JP2013064842A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中間転写ベルト5は、感光体とその周囲に配置された帯電装置及びトナーによって現像する現像装置を含む作像部に近接して周回動する無端状ベルトである。その中間転写ベルト5の裏面側に、その中間転写ベルト5の周回動する矢示F方向に直交する幅方向(矢示W方向)の両端部の一方側に空気流入口42を他方側に空気流出口43をそれぞれ有し、中間転写ベルト5の裏面が冷却空間41の一壁面を形成する通風ダクト40を設ける。その通風ダクト40の空気流入口42から冷却空間41を通して空気流出口43へ、中間転写ベルト5の裏面に沿ってその裏面の全幅に亘って幅方向(矢示W方向)に空気を流して、その中間転写ベルト5を冷却する。
【選択図】 図5
Description
また、無端状ベルトを介して作像部を冷却することができなくなり、感光体やトナー攪拌部材を有する現像装置等の温度が上昇し、感光体の表面や現像装置内のトナーが溶融して、画像形成に支障をきたす恐れもあった。
したがって、余分なスペースをとらずに無端状ベルトを冷却できる。しかも、その冷却用の空気は常に無端状ベルトの裏面に沿って流れるので、熱交換効率がよいばかりか、無端状ベルトに空気を吹き付けることがないので、無端状ベルトを振動させる恐れがない。そのため、トナーの飛散などによる転写不良が発生する心配もない。
〔画像形成装置の全体説明〕
図1はこの発明による画像形成装置の一実施形態の全体構成を示す概略図、図2はその作像ユニット1の構成例を示す概略構成図である。
図1に示す画像形成装置は、本体100と画像読取部110と両面用搬送部120とから構成されている。
これらの各作像ユニット1Y,1M,1C,1Kは、それぞれ感光体である感光体ドラム3Y,3M,3C,3Kと、その各周囲に後述する帯電装置やトナーによって現像する現像ユニットを備えている。そして、各感光体ドラム3Y,3M,3C,3Kの表面に各色の画像を形成するために、各現像ユニットでそれぞれ異なる色のYトナー,Mトナー,Cトナー,Kトナーを用いるが、それ以外は同じ構成になっている。その構造については図2によって後述する。
その中間転写ベルト5の下面側に、そのベルト走行方向に沿って、前述した作像部である作像ユニット1Y,1M,1C,1Kが順に配置されている。
作像ユニット1Y,1M,1C,1Kの下方には、各感光体ドラム3Y,3M,3C,3Kの表面を、レーザビームで露光走査する画像書込ユニット8が設けられている。
また、中間転写ベルト5の上側領域の裏面側に、中間転写ベルト5を冷却するための通風ダクト40を設けている。その通風ダクト40の詳細は後述する。
中間転写ベルト5の上方には、各作像ユニットの現像ユニットにそれぞれ各色のトナーを補給するため、トナーボトル9Y,9M,9C,9Kが交換可能に搭載されている。
そして、一方の面にトナー画像が転写されて定着装置19を経て定着された用紙を導入して、その表裏を反転させて位置決めローラ対13へ送り出す。それによって、その用紙の他方の面にもトナー画像を転写して画像を形成することができる。
この実施形態では、両面用搬送部120に手差しトレイ17も取り付けており、その手差しトレイ17上にセットされた用紙10も、搬送ローラ対18によって位置決めローラ対13へ送り出し、それにトナー像を転写して画像を形成することができる。
この画像形成装置が複写装置として使用される場合は、画像読取部110にコピー用のカラー原稿がセットされ、スタートキーが押されると、その原稿の読み取りを開始して、読み取ったカラー画像データに基づいて、図示していないコントローラがカラー印刷データを生成する。
そのいずれかのカラー印刷データに応じて、各作像ユニット1Y,1M,1C,1K及び画像書込ユニット8等による作像工程を順に開始する。
そして、その位置決めローラ対13によってその用紙10を所定のタイミングで、二次転写ローラ14と二次転写対向ローラ6とが中間転写ベルト5を挟んで対向している二次転写位置へ送る。
そのフルカラーのトナー画像が転写された用紙10を、定着装置19へ搬送し、そこで加熱及び加圧による定着処理を施して送出し、排紙用搬送ローラ対20によって排紙トレイ22上へ排出する。
転写材はトナー画像を転写して定着できる媒体であればよく、用紙の他に、転写紙、印刷用紙、記録紙、印刷シート、記録シートなどとも称される。
ここで、作像ユニット1Y,1M,1C,1Kの構成例を説明する。これらの各作像ユニットは、前述したように使用するトナーの色が異なるだけで、その構成は同じである。そこで、その構成例をY,M,C,Kを付けない作像ユニット1として、図2によって説明する。
図2に示す作像ユニット1は、感光体ユニット2と現像ユニット4によって構成されている。そして、これらを一体のユニットとして、あるいは個別のユニットとして、図1に示した本体100に対して着脱可能である。
帯電装置24は、帯電バイアスが印加される帯電ローラ25を感光体ドラム3の表面に近接して備えており、その帯電ローラを反時計回りに回転駆動することによって感光体ドラム3の表面を一様帯電させる。
帯電装置24によって一様帯電された感光体ドラム3の表面は、図1に示した画像書込ユニット8から発せられるレーザ光Lによって露光走査されて静電潜像を担持する。
次に、通風ダクト40の構成例を図3〜図6によって説明する。
図3は図1に示した画像形成装置におけるこの発明に係わる要部を拡大して示す図である。中間転写ベルト5は、駆動ローラである二次転写対向ローラ6と従動ローラ7との間に、所定の張力をもって張り渡されて周回動をしている。図3では、中間転写ベルト5と二次転写対向ローラ6及び従動ローラ7との間に隙間があるが、実際には中間転写ベルト5は、テンションローラを含むもっと多くのローラに掛け渡されているので、それらを簡略化して模式的に示している。
