側上方の2つの位置には、移動部材61の揺動範囲を規制するための2つの規制ボス63が側壁55から幅方向外側に向けて突設されている。 図3に示すように、左側の側壁55において、ローラ軸59に対して前側上方の位置には、現像カップリング64が配置されている。現像カップリング64は、現像ローラ7および供給ローラ52(図1参照)に対して回転駆動力を伝達するための複数のギヤ(図示せず)に接続されている。
図2に示すように、各現像カートリッジ8がドラムユニット4に装着された状態で、各現像カップリング64は、各現像カップリング挿通孔41に対向する。そして、各現像カップリング挿通孔41に対して、本体ケーシング2(図1参照)内に設けられたモータ(図示せず)からの駆動力を伝達するための駆動伝達部(図示せず)が挿通される。各駆動伝達部が各現像カップリング64に結合されることにより、各駆動伝達部および現像カップリング64を介して、現像ローラ7および供給ローラ52(図1参照)に回転駆動力を伝達することができる。
(2)移動部材
図8および図9に示すように、移動部材61は、幅方向における現像カートリッジ8の両側に1対設けられており、支持軸60と直交する方向に延びる本体部70を有している。本体部70の一端部は、支持軸60に回動可能に支持される作用部71をなしている。本体部70の他端部は、幅方向外側に屈曲して、幅方向外側に突出し、その突出した部分が入力部72とされている。また、本体部70の途中部は、2つの規制ボス63の間に配置されている。そして、本体部70の途中部には、幅方向外側に向けて突出する円柱形状の当接部の一例としてのボス73が形成されている。
(3)現像カートリッジのドラムユニットに対する装着
(3−1)押圧機構
図10は、ドラムユニットの要部斜視図であり、現像カートリッジがドラムユニットに装着された状態において、現像カートリッジの移動部材および現像押圧ボス以外の部分が省略されている。
ドラムユニット4の各第2側板24には、現像カートリッジ8がドラムユニット4に装着された状態で、各現像押圧ボス62に対応する押圧機構75が設けられている。押圧機構75は、押圧部材の一例としての押圧カム76と、押圧カム76を現像押圧ボス62に弾性的に押圧するばねの一例としての押圧ばね77とを備えている。
押圧カム76は、側面視略三角形板状に形成されている。押圧カム76の一角部には、第2側板24の第2支持軸39(図6Bおよび図7A参照)が挿通され、この第2支持軸39により、揺動可能に支持されている。押圧カム76は、支持軸39に支持された一角部から後側斜め上方に延びる姿勢に設けられている。
押圧ばね77は、第2支持軸39(図6Bおよび図7A参照)に巻き回されており、その一端部が第2側板24の鍔部33上に係止され、その他端部が押圧カム76に係止されている。
これにより、押圧カム76は、その先端部が後側下方に向けて付勢され、現像カートリッジ8がドラムユニット4に装着された状態で、現像押圧ボス62に対して前側上方から当接し、現像押圧ボス62を下方に向けて付勢する。
(3−2)現像カートリッジの装着手順
図11は、ドラムユニットを左側から見た一部断面図である。図12は、現像カートリッジがドラムユニットに装着された状態における、現像カートリッジと感光ドラムおよび押圧機構との位置関係を示す模式的な側面図である。
各色の現像カートリッジ8は、図3に示すように、左右の第2側板24の間に、上方から装着される。このとき、現像カートリッジ8の現像フレーム51の両側壁55から突出するローラ軸59の両端部がカートリッジ案内部37に上方から導入される。そして、ローラ軸59の両端部がカートリッジ案内部37に案内されつつ、現像カートリッジ8が下方に移動される。現像カートリッジ8が、カートリッジ保持部38(図6Bおよび図7A参照)に案内され、図12に示すように、現像ローラ7が感光ドラム5に接触すると、それ以上の現像カートリッジ8の押し込みが規制され、現像ローラ7が感光ドラム5に対し位置決めされる。その後、現像カートリッジ8が前側に少し傾けられる。これにより、図11に示すように、現像カートリッジ8の現像押圧ボス62は、押圧カム76と移動部材61の作用部71との間を通り、押圧カム76の下側に潜り込み、押圧カム76を押圧ばね77(図12参照)による付勢力に抗して下側から持ち上げる。その結果、現像押圧ボス62は、押圧カム76により下方に付勢され、現像カートリッジ8が下方に押圧される。この状態で、図12に示すように、移動部材61のボス73は、第2側板24の当接溝50内に入り込み、当接溝50の下面に対してわずかに間隔を空けた位置に配置される。
