JP4909735B2 - 不揮発性半導体メモリ - Google Patents

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Description

本発明は、不揮発性半導体メモリ、特に、NANDセル型フラッシュメモリのワード線のレイアウトに関する。
不揮発性半導体メモリ、特に、NANDセル型フラッシュメモリは、大容量かつ不揮発という特長を生かし、最近では、携帯オーディオ機器をはじめ、様々な電子機器のメインメモリとして使用されはじめている。
このような状況の下、NANDセル型フラッシュメモリは、その機能の向上に加えて、さらなる大容量化が今後の大きな課題となっている。
NANDセル型フラッシュメモリの大容量化を実現するには、メモリセルの微細化を推し進めていくのが最も単純な方法であるが、メモリセルの微細化には露光装置におけるレジストの最小加工寸法の壁が存在する。
例えば、NANDストリングに平行な方向のメモリセルのサイズF(future size)は、ワード線のピッチの半分(ハーフピッチ)により決定されるが、このハーフピッチは、通常は最小加工寸法よりも小さくできない。
そこで、プロセスの観点から最小加工寸法よりも小さいサイズを実現する微細加工技術が提案されている(特許文献1,2を参照)。
この微細加工技術は、側壁(サイドウォール)をマスクとして下地を加工する点に特長を有する。
しかし、特許文献1では、ライン&スペースのパターンを形成する点のみ開示し、これを実際に不揮発性半導体メモリに適用した場合について何ら検討されていない。即ち、側壁を利用した微細加工技術では、ライン&スペースのパターンを形成できても、コンタクトホールを形成することはできない。
従って、ライン&スペースの微細パターンを形成したとしても、各々のパターンに対してコンタクトをとることができないため、例えば、不揮発性半導体メモリのワード線として成立させることはできない。
これに対し、特許文献2では、ワード線に対する適用を前提とした微細加工技術を提案する。この技術によれば、側壁をマスクにしてワード線を加工すると共に、ワード線の両端に交互にフリンジ(fringe)を形成してワード線に対するコンタクトエリアを確保する。
しかし、このようなレイアウトでは、ワード線の両端に直接フリンジが接続されるため、フリンジを十分な大きさで形成することが難しい。また、ワード線の両端に交互にフリンジを接続し、さらには、ワード線の一端のフリンジをジグザク状にレイアウトしたとしても、フリンジの大きさがワード線のピッチに影響を受けることに変わりはない。
従って、ワード線のピッチが狭くなればなるほど、十分な大きさのフリンジが形成できなくなり、フリンジとコンタクトホールとの合せずれが生じたときのコンタクト抵抗の増大や、最悪の場合には、隣接するワード線同士の短絡などの問題が発生する。
特開平5−88375号公報 特開平8−55920号公報
本発明の例では、狭ピッチのワード線に対するコンタクトを、低いコンタクト抵抗で、かつ、ワード線同士の短絡なしに、とるためのワード線レイアウトを提案する。
本発明の例に係わる不揮発性半導体メモリは、第1方向に直列接続される複数の第1メモリセル、前記複数の第1メモリセルの一端に接続される第1セレクトゲートトランジスタ及び前記複数の第1メモリセルの他端に接続される第2セレクトゲートトランジスタを有する第1セルユニットと、前記第1方向に交差する第2方向に延び、前記第1セレクトゲートトランジスタに接続される第1セレクトゲート線と、前記第2方向に延び、前記第2セレクトゲートトランジスタに接続される第2セレクトゲート線と、前記第2方向に延び、各々が前記複数の第1メモリセルの1つに接続される複数の第1ワード線と、各々が前記複数の第1ワード線の1つに接続される複数の第1フリンジとを備え、前記第2方向の一端に設けられるコンタクトエリア内において、前記複数の第1ワード線のうち前記第1セレクトゲート線側にある第1セレクトゲート線側ワード線の端部は、第1ポイントで前記第1セレクトゲート線側に折り曲げられ、前記第1セレクトゲート線側ワード線の先端及び前記第1ポイント間にコンタクトプラグが接続され、前記コンタクトエリア内において、前記複数の第1ワード線のうち前記第2セレクトゲート線側にある第2セレクトゲート線側ワード線の端部は、第2ポイントで前記第2セレクトゲート線側に折り曲げられ、前記第2セレクトゲート線側ワード線の先端及び前記第2ポイント間にコンタクトプラグが接続され、前記第1セレクトゲート線側ワード線のうち前記第1セレクトゲート線からi(iは奇数)番目のワード線に接続されるフリンジと、前記第1セレクトゲート線側ワード線のうち前記第1セレクトゲート線から(i+1)番目のワード線に接続されるフリンジとは、前記第2方向において互いに反対方向に延び、前記第2セレクトゲート線側ワード線のうち前記第2セレクトゲート線からi番目のワード線に接続されるフリンジと、前記第2セレクトゲート線側ワード線のうち前記第2セレクトゲート線から(i+1)番目のワード線に接続されるフリンジとは、前記第2方向において互いに反対方向に延びる
本発明の例によれば、狭ピッチのワード線に対するコンタクトを、低いコンタクト抵抗で、かつ、ワード線同士の短絡なしに、とることが可能になる。
以下、図面を参照しながら、本発明の例を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
1. 概要
本発明の例では、リソグラフィの解像度の限界よりも微細なパターンを形成する微細加工技術を不揮発性半導体メモリのワード線の加工に適用した場合に、コンタクト抵抗の増大や、隣接するワード線同士の短絡などの問題なく、例えば、ワード線に対するコンタクトをとるためのワード線レイアウトを提案する。
そのレイアウトとは、例えば、図1乃至図4に示すように、ワード線の一端がセレクトゲート線側に折り曲げられ、その折り曲げられた箇所からその先端までの間にコンタクトプラグ(コンタクトホール)が接続される、というものである。
このようなレイアウトによれば、コンタクトプラグは、メモリセルアレイの一端側のコンタクトエリア内において、二次元(x方向及びy方向)で、その位置、サイズ、さらには、互いのピッチを自由に調整できるため、コンタクト抵抗の低減とワード線同士の短絡の防止とを実現できる。
また、ワード線のピッチに影響されることなく、ワード線にフリンジを接続できる。即ち、フリンジの位置、サイズ、さらには、互いのピッチについても、コンタクトプラグと同様に、自由に調整できる。
特に、特許文献2に開示されるレイアウト、即ち、フリンジの位置をワード線が延びる方向(x方向)の一次元でのみ調整するレイアウトでは、フリンジの位置及びサイズがワード線のピッチに影響されるため、この点からも、本発明の例による効果が絶大であることが明白である。
具体的には、本発明の例では、図1、図3及び図4に示すように、メモリセルアレイの両端にそれぞれコンタクトエリアを設けるレイアウトと、図2に示すように、メモリセルアレイの一端側にコンタクトエリアを設けるレイアウトとを提案する。
図1のレイアウトは、ワード線WLが、全体として、セレクトゲート線SGの四方を多重に取り囲むループ形状を有する。このような形状を、閉ループ形状と称することにする。
閉ループ形状によれば、メモリセルアレイのx方向の一端側のコンタクトエリア内において、ブロックBLOCKi内の複数のワード線WLの端部は、セレクトゲート線SG側(y方向、下向き)に折り曲げられる。そして、その折り曲げられた箇所からその先端までの間にフリンジFが設けられ、そのフリンジFにコンタクトプラグCPが接続される。
また、メモリセルアレイのx方向の他端側のコンタクトエリア内において、ブロックBLOCK(i+1)内の複数のワード線WLの端部は、セレクトゲート線SG側(y方向、上向き)に折り曲げられる。そして、その折り曲げられた箇所からその先端までの間にフリンジFが設けられ、そのフリンジFにコンタクトプラグCPが接続される。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)内のワード線WLは、メモリセルアレイ以外のエリアにおいて互いに分断され、それぞれの独立性が確保される。点線部分が切断する箇所を示している。
セレクトゲート線SGから1番目のワード線WLのフリンジFと2番目のワード線WLのフリンジFとは、縦方向(y方向)のスリットにより互いに分断される。
図2のレイアウトは、ワード線WLが、全体として、セレクトゲート線SGの三方を多重に取り囲むループ形状を有する。このような形状を、片ループ形状と称することにする。
片ループ形状によれば、メモリセルアレイのx方向の一端側のコンタクトエリア内において、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)内の複数のワード線WLの端部は、共に、セレクトゲート線SG側(y方向、下/上向き)に折り曲げられる。そして、その折り曲げられた箇所からその先端までの間にフリンジFが設けられ、そのフリンジFにコンタクトプラグCPが接続される。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)内のワード線WLは、メモリセルアレイ以外のエリアにおいて互いに分断され、それぞれの独立性が確保される。点線部分が切断する箇所を示している。
メモリセルアレイのx方向の他端側は、コンタクトエリアが配置されず、フリーになっている。この場合、メモリセルアレイのx方向の他端側のレイアウトをすっきりさせることができる。また、ワード線WLの独立性を確保するため、セレクトゲート線SGから1番目のワード線WLのフリンジFと2番目のワード線WLのフリンジFとは、十字(x方向及びy方向)のスリットにより互いに分断される。
図3のレイアウトは、図1のレイアウトの変形例であるが、閉ループ形状となっていない。このレイアウトの特徴は、図1のレイアウトよりも、フリンジFのy方向のサイズを大きくできる点、及び、コンタクトプラグCPの位置の自由度を向上できる点にある。
このレイアウトによれば、メモリセルアレイのx方向の一端側のコンタクトエリア内において、ブロックBLOCKi内の複数のワード線WLの端部は、セレクトゲート線SG1側(y方向、下向き)に折り曲げられる。そして、その折り曲げられた箇所からその先端までの間にフリンジFが設けられ、そのフリンジFにコンタクトプラグCPが接続される。
ブロックBLOCKi内の複数のワード線WLの先端は、最大で、セレクトゲート線SG1が配置される側とは反対側(セレクトゲート線SG2が配置される側)のブロックBLOCK(i+1)の端部まで延ばすことができる。
ブロックBLOCKi内の複数のワード線WLの先端の位置は、上記範囲内で自由に設定できる。即ち、その先端の位置は、ブロックBLOCK(i+1)の端部まで延びていなくてもよいし、全てのワード線WLの先端の位置が同じでなくてもよい。
