JP2006139184A - 冷却装置およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

冷却装置およびこれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006139184A
JP2006139184A JP2004330398A JP2004330398A JP2006139184A JP 2006139184 A JP2006139184 A JP 2006139184A JP 2004330398 A JP2004330398 A JP 2004330398A JP 2004330398 A JP2004330398 A JP 2004330398A JP 2006139184 A JP2006139184 A JP 2006139184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motors
motor
image forming
housing
cooling device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004330398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4393970B2 (ja
Inventor
Hiroaki Takagi
広彰 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2004330398A priority Critical patent/JP4393970B2/ja
Publication of JP2006139184A publication Critical patent/JP2006139184A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4393970B2 publication Critical patent/JP4393970B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】従来のものより熱源部の雰囲気温度を均一化させることが可能となる冷却装置およびこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】装置本体の筐体背面部7に隣接する所定の位置に配置された、2個一組となる複数組のモータ群を備え、筐体背面部7には吸引装置4の設置された筐体6が設けられ、その筐体6は本体筐体背面部7側の一部に、本体内部側の雰囲気を吸引・排出するための吸気口8が設けられており、2個一組のモータは回転数の異なる2種類のモータ(11及び20)であり、少なくとも一方のモータ2には気流発生手段3が設けられており、該気流発生手段3により生じた気流FL1及びFL2により、一方のモータ20自身及び対となるもう一方のモータ11を冷却し、更には周辺のモータの雰囲気を攪拌することにより、互いに隣接する複数組のモータの近傍の雰囲気温度を均一化させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ファンを駆動して給気流路に空気を取り込んで熱源を冷却した後、排気する冷却装置およびその冷却装置をそなえた、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成 装置に関するものである。
従来のレーザプリンタやコピー機などの画像形成装置では、基材層状に電荷発生層や電荷輸送層などが積層された感光体にコロナ放電を行って帯電させ、その感光体上にレーザやLEDなどの光による露光を行って静電潜像を形成し、トナー等の現像剤で顕著化させた像を神等の被記録媒体上に転写させ、定着器等によって加熱定着させることで画像の形成が行われている。そして、一般には、これら画像を形成するための各装置あるいはこれら装置に駆動電圧を供給する電源基板等から発生される熱が、ファンの駆動によって本体ケース外に排気される。
このような、装置の冷却目的の冷却装置としては、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4等が挙げられる。特許文献1には、画像形成装置において、限られた本体ケース内の空間を有効利用して、電源基板から発生される熱を含むエアを他の基板に影響させないようにして本体ケース外に排気するための技術が開示されている。特許文献2には、画像形成装置の定着部等を、冷却手段としてファンやダクトを用いて冷却する技術について開示されている。特許文献3では、画像形成装置において、気流発生手段で、現像器ユニットの周囲に設けられた中空のカバー部材の中空部内を貫通する気流を発生させ、該気流によって現像器ユニットを冷却するための技術、また、現像器ユニット近傍に配置された例えば定着装置などからの熱が現像器ユニットに伝わりにくくするための技術が開示されている。特許文献4では、フィンが設けられたフライホイールをメインモータ近傍に設けるようにしており、回転速度ムラの低減と同時にメインモータの冷却を行うので、コスト増および大型化を回避できるとされている。