4.本体ケーシングの内部構造
図13は、直動カムの側面図である。図14は、すべての現像カートリッジが感光ドラムに対して圧接している状態を示す要部斜視図である。図15は、ブラックの現像カートリッジのみが感光ドラムに対して圧接している状態を示す要部斜視図である。図16は、現像カートリッジが感光ドラムから離間している状態における、現像カートリッジと感光ドラムおよび押圧機構との位置関係を示す模式的な側面図である。図17は、すべての現像カートリッジが感光ドラムに対して離間している状態を示す要部斜視図である。
本体ケーシング2内には、幅方向に互いに間隔を空けて対向する1対の本体側板81が設けられている。図13〜図16では、右側の本体側板81のみが図示されている。
本体側板81の前端部には、ドラムユニット4の各第2側板24の鍔部33に下側から当接し、ドラムユニット4を本体ケーシング2内に対してスライド自在に案内するためのころ部材82が設けられている。ころ部材82は、本体側板81から幅方向内側に延びるころ軸(図示せず)に回転可能に支持されている。
また、左右の本体側板81の後端部間には、1本の本体基準軸83が架設されている。
ドラムユニット4の本体ケーシング2内に対する装着の際には、まず、本体ケーシング2のフロントカバー3(図1参照)が開かれる。そして、ドラムユニット4の第2側板24の鍔部33の後端縁がころ部材82に対して上側から当接される。その後、ドラムユニット4が後方へ移動されることにより、第2側板24の鍔部33がころ部材82上をスライドして、ドラムユニット4が本体ケーシング2内へ案内される。ころ部材82が、鍔部33の前側に設けられた傾斜面34(図6A〜図7B参照)と当接することにより、ドラムユニット4が全体的に下方に移動した後、第1側板23の切欠部31が本体基準軸83に上方および前方から当接し、支持軸25の両端部が本体側板81に設けられた溝部130を後側かつ下側に押すことによって、それ以上のドラムユニット4の押し込みが規制される。これにより、ドラムユニット4の本体ケーシング2内に対する装着が完了する。
尚、ドラムユニット4の本体ケーシング2からの離脱は、上述の逆となる。
5.離間機構
本体ケーシング2内には、各現像カートリッジ8を各感光ドラム5に対して接触する第1位置と、各感光ドラム5に対して離間する第2位置とに変位させるための離間機構91が設けられている。
離間機構91は、1対の直動部材の一例としての直動カム92と、各直動カム92を前後方向に直線移動可能に保持するレール93と、1対の直動カム92を同期して直線移動させるための同期移動機構94とを備えている。
(1)直動カム
直動カム92は、本体ケーシング2内の左右方向両側に1対設けられる。図14、図15および図17には、右側の直動カム92のみが示されている。左右の直動カム92は、同じ構成であるので、以下では、右側の直動カム92について説明する。
直動カム92は、本体部95と、本体部95の内側面に設けられた4つのカム部96とを一体的に備えている。
本体部95は、図13に示すように、前後方向に延びる側面視略細長矩形状に形成され、その後端部が上面から側面視矩形状に切り欠かれている。また、本体部95は、断面略コ字状に形成され、その上端縁および下端縁が幅方向内側に向かって屈曲されている。
4つのカム部96は、各色の現像カートリッジ8(図3参照)に対応して設けられている。カム部96は、本体部95の内側面において互いに間隔を隔てて、幅方向内側に向かって突出し、側面視略矩形状に形成されている。カム部96の後端部は、その下端縁から後側上方へ向けて傾斜する第1傾斜面97を形成している。さらにカム部96の下端部は、本体部95側から幅方向内側上方へ向けて傾斜する傾斜面の一例としての第2傾斜面98を形成している。
また、後側3つのカム部(最前方のカム部96以外の3つのカム部96)は、互いに隣り合うカム部96の間隔が等しくなるように形成されている。最後方のカム部96は、これに隣り合うカム部96との間隔が後側3つのカム部96間の間隔よりも大きい間隔となるように形成されている。
(2)レール
レール93は、本体ケーシング2内の左右方向両側に1対設けられる。ここでは、左右のレール93は、同じ構成であるので、以下では、右側のレール93について説明する。
