JP4957757B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式のカラープリンタなどの画像形成装置に関する。
電子写真方式のタンデムタイプのカラープリンタなどの画像形成装置には、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの4色に対応する感光体と搬送ベルトとが対向配置されている。
しかし、これらの感光体は、常時、搬送ベルトと接触しているため、例えば、ブラックのみの画像を形成する場合であっても、残りのイエロー、マゼンタ、シアンの感光体が劣化してしまうという不具合がある。
そこで、このような感光体の劣化を防止する画像形成装置として、たとえば、イエロー、マゼンタ、シアンの画像形成部を1つのカラー画像形成ユニットに構成し、ブラックの画像形成部を1つのユニットに構成し、ブラックの画像を形成するときには、カラー画像形成ユニットを搬送ベルトから離間させるカラー画像記録装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−281770号公報
しかるに、上記した特許文献1では、感光体の長手方向において、カラー画像形成ユニットの両端部を、偏心カムで押圧または押圧解除することにより、カラー画像形成ユニットを昇降させている。
詳しくは、カラー画像形成ユニットを偏心カムで下方から押圧することによって上昇させ、感光体を搬送ベルトから離間させている。また、偏心カムの押圧を解除することによってカラー画像形成ユニットを下降させ、感光体を搬送ベルトに接触させている。
そのため、カラー画像形成ユニットを昇降させる構成に、偏心カムや複雑なギヤ列などが用いられており、感光体を搬送ベルトに接触または離間させる構成が、複雑化している。
そこで、本発明の目的は、簡易な構成により、感光体をエンドレスベルトから離間させることができる画像形成装置を提供することにある。
上記した目的を達成するため、本発明は、画像形成装置であって、装置本体と、間隔を隔てて並列配置され、各色に対応して設けられる複数の感光体と、各前記感光体と接触するエンドレスベルトと、各前記感光体のうちブラックに対応する前記感光体を保持し、前記感光体の並列方向に沿って前記装置本体に対して引き出し可能に設けられる引出部材と、各前記感光体のうちブラック以外の各色に対応する各前記感光体を一体的に保持し、前記引出部材に対して着脱自在に設けられる第1保持部材と、前記並列方向に沿って往復移動可能に前記引出部材に設けられ、前記感光体の長手方向における前記第1保持部材の一端部を押圧して、ブラック以外の各色に対応する各前記感光体を、前記長手方向すべてにわたって、前記エンドレスベルトから離間させる往復移動部材とを備えることを特徴としている。
本発明によれば、ブラック以外の各色に対応する各感光体を一体的に保持する第1保持部材と、感光体の長手方向において、第1保持部材の長手方向一端部を押圧して、ブラック以外の各色に対応する各感光体を、長手方向すべてにわたって、エンドレスベルトから離間させる往復移動部材とを備えている。
そのため、往復移動部材によって、第1保持部材の長手方向一端部を押圧すれば、第1保持部材に保持されるブラック以外のすべての感光体を、長手方向すべてにわたってエンドレスベルトから離間させることができる。
その結果、各感光体の長手方向両端部をエンドレスベルトから離間させる構成に比べて、簡易な構成により、ブラック以外のすべての感光体をエンドレスベルトから離間させることができる。
本発明の画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタを示す側断面図である。 図1に示すカラーレーザプリンタを右前側から見た斜視図であって、プロセスユニットが引き出され、カラーユニットおよびブラックユニットがプロセスユニットから離脱された状態を示す。 図2に示すカラーレーザプリンタの左側面図である。 図2に示すカラーレーザプリンタを左前側から見た斜視図である。 図4に示す感光ドラムの左端部の分解斜視図である。 図1に示すカラーレーザプリンタを右前側から見た斜視図であって、プロセスユニットが引き出され、カラーユニットおよびブラックユニットがプロセスユニットに装着された状態を示す。 図6に示すカラーレーザプリンタを左前側から見た斜視図である。 図1に示すカラーレーザプリンタを右前側から見た断面斜視図であって、プロセスユニットが本体ケーシング内に収容された状態を示す。 図1に示すカラーレーザプリンタを右前側から見た断面斜視図であって、直動カムが前方にスライドし、カラーユニットが揺動された状態を示す。 図9に示すカラーレーザプリンタを左前側から見た断面斜視図である。 図9に示すカラーユニットが揺動したときのドラムカップリング部および現像カップリング部の駆動伝達を説明するための説明図であって、ドラム側突部が上下方向に沿う状態を示す。なお、ドラムカップリングカバーおよび現像カップリングカバーの図示は省略している。 図9に示すカラーユニットが揺動したときのドラムカップリング部および現像カップリング部の駆動伝達を説明するための説明図であって、本体側突部が上下方向に沿う状態を示す。なお、ドラムカップリングカバーおよび現像カップリングカバーの図示は省略している。 図9に示すカラーユニットが揺動したときのドラムカップリング部および現像カップリング部の駆動伝達を説明するための説明図であって、ドラム側突部および本体側突部がともに上下方向に沿わない状態を示す。なお、ドラムカップリングカバーおよび現像カップリングカバーの図示は省略している。 本発明の画像形成装置の変形例を示す右前側から見た斜視図である。
1.カラーレーザプリンタの全体構成
図1に示すように、本発明の画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタ1は、横置きタイプのタンデム型カラーレーザプリンタである。カラーレーザプリンタ1は、装置本体の一例としての本体ケーシング2内に、用紙Pを給紙するための給紙部3と、給紙された用紙Pに画像を形成するための画像形成部4とを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、画像形成部4を収容する側面視略矩形状のボックス状に形成されており、その一方側壁には、後述するプロセスユニット10を着脱させるためのフロントカバー5が設けられている。
なお、以下の説明において、フロントカバー5が設けられる側(図1における左側)を前側とし、その反対側(図1における右側)を後側とする。また、カラーレーザプリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前側が右側であり、紙面奥側が左側である。
(2)給紙部
給紙部3は、用紙Pを収容する給紙トレイ6を備えている。給紙トレイ6は、本体ケーシング2内の底部に着脱自在に装着されている。給紙トレイ6の前端部上方には、給紙ローラ7と、Uターンパスからなる給紙パス8とが配置されている。
給紙ローラ7の回転により、給紙トレイ6に収容されている用紙Pが給紙パス8に向けて1枚ずつ給紙される。その後、用紙Pは、給紙パス8から、画像形成部4(感光ドラム15(後述)と搬送ベルト20(後述)との間)に向けて搬送される。
(3)画像形成部
画像形成部4は、スキャナユニット9、プロセスユニット10、転写ユニット11、および定着ユニット12を備えている。
(3−1)スキャナユニット
スキャナユニット9は、本体ケーシング2の上部に配置されている。スキャナユニット9は、破線で示すように、4つの感光ドラム15(後述)に向けて、画像データに基づくレーザビームをそれぞれ出射し、感光ドラム15(後述)を露光する。
(3−2)プロセスユニット
(3−2−1)プロセスユニットの構成
プロセスユニット10は、スキャナユニット9の下方であって、給紙部3の上方に配置されており、1つの引出部材の一例としてのプロセスフレーム13と、1つの第1保持部材の一例としてのカラーユニット26と、1つの第2保持部材の一例としてのブラックユニット27と、各色に対応する4つの現像カートリッジ14とを備えている。
プロセスフレーム13は、本体ケーシング2に対して、前後方向に沿ってスライド可能(前方に向かって引き出し可能)であり、カラーユニット26およびブラックユニット27を保持している。
