JP2008145502A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フロントアクセスによる転写ユニットの着脱および位置決めを円滑に行うことができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】転写ユニット22は、本体ケーシング2に対して前側からフロントアクセスによって着脱でき、また、装着完了時には、転写ユニット22の後側突起85が、本体ケーシング2の規制凹部52に係合することで転写ユニット22を位置決めできる。そして、転写ユニット22の第1当接突起86を本体ケーシング2の被当接凸部94に当接させることによって、装着途中の転写ユニット22の後側端部12が装着完了時よりも下向きの傾斜となるように転写ユニット22を傾斜させて、後側突起85が規制凹部52に係合するように転写ユニット22を案内することができる。これにより、フロントアクセスによる転写ユニット22の着脱および位置決めを円滑に行うことができる。
【選択図】図8
【解決手段】転写ユニット22は、本体ケーシング2に対して前側からフロントアクセスによって着脱でき、また、装着完了時には、転写ユニット22の後側突起85が、本体ケーシング2の規制凹部52に係合することで転写ユニット22を位置決めできる。そして、転写ユニット22の第1当接突起86を本体ケーシング2の被当接凸部94に当接させることによって、装着途中の転写ユニット22の後側端部12が装着完了時よりも下向きの傾斜となるように転写ユニット22を傾斜させて、後側突起85が規制凹部52に係合するように転写ユニット22を案内することができる。これにより、フロントアクセスによる転写ユニット22の着脱および位置決めを円滑に行うことができる。
【選択図】図8
Description
本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置に関する。
従来より、トナー像を用紙に転写するための転写ユニットが着脱自在に装着される画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置として、ループ形状の転写ベルトと、転写ベルトが巻装されているドライブローラおよびアイドルローラと、これらのローラの軸を保持するベルトフレームとで構成される転写ベルトユニットが着脱自在に装着される電子写真印刷装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特許文献1の電子写真印刷装置では、その上方から転写ベルトユニットが着脱される。
また、転写ベルトユニットにおいて、ベルトフレームにはロック部が設けられており、ドライブローラおよびアイドルローラの両端部にはベアリングが取り付けられている。一方、電子写真印刷装置には、ロック機構とベアリング受け部とが設けられている。転写ベルトユニットが電子写真印刷装置に装着されると、ロック部がロック機構に嵌合し、ベアリングがベアリング受け部に嵌合することで、転写ベルトユニットが電子写真印刷装置内部で位置決めされる。
特開2002−60039号公報
近年では、ユーザの立ち位置側(手前側)で、転写ベルトユニット等の交換部品を交換することができる、いわゆるフロントアクセス可能な画像形成装置が望まれている。しかし、特許文献1に記載の電子写真印刷装置は、その上方から転写ベルトユニットが着脱されるので、フロントアクセスに対応していない。
そこで、本発明の目的は、フロントアクセスによる転写ユニットの着脱および位置決めを円滑に行うことができる画像形成装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置であって、筐体と、前記筐体に設けられ、互いに異なる色の現像剤を担持する複数の現像剤担持体と、前記筐体に設けられ、各前記現像剤担持体からの現像剤が供給され、現像剤像が担持される像担持体と、前記筐体に対して前側から前後方向に沿って着脱可能であり、前記像担持体に担持される現像剤像を転写媒体に転写するための転写ユニットとを備え、前記転写ユニットは、その後側端部に突起を備え、前記筐体は、装着途中の前記転写ユニットの前記突起よりも下方に配置され、前記転写ユニットの装着完了時に前記突起が係合されて前記突起の上方向移動を規制する規制部を備え、前記筐体および前記転写ユニットの少なくとも一方には、装着途中の前記転写ユニットの前記後側端部が装着完了時の前記後側端部よりも下向きの傾斜となるように前記転写ユニットを傾斜させて、前記突起が前記規制部に係合するように前記転写ユニットを案内するための第1案内部が備えられていることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1案内部は、前記筐体および前記転写ユニットのいずれか一方に設けられる当接部と、他方に設けられ、前記当接部が当接する被当接部とを備えており、前記転写ユニットは、装着途中における前記当接部の前記被当接部に対する当接により、傾斜することを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記当接部は、前記転写ユニットの重心よりも前側で前記被当接部と当接することを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、前記当接部は、前記転写ユニットから下方に突出するように、前記転写ユニットに設けられており、前記被当接部は、前記筐体に設けられていることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記筐体には、前記被当接部よりも後側に配置され、前記転写ユニットの装着完了時に前記当接部を、遊嵌状態で受け入れる受入部が備えられていることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記転写ユニットには、前記当接部よりも後側に配置され、下方に突出する突出部が設けられており、前記筐体には、前記受入部よりも後側に配置され、前記転写ユニットの装着完了時に前記突出部が嵌合する嵌合部が備えられていることを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明は、請求項4ないし6のいずれかに記載の発明において、前記転写ユニットは、軸と前記軸を被覆するローラ部とを含むローラ部材を備えており、前記当接部は、前記ローラ部材とは、別途設けられていることを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、請求項4ないし7のいずれかに記載の発明において、前記筐体は、前記転写ユニットの着脱を案内するために、前後方向に沿って形成される第2案内部を備えており、前記第2案内部は、前記被当接部の上方に形成されていることを特徴としている。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記転写ユニットは、軸と前記軸を被覆するローラ部とを含む、少なくとも2つのローラ部材と、各前記ローラ部材間に巻回されるベルト部材とを備え、前記第2案内部は、各前記ローラ部材のうち最も後側に配されたローラ部材の軸を案内することを特徴としている。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれかに記載の発明において、前記像担持体は、各前記現像剤担持体に対応して複数設けられており、複数の前記像担持体を保持し、前記筐体に対して着脱自在に装着される保持ユニットを備え、前記保持ユニットは、前記転写ユニットの上方に配置され、前記筐体に対して前側から着脱されることを特徴としている。
また、請求項11に記載の発明は、請求項1ないし10のいずれかに記載の発明において、前記筐体は、前記転写ユニットを固定するためのロック手段を備えており、前記転写ユニットは、軸と前記軸を被覆するローラ部とを含む、少なくとも2つのローラ部材と、各前記ローラ部材間に巻回されるベルト部材とを備え、前記ロック手段は、各前記ローラ部材のうち最も前側に配されたローラ部材の軸を前側に付勢する付勢部材を備えていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、転写ユニットは、筐体に対して前側から前後方向に沿って着脱されるので、フロントアクセスによって転写ユニットを着脱することができる。また、転写ユニットの装着完了時には、転写ユニットの後側端部に備えられた突起が、筐体に備えられた規制部に係合することによって、突起の上方向移動が規制される。これにより、転写ユニットの装着完了時において、転写ユニットの後端部が浮き上がることを防止し、転写ユニットを上下方向に位置決めすることができる。
ここで、規制部は、装着途中の転写ユニットの突起よりも下方に配置されているので、転写ユニットを前後方向に沿って装着するだけでは、突起は、筐体において規制部より上方に位置する部分に引っ掛かって規制部に係合しないおそれがある。この場合、転写ユニットの円滑な着脱および位置決めが妨げられる。