中間転写ベルト5が周回動する領域における二次転写対向ローラ6と二次転写ローラ14とが対向する二次転写位置の下流側の上面側に、中間転写ベルトクリーナ21が配置されている。この中間転写ベルトクリーナ21は、クリーニングブレード21aの先端部が中間転写ベルト5の上面に当接して、二次転写後に中間転写ベルト上に残留したトナーを除去し、図示していない機構によって回収する。
その通風ダクト40は、中間転写ベルト5の裏面が一壁面となる冷却空間41を形成している。
これらの図に示すように、通風ダクト40は、中間転写ベルト5の周回動する方向(図5に示す矢示F方向)に直交する幅方向(矢示W方向)の両端部の一方側に空気流入口42を、他方側に空気流出口43をそれぞれ有しており、その間に冷却空間41を形成している。この通風ダクト40は金属板又は合成樹脂などで作られる。
また、その通風ダクト40の冷却空間41は、空気流入口42側から空気流出口43側に向かって次第にダクト幅(空気の流れに直交する方向の幅)が広くなっている。
この実施形態では、画像形成装置の本体100(図1参照)の開閉可能な外装カバーの一つである前カバー101の内面側に、吸気側ダクト45を設けている。この吸気側ダクト45の一端部は、前カバー101の側部に形成された吸気口46に接続されており、他端部には、通風ダクト40との接続部45aが設けられている。
また、その中間転写ユニットに対して、通風ダクト40だけ単独で着脱できるようにしてもよい。
したがって、中間転写ベルト5がその表面のトナー画像を用紙に二次転写した後、作像ユニット1Y,1M,1C,1Kによって作成される次のトナー画像が一次転写される前に、通風ダクト40を流れる空気によって十分に冷却される。そのため、中間転写ベルト5の一次転写位置に到達する領域は十分冷却されており、転写されるトナーが溶融する恐れはない。さらに、この冷却された中間転写ベルト5と接することによって、各作像ユニット1Y,1M,1C,1Kも冷却を図ることができる。
3,3Y,3M,3C,3K:感光体ドラム 4:現像ユニット
4a:現像ユニットの筐体 4b:仕切壁 5:中間転写ベルト
6:二次転写対向ローラ 7:従動ローラ 8:画像書込ユニット
9Y,9M,9C,9K:トナーボトル 10:用紙
11A,11B:給紙カセット 12A,12B:ピックアップローラ
13:位置決めローラ対 14:二次転写ローラ 15:反転ローラ対
16:両面搬送ローラ対 17:手差しトレイ 18:搬送ローラ対
19:定着装置
22:排紙トレイ 23:ドラムクリーニング装置 24:帯電装置
25:帯電ローラ 26:第1搬送スクリュー 27:第1剤収容部
28:トナー濃度センサ 29:第2搬送スクリュー 30:現像ローラ
31:ドクタブレード 32:第2剤収容部 33:現像スリーブ
34:マグネットローラ 40:通風ダクト 41:冷却空間
42:空気流入口 42a:空気流入口形成部 43a:空気流出口形成部
43:空気流出口 45:吸気側ダクト 46:吸気口 47:排気側ダクト
100:画像形成装置の本体 101:前カバー(外装カバー)
110:画像読取部 120:両面用搬送部 130:中間転写ユニット
L:レーザ光
Claims (5)
- 感光体とその周囲に配置された帯電装置及びトナーによって現像する現像装置を含む作像部と、該作像部に近接して周回動する無端状ベルトとを備えた画像形成装置において、
前記無端状ベルトの裏面側に、該無端状ベルトの前記周回動する方向に直交する幅方向の両端部の一方側に空気流入口を他方側に空気流出口をそれぞれ有し、前記無端状ベルトの裏面が冷却空間の一壁面を形成する通風ダクトを設け、
該通風ダクトの前記空気流入口から前記冷却空間を通して前記空気流出口へ、前記無端状ベルトの裏面に沿って該裏面の全幅に亘って前記幅方向に空気を流して該無端状ベルトを冷却するようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記通風ダクトの前記冷却空間は、前記空気流入口側から前記空気流出口側に向かって次第にダクト幅が広くなっていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記通風ダクトの前記空気流入口と外部と連通させる吸気側ダクトを、装置本体の開閉可能な外装カバーの内面側に設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記無端状ベルトが、前記作像部によって作像されたトナー画像を表面に一次転写して用紙への二次転写位置へ搬送する中間転写ベルトであり、
前記通風ダクトが、前記中間転写ベルトの前記周回動する領域における前記一次転写の位置よりも上流側で且つ前記二次転写位置よりも下流の領域において、前記中間転写ベルトの裏面側に設けられたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 請求項4に記載の画像形成装置において、
前記中間転写ベルトの前記周回動する領域における前記二次転写位置の下流側の領域に、前記中間転写ベルトの表面に残留したトナーを除去する中間転写ベルトクリーナを備え、
前記通風ダクトを、前記中間転写ベルトが前記中間転写ベルトクリーナを通過した直後の領域に設けたことを特徴とする画像形成装置。
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