カラーユニット26およびブラックユニット27は、プロセスフレーム13に対して着脱自在に設けられ、各色に対応する4つの感光体の一例としての感光ドラム15、および、各感光ドラム15に対応する4つの帯電ローラ16を保持している。具体的には、カラーユニット26は、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応する各感光ドラム15および各帯電ローラ16を一体的に保持し、ブラックユニット27は、ブラックに対応する感光ドラム15および帯電ローラ16を一体的に保持している。
各感光ドラム15は、左右方向に沿うように設けられ、前後方向に間隔を隔てて、前方から、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの順で並列配置されている。
各帯電ローラ16は、対応する感光ドラム15の後側において、感光ドラム15に対して隣接配置されている。
各現像カートリッジ14は、それぞれ、対応する感光ドラム15の上側に隣接配置され、現像ローラ17を備えている。
現像ローラ17は、現像カートリッジ14の下端から露出するように、現像カートリッジ14に回転自在に支持されており、感光ドラム15に対して上側から接触するように隣接配置されている。
なお、現像カートリッジ14は、現像ローラ17にトナーを供給する供給ローラ、現像ローラ17に供給されたトナーの厚みを規制する層厚規制ブレード(図示せず)を備え、それらの上方の空間には、各色に対応するトナーが収容されている。
(3−2−2)プロセスユニットでの現像動作
現像カートリッジ14内のトナーは、供給ローラ(図示せず)に供給され、さらに、現像ローラ17に供給され、供給ローラ(図示せず)と現像ローラ17との間で正極性に摩擦帯電される。
現像ローラ17に供給されたトナーは、現像ローラ17の回転に伴って、層厚規制ブレード(図示せず)によって厚さが規制され、一定厚さの薄層として現像ローラ17の表面に担持される。
一方、感光ドラム15の表面は、感光ドラム15の回転に伴って、帯電ローラ16により一様に正帯電された後、スキャナユニット9からのレーザビーム(図1破線参照。)の高速走査により露光される。これにより、用紙Pに形成すべき画像に対応した静電潜像が感光ドラム15の表面に形成される。
感光ドラム15がさらに回転すると、現像ローラ17の表面に担持され、かつ、正帯電されているトナーが、感光ドラム15の表面に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム15の静電潜像は可視像化され、感光ドラム15の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
(3−3)転写ユニット
転写ユニット11は、本体ケーシング2内において、給紙部3の上方であって、プロセスユニット10の下方において、前後方向に沿って配置されている。この転写ユニット11は、駆動ローラ18、従動ローラ19、各感光ドラム15と接触するエンドレスベルトの一例としての搬送ベルト20、および転写部材の一例としての転写ローラ21を備えている。
駆動ローラ18および従動ローラ19は、前後方向に間隔を隔てて対向配置されており、それらの周りに搬送ベルト20が巻回されている。
転写ローラ21は、各感光ドラム15と、搬送ベルト20を挟んで対向するように、各感光ドラム15に対応して、4つ設けられている。
そして、給紙部3から給紙された用紙Pは、搬送ベルト20によって、前側から後側に向かって、各感光ドラム15と各転写ローラ21とが対向する転写位置を順次通過するように搬送される。その搬送中に、各感光ドラム15に担持されている各色のトナー像が、用紙Pに順次転写され、カラー画像が形成される。
(3−4)定着ユニット
定着ユニット12は、転写ユニット11の後方に配置され、加熱ローラ22、および加熱ローラ22に対向する加圧ローラ23を備えている。転写ユニット11において、用紙Pに転写されたカラー画像は、用紙Pが加熱ローラ22と加圧ローラ23との間を通過する間に、加熱および加圧されることによって用紙Pに熱定着される。
(4)排紙
トナー像が定着した用紙Pは、Uターンパスからなる排紙パス(図示せず)を通過して、排紙ローラ24に向けて搬送され、排紙ローラ24によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ25上に排紙される。
2.プロセスユニットの詳細
(1)プロセスフレーム
プロセスフレーム13は、図2に示すように、間隔を隔てて対向配置される左右1対のプロセス側板31と、両プロセス側板31間に架設されるプロセスフロントビーム32およびプロセスリヤビーム33と、往復移動部材の一例としての直動カム34とを備えている。
両プロセス側板31(以下、両プロセス側板31の左右方向に言及する時には、右側のプロセス側板31を右側プロセス側板31Rとし、左側のプロセス側板31を左側プロセス側板31Lとする。)は、側面視略矩形状に形成されている。また、両プロセス側板31は、搬送ベルト20の外側に配置されている(図8参照)。
右側プロセス側板31Rには、図3に示すように、右側ブラックガイド溝37、3つのドラム軸露出口38、第2ガイド部の一例としての前後一対の右側カラーガイド溝36、および、上下1対の直動カム支持部35が形成されている。また、右側プロセス側板31Rは、中継ギヤ39を備えている。
右側ブラックガイド溝37は、右側プロセス側板31Rの前端部において、右側プロセス側板31Rの上端縁から下方に向かって切り欠かれ、上側が開放された側面視略Y字形状に形成されている。また、右側ブラックガイド溝37は、右側プロセス側板31Rの上下方向ほぼすべてにわたって形成されており、その下端部は、右側プロセス側板31Rの下端部に配置されている。右側ブラックガイド溝37は、プロセスフレーム13へのブラックユニット27の装着を案内し、その下端部は、ブラックの感光ドラム15のドラム軸81(後述)を受け入れる。
各ドラム軸露出口38は、上下方向に延びる側面視略矩形状に形成され、右側プロセス側板31Rの下端部において、右側ブラックガイド溝37と、右側プロセス側板31Rの後端部との間で、前後方向に互いにほぼ等しい間隔を隔てて並列配置されている。また、各ドラム軸露出口38は、プロセスフレーム13にカラーユニット26が装着されたときに、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアンの各感光ドラム15のドラム軸81(後述)を、右方から露出させる。
両右側カラーガイド溝36は、右側ブラックガイド溝37の後方において、右側プロセス側板31Rの上端部から下方に向かって、上下方向に沿って切り欠かれ、上側が開放された側面視略U字形状に形成されている。また、両右側カラーガイド溝36の下端部は、右側プロセス側板31Rの上下方向略中央よりも上方に配置されている。また、前側の右側カラーガイド溝36は、最前方のドラム軸露出口38の上方に配置され、後側の右側カラーガイド溝36は、最後方のドラム軸露出口38の前側上方に配置されている。
両直動カム支持部35は、右側プロセス側板31Rの右端面において前後方向に延びる断面略L字形状の突条であり、上下方向に間隔を隔てて対向配置されている。
上側の直動カム支持部35は、右側プロセス側板31Rの右端面から右方に突出し、下方に向かって屈曲している。また、上側の直動カム支持部35は、右側プロセス側板31Rの上端部の前後方向略中央において、両右側カラーガイド溝36の間に配置されている。
下側の直動カム支持部35は、右側プロセス側板31Rの上下方向略中央に配置され、右側プロセス側板31Rの右端面から右方に突出し、上方に向かって屈曲している。また、下側の直動カム支持部35は、両右側カラーガイド溝36の下方を通過するように、右側ブラックガイド溝37から右側プロセス側板31Rの後端部にわたって形成されている。
中継ギヤ39は、下側の直動カム支持部35の後端部の上方に配置され、右側プロセス側板31Rの右端面から右方に突出する中継ギヤ支持軸40に回転自在に支持されている。
また、左側プロセス側板31Lには、図2および図4に示すように、4つのカップリング露出口41と、1つの左側ブラックガイド溝42と、3つの左側カラーガイド溝43とが形成されている。