レール93は、図14に示すように、本体側板81に対して固定され、前後方向に延びる側面視略矩形状の本体部99と、本体部99の上端縁から幅方向内側に向けて延びる第1鍔部100と、本体部99の下端縁から幅方向内側に向けて延びる第2鍔部101とを備えている。
第2鍔部101は、その幅方向内側端縁からさらに上方へ向けて延びる止め部102を有している。止め部102の前後方向途中部には、その上端から切り欠かれた形状の4つの凹部103が形成されている。
本体部99および第1鍔部100の後端部には、上面から側面視矩形状に切り欠かれた切欠部104が形成されている。第2鍔部101上には、直動カム92が、幅方向内側にカム部96が突出するように配置されている。直動カム92は、レール93に沿ってスライド自在に設けられており、直動カム92の後端部は、直動カム92の位置にかかわらず、切欠部104から上方に常に露出している。
(3)同期移動機構
同期移動機構94は、たとえば、左側の直動カム92の直線移動に伴って、その左側の直動カム92から右側の直動カム92に直線移動のための駆動力を伝達する構成になっている。
すなわち、同期移動機構94は、左側の直動カム92の後端部の上面に形成された左側ラックギヤ(図示せず)と、この左側ラックギヤと噛合する左側ピニオンギヤ110と、右側の直動カム92の後端部の上面に形成された右側ラックギヤ(図示せず)と、この右側ラックギヤと噛合する右側ピニオンギヤ111と、左側ピニオンギヤ110と、右側ピニオンギヤ111とが相対回転不能に取り付けられる連結軸112とを備えている。
また、左側の直動カム92には、図示しないモータからの駆動力が入力される。
(4)離間押圧動作
図14〜図17を主に参照して、離間機構91の動作を説明する。
図14に示すように、本体ケーシング2内にドラムユニット4が装着され、直動カム92が最前方位置に移動されている状態では、各カム部96の第1傾斜面97とそれらの各後方に配置される移動部材61の入力部72とが、前後方向に間隔を隔てた非接触状態で対向している。最前方のカム部96の第1傾斜面97とその後方に配置される移動部材61の入力部72との間には、後側3つのカム部96の第1傾斜面97とそれらの各後方に配置される移動部材61の入力部72との間の間隔よりも大きな間隔が形成されている。
この状態では、各現像カートリッジ8が、現像ローラ7と感光ドラム5とが接触する接触位置に配置されている。そして、各押圧カム76が、各現像カートリッジ8の現像押圧ボス62に上方から当接して、各現像押圧ボス62を下方に向けて押圧している。
この状態から、図示しないモータの駆動力が左側の直動カム92の入力ラックギヤに入力されて、左側の直動カム92が後方に移動されると、この左側の直動カム92の移動に伴って、左側ピニオンギヤ110が回転し、この左側ピニオンギヤ110の回転が連結軸112を介して右側ピニオンギヤ111に伝達され、右側ピニオンギヤ111が左側ピニオンギヤ110と同方向に回転することにより、右側の直動カム92が後方に移動する。
直動カム92の後方への移動が進むと、後側3つのカム部96の第1傾斜面97が、それらの各後下方に配置される移動部材61の入力部72に当接して、後側3つの移動部材61の入力部72を後側下方に向けて押圧する。この押圧により、各移動部材61は、支持軸60を支点として、後側下方に回動する。図16に示すように、移動部材61の回動の途中で、各移動部材61のボス73は、第2側板24の当接溝50の下面に上方から当接する。このとき、当接溝50には、後側かつ下側方向への分力をもつ力がかかる。
直動カム92の後方への移動が進み、移動部材61の入力部72がカム部96の第1傾斜面97上を前方に移動すると、移動部材61は、ボス73を支点として回動する。すなわち、入力部72の後側下方への移動に伴って、作用部71が前側上方へと持ち上げられる。よって、作用部71を回動可能に支持している支持軸60を介して、現像カートリッジ8に前側上方へ向かう押圧力が付与される。これにより、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色に対応する現像カートリッジ8は、押圧カム76から付与される押圧力に抗して、上方に持ち上げられていく。