特開2004−93708号公報 特開2000−310931号公報 特開平8−50412号公報 特開2002−268456号公報
ところで、技術の革新や市場からの要求により、近年では複写機等の画像形成装置は高速で、カラー印刷、更には省スペースであるというニーズが高まってきている
カラー印刷に関しては感光体上にそれぞれ単色トナー画像を形成し、それらの単色トナー画像を順次転写してシートに合成カラー画像を記録する、いわゆるタンデム型のものが主流となってきている。
タンデム型の画像形成装置の一例について、図5を参照しながら説明する。図5に示すタンデム画像形成装置120は、タンデム型カラー画像形成装置である。タンデム画像形成装置120は、複写装置本体150と、給紙テーブル200と、スキャナ300と、原稿自動搬送装置(ADF)400とを備えている。複写装置本体150には、無端ベルト状の中間転写体50が中央部に設けられている。そして、中間転写体50は、支持ローラ14、15および16に張架され、図5中、時計回りに回転可能とされている。
支持ローラ15の近傍には、中間転写体50上の残留トナーを除去するための中間転写体クリーニング装置17が配置されている。支持ローラ14と支持ローラ15とにより張架された中間転写体50には、その搬送方向に沿って、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つの画像形成手段18が対向して並置されたタンデム型現像器120が配置されている。タンデム型現像器120の近傍には、露光装置21が配置されている。中間転写体50における、タンデム型現像器120が配置された側とは反対側には、二次転写装置22が配置されている。
二次転写装置22においては、無端ベルトである二次転写ベルト24が一対のローラ23に張架されており、二次転写ベルト24上を搬送される被転写材(転写紙)と中間転写体50とは互いに接触可能である。二次転写装置22の近傍には定着装置25が配置されている。定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26と、これに押圧されて配置された加圧ローラ27とを備えている。なお、タンデム画像形成装置120においては、二次転写装置22および定着装置25の近傍に、転写紙の両面に画像形成を行うために該転写紙を反転させるためのシート反転装置28が配置されている。
次に、タンデム型現像器120を用いたフルカラー画像の形成(カラーコピー)について説明する。即ち、先ず、原稿自動搬送装置(ADF)400の原稿台130上に原稿をセットするか、あるいは原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じる。
スタートスイッチ(不図示)を押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットした時は、原稿が搬送されてコンタクトガラス32上へと移動された後で、一方、コンタクトガラス32上に原稿をセットした時は直ちに、スキャナ300が駆動し、第1走行体33および第2走行体34が走行する。このとき、第1走行体33により、光源からの光が照射されると共に原稿面からの反射光を第2走行体34におけるミラーで反射し、結像レンズ35を通して読取りセンサ36で受光されてカラー原稿(カラー画像)が読み取られ、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの画像情報とされる。
そして、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各画像情報は、タンデム型現像器120における各画像形成手段18(ブラック用画像形成手段、イエロー用画像形成手段、マゼンタ用画像形成手段およびシアン用画像形成手段)にそれぞれ伝達され、各画像形成手段において、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各トナー画像が形成される。即ち、タンデム型現像器120における各画像形成手段18(ブラック用画像形成手段、イエロー用画像形成手段、マゼンタ用画像形成手段およびシアン用画像形成手段)は、図6に示すように、それぞれ、感光体10(ブラック用感光体10K、イエロー用感光体10Y、マゼンタ用感光体10Mおよびシアン用感光体10C)と、該感光体を一様に帯電させる帯電器60と、各カラー画像情報に基づいて各カラー画像対応画像様に前記感光体を露光(図6中、L)し、該感光体上に各カラー画像に対応する静電潜像を形成する露光器と、該静電潜像を各カラートナー(ブラックトナー、イエロートナー、マゼンタトナーおよびシアントナー)を用いて現像して各カラートナーによるトナー像を形成する現像器61と、該トナー像を中間転写体50上に転写させるための転写帯電器62と、感光体クリーニング装置63と、除電器64とを備えており、それぞれのカラーの画像情報に基づいて各単色の画像(ブラック画像、イエロー画像、マゼンタ画像およびシアン画像)を形成可能である。