各カップリング露出口41は、左側プロセス側板31Lの上下方向ほぼすべてにわたって側面視略矩形状に形成されており、各感光ドラム15および各現像カートリッジ14に対応するように、前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。各カップリング露出口41は、カラーユニット26の各ドラムカップリング部67(後述)、ブラックユニット27のドラムカップリング部96(後述)、カラーユニット26の各現像カップリング露出口68(後述)、および、ブラックユニット27の現像カップリング露出口97(後述)を、左方から露出する。
また、各カップリング露出口41は、ブラックに対応するブラックカップリング露出口44と、ブラック以外の各色(イエロー、マゼンタ、シアン)に対応するカラーカップリング露出口45とに区分されている。
ブラックカップリング露出口44は、その下端部において、位置決め板46を備えている。
位置決め板46は、ブラックユニット27のドラムカップリング部96(後述)の外周面に沿うように、上側が開放された側面視略U字形状に形成され、ブラックカップリング露出口44内において、左側プロセス側板31Lと一体的に形成されている。位置決め板46は、ブラックユニット27がプロセスフレーム13に装着されたときに、ドラムカップリング部96(後述)を上方から受け入れる(図7参照)。
各カラーカップリング露出口45は、それぞれ、その下端部において、前後1対の支持部47を備えている。
両支持部47は、それぞれ、正面視略矩形状に形成され、カラーカップリング露出口45の前側内側面または後側内側面から、カラーカップリング露出口45の内側に向かって突出形成されている。また、両支持部47の上端部は、上方に向かって開放される略V字形状に切り欠かれている。両支持部47は、ブラックユニット27がプロセスフレーム13に装着されたときに、支持突起76(後述)を受け入れる(図10参照)。
左側ブラックガイド溝42および各左側カラーガイド溝43は、左側プロセス側板31Lの上端縁から下方に向かって、左側プロセス側板31Lの内側面から左側に向かって凹状に切り欠かれる側面視略矩形状に形成されている。また、左側ブラックガイド溝42および各左側カラーガイド溝43は、それぞれ、左右方向に投影したときに、対応するカップリング露出口41と重なるように配置されており、カップリング露出口41と、前側内面、後側内面および下側内面を共有している。
また、左側プロセス側板31Rには、ブラックカップリング露出口44の上方において、ブラック位置決め溝48が形成されている。
ブラック位置決め溝48は、左側ブラックガイド溝42の上端縁から下方に向かって切り欠かれ、上方に向かって開放される側面視略Y字形状に形成されている。
プロセスフロントビーム32は、両プロセス側板31の前端部間に架設され、前側が開放された側断面視略コ字形状に形成されている。
プロセスリヤビーム33は、両プロセス側板31の後端部間に架設され、下側が開放された側断面視略V字形状に形成されている。
直動カム34は、図2および図3に示すように、側面視略矩形状の平板である。直動カム34は、両直動カム支持部35の上下方向間隔とほぼ同じ上下方向長さに形成されている。
また、直動カム34は、ラック部51、および、第1ガイド部の一例としての前後1対のカム部52を備えている。
ラック部51は、直動カム34の後端部の下端部から後方に向かって突出形成されている。また、ラック部51は、カム部52よりもやや長い前後方向長さに形成されている。ラック部51には、その上端部において前後方向すべてにわたってギヤ歯が形成されており、ラック部51は、中継ギヤ39に下方から噛合している。
両カム部52は、直動カム34の前端部と後端部とに設けられており、それぞれ、固定部53と、開放部58と、変位部54とを備えている。
固定部53には、側面視略矩形状に形成され、その上下方向略中央において、後端部から前方に向かって側面視略矩形状に切り欠かれた切欠部55が形成されている。切欠部55は、カラーガイド軸65(後述)を後方から受け入れ可能に形成されている。
開放部58は、固定部53の後方において、固定部53の下端部に連続して前後方向に沿って延びるように形成されている。開放部58の上端縁は、切欠部55の下端縁から連続して一直線状に形成されている。
変位部54は、開放部58の後方に連続して、側面視略台形状に形成されている。変位部54は、開放部58の上端縁から連続して、前方から後方に向かうに従って上方に向かって傾斜する傾斜部56と、傾斜部56の後端部から連続して後方に向かって延びる水平部57とを備えている。
直動カム34は、上端部が上側の直動カム支持部35に下方から嵌合されるとともに、下端部が下側の直動カム支持部35に上方から嵌合され、両直動カム支持部35間において、前後方向にスライドすることにより往復移動可能に支持されている。
(2)カラーユニット
カラーユニット26は、図2に示すように、前後方向および左右方向においてプロセスフレーム13よりも幅狭な平面視略矩形枠形状に形成されており、上記したように、イエロー、マゼンタおよびシアンの各感光ドラム15、各帯電ローラ16および各現像カートリッジ14を一体的に保持している。
カラーユニット26は、左右1対のカラー側板61と、カラーフロントビーム62と、カラーリヤビーム63と、2つの仕切板64とを備えている。
両カラー側板61(以下、両カラー側板61の左右方向に言及する時には、右側のカラー側板61を右側カラー側板61Rとし、左側のカラー側板61を左側カラー側板61Lとする。)は、側面視略矩形状に形成されている。
右側カラー側板61Rは、被押圧部の一例としての前後1対のカラーガイド軸65と、3つの現像ガイドレール77(図4参照)とを備えている。また、右側カラー側板61Rには、右側ドラム軸挿通穴66が形成されている。
両カラーガイド軸65は、右側カラー側板61Rの右端面から右方に向かって突出する略円柱形状の突起である。カラーガイド軸65は、右側カラー側板61Rの上端部において、右側カラー側板61Rの前端部および後端部に1つずつ設けられ、プロセスフレーム13の右側カラーガイド溝36に対応するように配置されている。両カラーガイド軸65は、その右端部が直動カム34の右端面よりも右方に配置されるような左右方向長さに形成されている。
各現像ガイドレール77は、前後方向に間隔を隔てて配置される前後1対の突条からなり、右側カラー側板61Rの左面から左側に突出形成されている。両突条は、現像カートリッジ14の現像ガイド軸101(後述)を受け入れ可能な前後方向長さの側面視略Y字形状の溝を形成している。各現像ガイドレール77は、各現像カートリッジ14に対応して、互いに前後方向に間隔を隔てて並列配置されている。
右側ドラム軸挿通穴66は、側面視略円形状に形成され、右側カラー側板61Rの下端部において、各感光ドラム15に対応するように、前後方向に間隔を隔てて互いに並列配置されている。右側ドラム軸挿通穴66は、感光ドラム15のドラム軸81(後述)の直径よりもやや大きな直径で形成されている。
左側カラー側板61Lには、図4に示すように、3つのドラムカップリング部67、3つの現像カップリング嵌合穴68、および、3つの突出部69が、形成されている。
各ドラムカップリング部67は、それぞれ、ドラムカップリングカバー70およびドラム中継カップリング60を備えている。
ドラムカップリングカバー70は、左側側板31Lの左端面から左方に突出する円筒形状に形成されている。ドラムカップリングカバー70は、前後1対の支持突起76を備えている。
両支持突起76は、略円柱形状に形成され、前側の支持突起76は、ドラムカップリングカバー70の前端縁から前方に向かって突出し、後側の支持突起76は、ドラムカップリングカバー70の後端縁から後方に向かって突出している。
なお、左側面視において、ドラムカップリングカバー70の内側の左側側板31Lには、ドラム軸81(後述)を受け入れ可能な左側ドラム軸挿通穴75(図8参照)が形成されている。
ドラム中継カップリング60は、ドラムカップリングカバー70内に遊嵌されている(図8参照)。
また、ドラム中継カップリング60は、図5に示すように、ベース部71、本体側突部72、ドラム側突部73、および、3つの鉤部74を一体的に備えている。