そして、直動カム92の後方への移動がさらに進み、図15に示すように、後側3つのカム部96の第2傾斜面98に移動部材61の入力部72が当接すると、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色に対応する現像カートリッジ8が第2位置に配置され、各現像カートリッジ8の現像ローラ7が感光ドラム5から大きく離間する。このとき、ブラックの現像カートリッジ8の現像押圧ボス62は、押圧カム76により押圧されている。これにより、ブラックの現像カートリッジ8の現像ローラ7のみが感光ドラム5に押圧された状態となる。また、このとき、後側3つの移動部材61の入力部72は、レール93の凹部103に入り込む。また、第2傾斜面98は、本体部95側から幅方向内側上方へ向けて傾斜している。そのため、カム部96の第2傾斜面98から移動部材61の入力部72に加えられる押圧力は、幅方向内側に向かう方向の力成分を含む。その結果、現像カートリッジ8を幅方向に位置決めすることができる。
その後、直動カム92の後方への移動がさらに進むと、最前のカム部96の第1傾斜面97が、その後方に配置される移動部材61の入力部72に当接して、最前の移動部材61の一端部を後側下方に向けて押圧する。この押圧により、移動部材61は、支持軸60を支点として、後方に回動する。図16に示すように、移動部材61の回動の途中で、移動部材61のボス73は、第2側板24の当接溝50の下面に上方から当接する。
直動カム92の後方への移動が進み、移動部材61の入力部72がカム部96の第1傾斜面97上を前方に移動すると、移動部材61は、ボス73を支点として回動する。すなわち、入力部72の下方への移動に伴って、作用部71が上方へと持ち上げられる。よって、作用部71を回動可能に支持している支持軸60を介して、現像カートリッジ8に上方へ向かう押圧力が付与される。これにより、ブラックの現像カートリッジ8は、押圧カム76から付与される押圧力に抗して、上方に持ち上げられていく。
そして、直動カム92の後方への移動がさらに進み、図17に示すように、最前のカム部96の第2傾斜面98に移動部材61の入力部72が当接すると、ブラックの現像カートリッジ8が第2位置に配置され、ブラックの現像カートリッジ8の現像ローラ7が感光ドラム5から大きく離間する。これにより、すべての現像カートリッジ8の現像ローラ7が感光ドラム5から離間された状態となる。
このとき、最前の移動部材61の入力部72は、レール93の凹部103に入り込む。また、移動部材61が第2傾斜面98と接しているため、現像カートリッジ8は、第2傾斜面98によって幅方向に位置決めされる。
なお、図17に示す状態から、直動カム92を前方に移動させることにより、図14および図15にそれぞれ示す状態に戻すことができる。このとき、各カム部96の第1傾斜面97とその後方に位置する移動部材61の入力部72とが離間されると、移動部材61から現像押圧ボス62に付与された上方向の力が解除される。すると、現像カートリッジ8は、押圧カム76によって下方に押圧され、現像ローラ7と感光ドラム5とが接触する接触位置に配置される。
10.作用効果
以上のように、ドラムユニット4には、4つの感光ドラム5が並列に配置された状態で保持されている。また、ドラムユニット4には、現像ローラ7を保持する現像カートリッジ8が着脱可能に装着される。各現像カートリッジ8には、移動部材61が設けられている。各移動部材61は、現像カートリッジ8に設けられた支持軸60に揺動可能に支持されている。そして、ドラムユニット4は、本体ケーシング2内に対して、前後方向に沿って移動可能に装着される。本体ケーシング2内には、直動カム92が前後方向に直線移動可能に設けられている。
移動部材61のボス73は、移動部材61の回動の途中でドラムユニット4に当接する。すなわち、直動カム92の移動により、移動部材61の入力部72に直動カム92から押圧力が入力された直後は、移動部材61とドラムユニット4とが当接していない。したがって、ドラムユニット4に直動カム92の移動方向(前後方向)の力が加わるおそれがない。そして、移動部材61の入力部72に直動カム92から押圧力が入力されると、移動部材61は、支持軸60を中心に回動される。これにより、直動カム92の移動方向(前後方向)の力が、移動部材61の回動方向(略上下方向)の力に変換される。また、ボス73は当接溝50を下側かつ後ろ側へ押すので、当接後もドラムユニット4の受ける力はドラムユニット4の位置決め方向と一致し、ドラムユニット4の位置がずれることがない。