また、メモリセルアレイのx方向の他端側のコンタクトエリア内において、ブロックBLOCK(i+1)内の複数のワード線WLの端部は、セレクトゲート線SG1側(y方向、上向き)に折り曲げられる。そして、その折り曲げられた箇所からその先端までの間にフリンジFが設けられ、そのフリンジFにコンタクトプラグCPが接続される。
ブロックBLOCK(i+1)内の複数のワード線WLの先端は、最大で、セレクトゲート線SG1が配置される側とは反対側(セレクトゲート線SG2が配置される側)のブロックBLOCKiの端部まで延ばすことができる。
ブロックBLOCK(i+1)内の複数のワード線WLの先端の位置は、上記範囲内で自由に設定できる。即ち、その先端の位置は、ブロックBLOCKiの端部まで延びていなくてもよいし、全てのワード線WLの先端の位置が同じでなくてもよい。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)内のワード線WLは、メモリセルアレイ以外のエリアにおいて互いに分断され、それぞれの独立性が確保される。点線部分が切断する箇所を示している。
セレクトゲート線SG1から1番目のワード線WLのフリンジFと2番目のワード線WLのフリンジFとは、縦方向(y方向)のスリットにより互いに分断される。
図4のレイアウトも、図1のレイアウトの変形例であるが、閉ループ形状となっていない。このレイアウトの特徴は、1つのブロックBLOCKi内の複数のワード線を2つのグループに分け、これら2つのグループでワード線を折り曲げる方向を異ならせた点にある。
この場合、図1のレイアウトよりも、フリンジFのy方向のサイズを大きくでき、かつ、コンタクトプラグCPの位置の自由度を向上できる。また、図3のレイアウトよりも、コンタクトエリアのx方向のサイズを小さくできる。
このレイアウトによれば、メモリセルアレイのx方向の一端側のコンタクトエリア内において、ブロックBLOCKi内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG1側の少なくとも1つのワード線(例えば、セレクトゲート線SG1側の半分のワード線)の端部は、セレクトゲート線SG1側(y方向、下向き)に折り曲げられ、ブロックBLOCKi内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG2側の少なくとも1つのワード線(例えば、セレクトゲート線SG2側の半分のワード線)の端部は、セレクトゲート線SG2側(y方向、上向き)に折り曲げられる。
そして、その折り曲げられた箇所からその先端までの間にフリンジFが設けられ、そのフリンジFにコンタクトプラグCPが接続される。
ブロックBLOCKi内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG1側の少なくとも1つのワード線の先端は、最大で、ブロックBLOCK(i+1)のy方向の中央部まで延ばすことができる。
セレクトゲート線SG1側の少なくとも1つのワード線の先端の位置は、上記範囲内で自由に設定できる。即ち、その先端の位置は、ブロックBLOCK(i+1)のy方向の中央部まで延びていなくてもよいし、全てのワード線WLの先端の位置が同じでなくてもよい。
また、メモリセルアレイのx方向の他端側のコンタクトエリア内において、ブロックBLOCK(i+1)内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG1側の少なくとも1つのワード線(例えば、セレクトゲート線SG1側の半分のワード線)の端部は、セレクトゲート線SG1側(y方向、上向き)に折り曲げられ、ブロックBLOCK(i+1)内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG2側の少なくとも1つのワード線(例えば、セレクトゲート線SG2側の半分のワード線)の端部は、セレクトゲート線SG2側(y方向、下向き)に折り曲げられる。
そして、その折り曲げられた箇所からその先端までの間にフリンジFが設けられ、そのフリンジFにコンタクトプラグCPが接続される。
ブロックBLOCK(i+1)内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG1側の少なくとも1つのワード線の先端は、最大で、ブロックBLOCKiのy方向の中央部まで延ばすことができる。
セレクトゲート線SG1側の少なくとも1つのワード線の先端の位置は、上記範囲内で自由に設定できる。即ち、その先端の位置は、ブロックBLOCKiのy方向の中央部まで延びていなくてもよいし、全てのワード線WLの先端の位置が同じでなくてもよい。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)内のワード線WLは、メモリセルアレイ以外のエリアにおいて互いに分断され、それぞれの独立性が確保される。点線部分が切断する箇所を示している。
セレクトゲート線SG1又はセレクトゲート線SG2から1番目のワード線WLのフリンジFと2番目のワード線WLのフリンジFとは、縦方向(y方向)のスリットにより互いに分断される。
2. 実施の形態
最良と思われるいくつかの実施の形態について説明する。
以下では、メモリセルの微細化が顕著であるNANDセル型フラッシュメモリを例に説明する。
(1) 全体図
図5は、NANDセル型フラッシュメモリの主要部を示している。
メモリセルアレイ1は、直列接続される複数のメモリセルとその両端に1つずつ接続される2つのセレクトゲートトランジスタとから構成されるセルユニットを有する。
ワード線・セレクトゲート線ドライバ2は、メモリセルアレイ1内のワード線及びセレクトゲート線に接続される。ウェル・ソース線電位制御回路3は、メモリセルアレイ1内のウェル領域の電位及びソース線の電位を制御する。
データ回路4は、データを一時的に記憶する機能を有する。例えば、プログラム時には、1ページ分のプログラムデータがデータ回路4内のラッチ回路に記憶され、読み出し時には、1ページ分のリードデータがデータ回路4内のラッチ回路に記憶される。
カラムデコーダ5は、カラムアドレス信号に基づいて、メモリセルアレイ1のカラムを選択する。
センスアンプ6は、リードデータをセンスする。データ入出力バッファ7は、データ入出力のインターフェイスとなり、アドレスバッファ8は、ロウ/カラムアドレス信号の入力バッファとなる。
電位生成回路9は、プログラム時に、書き込み電位及び転送電位を生成する。書き込み電位及び転送電位は、書き込み制御回路10に入力される。書き込み制御回路10は、セルユニット内の書き込み対象となる選択セルに対する書き込み条件を制御する。
ロウアドレス信号は、アドレスバッファ8を経由してワード線・セレクトゲート線ドライバ2に入力される。カラムアドレス信号は、アドレスバッファ8を経由してカラムデコーダ5に入力される。
一括検知回路 (batch detection circuit)11は、プログラム時に、データ回路2から出力される検知信号PCDに基づいて、選択されたメモリセルに正確にデータが書き込まれたか否かを検証する。
コマンドインターフェイス回路12は、メモリチップ14とは別のチップ(例えば、ホストマイコン)により生成される制御信号に基づいて、データ入出力バッファ7に入力されるデータがコマンドデータであるか否かを判断する。
データ入出力バッファ7に入力されるデータがコマンドデータである場合、コマンドインターフェイス回路12は、コマンドデータをステートマシーン13に転送する。
ステートマシーン13は、コマンドデータに基づいて、フラッシュメモリの動作モードを決定し、かつ、その動作モードに応じて、フラッシュメモリの全体の動作を制御する。
(2) メモリセルアレイ
図6及び図7は、メモリセルアレイ、ワード線・セレクトゲート線ドライバ及びコンタクトエリアの位置関係を示している。
図6の例では、メモリセルアレイ1の両端にそれぞれワード線・セレクトゲート線ドライバ2が配置される。図7の例では、メモリセルアレイ1の一端にワード線・セレクトゲート線ドライバ2が配置される。メモリセルアレイ1とワード線・セレクトゲート線ドライバ2との間には、両者を互いに接続するためのコンタクトエリア14が配置される。
メモリセルアレイ1は、複数(本例では、n個)のブロックBLOCK1〜BLOCKnから構成される。ブロックBLOCK1〜BLOCKnは、y方向に並んで配置される。ブロックとは、消去の最小単位、即ち、一度に消去できる最小のメモリセル数を意味する。
図8は、1つのブロックを示している。
ブロックBLOCKiは、x方向に並んだ複数(本例では、m個)のセルユニットCUから構成される。セルユニットCUは、直列接続される8個のメモリセルM1,M2,・・・M8からなるNANDストリングと、NANDストリングの一端に接続されるセレクトゲートトランジスタST1と、NANDストリングの他端に接続されるセレクトゲートトランジスタST2とから構成される。
本例では、NANDストリングは、8個のメモリセルM1,M2,・・・M8から構成されるが、2つ以上のメモリセルから構成されていればよく、特に、8個に限定されるというものではない。
セレクトゲートトランジスタST1は、ビット線BLq(q=0,1,・・・m−2,m−1)に接続され、セレクトゲートトランジスタST2は、ソース線SLに接続される。
ワード線(コントロールゲート線)WL1,WL2,・・・WL8は、x方向に延び、x方向の複数のメモリセルに共通に接続される。セレクトゲート線SGDは、x方向に延び、x方向の複数のセレクトゲートトランジスタST1に共通に接続される。セレクトゲート線SGSも、x方向に延び、x方向の複数のセレクトゲートトランジスタST2に共通に接続される。
図9は、メモリセルアレイのy方向の断面構造を示している。
p型シリコン基板21−1内には、n型ウェル領域21−2及びp型ウェル領域21−3から構成されるダブルウェル領域が形成される。
直列接続される複数個のメモリセルM1,M2,・・・M8は、p型ウェル領域21−3内に配置される。ここで、本例でも、NANDストリングは、8個のメモリセルM1,M2,・・・M8から構成されるが、2つ以上のメモリセルから構成されていればよく、特に、8個に限定されるというものではない。
8個のメモリセルM1,M2,・・・M8は、それぞれ、NチャネルMOSトランジスタから構成され、かつ、フローティングゲート電極FGとコントロールゲート電極(ワード線)WL1,WL2,・・・WL8とからなるスタックゲート構造を有する。
直列接続されるメモリセルM1,M2,・・・M8からなるNANDストリングの一端には、セレクトゲートトランジスタST1が接続され、その他端には、セレクトゲートトランジスタST2が接続される。
セレクトゲートトランジスタST1,ST2は、NチャネルMOSトランジスタから構成され、メモリセルM1,M2,・・・M8に近似する構造、即ち、スタックゲート構造のセレクトゲート線SGS,SGDを有する。
