JP4905652B2 - 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 Download PDF

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Description

本発明は、ノンサグ性に優れ、常温硬化により、優れたゴム物性、耐久性を与えるシリコーン系シーリング剤、接着剤等として好適に用いられる室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物に関する。
各種建造物におけるコンクリート、サッシなどのジョイント部、ガラス回りなどは現在、合成ゴムなどのシーリング材で充填施工する方法が一般的であり、このシーリング材としてはシリコーン系、ポリサルファイド系、変性シリコーン系、ポリウレタン系、アクリルゴム系、SBR系、ブチルゴム系など各種のものが知られているが、接着性、耐熱性、耐候性という面から縮合硬化型のシリコーン系シーリング材が広く使用されている。その場合、耐候性に加えて要求される基本性能はノンサグ性と疲労耐久性である。
ノンサグ性については、ポリエーテル等のノンサグ剤の使用と充填材の種類が大きく寄与することが知られている。現在流通している汎用のシリコーンシーリング材では、処理乾式シリカ、表面処理コロイダル炭酸カルシウムが主流となっており、ノンサグ剤との組合せでは米国特許第4,261,758号明細書(特許文献1)、特公平2−48586号公報(特許文献2)に乾式シリカと分子量300〜200,000のポリエーテルが例示されている。また、特開平1−245057号公報(特許文献3)には、表面がオクタメチルシクロテトラシロキサンで前処理された乾式シリカとカルボキシル基で結合したポリシロキサン−ポリエーテル共重合体が例示されている。また、特開昭61−21158号公報(特許文献4)には、両末端に加水分解性シリル基を有するポリエーテルと充填剤が、特開昭62−135560号公報(特許文献5)には、両末端にケトオキシム基を有するポリプロピレングリコールとヒュームドシリカの組合せが例示されているが、更なるノンサグ性に優れた室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物が望まれている。
米国特許第4,261,758号明細書 特公平2−48586号公報 特開平1−245057号公報 特開昭61−21158号公報 特開昭62−135560号公報
本発明は、上記要望に応えたもので、ノンサグ性に優れ、常温硬化により優れたゴム物性を与える室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物を提供することを目的とする。
シリコーンゴム系でよく用いられている充填剤としては湿式シリカがあるが、縮合硬化型のシリコーンゴム系では、ノンサグ性の付与が困難な点から用いられていない。本発明者らは、湿式シリカを用いた縮合型シリコーンシーラント等として用いられる室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物にノンサグ性を付与することを目的に検討を行い、特定のポリエーテル変性シリコーン、即ちポリオキシプロピレン変性シリコーンがノンサグ性の付与に有用であることを見出し、本発明をなすに至った。
従って、本発明は、
(A)両末端に水酸基を有するジオルガノポリシロキサン及び/又は両末端にアルコキシシリル基を有するジオルガノポリシロキサン 100質量部、
(B)ポリオキシプロピレン変性シリコーン 0.1〜10質量部、
(C)比表面積(BET法)が50m2/g以上、比表面積(BET法)/比表面積(CTAB法)=1.0〜1.3、水分含有量が1質量%以下であり、表面処理されていない湿式シリカ 1〜50質量部、
(D)一分子中にケイ素原子に結合した加水分解可能な基を少なくとも3個有するシラン又はシロキサンであって、テトラキス(メチルエチルケトオキシム)シラン、メチルトリス(ジメチルケトオキシム)シラン、メチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン、エチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン、メチルトリス(メチルイソブチルケトオキシム)シラン、ビニルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン、メチルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、メチルトリアセトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、メチルトリイソプロペノキシシラン、ビニルトリイソプロペノキシシラン、フェニルトリイソプロペノキシシラン、ビニルトリブタノキシムシラン、並びにこれらのシランの部分加水分解縮合物から選ばれるもの 1〜20質量部
(F)シランカップリング剤であって、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリイソプロペノキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジイソプロペノキシシランから選ばれるもの
0〜20質量部
を含有することを特徴とする室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物を提供する。