そして、直動カム92のさらなる直線移動により、移動部材61がさらに回動されると、移動部材61の作用部71から現像カートリッジ8に力が付与され、現像ローラ7が感光ドラム5に接触する第1位置から現像ローラ7が感光ドラム5から離間する第2位置へと現像カートリッジ8が移動される。これにより、現像ローラ7を感光ドラム5から離間させることができる。
このように、現像ローラ7が感光ドラム5から離間されるときに、本体ケーシング2に対するドラムユニット4の位置がずれることを防止することができる。
また、移動部材61は、支持軸60と直交する方向に延びる本体部70を有している。支持軸60は、本体部70の長手方向の一端部を回動可能に支持している。入力部72は、本体部70の長手方向の他端部であり、ボス73は、本体部70の長手方向の途中部に設けられている。
これにより、直動カム92の直線移動により、移動部材61の入力部72に直動カム92から押圧力が入力されると、移動部材61は、その一端部を支持する支持軸60を中心として回動する。移動部材61の途中部には、ボス73が設けられているので、移動部材61の回動により、移動部材61のボス73をドラムユニット4に当接させることができる。
また、移動部材61は、ボス73がドラムユニット4に当接した状態における入力部72への押圧力の入力により、ボス73を支点として回動する。これにより、支持軸60により支持される移動部材61の一端部は、移動部材61のボス73を支点とする梃子の原理により、入力部72の回動方向(略下方)と逆方向(略上方)に移動される。そのため、現像カートリッジ8は、支持軸60を介して移動部材61の一端部の移動方向に移動される。その結果、簡素な構成で現像カートリッジ8を第1位置から第2位置へと移動させることができる。
また、移動部材61のボス73は、本体部70から支持軸60と平行な方向に突出している。これにより、ボス73がドラムユニット4に当接するまでの移動部材61の回動軸線と、ボス73がドラムユニット4に当接した状態における移動部材61の回動軸線とを平行にすることができるので、直動カム92の移動に伴って、支持軸60を中心とする移動部材61の回動から、ボス73を中心とする移動部材61の回動へとスムーズに移行させることができる。
また、本体ケーシング2は、幅方向に延びる本体基準軸83を有している。ドラムユニット4は、本体ケーシング2内に装着された状態で、本体基準軸83に対して当接する。この当接により、ドラムユニット4が本体ケーシング2に対して位置決めされる。そして、直動カム92から各移動部材61の入力部72に入力される押圧力の方向は、ドラムユニット4が本体基準軸83に対して当接する方向(図14における後側かつ下側方向)と略同一である。そのため、たとえ直動カム92から移動部材61を介してドラムユニット4に力が作用したとしても、その力は、ドラムユニット4が本体基準軸83に対して当接する方向と略同一方向の力である。よって、現像ローラ7が感光ドラム5から離間されるときに、本体ケーシング2に対するドラムユニット4の位置がずれることを防止することができる。
また、直動カム92には、移動部材61に対応して、移動部材61の入力部72を押圧するためのカム部96が設けられている。カム部96が移動部材61の入力部72に当接されると、カム部96により移動部材61の入力部72が押圧される。一方、カム部96が移動部材61の入力部72から離間されると、カム部96による移動部材61の入力部72の押圧が解除される。そのため、直動カム92にカム部96を設けるという簡素な構成により、移動部材61を揺動させることができ、現像ローラ7を感光ドラム5から離間させることができる。
また、直動カム92の直線移動により、すべてのカム部96が移動部材61の入力部72に当接する第1状態と、ブラックの現像カートリッジ8に対応するカム部96が移動部材61の入力部72に当接し、その他のカム部96が移動部材61の入力部72から離間する第2状態と、すべてのカム部96が移動部材61の入力部72から離間する第3状態とに切り換えることができる。