しかし、筐体および転写ユニットの少なくとも一方には、装着途中の転写ユニットの後側端部が装着完了時の当該後側端部よりも下向きの傾斜となるように転写ユニットを傾斜させて、突起が規制部に係合するように転写ユニットを案内するための第1案内部が備えられている。これにより、突起が上述した引っ掛かりによって規制部に係合しない不具合が解決される。
その結果、フロントアクセスによる転写ユニットの着脱および位置決めを円滑に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1案内部において、筐体および転写ユニットのいずれか一方に設けられる当接部を、他方に設けられる被当接部に対して当接させるだけで、転写ユニットを容易に傾斜させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、当接部は、転写ユニットの重心よりも前側で被当接部と当接するので、転写ユニットの重心よりも後側で被当接部と当接する場合に比べて、安定した状態で、装着途中の転写ユニットの後側端部が装着完了時の当該後側端部よりも下向きの傾斜となるように転写ユニットを傾斜させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、当接部は、転写ユニットから下方に突出するように、転写ユニットに設けられているので、簡易な構成により、当接部が、筐体に設けられた被当接部と当接すると、転写ユニットを確実に傾斜させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、筐体には、被当接部よりも後側に配置され、転写ユニットの装着完了時に当接部を遊嵌状態で受け入れる受入部が備えられている。そのため、転写ユニットの装着が完了して突起が規制部に係合した状態では、当接部は、被当接部との当接が解除されて受入部に受け入られるので、転写ユニットが引き続き傾斜することはなく、転写ユニットをほぼ前後方向に沿った姿勢で筐体内に配置することができる。さらに、当接部は、遊嵌状態で受入部に受け入れられるので、転写ユニットの位置決めが、当接部が受入部に受け入れられることによって狂うことが防止される。
請求項6に記載の発明によれば、転写ユニットには、当接部よりも後側に配置され、下方に突出する突出部が設けられており、筐体には、受入部よりも後側に配置され、転写ユニットの装着完了時に突出部が嵌合する嵌合部が備えられている。そのため、転写ユニットの装着完了時には、下方に突出する突出部が嵌合部に嵌合することによって突出部の前後方向移動が規制されることで、転写ユニットを前後方向に位置決めすることができる。
請求項7に記載の発明によれば、転写ユニットにおいて、当接部は、ローラ部材とは、別途設けられているので、ローラ部材が被当接部と当接することはなく、ローラ部材の損傷を防止することができる。
請求項8に記載の発明によれば、筐体は、転写ユニットの着脱を案内するために、前後方向に沿って形成される第2案内部を備えており、第2案内部は、被当接部の上方に形成されている。そのため、転写ユニットから下方に突出するように転写ユニットに設けられている当接部は、第2案内部によって転写ユニットの着脱が案内される途中において、確実に被当接部に当接することができる。
請求項9に記載の発明によれば、第2案内部は、転写ユニットにおいて、各ローラ部材のうち最も後側に配されたローラ部材の軸を案内する。つまり、第2案内部は、フロントアクセスによって画像形成装置の前側で転写ユニットの着脱操作を行なうユーザから最も遠い位置にあるローラ部材の軸を案内する。そのため、第2案内部が、最も後側に配されたローラ部材以外のローラ部材を案内する場合に比べて、転写ユニットを、ずれることなく、安定した状態で筐体に対して着脱することができる。
請求項10に記載の発明によれば、像担持体を、各現像剤担持体に対応して複数設けることで、いわゆるタンデムタイプの画像形成装置を提供することができる。また、これらの像担持体を保持する保持ユニットは、転写ユニットと同様に、筐体に対して前側から着脱されるので、フロントアクセスが一層実現された画像形成装置を提供することができる。
請求項11に記載の発明によれば、ロック手段によって転写ユニットが筐体に固定されることで、転写ユニットの位置決めが狂うことが防止される。
また、ロック手段に備えられた付勢部材によって、転写ユニットに備えられた各ローラ部材のうち最も前側に配されたローラ部材の軸が前側に付勢される。これにより、各ローラ部材間に巻回されるベルト部材に対して張力を付与することができるので、ベルト部材の不要な撓みを抑制することができる。そのため、転写ユニットでは、好適な転写動作を実現することができる。
1.カラーレーザプリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。
このカラーレーザプリンタ1は、後述する像担持体の一例としての複数の感光ドラム29が水平方向において並列的に配置される、横置きのタンデムタイプのカラーレーザプリンタである。
このカラーレーザプリンタ1は、筐体の一例としての本体ケーシング2内に、転写媒体の一例としての用紙3を給紙するための給紙部4と、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5と、画像が形成された用紙3を排紙するための排紙部6とを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、側面視略矩形状のボックス状に形成されており、その内部に、後述する保持ユニットの一例としてのプロセスユニット21と転写ユニット22とを着脱自在に備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、側面視略矩形状のボックス状に形成されており、その内部に、後述する保持ユニットの一例としてのプロセスユニット21と転写ユニット22とを着脱自在に備えている。
なお、以下の説明において、図1における左側を前側(正面側)とし、図1における右側を後側(背面側)とする。前後方向と水平方向とは同一方向である。なお、本体ケーシング2の前側がユーザの立ち位置側となり、本体ケーシング2の前側において、後述するフロントカバー8が開閉され、また、ユーザが操作する操作パネル(図示せず)が配置されている。また、このカラーレーザプリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。左右方向と幅方向とは同一方向である。さらに、プロセスユニット21および転写ユニット22に関しては、特に言及がない限り、本体ケーシング2に対する装着状態での方向を基準として説明する。
本体ケーシング2の前側壁の略中央位置には、本体ケーシング2内部に連通する着脱口7が形成されており、また、着脱口7を開閉するためのフロントカバー8が設けられている。フロントカバー8は、その下端部に挿通されたカバー軸(図示せず)に回動自在に支持されている。フロントカバー8を、カバー軸(図示せず)を支点として閉じると、フロントカバー8によって着脱口7が閉鎖され、フロントカバー8を、カバー軸(図示せず)を支点として前側に開くと、着脱口7が開放される。
(2)給紙部
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部に、本体ケーシング2の前側から着脱自在に装着される給紙トレイ10を備えている。給紙トレイ10の前端部上方には、ピックアップローラ11が配置されている。また、給紙部4は、給紙トレイ10の前端部上方と、後述するベルト部材の一例としての搬送ベルト58との間に形成される略U字状の給紙パス17を備えている。この給紙パス17上には、分離パッド13、ピンチローラ14、紙粉取りローラ15および1対のレジストローラ16が配設されている。
(2)給紙部
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部に、本体ケーシング2の前側から着脱自在に装着される給紙トレイ10を備えている。給紙トレイ10の前端部上方には、ピックアップローラ11が配置されている。また、給紙部4は、給紙トレイ10の前端部上方と、後述するベルト部材の一例としての搬送ベルト58との間に形成される略U字状の給紙パス17を備えている。この給紙パス17上には、分離パッド13、ピンチローラ14、紙粉取りローラ15および1対のレジストローラ16が配設されている。
ピックアップローラ11の回転により、給紙トレイ10にスタックされている用紙3が給紙パス17に送り出される。その送り出された用紙3は、ピックアップローラ11と分離パッド13との間で1枚ごとに捌かれる。そして、その用紙3は、ピンチローラ14と紙粉取りローラ15との間を通過し、紙粉取りローラ15により紙粉が除去された後、レジストローラ16へ搬送される。レジストローラ16は、用紙3を、レジスト後に、後述する搬送ベルト58上に向けて送り出す。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナ部20、プロセスユニット21、転写ユニット22、ロック手段の一例としての張力付与機構34、クリーニングユニット24および定着部23を備えている。