こうして形成された該ブラック画像、該イエロー画像、該マゼンタ画像および該シアン画像は、支持ローラ14、15および16により回転移動される中間転写体50上にそれぞれ、ブラック用感光体10K上に形成されたブラック画像、イエロー用感光体10Y上に形成されたイエロー画像、マゼンタ用感光体10M上に形成されたマゼンタ画像およびシアン用感光体10C上に形成されたシアン画像が、順次転写(一次転写)される。そして、中間転写体50上に前記ブラック画像、前記イエロー画像、マゼンタ画像およびシアン画像が重ね合わされて合成カラー画像(カラー転写像)が形成される。
一方、給紙テーブル200においては、給紙ローラ142の1つを選択的に回転させ、ペーパーバンク143に多段に備える給紙カセット144の1つからシート(記録紙)を繰り出し、分離ローラ145で1枚ずつ分離して給紙路146に送出し、搬送ローラ147で搬送して複写機本体150内の給紙路148に導き、レジストローラ49に突き当てて止める。あるいは、給紙ローラ150を回転して手差しトレイ51上のシート(記録紙)を繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。なお、レジストローラ49は、一般には接地されて使用されるが、シートの紙粉除去のためにバイアスが印加された状態で使用されてもよい。
そして、中間転写体50上に合成された合成カラー画像(カラー転写像)にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転させ、中間転写体50と二次転写装置22との間にシート(記録紙)を送出させ、二次転写装置22により該合成カラー画像(カラー転写像)を該シート(記録紙)上に転写(二次転写)することにより、該シート(記録紙)上にカラー画像が転写され形成される。なお、画像転写後の中間転写体50上の残留トナーは、中間転写体クリーニング装置17によりクリーニングされる。
カラー画像が転写され形成された前記シート(記録紙)は、二次転写装置22により搬送されて、定着装置25へと送出され、定着装置25において、熱と圧力とにより前記合成カラー画像(カラー転写像)が該シート(記録紙)上に定着される。その後、該シート(記録紙)は、切換爪55で切り換えて排出ローラ56により排出され、排紙トレイ57上にスタックされ、あるいは、切換爪55で切り換えてシート反転装置28により反転されて再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録した後、排出ローラ56により排出され、排紙トレイ57上にスタックされる。
このようなタンデム型画像形成装置では、4つの感光体駆動モータが必要となってきている。更に省スペース化を行う必要性があることを考えると感光体駆動モータの大型化はできるだけ避ける必要があり、また各色の感光体駆動モータ間の距離が狭くなることから、感光体駆動モータの自己発熱が隣接する他の感光体駆動モータの雰囲気温度を上昇させるという問題が発生してきている。また省スペース化により他の熱源が感光体駆動モータに隣接することにより、特定の感光体駆動モータの雰囲気温度を上昇させるという状況も考えられる。
これらの影響により、感光体駆動モータ毎に温度差が生じることで、ある感光体駆動モータではモータの異常動作を発生させる原因となる雰囲気温度の規格値を満足するが、別の感光体駆動モータでは雰囲気温度の規格値を満足しないという課題が発生してきている。上記の如き実状を踏まえて、特にタンデム型画像形成装置においては、各色の感光体駆動モータの雰囲気温度を均一化させる技術が切望されている。
そこで、本発明は従来のものよりも熱源部の雰囲気温度を均一化させることが可能となる冷却装置およびこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の冷却装置は、電子機器の本体の筐体背面部に隣接する所定の位置に配置された、2個一組となる複数組のモータ群を備え、前記筐体背面部には吸引装置の設置された筐体が設けられ、その筐体は本体筐体背面部側の一部に、本体内部側の雰囲気を吸引・排出するための吸気口が設けられており、前記2個一組のモータは回転数の異なる2種類のモータでなり、少なくとも一方のモータには気流発生手段が設けられており、該気流発生手段により生じた気流により、前記一方のモータ自身及び対となるもう一方のモータを冷却し、更には周辺のモータの雰囲気を攪拌することにより、互いに隣接する複数組のモータの近傍の雰囲気温度を均一化させることを特徴とする。
このような構成により、上記2個一組のモータのうち、一方のモータに設けた気流発生手段により生じた気流により、もう一方のモータの雰囲気及び、左右に存在する他組のモータ周りの雰囲気をかき混ぜることにより、新たな強制気流発生手段を追加することなく、水平方向に並んだ複数ある2個一組のモータの雰囲気温度が均一化される効果がある。
