JP4780191B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、この発明によれば、各感光体の長手方向他端部には、各感光体に駆動力を伝達するためのカップリング部がそれぞれ設けられている。
そのため、感光体の揺動支点であり、感光体が揺動したときに位置が変動しにくい感光体の長手方向他端部において、感光体に駆動力を伝達することができる。
また、カップリング部により、感光体の長手方向他端部において、感光体の長手方向から駆動力を入力することができる。
これにより、感光体が揺動したとしても、感光体の長手方向に沿う駆動入力が解除されることがないので、感光体の長手方向他端部において、感光体への駆動伝達を解除することなく、感光体をエンドレスベルトから離間させることができる。
その結果、各感光体への駆動伝達を解除する機構を備える必要がなく、簡易な構成により、感光体を、長手方向全部にわたってエンドレスベルトから離間させることができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタを示す側断面図である。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、画像形成部4を収容する側面視略矩形状のボックス状に形成されており、その一方側壁には、後述するプロセスユニット10を着脱させるためのフロントカバー5が設けられている。
(2)給紙部
給紙部3は、用紙Pを収容する給紙トレイ6を備えている。給紙トレイ6は、本体ケーシング2内の底部に着脱自在に装着されている。給紙トレイ6の前端部上方には、給紙ローラ7と、Uターンパスからなる給紙パス8とが配置されている。
(3)画像形成部
画像形成部4は、スキャナユニット9、感光体ユニットの一例としてのプロセスユニット10、転写ユニット11、および定着ユニット12を備えている。
(3−1)スキャナユニット
スキャナユニット9は、本体ケーシング2の上部に配置されている。スキャナユニット9は、鎖線で示すように、4つの感光ドラム15(後述)に向けて、画像データに基づくレーザビームをそれぞれ出射し、感光ドラム15(後述)を露光する。
(3−2)プロセスユニット
(3−2−1)プロセスユニットの構成
プロセスユニット10は、スキャナユニット9の下方であって、給紙部3の上方に配置されており、1つのプロセスフレーム13と、各色に対応する4つの現像カートリッジ14とを備えている。
(3−2−2)プロセスユニットでの現像動作
現像カートリッジ14内のトナーは、供給ローラ(図示せず)に供給され、さらに、現像ローラ17に供給され、供給ローラ(図示せず)と現像ローラ17との間で正極性に摩擦帯電される。
(3−3)転写ユニット
転写ユニット11は、本体ケーシング2内において、給紙部3の上方であって、プロセスユニット10の下方において、前後方向に沿って配置されている。この転写ユニット11は、駆動ローラ18、従動ローラ19、各感光ドラム15と接触するエンドレスベルトの一例としての搬送ベルト20、および転写部材の一例としての転写ローラ21を備えている。
(3−4)定着ユニット
定着ユニット12は、転写ユニット11の後方に配置され、加熱ローラ22、および加熱ローラ22に対向する加圧ローラ23を備えている。転写ユニット11において、用紙Pに転写されたカラー画像は、用紙Pが加熱ローラ22と加圧ローラ23との間を通過する間に、加熱および加圧されることによって用紙Pに熱定着される。
(4)排紙
トナー像が定着した用紙Pは、Uターンパスからなる排紙パス(図示せず)を通過して、排紙ローラ24に向けて搬送され、排紙ローラ24によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ25上に排紙される。
2.プロセスユニットの詳細
図2は、図1に示すカラーレーザプリンタを説明するための説明図である。図3は、図1に示すカラーレーザプリンタの正面視における断面図である。図4は、図3に対応し、感光ドラムを搬送ベルトから離間した状態を示す断面図である。図5、図6および図7は、図4に示す感光ドラムの揺動を説明するための説明図であって、図5は、ドラム側突部が上下方向に沿う状態、図6は、本体側突部が上下方向に沿う状態、図7は、ドラム側突部および本体側突部がともに上下方向に沿わない状態を示す。図8は、図4に示す感光ドラムの左端部の要部拡大図である。図9は、図4に示す感光ドラムの左端部の分解斜視図である。
3.本体ケーシングの詳細
定着ユニット12は、図2に示すように、直動カム駆動部材67を備えている。なお、直動カム駆動部材67は、直動カム35、直動カム支持部38、ドラム軸ガイド溝39および中継ギヤ41とともに離間機構を構成する。
4.プロセスユニットの本体ケーシングへの装着
図10、図11は、プロセスユニットの本体ケーシングへの装着を説明する説明図であって、図10は、装着前の状態、図11は、装着後の状態を示す。
5.プロセスユニットの動作
図12は、プロセスユニットの本体ケーシング内における動作を説明する説明図である。
6.作用効果
(1)このカラーレーザプリンタ1によれば、図4に示すように、イエロー、マゼンタ、シアンに対応する感光ドラム15の右端部のドラム軸46を、直動カム35によってカム溝45に沿って押圧して、感光ドラム15を、左右方向全部にわたって搬送ベルト20から離間させる離間機構を備えている。
(2)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図4に示すように、離間機構は、感光ドラム15の右端部のドラム軸46を押圧し、感光ドラム15の左端部のドラム軸46を支点として、感光ドラム15を揺動させることにより、感光ドラム15を搬送ベルト20から離間させる。
(3)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図3および図4に示すように、転写ローラ21は、感光ドラム15が搬送ベルト20から離間されているときには、感光ドラム15が搬送ベルト20と接触されているときに配置される接触位置よりも上側の離間位置に配置される。一方、感光ドラム15は、離間位置よりも上側に配置されるように、上方に押圧される。
(4)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図3および図4に示すように、各感光ドラム15の左端部のドラム軸46には、各感光ドラム15に駆動力を伝達するためのドラムカップリング部36がそれぞれ設けられている。