この場合、(B)成分が、下記一般式(1)〜(3)で示される1種又は2種以上のシリコーンであることが好ましい。
Figure 0004905652

(式中、Rは同一又は異種の非置換もしくは置換の1価炭化水素基であり、Yは−R1−O−(C36O)j−Hであり、R1は炭素数1〜12のアルキレン基であり、kは1以上の整数、mは1以上の整数、k+mは10以上の整数、nは4以上の整数、jは5以上の整数である。)
また、(C)成分の含水量が1質量%以下であることが好ましい。
本発明の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物は、更に、
(E)硬化触媒 0.01〜10質量部
及び/又は
(F)シランカップリング剤 0.1〜20質量部
を含有することができる。上記組成物は、シーリング剤、接着剤として有効に使用される。
本発明の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物は、ノンサグ性に優れ、常温硬化により優れたゴム物性、耐久性を与えるものである。
[(A)成分]
本発明の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物の(A)成分は、両末端に水酸基を有するジオルガノポリシロキサン及び/又は両末端にアルコキシシリル基を有するジオルガノポリシロキサンであり、これは本組成物のベースポリマーとして使用されるものである。本成分としては、下記の一般式(4),(5)で示されるものを使用し得る。
Figure 0004905652

(式中、R2は同一又は異種の非置換もしくは置換の炭素数1〜10の1価炭化水素基であり、R3は炭素数1〜6の同一又は異種の非置換もしくは置換の1価炭化水素基であり、Xは酸素原子又は炭素数2〜6の非置換もしくは置換の2価炭化水素基である。aは10以上の整数であり、nは1〜3の整数である。)
それぞれのR2は、独立にメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ヘキシル基等のアルキル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、ビニル基、アリル基、プロペニル基等のアルケニル基、及びフェニル基等のアリール基のような炭素数1〜10、好ましくは1〜8の1価炭化水素基、あるいはこれらの基の水素原子の一部又は全部をハロゲン原子等で置換したクロロメチル基、3,3,3−トリフロロプロピル基などの1価の置換炭化水素基を挙げることができる。
また、R3は、独立にメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基等のアルキル基、イソプロペニル基等のアルケニル基のような炭素数1〜6の1価炭化水素基、あるいはこれらの基の水素原子の一部又は全部をハロゲン原子等で置換したクロロメチル基、3,3,3−トリフロロプロピル基などの1価の置換炭化水素基を挙げることができる。反応性等を考慮すると、特にメチル基、エチル基が好ましい。
Xは酸素原子、又はエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、2−メチルプロピレン基等の炭素数2〜6の2価炭化水素基、あるいはこれらの基の水素原子の一部又は全部をハロゲン原子等で置換した2価の置換炭化水素基を挙げることができる。
nは1〜3の整数であるが、特には2又は3であることが好ましい。
aは、上述した通り10以上の整数であるが、ジオルガノポリシロキサンの粘度が20℃で100〜1,000,000mPa・sとなる数であることが好ましく、より好ましくは500〜200,000mPa・sとなる数である。なお、この粘度は回転粘度計による値である。
かかるポリマーは当業界内においては公知の材料である。式(4)のポリマーは相当する環状シロキサンを水の存在下で平衡化すること等によって得ることができる。また、式(5)のポリマーにおいてXが酸素原子の場合は式(4)のポリマーと相当するアルコキシシランを縮合反応させることで得ることができる。更に、式(5)のポリマーにおいてXが2価炭化水素の場合は相当する両末端にアルケニル基を有するオルガノポリシロキサンに対してアルコキシ基とSi−H基を有するシラン、もしくは両末端にSi−H基を有するオルガノポリシロキサンに対してアルコキシ基とアルケノキシ基を有するシランを白金等の遷移金属触媒下で付加反応させることで得ることができる。
[(B)成分]
(B)成分のポリオキシプロピレン変性シリコーンは、下記一般式(1)〜(3)で表される1種又は2種以上のものが好ましく、これは本発明のノンサグ剤として作用するものである。
Figure 0004905652

(式中、Rは同一又は異種の非置換もしくは置換の1価炭化水素基であり、Yは−R1−O−(C36O)j−Hであり、R1は炭素数1〜12のアルキレン基であり、kは1以上の整数、mは1以上の整数、k+mは10以上の整数、nは4以上の整数、jは5以上の整数である。)
ここで、Rは好ましくは炭素数1〜10、特に1〜8の非置換もしくは置換の1価炭化水素基であり、上述したR2と同様の基を挙げることができる。
また、R1は炭素数1〜12、特に2〜4のアルキレン基であり、メチレン基、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基等が例示される。kは1以上、好ましくは3〜100、特に好ましくは5〜50、mは1以上、好ましくは3〜100、特に好ましくは5〜50であり、k+mは10以上、好ましくは6〜200、特に好ましくは10〜100である。また、nは4以上、好ましくは4〜20、特に好ましくは4〜10であり、jは5以上、好ましくは10〜200、特に好ましくは20〜100である。
このポリオキシプロピレン変性シリコーンは、相当するヒドロシリル基を有するシロキサンと片末端にアルケニル基、片末端に水酸基を有するポリプロピレングリコールを白金触媒存在下で付加反応を行うことによって得られる。
このポリオキシプロピレン変性シリコーンの配合量は、(A)成分100質量部当たり0.1〜10質量部、好ましくは0.2〜5質量部使用される。0.1質量部未満では十分なノンサグ性が得られず、10質量部を超えると価格的に不利となる。
[(C)成分]
(C)成分の湿式シリカは、本発明の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物において、充填剤として作用するものである。湿式シリカの製造方法は、珪砂を原料とする珪酸ソーダを原料として、その水溶液を中和してシリカを析出し、ろ過・乾燥する方法、ケイ酸ソーダに代えてアルコキシシランを用い、加水分解反応を行う方法等が知られている。この湿式シリカは、比表面積(BET法)が50m2/g以上、好ましくは75m2/g以上、特に好ましくは100〜400m2/gであり、かつ比表面積(BET法)/比表面積(CTAB法)=1.0〜1.3、好ましくは1.0〜1.2、特に好ましくは1.0〜1.1であり、水分含有量が1質量%以下、好ましくは0.5質量%以下である。比表面積(BET法)が50m2/g未満では機械的強度の付与が不十分となる。また、比表面積(BET法)/比表面積(CTAB法)が1.0〜1.3の範囲外であったり、水分含有量が1質量%を超えたりすると、組成物が混練中にゲル化する。ここで、比表面積(BET法)は窒素吸着量による表面積であり、比表面積(CTAB法)はN−セチル−N,N,N−トリメチルアンモニウムブロマイドの吸着量による表面積であり、この比が1に近いほど内部に細孔を有していないものとなり、水分が内部細孔に吸着されにくい構造となる。そのため、たとえ見かけ上水分含有量が多くても、除去しやすいものとなる。この湿式シリカは、例えばSiloa72X(ローディアジャパン社製)等として入手可能である。また、含水量は事前にバッチ式乾燥槽、連続式リボンブレンダー等により所定量まで乾燥、調製することもできる。
(C)成分の湿式シリカの添加量は、(A)成分100質量部に対して1〜50質量部、好ましくは5〜30質量部である。1質量部未満だと、添加量が少なすぎてノンサグ性が得られず、50質量部を超えると粘度が高くなり、作業性が低下する。
[(D)成分]
(D)成分の1分子中にケイ素原子に結合した加水分解可能な基を少なくとも3個有するシラン又はシロキサンは、本発明の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物において、保存安定剤、架橋剤として作用するものである。シラン化合物及びその部分加水分解物が有する加水分解性基としては、例えばケトオキシム基、アルコキシ基、アセトキシ基、イソプロペノキシ基等が挙げられる。具体例としては、テトラキス(メチルエチルケトオキシム)シラン、メチルトリス(ジメチルケトオキシム)シラン、メチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン、エチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン、メチルトリス(メチルイソブチルケトオキシム)シラン、ビニルトリス(メチルエチルケトオキシム)シランなどのケトオキシムシラン類、及びメチルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシランなどのアルコキシシラン類、メチルトリアセトキシシラン、ビニルトリアセトキシシランなどのアセトキシシラン類、メチルトリイソプロペノキシシラン、ビニルトリイソプロペノキシシラン、フェニルトリイソプロペノキシシランなどのイソプロペノキシシラン類、並びにこれらのシランの部分加水分解縮合物が挙げられる。これらは単独で用いても複数種を併用してもよい。
(D)成分は、(A)成分100質量部に対して1〜20質量部、好ましくは5〜15質量部の範囲で使用される。1質量部未満では十分な架橋が得られず、目的とするゴム弾性を有する組成物が得難く、20質量部を超えると価格的に不利となる。
[(E)成分]
(E)成分の硬化触媒は、本発明の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物において、(A)成分と(D)成分の反応、及び組成物の加水分解による硬化反応の触媒として作用するものである。これにはジオクテート錫等の錫エステル化合物、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジオクトエート等のアルキル錫エステル化合物、テトライソプロポキシチタン、テトラ−n−ブトキシチタン、テトラキス(2−エチルヘキソキシ)チタン、ジプロポキシビス(アセチルアセトナ)チタン、チタニウムイソプロポキシオクチレングリコール等のチタン酸エステル又はチタンキレート化合物、ナフテン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、亜鉛−2−エチルオクトエート、鉄−2−エチルヘキソエート、コバルト−2−エチルヘキソエート、マンガン−2−エチルヘキソエート、ナフテン酸コバルト、アルコキシアルミニウム化合物等の有機金属化合物、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等のアミノアルキル基置換アルコキシシラン、ヘキシルアミン、リン酸ドデシルアミン、テトラメチルグアニジン、ジアザビシクロノナン等のアミン化合物及びその塩、ベンジルトリエチルアンモニウムアセテート等の第4級アンモニウム塩、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、蓚酸リチウム等のアルカリ金属の低級脂肪酸塩、ジメチルヒドロキシルアミン、ジエチルヒドロキシルアミン等のジアルキルヒドロキシルアミン、テトラメチルグアニジルプロピルトリメトキシシラン、テトラメチルグアニジルプロピルメチルジメトキシシラン、テトラメチルグアニジルプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン等のグアニジル基を含有するシラン又はシロキサン等が例示されるが、特には錫エステル化合物、アルキル錫エステル化合物が好適に使用される。これらはその1種に限定されず、2種もしくはそれ以上の混合物として使用してもよい。
なお、これら硬化触媒の配合量は、(A)成分100質量部に対して0.01〜10質量部、特には0.05〜5質量部が好ましい。
[(F)成分]
(F)成分のシランカップリング剤は、本発明の組成物において接着性付与成分としての作用を有する成分である。シランカップリング剤としては、当該技術分野で公知のものが好適に使用される。特には加水分解性基としてアルコキシシリル基、アルケノキシシリル基を有するものが好ましく、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリイソプロペノキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジイソプロペノキシシラン等が例示される。特にはアミン系のシランカップリング剤の使用が好ましい。
このシランカップリング剤の配合量は、(A)成分100質量部当たり0.1〜20質量部、好ましくは0.2〜10質量部使用される。0.1質量部未満では十分な接着性が得られず、10質量部を超えると価格的に不利となる場合がある。
[その他の成分]
また、本発明の効果を阻害しない限りにおいて、上記成分以外に一般に知られている添加剤を使用しても差し支えない。添加剤としては、可塑剤としてのシリコーンオイル、イソパラフィン等が挙げられ、必要に応じて顔料、染料、蛍光増白剤等の着色剤、防かび剤、抗菌剤、昆虫忌避剤、海洋生物忌避剤等の生理活性添加剤、ブリードオイルとしてのフェニルシリコーンオイル、フロロシリコーンオイル、シリコーンと非相溶の有機液体等の表面改質剤、トルエン、キシレン、溶剤揮発油、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、低沸点イソパラフィン等の溶剤も添加され得る。
本発明の組成物は、建築用シーリング剤、電気電子用接着剤、輸送機用シール剤等の既存のシリコーン系シーリング剤、接着剤における用途に適用できる。また、適用量の溶剤で希釈することによりチクソ性を有する建築用コーティング剤、海中構造物用コーティング剤、船底塗料、屋外電気構造物用コーティング剤、電気電子用コーティング剤等にも適用できる。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記例においてMeはメチル基を示す。
[実施例1]
両末端に水酸基を有する粘度50,000mPa・sのジメチルポリシロキサン100質量部、1,3,5,7−テトラメチル−1,3,5,7−テトラヒドロテトラシクロシロキサンと一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度9のポリプロピレングリコールの付加反応物を2質量部、水分量0.8質量%の湿式シリカ(Siloa72X ローディアジャパン社製)を15質量部、ビニルトリブタノキシムシラン8質量部、ジブチルスズジオクトエート0.15質量部、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン1質量部を乾燥条件下で均一になるまで混合して組成物1を調製した。
[実施例2]
実施例1において、1,3,5,7−テトラメチル−1,3,5,7−テトラヒドロテトラシクロシロキサンと一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度9のポリプロピレングリコールの付加反応物に代えて、1,3,5,7−テトラメチル−1,3,5,7−テトラヒドロテトラシクロシロキサンと一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度23のポリプロピレングリコールの付加反応物を用いた以外は、実施例1と同様の手法で組成物2を調製した。
[実施例3]
実施例1において、水分量0.8質量%の湿式シリカ(Siloa72X ローディアジャパン社製)に代えて水分量0.5質量%の湿式シリカ(ファインシールE70 トクヤマ社製)を用いた以外は、実施例1と同様の手法で組成物3を調製した。
[比較例1]
実施例1において、1,3,5,7−テトラメチル−1,3,5,7−テトラヒドロテトラシクロシロキサンと一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度9のポリプロピレングリコールの付加反応物に代えて、一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度9のポリプロピレングリコールを用いた以外は、実施例1と同様の手法で組成物4を調製した。
[比較例2]
実施例1において、1,3,5,7−テトラメチル−1,3,5,7−テトラヒドロテトラシクロシロキサンと一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度9のポリプロピレングリコールの付加反応物に代えて、一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度23のポリプロピレングリコールを用いた以外は、実施例1と同様の手法で組成物5を調製した。
これらの実施例、比較例の組成物に対し、JIS A−5758に準じてスランプを測定した。また、2mm厚のシートを作製し、23±2℃、50±5%RHの雰囲気下で7日間硬化させ、そのゴム物性を確認した。結果を表1に示す。
Figure 0004905652
[実施例4]
両末端に水酸基を有する粘度50,000mPa・sのジメチルポリシロキサン100質量部、平均式(Me3SiO1/22(Me2SiO)18(HMeSiO)20で示されるシロキサンと一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度9のポリプロピレングリコールの付加反応物を2質量部、水分量0.5質量%の湿式シリカ(Siloa72X ローディアジャパン社製)を20質量部、両末端にトリメチルシロキシ基を有する粘度100mPa・sのジメチルポリシロキサンを25質量部、メチルトリブタノキシムシラン8質量部、ジオクチルスズジラウレート0.15質量部、γ−エチレンジアミノプロピルトリメトキシシラン0.8質量部を乾燥条件下で均一になるまで混合して組成物6を調製した。
[実施例5]
実施例4において、平均式(Me3SiO1/22(Me2SiO)18(HMeSiO)20で示されるシロキサンと一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度9のポリプロピレングリコールの付加反応物に代えて、平均式(Me3SiO1/22(Me2SiO)31(HMeSiO)7で示されるシロキサンと一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度23のポリプロピレングリコールの付加反応物を用いた以外は、実施例4と同様の手法で組成物7を調製した。
[実施例6]
実施例4において、平均式(Me3SiO1/22(Me2SiO)18(HMeSiO)20で示されるシロキサンと一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度9のポリプロピレングリコールの付加反応物に代えて、平均式(HMe2SiO1/22(Me2SiO)18で示されるシロキサンと一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度23のポリプロピレングリコールの付加反応物を用いた以外は、実施例4と同様の手法で組成物8を調製した。
[比較例3]
実施例4において、平均式(Me3SiO1/22(Me2SiO)18(HMeSiO)20で示されるシロキサンと一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度9のポリプロピレングリコールの付加反応物に代えて、一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度23のポリプロピレングリコールを用いた以外は、実施例4と同様の手法で組成物9を調製した。
[比較例4]
実施例4において、水分量0.5質量%の湿式シリカ(Siloa72X ローディアジャパン社製)に代えて水分量0.5質量%の乾式シリカ(エロジルR972 日本アエロジル(株)製)を用いた以外は、実施例4と同様の手法で組成物10を調製した。
これらの実施例、比較例の組成物に対し、JIS A−5758に準じてスランプを測定した。また、2mm厚のシートを作製し、23±2℃、50±5%RHの雰囲気下で7日間硬化させ、そのゴム物性を確認した。結果を表2に示す。また、組成物6、組成物10についてはJIS A−1439に準じてアルマイトのH型ブロックを作製し、JIS A−5758に準じて9030疲労耐久性試験を行った。結果を表2に示す。
Figure 0004905652
[実施例7]
両末端に水酸基を有する粘度20,000mPa・sのジメチルポリシロキサン100質量部、平均式(Me3SiO1/22(Me2SiO)18(HMeSiO)20で示されるシロキサンと一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度9のポリプロピレングリコールの付加反応物を2質量部、水分量0.5質量%の湿式シリカ(Siloa72X ローディアジャパン社製)を20質量部、ビニルトリメトキシシラン5質量部、ジプロポキシビス(アセチルアセトナ)チタン3質量部を乾燥条件下で均一になるまで混合して組成物11を調製した。
[実施例8]
両末端に水酸基を有する粘度20,000mPa・sのジメチルポリシロキサン100質量部、平均式(Me3SiO1/22(Me2SiO)18(HMeSiO)20で示されるシロキサンと一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度9のポリプロピレングリコールの付加反応物を2質量部、水分量0.5質量%の湿式シリカ(Siloa72X ローディアジャパン社製)を20質量部、ビニルトリイソプロペノキシシラン5質量部、テトラメチルグアニジルプロピルトリメトキシシラン1質量部を乾燥条件下で均一になるまで混合して組成物12を調製した。
[実施例9]
両末端に酸素原子を介してトリメトキシシリル基を有する粘度20,000mPa・sのジメチルポリシロキサン100質量部、平均式(Me3SiO1/22(Me2SiO)18(HMeSiO)20で示されるシロキサンと一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度9のポリプロピレングリコールの付加反応物を2質量部、水分量0.5質量%の湿式シリカ(Siloa72X ローディアジャパン社製)を23質量部、両末端にトリメチルシリル基を有する粘度100mPa・sのジメチルポリシロキサン25質量部、メチルトリメトキシシラン5質量部、ジプロポキシビス(アセチルアセトナ)チタン4質量部を乾燥条件下で均一になるまで混合して組成物13を調製した。
[実施例10]
両末端にエチレン基を介してトリメトキシシリル基を有する粘度30,000mPa・sのジメチルポリシロキサン100質量部、平均式(Me3SiO1/22(Me2SiO)18(HMeSiO)20で示されるシロキサンと一方の片末端にアリル基、他方の片末端に水酸基を有する重合度9のポリプロピレングリコールの付加反応物を2質量部、水分量0.5質量%の湿式シリカ(Siloa72X ローディアジャパン社製)を23質量部、両末端にトリメチルシリル基を有する粘度100mPa・sのジメチルポリシロキサン8質量部、ビニルトリメトキシシラン5質量部、テトラプロポキシチタン1.5質量部を乾燥条件下で均一になるまで混合して組成物14を調製した。
これらの実施例の組成物をJIS A−5758に準じてスランプを測定した。また、2mm厚のシートを作製し、23±2℃、50±5%RHの雰囲気下で7日間硬化させ、そのゴム物性を確認した。結果を表3に示す。
Figure 0004905652

Claims (4)

  1. (A)両末端に水酸基を有するジオルガノポリシロキサン及び/又は両末端にアルコキシシリル基を有するジオルガノポリシロキサン 100質量部、
    (B)ポリオキシプロピレン変性シリコーン 0.1〜10質量部、
    (C)比表面積(BET法)が50m2/g以上、比表面積(BET法)/比表面積(CTAB法)=1.0〜1.3、水分含有量が1質量%以下であり、表面処理されていない湿式シリカ 1〜50質量部、
    (D)一分子中にケイ素原子に結合した加水分解可能な基を少なくとも3個有するシラン又はシロキサンであって、テトラキス(メチルエチルケトオキシム)シラン、メチルトリス(ジメチルケトオキシム)シラン、メチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン、エチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン、メチルトリス(メチルイソブチルケトオキシム)シラン、ビニルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン、メチルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、メチルトリアセトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、メチルトリイソプロペノキシシラン、ビニルトリイソプロペノキシシラン、フェニルトリイソプロペノキシシラン、ビニルトリブタノキシムシラン、並びにこれらのシランの部分加水分解縮合物から選ばれるもの 1〜20質量部
    (F)シランカップリング剤であって、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリイソプロペノキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジイソプロペノキシシランから選ばれるもの
    0〜20質量部
    を含有し、かつ(B)成分が、下記一般式(1)〜(3)
    Figure 0004905652

    (式中、Rは同一又は異種の非置換もしくはハロゲン置換の1価炭化水素基であり、Yは−R1−O−(C36O)j−Hであり、R1は炭素数1〜12のアルキレン基であり、kは1以上の整数、mは1以上の整数、k+mは10以上の整数、nは4以上の整数、jは5以上の整数である。)
    のいずれかで示されるポリオキシプロピレン変性シリコーンであることを特徴とする室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
  2. 更に、(E)硬化触媒 0.01〜10質量部
    を含むことを特徴とする請求項1記載の組成物。
  3. (F)シランカップリング剤 0.1〜20質量部
    を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の組成物。
  4. シーリング剤又は接着剤用である請求項1〜のいずれか1項記載の組成物。
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