前記2個一組のモータのうち、回転数の高いモータ2に気流発生手段を設けるようにしても良い。これにより、2個一組の回転数の異なるモータのうち、回転数の高いモータ側にのみ気流発生手段を設けることにより、より流速の早い気流を発生させることができ、回転数の低いモータ周りの雰囲気及び、左右に存在する他組のモータ周りの雰囲気をより効率的にかき混ぜることでき、新たな強制気流発生手段を追加することなく、水平方向に並んだ複数ある2個一組一組のモータの雰囲気温度が均一化される効果がある。
また、前記気流発生手段を吸気口から離れた場所にある回転数の高いモータにのみ設けても良い。これにより、気流発生手段を吸気口から離れた場所にある回転数の高いモータにのみ設けることで、吸気口から離れた場所にある雰囲気を吸気口付近まで持っていくことができ、本体背面の筐体の吸引装置から排熱される効率が上昇する効果がある。
更には、本体筐体の背面に配置された吸引装置の設置された筐体を電装筐体としても良い。これにより、本体筐体の背面に存在する吸引装置を備えた筐体を電装ボックスとすることによって、電装ボックス内を排熱するファンと同じファンにより本体背面のモータ付近の熱を排気することができ、新たな排熱装置を設けることなく既存部品のみで排熱することができ、コストの上昇を防ぐ効果がある。
上記した如き冷却装置は、前記電子機器としてのタンデム型カラー画像形成装置において用いる場合に、前記2個一組のモータは、前記感光体ドラムに対して駆動伝達を行う駆動モータ及び、感光体ドラムに対して画像の形成を行う現像装置、又は感光体ドラムのクリーニングを行う感光体クリーニング装置のうちの少なくとも一つに対して駆動伝達を行う駆動モータであり、感光体ドラムに対して駆動伝達を行う駆動モータにたいして、より回転数の高い画像の形成を行う現像装置又は感光体のクリーニングを行う感光体クリーニング装置のうちの少なくとも一つに対して駆動伝達を行う駆動モータに連結・駆動される気流発生手段を設けるようにしても良い。また、本発明の画像形成装置は、上記した如き冷却装置を用いて形成される。
本発明によれば、モータの雰囲気温度の均一化を行うことで、吸気口に吸気口付近の熱のみではなく、吸気口から離れたモータの熱を排気することができることにより、バランスよくモータの熱を排熱させることができる。2種類のモータのうち、特に回転数の高いモータにのみ気流発生手段を設けることで、気流の流れを大きくすることで、よりバランスよくモータの雰囲気温度を均一化させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照し詳細に説明する。図1は、先の図5に示したような、タンデム型カラー画像形成装置の本発明に関連する要部のみを模式的に示した正面断面図である。また、図2は本発明に係る冷却装置の一実施の形態の要部の概略構成を示す正面図、図3は要部の側面図である。
〔実施形態1〕
冷却装置は、図1に示した、タンデム型カラー画像形成装置に組み込まれている。図1に示すようなタンデム型カラー画像形成装置において、感光体ドラム10Y,10C,10M,10Kに形成された像は中間転写ベルト50に対して一次転写され、中間転写ベルト50上で複数の色が重ね合わされ、ベルト回転体16により加圧された最終転写体13とベルト回転体16のニップ部において被転写材12に転写され、その後、定着装置25において画像の定着が行われる。
本体筐体背面部には吸引装置の設置された筐体があり、その筐体は本体背面の一部に本体側の雰囲気を吸引するための吸気口が存在する。本体筐体背面部の板金に隣接する2個一組で対となり垂直方向に配設されモータ対が複数組(図では4組)、水平方向に並んで配置されている。感光体ドラム10Y,10C,10M,10Kに対する駆動伝達は他からの回転ムラの影響を除去するために感光体ドラム10Y,10C,10M,10Kを駆動する感光体ドラムモータ11-1,11-2,11-3,11-4(図3参照)と現像装置61Y,61C,61M,61Kを駆動する現像モータ20-1、20-2、20-3、20-4、(図3参照)は別のモータとなっている。感光体ドラムモータ11-1,11-2,11-3,11-4は現像モータ20-1,20-2,20-3,20-4よりも低速で回転する。このように一組のモータには回転数の異なる2種類のモータが存在する。
また、図3にあるように各色のモータは色ずれの低減をねらう上から各色のステーションを独立して駆動させている。図の冷却装置では、感光体ドラムモータ11-1,11-2,11-3,11-4及び現像モータ20-1,20-2,20-3,20-4はレイアウト上隣接していて、8個のモータが配置されている。
本発明に係る冷却装置では、上記複数のモータの所定のものに気流発生手段を設け、気流発生手段により生じた気流により、その気流発生手段を設けてあるモータ自身及び対となるもう一方のモータを冷却し、更にはモータ周りの雰囲気をかき混ぜることにより、隣接する複数組のモータの雰囲気温度を均一化させる。