また、現像カートリッジ8は、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色に対応して設けられている。第1状態では、全色の移動部材61の入力部72にカム部96が当接することにより、全色の現像ローラ7が感光ドラム5から離間する。第2状態では、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応する各移動部材61の入力部72にカム部96が当接することにより、イエロー、マゼンタおよびシアンの現像ローラ7が感光ドラム5から離間し、ブラックの現像ローラ7が感光ドラム5に接触する。第3状態では、全色の移動部材61の入力部72からカム部96が離間することにより、全色の現像ローラ7が感光ドラム5に接触する。そのため、モノクロ画像の形成時に第2状態とすることにより、イエロー、マゼンタおよびシアンの現像ローラ7の消耗を防止することができる。
また、カム部96における移動部材61の入力部72との当接面は、感光ドラム5の軸方向に対して傾斜する第2傾斜面98に形成されている。そのため、カム部96から移動部材61の入力部72に加えられる押圧力は、感光ドラム5の軸方向(幅方向)の力成分を含む。その結果、ドラムユニット4に幅方向の力が作用するので、その幅方向にドラムユニット4を位置決めすることができる。
また、各現像カートリッジ8に対応して、現像カートリッジ8を現像ローラ7と感光ドラム5との対向方向に押圧するための押圧機構75が設けられている。この押圧機構75により、現像ローラ7を感光ドラム5に押圧させることができる。その結果、現像ローラ7から感光ドラム5に現像剤を良好に供給することができる。
また、ドラムユニット4に、第2支持軸39が突設されている。第2支持軸39には、押圧カム76が揺動可能に支持され、ばね77により、押圧カムが現像カートリッジ8の現像押圧ボス62に弾性的に押圧される。この押圧により、現像ローラ7を感光ドラム5に押圧させることができる。
また、移動部材61は、現像カートリッジ8の左右両側に設けられている。これにより、直動カム92の直線移動によって移動部材61が揺動されたときに、現像カートリッジ8に対して、第1位置から第2位置へ向かう方向の力を左右両側に均等に付与することができる。その結果、現像カートリッジ8の姿勢が現像ローラ7の軸線方向に対して傾斜することなく、現像カートリッジ8を第1位置から第2位置へと移動させることができる。
また、現像ローラ7と感光ドラム5との対向方向において、移動部材61は、現像ローラ7側から作用部71、ボス73および入力部72の順に配置されている。これにより、移動部材61の作用部71が現像ローラ7に最も近い位置に配置されるので、作用部71が現像ローラ7から遠い位置に配置されている構成と比較して、感光ドラム5に対する現像ローラ7の離間の間隔を精度よく一定にすることができる。
11.他の実施形態
図18は、本発明の他の実施形態に係る現像カートリッジの右前側上方から見た斜視図であり、現像カートリッジが第1位置にある状態を示す。図19は、本発明の他の実施形態に係る現像カートリッジの右前側上方から見た斜視図であり、現像カートリッジが第2位置にある状態を示す。
上述の実施形態では、図8および図9に示すように、移動部材61が幅方向において現像カートリッジ8の両側に1対設けられている構成を例に挙げたが、図18および図19に示すように、左右1対の移動部材61は、連結部120によってその各上端部(入力部72)同士が連結されていてもよい。
この場合、連結部120は、正面視略コ字状に形成され、その各遊端部が左右の移動部材61の各入力部72に連結される。また、連結部120の途中部は、現像フレーム51の上壁58の上方に配置される。これにより、連結部120を把持して、現像カートリッジ8を操作(ドラムユニット4に対する着脱操作など)することができる。また、左右1対の移動部材61および連結部120は、樹脂成形によって一体的に形成することができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのプリンタの一実施形態を示す側断面図である。 図2は、ドラムユニットの左前上側から見た斜視図であり、1つの現像カートリッジが装着され、その他の現像カートリッジが離脱された状態を示す。 図3は、ドラムユニットの左前上側から見た斜視図であり、1つの現像カートリッジが着脱途中であり、その他の現像カートリッジが離脱された状態を示す。 図4は、ドラムユニットの正面図である。 図5は、第1側板の左側面図である。 図6Aは、左側の第2側板の左側面図である。 