(3−1)スキャナ部
スキャナ部20は、本体ケーシング2の上部に配置されている。このスキャナ部20は、レーザ、ミラーおよびレンズなどの光学部材を備えており、後述する4つの感光ドラム29に向けて4本のレーザビームを出射する。各レーザビームは、図1に破線で示すように、感光ドラム29の表面に高速走査にて照射される。
(3−2)プロセスユニット
プロセスユニット21は、スキャナ部20の下方であって、給紙部4および後述する転写ユニット22の上方に配置されている。プロセスユニット21は、1つのドラムユニット25と、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色に対応する4つの現像カートリッジ27とを備えている。プロセスユニット21は、本体ケーシング2に対して着脱可能に装着されている。なお、プロセスユニット21の着脱については、以降で詳説するが、プロセスユニット21は、本体ケーシング2に対して前側から前後方向に沿って着脱される。
(3−2−1)ドラムユニット
ドラムユニット25は、ドラム筐体31内に、各色に対応する感光ドラム29と、スコロトロン型帯電器30と、クリーニングブラシ(図示せず)とをそれぞれ4つずつ保持している。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナ部20、プロセスユニット21、転写ユニット22、ロック手段の一例としての張力付与機構34、クリーニングユニット24および定着部23を備えている。
(3−1)スキャナ部
スキャナ部20は、本体ケーシング2の上部に配置されている。このスキャナ部20は、レーザ、ミラーおよびレンズなどの光学部材を備えており、後述する4つの感光ドラム29に向けて4本のレーザビームを出射する。各レーザビームは、図1に破線で示すように、感光ドラム29の表面に高速走査にて照射される。
(3−2)プロセスユニット
プロセスユニット21は、スキャナ部20の下方であって、給紙部4および後述する転写ユニット22の上方に配置されている。プロセスユニット21は、1つのドラムユニット25と、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色に対応する4つの現像カートリッジ27とを備えている。プロセスユニット21は、本体ケーシング2に対して着脱可能に装着されている。なお、プロセスユニット21の着脱については、以降で詳説するが、プロセスユニット21は、本体ケーシング2に対して前側から前後方向に沿って着脱される。
(3−2−1)ドラムユニット
ドラムユニット25は、ドラム筐体31内に、各色に対応する感光ドラム29と、スコロトロン型帯電器30と、クリーニングブラシ(図示せず)とをそれぞれ4つずつ保持している。
ドラム筐体31は、枠体形状に形成されており、その後端部には、プロセス把持部26が設けられている。プロセス把持部26を掴むことによって、プロセスユニット21全体を移動させることができる。
感光ドラム29は、最表層が正帯電性の感光層により形成される円筒形状であり、画像形成時において、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力により回転される。
スコロトロン型帯電器30は、感光ドラム29の斜め後側上方に、感光ドラム29と間隔を隔てて対向配置されている。画像形成時には、高電圧が印加され、感光ドラム29の表面が一様に正極性に帯電される。
クリーニングブラシ(図示せず)は、感光ドラム29の後方において、感光ドラム29と対向して接触するように配置されている。画像形成時には、クリーニングブラシ(図示せず)にクリーニングバイアスが印加される。
(3−2−2)現像カートリッジ
各色の感光ドラム29に対応した各現像カートリッジ27は、ドラムユニット25に対して着脱自在に装着されている。各現像カートリッジ27は、現像筐体36内に、アジテータ37、供給ローラ38、現像剤担持体の一例としての現像ローラ39および層厚規制ブレード40を備えている。
(3−2−2)現像カートリッジ
各色の感光ドラム29に対応した各現像カートリッジ27は、ドラムユニット25に対して着脱自在に装着されている。各現像カートリッジ27は、現像筐体36内に、アジテータ37、供給ローラ38、現像剤担持体の一例としての現像ローラ39および層厚規制ブレード40を備えている。
現像筐体36は、下端部に開口部41を有するボックス状に形成されている。現像筐体36の内部は、隔壁(図示せず)によって、上側のトナー収容室43と下側の現像室44とに区画されている。トナー収容室43と現像室44とは、隔壁(図示せず)に形成された連通口(図示せず)によって、互いに連通している。
トナー収容室43には、各現像カートリッジ27に対応する色の現像剤の一例としてのトナーが収容されている。各色のトナーとしては、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各着色剤が各色に対応して配合される、正帯電性の非磁性1成分の重合トナーが用いられている。図中では、各現像カートリッジ27を、収容するトナーの色に応じて、イエロー現像カートリッジ27Y、マゼンタ現像カートリッジ27M、シアン現像カートリッジ27C、ブラック現像カートリッジ27Kとに区別している。
アジテータ37は、トナー収容室43内に回転自在に設けられている。画像形成時において、アジテータ37の回転軸には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が伝達される。
供給ローラ38は、現像室44内に設けられている。この供給ローラ38は、現像筐体36の幅方向両側壁に回転自在に支持される金属製の供給ローラ軸と、その供給ローラ軸を被覆する導電性のスポンジからなるスポンジローラ部とを備えている。画像形成時には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が伝達され、供給ローラ38が回転される。
現像ローラ39は、現像室44内において、供給ローラ38に対して斜め後側下方に設けられている。この現像ローラ39は、現像筐体36の幅方向両側壁に回転自在に支持される金属製の現像ローラ軸と、その現像ローラ軸を被覆する導電性のゴムからなるゴムローラ部とを備えている。現像ローラ39の周面の一部は、現像室44の開口部41から下方に露出している。また、現像ローラ39のゴムローラ部は、供給ローラ38のスポンジローラ部に対して圧接している。画像形成時には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が伝達され、現像ローラ39が回転される。また、現像ローラ39には、現像バイアスが印加される。
層厚規制ブレード40は、現像室44内に設けられており、現像筐体36の後側壁に固定された板ばね部材と、板ばね部材の先端部(遊端部)に設けられる圧接ゴム55とを備えている。この層厚規制ブレード40は、圧接ゴム55が現像ローラ39に対して上方から圧接するように設けられている。
(3−2−3)プロセスユニットでの現像動作
各現像カートリッジ27では、トナー収容室43に収容されている各色に対応するトナーが、アジテータ37によって攪拌されながら、現像室44へ放出される。現像室44へ放出されたトナーは、供給ローラ38に供給される。供給ローラ38に供給されたトナーは、供給ローラ38の回転により、現像ローラ39に供給される。このとき、トナーは、供給ローラ38と現像バイアスが印加されている現像ローラ39との間で正極性に摩擦帯電される。こうして現像ローラ39に供給されたトナーは、現像ローラ39の回転に伴って、層厚規制ブレード40の圧接ゴム55と現像ローラ39との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ39の表面に担持される。
(3−2−3)プロセスユニットでの現像動作
各現像カートリッジ27では、トナー収容室43に収容されている各色に対応するトナーが、アジテータ37によって攪拌されながら、現像室44へ放出される。現像室44へ放出されたトナーは、供給ローラ38に供給される。供給ローラ38に供給されたトナーは、供給ローラ38の回転により、現像ローラ39に供給される。このとき、トナーは、供給ローラ38と現像バイアスが印加されている現像ローラ39との間で正極性に摩擦帯電される。こうして現像ローラ39に供給されたトナーは、現像ローラ39の回転に伴って、層厚規制ブレード40の圧接ゴム55と現像ローラ39との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ39の表面に担持される。
