JP2899516B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2899516B2
JP2899516B2 JP5319410A JP31941093A JP2899516B2 JP 2899516 B2 JP2899516 B2 JP 2899516B2 JP 5319410 A JP5319410 A JP 5319410A JP 31941093 A JP31941093 A JP 31941093A JP 2899516 B2 JP2899516 B2 JP 2899516B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿台に載置される原
稿をラインイメージセンサを用いて読み取る構成を採る
画像読取装置に関し、特に、簡略な構成に従って透過原
稿の読み取りも可能にする画像読取装置に関する。
【0002】画像読取装置は、ラインイメージセンサを
用いて原稿の画像情報を読み取る機能を発揮するもので
ある。この画像読取装置では、通常、不透明な媒体の反
射原稿に記録された画像情報を読取対象としているが、
X線フィルム等のような透過原稿を読取対象とする要求
もある。
【0003】このような透過原稿の読取要求に対して、
反射原稿の読み取りに用いる画像読取装置を併用できる
ようにすると、メーカにとってもユーザにとっても極め
て便利なものとなる。
【0004】
【従来の技術】図9に、反射原稿と透過原稿との双方を
読取対象とする画像読取装置の従来構成を図示する。
【0005】図中、100は筐体、110は透明ガラス
により構成される原稿台であって、筐体100の上面に
設けられて、読取対象の原稿を載置するもの、120は
回転支点軸を中心にして開閉する原稿押えカバーであっ
て、原稿台110に当接する面に拡散板130を備え
て、この拡散板130を使って原稿台110に載置され
る原稿を固定するもの、140は光学ユニットであっ
て、原稿台110に載置される原稿の画像情報を読み取
るラインイメージセンサ150と、原稿台110に載置
される原稿を照らす反射光源160と、原稿面をライン
イメージセンサ150に結像するためのレンズ/反射ミ
ラーとから構成されるものである。
【0006】170はモータであって、ベルト180を
使って、光学ユニット140を副走査方向(ラインイメ
ージセンサ150の走査方向と直交する方向)に移動す
るもの、190は原稿押えカバー120内に設けられる
透過光源であって、拡散板130を介して原稿台110
に載置される原稿を照らすもの、200は原稿押えカバ
ー120内に設けられるモータであって、ベルト210
を使って、透過光源190を副走査方向に移動するも
の、220は原稿押えカバー120内に設けられるガイ
ドであって、透過光源190の移動をガイドするもの、
230は原稿押えカバー120内に設けられる光源用電
源であって、透過光源190に電源を供給するものであ
る。
【0007】このように構成される従来の画像読取装置
では、反射原稿が原稿台110に載置されるときには、
反射光源160が点灯して、モータ170が一定速度で
光学ユニット140を副走査方向に移動し、この移動処
理を受けて、ラインイメージセンサ150が、反射光源
160により照明される反射原稿の画像情報を読み取っ
ていくよう処理する。
【0008】そして、透過原稿が原稿台110に載置さ
れるときには、透過光源190が点灯して、モータ17
0が一定速度で光学ユニット140を副走査方向に移動
するとともに、この移動に同期して、モータ200が同
一速度で透過光源190を副走査方向に移動し、この移
動処理を受けて、ラインイメージセンサ150が、透過
光源190により照明される透過原稿の画像情報を読み
取っていくよう処理する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、透過原稿の読み取りを可
能にするために、原稿押えカバー120内に、透過光源
190の他に、モータ200やベルト210やガイド2
20や光源用電源230を設けなくてはならないことか
ら、画像読取装置全体が大きくなるとともに、高価にな
るという問題点があった。
【0010】そして、原稿押えカバー120の厚さや重
量が大きくなることで、原稿押えカバー120の開閉の
作業性を著しく悪化させるという問題点もあった。本発
明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、原稿台
に載置される原稿をラインイメージセンサを用いて読み
取る構成を採るときにあって、簡略な構成に従って透過
原稿の読み取りも可能にする新たな画像読取装置の提供