図6Bは、左側の第2側板の右側面図である。 図7Aは、右側の第2側板の左側面図である。 図7Bは、右側の第2側板の右側面図である。 図8は、現像カートリッジの右前側上方から見た斜視図であり、現像カートリッジが第1位置にある状態を示す。 図9は、現像カートリッジの右前側上方から見た斜視図であり、現像カートリッジが第2位置にある状態を示す。 図10は、ドラムユニットの要部斜視図であり、現像カートリッジがドラムユニットに装着された状態において、現像カートリッジの移動部材および現像押圧ボス以外の部分が省略されている。 図11は、ドラムユニットを左側から見た一部断面図である。 図12は、現像カートリッジがドラムユニットに装着された状態における、現像カートリッジと感光ドラムおよび押圧機構との位置関係を示す模式的な側面図である。 図13は、直動カムの側面図である。 図14は、すべての現像カートリッジが感光ドラムに対して圧接している状態を示す要部斜視図である。 図15は、ブラックの現像カートリッジのみが感光ドラムに対して圧接している状態を示す要部斜視図である。 図16は、現像カートリッジが感光ドラムから離間している状態における、現像カートリッジと感光ドラムおよび押圧機構との位置関係を示す模式的な側面図である。 図17は、すべての現像カートリッジが感光ドラムに対して離間している状態を示す要部斜視図である。 図18は、本発明の他の実施形態に係る現像カートリッジの右前側上方から見た斜視図であり、現像カートリッジが第1位置にある状態を示す。 図19は、本発明の他の実施形態に係る現像カートリッジの右前側上方から見た斜視図であり、現像カートリッジが第2位置にある状態を示す。
符号の説明
1 プリンタ
2 本体ケーシング
4 ドラムユニット
5 感光ドラム
7 現像ローラ
8 現像カートリッジ
39 第2支持軸
60 支持軸
61 移動部材
62 現像押圧ボス
70 本体部
71 作用部
72 入力部
73 ボス
75 押圧機構
76 押圧カム
77 押圧ばね
83 本体基準軸
92 直動カム
96 カム部
98 第2傾斜面
120 連結部

Claims (13)

  1. 装置本体と、
    複数の感光ドラムを並列に配置した状態で一体的に保持し、前記装置本体内に対して前記感光ドラムの並び方向に沿って移動可能に装着されるタンデム型感光体ユニットと、
    各前記感光ドラムに対応して設けられ、当該対応する前記感光ドラムに現像剤を供給するための現像ローラを保持し、前記タンデム型感光体ユニットに対して着脱可能に装着される現像カートリッジと、
    前記装置本体内に前記並び方向に直線移動可能に設けられた直動部材と、
    各前記現像カートリッジに設けられた支持軸と、
    各前記支持軸に揺動可能に支持されて、前記直動部材が直線移動中に当接する位置に配置される移動部材とを備え、
    前記移動部材は、
    前記支持軸と直交する方向に延び、長手方向の一端部が前記支持軸に支持される本体部と、
    前記本体部の長手方向の他端部に設けられ、前記直動部材の当該移動部材への当接後の直線移動に伴って、前記直動部材により押圧力が入力される入力部と、
    前記本体部の一端部と他端部との間の途中部に設けられ、前記入力部への押圧力の入力により当該移動部材が前記支持軸を中心に回動する途中で、前記タンデム型感光体ユニットに当接する当接部と、
    前記タンデム型感光体ユニットに対する前記当接部の当接後の前記入力部への押圧力の入力により、当該移動部材が前記途中部を支点として回動して、前記支持軸に対して、前記現像カートリッジを前記現像ローラが前記感光ドラムに接触する第1位置から前記現像ローラが前記感光ドラムから離間する第2位置へ移動させるための力を付与する作用部とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記途中部は、前記本体部から前記支持軸と平行な方向に突出するボスである、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記装置本体は、前記感光ドラムの軸方向に延びる本体基準軸を有し、
    前記タンデム型感光体ユニットは、前記装置本体内に装着された状態で、前記本体基準軸に対して当接し、