感光体ドラムモータ11-1,11-2,11-3,11-4は現像モータ20-1,20-2,20-3,20-4よりも低速で回転しており、低速で効率が悪い分、自己発熱が起こってしまうため現像モータ20-1,20-2,20-3,20-4に比べてモータ周りの冷却を行う必要がある。そこで、2個一組のモータのうち少なくとも一方のモータに図2及び図3に示すような気流発生手段を設けている。このように、気流発生手段である羽根30-1、30-2、30-3、30-4により現像モータ20-1,20-2,20-3,20-4の回転方向に気流FL1、FL2を発生させることで感光体ドラムモータ11-1,11-2,11-3,11-4周りに気流の流れを作ることで、各モータ周りの雰囲気をかき混ぜることにより、各感光体ドラムモータ11-1,11-2,11-3,11-4周りの雰囲気温度を均一化させることが可能になっている。
本実施形態では、2種類のモータのうち、特に回転数の高いモータにのみ気流発生手段を設けることで、気流の流れを大きくすることで、よりバランスよく4組のモータの雰囲気温度を均一化させる構成となっている。
更に図2のように本体筐体の背面に設置されたファン4の設置された電装筐体6に開けられた本体側の雰囲気を吸引するための吸気口8によりファン4によって発生した気流FL3により機外に排熱させることで各感光体ドラムモータ11-1,11-2,11-3,11-4周りの均一化された雰囲気温度の上昇を一定値以下に抑えることができる。
このように、各モータの雰囲気温度の均一化を行うことで、吸気口8より吸気口付近の熱のみではなく、吸気口8から離れたモータの熱を排気することができることにより、バランスよく熱源であるモータの熱を排熱させる構成となっている。
気流発生手段(羽根)30を吸気口8から離れた場所にある回転数の高いモータにのみ設けることで、吸気口8から離れた場所にある雰囲気を吸気口付近に導くように構成することもでき、やはりモータ付近の熱を排気することができる。
感光体ドラムに対して駆動伝達を行う駆動モータは回転数の低いモータであり、自発熱及び他の熱源の影響によりモータ定格温度を超え、モータが異常動作を起こしてしまう可能性がある。また、感光体ドラムに対して画像の形成を行う現像装置、及び感光体のクリーニングを行う感光体クリーニング装置の少なくとも一つに対して駆動伝達を行う駆動モータは回転数の高いモータである。この回転数の高いモータ20に気流発生手段を設け、気流の流れを作ることにより、モータまわりの雰囲気温度を均一化させる構成となっている。
実施例では、本体筐体の背面に存在する吸引装置4を備えた筐体6は電装ボックスであり、電装ボックス内を排熱するためのファンを吸引装置とし、このファン4により本体背面のモータ付近の熱を排気する構成となっている。
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。この実施形態2では、図4のように本体背面に開けられている吸気口8がモータ背面の一部のみに開けられており、その吸気口8から離れた場所に存在する現像モータ20-1,20-2にのみ気流発生手段である羽根30-1、30-2が設けられており、現像モータ20-1,20-2の回転方向に気流FL2を発生させることにより、感光体ドラムモータ11-1,11-2周りの雰囲気をかき混ぜることで、吸気口8近くに感光体ドラムモータ11-1,11-2から発生した熱を移動させることにより、各感光体ドラムモータ11-1,11-2,11-3,11-4周りの雰囲気温度を均一化させることが可能である。
更には、電装ボックス6に設けられた排気用ファン4による気流FL3により機外に排熱させることで各感光体ドラムモータ11-1,11-2,11-3,11-4周りの均一化された雰囲気温度の上昇を一定値以下に抑えることができる。
本発明は、複写機、プリンタ、Fax等の画像形成装置、更には、モータを使用し冷却を必要とする装置一般に広く適用することができる。
本発明に係るタンデム型カラー画像形成装置の関連要部を模式的に示した正面断面図である。 本発明に係る冷却装置の一実施の形態の要部の概略構成を示す正面図である。 本発明に係る冷却装置の一実施の形態の要部の概略構成を示す側面図である。 本発明に係る冷却装置の他の実施の形態の要部の概略構成を示す側面図である。 本発明に係る画像形成装置(タンデム型カラー画像形成装置)の一例を示す概略説明図である。 図5に示す画像形成装置における一部拡大概略説明図である。
符号の説明
4……(ファン)
6……筐体
7……筐体背面部
8……吸気口
10……感光体(感光体ドラム)
10K……ブラック用感光体
10Y……イエロー用感光体
10M……マゼンタ用感光体
10C……シアン用感光体
11(11−1〜11−4)……感光体ドラムモータ
13……最終転写体
14,15,16……支持ローラ
17……中間転写クリーニング装置
18……画像形成手段
20(20−1〜20−4)……現像モータ
21……露光装置
22……二次転写装置
24……二次転写ベルト
25……定着装置
26……定着ベルト
27……加圧ローラ
28……シート反転装置
30(30−1〜30−4)……羽根(気流発生手段)
50……中間転写体
55……切換爪
56……排出ローラ
57……排出トレイ
60……クリーニング装置
61……現像器
61K……ブラック用現像器
61Y……イエロー用現像器
61M……マゼンタ用現像器
61C……シアン用現像器
