JPH0934339A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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Publication number
JPH0934339A
JPH0934339A JP7187504A JP18750495A JPH0934339A JP H0934339 A JPH0934339 A JP H0934339A JP 7187504 A JP7187504 A JP 7187504A JP 18750495 A JP18750495 A JP 18750495A JP H0934339 A JPH0934339 A JP H0934339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling fan
image reading
traveling body
drive motor
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7187504A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Goino
高志 五位野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7187504A priority Critical patent/JPH0934339A/ja
Publication of JPH0934339A publication Critical patent/JPH0934339A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないコスト及び消費電力にて装置内を有効
に冷却することのできる画像読取装置を提供する。 【解決手段】 照明ランプ9及びミラー10を支持する
第1走行体3と、ミラー11,12を支持する第2走行
体4とを駆動するための駆動モータ(図示せず)によ
り、冷却(排気)ファン8を駆動し、装置内の熱気を排
出する。冷却ファン8用に専用のモータを設ける必要が
ないので、コスト及び消費電力を低減させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の画像を読み
取る画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原稿の画像を読み取る画像読取装置にお
いては、原稿を照明するための照明ランプや、その照明
ランプ及びミラー等を支持する走行体を移動させるため
の駆動モータ、あるいは、画像情報の処理等を行うため
の電装ユニットなど、発熱を生じる要素を備えている。
そのため、一般的な画像読取装置はこれら発熱要素を冷
却するための冷却ファンを備えている。従来の画像読取
装置においては、冷却ファンを駆動するために専用のモ
ータが設けられており、コスト上昇及び消費電力の増加
という問題があった。この問題を解決すべく、走行体を
駆動するためのモータに直接冷却ファンを取り付けた画
像読取装置が提案されている。ここで、その様な画像読
取装置の一例を図面により説明する。
【0003】図4において、画像読取装置の走行体を駆
動するための駆動モータ33の軸33aにプーリ15が
固着されている。このプーリ15には、図示しないプー
リとの間にタイミングベルト16が掛け渡されており、
モータ33の回転により図示しない走行体を移動させ
る。駆動モータ33の、プーリ15とは反対側の軸端に
冷却ファン34が取り付けられている。この冷却ファン
34によりモータ付近の空気を撹拌することにより、駆
動モータ33を冷却している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
の、走行体用駆動モータに直接冷却ファンを装着した画
像読取装置では、冷却されるのは駆動モータのみ、或い
はその近辺のみであり、冷却効率が悪く、装置内の有効
な冷却が行われないという問題があった。
【0005】本発明は、従来の画像読取装置における上
述の問題を解決し、少ないコスト及び消費電力にて装置
内を有効に冷却することのできる画像読取装置を提供す
ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、光源及びミラーを備えた走行体を原稿載置台に沿
って移動させ、原稿載置台に載置された原稿を走査して
その画像を読み取る画像読取装置であって、装置内を冷
却するための冷却ファンを有する画像読取装置におい
て、前記走行体を駆動するための駆動手段により前記冷
却ファンを駆動するようにしたことにより解決される。
【0007】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、前記冷却ファンは、前記駆動手段が停止したあと
も慣性力により回転可能に設けられていることを提案す
る。さらに、本発明は、前記の課題を解決するために、
前記冷却ファンにフライホイールを装着することを提案
する。
【0008】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、前記冷却ファンは、前記走行体の定速走行時の
み回転することを提案する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の一実施例の概略を示す断面構成
図である。この図に示すスキャナ1は、装置上面にコン
タクトガラス2を有している。そして、コンタクトガラ
ス2下方の装置内には、第1及び第2走行体3,4、レ
ンズ5、CCD6、電装ユニット7、冷却ファン8等が
配設されている。
【0010】第1走行体3は照明ランプ9とミラー10
を支持しており、第2走行体4は二つのミラー11,1
2を支持している。この第1及び第2走行体3,4は、
コンタクトガラス2の下方で図の左右方向に移動可能に
設けられており、後述する駆動機構により走行されてコ
ンタクトガラス2上に載置された原稿(図示せず)を走
査する。第1及び第2走行体3,4は、待機時、図に仮
想線で示したホームポジションに位置している。原稿走
査時に、照明ランプ9により照明された原稿の反射光
は、ミラー10,11,12に反射し、レンズ5を介し
てCCD6に入射して電気信号に変換される。また、電
装ユニット7は、読み取った原稿画像の信号処理や後述
する走行体駆動用モータの制御を司る。
【0011】画像読み取り動作中に照明ランプ9や電装
ユニット7及び後述する駆動モータ13(図2参照)か
ら発生する熱は、図中時計回りに回転する冷却ファン8
により機外へ排出される。なお、冷却ファン8による排
気に必要な給気口(図示せず)がスキャナ1に設けられ
ていることは言うまでもない。
【0012】図2は、第1,第2走行体3,4及び冷却
ファン8の駆動機構を示す部分平面図である。この図に
おいて、駆動モータ13のシャフト13aにはギヤ14
及びプーリ15が固定されている。そして、フレーム2
0に回転可能に支持された軸17にはプーリ18及びワ
イヤドラム19が固定されている。プーリ15,18間
にはタイミングベルト16が掛け渡されている。また、
ワイヤドラム19には、第1及び第2走行体3,4のプ
ーリ(図示せず)との間に駆動ワイヤ21,22が掛け
渡されている。
【0013】一方、冷却ファン8が取り付けられた軸2
5は、フレーム20に回転可能に支持されている。この
軸25には電磁クラッチ26が取り付けられており、そ