    前記タンデム型感光体ユニットが前記本体基準軸に対して当接する方向と、前記直動部材から各前記移動部材の前記入力部に入力される押圧力の方向とは、略同一であることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記直動部材は、各前記移動部材に対応して設けられ、前記移動部材の前記入力部に当接して、当該入力部を押圧するためのカム部を備えていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記カム部は、前記直動部材の直線移動により、すべての前記カム部が前記移動部材の前記入力部に当接する第1状態と、少なくとも1つの前記カム部が前記移動部材の前記入力部に当接する第2状態と、すべての前記カム部が前記移動部材の前記入力部から離間する第3状態とを取り得るように配置されていることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記現像カートリッジは、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色に対応して設けられており、
    前記第2状態は、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応する各前記移動部材の前記入力部に前記カム部が当接し、ブラックに対応する前記移動部材の前記入力部から前記カム部が離間する状態であることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記カム部における前記移動部材の前記入力部との当接面は、前記感光ドラムの前記軸方向に対して傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴とする、請求項4〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 各前記現像カートリッジに対応して設けられ、各前記現像カートリッジが前記タンデム型感光体ユニットに装着された状態で、各前記現像カートリッジを前記現像ローラと前記感光ドラムとの対向方向に押圧するための押圧機構を備えていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記押圧機構は、前記タンデム型感光体ユニットに突設された第2支持軸に揺動可能に支持されており、前記現像カートリッジに設けられた被押圧部に当接する押圧部材と、前記押圧部材を前記被押圧部に弾性的に押圧するばねとを備えている、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 画像形成装置の装置本体内に配置され、感光ドラムに現像剤を供給するための現像ローラを保持する現像カートリッジであって、
    支持軸と、
    前記支持軸に揺動可能に支持された移動部材とを備え、
    前記移動部材は、
    前記支持軸と直交する方向に延び、長手方向の一端部が前記支持軸に支持される本体部と、
    前記本体部の長手方向の他端部に設けられ、外部から押圧力が入力される入力部と、
    前記本体部の一端部と他端部との間の途中部に設けられ、前記入力部への押圧力の入力により当該移動部材が前記支持軸を中心に回動する途中で、前記装置本体内の所定部に当接する当接部と、
    前記所定部に対する前記当接部の当接後の前記入力部への押圧力の入力により、当該移動部材が前記途中部を支点として回動して、前記支持軸に対して、前記現像カートリッジを前記現像ローラが前記感光ドラムに接触する第1位置から前記現像ローラが前記感光ドラムから離間する第2位置へ移動させるための力を付与する作用部とを有している、現像カートリッジ。
  11. 前記移動部材は、前記現像ローラの軸線方向における前記現像カートリッジの両側に設けられている、請求項10に記載の現像カートリッジ。
  12. 各前記移動部材の前記入力部同士を連結する連結部を備える、請求項11に記載の現像カートリッジ。
  13. 前記現像ローラと前記感光ドラムとの対向方向において、前記移動部材は、前記現像ローラ側から前記作用部、前記当接部および前記入力部の順に配置されている、請求項10〜12のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
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