JP4912746B2 - 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 Download PDF

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Description

本発明は、室温で硬化してゴム弾性体となるオルガノポリシロキサン組成物に関し、特に石目地などへ使用した際の汚染が少なく、各種基材、特に塗装アルミへの接着性に優れる硬化物を与える室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物に関するものである。
室温で硬化してシリコーンエラストマーとなる組成物は従来から知られており、産業界で広く使用されてきた。室温で硬化する機構には、ヒドロシリル化反応によって硬化する機構、紫外線によって硬化する機構、水酸基とケイ素原子結合加水分解性基との縮合反応によって硬化する機構などが知られている。中でも縮合反応により硬化するオルガノポリシロキサン組成物は室温で硬化し、接着発現が可能で、ヒドロシリル化反応などに見られる不純物による硬化阻害を起しにくい利点を有するため、建築用シーリング材などの用途で好適に用いられている。
建築用シーリング材では硬化後のゴムに低弾性率(日本シーリング材工業会が示す50%伸張時応力(M50)によって分類される区分における低モジュラスから中モジュラスに相当)が要求される場合が多い。これに応える技術として反応性基のないシリコーンオイルで希釈する方法、あるいは種々の可塑剤を添加する方法などの対応が採用されている。しかしながら、これらの方法では低弾性率に対してそれなりの効果が認められるものの、長期の使用により目地表面に汚れが付着したり、天然石などの多孔質材料に使用した際に被着体に滲み汚染が生じることがあり、これらの改良が望まれている。
この汚染性については、反応性の無いシリコーンオイル及び可塑剤を配合しない組成物であれば、達成される。しかし、硬化後のゴムのモジュラスが高くなり、また、金属や各種塗装に対して接着性が十分でないという問題がある。可塑剤を配合しない組成で軟らかいゴムを得るためには、従来、2官能性の鎖長延長能を有する架橋剤と多官能性の架橋剤を併用して硬化反応中にジオルガノポリシロキサンの鎖を延ばしながら架橋を行うことにより、硬化後の架橋密度を低下させる方法が採られてきた。代表的なものとしてはアミノキシ型といわれるN,N−ジアルキルアミノキシ基を有するシロキサンを架橋剤に用いたもの、アミド型といわれるN−アルキルアセトアミド基を有するシロキサンを架橋剤に用いたものが市販されている。しかし、組成物の貯蔵安定性が悪い、アルコールなど活性水素を有する化合物との共存により、硬化阻害を引き起こすという問題点があった。
良好な貯蔵安定性を有し、硬化阻害を起さず、従来から広く使用されて来た官能基を用いて架橋密度の低いゴムを得ようという提案がなされた(特許文献1:特開昭63−83167号公報)。これは鎖長延長能を有するRNHCH2MeSi(OMe)2などを使用するものであるが、この化合物を経済的に製造することは著しく困難であり、また他の架橋剤とのバランスを安定的にとることも困難である。更に分子鎖片末端が水酸基であり、もう一方の末端にトリアルキルシロキシ基を有するジオルガノポリシロキサンを用いる方法がいくつか提案されている(特許文献2,3:特開平9−151326号公報、特開2004−182942号公報)が、この片末端ジオルガノポリシロキサンの調製を、ジオルガノシクロポリシロキサンをアルカリ触媒もしくは酸触媒により平衡化重合するという一般的な方法で行った場合、無反応性のジオルガノポリシロキサンを副生してしまい、これの除去が不可能なため、組成物の使用時に滲み出し汚染が起こり天然石などの石目地を汚染してしまうという問題が解決されなかった。また、トリメチルシロキシリチウムを開始剤として環状シロキサン三量体を開環重合する方法やトリメチルヒドロキシシランなどを開始剤に用い、ケイ素五配位化合物の存在下において重合する方法により、副生する無反応性のジオルガノポリシロキサンを少量にすることができるが、モノマー、触媒が高価であるため、経済的に不利である。
これまで説明したように、表面や天然石への滲み出し汚染が少なく、シーリング材として好ましい低モジュラスから中モジュラスの接着性に優れた軟らかいゴムが得られる、貯蔵安定性に優れたシーリング材は得られていない。
特開昭63−83167号公報 特開平9−151326号公報 特開2004−182942号公報
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解決し、硬化前は貯蔵安定性に優れ、硬化後、金属、各種塗装に良好に接着し、低モジュラスから中モジュラスの低弾性率のゴム弾性を示し、且つ、天然石等の多孔質材料への滲み出し汚染が少ない硬化物を与える室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物を提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、下記一般式(1)又は(2)で表されるジオルガノポリシロキサンと、下記一般式(3)で示されるトリオルガノシラノールと、一分子中に少なくとも3つの加水分解性基を有するオルガノシラン及び/又はその部分加水分解物と、炭酸カルシウムを配合することにより、被着材との接着性、特に例えばフッ素樹脂、アクリル樹脂等で表面処理されたアルミ材への接着性に優れ、天然石など多孔質材料を汚染しない低弾性の硬化物が得られ、且つ組成物貯蔵時の保存安定性が良好であり、上述した問題点を解決できることを知見し、本発明をなすに至った。