一方、各現像カートリッジ27に対応する感光ドラム29の表面が、感光ドラム29の回転に伴って、スコロトロン型帯電器30により一様に正帯電される。そして、その正帯電した感光ドラム29の表面に、スキャナ部20からのレーザビームが照射されることにより、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
感光ドラム29の回転により、感光ドラム29の表面に形成されている静電潜像が現像ローラ39と対向すると、現像ローラ39の表面に担持されている正帯電トナーが、その静電潜像(つまり、一様に正帯電されている感光ドラム29の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分)に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光ドラム29の表面には、各色に対応して、反転現像によるトナー像が担持される。
(3−3)転写ユニット
転写ユニット22は、本体ケーシング2内において、給紙部4の上方であって、プロセスユニット21の下方に配置されている。転写ユニット22は、転写フレーム32、駆動ローラ56、従動ローラ57、搬送ベルト58、転写ローラ59およびバックアップローラ60を備えている。なお、駆動ローラ56および従動ローラ57がローラ部材の一例として主に機能するが、転写ローラ59およびバックアップローラ60もローラ部材に含まれる。
(3−3)転写ユニット
転写ユニット22は、本体ケーシング2内において、給紙部4の上方であって、プロセスユニット21の下方に配置されている。転写ユニット22は、転写フレーム32、駆動ローラ56、従動ローラ57、搬送ベルト58、転写ローラ59およびバックアップローラ60を備えている。なお、駆動ローラ56および従動ローラ57がローラ部材の一例として主に機能するが、転写ローラ59およびバックアップローラ60もローラ部材に含まれる。
また、転写ユニット22は、本体ケーシング2に対して着脱可能に装着されている。なお、転写ユニット22の着脱については、以降で詳説するが、転写ユニット22は、本体ケーシング2に対して前側から前後方向に沿って着脱される。
転写フレーム32は、上下方向に薄手かつ平面視略矩形状の枠体形状に形成されている。転写ユニット22の後端部には、転写把持部28が設けられている(図2参照)。転写把持部28を掴むことによって、転写ユニット22全体を移動させることができる。
駆動ローラ56および従動ローラ57は、幅方向に延び、さらに、前後方向に互いに間隔を隔てて対向配置されている。具体的には、駆動ローラ56は、転写フレーム32の後端部に支持されており、従動ローラ57は、転写フレーム32の前端部に支持されている。具体的には、従動ローラ57は、転写フレーム32に対して、予め、前後方向への遊びを設けて取り付けられている。そして、従動ローラ57は、転写フレーム32に設けられたバネ33によって、前側、つまり、駆動ローラ56から離間する方向へ常に付勢されている。
搬送ベルト58は、ポリカーボネート等の樹脂製のエンドレスベルトからなり、駆動ローラ56と従動ローラ57との間に巻回されている。なお、上述したように、従動ローラ57が、バネ33によって、駆動ローラ56から離間する方向へ付勢されているので、搬送ベルト58には張力が付与されており、搬送ベルト58が駆動ローラ56および従動ローラ57から外れることが防止されている。
駆動ローラ56は、転写フレーム32に回転自在に支持されるアルミまたはステンレス製の円管状の駆動軸77と、駆動軸77を被覆するゴムなどからなる駆動ローラ部78とを備えており、駆動ローラ部78と搬送ベルト58とが摩擦接触することで、駆動ローラ56の空転が防止されている。また、駆動軸77の軸方向(幅方向)両端部は、転写フレーム32よりも幅方向外側に露出されている。
従動ローラ57は、転写フレーム32に回転自在に支持されるアルミまたはステンレス製の円管状の従動軸79と、従動軸79を被覆する従動ローラ部80とを備えている。従動ローラ部80の外周面には、メッキ処理が施されており、搬送ベルト58との接触による従動ローラ57の外周面の摩耗が防止されている。従動軸79の軸方向(幅方向)両端部は、転写フレーム32よりも幅方向外側に露出されている。なお、従動軸79の幅方向両端縁は、駆動軸77の幅方向両端縁よりも幅方向内側にある。
画像形成時において、駆動ローラ56には、本体ケーシング2内に設けられる図示しないモータからの駆動力が伝達され、駆動ローラ56が回転される。すると、搬送ベルト58が、駆動ローラ56および従動ローラ57の間を、各感光ドラム29と対向して接触する転写位置において、感光ドラム29と逆方向に回転するように周回移動されるとともに、従動ローラ57が従動される。
転写ローラ59は、転写フレーム32の上側部分に支持されている。転写ローラ59は、駆動ローラ56および従動ローラ57の間に巻回されている搬送ベルト58内において、各感光ドラム29と、搬送ベルト58を挟んで対向するように、前後方向に間隔を隔ててそれぞれ設けられている。転写ローラ59は、転写フレーム32に回転自在に支持される金属製の転写ローラ軸と、その転写ローラ軸を被覆する導電性のゴムからなるゴムローラとを備えている。各転写ローラ59は、搬送ベルト58と対向して接触する転写位置において、搬送ベルト58の周回移動方向と同方向に従動回転する。画像形成時には、各転写ローラ59に転写バイアスが印加される。
バックアップローラ60は、金属製であり、転写フレーム32の下側部分に支持されている。バックアップローラ60は、駆動ローラ56および従動ローラ57の間に巻回されている搬送ベルト58内において、後述するクリーニングユニット24のクリーニングローラ62と、搬送ベルト58を挟んで対向するように、設けられている。
給紙部4から給紙された用紙3は、駆動ローラ56の駆動および従動ローラ57の従動により周回移動される搬送ベルト58によって、前側から後側に向かって、各感光ドラム29に対応する転写位置を、順次通過するように搬送される。そして、その搬送中に、各感光ドラム29に担持されている各色のトナー像が、順次に重ね合わせて転写される。これにより、用紙3にカラー像が形成される。
(3−4)張力付与機構
張力付与機構34は、本体ケーシング2において、転写ユニット22の下方、詳しくは、従動ローラ57の近傍に設けられている。
(3−4)張力付与機構
張力付与機構34は、本体ケーシング2において、転写ユニット22の下方、詳しくは、従動ローラ57の近傍に設けられている。
張力付与機構34は、幅方向に対向配置される1対のレバー45と、各レバー45に対応する付勢部材の一例としての1対のコイルバネ46とを備えている。1対のレバー45の対向間隔は、転写フレーム32から露出された従動軸79の幅方向両端部の幅方向間隔とほぼ等しい。
レバー45は、上下方向に長手の薄板状に形成されている。レバー45の長手方向略中央位置には、幅方向に延びる揺動軸47が挿通されており、レバー45は、揺動軸47回りに揺動自在である。また、レバー45において揺動軸47よりも上方の部分(レバー上部82とする。)の前端縁には、前側に向かって膨出する凸部83が形成されている。
コイルバネ46は、略前後方向に沿って長手であり、後端部は、本体ケーシング2側に固定されており、前端部は、レバー45において揺動軸47よりも下方の部分(レバー下部81とする。)に係止されている。また、コイルバネ46は、引っ張りばねであり、常態において収縮しており、レバー下部81を後側へ付勢する。これにより、レバー45において揺動軸47よりも上方のレバー上部82は、前側へ付勢される。なお、レバー下部81の後側には、規制突起84が設けられており、後側へ付勢されるレバー下部81が規制突起84に当接することで、レバー45がコイルバネ46の付勢によって必要以上に揺動することが規制されている。
本体ケーシング2に装着された転写ユニット22において、転写フレーム32から露出された従動軸79の幅方向両端部は、対応するレバー45のレバー上部82における凸部83よりも下側の部分に係合している。これにより、従動軸79を備える従動ローラ57は、コイルバネ46の付勢力が伝達されることによって前側、つまり駆動ローラ56から離間する方向へ付勢される。そのため、搬送ベルト58には、張力が付与される。なお、上述した、転写フレーム32のバネ33が搬送ベルト58に付与する張力は、搬送ベルト58が駆動ローラ56および従動ローラ57から外れない程度の大きさである。一方、レバー45が従動軸79に係合することで搬送ベルト58に付与される張力は、上記の転写動作において必要とされる大きさであり、バネ33による張力より大きい。
(3−5)クリーニングユニット