ベース部71は、ドラムカップリングカバー70よりもやや小径な円板形状に形成されている。
本体側突部72は、ベース部71の左端面に形成される突条であり、ベース部71の径方向に沿って、ベース部71の直径より短い長さに形成されている。
ドラム側突部73は、ベース部71の右端面において、左右方向に投影したときに本体側突部72と直交するように形成される突条であり、ベース部71の径方向に沿って、ベース部71の直径より短い長さに形成されている。
各鉤部74は、ベース部71の周端縁において、互いに約120度の間隔を隔てて配置され、ベース部71の周端縁から右方に突出し、ベース部71の径方向内方に向かって屈曲する鉤形状に形成されている。
現像カップリング嵌合穴68は、図4に示すように、左側カラー側板61Lにおいて、現像カップリング部102(後述)を受け入れ可能な側面視略矩形状に貫通形成されている。
突出部69は、左側カラー側板61Lの上端部において、左側カラー側板61Lの左側面から左方に突出する平面視矩形枠形状に形成されている。また、突出部69は右側に向かって開放されており、突出部69の前後方向長さは、現像カップリング部102(後述)の前後方向長さよりもやや長く形成されており、突出部69の左端部は、現像カップリング部102(後述)の左端部よりも左方に配置されている。これにより、突出部69は、その内側において、現像カップリング部102(後述)の上下方向に沿う通過を許容している。
カラーフロントビーム62は、両カラー側板61の前端部間に架設され、下側が開放された側断面視略V字形状に形成されている。
カラーリヤビーム63は、両カラー側板61の後端部間に架設され、上下方向に延びる側断面視略一直線状の平板形状に形成されている。
仕切板64は、下側が開放された側断面視略V字形状に形成されており、カラーフロントビーム62とカラーリヤビーム63との間において、前後方向に間隔を隔てて2つ並列配置されるように、両カラー側板61間に架設されている。これにより、カラーフロントビーム62、カラーリヤビーム63および両カラー側板61に囲まれる空間は、2つの仕切板64により、前後方向に略3等分されている。
各感光ドラム15には、図5に示すように、感光ドラム15を支持するドラム軸81が挿通され、ドラム軸81の左端部には第1ドラムカップリング82が設けられている。
ドラム軸81は、感光ドラム15と中心軸線を共有するように、感光ドラム15に対して相対回転不能に挿通されている。
また、ドラム軸81の左端部は、左側カラー側板61Lの左側ドラム軸挿通穴75に挿通され、ドラムカップリングカバー70内部に配置されている(図8参照)。
また、ドラム軸81の右端部は、右側ドラム軸挿通穴66に挿通されている(図2参照)。また、ドラム軸81の右端部は、カラーユニット26がプロセスフレーム13に装着されたときに、右側プロセス側板31Rの左面よりも左側に配置されるように(図6参照)、右側カラー側板61Rから右側に突出している。
第1ドラムカップリング82は、ドラム中継カップリング60のベース部71よりも小径、かつ、鉤部74に引っ掛かるような直径の円板形状に形成され、ドラム軸81に対して相対回転不能に設けられている。また、第1ドラムカップリング82には、径方向全てにわたってドラム側突部73を受け入れ可能な第1溝部83が形成されている。
そして、第1ドラムカップリング82は、ドラムカップリングカバー70内において、ドラム側突部73と第1溝部83とが嵌合した状態で、鉤部74が係合されており、これにより、第1ドラムカップリング82は、ドラム中継カップリング60に対して相対回転不能に遊嵌されている。
(3)ブラックユニット
ブラックユニット27は、図2に示すように、左右方向に延びる平面視略矩形枠形状に形成されており、上記したように、ブラックの感光ドラム15、帯電ローラ16および現像カートリッジ14を収容している。
ブラックユニット27は、左右1対のブラック側板91と、ブラックフロントビーム92と、ブラックリヤビーム93とを備えている。
両ブラック側板91(以下、両ブラック側板91の左右方向に言及する時には、右側のブラック側板91を右側ブラック側板91Rとし、左側のブラック側板91を左側ブラック側板91Lとする。)は、側面視略矩形状に形成されている。
右側ブラック側板91Rは、右側ブラックガイド軸94と、現像ガイドレール77(図4参照)とを備えている。また、右側ブラック側板91Rには、右側ドラム軸挿通穴129が形成されている。
現像ガイドレール77は、カラーユニット26の現像ガイドレール77と同様に、前後方向に間隔を隔てて対向配置される前後1対の突条からなり、右側カラー側板61Rの左面から左側に突出形成されている。両突条は、現像カートリッジ14の現像ガイド軸101(後述)を受け入れ可能な前後方向長さの側面視略Y字形状の溝を形成している。
右側ブラックガイド軸94は、右側ブラック側板91Rの右端面から右方に向かって突出する略円柱形状の突起である。右側ブラックガイド軸94は、右側ブラック側板91Rの上端部において、右側ブラック側板91Rの前後方向略中央に1つ設けられている。右側ブラックガイド軸94は、その右端部がプロセスフレーム13の右側ブラックガイド溝37に嵌合されるような左右方向長さに形成されている。
右側ドラム軸挿通穴129は、側面視略円形状に形成され、右側ブラック側板91Rの下端部において、右側ブラックガイド軸94に対して、上下方向に沿って間隔を隔てて並列配置されている。右側ドラム軸挿通穴129は、感光ドラム15のドラム軸81の直径よりもやや大きな直径に形成されている。
左側ブラック側板91Lには、図4に示すように、ドラムカップリング部96、現像カップリング嵌合穴97、突出部98および左側ブラックガイド軸99が、形成されている。
ドラムカップリング部96は、カラーユニット26のドラムカップリング部67と同様に、ドラムカップリングカバー100およびドラム中継カップリング60を備えている。
ドラムカップリングカバー100は、左側側板31Lの左端面から左方に突出する円筒形状に形成されている。なお、左側面視において、ドラムカップリングカバー100の内側の左側ブラック側板91Lには、ドラム軸81を受け入れ可能な左側ドラム軸挿通穴(図示せず)が形成されている。
ドラム中継カップリング60は、ドラムカップリングカバー100内に遊嵌されている。
現像カップリング嵌合穴97は、図4に示すように、左側ブラック側板91Lにおいて、現像カップリング部102(後述)を受け入れ可能な側面視略矩形状に貫通形成されている。
突出部98は、左側ブラック側板91Lの上端部において、左側ブラック側板91Lの左側面から左方に突出する平面視矩形枠形状に形成されている。また、突出部98は右側に向かって開放されており、突出部98の前後方向長さは、現像カップリング部102(後述)の前後方向長さよりもやや長く形成されており、突出部98の左端部は、現像カップリング部102(後述)の左端部よりも左方に配置されている。これにより、突出部98は、その内側において、現像カップリング部102(後述)の上下方向に沿う通過を許容している。
ブラックフロントビーム92は、両カラー側板61の前端部間に架設され、下側が開放された側断面視略V字形状に形成されている。
ブラックリヤビーム93は、両ブラック側板91の後端部間に架設され、側断面視一直線状の平板形状に形成されている。
なお、ブラックユニット27においても、上述したカラーユニット26と同様に、ブラックの感光ドラム15のドラム軸81の左端部は、左側カラー側板61Lの左側ドラム軸挿通穴75に挿通され、ドラムカップリングカバー100内部に配置されている(図8参照)。
また、ドラム軸81の右端部は、右側ドラム軸挿通穴66に挿通されている(図2参照)。また、ドラム軸81の右端部は、ブラックユニット27がプロセスフレーム13に装着されたときに、右側ブラックガイド溝37に嵌合され、右側プロセス側板31Rの右面よりも右側に配置されるように(図6参照)、右側ブラック側板91Rから右側に突出している。
そして、ブラックの感光ドラム15の第1ドラムカップリング82は、ドラムカップリングカバー100内において、ドラム側突部73と第1溝部83とが嵌合した状態で、鉤部74が係合されており、これにより、第1ドラムカップリング82は、ドラム中継カップリング60に対して相対回転不能に遊嵌されている。