即ち、本発明は、
(a)下記一般式(1)又は(2)で表されるジオルガノポリシロキサン100質量部、
Figure 0004912746
(式中、Rは同一又は異種の非置換もしくはハロゲン原子置換の1価炭化水素基であり、aは10以上の整数である。R1は炭素数1〜6の同一又は異種の非置換もしくはハロゲン原子置換の1価炭化水素基であり、Xは酸素原子又は炭素数2〜6の非置換の2価炭化水素基であり、nは1〜3の整数である。)
(b)ジフェニルメチルシラノール0.1〜10質量部、
(c)一分子中に少なくとも3つの加水分解性基を有するオルガノシラン及び/又はその部分加水分解物1〜20質量部、
(d)炭酸カルシウム10〜300質量部
を含有してなることを特徴とする室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
を提供する。この場合、一分子中に少なくとも2つのトリオルガノシロキシ基を有する直鎖状及び/又は分岐状ジオルガノポリシロキサンの含有量が(a)成分100質量部に対して10質量部未満乃至0質量部であることが好ましい。更に、(d)炭酸カルシウムが、無処理の炭酸カルシウム、又は処理剤により炭酸カルシウムに対して3質量%以下の処理量で処理されている炭酸カルシウムであることが好ましい。また、上記オルガノポリシロキサン組成物は、更に、(e)加水分解性基としてアルコキシシリル基を有するアミン系のシランカップリング剤や(f)硬化触媒を含むことができる。なお、(b)成分と(c)成分とを予め混合して得られる成分を配合することができる。また、組成物の硬化物の50%モジュラスが0.24〜0.38N/mm2であることが好ましい。本発明のオルガノポリシロキサン組成物は、建築用シーリング材として好適に用いられる。
本発明の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物は、被着材との接着性、特に表面処理されたアルミ材などへの接着性に優れ、御影石など多孔質な石材等への滲み出し汚染が少ない低弾性率の硬化物を与えるもので、接着剤、コーティング材、電気絶縁シール材、建築用シーリング材等として好適に使用することができる。
本発明の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物に使用される(a)成分の下記一般式(1)又は(2)により示されるジオルガノポリシロキサンは、本発明の組成物の主剤となるものである。
Figure 0004912746
(式中、Rは同一又は異種の非置換もしくはハロゲン原子置換の1価炭化水素基であり、aは10以上の整数である。R1は炭素数1〜6の同一又は異種の非置換もしくはハロゲン原子置換の1価炭化水素基であり、Xは酸素原子又は炭素数2〜6の非置換の2価炭化水素基であり、nは1〜3の整数である。)
上記一般式(1)及び(2)において、Rは独立にメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ヘキシル基等のアルキル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、ビニル基、アリル基、プロペニル基等のアルケニル基、及びフェニル基等のアリール基のような炭素数1〜6の1価炭化水素基、あるいはこれらの基の水素原子の一部又は全部をハロゲン原子で置換したクロロメチル基、3,3,3−トリフロロプロピル基等の1価の置換炭化水素基を挙げることができる。aは、上述した通り10以上の整数であるが、ジオルガノポリシロキサンの粘度が23℃で100〜1,000,000mPa・sとなる数であることが好ましく、より好ましくは500〜200,000mPa・sとなる数である。なお、粘度は回転粘度計により測定した値である。また、R1は独立にメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基等のアルキル基、イソプロペニル基等のアルケニル基、あるいはこれらの基の水素原子の一部又は全部をハロゲン原子で置換したクロロメチル基、3,3,3−トリフロロプロピル基等の1価の置換炭化水素基を挙げることができる。反応性等を考慮すると、特にメチル基、エチル基が好ましい。Xは酸素原子、及び/又はエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、2−メチルプロピレン基を挙げることができる。nは1〜3の整数であるが、特には2又は3であることが好ましい。
(b)成分のトリオルガノシラノールは本発明の根幹をなす成分であり、モジュラス低下剤、接着性向上剤として作用する。(b)成分は下記一般式(3)で示される。
2 3SiOH (3)
(式中、R2は炭素数1〜20の同一又は異種の非置換もしくは置換の1価炭化水素基である。)
上記一般式(3)において、R2は非置換もしくは置換の1価炭化水素基であり、炭素数が1〜20、特に1〜10のものが好ましく、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基等のアリール基、ビニル基、アリル基、ブテニル基、ベンジル基、2−フェニルエチル基等のアラルキル基や、これらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部又は全部をハロゲン原子、シアノ基などで置換した基、例えばクロロメチル基、トリフルオロプロピル基、シアノエチル基などが挙げられるが、メチル基、エチル基、フェニル基、ビニル基、トリフルオロプロピル基が好ましく、特に製造上の得易さの点からメチル基、フェニル基であることが好ましい。
(b)成分は(a)成分100質量部に対して0.1〜10質量部、好ましくは0.5〜5質量部の範囲で使用される。0.1質量部未満では十分な効果が得られず、目的とするゴム弾性を有する組成物が得難く、10質量部を超えると硬化性、接着性が悪化するおそれがある。
(c)成分の一分子中に少なくとも3つの加水分解性基を有するオルガノシラン及び/又はその部分加水分解物は、本発明の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物において、保存安定剤、架橋剤として作用するものである。シラン化合物及びその部分加水分解物が有する加水分解性基としては、例えばケトオキシム基、アルコキシ基、アセトキシ基、イソプロペノキシ基等が挙げられる。具体例としては、テトラキス(メチルエチルケトオキシム)シラン、メチルトリス(ジメチルケトオキシム)シラン、メチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン、エチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン、メチルトリス(メチルイソブチルケトオキシム)シラン、ビニルトリス(メチルエチルケトオキシム)シランなどのケトオキシムシラン類、及びメチルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシランなどのアルコキシシラン類、メチルトリアセトキシシラン、ビニルトリアセトキシシランなどのアセトキシシラン類、メチルトリイソプロペノキシシラン、ビニルトリイソプロペノキシシラン、フェニルトリイソプロペノキシシランなどのイソプロペノキシシラン類、並びにこれらのシランの部分加水分解縮合物が挙げられる。これらは単独で用いても複数種を併用してもよい。
(c)成分は(a)成分100質量部に対して1〜20質量部、好ましくは5〜15質量部の範囲で使用される。1質量部未満では十分な架橋が得られず、目的とするゴム弾性を有する組成物が得難く、20質量部を超えると硬化後のゴム弾性が硬くなると共に、価格的に不利となる。
(d)成分の炭酸カルシウムは、その処理剤が脂肪酸、樹脂酸、ロジン酸、及び/又はそれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、脂肪酸エステル、第四級アンモニウム塩である炭酸カルシウムであるか、無処理の炭酸カルシウムであるか自由に選択される。ここで使用される樹脂酸としては、アビエチン酸、デヒドロアビエチン酸、デキストロピマール酸、レボピマール酸、パルストリン酸、サンダラコピマール酸等が例示される。なお、樹脂酸以外のカルボン酸としては、特に制限されないが、炭素数12以上のものが好ましく、例えばステアリン酸、オレイン酸、パルミチン酸、ラウリン酸等を用いることができる。上記処理剤で処理される炭酸カルシウムは、平均一次粒径が0.1μm以下、特に0.03〜0.1μmのコロイダル炭酸カルシウム、及び/又は0.1μmより大きい重質炭酸カルシウムを単独又は併用して使用することができる。また、上記処理剤による炭酸カルシウムの処理量は、炭酸カルシウムに対して3.0質量%以下、特に0.5〜2.5質量%である。処理量が3.0質量%より多いと組成物の接着性が損なわれる。
なお、コロイダル炭酸カルシウムの粒径は電子顕微鏡法により測定した値であり、重質炭酸カルシウムの粒径は空気透過法により測定し、算出された比表面積からの計算値である。
(d)成分の炭酸カルシウムの配合量は、(a)成分100質量部に対して10〜300質量部、特に30〜200質量部の範囲とすることが好ましい。10質量部未満では目的とする補強性が得られない。300質量部を超えると、組成物調製時の混練が困難であるのに加え、硬化後のゴム弾性が硬く、目的とするゴム弾性を有する組成物が得難い。
本発明の組成物には、必要に応じ他の充填材を併用してもよく、このようなものとして例えば結晶性シリカ微粉末、非晶性シリカ微粉末、シリコーンゴムパウダー、シリカヒドロゲル、シリカエアロゲル、珪藻土、珪酸カルシウム、珪酸アルミニウム、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、フェライト、酸化鉄、カーボンブラック、グラファイト、マイカ、クレイ、ベントナイト等が挙げられる。なお、これら充填材の添加量は、本発明の効果を妨げない範囲で通常量とすることができる。