62……転写帯電器
63……感光体クリーニング装置
64……除電器
70……除電ランプ
80……転写ローラ
100……画像形成装置
120……タンデム型現像装置
150……複写装置本体
200……給紙テーブル
300……スキャナ
400……原稿自動搬送装置(ADF)
FL1……気流
FL2……気流
FL3……気流

Claims (6)

  1. 電子機器の本体の筐体背面部に隣接する所定の位置に配置された、2個一組となる複数組のモータ群を備え、
    前記筐体背面部には吸引装置の設置された筐体が設けられ、その筐体は本体筐体背面部側の一部に、本体内部側の雰囲気を吸引・排出するための吸気口が設けられており、
    前記2個一組のモータは回転数の異なる2種類のモータでなり、少なくとも一方のモータには気流発生手段が設けられており、該気流発生手段により生じた気流により、前記一方のモータ自身及び対となるもう一方のモータを冷却し、
    更には周辺のモータの雰囲気を攪拌することにより、互いに隣接する複数組のモータの近傍の雰囲気温度を均一化させることを特徴とする冷却装置。
  2. 前記2個一組のモータのうち、回転数の高いモータに気流発生手段を設けることを特徴とする請求項1記載の冷却装置。
  3. 前記気流発生手段を吸気口から離れた場所にある回転数の高いモータにのみ設けたことを特徴とする請求項1または2記載の冷却装置。
  4. 本体筐体の背面に配置された吸引装置の設置された筐体が電装筐体であることを特徴とする請求項1〜3記載の冷却装置。
  5. 前記電子機器がタンデム型カラー画像形成装置であり、前記2個一組のモータは、前記感光体ドラムに対して駆動伝達を行う駆動モータ及び、感光体ドラムに対して画像の形成を行う現像装置、又は感光体ドラムのクリーニングを行う感光体クリーニング装置のうちの少なくとも一つに対して駆動伝達を行う駆動モータであり、
    感光体ドラムに対して駆動伝達を行う駆動モータにたいして、より回転数の高い画像の形成を行う現像装置又は感光体のクリーニングを行う感光体クリーニング装置のうちの少なくとも一つに対して駆動伝達を行う駆動モータに連結・駆動される気流発生手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4記載の冷却装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷却装置を備えることを特徴とする画像形成装置。

JP2004330398A 2004-11-15 2004-11-15 冷却装置を備えた画像形成装置 Expired - Fee Related JP4393970B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004330398A JP4393970B2 (ja) 2004-11-15 2004-11-15 冷却装置を備えた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004330398A JP4393970B2 (ja) 2004-11-15 2004-11-15 冷却装置を備えた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006139184A true JP2006139184A (ja) 2006-06-01
JP4393970B2 JP4393970B2 (ja) 2010-01-06

Family

ID=36620040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004330398A Expired - Fee Related JP4393970B2 (ja) 2004-11-15 2004-11-15 冷却装置を備えた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4393970B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008310028A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JP2012177786A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Ricoh Co Ltd 冷却機構及び該冷却機構を搭載した画像形成装置
JP2013174780A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62269166A (ja) * 1986-05-16 1987-11-21 Sharp Corp 複写機の温度制御装置
JPS63133489A (ja) * 1986-11-21 1988-06-06 松下電器産業株式会社 加熱装置
JPH0927070A (ja) * 1995-07-11 1997-01-28 Sanyo Electric Co Ltd 自動販売機