(4)現像カートリッジ
現像カートリッジ14は、図2および図4に示すように、カラーユニット26またはブラックユニット27に着脱自在に設けられ、現像ローラ17、現像ガイド軸101および現像カップリング部102を備えている。
現像ローラ17は、現像ローラ軸103および現像ローラ駆動ギヤ104(図11参照)を備えている。
現像ローラ軸103は、現像ローラ17と中心軸線を共有するように、現像ローラ17を貫通して、現像カートリッジ14に回転自在に支持されている(図8参照)。
現像ローラ駆動ギヤ104は、現像ローラ軸103の左端部において、現像カートリッジ14の外側に配置されるように、現像ローラ軸103に対して相対回転不能に設けられている(図11参照)。
現像ガイド軸101は、現像カートリッジ14の上端部において、現像カートリッジ14の左端面から右方に向かって突出する円柱形状に形成されている。
現像カップリング部102は、現像カートリッジ14の右端部に設けられ、現像ローラ駆動ギヤ104に駆動力を伝達する。また、現像カップリング部102は、現像カップリングカバー106、現像中継カップリング107および第1現像カップリング108を備えている。
現像カップリングカバー106は、現像カートリッジ14の左端面から左方に突出する円筒形状に形成されている。
現像中継カップリング107は、ドラム中継カップリング60と同様、すなわち、ベース部71、本体側突部72、ドラム側突部73および鉤部74に相当するベース部109、本体側突部110、現像側突部111および鉤部112(図8参照)を備えるように、形成され、現像カップリングカバー106内に遊嵌されている。
第1現像カップリング108は、円板形状に形成され、現像カートリッジ14の左端部において、現像カートリッジ14の左端面から左方に突出する第1現像カップリング支持軸115に、回転自在に支持されている(図8参照)。また、第1現像カップリング108は、右側において、その周端縁に現像ローラ駆動ギヤ104と噛合するギヤ歯113が形成され、左側において、径方向全てにわたって、現像中継カップリング107の現像側突部111に嵌合する第1溝部114が形成されている。
そして、第1現像カップリング108は、現像カップリングカバー106内において、現像側突部111と第1溝部114とが嵌合した状態で、鉤部112が係合されており、これにより、第1現像カップリング108は、現像中継カップリング107に対して相対回転不能に遊嵌されている。
現像カートリッジ14は、カラーユニット26において、現像カップリング部102が左側カラー側板61Lの現像カップリング嵌合穴68に嵌合され、現像ガイド軸101および現像ローラ軸103が右側カラー側板61Rの現像ガイドレール77に嵌合されるように、現像ローラ17を下側にして、カラーユニット26に上方から装着される。
同様に、現像カートリッジ14は、ブラックユニット27において、左側ブラック側板91Lの現像カップリング嵌合穴97に嵌合され、現像ガイド軸101および現像ローラ軸103が右側ブラック側板91Rの現像ガイドレール77に嵌合されるように、現像ローラ17を下側にして、ブラックユニット27に上方から装着される。
また、現像カートリッジ14は、上方に向かって引き抜かれることにより、カラーユニット26およびブラックユニット27から離脱される。
3.本体ケーシングの詳細
定着ユニット12は、図2に示すように、直動カム駆動部材121を備えている。なお、直動カム駆動部材121は、直動カム34、直動カム支持部35、右側カラーガイド溝36および中継ギヤ39とともに離間機構を構成する。
直動カム駆動部材121は、定着ユニット12の右端縁上方に一体的に設けられており、上方に向かって延び、その後、前方に向かって屈曲する側面視略L字の平板形状に形成されている。また、直動カム駆動部材121は、駆動ギヤ支持軸122および駆動ギヤ123を備えている。
駆動ギヤ支持軸122は、直動カム駆動部材121の前端部において、左方に向かって突出する円柱形状に形成されている。
駆動ギヤ123は、直動カム駆動部材121の前端部の左側において、中継ギヤ39と噛合できるように、駆動ギヤ支持軸122に回転自在に支持されている。
転写ユニット11は、図2および図8に示すように、フレーム124、転写ローラ支持部材125、付勢部材の一例としての圧縮ばね126、および転写ローラストッパ127を備えている。
フレーム124は、前後方向および左右方向に延びるトレイ状に形成され、各転写ローラ21を収容する。
転写ローラ支持部材125は、正断面視略矩形状に形成され、転写ローラ21の転写ローラ軸128の両端部を回転自在に支持する。
また、転写ローラ支持部材125には、上側において、左右方向に貫通形成され、転写ローラ軸128を回転自在に受け入れる挿通穴129、および、下側において、下端縁から上方に向かって正断面視略矩形状に切欠かれ、圧縮ばね126を収容する圧縮ばね収容部130が形成されている。
圧縮ばね126は、上端部が圧縮ばね収容部130に収容され、下端部が転写ユニット11のフレーム124に連結されている。これにより、転写ローラ支持部材125は、常には上方に向かって付勢されている。
転写ローラストッパ127は、フレーム124の左右方向両端部の上端縁において、左右方向外側に突出し、前後方向に沿って延びる突条であり、転写ローラ軸128に上方から当接する。これにより、転写ローラ21は上方への移動を規制されている。
また、本体ケーシング2には、図4に示すように、駆動入力部131が設けられている。
駆動入力部131は、第2ドラムカップリング部132および第2現像カップリング部133を備えている。なお、第2ドラムカップリング部132および第2現像カップリング部133は、図示しない進退機構により、左右方向に進退される。
第2ドラムカップリング部132は、図5に示すように、モータ(図示せず)からの駆動力が入力されるギヤ部134、および、ギヤ部134と中心軸線を共有し、ドラム中継カップリング60の本体側突部72を受け入れる嵌合部135を備えている。
ギヤ部134は、第2ドラムカップリング部132の左側において、感光ドラム15よりも大径な円板形状に形成されており、その周縁部にギヤ歯が形成されている。
嵌合部135は、ギヤ部134の右端面から右方に延び、本体側突部72の長さとほぼ同じ直径の円柱形状に形成されており、その右端部には、径方向全てにわたって、本体側突部72を受け入れ可能な第2溝部136が形成されている。
第2現像カップリング部133は、第2ドラムカップリング部132と同様、すなわち、ギヤ部134、および、第2溝部136が形成される嵌合部135に相当するギヤ部137、および、第2溝部139が形成される嵌合部138を備えるように、形成されている(図11参照)。
4.プロセスユニットの本体ケーシングへの装着
プロセスユニット10を本体ケーシング2に装着するには、まず、現像カートリッジ14が装着されたカラーユニット26およびブラックユニット27をプロセスフレーム13に装着してから、カラーユニット26およびブラックユニット27を収容したプロセスフレーム13(プロセスユニット10)を本体ケーシング2に挿入する。
カラーユニット26をプロセスフレーム13に装着するには、図2および図4に示すように、カラーユニット26を、プロセスフレーム13に対して、両カラーガイド軸65が対応する両右側カラーガイド溝36に嵌合し、各ドラムカップリング部67の支持突起76が各カップリング露出口41内の支持部47に嵌合するように位置決めし、上方から挿入する。
すると、両カラーガイド軸65が両右側カラーガイド溝36によって案内されるとともに、各ドラムカップリング部67が各左側カラーガイド溝43によって案内されて、両カラーガイド軸65が両右側カラーガイド溝36の下端部に嵌合され、各ドラムカップリング部67の支持突起76が各カップリング露出口41内の支持部47に嵌合される。これにより、カラーユニット26のプロセスフレーム13への装着が完了する。
このとき、図6に示すように、カラーガイド軸65は、直動カム34の開放部58の上端縁に上方から当接しており、感光ドラム15のドラム軸81は、ドラム軸露出口38から露出されている。また、図7に示すように、ドラムカップリング部67および現像カップリング部68は、カップリング露出口41から露出されている。