クリーニングユニット24は、転写ユニット22の下側に隣接配置されており、トナー貯留部63およびクリーニングローラ62を備えている。トナー貯留部63は、上方が開口されたボックス形状に形成されており、クリーニングローラ62は、その一部がトナー貯留部63の開口部から上方に露出されるように、トナー貯留部63の幅方向両側壁に支持されている。クリーニングローラ62は、金属製の軸と、その軸を被覆するシリコンからなる発泡材とを備えている。クリーニングローラ62には、クリーニングバイアスが印加されており、上記の転写動作において、搬送ベルト58の表面に付着したトナーは、搬送ベルト58の表面から、クリーニングバイアスによりクリーニングローラ62に転写される。そして、クリーニングローラ62に転写されたトナーは、トナー貯留部63に設けられた掻取ブレード(図示せず)によって掻き取られてトナー貯留部63に貯留される。
(3−6)定着部
定着部23は、転写ユニット22の後方に配置されており、加熱ローラ65と、その加熱ローラ65を加圧する加圧ローラ66とを備えている。
(3−5)クリーニングユニット
クリーニングユニット24は、転写ユニット22の下側に隣接配置されており、トナー貯留部63およびクリーニングローラ62を備えている。トナー貯留部63は、上方が開口されたボックス形状に形成されており、クリーニングローラ62は、その一部がトナー貯留部63の開口部から上方に露出されるように、トナー貯留部63の幅方向両側壁に支持されている。クリーニングローラ62は、金属製の軸と、その軸を被覆するシリコンからなる発泡材とを備えている。クリーニングローラ62には、クリーニングバイアスが印加されており、上記の転写動作において、搬送ベルト58の表面に付着したトナーは、搬送ベルト58の表面から、クリーニングバイアスによりクリーニングローラ62に転写される。そして、クリーニングローラ62に転写されたトナーは、トナー貯留部63に設けられた掻取ブレード(図示せず)によって掻き取られてトナー貯留部63に貯留される。
(3−6)定着部
定着部23は、転写ユニット22の後方に配置されており、加熱ローラ65と、その加熱ローラ65を加圧する加圧ローラ66とを備えている。
定着部23において、用紙3に転写されたカラー像は、用紙3が加熱ローラ65と加圧ローラ66との間を通過する間に、加熱および加圧されることによって用紙3に熱定着される。
(4)排紙部
排紙部6は、前方に向かって開放される略C字状の排紙パス67を備えている。この排紙パス67上には、補助ローラ68、搬送ローラ69、ピンチローラ70および1対の排紙ローラ71が配設されている。定着部23から搬送される用紙3は、補助ローラ68、搬送ローラ69およびピンチローラ70により排紙パス67に沿って搬送され、排紙ローラ71によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ64上に排紙される。
2.本体ケーシングに対するプロセスユニットおよび転写ユニットの着脱
以下には、本体ケーシング2に対するプロセスユニット21および転写ユニット22の着脱について詳説する。
(1)本体ケーシングに対するプロセスユニットの着脱
図2は、図1において、フロントカバーを開いた状態を示し、図3は、図2において、プロセスユニットが本体ケーシングから離脱される状態を示す。
(4)排紙部
排紙部6は、前方に向かって開放される略C字状の排紙パス67を備えている。この排紙パス67上には、補助ローラ68、搬送ローラ69、ピンチローラ70および1対の排紙ローラ71が配設されている。定着部23から搬送される用紙3は、補助ローラ68、搬送ローラ69およびピンチローラ70により排紙パス67に沿って搬送され、排紙ローラ71によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ64上に排紙される。
2.本体ケーシングに対するプロセスユニットおよび転写ユニットの着脱
以下には、本体ケーシング2に対するプロセスユニット21および転写ユニット22の着脱について詳説する。
(1)本体ケーシングに対するプロセスユニットの着脱
図2は、図1において、フロントカバーを開いた状態を示し、図3は、図2において、プロセスユニットが本体ケーシングから離脱される状態を示す。
先ず、図2に示すように、フロントカバー8を開いて着脱口7を開放すると、着脱口7を介して、プロセスユニット21の前端部、具体的には、プロセス把持部26が前方に露出される。プロセス把持部26を掴んで前へ引くことによって、図3に示すように、プロセスユニット21を、本体ケーシング2から離脱することができる。なお、本体ケーシング2内部には、前後方向に延びるプロセスガイドレール(図示せず)が設けられており、プロセスユニット21は、このプロセスガイドレール(図示せず)上を滑ることで、本体ケーシング2から前後方向に沿って円滑に離脱される。
一方、プロセスユニット21を本体ケーシング2に対して装着する場合には、フロントカバー8を開いて着脱口7を開放し、プロセスユニット21を、上述したプロセスガイドレール(図示せず)に受け入れさせた後、プロセス把持部26を掴んで後へ押し込むことにより、本体ケーシング2内に収容する。その後、フロントカバー8を閉じることで、プロセスユニット21の本体ケーシング2に対する装着が完了する。
(2)本体ケーシングに対する転写ユニットの着脱
(2−1)本体ケーシングに対する転写ユニットの離脱
図4は、図3において、プロセスユニットが離脱された後の本体ケーシングから転写ユニットが離脱される状態を示し、図5は、図4において、転写ユニットが本体ケーシングからさらに離脱される状態を示す。
(2)本体ケーシングに対する転写ユニットの着脱
(2−1)本体ケーシングに対する転写ユニットの離脱
図4は、図3において、プロセスユニットが離脱された後の本体ケーシングから転写ユニットが離脱される状態を示し、図5は、図4において、転写ユニットが本体ケーシングからさらに離脱される状態を示す。
上述したように、本体ケーシング2からプロセスユニット21を離脱すると、図4に示すように、着脱口7を介して、転写ユニット22の上側面および前端部(具体的には、転写把持部28)が露出される(図示破線参照)。転写把持部28を掴んで持ち上げると、転写ユニット22は、駆動ローラ56を中心として揺動し、その後側端部(後側端部12)が揺動前よりも下向きの傾斜となるように、傾斜する。転写把持部28が持ち上げられることによって、従動ローラ57は、レバー45に対して上方へ移動するので、従動軸79とレバー45との係合は解除される。その後、転写把持部28を掴んで前へ引くことによって、図5に示すように、転写ユニット22を、本体ケーシング2から離脱させることができる。
(2−2)本体ケーシングに対する転写ユニットの装着
図6は、図4の状態にある本体ケーシングおよび転写ユニットの要部斜視図である。
(2−2)本体ケーシングに対する転写ユニットの装着
図6は、図4の状態にある本体ケーシングおよび転写ユニットの要部斜視図である。
図7は、本体ケーシングに対して転写ユニットを装着する過程を説明するための動作図であり、転写ユニットの右側面が見える位置における本体ケーシングの要部側断面図である。図7において、図7(a)は、駆動軸が転写ガイドレールに載置される前であって転写ユニットが前後方向に沿った姿勢にある状態を示し、図7(b)は、駆動軸が転写ガイドレールの水平部に載置された状態を示し、図7(c)は、図7(b)の状態から転写ユニットを後側へ押し込み、駆動軸が転写ガイドレールの傾斜部に載置された状態を示す。
図8は、図7(c)に引き続いて、本体ケーシングに対して転写ユニットを装着する過程を説明するための動作図である。図8において、図8(a)は、図7(c)の状態から転写ユニットをさらに後側へ押し込んだ状態を示し、図8(b)は、図8(a)の状態から転写ユニットを後側へ押し込み、駆動軸が転写ガイドレールの傾斜部から外れた状態を示し、図8(c)は、図8(b)の状態から転写ユニットを後側へ押し込み、本体ケーシングに対する転写ユニットの装着が完了した状態を示す。
本体ケーシング2に対する転写ユニット22の装着を説明するにあたって、本体ケーシング2および転写ユニット22についてさらに詳しく説明する。
(2−2−1)本体ケーシング
図6に示すように、本体ケーシング2の幅方向両側壁の内側面には、その上下方向略中央位置において、転写ガイドレール88、駆動軸支持部92、突起受け部93、従動軸支持部99(図7参照)および突起ガイドレール89がそれぞれ設けられている。
(2−2−1)本体ケーシング
図6に示すように、本体ケーシング2の幅方向両側壁の内側面には、その上下方向略中央位置において、転写ガイドレール88、駆動軸支持部92、突起受け部93、従動軸支持部99(図7参照)および突起ガイドレール89がそれぞれ設けられている。
転写ガイドレール88は、前後方向に沿って形成されており、第2案内部の一例としての水平部90と傾斜部91とを一体的に備えている。
水平部90は、本体ケーシング2の幅方向両側壁の前端部から後端部へ向けて延設される水平面である。
傾斜部91は、水平部90の後端から連続し、斜め後側下方へ傾斜する傾斜面である。
図7(a)に示すように、駆動軸支持部92は、傾斜部91の後端縁の僅か下方に配置されており、その上端面は、後方へ向かって延びる水平面である。駆動軸支持部92の上端面において、傾斜部91の後端縁の僅か後方位置には、上方へ一段突き出た段部100が形成されている。