セルユニットの一端、即ち、セレクトゲートトランジスタST1の拡散層(ドレイン拡散層)22は、コンタクトプラグCB1を経由して、第1のメタル層ME0に接続される。また、第1のメタル層ME0は、ビアプラグV1を経由して、ビット線BLとしての第2のメタル層ME1に接続される。ビット線BLは、ビット線電位制御回路に接続される。
セルユニットの他端、即ち、セレクトゲートトランジスタST2の拡散層(ソース拡散層)23は、コンタクトプラグCB2を経由して、ソース線SLとしての第1のメタル層ME0に接続される。ソース線SLは、ソース線電位制御回路に接続される。
n型ウェル領域21−2は、n型拡散層24を経由して、電位設定線26に接続され、p型ウェル領域21−3は、p型拡散層25を経由して、電位設定線26に接続される。つまり、n型ウェル領域21−2とp型ウェル領域21−3は、同電位に設定される。電位設定線26は、ウェル電位制御回路に接続される。
フローティングゲート電極FGは、例えば、不純物を含む導電性ポリシリコンから構成され、コントロールゲート電極WL1,WL2,・・・WL8及びセレクトゲート線SGS,SGDは、例えば、不純物を含む導電性ポリシリコン、これとシリサイドとの積層などから構成される。
第1及び第2のメタル層ME0,ME1は、例えば、アルミニウム、銅、これらの合金などから構成される。
ここには、図示していないが、コントロールゲート電極(ワード線)WL1,WL2,・・・WL8とワード線ドライバとを接続するメタル層は、第1又は第2のメタル層ME0,ME1により構成される。
(3) レイアウトの第1例
図10は、ワード線のレイアウトの第1例を示している。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)は、互いに隣接するメモリセルアレイのブロックを表している。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)内には、それぞれ、複数のワード線WLと、これらを挟み込む2つのセレクトゲート線SG1,SG2とが配置される。
2つのセレクトゲート線SG1,SG2のうちの一つは、ソース線側セレクトゲートトランジスタのセレクトゲート線SGSであり、他の一つは、ビット線(ドレイン)側セレクトゲートトランジスタのセレクトゲート線SGDである(図8及び図9を参照)。
メモリセルアレイ、即ち、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の両端には、ワード線・セレクトゲート線ドライバ2が配置される。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)とワード線・セレクトゲート線ドライバ2との間には、コンタクトエリア14が配置される。コンタクトエリア14は、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)とワード線・セレクトゲート線ドライバ2とを接続するためのエリアである。
ワード線WLは、全体として、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の境界側に存在する2つのセレクトゲート線SG1,SG2の四方を多重に取り囲むいわゆる閉ループ形状を有する。
即ち、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の一端側のコンタクトエリア14内において、ブロックBLOCKi内の複数のワード線WLの端部は、セレクトゲート線SG1側(y方向、下向き)に折り曲げられる。
また、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の他端側のコンタクトエリア14内において、ブロックBLOCK(i+1)内の複数のワード線WLの端部は、セレクトゲート線SG1側(y方向、上向き)に折り曲げられる。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)内のワード線WLは、メモリセルアレイ以外のエリアで互いに分断され、それぞれの独立性が確保される。
図11は、図10のコンタクトエリア14内のワード線のレイアウトの詳細を示している。
コンタクトエリア14内では、フリンジF及びコンタクトプラグ(コンタクトホール)CPの位置、サイズ、さらには、互いのピッチが重要となる。
本発明の例によれば、フリンジF及びコンタクトプラグCPは、コンタクトエリア14内において、二次元(x方向及びy方向)で、その位置、サイズ、さらには、互いのピッチを自由に調整できる。
即ち、フリンジF及びコンタクトプラグCPのx方向の位置、サイズ及びピッチは、ワード線WLの折り曲げ箇所の位置で調節でき、フリンジF及びコンタクトプラグCPのy方向の位置、サイズ及びピッチは、ワード線WLの折り曲げ箇所からその先端までの範囲内で調節できる。
ここで、本例では、ワード線WLに接続されるフリンジF及びコンタクトプラグCPは、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の境界側に存在する2つのセレクトゲート線SG1の先端部に集中して配置される。
また、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)内のワード線WLのうち、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の境界側に存在するセレクトゲート線SG1からi(iは奇数)番目のワード線WL及びi+1番目のワード線WLに接続されるフリンジFは、それぞれ、i番目のワード線WLとi+1番目のワード線WLとの間に配置される。
さらに、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の境界側に存在するセレクトゲート線SG1からi番目のワード線WLのフリンジFとi+1番目のワード線WLのフリンジFは、縦方向(y方向)のスリットにより互いに分断される。
このようなレイアウトによれば、ワード線WLに対するコンタクト抵抗の増大や、隣接するワード線WL同士の短絡などの問題を発生させることなく、リソグラフィの解像度の限界よりも微細なパターンを形成する微細加工技術を不揮発性半導体メモリのワード線の加工に適用することができる。
図12及び図13は、図11のレイアウトの変形例を示している。
図12の例では、ワード線WLの位置がブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の境界側に存在するセレクトゲート線SG1から遠ざかるにつれて、そのワード線WLに接続されるフリンジFのサイズ(y方向)を大きくしている。
この場合、例えば、同図に示すように、フリンジFに接続されるコンタクトプラグ(コンタクトホール)CPのレイアウトを、ワード線WLが変わる度に、一定ピッチだけy方向にずらしてV型にすることができるため、ワード線WLとワード線ドライバを接続するためのメタル層のレイアウトが簡単になる。
図13の例では、ワード線WLの端部にフリンジを設けない。フリンジを設けなければ、その分だけ、コンタクトエリア14のx方向のサイズを小さくできるため、チップ面積の縮小に貢献できる。
それでも、コンタクトプラグ(コンタクトホール)CPの位置、サイズ、さらには、互いのピッチについては、コンタクトエリア14内で自由に調整できるため、コンタクト抵抗の増大や、ワード線同士の短絡などの問題が発生することはなく、高信頼性及び高性能の不揮発性半導体メモリを実現できる。
図12及び図13の例では、それぞれ、コンタクトプラグCPを、ワード線WLが変わる度に、一定ピッチだけy方向にずらして、斜めにレイアウトしているが、特に、これに限定されることはない。例えば、コンタクトプラグCPについては、ジグザク状にレイアウトしてもよい。
(4) ワード線レイアウトの第2例
図14は、ワード線のレイアウトの第2例を示している。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)は、互いに隣接するメモリセルアレイのブロックを表している。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)内には、それぞれ、複数のワード線WLと、これらを挟み込む2つのセレクトゲート線SG1,SG2とが配置される。
2つのセレクトゲート線SG1,SG2のうちの一つは、ソース線側セレクトゲートトランジスタのセレクトゲート線SGSであり、他の一つは、ビット線(ドレイン)側セレクトゲートトランジスタのセレクトゲート線SGDである(図8及び図9を参照)。
第2例では、第1例とは異なり、メモリセルアレイ、即ち、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の一端のみにワード線・セレクトゲート線ドライバ2が配置される。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)とワード線・セレクトゲート線ドライバ2との間には、コンタクトエリア14が配置される。コンタクトエリア14は、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)とワード線・セレクトゲート線ドライバ2とを接続するためのエリアである。
ワード線WLは、全体として、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の境界側に存在する2つのセレクトゲート線SG1,SG2の三方を多重に取り囲むいわゆる片ループ形状を有する。
即ち、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の一端側のコンタクトエリア14内において、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)内の複数のワード線WLの端部は、それぞれ、セレクトゲート線SG1側(y方向、下/上向き)に折り曲げられる。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)内のワード線WLは、メモリセルアレイ以外のエリアで互いに分断され、それぞれの独立性が確保される。
図15は、図14のコンタクトエリア14内のワード線のレイアウトの詳細を示している。
コンタクトエリア14内では、第1例と同様に、フリンジF及びコンタクトプラグ(コンタクトホール)CPの位置、サイズ、さらには、互いのピッチは、二次元(x方向及びy方向)で調整可能である。
即ち、フリンジF及びコンタクトプラグCPのx方向の位置、サイズ及びピッチは、ワード線WLの折り曲げ箇所の位置で調節でき、フリンジF及びコンタクトプラグCPのy方向の位置、サイズ及びピッチは、ワード線WLの折り曲げ箇所からその先端までの範囲内で調節できる。