ブラックユニット27をプロセスフレーム13に装着するには、図2および図4に示すように、ブラックユニット27を、プロセスフレーム13に対して、感光ドラム15のドラム軸81および右側ブラックガイド軸94が右側ブラックガイド溝37に嵌合し、ドラムカップリング部96がカップリング露出口41内の位置決め板46に嵌合し、左側ブラックガイド軸99がブラック位置決め溝48に嵌合するように位置決めし、上方から挿入する。
すると、ドラム軸81および右側ブラックガイド軸94が右側ブラックガイド溝37によって案内されるとともに、ドラムカップリング部96が左側ブラックガイド溝42によって案内されて、ドラム軸81が右側ブラックガイド溝37の下端部に嵌合され、ドラムカップリング部96が位置決め板46に嵌合され、左側ブラックガイド軸99がブラック位置決め溝48に嵌合される。これにより、ブラックユニット27のプロセスフレーム13への装着が完了する。
このとき、図7に示すように、ドラムカップリング部96および現像カップリング部97は、カップリング露出口41から露出されている。
そして、プロセスユニット10の後端部を本体ケーシング2内に挿入し、本体ケーシング2に対して、後方に向かってプロセスユニット10を押し込む。すると、図8に示すように、中継ギヤ39が駆動ギヤ123に噛合する。
そして、図示しない進退機構により、各第2ドラムカップリング部132が、対応する各ドラム中継カップリング60に向かって進出し、本体側突部72と第2溝部136とが嵌合されると、ドラム軸81と第2ドラムカップリング部132とが相対回転不能に連結される。
また、同様に、各第2現像カップリング部133が、対応する各現像中継カップリング55に向かって進出し、本体側突部110と第2溝部139とが嵌合されると、現像ローラ軸103と第2現像カップリング部133とが相対回転不能に連結される。
これにより、プロセスユニット10の本体ケーシング2への装着が完了される。
5.プロセスユニットの動作
プロセスユニット10の本体ケーシング2への装着が完了すると、駆動ギヤ123から中継ギヤ39およびラック部51を介して直動カム34に後方に向かう駆動力が伝達され、直動カム34が後方にスライドされる。
すると、図8に示すように、直動カム34は、第1位置に配置され、カラーガイド軸65は、カム部52の固定部53の切欠部55内に嵌合され、上下方向への移動を規制される。
これにより、すべての感光ドラム15は、左右方向全てにわたって上方から搬送ベルト20に接触される。そして、すべての転写ローラ21は、対応する感光ドラム15によって上方から押圧され、圧縮ばね126の付勢力に抗して接触位置に配置される。
すなわち、カラーレーザプリンタ1は、カラー画像を形成するカラーモードになる。
そして、駆動入力部131において図示しないモータから各第2ドラムカップリング部132に駆動力が入力されると、対応するドラム中継カップリング60を介して第1ドラムカップリング82に駆動力が伝達され、感光ドラム15が駆動される。
また、各第2現像カップリング部133に駆動力が入力されると、対応する現像中継カップリング107を介して第1現像カップリング108に駆動力が伝達される。そして、第1現像カップリング108から、現像ローラ駆動ギヤ104に駆動力が伝達されると、現像ローラ17が駆動される。
カラーモードにおいて、各第2ドラムカップリング部132および各第2現像カップリング部133に駆動力が入力されると、全ての感光ドラム15および全ての現像カートリッジ14に駆動が伝達され、カラー画像が形成される。
次いで、駆動ギヤ123から中継ギヤ39およびラック部51を介して直動カム34に前方に向かう駆動力が伝達されると、直動カム34が前方にスライドする。
すると、カラーガイド軸65は、直動カム34に対して相対的に後方に移動し、切欠部55から離脱したときに、上方への移動の規制を解除される。これにより、転写ローラ21に対する感光ドラム15からの押圧が解除される。
このとき、各転写ローラ21は、圧縮ばね126の付勢力によって、少しだけ上方に浮き上がり、各転写ローラ21およびカラーユニット26の自重と、圧縮ばね126の付勢力とがつりあう位置(接触位置と離間位置(後述)との間。図示せず。)に配置される。なお、各転写ローラ21が浮き上がることに伴って、カラーユニット26も浮き上がる。
そして、引き続き、直動カム34が前方にスライドすると、カラーガイド軸65は、カム部52の傾斜部56に沿って上方に向かって押圧され、右側カラーガイド溝36に案内されながら上方に向かって移動して、図9に示すように、カム部52の水平部57に上方から当接し、第2位置に配置される。
このとき、図10に示すように、イエロー、マゼンタ、シアンに対応する各感光ドラム15は、第1ドラムカップリング82とドラム中継カップリング60との連結、および、ドラム中継カップリング60と第2ドラムカップリング部132との連結を維持したまま、左側プロセス側板31Lの支持部47に支持されているドラムカップリング部67の支持突起76を支点として正面視反時計回りに揺動される。
詳しくは、図11に示すように、ドラム側突部73が上下方向に沿うときには、上側において第1ドラムカップリング82とドラム中継カップリング60との連結を維持しながら、第1ドラムカップリング82の下側が、ドラム中継カップリング60から少し外れるように、各感光ドラム15が揺動される。
また、図12に示すように、本体側突部72が上下方向に沿うときには、上側においてドラム中継カップリング60と第2ドラムカップリング部132との連結を維持しながら、ドラム中継カップリング60の下側が、第2ドラムカップリング部132から少し外れるように、各感光ドラム15が揺動される。
また、図13に示すように、本体側突部72およびドラム側突部73のいずれも上下方向に沿わないときには、上側において第1ドラムカップリング82とドラム中継カップリング60との連結、および、ドラム中継カップリング60と第2ドラムカップリング部132との連結を維持しながら、第1ドラムカップリング82の下側がドラム中継カップリング60から少し外れるとともに、ドラム中継カップリング60の下側が第2ドラムカップリング部132から少し外れるように、各感光ドラム15が揺動される。
つまり、感光ドラム15の揺動に追従するように、ドラム中継カップリング60と、第1ドラムカップリング82または第2ドラムカップリング部132との連結具合が調節されるので、各感光ドラム15は、駆動伝達を解除されることなく、揺動される。
また、このとき、図9に示すように、イエロー、マゼンタ、シアンに対応する各現像カートリッジ14は、第1現像カップリング108と現像中継カップリング107との連結、および、現像中継カップリング107と第2現像カップリング部133との連結を維持したまま、感光ドラム15とともに正面視反時計回りに揺動される。
詳しくは、図11に示すように、現像側突部111が上下方向に沿うときには、上側において第1現像カップリング108と現像中継カップリング107との連結を維持しながら、第1現像カップリング108の下側が、現像中継カップリング107から少し外れるように、各現像カートリッジ14が揺動される。
また、図12に示すように、本体側突部110が上下方向に沿うときには、上側において現像中継カップリング107と第2現像カップリング部133との連結を維持しながら、現像中継カップリング107の下側が、第2現像カップリング部133から少し外れるように、各現像カートリッジ14が揺動される。
また、図13に示すように、本体側突部110および現像側突部111のいずれも上下方向に沿わないときには、上側において第1現像カップリング108と現像中継カップリング107との連結、および、現像中継カップリング107と第2現像カップリング部133との連結を維持しながら、第1現像カップリング108の下側が現像中継カップリング107から少し外れるとともに、現像中継カップリング107の下側が第2現像カップリング部133から少し外れるように、各現像カートリッジ14が揺動される。
つまり、感光ドラム15と同様に、現像カートリッジ14の揺動に追従するように、現像中継カップリング107と、第1現像カップリング108または第2現像カップリング部133との連結具合が調節されるので、各現像カートリッジ14は、駆動伝達を解除されることなく、感光ドラム15とともに揺動される。