JPH0934339A (ja) * 1995-07-24 1997-02-07 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
JPH10340036A (ja) * 1997-06-05 1998-12-22 Canon Inc 画像形成装置の冷却装置
JP2001134042A (ja) * 1999-11-02 2001-05-18 Hitachi Ltd 感光体ユニット及び画像形成装置
JP2002268456A (ja) * 2001-03-06 2002-09-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2003208043A (ja) * 2002-01-16 2003-07-25 Canon Inc シート冷却機能を備えた画像形成装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62269166A (ja) * 1986-05-16 1987-11-21 Sharp Corp 複写機の温度制御装置
JPS63133489A (ja) * 1986-11-21 1988-06-06 松下電器産業株式会社 加熱装置
JPH0927070A (ja) * 1995-07-11 1997-01-28 Sanyo Electric Co Ltd 自動販売機
JPH0934339A (ja) * 1995-07-24 1997-02-07 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
JPH10340036A (ja) * 1997-06-05 1998-12-22 Canon Inc 画像形成装置の冷却装置
JP2001134042A (ja) * 1999-11-02 2001-05-18 Hitachi Ltd 感光体ユニット及び画像形成装置
JP2002268456A (ja) * 2001-03-06 2002-09-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2003208043A (ja) * 2002-01-16 2003-07-25 Canon Inc シート冷却機能を備えた画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008310028A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JP2012177786A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Ricoh Co Ltd 冷却機構及び該冷却機構を搭載した画像形成装置
JP2013174780A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4393970B2 (ja) 2010-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4897313B2 (ja) 画像形成装置
JP6891541B2 (ja) 画像形成装置
JP5471880B2 (ja) 気体移送装置
JP2015028563A (ja) 画像形成装置
JP3532434B2 (ja) 画像形成装置
JP4298557B2 (ja) 画像形成装置
JP2000238320A (ja) 画像出力装置
JP4393970B2 (ja) 冷却装置を備えた画像形成装置
JP2002333814A (ja) 画像形成装置の排紙冷却装置
JP6693143B2 (ja) 画像形成装置
JP2007025654A (ja) 画像形成装置
JP4546763B2 (ja) 画像形成装置
JP6593054B2 (ja) 画像読取り装置および画像形成装置
JP2000235339A (ja) 画像形成装置
JP5589456B2 (ja) 画像形成装置
JP2001194967A (ja) 画像形成装置の排気ユニット
JP5232673B2 (ja) 画像形成装置、及び画像形成装置の制御方法
JP2005017939A (ja) 画像形成装置
JP5783765B2 (ja) 画像形成装置
JP2013064842A (ja) 画像形成装置
JP5239738B2 (ja) 画像形成装置
JP2023127839A (ja) 画像形成装置
JP6394550B2 (ja) 画像形成装置
JP2015026087A (ja) 画像形成装置
JP4458254B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090610

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091006

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131023

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees