JP2962940B2 - 画像形成装置及び読取装置及び画像読取記録装置 - Google Patents

画像形成装置及び読取装置及び画像読取記録装置

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JP2962940B2 JP4196069A JP19606992A JP2962940B2 JP 2962940 B2 JP2962940 B2 JP 2962940B2 JP 4196069 A JP4196069 A JP 4196069A JP 19606992 A JP19606992 A JP 19606992A JP 2962940 B2 JP2962940 B2 JP 2962940B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル方式の複写機
等に用いられる画像形成装置に関する。
【0002】また、本発明は、複写機,イメージリーダ
等の読取装置であって、特にフィルム原稿投影用のプロ
ジェクタを装着することのできる読取装置に関する。
【0003】更にまた、ポータブルタイプの画像読取記
録装置に関する。
【0004】
【従来の技術】
[第一従来例]図11(A)は第一従来例のこの種の画
像形成装置としての複写機120の側面図を示してい
る。複写機120は読取部121と画像形成部122と
に分割構成されており、画像形成部122上に読取部1
21を載せてある。読取部121の正面124と画像形
成部122の正面125とは略同一平面に位置してい
る。
【0005】読取部121の上面には原稿押え123を
開閉自在に取り付けてある他、図示しない原稿台ガラ
ス,操作パネル等を設けてある。また、読取部121の
内部には図示しない読取手段を設けてある。
【0006】一方、画像形成部122は図示しないスキ
ャナー,感光体ドラムや定着器等を内蔵しており、読取
部121と電気的に接続されている。
【0007】上記構成において、作業者は原稿押え12
3を開いて原稿を原稿台ガラス上にセットした後、原稿
押え123を閉じて操作パネルを操作する。
【0008】すると、原稿の画像は読取手段によって光
電的に読み取られ、画像形成部122で転写紙へと転写
される。
【0009】[第二従来例]図11(B)は従来の読取
装置としての複写機を示している。100は箱状の装置
本体であり、装置本体100の内部には図示しない読取
手段を設けてある。
【0010】装置本体100の上板101には原稿台ガ
ラス102を取り付けてあるとともに、原稿押え103
を開閉自在に取り付けてある。
【0011】また、装置本体100の側面にはデッキ1
04を設けてあり、デッキ104上にはプロジェクタ1
05を載せてある。プロジェクタ105は図示しない光
源,レンズ等を有する。
【0012】一方、106は投影機構であり、投影機構
106は装置本体101上へと載置,除去自在に構成し
てある。投影機構106はミラー107と、枠108に
組み込んだフレネルレンズ109とを有し、ミラー10
7と枠108とはリンク110によって折り畳み自在に
接続してある。
【0013】上記構成において、プロジェクタ105の
使用時には原稿押え103は開かれており、投影機構1
06を装置本体100上に載せる。プロジェクタ105
に装着したフィルム111の画像光Aはミラー107に
よって反射された後、フレネルレンズ109,原稿台ガ
ラス102を透過して読取手段によって読み取られる。
【0014】また、プロジェクタ105を使用しない場
合には、投影機構106を装置本体100上から除去す
るとともに、図示しない原稿を原稿台ガラス102上に
載せる。そして、原稿押え103を閉じた後、読取手段
によって原稿の画像を光学的に読み取る。
【0015】[第三従来例]図12において、150は
ケース状の装置本体であり、装置本体150の上下面に
は透視窓151と開口部152とを対応して設けてあ
る。透視窓151には透明材153を嵌めてある。
【0016】一方、装置本体150の内部には、図示し
ないアームに沿って平行移動自在な読取手段としてのリ
ーダユニット154,記録手段としてのプリンタユニッ
ト155を設けてある。また、装置本体150の側面か
らは記憶手段としてのディスクメモリ156が装着され
る。
【0017】上記構成において、装置本体150を図示
しない原稿上に載置し、リーダユニット154を作動さ
せて原稿上の画像を光電的に読み取るとともに、画像を
ディスクメモリ156に記憶する。
【0018】また、ディスクメモリ156に記憶されて
いる画像は、プリンタユニット155を作動させること
により、図示しない転写材上へと転写できる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
[第一従来例]しかし、第一従来例では車イス129に
座った作業者126が上記操作を行なおうとした場合、
足127が画像形成部122の正面125に接触するた
め、手128が読取部121の上面に届きにくい。
【0020】その結果、原稿セット,原稿押え123の
開閉,モード設定等の操作を行うことができなかった
り、無理な姿勢を強要されることがあった。
【0021】またデジタル複写機の操作機能は近年ます
ます複雑化する傾向にあり、それにともない操作モード
の設定作業も複雑化し、ある程度の時間を要する場合も
増えている。このため立位姿勢での設定作業よりも、肉
体的にも楽で、精神的にも集中できるイスを使用した座
位姿勢での設定作業を使用者が行うことも十分考えられ
るため、上記と同様の問題があった。
【0022】[第二従来例]プロジェクタ105の非使
用時に、該プロジェクタ105を装置本体100上から
取り除かなければならないため、次の問題がある。取り
除いたプロジェクタ105を装置本体100付近の床上
に置いたのでは作業の邪魔になるため、使用者は格別の
収納場所を確保する必要がある。従って、使用者に無用
な経済的負担がかかる。
【0023】また、収納場所にプロジェクタ105を置
くとすると、装置本体100までの運搬時間,労力が多
くなり作業性が悪い。
【0024】更に、ミラー107,フレネルレンズ10
9を独立した部品として構成しているため、流通過程に
おいて別途包装,運搬しなければならず、流通コストア
ップを招く。
【0025】[第三従来例]リーダユニット154によ
る画像の読み取り動作が確実に行われたか否かを確認す
ることができないため、操作者は不安感が残る。
【0026】また、転写材上へ転写しようとしている画
像を転写前に確認することができない。このため、記憶
されている画像の拡大,縮小,合成等の編集を行ってか
ら転写するような場合でも、画像の編集状態を事前に確
認することができない。
【0027】[第一発明の目的] 第一従来例の課題を解決するためのもので、立っている
作業者はもちろん、作業者が座位姿勢のままで容易に
取ユニット上面での操作・作業を行なうことのできる画
像形成装置を提供することを目的としている。
【0028】[第二発明の目的]読取装置の一部に投影
機構を収納することのできる読取装置を提供することを
目的としている。
【0029】[第三発明の目的]第三従来例の課題を解
決するためのもので、画像の読取が確実に行われたか否
かの確認と、画像の転写前における確認とを行うことの
できる画像読取記録装置を提供する。
【0030】
【課題を解決するための手段】[第一発明]原稿の画像を読み取る読取ユニットと、画像信号に応じ
て記録材に画像を形成する画像形成ユニットと、を有す
る画像形成装置において、前記読取ユニットは前記画像
形成ユニットの略真上の第1の位置と第1の位置より前
方に突出した第2の位置とに移動可能であることを特徴
とする。
【0031】第一の発明は読取ユニットを自動で移動さ
せるためのスイッチを有してもよい。
【0032】[第二発明]装置本体に取り付けた原稿台
と、該原稿台に載せた原稿を読み取るために前記装置本
体の内部に設けた読取手段と、原稿台に向けて開閉自在
に設けた原稿押えとを備え、前記原稿台付近に、前記原
稿押えの開時に装置本体外部の画像光を原稿台を介して
読取手段に投影する投影機構を載置自在な構成とした読
取装置において、前記原稿押えに、前記投影機構を収納
する収納部を設けた。
【0033】[第三発明]原稿の画像を透視する透視窓
を有する装置本体を設け、装置本体に、透視した画像を
読み取る読取手段と、読み取った画像を記憶する記憶手
段と、記憶画像を転写材へと転写する記録手段とを設け
た画像読取記録装置において、前記透視窓付近に、読み
取った画像及び転写前の画像を表示する表示部を設け
た。
【0034】
【作用】[第一発明]読取ユニット の下方空間へ作業者の足をおけば、座位姿
勢のまま読取ユニット上面へと手が届く。
【0035】また、読取ユニットを水平に移動すれば、
読取ユニット画像形成ユニットとの壁面を略同一平面
とすることもできると共に、読取ユニットをスイッチに
よって自動的に移動させることにより、さらに操作性が
向上する。
【0036】[第二発明]原稿押えを開いて原稿台付近
に投影機構を載置すれば、装置本体外部の画像光は投影
機構によって読取手段へ導かれ、読み取られる。
【0037】投影機構を使用しない時には、投影機構を
収納部へ収納することができるし、原稿台へ原稿を載せ
て原稿押えを閉じれば、読取手段で読み取ることができ
る。
【0038】[第三発明]読取手段が画像を読み取る
と、読み取った画像は記憶手段に記憶されるとともに、
表示部に表示される。また、記憶手段に記憶されている
画像を転写する前に表示部に表示することができる。
【0039】
【実施例】
[第一発明] (第一実施例)図1(A)は本発明を複写機に適用した
場合を示す全体斜視図、図1(B)は(A)の部分的分
解斜視図である。
【0040】図において50は電子写真方式の複写機を
示しており、複写機50は箱状の読取ユニットとしての
読取部51と箱状の画像形成ユニットとしての画像形成
部52とに分割構成されている。画像形成部52上に読
取部51を載せてある。
【0041】読取部51と画像形成部52との平面形状
は略同一であり、読取部51は画像形成部52上で前面
57から後面方向に沿って水平移動自在に構成してあ
る。
【0042】図1(B)はその移動機構を示す。画像形
成部52の内部には低速度によって正・逆回転切り替え
自在な駆動モータ(ステッピングモータ等)53を設け
てあり、駆動モータ53の駆動ギア54はピニオン55
と噛み合っている。画像形成部52の上面には窓56を
開口してあり、窓56からピニオン55が上方へと露出
している。
【0043】画像形成部52内であってピニオン55よ
りも前面57寄りの位置には、ローラ58を設けてあ
る。画像形成部52の上面には窓59を設けてあり、窓
59からローラ58が露出している。なお、ピニオン5
5とローラ58の外径は同一である。
【0044】なお、図においてはピニオン55、ローラ
58は前面57側から見て右側に設けてあるが、左側に
も同様の機構を略平行に設けてある。更に、画像形成部
50内には、図示しないスキャナ,感光体ドラム,定着
器,現像器等を設けてある。
【0045】一方、読取部51の下面には、ピニオン5
5,ローラ58に対応する位置に、後面68から前面5
7に向けてラック60,平坦なレール61を設けてあ
る。このラック60,レール61は読取部51下面の左
側にもこれと平行して設けてある。
【0046】また、読取部51の上面には原稿押え62
を開閉自在に取り付けてあるとともに、操作パネル63
を設けてある。操作パネル63には複写モード設定ボタ
ンの他、駆動モータ53の作動用スイッチも設けてあ
る。
【0047】なお、読取部51上面には図示しない原稿
台ガラスを設けてあり、内部には光源,ミラー,レン
ズ,光電変換素子等の読取手段を設けてある。光電変換
素子は前記スキャナへと電気的に接続してある。
【0048】上記構成において図2(A)のように車イ
ス64に座った作業者65は画像形成部52の前面57
と向き合い、スイッチとしての操作パネル63の作動用
スイッチの操作及び複写モードの設定等を行なう。する
と、駆動モータ53が駆動して所定角度回転し、ピニオ
ン55が図1(B)中反時計方向に回転する。この時、
ローラ58は読取部51を支えつつ転動する。その結
果、読取部51は前面57側へと水平移動し、一点鎖線
の位置で停止する。
【0049】すると、読取部51の前面64が画像形成
部52の前面57よりも所定量突出し、作業者65の胸
元へ近づく一方、読取部51の下方空間に足65が位置
することとなる。このため、座位姿勢のままで作業者6
5の手66が読取部51の上面に届き、原稿押え62の
開閉,原稿のセット等の作業を容易に行なうことができ
る。
【0050】また、作業終了後や立位で作業をする際に
は、駆動モータ53を逆回転して読取部51を後面67
側へ移動し、画像形成部52の後面68と一致させて停
止(図2(A))した状態にすればよい。
【0051】(第二実施例)図2(B),(C)は第二
実施例である。読取部51の前面64には把手69を設
けてある。また、読取部51の下面には前面64から後
面67に沿って一対のローラ70を設けてある。このロ
ーラ70は前面64側から見て左右双方に設けてある。
【0052】そして、画像形成部52の上面にはローラ
70に対応する位置にレール71を設けてある。レール
71には溝72を設けてあり、溝72の前面64側及び
後面67側を深くしてそれぞれ位置決め部73,74を
形成してある。読取部51を画像形成部52上に載せる
と、ローラ70が溝72へ没入する。その他の構成は第
一実施例と同様である。
【0053】上記構成において、座位姿勢の作業者は画
像形成部52の前面57付近に位置し、把手69をつか
んで読取部51を図中左方向へと水平移動すればローラ
70は溝72内を転動し、前記実施例と同様の効果を得
られる。
【0054】また、作業終了後や不使用時には読取部5
1を図中右方向へ水平移動すればよい。上記読取部51
の手動による移動時には、ローラ70が位置決め部7
3,74に没入することで読取部51の水平方向にある
程度保持力を与え、位置決めを行なっている。
【0055】なお、第一実施例の駆動モータ,ピニオ
ン,ローラを読取部側に設け、ラック,レールを画像形
成部の上面に設けてもよい。また、読取部を自動的に移
動させるに際しては、油圧・空気圧で作動するピストン
を画像形成部側に設けておき、ピストンに設けた爪を読
取部側に係止しておく機構を採用してもよい。また、ソ
レノイド等を用いて読取部を水平移動させてもよい。
【0056】更にまた、読取部を画像形成部上に固定配
置し、その前面のみを画像形成部の前面よりも突出させ
ておいても同様の効果を得られる。
【0057】[第二発明] (第一実施例)図3は複写機に適用した第一実施例の外
観斜視図である。10は箱状の装置本体であり、装置本
体10の内部には、図示しない光源や、ミラー,光電変
換素子等の読取手段を設けてある。
【0058】装置本体10の上板11の略中央には、方
形の原稿台ガラス12を取り付けてある。また、上板1
1であって原稿台ガラス12の一辺付近には、原稿押え
13を設けてある。
【0059】原稿押え13はヒンジ14を介して上板1
1上に開閉自在に取り付けた方形の原稿圧着板1と、原
稿圧着板1に対して、その閉時に原稿台ガラス12と向
き合う下面側にヒンジ15を介して取り付けた原稿圧着
部材2とを有する。この原稿圧着板1と原稿圧着部材2
との対向面間に、収納部が形成される構成となってい
る。
【0060】原稿圧着板1の下面には周縁に沿って厚さ
方向に突出した枠16を設けてあり、枠16には固定穴
17を設けてある。また、原稿圧着部材2は枠16より
も狭い平面積の方形になっており、基板18の周縁には
厚さ方向に突出した枠19を設けてある。基板18の背
面には、図示しないスポンジ,マット等を貼り付けてあ
る。
【0061】更に、基板18の正面には、投影機構20
を設けてある。この投影機構20は原稿圧着部材2を図
のように開いた際に、原稿台ガラス12の一辺に近接す
る位置にヒンジ21を介して開閉自在に取り付けてあ
る。
【0062】投影機構20は方形のミラー5と、枠22
に組み込んだフレネルレンズ6とを有する。ミラー5と
フレネルレンズ6とは、閉じて原稿圧着部材2内へ収納
した際に、枠19から突出しない寸法、即ち、厚さに設
定してある。
【0063】一方、前記枠19であってヒンジ15と対
向する位置の内方には、棒状の固定部材3を設けてあ
る。この固定部材3の一端は、枠19の孔(図示せず)
を通って外方へと貫通しており、スプリング23によっ
て枠19の外方へと軸方向に押圧されている。
【0064】また、固定部材3にはレバー24を設けて
あり、枠19に設けた切欠部25内に位置している。な
お、装置本体10の上板11には固定部材3が挿入でき
る寸法に設定した凹部26を設けてある。
【0065】装置本体10の側面にはデッキ27を設け
てあり、デッキ27上にはプロジェクタ28を載せてあ
る。プロジェクタ28にはフィルム29が装着されると
ともに、図示しない光源,レンズ等を有する。
【0066】次に、上記実施例の操作方法を説明する。
プロジェクタ28を使用する場合には原稿押え13を図
のように開くとともに、原稿圧着板1を上板11に対し
て略垂直に起立した位置で保持する。また、原稿圧着部
材2も同様にして開き、原稿圧着板1に対して略90度
の位置に起立させる。すると、スプリング23の弾性力
によって押圧された固定部材3の先端が凹部26内に没
入し、原稿圧着部材2が位置決め固定される。
【0067】次に、原稿圧着板1に密着していたミラー
5,フレネルレンズ6をヒンジ21を支点として矢印の
ように下降させ、フレネルレンズ6を原稿台ガラス12
上に水平に停止させる。また、ミラー5は図示しないス
トッパーによって図のように所定の傾斜位置で停止する
構成となっている。
【0068】そして、フィルム29をプロジェクタ28
に装着した後、図示しない光源によってフィルム29を
照明すると、形成された画像光Bはミラー5によって反
射された後、フレネルレンズ6,原稿台ガラス12を透
過して読取手段に到達し、光学的に画像が読み取られ
る。
【0069】一方、プロジェクタ28の非使用時には、
まず、ミラー5,フレネルレンズ6を折り畳んで原稿圧
着板1へ密着させ、図示しないロック手段によって倒れ
ないように保持する。
【0070】次に、スプリング23に抗してレバー24
を上昇させ、固定部材3の先端を凹部26から抜き出
す。そして、原稿圧着部材2をヒンジ15を支点として
原稿圧着板1側へ向けて回転させ、原稿圧着部材2を原
稿圧着板1に密着させる、即ち、閉じることにより、ミ
ラー5,フレネルレンズ6は原稿圧着板1と原稿圧着部
材2とによって形成された収納部に収納される。
【0071】その後、上記レバー24を離すと、再び固
定部材3が下降し、その先端が固定穴17に没入して原
稿圧着部材2の閉状態が維持される。
【0072】更に、原稿台ガラス12上に図示しない原
稿を載せるとともに、原稿押え13をヒンジ14を支点
として倒す、即ち、閉じると、原稿は原稿押え13によ
って押えられる。
【0073】そして、装置本体10に設けてある操作部
30を操作すると、装置本体10内部の読取手段によっ
て原稿の画像が光電的に読み取られる。
【0074】以上のように、上記実施例においてはプロ
ジェクタ28の非使用時にはミラー5,フレネルレンズ
6を原稿押え13内の収納部に収納することができる。
【0075】従って、ミラー5,フレネルレンズ6が操
作者の邪魔にならないことは勿論、格別の収納スペース
を装置本体10の周辺に設ける必要もなくユーザーの経
済的負担も小さい。
【0076】また、原稿圧着部材2を開閉するだけでミ
ラー5,フレネルレンズ6を収納部から取り出したり、
逆に収納したりできる。従って、ミラー5,フレネルレ
ンズ6の運搬時間,運搬労力もほとんど必要なく、作業
性がよい。
【0077】更にまた、ミラー5,フレネルレンズ6を
収納部に収納できる故に、流通過程では原稿押え13と
一緒に包装,運搬でき、流通コストを抑制し得る。
【0078】(第二実施例)図4は本発明の第二実施例
を示している。原稿圧着板1の内面には、一対の固定ガ
イド40を原稿圧着板1の自由端から固定端に向けて平
行に設けてある。この固定ガイド40はL字形に成形し
たものであり、原稿圧着板1の自由端側、及び対向位置
側は開放してある一方、ヒンジ14側は封鎖してある。
【0079】また、原稿圧着部材2の枠19の対向辺に
は一対の固定爪44を設けてあり、その内面には、ミラ
ー5を固定してある。更に原稿圧着部材2の内面にはヒ
ンジ41を介して枠22を取り付けてあり、枠22には
フレネルレンズ6を組み込んである。また、原稿圧着部
材2と枠22とは一対のリンク45によって連結してあ
る。即ち、リンク45の一端側は枠22に対して軸46
を中心として回転自在に支持してあり、リンク45の他
端側は枠22に設けた一対のガイド孔46へとスライド
自在に連結してある。
【0080】また、枠22の下面であってヒンジ41の
近傍には、一対の固定用凸部46を設けてある一方、装
置本体10の上板11であって、原稿台ガラス12の一
辺側、即ち、デッキ27から最遠位置の一辺側には、固
定用凸部46を挿入できる寸法の一対の凹部47を設け
てある。
【0081】なお、その他の構成は第一実施例と同様で
ある。
【0082】次に、上記第二実施例の操作方法を説明す
る。プロジェクタ28を使用する際には原稿圧着板1は
図のように起立状態に開く。そして、原稿圧着板1から
取り外した原稿圧着部材2の基板18に密着していたフ
レネルレンズ6を矢印のように水平に倒す。
【0083】その後、原稿圧着板1とミラー5とを下降
させ、固定用凸部46を凹部47内に没入することで、
フレネルレンズ6は原稿台ガラス12に対して水平に位
置決め固定される。原稿圧着板1はロック手段によって
保持したレバー45によって、フレネルレンズ6に対し
て所定角度傾斜した状態に位置決めされる。
【0084】プロジェクタ28の画像光Bはミラー5に
よって反射され、フレネルレンズ6,原稿台ガラス12
を透過して読取手段に至る。
【0085】プロジェクタ28の非使用時には固定用原
稿圧着部材2とフレネルレンズ6とを一緒に持ち上げて
凸部46を凹部47から抜き出し、フレネルレンズを折
り畳んで原稿圧着部材2の内面に密着させる。そして、
図示しないロック手段によっその後、二点鎖線のように
フレネルレンズ6を原稿圧着板1側に向けた状態で原稿
圧着部材2を原稿圧着板1の上方へ移動するとともに、
原稿圧着板1に沿って下降させる。
【0086】すると、一対の固定爪44が固定ガイド4
0内に挿入保持され、原稿圧着板1と原稿圧着部材2と
が閉じた状態となる。こうして、原稿圧着板1と原稿圧
着部材2とによって形成された収納部にミラー5,フレ
ネルレンズ6が収納される。
【0087】更に原稿台ガラス12上に原稿を載せて原
稿押え1を閉じれば第一実施例と同様の動作を行える。
【0088】このように、第二実施例においても第一実
施例と同様の効果を得られる。
【0089】なお、上記実施例では原稿圧着板1と原稿
圧着部材2とを開閉自在として収納部を形成している
が、原稿押えの側面に、面方向に収納部としての穴を設
け、該穴内に投影機構を収納できる構成としてもよい。
【0090】また、本発明は複写機でなくイメージリー
ダにも適用できる。
【0091】[第三発明]図5は外観斜視図、図6は内
部構成を示す斜視図である。装置本体200は、本体フ
レーム201と、本体フレーム201に被せた外装カバ
ー202とを有する。外装カバー201内部には、ディ
スクメモリ装着部203と、電源部204と、操作ユニ
ット205とが収納される。ディスクメモリ装着部20
3と、電源部204と、操作ユニット205とは電気的
に接続してある。
【0092】外装カバー202の側面には、記憶手段と
してのディスクメモリ206を装着する挿入口207を
設けてある。操作部ユニット205には、リーダースタ
ートボタン,プリントスタートボタン,表示ボタン等を
設けてあるとともに、外部端子208を有する。
【0093】本体フレーム201の下面には開口部20
9を設けてあり、開口部209を隔てて一対の移動アー
ム210を平行に設けてある。移動アーム210には読
取手段としてのリーダユニット211と、記録手段とし
てのプリンタユニット212とを一体的に移動自在に取
り付けてある。
【0094】リーダユニット211とプリンタユニット
212とは、電気ケーブル213を介して電源部204
へと接続されている。リーダユニット211の下面には
図示しない発光素子と受光素子とをライン状に配列して
ある。また、プリンタユニット212は図示しないイン
ク噴射機構を有する。
【0095】本体フレーム201の脇には駆動モータ2
14を設けてあり、その駆動軸のプーリ215及び他方
のプーリ216にはベルト217を掛けてある。駆動モ
ータ214はコード218を介して電源部204に内蔵
した制御部に接続されている。
【0096】一方、外装カバー201には、開口部20
9に対応する位置に開口した透視窓219を設けてあ
る。透視窓219窓には図7に示すように、透過式であ
って、板状の液晶表示部220を嵌め込んであり、液晶
表示部220の上面にはガラス,プラスチック等の透明
板221を設けてある。この液晶表示部220は電気的
に前記制御部に接続されている。
【0097】上記構成において、図5のように装置本体
200を原稿222上に載置するとともに、操作部ユニ
ット205のリーダボタンを操作する。すると、図7
(B)のように図中左端の定位置からリーダユニット2
11が右方向へと移動し、画像Aを光電的に読み取る。
そして、図9(A)の点線で示す位置に到達して読取が
完了する。読み取った画像Aはディスクメモリ206に
記憶するとともに、液晶表示部220に表示Bする。従
って、画像Aの読取り・記憶を確実に行ったことを即座
に確認できる。
【0098】また、読取が完了したリーダユニット21
1は定位置へと復帰している。操作部ユニット205を
操作すれば、液晶表示部220に表示Bされている画像
の拡大,縮小,合成等の編集ができるし、編集した画像
を転写前に確認できる。
【0099】そして、装置本体200を転写材としての
プリント用紙223上に載せてプリンタボタンを操作す
ると、図9(B)のようにプリンタユニット212が定
位置から移動して表示画像をプリント用紙223上に転
写Dしていくとともに、液晶表示部220に表示されて
いる画像は順次消去されていく。
【0100】なお、図10(A)において、250は読
み取り手段を有する原稿リーダー装置であり、原稿25
1を読み取る。原稿リーダー装置250はCPUなどの
制御手段を内蔵したCRT表示装置252に接続してあ
る。CRT表示装置252は読み取った画像を表示する
表示部253を有する。
【0101】また、図10(B)において、260は表
示部261を有するOA機器(ワープロ,パソコン等)
であり、入力キーボード262によって操作される。O
A機器260には記録手段としてのプリンタ263を接
続してある。
【0102】この構成により、表示部261に表示して
いる画像をプリンタ263で出力していくに従って徐々
に消去していくことも可能である。
【0103】
【発明の効果】[第一発明]読取ユニット画像形成ユニットよりも所定量突出して
いるから、読取ユニットの下方空間に座位の作業者の足
を位置させ得る。従って、立っている作業者だけでな
く、座位姿勢の作業者であっても、姿勢を変えることな
く作業者の手が読取ユニットの上面に届き、原稿読取の
ための操作・作業を容易に行なうことができる。
【0104】[第二発明]投影機構を原稿押えの収納部
に収納することができる。
【0105】従って、投影機構が操作者の邪魔にならな
いことは勿論、格別の収納スペースを装置本体の周辺に
設ける必要もなく、ユーザーの経済的負担も小さい。
【0106】また、投影機構の運搬時間,運搬労力もほ
とんど必要なく、作業性がよい。
【0107】更にまた、投影機構を収納部に収納できる
故に、流通過程では原稿押えと一緒に包装,運搬でき、
流通コストを抑制し得る。
【0108】[第三発明]読取手段で読み取った画像を
記憶手段に記憶するとともに、これを表示部に表示す
る。従って、画像の読取り確実に行ったことを即座に確
認できる。
【0109】また、記憶手段内の画像を転写する前に表
示して確認できる。従って、画像の拡大,縮小,合成等
の編集に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は第一発明を複写機に適用した第一実施
例を示す全体斜視図、(B)は(A)の部分的分解斜視
図。
【図2】(A)は図1の複写機の使用例を示す側面図、
(B)は読取部の移動機構を変えた第二実施例を示す分
解側面図、(C)は(B)の要部を示す一部破断側面
図。
【図3】第二発明を複写機に適用した第一実施例の斜視
図。
【図4】第二発明の第二実施例の斜視図。
【図5】第三発明の装置本体で画像を読み取っている状
態の斜視図。
【図6】第三発明の装置本体の内部構成を示す斜視図。
【図7】(A),(B)は画像読取時の動作を示す装置
本体の断面図。
【図8】第三発明の装置本体で画像を転写している状態
の斜視図。
【図9】(A),(B)は画像転写時の動作を示す装置
本体の断面図。
【図10】(A),(B)は第三発明の他の構成例を示
す外観斜視図。
【図11】(A)は第一従来例を示す側面図、(B)は
第二従来例の構成を示す斜視図。
【図12】第三従来例を示す外観斜視図。
【符号の説明】
51 読取部 52 画像形成部 10 装置本体 12 原稿台ガラス 13 原稿押え 20 投影機構 B 画像光 200 装置本体 206 ディスクメモリ(記憶手段) 211 リーダユニット(読取手段) 212 プリンタユニット(記録手段) 219 透視窓 220 液晶表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 27/62 H04N 1/04 H04N 1/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取る読取ユニットと、
    画像信号に応じて記録材に画像を形成する画像形成ユニ
    ットと、を有する画像形成装置において、 前記読取ユニットは前記画像形成ユニットの略真上の第
    1の位置と第1の位置より前方に突出した第2の位置と
    に移動可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置は更に、前記読取ユニ
    ットを自動で移動させるためのスイッチを有することを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 装置本体に取り付けた原稿台と、該原稿
    台に載せた原稿を読み取るために前記装置本体の内部に
    設けた読取手段と、原稿台に向けて開閉自在に設けた原
    稿押えとを備え、前記原稿台付近に、前記原稿押えの開
    時に装置本体外部の画像光を原稿台を介して読取手段に
    投影する投影機構を載置自在な構成とした読取装置にお
    いて、 前記原稿押えに、前記投影機構を収納する収納部を設け
    たことを特徴とする読取装置。
  4. 【請求項4】 原稿の画像を透視する透視窓を有する装
    置本体を設け、装置本体に、透視した画像を読み取る読
    取手段と、読み取った画像を記憶する記憶手段と、記憶
    画像を転写材へと転写する記録手段とを設けた画像読取
    記録装置において、 前記透視窓付近に、読み取った画像及び転写前の画像を
    表示する表示部を設けたことを特徴とする画像読取記録
    装置。
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