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の第1の発明では、筐体の上面に備えられ
て、読取対象の原稿を載置する透明な原稿台と、原稿台
に載置される原稿を押さえる原稿蓋体と、筐体の内部に
備えられて、光源とラインイメージセンサとから構成さ
れる光学ユニットとを備えて、この光学ユニットを、ラ
インイメージセンサの走査方向と直交する方向に移動す
ることで、読取対象の原稿を反射型で読み取る構成を採
る画像読取装置において、光学ユニットの移動方向に切
り欠けられるスリットを筐体の上面に1つ設けるととも
に、このスリットを介して、光学ユニットに、機械的か
つ電気的に着脱自在に連結され、かつ、この連結部分と
反対側の端部に筐体上面を滑る摺動部を持つアダプタユ
ニットを用意し、更に、このアダプタユニットに、光学
ユニットから電源供給を受けて、ラインイメージセンサ
に光を照射する透過原稿用の光源を配設するように構成
する。
【0012】この構成を採るときにあって、アダプタユ
ニットの連結を検出する連結検出手段を備える。そし
て、スリットを長く形成することで、原稿蓋体が閉じた
ままの状態で、アダプタユニットを光学ユニットに連結
可能とするとともに、アダプタユニットの破損を防ぐた
めに、原稿蓋体の開閉状態を検出する蓋体検出手段を備
える構成を採って、連結検出手段がアダプタユニットの
連結を検出するときに、この蓋体検出手段が原稿蓋体の
開いていることを検出することを条件にして、光学ユニ
ットの移動を許可していく構成を採る。
【0013】更に、アダプタユニットが連結されるとき
に、アダプタユニットの光源を自動点灯するようにする
ために、連結検出手段がアダプタユニットの連結を検出
するときに、アダプタユニットの光源と点灯用光源との
接続ラインを有効化するとともに、光学ユニットの光源
と点灯用光源との接続ラインを無効化する点灯制御手段
を備えることがある。
【0014】一方、本発明の第2の発明では、筐体の上
面に備えられて、読取対象の原稿を載置する透明な原稿
台と、原稿台に載置される原稿を押さえる原稿蓋体と、
筐体の内部に備えられて、光源とラインイメージセンサ
とから構成される光学ユニットとを備えて、この光学ユ
ニットを、ラインイメージセンサの走査方向と直交する
方向に移動することで、読取対象の原稿を反射型で読み
取る構成を採る画像読取装置において、光学ユニットの
移動方向に切り欠けられるスリットを筐体の上面に1つ
設けるとともに、このスリットを介して、光学ユニット
に、光学ユニットの移動方向に回転支点軸を持つように
と連結され、かつ、光学ユニットから電源供給を受け
て、ラインイメージセンサに光を照射する透過原稿用の
光源を配設する透過光源用ユニットを用意し、更に、こ
の透過光源用ユニットが、原稿蓋体の内部に配置され
て、原稿蓋体内で光学ユニットの移動方向に移動可能と
なるように構成する。
【0015】この構成を採るときにあって、原稿蓋体の
開閉動作に連動してスムーズに透過光源用ユニットが原
稿台上にセットされるようにするために、透過光源用ユ
ニットの回転支点軸が、原稿蓋体の回転支点軸と同一軸
上となるように構成されることがある。
【0016】また、透過光源用ユニットのメンテナンス
を容易とするなどのために、透過光源用ユニットは、回
転支点軸部分で、光学ユニットに機械的かつ電気的に着
脱自在に連結されるように構成されることがある。
【0017】また、光学ユニット/透過光源用ユニット
の移動がスムーズとなるようにするために、透過光源用
ユニットと光学ユニットの連結部分と、光学ユニットの
摺動軸とが、光学ユニットの移動方向と直交する座標軸
の同一座標位置上に配設されるように構成されることが
ある。
【0018】また、原稿の読取開始時に、透過光源用ユ
ニットの光源を点灯させて、このときのラインイメージ
センサの検出値から原稿台に載置される原稿の種別を判
定する判定手段を備えることがある。この判定手段を備
えると、透過原稿か反射原稿の読取モードを指定させる
構成を採るときにあって、透過原稿の読取モードである
にもかかわらず、反射原稿が原稿台に載置されていると
きには、アラームを表示することが可能になる。また、
この判定手段を備えると、反射原稿であることを判定す
るときには、光学ユニットの光源に点灯を切り換えてい
く構成を採ることで、読取モードの指定を要求せずに原
稿の読み取りが可能になる。
【0019】
【作用】本発明の第1の発明では、透過原稿の画像情報
を読み取るときには、ユーザは、先ず最初に、スリット
を介してアダプタユニットを光学ユニットに連結する。
このとき、連結検出手段は、この連結状態を検出し、こ