本発明の組成物には、組成物の接着性を向上させるために(e)成分としてシランカップリング剤を使用してもよい。シランカップリング剤としては、加水分解性基としてアルコキシシリル基を有するアミン系のシランカップリング剤が用いられ、N−(2−アミノエチル)3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−(N−アミノメチルベンジルアミノ)プロピルトリメトキシシラン等が例示される。このシランカップリング剤の配合量は、(a)成分100質量部当たり0.1〜20質量部、好ましくは0.2〜10質量部使用される。0.1質量部未満では十分な接着性が得られず、20質量部を超えると価格的に不利となる場合がある。
本発明の組成物には、組成物の硬化を促進するために(f)成分として硬化触媒を使用してもよい。硬化触媒としては、この種の組成物における硬化促進剤として従来から一般的に使用されている硬化触媒、例えばジブチルスズジメトキサイド、ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジオクテート、ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズビス(アセチルアセトナート)、ジブチルスズビス(ベンジルマレート)、ジメチルスズジメトキサイド、ジメチルスズジアセテート、ジオクチルスズジオクテート、ジオクチルスズジラウレート、スズジオクテート、スズジラウレート等の有機スズ化合物、テトライソプロピルチタネート、テトラノルマルブチルチタネート、テトラターシャリーブチルチタネート、テトラノルマルプロピルチタネート、テトラ−2−エチルヘキシルチタネート、ジイソプロピルジターシャリーブチルチタネート、ジメトキシチタンビスアセチルアセトナート、ジイソプロポキシチタンビスエチルアセトアセテート、ジターシャーリーブトキシチタンビスエチルアセトアセテート、ジターシャリーブトキシチタンビスメチルアセトアセテート等の有機チタン化合物などの金属ルイス酸、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、テトラメチルグアニジルプロピルトリメトキシシラン等のアミン化合物及びその塩などを1種又は2種以上の組み合わせで使用することができる。硬化触媒の使用量は、一般に(a)成分100質量部に対して10質量部以下、特に0.01〜5質量部が好適であり、硬化触媒の使用量が10質量部より多いと耐久性試験後の亀裂、破損が起き易くなる場合がある。使用量が少ないと硬化までの時間が長くなり実用的に好ましくない。
本発明の組成物には、上記成分以外にも必要に応じて各種の配合剤、例えば顔料、シリカ、染料、接着付与剤、チクソトロピー向上剤、防腐剤、難燃剤、防カビ剤などを添加してもよい。なお、これら任意成分の添加量は、本発明の効果を妨げない範囲で通常量とすることができる。
本発明の組成物は、上記成分を水分の非存在下に常法により混合して製造することができるが、この場合、(b)成分と(c)成分とを予め混合したものを配合することができる。
以上のように、本発明の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物は、水分の非存在下で保存し、使用時に開封するなどして空気中に晒すことで空気中の水分と反応し、室温で硬化して低モジュラスから中モジュラスのゴム弾性体となる。また、ヒドロシリル化反応により硬化する硬化機構のものやアミノキシ型、アミド型にみられる硬化阻害などを起こしにくく、天然石など多孔質材料に使用した場合に滲み出し汚染を発生しにくく、各種基材、特に塗装されたアルミ材に接着性を示す。それゆえ、接着剤、コーティング材、とりわけ建築用シーリング材に有用である。
以下において、実施例と比較例を挙げ、本発明を具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。また、室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物の物理特性はJIS A 5758建築用シーリング材に規定された測定方法に従って測定した。
[実施例1]
分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(23℃における粘度100,000mPa・s)100質量部、ジフェニルメチルシラノール2.5質量部、炭酸カルシウム(丸尾カルシウム株式会社製カーレックス300)70質量部を均一に混合した後、メチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン10質量部、ジオクチルスズジラウレート0.08質量部、3−アミノプロピルトリエトキシシラン1.5質量部を加え、減圧下で気泡を取り除きながら均一に混合して組成物を調製した。
[実施例2]
分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(23℃における粘度100,000mPa・s)100質量部、ジフェニルメチルシラノール2.5質量部、炭酸カルシウム(丸尾カルシウム株式会社製カーレックス300)70質量部を均一に混合した後、メチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン10質量部、ジオクチルスズジラウレート0.02質量部、3−(N−アミノメチルベンジルアミノ)プロピルトリメトキシシラン2.5質量部を加え、減圧下で気泡を取り除きながら均一に混合して組成物を調製した。
[実施例3]
分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(23℃における粘度100,000mPa・s)100質量部、ジフェニルメチルシラノール2.5質量部、炭酸カルシウム(丸尾カルシウム株式会社製MCコートS20)60質量部、煙霧質シリカ(日本アエロジル株式会社製アエロジルR972)10質量部を均一に混合した後、メチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン10質量部、ジオクチルスズジラウレート0.02質量部、3−(N−アミノメチルベンジルアミノ)プロピルトリメトキシシラン2.5質量部を加え、減圧下で気泡を取り除きながら均一に混合して組成物を調製した。
[参考例1]
分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(23℃における粘度100,000mPa・s)100質量部、炭酸カルシウム(丸尾カルシウム株式会社製カーレックス300)70質量部を均一に混合した後、メチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン4質量部に対してトリメチルシラノール1.0質量部をあらかじめ混合し密閉した状態で23℃,1時間放置して調製した成分5質量部、メチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン6質量部、ジオクチルスズジラウレート0.02質量部、3−(N−アミノメチルベンジルアミノ)プロピルトリメトキシシラン2.5質量部を加え、減圧下で気泡を取り除きながら均一に混合して組成物を調製した。
[実施例4]
分子鎖両末端がトリメトキシシリルエチル基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(23℃における粘度100,000mPa・s)100質量部、炭酸カルシウム(丸尾カルシウム株式会社製カーレックス300)80質量部、ジフェニルメチルシラノール2.5質量部を均一に混合した後、フェニルトリメトキシシラン8質量部、ジイソプロピルジターシャリーブチルチタネート6質量部を加え、減圧下で気泡を取り除きながら均一に混合して組成物を調製した。
[比較例1]
分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(23℃における粘度100,000mPa・s)100質量部、分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(23℃における粘度100mPa・s)70質量部、炭酸カルシウム(丸尾カルシウム株式会社製カーレックス300)100質量部を均一に混合した後、メチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン10質量部、ジオクチルスズジラウレート0.08質量部、3−アミノプロピルトリエトキシシラン1.5質量部を加え、減圧下で気泡を取り除きながら均一に混合して組成物を調製した。
[比較例2]
分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(23℃における粘度100,000mPa・s)100質量部、分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(23℃における粘度100mPa・s)70質量部、炭酸カルシウム(丸尾カルシウム株式会社製カーレックス300)100質量部を均一に混合した後、メチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン10質量部、ジオクチルスズジラウレート0.08質量部、3−(N−アミノメチルベンジルアミノ)プロピルトリメトキシシラン2.5質量部を加え、減圧下で気泡を取り除きながら均一に混合して組成物を調製した。
[比較例3]
分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(23℃における粘度100,000mPa・s)100質量部、炭酸カルシウム(丸尾カルシウム株式会社製カーレックス300)100質量部を均一に混合した後、メチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン10質量部、ジオクチルスズジラウレート0.02質量部、3−アミノプロピルトリエトキシシラン1.5質量部を加え、減圧下で気泡を取り除きながら均一に混合して組成物を調製した。
[比較例4]