の電磁クラッチ26を介してギヤ27が軸25に嵌挿さ
れている。また、軸25の端部にはフライホイール28
が取り付けられている。さらに、フレーム20に植設さ
れた軸23にギヤ24が回転可能に支持されている。ギ
ヤ24とギヤ27は噛み合わされ、また、前述のギヤ1
4とギヤ24とが噛み合わされている。
【0014】さて、原稿走査時に駆動モータ13が回転
すると、その回転はプーリ15,タイミングベルト1
6,プーリ18,軸17及びワイヤドラム19を介して
駆動ワイヤ21,22に伝達される。これにより、第1
及び第2走行体3,4が移動して原稿画像の読み取り走
査が行われる。
【0015】このとき同時に、駆動モータ13の回転は
ギヤ14及びギヤ24を介してギヤ27に伝達される。
電磁クラッチ26は、通常時(駆動モータ13の停止
時)OFFされているが、駆動モータ13の回転時にの
みONされるようになっている。従って、駆動モータ1
3の回転はギヤ27からクラッチ26を介して軸25に
伝達され、冷却ファン8が回転する。これによりスキャ
ナ内の熱気が吸い出され、装置内の冷却が行われる。そ
して、駆動モータ13が停止するとクラッチ26がOF
Fされ、軸25がフリーの状態となって冷却ファン8は
慣性力により回転する。冷却ファン8はやがて停止する
が、本実施例ではフライホイール28を備えているの
で、駆動モータ13の停止後長時間回転を持続し、排気
を続行する。なお、電磁クラッチ26をワンウェイクラ
ッチとしても、駆動モータ13の回転時にのみ冷却ファ
ン8を駆動し、駆動モータ13の停止時に冷却ファン8
を惰性回転させることができる。
【0016】図3は、駆動モータ13の回転数とクラッ
チ26の切換タイミングを示すタイミングチャートであ
る。この図に示すように、本実施例においては、駆動モ
ータ13が回転を始めてから所定時間が経過して、モー
タが定速走行に達してからクラッチ26がONされてい
る。そのため、駆動モータ13の立上り時に、冷却ファ
ン8による負荷が掛かることがなく、第1及び第2走行
体3,4を速やかに定速走行させて迅速な読み取り動作
を行わせることができる。
【0017】また、本実施例においては、走行体駆動用
のモータ13を冷却ファン8の駆動にも共用しているの
で、コストを低減させると共に、走行体駆動用と冷却用
に別個の駆動モータを設けた場合と比べて消費電力を少
なくすることができる。さらに、クラッチを介して冷却
ファン8を駆動しているので、モータ停止後も冷却ファ
ン8の回転が可能となり冷却効果を上げることができ
る。そして、冷却ファン8にフライホイール28を付設
することにより、駆動モータ13の停止後長時間冷却効
果を維持することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、走行体を駆動するための駆動手段により
冷却ファンを駆動するようにしたので、冷却ファン専用
の駆動手段が必要なくコスト及び消費電力を押さえるこ
とができる。
【0019】請求項2の構成により、駆動モータが停止
したあとも冷却ファンが慣性力により回転するので、モ
ータ停止後も冷却効果をしばらく保持することができ
る。請求項3の構成により、冷却ファンにフライホイー
ルを装着したので、慣性力による回転の継続時間を伸ば
してモータ停止後の冷却効果を長く維持することができ
る。
【0020】請求項4の構成により、走行体が定速走行
している時だけ冷却ファンが回転するので、駆動モータ
の立上り時の負荷を低減させ、迅速な原稿走査を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の画像読取装置の概略を示す
断面構成図である。
【図2】その画像読取装置の走行体及び冷却ファンの駆
動機構を示す部分平面図である。
【図3】その画像読取装置における駆動モータの回転数
とクラッチの切換タイミングを示すタイミングチャート
である。
【図4】従来の画像読取装置の一例を説明するための、
画像読取装置の駆動機構の一部を示す部分平面図であ
る。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 コンタクトガラス 3 第1走行体 4 第2走行体 5 レンズ 6 CCD 7 電装ユニット 8,34 冷却ファン 9 照明ランプ 10〜12 ミラー 13,33 駆動モータ 26 電磁クラッチ 28 フライホイール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源及びミラーを備えた走行体を原稿載
    置台に沿って移動させ、原稿載置台に載置された原稿を
    走査してその画像を読み取る画像読取装置であって、装
    置内を冷却するための冷却ファンを有する画像読取装置
    において、 前記走行体を駆動するための駆動手段により前記冷却フ
    ァンを駆動するようにしたことを特徴とする画像読取装
    置。
  2. 【請求項2】 前記冷却ファンは、前記駆動手段が停止
    したあとも慣性力により回転可能に設けられていること
    を特徴とする、請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却ファンにフライホイールを装着
    したことを特徴とする、請求項2に記載の画像読取装
    置。
  4. 【請求項4】 前記冷却ファンは、前記走行体の定速走
    行時のみ回転することを特徴とする、請求項3に記載の
    画像読取装置。
JP7187504A 1995-07-24 1995-07-24 画像読取装置 Pending JPH0934339A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7187504A JPH0934339A (ja) 1995-07-24 1995-07-24 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7187504A JPH0934339A (ja) 1995-07-24 1995-07-24 画像読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0934339A true JPH0934339A (ja) 1997-02-07

Family

ID=16207226

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7187504A Pending JPH0934339A (ja) 1995-07-24 1995-07-24 画像読取装置

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JP (1) JPH0934339A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006139184A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Ricoh Co Ltd 冷却装置およびこれを備えた画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006139184A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Ricoh Co Ltd 冷却装置およびこれを備えた画像形成装置

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