ここで、本例では、第1例と同様に、ワード線WLに接続されるフリンジF及びコンタクトプラグCPは、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の境界側に存在する2つのセレクトゲート線SG1の先端部に集中して配置される。
また、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)内のワード線WLのうち、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の境界側に存在するセレクトゲート線SG1からi(iは奇数)番目のワード線WL及びi+1番目のワード線WLに接続されるフリンジFは、それぞれ、i番目のワード線WLとi+1番目のワード線WLとの間に配置される。
さらに、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の境界側に存在するセレクトゲート線SG1からi番目のワード線WLのフリンジFとi+1番目のワード線WLのフリンジFは、横方向(x方向)及び縦方向(y方向)の十字スリットにより互いに分断される。
このようなレイアウトによれば、ワード線WLに対するコンタクト抵抗の増大や、隣接するワード線WL同士の短絡などの問題を発生させることなく、リソグラフィの解像度の限界よりも微細なパターンを形成する微細加工技術を不揮発性半導体メモリのワード線の加工に適用することができる。
図16及び図17は、図14のレイアウトの変形例を示している。
図16の例では、ワード線WLの位置がブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の境界側に存在するセレクトゲート線SG1から遠ざかるにつれて、そのワード線WLに接続されるフリンジFのサイズ(y方向)を大きくしている。
この場合、例えば、同図に示すように、フリンジFに接続されるコンタクトプラグ(コンタクトホール)CPのレイアウトを、ワード線WLが変わる度に、一定ピッチだけy方向にずらしてV型にすることができるため、ワード線WLとワード線ドライバを接続するためのメタル層のレイアウトが簡単になる。
図17の例では、ワード線WLの端部にフリンジを設けない。フリンジを設けなければ、その分だけ、コンタクトエリア14のx方向のサイズを小さくできるため、チップ面積の縮小に貢献できる。
それでも、コンタクトプラグ(コンタクトホール)CPの位置、サイズ、さらには、互いのピッチについては、コンタクトエリア14内で自由に調整できるため、コンタクト抵抗の増大や、ワード線同士の短絡などの問題が発生することはなく、高信頼性及び高性能の不揮発性半導体メモリを実現できる。
図16及び図17の例では、それぞれ、コンタクトプラグCPを、ワード線WLが変わる度に、一定ピッチだけy方向にずらして、斜めにレイアウトしているが、特に、これに限定されることはない。例えば、コンタクトプラグCPについては、ジグザク状にレイアウトしてもよい。
(5) 製造方法の第1例
本発明の例に係るワード線レイアウトを有する不揮発性半導体メモリの製造方法の第1例について説明する。
まず、図18乃至図22に示すように、半導体基板30内にSTI(shallow trench isolation)構造の素子分離絶縁層31を形成する。また、素子分離絶縁層31により囲まれた素子領域上にゲート絶縁層32を形成する。ゲート絶縁層32は、例えば、酸化シリコン又はこれを含む積層構造とする。
続けて、ゲート絶縁層32上に、フローティングゲート電極材33、ゲート間絶縁膜(例えば、IPD(inter-poly dielectric))34及びワード線(フローティングゲート電極)材35を順次形成する。
フローティングゲート電極材33は、導電材料であれば何でもよいが、主に、導電性ポリシリコンが使用される。ゲート間絶縁膜34は、例えば、ONO(oxide/ nitride/ oxide)の三層構造とする。ワード線材35も、導電材料であれば何でもよいが、主に、導電性ポリシリコンとシリサイドとの積層構造が使用される。
メモリセルが形成されるメモリセルエリアMAでは、フローティングゲート電極材33とワード線材35との間の全体にゲート間絶縁膜34が配置されるが、セレクトゲートトランジスタが形成されるセレクトゲートトランジスタエリアSAでは、フローティングゲート電極材33とワード線材35との間のゲート間絶縁膜34の一部が除去される。
この後、ワード線材35上に、マスク材36,37を順次形成する。マスク材36,37は、異なる材料から構成される。
そして、マスク材37上にフォトレジスト38を形成する。
フォトレジスト38は、フォトリソグラフィプロセスにより所定のパターンに加工される。例えば、セレクトゲートトランジスタエリアSAでは、ライン&スペースのレジストパターンが形成され、メモリセルエリアMAでは、セレクトゲートトランジスタエリアSAのレジストパターンを取り囲む閉ループ形状のレジストパターンが形成される。
ここで、閉ループ形状のフォトレジスト38は、例えば、メモリセルアレイ1内で、ライン&スペースのパターンで形成されると共に、コンタクトエリア14内で、フリンジ又はコンタクトホールのレイアウトを考慮したサイズ(x方向の幅)及びピッチで形成される。
フォトレジスト38のライン&スペースのピッチは、例えば、120nm(ライン=60nm、スペース=60nm)に設定される。
また、フォトレジスト38の幅は、スリミング技術により、フォトリソグラフィの解像度の限界よりも小さくすることができる。図18乃至図20において、点線は、スリミング前のフォトレジスト38のパターンを表し、実線は、スリミング後のフォトレジスト38のパターンを表している。
例えば、スリミング技術により、フォトレジスト38の幅(ライン)を30nmにし、スペースを90nmにする。
そして、フォトレジスト38をマスクにして、RIEによりマスク材37をエッチングした後、フォトレジスト38を除去する。
その結果、図23乃至図27に示すように、図18乃至図22のフォトレジスト38のパターンがマスク材37に転写される。
次に、図28乃至図32に示すように、再び、マスク材36,37上にフォトレジスト39を形成する。
フォトレジスト39は、フォトリソグラフィプロセスにより、セレクトゲートトランジスタエリアSA上からコンタクトエリア14上にかけて、x方向に延びるスリット(開口)を有し、メモリセルエリアMA上を完全に覆うパターンとなるように形成される。
そして、フォトレジスト39に覆われていない部分のマスク材37のみを選択的に固化し、同一エッチング条件において、固化されたマスク材37のエッチング選択比がフォトレジスト39に覆われている部分の固化されていないマスク材37のそれよりも十分に小さくなるようにする。
ここでは、固化された部分を灰色で示している。
この後、フォトレジスト39を除去する。
次に、図33乃至図37に示すように、マスク材(固化された部分も含む)37をマスクにして、RIEによりマスク材36をエッチングし、マスク材36にマスク材37のパターンを転写する。
また、マスク材36,37上に、さらに、これらを完全に覆うマスク材40を形成する。マスク材40は、同一のエッチング条件において、固化されたマスク材37のエッチング選択比と同じ又はそれと同程度のエッチング選択比を有するものとする。
そして、マスク材40をRIEによりエッチングし、マスク材40をマスク材36,37の側壁(サイドウォール)のみに残存させる。マスク材36,37の側壁におけるマスク材40の横方向の幅は、例えば、30nmに設定される。
この後、マスク材36,37を選択的にエッチングすると、図38及び図39に示すように、マスク材40による微細マスクパターン(例えば、ライン=30nm、スペース=30nm)が形成される。
ここで、マスク材36,37をエッチングする際に、固化されたマスク材37は、マスク材40と共にエッチングされずに残るため、セレクトゲートトランジスタエリアSAのマスク材36,37,40の幅は、メモリセルエリアMAのマスク材40の幅よりも広くなる。
例えば、セレクトゲートトランジスタエリアSAのマスク材36,37,40の幅は、90nmになる。
また、コンタクトエリア14内のフリンジを形成する部分にも、マスク材36,37,40が残存する。
次に、マスク材36,37,40をマスクにして、RIEによりワード線材35、ゲート間絶縁膜34、フローティングゲート電極材33、及び、ゲート絶縁層32を、順次、エッチングする。
その結果、図40乃至図44に示すように、メモリセルエリアMAでは、フォトリソグラフィの解像度の限界(最小加工寸法)よりも微細なパターン(例えば、ライン=30nm、スペース=30nm)のワード線WLが形成されると共に、セレクトゲートトランジスタエリアSAでは、広い幅(チャネル長)、例えば、幅が90nmのセレクトゲート線(セレクトゲート電極)SGが形成される。
また、コンタクトエリア14では、フリンジを形成するためのワード線材35のパターンが、セレクトゲート線SGの先端部に形成される。
最後に、図45乃至図49に示すように、フォトリソグラフィ及びRIEを利用して、ブロックBLOCKi、BLOCK(i+1)内のワード線WL同士を分離し、ワード線WLの独立性を確保する。
分離方法としては、図45に示すように、縦方向(y方向)のスリットを用いて、ワード線WLの一部及びフリンジFの一部を除去する。
この後、半導体基板30上に、メモリセルMC及びセレクトゲートトランジスタSTを覆う層間絶縁層41を形成する。また、層間絶縁層41にフリンジFに到達するコンタクトホールを形成する。
そして、コンタクトホール内にコンタクトプラグCPを満たすと共に、層間絶縁層41上にメタル層42を形成する。メタル層42は、ワード線WLをワード線ドライバに接続する。
尚、コンタクトプラグCPは、メタル層42と別々に形成してもよいし、また、同時に形成してもよい。これらは、メタルのスパッタとRIEにより形成してもよいし、また、ダマシン法又はデュアルダマシン法により形成してもよい。
以上のプロセスでは、結果として、図11のワード線レイアウトを有する不揮発性半導体メモリが形成されるが、フォトレジスト38,39のパターン又はワード線WLを分離するときのレジストパターンを変更することで、その他のレイアウトも実現できる。
また、本例では、レジストの固化プロセスを利用したが、固化プロセスを利用しなくても、本発明の例に係るレイアウトを実現できる。
例えば、固化プロセスに代えて、PEP(photo engraving process)を1回追加することにより、例えば、フリンジの位置や、サイズなどを調整できる。この場合、エッチングされたくない部分をフォトレジストで覆い、この状態で、図33乃至図37のマスク材36,37をエッチングすればよい。
以上の製造方法により、本発明の例に係るレイアウトを有する不揮発性半導体メモリを実現できる。
(6) レイアウトの第3例
第3例は、第1例の変形例である。