の検出結果を受けて、点灯制御手段は、アダプタユニッ
トの光源と点灯用電源との接続ラインを有効化する。
【0020】続いて、ユーザは、画像読取装置に対して
読取指示を発行する。この読取指示を受け取ると、点灯
制御手段は、有効化されている接続ラインを介して、ア
ダプタユニットの光源を点灯し、光学ユニットは、ライ
ンイメージセンサと直交する方向に移動を開始する。こ
のとき、光学ユニットに連結されているアダプタユニッ
トも、光学ユニットと同期して移動を開始する。
【0021】このようにして、ラインイメージセンサに
は、アダプタユニットの光源により照明される透過原稿
の画像情報が入力されてくるので、ラインイメージセン
サは、その透過原稿の画像情報を検出して出力してい
く。
【0022】このように、本発明の第1の発明では、透
過原稿用の光源を配設するアダプタユニットを光学ユニ
ットに連結するだけ、透過原稿の読み取りが可能になる
のである。
【0023】一方、本発明の第2の発明では、透過原稿
か反射原稿の読取モードを指定させる構成を採るときに
あって、透過原稿の画像情報を読み取るときには、ユー
ザは、透過原稿の読取モードを指定して、読取対象の透
過原稿を原稿台に載置し、原稿蓋体を閉じてから、画像
読取装置に対して読取指示を発行する。この読取指示を
受け取ると、透過光源用ユニットの光源が点灯し、光学
ユニットは、ラインイメージセンサと直交する方向に移
動を開始する。このとき、光学ユニットに連結されてい
る透過光源用ユニットも、光学ユニットと同期して移動
を開始する。
【0024】このようにして、ラインイメージセンサに
は、透過光源用ユニットの光源により照明される透過原
稿の画像情報が入力されてくるので、ラインイメージセ
ンサは、その透過原稿の画像情報を検出して出力してい
く。
【0025】また、透過原稿か反射原稿の読取モードを
指定させない構成を採るときにあって、透過原稿の画像
情報を読み取るときには、ユーザは、読取対象の透過原
稿を原稿台に載置し、原稿蓋体を閉じてから、画像読取
装置に対して読取指示を発行する。この読取指示を受け
取ると、透過光源用ユニットの光源が仮に点灯するとと
もに、光学ユニットが例えば仮の移動処理を実行し、こ
れらの処理結果を受けて、判定手段がラインイメージセ
ンサの検出値から透過原稿であることを判定すると、透
過光源用ユニットの光源が点灯を続行し、光学ユニット
は、ラインイメージセンサと直交する方向に正規の移動
を開始する。このとき、光学ユニットに連結されている
透過光源用ユニットも、光学ユニットと同期して移動を
開始する。
【0026】このようにして、ラインイメージセンサに
は、透過光源用ユニットの光源により照明される透過原
稿の画像情報が入力されてくるので、ラインイメージセ
ンサは、その透過原稿の画像情報を検出して出力してい
く。
【0027】このように、本発明の第2の発明では、原
稿蓋体の内部に透過原稿用の光源を備える構成を採ると
きにあって、その光源用の駆動機構や電源機構を一切持
たなくても透過原稿の読み取りが可能になるのである。
【0028】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。図1に、本発明の一実施例の外観構成を図示する。
【0029】図中、10は筐体、11は透明ガラスによ
り構成される原稿台であって、筐体10の上面に設けら
れて、読取対象の原稿を載置するもの、12は原稿台1
1と平行となる回転支点軸を中心にして開閉する原稿押
えカバーであって、原稿台11に載置される原稿を固定
するもの、13は例えばスイッチから構成されるオープ
ンセンサであって、原稿押えカバー12の開閉状態を検
出するもの、14は筐体10の上面に形成されるスリッ
トであって、原稿押えカバー12の回転支点軸と平行
に、かつ原稿台11よりも長く形成されて、筐体10の
上面を切り欠くもの、15は透過光源16を配設するア
ダプタユニットであって、スリット14を介して、後述
する光学ユニット19と機械的/電気的に着脱自在に連
結されるもの、17はアダプタユニット15の備えるロ
ーラであって、筐体10の上面を回動するもの、18は
筐体10の上面に設けられる滑りシートであって、ロー
ラ17の回転をスムーズなものとするために設けられる
ものである。
【0030】図2に、この図1に示す画像読取装置の内
部構成の一実施例を図示する。図中、19は副走査方向
に移動する光学ユニットであって、原稿台11に載置さ
れる原稿の画像情報を読み取るCCDラインイメージセ
ンサ20と、原稿台11に載置される原稿を照らす反射
光源21と、反射光源21に電源を供給する電源インバ
ータ22と、原稿面をCCDラインイメージセンサ20
に結像するためのレンズ/反射ミラーとから構成される
ものである。
【0031】この光学ユニット19は、上述のように、
アダプタユニット15と機械的/電気的に着脱自在に連
結されるものであって、その連結の実現のために、スリ
ット14と対向する位置にカードコネクタ23を配設す
るとともに、アダプタユニット15の連結状態を検出す
るための例えばスイッチからなる連結センサ24を配設
する構成を採っている。
【0032】25は副走査方向に設けられるキャリア軸
であって、光学ユニット19の移動をガイドするもの、
26は副走査方向に設けられる従動レールであって、光
学ユニット19の移動をガイドするもの、27は歯溝を
持つベルトであって、光学ユニット19に係合するとと
もに、図示しないモータによって副走査方向に往復動す
ることで光学ユニット19の移動を制御するものであ
る。
【0033】28はアダプタユニット15を構成する拡
散板であって、透過光源16の発する光を拡散するも
の、29はアダプタユニット15を構成するユニットカ
バーであって、透過光源16をカバーするもの、30は
アダプタユニット15を構成するローラ保持金具であっ
て、ユニットカバー29に取り付けられて、拡散板28
と嵌合するとともにローラ17を保持するもの、31は
アダプタユニット15を構成する連結金具であって、ユ
ニットカバー29に取り付けられて、拡散板28と嵌合
するもの、32は連結金具31に取り付けられるプリン
ト板カードであって、カードコネクタ23に挿入するこ
とで、光学ユニット19との間の機械的な連結を処理す
るとともに、透過光源16と電源インバータ22との電
気的な接続を処理するもの、33は連結金具31に取り
付けられるロックアームであって、付圧バネ34により
付勢されて、光学ユニット19の引掛け部分と係合する
ことで光学ユニット19との間の連結を固定するもので
ある。
【0034】なお、アダプタユニット15と光学ユニッ
ト19との間の電気的な接続は、具体的には、プリント
板カード31に設けられるコネクタ35が、連結金具3
1に設けられる開口部36を介して、拡散板28に設け
られるコネクタ37と接続することで実現されることに
なる。
【0035】このように、図1及び図2に示す実施例で
は、副走査方向に移動する光学ユニット19に従って、
原稿台11に載置される原稿を読み取る構成を採る反射
型の画像読取装置において、透過光源16を配設するア
タプタユニット15を用意して、このアダプタユニット
15を、スリット14を介して、光学ユニット19に機
械的/電気的に連結する構成を採ることを特徴とする。
この構成に従って、従来技術で必要とした透過光源16
用の電源や駆動機構を省略できることになる。
【0036】このアダプタユニット15と光学ユニット
19との連結は、例えば、光学ユニット19がホームポ
ジションに位置するときに実行されることが好ましく、
この構成を採るときには、原稿押えカバー12が閉じた
状態にあるときに、ホームポジションに位置する光学ユ
ニット19との連結が可能となるようにするために、図
1に示すように、スリット14が、原稿台11よりも長
く形成されることになる。
【0037】図3に、このように構成される本発明の画
像読取装置の制御処理機構を図示する。この図に示すよ
うに、図1及び図2に実施例を示す本発明の画像読取装
置は、制御処理機構的には、オープンセンサ13と、電
源インバータ22と、連結センサ24と、光学ユニット
19の移動処理を実行する駆動モータ38と、電源イン
バータ22の電源供給先の切り換えを制御する切換スイ
ッチ39と、全体の制御処理を司る制御プログラム40
とから構成されることになる。
【0038】図4に、この制御プログラム40の実行す
る処理フローの一実施例を図示する。次に、この処理フ
ローに従って、本発明の実行する原稿の読取処理につい
て説明する。
【0039】原稿台11に載置される原稿の読取要求が
あると、制御プログラム40は、図4の処理フローに示
すように、先ず最初に、ステップ1で、連結センサ24
がアダプタユニット15の連結を検出しているか否かを
判断して、アダプタユニット15が連結されていないこ
とを判断するときには、ステップ2に進んで、切換スイ
ッチ39を制御することで、電源インバータ22と反射
光源21との間を接続することで、反射光源21を点灯
する。すなわち、読取対象の原稿が反射原稿であること
を判断して、反射光源21を点灯するのである。ここ
で、光学ユニット19は、読取開始時には、後述する処
理に従ってホームポジションに位置している。
【0040】続いて、ステップ3で、駆動モータ38を
制御することで、光学ユニット19を副走査方向に移動
することで、CCDラインイメージセンサ20による原