分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(23℃における粘度100,000mPa・s)100質量部、炭酸カルシウム(丸尾カルシウム株式会社製カーレックス300)100質量部を均一に混合した後、メチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン10質量部、ジオクチルスズジラウレート0.02質量部、3−(N−アミノメチルベンジルアミノ)プロピルトリメトキシシラン2.5質量部を加え、減圧下で気泡を取り除きながら均一に混合して組成物を調製した。
H型接着試験
上記実施例1〜4、参考例1、比較例1〜4で得られた室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物について、JIS A 5758に準拠したブロックH−1型接着試験を下記方法で行った。結果を表2に示す。
カイナー系フッ素塗装アルミ(大日本インキ株式会社製ディックフローメタリック)を被着材として用い、シーリング材として上記室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物を使用して温度23℃,湿度50%RHで14日間硬化させた後に脱型を行い、30℃で14日間養生させたブロックを初期として接着試験を行った。また、初期養生後、更に50℃の温水に7日間浸したブロックを浸水後として接着試験を行った。
ブロックの測定試験機としては、(株)東洋精機製作所製ストログラフR−2を使用し、引張速度50mm/minで測定を行った。
50%伸張時応力(M50)は表1に示す日本シーリング材工業会が定めた区分により分類した。
Figure 0004912746
CF率(凝集破壊率)は、引張試験を行った後の被着材とシーリング材との破断面の状態を目視で観察し、シーリング材の残っている割合を%で示したものである。
御影石汚染性試験
上記実施例1〜4、参考例1、比較例1〜4で得られた室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物を、短辺50mm×長辺100mm×厚さ10mmの御影石2枚の間の目地(幅12mm、長さ100mm、深さ10mm)に充填し、23℃,50%RHで7日間硬化させた。硬化した試験体を70℃の乾燥機に7日間静置した後、目地周辺の御影石にオイルの滲みなどの汚染が目視にて確認された場合を×、確認されなかった場合を○と評価し、結果を表2に示した。
Figure 0004912746
表2の結果より、本発明の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物は、建築用シーリング材に好適な中モジュラス物性で、表面処理されたアルミ材への接着性に優れ、白御影石に使用したときの滲み出し汚染が少ないことが確認された。

Claims (7)

  1. (a)下記一般式(1)又は(2)で表されるジオルガノポリシロキサン100質量部、
    Figure 0004912746
    (式中、Rは同一又は異種の非置換もしくはハロゲン原子置換の1価炭化水素基であり、aは10以上の整数である。R1は炭素数1〜6の同一又は異種の非置換もしくはハロゲン原子置換の1価炭化水素基であり、Xは酸素原子又は炭素数2〜6の非置換の2価炭化水素基であり、nは1〜3の整数である。)
    (b)ジフェニルメチルシラノール0.1〜10質量部、
    (c)一分子中に少なくとも3つの加水分解性基を有するオルガノシラン及び/又はその部分加水分解物1〜20質量部、
    (d)炭酸カルシウム10〜300質量部
    を含有してなることを特徴とする室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
  2. 一分子中に少なくとも2つのトリオルガノシロキシ基を有する直鎖状及び/又は分岐状ジオルガノポリシロキサンの含有量が(a)成分100質量部に対して10質量部未満乃至0質量部である請求項1記載の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
  3. (d)炭酸カルシウムが、無処理の炭酸カルシウム、又は処理剤により炭酸カルシウムに対して3質量%以下の処理量で処理されている炭酸カルシウムである請求項1又は2記載の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
  4. 更に、(e)加水分解性基としてアルコキシシリル基を有するアミン系のシランカップリング剤を含有してなる請求項1,2又は3記載の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
  5. 更に、(f)硬化触媒を含有してなる請求項1乃至4のいずれか1項記載の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
  6. 組成物の硬化物の50%モジュラスが0.24〜0.38N/mm2である請求項1乃至5のいずれか1項記載の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
  7. 建築用シーリング材用である請求項1乃至6のいずれか1項記載の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
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