第3例が第1例と大きく異なる点は、複数のワード線が閉ループ形状を構成していない点にある。このため、複数のワード線、特に、セレクトゲート線SG1に最も近いワード線について、その折り曲げられた箇所から先端までの長さは、図1のレイアウトに比べて長くなっている。
図50は、ワード線のレイアウトの第3例を示している。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1),BLOCK(i+2),BLOCK(i+3)は、互いに隣接するメモリセルアレイのブロックを表している。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1),BLOCK(i+2),BLOCK(i+3)内には、それぞれ、複数のワード線WLと、これらを挟み込む2つのセレクトゲート線SG1,SG2とが配置される。
2つのセレクトゲート線SG1,SG2のうちの一つは、ソース線側セレクトゲートトランジスタのセレクトゲート線SGSであり、他の一つは、ビット線(ドレイン)側セレクトゲートトランジスタのセレクトゲート線SGDである(図8及び図9を参照)。
メモリセルアレイ、即ち、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1),BLOCK(i+2),BLOCK(i+3)の両端には、ワード線・セレクトゲート線ドライバ2が配置される。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1),BLOCK(i+2),BLOCK(i+3)とワード線・セレクトゲート線ドライバ2との間には、コンタクトエリア14が配置される。
コンタクトエリア14は、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)とワード線・セレクトゲート線ドライバ2とを接続するためのエリアである。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の一端側のコンタクトエリア14内において、ブロックBLOCKi内の複数のワード線WLの端部は、セレクトゲート線SG1側(y方向、下向き)に折り曲げられる。
また、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の他端側のコンタクトエリア14内において、ブロックBLOCK(i+1)内の複数のワード線WLの端部は、セレクトゲート線SG1側(y方向、上向き)に折り曲げられる。
ブロックBLOCKi内の複数のワード線WLの先端は、最大で、セレクトゲート線SG1が配置される側とは反対側(セレクトゲート線SG2が配置される側)のブロックBLOCK(i+1)の端部まで延ばすことができる。
また、ブロックBLOCK(i+1)内の複数のワード線WLの先端は、最大で、セレクトゲート線SG1が配置される側とは反対側(セレクトゲート線SG2が配置される側)のブロックBLOCKiの端部まで延ばすことができる。
同様に、ブロックBLOCK(i+2),BLOCK(i+3)の一端側のコンタクトエリア14内において、ブロックBLOCK(i+3)内の複数のワード線WLの端部は、セレクトゲート線SG1側(y方向、上向き)に折り曲げられる。
また、ブロックBLOCK(i+2),BLOCK(i+3)の他端側のコンタクトエリア14内において、ブロックBLOCK(i+2)内の複数のワード線WLの端部は、セレクトゲート線SG1側(y方向、下向き)に折り曲げられる。
ブロックBLOCK(i+2)内の複数のワード線WLの先端は、最大で、セレクトゲート線SG1が配置される側とは反対側(セレクトゲート線SG2が配置される側)のブロックBLOCK(i+3)の端部まで延ばすことができる。
また、ブロックBLOCK(i+3)内の複数のワード線WLの先端は、最大で、セレクトゲート線SG1が配置される側とは反対側(セレクトゲート線SG2が配置される側)のブロックBLOCK(i+2)の端部まで延ばすことができる。
ここで、図10(第1例)と図50(第3例)とを比較すれば明らかなように、BLOCKi,ブロックBLOCK(i+1),BLOCK(i+3),BLOCK(i+4)内の複数のワード線WLのうち、セレクトゲート線SG1に最も近いワード線の折り曲げられた箇所から先端までの長さは、第3例のほうが第1例よりも長いことが分かる。
このため、第3例では、フリンジのy方向のサイズを大きくでき、コンタクトプラグの位置の自由度を向上できる。
但し、複数のワード線WLの先端の位置は、自由に設定できる。即ち、その先端の位置は、他のブロックの端部まで延びていなくてもよいし、全てのワード線WLの先端の位置が同じでなくてもよい。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1),BLOCK(i+2),BLOCK(i+3)内のワード線WLは、メモリセルアレイ以外のエリアで互いに分断され、それぞれの独立性が確保される。
図51は、図50のコンタクトエリア14内のワード線のレイアウトの詳細を示している。
コンタクトエリア14内では、フリンジF及びコンタクトプラグ(コンタクトホール)CPの位置、サイズ、さらには、互いのピッチが重要となる。
第3例によれば、フリンジF及びコンタクトプラグCPは、コンタクトエリア14内において、二次元(x方向及びy方向)で、その位置、サイズ、さらには、互いのピッチを自由に調整できる。
即ち、フリンジF及びコンタクトプラグCPのx方向の位置、サイズ及びピッチは、ワード線WLの折り曲げ箇所の位置で調節でき、フリンジF及びコンタクトプラグCPのy方向の位置、サイズ及びピッチは、ワード線WLの折り曲げ箇所からその先端までの範囲内で調節できる。
ここで、本例では、複数のワード線WLの先端の全てが、セレクトゲート線SG2側のブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の端部まで延びている。
また、コンタクトプラグCPは、セレクトゲート線SG2側のブロックBLOCKiの端部からセレクトゲート線SG2側のブロックBLOCK(i+1)の端部までの範囲内で、斜めにレイアウトされている。
この場合、コンタクトプラグCPの位置を、2つのブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の端から端までの範囲で自由に設定できる。
また、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)内のワード線WLのうち、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の境界側に存在するセレクトゲート線SG1からi(iは奇数)番目のワード線WL及びi+1番目のワード線WLに接続されるフリンジFは、それぞれ、i番目のワード線WLとi+1番目のワード線WLとの間に配置される。
さらに、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の境界側に存在するセレクトゲート線SG1からi番目のワード線WLのフリンジFとi+1番目のワード線WLのフリンジFは、縦方向(y方向)のスリットにより互いに分断される。
このようなレイアウトによれば、ワード線WLに対するコンタクト抵抗の増大や、隣接するワード線WL同士の短絡などの問題を発生させることなく、リソグラフィの解像度の限界よりも微細なパターンを形成する微細加工技術を不揮発性半導体メモリのワード線の加工に適用することができる。
図52乃至図55は、図51のレイアウトの変形例を示している。
図52の例では、図51のレイアウトにおいて、複数のワード線WLの折り曲げられた箇所に近いフリンジFの角部を切り落とし、フリンジFの一部をテーパ形状にしている。この場合、フリンジFを形成するためのマスクプロセスにおいて、マスクの形状を単純な形状にすることができる。
図53の例では、複数のワード線WLの先端の位置を、2本のワード線WLごとに異ならせている。このレイアウトは、フリンジFの形状を、コンタクトプラグCPのレイアウトに合わせたものである。
尚、コンタクトエリア14内の空いたスペース(フリンジFが形成されていないスペース)には、ダミーパターンを配置してもよい。
図54の例では、図53のレイアウトにおいて、複数のワード線WLの折り曲げられた箇所に近いフリンジFの角部を切り落とし、フリンジFの一部をテーパ形状にしている。この場合、フリンジFを形成するためのマスクプロセスにおいて、マスクの形状を単純な形状にすることができる。
図55の例では、複数のワード線WLの端部にフリンジを設けない。フリンジを設けなければ、その分だけ、コンタクトエリア14のx方向のサイズを小さくできるため、チップ面積の縮小に貢献できる。
それでも、コンタクトプラグ(コンタクトホール)CPの位置、サイズ、さらには、互いのピッチについては、コンタクトエリア14内で自由に調整できるため、コンタクト抵抗の増大や、ワード線同士の短絡などの問題が発生することはなく、高信頼性及び高性能の不揮発性半導体メモリを実現できる。
図51乃至図55の例では、それぞれ、コンタクトプラグCPを、ワード線WLが変わる度に、一定ピッチだけy方向にずらして、斜めにレイアウトしているが、特に、これに限定されることはない。例えば、コンタクトプラグCPについては、ジグザク状にレイアウトしてもよい。
(7) ワード線レイアウトの第4例
第4例は、第1例の変形例である。
第4例が第1例と大きく異なる点は、第3例と同様に、複数のワード線が閉ループ形状を構成していない点にある。また、第4例では、第3例とは異なり、1つのブロック内の複数のワード線を2つのグループに分け、これら2つのグループでワード線を折り曲げる方向を異ならせている。
このため、複数のワード線、特に、セレクトゲート線SG1に最も近いワード線について、その折り曲げられた箇所から先端までの長さは、図10のレイアウトに比べて長くなると共に、コンタクトエリアのx方向のサイズは、図50のレイアウトに比べて小さくなる。
図56は、ワード線のレイアウトの第4例を示している。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1),BLOCK(i+2),BLOCK(i+3)は、互いに隣接するメモリセルアレイのブロックを表している。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1),BLOCK(i+2),BLOCK(i+3)内には、それぞれ、複数のワード線WLと、これらを挟み込む2つのセレクトゲート線SG1,SG2とが配置される。
2つのセレクトゲート線SG1,SG2のうちの一つは、ソース線側セレクトゲートトランジスタのセレクトゲート線SGSであり、他の一つは、ビット線(ドレイン)側セレクトゲートトランジスタのセレクトゲート線SGDである(図8及び図9を参照)。
メモリセルアレイ、即ち、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1),BLOCK(i+2),BLOCK(i+3)の両端には、ワード線・セレクトゲート線ドライバ2が配置される。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1),BLOCK(i+2),BLOCK(i+3)とワード線・セレクトゲート線ドライバ2との間には、コンタクトエリア14が配置される。
ブロックBLOCKiの一端側のコンタクトエリア14内において、ブロックBLOCKi内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG1側の少なくとも1つのワード線(例えば、セレクトゲート線SG1側の半分のワード線)の端部は、セレクトゲート線SG1側(y方向、下向き)に折り曲げられ、ブロックBLOCKi内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG2側の少なくとも1つのワード線(例えば、セレクトゲート線SG2側の半分のワード線)の端部は、セレクトゲート線SG2側(y方向、上向き)に折り曲げられる。
そして、その折り曲げられた箇所からその先端までの間にフリンジが設けられ、そのフリンジにコンタクトプラグが接続される。
ブロックBLOCKi内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG1側の少なくとも1つのワード線の先端は、最大で、ブロックBLOCK(i+1)のy方向の中央部まで延ばすことができる。
また、ブロックBLOCK(i+1)の他端側のコンタクトエリア14内において、ブロックBLOCK(i+1)内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG1側の少なくとも1つのワード線(例えば、セレクトゲート線SG1側の半分のワード線)の端部は、セレクトゲート線SG1側(y方向、上向き)に折り曲げられ、ブロックBLOCK(i+1)内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG2側の少なくとも1つのワード線(例えば、セレクトゲート線SG2側の半分のワード線)の端部は、セレクトゲート線SG2側(y方向、下向き)に折り曲げられる。
そして、その折り曲げられた箇所からその先端までの間にフリンジが設けられ、そのフリンジにコンタクトプラグが接続される。
ブロックBLOCK(i+1)内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG1側の少なくとも1つのワード線の先端は、最大で、ブロックBLOCKiのy方向の中央部まで延ばすことができる。また、ブロックBLOCK(i+1)内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG2側の少なくとも1つのワード線の先端は、最大で、ブロックBLOCK(i+2)のy方向の中央部まで延ばすことができる。
同様に、ブロックBLOCK(i+2)の一端側のコンタクトエリア14内において、ブロックBLOCK(i+2)内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG1側の少なくとも1つのワード線(例えば、セレクトゲート線SG1側の半分のワード線)の端部は、セレクトゲート線SG1側(y方向、下向き)に折り曲げられ、ブロックBLOCK(i+2)内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG2側の少なくとも1つのワード線(例えば、セレクトゲート線SG2側の半分のワード線)の端部は、セレクトゲート線SG2側(y方向、上向き)に折り曲げられる。
そして、その折り曲げられた箇所からその先端までの間にフリンジが設けられ、そのフリンジにコンタクトプラグが接続される。
ブロックBLOCK(i+2)内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG1側の少なくとも1つのワード線の先端は、最大で、ブロックBLOCK(i+3)のy方向の中央部まで延ばすことができる。また、ブロックBLOCK(i+2)内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG2側の少なくとも1つのワード線の先端は、最大で、ブロックBLOCK(i+1)のy方向の中央部まで延ばすことができる。
また、ブロックBLOCK(i+3)の他端側のコンタクトエリア14内において、ブロックBLOCK(i+3)内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG1側の少なくとも1つのワード線(例えば、セレクトゲート線SG1側の半分のワード線)の端部は、セレクトゲート線SG1側(y方向、上向き)に折り曲げられ、ブロックBLOCK(i+3)内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG2側の少なくとも1つのワード線(例えば、セレクトゲート線SG2側の半分のワード線)の端部は、セレクトゲート線SG2側(y方向、下向き)に折り曲げられる。
そして、その折り曲げられた箇所からその先端までの間にフリンジが設けられ、そのフリンジにコンタクトプラグが接続される。
ブロックBLOCK(i+3)内の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG1側の少なくとも1つのワード線の先端は、最大で、ブロックBLOCK(i+2)のy方向の中央部まで延ばすことができる。
ここで、図10(第1例)と図56(第4例)とを比較すれば明らかなように、BLOCKi,ブロックBLOCK(i+1),BLOCK(i+3),BLOCK(i+4)内の複数のワード線WLのうち、セレクトゲート線SG1,SG2に最も近いワード線の折り曲げられた箇所から先端までの長さは、第4例のほうが第1例よりも長いことが分かる。
このため、第4例では、第3例と同様に、フリンジのy方向のサイズを大きくでき、コンタクトプラグの位置の自由度を向上できる。
但し、複数のワード線WLの先端の位置は、自由に設定できる。即ち、その先端の位置は、他のブロックの中央部まで延びていなくてもよいし、全てのワード線WLの先端の位置が同じでなくてもよい。
また、1つのブロック内の複数のワード線を2つのグループに分ける方法についても限定されることはない。即ち、2つのグループ内のワード線の本数が異なっていてもよい。
ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1),BLOCK(i+2),BLOCK(i+3)内のワード線WLは、メモリセルアレイ以外のエリアで互いに分断され、それぞれの独立性が確保される。
図57は、図56のコンタクトエリア14内のワード線のレイアウトの詳細を示している。
第4例によれば、第3例と同様に、フリンジF及びコンタクトプラグCPは、コンタクトエリア14内において、二次元(x方向及びy方向)で、その位置、サイズ、さらには、互いのピッチを自由に調整できる。
即ち、フリンジF及びコンタクトプラグCPのx方向の位置、サイズ及びピッチは、ワード線WLの折り曲げ箇所の位置で調節でき、フリンジF及びコンタクトプラグCPのy方向の位置、サイズ及びピッチは、ワード線WLの折り曲げ箇所からその先端までの範囲内で調節できる。
ここで、本例では、例えば、ブロックBLOCK(i+1)の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG1側の半分の先端の全ては、ブロックBLOCKiのy方向の中央部まで延びている。ブロックBLOCK(i+1)の複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG2側の半分の先端の全ては、ブロックBLOCK(i+2)のy方向の中央部まで延びている。
また、複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG1側の半分に対するコンタクトプラグCPは、ブロックBLOCKiの中央部からブロックBLOCK(i+1)の中央部までの範囲内で、斜めにレイアウトされている。複数のワード線WLのうちのセレクトゲート線SG2側の半分に対するコンタクトプラグCPは、ブロックBLOCK(i+1)の中央部からブロックBLOCK(i+2)の中央部までの範囲内で、斜めにレイアウトされている。
また、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)内のワード線WLのうち、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の境界側に存在するセレクトゲート線SG1からi(iは奇数)番目のワード線WL及びi+1番目のワード線WLに接続されるフリンジFは、それぞれ、i番目のワード線WLとi+1番目のワード線WLとの間に配置される。
さらに、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の境界側に存在するセレクトゲート線SG1からi番目のワード線WLのフリンジFとi+1番目のワード線WLのフリンジFは、縦方向(y方向)のスリットにより互いに分断される。
同様に、ブロックBLOCK(i+1),BLOCK(i+2)内のワード線WLのうち、ブロックBLOCK(i+1),BLOCK(i+2)の境界側に存在するセレクトゲート線SG2からi(iは奇数)番目のワード線WL及びi+1番目のワード線WLに接続されるフリンジFは、それぞれ、i番目のワード線WLとi+1番目のワード線WLとの間に配置される。
さらに、ブロックBLOCKi,BLOCK(i+1)の境界側に存在するセレクトゲート線SG2からi番目のワード線WLのフリンジFとi+1番目のワード線WLのフリンジFは、縦方向(y方向)のスリットにより互いに分断される。
このようなレイアウトによれば、ワード線WLに対するコンタクト抵抗の増大や、隣接するワード線WL同士の短絡などの問題を発生させることなく、リソグラフィの解像度の限界よりも微細なパターンを形成する微細加工技術を不揮発性半導体メモリのワード線の加工に適用することができる。
図58乃至図61は、図57のレイアウトの変形例を示している。
図58の例では、図57のレイアウトにおいて、複数のワード線WLの折り曲げられた箇所に近いフリンジFの角部を切り落とし、フリンジFの一部をテーパ形状にしている。この場合、フリンジFを形成するためのマスクプロセスにおいて、マスクの形状を単純な形状にすることができる。
図59の例では、複数のワード線WLの先端の位置を、2本のワード線WLごとに異ならせている。このレイアウトは、フリンジFの形状を、コンタクトプラグCPのレイアウトに合わせたものである。
尚、コンタクトエリア14内の空いたスペース(フリンジFが形成されていないスペース)には、ダミーパターンを配置してもよい。
図60の例では、図59のレイアウトにおいて、複数のワード線WLの折り曲げられた箇所に近いフリンジFの角部を切り落とし、フリンジFの一部をテーパ形状にしている。この場合、フリンジFを形成するためのマスクプロセスにおいて、マスクの形状を単純な形状にすることができる。
図61の例では、複数のワード線WLの端部にフリンジを設けない。フリンジを設けなければ、その分だけ、コンタクトエリア14のx方向のサイズを小さくできるため、チップ面積の縮小に貢献できる。
それでも、コンタクトプラグ(コンタクトホール)CPの位置、サイズ、さらには、互いのピッチについては、コンタクトエリア14内で自由に調整できるため、コンタクト抵抗の増大や、ワード線同士の短絡などの問題が発生することはなく、高信頼性及び高性能の不揮発性半導体メモリを実現できる。
図57乃至図61の例では、それぞれ、コンタクトプラグCPを、ワード線WLが変わる度に、一定ピッチだけy方向にずらして、斜めにレイアウトしているが、特に、これに限定されることはない。例えば、コンタクトプラグCPについては、ジグザク状にレイアウトしてもよい。
(8) 製造方法の第2例
本発明の例に係るワード線レイアウトを有する不揮発性半導体メモリの製造方法の第2例について説明する。
まず、図62乃至図66に示すように、半導体基板30内にSTI(shallow trench isolation)構造の素子分離絶縁層31を形成する。また、素子分離絶縁層31により囲まれた素子領域上にゲート絶縁層32を形成する。ゲート絶縁層32は、例えば、酸化シリコン又はこれを含む積層構造とする。
続けて、ゲート絶縁層32上に、フローティングゲート電極材33、ゲート間絶縁膜34及びワード線(フローティングゲート電極)材35を順次形成する。
フローティングゲート電極材33は、導電材料であれば何でもよいが、主に、導電性ポリシリコンが使用される。ゲート間絶縁膜34は、例えば、ONOの三層構造とする。ワード線材35も、導電材料であれば何でもよいが、主に、導電性ポリシリコンとシリサイドとの積層構造が使用される。
メモリセルが形成されるメモリセルエリアMAでは、フローティングゲート電極材33とワード線材35との間の全体にゲート間絶縁膜34が配置されるが、セレクトゲートトランジスタが形成されるセレクトゲートトランジスタエリアSAでは、フローティングゲート電極材33とワード線材35との間のゲート間絶縁膜34の一部が除去される。
この後、ワード線材35上に、マスク材36,37を順次形成する。マスク材36,37は、異なる材料から構成される。
そして、マスク材37上にフォトレジスト38を形成する。
フォトレジスト38は、フォトリソグラフィプロセスにより所定のパターンに加工される。例えば、セレクトゲートトランジスタエリアSAでは、ライン&スペースのレジストパターンが形成され、メモリセルエリアMAでは、セレクトゲートトランジスタエリアSAのレジストパターンを取り囲むL(エル)形状のレジストパターンが形成される。
ここで、L形状のフォトレジスト38は、例えば、メモリセルアレイ1内で、ライン&スペースのパターンで形成されると共に、コンタクトエリア14内で、フリンジ又はコンタクトホールのレイアウトを考慮したサイズ(x方向の幅)及びピッチで形成される。
フォトレジスト38のライン&スペースのピッチは、例えば、120nm(ライン=60nm、スペース=60nm)に設定される。
また、フォトレジスト38の幅は、スリミング技術により、フォトリソグラフィの解像度の限界よりも小さくすることができる。図62乃至図64において、点線は、スリミング前のフォトレジスト38のパターンを表し、実線は、スリミング後のフォトレジスト38のパターンを表している。
例えば、スリミング技術により、フォトレジスト38の幅(ライン)を30nmにし、スペースを90nmにする。
そして、フォトレジスト38をマスクにして、RIEによりマスク材37をエッチングした後、フォトレジスト38を除去する。
その結果、図67乃至図71に示すように、図62乃至図66のフォトレジスト38のパターンがマスク材37に転写される。
次に、図72乃至図76に示すように、再び、マスク材36,37上にフォトレジスト39を形成する。
フォトレジスト39は、フォトリソグラフィプロセスにより、セレクトゲートトランジスタエリアSA上からコンタクトエリア14上にかけて、x方向に延びるスリット(開口)を有し、メモリセルエリアMA上を完全に覆うパターンとなるように形成される。
そして、フォトレジスト39に覆われていない部分のマスク材37のみを選択的に固化し、同一エッチング条件において、固化されたマスク材37のエッチング選択比がフォトレジスト39に覆われている部分の固化されていないマスク材37のそれよりも十分に小さくなるようにする。
ここでは、固化された部分を灰色で示している。
この後、フォトレジスト39を除去する。
次に、図77乃至図81に示すように、マスク材(固化された部分も含む)37をマスクにして、RIEによりマスク材36をエッチングし、マスク材36にマスク材37のパターンを転写する。
また、マスク材36,37上に、さらに、これらを完全に覆うマスク材40を形成する。マスク材40は、同一のエッチング条件において、固化されたマスク材37のエッチング選択比と同じ又はそれと同程度のエッチング選択比を有するものとする。
そして、マスク材40をRIEによりエッチングし、マスク材40をマスク材36,37の側壁(サイドウォール)のみに残存させる。マスク材36,37の側壁におけるマスク材40の横方向の幅は、例えば、30nmに設定される。
この後、マスク材36,37を選択的にエッチングすると、図82及び図83に示すように、マスク材40による微細マスクパターン(例えば、ライン=30nm、スペース=30nm)が形成される。
ここで、マスク材36,37をエッチングする際に、固化されたマスク材37は、マスク材40と共にエッチングされずに残るため、セレクトゲートトランジスタエリアSAのマスク材36,37,40の幅は、メモリセルエリアMAのマスク材40の幅よりも広くなる。
例えば、セレクトゲートトランジスタエリアSAのマスク材36,37,40の幅は、90nmになる。
また、コンタクトエリア14内のフリンジを形成する部分にも、マスク材36,37,40が残存する。
ところで、マスク材36,37のエッチングについては、ドライエッチング(異方性エッチング)及びウェットエッチング(等方性エッチング)のうちの1つを使用する。
ドライエッチングは、加工精度の向上に有利であるが、微細パターンであるマスク材(サイドウォール)40にダメージを与える可能性がある。
これに対し、ウェットエッチングは、マスク材(サイドウォール)40にダメージを与えることがない。
ウェットエッチングによる加工精度が問題となるのは、コンタクトエリア14内のフリンジを形成する部分である。
例えば、図77に示すように、マスク材36,37をウェットエッチングによりエッチングする場合には、コンタクトエリア14のフリンジを形成する部分(固化されたマスク材37の直下のマスク材36)が、剥き出しになった側面からエッチングされるため、フリンジを形成する部分が小さくなる(矢印)、という可能性がある。
しかし、本発明のワード線レイアウトの第3例及び第4例によれば、フリンジを形成する部分を予め十分に広く確保している。
従って、ウェットエッチングを採用しても、その加工精度に起因して問題が発生することがない。
次に、マスク材36,37,40をマスクにして、RIEによりワード線材35、ゲート間絶縁膜34、フローティングゲート電極材33、及び、ゲート絶縁層32を、順次、エッチングする。
その結果、図84乃至図88に示すように、メモリセルエリアMAでは、フォトリソグラフィの解像度の限界(最小加工寸法)よりも微細なパターン(例えば、ライン=30nm、スペース=30nm)のワード線WLが形成されると共に、セレクトゲートトランジスタエリアSAでは、広い幅(チャネル長)、例えば、幅が90nmのセレクトゲート線(セレクトゲート電極)SGが形成される。
また、コンタクトエリア14では、フリンジを形成するためのワード線材35のパターンが、セレクトゲート線SGの先端部に形成される。
最後に、図89乃至図93に示すように、フォトリソグラフィ及びRIEを利用して、ブロックBLOCKi、BLOCK(i+1)内のワード線WL同士を分離し、ワード線WLの独立性を確保する。
分離方法としては、図89に示すように、縦方向(y方向)のスリットを用いて、ワード線WLの一部及びフリンジFの一部を除去する。
この後、半導体基板30上に、メモリセルMC及びセレクトゲートトランジスタSTを覆う層間絶縁層41を形成する。また、層間絶縁層41にフリンジFに到達するコンタクトホールを形成する。
そして、コンタクトホール内にコンタクトプラグCPを満たすと共に、層間絶縁層41上にメタル層42を形成する。メタル層42は、ワード線WLをワード線ドライバに接続する。
尚、コンタクトプラグCPは、メタル層42と別々に形成してもよいし、また、同時に形成してもよい。これらは、メタルのスパッタとRIEにより形成してもよいし、また、ダマシン法又はデュアルダマシン法により形成してもよい。
以上のプロセスでは、結果として、図53のワード線レイアウトを有する不揮発性半導体メモリが形成されるが、フォトレジスト38,39のパターン又はワード線WLを分離するときのレジストパターンを変更することで、その他のレイアウトも実現できる。
また、本例では、レジストの固化プロセスを利用したが、固化プロセスを利用しなくても、本発明の例に係るレイアウトを実現できる。
例えば、固化プロセスに代えて、PEPを1回追加することにより、例えば、フリンジの位置や、サイズなどを調整できる。この場合、エッチングされたくない部分をフォトレジストで覆い、この状態で、図77乃至図81のマスク材36,37をエッチングすればよい。
以上の製造方法により、本発明の例に係るレイアウトを有する不揮発性半導体メモリを実現できる。
(9) その他
本発明の例は、微細加工技術の開発によるワード線ピッチの縮小に鑑みてなされたものであるが、その微細加工技術としては、側壁をマスクとして用いる側壁加工技術に限定されるものではない。
本発明の例は、NANDセル型フラッシュメモリに有効であるが、それ以外にも、セレクトゲートトランジスタとメモリセルとからなるセルユニットを有する不揮発性半導体メモリ全般に適用可能である。
3. まとめ
本発明の例によれば、狭ピッチのワード線に対応し、かつ、その端部に十分な大きさのフリンジを形成するためのコンタクトエリアを確保したワード線レイアウトを実現できる。