稿の読取処理に入って、続くステップ4で、原稿の全て
の走査が終了することを判断するまで、この読取処理を
実行する。そして、ステップ4で、原稿の読取処理の終
了を判断すると、次の読取要求に対処するために、続く
ステップ5で、光学ユニット19をホームポジションへ
移動して処理を終了する。
【0041】一方、ステップ1でアダプタユニット15
が連結されていることを判断するときには、ステップ6
に進んで、オープンセンサ13が原稿押えカバー12の
開いた状態を検出しているか否かを判断して、原稿押え
カバー12が閉じていることを判断するときには、ステ
ップ7に進んで、アダプタユニット15の移動が不可能
である旨のアラームを表示して処理を終了する。
【0042】一方、ステップ6で原稿押えカバー12が
開いていることを判断するときには、ステップ8に進ん
で、電源インバータ22と透過光源16との間を接続す
ることで、透過光源16を点灯する。すなわち、読取対
象の原稿が透過原稿であることを判断して、透過光源1
6を点灯するのである。続いて、ステップ9で、駆動モ
ータ38を制御することで、光学ユニット19を副走査
方向に移動することで、CCDラインイメージセンサ2
0による原稿の読取処理に入って、続くステップ10
で、原稿の全ての走査が終了することを判断まで、この
読取処理を実行する。そして、ステップ10で、原稿の
読取処理の終了を判断すると、次の読取要求に対処する
ために、続くステップ5で、光学ユニット19をホーム
ポジションへ移動して処理を終了する。
【0043】このようにして、図1及び図2に実施例を
示す本発明の画像読取装置は、アダプタユニット15が
連結されると、アダプタユニット15の持つ透過光源1
6を点灯することで、光学ユニット19による透過原稿
の読み取りを実行していくよう処理するのである。
【0044】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図5に、本発明の他の実施例の外観構成を図示す
る。図中、図1で説明したものと同じものについては同
一の記号で示してある。この実施例の画像読取装置で
は、後述するように、原稿押えカバー12内に透過光源
16を配設する構成を採るものであることから、この図
に示すように、アダプタユニット15に相当するものを
外部から連結するという構成を採っていない。また、図
中の41は原稿押えカバー12の原稿台11に当接する
面に設けられる拡散板、42はスリット14を隠すため
に設けられるスリット目隠し部である。なお、この実施
例では、後述する制御論理を採用することで、オープン
センサ13を省略する構成を採っている。
【0045】図6に、この図5に示す画像読取装置の内
部構成の一実施例を図示する。図中、図2で説明したも
のと同じものについては同一の記号で示してある。43
はアダプタユニット基体であって、透過光源16を収納
するもの、44はアダプタユニット基体43に形成され
る突起受け部であって、光学ユニット19との間の機械
的な連結を処理するもの、45は透過光源16とフレキ
シブルな配線で接続されるコネクタであって、光学ユニ
ット19との間の電気的な接続を処理するもの、46は
光学ユニット19に設けられるコネクタであって、アダ
プタユニット基体43との間の電気的な接続を処理する
もの、47は光学ユニット19に設けられる突起部であ
って、アダプタユニット基体43との機械的な連結を処
理するものである。
【0046】ここで、筐体10の上面に設けられる上述
のスリット14は、この突起部47のハウジング部分の
往復動が可能となる幅を有するようにと切り欠けられる
ことになる。
【0047】このように構成されるときにあって、アダ
プタユニット基体43の突起受け部44に、光学ユニッ
ト19の突起部47が挿入されるとともに、アダプタユ
ニット基体43のコネクタ45と、光学ユニット19の
コネクタ46とが接続されることで、アダプタユニット
基体43は、光学ユニット19の突起部47を回転支点
軸としつつ、光学ユニット19との間で機械的/電気的
に着脱自在に連結されることになる。ここで、光学ユニ
ット19の移動時の負荷を軽減するために、この回転支
点軸とキャリア軸25とが、主走査方向の同一座標位置
上に配設されることが好ましい。
【0048】この構成に従い、アダプタユニット基体4
3は、筐体10の上面に設けられる上述のスリット14
を介して、光学ユニット19の移動と連動して、原稿台
11上を移動するよう動作する。なお、この実施例で
は、後述する制御論理を採用することで、図2の実施例
で必要とした連結センサ24を省略する構成を採ってい
る。
【0049】このように着脱自在に装着されるアダプタ