そして、各感光ドラム15が揺動されると、図9に示すように、各感光ドラム15は、左右方向全てにわたって搬送ベルト20から離間され、転写ローラ21は、圧縮ばね126の付勢力により、接触位置(図9において仮想線で示す。)よりも上側であって、転写ローラ軸128が転写ローラストッパ127に当接する離間位置に配置される。
このとき、感光ドラム15は、転写ローラ21の離間位置よりも上側に配置されるように、揺動される。
これにより、ブラックに対応する感光ドラム15が、左右方向全てにわたって搬送ベルト20に接触されたまま、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応する各感光ドラム15が、左右方向全てにわたって搬送ベルト20から離間されるので、カラーレーザプリンタ1は、モノクロ画像を形成するモノクロモードになる。
そして、モノクロモードにおいて、ブラック以外の感光ドラム15が搬送ベルト20から離間された状態で、ブラックに対応する第2ドラムカップリング部132、および、ブラックに対応する第2現像カップリング部133に駆動力が入力されると、黒色の画像を形成することができる。
6.作用効果
(1)このカラーレーザプリンタ1によれば、図9に示すように、カラー(イエロー、マゼンタおよびシアン)の感光ドラム15を一体的に保持するカラーユニット26と、カラーユニット26の右端部に設けられるカラーガイド軸65を押圧して、カラーの感光ドラム15を、左右方向すべてにわたって、搬送ベルト20から離間させる離間機構(右側カラーガイド溝36、直動カム34、直動カム支持部35、中継ギヤ39および直動カム駆動部材121)とを備えている。
そのため、離間機構によって、カラーガイド軸65を押圧すれば、カラーユニット26に保持されるカラーの感光ドラム15を、左右方向すべてにわたって搬送ベルト20から離間させることができる。
その結果、各感光ドラム15の左右方向両端部を搬送ベルト20から離間させる構成に比べて、簡易な構成により、カラーの感光ドラム15を搬送ベルト20から離間させることができる。
(2)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図2に示すように、ブラックの感光ドラム15を保持し、プロセスフレーム13に対して着脱自在に設けられるブラックユニット27を備えている。
そのため、ブラックの感光ドラム15のみを、プロセスフレーム13に対して着脱することができる。
(3)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図8および図9に示すように、直動カム34は、カラーガイド軸65に対する押圧を解除して、全ての感光ドラム15を搬送ベルト20に接触させる第1位置と、カラーガイド軸65を押圧して、ブラックの感光ドラム15を搬送ベルト20に接触させるとともに、それ以外の感光ドラム15を、左右方向すべてにわたって、搬送ベルト20から離間させる第2位置とに移動する。
そのため、直動カム34は、第1位置と第2位置との往復移動により、簡易かつ確実に、第1位置において、全ての感光ドラム15を搬送ベルト20に接触させ、第2位置において、ブラックの感光ドラム15のみを搬送ベルト20に接触させることができる。
(4)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図8および図9に示すように、直動カム34は、カラーモードにおいては、第1位置に配置され、モノクロモードにおいては、第2位置に配置されている。
そのため、直動カム34は、カラーレーザプリンタ1を、第1位置において、全ての感光ドラム15を搬送ベルト20に接触させ、カラー画像を形成するカラーモードに切り替え、第2位置において、ブラックの感光ドラム15のみを搬送ベルト20に接触させ、モノクロ画像を形成するモノクロモードに切り替えることができる。
その結果、直動カム34をスライドするという簡易な動作により、各モードを切り替えることができる。
(5)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図8および図9に示すように、直動カム34に形成されるカム部52により、カラーガイド軸65が案内される。
そのため、直動カム34がスライドすることにより、カラーユニット26を、カム部52に沿って、変位させることができる。
(6)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図3に示すように、プロセスユニット13には、右側プロセス側板31Rに、カラーガイド軸65を案内する右側カラーガイド部36が、形成されている。
そのため、直動カム34をスライドさせて感光ドラム15を揺動させるときに、カラーガイド軸65が右側カラーガイド溝36に沿って案内されることにより、直動カム34がスライドする前後方向において、カラーガイド軸65がぶれることを防止することができる。
(7)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図8および図9に示すように、右側カラーガイド溝36は、上下方向に沿って、カラーガイド軸65を案内する。
そのため、直動カム34をスライドさせて感光ドラム15を揺動させるときには、直動カム34がスライドする前後方向と直交する上下方向に、カラーガイド軸65を押圧することができる。
その結果、感光ドラム15を、その並列方向(前後方向)と直交する上下方向に沿って、搬送ベルト20に対して確実に接触および離間させることができる。
(8)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図8に示すように、カラーの感光ドラム15の左端部(ドラム軸81の左端部)は、カラーユニット26のドラムカップリング部67を介して、プロセスフレーム13の左側プロセス側板31Lに支持されている。
そのため、感光ドラム15の左端部を、プロセスフレーム13に対して、容易に位置決めすることができる。
(9)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、離間機構は、図10に示すように、カラーガイド軸65を押圧し、ドラムカップリング部67の支持突起76を支点として、感光ドラム15を揺動させることにより、感光ドラム15を搬送ベルト20から離間させる。
そのため、感光ドラム15の左端部の位置を大きく変動させることなく、感光ドラム15を搬送ベルト20から離間させることができる。
その結果、感光ドラム15の左端部から駆動力を入力すれば、駆動入力を解除することなく、感光ドラム15を揺動させ、搬送ベルト20から離間させることができる。
(10)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図10に示すように、プロセスフレーム13の支持部47に支持されている支持突起76を支点として、カラーユニット26を揺動させることができる。
そのため、プロセスフレーム13を利用して、感光ドラム15の右端部を揺動させることができる。
その結果、より簡易な構成により、感光ドラム15を搬送ベルト20から離間させることができる。
(11)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図9に示すように、感光ドラム15の左端部は、搬送ベルト20の外側に配置されている。
そのため、ドラムカップリング部67の支持突起76を揺動支点としてカラーユニット26を揺動させたときには、感光ドラム15の左端部よりも右側において、感光ドラム15を搬送ベルト20から離間させることができる。
その結果、感光ドラム15の左右方向全部にわたって、確実に、感光ドラム15を搬送ベルト20から離間させることができる。
(12)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図9に示すように、現像ローラ17は、感光ドラム15にそれぞれ隣接するように設けられ、対応する感光ドラム15とともに揺動する。また、現像ローラ17には、左端部において、各現像ローラ17に駆動力を伝達するための現像カップリング部102が設けられている。
そのため、現像カップリング部102により、左端部において、左右方向に沿って駆動力を入力することができる。
