JP2675626B2 - ストラクチュラルグレージングシーラント用シリコーンゴム組成物 - Google Patents

ストラクチュラルグレージングシーラント用シリコーンゴム組成物

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JP2675626B2 JP16607089A JP16607089A JP2675626B2 JP 2675626 B2 JP2675626 B2 JP 2675626B2 JP 16607089 A JP16607089 A JP 16607089A JP 16607089 A JP16607089 A JP 16607089A JP 2675626 B2 JP2675626 B2 JP 2675626B2
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【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、硬化状態におけるゴム物性が高強度・高伸
長性に優れ、さらに耐湿および耐温水性に優れているこ
とから、ストラクチュラルグレージングシーラント用と
して有用なシリコーンゴム組成物に関するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、常温において硬化し、ゴム状弾性体となるシリ
コーンゴム組成物は、優れた耐熱性、耐寒性を有し、温
度の変化に伴う物性変化が少なく、更にオゾンや紫外線
による劣化が少ないこと等から、建築用シーラントとし
て広く使用されている。なかでもシリコーンゴムは防水
を目的としたウェザーシールに広く使用されている。
この建築用シーラントの分野においてシーラントを用
いて板ガラスを躯体に取り付けるというストラクチュラ
ルグレージング構法があるが、この構法に使用されるシ
ーラントはウェザーシールと異なりゴムの強度が重要で
あり、高強度・高伸長性を有する脱酢酸型、あるいは脱
アミノキシ型のシリコーンゴムが使用されている。しか
しながらこの種のシリコーンゴムは臭いや腐食性がある
ほか、深部硬化性が不良のため硬化に長時間を要するほ
か強度的にもまだ不足しているという問題がある。この
ため臭いや腐食性のない硬化性の良好な脱アルコール型
シリコーンゴムの応用が検討されているが、この種のゴ
ムは物性強度および伸長性に欠け、さらに劣化試験、特
に温水および温湿劣化試験では強度が著しく低下すると
いう欠点がある。
この脱アルコール型シリコーンゴムにおいて高伸長・
低モジュラス化として、平均粒子径が0.3μm以下で空
気透過法による比表面積が3.0m2/g以上を有する炭酸カ
ルシウムを充填剤として用いる方法(特開昭53−34855
号公報参照)が提案されているが、この方法では十分な
ゴム強度が発揮されず、さらに温水および温湿劣化試験
では強度・伸びが著しく低下するという欠点がある。さ
らに建築用シーラントにおいてはゴムの引張接着性とし
てJIS A 5758 5−12項にシーラントの物性評価法が記
載されているが、この方法で行われるいわゆるH型を試
験体とする物性評価において最大引張応力が15kgf/cm2
以上、伸び250%以上のものが、ストラクチュラルグレ
ージング構法において切望されており、これを満たすシ
リコーンゴム材の開発が待たれている。
〔発明の目的〕
本発明は上記問題点を解消し、高強度・高伸長性に優
れ、温湿劣化試験に対しても十分な耐久性を有するスト
ラクチュラルグレージングシーラント用として有用なシ
リコーンゴム組成物を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
本発明者らは、ストラクチュラルグレージング用の脱
アルコール型シリコーンゴムシーラントの物性向上とし
て、特定の炭酸カルシウムを充填剤として用いることに
より、これまでに例を見ない優れた高強度・高伸長性を
温水および温湿雰囲気中においても長時間持続できるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明者らは、ストラクチュラルグレージング
用の脱アルコール型シリコーンゴムシーラントの物性向
上について鋭意検討した結果、BET比表面積が16.0〜25.