(5)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図11および図12に示すように、感光ドラム15を押圧する直動カム35は、全ての感光ドラム15を搬送ベルト20に接触させる第1位置と、黒色の画像を形成する感光ドラム15を搬送ベルト20に接触させるとともに、それ以外の感光ドラム15を揺動させる第2位置とに移動する。
(6)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図11および図12に示すように、直動カム35に形成されるカム溝45により、感光ドラム15の揺動が案内される。
(7)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図3に示されるように、感光ドラム15の左端部のドラム軸46は、搬送ベルト20の外側に配置されている。
(8)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図3および図4に示すように、現像ローラ17は、感光ドラム15にそれぞれ上下方向において隣接するように設けられ、対応する感光ドラム15とともに揺動する。また、現像ローラ17には、左端部において、各現像ローラ17に駆動力を伝達するための現像カップリング部52が設けられている。
(9)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図10に示すように、各現像ローラ17をそれぞれ収容し、各感光ドラム15に対して接離可能な現像カートリッジ14を備えている。
(10)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図10に示すように、各感光ドラム15を支持するプロセスユニット10を備えている。
(11)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図2に示すように、プロセスユニット10には、右側側板31Rに、上下方向に沿って感光ドラム15の揺動を案内するドラム軸ガイド溝39が、形成されている。
(12)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図8に示すように、左側側板31Lに支持されている部分を支点として、各感光ドラム15を揺動させることができる。
10 プロセスユニット
14 現像カートリッジ
15 感光ドラム
17 現像ローラ
20 搬送ベルト
21 転写ローラ
35 直動カム
36 ドラムカップリング部
39 ドラム軸ガイド溝
45 カム部
52 現像カップリング部
65 圧縮ばね
Claims (11)
- 間隔を隔てて並列配置される複数の感光体と、
各前記感光体と接触するエンドレスベルトと、
少なくとも1つの前記感光体を、その長手方向一端部のみを押圧して、長手方向全部にわたって前記エンドレスベルトから離間させる離間機構と、
駆動源からの駆動力が入力される駆動入力部と、
各前記感光体の長手方向他端部に設けられ、前記駆動入力部に連結されて、前記駆動入力部からの駆動力を各前記感光体に伝達するカップリング部と
を備え、
前記感光体は、前記カップリング部と前記駆動入力部との連結が維持されたまま、前記エンドレスベルトから離間されることを特徴とする、画像形成装置。 - 前記離間機構は、前記感光体の長手方向他端部を支点として、前記感光体を揺動させることにより、前記感光体を前記エンドレスベルトから離間させることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 各前記感光体と前記エンドレスベルトを挟んで対向するように配置され、各前記感光体に向かって付勢される複数の転写部材を備え、
前記転写部材は、
前記感光体が前記エンドレスベルトと接触されているときには、接触位置に、
前記感光体が前記エンドレスベルトから離間されているときには、前記転写部材の付勢方向において、前記接触位置よりも下流側の離間位置に配置され、
前記感光体は、前記離間位置よりも前記付勢方向下流側に配置されるように、押圧されることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記感光体の並列方向に沿って往復移動可能であり、前記感光体を押圧する往復移動部材を備え、
前記往復移動部材は、
全ての前記感光体を前記エンドレスベルトに接触させる第1位置と、
黒色の画像を形成する前記感光体を前記エンドレスベルトに接触させるとともに、それ以外の前記感光体を揺動させる第2位置と
に移動することを特徴とする、請求項2または3に記載の画像形成装置。 - 前記往復移動部材には、前記感光体の揺動を案内する第1ガイド部が形成されていることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記感光体の長手方向他端部は、前記エンドレスベルトの外側に配置されていることを特徴とする、請求項2ないし5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 各前記感光体にそれぞれ隣接する現像ローラを備え、
各前記現像ローラには、前記長手方向他端部において、各前記現像ローラに駆動力を伝達するための現像カップリング部が設けられており、
前記現像ローラは、対応する前記感光体とともに揺動することを特徴とする、請求項2ないし6のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 各前記現像ローラをそれぞれ収容する現像カートリッジを備え、
各前記現像カートリッジは、各前記感光体に対して、接離可能に隣接していることを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。 - 各前記感光体を支持する感光体ユニットを備えていることを特徴とする、請求項2ないし8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記感光体ユニットは、間隔を隔てて対向配置され、各前記感光体の長手方向両端部を支持する1対の側板を備え、
前記長手方向一方側の前記側板には、前記並列方向および前記長手方向の両方と直交する方向に沿って前記感光体の揺動を案内する第2ガイド部が、形成されていることを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置。 - 各前記感光体は、前記長手方向他方側の前記側板に支持されている部分を支点として揺動されることを特徴とする、請求項9または10に記載の画像形成装置。
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