これにより、現像ローラ17が感光ドラム15とともに揺動したとしても、各現像ローラ17への駆動伝達を解除する機構を備える必要がない。その結果、簡易な構成により、現像ローラ17を対応する感光ドラム15とともに揺動させることができる。
(13)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図2に示すように、各現像ローラ17をそれぞれ収容し、各感光ドラム15に対して接離可能な現像カートリッジ14を備えている。
そのため、現像カートリッジ14のみを取り外して交換することができ、現像カートリッジ14を効率よくメンテナンスすることができる。
(14)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、転写ローラ21は、感光ドラム15が搬送ベルト20から離間されているときには、感光ドラム15が搬送ベルト20と接触されているときに配置される接触位置よりも付勢方向下流側の離間位置に配置される。一方、感光ドラム15は、離間位置よりも付勢方向下流側に配置されるように、押圧される。
そのため、感光ドラム15は、押圧されたときには、転写ローラ21の離間位置よりも付勢方向下流側に配置され、搬送ベルト20から離間される。
その結果、接触位置において、転写ローラ21が、搬送ベルト20を介して感光ドラム15に、確実に圧接することを確保しつつ、離間位置において、確実に、感光ドラム15を搬送ベルト20から離間させることができる。
7.変形例
上記した実施形態では、ブラックの感光ドラム15を収容するブラックユニット27を備え、ブラックユニット27がプロセスフレーム13に対して着脱されているが、図14に示すように、ブラックの感光ドラム15は、直接、プロセスフレーム13に支持されていてもよい。
この場合には、ブラックの現像カートリッジ14は、ブラックの感光ドラム15の上方において、現像ローラ17が感光ドラム15に上方から接触するように(図14中において、鎖線で示す。)、プロセスフレーム13に対して着脱自在に設けられている。
この変形例においても、上記した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
1 カラーレーザプリンタ
13 プロセスフレーム
14 現像カートリッジ
15 感光ドラム
17 現像ローラ
20 搬送ベルト
21 転写ローラ
26 カラーユニット
27 ブラックユニット
34 直動カム
52 カム部
65 カラーガイドリブ
102 現像カップリング
126 圧縮ばね

Claims (14)

  1. 装置本体と、
    間隔を隔てて並列配置され、各色に対応して設けられる複数の感光体と、
    各前記感光体と接触するエンドレスベルトと、
    各前記感光体のうちブラックに対応する前記感光体を保持し、前記感光体の並列方向に沿って前記装置本体に対して引き出し可能に設けられる引出部材と、
    各前記感光体のうちブラック以外の各色に対応する各前記感光体を一体的に保持し、前記引出部材に対して着脱自在に設けられる第1保持部材と、
    前記並列方向に沿って往復移動可能に前記引出部材に設けられ、前記感光体の長手方向における前記第1保持部材の一端部を押圧して、ブラック以外の各色に対応する各前記感光体を、前記長手方向すべてにわたって、前記エンドレスベルトから離間させる往復移動部材と
    を備えることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 各前記感光体のうちブラックに対応する前記感光体を保持し、前記引出部材に対して着脱自在に設けられる第2保持部材を備えることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1保持部材は、前記長手方向一端側において、前記往復移動部材によって押圧される被押圧部を備え、
    前記往復移動部材は、
    前記被押圧部に対する押圧を解除して、全ての前記感光体を前記エンドレスベルトに接触させる第1位置と、
    前記被押圧部を押圧して、ブラックに対応する前記感光体を前記エンドレスベルトに接触させるとともに、それ以外の前記感光体を、前記長手方向すべてにわたって、前記エンドレスベルトから離間させる第2位置と
    に移動することを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. モノクロ画像を形成するモノクロモード、カラー画像を形成するカラーモードを有し、
    前記往復移動部材は、
    前記カラーモードにおいては、前記第1位置に配置され、
    前記モノクロモードにおいては、前記第2位置に配置されることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記往復移動部材には、前記被押圧部を案内する第1ガイド部が形成されていることを特徴とする、請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記引出部材には、前記長手方向一端側において、前記被押圧部を案内する第2ガイド部が形成されていることを特徴とする、請求項3ないし5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2ガイド部は、前記並列方向および前記長手方向の両方と直交する方向に沿って、前記被押圧部を案内することを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. ブラック以外の各色に対応する各前記感光体の前記長手方向他端部は、前記引出部材に支持されていることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記往復移動部材は、前記第1保持部材の前記長手方向一端部を押圧し、ブラック以外の各色に対応する各前記感光体の前記長手方向他端部を支点として、ブラック以外の各色に対応する各前記感光体を揺動させることにより、ブラック以外の各色に対応する各前記感光体を前記エンドレスベルトから離間させることを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. ブラック以外の各色に対応する各前記感光体は、前記引出部材に支持されている部分を支点として揺動されることを特徴とする、請求項8または9に記載の画像形成装置。
  11. 前記感光体の前記長手方向他端部は、前記エンドレスベルトの外側に配置されていることを特徴とする、請求項1ないし10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 各前記感光体にそれぞれ隣接する現像ローラを備え、
    各前記現像ローラには、前記長手方向他端部において、各前記現像ローラに駆動力を伝達するための現像カップリング部が設けられており、
    前記現像ローラは、対応する前記感光体とともに揺動することを特徴とする、請求項1ないし11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. 各前記現像ローラをそれぞれ収容する現像カートリッジを備え、
    各前記現像カートリッジは、各前記感光体に対して、接離可能に隣接していることを特徴とする、請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 各前記感光体と前記エンドレスベルトを挟んで対向するように配置され、各前記感光体に向かって付勢される複数の転写部材を備え、
    前記転写部材は、
    前記感光体が前記エンドレスベルトと接触されているときには、接触位置に、
    前記感光体が前記エンドレスベルトから離間されているときには、前記転写部材の付勢方向において、前記接触位置よりも下流側の離間位置に配置され、
    前記感光体は、前記離間位置よりも前記付勢方向下流側に配置されるように、押圧されることを特徴とする、請求項1ないし13のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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