突起受け部93は、駆動軸支持部92の後側に連続して配置されており、その前端面は、案内面51と、規制部の一例としての規制凹部52とを備えている。案内面51は、斜め後側下方へ傾斜している。規制凹部52は、案内面51の下端縁と駆動軸支持部92の上端面の後端縁とをつなぐように、後方へ凹設されている。具体的には、規制凹部52は、前側が開放される側面視略矩形状に形成されている。また、規制凹部52は、本体ケーシング2に対して装着途中の転写ユニット22の後述する突起の一例としての後側突起85よりも下方に配置されている(図7参照)。
従動軸支持部99は、図示されていないが、転写ガイドレール88よりも幅方向内側に配置されており、また、前後方向において、駆動軸支持部92の段部100に対して、駆動軸77と従動軸79との軸間距離だけ前側に配置されている。従動軸支持部99の上端面は水平面であり、段部100の上端面と上下方向において同じ位置にある。
突起ガイドレール89は、転写ガイドレール88の幅方向内側に配置され、前後方向においては水平部90とほぼ同じ位置にあり、上下方向においては水平部90よりも下方に位置している。突起ガイドレール89は、前後方向に沿って延設されており、前から順に、被当接部の一例としての被当接凸部94、受入部の一例としての受入凹部95、突起側水平部96、位置決め凸部97、および、嵌合部の一例としての位置決め凹部98を備えている。
被当接凸部94は、突起ガイドレール89の前端に位置し、突起ガイドレール89において上方へ一段突き出るように、具体的には、側面視略矩形状に形成されており、その上端面は水平面である。
受入凹部95は、被当接凸部94の後側の基端部から連続し、下方へ窪む側面視略矩形状に形成されている。
突起側水平部96は、受入凹部95から連続し、後方へ向けて延設される水平面である。
位置決め凸部97は、突起側水平部96の後端縁から斜め後側上方ヘ傾斜する傾斜面と、その傾斜面から後方へ僅かに延びる水平面と、その水平面から下方へ延びる垂直面とを備える、側面視略三角形状に形成されている。位置決め凸部97の上端縁は、被当接凸部94の上端縁よりも下方に位置している。
位置決め凹部98は、位置決め凸部97の上述した垂直面から連続し、下方へ窪む側面視略矩形状に形成されている。
(2−2−2)転写ユニット
図6に示すように、転写ユニット22において、転写フレーム32の幅方向両端部には、後側突起85、当接部の一例としての第1当接突起86、および、突出部の一例としての第2当接突起87がそれぞれ設けられている。
(2−2−2)転写ユニット
図6に示すように、転写ユニット22において、転写フレーム32の幅方向両端部には、後側突起85、当接部の一例としての第1当接突起86、および、突出部の一例としての第2当接突起87がそれぞれ設けられている。
後側突起85は、駆動ローラ56の幅方向両端部よりも後側の位置において、転写フレーム32と平行となるように(図7(a)においては前後方向に沿うように)後方へ凸設されている。具体的には、後側突起85は、側面視において略矩形状に形成されており、その上端面は、図7(a)を基準とすると、駆動ローラ56の軸中心に対して、上下方向においてほぼ同じ位置にある。また、駆動ローラ56の軸中心から後側突起85の後端縁までの前後方向距離は、段部100から規制凹部52の最深部(後端部)までの前後方向距離とほぼ等しい。さらに具体的には、後側突起85の後端部の側面形状は、規制凹部52の側面形状とほぼ等しく形成されている。
第1当接突起86は、従動ローラ57からやや後側かつ転写ユニット22の重心50(図7(a)参照)よりも前側の位置において、下方に突出するように、具体的には、側面視において下方へ向けて先細の略三角形状に形成されている。さらに具体的には、第1当接突起86の略下半分部分の側面形状は、受入凹部95の側面形状よりも小さい。そして、第1当接突起86の幅方向外側端縁は、従動軸79の幅方向外側端縁よりも幅方向内側にある(図6参照)。
第2当接突起87は、第1当接突起86に対して、受入凹部95と位置決め凹部98との前後方向間隔だけ後側の位置において、下方に突出するように、具体的には、側面視略矩形状に形成されている。また、図7(a)を基準とすると、第2当接突起87の下方への突出量は、第1当接突起86の下方への突出量の約半分である。そして、第2当接突起87の幅方向外側端縁は、従動軸79の幅方向外側端縁よりも幅方向内側にある(図6参照)。
(2−2−3)本体ケーシングに対する転写ユニットの装着
図7(a)に示すように、転写把持部28を掴んで転写ユニット22を本体ケーシング2内に収容する。このとき、正面視において、駆動軸77の幅方向両端部は、対応する転写ガイドレール88に対して上側から対向し、従動軸79の幅方向両端部は、対応する従動軸支持部99に対して上側から対向し、第1当接突起86および第2当接突起87は、対応する突起ガイドレール89に対して上側から対向する。
(2−2−3)本体ケーシングに対する転写ユニットの装着
図7(a)に示すように、転写把持部28を掴んで転写ユニット22を本体ケーシング2内に収容する。このとき、正面視において、駆動軸77の幅方向両端部は、対応する転写ガイドレール88に対して上側から対向し、従動軸79の幅方向両端部は、対応する従動軸支持部99に対して上側から対向し、第1当接突起86および第2当接突起87は、対応する突起ガイドレール89に対して上側から対向する。
そして、図7(b)に示すように、駆動軸77の幅方向両端部を、対応する転写ガイドレール88の水平部90に載置し(転写ユニット22における駆動軸77以外の部分は本体ケーシング2に接触していない。)、転写把持部28を掴んで、転写ユニット22を後側へ押し込む。このとき、駆動軸77が水平部90上を滑ることにより、転写ユニット22は後側へ円滑に案内される。
転写ユニット22を引き続き後側へ押し込み、駆動軸77が、転写ガイドレール88において水平部90から傾斜部91へ移る直前に、第1当接突起86が突起ガイドレール89の被当接凸部94に対して上から当接する。このとき、転写ユニット22はほぼ水平に沿った姿勢となる。また、第2当接突起87は、突起側水平部96の上方に間隔を隔てて位置している。なお、上述したように、第1当接突起86は、転写ユニット22の重心50(図7(a)参照)よりも前側の位置に形成されているので、第1当接突起86は、転写ユニット22の重心50(図7(a)参照)よりも前側で被当接凸部94と当接する。
その後、図7(c)に示すように、転写ユニット22を引き続き後側へ押し込んで、駆動軸77が水平部90から傾斜部91へ移ると、駆動軸77は、傾斜部91の傾斜に応じて下降する。一方、第1当接突起86は被当接凸部94に対して引き続き当接しているので、転写ユニット22は、その後側端部12が下向きとなるように傾斜する。このとき、後側突起85の後端部が、対応する突起受け部93の案内面51に対して、前後方向に間隔を隔てて対向する。
図8(a)に示すように、転写ユニット22をさらに後側へ押し込むと、駆動軸77が傾斜部91の傾斜に応じてさらに下降する一方で、第1当接突起86は被当接凸部94に対して引き続き当接しているので、転写ユニット22は、一層傾斜する。
そして、図8(b)に示すように、転写ユニット22をさらに後側へ押し込んで、駆動軸77が傾斜部91から外れた直後においても、第1当接突起86は被当接凸部94に対して引き続き当接しているので、転写ユニット22は、傾斜した状態を維持する。ここで、図8(a)から図8(b)までの過程において、第2当接突起87は、位置決め凸部97を、ほぼ非接触で通過し、後側突起85の後端部は、案内面51に接触することなく、前後方向において規制凹部52とほぼ対向する。
そして、転写ユニット22をさらに後側へ押し込んで、図8(c)に示すように、駆動軸77が駆動軸支持部92の段部100上に載置されると、転写ユニット22の本体ケーシング2に対する装着が完了する。このとき、第1当接突起86は、被当接凸部94から外れて、その略下半分部分が受入凹部95に受け入れられ、第2当接突起87は、位置決め凹部98に嵌合し、後側突起85は、規制凹部52に係合する。これにより、それまで傾斜していた転写ユニット22は、ほぼ水平方向に沿った姿勢をとる。ここで、装着途中の転写ユニット22が傾斜している状態において(図7(c)、図8(a)および図8(b)参照)、その後側端部12は、装着完了時の後側端部12(図8(c)参照)よりも下向きの傾斜となっていることがわかる。
なお、上述したように、第1当接突起86の略下半分部分の側面形状は、受入凹部95の側面形状よりも小さいので、第1当接突起86は、受入凹部95に遊嵌状態で受け入れられる。また、上述したように、後側突起85の後端部の側面形状は、規制凹部52の側面形状とほぼ等しいので、後側突起85は、規制凹部52にほぼ隙間なく係合し、その上方向移動が規制されることで、転写ユニット22が本体ケーシング2に対して上下方向に位置決めされる。
また、転写ユニット22の装着完了時において、従動軸79は、従動軸支持部99の上端面に載置される。このとき、従動軸79は、上述したレバー45(図1参照)に係合すので、上述したように、従動ローラ57がレバー45によって前側へ付勢される。ここで、この前側への付勢力は、位置決め凹部98に嵌合している第2当接突起87にも作用され、第2当接突起87は、位置決め凹部98の前側で連続する位置決め凸部97の上述した垂直面に押し付けられる。これにより、転写ユニット22が本体ケーシング2に対して前後方向に位置決めされ、転写ユニット22の本体ケーシング2に固定される。また、転写ユニット22が本体ケーシング2に対して前後方向に位置決めされた状態で従動ローラ57がレバー45によって引き続き前側へ付勢されることによって、搬送ベルト58に対して上述した張力が付与される。
なお、上述した本体ケーシング2に対するプロセスユニット21の離脱においては、転写把持部28を掴んで持ち上げて前へ引くと、第1当接突起86は、受入凹部95から外れ、第2当接突起87は、位置決め凹部98との嵌合状態が解除され、後側突起85は、規制凹部52から離脱する。これにより、転写ユニット22は、装着時と同様に傾斜する。そして、転写把持部28を掴んでさらに前へ引くと、駆動軸77が傾斜部91および水平部90上を順に滑ることにより、転写ユニット22が前側へ案内される。これにより、本体ケーシング2に対して転写ユニット22を円滑に離脱させることができる。
3.作用効果
このカラーレーザプリンタ1において、転写ユニット22は、図7および図8に示すように、本体ケーシング2に対して前側から前後方向に沿って着脱されるので、フロントアクセスによって転写ユニット22を着脱することができる。また、図8(c)に示すように、転写ユニット22の装着完了時には、転写ユニット22の後側端部12に備えられた後側突起85が、本体ケーシング2に備えられた規制凹部52に係合することによって、後側突起85の上方向移動が規制される。これにより、転写ユニット22の装着完了時において、転写ユニット22の後側端部12が浮き上がることを防止し、転写ユニット22を上下方向に位置決めすることができる。
3.作用効果
このカラーレーザプリンタ1において、転写ユニット22は、図7および図8に示すように、本体ケーシング2に対して前側から前後方向に沿って着脱されるので、フロントアクセスによって転写ユニット22を着脱することができる。また、図8(c)に示すように、転写ユニット22の装着完了時には、転写ユニット22の後側端部12に備えられた後側突起85が、本体ケーシング2に備えられた規制凹部52に係合することによって、後側突起85の上方向移動が規制される。これにより、転写ユニット22の装着完了時において、転写ユニット22の後側端部12が浮き上がることを防止し、転写ユニット22を上下方向に位置決めすることができる。
ここで、規制凹部52は、図7に示すように、装着途中の転写ユニット22の後側突起85よりも下方に配置されているので、転写ユニット22を前後方向に沿って装着するだけでは、後側突起85は、本体ケーシング2において規制凹部52より上方の案内面51に引っ掛かって規制凹部52に係合しないおそれがある。この場合、転写ユニット22の円滑な着脱および位置決めが妨げられる。
しかし、転写ユニット22には、第1当接突起86が設けられており、本体ケーシング2には、被当接凸部94が設けられている。そして、図7(c)、図8(a)および図8(b)に示すように、第1当接突起86を被当接凸部94に対して当接させるだけで、ユーザがわざわざ支えなくても、装着途中の転写ユニット22の後側端部12が装着完了時の後側端部12(図8(c)参照)よりも下向きの傾斜となるように転写ユニット22を容易に傾斜させて、後側突起85が規制凹部52に係合するように転写ユニット22を案内することができる。ここで、第1当接突起86および被当接凸部94は、第1案内部の一例として機能する。
これにより、後側突起85が上述した引っ掛かりによって規制凹部52に係合しない不具合が解決される。
その結果、フロントアクセスによる転写ユニット22の着脱および位置決めを円滑に行うことができる。
さらに、第1当接突起86は、転写ユニット22から下方に突出するように設けられているので、簡易な構成により、被当接凸部94と当接すると、転写ユニット22を確実に傾斜させることができる。
なお、上述したように、装着途中の転写ユニット22の後側端部12が装着完了時の後側端部12よりも下向きの傾斜となるように転写ユニット22を傾斜させることができれば、第1当接突起86が本体ケーシング2に設けられ、被当接凸部94が転写ユニット22に設けられてもよい。さらに、第1当接突起86および被当接凸部94の代わりに、転写ガイドレール88および突起ガイドレール89のいずれか自体が、転写ユニット22を傾斜させることができるように、傾斜していてもよい。
また、第1当接突起86は、転写ユニット22の重心50(図7(a)参照)よりも前側で被当接凸部94と当接するので、転写ユニット22の重心50よりも後側で被当接凸部94と当接する場合に比べて、安定した状態で、装着途中の転写ユニット22の後側端部12が装着完了時の後側端部12よりも下向きの傾斜となるように転写ユニット22を傾斜させることができる。
また、本体ケーシング2には、被当接凸部94よりも後側に配置され、転写ユニット22の装着完了時に第1当接突起86を遊嵌状態で受け入れる受入凹部95が備えられている。そのため、図8(c)に示すように、転写ユニット22の装着が完了して後側突起85が規制凹部52に係合した状態では、第1当接突起86は、被当接凸部94との当接が解除されて受入凹部95に受け入れるので、転写ユニット22が引き続き傾斜することはなく、転写ユニット22をほぼ前後方向に沿った姿勢で本体ケーシング2内に配置することができる。さらに、第1当接突起86は、遊嵌状態で受入凹部95に受け入れられるので、転写ユニット22の位置決めが、第1当接突起86が受入凹部95に受け入れられることによって狂うことが防止される。
また、転写ユニット22には、第1当接突起86よりも後側に配置され、下方に突出する第2当接突起87が設けられており、本体ケーシング2には、受入凹部95よりも後側に配置され、転写ユニット22の装着完了時に第2当接突起87が嵌合する位置決め凹部98が備えられている。そのため、転写ユニット22の装着完了時には、下方に突出する第2当接突起87が位置決め凹部98に嵌合することによって第2当接突起87の前後方向移動が規制されることで、転写ユニット22を前後方向に位置決めすることができる。
また、転写ユニット22において、第1当接突起86は、駆動ローラ56、従動ローラ57、転写ローラ59およびバックアップローラ60とは、別途設けられているので、これらのローラが被当接凸部94と当接することはなく、これらのローラの損傷を防止することができる。
また、本体ケーシング2は、転写ユニット22の着脱を案内するために、前後方向に沿って形成される水平部90を備えており、水平部90は、被当接凸部94の上方に形成されている。そのため、転写ユニット22から下方に突出するように転写ユニット22に設けられている第1当接突起86は、水平部90によって転写ユニット22の着脱が案内される途中において、確実に被当接凸部94に当接することができる。
また、水平部90は、転写ユニット22において、駆動ローラ56、従動ローラ57、転写ローラ59およびバックアップローラ60のうち最も後側に配された駆動ローラ56の駆動軸77を案内する。つまり、水平部90は、フロントアクセスによってカラーレーザプリンタ1の前側で転写ユニット22の着脱操作を行なうユーザから最も遠い位置にある駆動ローラ56の駆動軸77を案内する。そのため、水平部90が駆動ローラ56以外のローラを案内する場合に比べて、転写ユニット22を、ずれることなく、安定した状態で本体ケーシング2に対して着脱することができる。
また、図1に示すように、感光ドラム29を、各現像ローラ39に対応して複数設けることで、いわゆるタンデムタイプのカラーレーザプリンタ1を提供することができる。また、これらの感光ドラム29を保持するプロセスユニット21は、図3に示すように、転写ユニット22と同様に、本体ケーシング2に対して前側から着脱されるので、フロントアクセスが一層実現されたカラーレーザプリンタ1を提供することができる。
また、上述したように、張力付与機構34のレバー45に従動ローラ57の従動軸79が係合することによって転写ユニット22が本体ケーシング2に固定されることで、転写ユニット22の位置決めが狂うことが防止される。
また、上述したように、張力付与機構34に備えられたコイルバネ46によって、転写ユニット22に備えられた上述のローラのうち最も前側に配されてレバー45に係合する従動ローラ57の従動軸79が前側に付勢される。これにより、駆動ローラ56、従動ローラ57、転写ローラ59およびバックアップローラ60の間に巻回される搬送ベルト58に対して張力を付与することができるので、搬送ベルト58の不要な撓みを抑制することができる。そのため、転写ユニット22では、好適な転写動作を実現することができる。
4.変形例