ユニット基体43は、図7に示すように、原稿押えカバ
ー12の内部に実装されることになる。ここで、この実
装をコンパクトに実現するために、アダプタユニット基
体43の回転支点軸が、原稿押えカバー12の回転支点
軸と同一軸上に設定されることが好ましい。なお、図中
の38は、図3に図示した駆動モータであって、光学ユ
ニット19の移動処理を実行するもの、48は原稿押え
カバー12内の副走査方向に設けられる従動レールであ
って、原稿押えカバー12の内部を移動するアダプタユ
ニット基体43の移動をガイドするもの、49は筐体1
0に形成されるスリット目隠し部であって、スリット1
4を隠すために形成されるものである。
【0050】図8に、図3に示した制御プログラム40
が、この図5ないし図7に示した本発明の画像読取装置
を制御するために実行する処理フローの一実施例を図示
する。次に、この処理フローに従って、本発明の実行す
る原稿の読取処理について詳細に説明する。
【0051】原稿台11に載置される原稿の読取要求が
あると、制御プログラム40は、図8の処理フローに示
すように、先ず最初に、ステップ1で、切換スイッチ3
9を制御することで、電源インバータ22と透過光源1
6との間を接続することで、透過光源16を点灯する。
ここで、光学ユニット19は、読取開始時には、後述す
る処理に従ってホームポジションに位置している。
【0052】続いて、ステップ2で、駆動モータ38を
制御することで、光学ユニット19を副走査方向に規定
の検査領域で移動してからホームポジションに戻してい
くとともに、このときのCCDラインイメージセンサ2
0の検出値をサンプリングする。続いて、ステップ3
で、このサンプリングした検出値のレベルを評価するこ
とで、原稿台11に載置される原稿が、反射原稿か透過
原稿のいずれであるのかを判定する。
【0053】このステップ3での判定処理に従って、原
稿台11に載置される原稿が反射原稿であることを判断
するときは、ステップ4に進んで、切換スイッチ39を
制御することで、電源インバータ22と反射光源21と
の間を接続することで、反射光源21を点灯するととも
に透過光源16を消灯する。続いて、ステップ5で、光
学ユニット19を移動することで、CCDラインイメー
ジセンサ20による原稿の読取処理に入って、続くステ
ップ6で、原稿の全ての走査が終了することを判断する
まで、この読取処理を実行する。そして、ステップ6
で、原稿の読取処理の終了を判断すると、次の読取要求
に対処するために、続くステップ7で、光学ユニット1
9をホームポジションへ移動して処理を終了する。
【0054】一方、ステップ3での判定処理に従って、
原稿台11に載置される原稿が透過原稿であることを判
断するときは、透過光源16を点灯したままステップ5
に進んで、光学ユニット19を移動することで、CCD
ラインイメージセンサ20による原稿の読取処理に入っ
て、続くステップ6で、原稿の全ての走査が終了するこ
とを判断するまで、この読取処理を実行する。そして、
ステップ6で、原稿の読取処理の終了を判断すると、次
の読取要求に対処するために、続くステップ7で、光学
ユニット19をホームポジションへ移動して処理を終了
する。
【0055】このようにして、図5ないし図7に実施例
を示す本発明の画像読取装置は、原稿台11に載置され
る原稿の読取要求があると、反射原稿であるのか透過原
稿であるのかを検出して、透過原稿であることを検出す
るときには、アダプタユニット基体43の透過光源16
を点灯していくことで光学ユニット19による透過原稿
の読み取りを実行し、反射原稿であることを検出すると
きには、光学ユニット19の反射光源21を点灯してい
くことで光学ユニット19による反射原稿の読み取りを
実行していくよう処理するのである。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
反射型の画像読取装置の持つ駆動機構/点灯機構をその
まま利用しつつ、透過原稿の読み取りを実現するもので
あることから、簡略な構成に従って透過原稿も読み取れ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である。
【図2】本発明の一実施例である。
【図3】本発明の画像読取装置の制御処理機構図であ
る。
【図4】制御プログラムの実行する処理フローの一実施
例である。
【図5】本発明の一実施例である。
【図6】本発明の一実施例である。
【図7】本発明の一実施例である。
【図8】制御プログラムの実行する処理フローの一実施
例である。
【図9】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