本発明の例は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、各構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を構成できる。例えば、上述の実施の形態に開示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよいし、異なる実施の形態の構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の例に係るワード線レイアウトの概要を示す図。 本発明の例に係るワード線レイアウトの概要を示す図。 本発明の例に係るワード線レイアウトの概要を示す図。 本発明の例に係るワード線レイアウトの概要を示す図。 NANDセル型フラッシュメモリを示す図。 メモリセルアレイ近傍のレイアウトを示す図。 メモリセルアレイ近傍のレイアウトを示す図。 1ブロック内のセルユニットを示す図。 メモリセルアレイの断面構造を示す図。 ワード線レイアウトの第1例を示す図。 コンタクトエリアの詳細を示す図。 コンタクトエリアの詳細を示す図。 コンタクトエリアの詳細を示す図。 ワード線レイアウトの第2例を示す図。 コンタクトエリアの詳細を示す図。 コンタクトエリアの詳細を示す図。 コンタクトエリアの詳細を示す図。 不揮発性半導体メモリの製造方法の一工程を示す平面図。 図18のXIX−XIX線に沿う断面図。 図18のXX−XX線に沿う断面図。 図18のXXI−XXI線に沿う断面図。 図18のXXII−XXII線に沿う断面図。 不揮発性半導体メモリの製造方法の一工程を示す平面図。 図23のXXIV−XXIV線に沿う断面図。 図23のXXV−XXV線に沿う断面図。 図23のXXVI−XXVI線に沿う断面図。 図23のXXVII−XXVII線に沿う断面図。 不揮発性半導体メモリの製造方法の一工程を示す平面図。 図28のXXIX−XXIX線に沿う断面図。 図28のXXX−XXX線に沿う断面図。 図28のXXXI−XXXI線に沿う断面図。 図28のXXXII−XXXII線に沿う断面図。 不揮発性半導体メモリの製造方法の一工程を示す平面図。 図33のXXXIV−XXXIV線に沿う断面図。 図33のXXXV−XXXV線に沿う断面図。 図33のXXXVI−XXXVI線に沿う断面図。 図33のXXXVII−XXXVII線に沿う断面図。 図33のXXXIV−XXXIV線に沿う断面図。 図33のXXXV−XXXV線に沿う断面図。 不揮発性半導体メモリの製造方法の一工程を示す平面図。 図40のXLI−XLI線に沿う断面図。 図40のXLII−XLII線に沿う断面図。 図40のXLIII−XLIII線に沿う断面図。 図40のXLIV−XLIV線に沿う断面図。 不揮発性半導体メモリの製造方法の一工程を示す平面図。 図45のXLVI−XLVI線に沿う断面図。 図45のXLVII−XLVII線に沿う断面図。 図45のXLVIII−XLVIII線に沿う断面図。 図45のXLIX−XLIX線に沿う断面図。 ワード線レイアウトの第3例を示す図。 コンタクトエリアの詳細を示す図。 コンタクトエリアの詳細を示す図。 コンタクトエリアの詳細を示す図。 コンタクトエリアの詳細を示す図。 コンタクトエリアの詳細を示す図。 ワード線レイアウトの第4例を示す図。 コンタクトエリアの詳細を示す図。 コンタクトエリアの詳細を示す図。 コンタクトエリアの詳細を示す図。 コンタクトエリアの詳細を示す図。 コンタクトエリアの詳細を示す図。 不揮発性半導体メモリの製造方法の一工程を示す平面図。 図62のLXIII−LXIII線に沿う断面図。 図62のLXIV−LXIV線に沿う断面図。 図62のLXV−LXV線に沿う断面図。 図62のLXVI−LXVI線に沿う断面図。 不揮発性半導体メモリの製造方法の一工程を示す平面図。 図67のLXVIII−LXVIII線に沿う断面図。 図67のLXIX−LXIX線に沿う断面図。 図67のLXX−LXX線に沿う断面図。 図67のLXXI−LXXI線に沿う断面図。 不揮発性半導体メモリの製造方法の一工程を示す平面図。 図72のLXXIII−LXXIII線に沿う断面図。 図72のLXXIV−LXXIV線に沿う断面図。 図72のLXXV−LXXV線に沿う断面図。 図72のLXXVI−LXXVI線に沿う断面図。 不揮発性半導体メモリの製造方法の一工程を示す平面図。 図77のLXXVIII−LXXVIII線に沿う断面図。 図77のLXXIX−LXXIX線に沿う断面図。 図77のLXXX−LXXX線に沿う断面図。 図77のLXXXI−LXXXI線に沿う断面図。 図77のLXXVIII−LXXVIII線に沿う断面図。 図77のLXXIX−LXXIX線に沿う断面図。 不揮発性半導体メモリの製造方法の一工程を示す平面図。 図84のLXXXV−LXXXV線に沿う断面図。 図84のLXXXVI−LXXXVI線に沿う断面図。 図84のLXXXVII−LXXXVII線に沿う断面図。 図84のLXXXVIII−LXXXVIII線に沿う断面図。 不揮発性半導体メモリの製造方法の一工程を示す平面図。 図89のXC−XC線に沿う断面図。 図89のXCI−XCI線に沿う断面図。 図89のXCII−XCII線に沿う断面図。 図89のXCIII−XCIII線に沿う断面図。
符号の説明
1: メモリセルアレイ、 2: ワード線・セレクトゲート線ドライバ、 3: ウェル・ソース線電位制御回路、 4: データ回路、 5: カラムデコーダ、 6: センスアンプ、 7: データ入出力バッファ、 8: アドレスバッファ、 9: 電位生成回路、 10: 書き込み制御回路、 11: 一括検知回路、 12: コマンドインターフェイス回路、 13: ステートマシーン、 14: コンタクトエリア、 21−1: p型半導体基板、 21−2: n型ウェル領域、 21−3: n型ウェル領域、 22: ドレイン拡散層、 23: ソース拡散層、 24: n型拡散層、 25: p型拡散層、 26: 電位設定線、 30: 半導体基板、 31: 素子分離絶縁層、 32: ゲート絶縁層、 33: フローティングゲート電極材、 34: ゲート間絶縁膜、 35: ワード線材、 36,37,40: マスク材、 38,39: フォトレジスト、 41: 層間絶縁層、 42: メタル層、 WL: ワード線、 SG: セレクトゲート線、 F: フリンジ、 CP: コンタクトプラグ。

Claims (4)

  1. 第1方向に直列接続される複数の第1メモリセル、前記複数の第1メモリセルの一端に接続される第1セレクトゲートトランジスタ及び前記複数の第1メモリセルの他端に接続される第2セレクトゲートトランジスタを有する第1セルユニットと、
    前記第1方向に交差する第2方向に延び、前記第1セレクトゲートトランジスタに接続される第1セレクトゲート線と、
    前記第2方向に延び、前記第2セレクトゲートトランジスタに接続される第2セレクトゲート線と、
    前記第2方向に延び、各々が前記複数の第1メモリセルの1つに接続される複数の第1ワード線と
    各々が前記複数の第1ワード線の1つに接続される複数の第1フリンジと
    を具備し、
    前記第2方向の一端に設けられるコンタクトエリア内において、前記複数の第1ワード線のうち前記第1セレクトゲート線側にある第1セレクトゲート線側ワード線の端部は、第1ポイントで前記第1セレクトゲート線側に折り曲げられ、前記第1セレクトゲート線側ワード線の先端及び前記第1ポイント間にコンタクトプラグが接続され、
    前記コンタクトエリア内において、前記複数の第1ワード線のうち前記第2セレクトゲート線側にある第2セレクトゲート線側ワード線の端部は、第2ポイントで前記第2セレクトゲート線側に折り曲げられ、前記第2セレクトゲート線側ワード線の先端及び前記第2ポイント間にコンタクトプラグが接続され
    前記第1セレクトゲート線側ワード線のうち前記第1セレクトゲート線からi(iは奇数)番目のワード線に接続されるフリンジと、前記第1セレクトゲート線側ワード線のうち前記第1セレクトゲート線から(i+1)番目のワード線に接続されるフリンジとは、前記第2方向において互いに反対方向に延び、
    前記第2セレクトゲート線側ワード線のうち前記第2セレクトゲート線からi番目のワード線に接続されるフリンジと、前記第2セレクトゲート線側ワード線のうち前記第2セレクトゲート線から(i+1)番目のワード線に接続されるフリンジとは、前記第2方向において互いに反対方向に延びる
    不揮発性半導体メモリ。
  2. 前記第1方向に直列接続される複数の第2メモリセル、前記複数の第2メモリセルの一端に接続される第3セレクトゲートトランジスタ及び前記複数の第2メモリセルの他端に接続される第4セレクトゲートトランジスタを有する第2セルユニットと、
    前記第2方向に延び、前記第3セレクトゲートトランジスタに接続される第3セレクトゲート線と、
    前記第2方向に延び、前記第4セレクトゲートトランジスタに接続される第4セレクトゲート線と、
    前記第2方向に延び、各々が前記複数の第2メモリセルの1つに接続される複数の第2ワード線とを具備し、
    前記第1及び第2セルユニットは、前記第1方向に互いに隣接して配置され、前記第1セレクトゲート線及び前記第3セレクトゲート線は、前記複数の第1ワード線と前記複数の第2ワード線の間に配置され、
    前記コンタクトエリア内において、前記複数の第2ワード線のうち前記第3セレクトゲート線側にある第3セレクトゲート線側ワード線の端部は、第3ポイントで前記第3セレクトゲート線側に折り曲げられ、前記第3セレクトゲート線側ワード線の先端及び前記第3ポイント間にコンタクトプラグが接続され、
    前記コンタクトエリア内において、前記複数の第2ワード線のうち前記第4セレクトゲート線側にある第4セレクトゲート線側ワード線の端部は、第4ポイントで前記第4セレクトゲート線側に折り曲げられ、前記第4セレクトゲート線側ワード線の先端及び前記第4ポイント間にコンタクトプラグが接続される
    請求項に記載の不揮発性半導体メモリ。
  3. 各々が前記複数の第2ワード線の1つに接続される複数の第2フリンジを具備し、
    前記第3セレクトゲート線側ワード線のうち前記第3セレクトゲート線からi番目のワード線に接続されるフリンジと、前記第3セレクトゲート線側ワード線のうち前記第3セレクトゲート線から(i+1)番目のワード線に接続されるフリンジとは、前記第2方向において互いに反対方向に延び、
    前記第4セレクトゲート線側ワード線のうち前記第4セレクトゲート線からi番目のワード線に接続されるフリンジと、前記第4セレクトゲート線側ワード線のうち前記第4セレクトゲート線から(i+1)番目のワード線に接続されるフリンジとは、前記第2方向において互いに反対方向に延びる
    請求項に記載の不揮発性半導体メモリ。
  4. 前記複数の第1ワード線及び前記複数の第2ワード線の幅は、リソグラフィの解像度の限界よりも小さい請求項に記載の不揮発性半導体メモリ。
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