(1)変形例1
図9は、本発明の変形例としてのカラーレーザプリンタの側断面図である。
4.変形例
(1)変形例1
図9は、本発明の変形例としてのカラーレーザプリンタの側断面図である。
上記実施形態においては、各感光ドラム29から、直接、用紙3に転写するタンデムタイプのカラーレーザプリンタ1を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、図9に示すように、各色毎のトナー像を、各感光ドラム29から、一旦中間転写体(後述する中間転写ベルト75)に転写し、その後、用紙3に一括転写する中間転写タイプのカラーレーザプリンタとして構成することもできる。
中間転写タイプのカラーレーザプリンタ1では、たとえば、上述した給紙パス17と排紙パス67とが一体的に形成されており(まとめて搬送パス72という。)、搬送パス72は、ピックアップローラ11と排紙ローラ71との間をつないでいる。搬送パス72上に、分離パッド13、ピンチローラ14、紙粉取りローラ15、2次転写ローラ73および定着部23が配設されている。
ここで、上述した転写ローラ59を、2次転写ローラ73に対応して、1次転写ローラ74といい、上述した搬送ベルト58を、中間転写ベルト75という。
2次転写ローラ73は、駆動ローラ56との間で中間転写ベルト75を挟むように、駆動ローラ56に対して、その後方に対向配置されている。2次転写ローラ73は、本体ケーシング2に支持されており、2次転写時には2次転写バイアスが印加される。
搬送パス72に送出された用紙3は、2次転写ローラ73と中間転写ベルト75との間の2次転写位置に搬送される。
駆動ローラ56の駆動および従動ローラ57の従動により周回移動する中間転写ベルト75は、前方から後方に向かって、各感光ドラム29との接触位置(1次転写位置)を順次通過する。その通過中に、各1次転写ローラ74に印加される転写バイアス(1次転写バイアス)によって、各感光ドラム29に担持されている各色のトナー像が中間転写ベルト75に順次転写され、これによって、中間転写ベルト75にカラーのトナー像が形成される。
中間転写ベルト75に形成されたカラーのトナー像は、中間転写ベルト75が2次転写ローラ73との接触位置(2次転写位置)を通過する間に、2次転写位置へ搬送された用紙3に、2次転写バイアスによって一括転写される。カラーのトナー像が転写された用紙3は、搬送パス72に沿って定着部23へ搬送された後、タンデムタイプのカラーレーザプリンタ1と同様に、定着および排紙される。
この中間転写タイプのカラーレーザプリンタ1においても、本発明を適用することによって、フロントアクセスによる転写ユニット22の着脱および位置決めを円滑に行うことができる。
(2)変形例2
上記実施形態においては、クリーニングユニット24を本体ケーシング2に配置したままの状態で、転写ユニット22を、本体ケーシング2に対して着脱している。しかし、転写ユニット22とクリーニングユニット24とを一体化することによって、本体ケーシング2に対して転写ユニット22とクリーニングユニット24とを一体的に着脱してもよい。
(2)変形例2
上記実施形態においては、クリーニングユニット24を本体ケーシング2に配置したままの状態で、転写ユニット22を、本体ケーシング2に対して着脱している。しかし、転写ユニット22とクリーニングユニット24とを一体化することによって、本体ケーシング2に対して転写ユニット22とクリーニングユニット24とを一体的に着脱してもよい。
1 カラーレーザプリンタ
2 本体ケーシング
3 用紙
12 後側端部
21 プロセスユニット
22 転写ユニット
29 感光ドラム
34 張力付与機構
39 現像ローラ
46 コイルバネ
50 重心
52 規制凹部
56 駆動ローラ
57 従動ローラ
58 搬送ベルト
59 転写ローラ
60 バックアップローラ
77 駆動軸
78 駆動ローラ部
79 従動軸
80 従動ローラ部
85 後側突起
86 第1当接突起
87 第2当接突起
90 水平部
94 被当接凸部
95 受入凹部
98 位置決め凹部
2 本体ケーシング
3 用紙
12 後側端部
21 プロセスユニット
22 転写ユニット
29 感光ドラム
34 張力付与機構
39 現像ローラ
46 コイルバネ
50 重心
52 規制凹部
56 駆動ローラ
57 従動ローラ
58 搬送ベルト
59 転写ローラ
60 バックアップローラ
77 駆動軸
78 駆動ローラ部
79 従動軸
80 従動ローラ部
85 後側突起
86 第1当接突起
87 第2当接突起
90 水平部
94 被当接凸部
95 受入凹部
98 位置決め凹部
Claims (11)
- 筐体と、
前記筐体に設けられ、互いに異なる色の現像剤を担持する複数の現像剤担持体と、
前記筐体に設けられ、各前記現像剤担持体からの現像剤が供給され、現像剤像が担持される像担持体と、
前記筐体に対して前側から前後方向に沿って着脱可能であり、前記像担持体に担持される現像剤像を転写媒体に転写するための転写ユニットとを備え、
前記転写ユニットは、その後側端部に突起を備え、
前記筐体は、装着途中の前記転写ユニットの前記突起よりも下方に配置され、前記転写ユニットの装着完了時に前記突起が係合されて前記突起の上方向移動を規制する規制部を備え、
前記筐体および前記転写ユニットの少なくとも一方には、装着途中の前記転写ユニットの前記後側端部が装着完了時の前記後側端部よりも下向きの傾斜となるように前記転写ユニットを傾斜させて、前記突起が前記規制部に係合するように前記転写ユニットを案内するための第1案内部が備えられていることを特徴とする、画像形成装置。 - 前記第1案内部は、前記筐体および前記転写ユニットのいずれか一方に設けられる当接部と、他方に設けられ、前記当接部が当接する被当接部とを備えており、
前記転写ユニットは、装着途中における前記当接部の前記被当接部に対する当接により、傾斜することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記当接部は、前記転写ユニットの重心よりも前側で前記被当接部と当接することを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記当接部は、前記転写ユニットから下方に突出するように、前記転写ユニットに設けられており、
前記被当接部は、前記筐体に設けられていることを特徴とする、請求項2または3に記載の画像形成装置。 - 前記筐体には、前記被当接部よりも後側に配置され、前記転写ユニットの装着完了時に前記当接部を、遊嵌状態で受け入れる受入部が備えられていることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記転写ユニットには、前記当接部よりも後側に配置され、下方に突出する突出部が設けられており、
前記筐体には、前記受入部よりも後側に配置され、前記転写ユニットの装着完了時に前記突出部が嵌合する嵌合部が備えられていることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記転写ユニットは、軸と前記軸を被覆するローラ部とを含むローラ部材を備えており、
前記当接部は、前記ローラ部材とは、別途設けられていることを特徴とする、請求項4ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記筐体は、前記転写ユニットの着脱を案内するために、前後方向に沿って形成される第2案内部を備えており、
前記第2案内部は、前記被当接部の上方に形成されていることを特徴とする、請求項4ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記転写ユニットは、軸と前記軸を被覆するローラ部とを含む、少なくとも2つのローラ部材と、各前記ローラ部材間に巻回されるベルト部材とを備え、
前記第2案内部は、各前記ローラ部材のうち最も後側に配されたローラ部材の軸を案内することを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。 - 前記像担持体は、各前記現像剤担持体に対応して複数設けられており、
複数の前記像担持体を保持し、前記筐体に対して着脱自在に装着される保持ユニットを備え、
前記保持ユニットは、前記転写ユニットの上方に配置され、前記筐体に対して前側から着脱されることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記筐体は、前記転写ユニットを固定するためのロック手段を備えており、
前記転写ユニットは、軸と前記軸を被覆するローラ部とを含む、少なくとも2つのローラ部材と、各前記ローラ部材間に巻回されるベルト部材とを備え、
前記ロック手段は、各前記ローラ部材のうち最も前側に配されたローラ部材の軸を前側に付勢する付勢部材を備えていることを特徴とする、請求項1ないし10のいずれかに記載の画像形成装置。
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