10 筐体 11 原稿台 12 原稿押えカバー 13 オープンセンサ 14 スリット 15 アダプタユニット 16 透過光源 17 ローラ 18 滑りシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−85867(JP,A) 実開 平3−44368(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/10 H04N 1/04 H04N 1/00 G03B 27/54

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の上面に備えられる透明な原稿台
    と、該原稿台に載置される原稿を押さえる原稿蓋体と、
    源とラインイメージセンサとを有して、筐体内部をラ
    インイメージセンサの走査方向と直交する方向に移動す
    ることで原稿を反射型で読み取る光学ユニットとを備え
    る画像読取装置において、筐体上面に形成されて、原稿蓋体をはみ出す形態に従い
    つつ光 学ユニットの移動方向に切り欠けられる1つのス
    リットと、 光学ユニットからの電源供給を受けて点灯する透過原稿
    用光源を配設するとともに、上 記スリットを介して光学
    ユニットに着脱自在に連結され、かつ、この連結部分と
    反対側の端部に筐体上面を滑る摺動部を持つアダプタユ
    ニットと、 上記アダプタユニットの連結を検出する連結検出手段
    と、 原稿蓋体の開閉状態を検出する蓋体検出手段と、 上記連結検出手段が上記アダプタユニットの連結を検出
    するときにあって、上記蓋体検出手段により原稿蓋体の
    開いていることが検出されることを条件にして、光学ユ
    ニットの移動を許可していくように構成されることを、 特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像読取装置において、 結検出手段がアダプタユニットの連結を検出するとき
    に、アダプタユニットの光源と点灯用電源との接続ライ
    ンを有効化するとともに、光学ユニットの光源と点灯用
    電源との接続ラインを無効化する点灯制御手段とを備え
    ることを、 特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 筐体の上面に備えられる透明な原稿台
    と、該原稿台に載置される原稿を押さえる原稿蓋体と、
    源とラインイメージセンサとを有して、筐体内部をラ
    インイメージセンサの走査方向と直交する方向に移動す
    ることで原稿を反射型で読み取る光学ユニットとを備え
    る画像読取装置において、筐体上面に形成されて、光 学ユニットの移動方向に切り
    欠けられる1つのスリットと、 上記スリットを介して、光学ユニットの移動方向に回転
    支点軸を持つ形態で光学ユニットに連結され、かつ、光
    学ユニットからの電源供給を受けて点灯する透過原稿
    源を配設する透過光源用ユニットとを備え、 更に、上記透過光源用ユニットが、原稿蓋体の内部に配
    置されて、原稿蓋体内で光学ユニットの移動方向に移動
    可能となるように構成されることを、 特徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項記載の画像読取装置において、 透過光源用ユニットの回転支点軸が、原稿蓋体の回転支
    点軸と同一軸上となるよう構成されることを、 特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 請求項又は記載の画像読取装置にお
    いて、 透過光源用ユニットは、回転支点軸部分で、光学ユニッ
    に着脱自在に連結されるよう構成されることを、 特徴とする画像読取装置。
  6. 【請求項6】 請求項3、4又は記載の画像読取装置
    において、 透過光源用ユニットと光学ユニットの連結部分と、光学
    ユニットの摺動軸とが、光学ユニットの移動方向と直交
    する座標軸の同一座標位置上に配設されるよう構成され
    ることを、 特徴とする画像読取装置。
  7. 【請求項7】 請求項3、4、5又は記載の画像読取
    装置において、 原稿の読取開始時に、透過光源用ユニットの光源を点灯
    させて、このときのラインイメージセンサの検出値から
    原稿台に載置される原稿の種別を判定する判定手段を備
    えることを、 特徴とする画像読取装置。
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