0m2/gで平均粒径が0.05〜0.20μmであり、その表面が
脂肪酸で処理された膠質炭酸カルシウムを充填剤として
用いることにより、これまでに例を見ない物性と耐久性
を得ることができることを見出した。これは前述する特
開昭53−34855号公報ならびに従来の知見から全く予想
されなかったことである。すなわち特開昭53−34855号
公報においては平均粒子径0.3μm以下、空気透過法に
よる比表面積3.0m2/g以上の炭酸カルシウムを用いるこ
とにより、伸びと接着性の向上が発揮されると記載され
ているが、この場合炭酸カルシウムとしてその粒子表面
は脂肪酸、界面活性剤などで覆われていない表面無処理
の炭酸カルシウムが記載され、シリコーンゴムの強度と
りわけ引張強さと耐温湿・温水性については何ら記載さ
れていない。
一方、本発明者らは脱アルコール型シリコーンゴムに
おいて、炭酸カルシウムの比表面積と粒径さらには表面
処理剤の影響について検討した結果、とりわけ炭酸カル
シウムの種類と表面処理剤によって強度と耐温湿・温水
性が影響されるのを見出し、そのような中から、表面を
脂肪酸でBET比表面積16.0〜25.0m2/g内に処理された粒
径0.05〜0.20μm内の膠質炭酸カルシウムを充填剤とし
た場合に優れた強度と耐温湿・温水性が発揮されること
を見出し、ストラクチュラルグレージングシーラント用
として有用なシリコーンゴム組成物を完成するに到っ
た。
即ち、本発明のストラクチュラルグレージングシーラ
ント用シリコーンゴム組成物は、 (A)分子鎖末端がシラノール基で封鎖され、25℃にお
ける粘度が500〜100,000cStであるポリオルガノシロキ
サン 100重量部; (B)式R1 aSi(OR24-a(式中、R1およびR2はそれぞ
れ一価炭化水素基を表し、aは0,1または2の整数であ
る)で示されるアルコキシシランおよび/またはその部
分加水分解縮合物 0.1〜20重量部; (C)BET比表面積が16.0〜25.0m2/gで平均粒径が0.05
〜0.20μmであり、その表面が脂肪酸で処理された膠質
炭酸カルシウム 10〜200重量部; および (D)硬化促進剤 0.01〜5重量部; から成ることを特徴とするものである。
本発明組成物の(A)成分であるポリオルガノシロキ
サンは、その両末端がシラノール基で封鎖された鎖状の
重合体である。また、(A)成分には、分岐状の重合体
が含有されていてもよい。
(A)成分の構造単位であるジオルガノシロキサン中
のケイ素原子に結合する有機基は同一もしくは異なって
いてもよく、例えば、メチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、ヘキシル基、ドデシル基等のアルキル
基;ビニル基、アリル基等のアルケニル基;フェニル
基、トリル基等のアリール基;ベンジル基、β−フェニ
ルエチル基、β−フェニルプロピル基等のアラルキル
基;および3,3,3−トリフルオロプロピル基、クロロメ
チル基等の1価の置換炭化水素基等を挙げることができ
る。これらの中でも、合成の容易さからメチル基、ビニ
ル基またはフェニル基が好ましく、さらには、ケイ素原
子に結合する有機基がメチル基である場合が、他の有機
基の場合と比較して、原料中間体の合成が容易であり、
得られる重合体の重合度の高さに比べて粘度が最も低
く、また、硬化物であるゴム状弾性体の物性のバランス
に好影響を与えるため最も好ましい。このため、実質的
に全てがメチル基であることが最も好ましいが、硬化物
に耐熱性が要求される場合は、ケイ素原子に結合する有
機基のうち、一部がフェニル基であることが好ましい。
このようにメチル基以外の有機基を含有する場合におい
ても、上述した理由から重合体中の全有機基数の85%以
上がメチル基であることが好ましい。
また、このようなポリオルガノシロキサンは、その25
℃における粘度が500〜100,000cSt、好ましくは1,000〜
50,000cStである。粘度が500cSt未満では硬化物に優れ
た機械的性質を付与することが困難であり、また100,00
0cStを越えると粘度が高くなり過ぎて実用上作業性に劣
るものとなるからである。
本発明の組成物の(B)成分であるアルコキシシラン
および/またはその部分加水分解縮合物は、組成物が硬
化して良好な弾性体となるために必要とされるものであ
って、アルコキシシランは一般式R1 aSi(OR24-a(式
中、R1R2およびaは前述のとおり)で表わされる。
一般式中、R1としては、メチル基、エチル基、プロピ
ル基等のアルキル基、フェニル基、ビニル基を挙げるこ
とができ、R2としては、OR2の加水分解性から一般にメ
チル基およびエチル基、プロピル基を挙げることができ
る。
このような(B)成分としてケイ酸エチル、ケイ酸プ
ロピルなどのアルキルオルソシリケートおよびその部分
加水分解物であるポリアルキルシリケート、メチルトリ
エトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、フェニ
ルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシランなど
のアルコキシシランおよびその部分加水分解シロキサン
などが例示される。
(B)成分の配合量は(A)成分100重量部に対して
0.1〜20重量部である。(B)成分が0.1重量部未満では
組成物の硬化が遅く、20重量部を越えると硬化後の物性
が低下するので好ましくない。
本発明の組成物の(C)成分は本発明の特徴を付与す
る重要な成分であり、BET比表面積が16.0〜25.0m2/g、
平均粒径が0.05〜0.20μmで粒子表面が脂肪酸で処理さ
れた膠質炭酸カルシウムである。
本発明組成物における高強度・高伸長、耐温湿・温水
性にすくれた特性を得るためには、平均粒径が0.05〜0.
20μmで脂肪酸により表面をBET比表面積16.0〜25.0m2/
g内に処理された膠質の炭酸カルシウムが必要である。
平均粒径が0.05μm未満では粘度が高くなり過ぎて実用
上作業性に劣り、0.20μmを越えると硬化物に優れた機
械的性質を付与することができない。BET比表面積につ
いても16.0m2/g未満では硬化物に優れた機械的性質を付
与することができず、25.0m2/gを越えると粘度が高くな
り過ぎて実用上作業性に劣る。さらに炭酸カルシウムと
しては膠質系であり、表面を脂肪酸で処理されたもので
なければならない。脂肪酸としてはオレイン酸、リノー
ル酸、ジオキシステアリン酸、リシノール酸などがあげ
られるが、なかでもリシノール酸を主成分としたヒマシ
油を水素添加したものを原料とする物質で表面を処理し
た膠質炭酸カルシウムが最も高強度・高伸長のゴム硬化
物を与え、耐温湿・温水劣化試験後もかかる物性を維持
しており好ましい。
このような炭酸カルシウムとしてはMSK−Aやカルフ
ァイン200(丸尾カルシウム(株)製、商品名)、白艶
華CCRおよびゲルトン50(白石工業(株)製、商品名)
などがあげられる。
(C)成分の配合量は(A)成分100重量部に対して1
0〜200重量部であり、好ましくは50〜150重量部であ
る。10重量部未満では硬化物に優れた機械的性質を付与
することができず、200重量部を越えると粘度が高くな
り過ぎて実用上作業性に劣る。
本発明の組成物の(D)成分である硬化促進剤として
は、オクタン酸、オクタン酸亜鉛、オクタン酸スズ、オ
クタン酸コバルト、オクタン酸マンガン、オクタン酸
鉛、ナフテン酸スズ、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸
鉛、オレイン酸スズ、ステアリン酸亜鉛等のカルボン酸
金属塩;ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジオ
クトエート、ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズ
ジオレエート、ジフェニルスズジアセテート、酸化ジブ
チルスズ、ジブチルスズジメトキシド等の有機スズ化合
物;テトラプロピルチタネート、テトラブチルチタネー
ト、テトラオクルチタネート等の有機チタン酸エステ
ル;ジイソプロポキシ(アセチルアセトナト)チタン、
ジイソプロピルビス(エチルアセトアセタト)チタン、
1,3−プロピレンジオキシビス(アセチルアセトナト)
チタン、1,3−プロピレンジオキシビス(エチルアセト
アセタト)チタン等のチタンキレート化合物等の有機金
属化合物を挙げることができる。
(D)成分の配合量は、(A)成分100重量部に対し
て0.01〜5重量部である。0.01重量部未満では触媒効果
が得られず、5重量部を越えて配合してもそれ以上の効
果が得られないばかりか、効果物の耐熱性に悪影響を及
ぼすので好ましくない。
本発明組成物には(A)〜(D)成分以外にも、必要
に応じて充填剤として、例えば珪藻土、粉砕石英、煙霧
質シリカ、オルガノシランまたはシロキサン処理煙霧質
シリカ;顔料として、例えば、ベンガラ、二酸化チタ
ン、亜鉛華、群青等を添加することができる。また、目
的に応じて本発明の効果を損なわない範囲で、接着促進
剤や他のポリオルガノシロキサンを併用することもでき
る。接着促進剤としては例えば、下記分子式で示される
カーボンファンクショナルシランとしてよく知られてい
る一群のアルコキシシラン、およびこれらの部分加水分
解シロキサンもまた本発明においては有効に使用するこ
とができる。なお、以下の記載においてMeはメチル基、
Etはエチル基をそれぞれ示す。
H2N(CH23Si(OEt)、 H2N(CH22NH(CH23Si(OMe)、 HOOCCH2NH(CH23Si(OEt)、 H2N−C6H4−NH(CH23Si(OMe) 〔発明の効果〕 本発明の組成物は、硬化状態において優れた高強度・
高伸長性を示し、長期間温水・温湿に保存した場合でも
低下しないため、ストラクチュラルグレージングシーラ
ントとして有用である。
〔実施例〕
以下、実施例および比較例を挙げ、本発明を更に詳述
する。なお、実施例および比較例中、「部」は全て「重
量部」を表わす。
実施例1 分子鎖両末端がシラノール基で封鎖された粘度50,000
cStのポリジメチルシロキサン100部に、フェニルトリメ
トキシシラン2部、BET比表面積18.0m2/g、平均粒径0.1
2μmのオレイン酸を主成分とする脂肪酸で処理された
膠質炭酸カルシウム「白艶華CCR」(白石工業(株)
製、商品名)80部、ジブチルスズジアセテート0.1部お
よびγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン1部
を混合し、脱泡処理して本発明の組成物を得た。
次に、JIS A 5758 5−12項に準じて、第1表に示す被
着体上にこの組成物を塗布した。その後このものを20
℃,55%RHの雰囲気中で14日間、更に30℃で14日間放置
し硬化させて硬化試験体を調製した。この試験体につい
て50mm/分の速度で引張接着試験(初期)を行うととも
に、これを50℃の温水中に7日間、50日および100日間
浸漬後に同様の引張試験を行った。結果を第1表に示
す。
比較例1〜3 実施例1で用いた炭酸カルシウムに代えて第1表に示
す充填剤をそれぞれポリジメチルシロキサン100部に加
えた配合物を調製した以外は実施例1と同様にして比較
用の組成物を得た。
この組成物を用いて実施例1と同様な引張接着試験を
行った。その結果を第1表に示す。
実施例2 分子鎖両末端がシラノール基で封鎖された粘度7,500c
Stのポリジメチルシロキサン100部に、エチルポリシリ
ケート3部、BET比表面積23.5m2/g、平均粒径0.10μm
の水素添加ヒマシ油系脂肪酸で処理された膠質炭酸カル
シウム「ゲルトン50」(白石工業(株)製、商品名)14
0部、ジブチルスズジラウレート0.2部を混合して脱泡処
理し本発明の組成物を得た。
次に、この組成物を用い実施例1と同様な方法で硬化
試験体を調製した。この試験体を用いて初期と60℃、95
%RHの温湿中に100日間放置後の引張接着試験を行っ
た。結果を第2表に示す。さらにこの組成物を用いJIS
K 6301に準じて物性(初期と60℃、95%RHの温湿中に10
0日間放置後)を評価した。結果を第2表に示す。
比較例4、5 実施例2で用いた炭酸カルシウムに代えて、第2表に
示す充填剤をそれぞれポリジメチルシロキサン100部に
加えた配合物を調製した以外は実施例2と同様にして比
較用の組成物を得た。
この組成物を用いて、実施例2と同様な引張接着試験
および物性評価を行った。結果を第2表に示す。
実施例3 分子鎖両末端がシラノール基で封鎖された粘度20,000
cStのポリジメチルシロキサン100部にビニルトリメトキ
シシラン2部、BET比表面積16.0m2/g、平均粒径0.1μm
の脂肪酸で処理された膠質炭酸カルシウム「MSK−A」
(丸尾カルシウム(株)製、商品名)120部、ジブチル
スズジオクトエート0.2部を混合し、脱泡処理して本発
明の組成物を得た。
次に、この組成物を用い実施例1と同様な方法で硬化
試験体(ガラス)を調製し、引張接着試験を行ったとこ
ろ、初期、最大引張応力15.0kgf/cm2、伸び260%、80℃
温水14日浸漬後の最大引張応力12.2kgf/cm2、伸び340%
と高い物性を示した。
比較例6 実施例3において炭酸カルシウム「MSK−A」の代わ
りに、炭酸カルシウムMT−100〔BET比表面積17.0m2/g、
平均粒径0.07μm、表面樹脂酸処理品(丸尾カルシウム
(株)製、商品名)〕を用いる他は、すべて同様な方法
で比較組成物を得た。
次にこの組成物を用い実施例3と同様な方法で引張接
着視線を行ったところ、初期、最大引張応力10.6kgf/cm
2、伸び120%、80℃温水14日浸漬後の最大引張応力6.4k
gf/cm2、伸び150%であった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16J 15/14 F16J 15/14 D

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)分子鎖末端がシラノール基で封鎖さ
    れ、25℃における粘度が500〜100,000cStであるポリオ
    ルガノシロキサン 100重量部; (B)式R1 aSi(OR24-a(式中、R1およびR2はそれぞ
    れ一価炭化水素基を表し、aは0,1または2の整数であ
    る)で示されるアルコキシシランおよび/またはその部
    分加水分解縮合物 0.1〜20重量部; (C)BET比表面積が16.0〜25.0m2/gで平均粒径が0.05
    〜0.20μmであり、その表面が脂肪酸で処理された膠質
    炭酸カルシウム 10〜200重量部; および (D)硬化促進剤 0.01〜5重量部 から成ることを特徴とするストラクチュラルグレージン
    グシーラント用シリコーンゴム組成物。
  2. 【請求項2】(C)成分が水素添加されたヒマシ油を原
    料とする脂肪酸で表面処理された膠質炭酸カルシウムで
    ある請求項1記載の組成物。
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